JPH1155088A - 信号間の位相差補償方式 - Google Patents

信号間の位相差補償方式

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JPH1155088A
JPH1155088A JP9209105A JP20910597A JPH1155088A JP H1155088 A JPH1155088 A JP H1155088A JP 9209105 A JP9209105 A JP 9209105A JP 20910597 A JP20910597 A JP 20910597A JP H1155088 A JPH1155088 A JP H1155088A
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JP
Japan
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signal
phase difference
delay
signals
circuit
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JP9209105A
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Kenichi Kawazoe
健一 川添
Toru Chiba
徹 千葉
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号間の位相差補償方式に関し、信号伝送路
に対する負荷変動や、信号伝送路自体の伝送特性の変動
があっても信号間の位相差を補償することが可能な信号
間の位相差補償方式を提供する。 【解決手段】 送信する第一の信号と、第二の信号との
位相差を検出し、検出した位相差に対応して該第二の信
号の位相を制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号間の位相差補
償方式に係り、特に、信号伝送路に対する負荷変動や、
信号伝送路自体の伝送特性の変動があっても信号間の位
相差を補償することが可能な信号間の位相差補償方式に
関する。
【0002】デジタル技術を適用した通信装置において
も、同様な情報処理装置においても、扱う信号には複数
の種類がある。例えば、伝送すべき主信号及び処理すべ
き信号であるデータや、そのデータを扱う基準信号とし
てのクロックや、そのデータをメモリに書き込む際のア
ドレスなどである。
【0003】そして、データとクロックや、データとア
ドレスとの間には、立ち上がりが一致しているとか、一
方の信号がハイ・レベルの時にもう一方の信号が立ち上
がる必要があるとか、特定の位相関係が要求される。
【0004】しかも、回路が安定に動作するために、そ
の特定の位相関係には特定の許容範囲があり、その許容
範囲を逸脱すると回路は誤動作を起こすことになる。従
って、デジタル技術を適用した通信装置や情報処理装置
においては信号間の位相差を正確に制御する必要があ
る。
【0005】ところで、通信装置や情報処理装置は装置
内でパッケージ数が一定な状態で使用されるとは限ら
ず、所謂チャネルの増設や減設が行なわれることがしば
しばある。このようなチャネルの増設や減設に伴い、例
えばデータの伝送路とクロックの伝送路における負荷に
差が生じて、データとクロックの位相差が変化するとい
うことが起こる。
【0006】又、例えばデータの伝送路とクロックの伝
送路に使用されている伝送媒体が異なる場合、各々の伝
送媒体の遅延時間の温度特性に起因して、データとクロ
ックの位相差が変化するということも起こる。
【0007】通信装置や情報処理装置を安定に動作させ
るためには、信号伝送路に対する負荷変動や、信号伝送
媒体自体の伝送特性の変動があっても信号間の位相差の
変動を補償できることが要請される。
【0008】
【従来の技術】図10は、従来の位相差補償方式を説明
する図である。図10において、1a及び1bはバッフ
ァ・ゲート、2aは第一の機能回路部、2bは第二の機
能回路部、10は遅延回路である。
【0009】そして、バッファ・ゲート1aには第一の
信号が供給され、該バッファ・ゲート1aの出力信号は
第一の機能回路部2a及び第二の機能回路部2bの第一
の入力端子に供給される。一方、遅延回路10を介して
バッファ・ゲート1bには第二の信号が供給され、該バ
ッファ・ゲート1bの出力信号は該第一の機能回路部2
a及び該第二の機能回路部2bの第二の入力端子に供給
される。
【0010】実用上のことを考えると、バッファ・ゲー
ト1a、バッファ・ゲート1b及び遅延回路10は或る
パッケージに実装されており、第一の機能回路部2a及
び第二の機能回路部2bは上記パッケージとは異なるパ
ッケージに実装されることが多く、更に、第一の機能回
