JP5965785B2 - ユースケースシナリオ作成支援装置、ユースケースシナリオ作成支援方法、およびユースケースシナリオ作成支援プログラム - Google Patents

ユースケースシナリオ作成支援装置、ユースケースシナリオ作成支援方法、およびユースケースシナリオ作成支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユースケースシナリオ作成支援装置、ユースケースシナリオ作成支援方法、およびユースケースシナリオ作成支援プログラムに関するものであり、具体的には、各ユースケースシナリオの間でのアクターや入出力情報の関係を踏まえた、漏れのないユースケースシナリオの作成を支援する技術に関する。
業務システム開発に際し、業務機能階層や業務フロー、ユースケースシナリオが作成、利用されることが多い。そのうちユースケースシナリオに関しては、ユースケースシナリオの構成パターン、アクター名、対象情報、動詞の選択をユーザから受け付け、ユースケースシナリオの生成を行う技術が提案されている。
そうした従来技術としては、例えば、ユースケースシナリオの構成要素たる、処理の実行主体であるアクター名、前記アクターが実行する処理の対象情報、および前記アクターが実行する処理内容に応じた動詞の各情報の選択肢を定めた選択肢テーブルと、ユースケースシナリオのパターン毎に、該当ユースケースシナリオを成す文字列における前記アクター名、対象情報、および動詞の組合せ情報を定めたユースケースシナリオ記述テーブルと、前記ユースケースシナリオ記述テーブルから、各ユースケースシナリオパターンの前記組合せ情報を読み出し、前記組合せ情報に定められたアクター名、対象情報、および動詞のそれぞれについての選択肢を前記選択肢テーブルから読み出し、ユースケースシナリオパターン毎に文字列中におけるアクター名、対象情報、および動詞の選択を前記選択肢の範囲で受付ける入力画面のデータを生成して出力インターフェイスに表示する、画面出力手段と、前記入力画面を通じて、ユースケースシナリオの選択指示と当該ユースケースシナリオにおけるアクター名、対象情報、および動詞の選択指示を受け付けて、当該選択指示により前記文字列中で特定されるアクター名、対象情報、および動詞の組合せからなるユースケースシナリオの情報を、既存ユースケースシナリオ記述情報テーブルに格納する、シナリオ取得手段と、を備えるユースケースシナリオ作成支援システム(特許文献1)などが提案されている。
特開2009−151742号公報
従来技術によるユースケースシナリオの作成に際し、ユーザは、予めパターン化されたシナリオの構成に沿って、記述一覧を参考にしながらユースケースシナリオの作成作業を一文ずつ行うことが可能である。しかしながら、フロー中で関連しあう各ユースケースシナリオ間での各アクターや入出力情報などの相互の関係を確実に考慮しながら、抜け漏れなく全てのシナリオユースケースを生成することは困難である。
そこで本発明の目的は、各ユースケースシナリオの間でのアクターや入出力情報の関係を踏まえた、漏れのないユースケースシナリオの作成を支援する技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明のユースケースシナリオ作成支援装置は、業務を実行する際の入力情報、当該入力情報に基づいて該当業務を実行した場合の出力情報、該当業務を実行するアクターの情報、および、該当業務の内容を記述した業務要件シナリオの各情報と、各業務におけるアクターと、該当業務において所定のアクションを介して前記アクターに関与する別アクターとの対応関係の情報と、を格納した記憶部と、業務要件シナリオと、当該業務要件シナリオに対応する業務のアクター情報とを記憶部より読み出し、前記業務要件シナリオを解析して得た単文に該当アクターを主語として設定して前記業務に関する業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する、業務ユースケースシナリオ変換部と、前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、前記業務ユースケースシナリオに関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する、追加業務ユースケースシナリオ生成部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明ユースケースシナリオ作成支援方法は、業務を実行する際の入力情報、当該入力情報に基づいて該当業務を実行した場合の出力情報、該当業務を実行するアクターの情報、および、該当業務の内容を記述した業務要件シナリオの各情報と、各業務におけるアクターと、該当業務において所定のアクションを介して前記アクターに関与する別アクターとの対応関係の情報と、を格納した記憶部を備えたコンピュータが、業務要件シナリオと、当該業務要件シナリオに対応する業務のアクター情報とを記憶部より読み出し、前記業務要件シナリオを解析して得た単文に該当アクターを主語として設定して前記業務に関する業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、前記業務ユースケースシナリオに関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明のユースケースシナリオ作成支援プログラムは、業務を実行する際の入力情報、当該入力情報に基づいて該当業務を実行した場合の出力情報、該当業務を実行するアクターの情報、および、該当業務の内容を記述した業務要件シナリオの各情報と、各業務におけるアクターと、該当業務において所定のアクションを介して前記アクターに関与する別アクターとの対応関係の情報と、を格納した記憶部を備えたコンピュータに、業務要件シナリオと、当該業務要件シナリオに対応する業務のアクター情報とを記憶部より読み出し、前記業務要件シナリオを解析して得た単文に該当アクターを主語として設定して前記業務に関する業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、前記業務ユースケースシナリオに関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、各ユースケースシナリオの間でのアクターや入出力情報の関係を踏まえた、漏れのないユースケースシナリオの作成を支援することが出来る。
本実施形態に係るユースケースシナリオ作成支援装置の機能構成例を示す図である。 本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における業務機能階層テーブルの例を示す図である。 本実施形態における業務要件シナリオテーブルの例を示す図である。 本実施形態における業務ユースケースシナリオテーブルの例を示す図である。 本実施形態における業務ユースケースシナリオ条件文テーブルの例を示す図である。 本実施形態における業務ユースケースシナリオ順序テーブルの例を示す図である。 本実施形態におけるアクター関連情報テーブルの例を示す図である。 本実施形態におけるアクター業務パターンテーブルの例を示す図である。 本実施形態における述語テーブルの例を示す図である。 本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例1を示すフロー図である。 本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例2を示すフロー図である。 本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例3を示すフロー図である。 本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例4を示すフロー図である。 本実施形態における画面例1を示す図である。 本実施形態における画面例2を示す図である。 本実施形態における画面例3を示す図である。
