JPWO2006112160A1 - 折畳式携帯無線機 - Google Patents

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Abstract

小型化および薄型化を実現した上で机上における高いアンテナ性能を確保できる折畳式携帯無線機を提供する。 アンテナ素子9は、下ケース10内に主要部が筐体幅方向と略平行に配置され、下ケース10の内部に配置された回路基板11上の整合回路13に例えばバネ接触や半田付けにより接続される。整合回路13は無線回路14に接続される。導体素子3は、上ケース1内に配置され、一端を上回路基板2のグランドパターンに接続され、他端は開放される。特に、導体素子3は主要部がアンテナ素子9と略平行に配置され、上回路基板2のグランドパターンとの接続部はヒンジ部5側において、アンテナ素子給電部側に配置される。接続線6は、ヒンジ部5内に配置され、上回路基板2のグランドパターンと下回路基板11のグランドパターンとを接続している。

Description

本発明は、折畳式携帯無線機の内蔵アンテナに関し、特に、高いアンテナ性能を有する折り畳み型携帯電話用内蔵アンテナに関する。
折畳式の携帯電話機は、一般に、上部筐体と下部筐体をヒンジ部で連結して開閉自在な機構を有するものであり、開いた状態と閉じた状態の2つの状態をとり得る。このため、開いて使用する状態(開状態)で閲覧する表示画面を大型化できるといった利便性と、閉じて使用する状態(閉状態)ではコンパクトな形状にすることができるという携帯容易性の2つの利点を有している。
さらに近年では、小型化および薄型化が折畳式携帯電話に求められている。
従来の折畳式携帯無線機用アンテナとしては、例えば、特開平10−84406号公報に開示されているような、上筐体基板からアンテナを給電、下筐体内に無給電素子を装荷し、筐体を閉じた状態における指向性を制御する構成が知られている。
また、従来の折畳式携帯無線機用アンテナとしては、例えば、特開2004−229141号公報に開示されているような、上筐体先端に逆Fアンテナを配置し、表示部側に反射板を設け指向性を制御する構成が知られている。
しかしながら、特開平10−84406号公報の携帯無線機では筐体内に約半波長の電気長をもつ導体素子を配置すると、筐体の小型化が難しくなるという課題があった。
しかしながら、特開2004−229141号公報の携帯無線機では、上筐体にアンテナ素子を配置することから、上筐体の薄型化が難しくなるという課題があった。
また、下筐体にアンテナ素子を配置すると、机上に携帯無線機を配置した場合において指向性が地面の方向に向いている場合が多く、基地局からの到来波方向である仰角20度〜40度方向と一致せず、受信感度が比較的悪くなるという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化および薄型化を実現した上で、携帯無線機を机上に配置した場合における高いアンテナ性能を確保できる携帯無線機を提供することにある。
本発明の折畳式携帯無線機は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、前記第2の筐体内部に設けられた回路基板と、前記回路基板上の無線回路に接続された前記回路基板のヒンジ側端部に配置された第1給電部と、前記第2の筐体内に設けられ、前記第1給電部から給電されたアンテナ素子と、前記第1の筐体内部に設けられた導体板と、前記第1の筐体内部に配置された電気長が動作周波数において略1/4波長である導体素子とを備え、前記導体素子の一端を前記導体板の前記第1給電部近傍の位置に電気的に接続し、前記導体素子の他端を開放し、前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとを電気的に接続し、前記接続が前記第1給電部近傍である。この構成により、机上に携帯無線機を配置した状態において高いアンテナ性能を実現することができる。
また、本発明の折畳式携帯無線機においては、前記導体素子の主要部と前記アンテナ素子の主要部とを略平行に配置することが可能である。この構成により、机上に携帯無線機を配置した状態において高いアンテナ性能を実現することができる。
また、本発明の折畳式携帯無線機は、前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとを所定の値のリアクタンス素子を介して接続することが可能である。この構成により、机上に携帯無線機を配置した状態において高いアンテナ性能を実現することができる。
また、本発明の折畳式携帯無線機は、前記ヒンジ部は、導電性の金属で構成され、前記第1筐体に設けた第1ヒンジ部及び前記第2の筐体に設けた第2ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを電気的に接続すると共に回動可能に支持する連結部とを備え、前記第1ヒンジ部は前記導体板の前記ヒンジ部側の端部に電気的に接続しているとともに、前記第2ヒンジ部は前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置し、前記第1給電部近傍の第2ヒンジ部側端部に設けられる第2給電部と、前記第1給電部と前記第2給電部とを選択的に無線回路に接続するアンテナ切替回路と、前記第1の筐体と前記第2の筐体の開閉状態を検出する開閉検出手段とを備え、前記第1の筐体と前記第2の筐体が閉じている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第1給電部と前記無線回路を接続し、前記第2給電部は所定のリアクタンス回路を介して接地し、前記第1の筐体と前記第2の筐体が開いている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第2給電部と前記無線回路を接続し、前記第1給電部は所定のリアクタンス回路を介して接地することが可能である。この構成により、机上に折畳式携帯無線機を配置した状態において高いアンテナ性能を実現することができ、局所平均SARが低く自由空間および通話状態において高いアンテナ性能を確保することができる。
