JPH1151632A - 地中掘削機用偏位計測装置 - Google Patents
地中掘削機用偏位計測装置Info
- Publication number
- JPH1151632A JPH1151632A JP22424597A JP22424597A JPH1151632A JP H1151632 A JPH1151632 A JP H1151632A JP 22424597 A JP22424597 A JP 22424597A JP 22424597 A JP22424597 A JP 22424597A JP H1151632 A JPH1151632 A JP H1151632A
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- JP
- Japan
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- excavator
- wire
- pair
- underground
- inclinometer
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 掘削機本体を地上へ揚げる場合にも偏位計測
装置を動かす必要のない、地中掘削機用偏位計測装置を
提供する。 【解決手段】 地中を掘削する掘削機本体20と、昇降
用ワイヤ31L,31Rを介し吊下する操作部とを有す
る地中掘削機において、掘削機本体20に配設されてい
る本体傾斜計22と、操作部の天板11の前端に左右の
昇降用ワイヤ31L,31Rのロープエンドに取り付け
られた一対のワイヤ傾斜計13L,13Rと、掘削機本
体20の深度を計測する深度計15L,15Rとを具備
しており、掘削機本体20を吊下する左右一対の昇降用
ワイヤ31L,31Rは、操作部10の前端の滑車14
L,14Rを経て掘削機本体20上面の滑車23L,2
3Rを通り、一対のワイヤ傾斜計13L,13Rにそれ
ぞれ連結されており、傾斜計13L,13R,22およ
び深度計15L,15Rの値に基づいて、掘削機本体2
0の偏位量を演算する。
装置を動かす必要のない、地中掘削機用偏位計測装置を
提供する。 【解決手段】 地中を掘削する掘削機本体20と、昇降
用ワイヤ31L,31Rを介し吊下する操作部とを有す
る地中掘削機において、掘削機本体20に配設されてい
る本体傾斜計22と、操作部の天板11の前端に左右の
昇降用ワイヤ31L,31Rのロープエンドに取り付け
られた一対のワイヤ傾斜計13L,13Rと、掘削機本
体20の深度を計測する深度計15L,15Rとを具備
しており、掘削機本体20を吊下する左右一対の昇降用
ワイヤ31L,31Rは、操作部10の前端の滑車14
L,14Rを経て掘削機本体20上面の滑車23L,2
3Rを通り、一対のワイヤ傾斜計13L,13Rにそれ
ぞれ連結されており、傾斜計13L,13R,22およ
び深度計15L,15Rの値に基づいて、掘削機本体2
0の偏位量を演算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下に連続地中壁
を構築する場合に使用される地中掘削機に用いられる偏
位計測装置に係り、特に深い深度まで掘削する場合に好
適な掘削機用偏位計測装置に関するものである。
を構築する場合に使用される地中掘削機に用いられる偏
位計測装置に係り、特に深い深度まで掘削する場合に好
適な掘削機用偏位計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の偏位測定装置には、特開平5−7
9270号に開示されたものがある。この従来例は、図
7に示すようになっており、クレーンにより吊り下げら
れる掘削機本体1と、この掘削機本体1の深度を計測す
る深度計と、前記掘削機本体1に着脱自在に取り付けら
れる滑車2,2と、前記掘削機本体1に配置される本体
傾斜計3と、地上部において掘削穴4に対向して配設さ
れる2台の上部傾斜計用架台5,5と、該上部傾斜計用
架台5,5に配設されX,Y方向に移動可能に構成され
るスライドベースと6,6と、該スライドベース6,6
の一端に取り付けられる上部傾斜計7,7と、該上部傾
斜計7,7を前記滑車2,2を介して連結される測定用
ワイヤ8,8とを具えており、前記本体傾斜計3、上部
傾斜計7,7および深度計の値に基づいて掘削機本体1
の偏位を演算する構成になっていた。図において9はシ
リンダで出入可能なガイド板である。
9270号に開示されたものがある。この従来例は、図
7に示すようになっており、クレーンにより吊り下げら
れる掘削機本体1と、この掘削機本体1の深度を計測す
