JPH1151739A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JPH1151739A
JPH1151739A JP22578897A JP22578897A JPH1151739A JP H1151739 A JPH1151739 A JP H1151739A JP 22578897 A JP22578897 A JP 22578897A JP 22578897 A JP22578897 A JP 22578897A JP H1151739 A JPH1151739 A JP H1151739A
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JP
Japan
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gas
mounting
housing
display
gas meter
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JP22578897A
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English (en)
Inventor
Sanshiro Kodama
三四郎 兒玉
Tomiisa Yamashita
富功 山下
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置先のガス配管の配置に単一種のガスメー
タで対応できるようにするに当たり、計測したガス消費
量の表示が見づらくなってしまうのを防止する。 【解決手段】 計量部5により計測されたガス消費量が
表示駆動部9により表示される表示部7が、ハウジング
3の正面3aに形成された正方形状の開口3dにはめ込
み可能な正方形状の取付板7aと、この取付板7aの一
辺寄り部分に形成された横長矩形状の表示窓部7bとを
有する構成とし、ガスメータ1の設置箇所におけるガス
配管の配置に応じて、ガス流入口3bとガス流出口3c
との位置を、ハウジング3の上下左右の側面のうちどこ
かになるように、正面3aに沿って延在する平面上にお
いてハウジング3を旋回させると共に、表示窓部7bが
取付板7aの上方寄りに横長状態で位置するように、そ
の旋回状態におけるハウジング3の正面3aの開口3d
に取付板7aをねじ11により取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスの流量を計測
して表示部に表示させるガスメータに関する。
【0002】
【従来の技術】ガス供給源から家屋等のガス消費者にガ
スを供給する配管には、その配管のガス流量を消費者の
ガス消費量として計測して表示するガスメータが介設さ
れており、このガスメータの表示部に表示されるガス消
費量は、ガス供給業者においてはガス消費者のガス利用
料金を算出して請求書を発行するために利用され、プロ
パンガスの場合はガス容器の交換のタイミングを決める
参考として利用される一方、ガス消費者においては、例
えば或る月にどの程度ガスを消費しているかを知るため
に利用される。
【0003】ところで、従来のガスメータは、例えば、
図5に従来の膜式計量部を有するガスメータの斜視図で
示すように、膜式の計量部53等が収容された下ケース
51の上部に、計量部53を通るガス通路(図示せず)
が内部に形成された上ケース55を連設して構成されて
おり、この上ケース55の上部に設けられたガス流入口
57とガス流出口59とに、ガス配管(図示せず)の上
流側部分と下流側部分とを各々接続することで設置され
ている。
【0004】そして、計量部53で計測されたガス消費
量は、上ケース55の前面55aに設けられた表示部6
1により表示され、この表示部61の表示を見ること
で、計量部53により計測されたガス消費量を視認する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ガスメータ
は先に述べたように各家屋等へのガス配管に介設される
が、このガス配管は、地中のガス本管や枝管から分岐さ
せて屋内に引き込むために、屋外において地中から地上
にガス配管を一旦引き出し、その上で、ガス配管の下流
側を、建物の壁を貫通させて屋内に引き込んでいるのが