本発明は、小型化および薄型化を実現した上で、机上に配置した場合において高いアンテナ性能を確保できる折畳式携帯無線機を提供することにある。
第1実施形態に係る折畳式携帯無線機の斜視図 第1実施形態に係る折畳式携帯無線機の基本構成図であり、図2(a)は+Z方向から見た図であり、図2(b)はY方向から見た図であり、図2(c)は−Z方向から見た図 机上待ち受け状態座標系のおよび基地局からの到来波方向を示す図 第1実施形態に係る折畳式携帯無線機の指向性の図 第2実施形態に係る折畳式携帯無線機の基本構成図であり、図5(a)は+Z方向から見た図であり、図5(b)はY方向から見た図であり、図5(c)は−Z方向から見た図 第2実施形態に係る筐体を閉じた場合のアンテナ選択動作図 第2実施形態に係る筐体を開いた場合のアンテナ選択動作図 通話状態における折畳式携帯無線機と人体との位置関係図
符号の説明
1 上ケース
2 上回路基板
3 導体素子
4 回転軸
5 ヒンジ部
6 接続線
7 給電ランド
8 給電ピン
9 アンテナ素子
10 下ケース
11 下回路基板
12 上カバー
以下、本発明の実施形態の折畳式携帯無線機について、添付図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態の折畳式携帯無線機を図1、図2に示す。
図1において、上ケース1と下ケース10とがヒンジ部5で連結された構造によって折畳式携帯無線機が構成されており、ヒンジ部5を中心として回動することにより、筐体部分を閉じた「閉状態」と開いた「開状態」の2つの状態をとり得る。なお、上ケース1と下ケース2は、絶縁体である樹脂の成型品により構成されている。上ケース1が本発明における第1の筐体を構成し、下ケース10が本発明における第2の筐体を構成すると考えられるが、下ケース10が第1の筐体を構成し、上ケース1が第2の筐体を構成するような構成にすることも可能である。
上ケース1内には上回路基板2(これが「導体板」を構成する)、下ケース10内には下回路基板11が配置されており、両者は携帯無線機の各種機能を実現する回路部品が実装されたプリント基板であり、そのほぼ全面に回路の接地電位となるグランドパターンが形成されている。
アンテナ素子9は、下ケース10内に主要部が筐体幅方向と略平行に配置され、下ケース10の内部に配置された回路基板11上の整合回路13に給電用ランド7及び給電バネ8を介して接続される。本例では、給電用ランド7及び給電バネ8が、第1給電部(アンテナ素子給電部)を構成する。整合回路13は無線回路14に接続される。また、アンテナ素子9は、長さが動作周波数における4分の1波長(例えば、2GHz帯で37mm程度)であり、間隔h2(例えば、10mm程度)を隔てて回路基板11と略平行に配置される。特に、アンテナ素子9は筐体幅方向と略平行に配置される。
導体素子3は、上ケース1内に配置され、一端を上回路基板2のグランドパターンにバネ接触や半田付けにより接続され、他端は開放される。また、導体素子3は、長さが動作周波数において4分の1波長(例えば、2GHz帯で37mm程度)であり、間隔h1(例えば、5mm程度)を隔てて上回路基板2と略平行に配置される。特に、導体素子3は主要部がアンテナ素子9と略平行に配置され、上回路基板2のグランドパターンとの接続部はヒンジ部5側において、アンテナ素子給電部側に配置される。言い換えると、導体素子3の一端は、上回路基板2における、閉じ状態で対向する他の筐体10内におけるアンテナ素子給電部(第1の給電部)の近傍の位置に電気的に接続されている。
接続線6は、ヒンジ部5内に配置され、上回路基板2のグランドパターンと下回路基板11のグランドパターンとを接続する電気的接続部を構成する。また、接続線6は筐体の開閉動作によって断線しないように、柔軟な素材であるフレキシブル基板や導線などで構成されバネ接続や半田付けにより接続される。特に、接続線6と上回路基板2のグランドパターンとの接続点と、導体素子3と上筐体グランドパターンとの接続点とは間隔L1(例えば、5mm程度)を隔てて配置される。また、接続線6と下回路基板11のグランドパターンとの接続点と、アンテナ素子9の給電点とは間隔L2(例えば、5mm程度)を隔てて配置される。また、接続線6の長さはL3(例えば、10mm程度)に設定される。すなわち、接続線6はアンテナ素子給電部の近傍において、上回路基板2と下回路基板11のグランドパターンを接続する。
次に、本実施形態におけるアンテナの動作原理について説明する。本実施形態における折畳式携帯無線機において、導体素子3と接続線6がない場合、図3の座標系において筐体閉状態で机上に置かれた場合、アンテナ素子9が下ケース10側に配置されているため、図4(a)に示すように指向性が−Z方向(地面の方向)に向けられる傾向となり、基地局からの到来波方向である仰角20度〜40度方向(図3の矢印方向)と一致せず受信感度が比較的悪くなる。
ここで、接続線6が存在すると、上回路基板2と下回路基板11とのグランドパターンが強結合となり、上回路基板2にアンテナ電流が分布する。さらに、導体素子3が存在すると、導体素子3が地線として動作し、導体素子3上にアンテナ電流が多く分布する。また、アンテナ素子9上の電流と導体素子3上の電流とに位相差が発生するため、図4(b)に示すように到来波方向に指向性が向けられ、基地局からの到来波方向である仰角20度〜40度方向(図3の矢印方向)と一致し、接続線6と導体素子3がない場合と比較し受信感度が2dB改善する。
なお、前述でアンテナ素子9の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであればよい。
また、図1、図2においてアンテナ素子9はモノポール構成としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであれば、逆Fアンテナ、ヘリカルアンテナであってもよい。