−−−装置の構成例−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るユースケースシナリオ作成支援装置10の機能構成例を示す図であり、図2は、本実施形態に係るユースケースシナリオ作成支援装置10のハードウェア構成例を示す図である。なお、同一の参照番号は同一の構成要素を示す。このユースケースシナリオ作成支援装置10は、各ユースケースシナリオの間でのアクターや入出力情報の関係を踏まえた、漏れのないユースケースシナリオの作成を支援するコンピュータシステムである。
こうした本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10が備える機能部について説明する。以下に説明する機能部は、情報処理装置たるユースケースシナリオ作成支援装置10が記憶装置4に保持するプログラム5を実行することで実装される機能ブロックと言える(図2も参照)。なお、記憶装置4(記憶部)には、業務を実行する際の入力情報、当該入力情報に基づいて該当業務を実行した場合の出力情報、該当業務を実行するアクターの情報、が少なくとも記述された業務機能階層テーブル4100、および、該当業務の内容を記述した業務要件シナリオの情報を少なくとも含む業務要件シナリオテーブル4200、各業務におけるアクターと、該当業務において所定のアクションを介して前記アクターに関与する別アクターとの対応関係の情報が少なくとも記述されたアクター関連情報テーブル4310が格納されている。本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10では、この他にもテーブル類を保持しているが、上記の各テーブルも含めて詳細は後述する。
本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10は、業務要件シナリオテーブル4200の業務要件シナリオと、業務機能階層テーブル4100における、前記業務要件シナリオに対応する業務のアクター情報とをそれぞれ記憶装置4より読み出し、前記業務要件シナリオを解析して得た単文において、該当アクターを主語として前記業務に関する業務ユースケースシナリオを生成し、これを記憶装置4の業務ユースケースシナリオDB44における業務ユースケースシナリオテーブル4410に格納する、業務ユースケースシナリオ変換部12を備えている。
なお、本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10では、業務要件シナリオ定義部11を備えている。この業務要件シナリオ定義部11は、業務機能階層DB41における業務機能階層テーブル4100から、ユースケース単位で、入力情報、出力情報、アクター情報を表示装置3に表示し、この表示に基づいてユーザが記述した業務要件シナリオの定義を入力装置2を介して取得し、取得した業務要件シナリオのデータを、業務要件シナリオDB42における業務要件シナリオテーブル4200に格納するものとなる。勿論、ユースケースシナリオ作成支援装置10がこの業務要件シナリオ定義部11を備えず、記憶装置4の業務要件シナリオテーブル4200にて、業務要件シナリオ等の必要なデータを予め保持しているとしてもよい。
また、本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10は、前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶装置4のアクター関連情報DB43におけるアクター関連情報テーブル4310格納情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、前記業務ユースケースシナリオに関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し、これを記憶装置4の業務ユースケースシナリオDB44における業務ユースケースシナリオテーブル4410に格納する、追加業務ユースケースシナリオ生成部13を備えている。
なお、本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10は、記憶装置4において述語DB45を備えている。この述語DB45は、業務ユースケースシナリオを構成する主語、述語、目的語のうち、述語に関する選択肢の情報を記述した述語テーブル4500を保持している。
この場合、上述の業務ユースケースシナリオ変換部12は、業務要件シナリオを解析して単文を得る際に、解析により業務要件シナリオから抽出した述語候補を、前記の述語テーブル4500における各選択肢たる述語群と照合し、選択肢中で述語候補と意味が類似のものを一般的な言語解析処理等で特定し、特定した選択肢を前記単文の述語として設定する機能を更に有している。
また、本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10は、上述のアクター関連情報テーブル4310において、前記対応関係における前記所定のアクションに関して、実行条件の有無を示す情報として、条件有無コードの値を保持している。また、ユースケースシナリオ作成支援装置10は、記憶装置4においてアクター業務パターンテーブル4320を保持している。このアクター業務パターンテーブル4320は、前記実行条件の内容を示す情報が記述されたテーブルであり、例えば、アクター関連情報テーブル4310において、条件有無コードが「1」、すなわち分岐条件がある場合に、その条件文を生成するための情報となる。このアクター業務パターンテーブル4320の詳細については後述する。
この場合、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶装置4のアクター関連情報テーブル4310における前記対応関係の情報と前記条件有無コードの値を読み取り、前記所定のアクションに関して実行条件がある場合に、該当実行条件に対応した実行条件の内容を、上述のアクター業務パターンテーブル4320から取得し、当該実行条件の内容が示す条件判定の対象事項を該当業務の業務要件シナリオ(上述の業務要件シナリオテーブル4200由来)より抽出し、当該対象事項について前記実行条件の内容を満たすか否かを記述した条件文を生成し、これを記憶装置4の業務ユースケースシナリオDB44における、業務ユースケースシナリオ条件文テーブル4420に格納する機能を更に備えている。
また、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記実行条件の内容が満たされているか否かで異なるアクションの情報を、前記実行条件の内容より取得し、当該取得した各アクションの情報に基づいて、前記別アクターが該当アクションをそれぞれ実行する各業務の業務ユースケースシナリオを生成し、当該生成した業務ユースケースシナリオを、前記条件文が示す実行条件の内容が満たされているか否かで前記業務から分岐する各業務の業務ユースケースシナリオとして、前記条件文に後続させる対応付けを行って、記憶装置4の業務ユースケースシナリオテーブル4410に格納する機能を更に有している。
また、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記業務に関して生成した業務ユースケースシナリオと、前記関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオとを表示装置3にて表示する機能を更に備えている。
また、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置3で表示する際、修正対象となる業務ユースケースシナリオの選択をユーザから受け付ける適宜なインターフェイスたる受付欄をあわせて表示し、当該受付欄にて修正対象の選択を受けた業務ユースケースシナリオについて、入力装置2にてユーザからの修正指示を受け付けて、当該修正指示に応じた該当業務ユースケースシナリオの修正処理を実行する機能を更に備えている。
また、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記受付欄にて修正対象の選択を受けた際に、修正対象の業務ユースケースシナリオについて、修正指示を受け付けるインターフェイスたる入力欄をポップアップ形式で表示装置3にてあわせて表示し、当該入力欄にてユーザからの前記修正指示を受け付ける機能を更に備えている。
