JPH1155160A - スペクトル拡散受信機 - Google Patents

スペクトル拡散受信機

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JPH1155160A
JPH1155160A JP20577497A JP20577497A JPH1155160A JP H1155160 A JPH1155160 A JP H1155160A JP 20577497 A JP20577497 A JP 20577497A JP 20577497 A JP20577497 A JP 20577497A JP H1155160 A JPH1155160 A JP H1155160A
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隆 矢野
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隆基 雅樂
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小回路規模、低消費電力のマッチドフィルタ
(MF)によるスペクトル拡散受信機を提供する。 【解決手段】 タップ数を拡散比よりも少なく設定し、
1シンボル分の相関値を求めるために行う巡回累算処理
を、従来のMFによるスペクトル拡散受信機における入
力系列レジスタ部と加算部を共通化させた回路構成10
3とし、小回路規模化を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スペクトル拡散方
式を用いた通信システムに関する。特に、スペクトル拡
散変調されて送信された信号を復調するため、同期捕捉
及び保持に使用されるディジタルマッチドフィルタによ
るスペクトル拡散受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】スペクトル拡散信号の受信に際しては、
受信信号の拡散符号と、逆拡散復調に用いる拡散符号を
同期させる相関受信を行う必要がある。相関受信方法に
関しては、大別して能動相関法と受動相関法に分類さ
れ、受動相関法は能動相関法に比べ、一般に初期同期捕
捉を短時間のうちに完了する長所を持つことが広く知ら
れている。受動相関法を実現する一手法として、ディジ
タルマッチドフィルタ(以下、マッチドフィルタ:M
F)が挙げられ、近年のLSI技術の発達により実用化
されつつある。
【0003】マッチドフィルタは、入力される受信系列
をmタップにわたり保存し、各タップの受信データと逆
拡散に用いる拡散符号との積和演算を1動作クロックの
間に行う。タップ数mは拡散比Gpと等しく設定されて
おり、1動作クロックごとに、1シンボル分の相関値が
求められる。
【0004】図5に従来例として、ディジタル素子で実
現した従来のMFの構成を示す。拡散比Gp=64のス
ペクトル拡散通信システムにおいて、チップレートの4
倍(オーバーサンプル比k=4)でサンプリングされた
受信信号Rx(t)をタップ数m=64のMFにより逆
拡散する例を示している。MFは、受信信号を記録する
入力信号系列レジスタ部204、係数レジスタ部20
2、受信信号と拡散符号の乗算処理を行う乗算部20
1、及びmタップ分の乗算結果の加算処理を行う加算部
203より構成される。該入力信号系列レジスタ部20
4は、256段の受信系列入力遅延素子240からな
る。該係数レジスタ部202は、64段の拡散符号係数
レジスタ220と、64段の拡散符号係数遅延素子22
1からなる。拡散符号係数遅延素子221の遅延時間T
は拡散符号の1チップの時間幅、受信系列入力遅延素子
240の遅延時間Dは受信信号Rx(t)をサンプリン
グする1動作クロック時間である。この場合、オーバー
サンプル比k=4でサンプリングするため、T=4×D
の関係にある。図中、4Dと表記してあるのは、遅延時
間Dの遅延素子が4段縦列接続されていることを示して
いる。縦列接続された受信系列入力遅延素子240の4
段毎に、タップ(tap0(t)〜tap63(t))
が出されている。
【0005】受信信号Rx(t)は受信系列入力遅延素
子240に順次入力される。隣接するタップ間では4段
の遅延時間Dの遅延素子が従属接続されているから、t
ap0(t),tap1(t),…,tap63(t)
は、1チップ(時間幅=T)毎にサンプリングされた受
