JPH1151948A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JPH1151948A
JPH1151948A JP21303597A JP21303597A JPH1151948A JP H1151948 A JPH1151948 A JP H1151948A JP 21303597 A JP21303597 A JP 21303597A JP 21303597 A JP21303597 A JP 21303597A JP H1151948 A JPH1151948 A JP H1151948A
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JP
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cpu
time
edge
wheel speed
input capture
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JP21303597A
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English (en)
Inventor
Minoru Taniguchi
稔 谷口
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
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Unisia Jecs Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CPUの内部クロックやインプットキャプチ
ャの異常を的確に判断できるようにすること。 【解決手段】 入力インタフェース回路2を介して得ら
れる車輪速センサ1からの車輪速信号にエッジが形成さ
れたときの内部クロックの時刻を取り込むインプットキ
ャプチャを有し、このインプットキャプチャに取り込ま
れた時刻に基づいて車輪速を演算するCPU3を備えた
車両用制御装置において、CPU3は、車両が停止状態
であると判断したときに、ポートからインプットキャプ
チャに向けてエッジを形成する信号を、内部クロック以
外の手段により得られた所定周期で出力し、インプット
キャプチャに取り込まれた時刻により求めたエッジ発生
周期と、前記所定周期とに基づいてCPU内部クロック
の異常の有無を判断するCPU診断を実行するよう構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、車輪速センサか
らの信号により車速を演算するCPU(中央処理装置)
を有した車両制御装置に関し、特に、CPUの内部クロ
ックの異常の有無の診断に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、車両において車輪速を求める場
合、車輪の回転に応じて車輪速センサで発生するパルス
信号に基づいてCPUにおいて演算して求めるもので、
すなわち、CPUでは、車輪速センサから送られるパル
ス信号の立ち上がりまたは立ち下がりエッジが発生した
時の発生時刻をインプットキャプチャにより取り込み、
この時刻と時刻との間の時間、すなわちエッジ発生周期
を求めて車輪速に変換するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上述
の従来のCPUにあっては、上述の車輪速演算を、CP
Uの内部クロックやインプットキャプチャの異常・正常
にかかわらず行っていたため、これらに異常がある場
合、誤った車速が演算され、正常に制御ができないとい
う問題、および異常と判断するまでに時間を要するとい
う問題があった。本発明は、上述の従来の問題点に着目
してなされたもので、CPUの内部クロックやインプッ
トキャプチャの異常を的確に判断できるようにすること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成する
ために本発明は、車輪の回転速度に応じた周波数信号を
出力する車輪速センサと、この車輪速センサからの信号
をインタフェース回路を介して入力して車輪速を演算す
るCPUであって、前記インタフェース回路からの車輪
速信号のHiからLo、LoからHiへの切り換わりで
あるエッジが形成されたときの時刻を取り込むインプッ
トキャプチャ、および、前記時刻を刻むCPUの内部ク
ロックを有し、インプットキャプチャに取り込まれた時
刻に基づいて車輪速を演算するCPUと、を備えた車両
用制御装置において、前記CPUに設けられたポートを
前記インプットキャプチャと接続し、前記CPUは、車
両が停止状態であると判断したときに、前記ポートから
