JPH115400A - 立体絵画キットと立体絵画の作成方法 - Google Patents

立体絵画キットと立体絵画の作成方法

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JPH115400A
JPH115400A JP15963997A JP15963997A JPH115400A JP H115400 A JPH115400 A JP H115400A JP 15963997 A JP15963997 A JP 15963997A JP 15963997 A JP15963997 A JP 15963997A JP H115400 A JPH115400 A JP H115400A
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Masahiro Ishida
正廣 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カッターやハサミによる切断作業による手先
の感覚の向上や、着色により絵画作成の喜び、及び絵画
作成能力の育成を図り、それでいて、誰でもが精度高く
立体絵画を作成できるとうにする。 【解決手段】 平面状の絵画見本10と、絵画見本10
の絵画を見て立体絵画を作成するための複数枚の絵画素
体1a,1b…1xとから構成し、絵画素体1a,1b
…1xの各々に基準となる一辺以上の互いの位置を決め
る位置決め辺2を形成し、絵画素体1a,1b…1xの
各々に、遠景の絵画素体1aの上に近景の絵画素体1b
を互いの位置決め辺2,2を一致させて位置決めして立
体絵画を形成するために絵画部分3と除去部分4とを区
画する切断指示線Lを形成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠景の絵画素体の
上に近景の絵画素体を重ねて接着する立体絵画キットと
立体絵画の作成方法に関し、詳しくは、カッターやハサ
ミによる切断作業による手先の感覚の向上や、着色によ
り絵画作成の喜び、及び絵画作成能力の育成を図り、そ
れでいて、誰でもが精度高く立体絵画を作成できるよう
にしようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、立体絵画は、図12に示
す実開昭57−73198号に示すように、基板5aに
面状ファスナーを形成し、基板5aに面状ファスナーを
介して絵画素体1a,1b…を接続して立体絵画を作成
するものである。ところが、このような構成において
は、絵画素体1a,1b…を基板5aの任意の位置に接
続することができるが、複雑で精度の高い立体絵画を作
成でき難く、カッターやハサミによる切断作業による手
先の感覚の向上、着色により絵画作成の喜び、及び絵画
作成能力の育成を図ることができないものとなってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、カッターやハサミによる切断作業による手先の感覚
の向上、着色により絵画作成の喜び、及び絵画作成能力
の育成を図り、それでいて、誰でもが精度高く立体絵画
を作成できる立体絵画キットと立体絵画の作成方法を提
供しようとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の構成において
は、遠景の絵画素体1aの上に近景の絵画素体1b,1
c…1xを順番に重ねて接着して製作する立体絵画のキ
ットであって、平面状の絵画見本10と、絵画見本10
の絵画を見て立体絵画を作成するための複数枚の絵画素
体1a,1b…1xとから構成し、絵画素体1a,1b
…1xの各々に基準となる一辺以上の互いの位置を決め
る位置決め辺2を形成し、絵画素体1a,1b…1xの
各々に、遠景の絵画素体1aの上に近景の絵画素体1b
を互いの位置決め辺2,2を一致させて位置決めして立
体絵画を形成するための絵画部分3と除去部分4とを区
画する切断指示線Lを形成してあることを特徴とするも
のである。
【0005】請求項2の発明においては、遠景の絵画素