また、前述で導体素子3の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において地線として共振得られる長さであればよい。
また、前述で接続線6と上回路基板2のグランドパターンとの接続点と、導体素子3と上筐体グランドパターンとの接続点との間隔L1を5mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
また、前述で接続線6と下回路基板11のグランドパターンとの接続点と、アンテナ素子9の給電点との間隔L2を5mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
また、前述で接続線6の長さL3を10mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態の折畳式携帯無線機を図5に示す。図5において図2と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示し、その詳細な説明を省略する。
上ケース1の−Z側の面、すなわち一般に表示部が配置される面には、金属フレーム12aが装着されている。一般に、金属フレーム12aは、高い導電性を有し、かつ、軽量で強度が高い金属、例えばマグネシウム合金が用いられる。これにより、薄型形状である上ケース1の強度を確保するとともに、金属フレーム12aがアンテナ素子(これが「第2アンテナ素子」を構成する)としても動作する。一般に、金属フレーム12aの長辺の長さは90mm程度である。また、上回路基板2の接地電位であるグランドパターンと金属フレーム12aとはネジで共締めされるなどして接続される。
導体素子3は、上ケース1内に配置され、一端を上回路基板2のグランドパターンにバネ接触や半田付けにより接続され、他端は開放される。また、導体素子3は、長さが動作周波数において4分の1波長(例えば、2GHz帯で37mm程度)であり、間隔h1(例えば、5mm程度)を隔てて上回路基板2と略平行に配置される。特に、導体素子3は主要部がアンテナ素子9と略平行に配置され、上回路基板2のグランドパターンとの接続部はヒンジ部5側において、アンテナ素子給電部側に配置され、後述する「回転軸4と金属フレーム1との接続点」と「導体素子3と上回路基板2のグランドパターンとの接続点」とはL1a(例えば、5mm)を隔てて配置される。
ヒンジ部5は、金属フレーム12aの下端(これが「第1ヒンジ部」を構成する)、ヒンジ金具4a(これが「第2ヒンジ部」を構成する)及び回転軸4によって構成されている。金属フレーム12a、ヒンジ金具4a及び回転軸4は、導電性の金属で構成されており、それぞれの間の接触点において電気的に導通するように構成される。金属フレーム12a、ヒンジ金具4a及び回転軸4は、後述する第2の給電部を介して、上回路基板2と下回路基板11のグランドパターンとを電気的に接続する電気的接続部を構成する。また、金属フレーム12aの下端とヒンジ金具4aとは、連結手段に該当する回転軸4により回動可能なように連結される。
下ケース10には、ヒンジ部5寄りにアンテナ素子9(これが「第1アンテナ素子」を構成している)が設置されている。また、アンテナ素子9は、その一端に設けた給電用ランド7が給電用バネ8を介してアンテナ制御回路部15に接続され、他端が開放される。
ヒンジ金具4aの一端(図5では右側)は、給電用ランド16と給電用バネ17を介してアンテナ制御回路部15に接続される。給電用ランド16と給電用バネ17は第2の給電部を構成する。
給電用ランド7と給電用ランド16とは所定の距離L2a(例えば、5mm程度)を隔てて配置される。
また、下ケース10内に設けた前述のアンテナ制御回路部15は、図6に示すように、整合回路18、整合回路19、高周波スイッチ20、高周波スイッチ21、終端リアクタンス素子23、および終端リアクタンス素子24から構成されている。
また、前述のアンテナ制御回路部15には、無線回路部14、開閉検出装置25が接続されている。開閉検出装置25は、例えばホール素子などで構成され、開閉検出装置25とアンテナ制御回路部15とが連動することで、筐体の開閉に応じて無線回路部とアンテナ素子との接続を切替することができる。
次に、本実施形態に係る折畳式携帯無線機の筐体である上ケース1と下ケース10の(I)閉状態及び(II)開状態における作用について説明する。
(I)図6は、折畳式携帯無線機の上ケース1と下ケース10を閉じた「閉状態」において、無線回路部14がアンテナ素子9を選択し、ヒンジ金具4aが終端リアクタンス素子24に接続されている状態を示している。また、ヒンジ金具4aは金属フレーム12aとヒンジ部5を介し接続されている。
このとき、アンテナ素子9は、高周波スイッチ20、整合回路18、給電用ランド7、給電用バネ8を介して無線回路14に接続され、アンテナとして給電される。
ヒンジ金具4aは、給電用バネ17、給電用ランド16、整合回路19、高周波スイッチ21、終端リアクタンス素子24を介して下回路基板11の接地電位であるグランドパターンに接地される。このとき、終端リアクタンス素子24の値を調節して、ヒンジ金具4a側から整合回路19を見たインピーダンスを低くするように、すなわち、金属フレーム12aと下回路基板11のグランドパターンとが接続され、上回路基板2と下回路基板11とが高周波的に「強結合」状態となる。
このように、筐体を閉じた状態において、第1の実施形態と同様の作用を得ることができ、導体素子3と給電バネ17がない場合と比較し机上における受信感度が2dB程度改善する。
(II)図7は、折畳式携帯無線機の上ケース1と下ケース1を開いた「開状態」において、無線回路部14がヒンジ金具4aを選択し、アンテナ素子9が終端リアクタンス素子23に接続されている状態を示している。また、ヒンジ金具4aは金属フレーム12aとヒンジ部5を介し接続されている。
