JPH11514271A - 創傷部ドレナージシステム - Google Patents

創傷部ドレナージシステム

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JPH11514271A JP9515616A JP51561697A JPH11514271A JP H11514271 A JPH11514271 A JP H11514271A JP 9515616 A JP9515616 A JP 9515616A JP 51561697 A JP51561697 A JP 51561697A JP H11514271 A JPH11514271 A JP H11514271A
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Abstract

(57)【要約】 低真空創傷部ドレナージシステムは、容器(1)からの真空の解放を許可/防止するオン/オフ手段(5)を有する高真空容器(1)及び、オン/オフ手段(5)がオン位置にあるとき、容器(1)と創傷部ドレナージライン(4)との間に真空経路を提供するように創傷部ドレナージライン(4)を接続するための接続手段を含む。そのシステムはさらに、接続手段を介して真空容器(1)に着脱自在に接続される適切な創傷部ドレナージライン(4)を含み、ラインの患者側にて吸引を行い、調整バルブ(6)が着脱自在な創傷部ドレナージラインに組み込まれ、ライン(4)が容器(1)に装着されているときに、ライン内の真空を連続的に調整するように動作し、ラインの患者側にて真空度を下げる。

Description

【発明の詳細な説明】 創傷部ドレナージシステム 本発明は創傷部ドレナージ(wound drainage)システムに関連する。 手術中及び手術後の回復治療中に、体液(fluid)及び創傷部分泌物を創傷部 位から取り除くことが必要になる場合がある。 以前は真空ポンプが用いられていたが、現在では一般に真空吸引フラスコ(va cuum suction flask)が用いられている。 吸引フラスコは高レベルの真空、通常600〜700mmHg、まで空気が抜 かれる。可撓性チューブがそのフラスコに接続され、チューブの他端は、貫通し た創傷部ドレナージチューブに接続される。創傷部ドレナージチューブは順番に 、密封された創腔(wound cavity)に入れられる。フラスコからのラインが開口 されるとき、フラスコ内に形成される負圧が、その創腔に作用し、それによりラ インを通ってフラスコ内に創傷部分泌物を吸い出す。 一度フラスコが満杯になるか、或いは液体を吸い出すほど十分な真空状態でな くなれば、そのシステムは安全に廃棄される。 上記したようなフラスコはよく知られており、そのようなフラスコは、例えば 欧州特許第EP−A−288679号及びスイス国特許第596,840号及び 第584,037号に開示がされている。しかしながら上記のように、これらの フラスコは高真空、例えばおよそ720mmHgでチャージされており、概ねそ のすべての真空が患者に作用する。 しかしながらある医療分野への適用例では、そのような高真空を患者に加える ことができない。これは特に頭部及び腹部手術の場合であり、100〜150m mHgの範囲内の非常に低レベルの真空が創傷部ドレナージラインの患者側にて 必要とされる。 それゆえ高真空吸引フラスコから真空度を低減するためのシステムが 開発されている。そのようなシステムの1つが欧州特許第EP 0616815 号に開示される。 このシステムでは、フラスコ中の真空は、まずフラスコの首部に圧力測定装置 を装着することにより所定レベルに調整される。バルブはフラスコと調整装置の 間に配置される。測定装置及び調整装置は所定の圧力が達成されるまで、バルブ の開口部を制御する。調整装置はそれから取り除かれ、創傷部ドレナージライン が低真空吸引フラスコに装着される。 しかしながらこのシステムは、扱いにくく、効率が悪い。調整装置は使用前に 真空度を調整するためのみに用いられる。しかしながら通常、フラスコは事前チ ャージ、すなわち高真空状態であり、すでに創傷部ドレナージラインに装着され る状態にて供給される。それゆえ標準的な高真空フラスコに装着でき、しかも低 真空システムが必要とされる場合には、使用中に患者側端部にて真空度を調整す る真空調整システムを提供することが望まれる。 経済性及び利便性の理由のため、別のフラスコが必要となる前に、最大限の創 傷部分泌物をフラスコ内に吸引できるように、フラスコ内が最大限の真空状態に あることが望ましい。しかしながら上記議論のように、フラスコ内の真空度が創 傷部に直接作用するシステムの場合、創傷部の領域によっては吸引レベルが高す ぎ、いくつかの応用例では用いることができない。 また一般的な慣例として、使い捨ての創傷部ドレナージシステムを用いており 、それゆえ各フラスコの容量を最大限にしながらも、製造のコストは可能な限り 低く抑えるべきである。 フラスコから患者までの真空レベルを段階的に下げるための1つの既知の方法 は、可撓性創傷部ドレナージチューブ上にクリップを用いて、断面を減少させる 方法である。ドイツ国特許第DE−B−235648 0号において開示のあるシステムは、真空容器の内部圧力調整のために、創傷部 ドレナージチューブの断面をある程度閉じることができる可撓性チューブクリッ プを用いる。しかしながらこのシステムを用いる場合、可撓性チューブを著しく 収縮した断面の外側で、容器内に形成される負圧には殆ど依存しない一定の負圧 を確実に維持することは不可能である。欧州特許第EP−B−0482029号 において開示のあるシステムは、絞り狭窄を形成するために、可撓性チューブの 断面を減少させる簡単な方法を用いる可撓性チューブクリップを提供することを 目的とする。真空吸引フラスコと創傷部ドレナージチューブとの間のチューブ接 続にて用いられるとき、このクリップはスロットルバルブとして独立に機能する 。 このシステム及び他の公知のシステムは、ベローズ式装置を用いており、吸引 フラスコに装着されるキャップ内に完全に形成される。 ベローズ式システムでは、ベローズが収縮するとき、2つの枢着された腕部は キャップ外側に配列されたベローズに締め付けられ、腕部間のチューブの断面を 両側から圧縮して閉じる。チューブクリップが開くとき、同一の負圧がフラスコ 内と同様にチューブ内にもかかる。その同一の負圧はベローズ内にも加えられる 。これによりベローズは収縮し、よってチューブを圧縮するクリップの腕部を閉 じる。従って、結果的に真空度を下げた負圧が創傷部ドレナージチューブに作用 する。チューブが閉じると、創傷部からの流れは、吸引チューブ及びベローズ内 の圧力を上昇させる。これによりベローズ及び従ってチューブがわずかに開き、 フラスコ内に流体を通し、再び真空度を下げる。従って、動作中、ベローズが連 続的に調整し、適切にチューブ開口部を一定に保持する。 このシステムは適切に、効率的にしかも正確に所望の真空レベルまで下げるが 、いくつか不都合な点がある。特に調整システムは真空フラス コと一体をなして形成される。