JPH1152867A - ラベル - Google Patents

ラベル

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JPH1152867A
JPH1152867A JP22563297A JP22563297A JPH1152867A JP H1152867 A JPH1152867 A JP H1152867A JP 22563297 A JP22563297 A JP 22563297A JP 22563297 A JP22563297 A JP 22563297A JP H1152867 A JPH1152867 A JP H1152867A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
adhesive layer
layer
printing
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP22563297A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Honda
悟 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sato Corp filed Critical Sato Corp
Priority to JP22563297A priority Critical patent/JPH1152867A/ja
Publication of JPH1152867A publication Critical patent/JPH1152867A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】貼り替えが生じるような場合、剥離しても糊
が残りにくいラベルを提供することを課題とする。 【解決手段】基材部22の一面側22aに水系の粘着剤
層26が形成されるラベルにおいて、前記基材部22と
粘着剤層26との間に水系の印刷インキで印刷層24を
形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に剥離しても糊
が残りにくいラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図5および図6に示すよう
なラベル2が知られている。このラベル2は、帯状の台
紙4に粘着剤層6を介して上質紙、コート紙、サーマル
紙などから成る帯状のラベルシート8を仮着したもので
あり、既知の図示せぬラベルプリンタでラベルシート8
の表面部8bに文字や価格、バーコードなど、スーパー
マーケットの商品・価格情報や宛て先などの物流情報が
印字できるようになっている。なお、台紙4の裏面部4
aには、例えば、前記ラベルシート8の印字範囲に見合
う送りピッチ検出用の検出マーク10などの情報があら
かじめ印刷されている。
【0003】ところで、近年省資源が叫ばれ出し、「ラ
ベル」においても、上記台紙4付きのラベル2に替え
て、例えば図7に示すように、台紙を有せず粘着剤層6
がむき出し状態とされる、いわゆる、台紙なしラベル1
2が要望され始めた。「台紙」を省略しているため、例
えば前記検出マーク10などの情報は、ラベルシート8
の裏面部8aに印刷し、そののち図示せぬ糊を塗布して
粘着剤層6を形成するようにしてある。なお、台紙なし
ラベル12の場合、ラベルシート8の表面部8aにはシ
リコンや離型性のある樹脂剤などを塗布して離型層11
が形成されており、ラベル12がロール状に巻かれてい
るときに粘着剤層6が付きにくいようになっている。
【0004】一般的に、ラベルシート8の裏面部8aに
情報を印字する際の印刷インキとしては、油性のグラビ
アインキや紫外線硬化のUVインキなどが使用されてお
り、また、粘着剤層6としては水系タイプの糊が使用さ
れている。
【0005】このような従来の台紙なしラベル12で
は、前述したように油性の印刷インキと水系タイプの糊
(粘着剤層6)を使用しているため、印刷インキで情報
が印刷されている部分(例えば、検出マーク10)と接
着剤層6が重なり合った部分がなじまず、糊の貼り付き
が弱くなるものであった。
【0006】すなわち、図8に示すように台紙なしラベ
ル12(例えば値札)を商品14などの被着体に貼り付
けた後、例えば値引き処理のために剥すといったケース
の場合、図9に示すように、印刷インキ部分(検出マー
ク10)と粘着剤層6の密着性、いわゆる相性が悪いた
め、ラベル12を剥すと粘着剤層6の一部6aが商品1
4に残ってしまい、ゴミやホコリなどが付着し易いな
ど、汚れによる商品14のイメージダウンが避けられな
いという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に注
目してなされたもので、貼り替えが生じるような場合、
剥離しても糊が残りにくいラベルを提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明のラベルは、基材部と粘着剤層との間
に水系の印刷インキで印刷層を形成したものである。
【0009】また、上記水系の印刷インキとして、水系
フレキソなどを用いている。
【0010】更に、上記印刷層は、検出マーク、社名、
占い、くじなどの情報から成る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のラベルを図1および図2
に基づき説明する。なお、従来と同様の部分には同一符
号を付し、その詳述はこれを省略する。
【0012】ラベル20は、主に、基材部22、印刷層
24、粘着剤層26から成る、台紙を用いない、いわゆ
る「台紙なしラベル」である。
【0013】基材部22は、紙をベースとした素材で作
製された上質紙やコート紙、サーマル紙などであり、表
面部22bは既知の図示しないラベルプリンタによって
文字や価格、バーコードなど、スーパーマーケットの商
品・価格情報や宛て先などの物流情報が印字できるよう
になっている。なお、基材部22の表面部22bには、
離型層11が形成されている。
【0014】印刷層24は、例えば水系フレキソなどの
水系の素材から成る印刷インキにより形成される。水系
の印刷インキを用い、前記基材部22の裏面部22a
に、例えば「検出マーク」を印刷すると、基材部22が
紙をベースとした素材のため、水系の印刷インキの乗り
は良い。
【0015】粘着剤層26は水系の糊(図示せず)を使
用して基材部22の裏面部22aに塗布することにより
形成されるものである。このとき、印刷層24を覆って
図示せぬ糊を塗布することになるが、粘着剤層26の糊
と印刷層24の印刷インキの双方が水系であり、印刷層
24部分とこれを覆う粘着剤材層26との密着性、いわ
ゆる相性がよく、したがって、印刷層24と粘着剤材層
26の重なる部分の粘着力が弱まることがない。
【0016】次に、本発明のラベル20の使用例を説明
すると、ラベル20を商品(被着体)14に貼り付け