インプットキャプチャに向けてエッジを形成する信号
を、内部クロック以外の手段により得られた所定周期で
出力し、前記インプットキャプチャに取り込まれた時刻
により求めたエッジ発生周期と、前記所定周期とに基づ
いてCPU内部クロックまたはインプットキャップチャ
の異常の有無を判断するCPU診断を実行するよう構成
したことを特徴とする。請求項2記載の発明では、請求
項1記載の車両制御装置において、前記CPUは、車両
が停止状態であると判断したときに、CPU内部あるい
は外部に設けられたタイマにより時間の計測を開始する
とともに前記ポートからインプットキャプチャに向けて
エッジを形成する信号を出力し、その後、タイマの計測
時間が所定時間となったときに、再び前記ポートからイ
ンプットキャプチャに向けてエッジを形成する信号を出
力し、前記インプットキャプチャにおいて第1番目のエ
ッジが入力された時に取り込まれた第1の時刻と、第2
番目のエッジが入力された時に取り込まれた第2の時刻
との差から、両エッジが形成された間の時間を求め、こ
の時間と、前記タイマが計測した所定時間とを比較し、
両者が同じであれば正常であり、両者が異なれば異常で
あると判断するCPU診断を実行するよう構成したこと
を特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1または
2記載の車両制御装置において、前記CPUは、前記C
PU診断において異常と判断した時には、前記車輪速に
基づく制御を中止することを含む異常処理を実行するこ
とを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項1ない
し3記載の車両制御装置において、前記CPUは、CP
U診断時に、ポートからエッジを形成する信号を出力し
てから所定の短時間が経過した後に、インプットキャプ
チャに取り込まれている時刻を読み込むことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】 本発明では、車両が停止したときには、すな
わち、車輪速センサから車輪の回転速度に応じた信号が
出力されなくなったときには、CPUが内部クロックの
異常の有無を診断するCPU診断を実行する。このCP
U診断時には、CPUはポートから所定周期のエッジを
形成する信号をインプットキャプチャに出力する。な
お、この所定周期は、CPUの内部クロック以外の手段
で形成するものであり、例えば、タイマや、一定の周波
数の信号を形成する手段を用いる。インプットキャプチ
ャでは、所定周期のエッジを入力したときの内部クロッ
クの時刻を取り込み、CPUは、この取り込まれた時刻
に基づいてエッジの発生周期を求める。そして、CPU
はこの求めたエッジ発生周期と、前記所定周期とを比較
し、両者が一致していれば内部クロックが正常であると
判断し、不一致であれば内部クロックに異常があると判
断する。請求項2記載の発明では、CPU診断におい
て、所定周期でエッジを形成する信号を出力するにあた
りタイマを用いる。すなわち、CPUは、CPU診断時
には、タイマにより時間の計測を開始すると同時に、1
番目のエッジを形成する信号を出力し、次に、タイマの
計測時間が所定時間となったときに2番目のエッジを形
成する信号を出力する。したがって、所定周期でエッジ
を形成する信号が2回出力される。そして、CPUは、
この2回の信号によりインプットキャプチャに取り込ま
れた2つの時刻の差により、2つのエッジが形成された
間の時間(エッジの周期)を求め、この時間と、タイマ
の計測時間(所定周期)とを比較して上記異常の有無の
判断を行うものである。したがって、簡単な手段により
短時間にCPU診断がなされる。請求項3記載の発明で
は、上記CPU診断により異常と判断されたときには、
CPUが異常処理を実行するもので、この異常処理には
車輪速に基づく制御を中止することを含んでおり、この
車輪速に基づく制御とは、例えば、ABS制御のような
ブレーキ制御や、4輪駆動車などの駆動力配分制御や、
エンジンのトルク制御や、緩衝器の減衰力制御などが挙
げられる。請求項4記載の発明では、CPU診断時に、
ポートからエッジを形成する信号を出力すると、インプ
ットキャプチャにそのときの時刻が取り込まれるが、C
PUでは、信号出力後、瞬時にインプットキャプチャの
時刻を読み込むのではなしに、所定の短時間が経過して
からこの時刻を読み込む。すなわち、エッジ発生後にポ
ート出力が安定するための余裕代をとっている。
【0006】
【発明の実施の形態】 以下に、本発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態を
示すブロック図であり、図において1は車輪速センサを
示している。なお、車輪速センサ1は、左右前輪にそれ
ぞれ1つづつ設けられている(これらを図中FR−R
