JPH11513758A - ロール用の剥離剤およびロールの剥離特性の改善方法 - Google Patents

ロール用の剥離剤およびロールの剥離特性の改善方法

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JPH11513758A JP9516632A JP51663297A JPH11513758A JP H11513758 A JPH11513758 A JP H11513758A JP 9516632 A JP9516632 A JP 9516632A JP 51663297 A JP51663297 A JP 51663297A JP H11513758 A JPH11513758 A JP H11513758A
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Abstract

(57)【要約】 1またはそれ以上の剥離活性成分および所望による通常の添加剤を含有し、ミクロエマルジョンの形態にあるロール用の、特に加圧ロールなどの製紙におけるロール用の剥離剤が開示されている。適当な組成物には、実質的に水を含まず、実際の適用前に水を加えるのみである組成物が含まれる。ミクロエマルジョンまたは水希釈したときに少なくとも中間的に生成するミクロエマルジョンは、適用濃度まで水で希釈したときに不安定であり、これがプレス表面への活性成分の良好かつ均一な適用を与える。このようにして、剥離剤の有効性およびロールの剥離特性が改善される。さらに、ロール表面に形成される堆積がより少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 ロール用の剥離剤およびロールの剥離特性の改善方法 本発明は、ロール用の剥離剤およびロールの剥離特性の改善方法に関する。特 に本発明は、製紙における加圧ロールのようなロールのための剥離剤およびこの ようなロールの剥離特性を改善するための方法に関する。 多くの工業的過程において、フィルム、ウェブなどの連続材料がロール上を通 過する。その条件(温度、圧力、含水量など)に依存して、連続材料は多かれ少な かれロールに接着し、そのため、ロールから連続材料を取り去るためにある剥離 力が必要になる。従って、このようなロールを剥離剤で処理して剥離力を低下さ せ、ロールからの連続材料の除去を容易にすることが多い。このような剥離剤の 組成は、ロール上を通過する連続材料の性質、ロールの材料および表面状態、な らびに加工条件に依存して大きく異なる。一般的に言うと、このような剥離剤は 剥離活性な物質(潤滑剤と呼ばれることも多い)を含有する。通常、このような物 質は純粋な形態またはエマルジョンの形態で使用される。 ロール上を連続材料が通過する際にしばしば起こる問題は、連続材料の成分ま たは不純物に起因する堆積がロール表面に形成されることである。このような堆 積は、ロールの性能に悪影響を及ぼし、最後には、工程を停止させてロールを清 浄にすることになる。このような清浄化を回避するため、または少なくともこの ような清浄化中断の間隔を大きくするために、堆積防止剤が使用される。その組 成は特定の過程に依存するが、一般にポリマー物質を包含する。 既知の剥離剤および堆積防止剤は完全に満足できるものではないことが多い。 従って、本発明の目的は、改良されたロール用の剥離剤、およびロールの剥離特 性の改善のために該剥離剤を使用する方法を提供することである。本発明の別の 目的は、ロール上の堆積を防止するために使用する物質の有効性を改善すること である。 即ち、本発明は、製紙における加圧ロールなどのロールのための剥離剤であっ て、1またはそれ以上の剥離活性成分と所望による通常の添加剤を含有し、ミク ロエマルジョンの形態にあることを特徴とする剥離剤に関する。 さらに本発明は、製紙における加圧ロールなどのロールの剥離特性を改善する ための方法であって、本発明の剥離剤を水で希釈してミクロエマルジョンを壊し 、この希釈したミクロエマルジョンをロールに適用することを特徴とする方法に 関する。 本発明の好ましい態様および利点は、以下の本発明の詳細な説明および請求の 範囲から明らかになるであろう。 本発明は、連続材料が通過するあらゆる種類のロールに広く適用することがで きるが、製紙ミルにおいて特に適している。