JPH1155143A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JPH1155143A
JPH1155143A JP9206238A JP20623897A JPH1155143A JP H1155143 A JPH1155143 A JP H1155143A JP 9206238 A JP9206238 A JP 9206238A JP 20623897 A JP20623897 A JP 20623897A JP H1155143 A JPH1155143 A JP H1155143A
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JP
Japan
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antenna
housing
power supply
wireless communication
communication device
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JP9206238A
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English (en)
Inventor
Masanobu Kanechika
昌宣 金親
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体部が小型でありながらも、通信状態の変
化による実効利得の低下を可及的になくし、良好な通信
を可能とする無線通信装置を提供することである。 【解決手段】 電波を送受信するアンテナ3と、該アン
テナ3の給電ポイントとなる給電部4と、該給電部4と
電気的に接続される内部回路を備えた筐体部1と、を備
えた無線通信装置10である。アンテナ3は、筐体部1
に回動可能に支持され、筐体部1に対してほぼ垂直な状
態を保持することが可能であるとともに、アンテナ3の
回動軸に対して垂直となるエレメント3a,3aの中央
に給電部4を有するループアンテナで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、腕時計型
無線端末などの無線通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルハンディホンシステム(PH
S)等の移動通信端末用のアンテナとして、モノポール
型やヘリカル型のアンテナが用いられている。例えば、
モノポール型のアンテナを用いた例として、図13に示
す移動通信端末が知られている。移動通信端末50は、
図13に示すように、モノポールアンテナ51と、受話
器53、表示部54、操作部55、送話器56などが配
設される筐体部52とから構成されている。モノポール
アンテナ51は、筐体部52の上方向に伸縮自在となっ
ていて、通話時には、筐体部52から引き出され、着信
待ち受け時には、筐体部52に収納されるようになって
いる。このモノポールアンテナ51は、垂直偏波を主偏
波とし、低コストで移動通信端末に配設できるという利
点を有する。一方、近時、携帯用の移動通信端末は、例
えば、ベルトなどにより腕に着脱自在な腕時計型無線端
末など、小型化を目指した開発が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、腕時計型無線
端末に、例えば、モノポール型のアンテナを配設する場
合、端末の筐体部が小さいため、アンテナの突出部分が
デザイン性の低下を招いたり、装着した人体の影響を受
けて実効利得が低下したりする。また、着信待ち受け時
と通話時とでは、アンテナの位置及び角度が変化するた
め、それに応じてアンテナの実効利得に変化が生じる。
例えば、アンテナが地面に対して水平に位置すると、水
平偏波が主偏波となるため、著しく実効利得が低下す
る。
【0004】本発明の課題は、筐体部が小型でありなが
らも、通信状態の変化による実効利得の低下を可及的に
なくし、良好な通信を可能とする無線通信装置を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、電波を送受信するアンテナと、
該アンテナの給電ポイントとなる給電部と、該給電部と
電気的に接続される内部回路を有する筐体部と、を備え
た無線通信装置であって、前記アンテナが、前記筐体部
に回動可能に支持され、前記筐体部に対してほぼ垂直な
状態を保持することが可能であるとともに、前記アンテ
ナの回動軸に対して垂直となるエレメントの中央に前記
給電部を有するループアンテナで構成されること、を特
徴としている。
【0006】ここで、ループアンテナは、正方形、長方
形、菱形、円形或いは楕円形など、何れの形状としても
よい。アンテナの支持構造としては、例えば、ヒンジ機
構などが挙げられる。