また、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置3で表示する際、業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更指示をユーザから受け付けるインターフェイスたる受付欄をあわせて表示し、当該受付欄にて受け付けた変更指示に応じて、該当業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更処理を実行する機能を更に有する。
また、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置3で表示する際、各業務ユースケースシナリオ間の関係(実行順序、分岐等)を含めて表示し、業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更指示を、前記表示中における該当業務ユースケースシナリオの所定位置へのドラッグアンドドロップ動作を入力装置2を介し受け付けることで取得し、当該取得した変更指示に応じて、該当業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更処理を実行する機能を更に備えている。
また、上述の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記業務に関して生成した業務ユースケースシナリオと、前記関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオとを、表示装置3において異なる表示属性(例:文字や線の色、下線や囲み等の強調表示など)で表示する処理を実行する機能を更に備えている。
なお、上述のユースケースシナリオ作成支援装置10のハードウェア構成は図2に示す如くとなる。ユースケースシナリオ作成支援装置10は、ハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶装置で構成される記憶装置4(記憶部)、この記憶装置4に保持されるプログラム5を実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なう演算装置たるCPU1、ユーザからのキーインやマウスジェスチャーによる入力を受け付ける入力装置2、処理データの出力を行うディスプレイ等の表示装置3、などを備える。また、記憶装置4内には、本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10として必要な機能を実装する為のプログラム5、および、各種テーブルやデータベースなどのデータ類6が少なくとも記憶されている。記憶装置4は、ユースケースシナリオ作成支援装置10とネットワークを介した別体装置に設けても、あるいは一体に設けてもよい。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態のユースケースシナリオ作成支援装置10が利用するデータの構造例について説明する。図3は、本実施形態における業務機能階層DB41に格納されている業務機能階層テーブル4100の例を示す図である。業務機能階層テーブル4100は、図3に示すように、該当サブタスクの識別情報たる管理コード4101、前記サブタスクの名称たるサブタスク4102、対応ユースケースを管理するためのユースケースコード4103、ユースケースの識別情報たるユースケース4104、入力情報4105、出力情報4106、およびアクター情報たるアクター4107の各値を含むレコードから構成されている。
図4は本実施形態における業務要件シナリオDB42に格納されている業務要件シナリオテーブル4200の例を示す図である。この業務要件シナリオテーブル4200は、図4にて示すように、業務要件シナリオの識別情報たる業務要件シナリオコード4201、入力情報(前記業務機能階層テーブル4100での該当サブタスクのレコードにおける入力情報と同じ)4202、出力情報4203(前記業務機能階層テーブル4100での該当サブタスクのレコードにおける出力情報と同じ)、および業務要件シナリオ4204の各値を含むレコードから構成されている。
図5は本実施形態における業務ユースケースシナリオDB44に格納されている業務ユースケースシナリオテーブル4410の例を示す図である。この業務ユースケースシナリオテーブル4410は、図5に示すように、業務ユースケースシナリオの識別情報たる業務UCシナリオコード4411、入力情報4412、出力情報4413、該当業務ユースケーシナリオのアクター4414、目的語4415、および述語4416の各値を含むレコードから構成されている。
図6は本実施形態における業務ユースケースシナリオDB44に格納されている業務ユースケースシナリオ条件文テーブル4420の例を示す図である。この業務ユースケースシナリオ条件文テーブル4420は、図6に示すように、条件文が含まれる業務ユースケースシナリオを識別する業務UCシナリオコード4421、および条件文4422の各値を含むレコードから構成されている。
図7は本実施形態における業務ユースケースシナリオDB44に格納されている業務ユースケースシナリオ順序テーブル4430の例を示す図である。この業務ユースケースシナリオ順序テーブル4430は、図7に示すように、ユースケース単位で業務ユースケースシナリオを管理するためのユースケースコード4431、業務ユースケースシナリオの並び順を示すシナリオ順序コード4432、および該当業務ユースケースシナリオの業務UCシナリオコード4433の各値を含むレコードから構成されている。
図8は本実施形態におけるアクター関連情報DB43に格納されているアクター関連情報テーブル4310の例を示す図である。このアクター関連情報テーブル4310は、図8に示すように、アクター単位でアクターの関連情報を管理するための関連情報管理コード4311、アクター4312、該当するアクターに関連する別アクター4313、該当するアクターが別アクターに対して行うアクション4314、前記のアクションに対して、その後の分岐条件の有無を示す条件有無コード4315、および前記アクター4312の属する組織4316の各値を含むレコードから構成されている。
図9は本実施形態におけるアクター関連情報DB43に格納されているアクター業務パターンテーブル4320の例を示す図である。上述のアクター関連情報テーブル4310における条件有無コードが「1」、すなわち分岐条件がある場合に、その条件文を生成するための情報を格納したのが、アクター業務パターンテーブル4320となる。
こうしたアクター業務パターンテーブル4320は、図9に示すように、分岐条件単位でレコードを管理する管理コード4321、分岐条件の判定対象の事項を示す区分内容4322、区分内容4322が示す事項の取り得るバリエーションを示した区分4323、および区分4323に対応してなされる業務のパターン、すなわち業務ユースケースシナリオでの述語にあたる業務パターン4320の各値を含むレコードから構成されている。
図10は本実施形態における述語DB45に格納されている述語テーブル4500の例を示す図である。この述語テーブル4500は、業務ユースケースシナリオ変換、追加業務ユースケースシナリオ生成、およびアクター業務パターン設定時に利用する述語を格納したものである。この述語テーブル4500は、図10に示すように、述語単位にレコードを識別する述語コード4501、および予め設定した述語4502の各値を含むレコードから構成されている。
−−−処理例1−−−