従って、以下においては特に製紙に 関連して、および製紙において発生する特定の問題に関連して説明する。 製紙におけるロール、特に加圧ロールのための既知の剥離活性物質または潤滑 物質(これらは本発明においても有用である)は、油、水不溶性界面活性剤、水不 溶性ポリマーおよびワックスであり、これらは、例えば噴霧によってロールに適 用される。これら剥離活性物質の一部は純粋なままで適用することができるが、 これらの大部分は、エマルジョン(マクロエマルジョン)の形態で使用される。こ れは、適用の容易性およびロール表面におけるより良好な分布のため、さらには 純粋物質の使用と比較して比較的少量の活性物質が必要とされるためである。し かし、これらの物質は大きな有機堆積問題を有しており、この有機堆積を防ぐこ とができないことが知られている。 ここに驚くべきことに、剥離剤が、ロールへの適用前に水で希釈されるミクロ エマルジョンの形態にあるときに、上記の問題を克服しうるかまたは少なくとも 大きく減少させうることを見いだした。ミクロエマルジョンは、大きさが100 nm未満の粒子を含む透明な分散液であり、大部分が油成分、界面活性剤、助界面 活性剤および水を含有する。ある場合には、油成分と助界面活性剤が同一である こともできる。通常、ミクロエマルジョンは低粘度である。個々の成分は、少な くとも室温で安定な液体の単一相の系が形成されるような量で存在する。ミクロ エマルジョンに適する成分およびその製造、ならびに、ミクロエマルジョンの 性質は既知であり、文献に数多く記載されている[例えば、「エマルジョン技術 の事典」、1983、Marcel Dekker,Inc.;「Milton J.Rosen、界面活性剤と 界面現象」、第2版、1989、John Wiley & Sons,Inc.; およびM.Bourrel and R.S.Schlechter、「ミクロエマルジョンおよび関連の系−配合、溶解力 および物理的性質」、界面活性剤の科学シリーズ、第30巻、1988、Marcel Dek ker,Inc.を参照]。 理論に拘束されるものではないが、本発明に関連する改善は、マクロエマルジ ョンの形態にある既知の剥離剤を希釈したときには剥離活性成分を含むエマルジ ョン小滴は物理的に変化しないが、対照的に、ミクロエマルジョンは未希釈のと きにのみ安定であり、希釈すると濁った状態になる、即ち剥離活性成分が溶液か ら遊離した状態になるということに基づくと考えられる。換言すると、マクロエ マルジョンの希釈は主に連続相の量を増加させるが、安定なままであり、従って 、エマルジョン小滴がロール表面に堆積する傾向は比較的影響を受けない。対照 的に、希釈したときにミクロエマルジョン中に現れる粒子は、ロール表面に堆積 する傾向が非常に高い。即ち、希釈時のミクロエマルジョンの不安定性が、本発 明の利点を得るために必要である。 本発明における希釈時に得られるミクロエマルジョン中の活性成分の大きさは 、対応するマクロエマルジョンの粒子サイズと同等であるかまたは好ましくはそ れよりも大きい。粒子が大きくなるにつれて、粒子を安定に保つのがより困難に なるが、剥離性能がより良好になる。希釈時のミクロエマルジョンと同等の粒子 サイズを有するマクロエマルジョンを安定に保つ(6カ月の貯蔵寿命)のは極めて 困難であろう。従って、このようなマクロエマルジョンを適当な安定剤の添加に よって十分に安定化することが必要になるが、これは油成分が水相に留まる強い 傾向を有することを意味する。従って、これはその機能を失うことになる(上記 を参照)。対照的に、ミクロエマルジョンは安定な6カ月の貯蔵寿命が可能であ り、顧客がそれを使用するとき、即ち希釈するときにのみ不安定になるように誘 発される。希釈したミクロエマルジョンの粒子サイズが大きすぎる(例えば、1 50μmまたはそれ以上である)ときには、ロール表面を被覆するに十分な粒子 が存 在しないので、表面被覆の減少はもはや剥離の改善に釣り合うことはない(実施 例4を比較)。即ち、通常、ミクロエマルジョンは、希釈時に得られる粒子が1 0〜150μm、好ましくは20〜100μmの範囲内の大きさ[クールター・ カウンター(Coulter Counter)、実施例4を参照]を有する組成を持つのが好ま しい。 