路部2aと第二の機能回路部2bが異なるパッケージに
実装されて、増設又は減設されることが多い。
【0011】ここで、第一の機能回路部2aと第二の機
能回路部2bにおいて、第一の信号と第二の信号の位相
が一致している必要があって、第一の信号と第二の信号
に対する伝送媒体の遅延時間が等しく、バッファ・ゲー
ト1aに対する負荷がバッファ・ゲート1bに対する負
荷より重たければ、上記遅延回路10の遅延時間はバッ
ファ・ゲート1aとバッファ・ゲート1bの遅延時間の
差に等しく設定される。
【0012】又、第一の機能回路部2aと第二の機能回
路部2bにおいて、第一の信号と第二の信号の位相が一
致している必要があって、第一の信号と第二の信号に対
する伝送媒体の遅延時間が等しくなく、バッファ・ゲー
ト1aとバッファ・ゲート1bに対する負荷が等しい場
合には、上記遅延回路の遅延時間は両伝送媒体の遅延時
間の差に設定される。
【0013】更に、第一の機能回路部2aと第二の機能
回路部2bにおいて、第一の信号と第二の信号との間に
特定の位相差が必要であって、バッファ・ゲート1aと
バッファ・ゲート1bに対する負荷が等しく、第一の信
号と第二の信号に対する伝送経路の遅延時間が等しいな
らば、上記遅延回路10の遅延時間は上記特定の位相差
に対応する遅延時間に設定される。
【0014】上記のように遅延回路10に設定する遅延
時間によって、第一の機能回路部2aと第二の機能回路
部2bにおける第一の信号と第二の信号の位相差を必要
な値に設定できるので、第一の機能回路部2aと第二の
機能回路部2bは安定に動作する条件を与えられる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10の構
成において、第二の機能回路部2bが減設されたり、図
示されていない第三の機能回路部が増設されると、バッ
ファ・ゲート1aとバッファ・ゲート1bに対する負荷
が変動し、第一の信号と第二の信号の遅延時間が変動す
ることがある。
【0016】又、第一の信号が伝送される伝送媒体と第
二の信号が伝送される伝送媒体の遅延時間が異なる場
合、温度変動によって両伝送媒体の遅延時間の差が変動
することがある。
【0017】図10の構成では、初期状態で遅延回路1
0の遅延時間を設定するだけであるから、上記のように
遅延時間の変動が生ずる場合には、その遅延時間の変動
に追随することができない。
【0018】即ち、バッファ・ゲート1aとバッファ・
ゲート1bに対する負荷変動、即ち信号伝送路に対する
負荷変動が生じたり、第一の信号に対する伝送媒体の遅
延時間と第二の信号に対する伝送媒体の遅延時間の差に
変動が生ずると、図10の構成では機能回路部における
第一の信号と第二の信号の位相差に変動を生じ、機能回
路部の動作が不安定になる恐れが出てくる。
【0019】本発明は、かかる問題に鑑み、信号伝送路
に対する負荷変動や、信号伝送媒体自体の遅延特性に変
動があっても信号間の位相差を補償することが可能な信
号間の位相差補償方式を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】第一の発明は、バッファ
・ゲートから出力される一方の信号と、もう一方の信号
との位相差を送信側で検出し、該位相差に対応していず
れかの信号に対する遅延時間を制御して出力する技術で
ある。
【0021】第一の発明によれば、バッファ・ゲートに
対する負荷が変動した場合、バッファ・ゲートから出力
される一方の信号と、もう一方の信号との間に生ずる位
相差の変動を検出でき、検出した位相差の変動に応じた
遅延時間の制御を行なうことができるので、信号間の位
相差を補償することができる。
【0022】第二の発明は、バッファ・ゲートから出力
される信号同士の位相差を送信側で検出し、該位相差に
対応していずれかの信号に対する遅延時間を制御して出
力する技術である。
【0023】第二の発明によれば、バッファ・ゲートに
対する負荷が変動した場合、バッファ・ゲートから出力
される双方の信号の間に生ずる位相差の変動を検出で
き、検出した位相差の変動に応じた遅延時間の制御を行
なうことができるので、信号間の位相差を補償すること
ができる。
【0024】第三の発明は、受信した信号同士の位相差
を受信側で検出し、該位相差に対応していずれかの信号
に対する遅延時間を制御して出力する技術である。第三
の発明によれば、バッファ・ゲートに対する負荷が変動
した場合、受信される双方の信号の間に生ずる位相差の
変動を検出でき、検出した位相差の変動に応じた遅延時
間の制御を行なうことができるだけでなく、伝送媒体の
遅延時間差に変動が生じてもこれを検出して制御でき
る。
【0025】第四の発明は、送信側で双方の信号に位相
差を検出するための信号を重畳して送出し、重畳されて
いる位相差を検出するための信号の間に生じた位相差を
