JPH1153928A - 照明器具 - Google Patents
照明器具Info
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- JPH1153928A JPH1153928A JP21193897A JP21193897A JPH1153928A JP H1153928 A JPH1153928 A JP H1153928A JP 21193897 A JP21193897 A JP 21193897A JP 21193897 A JP21193897 A JP 21193897A JP H1153928 A JPH1153928 A JP H1153928A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- coil spring
- locking
- connector
- release button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ホルダを確実に接続器に取付けることができ、
しかもホルダの構成部品が少なく組立作業が容易な照明
器具を提供する。 【解決手段】ボディ5の表面に係止凹部9を有する接続
器1と、ボディ5に嵌合する可動筒部30および固定筒
部31を有し固定筒部31の係止凹部9に対向する位置
に係合片通し孔32を有しかつ可動筒部30および固定
筒部31の間に互いに離間する方向に付勢するコイルば
ね10を介在したホルダ2と、コイルばね10に設けら
れて係合片通し孔32を通して係止凹部9にコイルばね
10の弾性により係止する係合片3と、コイルばね10
に設けられて係合片3を係止凹部9に離脱操作する解除
ボタン4とを備えている。
しかもホルダの構成部品が少なく組立作業が容易な照明
器具を提供する。 【解決手段】ボディ5の表面に係止凹部9を有する接続
器1と、ボディ5に嵌合する可動筒部30および固定筒
部31を有し固定筒部31の係止凹部9に対向する位置
に係合片通し孔32を有しかつ可動筒部30および固定
筒部31の間に互いに離間する方向に付勢するコイルば
ね10を介在したホルダ2と、コイルばね10に設けら
れて係合片通し孔32を通して係止凹部9にコイルばね
10の弾性により係止する係合片3と、コイルばね10
に設けられて係合片3を係止凹部9に離脱操作する解除
ボタン4とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば引掛シ
ーリングを利用した接続器などの接続器にセード、グロ
ーブ、器具本体等を保持させるホルダを有する照明器具
に関するものである。
ーリングを利用した接続器などの接続器にセード、グロ
ーブ、器具本体等を保持させるホルダを有する照明器具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1の従来例を図6および図7に示す。
すなわち、接続器104の上端部に、天井100の引掛
シーリングボディ101に引っ掛ける引掛シーリングキ
ャップ102を有し、下端部の外周に雄ねじ109を有
し、この雄ねじ109に螺合する雌ねじを有するホルダ
110をねじ込み、ホルダ110により天井100に当
接するフランジ105およびグローブ106を支持して
いる。108は引掛刃である。
すなわち、接続器104の上端部に、天井100の引掛
シーリングボディ101に引っ掛ける引掛シーリングキ
ャップ102を有し、下端部の外周に雄ねじ109を有
し、この雄ねじ109に螺合する雌ねじを有するホルダ
110をねじ込み、ホルダ110により天井100に当
接するフランジ105およびグローブ106を支持して
いる。108は引掛刃である。
【0003】第2の従来例を図8ないし図10に示す。
すなわち、天井100の引掛シーリングボディ101
に、接続器104に設けた引掛シーリングキャップ10
2を引掛け、接続器104に器具本体127を支持した
ホルダ113を差込み回転により取付ける。ホルダ11
3は接続器104の係止溝111に係止する係止爪11
4をもつ外カバー123と、この外カバー123に、そ
の凹段部122に下端が係止するばね124を介して収
納され、ばね124の上端がばね受け段119に係止し
てばね124により上方に付勢され、上端に支持部11
5を有する内カバー120とを有し、外カバー123の
爪121を内カバー120の溝118を通して係止溝1
17に軸方向に移動可能に係止し、リング125を周溝
