JPH1155045A - フィードフォワード電力増幅器 - Google Patents

フィードフォワード電力増幅器

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JPH1155045A
JPH1155045A JP9212885A JP21288597A JPH1155045A JP H1155045 A JPH1155045 A JP H1155045A JP 9212885 A JP9212885 A JP 9212885A JP 21288597 A JP21288597 A JP 21288597A JP H1155045 A JPH1155045 A JP H1155045A
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Kazuyuki Hori
一行 堀
Hiroshi Kishida
浩 岸田
Kenji Sekine
健治 関根
Takeshi Takei
健 武井
Hiroshi Okabe
寛 岡部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主増幅器の利得が変動したときに全体の利得偏
差を補正して一定利得を維持するフィードフォワード増
幅器を提供する。 【解決手段】主増幅器の前段に可変減衰器を設置し、主
増幅器の利得が変動した分だけ可変減衰器の減衰量も変
化させることで、誤差信号を最小とする制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低歪み電力増幅器、
とりわけ無線通信機用高周波電力増幅器に好適なフィー
ドフォワード電力増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】フィードフォワード電力増幅器に関する
従来の技術として、例えば特開平1−198809号が挙げら
れる。以下、上記従来技術を図4を用いて説明する。
【0003】一般にフィードフォワード電力増幅器は、
誤差抽出ループと誤差除去ループの2種類の信号相殺ル
ープから構成される。まず、誤差抽出ループについて説
明する。
【0004】入力端子から入力される入力信号は、第1
電力分配器11によって第1・第2の2系統へ分配され
る。まず、第1系統へ分配された信号は、主増幅器13
によって所定の電力に増幅される。このとき、主増幅器
13に用いられる能動素子の非線形性が原因で歪みが生
じ、出力には誤差信号が重畳される。次に、主増幅器1
3の出力は、第2電力分配器14によって第1・第2の
2系統へ分配される。第2電力分配器14の第1系統出
力は、第1電力合成器25へと入力される。
【0005】一方、第1電力分配器11によって第2系
統へ分配された入力信号は、第1ベクトル調整器23と
遅延線24を経由して前記第1電力合成器25のもう1
つの入力となる。第1電力合成器25は2つの入力の合
成を行う機能を有している。なお、図5に示すようにベ
クトル調整器は可変減衰器31と可変移相器32からな
る。
【0006】ここで、第1電力分配器11の電力分配比
率と第2電力分配器14の電力分配比率と第1ベクトル
調整器23の可変減衰量とを適切に設定することで、第
1電力合成器25の2つの入力信号の振幅成分を等しく
することができる。また、遅延線24の遅延量と第1ベ
クトル調整器23の可変移相量を適切に設定することに
より、第1電力合成器25の2つの入力信号の位相成分
を互いに逆位相の関係とすることができる。このような
振幅同一・位相反転の条件が満足されるとき、第1電力
合成器25の出力には主増幅器13で発生する歪み成分
すなわち誤差信号が出力される。
【0007】しかしながら、例えば主増幅器13の温度
変化や経時変化が原因となり、上記の振幅同一・位相反
転の条件が崩れると、第1電力合成器25の出力には所
望の誤差信号に加えて不要な主信号成分が混入する。こ
のとき第1電力合成器25の出力信号の総合的な電力レ
ベルは増加することになる。そこで誤差信号抽出を正確
に行うため、レベル監視手段20によって誤差増幅器2
6の出力信号のレベル監視を行い、このレベルが最小と
なるように前記第1ベクトル調整器23の可変減衰量お
よび可変移相量を調整することができる。本調整を自動
的に行うため、例えばレベル監視手段20にダイオード
検波器と平滑化フィルタを用いて電力レベルを直流電圧
に変換し、この電圧に基づきマイクロプロセッサとAD
/DA変換器から構成される第2制御手段21によっ
て、摂動法等のアルゴリズムを用いて第1ベクトル調整
器23の調整を行うことができる。
【0008】次に誤差除去ループについて説明する。
【0009】第1電力合成器25によって抽出された誤
