JPH11513559A - 屋内配線電気ケーブル敷設設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 設備（１）は、コード（３）を引き入れ押し出す第１装置（２）と、壁開口（５）の領域においてコード（３）を導く第２装置（４）とを有する。装置（２，４）は柔軟なホース（７）を介して互いに連結されている。電気ケーブルがコード（３）に接続される位置にある壁開口（１０）近くに配置された無線機（９）を用いて、コード（３）を引き入れ押し出す第１装置（２）が操作され、コード（３）が案内される。ただ一人の操作人しか必要としない。設備の設置は簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】 屋内配線電気ケーブル敷設設備 本発明は屋内配線のための電気ケーブル敷設設備に関する。 かかる装置の一つがＦＲ−Ａ−２５３７７９５から知られているが、この設備 はなお、構造、設置が複雑で、被敷設材（Ｚｕｇｏｒｇａｎ）が案内されていな いという欠点を有する。さらに、設備が床または天井に固定されねばならず、こ れは、新しく塗られた空間の場合、欠点となる。従って、現状技術の欠点を克服 し、冒頭に述べたような設備を、据え付け容易であり、被敷設材が案内されてお り、同時に、単に一人により操作可能なように構成することが、本発明の目的で ある。本目的は、請求の範囲第１項の特徴記載部に記載の特徴により達成される 。 請求の範囲第２、３項の対象は、第１項の設備の一部を構成する装置に関する 。本発明の利点は、本発明の設備の第１装置が、壁に電気ケーブルを敷設すべき 空間内の床に置かれ、第２装置が少ない把手を用いて壁開口に取り付けられ得る 点に存する。 好適実施例が、従属請求の範囲に記載されている。 以下、添付の図面を参照し、本発明の実施例と、その使用法を詳しく説明する 。 図１は、屋内配線のための電気ケーブル敷設設備全体の透視図。 図２は、コードを引き入れ押し出す装置の側面図。 図３は、図２の装置の平面図。 図４は、図２の装置の前面図。 図５は、図２の装置の透視図。 図６は、壁開口領域におけるコード案内保持装置の透視図。 図７は、壁開口領域におけるコード案内保持装置の第２実施例の長手方向断面 図。 図８は、図７の装置の矢視Ａ方向に見た平面図。 図９は、図７の装置の矢視Ｂ方向に見た前面図。 図１は、屋内配線のための電気ケーブル敷設設備１の透視図である。本設備は 、 壁に取り付けられたケーブル管を通るコード３を引き入れ押し出す第１装置２と 、壁の開口５内に取り外し可能に固定され、コードまたは電気ケーブルを開口領 域において案内し、操作器６を備えた第２装置４とを有している。装置２は、４ 〜１０ｃｍの大きさの壁開口に挿入可能であり、この領域において任意に取り付 け開口に固定されることができる。装置２と装置４とはホース７を介して互いに 連結されている。ホース７はテフロンを積層されてよい。さらに、操作器６はケ ーブル８を介して装置２と連結されている。装置２の操作は、装置４に置かれた 操作器６を介して装置２に直接なされるか、または、無線機９を介してなされる 。装置２によりケーブル管を通り壁を貫通して押し出されたコードが再び現れる 壁開口１０において、図１には図示されていない電気ケーブルがコードに固定さ れ、次いでコードが装置２により巻き込まれる。コードは繰り返しの際、柔軟な 連結ホース７と、装置４内の管５３とを通り、壁に設けたケーブル管を通るよう に押し出され、その際、少なくとも２０ｍの距離と、少なくとも５０ｋｐの押し 出し力が存在している。１本または複数本の電気ケーブルと共にコードを引き戻 す際の引っ張り力は同様に５０ｋｐである。自動的非常スイッチが誤作動を阻止 している。装置全体が可動であり、第１装置２はトランクに入れて運搬される。 コードまたは電気ケーブルの敷設が一人の操作人により実行されるべき場合には 、操作人は、電気ケーブルが取り付けられる壁開口近くに位置し、無線機９を使 用して、引き入れ押し出すために装置２を操作する。