JPH11513022A - エンドセリンレセプターアンタゴニスト - Google Patents

エンドセリンレセプターアンタゴニスト

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JPH11513022A
JPH11513022A JP9507890A JP50789097A JPH11513022A JP H11513022 A JPH11513022 A JP H11513022A JP 9507890 A JP9507890 A JP 9507890A JP 50789097 A JP50789097 A JP 50789097A JP H11513022 A JPH11513022 A JP H11513022A
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ルエンゴ,フアン・イグナシオ
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Abstract

(57)【要約】 新規なイソオキサゾール類、オキサゾール類、チアゾール類、イソチアゾール類、イミダゾール類、これらの化合物を含む医薬組成物と、これらのエンドセリンレセプター拮抗剤としての使用。

Description

【発明の詳細な説明】 エンドセリンレセプターアンタゴニスト 発明の分野 本発明は、イソオキサゾール類、オキサゾール類、チアゾール類、イソチアゾ ール類およびイミダゾール類、これらの化合物を含有する医薬組成物、およびこ れらのエンドセリンレセプターアンタゴニストとしての使用に関する。 エンドセリン (ET) は、血管内皮によって合成され、放出される非常に強い 血管収縮性タンパク質である。エンドセリンは、ET−1、ET−2およびET −3の3つの異形体で存在する。[特記しない限り、「エンドセリン」は、いず れかまたはすべてのエンドセリンを意味する。]エンドセリンは、心臓血管シス テム、特に、冠、腎、大脳の循環において強い効果を有する。エンドセリンの高 い、または異常な放出は、平滑筋収縮に付随する心臓血管、大脳血管、呼吸器、 腎臓の病体生理学の病因と関連する。エンドセリンの高いレベルは、本態性高血 圧、急性心筋梗塞、クモ膜下出血、アテローム性硬化症、透析を受けている尿毒 症の患者の血漿中に報告されている。 エンドセリンは、インビボで血圧と心拍出量に顕著な効果を示す。ラットにお けるET(0.1から3nmol/Kg)の静脈内ボーラス注射は、一時的に、 用量関連の降圧反応(0.5から2分続く)をもたらし、続いて、投薬後2ない し3時間上昇し続ける動脈血圧の持続的な用量依存性上昇をもたらす。ラットに おける3nmol/Kg以上の用量は、しばしば致命的なものとなる。 エンドセリンが、腎血管床において優先的な効果を有するのは明らかである。 エンドセリンは、GFR、尿量、尿中のナトリウムとカリウム排泄作用の有意な 減少を伴う、顕著な長く続く腎血液流の減少を起こす。エンドセリンは、心房性 ナトリウム利尿ペプチドを増加させるにもかかわらず、持続的な抗ナトリウム排 泄増加効果を示す。エンドセリンはまた、血漿中レニン活性を刺激する。これら の知見は、ETが腎機能の調節に関与しており、急性腎不全、シクロスポリン腎 毒性、放射性コントラスト誘発の腎不全および慢性腎不全を含め様々な腎疾患に 関与していることを示すものである。 研究により、脳血管系はインビボにおいてエンドセリンの血管拡張効果、血管 収縮効果の両方に極めて感受性であることが明らかになった。それゆえ、ETは 、クモ膜下出血の致命傷であることが多いまたはしばしばである脳血管痙攣の重 要なメディエーターでありうる。 ETはまた、激しい無呼吸と虚血性病変のような直接的な中枢神経システム効 果を示す。これは、ETが、脳梗塞、神経性の死の発生に寄与することを示唆す る。 ETはまた、心筋虚血(Nichols ら,Br.J.Pharm.99:597-601,1989、Clozel an d Clozel,Circ.Res.,65:1193-1200,1989)、冠血管痙攣(Fukuda ら,Eur.J.Phar m. 増殖(Takagi,Biochem&Biophys.Res.Commun.;168:537-543,1990,Bobek ら,Am.J. Physiol.258:408-C415,1990)、アテローム性硬化症(Nakai ら,Biochem&Biophy s.Res.Commun.,158:880-881,1989、Lerman ら,New Eng.J.of Med.325:997-1001,1 991)に関連する。エンドセリンの増加したレベルは、冠バルーン血管形成後に みられる(Kadel ら,No.2491 Circ.82:627,1990)。 さらに、エンドセリンはヒト気管支を含む単離された哺乳類気道組織の強力な 収縮剤であることが見出されている(Uchida ら,Eur J.of Pharm.154:227-228 ,1988,LaGente,Clin.Exp.Allergy 20:343-348,1990; and Springall ら,L ancet,337:697-701,1991)。エンドセリンは、間隙肺繊維症、肺高血圧(Glard ら, Third International Conference on Endothelin,1993,p.34)およびA RDS(Adult Respiratory Distress Syndrome,Sanai ら,Supra,p.112)の 発生病理に役割を果たしている可能性がある。 エンドセリンは、胃粘膜における出血性の損傷、壊死性の損傷(Whittle ら, Br.J.Pharm.95:1011-1013,1988);レイノー現象(Raynaud's phenomenon 、Cinniniello ら,Lancet,337:114-115,1991);クローンズ疾患(Crohn's dis ease)と潰瘍性の大腸炎(Munch ら,Lancet,Vol.339,p.381);片頭痛(Edme ads,H eadache,Feb.1991 p.127);敗血症(Weitzbergら,Cric.Shock 33:222-227 ,1991;Pittet ら,Ann.Surg.213:262-264,1991)、シクロスポリン誘発性腎 障害または高血圧(Eur.J.Pharmacol.,180:191-192,1990,Kidney Int,37:1 487-1491,1990)、エンドトキシンショックと他のエンドトキシン誘導性疾患( Biochem,Biophys.Res.Commun.,161:1220-1227,1989,Acta Physiol.Scand .137:317-318,1989)、炎症性皮膚疾患(Clin Res.41:451 and 484,1993) の誘導に関連する。 エンドセリンはまた、妊娠のプレクランプジア(preclampsia、Clark ら,Am. J.Obstet.Gynecol.March 1992,p.962-968; Kamor ら,N.Eng.J.of Med. ,Nov 22,1990,p.1486-1487; Dekker ら,Eur J.Ob.and Gyn. and Rep.Bi o. 40(1991)215-220; Schiff ら,Am.J.Ostet.Gynecol.Feb 1992,p.624-62 8);糖尿病(Takahashi ら,Diabetologia(1990)33:306-310);腎移植に続く急性 血管拒絶(Watschinger ら,Transplantation Vol.52,No.4,pp.743-746)と関 連する。 エンドセリンは骨の吸収と同化の両方を促進し、骨の再形成のカップリングに おいて役割をになう(Tatrai ら,Endocrinology,Vol.131,p.603-607)。 エンドセリンは、子宮腔における精子の輸送を促進する(Casey ら.,J.Clin . Endo and Metabolism,Vol.74,No.1,p.223-225)。それゆえ、エンドセリ ン拮抗剤は、オスの避妊薬として有用である。エンドセリンは卵巣/月経サイク ルを調整し(Kenegsberg,J.of Clin.Endo.and Met.,Vol.74,No.1,p.12) 、また、男性の陰茎血管緊張の調整する役割を有する(Lau ら,Asia Pacific J .of Pharm.,1991,6:287-292,Tejada ら,J.Amer.Physio.Soc.1991,H10 78-H1085)。エンドセリンはまた、ヒト前立腺平滑筋の強い収縮剤である(Lang enstroer ら,J.Urology,Vol.149,p.495-499)。 