JPH1153380A - 文書管理装置および方法ならびに記録媒体 - Google Patents

文書管理装置および方法ならびに記録媒体

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JPH1153380A
JPH1153380A JP9207960A JP20796097A JPH1153380A JP H1153380 A JPH1153380 A JP H1153380A JP 9207960 A JP9207960 A JP 9207960A JP 20796097 A JP20796097 A JP 20796097A JP H1153380 A JPH1153380 A JP H1153380A
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JP9207960A
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Satoru Yashiro
哲 八代
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書作成者以外の者がキーワードを決定でき
るようにする。 【解決手段】 文書の単語の出現頻度と出現の先頭位置
および最後尾位置をCPU1の表示制御で2次元的に表
示し、この表示画面中でキーワードを選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】文書をその文書を特徴づける
キーワードを文書の付属情報として付加し、文書ととも
に記憶し管理する文書管理装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサやパーソナルコンピュ
ータ等、文書を取り扱う従来の文書管理装置において、
大量の文書から所望の文書を検索するために、文書名に
よる検索や、特定の単語を文書中に含む文書の検索が行
われている。文書名だけによる検索方法はヒット率が悪
く、文書の前文を対象に検索を実行する検索方法は検索
に時間がかかりすぎていた。そこで、文書を特徴づける
キーワードを文書の付属情報として付加し、この付加情
報であるキーワードのみを検索の対象にすることで検索
効率を向上させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の文書管理装
置で、オペレーターが文書を登録する際、文書の付属情
報であるキーワードを入力する作業は、文書全体を把握
し、適切なキーワードを入力することが必要であった。
しかし、経験的にこの文書を特徴づけるキーワードは、
文書の先頭部分と末尾部分に多く存在し、また、文書中
に出現する回数が多い物と少ない物に多く含まれる。し
かしながら、文書を作成した者以外は文書中に出現する
回数が多い単語を目視で確認することは容易ではない。
【0004】そこで本発明は、上記問題に鑑みてなされ
たもので、文書を解析し、キーワードとなりうる単語候
補を自動検出し、キーワードの入力を効率的に行うこと
で、文書登録の効率を向上させた文書管理装置および方
法ならびに記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、管理対象の文書に、その
文書に関連するキーワードを予め与えておき、検索用の
キーワードを入力し、該検索用のキーワードに合致する
キーワードを有する文書を検索する文書管理装置におい
て、前記管理対象の文書の中に記載されている単語の出
現頻度を検出する出現頻度検出手段と、当該検出された
単語を出現頻度順に表示する表示手段と、該表示手段に
表示された単語の中の前記文書に関連するキーワードと
して使用する単語を選択する選択手段とを具えたことを
特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の文書
管理装置において、同一の単語について、最初に前記文
書中で出現した位置および最後に出現した位置の少なく
ともいずれか一方の位置を検出する単語位置検出手段
と、当該検出された位置を前記出現頻度順に関連付けて
前記表示手段により表示することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載の文書
管理装置において、文書中の位置と、頻度順を座標軸と
する2次元空間上で前記表示手段は、単語の出現頻度と
位置を表示することを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、請求項3に記載の文書
管理装置において、前記2次元空間は複数の領域に分割
され、当該分割された複数の領域毎に単語をスクロール
表示可能であることを特徴とする文書管理装置。
【0009】請求項5の発明は、管理対象の文書に、そ
の文書に関連するキーワードを予め与えておき、検索用