る。基材部22の表面部22bにはバーコードなどの情
報が印字されており、販売や物流などに利用される。
【0017】値引きなどの貼り替えため、ラベル20を
商品14から剥す。このとき、粘着剤層26と印刷層2
4との相性がよいため、印字層24を覆っている粘着剤
層26の一部が商品14に剥れ残ることがなく、ラベル
剥離による商品14の汚れは発生しないものである。
【0018】図3は、本発明の第2の実施の形態を示す
ラベル30であって、基材部22の裏面部22aに水系
の印刷インキにより、検出マーク28に加えて社名29
を印刷した例である。検出マーク28および社名29
は、印刷層24として形成される。
【0019】基材部22の裏面部22aに印刷した前記
社名29は、ラベル20の表面部22b側からは見えな
い「隠し情報」として利用できる。例えば、「ラベル不
良」などの申し立てが顧客から出されたような場合、基
材部22を商品14から剥して裏面部22aを確認し、
当社の社名29が印刷されていれば純正ラベルであり、
印刷されていない場合は他社製ラベルであるとの識別が
できる。
【0020】上記確認のためにラベル30を剥したと
き、粘着剤層26と印刷層24(検出マーク28および
社名29)の双方が水系で形成され、印刷層24部分と
粘着剤層26の相性がよく、重なる部分の粘着力が弱ま
ることがないため、社名29やその他、情報の量が大な
る印刷を施したとしても、商品14に糊が残ることがな
いものである。
【0021】図4は、この発明の第3の実施の形態を示
すラベル40であり、前記台紙なしのラベル30の基材
部22を粘着剤層26を介して台紙台紙4に仮着したも
のである。検出マーク10は、台紙4の裏面部4aに印
刷されている。
【0022】このラベル40を使用するときは台紙4か
ら基材部22および粘着剤層26を剥し、商品14に貼
り付ければよい。その他の構成、作用、効果は、先の実
施の形態と同様につき、説明を省略する。
【0023】なお、本発明では、基材部22の裏面部2
2aに印刷する情報として、検出マーク28や社名29
を例として説明したが、これに限定されないことは勿論
であり、例えば、「当たり」、「はずれ」のくじを印刷
して、お客様にくじによる還元を行ったり、占いを印刷
して買い物の楽しみを増やすなどのサービス向上に利用
できる。このとき、くじや占いなどの情報を新たに用紙
を使って作らなくても、商品14に貼り付けた本発明の
ラベルが利用でき、ラベルを商品14に貼り付けた際、
基材部22の表面部22bからは見えない、いわゆる
「隠し情報」となるので、時間の省力化及び省資源化が
図れ、しかも、印刷層24と粘着剤層26の相性がいい
ため、剥離したとしても粘着剤層26の一部が商品14
に残ることがないので、商品を汚す心配がない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラベル
は、基材部と粘着剤層との間に水系の印字インキで印刷
層が形成されているため、印刷層と粘着剤層の重なった
部分の粘着力が弱まることがないので、商品に貼ったあ
とに剥したとしても商品に糊の残ることがないという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のラベル(台紙なし)の第1の実施の形
態を示す斜視図
【図2】同、図1の矢示II−II線に沿う断面図
【図3】同、第2の実施の形態を示す斜視図
【図4】本発明のラベル(台紙付き)の第3の実施の形
態を示す断面図
【図5】従来の、台紙を有するラベルの斜視図
【図6】同、図5の矢示VI−VI線に沿う断面図
【図7】同、台紙なしラベルを示す断面図
【図8】同、台紙なしラベルを商品に貼った状態を示す
側面説明図
【図9】同、台紙なしラベルを商品から剥した状態を示
す側面説明図
【符号の説明】
2 ラベル(従来) 4 台紙 4a 裏面部 6 粘着剤層 8 ラベルシート 8a 裏面部 8b 表面部 10 検出マーク 11 離型層 12 台紙なしラベル 14 商品(被着体) 20 ラベル(第1の実施の形態) 22 基材部 22a 裏面部 22b 表面部 24 印刷層(検出マーク) 26 粘着剤層 28 印刷層(検出マーク) 29 印刷層(社名) 30 ラベル(第2の実施の形態) 40 ラベル(第3の実施の形態)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材部の一面側に水系の粘着剤層が形成
    されるラベルにおいて、 前記基材部と粘着剤層との間に水系の印刷インキで印刷
    層を形成したことを特徴とするラベル。
  2. 【請求項2】 上記水系の印刷インキとして、水系フレ
    キソなどを用いたことを特徴とする請求項1記載のラベ
    ル。
  3. 【請求項3】 上記印刷層は、検出マーク、社名、占
    い、くじなどの情報から成ることを特徴とする請求項1
    記載のラベル。
JP22563297A 1997-08-07 1997-08-07 ラベル Pending JPH1152867A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22563297A JPH1152867A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22563297A JPH1152867A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 ラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1152867A true JPH1152867A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16832356

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JP22563297A Pending JPH1152867A (ja) 1997-08-07 1997-08-07 ラベル

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JP (1) JPH1152867A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021086136A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 サトーホールディングス株式会社 台紙なしラベル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021086136A (ja) * 2019-11-29 2021-06-03 サトーホールディングス株式会社 台紙なしラベル

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