【0007】以上のように、請求項1記載の発明によれ
ば、アンテナが、筐体部に回動可能に支持され、筐体部
に対してほぼ垂直な状態を保持することが可能であるた
め、アンテナの実効利得を低下させることがなく、良好
な通信を行うことを可能とする。また、給電部が、アン
テナの回動軸に対して垂直となるエレメントの中央に設
けられるため、電波到来方向が地面に対して水平方向の
場合に、効率的な垂直偏波成分の指向性を得ることがで
きる。
【0008】そして、請求項2記載の発明は、電波を送
受信するアンテナと、該アンテナの給電ポイントとなる
給電部と、該給電部と電気的に接続される内部回路を有
する筐体部と、を備えた無線通信装置であって、前記ア
ンテナは、前記筐体部に回動可能に支持され、前記筐体
部に対してほぼ垂直な状態を保持することが可能である
とともに、前記アンテナの回動軸の一端に前記給電部を
有するループアンテナで構成されること、を特徴として
いる。
【0009】このように、請求項2記載の発明によれ
ば、アンテナが、筐体部に回動可能に支持され、筐体部
に対してほぼ垂直な状態を保持することが可能であるた
め、アンテナの実効利得を低下させることがなく、良好
な通信を行うことを可能とする。また、前記アンテナの
回動軸の一端に給電部が設けられるため、電波到来方向
が地面に対して水平方向より上方の場合に、効率的な垂
直偏波成分の指向性を得ることができる。
【0010】そして、請求項3記載の発明は、請求項2
記載の無線通信装置であって、前記給電部が、前記回動
軸上に中心軸を有し前記筐体部に配設されるコイルを介
して、非接触で前記内部回路と電気的に接続される構
成、を特徴としている。
【0011】このように、請求項3記載の発明によれ
ば、給電部が、筐体部に配設されるコイルを介して、非
接触で内部回路と電気的に接続されるため、筐体部に対
するアンテナの回動によって、給電部とコイルとのあい
だに機械的なストレスを生じることがない。
【0012】そして、請求項4記載の発明は、請求項1
〜3の何れかに記載の無線通信装置であって、前記筐体
部に回動可能に支持され、前記筐体部に対してほぼ垂直
な状態を保持することが可能な蓋体を備え、該蓋体内
に、前記アンテナが収容される構成、を特徴としてい
る。
【0013】このように、請求項4記載の発明によれ
ば、蓋体内にアンテナが収容されるため、蓋体によって
アンテナは、外部からの衝撃に対しても保護されること
となる。
【0014】そして、請求項5記載の発明は、請求項1
〜4の何れかに記載の無線通信装置であって、前記筐体
部には、当該無線通信装置を腕に装着するための固定手
段が設けられ、前記アンテナが、前記筐体部に対して腕
方向に回動すること、を特徴としている。
【0015】このように、請求項5記載の発明によれ
ば、筐体部には、当該無線通信装置を腕に装着するため
の固定手段が設けられるため、着信があった時にも無線
通信装置を捜すことなく迅速に通話に移行することが可
能となり、また、通話中においても手を自由に使うこと
ができる。また、無線通信装置を置き忘れて紛失したり
することもなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る腕時計型無
線端末の実施の形態例を図1〜図12に基づいて説明す
る。
【0017】<第1の実施の形態例>先ず、図1は本発
明を適用した無線通信装置の第1の実施の形態例として
の腕時計型無線端末を示す概略斜視図である。図2,3
は、通話時における腕時計型無線端末の位置を示すもの
で、図2はユーザーに対して正面方向からみた概略図
で、図3はユーザーに対して右側面方向からみた概略図
である。図4は着信待ち受け時における腕時計型無線端
末の位置を示す概略図である。なお、図1〜4におい
て、X軸方向はユーザーに対して左右方向、Y軸方向は
ユーザーに対して前後方向、Z軸方向はユーザーに対し
て上下方向を指している。また、以上の図1〜図4にお
いて、1は筐体部、2はベルト、3はループアンテナ、
4は高周波給電部、5は表示部、6は送話部、7は蓋
体、10は腕時計型無線端末を表している。
【0018】腕時計型無線端末10は、図1に示すよう
に、表示部5、送話部6、内部回路(図示略)等が配設
される筐体部1と、筐体部1の左右側面に設けられ腕へ
の着脱を可能とするベルト2,2と、筐体部1に対して
回動可能でループアンテナ3を内蔵する蓋体7等により
構成されている。
【0019】ループアンテナ3は、一方が回動軸上に設
けられた水平エレメント3b,3bと、垂直エレメント
3a,3aとからなる電気長1λの正方形ループアンテ
ナで、垂直エレメント3aの中央には高周波給電部4が
設けられ、外部は蓋体7により被覆されている。ループ
アンテナ3は、高周波給電部4から給電線(図示略)を
介して、筐体部1に配設される内部回路と電気的に接続
されている。
【0020】ループアンテナ3を内蔵する蓋体7は、筐
