JPH11512824A - 放射線療法用輪郭コリメータ - Google Patents
放射線療法用輪郭コリメータInfo
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、ガイドブロック(10)内で互いに可動的に配置され、コリメータに向けて放射線源(12)によって放射される放射線ビーム(13)に対して輪郭隔壁を形成する、多数の板状隔壁エレメント(101、102、103、...)及び隔壁エレメントを動かすための少なくとも1つの駆動装置からなる放射線療法用輪郭コリメータ(1)に関する。駆動装置(111、112、113、...)は、各隔壁エレメント(101、102、103、...)と接続される。隔壁エレメントの1群の駆動装置は、実質的に他のものと隣接して配置される。駆動伝動装置は、各駆動装置(111、112、113、...)とその接続された隔壁エレメント(101、102、103、...)との間に配設される。
Description
【発明の詳細な説明】
放射線療法用輪郭コリメータ
本発明は、ガイドブロック内に設けられ、かつ互いに可動的に配置され、コリ
メータに向けて放射線源によって放射される放射線ビームに対して輪郭隔壁を形
成する、多数の板状隔壁エレメント及び隔壁エレメントを動かすための少なくと
も1つの駆動装置からなる放射線療法用輪郭コリメータに関する。
そのような輪郭コリメータは、欧州特許第0 387 921 B1号明細書
から知られている。放射線療法において、そのような輪郭コリメータは、開口部
が放射線治療される人体の領域の輪郭に対応する隔壁を形成するのに役立ち、放
射線源から放射する高エネルギー放射線がこの領域にのみ衝突し、この領域の周
囲は放射線から遮蔽される。
公知の輪郭コリメータは、所定数の板状隔壁エレメントの各群について、残り
の隔壁エレメントにそれぞれ関連している1つの選択した隔壁エレメントを連続
的に動かすのに役立つ共通の調整部を備えている。この目的に対して、調整部の
歯車が隔壁エレメントに装着されたラックと噛み合い、調整部の非回転の歯付き
領域が残りの隔壁エレメントと噛み合いそれらを固定している。調整段階を加速
するために、従来技術では、輪郭コリメータの一方の側に2つのそのような調整
部を備えることが提案されている。
個々の隔壁エレメントを動かすために、従来技術では、各調整部が隔壁エレメ
ントに対して並進的に及び横動的に最初に動くことを必要とし、調整歯車(Verst
ellzahnrad)は、選択した隔壁エレメントのラックに連動している。従って、歯
車を回転させることにより、装着されている隔壁エレメントを動かす。この操作
は、1群の各隔壁エレメントに対して繰り返されなければならない。
本発明の目的は、より迅速に調整することができ、全体的にみてより単純で、
従って操作上メンテナンスをほとんど必要としない、より信頼性のあるデザイン
を有する、一般的な種類の輪郭コリメータをつくることである。
請求項1の特徴部分によれば、本発明の目的は、駆動装置が各隔壁エレメント
と接続され、隔壁エレメントの1群の駆動装置が実質的に、他のものと隣接し、
駆動伝動装置が各駆動装置とその接続された隔壁エレメントとの間に配設される
ことによって達成される。
各隔壁エレメント間が横方向に非常に狭く、例えば1mmの隔壁の厚さにほぼ
相当する間隔であるにもかかわらず、このデザインを用いることで、各隔壁エレ
メントにそれ自身の駆動装置を備えつけ、それを別々に作動させることが可能と
なる。これは、輪郭コリメータに対する調整時間をかなり促進するのに役立ち、
ある面では各患者への照射時間が短縮され、それは患者に対する負担の軽減とな
り、また同時に経済的効率の向上をも伴う。
有利な態様において、駆動装置は、実質的に半円形に配置されている。これは
、駆動伝動装置が実質的に同じ長さを有する、特に単純で明確に配置されたデザ
インを得るのに役立ち、そのデザインに同等の構成要素を使用することができる
。
さらに有利な態様において、各駆動伝動装置は、可撓性のある耐張力性及び耐
圧性の動力伝動エレメントを有し、その一端が、装着された隔壁エレメントと接
