JPH11512692A - 真空処理装置における誘電性加工物の静電クランプ方法および装置 - Google Patents

真空処理装置における誘電性加工物の静電クランプ方法および装置

Info

Publication number
JPH11512692A
JPH11512692A JP9513742A JP51374297A JPH11512692A JP H11512692 A JPH11512692 A JP H11512692A JP 9513742 A JP9513742 A JP 9513742A JP 51374297 A JP51374297 A JP 51374297A JP H11512692 A JPH11512692 A JP H11512692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
plasma
electrode
voltage
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9513742A
Other languages
English (en)
Inventor
シャッフルボサム・ポール・ケビン
バーンズ・マイケル・エス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lam Research Corp
Original Assignee
Lam Research Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lam Research Corp filed Critical Lam Research Corp
Publication of JPH11512692A publication Critical patent/JPH11512692A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/68Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/683Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L21/6831Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using electrostatic chucks
    • H01L21/6833Details of electrostatic chucks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T279/00Chucks or sockets
    • Y10T279/23Chucks or sockets with magnetic or electrostatic means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 プラズマに曝露された加工物の表面にプラズマを印加し同時に比較的高い電圧を保持器上の電極に印加することによって真空プラズマ処理チャンバ(10)内の保持器(30)に誘電性加工物(32)がクランプされる。この電極はプラズマに曝露されていない加工物の部分に近接して存在し、それによって、(A)この電極がプラズマとは実質的に異なる電圧に維持され、(B)静電荷が曝露された表面にプラズマによって印加され、(C)導電性経路がプラズマを介して静電荷から電極に印加される電圧とは実質的に異なる電位にある端子に達している。単一の電極に印加される直流電圧と保持器に基板をクランプするために曝露面にプラズマによって印加された電荷との電位差によって、十分な静電クランプ力が加工物の厚さ全体にわたって印加される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 真空処理装置における誘電性加工物の静電クランプ方法および装置 関連出願 本出願は、「真空処理装置における誘電性加工物の静電クランプ方法および装 置」の名称でポール・ケビン・シャッフルボサムとマイケル・エス・バーンズに よって1995年9月29日に出願された同時係属出願第536,923号の一部継続出願で ある。発明の分野 本発明は、一般的には真空処理装置に誘電性加工物をクランプさせる方法およ び装置に関し、より詳細には処理装置においてイオンから電気的に絶縁された電 極へ電圧を印加することにより誘電性加工物を静電的にクランプする方法および 装置に関する。背景技術 真空プラズマ処理装置は、エッチングされたおよび/または材料が堆積された 曝露面を有する加工物の搬送用の加工物保持器、すなわちチャックが収容された 真空チャンバを含むものである。