信信号系列を出力する。即ち、 tap0(t)=Rx(t−252) tap1(t)=Rx(t−248) tap2(t)=Rx(t−244) ・・・ tap63(t)=Rx(t) である。
【0006】一方、拡散符号係数レジスタ220(C
0,C1,C2,…,C63)にはそれぞれ拡散符号系
列(例えば、PN(0),PN(4),PN(8),
…,PN(252))が入力される。スペクトル拡散通
信システムにおける拡散符号系列の周期が64チップの
場合は、係数レジスタ220の内容を固定する。しか
し、一般に符号間の相互干渉を低減するためには長い拡
散符号長の拡散符号系列により拡散させることが望まし
い。複数シンボル(1シンボル=64チップ)にまたが
る拡散符号長の拡散符号を用いて連続した受信信号系列
の逆拡散を行う場合には、係数レジスタ220の内容は
64チップ(256動作クロック)毎に更新する。具体
的には、64段の拡散符号係数遅延素子221はチップ
レート(4動作クロック)ごとにその内容を次段の遅延
素子にシフトさせる。256動作クロック経過した時点
で、64段の拡散符号係数遅延素子221に保持された
拡散符号系列は次シンボルの拡散符号系列に更新され、
ロードタイミング信号Wcの入力を受けて、64段の拡
散符号係数レジスタ220に一斉に読み込まれる。
【0007】各タップ出力と対応する拡散符号系列は乗
算され、各乗算結果は加算部203で加算されて、相関
値Corr(t)が出力される。これらの処理は次式で
表される。
【0008】Corr(t)=tap0(t)×C0+
tap1(t)×C1+…+tap63(t)×C63 t=0にてシステムが動作を開始したとすると、t=2
52にて最初の1シンボル分の逆拡散復調結果としての
相関値 Corr(252)=Rx(0)×PN(0)+Rx
(4)×PN(4)+…+Rx(252)×PN(25
2) が得られ、t>252においては、動作クロック毎に1
サンプルクロックずつずれたタイミングにおいて逆拡散
復調処理を施した相関値が順次出力される。
【0009】このように、MFによるスペクトル拡散受
信機は、各タップの受信データと拡散符号との積和演
算、すなわち逆拡散処理を瞬時に行うので、初期同期捕
捉が高速で行うことが可能である。また、伝送路におけ
るマルチパス成分をサンプリングレートの分解能で分離
した出力を得られるため、RAKE受信のためのパス検
索を有効に行えるという利点がある。
【0010】しかしながら、MFをディジタル素子で実
現する場合、前述の通り、ディジタル遅延素子、乗算
器、加算器など非常に多くのゲート数が必要であり、回
路規模が大きいという問題があった。また、遅延素子2
40に入力された受信信号Rxは順次次段の遅延素子に
シフトされる構成となっているため、1クロックごとに
全ての入力系列係数遅延素子240及び乗算器210、
加算部203を構成するゲートが動作することになり、
消費電力も非常に大きくなるという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年、米国、香港、韓
国などでスペクトル拡散を適用したセルラ移動通信シス
テム(IS−95)が実用化されているが、初期同期捕
捉の高速性、RAKE受信用パス検索等の柔軟性などの
利点からMFによるスペクトル拡散受信機の適用が期待
されている。MFによるスペクトル拡散受信機をセルラ
移動通信システムとして実用化するには、低消費電力
化、小回路規模化、低価格化が強く望まれる。しかしな
がら、前述の通り、MFを用いた逆拡散器は回路規模が
大きく、消費電力も大きくなるという短所があった。
【0012】この原因は、大きく分けて次の二点が考え
られる。第一は、従来のMFにおいては、1タップ当た
りk段(kはチップレートに対するオーバーサンプル
比)の入力系列用遅延素子、1個の拡散符号係数レジス
タ、1個の乗算器が必要である。そのため、タップ数に
ほぼ比例して回路規模は増大していた。第二は、入力系
列n段(n=k(オーバーサンプル比)×m(タップ
数))の遅延処理から入力系列と拡散符号系列の積和演
算までを1クロックで一括して処理するため、1クロッ
ク毎に多数のゲートが動作する。そのため、消費電力の
増大を招いていた。
【0013】本発明の目的は、上記問題点を解決し、小
回路規模、低消費電力のMFによるスペクトル拡散受信
機を提供することにある。具体的には、構成するタップ
数を拡散比よりも少なくすることで小回路規模化し、且
つ動作するゲート数を減少させることで低消費電力化を