体1aの上に近景の絵画素体1b,1c…1xを順番に
重ねて接着して製作する立体絵画のキットであって、平
面状の絵画見本10と、絵画見本10の絵画を見て立体
絵画を作成するための複数枚の絵画素体1a,1b…1
xとから構成し、絵画素体1a,1b…1xの各々に基
準となる一辺以上の互いの位置を決める位置決め辺2を
形成し、絵画素体1a,1b…1xの各々に、遠景の絵
画素体1aの上に近景の絵画素体1bを互いの位置決め
辺2,2を一致させて位置決めして立体絵画を形成する
ための絵画部分3と除去部分4とを区画する切断指示線
Lにおいて除去部分4が除去されていることを特徴とす
るものである。
【0006】請求項3の発明においては、請求項1又は
請求項2記載の発明に加えて、絵画素体1a,1b…1
xは着色が可能であることを特徴とするものである。請
求項4の発明においては、請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載の発明に加えて、任意の絵画素体1a,1b
…1xの上に接着することができるとともに、位置決め
辺2がない小片の絵画体1yを備えていることを特徴と
するものである。
【0007】請求項5の発明においては、遠景の絵画素
体1aの上に近景の絵画素体1b,1c…1xを順番に
重ねて接着して製作する立体絵画の製作方法であって、
絵画素体1a,1b…1xの各々に基準となる一辺以上
の互いの位置を決める位置決め辺2を形成し、絵画素体
1a,1b…1xの各々に、遠景の絵画素体1aの上に
近景の絵画素体1bを互いの位置決め辺2,2を一致さ
せて位置決めして立体絵画を形成するための絵画部分3
と除去部分4とを区画する切断指示線Lを形成し、絵画
素体1a,1b…1xの各々の切断指示線Lにおいて、
カッターやハサミにて切断して、除去部分4を除去し、
平面状の絵画見本10を見ながら、絵画素体1a,1b
…1xを着色し、遠景の絵画素体1aの上に近景の絵画
素体1bを互いの位置決め辺2,2を一致させて位置決
めし、接着することを特徴とするものである。
【0008】請求項1の構成においては、立体絵画を作
成するにあたって、各々の絵画素体1a,1b…1xに
形成した切断指示線Lにおいてカッターやハサミにて切
断して、除去部分4を切断除去し、絵画部分3のみを残
し、このような切断除去によって、遠景の絵画素体1a
と近景の絵画素体1b…1xを形成するのであり、カッ
ターやハサミを使用することで、切断工具を使用する能
力を開発し、手先の感覚を高め、幼児教育等の一助にな
る。しかも、位置決め辺2…を互いに合わせることで、
多数枚の絵画素体1a,1b…1xの位置決めをおこな
うことができ、多数枚の絵画素体1a,1b…1xを使
用する立体絵画を誰でもが精度高く製作することができ
る。製作した立体絵画Aは作品として応接室等に展示し
て充分に楽しむことができる。
【0009】請求項2の構成においては、除去部分4が
既に切断されていて絵画素体1a,1b…1xの位置決
め辺2…を互いに合わせることで、多数枚の絵画素体1
a,1b…1xの位置決めをおこなうことができ、多数
枚の絵画素体1a,1b…1xを使用する立体絵画を誰
でもが精度高く製作することができる。請求項3の構成
においては、請求項1又は請求項2の作用に加えて、多
数枚の絵画素体1a,1b…1xを絵画見本10を見な
がら着色することで、絵画能力を高めることができ、絵
画の楽しみを得ることができ、幼児教育等に一助とな
る。
【0010】請求項4の構成においては、請求項1乃至
請求項3の作用に加えて、小片の絵画体1yを任意の絵
画素体1a等の任意の箇所に接着でき、立体絵画の表現
の自由度を増すことができる。請求項5の構成において
は、各々の絵画素体1a,1b…1xに形成した切断指
示線Lにおいてカッターやハサミにて切断して、除去部
分4を切断除去し、絵画部分3のみを残し、このような
切断除去によって、遠景の絵画素体1aと近景の絵画素
体1b…1xを形成するのであり、カッターやハサミを
使用することで、切断工具を使用する能力を開発し、手
先の感覚を高め、幼児教育等の一助になる。しかも、位