従って、低真空利用を要望する場合には、既に高 真空にチャージされた容器を入れ替えるのではなく、低真空システム仕様の全シ ステムを購入する必要がある。 それ故、現存する高真空吸引フラスコが使用中に、正確に、かつ連続的に負圧 調整を行うために用いることができる真空調整システムを提供することが望まれ る。 その調整システムは、現在用いられているフラスコへの如何なる変更も必要と せずに、現存する高真空フラスコを、必要に応じて適切に低真空への適用のため に入れ替えられるべきである。従ってそのフラスコは高真空或いは低真空どちら の応用例に対しても用いることができる。 従って本発明は、容器からの真空の解放を許可/防止するためのオン/オフ手 段と、前記オン/オフ手段がオン位置にあるとき、前記容器と創傷部ドレナージ ラインとの間に真空経路を提供するように前記創傷部ドレナージラインを接続す るための接続手段とを備える高真空容器を有し、前記システムがさらに、前記接 続手段を介して前記真空容器に着脱自在に接続されるために適当な前記創傷部ド レナージラインを含み、前記ラインの患者側にて吸引を行い、調整バルブが着脱 自在な前記創傷部ドレナージラインに組み込まれ、前記調整バルブは、前記ライ ンが前記容器に装着されているときに前記ライン内の真空を連続的に調整するた めに動作し、前記ラインの患者側にて真空度を下げるようにすることを特徴とす る低真空創傷部ドレナージシステムを提供する。 従って同一高真空フラスコが単純な創傷部ドレナージチューブを接続すること により高真空の応用例に用いることができ、或いは直列式調整バルブを組み込ん だ創傷部ドレナージ用チューブを接続することにより低真空の応用例に用いるこ とができる。 本発明の第1の態様に従うバルブは、任意の都合のよい形態を取るこ とができる。しかしながらバルブは、バルブ本体内に滑動自在に位置し、かつば ねにより保持されるバルブスプールを含む。そのようなシステムは従来技術のベ ローズ装置の不都合な点を克服できる。 ベローズ装置を用いる場合、システムのスイッチがオンするときに、高真空サ ージを防ぐために、ベローズ装置を始めに圧縮することにより、装置を始動する 必要がある。これは一方ではベローズを押し込む必要があり、他方でオン/オフ スイッチを切り替える必要があるため、実用上扱いづらいことがわかる。 ベローズ式システムはまた、比較的大きく、扱いにくい。 従って第2の態様にから分かるように、本発明はドレナージポート及び接続手 段を備える高真空容器と、前記接続手段を介して前記容器の前記ドレナージポー トに、一方の端部で適切に接続され、他方では患者側端部にて吸引を行う創傷部 ドレナージラインとを有し、調整バルブが連続的に前記創傷部ドレナージライン 内の真空を調整し、患者側端部にて真空度を下げ、また前記バルブがバルブ本体 及び前記バルブ本体内に滑動自在に位置するバルブスプールを備え、前記スプー ルが交互動作のために搭載及び配置されるばねであり、前記ライン内にて連続的 な調整を行うために前記バルブを周期的に開閉することを特徴とする低真空創傷 部ドレナージシステムを提供する。 そのようなシステムは、ベローズシステムより準備が簡単であり、しかもより コンパクトである。 そのシステムは、システムのスイッチをオンする前に、ばねの復元力に抗して 、始めにバルブスプールを内部に押し込むことにより準備される。 バルブ本体、ポート及び創傷部ドレナージラインの接続部分はハウジング内に 入れられるが、バルブスプールの一部はハウジングから突出し、 バルブは使用前の準備として突出部分が押し込まれる。しかしながら好適な実施 例は、一方の端部にてバブルスプールの端部と係合する始動ピン(priming pin )を組み込む。他端はバルブ本体の外側に延在し、ユーザにより押し込まれるこ とができる。押力はバルブスプールに伝達され、ばねの復元力に抗してスプール を押し込む。 始動ピンは、好適にはバルブスプールの端部にて係合する鍵の形態である。ピ ンは好適にバルブハウジング内の溝穴を通る。ピン及び溝穴は、溝穴に挿入後に ピンが固定位置に回転し、始動位置にバルブを保持できるように好適に係合する 。使用前にピンは解除位置まで逆に回転し、取り除かれる。 バルブ本体は、患者側ラインポート及び高真空側ポートを含み、前者は患者側 に引出される創傷部ドレナージチューブ部分に接続され、後者は高真空容器に引 出される創傷部ドレナージチューブ部分に接続されている。 バルブスプールの断面積及びばね定数が、患者側ライン内の真空が所定の低真 空であるとき、ばねの復元力とスプールのライン側にて作用する患者側ライン内 圧力による力の和が、スプールの他方の側面に抗して作用する外部大気圧による 力に等しくなるように好適に選択される 好適な実施例において、ばねの復元力に対する前記本体内のスプールの動作が 前記バルブ本体の内部からこのポートを遮断するように、それ故高真空源から前 記バルブの前記患者側ライン側上のドレナージポートまでの経路を遮断するよう に、高真空側ポートは前記バルブ本体の側面において与えられる。 前記ばね定数は前記高真空源から前記患者側ラインへの真空度の下げ幅を制御 するために選択され、前記患者側ライン内の真空が所定のレベルになるとき、前 記ばね復元力がスプールの反対側に作用する外部大気 圧に抗して動作し始める。 バルブは標準的なプリチャージ高真空フラスコ或いは容器に装着されるように 適合した可撓性創傷部ドレナージライン内に好適に設けられる。 真空は、標準的に供給される600〜700mmHgの高真空から100〜2 00mmHgの低真空まで好適に下げられる。 本発明の直列式調整バルブは、必要に応じて低真空の応用例にて用いるために 変換可能な標準的な高真空フラスコと共に用いられるため、本発明は、更なる態 様に従って、高真空容器に適当に接続される第1の部分及び創傷部に当てられる 第2の部分を有する可撓性創傷部ドレナージチューブにおいて、前記高真空容器 から前記第1の部分にて与えられる真空度より低い真空度を前記第2の部分にて 連続して供給するために作用する調整バルブを介して、前記第1の部分及び第2 の部分が相互に接続されることを特徴とする可撓性創傷部ドレナージチューブを 提供する。 本発明の好適な実施例は、ここで添付の図面を参照すると共に、例示により記 載されるであろう。 第1図は、本発明による直列式バルブを含む創傷部ドレナージシステムを示す 。 第2図は、弛めた状態にあるバルブを示す。 第3図は、不完全に閉じた状態にあるバルブを示す。 第4図は、始動位置にあるバルブの好適な実施例を示す。 第5図は、始動ピンを取り除いた後の第5図の実施例を示す。 第6図及び第7図は、本発明に従ったバルブの別の実施例を示す。 本発明のシステムは、制御レベルに至るまで、患者側に対する真空度の下げ幅 を制御し、収容する創傷部ドレナージ容器の容量が満杯になるまで、確実にその レベルを保持する。 第1図は、本発明による直列式調整バルブを組み込んだ創傷部ドレナ ージ吸引装置を示す。 調整装置は、患者側と高真空源でもある収容容器1との間に位置する。収容容 器1は、720mmHgの真空までチャージするために与えられる、好適に使い 捨ての、標準的なプリチャージ真空フラスコである。 容器の大きさには範囲がある。