続され、他端が、装着された駆動装置と接続され、移動ガイドにおいて並進可動
に支持されている。そのような動力伝動エレメントは、駆動装置の特に柔軟な配
置を可能にする。
各動力伝動エレメントが結合リンク仕掛けを介してその装着された隔壁エレメ
ントに脱着可能に連結されている場合、これは、輪郭コリメータの単純なデザイ
ンをつくり出し、また何らの困難性なく、個々のエレメントの迅速な交換を可能
にする。
各動力伝動エレメントが結合リンク仕掛けを介してその装着された駆動装置に
脱着可能に連結されている場合には、同じ利点が生じる。
各動力伝動エレメントは、スプリングバンド(重ね板バネ)を有利に含む。
各駆動装置は、好ましくは線状に作動するモータによって形成されている。こ
れは、特に駆動装置の配置のスリム化又は幅狭のデザイン化を可能にし、駆動装
置の配置を非常にコンパクトにすることができる。
これに関連して、モータは、好ましくは電気リニアモータである。
代わりのものとしては、該モータは、線状に作動する伝動装置を有する電気モ
ータ、好ましくはラックアンドピニオン伝動装置又は軸伝動装置である。
ガイドブロックが、隔壁エレメントに対して多数の上部ガイド溝及び下部ガイ
ド溝がそれぞれ配設されている、上部及び下部ガイドプレートを有する場合には
、特に信頼性があり、安全な隔壁エレメントの調整が保証される。
より好ましい態様において、上部及び下部ガイドプレートは、好ましくは四角
形の開口部がそれぞれ配設されており、最大の隔壁開口部を決定し、ガイド溝の
長手方向に関して実質的に直角に延びる共通の中間面を有する。
移動ガイドが移動ガイドブロックに実質的に並列的に配置され、ベント状で扇
型状に広がり、それぞれが並進可動に動力伝動エレメントを収容する移動ガイド
ギャップを有する場合に、動力伝動エレメントの安全なガイドがなされ、動力伝
動エレメントの望ましくないバルジ(膨らみ)が、各動力伝動エレメントにしっ
かりと隣接しているギャップ壁によって妨げられるため、隔壁エレメントの正確
な並進的な調整が可能となる。
駆動装置の配置の2つの重ねられた面を各移動ガイドブロックと接続し、2つ
の重ねられた駆動装置を隣接する移動ガイドに収容された1つの動力伝動エレメ
ントに適用した場合には、特にコンパクトな配置が形成される。これにより、輪
郭コリメータの全体の幅を、多数の移動隔壁にもかかわらず、効果的に制限する
ことができる。
並進駆動可能な隔壁エレメントの2つの対向する群がガイドブロック内に配設
され、2つの対向する隔壁エレメントがそれぞれ上部及び下部の共通のガイド溝
にガイドされている場合、一方で隔壁エレメントの対向する群の設備が約360
°の角度で回転する調整輪郭の可能性をつくり出し、他方で2つの対向する隔壁
エレメントの接触により、前記ガイド溝の領域において、完全な遮蔽を達成する
ことが可能となる。
一対の対向する隔壁エレメントの各隔壁エレメントが、下部及び上部ガイドプ
レート内で開口部の共通の中間面を越えて各駆動装置から離れてその自由なエッ
ジで可動である場合に、例えば、腎臓形状の輪郭の場合、一方の側に強い収縮を
有する輪郭をつくり出すことができる。
対応する隔壁エレメントの現在の位置を検出するために、各駆動装置と、変位
ピックアップ(Wegaufnehmer)、好ましくはポテンシオメーターを接続することが
好ましい。これは、隔壁エレメントの位置の正確な制御を可能にするのに役立ち
、例えば、輪郭を自動的にコンピュータプログラムにより調節することができる
。
この態様は、変位ピックアップが並進的に作動し得る移動ポテンシオメーター
を有する場合には、特に信頼性があり、かつ安価である。
もし、放射線ビームの中央の中間放射線の領域内に配置された少なくとも1つ
の隔壁エレメントが、並進的な方向に延びる少なくとも1つの厚みリブ(Verdick
ungsrippe)が装着されているのなら、該厚みリブが隔壁エレメントに平行に延び
る中間放射線を遮るので、中央の中間放射線の信頼性のある遮蔽が達成される。
その代わりに、隔壁エレメントを、放射線の方へ向けることができる。さらに、
中間隔壁エレメントの上部をその代わりにその底部よりも厚くすることができる
。
各厚みリブが、隣接した隔壁エレメントで対応する溝と噛み合う場合には、こ