受信側で検出し、検出した位相差に対応していずれかの
信号の遅延時間を制御する技術である。
【0026】第四の発明において、双方の信号に重畳さ
れた位相差を検出するための信号の間に生じた位相差
は、双方の信号の間に生ずる位相差と等しい。従って、
バッファ・ゲートに対する負荷が変動した場合、受信さ
れる双方の信号の間に生ずる位相差の変動を検出でき、
検出した位相差の変動に応じた遅延時間の制御を行なう
ことができるだけでなく、伝送媒体の遅延時間差に変動
が生じてもこれを検出して制御できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施の形
態で、第二の信号の遅延を制御するケースを想定した構
成である。
【0028】図1において、1a及び1b及び1cはバ
ッファ・ゲート、2aは第一の機能回路部、2bは第二
の機能回路部、3は第一の遅延制御部である。実用上の
ことを考えると、バッファ・ゲート1a、バッファ・ゲ
ート1b、バッファ・ゲート1c及び第一の遅延制御部
3は或るパッケージに実装されており、第一の機能回路
部2a及び第二の機能回路部2bは上記パッケージとは
異なるパッケージに実装されることが多く、更に、第一
の機能回路部2aと第二の機能回路部2bは異なるパッ
ケージに実装され、これら機能回路部は増設又は減設さ
れることがある。
【0029】そして、バッファ・ゲート1aには第一の
信号が供給され、該バッファ・ゲート1aの出力信号は
第一の機能回路部2a及び第二の機能回路部2bの第一
の入力端子に供給される。
【0030】一方、第一の遅延制御部3を介してバッフ
ァ・ゲート1bには第二の信号が供給され、該バッファ
・ゲート1bの出力信号は該第一の機能回路部2a及び
該第二の機能回路部2bの第二の入力端子に供給され
る。
【0031】この際、バッファ・ゲート1aを通過した
第一の信号をバッファ・ゲート1cを介して第一の遅延
制御部3に導き、第二の信号との位相差を検出し、検出
した位相差に対応して該第二の信号の遅延時間を制御し
て出力する。
【0032】図1の構成によれば、例えば機能回路部の
増設や減設が行なわれて、バッファ・ゲートに対する負
荷が変動した場合、バッファ・ゲートから出力される一
方の信号と、もう一方の信号との間に生ずる位相差の変
動を検出でき、検出した位相差の変動に応じた遅延時間
の制御を行なうことができるので、信号間の位相差を補
償することができる。
【0033】尚、図1の構成は第二の信号の位相を制御
することを想定したものであるが、当然、第一の信号の
位相を制御することも可能である。そして、このこと
は、以降に示す全ての発明の実施の形態にも成り立つこ
とである。
【0034】図2は、図1における第一の遅延制御部の
構成例(その1)で、第二の信号の遅延を制御するケー
スを想定した構成である。図2において、3−1は論理
積回路、3−2は整流回路、3−3a及び3−3b及び
3−3cは入力電圧の差の極性に応じてハイ・レベル又
はロー・レベルのデジタル信号を出力するデジタル・コ
ンパレータ、3−4a及び3−4b及び3−4cは該デ
ジタル・コンパレータの一方の入力端子に参照電圧を供
給する参照電圧源、3−5a及び3−5b及び3−5c
は遅延回路、3−6a及び3−6b及び3−6cは前記
デジタル・コンパレータの出力信号によってオン・オフ
を制御されるスイッチである。そして、遅延回路3−5
a、3−5b、3−5c及びスイッチ3−6a、3−6
b、3−6cによって遅延時間が可変な遅延回路が構成
される。
【0035】論理積回路3−1の一方の入力端子には、
図1におけるバッファ・ゲート1cの出力信号が供給さ
れ、該論理積回路3−1のもう一方の入力端子には図1
における第二の信号が供給され、両信号の論理積を演算
することによって両信号間の位相差を検出する。
【0036】図2の構成は、両信号のデューティ比が等
しい場合に好適であるので、この場合を例にして説明す
ると、論理積回路3−1の二の入力端子における両信号
の位相が一致している場合には、論理積回路3−1の出
力信号は入力端子に与えられる信号と同じ波形になり、
論理積回路3−1の二の入力端子における両信号の位相
が反対位相の場合には、論理積回路3−1の出力信号は
ロー・レベルの信号になり、上記二のケースの中間の位
相関係の場合には、論理積回路3−1の出力信号は両信
号が同時にハイ・レベルになった時間だけハイ・レベル
である信号になる。
【0037】即ち、両信号間の位相差に応じた幅のパル
ス信号が論理積回路3−1から出力される。該論理積回
路3−1の出力信号を整流回路3−2によって整流する
と、該整流回路3−2が出力する直流は両信号間の位相
差に応じた電圧になる。そして、位相が一致している場
合に最大の電圧になり、位相が反対の場合に最小の電圧
になる。
【0038】いま、第二の信号の位相をバッファ・ゲー