以下、本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明するユースケースシナリオ作成支援方法に対応する各種動作は、ユースケースシナリオ作成支援装置10が記憶装置4に読み出して実行するプログラム5によって実現される。そして、このプログラム5は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図11は、本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例1を示すフロー図である。ここでまず、ユースケースシナリオ作成支援装置10における業務要件シナリオ定義部11は、業務機能階層DB41における業務機能階層テーブル4100から、ユースケース単位で、入力情報、出力情報、アクター情報を表示装置3に表示し、この表示に基づいてユーザが記述した業務要件シナリオの定義を入力装置2を介して取得し、取得した業務要件シナリオのデータに業務要件シナリオコード(業務要件シナリオを一意に特定するコード)を付与し、業務要件シナリオDB42における業務要件シナリオテーブル4200に格納する(ステップ100)。
次に、ユースケースシナリオ作成支援装置10における業務ユースケースシナリオ変換部12は、上述のように取得した業務要件シナリオを単語レベルで分解し、形態素解析処理により接続詞を探索する。接続詞が存在した場合、業務ユースケースシナリオ変換部12は、該当接続詞の前後でシナリオ文を分割して、複数の単文を得る(ステップ110)。例えば、「申込書類を受け付けたら、申込内容を点検し、必要書類添付もれの点検を行う」という業務要件シナリオに関しては、「申込書類を受け付け」、「申込内容を点検」、「必要書類添付もれの点検」という単文が得られる。以降も同様であるが、ユースケースシナリオ作成支援装置10は、こうした処理のために、形態素解析、構文解析といった各種の言語解析処理用のエンジンを備えているものとする。
続いて、業務ユースケースシナリオ変換部12は、上述のように単文の形式に分割した業務要件シナリオを、主語の有無に関係なく、「目的語+述語」、すなわち「○○を△△する」という形式に変換する(ステップ120)。なお、述語について、業務ユースケースシナリオ変換部12は、述語DB45の述語テーブル4500に格納されている述語の選択肢中から、上述の単文が含む単語と類似な述語を検索し、上述の「目的語+述語」における述語として設定する。例えば、「申込内容を点検」という単文に関して、業務ユースケースシナリオ変換部12は、「確認」という単語について述語テーブル4500を検索し、類似に意味を持つものとして、「確認する」という述語を特定し、「申込内容を確認する」という文を得る。
次に、業務ユースケースシナリオ変換部12は、上述のように「目的語+述語」の各文に変換した業務要件シナリオに、業務機能階層DB41の業務機能階層テーブル4100から、該当シナリオに関して取り込んだアクター情報4107を追加し、「主語(アクター)+目的語+述語」、すなわち「□□は○○を△△する」という形式の業務ユースケースシナリオを生成し、これを業務ユースケースシナリオテーブル4410に格納する(ステップ130)。
続いて、ユースケースシナリオ作成支援装置10における追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、上述のステップ130で生成した業務ユースケースシナリオのアクターに関して、アクター関連情報DB43のアクター関連情報テーブル4310にて情報検索を行って(ステップ140)、該当アクターに関係する別アクターが存在するか否か判定する(ステップ150)。
当該判定の結果、関係する別アクターが存在する場合(ステップ150:Yes)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、処理をステップ160へ進める。例えば、該当アクターが「担当者」であったとして、この「担当者」をキーにアクター関連情報テーブル4310にて情報検索を行えば、図8の例の場合であれば、該当アクター「担当者」に関係する別アクターとして「承認者」の存在を特定できる。一方、関係する別アクターが存在しない場合(ステップ150:No)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は処理をステップ170へ進める。
ステップ160において、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、アクター関連情報DB43のアクター関連情報テーブル4310から、上述の別アクター「承認者」のアクション4314、条件有無コード4315を抽出する。図8のアクター関連情報テーブル4310の例であれば、「承認者」がアクターとなるアクション4314として「承認」、その条件有無コード4315として「1」を抽出できる。
また、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記抽出した条件有無コード4315が「1」、すなわち該当アクション4314の実行に条件が存在する場合、該当レコードにおける関連情報管理コード4311の値をキーに、アクター業務パターンテーブル4320で検索し、関連情報管理コード4311の値と全部ないし所定桁が一致する管理コード4321を持ったレコードを特定して、該当レコードの各値を抽出する。このステップ160の詳細については、図12を用いて後述する。図9のアクター業務パターンテーブル4320の例であれば、関連情報管理コード4311の値「123−457」と先頭桁が一致する管理コード4321「C123−01」、「C123−02」、の各レコードを特定し、該当各レコードの各値として、区分内容「不備」、区分「なし」、業務パターン「承認する」、区分内容「不備」、区分「あり」、業務パターン「承認しない」といった値を抽出できる。
続いて追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、例えば、上述の該当アクター「担当者」に対して、関連する別アクターが複数存在するか判定する(ステップ170)。この判定の結果、別アクターが複数存在する場合(ステップ170:Yes)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は処理をステップ180へ進める。図8の例であれば、アクター「担当者」と関連する別アクターとして、「承認者」の1つだけが存在するから、別アクターは「複数存在しない」こととなる。別アクターが複数存在しない場合(ステップ170:No)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は処理をステップ190へ進める。
ステップ180において、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、例えば、該当アクター「担当者」と、これに関連する複数の別アクターとの各間で行う業務について、業務順序を設定し、当該設定の情報を該当ユースケースコードと対応付けて、図7に例示する業務ユースケースシナリオ順序テーブル4430に格納する(ステップ180)。この業務順序の設定処理の例としては、例えば、追加業務ユースケースシナリオ生成部13が、アクター関連情報テーブル4310から、上述の該当アクターと、これに関連する複数の別アクターそれぞれの組織4316の各値を抽出し、該当アクターと別アクターとの間で組織4316の値が同じ、すなわち同じ組織である業務を特定し、この同じ組織内での業務を優先させる形で業務順序を決定する。
続いて、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当アクターおよび前記別アクターに関してアクター関連情報テーブル4310およびアクター業務パターンテーブル4320から得ている情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、該当アクターに関する業務ユースケースシナリオ(既に業務ユースケースシナリオテーブル4410に格納されているもの)に関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し、既登録の該当業務ユースケースシナリオとの順序関係(上述のステップ180で設定した業務順序)を踏まえて、業務ユースケースシナリオテーブル4410に追加する(ステップ190)。このステップ190の詳細については、図13を用いて後述する。