差信号は、誤差増幅器26によって増幅された後、第1
ベクトル調整器23と同様の構成である第2ベクトル調
整器19を経由して第2電力合成器16へと入力され
る。
【0010】一方、第2電力分配器14の第2系統出力
は、遅延線15によって遅延された後、第2電力合成器
16のもう1つの入力となる。第2電力合成器16は2
つの入力の合成を行う機能を有している。
【0011】ここで、誤差増幅器26の電力増幅率と第
2ベクトル調整器19の可変減衰量とを適切に設定する
ことで、第2電力合成器16の2つの入力信号の振幅成
分を等しくすることができる。また、遅延線15の遅延
量と第2ベクトル調整器19の可変移相量を適切に設定
することにより、第2電力合成器16の2つの入力信号
の位相成分を互いに逆位相の関係とすることができる。
このような振幅同一・位相反転の条件が満足されると
き、第2電力合成器16の出力には主増幅器13で発生
する信号から歪み成分すなわち誤差信号が除去され、低
歪みの高品質な信号を得ることができる。
【0012】しかしながら、例えば誤差増幅器26の温
度変化や経時変化が原因となり、上記の振幅同一・位相
反転の条件が崩れると、第2電力合成器16の出力には
所望の信号成分に加えて不要な誤差信号成分が混入す
る。このとき第2電力合成器16の出力信号の総合的な
電力レベルは増加することになる。そこで誤差信号除去
を正確に行うため、レベル監視手段17によって第2電
力合成器16の出力信号のレベル監視を行い、このレベ
ルが最小となるように前記第2ベクトル調整器19の可
変減衰量および可変移相量を調整することができる。本
調整を自動的に行うため、例えばレベル監視手段17に
ダイオード検波器と平滑化フィルタを用いて電力レベル
を直流電圧に変換し、この電圧に基づきマイクロプロセ
ッサとAD/DA変換器から構成される第3制御手段1
8によって、摂動法等のアルゴリズムを用いて第2ベク
トル調整器19の調整を行うことができる。
【0013】別の方法として、パイロット信号を主増幅
器13の出力に重畳し、ミキサによってパイロット信号
を復調し、これを検波することによって得られる直流電
圧に基づき第2ベクトル調整器19の調整を行うことも
できる。パイロット信号は主増幅器13の歪み成分と同
様に誤差信号であるため、第2電力合成器16の出力に
おいては十分に抑圧することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
フィードフォワード電力増幅器は誤差抽出ループによっ
て誤差信号の抽出を行い、誤差除去ループによって主増
幅器出力に含まれる誤差信号を相殺することができ、低
歪みの増幅信号を提供することができる。また、能動素
子の温度変化や経時変化に対しては、ベクトル調整器と
レベル検出手段と制御手段とを用いた自動的な制御によ
って、誤差抽出と誤差除去の状態を常に最適な状態に保
つことができる。
【0015】しかしながら、従来技術として説明した構
成を用いた場合、能動素子の温度変化や経時変化によっ
て主増幅器の利得が変動した場合、歪み低減の効果は最
適な状態に保たれるものの、系全体の利得は主増幅器の
利得変動に依存して変化してしまうという問題点を有し
ている。
【0016】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は主増幅器の利得変化に起因
するフィードフォワード電力増幅器の利得変動を低減
し、利得の安定性が良好なフィードフォワード電力増幅
器を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明においては、従来
のフィードフォワード電力増幅器に、入力信号を電力分
配する第1電力分配器の1出力から主増幅器を経て第2
電力分配器入力へと至る信号経路上に可変減衰器を設け
る。さらに、誤差抽出ループの出力に誤差信号のレベル
を監視するレベル監視手段と、誤差信号レベルに基づき
前記可変減衰器を制御する制御手段を設ける。
【0018】主増幅器の利得変動に起因して誤差抽出ル
ープの出力に主信号成分が混入し、電力レベルが上昇す
るので、これをレベル監視手段によって監視しつつ最小
となるように、制御手段によって摂動法等の手法を用い
て上記可変減衰器を制御する。
【0019】
【発明の実施の形態】図1に本発明の第1の実施例を示
す。図1は、入力電力を第1・第2の2系統へ分配する
第1の電力分配器11と、前記電力分配器の第1の出力
電力を増幅する主増幅器13と、前記主増幅器13の出
力電力を第1・第2の2系統へ分配する第2電力分配器
14と、前記第2電力分配器14の第1出力電力と前記
第1電力分配器11の第2出力電力との減算を行う第1
電力合成器25と、前記第1電力合成器25の出力電力
を増幅する誤差増幅器26と、前記第2電力分配器14
