JPH11513501A - プレゼンテーションアセンブリとそのようなプレゼンテーションアセンブリに予定されたマテリアルウェブロール - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ロール（１０）に巻き付けられ書き記すことが可能なマテリアルウェブ（１１）とハウジング（１２）とを備えて構成されるプレゼンテーションアセンブリ（２）にして、上記ロール（１０）は上記ハウジング（１２）内にその長手方向軸線回りに回転可能なように収容され、ロール（１０）がほどかされる場合に書き記すことが可能な上記マテリアルウェブ（１１）をハウジング（１２）から分配する施与溝孔（１３）を上記ハウジング（１２）が備えるようなプレゼンテーションアセンブリにおいて、そこでの書き記しが消し去ることができないような比較的粗いメイン表面を少なくとも１面上記マテリアルウェブ（１１）が備え、且つ書き記すことが可能なマテリアルウェブの一部を基礎に平坦にくっつけることができる手段を上記マテリアルウェブが備えることを特徴とするプレゼンテーションアセンブリ。本発明はまた、明らかに本発明に係るプレゼンテーションアセンブリのためであるマテリアルウェブロールに関する。

Description

【発明の詳細な説明】 名称：プレゼンテーションアセンブリとそのようなプレゼンテー ションアセンブリに予定されたマテリアルウェブロール 本発明は、ハウジングと、書き記されることが可能でロールに巻き付けられる マテリアルウェブとを備えてなるプレゼンテーションアセンブリ（発表装置／組 立品）に関するもので、上記ロールはハウジング内にその縦軸回りに回転可能な ように収容され、ハウジングはロールが書き記し可能なマテリアルウェブを解き 放す（ほどく）際に当該ウェブをハウジングから分配する施与溝穴を備える。 そのようなアセンブリは Boyd の出願たるＷＯ ９４／２５２９４号に開示さ れている。この出願公開公報において、ロールは静電帯電を有したプラスチック フィルムのウェブによって形成されている。この Boyd に記載されたプレゼンテ ーションアセンブリは、プラスチックフィルムウェブロールに由来して異なるサ イズのプレゼンテーションシートを形成することの可能性をもたらすので、それ 自体で特に便利である。プラスチックフィルムウェブロールの静電帯電の結果と してのそのようなシートは例えば壁、窓又はドアのような他の場所の表面にたや すくくっつけることができる。 Stonehouse の特許であるＵＳ-Ａ-５０１０６７１は、静電気 的に帯電されたシートを備えるライティングパッドを開示する。Boyd の提案に 比べて、そのようなパッド状の構造は、ユーザが比較的大きなパッドを取り扱わ なければならないので、取り扱い難い。更に、それぞれの場合において、たとえ たった一片の情報を書き留めるだけだとしてもマテリアルシート全体が使用され る。これはマテリアルの無駄である。同様に、そのようなパッドが長期間にわた って保存されるならば、静電電荷は漏れ出し、接着特性が著しく減少する。マテ リアルが静的に帯電されているので、これはほこりを引き寄せ、保存中に汚くな る。 Boyd の提案が Stonehouse の提案を越える多くの利点にも拘わらず、Stonehe ous の提案にも固有であるが Boyd の提案に固有の著しい欠点がやはり存在する 。特にそれら欠点は公知装置の商業的成功の障害になっているものである。 本発明は特にこの問題の認識に帰する。 十分奇妙なことに、Boyd の公報と Stonehouse の公報の両方で、書き記しが 消去可能なフィルムを述べるだけである。Boyd と Stonehouse の両方とも２つ の意見の間で、即ち、その消去可能性のために、一方で使用後に捨てられるフィ ルムの使用で、他方で毎度再使用可能なフィルムの使用である意見の間で迷って いる。明らかに、このビジネス方面において、ユーザが消去可能なフィルムを欲 するという先入観が存在する。 本発明者は、書き記し特性と表面構造に関する限り、多くのユーザができるだ け多く１つの紙を連想させる書き記し表面を好む という眼識があった。 