同時に実現する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的である回路規
模縮小化及び低消費電力化を実現する為に、本発明によ
るスペクトル拡散受信機は、タップ数を拡散比よりも少
なく設定する。タップ数を拡散比より少なくすると、m
タップ分の相関値をGp/m回累算して1シンボル分の
相関値を求めるために、各タップの積和演算結果を保存
するためのレジスタが必要となり、ゲート数が増加す
る。そこで、本発明によるスペクトル拡散受信機では、
加算部と巡回累算部の処理を共通化し、更に従来受信信
号用に設けていたレジスタ群を一体化した加算・巡回累
算処理部内のレジスタ群と共用することで、レジスタ数
の増加を防いでいる。
【0015】従って、本発明によるスペクトル拡散受信
機は、ラッチタイミング信号により制御されるm段の拡
散符号用係数レジスタと、mタップの受信信号と拡散符
号の乗算器と、各タップの乗算結果とそれ以前の累算結
果とを加算するm個の加算器と、該加算処理により更新
された累算結果を保存するm×k個のレジスタと、相関
値を出力するタイミングを制御するスイッチング手段を
有する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を、拡散比Gp=64のス
ペクトル拡散通信システムにおいて、チップレートの4
倍(k=4)でサンプリングされた受信信号の逆拡散処
理を行うスペクトル拡散受信機を例に説明する。
【0017】図1に本発明の第一の実施態様である16
タップ(m=16)のMFによるスペクトル拡散受信機
の構成を示す。本発明によるスペクトル拡散受信機は、
拡散符号用係数レジスタ部102、乗算部101、巡回
累算部103より構成される。拡散符号用係数レジスタ
部102は、ラッチタイミング信号Lci(i=0〜1
5)により制御されるm段の拡散符号用係数レジスタ1
20群に拡散符号PN(t)を記録する。乗算部101
は、受信信号Rx(t)と各係数レジスタ120の内容
PN(t)を乗算する。巡回累算部103では、各タッ
プの乗算結果をGp/m=4回巡回的に累算し、1シン
ボル分の相関値Corr(t)を得る。以下、信号の流
れに沿って各部の構成及び動作を詳細に説明する。
【0018】チップレートの4倍でオーバーサンプリン
グされた受信信号Rx(t)は、各タップの乗算器11
0(MPY0〜MPY15)に入力される。
【0019】一方、拡散符号PN(t)は、拡散符号用
係数レジスタ部102に入力される。拡散符号用係数レ
ジスタC0〜C15は、各レジスタ120毎に定められ
たラッチタイミング信号Lc0〜15に応じて拡散符号
PN(t)の内容を読み込む。レジスタCi(i=0〜
15)はラッチタイミング信号Lciの入力を受けると
拡散符号PN(t)を読込み、次のタイミング信号Lc
iの入力を受けるまでそのまま保持する。該ラッチタイ
ミング信号Lciは、m×k(=64)動作クロック毎
にパルスが生起するものである。
【0020】拡散符号用係数レジスタ部102における
各係数レジスタ120の動作タイミングを図2に示す。
拡散符号PN(t)は、動作クロックレートの1/k
(=1/4)であるチップレートのPN(0),PN
(4),PN(8),PN(12)・・・の系列であ
る。図では時刻t=0においてシステムが動作を開始
し、PN(0)が拡散符号用係数レジスタ部102に入
力されたことを示している。図2に示される様に、ラッ
チタイミング信号Lc0はt=0,64,128,・・
・においてパルスが生起するので、係数レジスタC0は
t=0においてPN(0)を読込み、これをt=63ま
で保持する。t=64において再びLc0のパルスが入
力されるので、C0はPN(64)を読み込み、これを
t=127まで保持する。同様に、Lc1についてはt
=4,68,132,・・・においてパルスが生起、L
c15についてはt=60,124,188,・・・に
おいてパルスが生起するので、各係数レジスタC0〜1
5の内容は、 t=0〜63においてC0=PN(0) t=4〜67においてC1=PN(4) ・・・ t=60〜123においてC15=PN(60) t=64〜127においてC0=PN(64) ・・・ である。このように、隣り合う係数レジスタ同士はお互
いに1系列ずつずれた拡散符号となる。
【0021】乗算部101においては、前述の通り受信
信号Rx(t)と各タップの係数レジスタCi(i=0
〜15)120の内容を乗算し、タップ毎にそれぞれT
ap0(t)〜Tap15(t)として出力する。すな