116に係止して爪121を外れ止めしている。接続器
104の下端部にはコネクタ雌112を設け、電源線1
28に接続されたコネクタ雄126を接続し、ばね12
4により内カバー120の支持部115で器具本体12
7を天井100に向けて弾性支持している。133は器
具本体127の天井当接部である。
すなわち、天井100の引掛シーリングボディ101
に、接続器104に設けた引掛シーリングキャップ10
2を引掛け、接続器104に器具本体127を支持した
ホルダ113を差込み回転により取付ける。ホルダ11
3は接続器104の係止溝111に係止する係止爪11
4をもつ外カバー123と、この外カバー123に、そ
の凹段部122に下端が係止するばね124を介して収
納され、ばね124の上端がばね受け段119に係止し
てばね124により上方に付勢され、上端に支持部11
5を有する内カバー120とを有し、外カバー123の
爪121を内カバー120の溝118を通して係止溝1
17に軸方向に移動可能に係止し、リング125を周溝
116に係止して爪121を外れ止めしている。接続器
104の下端部にはコネクタ雌112を設け、電源線1
28に接続されたコネクタ雄126を接続し、ばね12
4により内カバー120の支持部115で器具本体12
7を天井100に向けて弾性支持している。133は器
具本体127の天井当接部である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例では、フ
ランジ105とグローブ106をホルダ110で支持し
天井100との間にはさみ込んだ場合、過度にホルダ1
10を締めつけると軸方向の下方に接続器104が引下
げられ、引掛シーリングの引掛刃108に大きな力がか
かり、引掛刃108が変形したり器具が落下するおそれ
があった。
ランジ105とグローブ106をホルダ110で支持し
天井100との間にはさみ込んだ場合、過度にホルダ1
10を締めつけると軸方向の下方に接続器104が引下
げられ、引掛シーリングの引掛刃108に大きな力がか
かり、引掛刃108が変形したり器具が落下するおそれ
があった。
【0005】第2の従来例は、ホルダ113の内部にば
ね124を設けることにより、ばね124で器具本体1
27の重量を支えるようにしてあるので第1の従来例よ
り改善されているが、図10に示すようにホルダ113
の構成部品が多く組立難くくコスト高になり、また図9
に示すように係止溝111に完全に係止せず手前の抜止
め用の凸部111aで仮掛りするおそれがあり、器具落
下のおそれを完全に回避することができていない。
ね124を設けることにより、ばね124で器具本体1
27の重量を支えるようにしてあるので第1の従来例よ
り改善されているが、図10に示すようにホルダ113
の構成部品が多く組立難くくコスト高になり、また図9
に示すように係止溝111に完全に係止せず手前の抜止
め用の凸部111aで仮掛りするおそれがあり、器具落
下のおそれを完全に回避することができていない。
【0006】したがって、この発明の目的は、ホルダを
確実に接続器に取付けることができ、しかもホルダの構
成部品が少なく組立作業が容易な照明器具を提供するこ
とである。
確実に接続器に取付けることができ、しかもホルダの構
成部品が少なく組立作業が容易な照明器具を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、電源と光源の間に介在する筒状のボディを有しこの
ボディの表面に係止凹部を有する接続器と、前記ボディ
に軸方向に移動自在に嵌合するとともに互いに軸方向に
移動可能に連結した可動筒部および固定筒部を有し前記
固定筒部の前記係止凹部に対向する位置に係合片通し孔
を有しかつ前記可動筒部および前記固定筒部の間に互い
に離間する方向に付勢するコイルばねを介在したホルダ
と、前記コイルばねに設けられて前記係合片通し孔を通
して前記係止凹部に前記コイルばねの弾性により係止す
る係合片と、前記コイルばねに設けられて前記係合片を
前記係止凹部に離脱操作する解除ボタンとを備えたもの
である。
は、電源と光源の間に介在する筒状のボディを有しこの
ボディの表面に係止凹部を有する接続器と、前記ボディ
に軸方向に移動自在に嵌合するとともに互いに軸方向に
移動可能に連結した可動筒部および固定筒部を有し前記
固定筒部の前記係止凹部に対向する位置に係合片通し孔
を有しかつ前記可動筒部および前記固定筒部の間に互い
に離間する方向に付勢するコイルばねを介在したホルダ