通常である。
【0006】そして、ガス配管が建物の壁を貫通する場
所はどこでもよいというわけではなく、やはり、ガス給
湯器の近傍や、台所或は風呂のようなガスを大量に消費
する屋内箇所の近傍の壁箇所からということになる。
【0007】従って、ガスメータを設置する場所は、屋
外におけるガス配管の配設経路に大きく依存して制約さ
れ、ガス配管に使用する管体の量を短くしてコストを下
げることも含めて考えると、当然、ガスメータのガス流
入口57やガス流出口59にガス配管を接続する向きに
ついての自由度は、できるだけ大きい方が好ましい。
【0008】このような事情から、従来は、図5に示す
ように、上部にガス流入口57やガス流出口59を配置
したガスメータだけでなく、例えば、下部にガス流入口
やガス流出口を配置したガスメータ、或は、側部にガス
流入口やガス流出口を配置したガスメータ等、ガス配管
の配設経路に合わせてガス流入口やガス流出口の配置を
変えた複数種類のガスメータが提供されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のガスメータのように、ガス配管の配設経路に合
わせてガス流入口やガス流出口の配置を変えた複数種類
のガスメータを提供するとなると、商品品目が増えて各
品目毎の生産量が減ることから、製造コスト、ひいて
は、商品コストの高騰を招き、また、商品数が増すこと
でその商品管理も面倒になってしまうという不具合があ
る。
【0010】また、上述したように従来のガスメータ
が、ガス配管の配設経路に合わせてガス流入口やガス流
出口の配置を変えた複数種類存在していたのは、ひとつ
には、従来から最も広く用いられていた膜式の計量部
が、その機能上、ガスメータを通常の姿勢から変えてし
まうと正確にガス流量を計測できなくなってしまうとい
う背景があったからである。
【0011】しかし、近年では、超音波式、ドップラー
式、或は、フルイディック方式等、膜式に代わる種々の
計測方式による計量部が出現しており、それに伴って、
正確な計測を担保するための条件として姿勢が要求され
ないガスメータも増えてきている。
【0012】このような事情を考慮すると、ガスメータ
の姿勢を変えて、単一種により種々のガス配管の配置に
対応することが考えられるが、図5のガスメータにも示
されているように、一般にガスメータの表示部は配置が
固定されているため、ガスメータの姿勢を変えてしまう
と表示部も一緒に姿勢が変わってしまい、その表示内容
を視認する際に見づらくなってしまうという問題が生じ
る。
【0013】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、設置先のガス配管の配置に単一種のガ
スメータで対応できるようにするに当たり、計測したガ
ス消費量の表示が見づらくなってしまうのを防止するこ
とができるガスメータを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明のガスメータは、ガス配管の
接続口が設けられたハウジングの内部において、前記接
続口を経て前記ガス配管から流入し且つ該ガス配管に流
出するガスの流量を計測し、該計測したガス流量を、前
記ハウジングの表示面に配置された表示部により表示す
るガスメータにおいて、前記表示部を前記ハウジングの
表示面に対して着脱可能に取り付ける取付機構を備え、
前記取付機構は、前記表示面に沿って延在する取付平面
上での前記表示部の旋回角度が互いに異なる少なくとも
2つの取付箇所においての、前記表示部の前記ハウジン
グへの取り付けを可能とする取付部を有していることを
特徴とする。
【0015】また、請求項2に記載した本発明のガスメ
ータは、前記ハウジングの複数の姿勢に対応する複数の
前記旋回角度において、前記表示部を前記表示面に対し
て位置決めする位置決め機構をさらに備えるものとし
た。
【0016】さらに、請求項3に記載した本発明のガス
メータは、前記取付機構が、前記表示部を保持し前記表
示面に着脱可能に取着される保持板と、該保持板及び前
記表示面のうちいずれか一方に設けられる取付部材と、
前記保持板及び前記表示面のうちいずれか他方に設けら
れ前記取付部材が着脱可能に取り付けられる取付孔とを
有しており、前記取付部が、前記保持板の前記表示面に
対する前記旋回角度が異なる箇所において前記取付部材