わち、図2に示されるように、各タップでの受信信号と
係数の乗算結果は、 t=0〜63においてTap0(t)=Rx(t)×P
N(0) t=4〜67においてTap1(t)=Rx(t)×P
N(4) ・・・ t=60〜123においてTap15(t)=Rx
(t)×PN(60) t=64〜127においてTap0(t)=Rx(t)
×PN(64) となる。このように、t=60において拡散符号用係数
レジスタ部102の係数レジスタC15にPN(60)
が読み込まれて、全ての係数レジスタC0〜15に拡散
符号が読み込まれた状態となるので、t>60において
Tap0〜15全てから乗算結果が出力される。なお、
この乗算は拡散符号係数が0ならば係数レジスタの値を
そのまま乗算結果としてタップから出力し、拡散符号係
数が1ならば係数レジスタの値を符号反転して乗算結果
としてタップから出力するように構成することもでき
る。
【0022】巡回累算部103は、図1に示すように各
タップ毎に設けられたサブ累算レジスタブロック(13
00〜1315)と、上記各タップ毎の乗算結果Tap
0(t)〜Tap15(t)を巡回的に累算するための
加算器131(ADD0〜15)と、最終段のサブ累算
レジスタブロック1315からの出力を逆拡散復調結果
の相関値として出力するタイミングを制御するスイッチ
133から構成される。
【0023】加算器ADD0〜15においては、それぞ
れのタップから出力された乗算結果Tap0(t)〜T
ap15(t)と、それぞれ前段のサブ累算レジスタブ
ロックからの累算結果出力ACC0’(t)〜ACC1
5’(t)との加算処理を行う。
【0024】ADD0においてACC0(t)=Tap
0(t)+ACC15’(t) ADD1においてACC1(t)=Tap1(t)+A
CC0’(t) ADD2においてACC2(t)=Tap2(t)+A
CC1’(t) ・・・ ADD15においてACC15=Tap15(t)+A
CC14’(t) の処理が行われ、それぞれの累算結果は更新されて各サ
ブ累算レジスタブロックに入力される。なお、ACCi
(t)(i=0〜15)とACCi’(t)はそれぞれ
サブ累算レジスタブロックiに対する入力と出力であ
る。
【0025】各加算器ADDi(i=0〜15)からの
出力ACCi(t)は、サブ累算レジスタブロックiに
入力され、k(=4)段の縦列接続されたシフトレジス
タ132により4動作クロックだけ遅延されてACC
i’(t)(i=0〜15)として出力されるので、 ACCi’(t)=ACCi(t−4) の関係にある。
【0026】巡回累算部103の動作について説明す
る。図2に示すように、t=0においてシステムが動作
を開始したとき、前述のようにTap0(0)=Rx
(0)×PN(0)であり、また、ACC’15(0)
=0であるから、加算器ADD0での演算結果は、 ACC0(0)=Tap0(0)+ACC’15(0)
=Rx(0)×PN(0) となり、サブ累算レジスタブロック1300の初段のシ
フトレジスタに記録される。信号ACC0(0)は、t
=4でACC0’(4)としてADD1に入力され、T
ap1(4)と加算される。Tap1(4)=Rx
(4)×PN(4)であるから、ACC1(4)=Rx
(0)×PN(0)+Rx(4)×PN(4)となる。
このようにして、t=0で受信したRx(0)に対して
PN(0)で逆拡散復調処理を開始した信号は、順次、
累算処理が施され、t=60にてサブ累算レジスタ13
15にまでシフトされる。即ち、 ACC15(60)=Rx(0)×PN(0)+Rx
(4)×PN(4)+…+Rx(60)×PN(60) となる。
【0027】部分累算結果ACC15(60)は、t=
64でACC15’(64)(=ACC15’’(6
4))として、ADD0に帰還的に入力され、Tap0
(64)と加算される。前述の通り、t=64において
C0=PN(64)に更新されているので、 ACC0(64)=Rx(64)×PN(64)+AC
C15(60)=Rx(0)×PN(0)+Rx(4)
×PN(4)+…+Rx(64)×PN(64) となり、部分累算結果が更新される。
【0028】このようにして、t=0で受信したRx
(0)に対してPN(0)で逆拡散復調処理を開始した
信号は、m=16組で構成されるサブ累算レジスタブロ
ックを、Gp/m=4回巡回的に通過し、累算処理が施
される。これは、図2中の「各タップ出力」として示し
た信号のうち、色のついた信号が順次累算されることに