る深度計と、前記掘削機本体1に着脱自在に取り付けら
れる滑車2,2と、前記掘削機本体1に配置される本体
傾斜計3と、地上部において掘削穴4に対向して配設さ
れる2台の上部傾斜計用架台5,5と、該上部傾斜計用
架台5,5に配設されX,Y方向に移動可能に構成され
るスライドベースと6,6と、該スライドベース6,6
の一端に取り付けられる上部傾斜計7,7と、該上部傾
斜計7,7を前記滑車2,2を介して連結される測定用
ワイヤ8,8とを具えており、前記本体傾斜計3、上部
傾斜計7,7および深度計の値に基づいて掘削機本体1
の偏位を演算する構成になっていた。図において9はシ
リンダで出入可能なガイド板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、掘削機本体
1は、ビットの洗浄、泥水吸上用配管の接続のため頻繁
に地上に上げなければならない。そのため、従来は上部
傾斜計7,7がスライドベース6,6に取り付けられた
2台の上部傾斜計用架台5,5を掘削穴4に対向して配
設し、掘削機本体1が地上へ上がる際には、スライドベ
ース6,6を左右に退避させると共に滑車2,2および
測定用ワイヤ8,8を取り外す必要があり、その操作に
手間がかかり能率が低下していた。
1は、ビットの洗浄、泥水吸上用配管の接続のため頻繁
に地上に上げなければならない。そのため、従来は上部
傾斜計7,7がスライドベース6,6に取り付けられた
2台の上部傾斜計用架台5,5を掘削穴4に対向して配
設し、掘削機本体1が地上へ上がる際には、スライドベ
ース6,6を左右に退避させると共に滑車2,2および
測定用ワイヤ8,8を取り外す必要があり、その操作に
手間がかかり能率が低下していた。
【0004】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
ものであり、掘削機本体を地上へ揚げる場合にも偏位計
測装置を動かす必要のない、地中掘削機用偏位計測装置
を提供するものである。
ものであり、掘削機本体を地上へ揚げる場合にも偏位計
測装置を動かす必要のない、地中掘削機用偏位計測装置
を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明の地中掘削機用偏位計測装置は、地中を掘削する
掘削機本体と、これを所定の間隔で昇降用ワイヤを介し
昇降可能に吊下する操作部とを有する地中掘削機におい
て、前記掘削機本体に配設されている本体傾斜計部と、
前記操作部の天板の前端に所定の間隔で左右の昇降用ワ
イヤのロープエンドに取り付けられた一対のワイヤ傾斜
計と、前記掘削機本体の深度を計測する深度計とを具備
し、前記掘削機本体を吊下する左右一対の昇降用ワイヤ
は、前記操作部の前端に所定の間隔で配設された左右一
対の滑車を経て前記掘削機本体の上面に所定の間隔で配
設された一対の滑車を通り、前記一対のワイヤ傾斜計に
それぞれ連結されており、前記本体傾斜計、ワイヤ傾斜
計および深度計の値に基づいて掘削機本体の偏位量を演
算するよう構成されている。
本発明の地中掘削機用偏位計測装置は、地中を掘削する
掘削機本体と、これを所定の間隔で昇降用ワイヤを介し
昇降可能に吊下する操作部とを有する地中掘削機におい
て、前記掘削機本体に配設されている本体傾斜計部と、
前記操作部の天板の前端に所定の間隔で左右の昇降用ワ
イヤのロープエンドに取り付けられた一対のワイヤ傾斜
計と、前記掘削機本体の深度を計測する深度計とを具備
し、前記掘削機本体を吊下する左右一対の昇降用ワイヤ
は、前記操作部の前端に所定の間隔で配設された左右一
対の滑車を経て前記掘削機本体の上面に所定の間隔で配
設された一対の滑車を通り、前記一対のワイヤ傾斜計に
それぞれ連結されており、前記本体傾斜計、ワイヤ傾斜
計および深度計の値に基づいて掘削機本体の偏位量を演
算するよう構成されている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図に基づいて本発明の
実施の形態を説明する。本発明の偏位計測装置が用いら
れる地中掘削機は、図6のようになっており、連続地中
壁を掘削する掘削機本体20は、操作部10の天板11
の前端に所定の間隔で昇降用ワイヤ31L,31Rを介
して昇降可能に吊下されている。そして、前記昇降用ワ
イヤ31L,31Rは、操作部10後部の2台の昇降用
のウインチ12,12により上下に移動し、カッタード
ラム21を駆動して地中壁を掘削するようになってい
る。本発明の偏位計測装置の構造は図1に示すようにな
っており、掘削機本体20には、本体傾斜計22が内装