さらに、本発明の剥離剤は、蓄積抑制剤として使用することが周知である水溶 性ポリマーを添加したときに、蓄積防止を与えることがわかった。特に適してい るのは、例えば、ジシアンジアミド−ホルムアルデヒド縮合物である。適当なポ リマーのさらに広範囲の総覧については、EP 0 599 440 A1が挙げられる(この 文献の開示は本明細書の一部を構成する)。 剥離活性成分および蓄積防止成分の他に、本発明の剥離剤は、ミクロエマルジ ョンの安定性ならびに剥離活性成分および蓄積防止成分の有効性に悪影響を及ぼ さないものであれば、酸、清浄用界面活性剤、塩などの通常の添加剤を含有する ことができる。 製紙における加圧ロールなどのロールの剥離特性を改善するための方法におい て、ミクロエマルジョン剥離剤を水で希釈してミクロエマルジョンを壊し、この 希釈したミクロエマルジョンをロールに適用する。実際的には、適用濃度は、0 .1〜1.5重量%、好ましくは0.2〜1.0重量%の範囲内であるのが普通であ る。即ち、実際にロールに適用される組成物が、0.1〜1.5重量%、好ましく は0.2〜1.0重量%の元のミクロエマルジョンを含有するところまで、ミクロ エマルジョンを水で希釈する。 本発明の別の態様によれば、水以外の上記成分の全てを含有する剥離剤を製造 することもできる。個々の成分は、水を添加したときにミクロエマルジョンが生 成する量で存在する。換言すると、本発明のこの態様は、一種の「濃縮物」また は「潜在的ミクロエマルジョン」に関する。即ち、これは適当な量の水を添加し たときにミクロエマルジョンを生成することができる。実際には大過剰の水を用 いるので(上記を参照)、本発明のこの態様においては、ミクロエマルジョン状態 は正に中間的な状態であり、ミクロエマルジョンは直ちに壊れて剥離活性成分が 遊離状態になる。勿論、ミクロエマルジョンが実際に生成し、一定期間中は存在 するように、水の添加を段階的に行うこともできる(ロールに剥離剤を移送する ときに水を添加する2またはそれ以上の地点)。 以下に実施例を挙げて本発明の原理に従って本発明を説明するが、これらは、 添付した請求の範囲に示したものを除き、いかなる意味においても本発明を限定 するものと考えるべきではない。全ての部数および割合(%)は、他に示すことが なければ重量に基づくものである。実施例1 ミクロエマルジョン、マクロエマルジョン、陽イオン性ポリマーを含有する水 溶液、および陰イオン性ポリマーを含有する水溶液の形態にある剥離剤のシート 剥離を、希釈度合に依存する必要な剥離力を測定することによって調べた。この 試験において、新たに調製した湿ハンドシートを、試料ロール材料の表面に接着 する40%一定(40%繊維および60%水)のシートが得られるまで、試料ロー ル材料上でプレスした。次いで、試料ロール材料から紙を剥離するのに必要な力 を測定した。 結果を図1に示すが、ここで、100%濃度は未希釈の剥離剤を表し、0.1 %濃度は99.9重量%の水と0.1重量%の元の未希釈の剥離剤からなる組成物 を表す。 マクロエマルジョンは、20重量%の改変獣油、7.5重量%の2つの非イオ ン性界面活性剤の混合物、および72.5重量%の水からなっていた。ミクロエ マルジョンは、8.7重量%の改変獣油、11.1重量%の陽イオン性ポリマー、 13.7重量%の2-ブトキシエタノール、17.2重量%の非イオン性界面活性 剤、1.3重量%の陽イオン性界面活性剤、および48重量%の水からなってい た。陽イオン性ポリマーの水溶液は、2.5重量%の陽イオン性ポリマー、5重 量%の非イオン性界面活性剤、0.02重量%のリン酸、および92.48%の水 からなっていた。陰イオン性ポリマーの水溶液は、5重量%の陰イオン性ポリマ ー、10重量%の陰イオン性界面活性剤の50%水溶液、および85重量%の水 からなっていた。 図1から、剥離性能がマクロエマルジョンの希釈により比例的に低下すること がわかる。ミクロエマルジョンの希釈により、100%のものと比較して10% ミクロエマルジョンの剥離性能の増加が観察される。この性能は、さらに約1% まで希釈したときに、実質的に一定のままである。即ち、少量の油が、マクロエ マルジョンに配合された大量の同一油よりも、ミクロエマルジョンにおいてより 良好な性能を発揮する。