の取り付けを各々可能とする、該取付部材の数に対応
し、且つ、前記少なくとも2つの取付角度箇所に対応す
る数の前記取付孔を有しているものとした。
【0017】請求項1に記載した本発明のガスメータに
よれば、取付機構の取付部により、表示部が配置される
ハウジングの表示面に沿って延在する取付平面上での、
互いに旋回角度が異なる少なくとも2つの取付箇所にお
いて、表示部をハウジングに取り付けることができるよ
うになる。
【0018】従って、少なくとも2つの取付箇所におけ
る表示部の取付平面上での旋回角度の相違、つまり、ハ
ウジングの表示面における表示部の取付旋回角度の相違
により、ハウジング自体の姿勢が取付平面上で旋回方向
に変わっても、表示部をまともに視認できる姿勢にする
ことが可能となり、よって、設置先のガス配管の配置に
単一種のガスメータの姿勢を変えることで対応するよう
にしたとしても、計測したガス消費量の表示を常に見易
くすることが可能となる。
【0019】また、請求項2に記載した本発明のガスメ
ータによれば、取付平面上の少なくとも2つの取付箇所
において表示部をハウジングの表示面に取り付ける際
に、位置決め機構により表示部が表示面に対して位置決
めされるので、各取付箇所における取付平面上での表示
部の旋回角度を正確に設定することが可能となる。
【0020】さらに、請求項3に記載した本発明のガス
メータによれば、取付平面上での表示部の取付箇所に応
じて取付部材を取り付けるべき取付孔を選択すること
で、取付平面上において所望の取付箇所に位置するよう
に表示部を表示面に対して取り付けることが可能とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガスメータの実施
形態を図面に基づいて説明する。
【0022】まず、図1を参照して本発明の第1実施形
態に係るガスメータについて説明する。
【0023】図1は本発明の第1実施形態に係るガスメ
ータの分解斜視図であり、図1中引用符号1で示す第1
実施形態のガスメータは、正面から見て略正方形状を呈
する中空のハウジング3と、このハウジング3の内部に
収容されガス流量を計測する計量部5と、ハウジング3
の正面3a(表示面に相当)に設けられ計量部5により
計測されたガス流量をガス消費量として表示する表示部
7と、この表示部7にガス消費量を表示させる表示駆動
手段9とを備えている。
【0024】前記ハウジング3の4つの側面のうち1つ
には、ガス流入口3bとガス流出口3cとが並べて形成
されており、ハウジング3の内部には、ガス流入口3b
から計量部5を経てガス流出口3cに至るガス計量用経
路(図示せず)が形成されている。
【0025】また、ハウジング3の正面3aには、前記
表示部7が取着される正方形状の開口3dが形成されて
おり、この開口3dの周縁部には、ハウジング3の内壁
から開口3dの中央側に突出する略矩形状の当接枠3e
が形成されていて、この当接枠3eとハウジング3の正
面3a外壁との間に段差が形成されており、開口3dの
四隅付近の当接枠3e部分には、各々雌ねじ3f(取付
孔に相当)が形成されている。
【0026】前記計量部5は、従来公知の超音波式やド
ップラー式、或は、フルイディック方式等により、ハウ
ジング3のどの側面を天地方向に向けるかに関係なくガ
ス流量を計測できるように構成されている。
【0027】前記表示部7は、前記開口3dに対応する
大きさの正方形状を呈する取付板7a(保持板に相当)
と、この取付板7aの一辺寄り部分に形成された横長矩
形状の表示窓部7bとを有しており、取付板7aはハウ
ジング3の開口3dにはめ込んだ状態で、正面3aの外
壁と取付板7aの表面とが同一平面上に位置するよう
に、正面3aの外壁と当接枠3eとの段差に対応する厚
みで形成されている。
【0028】そして、ハウジング3の開口3dにはめ込
んだ状態で当接枠3eの各雌ねじ3fに対応する取付板
7aの四隅部分には、ハウジング3に取付板7aを取り
付けるためのねじ孔7cが各々貫設されている。
【0029】前記表示駆動部9は、例えば液晶表示板や
LEDディスプレイ等により構成されており、前記取付
板7aの表示窓部7bに対応する裏面部分に取着されて
おり、ハウジング3の開口3dに形成された当接枠3e
の内側を挿通できる外形で形成されている。
【0030】そして、表示駆動部9は、前記ハウジング