の遮蔽効果はより一層増強される。
本発明を、図面を参考し、実施例によって、より詳細に以下に説明する。
図1は、本発明の輪郭コリメータ上方斜視図である;
図2Aは、いくつかの隔壁エレメントが挿入され、破断された、ガイドブロッ
クの部分図である;
図2Bは、隔壁エレメントの並進方向におけるガイドブロックの側面図である
;
図2Cは、下方ガイドプレートの領域においてガイドレールに挿入された隔壁
エレメントを示す図2Bの断面である;
図3は、変位ピックアップが装着された輪郭コリメータの第2の態様の上方斜
視図である;
図4は、隔壁エレメントの第1の位置において、ダッシュとドットの線で示さ
れた、図3における長手方向の中間面IV-IV に対応する輪郭コリメータを通る断
面図である;
図5は、隔壁エレメントの測定位置における図4における断面図に対応する断
面図である;
図6は、動力伝動エレメントが隔壁エレメントに装置されている図である;
図7は、厚みリブを有するかまたは有しない異なる隔壁エレメントを示す;
図8は、本発明の輪郭コリメータの放射線遮蔽の線図である。
図1は、本発明の輪郭コリメータの斜視図であり、その心部は、図2Aから2
Cで詳細に図示されているガイドブロック10により形成されている。
ガイドブロック10は、2つの側壁21及び22とともに、上部ガイドプレート16及
び下部ガイドプレート17を有する。実質的に四角形状の開口部18は、上部ガイド
プレート16の中心部に設けられている。上部開口部18と実質的に垂直に一直線上
にある下部開口部19は、下部ガイドプレート17の中心部に設けられている。下部
ガイドプレート17の上部には、下部ガイドプレート17の長手方向に延伸し、横方
向に等間隔でたがいに平行に、そして下部開口部19の一方側に形成された、多数
の下部ガイド溝171 、172 、173 、...が設けられている。上部および下部ガ
イドプレート16、17は、好ましくは、真鍮、銅若しくはセラミック又は良好な滑
性を有する耐放射線性物質からなる。
さらに、下部ガイド溝171’、172’、173’、...は、下部ガイド溝171、17
2、173、...と一直線をなすように下部開口部19の他方側に設けられている。
同様に、上部ガイド溝161 、162 、163 、...と、上部ガイド溝161、162、16
3、...と一直線をなし、上部開口部18の他方側に形成されている上部ガイド
溝(図示せず)が、上部ガイドプレート16の底面側に設けられている。
ガイドブロック10は、ガイド溝161 、162 、163 、...;171 、172 、173
、...;171'、172'、173'、...に対して長方形状に延伸している中間面20
に対して対称形に、かつ開口部18及び19の中央を通るようにつくられているので
、中間面20に対して一方側におけるガイドブロックのデザインについてのみ、簡
易化の目的で以下に記載する。他方側におけるデザインは、それに類似して形成
されている。
プレート状の隔壁エレメント101 ;102 ;103 ;...は、可動でかつ並進す
る状態で、垂直に重ねられたガイド溝161 、171 ;162 、172 ;163 、173 ,.
..の各対に挿入される。
図2Cから明らかなように、各ガイド溝161 、171 、...の幅は、隔壁エレ
メント101 、...の厚さの約半分に相当し、プレート状の隔壁エレメントの厚
さは、約1mmである。2つの隣接するガイド溝171、172の間には、リッジ171”
が形成されている。その幅は、隣接するガイド溝171 、172 の幅よりも幾分か広
く、隔壁エレメントの幅の半分よりも幾分か広い。各隔壁エレメントは、その下
端部に厚さが薄くなった部分101"を有し、その部分は、対応するガイド溝171 に
挿入され、その中で並進方向に移動しうる。同様にして形成され、ガイド溝161
に係合される厚さが薄くなった上部領域は図示されていないが、図2Cに示され
るように、上部ガイド溝161 、162 、163 、...の領域における上部ガイドプ
レートと同様に、隔壁エレメント101 、102 、103 、...の上部縁部は、隔壁