実施例2 実験室および現場での剥離試験を行って、本発明のミクロエマルジョンと、通 常の水溶液およびマクロエマルジョン型製品とを比較した。実験室剥離試験は実 施例1の記載のように行った。現場剥離試験においては、製品を噴霧バーにより 加圧ロールに適用した。ロールからの紙ウェブの剥離地点をcmで測定した。結 果を下表に示す。 陽イオン性I水溶液は市販の製品であり、20重量%の陽イオン性ポリマー、 5重量%の非イオン性界面活性剤、5重量%のリン酸、および70重量%の水か らなっていた。陽イオン性 II 水溶液は、実施例1で使用したものと同一の製品 であった。非イオン性マクロエマルジョンは、20重量%の改変獣油、7.5重 量%の2つの非イオン性界面活性剤の混合物、1重量%の陽イオン性界面活性剤 、2.23重量%のリン酸、および69.27重量%の水からなっていた。本発明 の陽イオン性ミクロエマルジョンは、8重量%の改変獣油、2重量%の陽イオン 性 ポリマー、19重量%の非イオン性界面活性剤、19重量%の2-ブトキシエタ ノール、および52重量%の水からなっていた。 最良の結果は、本発明のミクロエマルジョンが最低の剥離力を与えることを示 す。この結果と一致して、それは最高の剥離地点を与える。実施例3 別の現場試験において、異なるミクロエマルジョンを試験し、通常の水溶液お よびマクロエマルジョン型製品と比較した。この試験においては、加圧ロールか ら除去した紙ウェブのシート幅を測定した。このシート幅は、ロールから紙ウェ ブを除去するのに必要な剥離力が増加するにつれて減少する。シートが広いほど 、必要な剥離力が小さい。この現場試験の結果を図2に示す。 製品7306は市販の製品であり、陽イオン性ポリマーの水溶液であり、17 .0重量%の第1の陽イオン性ポリマー、2重量%の第2の陽イオン性ポリマー 、0.5重量%の陽イオン性界面活性剤、5重量%のリン酸、および75重量% のの水からなる。製品27-5はマクロエマルジョンであり、19.9重量%の改 変獣油、2.49重量%の非イオン性界面活性剤(エトキシル化ヒマシ油、HLB 15)、4.98重量%の別の非イオン性界面活性剤(エトキシル化脂肪酸、HL B5)、1重量%のオレイル ビス(2-ヒドロキシエチル)アミン、0.5重量%の ジアルキル(C8-C10)ジメチルアンモニウムクロリド、5.1重量%のリン酸(8 5%)、および66.03重量%の水からなっていた。製品27.1〜27-4は、 以下の組成を有するミクロエマルジョンであった。 27-1: 8重量%の改変獣油、2重量%のジシアンジアミド-ホルムアルデ ヒド縮合物(50%水溶液)、20重量%のエトキシル化(3EO)C13-脂肪アル コール、16.8重量%のトリエチレングリコール モノブチルエーテル、2重量 %のジアルキル(C8-C10)ジメチルアンモニウムクロリド、0.04重量%のリ ン酸(85%)、および51.16重量%の水。 27-2: 7重量%の改変獣油、2重量%のジシアンジアミド-ホルムアルデ ヒド縮合物、20重量%のエトキシル化(3EO)C13-脂肪アルコール、16.8 重量%のトリエチレングリコール モノブチルエーテル、2重量%のジアルキル (C8-C10)ジメチルアンモニウムクロリド、0.04重量%のリン酸(85%)、 1重量%のイソパラフィン、および51.16重量%の水。 27-3: 2.01重量%の改変獣油、1.99重量%のジシアンジアミド-ホ ルムアルデヒド縮合物、19.92重量%のエトキシル化(3EO)C13-脂肪アル コール、13.94重量%のトリエチレングリコール モノブチルエーテル、3. 78重量%のジアルキル(C8-C10)ジメチルアンモニウムクロリド、0.02重 量%のリン酸(85%)、および60.34重量%の水。 27-4: 8重量%の改変獣油、2重量%の陽イオン性ポリマー、19重量% の2-ブトキシエタノール、19重量%のエトキシル化C9-C11-アルコール、お よび52重量%の水。 図2に示す試験結果は、本発明のミクロエマルジョンがより収縮の少ない紙シ ートを与えることを明瞭に示し、より低い剥離力によるロールからのより容易な 除去を示している。実施例4 上で説明したように、最適な性能のためにはミクロエマルジョンは水で希釈し たときに不安定であることが必要である。不安定なエマルジョンは、安定なもの よりも良好な性能を発揮する。