のキーワードを入力し、該検索用のキーワードに合致す
るキーワードを有する文書を検索する文書管理装置にお
いて、前記管理対象の文書の中に記載されている単語の
出現頻度を検出する出現頻度検出手段と、当該検出され
た単語を出現頻度順に表示する表示手段と、該前記出現
頻度検出手段により検出された出現頻度順に前記文書に
関連するキーワードとして使用する単語を所定数個分自
動選択する選択手段とを具えたことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、管理対象の文書に、そ
の文書に関連するキーワードを予め与えておき、検索用
のキーワードを情報処理装置に対して入力し、該検索用
のキーワードに合致するキーワードを有する文書を前記
情報処理装置において検索する文書管理方法において、
前記情報処理装置は、前記管理対象の文書の中に記載さ
れている単語の出現頻度を検出し、当該検出された単語
を出現頻度順に表示し、当該表示された単語の中の前記
文書に関連するキーワードとして使用する単語を選択す
ることを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、請求項6に記載の文書
管理方法において、前記情報処理装置は同一の単語につ
いて、最初に前記文書中で出現した位置および最後に出
現した位置の少なくともいずれか一方の位置を検出し、
当該検出された位置を前記出現頻度順に関連付けて表示
することを特徴とする。
【0012】請求項8の発明は、請求項7に記載の文書
管理方法において、文書中の位置と、頻度順を座標軸と
する2次元空間上で単語の出現頻度と位置を表示するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項9の発明は、請求項8に記載の文書
管理方法において、前記2次元空間は複数の領域に分割
され、当該分割された複数の領域毎に単語をスクロール
表示可能であることを特徴とする。
【0014】請求項10の発明は、管理対象の文書に、
その文書に関連するキーワードを予め与えておき、検索
用のキーワードを情報処理装置に入力し、該検索用のキ
ーワードに合致するキーワードを有する文書を前記情報
処理装置において検索する文書管理方法において、前記
情報処理装置は、前記管理対象の文書の中に記載されて
いる単語の出現頻度を検出し、当該検出された単語を出
現頻度順に表示し、当該検出された出現頻度順に前記文
書に関連するキーワードとして使用する単語を所定数個
分自動選択することを特徴とする。
【0015】請求項11の発明は、管理対象の文書に、
その文書に関連するキーワードを予め与えておき、検索
用のキーワードをコンピュータに対して入力し、該検索
用のキーワードに合致するキーワードを有する文書を前
記コンピュータにおいて検索するためのプログラムを記
録した記録媒体において、前記プログラムは、前記管理
対象の文書の中に記載されている単語の出現頻度を検出
する処理手順と、当該検出された単語を出現頻度順に表
示する処理手順と、当該表示された単語の中の前記文書
に関連するキーワードとして使用する単語を選択する処
理手順とを具えたことを特徴とする。
【0016】請求項12の発明は、請求項11に記載の
記録媒体において、同一の単語について、最初に前記文
書中で出現した位置および最後に出現した位置の少なく
ともいずれか一方の位置を検出する処理手順と、当該検
出された位置を前記出現頻度順に関連付けて表示する処
理手順を具えたことを特徴とする。
【0017】請求項13の発明は、請求項12に記載の
記録媒体において、文書中の位置と、頻度順を座標軸と
する2次元空間上で単語の出現頻度と位置を表示する処
理手順を具えたことを特徴とする。
【0018】請求項14の発明は、請求項13に記載の
記録媒体において、前記2次元空間は複数の領域に分割
され、当該分割された複数の領域毎に単語をスクロール
表示する処理手順を有することを特徴とする。
【0019】請求項15の発明は、管理対象の文書に、
その文書に関連するキーワードを予め与えておき、検索
用のキーワードをコンピュータに入力し、該検索用のキ
ーワードに合致するキーワードを有する文書を前記コン
ピュータにおいて検索するためのプログラムを記録した
記録媒体において、前記プログラムは、前記管理対象の
文書の中に記載されている単語の出現頻度を検出する処
理手順と、当該検出された単語を出現頻度順に表示する
処理手順と、当該検出された出現頻度順に前記文書に関
連するキーワードとして使用する単語を所定数個分自動
選択する処理手順とを具えたことを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明に係る文書管理装置の概略
構成を示す。図1において、1は、本実施例の装置全体
の制御を司るCPUであり、CPU1は、バス8を介し
