JPH1151368A - 蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナ - Google Patents
蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナInfo
- Publication number
- JPH1151368A JPH1151368A JP9206297A JP20629797A JPH1151368A JP H1151368 A JPH1151368 A JP H1151368A JP 9206297 A JP9206297 A JP 9206297A JP 20629797 A JP20629797 A JP 20629797A JP H1151368 A JPH1151368 A JP H1151368A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- storage unit
- bag
- furnace
- filling space
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Gas Burners (AREA)
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄熱体にアルミナ等のセラミック塊粒物を用
い、これらセラミック塊粒物を袋状体に充填したものを
配置することで、メインテナンス時における交換作業を
容易且つ迅速化する。 【解決手段】 蓄熱体充填空間15に、底部側の多孔板
13に至るまで、多数のアルミナ等のセラミックボール
bを収容した袋状体18を装入する。この袋状体18
を、アルミナ等の耐熱性繊維で形成された通気性を有す
る布部材によって構成する。前記袋状体18は、セラミ
ックボールbを袋状体18内に収容する前に、蓄熱体充
填空間15に配し、次いで前記セラミックボールbを袋
状体18内に詰め込むようにする。袋状体18の口部は
開口したままで、例えばクレーン等の爪を引っ掛けて吊
上げやすいように、口部上縁部側を、蓋部材14に向か
って立ち上げ状態としておく。
い、これらセラミック塊粒物を袋状体に充填したものを
配置することで、メインテナンス時における交換作業を
容易且つ迅速化する。 【解決手段】 蓄熱体充填空間15に、底部側の多孔板
13に至るまで、多数のアルミナ等のセラミックボール
bを収容した袋状体18を装入する。この袋状体18
を、アルミナ等の耐熱性繊維で形成された通気性を有す
る布部材によって構成する。前記袋状体18は、セラミ
ックボールbを袋状体18内に収容する前に、蓄熱体充
填空間15に配し、次いで前記セラミックボールbを袋
状体18内に詰め込むようにする。袋状体18の口部は
開口したままで、例えばクレーン等の爪を引っ掛けて吊
上げやすいように、口部上縁部側を、蓋部材14に向か
って立ち上げ状態としておく。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓄熱体にアルミナ
等のセラミック塊粒物を用い、これらセラミック塊粒物
を袋状体に充填したものを配置することで、メインテナ
ンス時における交換作業を容易且つ迅速化することがで
きる、蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナに
関するものである。
等のセラミック塊粒物を用い、これらセラミック塊粒物
を袋状体に充填したものを配置することで、メインテナ
ンス時における交換作業を容易且つ迅速化することがで
きる、蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リジェネレイティブバーナには、
燃焼による排熱を回収するための、アルミナ等のセラミ
ックの塊粒物(ボール、あるいはナゲット等の非球形状
物)を充填したもの、ハニカムや多孔質体で構成される
蓄熱体が備えられている。このような蓄熱体のうち、交
換等のメンテナンスや汚れた場合のクリーニングを考慮
した場合、一般的にはボールによって構成されるものが
用いられている。そこで、例えば図3に、ボールを用い
た下向き蓄熱部一体型リジェネレイティブバーナにおけ
る蓄熱部1の一例を示す。このリジェネレイティブバー