3内の不図示のドライバに、コネクタ及び信号線(いず
れも図示せず)を介して着脱可能に接続されており、計
量部5の計測結果を基に生成される表示信号が前記不図
示のドライバから供給されることで、取付板7aの表面
側から表示窓部7bを通して視認可能に、ガス消費量を
数字等によりデジタル表示するように構成されている。
【0031】このように構成された第1実施形態のガス
メータ1では、表示駆動部9を開口3dの当接枠3eの
内側に挿通してハウジング3の内部に入れ、この状態
で、取付板7aの各ねじ孔7cに表面側からねじ11
(取付部材に相当)を挿通して当接枠3eの対応する各
雌ねじ3fに螺着することで、ハウジング3の正面3a
の一辺寄り部分に表示窓部7bが配置される。
【0032】尚、第1実施形態のガスメータ1において
は、ガス流入口3bとガス流出口3cとが請求項中の接
続口に相当し、ハウジング3の開口3dの周端面と当接
枠3eとにより請求項中の位置決め機構が構成されてお
り、また、開口3d、雌ねじ3f、及び、ねじ11を含
んで請求項中の取付部が構成されている。
【0033】次に、上述のように構成された第1実施形
態のガスメータ1の作用について説明する。
【0034】まず、ガスメータ1を設置する箇所におい
てガス配管(図示せず)の配置により、ガスメータ1の
上方からガス配管をハウジング3のガス流入口3bとガ
ス流出口3cとに接続する必要がある場合には、図1に
示す通りにハウジング3を、ガス流入口3bとガス流出
口3cとが上方に位置する姿勢としてガス配管に接続す
ると共に、取付板7をハウジング3の正面3aの開口3
dに、表示窓部7bの長手方向が水平に延在し、且つ、
表示窓部7bがガス流入口3b及びガス流出口3cに近
接して配置される向きで、ねじ11により取り付ける。
【0035】これにより、ガスメータ1をガス流入口3
bとガス流出口3cとが上方に位置する姿勢とした状態
で、表示窓部7bには、表示駆動部9によって、計量部
5により計測されたガス消費量が、上下左右にいずれも
正しい向きで表示される。
【0036】また、不図示のガス配管の配置により、ガ
スメータ1の下方からガス配管をハウジング3のガス流
入口3bとガス流出口3cとに接続する必要がある場合
には、図2に斜視図で示すようにハウジング3を、ガス
流入口3bとガス流出口3cとが下方に位置する姿勢と
してガス配管に接続すると共に、取付板7をハウジング
3の正面3aの開口3dに、表示窓部7bの長手方向が
水平に延在し、且つ、表示窓部7bがガス流入口3b及
びガス流出口3cから離間して配置される向きで、ねじ
11により取り付ける。
【0037】これにより、ガスメータ1をガス流入口3
bとガス流出口3cとが下方に位置する姿勢とした状態
で、表示窓部7bには、表示駆動部9によって、計量部
5により計測されたガス消費量が、上下左右にいずれも
正しい向きで表示される。
【0038】さらに、不図示のガス配管の配置により、
ガスメータ1の下方からガス配管をハウジング3のガス
流入口3bとガス流出口3cとに接続する必要がある場
合には、図3に斜視図で示すようにハウジング3を、ガ
ス流入口3bとガス流出口3cとが側方に位置する姿勢
としてガス配管に接続すると共に、取付板7をハウジン
グ3の正面3aの開口3dに、表示窓部7bの長手方向
が水平に延在して、この長手方向における表示窓部7b
の一端がガス流入口3b及びガス流出口3cに近接して
配置される向きで、ねじ11により取り付ける。
【0039】これにより、ガスメータ1をガス流入口3
bとガス流出口3cとが側方に位置する姿勢とした状態
で、表示窓部7bには、表示駆動部9によって、計量部
5により計測されたガス消費量が、上下左右にいずれも
正しい向きで表示される。
【0040】このように、第1実施形態のガスメータ1
によれば、計量部5により計測されたガス消費量が表示
駆動部9により表示される表示部7が、ハウジング3の
正面3aに形成された正方形状の開口3dにはめ込み可
能な正方形状の取付板7aと、この取付板7aの一辺寄
り部分に形成された横長矩形状の表示窓部7bとを有す
る構成とし、ガスメータ1の設置箇所におけるガス配管
の配置に応じて、このガス配管に接続されるガス流入口
3bとガス流出口3cとの位置を、ハウジング3の上下
左右の側面のうちどこかになるように、正面3aに沿っ