エッチングおよび堆積は、適切なガスのチャン バへの導入およびそのガスへの高周波電界印可の結果として、とりわけチャンバ 内のイオンにより提供される。 加工物温度は、ヘリウムなどの不活性ガスを加工物の背面に当てることで制御 することができる。典型的にはこの加工物は導電材料(すなわち、金属)、半導 体または誘電体から作られる比較的薄い基板である。加工物の背面から押すガス の圧力に対向して決まった場所に加工物を保つためには、加工物をチャックにク ランプしなければならない。 誘電体基板加工物の真空プラズマ処理は、数フィートレベルの比較的大きい 寸法のパネルを有するフラットパネルディスプレイの導入に非常に重要であると 想定される。従来、誘電体パネル加工物は金属またはセラミックのクランプ・リ ングを使って、その端部に近接して加工物の最表面上に押しつけて端部周りの部 位に機械的に保持されていた。この従来技術での配置は多数の欠点を有する。す なわち、(1)パネル最表面へのクランプ・リングの押しつけは、パネルから除去 されるべき発生した微粒子によるパネルへの破損を起こし易く、チャンバ環境中 への汚染と同様に、パネルの割れや欠けのため結果として破損を与える可能性が あり、(2)パネル端部の1部がクランプにより覆われ、イオンがクランプと接触 している表面に適用されないので、有効なパネル表面積を減らし、(3)パネルが 、単にその端部周りに保持されているだけなので、ガスがパネルの背面に供給さ れると、パネルは真空チャンバ内へ押し上げられ、パネルは曲がって中心が上方 へ変形し、基板保持器への不均一な熱転送を起こしてプロセスの性能と制御に影 響を与え、(4)端部をクランプすることでは曲げられたパネルを平らにできない 。そのため、真空プラズマ処理装置で本来の部位に誘電体基板を保持するために 静電チャックを使うことは好ましい。しかしながら、我々が知っているところで は、現在のところ何らかの機械的クランプを使わないで真空プラズマ処理装置の 保持器に誘電体基板をクランプできる装置あるいは方法は見当たらない。 静電チャックが真空処理チャンバ内の決まった部位での半導体および導体の基 板加工物を保持するために従来技術でも成功裏に使われいる。この目的のための 静電チャックを用いたデザインの広範囲な典型として、Tojoらの米国特許第4,48 0,284号、Suzukiの米国特許第4,692,836号、Lewinらの米国特許第4,502,094号、 Wickerらの米国特許第4,724,510号、Abeの米国特許第4,384,918号、Brigliaの米 国特許第4,184,188号に見いだされる。これらすべての従来技術の静電チャック はクランプされた基板での荷電分離の原則に基づいている。このような荷電分離 は、導電体加工物、例えば金属や半導体材料から作られているものにおいて提供 することができるが、誘電体材料から成る基板加工物では達成することができな い。真空プラズマ処理装置で静電的に保持器に誘電体をクランプすることに対し ての従来技術の方法および装置の欠如にもかかわらず、このよう な静電チャックを提供することは大いに好ましいと思われる。 もし真空処理装置での加工物保持器にフラットな誘電体パネル基板加工物の保 持機構として静電チャックが開発できたなら、好ましくは次の基準を満たすもの であろう;(1)高均一保持力;(2)静電チャックおよびパネルを通しての高い熱伝 導性;(3)実質的な耐機械的摩滅性;(4)室温から約400℃の比較的高い温度まで の範囲での効率的なクランプ能力;(5)真空適合性、多くの合成樹脂について適 正ではない特質;(6)高化学活性の腐食的なプラズマ環境との適合性。 従って本発明の目的は、真空チャンバ内の保持器へ誘電性加工物をクランプす る新規および改良された方法および装置を提供することにある。 本発明の別の目的は、機械的なクランプを使用することなく真空処理チャンバ の決まった部位に誘電体基板を保持する改良された方法および装置を提供するこ とにある。 本発明のさらに別の目的は、保持装置によって加工物から除去される微粒子の 可能性を最小にするように真空プラズマ処理チャンバで誘電性加工物を保持する 新規および改良された方法および装置を提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、保持またはクランプの具合により加工物の破損の 可能性を最小にする方法での真空処理チャンバ内に誘電体基板を保持する新規お よび改良された方法および装置を提供することにある。 