て、ディスプレイ2、コマンド入力装置3、ROM4、
RAM5、2次記憶装置6、文書入力装置7と相互に接
続され、相互にデータの送受が可能となっている。
【0022】ディスプレイ2は、CRTまたは液晶表示
器が使用され、文書情報や選択肢などを表示する。コマ
ンド入力装置3は、キーボードやマウスなどにより構成
され、各種処理の指令、注目点の移動や、選択操作、文
字、記号の入力などを行うために使用される。
【0023】ROM4は、CPU1が実行する各種の処
理プログラムなどを記憶する読み出し専用メモリであ
り、その一部の領域である文書登録プログラム部4aに
は、文書を登録したり、単語抽出をしたり、ディスプレ
イ2に表示出力するシステムプログラムやデータが記憶
されている。
【0024】RAM5は、各種演算結果や入力された情
報を一時的に格納したりする読み出し書き込み可能メモ
リであり、その一部の領域である後述のキーワードリス
ト5aではCPU1により出力されたキーワードリスト
を一時的に格納する領域として使用される。
【0025】2次記憶装置6は、ハードディスクやMO
(光磁気ディスク)等により構成され、1次情報である
文書情報6aや2次情報であるインデックス6bなどが
記憶される。2次記憶装置6には上記システムプログラ
ムの一部が記憶される。
【0026】文書入力装置7は、OCR文書読み取り装
置や、通信機器などを使用することができ、2次記憶装
置6に格納する文書を入力するために使用される。図2
に文書入力装置から入力され、文書情報6aに格納され
る文書の一例を示す。
【0027】図3は、本発明に関わるキーワードリスト
5aに記憶される単語のごく一部を示す。図3におい
て、キーワードリストには、キーワードの綴りととも
に、その単語が文書の中で最初に出現した位置と、最後
に出現した位置と、文書中に出現した回数(頻度)と共
に記載される。
【0028】以上のように構成された文書管理装置のC
PU1が実行する制御処理を、図4のフローチャートに
基づいて説明する。図4のフローチャートはCPU1の
実行可能なプログラム言語で記載され、ROM4に記憶
される。
【0029】システムの電源を投入するとCPU1の実
行手順はステップS1に進み、必要な初期化処理を行
う。ステップS2にてコマンド入力装置3のキーボード
からのコマンドを待つ。何らかのコマンドが入力された
ら、ステップS3に進む。
【0030】ステップS3では、現在の動作モードを評
価し文書属性設定モードであればステップS5に進み、
そうでなければステップS4に進む。なお、文書属性設
定モードは、文書管理装置に登録する文書について、作
成者や作成した日付など、文書の属性を設定するモード
である。このモード時にディスプレイ2の表示状態の一
例を図5に示す。
【0031】ステップS4では、他のモードでの機能実
行や、モードの変更などの処理が実行されステップS2
のコマンド待ち状態に進む。ステップS5では、コマン
ドがキーワード一覧コマンド(後述)であるかどうか評
価し、キーワード一覧コマンドであればステップS7に
進み、そうでなければステップS6に進む。ステップS
6では、文書属性設定モードでその他のコマンドの処理
が実行され、ステップS2のコマンド待ち状態に進む。
【0032】ステップS5でキーワード一覧コマンドが
入力された場合、ステップS7では、CPU1に登録す
る文書をRAM5上に一時記憶し、この文書について、
本文中に現れる単語を抽出し、その出現位置と出現回数
を記録し、図3に示すようなキーワードリストを生成す
る。
【0033】より具体的には、図3のキーワードリスト
5aを白紙状態に初期設定し、単語位置を示すポインタ
を文書の先頭位置を示す“1”に初期設定する。この
後、CPU1はポインタの示す単語を読み取る。CPU
1はキーワードリスト5aを参照し、読み取った単語と
同じ単語がキーワードリスト5aに記憶されているかを
判別する。
【0034】この時点でキーワードリスト5aには何も
記憶されていないので、CPU1は文書から読み取った
第1番目の位置の単語をキーワードリスト5aの抽出単
語欄に記載する。
【0035】また、先頭出現位置および末尾出現位置と
して上記ポインタの示す数値を記憶する。出現頻度記載
欄には初期値“1”を記憶する。
【0036】キーワードリスト5aに対する記憶が終了
すると、CPU1はポインタを次の値“2”にインクリ
メントし、ポインタの示す位置の単語を文書から抽出す
る。この単語に対して上述の処理を施す。新規に出現し
た単語は上述と同様にしてキーワードリスト5aに登録
される。このようにして、CPU1はポインタをインク
リメントして文書の先頭から新規に出現する単語をキー
ワードリスト5aに登録して行く。
【0037】文書中で同一単語について2番目に出現す
る単語が抽出されると、キーワードリスト5aの参照処
理で同一の単語がキーワードリスト5aに記載されてい