ナでは、炉内に燃焼用空気を蓄熱体であるセラミックボ
ールbを収容した蓄熱部1を介して送り込み、前記蓄熱
部1を炉内に向けて貫通するように設けた燃料供給管2
から送り込まれた燃料と炉内において混合させて燃焼さ
せ、この燃焼による燃焼排ガスを前記蓄熱部1のセラミ
ックボールbを介して排出して、これらセラミックボー
ルbにより、排熱を回収し、次の燃焼に供する燃焼用空
気および燃料を予熱する構成としている。かかるセラミ
ックボールbを蓄熱体として用いる場合においても、排
気中のダストや低沸点物質が蓄熱体に捕捉される為、定
期的な蓄熱体のクリーニングが必要とされる可能性があ
る。この時ボールbをクリーニングあるいは交換のため
に取り出すわけだが、蓄熱部1の頂部に設けた交換蓋3
を開けて、例えば (1)シャベル等の道具で前記ボールbを少量ずつすく
いだす。 (2)掃除機等で吸い込む (3)バーナ全体を取り外し、傾けることによってボー
ルbを排出する。 (4)燃料供給管2を引き抜き、下部から排出する。 等の手段が考えられる。
燃焼による排熱を回収するための、アルミナ等のセラミ
ックの塊粒物(ボール、あるいはナゲット等の非球形状
物)を充填したもの、ハニカムや多孔質体で構成される
蓄熱体が備えられている。このような蓄熱体のうち、交
換等のメンテナンスや汚れた場合のクリーニングを考慮
した場合、一般的にはボールによって構成されるものが
用いられている。そこで、例えば図3に、ボールを用い
た下向き蓄熱部一体型リジェネレイティブバーナにおけ
る蓄熱部1の一例を示す。このリジェネレイティブバー
ナでは、炉内に燃焼用空気を蓄熱体であるセラミックボ
ールbを収容した蓄熱部1を介して送り込み、前記蓄熱
部1を炉内に向けて貫通するように設けた燃料供給管2
から送り込まれた燃料と炉内において混合させて燃焼さ
せ、この燃焼による燃焼排ガスを前記蓄熱部1のセラミ
ックボールbを介して排出して、これらセラミックボー
ルbにより、排熱を回収し、次の燃焼に供する燃焼用空
気および燃料を予熱する構成としている。かかるセラミ
ックボールbを蓄熱体として用いる場合においても、排
気中のダストや低沸点物質が蓄熱体に捕捉される為、定
期的な蓄熱体のクリーニングが必要とされる可能性があ
る。この時ボールbをクリーニングあるいは交換のため
に取り出すわけだが、蓄熱部1の頂部に設けた交換蓋3
を開けて、例えば (1)シャベル等の道具で前記ボールbを少量ずつすく
いだす。 (2)掃除機等で吸い込む (3)バーナ全体を取り外し、傾けることによってボー
ルbを排出する。 (4)燃料供給管2を引き抜き、下部から排出する。 等の手段が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、短時間
で作業を終えることや蓄熱体が加熱していることを考え
ると、いずれの方法も適切とはいえない。特に、
(3)、(4)は、配管を外す手間がかかり、実用的で
はない。実際上は、(1)の手段が採られることが多い
が、人手がかかる事の他、蓄熱体が加熱した状態にある
ときは作業上、危険を伴うことが難点となっている。本
発明はこのような課題を改善するためになされたもので
あって、蓄熱体にアルミナ等のセラミック塊粒物を用
い、これらセラミック塊粒物を袋状体に充填したものを
配置することで、メインテナンス時における蓄熱体の交
換作業を容易且つ迅速化することができる、蓄熱部一体
型下向きリジェネレイティブバーナを提供することを目
的とする。
で作業を終えることや蓄熱体が加熱していることを考え
ると、いずれの方法も適切とはいえない。特に、
(3)、(4)は、配管を外す手間がかかり、実用的で
はない。実際上は、(1)の手段が採られることが多い
が、人手がかかる事の他、蓄熱体が加熱した状態にある
ときは作業上、危険を伴うことが難点となっている。本
発明はこのような課題を改善するためになされたもので
あって、蓄熱体にアルミナ等のセラミック塊粒物を用
い、これらセラミック塊粒物を袋状体に充填したものを
配置することで、メインテナンス時における蓄熱体の交
換作業を容易且つ迅速化することができる、蓄熱部一体
型下向きリジェネレイティブバーナを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、少なくとも燃焼ガスによる排熱を回