それゆえ、エンドセリンレセプターアンタゴニストは、高血圧、急性および慢 性腎障害、虚血誘発腎不全、敗血症−エンドトキシン誘発性腎障害、放射性−コ ントラスト誘発性腎障害の予防および/または治療、急性および慢性シクロスポ リン誘発性腎障害、脳血管疾患、脳血管痙攣、クモ膜下出血、心筋虚血、アンギ ナ、うっ血性の心不全、急性コロナリーシンドローム、心筋サルベージ、不安定 アンギナ、喘息、原発性肺高血圧、内因性肺疾患による二次的肺高血圧、アテロ ーム性硬化症、レイノー現象、潰瘍、敗血症、片頭痛、緑内障、エンドトキシン ショック、エンドトキシン誘発多臓器障害または汎発性血管内凝固症候群、シク ロスポリン−誘発性腎障害、再狭窄を防ぐための血管形成術の付加物、糖尿病、 糖尿病性網膜症、網膜症、糖尿病性ネフロパシー、糖尿病性巨大血管疾患、アテ ローム性硬化症、妊娠のプレクランプジア、骨再形成、腎移植、オスの避妊薬、 不妊症、プリアピスム、良性の前立腺肥大症の医薬的治療への特徴的なアプロー チとなりうる。 発明の概要 本発明は式(I)で示される化合物とこれらの化合物を含有する医薬組成物、 および限定されるものではないが、高血圧、急性および慢性腎臓疾患、シクロス ポリン誘発腎毒性、良性の前立腺肥大症、肺高血圧、片頭痛、発作、脳血管痙攣 、心筋虚血、アンギナ、うっ血性心臓疾患、アテローム性硬化症、糖尿病性ネフ ロパシー、糖尿病性網膜症、網膜症、糖尿病性巨大血管疾患、アテローム性硬化 症を含む種々の心臓疾患疾患、腎臓疾患の治療に有用なエンドセリンレセプター アンタゴニストとしておよび、再狭窄を防ぐための血管形成術の付随物としての 使用に関する。 本発明はさらに必要とする動物に式(I)の化合物の有効量を投与することな らなる、ヒトを含む動物におけるエンドセリンレセプターを阻害するための方法 も含む。 さらに別の観点では、本発明は式(I)の化合物の製造方法を提供する。 発明の詳細な説明 本発明は、構造式(I): [式中、Zは DはOまたはS; EはO、SまたはNR15; Pはテトラゾール−5−イル、CO26またはC(O)N(R6)S(O)q10; Raは独立して水素またはC1-6アルキル; R1は独立して水素、Ar、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシ; R2は、Ar、C1-8アルキル、C(O)R14または 3とR5は、独立してR13OH、C1-8アルコキシ、S(O)q11、N(R6)2、N O2、Br、F、I、Cl、CF3、NHCOR6、R13CO27、−X−R9−Y 、−X(C(R6)2)OR6、−(CH2)mX’R8または−X(CH2)n8、ここで− X(CH2)n8中の各メチレン基は、置換されていなくてもまたは一つまたは二 つの−(CH2)nAr基によって置換されていてもよい; R4は、独立してR11、OH、C1-5アルコキシ、S(O)q11、N(R6)2、Br 、F、I、Cl、またはNHCOR6、ここでC1-5アルコキシは、置換されてい なくても、またはOH、メトキシまたはハロゲンで置換されていてもよい; R6は独立して水素またはC1-8アルキル; R7は独立して水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニルまたはC2-8アルキニル 、これらはすべて置換されていなくても、または一つまたはそれ以上のOH、N (R6)2、CO212、ハロゲンまたはXC1-10アルキルで置換されていてもよい ;またはR7は(CH2)nAr; R8は独立してR11、CO27、CO2C(R11)2O(CO)XR7、PO3(R7)2、 SO2NR711、NR7SO211、CONR7SO211、SO37、SO27、 P(O)(OR7)R7、CN、CO2(CH2)mC(O)N(R6)2、C(R11)2N(R7)2、 C(O)N(R6)2、NR7C(O)NR7SO211、OR6、またはC1-6アルキル基 で置換されているか置換されていないテトラゾール; R9は独立して結合、C1-10アルキレン、C1-10アルケニレン、C1-10アルキリ デン、C1-10アルキニレン、これらすべては直鎖でも分岐鎖でもよく、またはフ ェニレン、これらすべては置換されていなくても、または、一つまたはそれ以上 のOH、N(R6)2、COOHまたはハロゲンによって置換されていてもよい; R10は独立してC1-10アルキル、N(R6)2またはAr; R11は独立して水素、Ar、C1-8アルキル、C2-8アルケニル、C2-8アルキニ ル、これらはすべて置換されていなくても、または、一つまたはそれ以上のOH 、CH2OH、N(R6)2またはハロゲンで置換されていてもよい; R12は独立して水素、C1-6アルキル、C2-6アルケニルまたはC2-7アルキニル ; R13は独立して2価のAr、C1-10アルキレン、C1-10アルキリデン、C2-10ア ルケニレン、これらはすべて置換されていなくても、または、一つまたはそれ以 上のOH、CH2OH、N(R6)2またはハロゲンによって置換されていてもよい ; R14は独立して水素、C1-10アルキル、XC1-10アルキル、ArまたはXAr; R15は独立して水素、Ar、C1-6アルキル、またはXAr; R16は独立して一つまたはそれ以上のC1-6アルキル、OH、C1-5アルコキシ、 S(O)q6、N(R6)2、Br、F、I、Cl、CF3、またはNHCOR6によっ て置換されているフェニル、またはC1-6アルキル; Xは独立して(CH2)n、O、NR6、またはS(O)q; X’は独立してO、NR6、またはS(O)q; Yは独立してCH3またはX(CH2)nAr; Arは: ナフチル、インドリル、ピリジル、チエニル、オキサゾリジニル、チアゾリル、 イソチアゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、イ ミダゾリジニル、チアゾリジニル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チア ジアゾリル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピロリル、またはピ リミジル;これらはすべて置換されていなくても一つまたはそれ以上のZ1また はZ2グループに置換されていてもよい; Aは独立してC=Oまたは(C(R6)2)m; Bは独立して−CH2−または−O−; Z1とZ2は独立して、水素、XR6、C1-8アルキル、(CH2)qCO26、C(O) N(R6)2、CN、(CH2)nOH、NO2、F、Cl、Br、I、N(R6)2、NH C(O)R6、O(CH2)mC(O)NRaSO216、(CH2)mOC(O)NRaSO21 6 、O(CH2)mNRaC(O)NRaSO216または一つまたはそれ以上のC1-6ア ルキル、CF3またはC(O)R6で置換されていても置換されていなくてもよいテ トラゾリル; mは独立して1から3; nは独立して0から6; qは独立して0、1または2を意味する; ただし、R3、R4、R5はO−O(CH2)nArまたはO−OR6以外の基である; ] で表わされる化合物またはその医薬上許容される塩を提供する。 すべてのアルキル、アルケニルそしてアルコキシ基は、直鎖でも分岐鎖でもよ い。 ハロゲンはBr、Cl、FまたはIである。 本発明の化合物は、一つまたはそれ以上の不斎炭素原子を含むことができ、ラ セミ体、光学的に活性な型で存在できる。すべてのこれらの化合物およびジアス テレオマーは、本発明に包含される。 好ましい化合物は以下の化合物である: PはCO26;さらに好ましくはPはCO2H。 R1は水素。 R2はAr、シクロヘキシルまたはC1-4アルキル。さらに好ましくは、R2はA rが(a)基または(b)基であるAr基。ここで、(a)基または(b)基中 のZ1とZ2は独立して水素、CO26、(CH2)nOH、C1-4アルキルまたはC1 -6 アルコキシ、たとえばメトキシ;Aは好ましくはCH2、そしてBの一つ、ま たは両方がOである。 R3とR5は、独立して水素、CO26、OH、C1-8アルコキシ、C1-8アルキル 、N(R6)2、NO2、Br、F、Cl、I、R13CO27、X(CH2)n8、(C H2)mX’R8、またはX(C(R6)2)mOR6; ここでR3とR5は、好ましくは、水素でない。特に、R3は好ましくは、Br、 Cl、C1-8アルコキシ、たとえばメトキシ;X(CH2)n8、ここでXは好まし くは、Oを、nは0、1または2、そしてR8は好ましくは、 CO26、ここでR6は、好ましくは水素; OR6、ここでR6は、好ましくは水素; C1-8アルキル、たとえばエチルで任意に置換されるテトラゾリル; CONR7SO211、ここでR7は水素またはC1-8アルキル、たとえばメチル、 R11は好ましくはC1-8アルキル(たとえば、メチル、イソプロピル、またはt −ブチル)またはBr、Cl、F、C1-8アルキルたとえば、メチルで任意に置 換されたフェニル; からなる群から選択され、 またはR8は一つまたはそれ以上のBr、Cl、CO2H、CH2OHにより置換 されるピリジル、またはフェニル。 R5は、C1-8アルコキシ、たとえばメトキシ、またはN(R6)2、ここでR6は好 ましくは水素またはメチル。 R4は、水素、OH、C1-5アルコキシ、N(R6)2、Br、F、Cl、I、NHC OCH3、またはS(O)q1-5アルキル、ここでC1-5アルキルは、置換されてい なくても、または、OH、メトキシまたはハロゲンで置換されていてもよい。R4 はさらに好ましくは、水素である。