るとの判別結果が得られる。そこで、CPU1はキーワ
ードリスト5a中の同一の単語の末尾出現位置を、現
在、ポインタの示す値(2番目の単語の位置)に更新す
る。また出現頻度を“1”だけインクリメントする。こ
れにより出現頻度は“1”から“2”に更新される。
【0038】このような処理を行うことによって繰り返
し出現する単語を検出する毎に末尾出現位置および出現
頻度を更新する。
【0039】ステップS8では、ステップS7で得られ
たキーワードリストから、ディスプレイ2に表示するた
めのデータを生成し表示する。
【0040】このときのディスプレイ2に表示される内
容の一例を図6に示す。図6の内容については後述す
る。
【0041】ステップS9では、図6に表示される内容
に関するユーザの操作を受け付け、実際に登録するキー
ワードを選択する。
【0042】ステップS10では、ステップS9で選択
されたキーワードを文書属性として設定する。このとき
にディスプレイ2の表示状態の一例を図7に示す。ステ
ップS10の処理を終了するとステップS2のコマンド
待ち状態に進む。
【0043】図5は図4のフローチャートのステップS
5におけるディスプレイ2に表示される内容の一例を示
した図である。この図は文書属性設定モードで、文書管
理装置に登録する文書について、文書属性を設定する画
面である。図中R51は、文書名を入力する領域であ
る。R52は、文書の作成日付を入力する領域である。
R53は版数を入力する領域である。R54はコメント
を入力する領域である。R55はキーワードを入力する
領域である。R57はキーワード一覧ボタンで、図4の
ステップS2において、ユーザがマウスカーソルをこの
領域にあわせ、クリックすることで、キーワード一覧コ
マンドが発生し、ステップS3、ステップS5を経てス
テップS7に処理が進む。R58はキャンセルボタン
で、ユーザがここをマウスクリックすると、文書属性設
定モードで設定された内容をキャンセルし終了させるコ
マンドを発生する。R59は、登録ボタンで、ここをユ
ーザがマウスクリックすると、この文書属性の設定内容
を確定し、文書属性設定モードを終了させるコマンドを
発生する。
【0044】図6は図4のフローチャートのステップS
9におけるディスプレイ2に表示される内容の一例を示
した図である。抽出されたキーワードは、出現位置と、
頻度情報によって定まる位置にCPU1の表示制御によ
って表示される。また、選択状態にあるキーワードは、
網掛けによって示される。
【0045】図中R601は出現頻度が高く、文書先頭
に出現するキーワードが表示される領域である。R60
2は、出現頻度が低く、文書先頭に出現するキーワード
が表示される領域である。R603は出現頻度が高く、
文書末尾に出現するキーワードが表示される領域であ
る。R604は、出現頻度が低く、文書末尾に出現する
キーワードが表示される領域である。
【0046】R605は上画面ボタンで、ここをユーザ
がマウスクリックすることにより、R601,R602
の表示領域のさらに上(文書先頭の方)一画面分を表示
する。R606は上スクロールボタンで、ここをユーザ
がマウスクリックすることにより、R601,R602
の表示領域のさらに上1単語分を表示する。R607は
エレベーターで中のボタンをドラッグすることにより表
示する文書先頭出現位置を変更することができる。R6
08は下スクロールボタンで、ここをユーザがマウスク
リックすることにより、R601,R602の表示領域
のさらに下1単位分を表示する。
【0047】R609は下画面ボタンで、ここをユーザ
がマウスクリックすることにより、R601,R602
の表示領域のさらに下位置画面分を表示する。R610
はズームインボタンでR601,R602の表示領域の
縦方向の解像度を上げる。キーワードの表示される密度
が濃くて重なっている場合に解像度を上げることで解消
することができる。R611はズームアウトボタンでR
601,R602の表示領域の縦方向の解像度を下げる
ものである。R612〜R618はR605〜R611
と同様の機能であるが、その対象が異なり、R601,
R602でなくR603,R604である。R619〜
R625はR605〜R611と同様の機能であるが、
その対象と方向が異なり、R601,R602でなくR
601,R603であり、横方向(頻度の高低)であ
る。
【0048】R626〜R632はR619〜R625
と同様の機能であるが、その対象が異なり、R601,
R603でなくR602,R604である。
【0049】R633は縦方向の領域分割割合を変更す
る境界で、この線を上下にドラッグすることで、領域分
割割合を変更できる。R633は横方向の領域分割割合
を変更する境界で、この線を左右にドラッグすること
で、領域分割割合を変更できる。R635はキャンセル
ボタンで、ここをユーザがマウスクリックすると、選択
状態を無効とし、元の画面へ戻るコマンドを発生する。