の第2出力と前記誤差増幅器26の出力電力との減算を
行う第2電力合成器16と、前記第1電力分配器11の
第1の出力と主増幅器13との間に可変減衰器12を具
備し、前記誤差増幅器26の出力電力のレベル監視手段
20と、前記レベル監視結果に基づき前記可変減衰器1
2の制御を行う制御手段22とから構成されるフィード
フォワード電力増幅器である。
【0020】入力信号は、第1電力分配器11によって
第1・第2の2系統へ分配される。まず、第1系統へ分
配された信号は、主増幅器13によって所定の電力に増
幅される。このとき、主増幅器13に用いられる能動素
子の非線形性が原因で歪みが生じ、出力には誤差信号が
重畳される。次に、主増幅器13の出力は、第2電力分
配器14によって第1・第2の2系統へ分配される。第
2電力分配器14の第1系統出力は、第1電力合成器2
5へと入力される。
【0021】一方、第1電力分配器11によって第2系
統へ分配された入力信号は、前記第1電力合成器25の
もう1つの入力となる。第1電力合成器25は2つの入
力の合成を行う機能を有している。
【0022】ここで、第1電力分配器11の電力分配比
率と第2電力分配器14の電力分配比率とを適切に設定
することで、第1電力合成器25の2つの入力信号の振
幅成分を等しくすることができる。また、主増幅器の位
相反転を利用することにより、第1電力合成器25の2
つの入力信号の位相成分を互いに逆位相の関係とするこ
とができる。このような振幅同一・位相反転の条件が満
足されるとき、第1電力合成器25の出力には主増幅器
13で発生する歪み成分すなわち誤差信号が出力され
る。
【0023】第1電力合成器25によって抽出された誤
差信号は、誤差増幅器26によって増幅された後、第2
電力合成器16へと入力される。
【0024】一方、第2電力分配器14の第2系統出力
は、第2電力合成器16のもう1つの入力となる。第2
電力合成器16は2つの入力の合成を行う機能を有して
いる。
【0025】ここで、誤差増幅器26の電力増幅率を適
切に設定することで、第2電力合成器16の2つの入力
信号の振幅成分を等しくすることができる。また、誤差
増幅器26の位相反転を利用することにより、第2電力
合成器16の2つの入力信号の位相成分を互いに逆位相
の関係とすることができる。このような振幅同一・位相
反転の条件が満足されるとき、第2電力合成器16の出
力には主増幅器13で発生する信号から歪み成分すなわ
ち誤差信号が除去され、低歪みの高品質な信号を得るこ
とができる。
【0026】次に、例えば主増幅器13の温度変化や経
時変化が原因となり、利得変動が発生する場合について
説明する。利得変動が生じると、上記誤差抽出ループの
振幅同一・位相反転という条件のうち、振幅同一という
条件が崩れるので、これに起因して誤差抽出ループの出
力に主信号成分が混入し、第1電力合成器25の出力信
号の総合的な電力レベルは増加することになる。このと
き、レベル監視手段20によって誤差増幅器26の出力
信号のレベル監視を行い、このレベルが最小となるよう
に前記可変減衰器12の可変減衰量を調整することで再
び振幅同一の条件が満足される。本制御を行うことによ
り、主増幅器13の利得変化分と可変減衰器の減衰量変
化分が常に等しいような状態を維持することができる。
換言すれば、主増幅器の利得偏差を前段の可変減衰器が
相殺していることになるため、主増幅器と可変減衰器か
らなる経路の総合的な利得を一定に保つことができる。
【0027】なお、上記調整を自動的に行うため、例え
ばレベル監視手段20にダイオード検波器と平滑化フィ
ルタを用いて電力レベルを直流電圧に変換し、この電圧
に基づきマイクロプロセッサとAD/DA変換器から構
成される第1制御手段22によって、摂動法等のアルゴ
リズムを用いて可変減衰器12の調整を行うことができ
る。
【0028】次に、図2を用いて本発明の第2の実施例
について説明する。本実施例では、第1の実施例に第1
ベクトル調整器23と、遅延線24と、第2制御手段2
1と第2ベクトル調整器19と、遅延線15と、レベル
監視手段17と、第3制御手段18とを付加した構成に
なっている。
【0029】第1ベクトル調整器23および遅延線24
は、第1電力分配器11から第1電力合成器25へ至る
信号経路上に挿入し、第2ベクトル調整器19は誤差増
幅器26の出力に挿入する。遅延線15は第2電力分配
器14から第2電力合成器16へ至る信号経路上に挿入
する。レベル監視手段17は、第2電力合成器16の出
力に設ける。第2および第3制御手段は、それぞれレベ
ル監視手段20および17の出力に基づき第1ベクトル
調整器23と第2ベクトル調整器19の調整を行う。
【0030】本実施例の歪み低減の基本的な動作は前述