コードは第１装置２から壁 開口５へ、次いで、ケーブル管内へと導かれる。 図２にコード３を引き入れ押し出す装置２の側面図が、図３に該装置の平面図 が示されている。リール１１が軸１２を用いて台１３に固定されている。ボス１ ４に湾曲材１５が固定されている。その端部が一方の側において円形棒１６に結 合されている。湾曲材１５は外側端において円形棒１７により連結されている。 台１３は基板１８に取り付けられている。巻き込まれるコードは湾曲材１５の外 方領域に置かれる。コード巻き取り時には、コードは適切なバネ張力を用いて強 制的にリール上に巻き取られる。保持ブロック１９に搬送手段が配置されている 。該手段は、歯付きベルト２２により連結された２個の上側歯付きプーリー２０ 、２１と、歯付きベルト２５により同様に連結された２個の下側歯付きプーリー ２ ２、２４とから成る。歯付きベルト２２、２５は外側にゴムを積層されている。 両歯付きベルトの間にコードが導かれ、引き入れ、または、押し出される。案内 管２６が、リールの内部から両歯付きプーリー２１、２４へと延びている。他の 案内管２７が歯付きプーリー２０、２３から連結管２８へと延びている。図３に 歯付きプーリー２１を駆動する駆動モータ２９が見られる。他の両面歯付きベル ト３０が、歯付きプーリー４６、４７と、２個の他の歯付きプーリー３１、３２ との回りに巻かれ、下方の歯付きプーリー２４を駆動している。歯付きブーリー ３１はブロック３３に、歯付きプーリー３２はブロック３４に搭載されている。 管２７に、コードが全部引き込まれることを阻止するリミットスイッチ３５が配 置され、コードの端末に、対応するマークが付されている。該スイッチは好適に は非接触型誘電スイッチである。管２７は保持ブロック３６に取り付けられてい る。コード搬送装置３８に張力を与えるスピンドル昇降器３７がブロック３９を 介して保持ブロック１９に取り付けられている。垂直に動くスピンドル８２が、 板４０に取り付けられた歯付きプーリー２３、２４を歯付きベルト２５と共に、 バネ４１の圧力に抗して下方へ押し下げ、コード３を、歯付きベルト２２と２５ の間のクランプ状態から解放する。スピンドルの動きは非接触型誘電リミットス イッチ４２、４３により検出される。スピンドル昇降器３７のモータ２９とリミ ットスイッチ３５、４２、４３との端子は、概略だけ図示された電気操作器４４ に連結されている。装置２は内蔵蓄電池により駆動される。 図４は、コードを引き入れ押し出す装置の前面図である。 図５は、図２〜４に示す装置の透視図である。 この図から歯付きプーリー４６、４７が、歯付きプーリー２１、２４の中心に 配置されたピン４８、４９を介して、歯付きプーリー２１、２４に連結されてい ることが分かる。連結ホース７は端末具５０を用いて連結管２８に接合されてい る。管２６は保持梁５１を介してリール１１の軸１２に固定されている。この図 から、歯付きプーリー２１を駆動する駆動軸５２が見られる。 図６は、壁開口領域においてコードを導く装置４の透視図である。案内管５３ に操作器６が固定されている。管５３の前部に、レバー５５の作用により前後に 動かされる第１管状部材５４が置かれている。この管状部材５４に３個の掴み腕 ５６、５７、５８が枢動可能に固定されている。掴み腕は２個の部分から構成さ れ、管部５４の突起に連結された第１腕部５９、６０、６１と、第２の管状部６ ２の突起に連結された第２腕部６３、６４、６５とを含んでいる。腕部６３、６ ４、６５は外側端に、図１に壁開口５と噛み合う歯６６、６７、６８を有してい る。第１腕部と第２腕部とは互いに枢動可能に連結されている。両管状部５４と ６２との間にバネ６９が配置されている。管５３の付加物７０に、管５３に平行 に延びる断面四角形の案内部材７１が固定されている。この案内部材に、操作レ バー５５が、上下に突き出たボルト７２を用いて回転可能に取り付けられている 。レバーは曲線部７３を有する。曲線部７３は折り目７４を有する。