; R6は水素またはC1-8アルキル、たとえばメチル、エチル; R7は水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニルまたはC2-8アルキニル、これら はすべて置換されていなくても、一つまたはそれ以上のOH、N(R6)2、CO212、ハロゲンで置換されていてもよく、またはR7は(CH2)nArである。R7 が(CH2)nArであるとき、nは好ましくは、ゼロまたは1で、Arは好ましく はハロゲンまたはC1-5アルコキシで置換されていても置換されていなくてもよ いフェニルである。 R11は水素、フェニル、ピリジル、ここでフェニルとピリジルは、一つまたは二 つのC1-4アルキル基で置換されていても置換されていなくてもよい;C1-8アル キル、C2-8アルケニル、C2-8アルキニル、これらはすべて一つまたはそれ以上 のOH、CH2OH、N(R6)2、またはハロゲンで置換されていても置換されて いなくてもよい; R12は水素またはC1-6アルキル。 R13はフェニル、ピリジル、またはC2-10アルキレン、これらはすべて一つまた はそれ以上のCO26、OH、CH2OH、N(R6)2、またはハロゲンで置換さ れていなくても置換されていてもよい; R15は好ましくは水素またはC1-6アルキル、たとえば、エチル、イソプロピル 、n−ブチル、シクロプロピルメチルまたはシクロプロピルエチルである。 好ましい化合物は: (E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2−カルボキシフェニル)メトキ シ−4−メトキシフェニル]−1H−イミダゾル−4−イル]−2−[(2−メ トキシ−4,5−メチレンジオキシ)フェニルメチル]−プロプ−2−エノイッ クアシッド; (E)−アルファ−[[5−[2−[(2−カルボキシフェニル)メトキシ]− 4−メトキシフェニル]イソキサゾル−4−イル]メチレン]−6−メトキシ− 1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノイックアシッド; (E)−アルファ−[[3−[2−[(2−カルボキシフェニル)メトキシ]− 4−メトキシフェニル]イソキサゾル−4−イル]メチレン]−6−メトキシ− 1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノイックアシッド;および (E)−アルファ−[[3−ブチル−4−[2−[(2−カルボキシフェニル) メトキシ]−4−メトキシフェニル]イソキサゾル−5−イル]メチレン]−6 −メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノイックアシッド; である。 式(Ie): (式中、Raは水素、DはOを意味する。)で表わされる化合物は、式(2): の3−ホルミルクロモンを式(3): (式中、R16はアリルを意味する。)の半酸と溶媒(例えばベンゼン)中、ピペ リジニウムアセテートの存在下でDean−Stark装置を用いて、還流させ 、水を共沸除去しながら、クネベナゲル(Knoevenagel)縮合させて式(4): のエステルを得ることにより調製することができる。 式(2)の化合物は、市販されており、また、式(5): gbergらの手法(Acta Chem.Scand.1984,B34,359-366)にしたがってジメチ ルホルムアミド中でビィールスマイヤー試薬(Vilsmeier reagent)と反応させて 調製できる。 化合物(4)を適当な溶媒(例えば水性エタノール)中、還流させながら、塩基 (例えばナトリウムアセテート)の存在下でヒドロキシルアミン・塩酸塩(NH2 OH・HCl)と反応させて、式(6): のフェノールを得る。 式(6)のフェノールを式(7): (式中、R16はアリルを意味する。)の臭化物を用いて塩基(例えば水素化ナト リウム)の存在下、溶媒(例えばジメチルホルムアミド)中でアルキル化すると 式(8): の化合物が得られる。 適当な溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中、還流させながら、触媒量のテトラ キス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)の存在下、トリエチルシラン を用いて式(8)のジアリルエステルを脱保護し、酢酸で酸化すると、RaがH 、PがCO2H、DがOである、式(Ie)の酸が得られる。 別法として、式(Ie)の化合物は、溶媒(例えばベンゼン)中、塩基(例えば ナトリウム)の存在下での式(9): (式中R16はアリルを意味する。)のケトエステルと式(10): のアシルクロライドとの反応させ、式(12): の化合物を得ることから開始して調製することができる。 式(12)の化合物を、適当な溶媒(例えばピリジン)の存在下、還流させなが ら、ヒドロキシルアミン・塩酸塩(NH2OH・HCl)と反応させ、式(13) : のイソキサゾールを得る。 適当な溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中、還流させながら、触媒量のテトラ キス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)の存在下、トリエチルシラン を用い式(13)のアリルエステルを変換し、酢酸で酸化すると式(14): の酸が得られる。 式(14)の化合物は、塩基(例えばN−メチルピペリジン)の存在下、クロロ ギ酸メチル、続いてN,O−ジメチルヒドロキルアミン塩酸塩と処理することで 、対応する式(15): のN−メチル−O−メチルカルボキシアミドに変換できる。 式(15)を、NahmとWeinrebの手法(Tetrahedron Lett.1981,39 , 3815)にしたがって、式(16): Ra−M (16) (式中Ra、C1-6アルキル、MはLiまたはMgClを意味する。)の有機金属 試薬と反応させると、式(17): (式中、RaはC1-6アルキルを意味する。)の化合物が得られる。 別法として、式中Raが水素である式(17)の化合物は、溶媒(例えば無水エ ーテル)中で、式(15)のカルボキシアミドを水素化リチウムアルミニウムと 反応させることにより得られる。 式(17)の化合物を、溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中、不活性雰囲気下 、−78℃で式(18)をリチウムジイソプロピルアミドと反応させて得られる 式(18): (式中、R16はアリルを意味する。)のエステルのリチウムエノレートと反応さ せて、式(19): のアルコールを得る。 式(19)の化合物を無水酢酸で脱水し、塩基(例えば、1,8−ジアザビシク ロ[5.4.0]ウンデ−7−エン)と反応させると、式(20): の化合物が得られる。 別法として式中のRaがC1-6アルキルである化合物(17)をラウェッセンの試 薬(Lawesson's reagent)[2,4−ビス(4−メトキシフェニル)−1,3−ジ チア−2,4−ジホスフェタン−2,4−ジスルフィド]と適当な溶媒(例えば テトラヒドロフラン)中で反応させて、式(21): のチオンを得る。 テトラヒドロフラン還流中、式(21)の化合物と式(22): (式中、R16はアリルを意味する。)の化合物のジアゾエステルとの反応により 、チイラン(23): が得られる。 式(22)のジアゾエステルは、関連するエステル(18)から、−78℃で、 溶媒(例えば無水テトラヒドロフラン)中でリチウムジイソプロピルアミドと反 応させ、構造式(24): のホルミレートエステルを製造するためにギ酸エチルを添加することで調製する ことができる。 式(24)の化合物を、塩基(例えば、トリエチルアミン)の存在下アリルスル ホニルアジド(例えば4−カルボキシフェニルスルホニルアジド)と反応させ、 続いて塩基(例えば水性水素化ナトリウム)と反応させると、タイプ(22)の ジアゾエステルが得られる。 式(23)のチイランを溶媒(例えばクロロホルム)の存在下、還流させながら トリメチルホスファイトと反応させると式(20)の化合物(式中、RaはC1-6 アルキルである。)が得られる。 式(20)のアリルエステルを、適当な溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中、 還流させながら、触媒量のテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0) の存在下で脱保護し、その後酢酸により酸化すると、PがCO2H、DがOであ る式(Ie)の酸が得られる。 式(Id): (式中、Dは酸素を表わす)の化合物は、Nair と Wadodkar(Indian J.Chem., SectB,1982,21,573)の方法にしたがって化合物(12)から、適当な溶媒( 例えばメタノール)中ヒドロキシルアミン・塩酸塩(NH2OH・HCl)と反 応させ式(25): のイソオキサゾールを得ることから開始して調製できる。 式(25)の化合物は、化合物(13)を化合物(Ie)に変換するための上述 したのと同じ合成スキームに従い、式(Id)の化合物に変換することができる 。 