H,FR−LHで示す)とともに、後輪用の車輪速セン
サ1が後輪への駆動伝達系に1つ(これを図中RRで示
す)設けられている。また、各車輪速センサ1は、車輪
の回転速度に応じた周波数の信号を出力する周知のもの
が用いられている。
【0007】図においてECUは車載のコントロールユ
ニットで、入力インターフェース回路2,CPU3(中
央処理装置),アクチュエータ駆動回路4を備えてい
る。
【0008】前記入力インターフェース回路2は、各車
輪速センサ1を含む各種センサからの信号をCPU3が
読み込めるレベルに変換する波形成形を行う回路であっ
て、図2に示すように各車輪速センサ1からの信号を成
形する波形成形回路2aを有している。なお、この波形
成形回路2aでは、各車輪速センサ1からのサイン波が
図6に示すような矩形信号に成形される。
【0009】前記CPU3は、入力インターフェース2
から入力された信号から車輪速を演算し、かつ、この車
輪速に応じて所定の処理を行ってアクチュエータ5への
出力を決定するものである。なお、前記CPU3からの
出力は、アクチュエータ駆動回路4を介してアクチュエ
ータ5に出力される。
【0010】このアクチュエータ5は、CPU3の制御
対象であり、ブレーキ液圧を制御する電磁弁や減衰力制
御を行うモータやエンジンのトルク性を行うアクチュエ
ータなどの種々のアクチュエータが含まれる。
【0011】図2は入力インターフェース回路2とCP
U3の要部とを示すブロック図であり、前記波形成形回
路2aとCPU3のインプットキャプチャ31a,31
b,31cとがそれぞれ信号線6により接続され、ま
た、CPU3のポート32a,32b,32cとインプ
ットキャプチャ31a,31b,31cとが信号線7な
らびに入力線6により接続されている。
【0012】前記インプットキャプチャ31(a〜b)
は、図6に示すように、信号がLoからHiに、あるい
はHiからLoにというような信号のエッジが入力され
たときに、CPU3の図示を省略した内部クロックが刻
んでいる時刻を取り込むように構成されている。なお、
この取り込まれた時刻は、次のエッジが入力されたのに
対応して次の時刻が取り込まれるまで保持されている。
【0013】前記CPU3は、所定の時期にCPU3の
内部に設けられているクロック回路の異常の有無の診断
を行うものであり、このCPU診断について、図3〜図
5のフローチャートにより説明する。
【0014】ステップ101では、車両が停止中である
か否かを車輪速センサ1からの入力信号に基づいて判断
し、YESすなわち停止中でステップ102に進み、N
Oすなわち走行中でステップ103に進んで診断を終了
する。なお、車両が停止しているか否かは車輪速センサ
1の信号がHi,Loに切り換わっている(走行中)
か、Hi,Loのいずれかに一定しているか(停止中)
で判断する。ちなみに、本実施の形態のCPU3の診断
は、走行中、すなわち車輪速センサ1からの入力がH
i,Loに切り換わっている状態では行うことができな
いため、この判断を行うものである。
【0015】ステップ102では、診断終了か否かの判
断を行い、YESで診断を終了し、NOでステップ10
4に進む。ステップ104では、ポート32(a〜c)
を入力モードから出力モードに切り換える。なお、各ポ
ート32(a〜c)は、通常は車輪速センサ1の信号取
込のため、入力モードとなっている。
【0016】ステップ105では、車輪速センサ1の出
力がHiであるか否かを判断し、YESすなわち車輪速
センサ1の出力がHiならばステップ106に進んでポ
ート32(a〜c)からLoの出力を行い、NOすなわ
ち車輪速センサ1の出力がLoならばステップ107に
進んでポート32(a〜c)からHiの出力を行う。す
なわち、図6のタイムチャートでは、車輪速センサ1の
出力がLoとなった状態で車両が停止した場合を示して
いるが、車両が停止したときに車両センサ1の出力がH
iとなる場合もある。したがって、このステップ105
〜107では、それまでの車輪速センサ1の出力とは異
なる信号をポート32(a〜c)から出力させて、イン
プットキャプチャ31(a〜c)において、信号のエッ
ジ(HiからLoあるいはLoからHiの切り換わり)
を形成するものである。なお、このステップ105に続
く処理は、各車輪速センサ1ならびにこの車輪速センサ
1に接続されたポート32(a〜c)のそれぞれについ
て行う。
【0017】次のステップ108では、CPU3の内部
あるいは外部に設けられているタイマを起動させる。な
お、このタイマの起動は、上記ステップ106,107
のポート32(a〜c)の出力と同時に行う。続くステ
ップ109では、タイマの計測時間が1msとなったか
否か判断し、1ms経過時には、ステップ110に進ん
で、この時のキャプチャ値をAとして記憶してステップ