体積の目盛りは、満杯レベルを示すために容器 上にマークされ、容器は少なくなくとも一部は透き通る。使い捨てシステムが好 適であるために、容器は通常プレスチック性である。 標準的な容器は、2つの開口部を与える。ベローズ2は、フラスコ1内の真空 レベル残圧を指示するために開口部の1つに接続される。ベローズ2が最大限に 伸長するとき、これはフラスコ内が最小限の負圧、ずなわち最小限の真空度であ ることを示す。ベローズが完全に収縮するとき、最大限の真空度を示す。 チューブ3は、フラスコ1の他の開口部に接続される。使用中、このチューブ 3は可撓性創傷部ドレナージチューブ4に接続されることになる。使用前には、 チューブ3は締付具5により閉じられ、締付具5はチューブを挟み、フラスコ1 内の真空を保持する。 ベローズ2及びチューブ3は、プラスチック製キャップにて囲まれている(図 示せず)。締付具5もまたキャップに囲まれており、キャップ外側にあるオン/ オフスイッチにより操作される。キャップ内のポートにより、創傷部ドレナージ チューブは使用時に、チューブ3に接続される。 真空は、チューブ3を介して真空フラスコ1に一方の端部にて取り付けられる 可撓性創傷部ドレナージチューブ4を介して患者に適用される。締付具5は、ド レナージチューブ4内に存在し、かつチューブ4の他端にて、患者に適用される べきフラスコ1内の負圧を生成するために開かれる。これにより体液及び分泌物 は、創傷部ドレナージチューブまで吸 い込まれ、吸引により、収容容器として機能するフラスコ1内に入る。フラスコ 1は満杯になるとき廃棄され、新しい交換用フラスコが用いられる。 上述のように、創傷部部分に直接720mmHgの真空を適用するのが適切で ない場合もある。従って、ドレナージチューブの患者端にて真空を調整し、例え ば100mmHgまでに下げる必要がある。 本発明の目的は、患者端にて可能な限り長時間、一定の低真空出力を提供する ことであり、それにより効率を最大限にし、かつ高真空源が可能な限り長時間使 用できるようにすることである。理想的な状況では、患者端における真空は、高 真空源が例えば720mmHgの初期値から、その最終の入れ換えが必要となる 最小値まで下がる間、100mmHgで一定である。 本発明は、創傷部ドレナージチューブ4内に位置するバルブ6を用いてこの真 空調整を行う。バルブは第1図に示されるように、可撓性創傷部ドレナージチュ ーブ4の2つの部分4a,4b間をなす2つのポートにより装着される。 バルブ6の構造及び動作は第2図から第7図を用いて、ここで詳細に記載され る。 バルブ6は本質的に、バルブ本体10、スプール11、スプール11内開口部 12、ばね13、封止材14及びそれぞれ真空源1及び患者側への真空ポート1 5、16からなる。バルブ部分はすべて好適にハウジング18内に入る。 第2図に示されるように、吸引がバルブ6を弛めた位置にて開始する場合、患 者側ライン内に高真空のサージが生じることがある。これはスプール11が、第 2図の弛んだ状態から第3図の閉じた状態まで、始めに長距離を移動しなければ ならないことによる。 この状況では、システムのスイッチがオンされるとき、患者は所定量以上の真 空を適用される。これは患者、特に腹部或いは頭部の手術中に処置される過敏な 部分に対しては、逆効果を及ぼす。 この問題を克服するために、バルブは、始めにスプールを押し込み、従って締 付具5を開口して使用することにより始動され、高真空を解放する。 好適な実施例は、使用前にバルブを準備するために始動ピン17を用いる。始 動ピン17は、ユーザが握るのために適切なヘッド17a及びヘッド17aから 延在する伸長したピン本体17bを有する鍵の形状をなす。ピン本体17bの自 由端は溝、すなわちバルブスプール11の端部における凹部に係合するために成 形される。 開口部はバルブ本体10及びバルブハウジング6内に設けられ、スプール11 の端部における溝、すなわち凹部と共に配置される。開口部は始動ピン17の直 径に対応する。従ってピン17は開口部を通って挿入され、バルブスプール11 内に係合する。 1つの実施例においては、ピン本体17bはまた、ピンヘッド17a付近にて 本体17bから放射状に延在する1組の固定用突起物である。バルブハウジング 18内の開口部には、対応する凹部が設けられる。始動ピン17が挿入され、始 動位置に押し込まれるとき、固定用突起物はハウジングの開口部内の凹部に係合 する。ピンが回転する場合には、突起物は凹部を有する配置から移動し、始動位 置に適切にピンを固定する。 この配置により、バルブは始動状態にて販売並びにまた輸送されることができ る。バルブが使用されるとき、看護婦或いは医者はピンを回転することにより解 除することのみが必要であり、装置のスイッチを入れた後ピンを取り除くことが できる。 別法では、装置は非始動状態で、弛めた状態のバルブで販売される。 この場合には看護婦が、ばねの復元力に抗してバルブスプールを内部に押し込む ために、ピンを挿入し、かつ押し込むことにより使用する前にバルブを始動状態 にする必要がある。 創傷部ドレナージ動作中のバルブ6の調整動作がここで記載される。 始動後、ばね13は第2図に示される位置にスプールを戻し、開口部12が高 真空ポートと一列をなすように作用する。従ってバルブポート15,16を介し て高真空源1から患者側ラインまでの間をなすバルブ6を通る完全な経路となる 。高真空へのラインが締付具5を開くことにより開かれるとき、バルブ本体10 及び患者側ライン内の真空レベルは、高真空がバルブ及び患者側ラインを引き込 む/空にするように、上昇する。スプール11に作用する大気圧が患者側の圧力 より高くなるため、スプール11は、ばね13の復元力に抗してバルブ本体10 内に引き込まれる。 スプール11が動きつづけるとき、開口部12は封止材14上を通り、塞がれ ることにより高真空を遮断する。開口部12が封止材14上を通る点は、患者側 ラインにて発生する真空が、要求される低真空、例えば100mmHgとなる限 界点であることを示す。この値は、スプール11の断面積(C.S.A.)の端 部において作用する真空と圧縮されたばね13の復元力との関係により確定され る。創傷部分泌物及び体液は、バルブ本体10内のこの調整された低真空により 、患者側ラインまで引き込まれる。 患者側ラインが、創傷部分泌物が排出されるに従い満杯になると、低真空レベ ルは落ち始める。この真空レベルはばね13の復元力に抗してスプール11を支 えるほどには強くない。従ってばね13はバルブ本体10からスプール11を戻 し始め、封止材14上を戻って通過し、開口部12が高真空ポート15と再び一 列をなすようになる。 高真空は、スプール11及びその開口部12が戻って封止材14を通過し、か つ患者側ラインの前回のチャージ中に引き込まれる物質が、収容容器1に通され るまで、患者側ラインを再チャージする。 従ってそのサイクルが続き、容器1が満杯になるまで、患者側ライン内の真空 を一定に調整する。 患者端での低真空出力は、サイクルが終了するまで、一定で、しかもできるだ け平滑であることが重要である。連続的に平滑な出力を与える際に重要な要因は 、バルブスプール11及び封止材14間の表面抵抗である。