JPH1151303A - ボイラ - Google Patents
ボイラInfo
- Publication number
- JPH1151303A JPH1151303A JP9206203A JP20620397A JPH1151303A JP H1151303 A JPH1151303 A JP H1151303A JP 9206203 A JP9206203 A JP 9206203A JP 20620397 A JP20620397 A JP 20620397A JP H1151303 A JPH1151303 A JP H1151303A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flue
- horizontal flue
- boiler
- furnace
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐久性の向上を図ったボイラをえる。
【解決手段】 火炉上部から水平煙道を経て下方に曲る
後部煙道を持つとともに上記火炉上部、水平煙道および
後部煙道内に熱交換用の内部エレメントを有するボイラ
において、水平煙道２の下面を同水平煙道中の内部エレ
メント１７の上流側で同内部エレメントの下端より上方
に突出する形状にした。
後部煙道を持つとともに上記火炉上部、水平煙道および
後部煙道内に熱交換用の内部エレメントを有するボイラ
において、水平煙道２の下面を同水平煙道中の内部エレ
メント１７の上流側で同内部エレメントの下端より上方
に突出する形状にした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は耐久性の向上を図っ
たボイラに関する。
たボイラに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の火力ボイラを図３に示す。バーナ
１０を有する火炉１の上部に、水平煙道２、下方に曲る
後部煙道３、および排ガスダクト１４が順次つながれて
いる。なお火炉１の水平煙道２下面接続部はオーバハン
グ部１６になっている。これらを囲う火炉壁１１、水平
煙道壁１２及び後部煙道壁１３は、水管とフィンで構成
され、内部には缶水が流れていて、熱吸収を行なってい
る。
１０を有する火炉１の上部に、水平煙道２、下方に曲る
後部煙道３、および排ガスダクト１４が順次つながれて
いる。なお火炉１の水平煙道２下面接続部はオーバハン
グ部１６になっている。これらを囲う火炉壁１１、水平
煙道壁１２及び後部煙道壁１３は、水管とフィンで構成
され、内部には缶水が流れていて、熱吸収を行なってい
る。
【０００３】また、火炉１の上部には過熱器管（内部エ
レメント）１９が吊下げられていて、排ガスとの熱交換
により熱吸収を行なっている。さらに、水平煙道２およ
び後部煙道３内にも内部エレメント１７，２１が吊下げ
られている。内部エレメント１７の下部は水平煙道壁１
２とは一定間隔Ｄがあいている。
レメント）１９が吊下げられていて、排ガスとの熱交換
により熱吸収を行なっている。さらに、水平煙道２およ
び後部煙道３内にも内部エレメント１７，２１が吊下げ
られている。内部エレメント１７の下部は水平煙道壁１
２とは一定間隔Ｄがあいている。
【０００４】以上において、バーナ１０の燃焼ガスは火
炉１を上昇後、各内部エレメント１９，１７，２１を通
り排ガスダクト１４を経て排出される。
炉１を上昇後、各内部エレメント１９，１７，２１を通
り排ガスダクト１４を経て排出される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のボイラで
は、水平煙道の内部エレメントの底部の間隔Ｄ部で燃焼
ガスが点線で示すようにショートパスする。そして高温
ガスが後部煙道３に流入し、ボイラチューブに損傷を与
えるなどのおそれがあった。
は、水平煙道の内部エレメントの底部の間隔Ｄ部で燃焼
ガスが点線で示すようにショートパスする。そして高温
ガスが後部煙道３に流入し、ボイラチューブに損傷を与
えるなどのおそれがあった。
【０００６】本発明は上記問題点を解決することを課題
とする。
とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため次の手段を講ずる。
するため次の手段を講ずる。
【０００８】すなわち、火炉上部から水平煙道を経て下
方に曲る後部煙道を持つとともに上記火炉上部、水平煙
道および後部煙道内に熱交換用の内部エレメントを有す
るボイラにおいて、上記水平煙道の下面を同水平煙道中
の内部エレメントの上流側で同内部エレメントの下端よ
り上方に突出する形状にしたことを特徴とするボイラ。
方に曲る後部煙道を持つとともに上記火炉上部、水平煙
道および後部煙道内に熱交換用の内部エレメントを有す
るボイラにおいて、上記水平煙道の下面を同水平煙道中
の内部エレメントの上流側で同内部エレメントの下端よ
り上方に突出する形状にしたことを特徴とするボイラ。
【０００９】以上において、水平煙道の下部を通る燃焼
ガスは上方に突出する形状部をオーバフローして水平煙
道内の内部エレメントに当り、熱交換により、温度を下
げ後部煙道へと流れる。したがって、後部煙道には従来
のように、高温のまま流入することがなく、後部煙道で
の損傷発生が防止される。
ガスは上方に突出する形状部をオーバフローして水平煙
道内の内部エレメントに当り、熱交換により、温度を下
げ後部煙道へと流れる。したがって、後部煙道には従来
のように、高温のまま流入することがなく、後部煙道で
の損傷発生が防止される。
【００１０】
（１）本発明の実施の第１形態を図１により説明する。
【００１１】なお、従来例で説明した部分は、同一の番
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に
説明する。
【００１２】水平煙道壁２の下面を内部エレメント１７
の前方において、内部エレメント１７の下端よりＨだけ
上方に突出する形状の堰１５に形成する。
の前方において、内部エレメント１７の下端よりＨだけ
上方に突出する形状の堰１５に形成する。
【００１３】以上において、水平煙道２の下部を通る燃
焼ガスは堰１５をオーバフローして水平煙道内の内部エ
レメント１７に当り、熱交換により、温度を下げ後部煙
道３へと流れる。したがって、後部煙道３には従来のよ
うに、高温のまま流入することがなく、損傷発生が防止
され、耐久性が向上する。
焼ガスは堰１５をオーバフローして水平煙道内の内部エ
レメント１７に当り、熱交換により、温度を下げ後部煙
道３へと流れる。したがって、後部煙道３には従来のよ
うに、高温のまま流入することがなく、損傷発生が防止
され、耐久性が向上する。
【００１４】（２）本発明の実施の第２形態を図２によ
り説明する。火炉１の後流側の内部エレメント１９ａを
少し短縮するとともに、内部エレメント１７の前方にお
いて、水平煙道壁１２の下面を、内部エレメント１７の
下端よりＨだけ上方に突出する段差形状の段１８に形成
する。
り説明する。火炉１の後流側の内部エレメント１９ａを