即ち、油小滴が水から「追い出され」、ロール表 面により強固に吸着する。さらに、ミクロエマルジョンは希釈したときに、ロー ル表面を覆うに十分な粒子を供するものでなければならない。しかし、ミクロエ マルジョンのための最適組成は、それを水で希釈し、希釈によって得られる濁っ た組成物の粒子サイズを測定することにより、容易に決定することができる。 下表にまとめた試験結果(試験条件の説明については実施例1を参照)は、ミク ロエマルジョンを0.2%の濃度まで希釈することによって、即ち、99.8重量 %の水を加えることによって得た。粒子サイズは、クールター・カウンター(Co ulter Counter)LS130を用いて測定した。得られた粒子サイズ分布(体積分 布)の最大値を、粒子サイズとして挙げる。 上記の表において、油Xは改変獣油であり、油Yはイソパラフィン油であり、 疎水性界面活性剤はエトキシル化(3EO)C13-脂肪アルコールであり、Aはジ アルキル(C8-C10)ジメチルアンモニウムクロリドである。 上記の表にまとめた結果からわかるように、第1のミクロエマルジョンは安定 でありすぎ、従って油粒子を遊離しなかった。即ち、このエマルジョンは、希釈 時に透明なままであり、比較的高い剥離力を与えた。第3、第4、第5および第 6のミクロエマルジョンは、油成分の組成の点でのみ異なっている。表からわか るように、最も低い剥離力は、32μmの粒子サイズを与えた第4のミクロエマ ルジョンに対して測定された。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月28日 【補正内容】 明細書 ロール用の剥離剤およびロールの剥離特性の改善方法 本発明は、ロール用の剥離剤およびロールの剥離特性の改善方法に関する。特 に本発明は、製紙における加圧ロールのようなロールのための剥離剤およびこの ようなロールの剥離特性を改善するための方法に関する。 多くの工業的過程において、フィルム、ウェブなどの連続材料がロール上を通 過する。その条件(温度、圧力、含水量など)に依存して、連続材料は多かれ少な かれロールに接着し、そのため、ロールから連続材料を取り去るためにある剥離 力が必要になる。従って、このようなロールを剥離剤で処理して剥離力を低下さ せ、ロールからの連続材料の除去を容易にすることが多い。このような剥離剤の 組成は、ロール上を通過する連続材料の性質、ロールの材料および表面状態、な らびに加工条件に依存して大きく異なる。一般的に言うと、このような剥離剤は 剥離活性な物質(潤滑剤と呼ばれることも多い)を含有する。通常、このような物 質は純粋な形態またはエマルジョンの形態で使用される。 ロール上を連続材料が通過する際にしばしば起こる問題は、連続材料の成分ま たは不純物に起因する堆積がロール表面に形成されることである。このような堆 積は、ロールの性能に悪影響を及ぼし、最後には、工程を停止させてロールを清 浄にすることになる。このような清浄化を回避するため、または少なくともこの ような清浄化中断の間隔を大きくするために、堆積防止剤が使用される。その組 成は特定の過程に依存するが、一般にポリマー物質を包含する。 既知の剥離剤および堆積防止剤は完全に満足できるものではないことが多い。 従って、本発明の目的は、改良されたロール用の剥離剤、およびロールの剥離特 性の改善のために該剥離剤を使用する方法を提供することである。本発明の別の 目的は、ロール上の堆積を防止するために使用する物質の有効性を改善すること である。 即ち、本発明は、1またはそれ以上の剥離活性成分を含有し、水で希釈したと きに製紙系における加圧ロールのための剥離剤として有用であり、水で希釈した ときにミクロエマルジョンが壊れることを特徴とする、ミクロエマルジョンの形 態にある組成物に関する。 また本発明は、1またはそれ以上の剥離活性成分を含有し、適当量の水を添加 したときにミクロエマルジョンを生成し、さらに水で希釈したときに製紙系にお ける加圧ロールのための剥離剤として有用であり、水で希釈したときにミクロエ マルジョンが壊れることを特徴とする組成物に関する。 さらに本発明は、製紙における加圧ロールなどのロールの剥離特性を改善する ための方法であって、本発明のミクロエマルジョンを水で希釈してミクロエマル ジョンを壊し、この希釈したミクロエマルジョンをロールに適用することを特徴 とする方法に関する。 