相当する。
【0029】t=256にて、 ACC15’’(256)=Rx(0)×PN(0)+
Rx(4)×PN(4)+…+Rx(252)×PN
(252) となり、1シンボル分の相関値が得られるので、これを
Corr(256)として出力する。
【0030】出力タイミング制御スイッチ133は、サ
ブ累算レジスタブロック1315の出力ACC15’’
(t)をACC15’(t)としてサブ累算レジスタブ
ロック1300に入力されるよう、最終段のサブ累算レ
ジスタ1315と最初段のサブ累算レジスタ1300と
を帰還接続している。しかし、上記のようにACC1
5’’(t)が1シンボル分の相関値となる時間(例え
ばt=256〜319,512〜575,…)には切換
えスイッチをACC15’’(t)を逆拡散復調結果の
相関値Corr(t)として出力し、同時にACC1
5’(t)には0を出力するよう設定する。これによ
り、1シンボル分の相関値が出力されている間は、最終
段のサブ累算レジスタ1315と最初段のサブ累算レジ
スタ1300との帰還が開放され、次のシンボルの逆拡
散復調処理に用いる部分累算結果はリセットされる。
【0031】以上の構成及び動作により、本発明のMF
によるスペクトル拡散受信機は、受信信号を1サンプリ
ングクロックずつずれたタイミングで逆拡散処理を行っ
た相関値を得ることができる。
【0032】次に、本発明の第二の実施態様として、動
作ゲート数を減少させたMFによるスペクトル拡散受信
機について説明する。第二の実施態様は、前述の第一の
実施態様とは巡回累算部の構成及び動作のみが異なるも
ので、タップ数mについても第一の実施態様と同様16
タップである。
【0033】図3に本発明の第二の実施態様であるMF
によるスペクトル拡散受信機の巡回累算部の構成を示
す。巡回累算部104は、各タップ毎に設けられたサブ
累算レジスタブロック(1400〜1415)と、各サ
ブ累算レジスタブロックの出力タイミングを制御するk
(=4)進カウンタ144と、前述の各タップ毎の乗算
結果Tap0(t)〜Tap15(t)を巡回的に累算
するための加算器141(ADD0〜15)と、最終段
のサブ累算レジスタブロック1415からの出力を逆拡
散復調結果の相関値として出力するタイミングを制御す
るスイッチ145から構成される。
【0034】図3中に示される各加算器141(ADD
0〜15)における入出力の信号Tapi(t)、AC
C(i−1)’(t)、ACCi(t)、及び出力タイ
ミング制御スイッチ145は、図1に示した前述の本発
明による第一の実施態様と全く同一である。従って、こ
こでは各サブ累算レジスタブロック(1400〜141
5)の構成及び動作について説明する。
【0035】各サブ累算レジスタブロックi(i=0〜
15)1400〜1415は、それぞれk(=4)個の
レジスタ142と該レジスタを選択して次段のタップ出
力である乗算結果Tap(i+1)との加算器ADD
(i+1)に出力するセレクタ143からなる。レジス
タr0〜r63は、各レジスタ毎に定められたラッチタ
イミング信号Lr0〜Lr3に応じて加算器141から
の出力ACC0(t)〜ACC15(t)を読み込む。
レジスタrj(j=0〜63)は、ラッチタイミング信
号Lrの入力を受けると加算器からの出力を読み込み、
次のタイミング信号Lrの入力を受けるまでそのまま保
持する。巡回累算部104における各レジスタの動作タ
イミングは図4に示す。
【0036】図4に示すとおりラッチタイミング信号L
rはk(=4)動作クロックに1回パルスが生起するも
のであり、Lr0,Lr1,Lr2,Lr3のパルスの
それぞれは1動作クロックずつずれたものである。従っ
て、各レジスタ142の内容は、t=0よりシステムが
動作開始したとすると、 r0(t)=ACC0(4×[t/4]) r1(t)=ACC0(4×[t/4]+1) r2(t)=ACC0(4×[t/4]+2) r3(t)=ACC0(4×[t/4]+3) r4(t)=ACC1(4×[t/4]) r5(t)=ACC1(4×[t/4]+1) ・・・即ち、 rj(t)=ACC[j/4](4×[t/4]+[t
%4]) となる。但し、j=0〜63、演算[x/y]は整数x
を整数yで除算した結果の商の整数部を表し、また演算
[x%y]は整数xを整数yで除算した結果の商の余り
を表す。
【0037】セレクタ143はk(=4)進カウンタ1
44により発生されるサブ累算レジスタブロック出力制