管状部５４ に、管５３に平行に延びる断面四角形の付加物７５が結合されている。該付加物 はフォーク状部７７を有し、その前端に、レバー５５の曲線部７３の背面と係合 するボルト７８が配置されている。曲線７３と付加物７５との間に、歯付きロー ラ７９が配置されている。装置４を固定するため、装置が図６に示す位置、すな わち、前方掴み腕部が、後刻ソケットまたはスイッチが取り付けられる壁開口に 位置する位置に運ばれ、次にレバー５５が把手８０を掴んで掴み腕から離れるよ うに揺動され、それにより、掴み腕の歯６６、６７、６８の部分が拡大し、それ により、コード３を導く装置４を壁開口５内に保持する。ついで、ホース７が管 ５３に挿入される。管５３の前部８１が、壁開口内のケーブル管の端部近くに位 置する。 図７は、壁開口領域においてコードを導く装置８３の他の実施例の断面図であ る。管８４は後端に把手８５を有している。管の後部に、ホース７を差し込むア ダプター８６が置かれている。管の前部に、アダプター８８を持つ案内シャベル ８７が配置されている。押し材９０が、連結棒ジャッキ８９により連結棒１０３ を介して、圧縮バネ９１の圧力に抗して管に沿って押され、その際、３個の掴み 腕９３、９４、９５が連結棒９２を介して回転中心９６の回りに回転される。連 結棒ジャッキ８９は、延長レバー９７を介して作動される。連結棒ジャッキ８９ は、保持材９８、９９を介して固定板１００を用いて管８４に結合されている。 押し材９０が、平軸受１０１を介してスリーブ１０２上をバネ９１の圧力に抗し て動く。管８４を通り、図示されていないコードが導かれている。掴み腕９３、 ９４、９５がスリーブ１０２と共に管８４の回りに回転可能になっている。 図８は、コードを導く装置の、図７の矢印Ａ方向に見た前方部分を示す。図か ら分かるように、掴み腕９３が、他の２個の等しい長さの掴み腕９４、９５より も長くなっている。これにより、コードを導く装置を壁開口に対して約４５°の 角度をなして配置することが可能になっている。 図９は、コードを導く装置の、図１の矢印Ｂ方向に見た図である。 電気ケーブルを敷設するため、壁開口５内に取り外し可能に固定される第２装 置４を使用せず、壁内に配置されたケーブル管を用い、コード３を引き入れ押し 出す第１装置２だけを使用することもまた可能であろう。この場合、壁の開口に 保持された管にホース７が嵌められる。

【手続補正書】 【提出日】１９９８年４月７日 【補正内容】 （１）請求の範囲を別紙の通り補正する （２）図面中、第５図を別紙の通り補正する 請求の範囲 １．屋内配線のための電気ケーブルを敷設する設備にして、被敷設材（３）を巻 き取るリール（１１）と、被敷設材（３）の搬送手段（３８）と、搬送手段（３ ８）のための駆動手段（２９）と、被敷設材（３）のための第１案内手段（２６ 、２７）とを備えた、被敷設材（３）を引き入れ押し出す第１装置（２）と、保 持要素（６３、６４、６５）と、被敷設材（３）のための第２案内手段（５３） と、保持要素を作動させる作動機構（５５）とを備えた、被敷設材（３）を壁開 口（５）において案内する第２装置（４）とを有し、前記第１案内手段（２６、 ２７）と第２案内手段（５３）とが第３案内手段（７）を介して連結され、設備 自身に、および／または、設備の外部に配置された操作手段（６、９）が被敷設 材操作のために設けられていることを特徴とする設備。 ２．屋内配線の電気ケーブルを敷設するための、被敷設材（３）を引き入れ押し 出す装置にして、被敷設材（３）を巻き取るためのリール（１１）と、被敷設材 （３）のための搬送手段（３８）と、搬送手段（３８）のための駆動手段（２９ ）と、被敷設材（３）のための案内手段（２６、２７）とを有することを特徴と する装置。 ３．屋内配線の電気ケーブルを敷設するための、壁開口の領域において被敷設材 （３）を案内する装置にして、保持要素（６３、６４、６５；９３、９４、９５ ）と、被敷設材（３）のための第２案内手段（５３；８４）と、保持要素を作動 させる作動機構（５５；９７）とを有することを特徴とする装置。 ４．請求の範囲第１項に記載の設備において、前記被敷設材が合成物質または金 属のコード（３）として構成されていることを特徴とする設備。 ５．請求の範囲第１、４項のいずれか１項に記載の設備において、前記第１案内 手段が、リール（１１）から搬送手段（３８）に達する第１管（２６）と、搬送 手段から外部へ達し、第３案内手段（７）のための連接管（２８）を備えた第２ 管（２７）とを有することを特徴とする設備。 ６．請求の範囲第１、４、５項のいずれか１項に記載の設備において、コード（ ３）の引き込みを回避するための第１リミットスイッチ（３５）を有すること を特徴とする設備。 ７．請求の範囲第１項に記載の設備において、前記保持要素が掴み腕（５６、５ ７、５８）として構成され、該掴み腕が、互いに枢動可能に結合された第１腕部 （５９、６０、６１）と第２腕部（６３、６４、６５）とを有し、第２腕部の外 側端が歯（６６、６７、６８）を形成されていることを特徴とする設備。 ８．請求の範囲第１、４、７項のいずれか１項に記載の設備において、前記保持 要素が掴み腕として形成されており、第１掴み腕（９３）が、第２、第３掴み腕 （９４、９５）よりも長いことを特徴とする装置。 ９．請求の範囲第２項に記載の装置において、前記被敷設材が合成材料又は金属 のコード（３）として構成されていることを特徴とする装置。 １０．請求の範囲第２、９項のいずれか１項に記載の装置において、前記第１案 内手段が、リール（１１）から搬送手段（３８）に達する第１管（２６）と、搬 送手段から外部へ達し、第３案内手段（７）のための連接管（２８）を備えた第 ２管（２７）とを有することを特徴とする装置。 １１．請求の範囲第２、１０項のいずれか１項に記載の装置において、コード（ ３）の引き込みを回避するための第１リミットスイッチ（３５）を有することを 特徴とする装置。 １２．請求の範囲第３項に記載の装置において、前記被敷設材が合成材料又は金 属のコード（３）として構成されていることを特徴とする装置。 １３．請求の範囲第３項に記載の装置において、前記保持要素が掴み腕（５６、 ５７、５８）として構成され、該掴み腕が、互いに枢動可能に結合された第１腕 部（５９、６０、６１）と第２腕部（６３、６４、６５）とを有し、第２腕部の 外側端が歯（６６、６７、６８）を形成されていることを特徴とする装置。 １４．請求の範囲第３、１３項のいずれか１項に記載の装置において、前記保持 要素が掴み腕として構成されており、第１掴み腕（９３）が第２、第３掴み腕（ ９４、９５）よりも長く構成されていることを特徴とする装置。 【図５】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．屋内配線のための電気ケーブルを敷設する設備にして、被敷設材（３）を巻 き取るリール（１１）と、被敷設材（３）の搬送手段（３８）と、搬送手段（３ ８）のための駆動手段（２９）と、被敷設材（３）のための第１案内手段（２６ 、２７）とを備えた、被敷設材（３）を引き入れ押し出す第１装置（２）と、保 持要素（６３、６４、６５）と、被敷設材（３）のための第２案内手段（５３） と、保持要素を作動させる作動機構（５５）とを備えた、被敷設材（３）を壁開 口（５）において案内する第２装置（４）とを有し、前記第１案内手段（２６、 ２７）と第２案内手段（５３）とが第３案内手段（７）を介して連結され、設備 自身に、および／または、設備の外部に配置された操作手段（６、９）が被敷設 材操作のために設けられていることを特徴とする設備。 ２．屋内配線の電気ケーブルを敷設するための、被敷設材（３）を引き入れ押し 出す装置にして、被敷設材（３）を巻き取るためのリール（１１）と、被敷設材 （３）のための搬送手段（３８）と、搬送手段（３８）のための駆動手段（２９ ）と、被敷設材（３）のための案内手段（２６、２７）とを有することを特徴と する装置。 ３．