本発明の好ましい態様および利点は、以下の本発明の詳細な説明および請求の 範囲から明らかになるであろう。 本発明は、連続材料が通過するあらゆる種類のロールに広く適用することがで きるが、製紙ミルにおいて特に適している。従って、以下においては特に製紙に 関連して、および製紙において発生する特定の問題に関連して説明する。 製紙におけるロール、特に加圧ロールのための既知の剥離活性物質または潤滑 物質(これらは本発明においても有用である)は、油、水不溶性界面活性剤、水不 溶性ポリマーおよびワックスであり、これらは、例えば噴霧によってロールに適 用される。これら剥離活性物質の一部は純粋なままで適用することができるが、 これらの大部分は、エマルジョン(マクロエマルジョン)の形態で使用される。こ れは、適用の容易性およびロール表面におけるより良好な分布のため、さらには 純粋物質の使用と比較して比較的少量の活性物質が必要とされるためである。し かし、これらの物質は大きな有機堆積問題を有しており、この有機堆積を防ぐこ とができないことが知られている。 ここに驚くべきことに、剥離剤が、ロールへの適用前に水で希釈されるミクロ エマルジョンの形態にあるときに、上記の問題を克服しうるかまたは少なくとも 大きく減少させうることを見いだした。ミクロエマルジョンは、大きさが100 nm未満の粒子を含む透明な分散液であり、大部分が油成分、界面活性剤、助界面 活性剤および水を含有する。ある場合には、油成分と助界面活性剤が同一である こともできる。通常、ミクロエマルジョンは低粘度である。個々の成分は、少な くとも室温で安定な液体の単一相の系が形成されるような量で存在する。ミクロ エマルジョンに適する成分およびその製造、ならびに、ミクロエマルジョンの 遊離状態になる。勿論、ミクロエマルジョンが実際に生成し、一定期間中は存在 するように、水の添加を段階的に行うこともできる(ロールに剥離剤を移送する ときに水を添加する2またはそれ以上の地点)。 以下に実施例を挙げて本発明の原理に従って本発明を説明するが、これらは、 添付した請求の範囲に示したものを除き、いかなる意味においても本発明を限定 するものと考えるべきではない。全ての部数および割合(%)は、他に示すことが なければ重量に基づくものである。実施例1 ミクロエマルジョン、マクロエマルジョン、陽イオン性ポリマーを含有する水 溶液、および陰イオン性ポリマーを含有する水溶液の形態にある剥離剤のシート 剥離を、希釈度合に依存する必要な剥離力を測定することによって調べた。この 試験において、新たに調製した湿ハンドシートを、試料ロール材料の表面に接着 する40%一定(40%繊維および60%水)のシートが得られるまで、試料ロー ル材料上でプレスした。次いで、試料ロール材料から紙を剥離するのに必要な力 を測定した。 結果を図1に示すが、ここで、100%濃度は未希釈の剥離剤を表し、0.1 %濃度は99.9重量%の水と0.1重量%の元の未希釈の剥離剤からなる組成物 を表す。 マクロエマルジョンは、20重量%の改変獣油、7.5重量%の2つの非イオ ン性界面活性剤の混合物、および72.5重量%の水からなっていた。ミクロエ マルジョンは、8.7重量%の改変獣油、11.1重量%の陽イオン性ポリマー、 13.7重量%の2-ブトキシエタノール、17.2重量%の非イオン性界面活性 剤、1.3重量%の陽イオン性界面活性剤、および48重量%の水からなってい た。陽イオン性ポリマーの水溶液は、2.5重量%の陽イオン性ポリマー、5重 量%の非イオン性界面活性剤、0.02重量%のリン酸、および92.48%の水 からなっていた。陰イオン性ポリマーの水溶液は、5重量%の陰イオン性ポリマ ー、10重量%の陰イオン性界面活性剤の50%水溶液、および85重量%の水 からなっていた。 図1から、剥離性能がマクロエマルジョンの希釈により比例的に低下すること がわかる。ミクロエマルジョンの希釈により、100%のものと比較して10% ミクロエマルジョンの剥離性能の増加が観察される。この性能は、さらに約1% まで希釈したときに、実質的に一定のままである。即ち、少量の油が、マクロエ マルジョンに配合された大量の同一油よりも、ミクロエマルジョンにおいてより 良好な性能を発揮する。