御信号Routに従い、動作クロック毎に巡回的に(サ
ブ累算レジスタブロック0では、例えばr0,r1,r
2,r3,r0,r1,…の順序で)接続されているレ
ジスタを選択し、その内容をサブ累算レジスタブロック
出力ACCi’(t)(i=0〜15)として出力す
る。このとき、各レジスタ142に累算結果ACCiを
読み込むラッチタイミング信号Lrと出力制御信号Ro
utは同期しており、加算器141において累算される
内容は、拡散符号のチップタイミングと同期したもので
ある。すなわち、例えばサブ累算レジスタブロック14
00において、レジスタr0の内容をACC0’(t)
として出力した時、加算器ADD1での累算結果ACC
1(t)がレジスタr4に読み込まれる。同様にして、
[j%4]の等しくなるレジスタrj同士は同時に動作
する組として対応関係にある。この様子は図4に示す通
りである。但し、t=0にてシステムが動作開始してか
らt<60までは、拡散符号が入力されていない係数レ
ジスタが存在するため、該Tapi(t)は0として巡
回累算処理を行う。
【0038】その結果、t=0で受信したRx(0)に
対してPN(0)で逆拡散復調処理を開始した信号は、
図4において色のついた信号として示されるように、t
=252まで順次累算されて1シンボル分の相関値とな
った後、t=256において出力タイミング制御スイッ
チ145を介してCorr(256)として出力され
る。
【0039】以上の構成及び動作により、本発明の第二
の実施態様であるMFによるスペクトル拡散受信機で
は、巡回累算部において部分累算結果をシフトしないた
め、動作ゲート数を減少させることが出来る。即ち、図
3に示す巡回累算部104内の各レジスタは、k動作ク
ロックに1度だけ動作するため、前述の第一の実施態様
に対し、さらに低消費電力化を図ることが可能となる。
【0040】尚、図3に示す実施態様では受信信号のサ
ンプリングレートをチップレートの4倍(k=4)とし
たが、k=1の場合には巡回累算部内のレジスタ数はタ
ップ数と等しくなり(m=n)、各サブ累算レジスタブ
ロック内に1個ずつのレジスタで構成されるため、セレ
クタ143及びカウンタ144などが不要となる。この
場合、サンプリング時間D=T(1チップの時間幅)と
なる。
【0041】以上説明した本発明のMFによるスペクト
ル拡散受信機の第二の実施態様における回路規模及び消
費電力について、従来例である図5のMFによるスペク
トル拡散受信機と対比しながら説明する。
【0042】本発明によるMFでは、タップ数を拡散比
よりも少なく設定している。単純にタップ数を削減した
場合、回路規模はほぼタップ数に比例して減少するが、
1シンボル分の相関値を求めるために、mタップのMF
により得られた部分相関値をGp/m回累算するための
回路(巡回累算部)が必要となり、この部分の回路規模
増加が増加する。本発明では、該巡回累算部の構成を入
力系列レジスタ及び加算部と共通化して回路規模の増加
を最小限に抑えている。
【0043】図1の本発明によるMFの拡散符号用係数
レジスタ部では、図5に比べシフトレジスタが不要であ
る。さらに、レジスタ数はタップ数に比例する。そのた
め本発明による方式の係数レジスタ部の回路規模は、従
来方式の約8%となる。
【0044】乗算部においては、個々の乗算器の構成は
等しいため、その回路規模は乗算器の数に比例する。乗
算器の数はタップ数と対応しているため、本発明による
方式の乗算部の回路規模は、従来方式の1/4である。
【0045】本発明による巡回累算部は、従来方式にお
ける入力信号系列用レジスタ群と加算部を一体化した処
理を行うと考えることが出来る。従って回路規模は、入
力系列用レジスタ部、加算部及び巡回累算部をあわせた
ものと比較する。本発明による巡回累算部のレジスタ及
びセレクタは、従来方式の入力系列レジスタに比べてビ
ット数が多くなるため個々の回路は大きくなるが、タッ
プ数削減によりレジスタ数が減少する。また加算器につ
いては個々の構成は等しく、回路規模はタップ数に比例
する。この結果、本発明による方式の巡回累算部の回路
規模は従来方式の約50%であり、ビット数増加よりも
タップ数削減による回路規模減少が効果的であることが
分かる。
【0046】上記の結果、図1に示す本発明によるMF
全体の回路規模は、図5に示す従来方式の約40%にま
で削減できる。
【0047】また、本発明によるMFにおけるタップ数
と回路規模との関係は、従来方式と比較すると、32タ
ップで約85%、16タップで約40%、8タップで約