され、操作部10の天板11の前端には所定の間隔で一
対のワイヤ傾斜計13L,13Rが昇降用ワイヤ31
L,31Rのロープエンドに取り付けられている。ワイ
ヤ傾斜計13L,13Rはユニバーサルジョイントを介
して天板11に取り付けられている。
実施の形態を説明する。本発明の偏位計測装置が用いら
れる地中掘削機は、図6のようになっており、連続地中
壁を掘削する掘削機本体20は、操作部10の天板11
の前端に所定の間隔で昇降用ワイヤ31L,31Rを介
して昇降可能に吊下されている。そして、前記昇降用ワ
イヤ31L,31Rは、操作部10後部の2台の昇降用
のウインチ12,12により上下に移動し、カッタード
ラム21を駆動して地中壁を掘削するようになってい
る。本発明の偏位計測装置の構造は図1に示すようにな
っており、掘削機本体20には、本体傾斜計22が内装
され、操作部10の天板11の前端には所定の間隔で一
対のワイヤ傾斜計13L,13Rが昇降用ワイヤ31
L,31Rのロープエンドに取り付けられている。ワイ
ヤ傾斜計13L,13Rはユニバーサルジョイントを介
して天板11に取り付けられている。
【0007】そして、天板11の前端には所定の間隔で
左右一対の滑車14L,14Rが枢着され、これにはそ
れぞれ線長計15L,15Rが軸着されている。そし
て、一対のウインチ12L,12R(図6の(b)から
出た左右一対の昇降用ワイヤ31L,31Rが天板11
の先端の一対の滑車14L,14Rを経て、掘削機本体
20上面の一対の滑車23L,23Rを通り、左右一対
のワイヤ傾斜計13L,13Rにそれぞれ連結されてい
る。図1において32はモニターである。
左右一対の滑車14L,14Rが枢着され、これにはそ
れぞれ線長計15L,15Rが軸着されている。そし
て、一対のウインチ12L,12R(図6の(b)から
出た左右一対の昇降用ワイヤ31L,31Rが天板11
の先端の一対の滑車14L,14Rを経て、掘削機本体
20上面の一対の滑車23L,23Rを通り、左右一対
のワイヤ傾斜計13L,13Rにそれぞれ連結されてい
る。図1において32はモニターである。
【0008】図3は演算処理装置の構成図で、2個のワ
イヤ傾斜計13L,13R及び1個の本体傾斜計22及
び左右の深度計である線長計15L,15Rの計測信号
はシーケンサ1に入力され、掘削機本体20の偏位が演
算処理され、その結果はモニター32のディスプレイ3
4に表示され、必要事項はプリンタ33でプリントアウ
トされる。図において、13Lは左側のワイヤ傾斜計、
13Rは右側のワイヤ傾斜計、15Lは左側の線長計、
15Rは右側の線長計で、それぞれワイヤの繰り出し長
を計測することにより深度計の役目をする。16L,1
6Rはワイヤ荷重計で、天板11の滑車の軸に取り付け
られ、昇降用ワイヤ31L,31Rの張力を計測し、ワ
イヤがたるまないようにしてワイヤ傾斜の計測の信頼性
を維持する。22は本体傾斜計で、掘削機本体20の傾
斜を計測する。
イヤ傾斜計13L,13R及び1個の本体傾斜計22及
び左右の深度計である線長計15L,15Rの計測信号
はシーケンサ1に入力され、掘削機本体20の偏位が演
算処理され、その結果はモニター32のディスプレイ3
4に表示され、必要事項はプリンタ33でプリントアウ
トされる。図において、13Lは左側のワイヤ傾斜計、
13Rは右側のワイヤ傾斜計、15Lは左側の線長計、
15Rは右側の線長計で、それぞれワイヤの繰り出し長
を計測することにより深度計の役目をする。16L,1
6Rはワイヤ荷重計で、天板11の滑車の軸に取り付け
られ、昇降用ワイヤ31L,31Rの張力を計測し、ワ
イヤがたるまないようにしてワイヤ傾斜の計測の信頼性
を維持する。22は本体傾斜計で、掘削機本体20の傾
斜を計測する。
【0009】矢印aは昇降用のウインチ12L,12R
の操作信号、掘削機本体20の運転信号を示す。シーケ
ンサ1は、操作部10のコントロールユニットに取り付
けられた機械制御用コンピューターで、ウインチ12
L,12R、カッタードラム21の制御をするだけでな
く、各種計測信号の演算処理をしてディスプレイ34に
表示する。傾斜計13L,13R,22、及び線長計1
5L,15Rの計測信号を処理して偏位量を求めるのも
このシーケンサで行う。シーケンサ2は掘削機本体20
内に組み込まれ、ネットワーク回線を介して操作部10
側のシーケンサ1とリンクしてカッタードラム21及び
ガイド板24(図6,図5)の制御信号、掘削機本体2
0内センサーの計測信号を送受する。
の操作信号、掘削機本体20の運転信号を示す。シーケ
ンサ1は、操作部10のコントロールユニットに取り付
