JPH1155285A - Atm通信網 - Google Patents

Atm通信網

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JPH1155285A
JPH1155285A JP21355097A JP21355097A JPH1155285A JP H1155285 A JPH1155285 A JP H1155285A JP 21355097 A JP21355097 A JP 21355097A JP 21355097 A JP21355097 A JP 21355097A JP H1155285 A JPH1155285 A JP H1155285A
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Haruhisa Hasegawa
治久 長谷川
Naoaki Yamanaka
直明 山中
Masayoshi Nabeshima
正義 鍋島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LAN相互間を接続するときに、現用ルート
に対する予備ルートをその時点で最適な経路に設定する
とともに帯域の有効利用を図る。 【解決手段】 予備ルート候補をリストアップしてお
き、現用ルート故障時には、そのリストの中からその時
点の網の状況に対応して最適な予備ルートを選択して帯
域を設定する。または、あらかじめ帯域を確保して予備
ルート候補をリストアップする。このときには、確保さ
れた予備ルート候補の帯域に現用ルートの平常時には低
優先セルを流しておき、現用ルートの故障時には、現用
ルートを流れていた高優先セルを予備ルートに流す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asynchronou
s Transfer Mode)に利用する。本発明はATMによるロ
ーカル・エリア網間を接続するバックボーン網における
故障時の予備ルート設定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のATMローカル・エリア網間を接
続する場合のネットワーク構成を図12を参照して説明
する。図12は従来のATMによるローカル・エリア網
間を接続する場合のネットワーク構成を示す図である。
従来は、複数のATMによるローカル・エリア網2−1
および2−2(ATM−LANと図示する)間を接続す
る場合には、専用線50を設定し、固定的に二つのロー
カル・エリア網2−1および2−2間を結んでいる。そ
して、その予備ルート51は各専用線毎に固定的に設定
して故障に備えている。専用線50が故障した場合に
は、専用線へのアクセス制御部30および31が専用線
の予備ルート51に切替えを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため従来の技術に
よる予備ルートの確保は固定的であり、実際に流れてい
るトラヒック量を考慮して予備ルートを確保することが
できない。また、従来の技術では、各現用ルートに対し
て設定される予備ルートを固定的に一つ持ち、バックボ
ーン網の状況によって、複数の予備ルート候補の中から
切替えることはしていない。また、予備ルートのために
帯域を予約しておき、現用ルートに与える帯域とは別に
管理されていることから、帯域の有効利用を図ることが
困難である。
【0004】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、その時点の網の状況に対応して最適な予備ル
ートを設定することができるATM通信網を提供するこ
とを目的とする。本発明は、帯域を有効に利用して予備
ルートを設定することができるATM通信網を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のATM
によるローカル・エリア網と、この複数のローカル・エ
リア網が接続されたバックボーン網と、このローカル・
エリア網のこのバックボーン網へのアクセスを制御する
アクセス制御部とを備え、このアクセス制御部は、前記
バックボーン網内に前記ローカル・エリア網相互間を接
続する現用および予備のルートを設定する手段を含むA
TM通信網である。本発明の特徴とするところは、前記