次に、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、上述のステップ190で生成した業務ユースケースシナリオを含む、作成した全ての業務ユースケースシナリオを、業務ユースケースシナリオテーブル4410から読み出して、表示装置3にて表示する(ステップ200)。この表示処理に際して追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、表示中の業務ユースケースシナリオについて、ユーザからの修正の指定を入力装置2にて受け付けるものとする。
図15にて、上述した業務ユースケースシナリオの表示画面である業務ユースケースシナリオ確認画面10000の一例を示す。図15にて例示する業務ユースケースシナリオ確認画面10000は、業務ユースケースシナリオの表示領域10010、業務ユースケースシナリオ毎に修正指定をユーザから受け付けるチェックボックス10030、新たに追加生成した業務ユースケースシナリオの表示領域10020、業務ユースケースシナリオの順序変更の指定をユーザから受け付ける順序変更チェックボックス10040、および、修正確定の指定をユーザから受け付ける確定ボタン10050から構成されている。なお、前記業務に関して生成した業務ユースケースシナリオと、前記関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオとは、この業務ユースケースシナリオ確認画面10000において異なる表示属性で表示されている。図の例では、関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオについての表示に、下線が引かれている。
上述したような修正の指定を図15の業務ユースケースシナリオ確認画面10000などを介してユーザから受けた場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、業務ユースケースシナリオ確認画面10000中での確定ボタン10050等の所定アイコンのクリックを受けて、例えば、チェックボックス10030にて指定された該当業務ユースケースシナリオに対する修正内容の確定と判定し(ステップ210:Yes)、処理をステップ220に進める。他方、ユーザからの修正の指定を受けていない場合(ステップ210:No)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、処理をステップ230へ進める行く。
ステップ220において、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、修正内容が確定している業務ユースケースシナリオ、業務ユースケースシナリオ条件文(後述)、および業務ユースケースシナリオ順序を、ユーザの修正指定に応じて修正する(ステップ220)。このステップ220の詳細については、図14を用いて後述する。
次に、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、ここまでのステップで作成および追加生成した業務ユースケースシナリオ、業務ユースケースシナリオ条件文、および業務ユースケースシナリオ順序を、業務ユースケースシナリオテーブル4410、業務ユースケースシナリオ条件文テーブル4420、および業務ユースケースシナリオ順序テーブル4430へ格納し(ステップ230)、フローを終える。
−−−処理例2−−−
次に、図11で示したステップ160の処理の詳細について、図12を用いて説明する。図12は、本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例2を示すフロー図である。この場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、図8のアクター関連情報テーブル4310から、上述の別アクター4313、アクション4314、条件有無コード4315の各値を抽出する(ステップ161)。図8のアクター関連情報テーブル4310の例であれば、「担当者」に関連する別アクターとして「承認者」、この「承認者」がアクターとなるアクション4314として「承認」、その条件有無コード4315として「1」を抽出できる。
また、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、前記抽出した条件有無コード4315が「1」、すなわち該当アクション4314の実行に条件が存在するか判定する(ステップ162)。該当アクションの実行に条件が存在する場合(ステップ162:Yes)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当レコードにおける関連情報管理コード4311の値をキーに、アクター業務パターンテーブル4320で検索し、関連情報管理コード4311の値と全部ないし所定桁が一致する管理コード4321を持ったレコードを特定して、該当レコードの各値を抽出する(ステップ163)。図9のアクター業務パターンテーブル4320の例であれば、関連情報管理コード4311の値「123−457」と先頭桁が一致する管理コード4321「C123−01」、「C123−02」、の各レコードを特定し、該当各レコードの各値として、区分内容「不備」、区分「なし」、業務パターン「承認する」、区分内容「不備」、区分「あり」、業務パターン「承認しない」といった値を抽出できる。
一方、分岐条件がない、すなわち条件有無コードが「0」の場合(ステップ162:No)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は本フローを終了する。
続いて追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、上述の別アクター「承認者」におけるアクション「承認」に関し、複数の業務パターンがあり、取り込んでいないものが存在するか検索する(ステップ164)。この検索の結果、取り込んでいないものが存在する場合(ステップ164:Yes)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、処理をステップ163へ戻す。一方、取り込んでいないものが存在しない場合(ステップ164:No)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は本フローを終える。
−−−処理例3−−−
次に、図11で示したステップ190の処理の詳細について、図13を用いて説明する。図13は、本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例3を示すフロー図である。この場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、上述のステップ160で取り込んである該当アクターや別アクターらの情報(のうち、条件有無コード4315の値)より、業務ユースケースシナリオが条件分岐するか判定する(ステップ191)。この判定の結果、条件分岐する場合(ステップ191:Yes)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、ステップ195へ処理を進める。一方、条件分岐しない場合(ステップ191:No)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、ステップ192へ処理を進める。
ステップ192において、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当アクターおよび別アクターに関してアクター関連情報テーブル4310およびアクター業務パターンテーブル4320から得ている情報に基づいて、該当アクターが別アクターに対して行うアクションを特定する。また、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当アクターを主語、前記ステップ192で特定した別アクターに対するアクションを述語と設定した文(例:担当者は承認者に承認を依頼する)を生成する(ステップ193)。