式(If): の化合物は、市販されている式(26): のケトンを、溶媒(例えばアリルアルコール)中、塩基(例えばナトリウム)の 存在下、式(27): のジアリルオキサラートと反応させ、式(28): (式中、R16はアリルを意味する。)のジケトンを調製することから開始して調 製することができる。 適当な溶媒(例えばピリジン)中、還流させながら、式(28)のジケトンをヒ ドロキシルアミン塩酸塩(NH2OH・HCl)と反応させると、式(29): のイソオキサゾールが得られる。 式(29)のアリルエステルを適当な溶媒(例えば、テトラヒドロフラン)中、 還流させながら、触媒量のテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0) の存在下、トリエチルシランを用いて脱保護し、酢酸で酸化すると、式(30) : の酸が得られる。続けて、式(30)の化合物は、塩基(例えば、N−メチルピ ペリジンの)存在下、クロロギ酸メチル、続けてN,O−ジメチルヒドロキシル アミン塩酸塩と反応させると対応する式(31): のN−メトキシ−N−メチルアミドに変換できる。式(31)の化合物と、式( 16)の有機金属試薬とを反応させると式(32): (式中、RaはC1-6アルキルを意味する。)の化合物が得られる。 別法として、化合物(31)を、溶媒(例えばジエチルエーテル)中、水素化リ チウムアルミニウムと処理すると、式中Raが水素である式(32)の化合物が 得られる。 式(32)の化合物と式(18)のエステルのリチウムエノラートとの反応によ り、式(33): のアルコールが得られる。 式(33)の化合物を無水酢酸で脱水し、続いて塩基(例えば1,8−ジアザビ ジクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン)と反応させると、式(34): の化合物が得られる。 別法として、適当な溶媒(例えばテトラヒドロフラン)中、式中RaがC1-6アル キルである式(32)の化合物とラウェッソン試薬(Lawesson's reagent)とを反 応させると式(35): のチオンが得られる。 式(35)の化合物を、還流テトラヒドロフラン中、ジアゾエステル(22)と 反応させると式(36): のチイランが得られる。 溶媒(例えばクロロホルム)中、還流させながら、式(36)のチイランとトリ メチルホスファイトを反応させると式中のRaがC1-6アルキルである式(34) の化合物が得られる。 式(34)のアリルエステルを、適当な溶媒(例えば、テトラヒドロフラン)中 還流させながら、触媒量のテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0) の存在下、トリエチルシランを用いて脱保護し、酢酸で酸化すると、PがCO2 H、DがOである式(Ii)の酸が得られる。 式(Ig): の化合物は、テトラヒドロフラン中、式(37): (式中、ZはI、Br、またはClを意味する。)のアリルハライドとアルキル リチウム試薬(例えばn−ブチルリチウム)とを反応させ、ほう酸塩(例えばほ う酸トリイソプロピル)を加え、酸性とし、式(38): のほう酸を得ることからなる手法によっても調製できる。 約80−100℃におけるトルエン、エタノール、水の混合物中の適当な塩基( 例えば炭酸カリウム)の存在下、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジ ウム(0)のようなパラジウム触媒を用いる、式(38)のほう酸と式(39) : の化合物との反応により、式(40): の化合物が得られる。 溶媒(例えばベンゼン)中、ピペリジニウムアセテートの存在下でDean−S tark装置を用いて、還流させ、水を共沸除去しながら式(40)のアルデヒ ドとR16がC1-8アルキルである式(3)の半酸をクネベナゲル縮合させて式( 41): のエステルを得る。 溶媒(例えばエタノール)中、水性水酸化ナトリウムを用いて式(41)のエス テルをけん化し、水性塩酸で酸化すると、RaがH、PがCO2Hである式(Ig )化合物が得られる。 本発明はまた、式(I)の化合物を製造する以下の方法を含む。 (a)式(II): の化合物またはその保護されたものまたはその前駆体(以下に示される)と式(3) : (式中、R2とR16は式(I)について上述したものを意味する。)の化合物と の反応; 次いで必要または所望により; (b)式(I)のある化合物の式(I)の異なる化合物への変換、例えば (i)式(I)の化合物がCO26、CO27またはCO212(ここで、R6、 R7、R12がアルキル)である場合、R6、R7またはR12が水素である対応する 化合物への変換; (ii)化合物(I)がヒドロキシ基を有する場合(たとえば、R3、R4または R5に)、当業者に知られる方法による異なる基、例えば(CH2)Ar基でAr が置換されていてもよいフェニルである、への変換;および/または (c)塩形成。 当業者においては、置換基R3、R4、R5、R15そしてZ1とZ2は合成の適切な 工程で、好ましくは、早い工程で、当業者によく知られた方法を用いて導入でき ることが認識されるであろう。上述した反応のいくつか、特に全合成の早期の工 程の反応においては、一つまたはそれ以上の置換基が最終の置換基の前駆体とし て表わされる。置換基の前駆体は、望まれる基に誘導できるまたは変換できる基 を意味する。さらに、これらの置換基(またはその前駆体)のあるものを反応の 様々な工程で保護することが必要または望まれることが認識されるであろう。適 当な前駆体と保護基は、当業者によく知られているもので、これらの変換、除去 の方法もそれぞれよく知られている。 式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩をヒトまたは他の哺乳動物を 治療に用いるために、通常、標準的な医薬的な方法に従って、医薬組成物とする 。 式(I)の化合物とそれらの医薬上許容される塩は、たとえば、経口、非経口 、舌下、経皮、吸入、経頬投与などの目的とする疾患の治療に対する標準的な方 法で投与される。 経口で投与されたときに活性な式(I)の化合物とその医薬上許容される塩は 、シロップ、錠剤、カプセル、ロゼンジとして処方ることができる。シロップ処 方は、一般に香味剤または着色剤を含み、例えばエタノール、落花生油、オリー ブオイル、グリセリンまたは水などの液体担体中の、化合物または塩の懸濁剤ま たは液体からなる。組成物が錠剤処方である場合、固体形体を調製するために用 い る通常の医薬担体を用いることができる。そのような担体の例として、ステアリ ン酸マグネシウム、白土、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アカシア、ステ アリン酸、デンプン、ラクトース、シュークロースなどがある。組成物がカプセ ル処方である場合、例えば、ハードゼラチンカプセル外皮における上述した担体 を用いるいずれの慣用的なカプセル化も適当である。組成物がソフトゼラチン外 皮カプセル剤であるとき、例えば、水性ゴム、セルロース、ケイ酸塩または油な どの分散剤または懸濁剤を調製するために通常用いられるいずれの医薬担体も考 慮され、ソフトゼラチンカプセル外皮中に配合される。 典型的な非経口組成物は、所望により非経口的に許容される油、例えば、ポリ エチレングリコール、ポリビニルピロリドン、レシチン、落花生油、またはごま 油、を含んでいてもよい、滅菌水性または非水性担体中で溶液または懸濁剤から なる。 典型的な吸入組成物は、液体、懸濁剤またはエマルジョンの形体であり、乾燥 粉末で、またはジクロロジフルオロメタンまたはトリクロロフルオロメタンのよ うな通常の噴射剤をもちいてエアロゾロルの処方で投与することができる。 典型的な坐剤形体は、この経路で投与したとき活性である式(I)の化合物ま たはその医薬上許容される塩と例えば重合グリコール、ゼラチン、カカオ脂また はその他の低融点植物ワックスまたは脂肪またはそれらの合成類自体などの結合 剤および/または滑沢剤とを含んでいる。 典型的な経皮処方は例えば、クリーム、軟膏、ローション、ペースト、または 医薬用プラスター、パッチまたは膜の形体の通常の水性または非水性ビヒクルを 含んでいる。 好ましくは、組成物は、患者が自分自身に一回の用量を投与することができる ように、単位投与処方、例えば、錠剤、カプセル、または計量エアロゾル、であ る。 式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩を遊離酸として計算して、経 口投与の各投与単位は、適当には、0.1mgから500mg/Kgであり、好 ましくは、1mgから100mg/Kgであり、非経口投与の各投与単位は、適 当には、0.1mgから100mgである。鼻腔内投与の各投与単位は、ひとり あたり、適当には、1−400mg、好ましくは10mgから200mgである 。局所投与の処方は、式(I)の化合物を適当には、0.01から1.0%含む 。 経口投与の一日用量は、適当には式(I)の化合物またはその医薬上許容され る塩を遊離酸として計算して、約0.01mg/Kgから40mg/Kgである 。