と、前記コイルばねに設けられて前記係合片通し孔を通
して前記係止凹部に前記コイルばねの弾性により係止す
る係合片と、前記コイルばねに設けられて前記係合片を
前記係止凹部に離脱操作する解除ボタンとを備えたもの
である。
【0008】請求項1記載の照明器具によれば、ホルダ
を接続器のボディに嵌挿して係合片を係止凹部に係止す
ることにより取付けることができ、係合片を係止凹部か
ら離すことによりホルダを抜き差しできる。この場合、
係合片はコイルばねの弾性で係止凹部に係合しており、
解除ボタンを押すことによりコイルばねを介して係合片
通し孔を後退動作できるので、着脱操作が簡単であり、
また係合片が係止凹部に嵌合することにより確実にホル
ダを保持することができる。また解除ボタンおよび係合
片を、可動筒部を支持するコイルばねに設けているた
め、ホルダの部品点数が増大せず、組立容易になり、安
価にできる。また係合片が係止凹部に係合せずにボディ
表面に当たっている状態では解除ボタンが解除操作位置
にないので、解除ボタンの位置を見ることにより係合片
が係止凹部に係止しているか否かが容易に判断でき、確
実な取付けが可能となり、器具落下のおそれがない。
を接続器のボディに嵌挿して係合片を係止凹部に係止す
ることにより取付けることができ、係合片を係止凹部か
ら離すことによりホルダを抜き差しできる。この場合、
係合片はコイルばねの弾性で係止凹部に係合しており、
解除ボタンを押すことによりコイルばねを介して係合片
通し孔を後退動作できるので、着脱操作が簡単であり、
また係合片が係止凹部に嵌合することにより確実にホル
ダを保持することができる。また解除ボタンおよび係合
片を、可動筒部を支持するコイルばねに設けているた
め、ホルダの部品点数が増大せず、組立容易になり、安
価にできる。また係合片が係止凹部に係合せずにボディ
表面に当たっている状態では解除ボタンが解除操作位置
にないので、解除ボタンの位置を見ることにより係合片
が係止凹部に係止しているか否かが容易に判断でき、確
実な取付けが可能となり、器具落下のおそれがない。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図5により説明する。すなわち、この照明器具は、
接続器1と、ホルダ2と、係合片3と、解除ボタン4と
を有する。接続器1は、電源と光源の間に介在する筒状
のボディ5を有し、このボディ5の表面に係止凹部9を
有する。実施の形態では図4に示すようにボディ5が略
円筒状であり、その上端部に引掛シーリングキャップ6
を設け、また上面に引掛シーリングボディ7に引っ掛け
る引掛刃8を設けている。またボディ5は中空で下端が
開口し、その内部に光源となる白熱電球のランプソケッ
ト用の受金部および接触片を設け、これらを引掛刃8に
電気的に接続している。
いし図5により説明する。すなわち、この照明器具は、
接続器1と、ホルダ2と、係合片3と、解除ボタン4と
を有する。接続器1は、電源と光源の間に介在する筒状
のボディ5を有し、このボディ5の表面に係止凹部9を
有する。実施の形態では図4に示すようにボディ5が略
円筒状であり、その上端部に引掛シーリングキャップ6
を設け、また上面に引掛シーリングボディ7に引っ掛け
る引掛刃8を設けている。またボディ5は中空で下端が
開口し、その内部に光源となる白熱電球のランプソケッ
ト用の受金部および接触片を設け、これらを引掛刃8に
電気的に接続している。
【0010】ホルダ2は、ボディ5に軸方向に移動自在
に嵌合するとともに互いに軸方向に移動可能に相連結し
た可動筒部30および固定筒部31を有し、固定筒部8
の係止凹部6に対向する位置に係合片通し孔32を有
し、かつ可動筒部30および固定筒部31の間に互いに
離間する方向に付勢するコイルばね10を介在してい
る。実施の形態では、熱可塑性樹脂製の可動筒部30が
内周面の上端側に周方向に等間隔に3個の係止用爪12
を設け、内周面の下端側にばね受けつば18を設け、ま
た可動筒部30の上端部に支持部13を設けている。一
対の係止用爪12は基端部14が内周面の周方向に設け
られ、先端部が周方向に延びて径方向に弾性を有すると
ともに爪先を径方向の中心方向に突出している。支持部
13には図4に示すようにセード15およびフランジ1
6を支持する。17はフランジ16の仮保持用爪であ
る。
に嵌合するとともに互いに軸方向に移動可能に相連結し
た可動筒部30および固定筒部31を有し、固定筒部8
の係止凹部6に対向する位置に係合片通し孔32を有