体部1とヒンジ機構により連結され、筐体部1に重なり
合う状態から90度の範囲で、装着した腕方向に回動
し、その状態を保持することができるようになってい
る。この蓋体7は、例えば、着信待ち受け時には、図4
に示すように、筐体部1に重なり合う閉状態となり、例
えば、通話時には、図2,3に示すように、筐体部1に
対してほぼ垂直となる開状態となる。また、蓋体7は、
ループアンテナ3を保護するとともに、着信待ち受け時
で閉状態にあるときには、筐体部1の上面に配設される
表示部5の保護も合わせて行うようになっている。
【0021】以上のように、第1の実施の形態例として
の腕時計型無線端末10は構成され、通信状態に応じ
て、次のように、ループアンテナ3を内蔵する蓋体7の
開閉操作が行われる。
【0022】腕時計型無線端末10は、例えば、図4に
示すように、ユーザーの左腕にベルト2,2により装着
される。着信待ち受け時には、図4に示すように、腕が
下がった状態で、蓋体7は閉状態となる。このときルー
プアンテナ3は、地面に対して略垂直な状態となり、垂
直偏波成分が支配的な状態となる。また、表示部5は被
覆され、例えば、歩行時などには、外部からの衝撃に対
して保護される状態となる。
【0023】このような状態から着信が入ると、図2,
3に示すように、腕を動かし、腕時計型無線端末10を
顔の正面に近づけ、蓋体7を90度開いて(開状態)、
通話が可能な状態に移行する。このとき、ループアンテ
ナ3は、地面、並びにユーザーに対して略垂直な状態と
なり、垂直偏波成分が支配的な状態となる。
【0024】このときの、垂直偏波成分の指向性は、図
5〜7に示すようになる。
【0025】図5〜7は、通話状態における、指向性デ
ータをシミュレーションにより求めたもので、図5はX
Z面の垂直偏波成分、図6はYZ面の垂直偏波成分、図
7はXY面の垂直偏波成分を示す図である。なお、図5
〜7において、座標系は図1〜図4で示したものを、そ
のまま適用しており、ここでは、ユーザーによる人体の
影響は含まれていない。
【0026】つまり、通話時においては、図5〜7に示
すように、地面に対して水平方向(XY面)からの垂直
偏波成分が支配的な特性となり、理想的な通信環境とな
る。また、このときのユーザーの人体に生じるイメージ
電流は同相となるため、実効利得の劣化が低減される。
【0027】なお、以上の第1の実施の形態では、ルー
プアンテナ3を電気長1λの正方形ループアンテナとし
たが、正方形ではなく、長方形、菱形、円形或いは楕円
形のループ形状としてもよい。また、高周波給電部4の
位置は、送話部6側の垂直エレメント3aの中央に限定
されるものではなく、もう一方の垂直エレメント3aの
中央でもよい。また、蓋体7は、平板状のものでも、エ
レメント部分のみを被覆するチューブ状のものでもよ
い。
【0028】<第2の実施の形態例>第1の実施の形態
例では、高周波給電部4が、垂直エレメント3a,3a
の中央に配設されていたが、この第2の実施の形態例で
は、高周波給電部24が、回動軸上に設けられた水平エ
レメント23bの一端に設けられている。この第2の実
施の形態例特有の部分以外は、上記第1の実施の形態例
におけると同様である。
【0029】図8は本発明を適用した無線通信装置の第
2の実施の形態例としての腕時計型無線端末を示す概略
斜視図である。なお、図8において、前述した図1と同
一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0030】図8において、1は筐体部、2はベルト、
5は表示部、6は送話部、7は蓋体、20は腕時計型無
線端末、23はループアンテナ、24は高周波給電部で
ある。ループアンテナ23は、一方が回動軸上に設けら
れた水平エレメント23b,23bと、垂直エレメント
23a,23aとからなる電気長1λの正方形ループア
ンテナで、筐体部1側の回動軸上に設けられた水平エレ
メント23bの一端には、高周波給電部24が設けら
れ、外部は蓋体7により被覆されている。ループアンテ
ナ23は、高周波給電部24から給電線(図示略)を介
して、筐体部1に配設される内部回路と電気的に接続さ
れている。
【0031】ループアンテナ23を内蔵する蓋体7は、
筐体部1とヒンジ機構(図示略)により連結され、筐体
部1に重なり合う状態から90度の範囲で、装着した腕
方向に回動し、その状態を保持することができるように
なっている。ループアンテナ23の位置は、第1の実施
の形態例と同様に、着信待ち受け時には、筐体部1に重
なり合う閉状態となり、通話時には、筐体部1対してほ
ぼ垂直になる開状態となる。また、高周波給電部24
は、蓋体7の回動軸上に位置するため、蓋体7が開閉し
ても、位置の変化は生じない。
【0032】以上のように、第2の実施の形態例として
の腕時計型無線端末20は構成され、通話状態において
は、次のように、垂直偏波成分の指向性に変化が生じ
る。