よって本発明に係るプレゼンテーションアセンブリは、マテリアルウェブが少 なくとも１つの比較的粗く、その結果、その上での書き記しが消去することがで きないメイン表面と、書き記すことができるマテリアルウェブの一部が基礎（ベ ース）に対して平坦に（ぴったりと）くっつけることができる手段とを備えるこ とを特徴とする。 ユーザにとって、マテリアルウェブが消去不能な設計であるならば、より一層 好ましい。マテリアルウェブがルーズにカットされた後、マテリアルウェブ部分 を他の表面にしっかりとめることは、書き記されたテキストが拭き取られること 及びユーザの服や手に汚れやしみを形成することを必然的に遥かに少なくする。 更に当該マテリアルウェブはテキストを失うことなく、容易にくるくると巻かれ 又は広げられ、そして保存可能である。加えて、比較的粗い表面のために、マテ リアルウェブはツヤ消し状態である。よって、マテリアルウェブへの軽い降下乃 至落下は読みやすさを犠牲にせず、マテリアルウェブ表面はまた例えばオーバー ヘッドシートやスライドの投射に適する。これに関して、例えば所要の書き入れ をされるべき図表、測量図、グラフ等の投射が考えられる。更に、比較的粗い又 はツヤ消しの表面は、マテリアルウェブに幾つものタイプのマーカーで書き記し 、より適切に予め印刷することが可能である。更に、比較的粗い表面によって、 より大きなでこぼこさのために全ての種類の表面への良好な接着がもたら される。マテリアルウェブの製作者にとっての付加的な利点は、消去不能なマテ リアルウェブの場合に、ユーザが新しいマテリアルウェブ部分を非常に速やかに 費やすことであり、これは商業的な理由として好都合である。紙シートのパッド を備えた公知のフリップオーバー(flip-over)と比べて、本発明に係るプレゼン テーションアセンブリは、マテリアルウェブがロールとして配設されるので特に コンパクトなデザインにすることができるという大きな利点を提供する。明らか に、このアスペクトはそれ自体が Boyd から公知であったが、その書き記し表面 は所望の構造を有しておらず、その結果として Boyd のプレゼンテーションアセ ンブリは決して成功しなかった。本発明に係る提案で、非常にコンパクトなプレ ゼンテーションアセンブリがもたらされ、それは優れた性状の書き記し表面を提 供する。 本発明の更なる態様によれば、記録可能なマテリアルウェブが紙ウェブによっ て形成され、紙ウェブ部分を基礎に平坦にくっつけることができる手段が紙ウェ ブの少なくとも１つのメイン表面に備えられた再利用可能な接着剤によって形成 される。 そのようなデザインのプレゼンテーションアセンブリは、ロールが比較的安価 なデザインである一方で書き記し表面の品質が非常に良好である利点を提供する 。結局、殆どのユーザによって紙が最も望ましい表面であると考えられる。ロー ルを解き放った後にくるくると巻かれた紙を平坦に維持するため、及び全ての種 類の表面にしっかりととめるために再利用可能な接着剤が備えられ る。好ましくは、再利用可能な接着剤は紙ウェブの長手方向縁部に備えられる。 再利用可能な接着剤は例えば実際から公知で３Ｍ社により表された黄色いポスト イット（Post-it、登録商標）にも使用されている糊である。 本発明の代替的な更なる態様によれば、マテリアルウェブはプラスチックフィ ルムウェブから製造され、プラスチックフィルムウェブ部分を基礎に平坦にくっ つけることができる手段がプラスチックフィルムウェブに施された静電帯電によ って形成される。 そのように静電的に帯電されたプラスチックフィルムの利点は、全ての種類の 表面に特に容易に接着することであり、またフィルムの端から巻き上がる傾向が 最小化することである。フィルムの比較的粗い表面のために、上で詳細に記載さ れた利点が得られる。プラスチックフィルムのとりわけ利点として、更に比較的 粗い表面が最適にそのユーザに紙を連想させる書き記し表面をもたらすことを述 べることができる。 本発明の更なる態様によれば、マテリアルウェブの比較的粗い表面の他方の側 の表面が比較的滑らかで、その結果、その上での書き記しが現実に消去可能であ る。書き記しが消去可能な書き記し表面をユーザが一時的に必要とする特別な場 合において、ロールは容易に裏返され、その結果、滑らかで消去可能な表面がユ ーザの前に現れる。 