し、かつ可動筒部30および固定筒部31の間に互いに
離間する方向に付勢するコイルばね10を介在してい
る。実施の形態では、熱可塑性樹脂製の可動筒部30が
内周面の上端側に周方向に等間隔に3個の係止用爪12
を設け、内周面の下端側にばね受けつば18を設け、ま
た可動筒部30の上端部に支持部13を設けている。一
対の係止用爪12は基端部14が内周面の周方向に設け
られ、先端部が周方向に延びて径方向に弾性を有すると
ともに爪先を径方向の中心方向に突出している。支持部
13には図4に示すようにセード15およびフランジ1
6を支持する。17はフランジ16の仮保持用爪であ
る。
【0011】固定筒部31は、ボディ5に外嵌し、可動
筒部30に嵌入する長い内筒部24と、その下端部で連
結された外筒部19からなり、内筒部24には下端部寄
りに係合片通し孔32を形成し、係止用爪12に係止す
る係止溝21を形成している。係止溝21は軸方向に形
成され、係止溝21の上端部に隣接して内筒部24の上
端縁に開口するガイド溝22を形成し、その溝底を上端
が深く下端が内筒部24の表面に連続するテーパに形成
して、係止用爪12を係止溝21に係合しやすくしてい
る。また係止用爪12を確実に抜止めするため係止用爪
12が係止溝21に係止した状態で基端部14が抜止め
係止する突起23を形成している。外筒部19には係合
片通し孔32とほぼ反対側の位置にボタン通し孔27を
形成している。
筒部30に嵌入する長い内筒部24と、その下端部で連
結された外筒部19からなり、内筒部24には下端部寄
りに係合片通し孔32を形成し、係止用爪12に係止す
る係止溝21を形成している。係止溝21は軸方向に形
成され、係止溝21の上端部に隣接して内筒部24の上
端縁に開口するガイド溝22を形成し、その溝底を上端
が深く下端が内筒部24の表面に連続するテーパに形成
して、係止用爪12を係止溝21に係合しやすくしてい
る。また係止用爪12を確実に抜止めするため係止用爪
12が係止溝21に係止した状態で基端部14が抜止め
係止する突起23を形成している。外筒部19には係合
片通し孔32とほぼ反対側の位置にボタン通し孔27を
形成している。
【0012】コイルばね10は、上端部が可動筒部30
に嵌入しばね受けつば18に係止し、下端部が固定筒部
31の内筒部24と外筒部19との間に嵌合し両者の下
端連結部に支持される。これにより可動筒部30が固定
筒部31に対して離間する上方向に付勢される。係合片
3は、コイルばね10に設けられ係合片通し孔32を通
して係止凹部9にコイルばね10の弾性により係止す
る。実施の形態では略長方体をなし、コイルばね10に
一体成形により取付けてあり、かつ係合片通し孔32に
嵌合する部分の上面をガイドテーパ面25に形成してい
る。したがって、内筒部24をボディ5に押し込むと、
ボディ5の表面にガイドテーパ面25が当接しガイドテ
ーパ面25が摺動して後退し、係合片3の前面26がボ
ディ5の表面を摺動しながら係止凹部9に臨むと、コイ
ルばね10の弾性により係止凹部9に係止する。係合片
3は係合片通し孔32に支持されて係止凹部9に係止す
るため、固定筒部8の内筒部24がボディ1に固定され
取付けられることとなる。
に嵌入しばね受けつば18に係止し、下端部が固定筒部
31の内筒部24と外筒部19との間に嵌合し両者の下
端連結部に支持される。これにより可動筒部30が固定
筒部31に対して離間する上方向に付勢される。係合片
3は、コイルばね10に設けられ係合片通し孔32を通
して係止凹部9にコイルばね10の弾性により係止す
る。実施の形態では略長方体をなし、コイルばね10に
一体成形により取付けてあり、かつ係合片通し孔32に
嵌合する部分の上面をガイドテーパ面25に形成してい
る。したがって、内筒部24をボディ5に押し込むと、
ボディ5の表面にガイドテーパ面25が当接しガイドテ
ーパ面25が摺動して後退し、係合片3の前面26がボ
ディ5の表面を摺動しながら係止凹部9に臨むと、コイ
ルばね10の弾性により係止凹部9に係止する。係合片
3は係合片通し孔32に支持されて係止凹部9に係止す
るため、固定筒部8の内筒部24がボディ1に固定され
取付けられることとなる。
【0013】解除ボタン4は、コイルばね10に設けら
れて係合片3を係止凹部9に離脱操作する。実施の形態
では、係合片3に対してコイルばね10の径方向に対向
する位置に略長方体形に一体成形により設けられ、ボタ
ン通し孔27を貫通してコイルばね10のばね作用によ