置決め辺2…を互いに合わせることで、多数枚の絵画素
体1a,1b…1xの位置決めをおこなうことができ、
多数枚の絵画素体1a,1b…1xを使用する立体絵画
を誰でもが精度高く製作することができる。更に、多数
枚の絵画素体1a,1b…1xを絵画見本10を見なが
ら着色することで、絵画能力を高めることができ、絵画
の楽しみを得ることができ、幼児教育等に一助となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1は、本発明の立体絵画キット
を示し、同図(a)は絵画見本10を示し、同図(b)
は概略分解斜視図を示し、図2(a)は製作された立体
絵画Aを示し、同図(b)は絵画素体1a,1b…1x
を各々切断指示線Lで切断した概略斜視図を示してい
る。
【0012】立体絵画キットは、葉書程度の大きさで着
色されている平面状の絵画見本10と、絵画見本10の
絵画を見て立体絵画を作成するための複数枚の絵画素体
1a,1b…1xとから構成している。絵画素体1a,
1b…1xはB4〜A3程度の大きさの例えば画用紙で
あるが、大きさ及び材質は変更することができる。絵画
素体1a,1b…1xの各々に基準となる一辺以上の互
いの位置を決める位置決め辺2を形成している。具体的
には、位置決め辺2は底辺2a及び両側辺の3辺に形成
されている。そして、位置決め辺2は底辺2aにのみに
形成してもよく、この場合、底辺2aの全長に形成して
も、一方の端部から一定の長さにわたって形成してもよ
いものである。
【0013】各々の絵画素体1a,1b…1xには、絵
画部分3と除去部分4とを区画する切断指示線Lが形成
されていて、この切断指示線Lにおいて切断して除去部
分4を除去することで、絵画部分3のみを残すことがで
きるようになっている。絵画素体1a,1b…1xにお
いて残される絵画部分3…は、下に重ねられる絵画素体
1a,1b…程、遠景の絵画部分3…となるものであ
る。
【0014】具体的には、図3は最も遠景の絵画素体1
aを示していて、切断指示線Lとして、最も遠景の山の
稜線11と、例えば全ての絵画素体1a,1b…1xに
共通している崖の線12が描かれている。図4は2番目
に遠い絵画素体1bを示していて、切断指示線Lとし
て、山の稜線11と崖の線12の他に、やや近い山の稜
線13が一連に形成されている。また、絵画素体1bに
は、残雪や山影14が形成されている。
【0015】しかして、絵画素体1a,1bの切断指示
線Lをカッターやハサミで切断して除去部分4を除去
し、絵画部分3,3を残すのであり、山の稜線11や崖
の線11という複雑な切断指示線Lに沿って切断するの
に、カッターやハサミを使う訓練ができるのである。切
断を終えた絵画素体1a,1bは、絵画見本10を見
て、例えば墨による濃淡、水彩絵の具、油絵の具、その
他の着色顔料等にて着色をおこなうのである。着色は切
断前におこなってもよいものである。そして、台紙5の
上に載せて各々の位置決め辺2,2を合わせて重ねる
と、上の絵画素体1bの上記近い山の稜線13の上方
に、下の絵画素体1aの山3a,3a(図3において斜
線で示している)が絵画部分3として残るのである。こ
の場合、残りの山の稜線11及び崖の線12は一致し、
立体感を出すものである。
【0016】図5は3番目に遠い絵画素体1cを示して
いて、切断指示線Lとして、山の稜線11と崖の線12
の他に、やや近い山の稜線15が一連に形成されてい
る。また、絵画素体1cには、山影16が描かれてい
る。この絵画素体1cの山の稜線11と崖の線12及び
やや近い山の稜線15に沿う切断指示線Lにおいて切断
して、除去部分4を除去し、絵画見本10を見て、上記
近い山3b等の着色をおこなうのである。言うまでもな
いが、着色は切断前におこなってもよい。
【0017】絵画素体1cを絵画素体1bの上に、その
位置決め辺2,2を合わせて重ね合わせると、絵画素体
1bの残雪や山影14が絵画部分3として残るのであ
る。以下同様にして、図6の4番目に遠い絵画素体1d
における、山の稜線11、崖の線12、森の線17及び
山影18にて一連に形成される切断指示線Lにおいて切