て延在する平面上においてハウジング3を旋回させると
共に、表示窓部7bが取付板7aの上方寄りに横長状態
で位置するように、その旋回状態におけるハウジング3
の正面3aの開口3dに取付板7をねじ11により取り
付ける構成とした。
【0041】このため、ハウジング3に対して取付板7
aを90゜ずつの間隔で向きを変えて取り付けることが
でき、よって、設置先のガス配管の配置にガスメータ1
の姿勢を変えることで対応するようにしたとしても、計
量部5により計測されたガス消費量を常に、上下左右の
いずれにも正しい向きで見易く表示窓部7bに表示させ
ることができる。
【0042】次に、図4を参照して本発明の第2実施形
態に係るガスメータについて説明する。
【0043】図4は本発明の第2実施形態に係るガスメ
ータの要部分解斜視図であり、図4中引用符号21で示
す第2実施形態のガスメータは、ハウジング3の正面3
aの開口3hが正円状を呈しており、この開口3hより
も一回り径が小さい同心円状に当接枠3jが形成されて
いて、この当接枠3jの周方向に90゜ずつ位相をずら
した部分に、当接枠3jの径方向に間隔をおいて2つの
雌ねじ3k,3m(取付孔に相当)が各々形成されてい
る点において、第1実施形態のガスメータ1とは構成が
異なっている。
【0044】また、第2実施形態のガスメータ21は、
表示部7が、前記開口3hに対応する大きさの正円状を
呈する取付板7d(保持板に相当)と、この取付板7d
の中央から多少周縁側に位置をずらした箇所に配置され
た横長矩形状の表示窓部7eとを有している点におい
て、第1実施形態のガスメータ1とは構成が異なってい
る。
【0045】さらに、第2実施形態のガスメータ21
は、取付板7dの周縁側部分に、取付板7dと同心円上
に位置し互いに180゜位相をずらして配置された一対
の円弧状長孔7f,7fが形成されていると共に、この
円弧状長孔7fよりも取付板7dの径方向外側の周縁側
部分に、取付板7dと同心円上に位置し互いに180゜
位相をずらして配置された一対の円弧状長孔7g,7g
が形成されている点において、第1実施形態のガスメー
タ1とは構成が異なっている。
【0046】尚、前記各円弧状長孔7f,7gは、90
゜以上の角度分だけ取付板7dの周方向に延在する寸法
で各々形成されている。
【0047】また、取付板7cはハウジング3の開口3
hにはめ込んだ状態で、正面3aの外壁と取付板7dの
表面とが同一平面上に位置するように、正面3aの外壁
と当接枠3jとの段差に対応する厚みで形成されてお
り、且つ、取付板7dの円弧状長孔7f,7fが、当接
枠3jの周方向に180゜ずつ位相をずらした当接枠3
j部分の、当接枠3jの径方向内側の雌ねじ3k,3k
に重なると共に、この雄ねじ3k,3kから当接枠3j
の周方向に90゜ずつ位相をずらした当接枠3j部分
の、当接枠3jの径方向外側の雌ねじ3m,3mに、円
弧状長孔7g,7gが重なるように構成されている。
【0048】そして、上述した点を除いては、第2実施
形態のガスメータ21は第1実施形態のガスメータ1と
略同様に構成されている。
【0049】尚、第2実施形態のガスメータ21におい
ては、ハウジング3の開口3hの内周面と当接枠3jと
により請求項中の位置決め機構が構成されており、ま
た、開口3h、雌ねじ3k,3m、及び、ねじ11を含
んで請求項中の取付部が構成されている。
【0050】このように構成された第2実施形態のガス
メータ21では、表示駆動部9を開口3hの当接枠3j
の内側に挿通してハウジング3の内部に入れ、この状態
で、取付板7dの各円弧状長孔7f,7gに表面側から
ねじ11を挿通して当接枠3jの対応する各雌ねじ3
k,3mに螺着することで、ハウジング3の正面3aの
中央から多少周縁側に位置をずらした箇所に表示窓部7
eが配置される。
【0051】そして、ねじ11による取付板7dの開口
3hへの取り付けの際、当接枠3jの各雌ねじ3k,3
mに重なる各円弧状長孔7f,7gの、取付板7dの周
方向における位置をずらすことで、ハウジング3の正面
3aに取付板7dが任意の旋回角度で取り付けられる。
【0052】このように構成された第2実施形態のガス
メータ21によれば、第1実施形態のガスメータ1と同
様の効果が得られる他、ハウジング3に対して取付板7
dを、90゜間隔ではなく連続的に任意の角度で向きを