本発明の更なる態様によれば、プラスチックフィルムウェブの両表面が比較的 粗い表面を備え、その結果、両表面でその上での 書き記しが消去不能とすることも可能である。 マテリアルウェブがプラスチックフィルムウェブであるならば、ユーザの紙と の関連を更に強めるために、プラスチックフィルムウェブが非透明であるならば 特に好ましい。この目的のために、プラスチックフィルムウェブは例えば白デザ インか着色デザインにすることができる。 しかしながら、幾つかの適用のためには、プラスチックフィルムウェブが透明 であるのが好ましい。例えば透明マテリアルウェブにある特別な図がトレースさ れるべきような使用を考えることができる。 Boyd の提案の別の欠点は、圧力細片も構成するブレードガイドの構造によっ て形成される。シートがマテリアルウェブからカットされた後、当該マテリアル ウェブはその都度ふたたび圧力細片の下を介して供給されなければならず、これ は面倒で時間を大いに損失する。 この欠点を克服するために、本発明の更なる態様によれば、プレゼンテーショ ンアセンブリは、マテリアルウェブの分配方向で見て、施与溝穴の上流端で、当 該施与溝穴にわたって延在する切断ブレードホルダが滑動可能に連結した切断ブ レードホルダガイドをハウジングが備えており、マテリアルウェブの分配方向で 見て、施与溝穴の下流端で、マテリアルウェブからのシートを切り離すつもりの 切断ブレードをハウジングが備えていることを特徴とする。ブレードのガイドが 施与溝穴の上流端に位置し圧力細片 がないので、マテリアルウェブはシートが切り離された後に容易に更に広げられ 、静電帯電によるか再利用可能な接着剤を用いて基礎にくっつけられる。 切断操作を何らの問題なしに行うために、本発明の更なる態様によれば、プレ ゼンテーションアセンブリは、マテリアルウェブの分配方向で見て施与溝穴の下 流端で且つそれから可能な最短間隔で位置した硬化細片を特徴とする。当該硬化 細片は切断ブレードのための切断表面として供される。切断操作が施与溝穴から 可能な最短間隔で行われるので、切断操作の結果としてマテリアルウェブがまく り上がる可能性は最小化される。実際にこの構造のために、施与溝穴は圧力細片 の機能を有する。この機能を更に高めるために、本発明の更なる態様によれば、 プレゼンテーションアセンブリは、施与溝穴がブラシやフレキシブルなフラップ のようなマテリアルウェブ平坦化手段を備えることを特徴とする。施与溝穴の圧 力細片機能がこれによって高められる事実に加えて、ハウジングは更にほこりや ちりの影響を受け難く、その結果として、マテリアルウェブが静電性のプラスチ ックフィルムウェブである場合に、プラスチックフィルムウェブの静電帯電は一 層良好に維持され、ユーザは一層清潔な書き記し表面をもたらされる。 切断中にハウジング内のマテリアルウェブロールの変動を最小化するために、 当該変動は切断操作にマイナスに作用するものであるが、ハウジングは、その２ つの端面で、切頭円錐形で回転可能に軸受装着されたロールホルダを備えて構成 され、少なくとも その一方がロールの長手方向軸線の方向に弾力的に滑動可能で、ロールを予め与 圧して２つのロールホルダ間に挟持することを可能とする。ハウジング内でロー ルをこのように軸受装着するために、マテリアルウェブロールの安定した位置決 めが得られる。 ハウジングは好ましくは、ハウジングの外側から係合可能な巻き付け手段を備 えて構成され、その巻き付け手段によってロールは巻き付けられ、解き放たれる 。そのような巻き付け手段は例えばクランク又は回転ノブとして構成されうる。 当該巻き付け手段によって、部分的に解き放たれたマテリアルウェブはロールに 再び巻き付けられ、それ故にハウジング内に安全に保存することが可能である。 本発明に係るプレゼンテーションアセンブリのハウジングはボード又はプレー ト形状部分に取り付けるための固定具を備えて構成可能である。 マテリアルウェブロールをハウジングから取り除かなければならないことなし にマテリアルウェブの２つの表面が容易に書き記されうることを果たすために、 上記取り付けは、ハウジングがプレート形状部分に２つの位置で備えられ、施与 溝穴が常にプレート形状部分の同じ側に位置し、その結果、第１位置でのマテリ アルウェブがその一方の表面上で書き記され、第２位置でその他方の表面上で書 き記されうるように、デザインされる。 