この抵抗は封止効果 が損なわれない程度に、できるだけ小さくなければならない。 1つの実施例においては、O−リング封止材は第2図及び第3図に示されるよ うに、バルブ本体10上に与えられ、概ねバルブスプール11の2つの端部に適 合する。しかしながら接触面積大きすぎ、それ故バルブスプール11と封止材1 4との間の抵抗が大きすぎ、低真空出力は測定時、サイクル終了まで平滑に、一 定レベルのトレースを与えないことが分かっていた。 1つの装置は、第6図に示すように、バルブ本体ではなくバルブスプール11 そのものに封止材を与えることを考える。さらに接触面積を減少させるために、 O−リング封止材はゴム製のリップシール材(feather-tip seal)により置き換 えられた。従って接触領域は各封止材での一点に減少され、抵抗もまた減少した 。 第7図に示される更に別の実施例では、リップシール材は、バルブスプール1 1とバルブ本体10との間に接続される可撓性スカート19に置き換えられた。 従ってその接触領域は一点に減少される。 バルブスプール11上に封止材を用いることは、サイクル終了まで低真空出力 を円滑にするように改善したが、低真空出力は、フラスコ内の 高真空が下がるに従い、実際には一定ではなく、サイクル終了時間までに下がる 。 従って好適な実施例では、第4図及び第5図に示されるように、滑動するバル ブスプール11の端部に適合するバルブ本体10上に封止材を用いている。 抵抗を減少させるために、好適な封止材はO−リング封止材とリップシール材 との固有の組み合わせである。そのような封止材はリップシール材先端部の点に て、スプールとの小さな接触面積を有するが、確実に封止することができる。こ の装置は、ドレナージ容器充満期間中、円滑な、一定レベルの低真空出力を生成 することがわかっている。 さらに別の実施例は、封止材の1つをバルブスプールとバルブ本体との間に接 続される可撓性スカートに置き換えることを含む。 封止材14及びスプール11は、システムの精度を上げるために、部品間の抵 抗を概ね無くすために被膜される。 現在この装置に対する主な応用例は創傷部分泌物を取り除くことであるが、別 の目的とされる応用例は自己血液輸血時であり、患者の血液が手術中及びその後 の回復治療中収集され、濾過され、輸血として患者に戻される。これは患者との 血液一致に関する問題を回避し、また提供された血液からの感染の恐れを減らす 。 自己輸血システムでは、赤血球を破壊してしまうため、血液を高真空下で収集 することはできない。 本低真空システムは、高真空レザバーと収容容器との間のライン内に、上述し たバルブを与えることにより血液を収集するために用いることができる。この応 用例の好適な真空レベルはおよそ70〜110mmHgである。 従って本発明は、低真空の医療に対して使用するための、適切で、精 巧で、しかも精密な直列式真空調整装置を提供する。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月6日 【補正内容】 明細書 創傷部ドレナージシステム 本発明は創傷部ドレナージ(wound drainage)システムに関連する。 手術中及び手術後の回復治療中に、体液(fluid)及び創傷部分泌物を創傷部 位から取り除くことが必要になる場合がある。 以前は真空ポンプが用いられていたが、現在では一般に真空吸引フラスコ(va cuum suction flask)が用いられている。 吸引フラスコは高レベルの真空、通常600〜700mmHg、まで空気が抜 かれる。可撓性チューブがそのフラスコに接続され、チューブの他端は、貫通し た創傷部ドレナージチューブに接続される。創傷部ドレナージチューブは順番に 、密封された創腔(wound cavity)に入れられる。フラスコからのラインが開口 されるとき、フラスコ内に形成される負圧が、その創腔に作用し、それによりラ インを通ってフラスコ内に創傷部分泌物を吸い出す。 一度フラスコが満杯になるか、或いは液体を吸い出すほど十分な真空状態でな くなれば、そのシステムは安全に廃棄される。 上記したようなフラスコはよく知られており、そのようなフラスコは、例えば 欧州特許第EP−A−288679号及びスイス国特許第596,840号及び 第584,037号に開示がされている。しかしながら上記のように、これらの フラスコは高真空、例えばおよそ96KPa(720mmHg)でチャージされ ており、概ねそのすべての真空が患者に作用する。 しかしながらある医療分野への適用例では、そのような高真空を患者に加える ことができない。これは特に頭部及び腹部手術の場合であり、13.3〜20k Pa(100〜150mmHg)の範囲内の非常に低レベルの真空が創傷部ドレ ナージラインの患者側にて必要とされる。 それゆえ高真空吸引フラスコから真空度を低減するためのシステムが開発され ている。そのようなシステムの1つが欧州特許第EP 0616815号に開示 される。 このシステムでは、フラスコ中の真空は、まずフラスコの首部に圧力測定装置 を装着することにより所定レベルに調整される。バルブはフラスコと調整装置の 間に配置される。測定装置及び調整装置は所定の圧力が達成されるまで、バルブ の開口部を制御する。調整装置はそれから取り除かれ、創傷部ドレナージライン が低真空吸引フラスコに装着される。 しかしながらこのシステムは、扱いにくく、効率が悪い。調整装置は使用前に 真空度を調整するためのみに用いられる。しかしながら通常、フラスコは事前チ ャージ、すなわち高真空状態であり、すでに創傷部ドレナージラインに装着され る状態にて供給される。それゆえ標準的な高真空フラスコに装着でき、しかも低 真空システムが必要とされる場合には、使用中に患者側端部にて真空度を調整す る真空調整システムを提供することが望まれる。 国際出願番号第WO 99/05319号は、1つの実施例において、全吸引 過程を通して容器内を一定の真空度に維持するために、真空レベルを調整する真 空度低下装置を有する創傷部ドレナージ容器を開示する。 経済性及び利便性の理由のため、別のフラスコが必要となる前に、最大限の創 傷部分泌物をフラスコ内に吸引できるように、フラスコ内が最大限の真空状態に あることが望ましい。しかしながら上記議論のように、フラスコ内の真空度が創 傷部に直接作用するシステムの場合、創傷部の領域によっては吸引レベルが高す ぎ、いくつかの応用例では用いることができない。 また一般的な慣例として、使い捨ての創傷部ドレナージシステムを用いており 、それゆえ各フラスコの容量を最大限にしながらも、製造のコ ストは可能な限り低く抑えるべきである。 フラスコから患者までの真空レベルを段階的に下げるための1つの既知の方法 は、可撓性創傷部ドレナージチューブ上にクリップを用いて、断面を減少させる 方法である。ドイツ国特許第DE−B−2356480号において開示のあるシ ステムは、真空容器の内部圧力調整のために、創傷部ドレナージチューブの断面 をある程度閉じることができる可撓性チューブクリップを用いる。しかしながら このシステムを用いる場合、可撓性チューブを著しく収縮した断面の外側で、容 器内に形成される負圧には殆ど依存しない一定の負圧を確実に維持することは不 可能である。