収して次の燃焼に供する、燃焼用空気を予熱するように
した蓄熱部を有し、この蓄熱部は、炉内に向けて供給す
る燃焼用空気および炉内の燃焼ガスを交互に通過させる
ようにした蓄熱体充填空間部を有し、この蓄熱体充填空
間部に蓄熱体としてのセラミック塊粒物を多数収容した
袋状体を装填する構成とし、この袋状体は、耐熱性繊維
で形成された通気性を有する布部材によって構成した。
また本発明は、燃焼ガスによる排熱を回収して次の燃焼
に供する、燃焼用空気を予熱するようにした蓄熱部を有
する蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナにお
いて、前記蓄熱部は、炉体に一体化形成して、底部に、
炉内に向けて、交互に予熱した空気を供給したり、炉内
の燃焼ガスを回収する給排気口を有し、炉内に向けて燃
料を噴射するようにした燃料噴射口を設け、前記給排気
口に、多孔板を装着する一方、頂部側を開口して蓋部材
によりこの頂部を閉止する構造とし、この頂部側近傍の
側面に、蓄熱体充填空間を外部に連通させた上部給排気
口を有し、前記頂部側における蓋部材から、給排気口間
における燃料噴射口に至るように燃料供給管を備え、前
記蓄熱体充填空間に蓄熱体としてのセラミック塊粒物を
多数収容した袋状体を装填する構成とし、この袋状体
は、耐熱性繊維で形成された通気性を有する布部材によ
って構成した。前述の構成において、蓄熱体充填空間に
セラミック塊粒物を適量ずつ充填して封止した複数の袋
状の布部材を装入する構成とすることができる。
ために、本発明は、少なくとも燃焼ガスによる排熱を回
収して次の燃焼に供する、燃焼用空気を予熱するように
した蓄熱部を有し、この蓄熱部は、炉内に向けて供給す
る燃焼用空気および炉内の燃焼ガスを交互に通過させる
ようにした蓄熱体充填空間部を有し、この蓄熱体充填空
間部に蓄熱体としてのセラミック塊粒物を多数収容した
袋状体を装填する構成とし、この袋状体は、耐熱性繊維
で形成された通気性を有する布部材によって構成した。
また本発明は、燃焼ガスによる排熱を回収して次の燃焼
に供する、燃焼用空気を予熱するようにした蓄熱部を有
する蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナにお
いて、前記蓄熱部は、炉体に一体化形成して、底部に、
炉内に向けて、交互に予熱した空気を供給したり、炉内
の燃焼ガスを回収する給排気口を有し、炉内に向けて燃
料を噴射するようにした燃料噴射口を設け、前記給排気
口に、多孔板を装着する一方、頂部側を開口して蓋部材
によりこの頂部を閉止する構造とし、この頂部側近傍の
側面に、蓄熱体充填空間を外部に連通させた上部給排気
口を有し、前記頂部側における蓋部材から、給排気口間
における燃料噴射口に至るように燃料供給管を備え、前
記蓄熱体充填空間に蓄熱体としてのセラミック塊粒物を
多数収容した袋状体を装填する構成とし、この袋状体
は、耐熱性繊維で形成された通気性を有する布部材によ
って構成した。前述の構成において、蓄熱体充填空間に
セラミック塊粒物を適量ずつ充填して封止した複数の袋
状の布部材を装入する構成とすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる蓄熱部一体
型下向きリジェネレイティブバーナについて、一つの実
施の形態を挙げ、添付の図面に基づいて、以下説明す
る。図1に、蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバ
ーナにおける蓄熱部10を模式的に示す。このリジェネ
レイティブバーナは、前記蓄熱部10により燃焼ガスに
よる排熱を回収して次の燃焼に供する、燃焼用空気を予
熱するように動作をする。前記蓄熱部10は、炉体(図
示省略)に配置されるようにしたもので、底部には、炉
内に向けて交互に、予熱した空気を供給したり、炉内の
燃焼ガスを取り込む、給排気口11を有し、炉内に向け
て燃料を噴射するようにした、燃料噴射口12が設けら
れている。また前記給排気口11には、耐熱性の多孔板
13が装着されている。なお、図中、給排気口11は2
個示されているが、1個でもよく、実際上は4〜6個設
けられている。一方、前記蓄熱部10の頂部側を開口し
て蓋部材14によりこの頂部を閉止する構造としてい
る。またこの頂部側近傍の側面には、蓄熱部内空間、す