本発明のさらに別の目的によると、保持の具合により、真空処理チャンバ内の 部位にある加工物の割れおよび/または欠けを最小にするような新規および改良 された方法および装置を提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、フラットパネルディスプレイに使用されるタイプ のガラス誘電体基板を、ガスによる圧力が基板背面に作用しても基板温度を制御 することにより基板の変形を最小にするように真空処理チャンバの決まった部位 で保持する新規および改良された方法および装置を提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、大面積フラットパネルディスプレイで使用される ような誘電体基板の保持について、真空処理チャンバ内で以前に曲げられた基板 の曲がりを、まったく曝露されていない基板背面を十分に引っ張ることにより、 減らす保持装置の新規および改良された方法および装置を提供すること にある。 本発明のさらに別の目的によると、真空チャンバーで加工物に新規および改良 された静電チャックを提供することにある。 本発明のさらに別の目的は、特に誘電体基板に適合した改良された静電チャッ クを含めた新規および改良された真空チャンバを提供することにある。発明の説明 本発明の1つの態様によると、誘電性加工物が、プラズマに曝露することでプ ラズマを加工物表面に処理することと同時に比較的高い電圧を保持器上の電極配 置に印加することにより真空プラズマ処理チャンバ内の保持器にクランプするも のである。電極は物理的に配置され、プラズマに曝露されない加工物の一部分に 近接しており、それ故、(1)電極はプラズマとは本質的に異なった電圧であり、( 2)静電荷電が、プラズマによって曝露した表面に印加され、(3)導電経路が、静 電荷電から電極に印加された電圧と本質的に異なった電位において端子までプラ ズマを経て提供されるものである。それにより静電気力が保持器に加工物をクラ ンプするために加工物と保持器の間に展開される。 好ましい実施態様によると、単極電極の配置および電圧は直流であることであ る。保持器の上に基板を保持するための充分な静電クランプ力は、電極に印加さ れた直流電圧とプラズマによって曝露面へ印加された電荷の直流電圧間の電圧の 相違によって加工物の厚みを通して適用される。 本発明の別の態様によると、誘電性加工物の表面に対して参照電位と本質的に 等しい電位を有するガス状イオンを適用する真空プラズマ処理装置チャンバおよ びチャンバ内でチャンバの本来の場所に加工物を保持する静電クランプの組み合 わせにある。静電クランプは参照電位と本質的に異なった電位に維持された電極 を有している。電極が維持する電位とは、電極が、プラズマを誘電性加工物の表 面に印加してプラズマにより電荷が印加され表面から端子までプラズマ経由の参 照電位での導電経路部を形成する間、加工物表面と関連して置かれることによる ものである。それ故、誘電性加工物表面上の電荷は、参照電位とほぼ等しい電位 であり、充分な電圧が電極と表面電荷の間で得られる。充分 な電圧は、クランプ上の本来の場所に加工物を保持するために電極と基板の間の 静電クランプ力を確立するものである。クランプおよび加工物の温度を制御する ためにクランプへ液体が供給される。本発明は特に充分に平らな曝露面を有する ガラス基板から成る加工物に適用できるものである。 好ましい実施態様によると、電極が、基板の背面に面して充分な平面を持ち、 基板の曝露面と平行な平面に位置する金属板からなるものである。チャンバ内で 電極がイオンとの電気的な接触を阻止するため、加工物(すなわち基板)に面す る板の平面部以外の電極の周囲すべてを電気絶縁体が囲んでいる。 1つの構成として、単極のような装置を例にとると、電極の平面は露出してお り、基板の背面は隣接しているものである。2番目の配置例として、電極の平面 は導電体(例えば材料が半導体または半金属である)を含めた保護コーティング 材で覆われ、保護コーティングは基板の背面に隣接している面を有するものであ る。 そのため、本発明は真空プラズマ処理装置チャンバ内で誘電体基板の静電チャ ックを提供し、そこでチャックは保持器の表面上に基板加工物を引っ張る引力と して静電気力を使うものである。静電気力は、どの前面または側面の機械的接触 の必要なしで、基板の背面全面にわたって、一般的に一様にはたらくものである 。 本発明の上記およびさらなる目的、特徴および利点は、特に付属する図画と関 連してとられる時、以下の特定の実施態様の詳細な説明の考慮の上に明白となる 。図画の簡単な説明 図1は、本来の場所にガラス、誘電性加工物シートを保持するための静電チャ ックを含めた真空プラズマ処理装置の概略図であり; 図2は、特にガラス、誘電体シートの組み合わせで図1の処理装置に使われる べく適合した単極の静電チャック実施態様の部分側面図であり; 図3は、本来の場所に図2で示されているガラス、誘電性加工物シートなしの 構造の立面図であり;および 図4は、単極の電極上に、半導体または半金属の層を含めて図2に示されてい 構造の改良した側面図である。好ましい実施態様の説明 図1の図面を参照して、誘電体基板のエッチングまたは誘電体基板上にフィル ムを堆積することに使用できるプラズマ処理装置が真空チャンバ10を含めて示さ れている。