JPH1152534A - 溶液供給方法 - Google Patents

溶液供給方法

Info

Publication number
JPH1152534A
JPH1152534A JP22111197A JP22111197A JPH1152534A JP H1152534 A JPH1152534 A JP H1152534A JP 22111197 A JP22111197 A JP 22111197A JP 22111197 A JP22111197 A JP 22111197A JP H1152534 A JPH1152534 A JP H1152534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
tube
solution
tank
vessel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22111197A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Kamo
久男 加茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYUUGAI SHASHIN YAKUHIN KK
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
CHIYUUGAI SHASHIN YAKUHIN KK
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIYUUGAI SHASHIN YAKUHIN KK, Chugai Pharmaceutical Co Ltd filed Critical CHIYUUGAI SHASHIN YAKUHIN KK
Priority to JP22111197A priority Critical patent/JPH1152534A/ja
Publication of JPH1152534A publication Critical patent/JPH1152534A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自動現像機等の処理槽に処理液等を劣化なく正
確に送る。 【解決手段】高分子化合物製で変形可能な容器に溶液を
密封収納し、該容器に処理槽に至る流路を形成するチュ
ーブを接続して、該チューブに接続したポンプにて溶液
を送出すると共に、チューブは、内径0.7mm以上8
mm以下のチューブを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶液供給方法関
し、特にハロゲン化銀写真感光材料を自動現像機を使用
して処理するとき、その使用する処理液を自動的に自動
現像機処理槽に供給する処理液供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化銀写真感光材料の処理は、像
露光後、銀現像、定着、水洗、乾燥の工程を経る黒白写
真と、発色現像、銀漂白、銀塩定着、水洗、安定、乾燥
等の工程を経るカラー写真とがある。ハロゲン化銀写真
感光材料の処理に使用される上記処理液は、通常自動現
像機の各処理槽に供給され処理に使用される。自動現像
機において、ハロゲン化銀写真感光材料を連続的に処理
を行う場合、各処理槽内の組成は処理により変化し、活
性が低下するので、この低下分を補うための補充液が各
処理槽に補充液として使用される。
【0003】この補充液を各処理槽に補充する場合、一
般的には補充液用タンクより、感光材料の処理量に応じ
て少量の補充液が各処理槽に供給され、処理液の活性を
保っている。この補充液用タンクには補充液を別の所で
溶解して貯溜され、必要に応じて追加補給されているの
が一般的であり、処理液の作製は手作業によって行われ
ている。
【0004】ハロゲン化銀写真感光材料の処理に使用す
る処理液は、各処理液に応じて濃縮液と希釈水を混合し
て調製され、この濃縮液は接触が好ましくない成分同士
を分割しており、通常複数のパートとして供給されてお
り、保存時の処理液の劣化を防止している。このような
状態であるので、処理液の調製作業は煩雑であり、その
ための間違いも生じ易く、処理液として不適正な組成の
処理液となることがある。更に、溶解混合時、濃縮液の
飛散により、人体、衣服、周辺機器に付着し、汚染、破
損の原因となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近年、環境保全や資源
節減から、小型自動現像機が多く使用されるようにな
り、同時に補充量の低減がなされ、補充量は益々少量と
なり、補充量が少量であることは、その組成に僅かな変
動があっても処理液の活性に影響を与えることとなり、
更に、溶解した処理液を使用するまで補充液用タンクに
保存することは、水分の蒸発や空気による変質、劣化が
生じ、このような処理液を使用した場合、処理された写
真性は低下することとなる。
【0006】このような事を避けるため、近年では、処
理液容器から直接処理液を取り出し、自動現像機処理槽
に加える方法が行われるようになっており、少量の補充
量に対応する方法としては良い方法であることが分か
る。
【0007】然し、この方法においても、現状では処理
液の出し入れには容器に設ける口を使用して、処理液を
取り出す方法であり、処理液収納容器内の処理液を完全
に使い切ることができず、容器内に処理液が残り、容器
回収時に人体、衣服への飛散、汚染の原因ともなり、
又、処理液の移送経路内に空気の混入があり、これが原
因で移送経路内での処理液の劣化、この空気が原因して
補充ポンプが正しく作動せず、補充液の移送量が正しい
量でなくなり、その結果処理槽内の処理液の劣化が生
じ、処理された写真性が低下することとなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理に使用する処理液の供給方法