設定する手段は、一つの現用ルートに対応する複数の予
備ルート候補をリストアップする手段と、この現用ルー
トの故障時には、この複数の予備ルート候補のいずれか
を選択する手段とを備えたところにある。前記現用ルー
トとこの現用ルートに対応する複数の前記予備ルート候
補とが記録されたテーブルを備えることが望ましい。
【0006】このように、ローカル・エリア網間を接続
するバックボーン網に予備ルート候補の経路が複数存在
するとき、これをあらかじめリストアップしておき、現
用ルートの故障時には、その中から具体的に設定する予
備ルートを選択することにより、予備ルートの設定をそ
の時点の網の状況に応じて動的に行うことができる。例
えば、その時点の網の状況に対応して帯域が確保しやす
い予備ルートを選択したり、あるいは、複数の予備ルー
トを選択し、故障した現用ルートの帯域をその複数の予
備ルートに少しずつ分散させてセルを転送するなど、さ
まざまな予備ルートの形態をとることができる。
【0007】ここで、最適な予備ルートとは、現用ルー
ト以上の帯域が確保しやすく、ローカル・エリア網間の
距離が最短であり、切替えおよび切戻しがスムースに行
えるなどの条件を満たす予備ルートである。
【0008】前記現用ルートの平常時には、前記リスト
アップする手段は、帯域の如何にかかわらず予備ルート
候補をリストアップする手段を含み、前記現用ルートの
故障時には、前記選択する手段により選択された予備ル
ート候補について前記現用ルートの帯域以上の帯域を確
保する手段を備えることが望ましい。
【0009】このように、予備ルート候補は、その帯域
の如何にかかわらずリストアップされるため、その時点
では、その帯域が他の現用ルートによって使用されてい
たとしても、予備ルート候補のリストアップを行うこと
ができる。
【0010】あるいは、前記現用ルートの平常時には、
前記リストアップする手段は、この現用ルート以上の帯
域の複数の予備ルート候補をリストアップする手段を含
み、この複数の予備ルート候補の帯域を前記現用ルート
の帯域以上にそれぞれ確保する手段を備える構成とする
こともできる。
【0011】このように、予備ルート候補はその帯域も
含めて現用ルートから速やかに切替えることができるよ
うに設定することもできる。この場合には、現用ルート
の平常時には、予備ルート候補に割当てられた帯域が無
駄になってしまうことがあるため、前記ローカル・エリ
ア網および前記バックボーン網にはそれぞれセル転送の
優先度による高優先クラスおよび低優先クラスのサービ
スクラスが混在し、前記それぞれ確保する手段は、前記
現用ルートの平常時には、前記予備ルート候補に低優先
クラスのセルを転送させる手段を含むことが望ましい。
【0012】これによれば、現用ルートの平常時には、
予備ルート候補に低優先クラスのセルを転送することに
より帯域を確保しながら有効利用し、現用ルートの故障
時には、現用ルートを流れていた高優先クラスのセルを
予備ルート候補のいずれかに転送することによって高優
先クラスのセルの遅延および損失を回避することができ
る。
【0013】前記現用ルートの平常時には、前記予備ル
ート候補の帯域を周期的に監視する手段を備える構成と
することもできる。
【0014】これによれば、予備ルート候補の設定時に
は帯域の如何にかかわらず複数の予備ルート候補を設定
した場合でも、周期的にこれら予備ルート候補の帯域を
監視することにより、現用ルートの故障時には、すみや
かに予備ルートの選択を行うことができる。また、現用
ルート以上の帯域を確保して予備ルート候補を設定した
場合でも、周期的にこれら予備ルート候補の帯域を監視
することにより、帯域の確認を行うことができる。前記
監視する手段の監視結果とこの監視結果に対応する予備
ルート候補とが記録されたテーブルを備えることが望ま
しい。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図1および図
2を参照して説明する。図1は本発明第一実施例の全体
構成図である。図2は予備ルート候補管理テーブルを示
す図である。
【0016】本発明は、ATMによるローカル・エリア
網2−1および2−2と、このローカル・エリア網2−
1および2−2が接続されたバックボーン網1と、この
ローカル・エリア網2−1および2−2のこのバックボ
ーン網1へのアクセスを制御するアクセス制御部3−1