本発明の更なる態様によれば、搬送するのに特に簡単な本発明に係るプレゼン テーションアセンブリの例示的実施形態は、伸縮 性のあるスクリーンを特徴とする。当該スクリーンは第１の状態で巻き上げられ 、ハウジングと共にコンパクトなユニットを形成し、第２の状態で広げられ、ピ ンと張って伸び、その結果、書き記されるべき巻きの解けた（ほどけた）マテリ アルウェブ部分のための基礎として供されうる。 搬送するのが容易なプレゼンテーションアセンブリの代替的な実施形態は、第 １状態で折り畳まれ、ハウジングと共にコンパクトなユニットを形成し、第２状 態で折り畳まれず書き記されるべき巻きの解けたマテリアルウェブ部分のための 基礎として供されうるプレート形状部分を特徴とする。 更に搬送を容易にするために、本発明の更なる態様によれば、プレゼンテーシ ョンアセンブリが折り畳み状態でハウジングと共にコンパクトなユニットを形成 する折り畳み可能な支持フレームを備えて構成されるならば、特に好ましい。 握り柄の存在がなお更に折り畳まれたユニットの一層簡単な搬送に寄与すると 理解される。 プレゼンテーションアセンブリのハウジングは例えば射出成形プロセスにおい て製造可能であり、また押し出し成形を用いて製造可能である。後者の場合、所 望の長さの一部は押し出し成形区分から鋸で引いて作られ、ロールベアリングと しても供される２つの端止め部を備える。このようにして、異なる長さの多数の プレゼンテーションアセンブリが経済的に製造可能である。 本発明はまた上に記載されたようなプレゼンテーションアセン ブリのために明らかに予定されたマテリアルウェブロールに関するもので、マテ リアルウェブの少なくとも一方の表面は比較的粗く、その結果、その上での書き 記しは消去可能でなく、またマテリアルウェブは書き記し可能なマテリアルウェ ブ部分が基礎に平坦にくっつけられる手段を備える。 以下、添付の図面に示された例示的な実施形態を参照にして本発明を更に説明 する。ここで： 図１は本発明に係るプレゼンテーションアセンブリの種々のパーツを示す； 図２はプレゼンテーションアセンブリの他のパーツを収容するための容器内に巻 き上げられた図１に係るプレート形状部分を示す； 図３は本発明に係るプレゼンテーションアセンブリの横断面をしめす； 図４は本発明に係るプレゼンテーションアセンブリの別の実施形態を示す； 図５は本発明に係るプレゼンテーションアセンブリの代替的な実施形態の正面図 を示す；そして 図６は図５に示された例示的な実施形態の背面図を示す。 図１に示されたプレゼンテーションアセンブリは、互いに連結し相対的に互い に僅かにずれることができる多数の薄片体からできているプレート形状部分１か らなっている。図３に一層詳細に示されたプレゼンテーションアセンブリ２が横 断面で存する。符号３でピボット回転可能な連結アーム４により連結された２本 の 脚部からなる支持フレームが示される。当該脚部は脚パート５，６からなり、脚 パート５は脚パート６内に収容可能である。 図２及び図３に明らかなように、ボード２１に容器１２を固定するのにも供さ れる取り外し可能な握り柄１５が存する。符号７によってアタッチメント収容部 材が示される。このようにして任意に移動可能な完全プレゼンテーションアセン ブリがもたらされる。 他方、使用後、支持フレーム３からそれらのパーツを取り外し、脚部を一緒に 動かしそれらを入れ子式に縮めることで支持フレーム３を折り畳むことが可能で ある。それ故、プレート形状部分１においてチューブ内に巻き上げられたプレゼ ンテーションシートアセンブリ２と共に収納するのに十分にコンパクトな全体が 得られる。これは図２に示される。握り柄１５はプレート形状部分１の収容部材 ２２に取り付けられる。 図３にプレゼンテーションシートアセンブリ２が示される。このアセンブリは 符号１２によって示されたハウジングからなっている。静電的に帯電されるプラ スチックフィルムマテリアル１１のロール１０が収容されている。ハウジングは 簡単に開放され、プレゼンテーションアセンブリが操作位置にある間にロール１ ０を裏返したり交換したりすることができ、その後に余計な操作なしに再びすぐ に使用することができる。このためにロールに巻き付けられた紙ウェブを選択す ることも可能であると理解される。