なわち蓄熱体充填空間15から外部に燃焼ガスを排出し
たり、外部から蓄熱体充填空間15に燃焼用空気を取り
入れたりするための上部給排気口16を形成している。
そして、かかる蓄熱部10の頂部側における蓋部材14
から前記燃料噴射口12に至るように、燃料を炉内に供
給するための燃料供給管17が貫通形成されている。
型下向きリジェネレイティブバーナについて、一つの実
施の形態を挙げ、添付の図面に基づいて、以下説明す
る。図1に、蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバ
ーナにおける蓄熱部10を模式的に示す。このリジェネ
レイティブバーナは、前記蓄熱部10により燃焼ガスに
よる排熱を回収して次の燃焼に供する、燃焼用空気を予
熱するように動作をする。前記蓄熱部10は、炉体(図
示省略)に配置されるようにしたもので、底部には、炉
内に向けて交互に、予熱した空気を供給したり、炉内の
燃焼ガスを取り込む、給排気口11を有し、炉内に向け
て燃料を噴射するようにした、燃料噴射口12が設けら
れている。また前記給排気口11には、耐熱性の多孔板
13が装着されている。なお、図中、給排気口11は2
個示されているが、1個でもよく、実際上は4〜6個設
けられている。一方、前記蓄熱部10の頂部側を開口し
て蓋部材14によりこの頂部を閉止する構造としてい
る。またこの頂部側近傍の側面には、蓄熱部内空間、す
なわち蓄熱体充填空間15から外部に燃焼ガスを排出し
たり、外部から蓄熱体充填空間15に燃焼用空気を取り
入れたりするための上部給排気口16を形成している。
そして、かかる蓄熱部10の頂部側における蓋部材14
から前記燃料噴射口12に至るように、燃料を炉内に供
給するための燃料供給管17が貫通形成されている。
【0006】以上のような蓄熱部10において、蓄熱体
充填空間15には、底部側の多孔板13に至るまで、蓄
熱体である多数のアルミナ等のセラミックボールbを収
容した袋状体18が装入されている。かかる袋状体18
は、アルミナ等の耐熱性繊維で形成された通気性を有す
る布部材によって構成されている。前記袋状体18は、
セラミックボールbを袋状体18内に収容する前に、蓄
熱体充填空間15に配し、次いで前記セラミックボール
bを袋状体18内に詰め込むようにしている。なお、袋
状体18の口部は開口したままでよく、例えばクレーン
等の爪を引っ掛けて吊上げやすいように、口部上縁部側
を、蓋部材14に向かって立ち上げ状態としている。
充填空間15には、底部側の多孔板13に至るまで、蓄
熱体である多数のアルミナ等のセラミックボールbを収
容した袋状体18が装入されている。かかる袋状体18
は、アルミナ等の耐熱性繊維で形成された通気性を有す
る布部材によって構成されている。前記袋状体18は、
セラミックボールbを袋状体18内に収容する前に、蓄
熱体充填空間15に配し、次いで前記セラミックボール
bを袋状体18内に詰め込むようにしている。なお、袋
状体18の口部は開口したままでよく、例えばクレーン
等の爪を引っ掛けて吊上げやすいように、口部上縁部側
を、蓋部材14に向かって立ち上げ状態としている。
【0007】本発明にかかる蓄熱部一体型下向きリジェ
ネレイティブバーナにおける蓄熱部10は、以上のよう
に構成されるので、相当回数の燃焼動作によって蓄熱体
である多数のセラミックボールbが交換時期に達する
と、蓄熱部10の蓋部材14を開けて開口し、クレーン
等の爪を前記セラミックボールbを詰め込んだ袋状体1
8の上縁部近傍に引っ掛けて袋状体18を吊上げること
で、容易に取り出しを行なうことができる。そして、前
記セラミックボールbのクリーニングを行ない、蓄熱体
充填空間15内に袋状体18をセット後、クリーニング
したセラミックボールb、または新しいセラミックボー
ルbの詰め込みを行ない、再び運転を開始することがで
きる。このように簡単に蓄熱体である多数のセラミック
ボールbの交換を行なうことができるので、メインテナ
ンスの作業能率を高めることができ、この結果、リジェ
ネレイティブバーナの稼働率が向上する。
ネレイティブバーナにおける蓄熱部10は、以上のよう
に構成されるので、相当回数の燃焼動作によって蓄熱体
である多数のセラミックボールbが交換時期に達する
と、蓄熱部10の蓋部材14を開けて開口し、クレーン