ト1cを通過した第一の信号の位相と一致するように設
定したい場合を考える。この場合には、参照電圧源の電
圧は、参照電圧源3−4aの電圧を最大に設定し、参照
電圧源3−4bの電圧を中間のに設定し、参照電圧源3
−4cの電圧を最小に設定し、且つ、参照電圧源3−4
aの電圧は該整流回路が出力する最大の電圧より低く設
定し、参照電圧源3−4cの電圧は該整流回路が出力す
る最小の電圧より低く設定しておく。
【0039】両信号の位相が一致する場合には該整流回
路は最大の電圧を出力し、上記の仮定により該最大の電
圧は全ての参照電圧源の電圧より高いので、全てのデジ
タル・コンパレータはハイ・レベルを出力する。
【0040】スイッチは、デジタル・コンパレータの出
力がハイ・レベルの時に閉じて、デジタル・コンパレー
タの出力がロー・レベルの時に開くものとすれば、両信
号の位相が一致している時には全てのスイッチが閉じ
る。
【0041】従って、両信号の位相が一致している時に
は第二の信号は遅延を受けないで出力される。この状態
で、バッファ・ゲート1cの出力信号の位相が遅れたと
する。この場合、この位相遅れに対応して該デジタル・
コンパレータ3−3aが最も早くロー・レベルの信号を
出力するようになり、次いで該デジタル・コンパレータ
3−3bがロー・レベルの信号を出力するようになり、
最後に該デジタル・コンパレータ3−3cがロー・レベ
ルの信号を出力するようになる。
【0042】従って、バッファ・ゲート1cの出力信号
の位相変動に応じて、該スイッチ3−6cが最も早く開
き、次いで該スイッチ3−6b、最後に該スイッチ3−
6aが開くようになる。
【0043】該スイッチ3−6cだけが開放になると第
二の信号は該遅延回路3−5cだけを通過するようにな
り、次いで該スイッチ3−6bが開放になると第二の信
号は該遅延回路3−5cと該遅延回路3−5bを通過す
るようになり、最後に該スイッチ3−6aが開放になる
と第二の信号は全ての遅延回路を通過するようになる。
【0044】これにより、バッファ・ゲート1cの出力
信号の位相遅れに第二の信号の位相を適応させることが
できる。即ち、両信号の位相差を補償することができ
る。図1の構成では、バッファ・ゲート1cの出力信号
が遅れに第二の信号の位相を適応させることはできる
が、バッファ・ゲート1cの出力信号の進みに第二の信
号の位相を適応させることはできない。
【0045】しかし、論理積回路3−1の入力において
いずれかの信号の位相にオフセットを持たせて、一方の
信号の立ち上がりがもう一方の信号の立ち上がりと立ち
下がりの中間にくるように設定しておけば、バッファ・
ゲート1cの出力信号の進みと遅れに対して第二の信号
の位相を適応させることが可能になる。尚、この場合に
は、位相にオフセットを持たせなかった方の信号に対し
て該オフセット分だけ位相を補正する必要があることは
いうまでもない。
【0046】尚、図2の構成は第二の信号の位相を制御
することを想定したものであるが、当然、第一の信号の
位相を制御することも可能である。そして、このこと
は、以降に示す全ての遅延制御部にも成り立つことであ
る。
【0047】図3は、第一の遅延制御部の構成例(その
2)で、第二の信号の遅延を制御するケースを想定した
構成である。図3において、3−1は論理積回路、3−
2は整流回路、3−3a及び3−3b及び3−3cは入
力電圧の差の極性に応じてハイ・レベル又はロー・レベ
ルのデジタル信号を出力するデジタル・コンパレータ、
3−4a及び3−4b及び3−4cは該デジタル・コン
パレータへの参照電圧源、3−5a及び3−5b及び3
−5cは遅延回路、3−6a及び3−6b及び3−6c
は前記デジタル・コンパレータの出力信号によってオン
・オフを制御されるスイッチ、3−7a及び3−7b及
び3−7cはインバータである。そして、遅延回路3−
5a、3−5b、3−5c及びスイッチ36a、3−6
b、3−6cによって遅延時間が可変な遅延回路が構成
される。
【0048】図3の構成は、図2の構成に対してインバ
ータを追加したものである。両信号のデューティ比が5
0%である場合に、各々の参照電圧源の電圧を図2の場
合と同様に設定しておけば、バッファ・ゲート1cの出
力信号と第二の信号との位相が一致した時に全てのスイ
ッチが開放になるので、図3の構成は第二の信号をバッ
ファ・ゲート1cの出力信号と逆位相で出力したい場合
に好適である。
【0049】そして、バッファ・ゲート1cの位相が進
んだ場合、この位相進みに応じてスイッチが閉じてゆ
き、第二の信号に対する遅延を小さくするように制御す
る。これにより、バッファ・ゲート1cの出力信号の位
相遅れに第二の信号の位相を適応させることができる。
即ち、両信号の位相差を補償することができる。
【0050】図3の構成では、バッファ・ゲート1cの
出力信号の進みに第二の信号の位相を適応させることは