エレメント101 、102 、103 、...の下部縁部と、その下部ガイド溝171 、17
2 、173 、...の領域における下部ガイドプレート17とに同様に設けられてい
る。
ガイド溝171 、172 、173 の幅とそれらの間に配設されるリッジ171"、172"の
幅とが異なるため、ガイド溝171 、172 に挿入された隔壁エレメント101 、102
は、接触しないように、わずかに横方向に間隙が設けられている。
プレート174 及び175 により、図2Aから明らかなように、隔壁エレメントに
は、中間面20から離れて対向する垂直端部で結合リンク仕掛け154 、155 が設け
られている。これら結合リンク仕掛け154 、155 は、交互に下部ガイドプレート
17と上部ガイドプレート16の近傍に設けられているので、隔壁エレメントが並ん
で配される場合には、上方に又は下方に配されることになる。
そのような結合リンク仕掛けは、隔壁エレメント105 に対する図6に詳細に示
されている。結合リンク仕掛け155 は、隔壁エレメント105 の一方面において段
が設けられた凹部155'を有している。ピボット155"は、該段が設けられた凹部15
5'のより窪んだ部分に設けられており、該凹部の製造時には非接触にされており
、隔壁エレメント105 の全厚さに対応する。この凹部155'は、好ましくはタング
ステンでつくられる金属製の隔壁エレメントの表面を圧延することによって製造
されている。
段が設けられた凹部のより窪んだ領域は、動力伝動エレメント135 のフック状
の凹部135'をこのより窪んだ領域に挿入することができ、ピボット155"の背後を
把持するような寸法を有する。この場合、動力伝動エレメントの厚さは、およそ
段が設けられた凹部155'内の段の高さに相当し、好ましくは0.30mmであるが、一
方、動力伝動エレメントの高さは約13mmである。該動力伝動エレメント135 は、
好ましくはバネ鋼からなる。
段が設けられた凹部155'のより窪んでいない領域に、カバープレート155"' を
挿入し、固定した後、フック状の凹部135'を有する動力伝動エレメント135 は、
段が設けられた凹部155'のより窪んだ部分の中にかけられ、ピボット155"は背後
から把持される。これは、動力伝動エレメント135 が横方向から落下することを
防ぐ。この方法で、結合リンク仕掛け155 は、隔壁エレメント105 と動力伝動エ
レメント135 との間に形成される。
ばね鋼製の柔軟性を有するが、耐張力性及び耐圧性の各動力伝動エレメント13
1 、132 、133 、...135 、...は、それぞれ、上部移動ガイド及び下部移
動ガイドに収容される。図1は、上部移動ガイド141 、143 、145 のみを示して
いる。その下部領域に結合リンク仕掛けが設けられている、隔壁エレメント102
、104 、...と結合される動力伝動エレメントのための移動ガイドは、図1に
示されている移動ガイドの下方に配され、その下方の平面上に存在する。
下方に配置された平面におけるものと同様に、移動ガイド141 、143 、145 、
...は、外方に曲げられ、扇状の形に配列されており、該移動ガイド141 の湾
曲の半径は、外方向に減少しており、そのことは、側壁21に近接して配置された
隔壁エレメント101 の動力伝動エレメント133 に対してより小さく、すなわち、
該湾曲は、中心方向により近接して配置された隔壁エレメントの動力伝動エレメ
ントに対する湾曲の半径よりも大きい。他方、すなわち、他の側壁22の方向へは
、移動ガイドの湾曲の半径は、再び減少し、ここにおける湾曲が再び大きくなる
。この方法により、動力伝動エレメントは、図1に示されるように、約180°の
角度で扇形に展開する。
扇形に展開した自由な端部において、動力伝動エレメント131 、132 、133 、
...135 、...は、それぞれ線形の伝動装置として設けられる伝動装置111
、112 、113 、...115 、...につながれている。したがって、各伝動装置
によってつくられた線状動作を対応する隔壁エレメントに伝動するための駆動伝
動装置121 、122 、...125 、...は、各伝動装置111 、112 、113 、..