の第1の実施例と同様であるが、レベル監視手段20の
監視レベルに基づき、これを最小とするように第1ベク
トル調整器23の調整を第2制御手段21によって行
う。また、レベル監視手段17の監視レベルに基づき、
これを最小とするように第2ベクトル調整器19の調整
を第3制御手段18によって行う。これにより、主増幅
器13の位相特性に温度変化や経時変化が生じた場合で
も、誤差抽出をより高精度に行うことができる。また、
誤差増幅器26の特性に温度変化や経時変化が生じた場
合でも、誤差除去をより高精度に行うことができる。
【0031】ただし、第1ベクトル調整器23と可変減
衰器12の調整を同時に行うと、可変減衰器12の減衰
量は第1ベクトル調整器23の可変減衰量に影響され、
主増幅器13の利得偏差の補正が困難になる。そこで、
秒もしくは分オーダーの適当な時間間隔で、ごく短時間
だけ第1ベクトル調整器23の減衰量を零に設定し、そ
の時間内のみ可変減衰器12の制御を行い、それ以外は
減衰量を保持することで主増幅器の利得偏差の補正と誤
差抽出ループの調整を両立させることができる。
【0032】次に、図3を用いて本発明の第3の実施例
について説明する。本実施例では、第2の実施例におけ
る第1ベクトル調整器23の機能のうち、可変減衰機能
が省略され、可変移相のみ行うようになっている。本実
施例の歪み低減の基本的な動作は前述の第1の実施例と
同様であり、誤差除去ループの動作は前述の第2の実施
例と同様である。ここで、誤差抽出ループにおいて誤差
信号をレベル監視手段20によって監視し、その監視レ
ベルを最小とするように、摂動法等のアルゴリズムを用
いて、第1制御手段22と第2制御手段21によって可
変減衰器12と可変移相器27の調整を行う。本実施例
では、前述の第2の実施例のような、誤差抽出ループ内
に可変減衰器が2つあるという回路的な冗長性がなく、
誤差抽出と誤差除去と主増幅器の利得補正という機能を
簡易な構成で実現できる。
【0033】なお、本発明は図1と図2と図3に示す構
成に特に限定するものではなく、種々の回路変形が可能
である。例えば、図1に示す主増幅器13と可変減衰器
12はその順番を交換することができる。また、図2に
おいて第2ベクトル調整器19と誤差増幅器26はその
順番を交換することができる。また、図2において第1
ベクトル調整器23と遅延線24はその順番を交換する
ことができる。また、図2における第1ベクトル調整器
23あるいは図3における可変移相器27は、第2電力
分配器14から第1電力合成器25へ至る信号系路上に
設置することができる。もしくは、第1電力分配器11
から第2電力分配器14へ至る信号経路上に設置するこ
とができる。同様に図2または図3における第2ベクト
ル調整器19は第2電力分配器14から第2電力合成器
16へ至る信号系路上に設置することができる。また、
従来技術として説明したように信号のレベル監視を行う
ためにパイロット信号を用いることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、従来のフィードフォワ
ード電力増幅器における歪み低減機能に加えて、主増幅
器の利得変動をも簡易な構成にて低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電力増幅器のブロック
図。
【図2】本発明の第2の実施例の電力増幅器のブロック
図。
【図3】本発明の第3の実施例の電力増幅器のブロック
図。
【図4】従来例の電力増幅器のブロック図。
【図5】ベクトル調整器のブロック図。
【符号の説明】
11…第1電力分配器、12…可変減衰器、13…主増
幅器、14…第2電力分配器、15…遅延線、16…第
2電力合成器、17…レベル監視手段、18…第3制御
手段、19…第2ベクトル調整器、20…レベル監視手
段、21…第2制御手段、22…第1制御手段、23…
第1ベクトル調整器、24…遅延線、25…第1電力合
成器、26…誤差増幅器、27…可変移相器、31…可
変減衰器、32…可変移相器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武井 健 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 岡部 寛 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力電力を第1・第2の2系統へ分配する
    第1の電力分配器と、前記電力分配器の第1の出力電力
    を増幅する主増幅器と、前記主増幅器の出力電力を第1
    ・第2の2系統へ分配する第2電力分配器と、前記第2
    電力分配器の第1出力電力と前記第1電力分配器の第2
    出力電力との減算を行う第1電力合成器と、前記第1電