および3−2とを備え、このアクセス制御部3−1およ
び3−2は、バックボーン網1内にローカル・エリア網
2−1および2−2相互間を接続する現用および予備の
ルートを設定するATM通信網である。
【0017】ここで、本発明の特徴とするところは、ア
クセス制御部3−1および3−2は、一つの現用ルート
4に対応する複数の予備ルート候補4−1および4−2
をリストアップし、この現用ルート4の故障時には、こ
の複数の予備ルート候補4−1または4−2のいずれか
を選択するところにある。アクセス制御部3−1および
3−2には、図2に示すように、現用ルート4とこの現
用ルート4に対応する予備ルート候補4−1および4−
2とが記録された予備ルート候補管理テーブルを備えて
いる。バックボーン網1には、中継交換機5−1〜5−
3、15−1〜15−3が備えられている。
【0018】
【実施例】
(第一実施例)本発明第一実施例を図3を参照して説明
する。図3は本発明第一実施例を説明するための図であ
る。図1において、ローカル・エリア網2−1と2−2
との間をバックボーン網1を介して接続することを考え
る。バックボーン網1へは、アクセス制御部3−1およ
び3−2を介して接続される。便宜上、ローカル・エリ
ア網2−1を発側、ローカル・エリア網2−2を着側と
仮定する。
【0019】発側のアクセス制御部3−1は、あらかじ
め設定された複数の予備ルート候補4−1および4−2
を管理するため、図2に示す予備ルート候補管理テーブ
ルを持つ。発側のアクセス制御部3−1は、複数の予備
ルート候補4−1および4−2の中から、実際に予備コ
ネクションを設定する予備ルート候補4−1を選択し、
選択された経路にしたがって予備コネクションを設定す
る。図3においては、予備ルート候補4−1を選択し予
備コネクションを設定した場合を示してある。
【0020】本発明第一実施例の構成をとることによ
り、複数の予備ルート候補4−1および4−2の中か
ら、使用する予備ルート候補4−1または4−2が選択
でき、トラヒックの状況や網の故障状況に応じて柔軟に
予備ルート候補4−1または4−2を選択することがで
きる。
【0021】または、予備ルート候補4−1および4−
2の両方を予備ルートとして選択し、それぞれに5Mb
psずつの帯域を確保して現用ルートの10Mbpsの
帯域を分散させてセルを転送させるようにしてもよい。
【0022】図3は予備ルート候補4−1および4−2
のうち、予備ルート候補4−1を選択する例である。図
3に示すように、3−1は発側のアクセス制御部、3−
2は着側のアクセス制御部、4は現用ルートですでに現
用コネクションが設定されている。設定帯域は10Mb
psとする。ローカル・エリア網2−1、2−2および
バックボーン網1におけるノードに関しては図示を省略
した。発側のアクセス制御部3−1は、すでに予備ルー
ト候補テーブルの中から、予備コネクションを設定する
予備ルート候補4−1を選択しているものとする。この
とき、アクセス制御部3−1は予備コネクションの設定
帯域を0Mbpsとして着側のアクセス制御部3−2間
にコネクションを設定する。現用ルート4が故障し、予
備ルート候補4−1を予備ルートとして切替えるとき初
めて、必要な帯域10Mbpsを確保するものとする。
【0023】本発明第一実施例の構成をとることによ
り、故障時に新たに予備ルートを探索し、コネクション
を設定する時間を省略することができるので、故障回復
時間が短縮する。また、実際に必要となるまで予備ルー
ト用には帯域を確保しないため、現用ルートが使用可能
な帯域を多くとれるので、経済的な網の運用が可能であ
る。
【0024】このとき、選択された予備ルート候補4−
1が他の現用ルートに使用されるなどの理由により帯域
を0Mbpsから10Mbpsに変更することが不可能
であった場合には、その旨を発側のローカル・エリア網
2−1に通知して処理を終了するようにしてもよいし、
あるいは、他の予備ルート候補4−2について帯域の変
更を試みるようにしてもよい。または、予備ルート候補
4−1および4−2の双方に現用ルート4の帯域を分散
させることを試みるようにしてもよい。
【0025】本発明第一実施例の動作を図4および図5
を参照して説明する。図4は本発明第一実施例の予備ル
ート候補設定の動作を示すフローチャートである。図5
は本発明第一実施例の予備ルート選択の動作を示すフロ