欧州特許第EP−B−0482029号において開示のあるシステ ムは、絞り狭窄を形成するために、可撓性チューブの断面を減少させる簡単な方 法を用いる可撓性チューブクリップを提供することを目的とする。真空吸引フラ スコと創傷部ドレナージチューブとの間のチューブ接続にて用いられるとき、こ のクリップはスロットルバルブとして独立に機能する。 このシステム及び他の公知のシステムは、ベローズ式装置を用いており、吸引 フラスコに装着されるキャップ内に完全に形成される。 ベローズ式システムでは、ベローズが収縮するとき、2つの枢着された腕部は キャップ外側に配列されたベローズに締め付けられ、腕部間のチューブの断面を 両側から圧縮して閉じる。チューブクリップが開くとき、同一の負圧がフラスコ 内と同様にチューブ内にもかかる。その同一の負圧はベローズ内にも加えられる 。これによりベローズは収縮し、よってチューブを圧縮するクリップの腕部を閉 じる。従って、結果的に真空度を下げた負圧が創傷部ドレナージチューブに作用 する。チューブが閉じると、創傷部からの流れは、吸引チューブ及びベローズ内 の圧力を上昇させる。これによりベローズ及び従ってチューブがわずかに開き、 フラスコ内に流体を通し、再び真空度を下げる。従って、動作中、ベローズが連 続的に調整し、適切にチューブ開口部を一定に保持する。 このシステムは適切に、効率的にしかも正確に所望の真空レベルまで下げるが 、いくつか不都合な点がある。特に調整システムは真空フラスコと一体をなして 形成される。従って、低真空利用を要望する場合には、既に高真空にチャージさ れた容器を入れ替えるのではなく、低真空システム仕様の全システムを購入する 必要がある。 それ故、現存する高真空吸引フラスコが使用中に、正確に、かつ連続的に負圧 調整を行うために用いることができる真空調整システムを提供することが望まれ る。 その調整システムは、現在用いられているフラスコへの如何なる変更も必要と せずに、現存する高真空フラスコを、必要に応じて適切に低真空への適用のため に入れ替えられるべきである。従ってそのフラスコは高真空或いは低真空どちら の応用例に対しても用いることができる。 従って本発明は、容器からの真空の解放を許可/防止するためのオン/オフ手 段と、前記オン/オフ手段がオン位置にあるとき、前記容器と創傷部ドレナージ ラインとの間に真空経路を提供するように前記創傷部ドレナージラインを接続す るための接続手段とを備える高真空容器を有し、前記システムがさらに、前記接 続手段を介して前記真空容器に着脱自在に接続されるために適当な前記創傷部ド レナージラインを含み、前記ラインの患者側にて吸引を行い、調整バルブが着脱 自在な前記創傷部ドレナージラインに組み込まれ、前記調整バルブは、前記ライ ンが前記容器に装着されているときに前記ライン内の真空を連続的に調整するた めに動作し、前記ラインの患者側にて真空度を下げるようにし、また前記バルブ が、前記バルブ本体内に滑動自在に配置され、かつばねにより保持されるバルブ スプールを備え、前記バルブ本体は、患者側ラインポ ート及び高真空側ポートを含み、前者は患者側に引出される創傷部ドレナージチ ューブ部分に接続され、後者は前記高真空容器に引出される創傷部ドレナージチ ューブ部分に接続されており、ばね定数及び高真空源から前記患者側ラインへの 真空度を制御するための前記バルブスプールの断面積は、前記患者側ライン内の 真空が所定の低真空であるときに、前記ばねの復元力及び前記スプールのライン 側における前記患者側ライン内圧力による力の和が、前記スプールの他方の側面 にて作用する外部大気圧による力に等しくなるように選択されることを特徴とす る低真空創傷部ドレナージシステムを提供する。 従って同一高真空フラスコが単純な創傷部ドレナージチューブを接続すること により高真空の応用例に用いることができ、或いは直列式調整バルブを組み込ん だ創傷部ドレナージ用チューブを接続することにより低真空の応用例に用いるこ とができる。 バルブは、バルブ本体内に滑動自在に位置し、かつばねにより保持されるバル ブスプールを含む。そのようなシステムは従来技術のベローズ装置の不都合な点 を克服できる。 ベローズ装置を用いる場合、システムのスイッチがオンするときに、高真空サ ージを防ぐために、ベローズ装置を始めに圧縮することにより、装置を始動する 必要がある。これは一方ではベローズを押し込む必要があり、他方でオン/オフ スイッチを切り替える必要があるため、実用上扱いづらいことがわかる。 ベローズ式システムはまた、比較的大きく、扱いにくい。 従って第2の態様にから分かるように、本発明はドレナージポート及び接続手 段を備える高真空容器と、前記接続手段を介して前記容器の前記ドレナージポー トに、一方の端部で適切に接続され、他方では患者側端部にて吸引を行う創傷部 ドレナージラインとを有し、調整バルブが連 続的に前記創傷部ドレナージライン内の真空を調整し、患者側端部にて真空度を 下げ、また前記バルブがバルブ本体及び前記バルブ本体内に滑動自在に位置する バルブスプールを備え、前記スプールが交互動作のために搭載及び配置されるば ねであり、前記ライン内にて連続的な調整を行うために前記バルブを周期的に開 閉することを特徴とする低真空創傷部ドレナージシステムを提供する。 そのようなシステムは、ベローズシステムより準備が簡単であり、しかもより コンパクトである。 そのシステムは、システムのスイッチをオンする前に、ばねの復元力に抗して 、始めにバルブスプールを内部に押し込むことにより準備される。 バルブ本体、ポート及び創傷部ドレナージラインの接続部分はハウジング内に 入れられるが、バルブスプールの一部はハウジングから突出し、バルブは使用前 の準備として突出部分が押し込まれる。しかしながら好適な実施例は、一方の端 部にてバブルスプールの端部と係合する始動ピン(priming pin)を組み込む。 他端はバルブ本体の外側に延在し、ユーザにより押し込まれることができる。押 力はバルブスプールに伝達され、ばねの復元力に抗してスプールを押し込む。 始動ピンは、好適にはバルブスプールの端部にて係合する鍵の形態である。ピ ンは好適にバルブハウジング内の溝穴を通る。ピン及び溝穴は、溝穴に挿入後に ピンが固定位置に回転し、始動位置にバルブを保持できるように好適に係合する 。使用前にピンは解除位置まで逆に回転し、取り除かれる。 好適な実施例において、ばねの復元力に対する前記本体内のスプールの動作が 前記バルブ本体の内部からこのポートを遮断するように、それ故高真空源から前 記バルブの前記患者側ライン側上のドレナージポート までの経路を遮断するように、高真空側ポートは前記バルブ本体の側面において 与えられる。 前記ばね定数は前記高真空源から前記患者側ラインへの真空度の下げ幅を制御 するために選択され、前記患者側ライン内の真空が所定のレベルになるとき、前 記ばね復元力がスプールの反対側に作用する外部大気圧に抗して動作し始める。 バルブは標準的なプリチャージ高真空フラスコ或いは容器に装着されるように 適合した可撓性創傷部ドレナージライン内に好適に設けられる。 真空は、標準的に供給される80〜93kPa(600〜700mmHg)の 高真空から13.3〜26.6kPa(100〜200mmHg)の低真空まで 好適に下げられる。 