実施例2 実験室および現場での剥離試験を行って、本発明のミクロエマルジョンと、通 常の水溶液およびマクロエマルジョン型製品とを比較した。実験室剥離試験は実 施例1の記載のように行った。現場剥離試験においては、製品を噴霧バーにより 加圧ロールに適用した。ロールからの紙ウェブの剥離地点をcmで測定した。結 果を下表に示す。 陽イオン性I水溶液は市販の製品であり、20重量%の陽イオン性ポリマー、 5重量%の非イオン性界面活性剤、5重量%のリン酸、および70重量%の水か らなっていた。陽イオン性II水溶液は、実施例1で使用したものと同一の製品で あった。非イオン性マクロエマルジョンは、20重量%の改変獣油、7.5重量 %の2つの非イオン性界面活性剤の混合物、1重量%の陽イオン性界面活性剤、 2.23重量%のリン酸、および69.27重量%の水からなっていた。本発明の 陽イオン性ミクロエマルジョンは、8重量%の改変獣油、2重量%の陽イオン性 請求の範囲 1.1またはそれ以上の剥離活性成分を含有し、水で希釈したときに製紙系に おける加圧ロールのための剥離剤として有用であり、水で希釈したときにミクロ エマルジョンが壊れることを特徴とする、ミクロエマルジョンの形態にある組成 物。 2.1またはそれ以上の剥離活性成分を含有し、適当量の水を添加したときに ミクロエマルジョンを生成し、さらに水で希釈したときに製紙系における加圧ロ ールのための剥離剤として有用であり、水で希釈したときにミクロエマルジョン が壊れることを特徴とする組成物。 3.剥離活性成分が、油、水不溶性界面活性剤、水不溶性ポリマー、ワックス 、およびこれらの混合物からなる群から選択される請求項1または2に記載の組 成物。 4.堆積防止成分をさらに含有する前記請求項のいずれかに記載の組成物。 5.堆積防止成分が水溶性ポリマーである請求項4に記載の組成物。 6.水溶性ポリマーがジシアンジアミド-ホルムアルデヒド縮合物である請求 項5に記載の組成物。 7.希釈によって得られる粒子が10〜150μmの大きさを持つような組成 を有する前記請求項のいずれかに記載の組成物。 8.ロールの剥離特性の改善方法であって、以下の工程を特徴とする方法:(a )前記請求項のいずれかに記載のミクロエマルジョンを水で希釈してミクロエマ ルジョンを壊し、そして(b)この希釈したミクロエマルジョンをロールに適用す る。 9.希釈したミクロエマルジョンが98.5〜99.9重量%の水を含有する請 求項8に記載の方法。 10.ロールが製紙系の加圧ロールである請求項8または9に記載の方法。 【図1】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1またはそれ以上の剥離活性成分を含有するロール用の剥離剤であって、 ミクロエマルジョンの形態にあることを特徴とする剥離剤。 2.1またはそれ以上の剥離活性成分を含有するロール用の剥離剤であって、 該剥離剤に適当量の水を添加したときにミクロエマルジョンが生成することを特 徴とする剥離剤。 3.ロールが製紙系の加圧ロールであることを特徴とする請求項1または2に 記載の剥離剤。 4.剥離活性成分が、油、水不溶性界面活性剤、水不溶性ポリマー、ワックス 、およびこれらの混合物からなる群から選択されることを特徴とする請求項1ま たは2に記載の剥離剤。 5.堆積防止成分をさらに含有する前記請求項のいずれかに記載の剥離剤。 6.堆積防止成分が水溶性ポリマーであることを特徴とする請求項5に記載の 剥離剤。 7.水溶性ポリマーがジシアンジアミド-ホルムアルデヒド縮合物であること を特徴とする請求項6に記載の剥離剤。 8.ミクロエマルジョンが10〜150μmの大きさを持つ粒子を含有するこ とを特徴とする前記請求項のいずれかに記載の剥離剤。 9.ロールの剥離特性の改善方法であって、以下の工程を特徴とする方法:(a )前記請求項のいずれかに記載の剥離剤を水で希釈してミクロエマルジョンを壊 し、そして(b)この希釈したミクロエマルジョンをロールに適用する。 10.希釈したミクロエマルジョンが98.5〜99.9重量%の水を含有するこ とを特徴とする請求項9に記載の方法。 11.ロールが製紙系の加圧ロールであることを特徴とする請求項9に記載の方 法。
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