このとき、金属フレーム12a(これが「第2のアンテナ素子」を構成する)は、ヒンジ金具4a、給電バネ17、給電用ランド16、整合回路19、高周波スイッチ21を介し無線回路14に接続され、アンテナとして給電され、筐体全体がダイポールアンテナとして動作する。筐体全体がアンテナとして動作しているため、アンテナの電気的体積が高いため、広帯域・高アンテナ効率特性のアンテナ性能を得ることができる。
また、アンテナ素子9は、給電用バネ8、給電用ランド7、整合回路18、高周波スイッチ20、終端リアクタンス素子23を介し接続される。このとき、終端リアクタンス素子23の値を調整して、アンテナ素子9から整合回路18を見たインピーダンスを低くするように、すなわち、アンテナ素子9と下回路基板11のグランドパターンとが接続される状態となり、地線として動作する。
また、導体素子3は上回路基板2のグランドパターンに接続された地線として動作する。
一般に、図8に示すように使用者が携帯無線機を人体頭部近傍で通話した「通話状態」において、アンテナ素子と人体とが近接すると局所平均SAR(Specific Absorption Rate:比吸収率)が比較的高くなる。本実施形態の携帯無線機においても、導体素子3とアンテナ素子9がない場合、給電部付近であるヒンジ部5にアンテナ電流が集中し、比較的SARが高くなる。
ここで、導体素子3とアンテナ素子9が存在すると、各々の素子が地線として動作しアンテナ電流が人体26から遠い導体素子3上とアンテナ素子9上に集中し、人体26とアンテナ電流を離すことができ、30%程度SARを低減できる。
以上のように、本実施の形態無線機は、閉状態では机上において高いアンテナ性能を確保でき、開状態では低SARかつ高いアンテナ性能を確保できる。
なお、前述でアンテナ素子9の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであればよい。
また、図5、図6、図7においてアンテナ素子9はモノポール構成としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであれば、逆Fアンテナ、ヘリカルアンテナであってもよい。
また、前述で導体素子3の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において地線として共振得られる長さであればよい。
また、前述で「回転軸4と金属フレーム1との接続点」と「導体素子3と上回路基板2のグランドパターンとの接続点」との距離L1aを5mmとしたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
また、前述で給電用ランド7と給電用ランド16との間隔L2aを5mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本出願は、2005年3月30日出願の日本特許出願(特願2005−099076)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
以上のように、本発明は、小型化および薄型化を実現した上で、机上における高いアンテナ性能を確保できるので、折畳式携帯無線機の無線通信性能の高性能化に有用である。
本発明は、折畳式携帯無線機の内蔵アンテナに関し、特に、高いアンテナ性能を有する折り畳み型携帯電話用内蔵アンテナに関する。
折畳式の携帯電話機は、一般に、上部筐体と下部筐体をヒンジ部で連結して開閉自在な機構を有するものであり、開いた状態と閉じた状態の2つの状態をとり得る。このため、開いて使用する状態(開状態)で閲覧する表示画面を大型化できるといった利便性と、閉じて使用する状態(閉状態)ではコンパクトな形状にすることができるという携帯容易性の2つの利点を有している。
さらに近年では、小型化および薄型化が折畳式携帯電話に求められている。
従来の折畳式携帯無線機用アンテナとしては、例えば、特開平10−84406号公報に開示されているような、上筐体基板からアンテナを給電、下筐体内に無給電素子を装荷し、筐体を閉じた状態における指向性を制御する構成が知られている。
また、従来の折畳式携帯無線機用アンテナとしては、例えば、特開2004−229141号公報に開示されているような、上筐体先端に逆Fアンテナを配置し、表示部側に反射板を設け指向性を制御する構成が知られている。
しかしながら、特開平10−84406号公報の携帯無線機では筐体内に約半波長の電気長をもつ導体素子を配置すると、筐体の小型化が難しくなるという課題があった。
しかしながら、特開2004−229141号公報の携帯無線機では、上筐体にアンテナ素子を配置することから、上筐体の薄型化が難しくなるという課題があった。
また、下筐体にアンテナ素子を配置すると、机上に携帯無線機を配置した場合において指向性が地面の方向に向いている場合が多く、基地局からの到来波方向である仰角20度〜40度方向と一致せず、受信感度が比較的悪くなるという課題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、小型化および薄型化を実現した上で、携帯無線機を机上に配置した場合における高いアンテナ性能を確保できる携帯無線機を提供することにある。
本発明の折畳式携帯無線機は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、前記第2の筐体内部に設けられた回路基板と、前記回路基板上の無線回路に接続された前記回路基板のヒンジ側端部に配置された第1給電部と、前記第2の筐体内に設けられ、前記第1給電部から給電されたアンテナ素子と、前記第1の筐体内部に設けられた導体板と、前記第1の筐体内部に配置された電気長が動作周波数において略1/4波長である導体素子とを備え、前記導体素子の一端を前記導体板の前記第1給電部近傍の位置に電気的に接続し、前記導体素子の他端を開放し、前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとを電気的に接続し、前記接続が前記第1給電部近傍である。この構成により、机上に携帯無線機を配置した状態にお