このウェブは紙ウェブ部分を基礎に平坦にく っつけることができ る手段を備えている。再利用可能な接着剤が例えば使用でき、このためにポスト イット（Post-it、登録商標）が適する。ハウジング１２は施与溝穴１３を備え て構成される。また切断ブレード１４を備えており、これは施与溝穴１３に機能 的に作用するように隣接する。この切断ブレード１４はプラスチックフィルムウ ェブから一部１１を切る取る目的のために前後に動かされる。図３に、切断ブレ ード１４の切断ブレードホルダ２４のガイド２３が施与溝穴１３の上流端部に位 置し、切断ブレード１４が施与溝穴１３の下流端部に位置することがはっきりと 見て取ることができる。切断ブレードホルダ２４は施与溝穴１３に越えて横向き に延在する。図示の例示的実施形態において、ブレード１４は硬化された切断細 片２５上で作動し、切断中、当該細片に対しブレード１４が押圧される。しかし ながら、本発明の代替的な態様によれば、切断細片２５の代わりにブレード１４ が作動する溝が備えられることも確実に可能である。そのような構成で、切断中 にフィルム乃至紙１１がまくり上がる可能性が最小化する。 静電的に帯電したプラスチックフィルムがマテリアルウェブに使用される場合 、このフィルムは好ましくは３０〜６０μｍの範囲の厚み、とりわけ約３５μｍ の厚みを有し、好ましくは白いフィルムである。見たところ、ここに示された構 成でフィルム材料の静電帯電は維持されるようであった。この静電帯電はフィル ムシート１１が書き記された後に別個の接着手段を必要とすることなく壁等に固 定されうるために重要である。明らかに静電帯電は また長い間巻き上がったフィルムウェブを書き記された際に平らな位置に維持す るために重要である。 図４は本発明の別の実施形態を示す。プレゼンテーションアセンブリは入れ子 式に伸縮可能な脚パート８，９からなる脚部に取り付けられている。そのような 脚部は例えば吸引カップを用いて例えば壁に固定可能であり、本発明にしたがっ てシートマテリアルはそこから横の方に広げられうる。 図５及び図６は本発明に係るプレゼンテーションアセンブリの代替的な実施形 態を示し、折り畳み可能なプレート部分１が伸縮性のあるスクリーン２６によっ て置き換えられた。第１の状態で、伸縮性のあるスクリーン２６は巻き上げられ てハウジングと共にコンパクトなユニットを形成し、第２の状態で、広げられて ピンと張られて引き伸ばされ、書き記されるべきプラスチックフィルムウェブ乃 至紙ウェブの巻きが解けた部分のための基礎として供される。ピンと張って引き 伸ばす目的のために、スクリーン２６は不図示のスプリングによってピンと張ら れ、図６に示されたトグルリンクアセンブリ２７を用いて種々の程度に広げられ うる。そのようなデザインのプレゼンテーションアセンブリは軽い構造で搬送す るのに容易である。 プラスチックフィルムウェブは例えばポリプロピレン、ポリエステル又はビニ ルのフィルムである。それら材料は例として記載されただけであり、他のフィル ム材料や種々のタイプのフィルム材料の混合物も適当であると理解される。上に 示されたように、 紙ウェブもまた書き記されるべき材料として供されることができる。 マテリアルウェブが少なくとも一方の比較的粗い表面を有し、その上での書き 記しが消去不能であって、プレゼンテーションアセンブリのコンパクトさの目的 のためにマテリアルがロールとして配設され巻き上がりがちな当該マテリアルを 基礎に平坦にくっつけることができる手段を備えて構成され、マテリアルウェブ ができるだけ多くユーザに紙を連想させることが、本発明に係るプレゼンテーシ ョンアセンブリにとって本質的である。 本発明は上に好適な実施形態を参照して記載されたけれども、本願の範囲から 逸脱することなく多くの変更を行いうることが理解されるものである。