【0033】図9は、通話状態における、YZ面におけ
る垂直偏波成分の指向性を示す図である。なお、図9に
おいて、座標系は図1〜図4で示したものをそのまま適
用しており、ユーザーによる人体の影響は含まれていな
い。
【0034】つまり、通話時においては、図9に示すよ
うに、電波到来方向が地面に対して水平方向より上方の
場合に、効率的な垂直偏波成分の指向性を得ることがで
きる。一般的に、電波到来方向は、電波伝搬環境によっ
て変化するものの、地面に対して水平方向から上方向3
0度くらいまでのあいだが、支配的とされており、その
ため、良好な通信を行うことが可能となる。
【0035】<第3の実施の形態例>第2の実施の形態
例では、高周波給電部24が、ループアンテナ23を内
蔵する蓋体7の回動軸上に設けられ、給電線を介して筐
体部1の内部回路と電気的に接続されるが、第3の実施
の形態例では、ループアンテナ33側の給電部エレメン
ト34が、筐体部1側の給電用コイル32による静電結
合により、非接触で筐体部1の内部回路と電気的に接続
される。この第3の実施の形態例特有の部分以外は、上
記第2の実施の形態例におけると同様である。
【0036】図10〜12は本発明を適用した無線通信
装置の第3の実施の形態例としての腕時計型無線端末の
アンテナと筐体部の連結構造を示すもので、図10は正
面図、図11は側面図、図12は上面図である。
【0037】図10〜図12において、1は筐体部、7
は蓋体、30は腕時計型無線端末、32は給電用コイ
ル、33はループアンテナ、34は給電部エレメント、
37は開閉ヒンジ部である。
【0038】ループアンテナ33は、垂直エレメント3
3a,33aと、水平エレメント33b,33bとから
なる電気長1λの正方形ループアンテナで、開閉ヒンジ
部37,37による回動軸上には、給電部エレメント3
4が何れかの開閉ヒンジ部37に近接して設けられてい
る。また、ループアンテナ33は、蓋体7により被覆さ
れ、外部からの衝撃に対して保護されている。ループア
ンテナ33を含む蓋体7は、筐体部1に設けられた開閉
ヒンジ部37,37により、筐体部1と連結されるとと
もに、筐体部1に対して重なり合う状態から90度の範
囲で装着した腕方向に回動可能となる。
【0039】給電用コイル32は、筐体部1の内部回路
と電気的に接続されるとともに、その中心軸線上には、
給電部エレメント34が位置するように筐体部1に配設
され、給電部エレメント34とのあいだで静電結合給電
が行われるようになっている。このように、給電用コイ
ル32を介して、給電部エレメント34と筐体部1に配
設される内部回路とが非接触で電気的に接続されるた
め、筐体部1に対するアンテナの回動に対しても、機械
的なストレスを生じることがなく、信頼性の高い給電構
造となる。
【0040】なお、以上の実施の各形態例においては、
腕時計型無線端末としたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、他の小型で携帯用の移動通信端末を含む
無線通信装置であってもよい。また、蓋体の形状等も任
意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜
に変更可能であることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係
る無線通信装置によれば、アンテナが、筐体部に回動可
能に支持され、筐体部に対してほぼ垂直な状態を保持す
ることが可能であるため、アンテナの実効利得を低下さ
せることがなく、良好な通信を行うことを可能とする。
また、給電部が、アンテナの回動軸に対して垂直となる
エレメントの中央に設けられるため、電波到来方向が地
面に対して水平方向の場合に、効率的な垂直偏波成分の
指向性を得ることができる。
【0042】そして、請求項2記載の発明に係る無線通
信装置によれば、アンテナが、筐体部に回動可能に支持
され、筐体部に対してほぼ垂直な状態を保持することが
可能であるため、アンテナの実効利得を低下させること
がなく、良好な通信を行うことを可能とする。また、前
記アンテナの回動軸の一端に給電部が設けられるため、
電波到来方向が地面に対して水平方向より上方の場合
に、効率的な垂直偏波成分の指向性を得ることができ
る。
【0043】そして、請求項3記載の発明に係る無線通
信装置によれば、給電部が、筐体部に配設されるコイル
を介して、非接触で内部回路と電気的に接続されるた
め、筐体部に対するアンテナの回動によって、給電部と
コイルとのあいだに機械的なストレスを生じることがな
い。
【0044】そして、請求項4記載の発明に係る無線通
信装置によれば、蓋体内にアンテナが収容されるため、
蓋体によってアンテナは、外部からの衝撃に対しても保
護されることとなる。
【0045】そして、請求項5記載の発明に係る無線通
信装置によれば、筐体部には、当該無線通信装置を腕に