断して、除去部分4を除去し、絵画見本10を見て着色
をおこない、絵画素体1dを絵画素体1cにその位置決
め辺2,2を合わせて重ねると、絵画素体1cの山影1
6が絵画部分3として残るのである。
【0018】同様に、図7の5番目に遠い絵画素体1e
の切断指示線Lを切断して、除去部分4を切断し、絵画
見本10を見て着色し、絵画素体1dの上に位置決め辺
2,2を合わせて重ね合わせると、絵画素体1dの森3
cや山影18が絵画部分3として残るのである。同様
に、図8の6番目に遠い絵画素体1fの切断指示線Lを
切断して、除去部分4を切断し、絵画見本10を見て着
色し、絵画素体1eの上に位置決め辺2,2を合わせて
重ね合わせると、絵画素体1eの家並み3dや森影3d
が残るのである。
【0019】同様に、図9の7番目に遠い絵画素体1g
の切断指示線Lを切断して、除去部分4を切断し、絵画
見本10を見て着色し、絵画素体1fの上に位置決め辺
2,2を合わせて重ね合わせると、絵画素体1fの家並
み3eが残るのである。同様に、図10の8番目に遠い
絵画素体1hの切断指示線Lを切断して、除去部分4を
切断し、絵画見本10を見て着色し、絵画素体1gの上
に位置決め辺2,2を合わせて重ね合わせると、絵画素
体1gの家の部分3fが残るのである。図10におい
て、符号3gは除去部分4を示す。
【0020】同様に、図11の最も近景の絵画素体1i
の切断指示線Lを切断して、除去部分4を切断し、絵画
見本10を見て着色し、絵画素体1hの上に位置決め辺
2,2を合わせて重ね合わせると、絵画素体1hの山影
3h等が残るのである。ところで、月19や人物のよう
な小片の絵画体1yを台紙5や任意の絵画素体1aの任
意の箇所に接着してもよく、立体絵画Aの表現の自由度
を増すことができるのである。
【0021】このように、立体絵画を作成するにあたっ
て、各々の絵画素体1a,1b…1xに形成した切断指
示線Lにおいてカッターやハサミにて切断して、除去部
分4を切断除去し、絵画部分3のみを残し、このような
切断除去によって、遠景の絵画素体1aと近景の絵画素
体1b…1xを形成するのであり、カッターやハサミを
使用することで、切断工具を使用する能力を開発し、手
先の感覚を高め、幼児教育等の一助になるのである。し
かも、位置決め辺2…を互いに合わせることで、多数枚
の絵画素体1a,1b…1xの位置決めをおこなうこと
ができ、多数枚の絵画素体1a,1b…1xを使用する
立体絵画を誰でもが精度高く製作することができる。
【0022】この場合、多数枚の絵画素体1a,1b…
1xを絵画見本10を見ながら着色することで、絵画能
力を高めることができ、絵画の楽しみを得ることがで
き、又、集中力を高め、幼児教育の一助となり、そし
て、大人や老人には手先の神経の刺激となり、創作立体
絵画を造る楽しみを得ることができるものである。尚、
実施例においては、絵画素体1a,1b…1xは着色可
能としたが、絵画素体1a,1b…1xの絵画部分3…
は着色印刷されているものであってもよいものである。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明においては、遠景の絵画
素体の上に近景の絵画素体を順番に重ねて接着して製作
する立体絵画のキットであって、平面状の絵画見本と、
絵画見本の絵画を見て立体絵画を作成するための複数枚
の絵画素体とから構成し、絵画素体の各々に基準となる
一辺以上の互いの位置を決める位置決め辺を形成し、絵
画素体の各々に、遠景の絵画素体の上に近景の絵画素体
を互いの位置決め辺を一致させて位置決めして立体絵画
を形成するための絵画部分と除去部分とを区画する切断
指示線を形成してあるから、立体絵画を作成するにあた
って、各々の絵画素体に形成した切断指示線においてカ
ッターやハサミにて切断して、除去部分を切断除去し、
絵画部分のみを残し、このような切断除去によって、遠
景の絵画素体と近景の絵画素体を形成するのであり、カ
ッターやハサミを使用することで、切断工具を使用する
能力を開発し、手先の感覚を高め、幼児教育等の一助に