屋内配線の電気ケーブルを敷設するための、壁開口の領域において被敷設材 （３）を案内する装置にして、保持要素（６３、６４、６５；９３、９４、９５ ）と、被敷設材（３）のための第２案内手段（５３；８４）と、保持要素を作動 させる作動機構（５５；９７）とを有することを特徴とする装置。 ４．請求の範囲第１項に記載の設備において、前記被敷設材が合成物質または金 属のコード（３）として構成されていることを特徴とする設備。 ５．請求の範囲第４項に記載の設備において、前記コード（３）がテフロンを積 層されていることを特徴とする設備。 ６．請求の範囲第１、４、５項のいずれか１項に記載の設備において、前記搬送 手段（３８）が、ベルト（２２、２５）により連結された２個の歯付きプーリー 対（２０、２１、２３、２４）として構成され、モータ（２９）により駆動され ることを特徴とする設備。 ７．請求の範囲第１、４、５、６項のいずれか１項に記載の設備において、前記 搬送手段（３８）のための張力手段（３７）を有することを特徴とする設備。 ８．請求の範囲第７項に記載の設備において、前記張力手段がスピンドル昇降器 （３７）として構成されていることを特徴とする設備。 ９．請求の範囲第１、４、５、６、７、８項のいずれか１項に記載の設備におい て、前記第１案内手段が、リール（１１）から搬送手段（３８）に達する第１管 （２６）と、搬送手段から外部へ達し、第３案内手段（７）のための連接管（２ ８）を備えた第２管（２７）とを有することを特徴とする設備。 １０．請求の範囲第１、４、５、６、７、８、９項のいずれか１項に記載の設備 において、コード（３）の引き込みを回避するための第１リミットスイッチ（３ ５）を有することを特徴とする設備。 １１．請求の範囲第６〜１０項のいずれか１項に記載の設備において、搬送手段 （３８）のベルト（２２、２５）の張力を検査する第２リミットスイッチ（４２ 、４３）を有することを特徴とする設備。 １２．請求の範囲第１項に記載の設備において、壁開口（５）の領域において被 敷設材（３）を導く装置が、案内管（５３）と、調節可能掴み腕（５６、５７、 ５８）として構成された保持要素を作動させるための、前記案内管上を移動可能 な管状部（５４）とを有することを特徴とする設備。 １３．請求の範囲第12項に記載の設備において、前記掴み腕（５６、５７、５８ ）が、互いに枢動可能に結合された第１腕部（５９、６０、６１）と第２腕部（ ６３、６４、６５）とを有し、第２腕部の外側端が歯（６６、６７、６８）を形 成されていることを特徴とする設備。 １４．請求の範囲第１２または１３項に記載の設備において、管状部（５４）に 連結され、案内部（７１）内に導かれた付加物（７５）を有し、該付加物が、案 内部内に回転可能に置かれローラー（７９）に作用するレバー（５５）により移 動され得ることを特徴とする設備。 １５．請求の範囲第１２、１３、１４項のいずれか１項に記載の設備において、 前記管状部（５４）がバネ（６９）の圧力に抗して移動され得ることを特徴とす る設備。 １６．請求の範囲第１、１２〜１５項のいずれか１項に記載の設備において、前 記レバー（５５）が曲線部（７３）を有していることを特徴とする設備。 １７．請求の範囲第１２〜１６項のいずれか１項に記載の設備において、案内管 （５３）の領域に配置され、被敷設材（３）を引き入れ押し出す装置を操作する 操作器（６）を有することを特徴とする設備。 １８．請求の範囲第１、４、５、１２、１３、１４、１５、１６、１７項のいず れか１項に記載の設備において、前記保持要素が掴み腕として形成されており、 第１掴み腕（９３）が、第２、第３掴み腕（９４、９５）よりも長いことを特徴 とする設備。 １９．請求の範囲第１、４、５、１８項のいずれか１項に記載の設備において、 レバー（９７）により作動される連結棒ジャッキ（８９）が、バネ（９１）の圧 力に抗して管（８４）上を移動する押し材（９０）に作用し、該押し材が掴み腕 （９３、９４、９５）として構成された保持要素を作動させていることを特徴と する設備。 ２０．