次に、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、目的語に該当するものを、図4の業務要件シナリオテーブル4200の入力情報、出力情報から取り込んで(例:申込内容)、上述のステップ193で生成した主語、述語の文に加え、「主語+目的語+述語」の形式となる業務ユースケースシナリオ(例:担当者は承認者に申込内容の承認を依頼する)を生成し(ステップ194)、処理をステップ197へ進める。
また、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、業務要件シナリオ、およびアクター業務パターンテーブル4320から得ているアクター毎の業務パターンの区分内容4322、区分4323から、条件文を生成する(ステップ195)。上述までの例であれば、「申込み内容に不備がない場合」といった条件文を作成できる。
この場合の追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、アクター業務パターンテーブル4320から取得した、区分内容4322および区分4323(実行条件の内容)が示す条件判定の対象事項、すなわち、「不備」の「あり」、「なし」を判定すべき対象である、「申込内容」を該当業務の業務要件シナリオより抽出し、当該対象事項について実行条件たる「不備」が「なし」という条件を満たすか否かを記述した条件文を生成することになる。
続いて追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、上述のステップ195で生成した条件文に続く業務ユースケースシナリオを、業務要件シナリオ、アクター関連情報テーブル4310、およびアクター業務パターンテーブル4320から得ている情報から、「承認者は申込内容を承認する」といった「主語+目的語+述語」の形式となる業務ユースケースシナリオを生成して業務ユースケースシナリオテーブル4410に登録し(ステップ196)、処理をステップ197へ進める。
また、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、上述の業務ユースケースシナリオ順序テーブル4430(上述のステップ180で情報が設定されている)を参照し、業務順序による次の業務が存在するか判定する(ステップ197)。この判定の結果、次の業務が存在する場合(ステップ197:Yes)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、ステップ191へ処理を戻す。一方、次の業務が存在しない場合(ステップ197:No)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は本フローを終える。
−−−処理例4−−−
次に、図11で示したステップ220の処理の詳細について、図14を用いて説明する。図14は、本実施形態におけるユースケースシナリオ作成支援方法の手順例4を示すフロー図である。この場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、上述のステップ190で生成した業務ユースケースシナリオを含む、作成した全ての業務ユースケースシナリオを、業務ユースケースシナリオテーブル4410から読み出して、表示装置3にて表示し、表示中の業務ユースケースシナリオについて、ユーザからの修正の指定を入力装置2にて受け付けるものとする。このような修正の指定をユーザから受けた場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、表示画面中での所定アイコン等のクリックを受けて、該当業務ユースケースシナリオに対する修正内容の確定する(ステップ221)。
続いて追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、修正する業務ユースケースシナリオが、業務ユースケースシナリオ自身であるのか、業務ユースケースシナリオの条件文であるのか、業務ユースケースシナリオ順序であるのか判定する(ステップ222)。この判定は、入力装置2を介して上述の業務ユースケースシナリオ確認画面10000にて受け付けた修正の指定内容から判定するものとできる。例えば、チェックボックス10030にて指定が入った状態で確定ボタン10050が押下されている場合、修正対象が、業務ユースケースシナリオ自身と判断できる。また、「〜場合」という条件文に対応したチェックボックス10030にて指定が入った状態で確定ボタン10050が押下されている場合、修正対象が、業務ユースケースシナリオ条件文であると判断できる。また、順序変更チェックボックス10040にチェックが入った状態で確定ボタン10050が押下されている場合、修正対象が、業務ユースケースシナリオ順序であると判断できる。
この判定の結果、修正対象が、業務ユースケースシナリオ自身である場合(ステップ222:業務ユースケースシナリオ)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、処理をステップ223へ進める。一方、修正対象が、業務ユースケースシナリオ条件文である場合(ステップ222:条件文)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、処理をステップ224へ進める。一方、修正対象が、業務ユースケースシナリオ順序である場合(ステップ222:順序)、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、処理をステップ225へ進める。
ステップ223において追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当する業務ユースケースシナリオにおける、ユーザ指定の該当部分を、ユーザ指定の修正内容に応じて修正して、業務ユースケースシナリオテーブル4410の該当データを更新し、本フローを終える。図16にて、業務ユースケースシナリオの修正画面11000の一例を示す。この図16の修正画面11000は、上述の業務ユースケースシナリオ確認画面10000上で、チェックボックス10030にて指定された業務ユースケースシナリオを表示し、修正対象の業務ユースケースシナリオに対するユーザの修正指定を受け付けるインターフェイスたる吹き出し11010をポップアップさせた構成を含んでいる。また、この修正画面11000においては、ユーザによる修正の確定を受け付ける修正ボタン11020の表示が含まれている。上述の吹き出し11010は、業務ユースケースシナリオにおける、「主語、目的語、述語」の各要素について入力を受け付けるインターフェイスとなっている。この吹き出し11010にて修正ボタン11020が押下された場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は修正確定と判断する。
また、ステップ224において追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当する業務ユースケースシナリオ条件文における、ユーザ指定の該当部分を、ユーザ指定の修正内容に応じて修正して、業務ユースケースシナリオ条件文テーブル4420を更新し、本フローを終える。この条件文の修正処理についても、上述同様に、ユーザの修正指定を吹き出し11000にて受け付け、処理を行うこととなる。
また、ステップ225において追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当する業務ユースケースシナリオ順序における、ユーザ指定の該当部分を、ユーザ指定の修正内容に応じて修正して、業務ユースケースシナリオ順序テーブル4430を更新し、本フローを終える。例えば、上述の業務ユースケースシナリオ確認画面10000において、順序変更チェックボックス10040にチェックが入った状態で確定ボタン10050が押下されている場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、図17に例示する、業務ユースケースシナリオ順序修正画面12000を表示装置3に表示する。