本発明の直列式調整バルブは、必要に応じて低真空の応用例にて用いるために 変換可能な標準的な高真空フラスコと共に用いられるため、本発明は、更なる態 様に従って、高真空容器に適当に接続される第1の部分及び創傷部に当てられる 第2の部分を有する可撓性創傷部ドレナージチューブにおいて、前記高真空容器 から前記第1の部分にて与えられる真空度より低い真空度を前記第2の部分にて 連続して供給するために作用する調整バルブを介して、前記第1の部分及び第2 の部分が相互に接続されることを特徴とする可撓性創傷部ドレナージチューブを 提供する。 本発明の好適な実施例は、ここで添付の図面を参照すると共に、例示により記 載されるであろう。 第1図は、本発明による直列式バルブを含む創傷部ドレナージシステムを示す 。 第2図は、弛めた状態にあるバルブを示す。 第3図は、不完全に閉じた状態にあるバルブを示す。 第4図は、始動位置にあるバルブの好適な実施例を示す。 第5図は、始動ピンを取り除いた後の第5図の実施例を示す。 第6図及び第7図は、本発明に従ったバルブの別の実施例を示す。 第8A図,第8B図,第9A図及び第9B図は、異なる封止装置に対する真空 状態及び非真空状態のバルブ装置を示す。 本発明のシステムは、制御レベルに至るまで、患者側に対する真空度の下げ幅 を制御し、収容する創傷部ドレナージ容器の容量が満杯になるまで、確実にその レベルを保持する。 第1図は、本発明による直列式調整バルブを組み込んだ創傷部ドレナージ吸引 装置を示す。 調整装置は、患者側と高真空源でもある収容容器1との間に位置する。収容容 器1は、96kPa(720mmHg)の真空までチャージするために与えられ る、好適に使い捨ての、標準的なプリチャージ真空フラスコである。 容器の大きさには範囲がある。体積の目盛りは、満杯レベルを示すために容器 上にマークされ、容器は少なくなくとも一部は透き通る。使い捨てシステムが好 適であるために、容器は通常プレスチック性である。 標準的な容器は、2つの開口部を与える。ベローズ2は、フラスコ1内の真空 レベル残圧を指示するために開口部の1つに接続される。ベローズ2が最大限に 伸長するとき、これはフラスコ内が最小限の負圧、ずなわち最小限の真空度であ ることを示す。ベローズが完全に収縮するとき、最大限の真空度を示す。 チューブ3は、フラスコ1の他の開口部に接続される。使用中、このチューブ 3は可撓性創傷部ドレナージチューブ4に接続されることになる。使用前には、 チューブ3は締付具5により閉じられ、締付具5はチューブを挟み、フラスコ1 内の真空を保持する。 ベローズ2及びチューブ3は、プラスチック製キャップにて囲まれて いる(図示せず)。締付具5もまたキャップに囲まれており、キャップ外側にあ るオン/オフスイッチにより操作される。キャップ内のポートにより、創傷部ド レナージチューブは使用時に、チューブ3に接続される。 真空は、チューブ3を介して真空フラスコ1に一方の端部にて取り付けられる 可撓性創傷部ドレナージチューブ4を介して患者に適用される。締付具5は、ド レナージチューブ4内に存在し、かつチューブ4の他端にて、患者に適用される べきフラスコ1内の負圧を生成するために開かれる。これにより体液及び分泌物 は、創傷部ドレナージチューブまで吸い込まれ、吸引により、収容容器として機 能するフラスコ1内に入る。フラスコ1は満杯になるとき廃棄され、新しい交換 用フラスコが用いられる。 上述のように、創傷部部分に直接96kPa(720mmHg)の真空を適用 するのが適切でない場合もある。従って、ドレナージチューブの患者端にて真空 を調整し、例えば13.3kPa(100mmHg)までに下げる必要がある。 本発明の目的は、患者端にて可能な限り長時間、一定の低真空出力を提供する ことであり、それにより効率を最大限にし、かつ高真空源が可能な限り長時間使 用できるようにすることである。理想的な状況では、患者端における真空は、高 真空源が例えば96kPa(720mmHg)の初期値から、その最終の入れ換 えが必要となる最小値まで下がる間、13.3kPa(100mmHg)で一定 である。 本発明は、創傷部ドレナージチューブ4内に位置するバルブ6を用いてこの真 空調整を行う。バルブは第1図に示されるように、可撓性創傷部ドレナージチュ ーブ4の2つの部分4a,4b間をなす2つのポートにより装着される。 バルブ6の構造及び動作は第2図から第7図を用いて、ここで詳細に記載され る。 バルブ6は本質的に、バルブ本体10、スプール11、スプール11内開口部 12、ばね13、封止材14及びそれぞれ真空源1及び患者側への真空ポート1 5、16からなる。バルブ部分はすべて好適にハウジング18内に入る。 第2図に示されるように、吸引がバルブ6を弛めた位置にて開始する場合、患 者側ライン内に高真空のサージが生じることがある。これはスプール11が、第 2図の弛んだ状態から第3図の閉じた状態まで、始めに長距離を移動しなければ ならないことによる。 この状況では、システムのスイッチがオンされるとき、患者は所定量以上の真 空を適用される。これは患者、特に腹部或いは頭部の手術中に処置される過敏な 部分に対しては、逆効果を及ぼす。 この問題を克服するために、バルブは、始めにスプールを押し込み、従って締 付具5を開口して使用することにより始動され、高真空を解放する。 好適な実施例は、使用前にバルブを準備するために始動ピン17を用いる。始 動ピン17は、ユーザが握るのために適切なヘッド17a及びヘッド17aから 延在する伸長したピン本体17bを有する鍵の形状をなす。ピン本体17bの自 由端は溝、すなわちバルブスプール11の端部における凹部に係合するために成 形される。 開口部はバルブ本体10及びバルブハウジング6内に設けられ、スプール11 の端部における溝、すなわち凹部と共に配置される。開口部は始動ピン17の直 径に対応する。従ってピン17は開口部を通って挿入され、バルブスプール11 内に係合する。 1つの実施例においては、ピン本体17bはまた、ピンヘッド17a 付近にて本体17bから放射状に延在する1組の固定用突起物である。バルブハ ウジング18内の開口部には、対応する凹部が設けられる。始動ピン17が挿入 され、始動位置に押し込まれるとき、固定用突起物はハウジングの開口部内の凹 部に係合する。ピンが回転する場合には、突起物は凹部を有する配置から移動し 、始動位置に適切にピンを固定する。 この配置により、バルブは始動状態にて販売並びにまた輸送されることができ る。バルブが使用されるとき、看護婦或いは医者はピンを回転することにより解 除することのみが必要であり、装置のスイッチを入れた後ピンを取り除くことが できる。 別法では、装置は非始動状態で、弛めた状態のバルブで販売される。この場合 には看護婦が、ばねの復元力に抗してバルブスプールを内部に押し込むために、 ピンを挿入し、かつ押し込むことにより使用する前にバルブを始動状態にする必 要がある。 創傷部ドレナージ動作中のバルブ6の調整動作がここで記載される。 始動後、ばね13は第2図に示される位置にスプールを戻し、開口部12が高 真空ポートと一列をなすように作用する。