それは接地した金属壁および端面を有する円筒状で、しかし好ましく は電気的に接地した直並列な円筒で、矩形の金属、好ましくは陽極処理済みアル ミで形成して外面をシールし、側壁12を形成することができるような装置である 。真空チャンバ10は同じく矩形の金属、好ましくは陽極処理済みアルミで、底端 板16および矩形の上端板構造18を含み、誘電体窓構造19を含んでいる。チャンバ 10のこれらの外面のシールは従来のガスケット(図示せず)によって供給される 。 プラズマに励起し得る適当なガスが側壁12のポート20を経てガス源(図示せず )からチャンバ10の内部まで供給される。チャンバ10の内部は、典型的には0.5- 100ミリTorrの範囲の圧力に側壁12のポート22に接続された真空ポンプ(図示せ ず)により真空条件に維持される。真空チャンバ10内のガスは、窓19のすぐ上に 取り付けたプレナーコイル24のような適切な電源によってプラズマ条件に励起し て、電源26の周波数と共鳴する整合ネットワーク28を経て高周波電源26により励 起される。しかしながらプラズマ発生のどんな適当な方法でも使用できることは 理解されるべきである。 静電チャック30が、絶縁板29によりチャックから電気的に遮断された接地した 金属ベース27を含む支持構造上にチャンバ10内にしっかりと取り付けられている 。ベース27は底端板16に固定されている。チャック30が、非プラスチックの誘電 体、典型的にはフラットパネルディスプレイ用の平面ガラス基板、例えばCornin g Glass Works社,Precision Flat Glass Business,Corning,New Yorkから入手可 能であるゼロアルカリに近いbarlaborosiciliciteガラス7059またはゼロアルカ リ組成に近いboroaluminosilicateガラスから成る加工物32を選択的に保持する よう特別に設計された。これらのガラス板は1.1mmの公称厚さ、±0.1mm の厚さ公差を持ち、0.02ミクロンのピークツーピークの粗さを持っていて非常に 滑らかである。生産されたガラス基板は、わずかに湾曲しているかあるいは波立 っていても良い。前述したガラス板は、アニール後は0.00075mm/mmの最大高さ/ 長さの湾曲比で、0.002-0.003mm/mmの最大高さ/波打ち比と室温における誘電定 数として5.84の値を有する。種々の処理工程の後、特に堆積を経た後ではこれら のパラメータはもっと悪化し、結果としてチャンバ10でのプラズマ処理の間に基 板シート32を平らにすることがより必要とされる。 1つの実施態様として、適切な供給源(図示せず)より導管34を経てヘリウム ガスを加工物の背面へ供給することにより加工物32の温度は、25℃-400℃の間に 制御される。すなわち、処理チャンバ10でイオンに曝露されなかったガラス基板 の表面へ冷却液、例えば、水とエチレングリコールの混合物を、適当な供給源( 図示せず)から導管37を経てチャック30まで、供給することによって制御されて いる。加工物32の背面に当てるヘリウムガスの圧力は、典型的に、5-15 Torrの 範囲であり、導管34を通して流れるヘリウムの流量は5-70 sccmの範囲である。 ヘリウムは、ガス源から流量コントローラおよび圧力変換器を通してステムおよ びT字型連結の1つの腕を経て導管34へ流れ、他の腕は制御された開口部を有す るオリフィスを通してポンプに接続されている。 チャック30は、加工物32の背面が、溝を形成したチャック面の部分を除いて、 チャックの平面に隣接するように組み立てられる。チャック30は、加工物の曝露 面が平らで、充分にチャックが平らな表面に対し平行な平面になるよう加工物に 力を加える。この結果は、加工物32に湾曲または波打ちがあったとしても、チャ ックに取り付けた時、加工物に導管34を通して流れ出ているヘリウムガスが加工 物をチャック30の平らな平表面から離れチャンバ10の上方へ曲げる傾向にもかか わらず、成し遂げられる。チャック30が同様に、ヘリウムガスが、加工物の背面 がチャック30の平らな平表面の溝なし部分に隣接するとしても、加工物32の背面 の充分な部分と接触できるよう、組み立てられる。チャック30が同様に、高熱伝 導路が、導管37を通して流れる冷却液体から基板32にチャックを通して供給され るよう、組み立てられる。 図2と図3で示したように、静電チャック30は、金属板36のように形成さ れた電極を1つだけ有する単極装置であり、ローパス高周波遮断フィルタ(図示 せず)を含む直流電源38の高電圧端子40に接続している。端子40における電圧は 、典型的には数千ボルト例えば5000ボルトで、接地端子42における電源38の電圧 に関係し、ハウジング10の金属壁と接続される。 端子42、チャンバ10およびチャンバ内のプラズマはすべてほぼ同じDC接地( すなわち、基準)電位にある。