20%、4タップで約10%と、効果的に回路規模を縮
小できる。
【0048】消費電力に関しては、本発明による方式で
はタップ数削減及び巡回累算部と加算部の共通化により
回路規模を減少させた効果が大きい。また、本発明によ
る方式では、動作クロック毎に動作するゲート数を少な
くするよう、拡散符号用レジスタ、累算用レジスタによ
る構成とし、低消費電力化した。結果的に、図1に示す
本発明によるMF全体の消費電力は、図5に示す従来方
式の約25%にまで削減できる。
【0049】また、本発明によるMFにおけるタップ数
と消費電力との関係は、従来方式と比較すると、32タ
ップで約50%、16タップで約25%、8タップで約
10%、4タップで約5%と、効果的に消費電力を低減
できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、タップ数を拡散比より
も少なく設定し、1シンボル分の相関値を得るために行
う巡回累算処理を、従来のMFにおける入力系列レジス
タ部と加算部を共通化させた回路構成とすることによ
り、小回路規模のMFによるスペクトル拡散受信機が実
現できる。
【0051】このように構成することで、一般的にタッ
プ数を削減した場合に新たに必要となる累算処理を、従
来のMFを構成していた要素回路を有効に利用すること
により、回路規模の増加を伴わずに実現できる。その結
果、タップ数と拡散比の関係によらず、効果的に全体の
回路規模を縮小化できる。
【0052】また本発明によれば、上記の縮小化した基
本回路構成に加えて、巡回累算部における累算用レジス
タをkクロックに1度だけ部分累算結果を読込む構成と
することにより、動作するゲート数を減少させることが
出来るので、消費電力を低減するスペクトル拡散受信機
が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施態様であるマッチドフィル
タによるスペクトル拡散受信機の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施態様における受信信号と拡散符号
用係数レジスタ部内の係数レジスタ、各タップ出力の動
作タイミングを示す図である。
【図3】本発明の第二の実施態様であるマッチドフィル
タによるスペクトル拡散受信機の巡回累算部の構成を示
す図である。
【図4】本発明の第二の実施態様における巡回累算部内
の累算用レジスタの動作タイミングを示す図である。
【図5】従来のマッチドフィルタによるスペクトル拡散
受信機の構成を示す図である。
【符号の説明】
101、201、301…乗算部、102、202、3
02…係数レジスタ部、103、104、305…巡回
累算部、110、210、310…乗算器、120、1
42、220、320、340、350…レジスタ、1
30、140…サブタップブロック、131、141、
353…加算器、132、221、240、321…シ
フトレジスタ、133、145、354…出力切換スイ
ッチ、143、341、351…出力セレクタ、14
4、342、352…カウンタ、203、303…加算
部、204、304…入力系列レジスタ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 信数 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スペクトル拡散変調された受信信号を逆拡
    散復調するスペクトル拡散受信機において、 逆拡散復調のための拡散符号系列からmチップの拡散符
    号係数を格納するm段の係数レジスタと、 上記m個の係数レジスタに格納された上記拡散符号係数
    と上記受信信号との乗算結果を出力するm本のタップ
    と、 タップi(i=0〜m−1)より出力された乗算結果と
    タップj(i=1〜m−1のときj=i−1、i=0の
    ときj=m−1)より出力され1チップ遅延させた乗算
    結果とを加算する加算器i(i=0〜m−1)と、 タップm−1より出力され1チップ遅延させた乗算結果
    を相関値としての出力と加算器0への入力とを切り換え
    るスイッチとを有することを特徴とするスペクトル拡散
    受信機。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスペクトル拡散受信機にお
    いて、 上記受信信号はチップレートのk倍でサンプリングされ