変えた状態に取り付けることができるようになる。
【0053】従って、単に、ガスメータ21の設置箇所
におけるガス配管の配置に応じて、ガス流入口3bとガ
ス流出口3cとの位置をハウジング3の上下左右の側面
のうちどこかの向きにするのに合わせて、表示窓部7e
の向きを変えるだけでなく、ガス流入口3bに接続され
る上流側のガス配管とガス流出口3cに接続される下流
側のガス配管との位置が上下や左右に微妙にずれてい
て、そのために、設置後にガスメータ21のハウジング
3が左右に傾いてしまった場合等において、計量部5に
より計測されたガス消費量をハウジング3の傾斜に関係
なく常に、上下左右のいずれにも正しい向きで見易く表
示窓部7eに表示させることができる。
【0054】尚、上述した第1及び第2の各実施形態で
は、ハウジング3の開口3d,3hに対する取付板7
a,7dの取り付けを、ねじ11の雌ねじ3f,3k,
3mへの螺着により行う構成について説明したが、開口
3d,3hに対する取付板7a,7dの取り付けは、こ
れに限らず、例えば、取付板7a,7dの表面側からの
操作ねじの締め付けにより、取付板7a,7dの裏面側
において当接枠3e,3jに裏側から締め付け片が接近
して、この締め付け片と取付板7a,7dの裏面とによ
り当接枠3e,3jを挟持して取り付けるようにしても
よく、その場合には、請求項中の取付機構が、上述した
締め付け片及び操作ねじとハウジング3の開口3d,3
hとを含んで構成されることとなる。
【0055】また、上述した第1及び第2の各実施形態
では、表示駆動部9が液晶表示板やLEDディスプレイ
等により、ガス消費量を数字等を用いてデジタル表示す
るように構成された場合を例に取って説明したが、表示
駆動部の構成はこれに限らず任意であり、例えば、モー
タの動力により数字輪を回転させて、所謂、アナログ表
示を行うものであってもよく、或は、液晶表示板と同様
にデジタル表示を行うものの、そのためのデバイスが液
晶表示板やLEDディスプレイ等とは異なる電気素子に
よるものであってもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明のガスメータによれば、ガス配管の接続口が設け
られたハウジングの内部において、前記接続口を経て前
記ガス配管から流入し且つ該ガス配管に流出するガスの
流量を計測し、該計測したガス流量を、前記ハウジング
の表示面に配置された表示部により表示するガスメータ
において、前記表示部を前記ハウジングの表示面に対し
て着脱可能に取り付ける取付機構を備え、前記取付機構
は、前記表示面に沿って延在する取付平面上での前記表
示部の旋回角度が互いに異なる少なくとも2つの取付箇
所においての、前記表示部の前記ハウジングへの取り付
けを可能とする取付部を有している構成とした。
【0057】このため、取付機構の取付部により、表示
部が配置されるハウジングの表示面に沿って延在する取
付平面上での、互いに旋回角度が異なる少なくとも2つ
の取付箇所において、表示部をハウジングに取り付ける
ことができるようになる。
【0058】従って、少なくとも2つの取付箇所におけ
る表示部の取付平面上での旋回角度の相違、つまり、ハ
ウジングの表示面における表示部の取付旋回角度の相違
により、ハウジング自体の姿勢が取付平面上で旋回方向
に変わっても、表示部をまともに視認できる姿勢にする
ことができるようになり、よって、設置先のガス配管の
配置に単一種のガスメータの姿勢を変えることで対応す
るようにしたとしても、計測したガス消費量の表示を常
に見易くすることができる。
【0059】また、請求項2に記載した本発明のガスメ
ータによれば、前記ハウジングの複数の姿勢に対応する
複数の前記旋回角度において、前記表示部を前記表示面
に対して位置決めする位置決め機構をさらに備える構成
とした。
【0060】このため、取付平面上の少なくとも2つの
取付箇所において表示部をハウジングの表示面に取り付
ける際に、位置決め機構により表示部が表示面に対して
位置決めされるので、各取付箇所における取付平面上で
の表示部の旋回角度を正確に設定することができる。
【0061】さらに、請求項3に記載した本発明のガス
メータによれば、前記取付機構が、前記表示部を保持し
前記表示面に着脱可能に取着される保持板と、該保持板
及び前記表示面のうちいずれか一方に設けられた取付部