この場合、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、各業務ユースケースシナリオ間の順序関係について、業務ユースケースシナリオ順序テーブル4430を参照し、各業務ユースケースシナリオを各間の順序関係を含めて表示することになる。こうして表示する業務ユースケースシナリオ順序修正画面12000は、具体的には、業務UCシナリオコードをキーに業務ユースケースシナリオを表示する領域12010、業務ユースケースシナリオ間の関係を可視化した領域12020から構成されている。
業務ユースケースシナリオ間の関係を可視化した領域12020は、業務ユースケースシナリオ単位で、その間のつながりを表示する領域12030、順序を変更する場合に、該当する業務ユースケースシナリオを指示するカーソル12040、および順序を変更した業務ユースケースシナリオを確定するための確定ボタン12050から構成されている。ユーザがカーソル12040を介し、特定の業務ユースケースシナリオを、ドラッグアンドドロップすることにより、追加業務ユースケースシナリオ生成部13は、該当業務ユースケースシナリオの、他の業務ユースケースシナリオとの関係における順序を変更することになる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、各ユースケースシナリオの間でのアクターや入出力情報の関係を踏まえた、漏れのないユースケースシナリオの作成を支援することが可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記記憶部は、業務ユースケースシナリオを構成する主語、述語、目的語のうち、述語に関する選択肢の情報を更に格納しており、前記業務ユースケースシナリオ変換部は、前記業務要件シナリオを解析して単文を得る際に、解析により業務要件シナリオから抽出した述語候補を、記憶部における前記選択肢と照合し、選択肢中で前記述語候補と類似のものを特定して前記単文の述語として設定するものである、としてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記記憶部は、前記対応関係における前記所定のアクションに関して、実行条件の有無を示す情報と、前記実行条件の内容を示す情報とを更に格納しており、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報と前記実行条件の有無を示す情報を読み取り、前記所定のアクションに関して実行条件がある場合に、該当実行条件に対応した実行条件の内容を記憶部から取得し、当該実行条件の内容が示す条件判定の対象事項を該当業務の業務要件シナリオより抽出し、当該対象事項について前記実行条件の内容を満たすか否かを記述した条件文を生成し記憶部に格納する処理を更に行うものである、としてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記実行条件の内容が満たされているか否かで異なるアクションの情報を、前記実行条件の内容より取得し、当該取得した各アクションの情報に基づいて、前記別アクターが該当アクションをそれぞれ実行する各業務の業務ユースケースシナリオを生成し、当該生成した業務ユースケースシナリオを、前記条件文が示す実行条件の内容が満たされているか否かで前記業務から分岐する各業務の業務ユースケースシナリオとして、前記条件文に続けて記憶部に格納するものである、としてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務に関して生成した業務ユースケースシナリオと、前記関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオとを表示装置に表示する処理を更に実行するものであるとしてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置で表示する際、修正対象となる業務ユースケースシナリオの選択をユーザから受け付ける受付欄を表示し、当該受付欄にて修正対象の選択を受けた業務ユースケースシナリオについて、入力装置にてユーザからの修正指示を受け付けて、当該修正指示に応じた該当業務ユースケースシナリオの修正処理を更に実行するものであるとしてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記受付欄にて修正対象の選択を受けた際に、修正対象の業務ユースケースシナリオについて、修正指示の入力欄をポップアップ形式で表示装置にて表示し、当該入力欄にてユーザからの前記修正指示を受け付けるものであるとしてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置で表示する際、業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更指示をユーザから受け付ける受付欄を表示し、当該受付欄にて受け付けた変更指示に応じて、該当業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更処理を更に実行するものであるとしてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置で表示する際、各業務ユースケースシナリオ間の関係を含めて表示し、業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更指示を、前記表示中における該当業務ユースケースシナリオの所定位置へのドラッグアンドドロップ動作を受け付けることで取得し、当該取得した変更指示に応じて、該当業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更処理を更に実行するものであるとしてもよい。
また、本実施形態の業務ユースケースシナリオ作成支援装置において、前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務に関して生成した業務ユースケースシナリオと、前記関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオとを、表示装置において異なる表示属性で表示する処理を更に実行するものであるとしてもよい。
1 CPU
2 入力装置
3 表示装置
4 記憶装置(記憶部)
10 ユースケースシナリオ作成支援装置
11 業務要件シナリオ定義部
12 業務ユースケースシナリオ変換部
13 追加業務ユースケースシナリオ生成部
41 業務機能階層DB
42 業務要件シナリオDB
43 アクター関連情報DB
44 業務ユースケースシナリオDB
45 述語DB
4100 業務機能階層テーブル
4200 業務要件シナリオテーブル
4310 アクター関連情報テーブル
4320 アクター業務パターンテーブル
4410 業務ユースケースシナリオテーブル
4420 業務ユースケースシナリオ条件文テーブル
4430 業務ユースケースシナリオ順序テーブル
4500 述語テーブル
10000 業務ユースケースシナリオ確認画面
11000 業務ユースケースシナリオ修正画面
12000 業務ユースケースシナリオ順序修正画面

Claims (12)

  1. 業務を実行する際の入力情報、当該入力情報に基づいて該当業務を実行した場合の出力情報、該当業務を実行するアクターの情報、および、該当業務の内容を記述した業務要件シナリオの各情報と、各業務におけるアクターと、該当業務において所定のアクションを介して前記アクターに関与する別アクターとの対応関係の情報と、を格納した記憶部と、
    業務要件シナリオと、当該業務要件シナリオに対応する業務のアクター情報とを記憶部より読み出し、前記業務要件シナリオを解析して得た単文に該当アクターを主語として設定して前記業務に関する業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する、業務ユースケースシナリオ変換部と、
    前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、前記業務ユースケースシナリオに関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する、追加業務ユースケースシナリオ生成部と、