いて高いアンテナ性能を実現することができる。
また、本発明の折畳式携帯無線機においては、前記導体素子の主要部と前記アンテナ素子の主要部とを略平行に配置することが可能である。この構成により、机上に携帯無線機を配置した状態において高いアンテナ性能を実現することができる。
また、本発明の折畳式携帯無線機は、前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとを所定の値のリアクタンス素子を介して接続することが可能である。この構成により、机上に携帯無線機を配置した状態において高いアンテナ性能を実現することができる。
また、本発明の折畳式携帯無線機は、前記ヒンジ部は、導電性の金属で構成され、前記第1筐体に設けた第1ヒンジ部及び前記第2の筐体に設けた第2ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを電気的に接続すると共に回動可能に支持する連結部とを備え、前記第1ヒンジ部は前記導体板の前記ヒンジ部側の端部に電気的に接続しているとともに、前記第2ヒンジ部は前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置し、前記第1給電部近傍の第2ヒンジ部側端部に設けられる第2給電部と、前記第1給電部と前記第2給電部とを選択的に無線回路に接続するアンテナ切替回路と、前記第1の筐体と前記第2の筐体の開閉状態を検出する開閉検出手段とを備え、前記第1の筐体と前記第2の筐体が閉じている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第1給電部と前記無線回路を接続し、前記第2給電部は所定のリアクタンス回路を介して接地し、前記第1の筐体と前記第2の筐体が開いている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第2給電部と前記無線回路を接続し、前記第1給電部は所定のリアクタンス回路を介して接地することが可能である。この構成により、机上に折畳式携帯無線機を配置した状態において高いアンテナ性能を実現することができ、局所平均SARが低く自由空間および通話状態において高いアンテナ性能を確保することができる。
本発明は、小型化および薄型化を実現した上で、机上に配置した場合において高いアンテナ性能を確保できる折畳式携帯無線機を提供することにある。
以下、本発明の実施形態の折畳式携帯無線機について、添付図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態の折畳式携帯無線機を図1、図2に示す。
図1において、上ケース1と下ケース10とがヒンジ部5で連結された構造によって折畳式携帯無線機が構成されており、ヒンジ部5を中心として回動することにより、筐体部分を閉じた「閉状態」と開いた「開状態」の2つの状態をとり得る。なお、上ケース1と下ケース2は、絶縁体である樹脂の成型品により構成されている。上ケース1が本発明における第1の筐体を構成し、下ケース10が本発明における第2の筐体を構成すると考えられるが、下ケース10が第1の筐体を構成し、上ケース1が第2の筐体を構成するような構成にすることも可能である。
上ケース1内には上回路基板2(これが「導体板」を構成する)、下ケース10内には下回路基板11が配置されており、両者は携帯無線機の各種機能を実現する回路部品が実装されたプリント基板であり、そのほぼ全面に回路の接地電位となるグランドパターンが形成されている。
アンテナ素子9は、下ケース10内に主要部が筐体幅方向と略平行に配置され、下ケース10の内部に配置された回路基板11上の整合回路13に給電用ランド7及び給電バネ8を介して接続される。本例では、給電用ランド7及び給電バネ8が、第1給電部(アンテナ素子給電部)を構成する。整合回路13は無線回路14に接続される。また、アンテナ素子9は、長さが動作周波数における4分の1波長(例えば、2GHz帯で37mm程度)であり、間隔h2(例えば、10mm程度)を隔てて回路基板11と略平行に配置される。特に、アンテナ素子9は筐体幅方向と略平行に配置される。
導体素子3は、上ケース1内に配置され、一端を上回路基板2のグランドパターンにバネ接触や半田付けにより接続され、他端は開放される。また、導体素子3は、長さが動作周波数において4分の1波長(例えば、2GHz帯で37mm程度)であり、間隔h1(例えば、5mm程度)を隔てて上回路基板2と略平行に配置される。特に、導体素子3は主要部がアンテナ素子9と略平行に配置され、上回路基板2のグランドパターンとの接続部はヒンジ部5側において、アンテナ素子給電部側に配置される。言い換えると、導体素子3の一端は、上回路基板2における、閉じ状態で対向する他の筐体10内におけるアンテナ素子給電部(第1の給電部)の近傍の位置に電気的に接続されている。
接続線6は、ヒンジ部5内に配置され、上回路基板2のグランドパターンと下回路基板11のグランドパターンとを接続する電気的接続部を構成する。また、接続線6は筐体の開閉動作によって断線しないように、柔軟な素材であるフレキシブル基板や導線などで構成されバネ接続や半田付けにより接続される。特に、接続線6と上回路基板2のグランドパターンとの接続点と、導体素子3と上筐体グランドパターンとの接続点とは間隔L1(例えば、5mm程度)を隔てて配置される。また、接続線6と下回路基板11のグランドパターンとの接続点と、アンテナ素子9の給電点とは間隔L2(例えば、5mm程度)を隔てて配置される。また、接続線6の長さはL3(例えば、10mm程度)に設定される。すなわち、接続線6はアンテナ素子給電部の近傍において、上回路基板2と下回路基板11のグランドパターンを接続する。