できるが、バッファ・ゲート1cの出力信号の遅れに第
二の信号の位相を適応させることはできない。
【0051】しかし、論理積回路3−1の入力において
いずれかの信号の位相にオフセットを持たせて、一方の
信号の立ち上がりがもう一方の信号の立ち上がりと立ち
下がりの中間にくるように設定しておけば、バッファ・
ゲート1cの出力信号の進みと遅れに対して第二の信号
の位相を適応させることが可能になる。尚、この場合に
は、位相にオフセットを持たせなかった方の信号に対し
てオフセット分だけ位相を補正する必要があることはい
うまでもない。
【0052】ここで、図2又は図3の構成における位相
制御の精度は、一の遅延回路の遅延時間を小さくして遅
延回路の数を増やすことによって上げることができる。
この場合、同時にデジタル・コンパレータの数を増やす
必要があることはいうまでもない。そして、デジタル・
コンパレータの分解能によって位相制御の精度が決定さ
れるが、現状の技術によれば、実用的には位相制御の精
度に対する制約はない。
【0053】図4は、第一の遅延制御部の他の構成例で
ある。図4において、3−1は論理積回路、3−2は整
流回路、3−4は後述するアナログ・コンパレータの一
方の入力端子に参照電圧を供給する参照電圧源、3−8
は該整流回路の出力電圧と該参照電圧源の電圧との差に
応じたアナログ電圧を出力するアナログ・コンパレー
タ、3−9は該アナログ・コンパレータの出力電圧によ
って遅延を制御される電圧制御遅延回路である。
【0054】論理積回路3−1の一方の入力端子には、
図1におけるバッファ・ゲート1cの出力信号が供給さ
れ、該論理積回路3−1のもう一方の入力端子には該電
圧制御遅延回路を通過した第二の信号が供給され、両信
号の論理積を演算することによって両信号間の位相差を
検出する。
【0055】該整流回路3−2の出力電圧をアナログ・
コンパレータの一方の入力端子に供給する。該アナログ
・コンパレータ3−8のもう一方の入力端子には参照電
圧源3−4を接続する。該参照電圧源3−4の電圧は、
第二の信号の位相が所定の位相になった時に該整流回路
3−2が出力する電圧に等しく設定する。
【0056】このようにしておけば、論理積回路3−
1、整流回路3−2、アナログ・コンパレータ3−8、
電圧制御遅延回路3−9によって構成される負帰還回路
の作用によって、第二の信号の位相は所定の位相に自動
的に設定される。
【0057】そして、論理積回路3−1の入力において
いずれかの信号の位相にオフセットを持たせて、一方の
信号の立ち上がりがもう一方の信号の立ち上がりと立ち
下がりの中間にくるように設定しておけば、バッファ・
ゲート1cの出力信号の進みと遅れに対して第二の信号
の位相を適応させることが可能になる。尚、この場合に
は、位相にオフセットを持たせなかった方の信号に対し
て該オフセット分だけ位相を補正する必要があることは
いうまでもない。
【0058】尚、電圧制御遅延回路は、例えばLC遅延
回路のコンデンサの値を電圧によって制御するものでよ
い。そして、そのコンデンサには半導体による可変容量
コンデンサや、電圧に対して非直線特性を有する誘電体
を用いた可変容量コンデンサを適用すればよい。
【0059】又、図4の構成は、両信号のデューティ比
が等しい場合に好適である。さて、図2及び図3及び図
4の構成は、両信号デューティ比が等しい場合に好適で
あることは既に述べたところであるが、両信号のデュー
ティ比が異なる場合にも若干の変更を施すだけで適用で
きる。
【0060】即ち、両信号の立ち上がり点がどう変動す
るかを検出すればよいので、図2及び図3及び図4にお
いて論理積回路を除去し、バッファ・ゲート1cの出力
信号と第二の信号を個別に微分して、微分パルスによっ
て例えばセット・リセット・フリップ・フロップをセッ
ト及びリセットして位相差に対応する幅のパルスを生成
し、該パルスを整流回路に供給するように変更すればよ
い。
【0061】図5は、本発明の第二の実施の形態で、第
二の信号の遅延を制御するケースを想定した構成であ
る。図5において、1a及び1b及び1c及び1dはバ
ッファ・ゲート、2aは第一の機能回路部、2bは第二
の機能回路部、4は第二の遅延制御部である。
【0062】実用上のことを考えると、バッファ・ゲー
ト1a、バッファ・ゲート1b、バッファ・ゲート1
c、バッファ・ゲート1d及び第二の遅延制御部4は或
るパッケージに実装されており、第一の機能回路部2a
及び第二の機能回路部2bは上記パッケージとは異なる
パッケージに実装されることが多く、更に、第一の機能
回路部2aと第二の機能回路部2bは異なるパッケージ
に実装されることもある。
【0063】そして、バッファ・ゲート1aには第一の
信号が供給され、該バッファ・ゲート1aの出力信号は
第一の機能回路部2a及び第二の機能回路部2bの第一
の入力端子に供給される。
【0064】一方、第二の遅延制御部を介してバッファ