請求の範囲第２項に記載の装置において、前記被敷設材が合成材料または 金属のコード（３）として構成されていることを特徴とする装置。 ２１．請求の範囲第２０項に記載の装置において、前記コード（３）がテフロン を積層されていることを特徴とする装置。 ２２．請求の範囲第２、２０、２１項のいずれか１項に記載の装置において、前 記搬送手段（３８）が、それぞれベルト（２２、２５）により連結された２個の 歯付きプーリー対（２０、２１、２３、２４）として構成され、モータ（２９） により駆動されていることを特徴とする装置。 ２３．請求の範囲第２、２０、２１、２２項のいずれか１項に記載の装置におい て、搬送手段（３８）のための張力手段（３７）を有することを特徴とする装置 。 ２４．請求の範囲第２３項に記載の装置において、前記張力手段がスピンドル昇 降器（３７）として構成されていることを特徴とする装置。 ２５．請求の範囲第２、２０、２１、２２、２３、２４項のいずれか１項に記載 の装置において、前記第１案内手段が、リール（１１）から搬送手段（３８）に 達する第１管（２６）と、搬送手段から外部へ達し、第３案内手段（７）のため の連接管（２８）を備えた第２管（２７）とを有することを特徴とする装置。 ２６．請求の範囲第２、２０、２１、２２、２３、２４、２５項のいずれか１項 に記載の装置において、コード（３）の引き込みを回避するための第１リミット スイッチ（３５）を有することを特徴とする装置。 ２７．請求の範囲第２２〜２６項のいずれか１項に記載の装置において、搬送手 段（３８）のベルト（２２、２５）の互いに対する張力を検査する第２リミット スイッチ（４２、４３）を有することを特徴とする装置。 ２８．請求の範囲第３項に記載の装置において、前記被敷設材が合成材料または 金属のコード（３）として構成されていることを特徴とする装置。 ２９．請求の範囲第２８項に記載の装置において、前記コード（３）がテフロン を積層されていることを特徴とする装置。 ３０．請求の範囲第３、２８、２９項のいずれか１項に記載の装置において、壁 開口（５）の領域において被敷設材（３）を導く装置が、案内管（５３）と、調 節可能な掴み腕（５６、５７、５８）として構成された保持要素を作動させるた めの、前記案内管上を移動可能な管状部（５４）とを有することを特徴とする装 置。 ３１．請求の範囲第３０項に記載の装置において、前記掴み腕（５６、５７、５ ８）が、互いに枢動可能に結合された第１腕部（５９、６０、６１）と第２腕部 （６３、６４、６５）とを有し、第２腕部の外側端が歯（６６、６７、６８）を 形成されていることを特徴とする装置。 ３２．請求の範囲第３０、３１項のいずれか１項に記載の装置において、管状部 （５４）に連結され、案内部（７１）内に導かれた付加物（７５）を有し、該付 加物が、案内部内に回転可能に置かれローラー（７９）に作用するレバー（５５ ）により移動され得ることを特徴とする装置。 ３３．請求の範囲第３０、３１、３２項のいずれか１項に記載の装置において、 前記管状部（５４）がバネ（６９）の圧力に抗して移動され得ることを特徴とす る装置。 ３４．請求の範囲第３、３０〜３３項のいずれか１項に記載の装置において、前 記レバー（５５）が曲線部（７３）を有していることを特徴とする装置。 ３５．請求の範囲第３０〜３４項のいずれか１項に記載の装置において、案内管 の領域に配置され、被敷設材（３）を引き入れ押し出す装置を操作する操作器（ ６）を有することを特徴とする装置。 ３６．請求の範囲第３、３０、３１、３２、３３、３４、３５項のいずれか１項 に記載の装置において、前記保持要素が掴み腕として構成されており、第１掴み 腕（９３）が、第２、第３掴み腕（９４、９５）よりも長く構成されていること を特徴とする装置。 ３７．請求の範囲第３項に記載の装置において、レバー（９７）により作動され る連結棒ジャッキ（８９）が、バネ（９１）の圧力に抗して管（８４）上を移動 する押し材（９０）に作用し、該押し材が掴み腕（９３、９４、９５）として構 成された保持要素を作動させていることを特徴とする装置。