従ってバルブポート15,16を介し て高真空源1から患者側ラインまでの間をなすバルブ6を通る完全な経路となる 。高真空へのラインが締付具5を開くことにより開かれるとき、バルブ本体10 及び患者側ライン内の真空レベルは、高真空がバルブ及び患者側ラインを引き込 む/空にするように、上昇する。スプール11に作用する大気圧が患者側の圧力 より高くなるため、スプール11は、ばね13の復元力に抗してバルブ本体10 内に引き込まれる。 スプール11が動きつづけるとき、開口部12は封止材14上を通り、塞がれ ることにより高真空を遮断する。開口部12が封止材14上を通る点は、患者側 ラインにて発生する真空が、要求される低真空、例えば 13.3kPa(100mmHg)となる限界点であることを示す。この値は、 スプール11の断面積(C.S.A.)の端部において作用する真空と圧縮され たばね13の復元力との関係により確定される。創傷部分泌物及び体液は、バル ブ本体10内のこの調整された低真空により、患者側ラインまで引き込まれる。 患者側ラインが、創傷部分泌物が排出されるに従い満杯になると、低真空レベ ルは落ち始める。この真空レベルはばね13の復元力に抗してスプール11を支 えるほどには強くない。従ってばね13はバルブ本体10からスプール11を戻 し始め、封止材14上を戻って通過し、開口部12が高真空ポート15と再び一 列をなすようになる。 高真空は、スプール11及びその開口部12が戻って封止材14を通過し、か つ患者側ラインの前回のチャージ中に引き込まれる物質が、収容容器1に通され るまで、患者側ラインを再チャージする。 従ってそのサイクルが続き、容器1が満杯になるまで、患者側ライン内の真空 を一定に調整する。 患者端での低真空出力は、サイクルが終了するまで、一定で、しかもできるだ け平滑であることが重要である。連続的に平滑な出力を与える際に重要な要因は 、バルブスプール11及び封止材14間の表面抵抗である。この抵抗は封止効果 が損なわれない程度に、できるだけ小さくなければならない。 1つの実施例においては、O−リング封止材は第2図及び第3図に示されるよ うに、バルブ本体10上に与えられ、概ねバルブスプール11の2つの端部に適 合する。しかしながら接触面積大きすぎ、それ故バルブスプール11と封止材1 4との間の抵抗が大きすぎ、低真空出力は測定時、サイクル終了まで平滑に、一 定レベルのトレースを与えないことが分かっていた。 1つの装置は、第6図に示すように、バルブ本体ではなくバルブスプール11 そのものに封止材を与えることを考える。さらに接触面積を減少させるために、 O−リング封止材はゴム製のリップシール材(feather-tip seal)により置き換 えられた。従って接触領域は各封止材での一点に減少され、抵抗もまた減少した 。 第7図に示される更に別の実施例では、リップシール材は、バルブスプール1 1とバルブ本体10との間に接続される可撓性スカート19に置き換えられた。 従ってその接触領域は一点に減少される。 バルブスプール11上に封止材を用いることは、サイクル終了まで低真空出力 を円滑にするように改善したが、低真空出力は、フラスコ内の高真空が下がるに 従い、実際には一定ではなく、サイクル終了時間までに下がる。 従って好適な実施例では、第4図及び第5図に示されるように、滑動するバル ブスプール11の端部に適合するバルブ本体10上に封止材を用いている。 抵抗を減少させるために、好適な封止材はO−リング封止材とリップシール材 との固有の組み合わせである。そのような封止材はリップシール材先端部の点に て、スプールとの小さな接触面積を有するが、確実に封止することができる。こ の装置は、ドレナージ容器充満期間中、円滑な、一定レベルの低真空出力を生成 することがわかっている。 さらに別の実施例は、封止材の1つをバルブスプールとバルブ本体との間に接 続される可撓性スカートに置き換えることを含む。 封止材14及びスプール11は、システムの精度を上げるために、部品間の抵 抗を概ね無くすために被膜される。 現在この装置に対する主な応用例は創傷部分泌物を取り除くことであるが、別 の目的とされる応用例は自己血液輸血時であり、患者の血液が 手術中及びその後の回復治療中収集され、濾過され、輸血として患者に戻される 。これは患者との血液一致に関する問題を回避し、また提供された血液からの感 染の恐れを減らす。 自己輸血システムでは、赤血球を破壊してしまうため、血液を高真空下で収集 することはできない。 本低真空システムは、高真空レザバーと収容容器との間のライン内に、上述し たバルブを与えることにより血液を収集するために用いることができる。この応 用例の好適な真空レベルはおよそ9.3〜14.7kPa(70〜110mmH g)である。 従って本発明は、低真空の医療に対して使用するための、適切で、精巧で、し かも精密な直列式真空調整装置を提供する。請求の範囲 1.低真空創傷部ドレナージシステムにおいて、 容器からの真空の解放を許可/防止するためのオン/オフ手段と、前記オン/ オフ手段がオン位置にあるとき、前記容器と創傷部ドレナージラインとの間に真 空経路を与えるように前記創傷部ドレナージラインを接続するための接続手段と を備える高真空容器を有し、前記システムがさらに、前記接続手段を介して前記 真空容器に着脱自在に接続されるために適当な前記創傷部ドレナージラインを含 み、前記ラインの患者側にて吸引を行い、調整バルブが着脱自在な前記創傷部ド レナージラインに組み込まれ、前記調整バルブは、前記ラインが前記容器に装着 されているときに前記ライン内の真空を連続的に調整するために動作し、前記ラ インの患者側にて真空度を下げるようにし、また前記バルブが、前記バルブ本体 内に滑動自在に配置され、かつばねにより保持されるバルブスプールを備え、前 記バルブ本体は、患者側ラインポート及び高真空側ポートを含み、前者は患者側 に引出される創傷部ドレナージチューブ部分に接続され、後者は前記高真空容器 に引出される創傷部ドレナージチューブ部分に接続されており、ばね定数及び高 真空源から前記患者側ラインへの真空度の下げ幅を制御するための前記バルブス プールの断面積が、前記患者側ライン内の真空が所定の低真空であるとき、前記 ばねの復元力及び前記スプールのライン側にて作用する前記患者側ライン内圧力 による力の和が、前記スプールの他方の側面にて作用する外部大気圧による力に 等しくなるように選択されることを特徴とする低真空創傷部ドレナージシステム 。 2.低真空創傷部ドレナージシステムにおいて、 ドレナージポート及び接続手段を備える高真空容器と、前記接続手段を介して 前記容器の前記ドレナージポートに、一方の端部で適切に接続 され、他方では患者側端部にて吸引を行う創傷部ドレナージラインとを有し、調 整バルブが連続的に前記創傷部ドレナージライン内の真空度を調整し、患者側端 部にて真空度を下げ、また前記バルブがバルブ本体及び前記バルブ本体内に滑動 自在に位置するバルブスプールを備え、前記スプールが交互動作のために搭載及 び配置されるばねであり、前記ライン内にて連続的な調整を行うために前記バル ブを周期的に開閉することを特徴とする低真空創傷部ドレナージシステム。 3.