り外筒部19の外面に突出している。したがって、解除
ボタン4をコイルばね10のばね力に抗してボタン通し
孔27に押し込むと、コイルばね10を介して係止片3
が係合片通し孔32を後退することにより係止凹部9か
ら離脱し、固定筒部31がボディ5に対して移動でき、
ホルダ2を接続器1から外すことができる。
れて係合片3を係止凹部9に離脱操作する。実施の形態
では、係合片3に対してコイルばね10の径方向に対向
する位置に略長方体形に一体成形により設けられ、ボタ
ン通し孔27を貫通してコイルばね10のばね作用によ
り外筒部19の外面に突出している。したがって、解除
ボタン4をコイルばね10のばね力に抗してボタン通し
孔27に押し込むと、コイルばね10を介して係止片3
が係合片通し孔32を後退することにより係止凹部9か
ら離脱し、固定筒部31がボディ5に対して移動でき、
ホルダ2を接続器1から外すことができる。
【0014】この実施の形態を使用する場合、ホルダ2
の固定筒部31にコイルばね10の下端部を嵌入し、コ
イルばね10を利用して解除ボタン4をボタン通し孔2
7に通し、係合片3を係合片通し孔9に通す。コイルば
ね10の上端部に可動筒部7を嵌合し、ばね受けつば1
8に係止するとともにコイルばね10を圧縮して係止用
爪12の先端をガイド溝22に沿って押し込み、さらに
回転して係止溝21に軸方向に摺動自在に係止する。こ
れにより回転方向が規制されるとともに基端部14が突
起23に係止することにより抜止めされる。こうしてホ
ルダ2が組立られる。
の固定筒部31にコイルばね10の下端部を嵌入し、コ
イルばね10を利用して解除ボタン4をボタン通し孔2
7に通し、係合片3を係合片通し孔9に通す。コイルば
ね10の上端部に可動筒部7を嵌合し、ばね受けつば1
8に係止するとともにコイルばね10を圧縮して係止用
爪12の先端をガイド溝22に沿って押し込み、さらに
回転して係止溝21に軸方向に摺動自在に係止する。こ
れにより回転方向が規制されるとともに基端部14が突
起23に係止することにより抜止めされる。こうしてホ
ルダ2が組立られる。
【0015】つぎに図4に示すように、接続器1の引掛
刃8を引掛シーリングボディ7に引掛け、ボディ5にセ
ード15およびフランジ16を通し、ホルダ2をボディ
5に嵌入し、支持部13でセード15およびフランジ1
6を支持する。このとき、係合片3のガイドテーパ面2
5の作用で係合片3がボディ5の表面に当たって後退す
るので、解除ボタン4を押さなくてもホルダ2を挿入で
き、係合片3が係止凹部9に係止すると取付状態とな
る。同時に解除ボタン4がボタン通し孔27より外方に
突出するので係合片3が係止凹部9に係止していること
がわかる。これにより、セード15およびフランジ16
が可動筒部7に押されて押し上げられ、支持部13によ
り支持される。この場合、コイルばね10の弾性によ
り、フランジ16などの高さを自由に設定できる。また
引掛シーリングボディ7の高さが異なってもコイルばね
10の弾性で吸収できる。つぎにボディ5の下端部に白
熱ランプ29を装着すると、白熱ランプ29を点灯可能
となる。
刃8を引掛シーリングボディ7に引掛け、ボディ5にセ
ード15およびフランジ16を通し、ホルダ2をボディ
5に嵌入し、支持部13でセード15およびフランジ1
6を支持する。このとき、係合片3のガイドテーパ面2
5の作用で係合片3がボディ5の表面に当たって後退す
るので、解除ボタン4を押さなくてもホルダ2を挿入で
き、係合片3が係止凹部9に係止すると取付状態とな
る。同時に解除ボタン4がボタン通し孔27より外方に
突出するので係合片3が係止凹部9に係止していること
がわかる。これにより、セード15およびフランジ16
が可動筒部7に押されて押し上げられ、支持部13によ
り支持される。この場合、コイルばね10の弾性によ
り、フランジ16などの高さを自由に設定できる。また
引掛シーリングボディ7の高さが異なってもコイルばね
10の弾性で吸収できる。つぎにボディ5の下端部に白
熱ランプ29を装着すると、白熱ランプ29を点灯可能
となる。
【0016】セード15やフランジ16を清掃したり交
換する場合、ホルダ2を外す必要がある。まず白熱ラン
プ29を外し、解除ボタン4をボタン通し孔27に押し
込むと、コイルばね10を介して係合片25が後退し係
止凹部6から外れる。これによりホルダ2を外すことが
できる。この実施の形態によれば、引掛シーリングの引
掛刃8に加わる力をコイルばね10により制限できるの