けられた機械制御用コンピューターで、ウインチ12
L,12R、カッタードラム21の制御をするだけでな
く、各種計測信号の演算処理をしてディスプレイ34に
表示する。傾斜計13L,13R,22、及び線長計1
5L,15Rの計測信号を処理して偏位量を求めるのも
このシーケンサで行う。シーケンサ2は掘削機本体20
内に組み込まれ、ネットワーク回線を介して操作部10
側のシーケンサ1とリンクしてカッタードラム21及び
ガイド板24(図6,図5)の制御信号、掘削機本体2
0内センサーの計測信号を送受する。
【0010】図2は本発明の偏位測定装置の偏位量計算
の基となる説明図で、掘削機本体20の本体傾斜計22
の深度をl、左側のワイヤ傾斜計13LのY方向の傾斜
角度をθyL、本体傾斜計22のY方向の傾斜角度をθ
y 、掘削機本体20の高さをh、掘削機本体20の先端
Gと鉛直方向とのY方向の偏位量をYL とすると、 YL =l SinθyL+hSinθyを求めることができ
る。
の基となる説明図で、掘削機本体20の本体傾斜計22
の深度をl、左側のワイヤ傾斜計13LのY方向の傾斜
角度をθyL、本体傾斜計22のY方向の傾斜角度をθ
y 、掘削機本体20の高さをh、掘削機本体20の先端
Gと鉛直方向とのY方向の偏位量をYL とすると、 YL =l SinθyL+hSinθyを求めることができ
る。
【0011】同様にして、左側のX方向の偏位量XL 、
右側のY方向及びX方向の偏位量Y R ,XR をそれぞれ
求めることができる。次にl1 を左ワイヤ繰り出し長、
l2 を右ワイヤ繰り出し長、とすると、 YL =l1SinθyL+hSinθy XL =l1SinθxL+hSinθx YR =l2SinθyR+hSinθy XR =l2SinθxR+hSinθx となる。図4,図5はモーターのディスプレイ表示画面
を示し、図4は機械作動監視画面の一部を示し、(a)
にカッター傾斜角、即ち掘削機本体20の傾斜角を、
(b)にワイヤL,Rの水平偏位を示す。図5には掘削
機本体20の偏位の軌跡が表示されている。
右側のY方向及びX方向の偏位量Y R ,XR をそれぞれ
求めることができる。次にl1 を左ワイヤ繰り出し長、
l2 を右ワイヤ繰り出し長、とすると、 YL =l1SinθyL+hSinθy XL =l1SinθxL+hSinθx YR =l2SinθyR+hSinθy XR =l2SinθxR+hSinθx となる。図4,図5はモーターのディスプレイ表示画面
を示し、図4は機械作動監視画面の一部を示し、(a)
にカッター傾斜角、即ち掘削機本体20の傾斜角を、
(b)にワイヤL,Rの水平偏位を示す。図5には掘削
機本体20の偏位の軌跡が表示されている。
【0012】次に本発明の装置による計測の順序を説明
する。 (1) 掘削機本体20を掘削位置に固定し、あらかじめ形
成しておいたガイドウォール内に掘削機本体20を降下
させる。
する。 (1) 掘削機本体20を掘削位置に固定し、あらかじめ形
成しておいたガイドウォール内に掘削機本体20を降下
させる。
【0013】(2) 掘削機本体20のカッタードラム21
が孔底に接地しない状態で、吊り下げている昇降用ワイ
ヤ31L,31Rが鉛直になるよう傾斜を監視しながら
天板11を移動する。線長計15L,15Rをリセット
して掘削準備を完了する。
が孔底に接地しない状態で、吊り下げている昇降用ワイ
ヤ31L,31Rが鉛直になるよう傾斜を監視しながら
天板11を移動する。線長計15L,15Rをリセット
して掘削準備を完了する。
【0014】(3) 記録開始スイッチを押して、掘削機本
体20をゆっくり降下させ、掘削を開始する。掘削中は
常時ワイヤ荷重計16L,16Rに注意し、昇降用ワイ
ヤ31L,31Rがたるまないよう、ウインチ12L,
12Rを操作する。コントロールユニットのシーケンサ
(コンピュータ)は傾斜計13L,13R,22、線長
計15L,15Rの計測データを前記演算式で処理を行
い、リアルタイムで図4,5に示すディスプレイに表示
する。
体20をゆっくり降下させ、掘削を開始する。掘削中は
常時ワイヤ荷重計16L,16Rに注意し、昇降用ワイ
ヤ31L,31Rがたるまないよう、ウインチ12L,
12Rを操作する。コントロールユニットのシーケンサ
(コンピュータ)は傾斜計13L,13R,22、線長
計15L,15Rの計測データを前記演算式で処理を行
い、リアルタイムで図4,5に示すディスプレイに表示
する。
【0015】掘削中の掘削機本体20の偏位を調整する
には図5に示すガイド板24(A,B,C,D,E,F
で示す)の出入用シリンダ(図示せず)を個別に作動さ