等の爪を前記セラミックボールbを詰め込んだ袋状体1
8の上縁部近傍に引っ掛けて袋状体18を吊上げること
で、容易に取り出しを行なうことができる。そして、前
記セラミックボールbのクリーニングを行ない、蓄熱体
充填空間15内に袋状体18をセット後、クリーニング
したセラミックボールb、または新しいセラミックボー
ルbの詰め込みを行ない、再び運転を開始することがで
きる。このように簡単に蓄熱体である多数のセラミック
ボールbの交換を行なうことができるので、メインテナ
ンスの作業能率を高めることができ、この結果、リジェ
ネレイティブバーナの稼働率が向上する。
【0008】本発明にかかる蓄熱部一体型下向きリジェ
ネレイティブバーナにおける蓄熱部10は、次のように
構成することもできる。すなわち、図2に示すように蓄
熱体を構成するセラミックボールbを前述の袋状体18
に比較して小容量の、耐熱性繊維で形成した小袋体20
に、適量ずつセラミックボールbを詰め込んで封止し、
これら小袋体20を多数、蓄熱体充填空間15内に装填
して構成することができる。
ネレイティブバーナにおける蓄熱部10は、次のように
構成することもできる。すなわち、図2に示すように蓄
熱体を構成するセラミックボールbを前述の袋状体18
に比較して小容量の、耐熱性繊維で形成した小袋体20
に、適量ずつセラミックボールbを詰め込んで封止し、
これら小袋体20を多数、蓄熱体充填空間15内に装填
して構成することができる。
【0009】このように、適量ずつセラミックボールb
を詰め込んで封止し、これら小袋体20を多数、蓄熱体
充填空間15内に装入するようにすれば、交換時に、セ
ラミックボールbをばらけさせるおそれはなく、交換の
手間がかからない。また人手によっても容易に小袋体2
0の出し入れが可能となり、一層、メインテナンスが容
易となる。
を詰め込んで封止し、これら小袋体20を多数、蓄熱体
充填空間15内に装入するようにすれば、交換時に、セ
ラミックボールbをばらけさせるおそれはなく、交換の
手間がかからない。また人手によっても容易に小袋体2
0の出し入れが可能となり、一層、メインテナンスが容
易となる。
【0010】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、 (1)バーナ上部からの蓄熱体の取り出しが、容易、迅
速且つ安全に行なうことができる。 (2)また、蓄熱体を小袋に詰め込み封止するようにす
れば、バーナ上部からの取り出し作業が人手においても
容易となるうえ、塊粒物を充填する作業も容易となる。
速且つ安全に行なうことができる。 (2)また、蓄熱体を小袋に詰め込み封止するようにす
れば、バーナ上部からの取り出し作業が人手においても
容易となるうえ、塊粒物を充填する作業も容易となる。
【0011】
【図1】本発明における蓄熱部一体型下向きリジェネレ
イティブバーナの蓄熱部の一例を示す模式的な断面説明
図である。
イティブバーナの蓄熱部の一例を示す模式的な断面説明
図である。
【図2】本発明における蓄熱部一体型下向きリジェネレ
イティブバーナの蓄熱部の別例を示す模式的な断面説明
図である。
イティブバーナの蓄熱部の別例を示す模式的な断面説明
図である。
【図3】現行の蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブ
バーナの蓄熱部の一例を示す模式的な断面説明図であ
る。
バーナの蓄熱部の一例を示す模式的な断面説明図であ
る。
10 蓄熱部 11 給排気口 12 燃料噴射口 13 多孔板 14 蓋部材 15 蓄熱体充填空間 16 上部給排気口 17 燃料供給管 18 袋状体 20 小袋体 b セラミックボール
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも燃焼ガスによる排熱を回収
して次の燃焼に供する、燃焼用空気を予熱するようにし
た蓄熱部を有し、この蓄熱部は、炉内に向けて供給する
燃焼用空気および炉内の燃焼ガスを交互に通過させるよ
うにした蓄熱体充填空間部を有し、この蓄熱体充填空間
部に蓄熱体としてのセラミック塊粒物を多数収容した袋
状体を装填する構成とし、この袋状体は、耐熱性繊維で
形成された通気性を有する布部材によって構成したこと