・ゲート1bには第二の信号が供給され、該バッファ・
ゲート1bの出力信号は該第一の機能回路部2a及び該
第二の機能回路部2bの第二の入力端子に供給される。
【0065】この際、バッファ・ゲート1aを通過した
第一の信号をバッファ・ゲート1cを介して第二の遅延
制御部4に導き、同様に、バッファ・ゲート1bを通過
した第二の信号をバッファ・ゲート1dを介して第二の
遅延制御部4に導き、バッファ・ゲート1aとバッファ
・ゲート1bを通過した点における第一の信号と第二の
信号との位相差を検出し、検出した位相差に対応して該
第二の信号の遅延時間を制御して出力する。
【0066】図5の構成によれば、例えば機能回路部の
増設や減設が行なわれて、バッファ・ゲートに対する負
荷が変動した場合、バッファ・ゲートから出力される両
方の信号の位相差の変動を検出でき、検出した位相差の
変動に応じた遅延時間の制御を行なうことができるの
で、信号間の位相差を補償することができる。
【0067】図5の構成は、上記負荷変動とは無関係に
バッファ・ゲート自体の遅延時間に変動が生じても、第
二の信号の位相を正確に補償できる利点を有する。図6
は、図5における第二の遅延制御部の構成例である。
【0068】図6において、3−1は論理積回路、3−
2は整流回路、3−3a及び3−3b及び3−3cは入
力電圧の差の極性に応じてハイ・レベル又はロー・レベ
ルのデジタル信号を出力するデジタル・コンパレータ、
3−4a及び3−4b及び3−4cは該デジタル・コン
パレータの一方の入力端子に参照電圧を供給する参照電
圧源、3−5a及び3−5b及び3−5cは遅延回路、
3−6a及び3−6b及び3−6cは前記デジタル・コ
ンパレータの出力信号によってオン・オフを制御される
スイッチである。そして、遅延回路3−5a、3−5
b、3−5c及びスイッチ3−6a、3−6b、3−6
cによって遅延時間が可変な遅延回路だ構成される。
【0069】そして、バッファ・ゲート1cとバッファ
・ゲート1dの出力信号を論理積回路3−1の入力端子
に供給し、該論理積回路3−1の出力信号を整流して両
信号の位相差に対応した直流電圧を得る。該直流電圧と
参照電圧源の電圧の比較をすることにより、各スイッチ
のオン、オフを制御して第二の信号の位相を制御する。
【0070】図6の構成のままではバッファ・ゲート1
cの出力信号の遅れに対して第二の信号の位相を適応さ
せることが可能なだけであるが、既に述べたように、論
理積回路3−1の入力端子においていずれかの信号の位
相にオフセットを持たせるようにすれば、バッファ・ゲ
ート1cの出力信号の進みにも遅れにも第二の信号の位
相を適応させることが可能になる。
【0071】図7は、本発明の第三の実施の形態で、第
二の信号の位相を制御することを想定したものである。
図7において、1a及び1bはバッファ・ゲート、2a
は第一の機能回路部、2bは第二の機能回路部、5は第
三の遅延制御部、6aは信号分岐部である。
【0072】実用上のことを考えると、バッファ・ゲー
ト1a、バッファ・ゲート1bは或るパッケージに実装
されており、第一の機能回路部2a、第二の機能回路部
2b、第三の遅延制御部5及び信号分岐部6aは上記パ
ッケージとは異なるパッケージに実装されることが多
い。
【0073】そして、バッファ・ゲート1aには第一の
信号が供給され、該バッファ・ゲート1aの出力信号は
信号分岐部6aを介して第一の機能回路部2a及び第二
の機能回路部2bの第一の入力端子に供給される。
【0074】一方、バッファ・ゲート1bには第二の信
号が供給され、該バッファ・ゲート1bの出力信号は第
三の遅延制御部5を介して該第一の機能回路部2a及び
該第二の機能回路部2bの第二の入力端子に供給され
る。
【0075】この際、受信した第一の信号を信号分岐部
6aを介して第三の遅延制御部5に導き、受信した第二
の信号を第三の遅延制御部5に導き、受信した第一の信
号と第二の信号との位相差を検出し、検出した位相差に
対応して該第二の信号の遅延時間を制御して出力する。
【0076】図7の構成によれば、例えば伝送媒体での
遅延時間に変動があった場合、第三の遅延制御部5によ
って両方の信号の位相差の変動を検出でき、検出した位
相差の変動に応じた遅延時間の制御を行なうことができ
るので、信号間の位相差を補償することができる。
【0077】尚、図7における第三の遅延制御部5に
は、本質的に図2乃至図4に示した第一の遅延制御部の
構成を適用できる。図8は、本発明の第四の実施の形態
で、第二の信号の位相を制御することを想定して示して
いる。
【0078】図8において、1a及び1bはバッファ・
ゲート、2aは第一の機能回路部、2bは第二の機能回
路部、6a及び6bは信号分岐部、7a及び7bは信号
結合部、8は第一の信号及び第二の信号に位相差を検出
するために重畳する微小信号を生成する位相差検出信号