せてガイド板24を操作することにより、偏位を修正す
る。
には図5に示すガイド板24(A,B,C,D,E,F
で示す)の出入用シリンダ(図示せず)を個別に作動さ
せてガイド板24を操作することにより、偏位を修正す
る。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によれば、下
記のような効果を奏するものである。 (1) 掘削機本体を吊下するワイヤのロープエンドにワイ
ヤ傾斜計が直接取り付けてあるので、掘削機本体を地上
へ上げる際にも邪魔にならないので、掘削能率が良い。
記のような効果を奏するものである。 (1) 掘削機本体を吊下するワイヤのロープエンドにワイ
ヤ傾斜計が直接取り付けてあるので、掘削機本体を地上
へ上げる際にも邪魔にならないので、掘削能率が良い。
【0017】(2) 構造が簡単であるので製作費が安い。
【図1】本発明の一実施の形態を示す偏位計測装置の説
明図である。
明図である。
【図2】本発明の掘削機本体の偏位量を説明する図であ
る。
る。
【図3】本発明の演算処理装置の構成図である。
【図4】本発明の偏位計測装置のディスプレイ表示画面
を示す図で、(a)はカッター傾斜角を、(b)はワイ
ヤL及びRの水平偏位を示すためのものである。
を示す図で、(a)はカッター傾斜角を、(b)はワイ
ヤL及びRの水平偏位を示すためのものである。
【図5】本発明の偏位計測装置のディスプレイ表示画面
で、掘削機本体の偏位の軌跡を示すためのものである。
で、掘削機本体の偏位の軌跡を示すためのものである。
【図6】本発明の偏位計測装置が適用される地中掘削機
の図で、(a)は側面を、(b)は背面をそれぞれ示
す。
の図で、(a)は側面を、(b)は背面をそれぞれ示
す。
【図7】従来の地中掘削機用偏位計測装置の構造図であ
る。
る。
10 操作部 11 天板 13L,13R ワイヤ傾斜計 14L,14R,23L,23R 滑車 15L,15R 線長計 20 掘削機本体 22 本体傾斜計 31L,31R 昇降用ワイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 地中を掘削する掘削機本体と、これを所
定の間隔で昇降用ワイヤを介し昇降可能に吊下する操作
部とを有する地中掘削機において、 前記掘削機本体に配設されている本体傾斜計部と、 前記操作部の天板の前端に所定の間隔で左右の昇降用ワ
イヤのロープエンドに取り付けられた一対のワイヤ傾斜
計と、 前記掘削機本体の深度を計測する深度計とを具備し、 前記掘削機本体を吊下する左右一対の昇降用ワイヤは、
前記操作部の前端に所定の間隔で配設された左右一対の
滑車を経て前記掘削機本体の上面に所定の間隔で配設さ
れた一対の滑車を通り、前記一対のワイヤ傾斜計にそれ
ぞれ連結されており、前記本体傾斜計、ワイヤ傾斜計お
よび深度計の値に基づいて掘削機本体の偏位量を演算す
るよう構成されていることを特徴とする地中掘削機用偏
位計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22424597A JPH1151632A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 地中掘削機用偏位計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22424597A JPH1151632A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 地中掘削機用偏位計測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151632A true JPH1151632A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16810769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22424597A Pending JPH1151632A (ja) | 1997-08-06 | 1997-08-06 | 地中掘削機用偏位計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1151632A (ja) |
-
1997
- 1997-08-06 JP JP22424597A patent/JPH1151632A/ja active Pending
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