    力合成器出力電力を増幅する誤差増幅器と、前記第2電
    力分配器の第2出力と前記誤差増幅器の出力電力との減
    算を行う第2電力合成器からなるフィードフォワード電
    力増幅器において、前記第1電力分配器の第1の出力か
    ら主増幅器を経由して前記第2電力分配器の入力へ至る
    信号経路上に可変減衰器を具備し、前記第1電力合成器
    出力電力または前記誤差増幅器出力電力のレベル監視手
    段と、前記レベル監視結果に基づき前記可変減衰器の制
    御を行う制御手段を有することを特徴とするフィードフ
    ォワード電力増幅器。
  2. 【請求項2】請求項1記載のフィードフォワード電力増
    幅器において、前記第1電力分配器の第2出力から前記
    第1電力合成器の入力へ至る信号経路上に、信号の振幅
    および位相を調整する第1ベクトル調整器を具備し、前
    記第1電力合成器出力電力または前記誤差増幅器出力電
    力のレベル監視手段と、前記レベル監視結果に基づき前
    記第1ベクトル調整器の制御を行う制御手段を有するこ
    とを特徴とするフィードフォワード電力増幅器。
  3. 【請求項3】請求項1記載のフィードフォワード電力増
    幅器において、前記第1電力分配器の第1の出力から主
    増幅器を経由して前記第2電力分配器の入力へ至る信号
    経路上に、信号の振幅および位相を調整する第1ベクト
    ル調整器を具備し、前記第1電力合成器出力電力または
    前記誤差増幅器出力電力のレベル監視手段と、前記レベ
    ル監視結果に基づき前記第1ベクトル調整器の制御を行
    う制御手段を有することを特徴とするフィードフォワー
    ド電力増幅器。
  4. 【請求項4】請求項1記載のフィードフォワード電力増
    幅器において、前記第2電力分配器の第1の出力から前
    記第1電力合成器の入力へ至る信号経路上に、信号の振
    幅および位相を調整する第1ベクトル調整器を具備し、
    前記第1電力合成器出力電力または前記誤差増幅器出力
    電力のレベル監視手段と、前記レベル監視結果に基づき
    前記第1ベクトル調整器の制御を行う制御手段を有する
    ことを特徴とするフィードフォワード電力増幅器。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれかに記載のフィー
    ドフォワード電力増幅器において、前記第1の電力合成
    器出力から誤差増幅器を経由して前記第2電力合成器へ
    至る信号経路上に、信号の振幅および位相を調整する第
    2ベクトル調整器を具備し、前記第2電力合成器出力電
    力のレベル監視手段と、前記レベル監視結果に基づき前
    記第2ベクトル調整器の制御を行う制御手段を有するこ
    とを特徴とするフィードフォワード電力増幅器。
  6. 【請求項6】請求項1から4のいずれかに記載のフィー
    ドフォワード電力増幅器において、前記第2電力分配器
    の第2出力から前記第2電力合成器へ至る信号経路上
    に、信号の振幅および位相を調整する第2ベクトル調整
    器を具備し、前記第2電力合成器出力電力のレベル監視
    手段と、前記レベル監視結果に基づき前記第2ベクトル
    調整器の制御を行う制御手段を有することを特徴とする
    フィードフォワード電力増幅器。
  7. 【請求項7】請求項1から6のいずれかに記載のフィー
    ドフォワード電力増幅器において、前記第1電力分配器
    の第2出力から前記第1電力合成器の入力へ至る信号経
    路上に、信号を遅延させる遅延線を挿入することを特徴
    とするフィードフォワード電力増幅器。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれかに記載のフィー
    ドフォワード電力増幅器において、前記第2電力分配器
    の第2出力から前記第2電力合成器の入力へ至る信号経
    路上に、信号を遅延させる遅延線を挿入することを特徴
    とするフィードフォワード電力増幅器。
  9. 【請求項9】請求項2から8のいずれかに記載のフィー
    ドフォワード電力増幅器において、前記第1ベクトル調
    整器の振幅調整機能が省略され、位相調整機能のみ有す
    ることを特徴とするフィードフォワード電力増幅器。
JP21288597A 1997-08-07 1997-08-07 フィードフォワード電力増幅器 Expired - Fee Related JP3812076B2 (ja)

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