前記低真空創傷部ドレナージシステムがさらに、 前記ばねの復元力に抗して、所定位置内に前記バルブスプールを適切に押し込 むための始動ピンを有することを特徴とする請求項1乃至2に記載の低真空創傷 部ドレナージシステム。 4.前記始動ピンが、前記バルブスプールの端部にて係合する鍵の形状であるこ とを特徴とする請求項3に記載の低真空創傷部ドレナージシステム。 5.前記始動ピンが、その所定位置内にて前記ピンを保持するための着脱自在な 固定手段を有する特徴とする請求項3乃至4に記載の低真空創傷部ドレナージシ ステム。 6.前記ばねの復元力に抗する前記本体内のスプールの動作が前記バルブ本体の 内部から高真空ポートを遮断するように、それ故高真空源から前記バルブの前記 患者ライン側上のドレナージポートまでの経路を遮断するように、前記高真空ポ ートが前記バルブ本体の側面において与えられることを特徴とする請求項1乃至 5のいずれかに記載の低真空創傷部ドレナージシステム。 7.前記患者側ライン内の真空が所定のレベルになるとき、前記ばね復元力がス プールの反対側に作用する外部大気圧に抗して動作し始めるように、前記ばね定 数が選択され、前記高真空源から前記患者側ラインへ の真空度の下げ幅を制御することを特徴とする請求項1乃至5に記載の低真空創 傷部ドレナージシステム。 8.前記バルブスプールと前記バルブ本体との間に配置される封止手段を有する ことを特徴とする請求項1乃至7に記載の低真空創傷部ドレナージシステム。 9.前記封止手段がO−リング及びリップシール(feather-tip)構成の組み合 わせからなる封止材であることを特徴とする請求項8に記載の低真空創傷部ドレ ナージシステム。 10.高真空容器に適切に接続される第1の部分及び創傷部に当てられる第2の 部分を有する可撓性創傷部ドレナージチューブであって、前記高真空容器から前 記第1の部分にて与えられる真空度より低い真空度を前記第2の部分にて連続し て提供するために作用する調整バルブを介して、前記第1の部分及び第2の部分 が相互に接続されることを特徴とする可撓性創傷部ドレナージチューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フォースター、デイビッド イギリス国オックスフォード・オーエック ス20 1ティー ジェイ・ウッドストッ ク・オックスフォードストリート 49

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.低真空創傷部ドレナージシステムにおいて、 容器からの真空の解放を許可/防止するためのオン/オフ手段と、前記オン/ オフ手段がオン位置にあるとき、前記容器と創傷部ドレナージラインとの間に真 空経路を提供するように前記創傷部ドレナージラインを接続するための接続手段 とを備える高真空容器を有し、前記システムがさらに、前記接続手段を介して前 記真空容器に着脱自在に接続されるために適当な前記創傷部ドレナージラインを 含み、前記ラインの患者側にて吸引を行い、調整バルブが着脱自在な前記創傷部 ドレナージラインに組み込まれ、前記調整バルブは、前記ラインが前記容器に装 着されているときに前記ライン内の真空を連続的に調整するために動作し、前記 ラインの患者側にて、真空度を下げることを特徴とする低真空創傷部ドレナージ システム。 2.前記バルブがバルブ本体内に滑動自在に配置され、ばねにより保持されるバ ルブスプールを含むことを特徴とする請求項1に記載の低真空創傷部ドレナージ システム。 3.低真空創傷部ドレナージシステムにおいて、 排液口及び接続手段を備える高真空容器と、前記接続手段を介して前記容器の 前記排液口に、一方の端部で適切に接続され、他方では患者側端部にて吸引を行 う創傷部ドレナージラインとを有し、調整バルブが連続的に前記創傷部ドレナー ジライン内の真空を調整し、患者側端部にて真空度を下げ、また前記バルブがバ ルブ本体及び前記バルブ本体内に滑動自在に位置するバルブスプールを備え、前 記スプールが交互動作のために搭載及び配置されるばねであり、前記ライン内に て連続的な調整を行うために前記バルブを周期的に開閉することを特徴とする低 真空創傷部ドレナージシステム。 4.前記低真空創傷部ドレナージシステムがさらに、 前記ばねの復元力に抗して、所定位置内に前記バルブスプールを適切に押し込 むための始動ピンを有することを特徴とする請求項2乃至3に記載の低真空創傷 部ドレナージシステム。 5.前記始動ピンが、前記バルブスプールの端部にて係合する鍵の形状であるこ とを特徴とする請求項4に記載の低真空創傷部ドレナージシステム。 6.前記始動ピンが、その所定位置内にて前記ピンを保持するための着脱自在な 固定手段を有することを特徴とする請求項4乃至5に記載の低真空創傷部ドレナ ージシステム。 7.前記バブル本体が患者側ポート及び高真空側ポートを有し、前者が患者側に 引出される創傷部ドレナージチューブ部分に接続され、後者が高真空容器に引出 される創傷部ドレナージチューブ部分に接続されることを特徴とする請求項3に 記載の低真空創傷部ドレナージシステム。 8.前記ばねの復元力及び前記スプールの一方の端部上で作用する患者側ライン 内圧力による力が、前記患者側ライン内の真空が所定の低真空であるとき、前記 スプールの他端に対して作用する外部大気圧による力に等しくなるように、前記 バルブスプールの断面積及び前記ばね復元力が選択されることを特徴とする請求 項2或いは請求項2の任意の従属項のいずれかに記載の低真空創傷部ドレナージ システム。 9.前記ばねの復元力に抗する前記本体内の前記スプールの動作が、前記バルブ 本体の内部から高真空側ポートを遮断するように、それ故前記高真空源から前記 バルブの前記患者側ラインまでの経路を遮断するように、前記高真空ポートが前 記本体の側面において与えられることを特徴とする請求項2或いは請求項2の任 意の従属項のいずれかに記載の低真空創傷部ドレナージシステム。 10.前記患者側ライン内の真空が所定のレベルになるとき、前記ばね復元力が スプールの反対側に作用する外部大気圧に抗して動作し始めるように、前記ばね 定数が選択され、前記高真空源から前記患者側ラインへの真空度の下げ幅を制御 することを特徴とする請求項2或いは請求項2の任意の従属項のいずれかに記載 の低真空創傷部ドレナージシステム。 11.前記バルブスプールと前記バルブ本体との間に配置される封止手段を有す ることを特徴とする請求項1乃至10に記載の低真空創傷部ドレナージシステム 。 12.前記封止手段が、O−リング及びリップシール(feather-tip)構成の組 み合わせからなる封止材であることを特徴とする請求項11に記載の低真空創傷 部ドレナージシステム。 13.高真空容器に適切に接続される第1の部分及び創傷部に当てられる第2の 部分を有する可撓性創傷部ドレナージチューブであって、前記高真空容器から前 記第1の部分にて与えられる真空度より低い真空度を前記第2の部分にて連続し て提供するために作用する調整バルブを介して、前記第1の部分及び第2の部分 が相互に接続されることを特徴とする可撓性創傷部ドレナージチューブ。
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