JPH1151700A - 光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法 - Google Patents
光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法Info
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- JPH1151700A JPH1151700A JP21211397A JP21211397A JPH1151700A JP H1151700 A JPH1151700 A JP H1151700A JP 21211397 A JP21211397 A JP 21211397A JP 21211397 A JP21211397 A JP 21211397A JP H1151700 A JPH1151700 A JP H1151700A
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Abstract
に読み取ることができず、回転ディスクを回転させなけ
れば読み取りができないため、装置の電源投入と同時の
絶対位置検出は不能であった。 【解決手段】 本発明による光学式エンコーダにおける
絶対位置読み取り方法は、複素子型受光装置(7A)を用い
ることにより、回転ディスク(1)を停止した状態で循環
乱数コード(4)の絶対位置確定範囲(4a)を読み取ること
ができ、電源投入と同時の検出ができる構成である。
Description
における絶対位置読み取り方法に関し、特に、循環乱数
コードの絶対位置確定範囲をCCD等の複素子型受光装
置で読み取ることにより、エンコーダ電源投入直後の回
転ディスクが停止した状態であっても絶対位置の読み取
りを行うための新規な改良に関する。
ンコーダにおける絶対位置読み取り方法は、図3から図
5で示されるように行われていた。すなわち、図3にお
いて符号1で示されるものは、周知の光学式エンコーダ
における回転ディスクであり、この回転ディスク1に
は、光学式パターンで形成された光透過部2と光非透過
部3との組合せで構成された循環乱数コード4が形成さ
れていると共に、この回転ディスク1にはこの循環乱数
コード4の他に図示しない周知のインクリメンタル信号
用パターン等が複数トラックとして形成されている。こ
の循環乱数コード4の所定角度範囲には前記光透過部2
と光非透過部3との組合せによって形成された絶対位置
確定範囲4aが形成され、この絶対位置確定範囲4aの
下方位置には1個の固定スリット5を有する固定スリッ
ト体6が配設されていると共に、この固定スリット体6
の下方位置にはフォトトランジスタ等からなる受光素子
7が設けられている。
取付けられた装置に電源が投入されてエンコーダにも電
源が投入されると、回転ディスク1の回転につれて各光
透過部2を通過した図示しない光源からの光10が固定
スリット5を通過して受光素子7へ入光し、前記絶対位
置確定範囲4aの角度範囲分だけ回転ディスク1が回転
すると、受光素子7によって絶対位置を読み取った絶対
位置信号が得られる。
読み取り方法は、以上のように構成されていたため、次
のような課題が存在していた。すなわち、従来の受光素
子では絶対位置確定範囲を1度に読み取ることができ
ず、循環乱数コードの絶対位置確定範囲を読み取るため
には、回転ディスクを絶対位置が確定するまで回転させ
なければならず、装置の電源を投入と同時に絶対位置検
出を行うことができず、装置の立上がり等の動作の迅速
化には障害となっていた。
な課題を解決するためになされたもので、特に、循環乱
数コードの絶対位置確定範囲をCCD等の複素子型受光
装置で読み取ることにより、電源投入直後の回転ディス
クが停止した状態であっても、絶対位置の読み取りを行
うようにした光学式エンコーダにおける絶対位置読み取
り方法を提供することを目的とする。
コーダにおける絶対位置読み取り方法は、回転ディスク
の所定角度範囲に形成され複数の光透過部と光非透過部
との組合せよりなる循環乱数コードの絶対位置確定範囲
を受光体で読み取ることにより絶対位置を読み取るよう
にした光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法
において、前記回転ディスクが停止した状態で前記絶対
位置確定範囲を複素子型受光装置で読み取ることによ
り、絶対位置の読み取りを行う方法である。さらに、前
記複素子型受光装置をなすCCD装置の1個のピクセル
の第1幅は、前記光透過部又は光非透過部の第2幅以下
として用いる方法である。
学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法の好適な
実施の形態について説明する。なお、従来例と同一又は
同等部分には同一符号を付して説明する。図1において
符号1で示されるものは光学式エンコーダの回転ディス
クであり、この回転ディスク1の下方位置には、例えば
周知のCCD装置のような複素子型あるいは受光素子ア
レイ又はフォトトランジスタアレイ等の複素子型受光装
置7Aが設けられ、複数の受光素子7の複合体で構成さ
れている。従って、前述の絶対位置確定範囲4a内の各
光透過部2を通過した光10は複素子型受光装置7Aの
各受光体7で同時に受光されて絶対位置の検出が行わ
れ、この検出は、複素子型受光装置7Aの幅が絶対位置
確定範囲4aの幅と等しいか又はそれ以上であるため、
従来のように回転ディスク1を回転することなく停止し
たままの状態で検出でき、電源投入の直後に検出が行わ
れる。
なる複素子型受光装置7Aの各受光体である各ピクセル
7aの第1幅D1が光透過部2の第2幅D2以下に設定さ
れ、図1よりも検出精度がより向上するように構成され
ている。
絶対位置読み取り方法は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を得ることがてできる。すなわ
ち、従来よりも多素子型の受光装置によって循環乱数コ
ードの絶対位置確定範囲を同時に読み取ることができ、
従来のように回転ディスクを回転させる必要がなく、回
転ディスクが停止した状態、すなわちエンコーダ電源投
入直後のような場合において絶対位置の検出ができる。
そのため、装置の迅速な立上がり及び稼動が可能とな
る。
置読み取り方法を示す説明図である。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 回転ディスク(1)の所定角度範囲に形成
され複数の光透過部(2)と光非透過部(3)との組合せより
なる循環乱数コード(4)の絶対位置確定範囲(4a)を受光
素子(7)で読み取ることにより絶対位置を読み取るよう
にした光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法
において、前記回転ディスク(1)を停止した状態で前記
絶対位置確定範囲(4a)を複素子型受光装置(7A)で読み取
ることにより、絶対位置の読み取りを行うことを特徴と
する光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法。 - 【請求項2】 前記複素子型受光装置(7A)をなすCCD
装置の1個のピクセル(7a)の第1幅(D1)は、前記光透過
部(2)又は光非透過部(3)の第2幅(D2)以下として用いる
ことを特徴とする請求項1記載の光学式エンコーダにお
ける絶対位置読み取り方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21211397A JPH1151700A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21211397A JPH1151700A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151700A true JPH1151700A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16617099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21211397A Pending JPH1151700A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 光学式エンコーダにおける絶対位置読み取り方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1151700A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100425952C (zh) * | 2006-10-10 | 2008-10-15 | 李苏 | 退化伪随机旋转传感器 |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP21211397A patent/JPH1151700A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100425952C (zh) * | 2006-10-10 | 2008-10-15 | 李苏 | 退化伪随机旋转传感器 |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040303 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040303 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
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A521 | Written amendment |
Effective date: 20060406 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060523 |