装着するための固定手段が設けられるため、着信があっ
た時にも無線通信装置を捜すことなく迅速に通話に移行
することが可能となり、また、通話中においても手を自
由に使うことができる。また、無線通信装置を置き忘れ
て紛失したりすることもなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した無線通信装置の第1の実施の
形態例としての腕時計型無線端末を示す概略斜視図であ
る。
【図2】通話時における、ユーザーに対して正面方向か
らみた腕時計型無線端末の位置を示す概略図である。
【図3】通話時における、ユーザーに対して右側面方向
からみた腕時計型無線端末の位置を示す概略図である。
【図4】着信待ち受け時における、腕時計型無線端末の
位置を示す概略図である。
【図5】通話状態における、XZ面における垂直偏波成
分の指向性を示す図である。
【図6】通話状態における、YZ面における垂直偏波成
分の指向性を示す図である。
【図7】通話状態における、XY面における垂直偏波成
分の指向性を示す図である。
【図8】本発明を適用した無線通信装置の第2の実施の
形態例としての腕時計型無線端末を示す概略斜視図であ
る。
【図9】第2の実施の形態例としての腕時計型無線端末
の通話状態における、YZ面における垂直偏波成分の指
向性を示す図である。
【図10】本発明を適用した無線端末の第3の実施の形
態例としての腕時計型無線端末のアンテナと筐体部の連
結構造を示す正面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】図10の上面図である。
【図13】従来のモノポール型のアンテナを用いた例と
しての移動通信端末を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体部 2 ベルト 3 ループアンテナ 3a 垂直エレメント 3b 水平エレメント 4 高周波給電部 5 表示部 6 送話部 7 蓋体 10 腕時計型無線端末 20 腕時計型無線端末 23 ループアンテナ 24 高周波給電部 30 腕時計型無線端末 32 給電用コイル 33 ループアンテナ 34 給電部エレメント 37 開閉ヒンジ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波を送受信するアンテナと、該アンテ
    ナの給電ポイントとなる給電部と、該給電部と電気的に
    接続される内部回路を有する筐体部と、を備えた無線通
    信装置であって、 前記アンテナは、前記筐体部に回動可能に支持され、前
    記筐体部に対してほぼ垂直な状態を保持することが可能
    であるとともに、前記アンテナの回動軸に対して垂直と
    なるエレメントの中央に前記給電部を有するループアン
    テナで構成されること、を特徴とする無線通信装置。
  2. 【請求項2】 電波を送受信するアンテナと、該アンテ
    ナの給電ポイントとなる給電部と、該給電部と電気的に
    接続される内部回路を有する筐体部と、を備えた無線通
    信装置であって、 前記アンテナは、前記筐体部に回動可能に支持され、前
    記筐体部に対してほぼ垂直な状態を保持することが可能
    であるとともに、前記アンテナの回動軸の一端に前記給
    電部を有するループアンテナで構成されること、を特徴
    とする無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記給電部は、前記回動軸上に中心軸を
    有し前記筐体部に配設されるコイルを介して、非接触で
    前記内部回路と電気的に接続されること、を特徴とする
    請求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記筐体部に回動可能に支持され、前記
    筐体部に対してほぼ垂直な状態を保持することが可能な
    蓋体を備え、 該蓋体内に、前記アンテナが収容されること、を特徴と
    する請求項1〜3の何れかに記載の無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記筐体部には、当該無線通信装置を腕
    に装着するための固定手段が設けられ、 前記アンテナは、前記筐体部に対して腕方向に回動する
    こと、を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の無線
    通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6634786B2 (en) 1999-12-29 2003-10-21 Asulab S.A. Wristwatch provided with an antenna
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