ーチャートである。図4に示すように、バックボーン網
1内の所定の現用ルートを除くあらゆるルートを検索す
る(S1)。このとき、本発明第一実施例では、帯域の
如何にかかわらず予備ルート候補をリストアップするの
で、ローカル・エリア網2−1および2−2間の距離が
所定の距離以下となるルートが予備ルート候補の条件に
なる。所定距離以下のルートがあれば(S2)、それを
予備ルート候補として予備ルート候補管理テーブルに記
録する(S3)。ここでは予備ルート候補数に上限を設
けておくことにする。所定の数の予備ルート候補が記録
されたら処理を終了する(S4)。
【0026】図5に示すように、現用ルートに故障が発
生した場合には、予備ルート候補を予備ルート候補管理
テーブルにしたがって一つずつ検索する(S5)。現用
ルート以上の帯域が確保できる予備ルート候補があれば
それを予備ルートとして選択する(S10)。現用ルー
ト以上の帯域が確保できる予備ルート候補がなければ
(S6)、他の予備ルート候補を検索し、全候補を検索
しても現用ルート以上の帯域が確保できる予備ルート候
補がなければ(S7)、複数の予備ルート候補を用いて
現用ルートの帯域を分散できるか否かを検討する(S
8)。分散できるならばそれら複数の予備ルート候補を
予備ルートとして選択する(S10)。分散できなけれ
ば、選択不可通知をローカル・エリア網2−1に通知す
る(S9)。なお、複数とおりの予備ルートが選択可能
である状況の場合には(S11)、その中でローカル・
エリア網2−1および2−2間の距離が最短となるもの
を選択する(S12)。
【0027】(第二実施例)本発明第二実施例を図6を
参照して説明する。図6は本発明第二実施例を説明する
ための図である。図6において、3−1は発側のアクセ
ス制御部、3−2は着側のアクセス制御部、4はすでに
設定されている現用ルートで、設定帯域は10Mbps
とする。ローカル・エリア網2−1、2−2およびバッ
クボーン網1におけるノードに関しては図示を省略し
た。
【0028】発側のアクセス制御部3−1は、すでに予
備ルート候補管理テーブルの中から、予備コネクション
を設定する予備ルート候補4−1を選択しているものと
する。このとき、アクセス制御部3−1は予備コネクシ
ョンの設定帯域を、現用ルートと同じく10Mbpsと
して着側のアクセス制御部3−2間にコネクションを設
定する。
【0029】本発明第二実施例の構成をとることによ
り、故障時に新たに予備ルートを探索し、コネクション
を設定し、帯域を確保する時間を省略することができる
ので、故障回復時間が短縮する。
【0030】本発明第二実施例では、常時、予備ルート
候補4−1および4−2にも現用ルート4以上の帯域を
確保しておくので、この現用ルート4の平常時には、こ
の予備ルート候補4−1および4−2に確保されている
帯域を他の現用ルートその他が利用できるようにしてお
くことが帯域の有効利用の観点から望ましい。
【0031】そこで、本発明第二実施例は、ローカル・
エリア網2−1、2−2およびバックボーン網1にそれ
ぞれセル転送の優先度による高優先クラスおよび低優先
クラスのサービスクラスが混在する場合に適用すること
がよい。
【0032】すなわち、平常時には、高優先クラスのセ
ルは現用ルートを転送させ、低優先クラスのセルは予備
ルート候補となっている経路を転送させる。ここで、現
用ルート4が故障したときには、この例では予備ルート
候補4−1を選択したが、予備ルート候補4−1を介し
て転送している低優先クラスの帯域を閉鎖し、ここに現
用ルート4に流れていた高優先クラスのセルを転送させ
ることにする。
【0033】このようにすれば、現用ルート4の平常時
であっても、予備ルート候補4−1および4−2に確保
されている帯域を有効に利用することができる。
【0034】本発明第二実施例の動作を図7および図8
を参照して説明する。図7は本発明第二実施例の予備ル
ート候補設定の動作を示すフローチャートである。図8
は本発明第二実施例の予備ルート選択の動作を示すフロ
ーチャートである。図7に示すように、バックボーン網
1内の所定の現用ルートを除くあらゆるルートを検索す
る(S13)。このとき、本発明第二実施例では、現用
ルート以上の帯域が確保できる予備ルート候補をリスト
アップするので、ローカル・エリア網2−1および2−
2間の距離が所定の距離以下となり、さらに現用ルート