非経口投与の一日用量は、適当には式(I)の化合物またはその医薬上許容さ れる塩を遊離酸として計算して、約0.001mg/Kgから40mg/Kgで ある。鼻腔内投与、経口吸入の一日用量は、適当には一人あたり約10から約5 00mgである。活性物質は、一日に1回から6回、望まれる活性を示すのに十 分であるように、投与される。 本発明の化合物を本発明にしたがって投与した場合、いかなる許容できない毒 性は見られない。 式(I)の化合物の生物学的活性は以下の試験により示される。 I.結合アッセイ (A)CHO細胞膜調製 安定にヒトETAとETBレセプターで形質転換されたCHO細胞を10%ウ シ胎児血清を加えたダルベッコ修飾イーグル培地(Dulbecco's modified Eagle's medium)中で245mm×245mm組織培養プレートで生育させた。集密的細 胞をプロテアーゼ阻害カクテル(5mM EDTA、0.5mM PMSF、5 μg/mlのロイペプチン、0.1U/mlのアプロチニン)を含むダルベッコ の燐酸緩衝生理食塩水で洗浄し、同じ溶液で削り取る。800χgで遠心した後 、細胞を液体窒素で凍結することで溶菌し、氷上で溶解し、20mMTrisH Cl、pH7.5とプロテアーゼ阻害カクテル含む溶菌緩衝液中でホモゲナイズ した(ガラス ドウンス ホモゲナイザー(glass dounce homogenizer)を用いて 30回)。壊れていない細胞と核を除くためにまず800χg、10分間遠心し た後、上澄を40,000χg、15分間遠心し、沈殿物を50mMTrisH Cl、pH7.5と10mMMgCl2中に再懸濁し、液体窒素で凍結後、−7 0℃ で小さく分けて保存した。タンパク質はBCA法を用い、BSAを標準物質とし て決定した。 (B)結合試験 CHO細胞から調製した膜への[125I]ET−1結合は、Elshourb agyらの方法(1993)に従って行った。簡単には、アッセイは100nM 非標識ET−1の存在下(全結合)または非存在下(非特異的結合)、25μl の0.05%BSA中の[125I]ET−1(0.2−0.3nM)を添加する ことにより、100μlの用量で開始した。膜タンパク質の濃度は、ETA、E TBレセプター、それぞれ、アッセイチューブあたり0.5、0.05μgとし た。冷緩衝液(20mMTrisHCl、pH7.6、10mMMgCl2)で 希釈し、0.1%BSAを前浸透させたワットマン(Whatman)GF/Sフィルタ ー(Clifton,NJ)を通して濾過することによりインキュベーション(30℃、60 分)を停止した。ブランデル細胞収集機(Brandel cell harvester)を用いて同じ 緩衝液でフィルターを3回洗浄し(各回5ml)、75%の正確性でガンマカウ ンターを用いて計測した。 以下の実施例は、本発明を説明するものであるが、本発明の化合物を限定する ものではない。 実施例1 (E)−エチル アルファ−[[3−[4−メトキシ−2−[[2−(メトキ シカルボニル)フェニル]メトキシ]フェニル]イソオキサゾール−4−イル] メチレン]−6−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノエート a)(E)−エチル 6−メトキシ−アルファ−[(7−メトキシ−4−オキソ −4H−1−ベンゾピラン−3−イル)メチレン]−1,3−ベンゾジオキソー ル−5−プロパノエート ベンゼン(30mL)中の3−ホルミル−7−メトキシクロモン(0.67mg,3.3mmol) とエチル ハイドロゲン 2−[(6−メトキシ−3,4−メチレンジオキシ) ベンジル]マロネート(0.89mg,3.0mmol)の溶液をピペリジン(0.15mL,1.5mmol) 、続けて酢酸(0.085mL,1.5mmo1)と反応させた。反応を2時間、Dean S tark装置を用い、還流させながら、攪拌して行った。混合物を冷却し、Et OAc(200mL)で抽出した。続いて、有機抽出物を飽和NaHCO3と塩水で洗浄 し、乾燥(MgSO4)し、真空下凝縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラ フィー(シリカゲル、EtOAc/ヘキサン、勾配 75:25から70:30 )で精製し、E:Zエノエートの1.2:1混合物からなる物質が油として得ら れた(1.02g、78%)。この物質をエタノールから再結晶すると、選択的にE−異性 体として標記化合物が得られた。 E−異性体のデータ:融点140−141℃; MS(ESI)m/z 439(M+H)+.元素 分析: C24H22O8として: 計算値(%):C,65.75; H,5.06.測定値(%): C,6 5.56; H,4.99. b)(E)−エチル−(E)−アルファ−[[3−(2−ヒドロキシ−4−メト キシフェニル)イソオキサゾール−4−イル]メチレン]−6−メトキシ−1, 3−ベンゾジオキソール−5−プロパノエート 9:1 EtOH:H2O混合物(32 mL)中の例1(a)の化合物(1:1 E: Z混合物の0.701g、1.6mmol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(0.222 g,3.2 mmol)と酢酸ナトリウム三水和物(0.870 g,6.4 mmol)の溶液を1時間還 流しながら攪拌した。反応混合物を冷却し、EtOH(150 mL)と水性pH7緩 衝液で分配した。有機抽出物を塩水で洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、真空化凝 縮した。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、CH2Cl2/ ヘキサン/EtOAc 90:5:5から80:10:10)で精製し、結晶化 した標記化合物を得た(245 mg,34%)。融点 122-123.5℃.MS(ESI)m/z 454(M+ H)+. c)(E)−エチル アルファ−[[3−[4−メトキシ−2−[[2−(メトキシ カルボニル)フェニル]メトキシ]−フェニル]イソオキサゾール−4−イル]メチ レン]−6−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノエート DMF(1.5 mL)中の実施例1(b)の化合物(0.252 g,0.58 mmol)の溶液をNa Hのスラリー(0.022 g,0.93 mmol)に室温で滴下した。反応物を3分間攪拌し、 メチル 2−(ブロモメチル)ベンゾエート(0.21 g,0.93 mmol)を加え、攪拌を 室温で1時間続けた。混合物を水性のpH7緩衝液でクエンチし、EtOAcで 希釈した。有機抽出物を塩水で洗浄し、乾燥(Na2SO4)し、真空下で凝縮した 。得られた残渣をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、75:25 ヘキサ ン/EtOAc)で精製し、表題化合物を白色固体として得た。融点135-137℃ .MS(ESI)m/z 602(M+H)+実施例2 (E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2−カルボキシフェニル)メトキ シ−4−メトキシフェニル]−1H−イミダゾル−4−イル]−2−[(2−メ トキシ−4,5−メチレンジオキシ)フェニルメチル]−2−プロペノイックア シッド a)エチル 2−アミノ−2−シアノアセテート アルミニウムホイル(25g)に、水中(1L)の塩化水銀(II)(10 g,0.37m ol)の溶液を加えた。混合物を5分間攪拌し、濁った溶液をデカントした。得ら れたアルミニウムアマルガムを続けて水、メタノール、ジエチルエーテルで洗浄 した。0℃で、ジエチルエーテル(500 mL)中に懸濁したアマルガムに、穏やか に還流しながら、ジエチルエーテル(300 mL)中の2−ヒドロキシイミノ−2−シ アノアセテート(100 g,0.70 mol)の溶液、続けて水(50 mL)を加えた。1時間攪 拌した後、混合物を濾過し、濾過物を水、塩水で洗浄し、乾燥した(Na2SO4 )。溶媒を除去し、標記化合物を白色固体として得た(67g,74%)。1H NMR(250 MH z,CD3OD)δ4.45(m,2H),2.49(s,1H),1.38(m,3H)。 b)エチル 5−アミノ−1−n−ブチル−1H−イミダゾール−4−カルボキ シレート アセトニトリル(5mL)中のエチル 2−アミノ−2−シアノアセテート(0.20 g , 1.56 mmol)とトリエチルフォルメート(0.30 mL,1.72 mmol)の溶液を1時間還 流した。凝縮後、残渣をアセトニトリル(5mL)とn−ブチルアミン(0.17 mL,1. 72 mmol)の溶液に溶解した。得られた混合物を還流させながら1時間攪拌した。 溶媒を減圧下除去し、残渣を水とエチルアセテートで分配した。有機層を分離し 、塩水で洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。