111に進む。また、ステップ109において1msが
経過していない場合は直接ステップ111に進む。な
お、前記キャプチャ値とは、インプットキャッチ31
(a〜c)において、パルスの立ち上がりあるいは立ち
下がりのエッジが生じたときの「時刻」であって、この
「時刻」はタイマの計測値とは異なって、CPU3の内
部のクロックが刻んでいる時刻のことである。図6に示
すタイムチャートでは、t1の時点の「時刻」がキャプ
チャ値Aとしてt1の1ms後に読み込まれる。ちなみ
に、エッジが発生した時点(図6のt1)で、直ちにそ
の時刻(キャプチャ値)を読み込むことは可能である
が、念のためにエッジ発生後にポート出力が安定するた
めの余裕代としての1msが経過してから読み込むよう
にしている。また、CPU3では、図5に示すように、
キャプチャ31(a〜c)にエッジの入力があると、キ
ャプチャ値を取り込み(ステップ201)、その後、ス
テップ202において取込エッジの反転を行う。
【0018】ステップ111では、タイマの計測時間が
10msになったか否か判断し、10ms経過時には、
ステップ112に進んでポート32(a〜c)の出力を
反転させる。すなわち、現在までの出力がHiならばL
oに切り換え、LoであったならHiに切り換えるとい
う具合に、要は、ポート32(a〜c)の出力に再びエ
ッジを形成するものであり、図6の例では10msの経
過時点であるt2の時点でHiからLoに切り換えてい
る。
【0019】続くステップ113では、タイマの計測時
間が11msとなったか否かを判断し、11ms経過時
には、ステップ114に進んで前記ポート32(a〜
c)の出力を反転させた時点のキャプチャ値Bを読み込
む。すなわち、キャプチャ値Aを読み込んだときと同様
に、エッジを形成した時点のキャプチャ値を、その時点
から1ms経過後に読み込むものである。
【0020】ステップ115では、t2の時点のキャプ
チャ値Bからt1の時点のキャプチャ値Aを差し引いて
値Cを求める演算を行うもので、この値Cは、t1から
t2までのCPU3の内部クロックに基づく経過時間を
示している。
【0021】ステップ116では、前記値Cが10ms
を示しているか否かを判断し、YESすなわちC=10
ではステップ117に進んで診断を終了し、NOすなわ
ちC≠10ではステップ118に進んで所定の異常処理
を行う。その後、ステップ119では、ポート32(a
〜c)を出力モードから入力モードに切り換え、以上で
診断制御を終了する。
【0022】すなわち、本実施例では、ポート32(a
〜c)の出力に基づいて、タイマを起動させたときとタ
イマの計測時間が10msとなったときに、LoからH
i,HiからLoの切り換えによりエッジを形成し、こ
のエッジを形成した時点でのキャプチャ値A,Bの差で
あるCの値が10msであるか否かにより、CPU3の
内部クロックが正常であるか否かを判断するものであ
る。つまり、内部クロックやキャプチャ31(a〜c)
に異常があれば第1のエッジが形成されたときの時刻
(キャプチャ値A)から第2のエッジが形成されたとき
の時刻(キャプチャ値B)の差Cが、タイマによる計測
時間である10msと相違することになる。よって、こ
のように、Cの値が10msでない場合には、本実施の
形態では、車輪速演算の中止を含む、内部クロックに基
づく制御の中止を行い、かつ、異常発生を運転者の視覚
や聴覚に訴える報知作動を行う異常処理を実行する。
【0023】以上説明したように、実施の形態にあって
は、CPU3の内部クロックやインプットキャプチャ3
1(a〜c)などに異常がある場合には、CPU診断に
よりこれを検出することができ、しかも、この異常なク
ロックに基づく誤演算による制御を回避することがで
き、フェイルセーフ性能が向上する。
【0024】
【発明の効果】 以上説明してきたように本発明の車両
制御装置は、車両が停止状態であると判断したときに、
ポートからインプットキャプチャに向けてエッジを形成
する信号を、内部クロック以外の手段により得られた所
定周期で出力し、前記インプットキャプチャに取り込ま
れた時刻により求めたエッジ発生周期と、前記所定周期
とに基づいてCPU内部クロックの異常の有無を判断す
るCPU診断を実行するよう構成したため、CPUの内
部クロックやインプットキャプチャの異常による車輪速
演算の不具合状態を検出でき、装置の信頼性の向上を図
ることができるという効果が得られる。請求項2記載の
発明にあっては、タイマの計測に基づいてエッジを形成
する信号を最低2回出力だけでCPU診断を実行できる
ように構成したため、簡単な構成により短時間で診断で
きるという効果が得られる。請求項3記載の発明にあっ
ては、CPU診断で異常と判断された時には、車輪速に
基づく制御を中止することを含む異常処理を実行するよ
うに構成したため、誤演算結果に基づいて制御を実行す