.115 、...と動力伝動エレメント131 、132 、133 、...135 、...と
の連結および結合リンク仕掛け151 、152 、...155 、...と各隔壁エレメ
ント101 、102 、...105..との連結によってつくられる。
各駆動伝動装置121 、122 、...の図1に示される扇形は、特に有利な方法
で、多数の伝動装置111 、113 、115 を最も限られたスペースに並んで配置する
ことができ、2つの重なり合う平面において、伝動装置の図1に示される配列は
、伝動装置111 および112 に示されているように、再びコンパクト化を向上させ
ることができる。
これに対応して、図1示される例において、並んで配置される隔壁エレメント
に番号を付したとき、奇数の隔壁エレメントは、その上部領域で、結合リンク仕
掛けが設けられ、移動ガイドの上部の扇形に展開された配列を介して伝動装置の
上列に延伸する各動力伝動エレメントに連結されるが、一方、偶数の隔壁エレメ
ントの下部領域は、結合リンク仕掛けを含み、移動ガイドの下部の扇形に展開さ
れた配列を介し、より下列の伝動装置に延伸する動力伝動エレメントに回動する
。この配置により、非常に多数の極めて幅の狭い隔壁エレメントを接近させて並
べて取り付けることができ、それぞれに独自の伝動装置を適用することができる
。
図1に示された配置のもう1つの実施態様が図3において示されており、明確
さのため、ごくわずかの記号が記載されている。変位ピックアップ181 、183 は
、装着された伝動装置111 、113 の領域における各駆動伝動装置121 、123 に装
着されており、並進移動の程度を測定し、それを制御回路に伝達する。各隔壁エ
レメント101 、103 、...の位置は、スライド式ポテンシオメータによって好
ましく形成されたこれらの変位ピックアップ181 、183 、...によって決定す
ることができ、コンピュータ制御された精密な輪郭をコリメータで調節すること
ができる。
図4は、本発明の輪郭コリメータの長手方向における断面を示し、動力伝動エ
レメント137 を含む駆動伝動装置127 を介して伝動装置117 によって駆動され、
隔壁エレメント107 の自由な端部がそれぞれ上部ガイドプレート及び下部ガイド
プレート17における開口部18及び19の領域に置かれた位置に移動される、隔壁エ
レメントの第1グループの正面の隔壁エレメント107 は、中間面20から突出し、
隔壁エレメント107 は、各開口部18及び19の長手方向における延長線の50%を覆
う。第2グループの対向する隔壁エレメント107'は、その動力伝動エレメント13
7'を介して、開口部18、19に面する自由な端部がそれぞれ開口部18及び19の横断
面から出る程度にその伝動装置117'から引き込められる。
したがって、装着された変位ピックアップ187 の場合が示されているように、
駆動伝動装置127 の可能な行程sは、xの量だけ、それぞれ開口部18及び19の長
手方向における延長線lよりも長い。これは、本発明による輪郭コリメータを用
いて、例えば、腎臓の形をした輪郭のように一方側において強く圧縮される輪郭
を形成することが可能になる。
隔壁エレメント107 、107'の位置は、図5に示されており、開口部18、19の領
域において配されている隔壁エレメント107、107'の各自由な端部は、開口部18
、19を通って垂直に延伸し、中間面20の中心に固定されているキャリブレーショ
ンプレート15に固定されている。この位置において、隔壁エレメント107 、107'
の双方は、中間面20に対して対称に配置されており、装着された変位ピックアッ
プ187 、187'のいずれかが図5に示される位置に対称に配置され得るか、あるい
はこれらの変位ピックアップ187 、187'によって用いられた信号が対称の参照信
号として制御ユニットに記憶され得る。
異なる種類の隔壁エレメントが図7に示されており、隔壁エレメントは、すで
に上記で取り扱われ、記載されたもの(101、102 、...、105)に対応するaと
称される。bと称される隔壁エレメント106 、107 、108 は、図3においてIV−
IVとして述べられた輪郭コリメータの長手方向における中間面の領域において使
用されるために設けられる。図8に示されているように、放射線源12の中心は、
通常この長手方向における中間面にも配置され、この放射線源から、放射線ビー
ム13が円錐状にコリメータ1に向かって下方に向けられる。
もし、aタイプの隔壁エレメントが長手方向における中間面IV−IVの領域に配
置されたなら、放射線源12から照射される中間の光線と、それに直接隣接する放
射線は、ほとんど遮られおらず、遮蔽されていない状態で、隔壁エレメントの間
の空間を通過するので、コリメータは、長手方向における中間面IV−IVの近傍で