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，Ｓ Ｚ，ＵＧ)，ＵＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ， ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，Ｈ Ｕ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ， ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，Ｒ Ｏ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ (72)発明者 ツヴァルトクルイス ヴィルヘルムス ゲ ラルドゥス アルベルトゥス マリア オランダ エヌエル・1077 エヌジー ア ムステルダム ヴェラツクエツシュトラー ト ３ビーヴィ (72)発明者 バックス ルードルフ ニコラース オランダ エヌエル・1411 エムエヌ ナ ールデン フェルディラーン ３ (72)発明者 ニスト パウルス ヘンリクス マリア オランダ エヌエル・9435 ティーシー ブルンチンゲ ホーゲヴェーンセヴェーク 19

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ロール（１０）に巻き付けられ書き記すことが可能なマテリアルウェブ（１ １）とハウジング（１２）とを備えて構成されるプレゼンテーションアセンブリ （２）にして、上記ロール（１０）は上記ハウジング（１２）内にその長手方向 軸線回りに回転可能なように収容され、ロール（１０）がほどかされる場合に書 き記すことが可能な上記マテリアルウェブ（１１）をハウジング（１２）から分 配する施与溝孔（１３）を上記ハウジング（１２）が備えるようなプレゼンテー ションアセンブリにおいて、 そこでの書き記しが消し去ることができないような比較的粗いメイン表面を少 なくとも１面上記マテリアルウェブ（１１）が備え、且つ書き記すことが可能な マテリアルウェブの一部を基礎に平坦にくっつけることができる手段を上記マテ リアルウェブが備えることを特徴とするプレゼンテーションアセンブリ。 ２．書き記すことが可能な上記マテリアルウェブ（１１）が紙ウェブ（１１）に よって形成され、紙ウェブの一部を基礎に平坦にくっつけることができる上記手 段が上記紙ウェブ（１１）の少なくとも１面のメイン表面に備えられた再利用可 能な接着剤によって形成されることを特徴とする請求項１にしたがうプレゼンテ ーションアセンブリ。 ３．上記再利用可能な接着剤が上記紙ウェブ（１１）の長手方向縁部に備えられ ることを特徴とする請求項１にしたがうプレゼン テーションアセンブリ。 ４．上記マテリアルウェブ（１１）がプラスチックフィルムウェブ（１１）から 製造され、プラスチックフィルムウェブの一部を基礎に平坦にくっつけることが できる上記手段がプラスチックフィルムウェブ（１１）に施された静電帯電によ って形成されることを特徴とする請求項１にしたがうプレゼンテーションアセン ブリ。 ５．上記マテリアルウェブ（１１）の比較的粗いメイン表面の他方側のメイン表 面が比較的滑らかで、その結果、そこでの書き記しが消し去り可能であることを 特徴とする前記請求項のいずれか一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ 。 ６．上記マテリアルウェブ（１１）の２つのメイン表面が比較的粗い表面を備え 、その結果、両方のメイン表面にとってそこでの書き記しが消し去り不能である ことを特徴とする請求項１〜４のいずれか一項にしたがうプレゼンテーションア センブリ。 ７．上記マテリアルウェブが不透明であることを特徴とする少なくとも請求項４ にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 ８．上記マテリアルウェブが透明であることを特徴とする請求項１〜６のいずれ か一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 ９．マテリアルウェブの分配方向で見て施与溝孔（１３）の上流端で、施与溝孔 （１３）にわたって延在する切断ブレードホルダ（２４）が摺動可能に連結され た切断ブレードホルダガイド（２３）を上記ハウジングが備えて構成され、マテ リアルウェブの分 配方向で見て施与溝孔（１３）の下流端で、マテリアルウェブからシート（１１ ）を切り落とすための切断ブレード（１４）を上記ハウジングが備えて構成され ることを特徴とする上記請求項のいずれか一項にしたがうプレゼンテーションア センブリ。 １０．