で、引掛シーリングの破損などによる器具落下を防止で
きる。
換する場合、ホルダ2を外す必要がある。まず白熱ラン
プ29を外し、解除ボタン4をボタン通し孔27に押し
込むと、コイルばね10を介して係合片25が後退し係
止凹部6から外れる。これによりホルダ2を外すことが
できる。この実施の形態によれば、引掛シーリングの引
掛刃8に加わる力をコイルばね10により制限できるの
で、引掛シーリングの破損などによる器具落下を防止で
きる。
【0017】また、ホルダ2を接続器1のボディ5に嵌
挿して係合片3を係止凹部9に係止することにより取付
けることができ、係合片3を係止凹部9から離すことに
よりホルダ2を抜き差しできる。この場合、係合片3は
コイルばね10の弾性で係止凹部9に係合しており、解
除ボタン4を押すことによりコイルばね10を介して係
合片通し孔32を後退動作できるので、着脱操作が簡単
であり、また係合片3が係止凹部9に嵌合することによ
り確実にホルダ2を保持することができる。また解除ボ
タン4および係合片3を、可動筒部30を支持するコイ
ルばね10に設けているため、ホルダ2の部品点数が増
大せず、組立容易になり、安価にできる。また係合片3
が係止凹部9に係合せずにボディ表面に当たっている状
態では解除ボタン4が解除操作位置にないので、解除ボ
タン4の位置を見ることにより係合片3が係止凹部9に
係止しているか否かが容易に判断でき、確実な取付けが
可能となり、器具落下のおそれがない。すなわち係合片
3が係止凹部9に正しく係止していないと、解除ボタン
4がボタン通し孔27内に入りこんだままとなるので不
完全な装着状態を目視確認することができ、不完全な取
付け防止しやすい。
挿して係合片3を係止凹部9に係止することにより取付
けることができ、係合片3を係止凹部9から離すことに
よりホルダ2を抜き差しできる。この場合、係合片3は
コイルばね10の弾性で係止凹部9に係合しており、解
除ボタン4を押すことによりコイルばね10を介して係
合片通し孔32を後退動作できるので、着脱操作が簡単
であり、また係合片3が係止凹部9に嵌合することによ
り確実にホルダ2を保持することができる。また解除ボ
タン4および係合片3を、可動筒部30を支持するコイ
ルばね10に設けているため、ホルダ2の部品点数が増
大せず、組立容易になり、安価にできる。また係合片3
が係止凹部9に係合せずにボディ表面に当たっている状
態では解除ボタン4が解除操作位置にないので、解除ボ
タン4の位置を見ることにより係合片3が係止凹部9に
係止しているか否かが容易に判断でき、確実な取付けが
可能となり、器具落下のおそれがない。すなわち係合片
3が係止凹部9に正しく係止していないと、解除ボタン
4がボタン通し孔27内に入りこんだままとなるので不
完全な装着状態を目視確認することができ、不完全な取
付け防止しやすい。
【0018】また係合片3にガイドテーパ面25を設け
ると、解除ボタン4を押すことなくホルダ2をボディ5
に押し込むことができ、操作性が良好になる。なお、こ
の発明において、解除ボタン4は係合片3に対して18
0度離れているが、これに限定されずたとえば90度離
れたものでもよい。またホルダ2は器具本体1を保持し
てもよく、ボディ5の下端部にはランプソケットではな
く、下端部から電源線を引出たり、電源線に接続された
コネクタを接続するコネクタ接続部を下端部に設けたも
のでもよい。
ると、解除ボタン4を押すことなくホルダ2をボディ5
に押し込むことができ、操作性が良好になる。なお、こ
の発明において、解除ボタン4は係合片3に対して18
0度離れているが、これに限定されずたとえば90度離
れたものでもよい。またホルダ2は器具本体1を保持し
てもよく、ボディ5の下端部にはランプソケットではな
く、下端部から電源線を引出たり、電源線に接続された
コネクタを接続するコネクタ接続部を下端部に設けたも
のでもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、ホル
ダを接続器のボディに嵌挿して係合片を係止凹部に係止
することにより取付けることができ、係合片を係止凹部
から離すことによりホルダを抜き差しできる。この場
合、係合片はコイルばねの弾性で係止凹部に係合してお
り、解除ボタンを押すことによりコイルばねを介して係
合片通し孔を後退動作できるので、着脱操作が簡単であ
り、また係合片が係止凹部に嵌合することにより確実に
ホルダを保持することができる。また解除ボタンおよび
係合片を、可動筒部を支持するコイルばねに設けている