を特徴とする蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバ
ーナ。 - 【請求項2】 燃焼ガスによる排熱を回収して次の燃
焼に供する、燃焼用空気を予熱するようにした蓄熱部を
有する蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナに
おいて、前記蓄熱部は、炉体に一体化形成して、底部
に、炉内に向けて、交互に予熱した空気を供給したり、
炉内の燃焼ガスを回収する給排気口を有し、炉内に向け
て燃料を噴射するようにした燃料噴射口を設け、前記給
排気口に、多孔板を装着する一方、頂部側を開口して蓋
部材によりこの頂部を閉止する構造とし、この頂部側近
傍の側面に、蓄熱体充填空間を外部に連通させた上部給
排気口を有し、前記頂部側における蓋部材から、給排気
口間における燃料噴射口に至るように燃料供給管を備
え、前記蓄熱体充填空間に蓄熱体としてのセラミック塊
粒物を多数収容した袋状体を装填する構成とし、この袋
状体は、耐熱性繊維で形成された通気性を有する布部材
によって構成したことを特徴とする蓄熱部一体型下向き
リジェネレイティブバーナ。 - 【請求項3】 前記蓄熱体充填空間にセラミック塊粒
物を適量ずつ充填して封止した複数の袋状の布部材を装
入する構成としたことを特徴とする請求項1、2記載の
蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9206297A JPH1151368A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9206297A JPH1151368A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151368A true JPH1151368A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16520978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9206297A Pending JPH1151368A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | 蓄熱部一体型下向きリジェネレイティブバーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1151368A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406769B1 (ko) * | 1999-12-24 | 2003-11-22 | 주식회사 포스코 | 잠열회수식 축열연소 장치 |
CN100386589C (zh) * | 2006-04-30 | 2008-05-07 | 大连理工大学 | 多孔陶瓷高温带压水蒸气制备装置 |
KR100876090B1 (ko) * | 2008-04-11 | 2009-01-13 | 주식회사 컴버스텍 | 평판화염 버너 |
CN102607030A (zh) * | 2012-04-09 | 2012-07-25 | 武汉钢铁(集团)公司 | 双蓄热式燃烧器 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9206297A patent/JPH1151368A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100406769B1 (ko) * | 1999-12-24 | 2003-11-22 | 주식회사 포스코 | 잠열회수식 축열연소 장치 |
CN100386589C (zh) * | 2006-04-30 | 2008-05-07 | 大连理工大学 | 多孔陶瓷高温带压水蒸气制备装置 |
KR100876090B1 (ko) * | 2008-04-11 | 2009-01-13 | 주식회사 컴버스텍 | 평판화염 버너 |
CN102607030A (zh) * | 2012-04-09 | 2012-07-25 | 武汉钢铁(集团)公司 | 双蓄热式燃烧器 |
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