マテリアルウェブの分配方向で見て施与溝孔（１３）の下流側に、当該施 与溝孔から最も短い間隔で位置し、切断ブレード（１４）用切断表面として供さ れる硬化細片を特徴とする請求項９にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 １１．上記施与溝孔（１３）がブラシやフレキシブルフラップのようなマテリア ルウェブ平坦化手段を備えて構成されることを特徴とする請求項９又は１０にし たがうプレゼンテーションアセンブリ。 １２．上記ハウジング（１２）が、その２つの端面で、切頭円錐形で回転可能に 軸受装着されたロールホルダを備えて構成され、少なくともその一方がロール（ １０）の長手方向軸線の方向に弾力的に滑動可能で、ロール（１０）を予め与圧 して２つのロールホルダ間に挟持することを可能にすることを特徴とする上記請 求項のいずれか一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 １３．上記ハウジングが、当該ハウジングの外側から係合可能な巻き付け手段を 備えて構成され、それによってロール（１０）は巻き付けられ、解き放たれる（ ほどかれる）ようになったことを特徴とする前記請求項のいずれか一項にしたが うプレゼンテーションアセンブリ。 １４．上記ハウジング（１２）がボード又はプレート状部分（１）に固定するた めの固定具（７，１５）を備えて構成されることを特徴とする前記請求項のいず れか一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 １５．上記固定具（７，１５）が、２つの位置で上記ハウジングがプレート状部 分（１）上に備えられるようなデザインであり、施与溝孔（１３）が常にプレー ト状部分（１）の同じ側に位置して、マテリアルウェブ（１１）が第１位置でそ の一方のメイン表面上で書き記されることが可能で、第２位置でその他方のメイ ン表面上に書き記されることが可能であることを特徴とする請求項１３にしたが うプレゼンテーションアセンブリ。 １６．第１状態で巻き上げられて上記ハウジング（１２）と共にコンパクトなユ ニットを形成し、第２状態で解き放たれてピンと張られて引き伸ばされ、書き記 されるべき巻きの解けたマテリアルウェブ部分（１１）のための基礎として供さ れるような伸縮性のあるスクリーン（２６）を特徴とする前記請求項のいずれか 一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 １７．第１状態で折り畳まれ上記ハウジングと共にコンパクトなユニットを形成 し、第２状態で折り畳まれず書き記されるべき巻きの解けたマテリアルウェブ部 分（１１）のための基礎として供されるようなプレート形状部分（１）を特徴と する請求項１〜１４のいずれか一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 １８．折り畳まれた状態で上記ハウジング（１２）と共にコンパ クトなユニットを形成する折り畳み可能な支持フレーム（３）を特徴とする請求 項１５又は１６にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 １９．握り柄（１５）を特徴とする前記請求項のいずれか一項にしたがうプレゼ ンテーションアセンブリ。 ２０．上記ハウジングが射出成形プロセスによって製造されることを特徴とする 前記請求項のいずれか一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 ２１．上記ハウジングが、押し出し加工によって製造され押し出し部分から所望 の長さに鋸切きされてなるボディ部分と、ロールベアリングとしても供される２ つの端止め部とを備えて構成されることを特徴とする請求項１〜１９のいずれか 一項にしたがうプレゼンテーションアセンブリ。 ２２．マテリアルウェブ（１１）の少なくとも１つの表面が比較的粗く、そこで の書き記しが消し去り不能であり、書き記すことが可能なマテリアルウェブ部分 を基礎に平坦にくっつけることができる手段をマテリアルウェブが備えるように なった、明らかに上記請求項のいずれか一項にしたがうプレゼンテーションアセ ンブリのためのマテリアルウェブロール。