次に、本実施形態におけるアンテナの動作原理について説明する。本実施形態における折畳式携帯無線機において、導体素子3と接続線6がない場合、図3の座標系において筐体閉状態で机上に置かれた場合、アンテナ素子9が下ケース10側に配置されているため、図4(a)に示すように指向性が−Z方向(地面の方向)に向けられる傾向となり、基地局からの到来波方向である仰角20度〜40度方向(図3の矢印方向)と一致せず受信感度が比較的悪くなる。
ここで、接続線6が存在すると、上回路基板2と下回路基板11とのグランドパターンが強結合となり、上回路基板2にアンテナ電流が分布する。さらに、導体素子3が存在すると、導体素子3が地線として動作し、導体素子3上にアンテナ電流が多く分布する。また、アンテナ素子9上の電流と導体素子3上の電流とに位相差が発生するため、図4(b)に示すように到来波方向に指向性が向けられ、基地局からの到来波方向である仰角20度〜40度方向(図3の矢印方向)と一致し、接続線6と導体素子3がない場合と比較し受信感度が2dB改善する。
なお、前述でアンテナ素子9の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであればよい。
また、図1、図2においてアンテナ素子9はモノポール構成としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであれば、逆Fアンテナ、ヘリカルアンテナであってもよい。
また、前述で導体素子3の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において地線として共振得られる長さであればよい。
また、前述で接続線6と上回路基板2のグランドパターンとの接続点と、導体素子3と上筐体グランドパターンとの接続点との間隔L1を5mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
また、前述で接続線6と下回路基板11のグランドパターンとの接続点と、アンテナ素子9の給電点との間隔L2を5mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
また、前述で接続線6の長さL3を10mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態の折畳式携帯無線機を図5に示す。図5において図2と同一の符号を付すものは同一の構成要素を示し、その詳細な説明を省略する。
上ケース1の−Z側の面、すなわち一般に表示部が配置される面には、金属フレーム12aが装着されている。一般に、金属フレーム12aは、高い導電性を有し、かつ、軽量で強度が高い金属、例えばマグネシウム合金が用いられる。これにより、薄型形状である上ケース1の強度を確保するとともに、金属フレーム12aがアンテナ素子(これが「第2アンテナ素子」を構成する)としても動作する。一般に、金属フレーム12aの長辺の長さは90mm程度である。また、上回路基板2の接地電位であるグランドパターンと金属フレーム12aとはネジで共締めされるなどして接続される。
導体素子3は、上ケース1内に配置され、一端を上回路基板2のグランドパターンにバネ接触や半田付けにより接続され、他端は開放される。また、導体素子3は、長さが動作周波数において4分の1波長(例えば、2GHz帯で37mm程度)であり、間隔h1(例えば、5mm程度)を隔てて上回路基板2と略平行に配置される。特に、導体素子3は主要部がアンテナ素子9と略平行に配置され、上回路基板2のグランドパターンとの接続部はヒンジ部5側において、アンテナ素子給電部側に配置され、後述する「回転軸4と金属フレーム1との接続点」と「導体素子3と上回路基板2のグランドパターンとの接続点」とはL1a(例えば、5mm)を隔てて配置される。
ヒンジ部5は、金属フレーム12aの下端(これが「第1ヒンジ部」を構成する)、ヒンジ金具4a(これが「第2ヒンジ部」を構成する)及び回転軸4によって構成されている。金属フレーム12a、ヒンジ金具4a及び回転軸4は、導電性の金属で構成されており、それぞれの間の接触点において電気的に導通するように構成される。金属フレーム12a、ヒンジ金具4a及び回転軸4は、後述する第2の給電部を介して、上回路基板2と下回路基板11のグランドパターンとを電気的に接続する電気的接続部を構成する。また、金属フレーム12aの下端とヒンジ金具4aとは、連結手段に該当する回転軸4により回動可能なように連結される。
下ケース10には、ヒンジ部5寄りにアンテナ素子9(これが「第1アンテナ素子」を構成している)が設置されている。また、アンテナ素子9は、その一端に設けた給電用ランド7が給電用バネ8を介してアンテナ制御回路部15に接続され、他端が開放される。
ヒンジ金具4aの一端(図5では右側)は、給電用ランド16と給電用バネ17を介してアンテナ制御回路部15に接続される。給電用ランド16と給電用バネ17は第2の給電部を構成する。
給電用ランド7と給電用ランド16とは所定の距離L2a(例えば、5mm程度)を隔てて配置される。
また、下ケース10内に設けた前述のアンテナ制御回路部15は、図6に示すように、整合回路18、整合回路19、高周波スイッチ20、高周波スイッチ21、終端リアクタンス素子23、および終端リアクタンス素子24から構成されている。
また、前述のアンテナ制御回路部15には、無線回路部14、開閉検出装置25が接続されている。開閉検出装置25は、例えばホール素子などで構成され、開閉検出装置25とアンテナ制御回路部15とが連動することで、筐体の開閉に応じて無線回路部とアンテナ素子との接続を切替することができる。
次に、本実施形態に係る折畳式携帯無線機の筐体である上ケース1と下ケース10の(I)閉状態 及び (II)開状態における作用について説明する。
(I)図6は、折畳式携帯無線機の上ケース1と下ケース10を閉じた「閉状態」において、無線回路部14がアンテナ素子9を選択し、ヒンジ金具4aが終端リアクタンス素子24に接続されている状態を示している。また、ヒンジ金具4aは金属フレーム12aとヒンジ部5を介し接続されている。