有効でなくなる。図7に示されるように、長手方向における中間面IV−IVの領域
に配置されているbタイプの隔壁エレメントには、この理由により、厚みリブ23
、23’及び24、24’がそれぞれ設けられている。これに関連して、厚みリブは、
各隔壁エレメントの並進移動の方向に、及び並進方向において各隔壁エレメント
の長さの少なくとも50%以上にわたって延伸している。
各厚みリブ23、23’;24、24’は、隣接する隔壁エレメントの反対側において
対応した形状の溝(図示されない)に係合するので、2つの隣接する隔壁エレメ
ントの間の隙間は、放射線が遮蔽された形で、各厚みエレメントによって遮られ
る。この方法により、中間の放射線とそれに隣接する放射線の通路は、図8に示
されるように、bタイプの隔壁エレメントの間に形成される間隙によって効果的
に妨げられる。
溝及び厚み部分の領域において、隣接するbタイプの隔壁エレメントの素材が
薄くなるのを防止するために、2つの隣接するbタイプの隔壁エレメントの厚み
部分23、23’及び24、24’と、それらに設けられる装着される溝は、図7に示さ
れるように、各隔壁エレメントの高さを越えて配置される。
引用符号のリスト
1 輪郭コリメータ
10 ガイドブロック
12 放射線源
13 放射線ビーム
14 移動ガイドブロック
15 キャリブレーションプレート
16 上部ガイドプレート
17 下部ガイドプレート
18 上部開口部
19 下部開口部
20 中間面
21 側壁
22 側壁
23 厚みリブ
23’ 厚みリブ
24 厚みリブ
24’ 厚みリブ
101 隔壁エレメント
101” 厚さが薄くなった部分
102 隔壁エレメント
103 隔壁エレメント
104 隔壁エレメント
105 隔壁エレメント
106 隔壁エレメント
107 隔壁エレメント
107’ 隔壁エレメント
108 隔壁エレメント
111 駆動装置
112 駆動装置
113 駆動装置
115 駆動装置
117 駆動装置
117’ 駆動装置
121 駆動伝動装置
123 駆動伝動装置
127 駆動伝動装置
131 動力伝動エレメント
132 動力伝動エレメント
133 動力伝動エレメント
135 動力伝動エレメント
135’ フック状の凹部
137 動力伝動エレメント
137’ 動力伝動エレメント
141 移動ガイド
143 移動ガイド
145 移動ガイド
151 結合リンク仕掛け
152 結合リンク仕掛け
155 結合リンク仕掛け
155’ 段が設けられた凹部
155” ピボット
155”’ カバープレート
161 上部ガイド溝
162 上部ガイド溝
163 上部ガイド溝
171 下部ガイド溝
171’ 下部ガイド溝
171” リッジ
172 下部ガイド溝
172’ 下部ガイド溝
172” リッジ
173 下部ガイド溝
173’ 下部ガイド溝
181 変位ピックアップ
183 変位ピックアップ
187 変位ピックアップ
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年11月10日
【補正内容】
請求の範囲
1. ガイドブロック(10)内に設けられ、かつ互いに可動的に配置され、コリメ
ータに向けて放射線源(12)によって放射される放射線ビーム(13)に対して輪郭隔
壁を形成する、多数の板状隔壁エレメント(101、102、103、...)、及び隔壁エレ
メントを動かすための少なくとも1つの駆動装置を含み、
駆動装置(111、112、113、...)自身が各隔壁エレメント(101、102、103、...)と
接続され、
隔壁エレメント(101、102、103、...)の1群の駆動装置(111、112、113、...)が
実質的に他のものと隣接して配置され、
駆動伝動装置(121、122、123、...)自身が各駆動装置(111、112、113、...)とそ
の接続された隔壁エレメント(101、102、103、...)との間に配設されていること
を特徴とする放射線治療用輪郭コリメータ(1)。
2. 駆動装置(111、112、113、...)が実質的に半円形に配置されていることを
特徴とする請求項1記載の輪郭コリメータ。
3. 各駆動伝動装置(121、122、123、...)が可撓性があるが耐張力性及び耐圧
性の動力伝動エレメント(131、132、133、...)を有し、その一端が、装着された
隔壁エレメント(101、102、103、...)と接続され、他端が、装着された駆動装置
(111、112、113、...)と接続され、移動ガイド(141、142、143、...)において並
進可動な状態で支持されていることを特徴とする請求項1又は2記載の輪郭コリ
メータ。
4. 各動力伝動エレメント(131、132、133、...)が結合リンク仕掛け(151、15
2、153、...)を介してその装着された隔壁エレメント(101、102、103、..