材と、前記保持板及び前記表示面のうちいずれか他方に
設けられ前記取付部材が着脱可能に取り付けられる取付
孔とを有しており、前記取付部が、前記保持板の前記表
示面に対する前記旋回角度が異なる箇所において前記取
付部材の取り付けを各々可能とする、該取付部材の数に
対応し、且つ、前記少なくとも2つの取付角度箇所に対
応する数の前記取付孔を有している構成とした。
【0062】このため、取付平面上での表示部の取付箇
所に応じて取付部材を取り付けるべき取付孔を選択する
ことで、取付平面上において所望の取付箇所に位置する
ように表示部を表示面に対して取り付けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るガスメータの分解
斜視図である。
【図2】図1のガスメータの他の設置状態を示す斜視図
である。
【図3】図1のガスメータの他の設置状態を示す斜視図
である。
【図4】本発明の第2実施形態に係るガスメータのうち
表示部部分を示す要部分解斜視図である。
【図5】従来のガスメータの概略構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1,21 ガスメータ 3 ハウジング 3a 正面(表示面) 3b ガス流入口(接続口) 3c ガス流出口(接続口) 3d,3h 開口(取付機構、位置決め機構、取付部) 3e,3j 当接枠(位置決め機構) 3f,3k,3m 雌ねじ(取付機構、取付部、取付
孔) 7 表示部 7a,7d 取付板(保持板) 11 ねじ(取付機構、取付部材、取付部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス配管の接続口が設けられたハウジン
    グの内部において、前記接続口を経て前記ガス配管から
    流入し且つ該ガス配管に流出するガスの流量を計測し、
    該計測したガス流量を、前記ハウジングの表示面に配置
    された表示部により表示するガスメータにおいて、 前記表示部を前記ハウジングの表示面に対して着脱可能
    に取り付ける取付機構を備え、 前記取付機構は、前記表示面に沿って延在する取付平面
    上での前記表示部の旋回角度が互いに異なる少なくとも
    2つの取付箇所においての、前記表示部の前記ハウジン
    グへの取り付けを可能とする取付部を有している、 ことを特徴とするガスメータ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの複数の姿勢に対応する
    複数の前記旋回角度において、前記表示部を前記表示面
    に対して位置決めする位置決め機構をさらに備える請求
    項1記載のガスメータ。
  3. 【請求項3】 前記取付機構は、前記表示部を保持し前
    記表示面に着脱可能に取着される保持板と、該保持板及
    び前記表示面のうちいずれか一方に設けられる取付部材
    と、前記保持板及び前記表示面のうちいずれか他方に設
    けられ前記取付部材が着脱可能に取り付けられる取付孔
    とを有しており、前記取付部は、前記保持板の前記表示
    面に対する前記旋回角度が異なる箇所において前記取付
    部材の取り付けを各々可能とする、該取付部材の数に対
    応し、且つ、前記少なくとも2つの取付角度箇所に対応
    する数の前記取付孔を有している請求項1又は2記載の
    ガスメータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005172479A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Tokyo Gas Co Ltd ガスメータおよびその組立方法
JP2008096274A (ja) * 2006-10-12 2008-04-24 Chugoku Electric Power Co Inc:The ユーティリティー計量計
JP2020101438A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 株式会社竹中製作所 ガスメーターおよびその製造方法

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Effective date: 20030128