このとき、アンテナ素子9は、高周波スイッチ20、整合回路18、給電用ランド7、給電用バネ8を介して無線回路14に接続され、アンテナとして給電される。
ヒンジ金具4aは、給電用バネ17、給電用ランド16、整合回路19、高周波スイッチ21、終端リアクタンス素子24を介して下回路基板11の接地電位であるグランドパターンに接地される。このとき、終端リアクタンス素子24の値を調節して、ヒンジ金具4a側から整合回路19を見たインピーダンスを低くするように、すなわち、金属フレーム12aと下回路基板11のグランドパターンとが接続され、上回路基板2と下回路基板11とが高周波的に「強結合」状態となる。
このように、筐体を閉じた状態において、第1の実施形態と同様の作用を得ることができ、導体素子3と給電バネ17がない場合と比較し机上における受信感度が2dB程度改善する。
(II)図7は、折畳式携帯無線機の上ケース1と下ケース1を開いた「開状態」において、無線回路部14がヒンジ金具4aを選択し、アンテナ素子9が終端リアクタンス素子23に接続されている状態を示している。また、ヒンジ金具4aは金属フレーム12aとヒンジ部5を介し接続されている。
このとき、金属フレーム12a(これが「第2のアンテナ素子」を構成する)は、ヒンジ金具4a、給電バネ17、給電用ランド16、整合回路19、高周波スイッチ21を介し無線回路14に接続され、アンテナとして給電され、筐体全体がダイポールアンテナとして動作する。筐体全体がアンテナとして動作しているため、アンテナの電気的体積が高いため、広帯域・高アンテナ効率特性のアンテナ性能を得ることができる。
また、アンテナ素子9は、給電用バネ8、給電用ランド7、整合回路18、高周波スイッチ20、終端リアクタンス素子23を介し接続される。このとき、終端リアクタンス素子23の値を調整して、アンテナ素子9から整合回路18を見たインピーダンスを低くするように、すなわち、アンテナ素子9と下回路基板11のグランドパターンとが接続される状態となり、地線として動作する。
また、導体素子3は上回路基板2のグランドパターンに接続された地線として動作する。
一般に、図8に示すように使用者が携帯無線機を人体頭部近傍で通話した「通話状態」において、アンテナ素子と人体とが近接すると局所平均SAR(Specific Absorption Rate:比吸収率)が比較的高くなる。本実施形態の携帯無線機においても、導体素子3とアンテナ素子9がない場合、給電部付近であるヒンジ部5にアンテナ電流が集中し、比較的SARが高くなる。
ここで、導体素子3とアンテナ素子9が存在すると、各々の素子が地線として動作しアンテナ電流が人体26から遠い導体素子3上とアンテナ素子9上に集中し、人体26とアンテナ電流を離すことができ、30%程度SARを低減できる。
以上のように、本実施の形態無線機は、閉状態では机上において高いアンテナ性能を確保でき、開状態では低SARかつ高いアンテナ性能を確保できる。
なお、前述でアンテナ素子9の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであればよい。
また、図5、図6、図7においてアンテナ素子9はモノポール構成としたが、動作周波数において電気的な共振が得られる長さであれば、逆Fアンテナ、ヘリカルアンテナであってもよい。
また、前述で導体素子3の長さは動作周波数において4分の1波長としたが、動作周波数において地線として共振得られる長さであればよい。
また、前述で「回転軸4と金属フレーム1との接続点」と「導体素子3と上回路基板2のグランドパターンとの接続点」との距離L1aを5mmとしたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
また、前述で給電用ランド7と給電用ランド16との間隔L2aを5mm程度としたが、極力短い方が机上における受信感度の改善効果が高い。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本出願は、2005年3月30日出願の日本特許出願(特願2005−099076)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
以上のように、本発明は、小型化および薄型化を実現した上で、机上における高いアンテナ性能を確保できるので、折畳式携帯無線機の無線通信性能の高性能化に有用である。
第1実施形態に係る折畳式携帯無線機の斜視図 第1実施形態に係る折畳式携帯無線機の基本構成図であり、図2(a)は+Z方向から見た図であり、図2(b)はY方向から見た図であり、図2(c)は−Z方向から見た図 机上待ち受け状態座標系のおよび基地局からの到来波方向を示す図 第1実施形態に係る折畳式携帯無線機の指向性の図 第2実施形態に係る折畳式携帯無線機の基本構成図であり、図5(a)は+Z方向から見た図であり、図5(b)はY方向から見た図であり、図5(c)は−Z方向から見た図 第2実施形態に係る筐体を閉じた場合のアンテナ選択動作図 第2実施形態に係る筐体を開いた場合のアンテナ選択動作図 通話状態における折畳式携帯無線機と人体との位置関係図
符号の説明
1 上ケース
2 上回路基板
3 導体素子
4 回転軸
5 ヒンジ部
6 接続線
7 給電ランド
8 給電ピン
9 アンテナ素子
10 下ケース
11 下回路基板
12 上カバー

Claims (10)

  1. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、
    前記第2の筐体内部に設けられた回路基板と、
    前記回路基板上の無線回路に接続され前記回路基板のヒンジ側端部に配置された第1給電部と、
    前記第2の筐体内に設けられ、前記第1給電部から給電されたアンテナ素子と、
    前記第1の筐体内部に設けられた導体板と、
    前記第1の筐体内部に配置され電気長が動作周波数において略1/4波長である導体素子とを備え、
    前記導体素子の一端を前記導体板の前記第1給電部近傍の位置に電気的に接続し、