少し短縮するとともに、内部エレメント１７の前方にお
いて、水平煙道壁１２の下面を、内部エレメント１７の
下端よりＨだけ上方に突出する段差形状の段１８に形成
する。
【００１５】以上において、作用・効果は前記とほぼ同
様である。
様である。
【００１６】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明は水平煙
道の下面を同水平煙道中の内部エレメントの上流側で同
内部エレメントの下端より上方に突出する形状にした。
道の下面を同水平煙道中の内部エレメントの上流側で同
内部エレメントの下端より上方に突出する形状にした。
【００１７】これにより、水平煙道の下部を通る燃焼ガ
スはオーバフローして水平煙道内の内部エレメントに当
り、熱交換により、温度を下げ後部煙道へと流れる。し
たがって、後部煙道には高温のまま流入することがな
く、損傷発生が防止され、耐久性が向上する。
スはオーバフローして水平煙道内の内部エレメントに当
り、熱交換により、温度を下げ後部煙道へと流れる。し
たがって、後部煙道には高温のまま流入することがな
く、損傷発生が防止され、耐久性が向上する。
【図１】本発明の実施の第１形態の断面図である。
【図２】本発明の実施の第２形態の断面図である。
【図３】従来例の断面図である。
１ 火炉 ２ 水平煙道 ３ 後部煙道 １０ バーナ １１ 火炉壁 １２ 水平煙道壁 １３ 後部煙道壁 １４ 排ガスダクト １５ 堰 １６ オーバハング部 １７，２１ 内部エレメント １８ 段
Claims (1)
- 【請求項１】 火炉上部から水平煙道を経て下方に曲る
後部煙道を持つとともに上記火炉上部、水平煙道および
後部煙道内に熱交換用の内部エレメントを有するボイラ
において、上記水平煙道の下面を同水平煙道中の内部エ
レメントの上流側で同内部エレメントの下端より上方に
突出する形状にしたことを特徴とするボイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206203A JPH1151303A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9206203A JPH1151303A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | ボイラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151303A true JPH1151303A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16519500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9206203A Pending JPH1151303A (ja) | 1997-07-31 | 1997-07-31 | ボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151303A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071597A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Babcock Hitachi Kk | ボイラ装置 |
| CN107676762A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-02-09 | 哈尔滨锅炉厂有限责任公司 | 一种适用于超超临界大容量燃煤机组的新型卧式锅炉及其机组的布置结构 |
| CN113719816A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-11-30 | 华中科技大学 | 一种多烟道结构可调温的超临界二氧化碳锅炉系统 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026201A (ja) * | 1983-07-23 | 1985-02-09 | バブコツク日立株式会社 | 廃熱回収装置 |
| JPS6060402A (ja) * | 1983-08-19 | 1985-04-08 | コンバツシヨン・エンヂニアリング・インコ−ポレ−テツド | 炉 |
| JPS60181503A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | 日揮株式会社 | コ−ベルの取付構造 |
| JPH08110008A (ja) * | 1994-10-12 | 1996-04-30 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 後部伝熱部の燃焼ガス偏流防止装置 |
-
1997
- 1997-07-31 JP JP9206203A patent/JPH1151303A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6026201A (ja) * | 1983-07-23 | 1985-02-09 | バブコツク日立株式会社 | 廃熱回収装置 |
| JPS6060402A (ja) * | 1983-08-19 | 1985-04-08 | コンバツシヨン・エンヂニアリング・インコ−ポレ−テツド | 炉 |
| JPS60181503A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-17 | 日揮株式会社 | コ−ベルの取付構造 |
| JPH08110008A (ja) * | 1994-10-12 | 1996-04-30 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 後部伝熱部の燃焼ガス偏流防止装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010071597A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Babcock Hitachi Kk | ボイラ装置 |
| CN107676762A (zh) * | 2017-09-28 | 2018-02-09 | 哈尔滨锅炉厂有限责任公司 | 一种适用于超超临界大容量燃煤机组的新型卧式锅炉及其机组的布置结构 |
| CN113719816A (zh) * | 2021-06-16 | 2021-11-30 | 华中科技大学 | 一种多烟道结构可调温的超临界二氧化碳锅炉系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050128 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050510 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050705 |