【0050】R635はOKボタンで、ここをマウスク
リックすると、選択された状態を有効とし、元の画面へ
戻るコマンドを発生する。
【0051】R637はキーワード候補の1つで、選択
されていない状態である。このキーワードが表示された
領域をユーザがクリックすると選択された状態にするこ
とができる。
【0052】R638はキーワード候補の1つで、選択
された状態である。このキーワードが表示された領域を
ユーザがクリックすると選択されていない状態にするこ
とができる。
【0053】また、R601〜R604の領域内をドラ
ッグすることで、マウスボタンを押した位置と、マウス
ボタンを話した位置を結ぶ線分を対角線とする長方形領
域に含まれるキーワードの選択状態を一括して指定する
ことができる。長方形を指定した状態でR637〜R6
39をユーザがクリックすることで、それぞれ、選択し
た状態、選択されていない状態、選択されていた単語は
選択されていない状態へ、選択されていなかった単語は
選択された状態へ反転することができる。その他の領域
をクリックすると、その長方形を指定した状態は解除さ
れる。
【0054】図6のような表示を行うための処理の一例
を簡単に説明しておく。RAM5aには図3に示すキー
ワードリストが作成されているものとする。RAM5内
の指定領域に図6の表示位置と対応させた4つの単語記
憶領域をCPU1により設定し、各領域毎に出現頻度順
と位置の順に従ってキーワードリストに記憶された単語
を表示またはプロットして行く。
【0055】たとえば、図6の左上の領域に対応する記
憶領域には出現頻度が高く、先頭出現位置および/また
は末尾出現位置の値の順に記憶しておく。図6の例では
表示領域は4分割されており、その初期境界位置は単純
計算により求まる。文書位置の軸の境界の値は文書の総
単語数を2で除した値となる。
【0056】出現頻度の軸の境界の値は出現頻度の最大
値と最小値の平均の値となる。この値は上述したよう
に、領域分割割合の変更操作に対応して変更される。C
PU1はこのようにRAM5aの分割領域に格納された
単語をイメージに変換して図6のように表示する。スク
ロール表示自体の処理は周知であるので詳細な説明を要
しないであろう。
【0057】図7は図4のフローチャートのステップS
10におけるディスプレイ2に表示される内容の一例を
示した図である。R71は図6においてR636ボタン
をクリックしたときに選択状態にあったキーワードが設
定されている様子を示すものである。
【0058】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムまたは、装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。
【0059】上述の実施形態の他に次の形態を実施でき
る。
【0060】1)上述の実施形態では、管理しておく文
書に付加するキーワードはユーザが表示画面上で選択す
るようにしているが、所定個数のキーワードをCPU1
により自動決定することもできる。この場合には、上述
の実施形態のように検出したキーワードを図6の表示画
面に表示した後、頻度の高い順に所定数個単語をCPU
1により選択する。選択されたキーワードについては上
述の図6の画面において強調表示する。ユーザはこの表
示見て、必要があれば、選択されたキーワードの中の修
正すべきキーワードをマウス等ににより指定して選択単
語をCPU1により修正することになる。
【0061】2)上述の実施形態では。文書中で使用さ
れた単語の出現頻度および位置を検出して表示するため
のプログラムは、ROM4に記憶させているが、パーソ
ナルコンピュータやワークステーションを使用する場合
には、図4の処理手順をハードディスク記録装置に記録
し、必要時にこの処理手順を実行するとよい。また、こ
の処理手順(プログラム)をフロッピーディスク、CD
ROM等各種の記録媒体に記録して、パーソナルコンピ
ュータにインストールしてもよいこと勿論である。
【0062】上述の実施形態では、単語の最初および最
後尾の出現位置の2つの位置を検出しているので図6の
表示画面においても同一の単語が最初の出現位置と最後
尾の出現位置に対応させて2回表示される。これにより
2つの同一の単語に挟まれる範囲に出現頻度だけの単語
が存在することが分かるという効果が得られる。単一の
単語のみを表示させたい場合には最初に出現する単語位
置または最後尾の単語位置を使用するとよい。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、6、
11の発明によれば、文書中で多数使用されている単語
を検出することによりキーワード候補を選択するので、
文書を作成したものでなくても、文書登録を行うことが
できる。
【0064】請求項2、7、12の発明によれば、さら
に、単語が文書中で初めて現れる位置や最後に現れる位