減圧下で溶媒を除去した後、残渣を フラッシュクロマトグラフィー(1:1エチルアセテート/ヘキサン)にかけ、 標記化合物を油として0.12g、40%得た:1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ6 .97(s,1H),5.10(s,2H),4.31(q,2H),3.75(t,2H),1.65(m,2H),1.35(m, 5H),0.97(t,3H);MS(ESI)m/e 212.2[M+H]+。 c)エチル 5−ブロモ−1−n−ブチル−1H−イミダゾール−4−カルボキ シレート ブロモホルム(5mL)中のエチル 5−アミノ−1−n−ブチル−1H−イミダ ゾール−4−カルボキシレート(0.05 g,0.24 mmol)の溶液にブチルニトリル( 0.10mL,0.71 mmol)を加えた。反応混合物を5時間還流させながら攪拌した。水 性にした後、エチルアセテートで抽出し、合わせた有機抽出物を塩水で洗浄し、 乾燥した(Na2SO4)。減圧下溶媒を除去した後、残渣をフラッシュカラムクロ マトグラフィー(1:1 エーテル/ヘキサン)にかけ、標記化合物を油として得 た(0.03 g,46%)。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ7.50(b,1H),4.41(q,2H),3.9 5(t,2H),1.70(quintet,2H),1.40(m,5H),1.00(t,3H)。 d)エチル 5−(2−メトキシメトキシ−4−メトキシフェニル)−1−n−ブ チル−1H−イミダゾール−4−カルボキシレート 12mLのトルエン/エタノール/水(10/1/1)中のエチル 5−ブロモ−1−n− ブチル−1H−イミダゾール−4−カルボキシレート(0,10 g,0.37 mmol)、 2−メトキシメトキシ−4−メトキシフェニルボロニックアシッド(0.16 g,0. 73 mmol)、炭酸ナトリウム(0.08 g,0.73 mmol)とテトラキス(トリフェニルホ スフィン)−パラジウム(0)(0.04 g)の混合物を24時間還流させながら攪 拌した。水性にした後、エチルアセテート(3x 20 mL)で抽出し、合わせた有機抽 出物を塩水で洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。減圧下、溶媒を除去した後、残 渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1:1エチルアセテート/ヘキサン )にかけ、標記化合物を油として得た(0.06 g,46%)。1H NMR(250 MHz,CDCl3) δ7.53(s,1H),7.09(d,1H),6.75(d,1H),6.60(dd,1H),5.05(q,2H),4.21 (q,2H),3.85(s,3H)3.80(t,2H),3.30(s,3H)1.60(quintet,2H),1.30( m,5H),0.80(t,3H)。 e)1−n−ブチル−4−ヒドロキシメチル−5−(2−メトキシメトキシ−4 −メトキシフェニル)−1H−イミダゾール THF(5 mL)中のエチル 1−n−ブチル−5−(2−メトキシメトキシ−4 −メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−4−カルボキシレート(0.06 g,0 .17 mmol)に室温でLAH(0.20 mL)を加えた。混合物を2時間攪拌した。水性に した後、エチルアセテート(3x 20 mL)で抽出し、有機層を塩水で洗浄し、乾燥し た(Na2SO4)。減圧下、溶媒を除去した後、残渣をフラッシュカラムクロマ トグラフィー(1:1エチルアセテート/ヘキサン)にかけ、標記化合物を油と して得た(0.05 g,96%)1H NMR(400 MHz,CDCl3)δ7.53(s,1H),7.19(d,1H ),6.85(d,1H),6.65(dd,1H),5.05(d,2H),4.41(dd,2H),3.85(s,3H)3. 80(t,2H),3.45(s,3H)3.23(b,1H),1.55(quintet,2H),1.25(quintet,2H ),0.83(t,3H)。 f)1−n−ブチル−5−(2−メトキシメトキシ−4−メトキシフェニル)− 1H−イミダゾール−4−カルボキシアルデヒド トルエン(5mL)中の1−n−ブチル−4−ヒドロキシメチル−5−(2−メト キ シメトキシ−4−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール(0.05 g,0.16 mmo l)に酸化マグネシウム(0.04 g,0.47 mmol)を加えた。混合物を室温で5時間攪 拌した。混合物を濾過し、濾過物を蒸発させ乾燥した。残渣をフラッシュカラム クロマトグラフィー(1:4エチルアセテート/ヘキサン)にかけ、標記化合物 を油として得た(0.05 g,94%)。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ9.65(s,1H),7.58(s ,1H),7.13(d,1H),6.80(d,1H),6.65(dd,1H),5.05(s,2H),3.90(s,3H )3.80(t,2H),3.35(s,3H),1.55(quintet,2H),1.25(quintet,2H),0.83(t ,3H)。 g)エチル(E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2−メトキシメトキシ )−4−メトキシフェニル]−1H−イミダゾール−4−イル]−2−[(2− メトキシ−4,5−メチレンジオキシ)フェニルメチル]−2−プロペノエート ベンゼン(20 mL)中の1−n−ブチル−5−(2−メトキシメトキシ−4−メ トキシフェニル)−1H−イミダゾール−4−カルボキシアルデヒド(0.40 g,1 .40 mmol)、エチル ハイドロゲン 2−(2−メトキシ−4,5−メチレンジ オキシベンジル)マロネート(1.00 g,3.50 mmol)、ピペリジン(0.07 mL,0.70 mmol)と酢酸(0.04 mL,0.70 mmol)の溶液をDean−Stark装置を用いて 24時間還流した。溶媒を減圧下除去し、粗製の残渣をエチルアセテートに溶解 し、10%の炭酸ナトリウム溶液、水で洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。溶媒 を除去した後、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、50 %エチルアセテート/ヘキサン)にかけ、標記化合物を褐色の油として得た(0.2 4 g,33%)。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ7.63(s,1H),7.35(s,1H),7.13(d,1H ),6.70(d,1H),6.65(m,2H),6.51(m,2H),5.75(s,2H),5.05(s,2H),4.07 (q,2H),3.87(s,3H)3.77(t,3H),3.35(s,3H),1.55(quintet,2H),1.25( quintet,2H),1.10(t,3H),0.83(t,3H)。 h)エチル(E)−3−[1−n−ブチル−5−(2−ヒドロキシ−4−メトキ シ)フェニル−1H−イミダゾール−4−イル]−2−[(2−メトキシ−4, 5− メチレンジオキシ)フェニルメチル]−2−プロペノエート エタノール(25mL)中のエチル(E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2 −メトキシメトキシ)−4−メトキシ−フェニル]−1H−イミダゾール−4− イル]−2−[(2−メトキシ−4,5−メチレンジオキシ)フェニルメチル] −2−プロペノエート(0.20 g,0.38 mmol)の溶液に触媒量の濃縮HClを加 えた。5時間還流させながら攪拌した後、溶媒を減圧下除去した。残渣をエチル アセテートに溶解し、飽和重炭酸ナトリウムで洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。 溶媒を除去した後、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、 50%エチルアセテート/ヘキサン)にかけ、標記化合物を褐色の油として得た (0.18g,87%)。1H NMR(250 MHz,CDCl3)δ7.53(s,1H),7.35(s,1H),7.00(d ,1H),6.60(d,1H),6.55(m,2H),6.51(m,2H),5.85(s,2H),4.39(dd,2H), 4.07(q,2H),3.87(s,3H)3.77(t,3H),1.50(quintet,2H),1.15(m,5H),0 .83(t,3H)。 