生成部、9は第四の遅延制御部である。
【0079】実用上のことを考えると、バッファ・ゲー
ト1a、バッファ・ゲート1b、信号結合部7a、信号
結合部7b及び位相差検出信号生成部8は或るパッケー
ジに実装されており、第一の機能回路部2a、第二の機
能回路部2b、第四の遅延制御部9、信号分岐部6a及
び信号分岐部6bは上記パッケージとは異なるパッケー
ジに実装されることが多い。
【0080】そして、バッファ・ゲート1aには第一の
信号が供給され、該バッファ・ゲート1aの出力信号は
信号分岐部6aを介して第一の機能回路部2a及び第二
の機能回路部2bの第一の入力端子に供給される。
【0081】一方、バッファ・ゲート1bには第二の信
号が供給され、該バッファ・ゲート1bの出力信号は信
号分岐部6b及び第四の遅延制御部9を介して該第一の
機能回路部2a及び該第二の機能回路部2bの第二の入
力端子に供給される。
【0082】この際、受信した第一の信号を信号分岐部
6aを介して第四の遅延制御部9に導き、受信した第二
の信号を信号分岐部6bを介して第四の遅延制御部9に
導き、第一の信号と第二の信号に重畳された位相差検出
信号の位相差を検出し、検出した位相差に対応して該第
二の信号の遅延時間を制御して出力する。
【0083】図8の構成によれば、例えば伝送媒体での
遅延時間に変動があった場合、第四の遅延制御部9によ
って両方の信号の位相差の変動を検出でき、検出した位
相差の変動に応じた遅延時間の制御を行なうことができ
るので、信号間の位相差を補償することができる。
【0084】又、第一の信号と第二の信号とを直接使わ
ないで、それらに重畳された位相差検出信号同士の位相
差の変動を検出するので、第一の信号と第二の信号のデ
ューティ比が異なる場合にも容易に適合できる。
【0085】図9は、図8の構成における第四の遅延制
御部の構成例である。図9において、3−1は論理積回
路、3−2は整流回路、3−3a及び3−3b及び3−
3cは入力電圧の差の極性に応じてハイ・レベル又はロ
ー・レベルのデジタル信号を出力するデジタル・コンパ
レータ、3−4a及び3−4b及び3−4cは該デジタ
ル・コンパレータの一方の入力端子に参照電圧を供給す
る参照電圧源、3−5a及び3−5b及び3−5cは遅
延回路、3−6a及び3−6b及び3−6cは前記デジ
タル・コンパレータの出力信号によってオン・オフを制
御されるスイッチ、3−10aは受信した第一の信号に
重畳されている位相差検出信号を第一の信号から分離す
る信号分離回路、3−10bは受信した第二の信号に重
畳されている位相差検出信号を第二の信号から分離する
信号分離回路である。そして、遅延回路3−5a、3−
5b、3−5c及びスイッチ3−6a、3−6b、3−
6cによって遅延時間が可変な遅延回路が構成される。
【0086】そして、信号分離回路3−10aと信号分
離回路3−10bの出力信号を論理積回路3−1の入力
端子に供給し、該論理積回路3−1の出力信号を整流し
て両信号の位相差に対応した直流電圧を得る。該直流電
圧と参照電圧源の電圧の比較をすることにより、各スイ
ッチのオン、オフを制御して第二の信号の位相を制御す
る。
【0087】図9の構成のままでは第一の信号に重畳さ
れた位相差検出信号遅れに対して第二の信号の位相を適
応させることが可能なだけであるが、既に述べたよう
に、論理積回路3−1の入力端子においていずれかの信
号の位相にオフセットを持たせるようにすれば、第一の
信号に重畳された位相差検出信号の進みにも遅れにも第
二の信号の位相を適応させることが可能になる。
【0088】尚、ここでは位相差検出信号がデジタル信
号であるものとして第四の遅延制御部を示しているが、
位相差検出信号が正弦波である場合には、信号分離回路
3−10a及び信号分離回路3−10bの出力信号(こ
れが位相差検出信号そのものである。)を一旦増幅し、
増幅された位相差検出信号をバッファ・ゲートに通して
デジタル信号に変換してから論理積回路3−1に供給す
ればよい。
【0089】又、図9における信号分離回路は基本的に
は帯域通過ろ波器でよい。位相差検出信号がデジタル信
号の場合で、帯域通過ろ波器を通しただけでは波形劣化
を生ずる恐れがある場合には、波形等化器を併用する
か、バッファ・ゲートを用いて波形再生をすればよい。
【0090】ここで、図2、図3、図4、図6及び図9
において、二の信号の間の位相差を検出する手段として
一貫して論理積回路を用いる例を示しているが、位相差
を検出する手段は論理積回路には限定されない。例え
ば、排他的論理和回路を用いることも可能である。但
し、同じ位相差に対して排他的論理和回路が出力する信
号と論理積回路が出力する信号は相補の関係にあるの
で、それを考慮して参照電圧源の電圧やスイッチのオ
ン、オフを設定する必要がある。
【0091】又、上記においては、二の信号間の位相差