.)に脱着可能に連結されていることを特徴とする請求項3記載の輪郭コリメータ
。
5. 各動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)がさらに結合リンク仕掛け
を介してその装着された駆動装置(111、 112、 113、...)に脱着可能に連結され
ていることを特徴とする請求項3又は4記載の輪郭コリメータ。
6. 各動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)が、スプリングバンドを有
することを特徴とする請求項3〜5いずれか記載の輪郭コリメータ。
7. 各駆動装置(111、 112、 113、...)が線状に作動するモータによって形成
されていることを特徴とする先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。
8. モータ(111、 112、 113、...)が電気リニアモータであることを特徴とす
る請求項7記載の輪郭コリメータ。
9. モータ(111、 112、 113、...)が線状に作動する伝動装置を有する電気モ
ータ、好ましくはラックアンドピニオン伝動装置又は軸伝動装置であることを特
徴とする請求項7記載の輪郭コリメータ。
10. ガイドブロック(10)が、隔壁エレメント(101、 102、 103、...)に対し
て多数の上部ガイド溝(161、 162、 163、...)及び下部ガイド溝(171、 172、 1
73、...)がそれぞれ配設されている、上部(16)及び下部ガイドプレート(17)を有
することを特徴とする先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。
11. 上部(16)及び下部ガイドプレート(17)が、好ましくは四角形の開口部(1
8、19)がそれぞれ配設されており、最大の隔壁開口部を決定し、ガイド溝(161、
162、 163、...; 171、 172、 173、...)の長手方向に関して実質的に直角に延
びる共通の中間面(20)を有することを特徴とする請求項10記載の輪郭コリメー
タ。
12. 移動ガイド(141、 142、 143、...)が移動ガイドブロック(14)に実質的
に並列的に配置され、動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)それぞれが並
進可動に収容されている屠状でベント状に広がっている移動ガイドギャップを有
することを特徴とする請求項3〜11いずれか記載の輪郭コリメータ。
13. 駆動装置の配置の2つの重ねられた面が各移動ガイドブロック(14)と接
続され、隣接する移動ガイド(141、 142、 143、...)に収容された1つの動力伝
動エレメント(131、 132、 133、...)が各2つの重ねられた各駆動装置(111、 1
12、 113、...)によって適用されていることを特徴とする先行する請求項いずれ
か記載の輪郭コリメータ。
14. 並進駆動可能な隔壁エレメント(101、 102、 103、...; 101’、 102’
、 103’、...)の2つの対向する群が、ガイドブロック(10)内に配設され、2つ
の対向する隔壁エレメント(101、 101';102、 102';103、 103';...)がそれぞ
れ下部(161、 161';162、 162';163、 163';...)及び上部(171、 171';172、
172';173、 173';...)の共通のガイド溝にガイドされていることを特徴とする
先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。
15. 一対の対向する隔壁エレメントの各隔壁エレメント(101、101'、102 、
102'、103 、103'、...)が、上部(16)及び下部(17)ガイドプレート内で開口部(1
8、19)の共通の中間面(20)を越えて各駆動装置(111、111'、112、112'、
113、 113’、...)から離れてその自由なエッジで可動であることを特徴とする
先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。
16. 少なくとも1つの変位ピックアップ(181、 182、 183、...)、好ましく
はポテンシオメーターが、対応する隔壁エレメント(101、 102、 103、...)の位
置を検出するために、各駆動装置(111、 112、 113、...)と接続されていること
を特徴とする先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。
17. 変位ピックアップ(181、 182、 183、...)が、並進的に作動し得る移動
ポテンシオメーターを有することを特徴とする請求項16記載の輪郭コリメータ
。
18. 放射線ビーム(13)の中央の中間放射線の領域内に配置されている少なく
とも1つの隔壁エレメント(106、 107、 108、...)が、並進方向に延びる少なく
とも1つの厚みリブ(23 、 23'、 24 、 24')を装着していることを特徴とする
先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。
19. 各厚みリブ(23 、 23';24、24')が、隣接した隔壁エレメント(107、 1
08)で対応する溝と噛み合うことを特徴とする請求項18記載の輪郭コリメータ
。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ホバー,カール−ハインツ
ドイツ連邦共和国 ジンシャイム デー−
74889 タルブリック 21
(72)発明者 マイエル−ボルスト,ヴォルフガンク
ドイツ連邦共和国 ドッセンハイム デー
−69221 シュリュッセルヴェーク 5