i)エチル(E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2−メトキシカルボニ ル)フェニルメトキシ−4−メトキシーフェニル]−1H−イミダゾール−4− イル]−2−[(2−メトキシ−4,5−メチレンジオキシ)フェニルメチル] −2−プロペノエート DMF(5mL)中のエチル(E)−3−[1−n−ブチル−5−(2−ヒドロキシ −4−メトキシフェニル)−1H−イミダゾール−4−イル]−2−[(2−メ トキシ−4,5−メチレンジオキシ)フェニルメチル]−2−プロペノエート(0 .08 g,0.16 mmol)と2−メチルカルボキシレートベンジルブロマイド(0.09 g ,0.38mmol)に、0℃で水素化ナトリウム(0.01 g,0.47 mmol)を加えた。反応物 を室温で4時間攪拌した。水性とした後、エチルアセテート(3 x 15 mL)で抽出 し、合わせた有機抽出物を洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。減圧下溶媒を除去 し、残渣をフラッシュカラムクロマトグラフィー(1:1エチルアセテート/ヘ キサン)にかけ標記化合物を油として得た(0.05 g,46%)。1H NMR(250 MHz,CDC l3)δ 7.98(d,1H),7.60(s,1H),7.48(m,2H),7.35(m,2H),7.15 (d,1H),6.65 (m, 2H),6.50(s,2H),5.83(d,2H),5.45(s,2H),4.49(q,2 H),4.07(q,2H),3.90(s,3H)3.87(s,3H),3.78(s,3H),1.52(quintet,30 2H),1.15(m,5H),0.75(t,3H)。 j)(E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2−カルボキシフェニルメト キシ)−4−メトキシフェニル]−1H−イミダゾール−4−イル]−2−[( 2−メトキシ−4,5−メチレンジオキシ)フェニルメチル]−2−プロペノイ ックアシッド メタノール(5 ml)中のエチル(E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2 −メトキシカルボニル)フェニルメトキシ−4−メトキシフェニル]−1H−イ ミダゾール−4−イル]−2−[(2−メトキシ−4,5−メチレンジオキシ) フェニルメチル]−2−プロペノエート(0.04 g,0.07 mmol)に水(2ml)中の水 酸化ナトリウム(0.01 g,0.25 mmol)を加えた。混合物を18時間還流させながら 攪拌した。メタノールを減圧下除去し、水層をエーテルで洗浄した。水層を濃塩 酸でpH1まで酸性とし、エチルアセテートで抽出した(3 X 50 mL)。合わせた 有機抽出物を水、塩水で洗浄し、乾燥した(Na2SO4)。溶媒を除去すると白色 固体が得られた。メタノールから再結晶し、標記化合物を白色固体として得た。 (0.03 g,72%): 1H NMR(400 MHz CD3OD)δ7.98(d,1H),7.80(s,1H),7.48( s,1H),7.35(m,3H),7.15(d,1H),6.65(m,2H),6.50(s,1H),6.38(s,1H) ,5.78(s,2H),5.55(dd,2H),4.10(s,2H),3.85(s,3H)3.65(s,3H), 1.5 0(quintet, 2H),1.11(quintet,2H),0.70(t,3H); MS(ESI)m/e 615.2[M+H]+; mp: 178℃(メタノール); 元素分析:(C34H34N2O9)として計算値(%):C,6 6.37; H,5.58; N,4.56.実測値(%):C,66.10; H,5.32;N,4.19. 実施例3 本発明の化合物を含む医薬的使用のための処方は、さまざまな賦形剤を用い、 さまざまな処方とすることができる。このような処方例を以下に示す。吸入形体 式Iの化合物(1mgから100mg)を計量吸入器よりエアロゾル化し、使 用毎に所望量をデリバリーする。錠剤/成分 錠剤あたり 1.活性成分 40mg (式Iの化合物) 2.コーンスターチ 20mg 3.アルギン酸 20mg 4.アルギン酸ナトリウム 20mg 5.ステアリン酸マグネシウム 1.3mg 2.3mg錠剤の製法 工程1 適当な混合機/配合機中で、No.1、No.2、No.3およびNo .4を混ぜ合わせる。 工程2 十分な水を工程1の混合物に少しずつ、各添加毎に注意深く混ぜながら 添加する。塊が湿式顆粒に変わる粘度まで水を加え混合する。 工程3 その湿式塊をNo.8メッシュ(2.38mm)スクリーンを使って振 動造粒機を通すことにより顆粒に変える。 工程4 その湿式顆粒を乾燥するまで140°F(60℃)でオーブンで乾燥す る。 工程5 乾式顆粒をNo.5で滑沢する。 工程6 滑沢化顆粒を適当な打錠機で圧縮する。非経口形体 非経口投与のための医薬組成物は、加熱しながら式Iの化合物の適切な量をポ リエチレングリコール中に溶解することによって調製される。この溶液を注射用 水(Ph Eur)で希釈する(100mlまで)。溶液を0.22ミクロン膜 フィルターで濾過滅菌し、滅菌容器に充填する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07D 413/06 319 C07D 413/06 319 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,US (72)発明者 ルエンゴ,フアン・イグナシオ アメリカ合衆国19403ペンシルベニア州 オードゥボン、ポンドビュー・ドライブ 701番 (72)発明者 シャン,ジア−ニン アメリカ合衆国19087ペンシルベニア州 ウェイン、ダナー・コート306番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): [式中、Zは DはOまたはS; EはO、SまたはNR15; Pはテトラゾール−5−イル、CO26またはC(O)N(R6)S(O)q10; Raは独立して水素またはC1-6アルキル; R1は独立して水素、Ar、C1-6アルキルまたはC1-6アルコキシ; R2は、Ar、C1-8アルキル、C(O)R14または 3とR5は、独立してR13OH、C1-8アルコキシ、S(O)q11、N(R6)2、N O2、Br、F、I、Cl、CF3、NHCOR6、R13CO27、−X−R9−Y 、−X(C(R6))2OR6、−(CH2)mX’R8または−X(CH2)n8、ここで− X(CH2)n8中の各メチレン基は、置換されていなくてもまたは一つまたは二 つの−(CH2)nAr基によって置換されていてもよい; R4は、独立してR11、OH、C1-5アルコキシ、S(O)q11、N(R6)2、Br 、F、I、Cl、またはNHCOR6、ここでC1-5アルコキシは、置換されてい なくても、またはOH、メトキシまたはハロゲンで置換されていてもよい; R6は独立して水素またはC1-8アルキル; R7は独立して水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニルまたはC2-8アルキニル 、これらはすべて置換されていなくても、または一つまたはそれ以上のOH、N (R6)2、CO212、ハロゲンまたはXC1-10アルキルで置換されていてもよい ;またはR7は(CH2)nAr; R8は独立してR11、CO27、CO2C(R11)2O(CO)XR7、PO3(R7)2、 SO2NR711、NR7SO211、CONR7SO211、SO37、SO27、 P(O)(OR7)R7、CN、CO2(CH2)mC(O)N(R6)2、C(R11)2N(R7)2、 C(O)N(R6)2、NR7C(O)NR7SO211、OR6、またはC1-6アルキル基 で置換されているか置換されていないテトラゾール; R9は独立して結合、C1-10アルキレン、C1-10アルケニレン、C1-10アルキリ デン、C1-10アルキニレン、これらすべては直鎖でも分岐鎖でもよく、またはフ ェニレン、これらすべては置換されていなくても、または、一つまたはそれ以上 のOH、N(R6)2、COOHまたはハロゲンによって置換されていてもよい; R10は独立してC1-10アルキル、N(R6)2またはAr; R11は独立して水素、Ar、C1-8アルキル、C2-8アルケニル、C2-8アルキニ ル、これらはすべて置換されていなくても、または、一つまたはそれ以上のOH 、CH2OH、N(R6)2またはハロゲンで置換されていてもよい; R12は独立して水素、C1-6アルキル、C2-6アルケニルまたはC2-7アルキニル ; R13は独立して2価のAr、C1-10アルキレン、C1-10アルキリデン、C2-10ア ルケニレン、これらはすべて置換されていなくても、または、一つまたはそれ以 上のOH、CH2OH、N(R6)2またはハロゲンによって置換されていてもよい ; R14は独立して水素、C1-10アルキル、XC1-10アルキル、ArまたはXAr; R15は独立して水素、Ar、C1-6アルキル、またはXAr; R16は独立して一つまたはそれ以上のC1-6アルキル、OH、C1-5アルコキシ、 S(O)q6、N(R6)2、Br、F、I、Cl、CF3、またはNHCOR6によっ て置換されているフェニル、またはC1-6アルキル; Xは独立して(CH2)n、O、NR6、またはS(O)q; X’は独立してO、NR6、またはS(O)q; Yは独立してCH3またはX(CH2)nAr; Arは: ナフチル、インドリル、ピリジル、チエニル、オキサゾリジニル、チアゾリル、 イソチアゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イミダゾリル、イ ミダゾリジニル、チアゾリジニル、イソオキサゾリル、オキサジアゾリル、チア ジアゾリル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピロリル、またはピ リミジル;これらはすべて置換されていなくても一つまたはそれ以上のZ1また はZ2基に置換されていてもよい; Aは独立してC=Oまたは(C(R6)2)m; Bは独立して−CH2−または−O−; Z1とZ2は独立して、水素、XR6、C1-8アルキル、(CH2)qCO26、C(O )N(R6)2、CN、(CH2)nOH、NO2、F、Cl、Br、I、N(R6)2、NH C(O)R6、O(CH2)mC(O)NRaSO216、(CH2)mOC(O)NRaSO21 6 、O(CH2)mNRaC(O)NRaSO216または一つまたはそれ以上のC1-6ア ルキル、CF3またはC(O)R6で置換されていても置換されていなくてもよいテ トラゾリル; mは独立して1から3; nは独立して0から6; qは独立して0、1または2を意味する; ただし、R3、R4、R5はO−O(CH2)nArまたはO−OR6以外の基である; ] で表わされる化合物またはその医薬上許容される塩。 2.PがCO26;R1が水素;R2がAr、シクロヘキシルまたはC1-4アルキ ル;R3とR5が、独立して水素、CO26、OH、C1-8アルコキシ、C1-8アル キル、N(R6)2、NO2、Br、F、Cl、I、R13CO27、X(CH2)n8、 (CH2)mX’R8、またはX(C(R6)2)mOR6;R4が、水素、OH、C1-5アル コキシ、N(R6)2、Br、F、Cl、I、NHCOCH3、またはS(O)q1-5 アルキル(ここでC1-6アルキルは、置換されていなくても、またはOH、メト キシまたはハロゲンで置換されていてもよい。);R6が水素、メチルまたはエ チル;R7が水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニルまたはC2-8アルキニル、 これらはすべて置換されていないなくても、または、一つまたはそれ以上のOH 、N(R6)2、CO212、ハロゲンで置換されていてもよい、またはR7が(CH2 )nAr(ここでnはゼロまたは1で、Arは置換されているフェニルである。) ; R11が水素、フェニル、ピリジル、これらはすべては、一つまたは二つのC1-4 アルキル基で置換されていても置換されていなくてもよい;C1-8アルキル、C2 -8 アルケニル、C2-8アルキニル、これらはすべて一つまたはそれ以上のOH、 CH2OH、N(R6)2、またはハロゲンで置換されていても置換されていなくて もよい;R12が水素またはC1-6アルキル;R13がフェニル、ピリジル、または C2-10アルキレン、これらはすべて一つまたはそれ以上のCO26、OH、CH2 OH、N(R6)2、またはハロゲンで置換されていなくても置換されていてもよ い;R15が水素またはC1-6アルキルである、式(I)の化合物。 3.式中、PがCO2H;R1が水素;R2がAr基(ここでArは、(a)基ま たは(b)基であり、(a)基、(b)基中のZ1とZ2は、独立して水素、CO26、(CH2)nOH、C1-4アルキルまたはC1-6アルコキシ、Aは、CH2、一 つまたは両方のBは、Oである。);R3が、Br、Cl、C1-8アルコキシ、ま たはX(CH2)n8(ここで、Xは、O、nは0、1、または2、R8は、CO2 H、OH、C1-8アルキルで置換されていてもよいテトラゾリルから選択される );CONR7SO211(ここでR7は水素またはC1-8アルキル、R11はC1-8 アルキルまたは任意にBr、Cl、F、C1-8アルキルによって置換されている フェニル、またはR8は、一つまたはそれ以上のBr、Cl、CO2H、CH2O Hによって置換されるピリジル、またはフェニル); R5がメトキシまたはN(R6)2(ここでR6は水素またはメチル);R4が水素; R6が水素、メチルまたはエチル、R7が水素、C1-10アルキル、C2-10アルケニ ルまたはC2-8アルキニル、これらはすべて置換されていないなくても、一つま たはそれ以上のOH、N(R6)2、CO212、ハロゲンで置換されていてもよい 、またはR7が(CH2)nAr(ここでnは好ましくはゼロまたは1で、Arは好 ましくは水素またはC1-5アルコキシによって置換されているか置換されていな いフェニルである。);R11が水素、フェニル、ピリジル(ここでフェニルとピ リジルは、一つまたは二つのC1-4アルキル基で置換されていても置換されてい なくてもよい);C1-8アルキル、C2-8アルケニル、C2-8アルキニル、これら はすべて一つまたはそれ以上のOH、CH2OH、N(R6)2、またはハロゲンで 置換されて いても置換されていなくてもよい;R12が水素またはC1-6アルキル;R13がフ ェニル、ピリジル、またはC2-10アルキレン、これらはすべて一つまたはそれ以 上のCO26、〇H、CH2OH、N(R6)2、またはハロゲンで置換されていな くても置換されていてもよい;R15が水素、エチル、イソプロピル、n−ブチル 、シクロプロピルメチルまたはシクロプロピルエチルである請求項2記載の化合 物。 4.(E)−3−[1−n−ブチル−5−[2−(2−カルボキシフェニル)メ トキシ−4−メトキシフェニル]−1H−イミダゾル−4−イル]−2−[(2 −メトキシ−4,5−メチレンヂオキシ)フェニルメチル]−プロプ−2−エノ イックアシッド; (E)−アルファ−[[5−[2−[(2−カルボキシフェニル)メトキシ]− 4−メトキシフェニル]イソキサゾル−4−イル]メチレン]−6−メトキシ− 1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノイックアシッド; (E)−アルファ−[[3−[2−[(2−カルボキシフェニル)メトキシ]− 4−メトキシフェニル]イソキサゾル−4−イル]メチレン]−6−メトキシ− 1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノイックアシッド; (E)−アルファ−[[3−ブチル−4−[2−[(2−カルボキシフェニル) メトキシ]−4−メトキシフェニル]イソキサゾル−5−イル]メチレン]−6 −メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−プロパノイックアシッド; から選択される請求項1記載のの化合物。 5.請求項1記載の化合物と医薬上許容される担体とからなる医薬組成物。 6.エンドセリンレセプター拮抗剤の使用のための請求項1記載の化合物。 7.過剰のエンドセリンにより引き起こされる疾患の治療方法であって、その治 療を必要とする対象に、有効量の請求項1に記載のエンドセリンレセプター拮抗 剤を投与することからなる方法。 8.腎不全または脳血管疾患を治療する方法であって、その治療を必要とする対 象に、有効量の請求項1記載の化合物を投与することからなる方法。 9.放射性コントラスト誘発腎不全の予防と治療の方法であって、その予防と治 療を必要とする対象に、有効量の請求項1記載の化合物を投与することからなる 方法。 10.うっ血性心不全の治療方法であって、その治療を必要とする対象に、有効 量の請求項1記載の化合物を投与することからなる方法。 11.不安定アンギナ、冠血管痙攣、心筋サルベージの治療方法であって、その 治療を必要とする対象に、有効量の請求項1記載の化合物を投与することからな る方法。 12.再狭窄の予防または治療方法であって、その予防と治療を必要とする対象 に、有効量の請求項1記載の化合物を投与することからなる方法。 13.肺高血圧の治療方法であって、その治療を必要とする対象に、有効量の請 求項1記載の化合物を投与することからなる方法。 14.発作、またはクモ膜下出血のの治療方法であって、その治療を必要とする 対象に、有効量の請求項1記載の化合物を投与することからなる方法。 15.請求の範囲1の式(1)の化合物を製造するための方法であって、 (a)式(II): の化合物またはその保護されたものまたは前駆体と式(3): (式中、R2とR10は式(I)について上述したものと同じである) の化合物との反応; 次いで必要または所望により、 (b)式(I)のある化合物の式(I)の異なる化合物への変換、例えば (i)式(I)の化合物がCO26、CO27またはCO212(ここで、R6、 R7、R12がアルキル)基を有する場合、R6、R7、R12が水素である対応する 化合物への変換; (ii)化合物(I)がヒドロキシ基を有する場合(たとえば、R3、R4または R5に)、当業者に知られる方法による異なる基、例えば(CH2)Ar基でAr が置換されていてもよいフェニルである、への変換;および/または (c)塩形成 からなる製造方法。
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