    を備えることを特徴とすユースケースシナリオ作成支援装置。
  2. 前記記憶部は、業務ユースケースシナリオを構成する主語、述語、目的語のうち、述語に関する選択肢の情報を更に格納しており、
    前記業務ユースケースシナリオ変換部は、前記業務要件シナリオを解析して単文を得る際に、解析により業務要件シナリオから抽出した述語候補を、記憶部における前記選択肢と照合し、選択肢中で前記述語候補と類似のものを特定して前記単文の述語として設定するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  3. 前記記憶部は、前記対応関係における前記所定のアクションに関して、実行条件の有無を示す情報と、前記実行条件の内容を示す情報とを更に格納しており、
    前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報と前記実行条件の有無を示す情報を読み取り、前記所定のアクションに関して実行条件がある場合に、該当実行条件に対応した実行条件の内容を記憶部から取得し、当該実行条件の内容が示す条件判定の対象事項を該当業務の業務要件シナリオより抽出し、当該対象事項について前記実行条件の内容を満たすか否かを記述した条件文を生成し記憶部に格納する処理を更に行うものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  4. 前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記実行条件の内容が満たされているか否かで異なるアクションの情報を、前記実行条件の内容より取得し、当該取得した各アクションの情報に基づいて、前記別アクターが該当アクションをそれぞれ実行する各業務の業務ユースケースシナリオを生成し、当該生成した業務ユースケースシナリオを、前記条件文が示す実行条件の内容が満たされているか否かで前記業務から分岐する各業務の業務ユースケースシナリオとして、前記条件文に続けて記憶部に格納するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  5. 前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務に関して生成した業務ユースケースシナリオと、前記関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオとを表示装置に表示する処理を更に実行するものであることを特徴とする請求項1に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  6. 前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置で表示する際、修正対象となる業務ユースケースシナリオの選択をユーザから受け付ける受付欄を表示し、当該受付欄にて修正対象の選択を受けた業務ユースケースシナリオについて、入力装置にてユーザからの修正指示を受け付けて、当該修正指示に応じた該当業務ユースケースシナリオの修正処理を更に実行するものであることを特徴とする請求項5に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  7. 前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記受付欄にて修正対象の選択を受けた際に、修正対象の業務ユースケースシナリオについて、修正指示の入力欄をポップアップ形式で表示装置にて表示し、当該入力欄にてユーザからの前記修正指示を受け付けるものであることを特徴とする請求項に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  8. 前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置で表示する際、業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更指示をユーザから受け付ける受付欄を表示し、当該受付欄にて受け付けた変更指示に応じて、該当業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更処理を更に実行するものであることを特徴とする請求項5に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  9. 前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務および前記関連業務に関し生成した各業務ユースケースシナリオを表示装置で表示する際、各業務ユースケースシナリオ間の関係を含めて表示し、業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更指示を、前記表示中における該当業務ユースケースシナリオの所定位置へのドラッグアンドドロップ動作を受け付けることで取得し、当該取得した変更指示に応じて、該当業務ユースケースシナリオ間の並び順の変更処理を更に実行するものであることを特徴とする請求項8に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  10. 前記追加業務ユースケースシナリオ生成部は、前記業務に関して生成した業務ユースケースシナリオと、前記関連業務に関して生成した業務ユースケースシナリオとを、表示装置において異なる表示属性で表示する処理を更に実行するものであることを特徴とする請求項5に記載ユースケースシナリオ作成支援装置。
  11. 業務を実行する際の入力情報、当該入力情報に基づいて該当業務を実行した場合の出力情報、該当業務を実行するアクターの情報、および、該当業務の内容を記述した業務要件シナリオの各情報と、各業務におけるアクターと、該当業務において所定のアクションを介して前記アクターに関与する別アクターとの対応関係の情報と、を格納した記憶部を備えたコンピュータが、
    業務要件シナリオと、当該業務要件シナリオに対応する業務のアクター情報とを記憶部より読み出し、前記業務要件シナリオを解析して得た単文に該当アクターを主語として設定して前記業務に関する業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、
    前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、前記業務ユースケースシナリオに関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、
    を実行することを特徴とするユースケースシナリオ作成支援方法。
  12. 業務を実行する際の入力情報、当該入力情報に基づいて該当業務を実行した場合の出力情報、該当業務を実行するアクターの情報、および、該当業務の内容を記述した業務要件シナリオの各情報と、各業務におけるアクターと、該当業務において所定のアクションを介して前記アクターに関与する別アクターとの対応関係の情報と、を格納した記憶部を備えたコンピュータに、
    業務要件シナリオと、当該業務要件シナリオに対応する業務のアクター情報とを記憶部より読み出し、前記業務要件シナリオを解析して得た単文に該当アクターを主語として設定して前記業務に関する業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、
    前記生成した業務ユースケースシナリオのアクターについて、記憶部における前記対応関係の情報を読み取り、当該読み取った情報に基づいて、該当アクターに関与する別アクターが、前記業務ユースケースシナリオに関連して実行すべき関連業務の業務ユースケースシナリオを生成し記憶部に格納する処理と、
    を実行させることを特徴とするユースケースシナリオ作成支援プログラム。
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