    ており、 タップiより出力された乗算結果を巡回的に入力するk
    個の累算レジスタと上記累算レジスタを巡回的に選択
    し、選択された上記累算レジスタに格納された乗算結果
    をタップj(i=1〜m−1のときj=i−1、i=0
    のときj=m−1)より出力された乗算結果と加算する
    加算器に入力するセレクタとを有することを特徴とする
    スペクトル拡散受信機。
  3. 【請求項3】請求項1記載のスペクトル拡散受信機にお
    いて、 上記拡散符号係数は0または1の値をとり、 上記タップは、上記係数レジスタに格納された上記拡散
    符号係数が0であれば上記受信信号の値を、上記係数レ
    ジスタに格納された上記拡散符号係数が1であれば上記
    受信信号の値を符号反転させた値を出力することを特徴
    とするスペクトル拡散受信機。
  4. 【請求項4】拡散比Gpでスペクトル拡散変調された受
    信信号をチップレートのk倍の動作クロックでサンプリ
    ングして逆拡散復調するスペクトル拡散受信機におい
    て、 上記受信信号が入力される第一の信号線と、 逆拡散復調のための拡散符号系列が入力される第二の信
    号線と、 時刻i×k(i=0〜m−1)を始点に(k×m)動作
    クロックに一度生起するラッチタイミング信号に従って
    上記第二の信号線の出力を格納するm段の係数レジスタ
    i(i=0〜m−1)と、 上記係数レジスタi(i=0〜m−1)に格納された内
    容と上記第一の信号線の出力との乗算結果を出力するm
    本のタップi(i=0〜m−1)と、 タップi(i=0〜m−1)より出力された乗算結果と
    タップj(i=1〜m−1のときj=i−1、i=0の
    ときj=m−1)より出力されk動作クロック時間遅延
    させた乗算結果とを加算する加算器i(i=0〜m−
    1)と、 タップm−1より出力されk動作クロック時間遅延させ
    た乗算結果を相関値としての出力と加算器0への入力と
    を切り換えるスイッチとを有することを特徴とするスペ
    クトル拡散受信機。
  5. 【請求項5】請求項4記載のスペクトル拡散受信機にお
    いて、 上記スイッチは、時刻0〜Gp×k−1においては、上
    記タップm−1より出力されk動作クロック時間遅延さ
    せた乗算結果を加算器0への入力とし、時刻Gp×k〜
    Gp×(k+1)−1においては、上記タップm−1よ
    り出力されk動作クロック時間遅延させた乗算結果を相
    関値として出力することを特徴とするスペクトル拡散受
    信機。
  6. 【請求項6】請求項4記載のスペクトル拡散受信機にお
    いて、 タップiより出力された乗算結果を巡回的に入力するk
    個の累算レジスタと上記累算レジスタを巡回的に選択
    し、選択された上記累算レジスタに格納された乗算結果
    をタップj(i=1〜m−1のときj=i−1、i=0
    のときj=m−1)より出力された乗算結果と加算する
    加算器に入力するセレクタとを有することを特徴とする
    スペクトル拡散受信機。
  7. 【請求項7】請求項4記載のスペクトル拡散受信機にお
    いて、 上記拡散符号係数は0または1の値をとり、 上記タップは、上記係数レジスタに格納された内容が0
    であれば上記第一の信号線の出力を出力し、上記係数レ
    ジスタに格納された内容が1であれば上記第一の信号線
    の出力を符号反転させて出力することを特徴とするスペ
    クトル拡散受信機。
  8. 【請求項8】拡散比Gpでスペクトル拡散変調された受
    信信号をチップレートのk倍の動作クロックでサンプリ
    ングして逆拡散復調するスペクトル拡散受信機におい
    て、 逆拡散復調のための拡散符号系列からmチップの拡散符
    号係数を格納するm段の係数レジスタ(m<Gp)と、 上記係数レジスタに格納された拡散符号係数と上記受信
    信号との乗算結果を出力するm本のタップと、 第一のタップより出力された第一の乗算結果と上記第一
    のタップの前段のタップより出力されk動作クロック時
    間遅延させた第二の乗算結果とを巡回的に加算する巡回
    加算部とを有することを特徴とするスペクトル拡散受信
    機。
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