として、処理液収容容器内の処理液を完全に使い切り、
これにより容器回収時に人体、衣服、機器等への飛散、
それによる汚染が無く、又、容器交換に際し、チューブ
を容器から抜去する時、チューブから処理液が垂れ出す
ことによる飛散、それによる汚染を防止せんとするもの
で、高分子化合物製で変形可能な容器に溶液を密封収納
し、該容器に処理槽に至る流路を形成するチューブを接
続して、該チューブに接続したポンプにて溶液を送出す
ると共に、チューブは、内径0.7mm以上8mm以下
のチューブを使用することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、処理液を調整するため
にパート化された処理液を、高分子化合物材料で作られ
た変形可能な容器に収納したものを用い、各々の容器は
チューブを用いて容器内の処理液と気密的に接続する。
このチューブは内径0.7mm以上8mm以下のものを
用い、容器に直接密閉的に刺入し、好ましくは容器の上
部又は側部から直接密閉的に刺入し、密封収納されてい
る処理液を取り出す。処理液は接続されたチューブ及び
ポンプにより、自動現像機処理槽に供給される。本発明
に続いてこのようにして接続されたチューブ内には、気
泡を含むこととなり、この気泡は処理液の劣化の原因、
更には処理液の移送に使用するポンプの精度を落とすこ
ととなる。この気泡を取り除くため、以後の操作ではチ
ューブ内の気泡を感知し、それによりポンプを制御し、
次に感知した気泡を処理液収納容器内に押し戻すのがよ
い。
【0010】こゝで使用される処理液収納容器1は、筒
状体の上下端をシールしたもの(図2)、2枚の基布を
重ねて四辺をシールし、一部に口部を設けたもの(図
3)、四角形容器に口部を設けたもの(図4)等種々の
ものが使用しうる。
【0011】処理液収納容器1に使用される高分子化合
物は、収納されている処理液2により変質したり、処理
液2に悪影響を及ぼさない材質であれば、制限されるこ
とはない。その具体例として、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリフェニレン
オキサイド、ポリアリレート、ポリサルフォン、ポリフ
ェニレンサルファイド、酢酸セルロース、シリコーン等
が上げられ、好ましくはポリエチレン、ナイロン等の無
伸縮材料がよい。又、この処理液収納容器1は、ガスバ
リア性を有することが好ましく、具体的には、酸素透過
性が60ml/m2atm・day(20℃,60%)以下であ
ることが好ましい。
【0012】4はチューブで、一端3は処理液収納容器
1に連通させ、他端は自動現像機処理槽11に至る流路
を構成している。チューブ4の一端3の処理液収納容器
1への連通は、例えば先端を尖状、斜状等刺入容易なる
如く構成したり、注射針等を先端に設けるように構成し
てもよく、該一端3は溶液漏れ防止の為及び残液をなく
すため、処理液収納容器1の上方或いは側方から刺入し
て下底部に位置させるのがよい。或は又、処理液収納容
器1又はその栓等に刺入可能な連通部を形成し、そこか
ら一端3を刺入してもよい。更には、栓等に溶液に入る
吸入パイプを設け、そこに一端3を連通させることも出
来る。該チューブ4はテフロン、塩化ビニール、ポリエ
チレン、金属等が利用できる。
【0013】変形可能な処理液収納容器に密封収納され
た処理液を取り出すために、容器に内径0.7mm以上
8mm以下のチューブを密閉的に突き刺すが、容器交換
時、チューブを抜き取ったとき、チューブ内にある処理
液が垂れ出ないためには、チューブの内径は8mm以下
である必要がある。又、チューブを容器上部より突き刺
すことおよび処理液が密封収納されていることより、処
理液収納容器内の処理液を完全に使い切ることが出来、
加えて液垂れがないことより、液の飛散もない。
【0014】
【実施例】図1は本発明を自動現像機の処理液供給方法
に使用した場合における処理液の流れの概要を示したも
のである。溶液としてハロゲン化銀写真感光材料の処理
に使用する処理液2は、高分子化合物を使用した変形可
能な容器として処理液収納容器1に入れ供給する。ハロ
ゲン化銀写真感光材料の処理に使用する処理液2は、希
釈水14と共に使用する複数のパート液として供給され
るもの、一つのパート液として供給されるもの、更にそ
のまゝ使用できる処理液として供給されるものがある。
【0015】ポンプ9の回転により、容器としての処理
液収納容器1内にある処理液2は、チューブ4を通して
気液分離部としての分離槽5に入る。処理液収納容器1
と分離槽5の間にストレナーを設置してもよい。分離槽
5はチューブより大径に形成した筒状に形成され、そこ
ではチューブ4内にある気体としての気泡15と処理液
2を分離した後、チューブ4により気泡15を感知する
気体感知センサー6を通過する。該気体感知センサー6
は一例としてフロートと感知器により構成され、こゝで
処理液2内にある気泡15が感知される。気体感知セン
サー6はポンプ9と接続してあり、気泡15の感知によ
り、ポンプ9は停止する。
【0016】一方、処理液2と気泡15は、逆流槽7の
作動、例えばピストンによる押圧により気泡15を今来
た流路を通して処理液収納容器1内まで戻される。この
状態となると、処理液収納容器1から逆流槽7の間に
は、処理液2のみとなり、気泡15のない状態となる。
逆流槽7により気泡が除かれた処理液2は、チューブ4
を通してポンプ9に入り、定量の処理液2として自動現
像機処理槽10に送られる。この間のチューブ4はポン
プ9に至るまで流路において気密的に接続されている。
【0017】別に、処理液収納容器1内の処理液2を必
要とする液濃度にするために、希釈水13をポンプ12
により必要な量、自動現像機処理槽10に加えられ、処
理液2の濃度が保たれる。
【0018】本発明の処理液供給方法は、処理液収納容
器1内の処理液2に代えて、水を使用することにより、
希釈水をも自動現像機処理槽10に定期的に送ること
も、必要な濃度の処理液2を自動現像機処理槽10に作
ることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
分子化合物製で変形可能な容器に溶液を密封収納し、該
容器に処理槽に至る流路を形成するチューブを接続し
て、該チューブに接続したポンプにて溶液を送出すると
共に、チューブは、内径0.7mm以上8mm以下のチ
ューブを使用したので、高分子化合物を使用した変形可
能な処理液収納容器に収納した処理液を、密封された状
態で流路を形成するチューブを通して送ることができ、
処理液は容器内の全量が完全に送られ、使い切ることが
出来ると共に、チューブを容器から抜き去る時にも、チ
ューブ内の処理液の垂れ落ちが無く、人体、衣服、機器
等への処理液の飛散がなく、汚染を防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を使用する溶液供給方法による処理液の
流れの該略図
【図2】本発明に使用する容器の一実施例の使用状態斜
面図
【図3】本発明に使用する容器の他実施例の使用状態斜
面図
【図4】本発明に使用する容器の他実施例の使用状態斜
面図
【符号の説明】
1 処理液収納容器 2 処理液 3 チューブ先端 4 チューブ 分離槽 気体感知センサー 逆流槽 8 ピストン 9 ポンプ 10 自動現像機処理槽 11 チューブ 12 ポンプ 13 希釈水槽 14 希釈水 15 気泡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高分子化合物製で変形可能な容器に溶液を
    密封収納し、該容器に処理槽に至る流路を形成するチュ
    ーブを接続して、該チューブに接続したポンプにて溶液
    を送出すると共に、チューブは、内径0.7mm以上8
    mm以下のチューブを使用することを特徴とする溶液供
    給方法。
  2. 【請求項2】チューブ先端を容器に刺入して溶液下部に
    位置させることを特徴とする請求項1に記載の溶液供給
    方法。
JP22111197A 1997-08-01 1997-08-01 溶液供給方法 Withdrawn JPH1152534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22111197A JPH1152534A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 溶液供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22111197A JPH1152534A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 溶液供給方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1152534A true JPH1152534A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16761662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22111197A Withdrawn JPH1152534A (ja) 1997-08-01 1997-08-01 溶液供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1152534A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0271610B1 (en) Photographic processing apparatus and method
EP0424820A1 (en) Processing solution replenishment
JPH1152534A (ja) 溶液供給方法
US6453925B1 (en) Solution feeding apparatus and solution feeding method
JP4112063B2 (ja) 溶液供給方法及び装置
US5432583A (en) Replenisher supplying method and replenisher supplying apparatus
JP4112046B2 (ja) 溶液供給方法及び装置
JPH11212242A (ja) 溶液供給方法及び装置
JPS61128250A (ja) 写真処理装置
JP4358373B2 (ja) 溶液供給装置及び溶液供給方法
JP2001154329A (ja) 溶液供給装置および溶液供給方法
JP2002090965A (ja) 溶液供給方法及び装置
JPH04120535A (ja) 写真処理剤収納用容器とそのセット
US5933674A (en) Processing of photographic light sensitive materials and apparatus therefor
JPH0311344A (ja) 感光材料処理装置
JP2001281830A (ja) 写真仕上げ装置の処理室のための自動補充にかかる装置
JPH0252343A (ja) 感光材料自動現像機の処理液供給方法
JPH04120534A (ja) 写真処理剤収納用容器
JPH0741001Y2 (ja) 自動現像機の定着液補充装置
GB2300277A (en) Photographic processing apparatus
JP3282056B2 (ja) ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機
JPH02264950A (ja) 補充用容器
JP3527363B2 (ja) 補充方法及び補充機構
JPH0675351A (ja) ハロゲン化銀写真感光材料用自動現像機
JPH02264945A (ja) 感光材料処理用補充液の作製方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041005