ることがなく、さらに高い信頼性が得られるという効果
を奏する。請求項4記載の発明にあっては、CPU診断
時に、ポートからエッジを形成する信号を出力してから
所定の短時間が経過した後に、インプットキャプチャに
取り込まれている時刻を読み込むよう構成したため、エ
ッジ発生後にポート出力が安定するまでの余裕代を持っ
てインプットキャプチャに取り込まれた値を読み込むも
ので、診断の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態の車両制御装置を示すブロッ
ク図である。
【図2】実施の形態の要部を示すブロック図である。
【図3】実施の形態のCPU診断のフローチャートであ
る。
【図4】実施の形態のCPU診断のフローチャートであ
る。
【図5】実施の形態のCPU診断のフローチャートであ
る。
【図6】実施の形態の動作例を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
ECU コントロールユニット 1 車輪速センサ 2 入力インターフェース 3 CPU 4 アクチュエータ駆動回路 5 アクチュエータ 6 信号線 7 信号線 31a インプットキャプチャ 31b インプットキャプチャ 31c インプットキャプチャ 32a ポート 32b ポート 32c ポート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転速度に応じた周波数信号を出
    力する車輪速センサと、 この車輪速センサからの信号をインタフェース回路を介
    して入力して車輪速を演算するCPUであって、前記イ
    ンタフェース回路からの車輪速信号のHiからLo、L
    oからHiへの切り換わりであるエッジが形成されたと
    きの時刻を取り込むインプットキャプチャ、および、前
    記時刻を刻むCPUの内部クロックを有し、インプット
    キャプチャに取り込まれた時刻に基づいて車輪速を演算
    するCPUと、を備えた車両用制御装置において、 前記CPUに設けられたポートを前記インプットキャプ
    チャと接続し、 前記CPUは、車両が停止状態であると判断したとき
    に、前記ポートからインプットキャプチャに向けてエッ
    ジを形成する信号を、内部クロック以外の手段により得
    られた所定周期で出力し、前記インプットキャプチャに
    取り込まれた時刻により求めたエッジ発生周期と、前記
    所定周期とに基づいてCPU内部クロックまたはインプ
    ットキャップチャの異常の有無を判断するCPU診断を
    実行するよう構成したことを特徴とする車両制御装置。
  2. 【請求項2】 前記CPUは、車両が停止状態であると
    判断したときに、CPU内部あるいは外部に設けられた
    タイマにより時間の計測を開始するとともに前記ポート
    からインプットキャプチャに向けてエッジを形成する信
    号を出力し、その後、タイマの計測時間が所定時間とな
    ったときに、再び前記ポートからインプットキャプチャ
    に向けてエッジを形成する信号を出力し、前記インプッ
    トキャプチャにおいて第1番目のエッジが入力された時
    に取り込まれた第1の時刻と、第2番目のエッジが入力
    された時に取り込まれた第2の時刻との差から、両エッ
    ジが形成された間の時間を求め、この時間と、前記タイ
    マが計測した所定時間とを比較し、両者が同じであれば
    正常であり、両者が異なれば異常であると判断するCP
    U診断を実行するよう構成したことを特徴とする請求項
    1記載の車両制御装置。
  3. 【請求項3】 前記CPUは、前記CPU診断において
    異常と判断した時には、前記車輪速に基づく制御を中止
    することを含む異常処理を実行することを特徴とする請
    求項1または2記載の車両制御装置。
  4. 【請求項4】 前記CPUは、CPU診断時に、ポート
    からエッジを形成する信号を出力してから所定の短時間
    が経過した後に、インプットキャプチャに取り込まれて
    いる時刻を読み込むことを特徴とする請求項1ないし3
    記載の車両制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7321994B2 (en) 2003-02-06 2008-01-22 Denso Corporation Electronic control unit
CN107847939A (zh) * 2015-08-06 2018-03-27 株式会社佐竹 稻谷脱壳机的脱壳辊的防烧损装置

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