を補償する構成のみについて説明したが、基本的に上記
構成を増設することにより、更に多数の信号間の位相を
補償することも可能である。
【0092】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明により、複数
の信号間の位相差の変動を補償することができる。
【0093】第一の発明によれば、バッファ・ゲートに
対する負荷が変動した場合、バッファ・ゲートから出力
される一方の信号と、もう一方の信号との間に生ずる位
相差の変動を検出でき、検出した位相差の変動に応じた
遅延時間の制御を行なうことができるので、信号間の位
相差を補償することができる。
【0094】第二の発明によれば、バッファ・ゲートに
対する負荷が変動した場合に信号間の位相差を補償する
ことができるだけでなく、バッファ・ゲート自体の遅延
に変動が生じても信号間の位相差を補償することができ
る。
【0095】第三の発明によれば、受信される双方の信
号の間に生ずる位相差の変動を検出でき、検出した位相
差の変動に応じた遅延時間の制御を行なうことができ
る。第四の発明によれば、位相差の監視対象である信号
に重畳された位相差検出信号の間に生じた位相差は、位
相差の監視対象である信号の間に生ずる位相差と等し
い。従って、バッファ・ゲートに対する負荷が変動した
場合、受信される双方の信号の間に生ずる位相差の変動
を検出でき、検出した位相差の変動に応じた遅延時間の
制御を行なうことができる上、位相差の監視対象である
信号のデューティ比が異なる場合にも容易に適合でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態。
【図2】 第一の遅延制御部の構成例(その1)。
【図3】 第一の遅延制御部の構成例(その2)。
【図4】 第一の遅延制御部の他の構成例。
【図5】 本発明の第二の実施の形態。
【図6】 第二の遅延制御部の構成例。
【図7】 本発明の第三の実施の形態。
【図8】 本発明の第四の実施の形態。
【図9】 第四の遅延制御部の構成例。
【図10】 従来の位相差補償方式。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d バッファ・ゲート 2a 第一の機能回路部 2b 第二の機能回路部 3 第一の遅延制御部 4 第二の遅延制御部 5 第三の遅延制御部 6a、6b 信号分岐部 7a、7b 信号結合部 8 位相差検出信号生成部 9 第四の遅延制御部 10 遅延回路 3−1 論理積回路 3−2 整流回路 3−3a、3−3b、3−3c デジタル・コンパレー
タ 3−4、3−4a、3−4b、3−4c 参照電圧源 3−5a、3−5b、3−5c 遅延回路 3−6a、3−6b、3−6c スイッチ 3−7a、3−7b、3−7c インバータ 3−8 アナログ・コンパレータ 3−9 電圧制御遅延回路 3−10a、3−10b 信号分離回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する第一の信号と、第二の信号との
    位相差を検出し、 検出した位相差に対応して該第二の信号の位相を制御す
    る構成を備えることを特徴とする信号間の位相差補償方
    式。
  2. 【請求項2】 送信する第一の信号と、送信する第二の
    信号との位相差を検出し、 検出した位相差に対応して該第二の信号の位相を制御す
    る構成を備えることを特徴とする信号間の位相差補償方
    式。
  3. 【請求項3】 受信した第一の信号と、受信した第二の
    信号との位相差を検出し、 検出した位相差に対応して該第二の信号の位相を制御す
    る構成を備えることを特徴とする信号間の位相差補償方
    式。
  4. 【請求項4】 送信する第一の信号と、送信する第二の
    信号との双方に、同一の微小信号を重畳して送信し、 受信した第一の信号及び受信した第二の信号から該微小
    信号を分離し、 分離された該微小信号間の位相差を検出し、 検出した位相差に対応して該第二の信号の位相を制御す
    る構成を備えることを特徴とする信号間の位相差補償方
    式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109900971A (zh) * 2017-12-11 2019-06-18 长鑫存储技术有限公司 脉冲信号延时检测方法、装置以及半导体存储器

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CN109900971B (zh) * 2017-12-11 2023-01-24 长鑫存储技术有限公司 脉冲信号的处理方法、装置以及半导体存储器

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