なるという利点がある。しかも、不要な除去部分を切除
した絵画素体には各々一辺以上の互いの位置を決める位
置決め辺が形成されているから、位置決め辺を互いに合
わせることで、多数枚の絵画素体の位置決めをおこなう
ことができ、多数枚の絵画素体を使用する立体絵画を誰
でもが精度高く製作することができるという利点があ
る。しかも、製作した立体絵画は作品として応接室等に
展示して充分に楽しむことができる。
【0024】請求項2の発明においては、遠景の絵画素
体の上に近景の絵画素体を順番に重ねて接着して製作す
る立体絵画のキットであって、平面状の絵画見本と、絵
画見本の絵画を見て立体絵画を作成するための複数枚の
絵画素体とから構成し、絵画素体の各々に基準となる一
辺以上の互いの位置を決める位置決め辺を形成し、絵画
素体の各々に、遠景の絵画素体の上に近景の絵画素体を
互いの位置決め辺を一致させて位置決めして立体絵画を
形成するための絵画部分と除去部分とを区画する切断指
示線において除去部分が除去されているから、除去部分
4が既に切断されていて、絵画素体の位置決め辺を互い
に合わせることで、多数枚の絵画素体の位置決めをおこ
なうことができ、多数枚の絵画素体を使用する立体絵画
を誰でもが精度高く製作することができるという利点が
ある。
【0025】請求項3の発明においては、絵画素体は着
色が可能であるから、請求項1又は請求項2の効果に加
えて、多数枚の絵画素体を絵画見本を見ながら着色する
ことで、絵画能力を高めることができ、絵画の楽しみを
得ることができ、幼児教育等に一助となるという利点が
ある。請求項4の発明においては、任意の絵画素体の上
に接着することができるとともに、位置決め辺がない小
片の絵画体を備えているから、請求項1乃至請求項3の
効果に加えて、小片の絵画体を任意の絵画素体の任意の
箇所に接着でき、立体絵画の表現の自由度を増すことが
できるという利点がある。
【0026】請求項5の発明においては、遠景の絵画素
体の上に近景の絵画素体を順番に重ねて接着して製作す
る立体絵画の製作方法であって、絵画素体の各々に基準
となる一辺以上の互いの位置を決める位置決め辺2を形
成し、絵画素体の各々に、遠景の絵画素体の上に近景の
絵画素体を互いの位置決め辺を一致させて位置決めして
立体絵画を形成するための絵画部分と除去部分とを区画
する切断指示線を形成し、絵画素体の各々の切断指示線
において、カッターやハサミにて切断して、除去部分を
除去し、平面状の絵画見本を見ながら、絵画素体を着色
し、遠景の絵画素体の上に近景の絵画素体を互いの位置
決め辺を一致させて位置決めし、接着するから、各々の
絵画素体に形成した切断指示線においてカッターやハサ
ミにて切断して、除去部分を切断除去し、絵画部分のみ
を残し、このような切断除去によって、遠景の絵画素体
と近景の絵画素体を形成するのであり、カッターやハサ
ミを使用することで、切断工具を使用する能力を開発
し、手先の感覚を高め、幼児教育等の一助になるという
利点がある。しかも、不要な除去部分を切除した絵画素
体には各々一辺以上の互いの位置を決める位置決め辺が
形成されているから、位置決め辺を互いに合わせること
で、多数枚の絵画素体の位置決めをおこなうことがで
き、多数枚の絵画素体を使用する立体絵画を誰でもが精
度高く製作することができるという利点がある。更に、
多数枚の絵画素体を絵画見本を見ながら着色すること
で、絵画能力を高めることができ、絵画の楽しみを得る
ことができ、幼児教育等に一助となるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、(a)は絵画見
本の正面図、(b)は概略分解斜視図である。
【図2】(a)は製作された立体絵画の正面図、(b)
は切断指示線において切断され、除去部分が除去された
絵画素体を重ねる作用を示す概略分解斜視図である。
【図3】遠景の絵画素体の正面図である。
【図4】遠景の絵画素体の正面図である。
【図5】遠景の絵画素体の正面図である。
【図6】中景の絵画素体の正面図である。
【図7】中景の絵画素体の正面図である。
【図8】中景の絵画素体の正面図である。