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ガイドブロック(10)内に設けられ、かつ互いに可動的に配置され、コリメ ータに向けて放射線源(12)によって放射される放射線ビーム(13)に対して輪郭隔 壁を形成する、多数の板状隔壁エレメント(101、 102、 103、...)、及び隔壁エ レメントを動かすための少なくとも1つの駆動装置を含み、 駆動装置(111、 112、 113、...)が各隔壁エレメント(101、 102、 103、...)と 接続され、 隔壁エレメント(101、 102、 103、...)の1群の駆動装置(111、 112、 113、.. .)が実質的に他のものと隣接して配置され、 駆動伝動装置(121、 122、 123、...)が各駆動装置(111、 112、 113、...)とそ の接続された隔壁エレメント(101、 102、 103、...)との間に配設されているこ とを特徴とする放射線治療用輪郭コリメータ(1)。 2. 駆動装置(111、112、113、...)が実質的に半円形に配置されていることを 特徴とする請求項1記載の輪郭コリメータ。 3. 各駆動伝動装置(121、 122、 123、...)が可撓性があるが耐張力性及び耐 圧性の動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)を有し、その一端が、装着さ れた隔壁エレメント(101、 102、 103、...)と接続され、他端が、装着された駆 動装置(111、 112、 113、...)と接続され、移動ガイド(141、 142、 143、...) において並進可動な状態で支持されていることを特徴とする請求項1又は2記載 の輪郭コリメータ。 4. 各動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)が結合リンク仕掛け(151、 152、 153、...)を介してその装着された隔壁エレメント(101、 102、 103、.. .)に脱着可能に連結されていることを特徴とする請求項3記載の輪郭コリメータ 。 5. 各動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)がさらに結合リンク仕掛け を介してその装着された駆動装置(111、 112、 113、...)に脱着可能に連結され ていることを特徴とする請求項3又は4記載の輪郭コリメータ。 6. 各動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)が、スプリングバンドを有 することを特徴とする請求項3〜5いずれか記載の輪郭コリメータ。 7. 各駆動装置(111、 112、 113、...)が線状に作動するモータによって形成 されていることを特徴とする先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。 8. モータ(111、 112、 113、...)が電気リニアモータであることを特徴とす る請求項7記載の輪郭コリメータ。 9. モータ(111、 112、 113、...)が線状に作動する伝動装置を有する電気モ ータ、好ましくはラックアンドピニオン伝動装置又は軸伝動装置であることを特 徴とする請求項7記載の輪郭コリメータ。 10. ガイドブロック(10)が、隔壁エレメント(101、 102、 103、...)に対し て多数の上部ガイド溝(161、 162、 163、...)及び下部ガイド溝(171、 172、 1 73、...)がそれぞれ配設されている、上部(16)及び下部ガイドプレート(17)を有 することを特徴とする先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。 11. 上部(16)及び下部ガイドプレート(17)が、好ましくは四角形の開口部(1 8、19)がそれぞれ配設されており、最大の隔壁開口部を決定し、ガイド溝(161、 162、 163、...; 171、 172、 173、...)の長手方向に関して実質的に直角に延 びる共通の中間面(20)を有することを特徴とする請求項10記載の輪郭コリメー タ。 12. 移動ガイド(141、 142、 143、...)が移動ガイドブロック(14)に実質的 に並列的に配置され、動力伝動エレメント(131、 132、 133、...)それぞれが並 進可動に収容されている屠状でベント状に広がっている移動ガイドギャップを有 することを特徴とする請求項3〜11いずれか記載の輪郭コリメータ。 13. 駆動装置の配置の2つの重ねられた面が各移動ガイドブロック(14)と接 続され、隣接する移動ガイド(141、 142、 143、...)に収容された1つの動力伝 動エレメント(131、 132、 133、...)が各2つの重ねられた各駆動装置(111、 1 12、113、...)によって適用されていることを特徴とする先行する請求項いずれ か記載の輪郭コリメータ。 14. 並進駆動可能な隔壁エレメント(101、 102、 103、...; 101’、 102’ 、 103’、...)の2つの対向する群が、ガイドブロック(10)内に配設され、2つ の対向する隔壁エレメント(101、 101'; 102、 102'; 103、103';...)がそれぞ れ下部(161、 161'; 162、 162'; 163、 163';...)及び上部(171、 171'; 172、 172'; 173、 173';...)の共通のガイド溝にガイドされていることを特徴とする 先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。 15. 一対の対向する隔壁エレメントの各隔壁エレメント(101、101'、102 、 102'、103 、103'、...)が、上部(16)及び下部(17)ガイドプレート内で開口部(1 8、19)の共通の中間面(20)を越えて各駆動装置(111、 111’、 112、 112’、 113、 113’、...)から離れてその自由なエッジで可動であることを特徴とする 先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。 16. 少なくとも1つの変位ピックアップ(181、 182、 183、...)、好ましく はポテンシオメーターが、対応する隔壁エレメント(101、 102、 103、...)の位 置を検出するために、各駆動装置(111、 112、 113、...)と接続されていること を特徴とする先行する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。 17. 変位ピックアップ(181、 182、 183、...)が、並進的に作動し得る移動 ポテンシオメーターを有することを特徴とする請求項16記載の輪郭コリメータ 。 18. 放射線ビーム(13)の中央の中間放射線の領域内に配置されている少なく とも1つの隔壁エレメント(106、 107、 108、...)が、並進方向に延びる少なく とも1つの厚みリブ(23 、23'、24 、24')を装着していることを特徴とする先行 する請求項いずれか記載の輪郭コリメータ。 19. 各厚みリブ(23 、23';24、24')が、隣接した隔壁エレメント(107、108 )で対応する溝と噛み合うことを特徴とする請求項18記載の輪郭コリメータ。
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