置をユーザが知ることができるので、ユーザは、単語の
出現頻度だけでなく、位置によっても単語の重要度を判
断することができる。
【0065】請求項3、8、13の発明では、単語の出
現頻度と単語の位置を2次元的に表示するので、ユーザ
は出現頻度と位置の相対関係を感覚的に把握することが
できる。
【0066】請求項4、9、14の発明では、2次元空
間を複数の領域に分割してスクロール表示することによ
り表示スペースの限られた表示画面上で多数のキーワー
ド候補をユーザが見ることができる。
【0067】請求項5、10、15の発明では、頻度順
を基準にしてキーワードを自動決定できるので、ユーザ
は、キーワードの決定のための操作から開放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の文書管理装置の概略構成
を表すブロック図である。
【図2】図1の文書管理装置で管理する文書の一例を示
した図である。
【図3】図1の文書管理装置で管理する文書の一例から
単語を抽出した結果の内容を示したリストの説明図であ
る。
【図4】図1のROM4に記憶された制御装置の手順を
示すフローチャートである。
【図5】図4のフローチャートのステップS5における
ディスプレイ2に表示される内容の一例を示した図であ
る。
【図6】図4のフローチャートのステップS9における
ディスプレイ2に表示される内容の一例を示した図であ
る。
【図7】図4のフローチャートのステップS10におけ
るディスプレイ2に表示される内容の一例を示した図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 ディスプレイ 3 コマンド入力装置 4 ROM 5 RAM 6 2次記憶装置

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理対象の文書に、その文書に関連する
    キーワードを予め与えておき、検索用のキーワードを入
    力し、該検索用のキーワードに合致するキーワードを有
    する文書を検索する文書管理装置において、 前記管理対象の文書の中に記載されている単語の出現頻
    度を検出する出現頻度検出手段と、 当該検出された単語を出現頻度順に表示する表示手段
    と、 該表示手段に表示された単語の中の前記文書に関連する
    キーワードとして使用する単語を選択する選択手段とを
    具えたことを特徴とする文書管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書管理装置におい
    て、同一の単語について、最初に前記文書中で出現した
    位置および最後に出現した位置の少なくともいずれか一
    方の位置を検出する単語位置検出手段と、当該検出され
    た位置を前記出現頻度順に関連付けて前記表示手段によ
    り表示することを特徴とする文書管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の文書管理装置におい
    て、文書中の位置と、頻度順を座標軸とする2次元空間
    上で前記表示手段は、単語の出現頻度と位置を表示する
    ことを特徴とする文書管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の文書管理装置におい
    て、前記2次元空間は複数の領域に分割され、当該分割
    された複数の領域毎に単語をスクロール表示可能である
    ことを特徴とする文書管理装置。
  5. 【請求項5】 管理対象の文書に、その文書に関連する
    キーワードを予め与えておき、検索用のキーワードを入
    力し、該検索用のキーワードに合致するキーワードを有
    する文書を検索する文書管理装置において、 前記管理対象の文書の中に記載されている単語の出現頻
    度を検出する出現頻度検出手段と、 当該検出された単語を出現頻度順に表示する表示手段
    と、 該前記出現頻度検出手段により検出された出現頻度順に
    前記文書に関連するキーワードとして使用する単語を所
    定数個分自動選択する選択手段とを具えたことを特徴と
    する文書管理装置。
  6. 【請求項6】 管理対象の文書に、その文書に関連する
    キーワードを予め与えておき、検索用のキーワードを情
    報処理装置に対して入力し、該検索用のキーワードに合
    致するキーワードを有する文書を前記情報処理装置にお
    いて検索する文書管理方法において、前記情報処理装置
    は、 前記管理対象の文書の中に記載されている単語の出現頻
    度を検出し、 当該検出された単語を出現頻度順に表示し、 当該表示された単語の中の前記文書に関連するキーワー
    ドとして使用する単語を選択することを特徴とする文書