【図9】近景の絵画素体の正面図である。
【図10】近景の絵画素体の正面図である。
【図11】近景の絵画素体の正面図である。
【図12】従来例を示し、(a)は分解斜視図、(b)
は立体絵画の斜視図である。
【符号の説明】
1a〜1x 絵画素体 1x 小片の絵画体 2 位置決め辺 3 絵画部分 4 除去部分 5 台紙 10 絵画見本 L 切断指示線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠景の絵画素体の上に近景の絵画素体を
    順番に重ねて接着して製作する立体絵画のキットであっ
    て、平面状の絵画見本と、絵画見本の絵画を見て立体絵
    画を作成するための複数枚の絵画素体とから構成し、絵
    画素体の各々に基準となる一辺以上の互いの位置を決め
    る位置決め辺を形成し、絵画素体の各々に、遠景の絵画
    素体の上に近景の絵画素体を互いの位置決め辺を一致さ
    せて位置決めして立体絵画を形成するための絵画部分と
    除去部分とを区画する切断指示線を形成してあることを
    特徴とする立体絵画キット。
  2. 【請求項2】 遠景の絵画素体の上に近景の絵画素体を
    順番に重ねて接着して製作する立体絵画のキットであっ
    て、平面状の絵画見本と、絵画見本の絵画を見て立体絵
    画を作成するための複数枚の絵画素体とから構成し、絵
    画素体の各々に基準となる一辺以上の互いの位置を決め
    る位置決め辺を形成し、絵画素体の各々に、遠景の絵画
    素体の上に近景の絵画素体を互いの位置決め辺を一致さ
    せて位置決めして立体絵画を形成するための絵画部分と
    除去部分とを区画する切断指示線において除去部分が除
    去されていることを特徴とする立体絵画キット。
  3. 【請求項3】 絵画素体は着色が可能であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の立体絵画キット。
  4. 【請求項4】 任意の絵画素体の上に接着することがで
    きるとともに、位置決め辺がない小片の絵画体を備えて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の立体絵画キット。
  5. 【請求項5】 遠景の絵画素体の上に近景の絵画素体を
    順番に重ねて接着して製作する立体絵画の製作方法であ
    って、絵画素体の各々に基準となる一辺以上の互いの位
    置を決める位置決め辺を形成し、絵画素体の各々に、遠
    景の絵画素体の上に近景の絵画素体を互いの位置決め辺
    を一致させて位置決めして立体絵画を形成するための絵
    画部分と除去部分とを区画する切断指示線を形成し、絵
    画素体の各々の切断指示線において、カッターやハサミ
    にて切断して、除去部分を除去し、平面状の絵画見本を
    見ながら、絵画素体を着色し、遠景の絵画素体の上に近
    景の絵画素体を互いの位置決め辺を一致させて位置決め
    し、接着することを特徴とする立体絵画の作成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2792576A1 (fr) * 1999-04-23 2000-10-27 Philippe Poughon Panneau decoratif comprenant une image dont une partie presente un effet d'optique simulant un relief
WO2011122759A3 (ko) * 2010-03-30 2012-01-05 Choi Myung-Kyu 명화 조형물 제조방법 및 그 명화 조형물
KR101389748B1 (ko) * 2013-03-25 2014-04-28 유영일 입체 장식물의 제조방법 및 그 입체 장식물

Cited By (3)

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