ため、ホルダの部品点数が増大せず、組立容易になり、
安価にできる。また係合片が係止凹部に係合せずにボデ
ィ表面に当たっている状態では解除ボタンが解除操作位
置にないので、解除ボタンの位置を見ることにより係合
片が係止凹部に係止しているか否かが容易に判断でき、
確実な取付けが可能となり、器具落下のおそれがない。
ダを接続器のボディに嵌挿して係合片を係止凹部に係止
することにより取付けることができ、係合片を係止凹部
から離すことによりホルダを抜き差しできる。この場
合、係合片はコイルばねの弾性で係止凹部に係合してお
り、解除ボタンを押すことによりコイルばねを介して係
合片通し孔を後退動作できるので、着脱操作が簡単であ
り、また係合片が係止凹部に嵌合することにより確実に
ホルダを保持することができる。また解除ボタンおよび
係合片を、可動筒部を支持するコイルばねに設けている
ため、ホルダの部品点数が増大せず、組立容易になり、
安価にできる。また係合片が係止凹部に係合せずにボデ
ィ表面に当たっている状態では解除ボタンが解除操作位
置にないので、解除ボタンの位置を見ることにより係合
片が係止凹部に係止しているか否かが容易に判断でき、
確実な取付けが可能となり、器具落下のおそれがない。
【図1】この発明の一実施の形態の一部破断分解斜視図
である。
である。
【図2】ホルダの斜視図である。
【図3】ホルダを下方から見た斜視図である。
【図4】照明器具の使用状態の側面図である。
【図5】コイルばねの横断面図である。
【図6】第1の従来例の斜視図である。
【図7】使用状態の断面図である。
【図8】第2の従来例の使用状態の断面図である。
【図9】ホルダを外した状態の斜視図である。
【図10】そのホルダの分解斜視図である。
1 接続器 2 ホルダ 3 係合片 4 解除ボタン 5 ボディ 6 引掛シーリングキャップ 7 引掛シーリングボディ 8 引掛刃 9 係止凹部 10 コイルばね 12 係止用爪 13 支持部 15 セード 16 フランジ 19 外筒部 24 内筒部 25 ガイドテーパ面 26 前面 27 ボタン通し孔 29 白熱ランプ 30 可動筒部 31 固定筒部 32 係合片通し孔
Claims (1)
- 【請求項1】 電源と光源の間に介在する筒状のボディ
を有しこのボディの表面に係止凹部を有する接続器と、
前記ボディに軸方向に移動自在に嵌合するとともに互い
に軸方向に移動可能に連結した可動筒部および固定筒部
を有し前記固定筒部の前記係止凹部に対向する位置に係
合片通し孔を有しかつ前記可動筒部および前記固定筒部
の間に互いに離間する方向に付勢するコイルばねを介在
したホルダと、前記コイルばねに設けられて前記係合片
通し孔を通して前記係止凹部に前記コイルばねの弾性に
より係止する係合片と、前記コイルばねに設けられて前
記係合片を前記係止凹部に離脱操作する解除ボタンとを
備えた照明器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21193897A JPH1153928A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21193897A JPH1153928A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 照明器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1153928A true JPH1153928A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16614179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21193897A Pending JPH1153928A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 照明器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1153928A (ja) |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP21193897A patent/JPH1153928A/ja active Pending
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