    管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の文書管理方法におい
    て、前記情報処理装置は同一の単語について、最初に前
    記文書中で出現した位置および最後に出現した位置の少
    なくともいずれか一方の位置を検出し、当該検出された
    位置を前記出現頻度順に関連付けて表示することを特徴
    とする文書管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の文書管理方法におい
    て、文書中の位置と、頻度順を座標軸とする2次元空間
    上で単語の出現頻度と位置を表示することを特徴とする
    文書管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の文書管理方法におい
    て、前記2次元空間は複数の領域に分割され、当該分割
    された複数の領域毎に単語をスクロール表示可能である
    ことを特徴とする文書管理方法。
  10. 【請求項10】 管理対象の文書に、その文書に関連す
    るキーワードを予め与えておき、検索用のキーワードを
    情報処理装置に入力し、該検索用のキーワードに合致す
    るキーワードを有する文書を前記情報処理装置において
    検索する文書管理方法において、前記情報処理装置は、 前記管理対象の文書の中に記載されている単語の出現頻
    度を検出し、 当該検出された単語を出現頻度順に表示し、 当該検出された出現頻度順に前記文書に関連するキーワ
    ードとして使用する単語を所定数個分自動選択すること
    を特徴とする文書管理方法。
  11. 【請求項11】 管理対象の文書に、その文書に関連す
    るキーワードを予め与えておき、検索用のキーワードを
    コンピュータに対して入力し、該検索用のキーワードに
    合致するキーワードを有する文書を前記コンピュータに
    おいて検索するためのプログラムを記録した記録媒体に
    おいて、前記プログラムは、 前記管理対象の文書の中に記載されている単語の出現頻
    度を検出する処理手順と、 当該検出された単語を出現頻度順に表示する処理手順
    と、 当該表示された単語の中の前記文書に関連するキーワー
    ドとして使用する単語を選択する処理手順とを具えたこ
    とを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の記録媒体におい
    て、同一の単語について、最初に前記文書中で出現した
    位置および最後に出現した位置の少なくともいずれか一
    方の位置を検出する処理手順と、当該検出された位置を
    前記出現頻度順に関連付けて表示する処理手順を具えた
    ことを特徴とする記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の記録媒体におい
    て、文書中の位置と、頻度順を座標軸とする2次元空間
    上で単語の出現頻度と位置を表示する処理手順を具えた
    ことを特徴とする記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の記録媒体におい
    て、前記2次元空間は複数の領域に分割され、当該分割
    された複数の領域毎に単語をスクロール表示する処理手
    順を有することを特徴とする文書管理方法。
  15. 【請求項15】 管理対象の文書に、その文書に関連す
    るキーワードを予め与えておき、検索用のキーワードを
    コンピュータに入力し、該検索用のキーワードに合致す
    るキーワードを有する文書を前記コンピュータにおいて
    検索するためのプログラムを記録した記録媒体におい
    て、前記プログラムは、 前記管理対象の文書の中に記載されている単語の出現頻
    度を検出する処理手順と、 当該検出された単語を出現頻度順に表示する処理手順
    と、 当該検出された出現頻度順に前記文書に関連するキーワ
    ードとして使用する単語を所定数個分自動選択する処理
    手順とを具えたことを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020003701A (ko) * 2000-06-27 2002-01-15 쳉 유엔시엔 디지털 문서의 키워드를 자동으로 추출하는 방법
WO2008116366A1 (fr) * 2007-03-28 2008-10-02 Alibaba Group Holding Limited Procédé d'affichage de mot-clé lié et système associé

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