以上の帯域が確保できるルートが予備ルート候補の条件
になる。所定距離以下のルートであり(S14)、さら
に、現用ルート以上の帯域が確保できるルートであれば
(S15)、それを予備ルート候補として予備ルート候
補管理テーブルに記録する(S16)。ここでは予備ル
ート候補数に上限を設けておくことにする。所定のルー
ト数が記録されたら処理を終了する(S17)。
【0035】図8に示すように、現用ルートに故障が発
生した場合には、予備ルート候補を予備ルート候補管理
テーブルにしたがって一つずつ検索する(S18)。本
発明第二実施例では、あらかじめ予備ルート候補に現用
ルート以上の帯域が確保されているので、本発明第一実
施例と異なり帯域を確保する手順を経ずに予備ルートが
選択される(S19)。ここで、複数とおりの予備ルー
トが選択可能である状況の場合には(S20)、その中
でローカル・エリア網2−1および2−2間の距離が最
短となるものを選択する(S21)。
【0036】(第三実施例)本発明第三実施例を図9お
よび図10を参照して説明する。図9は本発明第三実施
例を説明するための図である。図10は本発明第三実施
例の予備ルート候補管理テーブルを示す図である。図9
に示すように、5−1から5−3はそれぞれ予備ルート
候補4−1(#2)から4−3(#4)上の、中継交換
機である。各予備ルート候補4−1〜4−3上にはすで
にコネクションが設定されている。ただし、その設定帯
域は予備ルート設定チェックセルを送信できるだけの帯
域としておいてもよい。ローカル・エリア網2−1、2
−2に関しては図示を省略した。
【0037】発側のアクセス制御部3−1は、適当な周
期で予備ルート設定チェックセルを各予備ルート候補4
−1〜4−3上に設定されたコネクションを介して着側
のアクセス制御部3−2に送信する。その際、現用ルー
ト4上のコネクションにおいて確保してある帯域、すな
わち図9では10Mbpsを予備ルート設定チェックセ
ルに書込んで、各中継交換機5−1〜5−3および着側
のアクセス制御部3−2にその帯域を通知する。
【0038】予備ルート設定チェックセルは、着側のア
クセス制御部3−2において折り返され、再び発側のア
クセス制御部3−1に戻ってくる。戻ってくるときに、
アクセス制御部3−2および各中継交換機5−1〜5−
3において、現用ルート4上のコネクションの設定帯域
10Mbps以上の帯域を確保できるときは、予備ルー
トの設定が可能(図9ではOKと表示)であるとし、帯
域を確保できないときは、予備ルートの設定が不可能
(図9ではNGと表示)であるとして予備ルート候補管
理テーブルに記録される。ただし、OKはNGと書替え
ることができるが、NGからOKへの書替えは禁止する
ことにする。
【0039】この通知を受け取った発側のアクセス制御
部3−1は、図10に示した予備ルート候補管理テーブ
ル上に最新の予備ルート設定可能情報を登録する。発側
のアクセス制御部3−1は、OKとなっている予備ルー
ト候補の中から一つないしは複数を現用ルート4が故障
したときに使う予備ルートとして選択する。予備ルート
候補管理テーブルには、予備ルートを選択するかしない
かを表す項目を持ち、選択されているルートにはその旨
が表示される。
【0040】また、これまで予備ルートとして選択され
ていた経路の空き帯域が十分ではなくなったときには、
他のOKとなっている予備ルート候補を選択し直す。
【0041】本発明第三実施例により、動的に複数の予
備ルート候補の中から、使用可能な予備ルートを選択す
ることができる。また、現用ルート上のコネクションに
より帯域が動的に使われる場合においても、適応的に適
切な予備ルートを選択することができる。
【0042】本発明第三実施例の動作を図11を参照し
て説明する。図11は本発明第三実施例の帯域確認動作
を示すフローチャートである。図11に示すように、帯
域確認周期になると(S22)、予備ルート候補管理テ
ーブルにしたがって予備ルート候補が一つずつ検索され
る(S23)。検索された予備ルート候補について予備
ルート設定チェックセルが送出され、予備ルート候補に
現用ルート以上の帯域が確保されているか否かがチェッ
クされる(S24)。帯域が確保されていなければ図1
0に示した予備ルート候補管理テーブルが更新され(S
25)、OKの表示がNGに変更される。このようにし
て、全ての予備ルート候補が検索できたら(S26)処