    前記導体素子の他端を開放し、
    前記第1給電部近傍において、前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとを電気的に接続する電気的接続部を備えた携帯無線機。
  2. 請求項1記載の携帯無線機であって、
    前記導体素子の主要部と前記アンテナ素子の主要部とが略平行に配置される、携帯無線機。
  3. 請求項1または2記載の携帯無線機であって、
    前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとが所定の値のリアクタンス素子を介して接続される、携帯無線機。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載の携帯無線機であって、
    前記ヒンジ部は、導電性の金属で構成され、前記第1筐体に設けた第1ヒンジ部及び前記第2の筐体に設けた第2ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを電気的に接続すると共に回動可能に支持する連結部とを備え、
    前記第1ヒンジ部は前記導体板の前記ヒンジ部側の端部に電気的に接続しているとともに、前記第2ヒンジ部は前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置し、
    前記第1給電部近傍の第2ヒンジ部側端部に設けられる第2給電部と、
    前記第1給電部と前記第2給電部とを選択的に無線回路に接続するアンテナ切替回路と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体の開閉状態を検出する開閉検出手段とを備え、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体が閉じている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第1給電部と前記無線回路を接続し、前記第2給電部は所定のリアクタンス回路を介して前記回路基板上のグランドパターンに接続し、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体が開いている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第2給電部と前記無線回路を接続し、前記第1給電部は所定のリアクタンス回路を介して前記回路基板上のグランドパターンに接続する、携帯無線機。
  5. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回動自在に連結するヒンジ部と、
    前記第2の筐体内部に設けられた回路基板と、
    前記回路基板上の無線回路に接続された第1給電部と、
    前記第2の筐体内に設けられ、前記第1給電部から給電される第1のアンテナ素子と、
    前記第1の筐体内部に設けられた導体板と、
    前記第1の筐体内部において、第1端が前記導体板に電気的に接続され、第2端が開放された導体素子と、
    前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとを電気的に接続する電気的接続部と、を備えた携帯無線機。
  6. 請求項5記載の携帯無線機であって、
    前記導体素子の主要部と前記アンテナ素子の主要部とが略平行に配置される、携帯無線機。
  7. 請求項5または6記載の携帯無線機であって、
    前記導体板と前記回路基板の接地電位であるグランドパターンとが所定の値のリアクタンス素子を介して接続される、携帯無線機。
  8. 請求項5ないし7のいずれか1項記載の携帯無線機であって、
    前記電気的接続部が、前記ヒンジ部内に配置された接続線より構成される、携帯無線機。
  9. 請求項5ないし7のいずれか1項記載の携帯無線機であって、
    前記第1の筐体が、前記導体板に電気的に接続された金属フレームを更に含み、
    前記ヒンジ部が、ヒンジ金具と、回転軸と、前記金属フレームの一端部より構成され、
    前記電気的接続部が、前記ヒンジ金具と、前記回転軸と、前記金属フレームより構成される、携帯無線機。
  10. 請求項5ないし9のいずれか1項記載の携帯無線機であって、
    前記ヒンジ部は、導電性の金属で構成され、前記第1筐体に設けた第1ヒンジ部及び前記第2の筐体に設けた第2ヒンジ部と、前記第1ヒンジ部と前記第2ヒンジ部とを電気的に接続すると共に回動可能に支持する連結部とを備え、
    前記第1ヒンジ部は前記導体板の前記ヒンジ部側の端部に電気的に接続しているとともに、前記第2ヒンジ部は前記回路基板上のグランドパターンと所定の間隔を隔てて配置し、
    前記第1給電部近傍の第2ヒンジ部側端部に設けられる第2給電部と、
    前記第1給電部と前記第2給電部とを選択的に無線回路に接続するアンテナ切替回路と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体の開閉状態を検出する開閉検出手段とを備え、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体が閉じている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第1給電部と前記無線回路を接続し、前記第2給電部は所定のリアクタンス回路を介して前記回路基板上のグランドパターンに接続し、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体が開いている場合には、前記アンテナ切替回路が前記第2給電部と前記無線回路を接続し、前記第1給電部は所定のリアクタンス回路を介して前記回路基板上のグランドパターンに接続する、携帯無線機。
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