理を終了する。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
その時点の網の状況に対応して最適な予備ルートを設定
することができる。また、帯域を有効に利用して予備ル
ートを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の全体構成図。
【図2】予備ルート候補管理テーブルを示す図。
【図3】本発明第一実施例を説明するための図。
【図4】本発明第一実施例の予備ルート候補設定の動作
を示すフローチャート。
【図5】本発明第一実施例の予備ルート選択の動作を示
すフローチャート。
【図6】本発明第二実施例を説明するための図。
【図7】本発明第二実施例の予備ルート候補設定の動作
を示すフローチャート。
【図8】本発明第二実施例の予備ルート選択の動作を示
すフローチャート。
【図9】本発明第三実施例を説明するための図。
【図10】予備ルート候補管理テーブル。
【図11】本発明第三実施例の帯域確認動作を示すフロ
ーチャート。
【図12】従来のATMローカル・エリア網間を接続す
る場合のネットワーク構成を示す図。
【符号の説明】
1 バックボーン網 2−1、2−2 ローカル・エリア網 3−1、3−2 アクセス制御部 4 現用ルート 4−1〜4−3 予備ルート候補 5−1〜5−3、15−1〜15−3 中継交換機 30、31 専用線へのアクセス制御部 50 専用線 51 専用線の予備ルート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のATMによるローカル・エリア網
    と、この複数のローカル・エリア網が接続されたバック
    ボーン網と、このローカル・エリア網のこのバックボー
    ン網へのアクセスを制御するアクセス制御部とを備え、
    このアクセス制御部は、前記バックボーン網内に前記ロ
    ーカル・エリア網相互間を接続する現用および予備のル
    ートを設定する手段を含むATM通信網において、 前記設定する手段は、一つの現用ルートに対応する複数
    の予備ルート候補をリストアップする手段と、この現用
    ルートの故障時には、この複数の予備ルート候補のいず
    れかを選択する手段とを備えたことを特徴とするATM
    通信網。
  2. 【請求項2】 前記現用ルートとこの現用ルートに対応
    する複数の前記予備ルート候補とが記録されたテーブル
    を備えた請求項1記載のATM通信網。
  3. 【請求項3】 前記現用ルートの平常時には、前記リス
    トアップする手段は、帯域の如何にかかわらず予備ルー
    ト候補をリストアップする手段を含み、前記現用ルート
    の故障時には、前記選択する手段により選択された予備
    ルート候補について前記現用ルートの帯域以上の帯域を
    確保する手段を備えた請求項1記載のATM通信網。
  4. 【請求項4】 前記現用ルートの平常時には、前記リス
    トアップする手段は、この現用ルート以上の帯域の複数
    の予備ルート候補をリストアップする手段を含み、この
    複数の予備ルート候補の帯域を前記現用ルートの帯域以
    上にそれぞれ確保する手段を備えた請求項1記載のAT
    M通信網。
  5. 【請求項5】 前記ローカル・エリア網および前記バッ
    クボーン網にはそれぞれセル転送の優先度による高優先
    クラスおよび低優先クラスのサービスクラスが混在し、
    前記それぞれ確保する手段は、前記現用ルートの平常時
    には、前記予備ルート候補に低優先クラスのセルを転送
    させる手段を含む請求項4記載のATM通信網。
  6. 【請求項6】 前記現用ルートの平常時には、前記予備
    ルート候補の帯域を周期的に監視する手段を備えた請求
    項1ないし5のいずれかに記載のATM通信網。
  7. 【請求項7】 前記監視する手段の監視結果とこの監視
    結果に対応する予備ルート候補とが記録されたテーブル
    を備えた請求項6記載のATM通信網。
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Cited By (5)

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