電圧電源38が、端子40が接地端子42の電圧と比較 して正または負のいずれの電圧でも対応できるよう組み立てられる。典型的に、 端子40においての電圧は、加工物32の曝露面に比較的低い移動性陽イオンを引き 付けるため端子42に対して負であり、これは、電源38に対する有害効果の可能性 を減らすので有利である。それ故、電源38は固定電源であると考えられる。 また高周波変調電圧がイオンエネルギー制御および基板背面のヘリウム冷却の ためにチャック30に供給される。この高周波電源60の終端に、整合ネットワーク 62および直列の直流ブロックコンデンサ64を経てチャック30の板32に接続する。 板36は、好ましくはアルミニウム製で、アウトガスを発生しない材料から作ら れた(通常はプラスチックでなく好ましくはセラミックスの)誘電絶縁体44によ って囲まれる。絶縁体44はチャンバ10内で、電極板36が電気的にイオンと接触す ることを妨げ、チャンバ内の電極とイオンの間の充分なDC電位差を生ずる。こ の絶縁体44の終端に、凹部46を有する板として形づくられる。金属板36は、板の 周辺端部が絶縁体44のフランジ48の内部壁47に隣接するように凹部46に置かれ、 加工物基板32は基板が上面を完全に覆うよう板52と相関して寸法を定められる。 導管34を通してヘリウムガスが流れるのを可能にするために、ガラス加工物32 の背面の充分な部分と接触し、間隔を置かれて板36の上面平面を滑らかにし、溝 54(図3)と相互連結して、これらのすべてはそれぞれ液流と関係しており、導管3 4はチャックが導管と溝が接続されている中央部穴55を含むため効果的にチャッ ク30を通して拡張される。加工物32がチャック30の上に決まった場所でクランプ される時、加工物の曝露された平らな上面は上面53に平行な平面 で広がる。通路65を含む絶縁体44は、導管37との流動関係で冷却液が通路を通し て流れるようにする。熱は、絶縁体44および金属板36が高熱伝導性を持っていて 通路と加工物32の間の距離が短いため、加工物基板32から通路65中の冷却液まで 容易に伝導する。 動作においては、直流電源がその付勢電源(図示せず)から断続されているた めに、電極36の接続されている直流電源38の電圧がゼロであるときは、上記のよ うにガラス製の誘電性基板加工物32は電極板36上に置かれる。加工物32が、電極 全体が誘電性本体44または加工物32によって完全に囲まれるように電極板36上に 置かれると、電源38はその付勢電源に接続される。電荷層58は、チャンバ10の接 地電圧に近い基準電位にあるが、徐々に曝露され、このように表面が曝露される ためにガラス製加工物32の頂部表面がチャンバ10内の基準電位にあるイオンと接 触する。電源38がその付勢電源に接続されると、変位電流が端子40および電極板 36から加工物32の曝露された頂部層上の電荷層58に、すなわちチャンバ10内のプ ラズマを通って流れ、チャンバの壁と電源38の接地端子42に達する。この変位電 流によって、基板加工物32の厚さ全体にわたって電荷が行き渡る。 電源38の電圧は、加工物基板32の厚さ全体にわたる電荷が加工物を横断する引 力を発生させて、基板を板36の上部面53に基板をクランプするに十分なほどに高 い値である。加工物32に印加されるクランプ圧力Pは次の通りである。 ここで、 Fは、引力 Aは、板36の上部面53に接する基板32の面積、 ∈rは、加工物32の誘電率、 ∈oは、自由空間の誘電率、 Vは、電源38の電圧、 dは基板加工物32の厚さである。 ガラス製誘電体加工物32をクランプする電源38の値は通常は、5000ボルト台で あるが、半導体や金属加工物をモノポーラの静電クランプにクランプするに必要 な電圧よりかなり高い値である。この理由は、電極板36からのクランプ圧力を加 工物32の厚さにわたって加工物の曝露された面の電荷層にまで伝えるには高い電 圧が必要とされるからである。通常は、加工物32に印加される圧力は、導管34を 流れるヘリウムによって加工物の背面に印加される圧力の約2倍である。 図2に示す電極には、基板板36の背面に接している露出された上部金属面が含 まれる。電極は、非常に薄い誘電体(例えば0.1mmの厚さ)である保護コーティ ング59(図4)、または半金属、例えばTiO2をドープしたAl2O3製の電気的導体ま たは半導体を含む材料を含むように変性して、電極の機械的摩耗特性を高めたり 、電気的耐圧や板36がプラズマに対して曝露されていることによる漏れ電流を減 少されることができる。このようなコーティング59が半金属や半導体の場合、電 源38の電圧を変更する必要はないが、このコーティングが薄い誘電性のシートで ある場合は、電源38の電圧は、コーティングの厚さ、材料の誘電体定数、および 必要なクランプ圧力を与えるための耐圧の関数として減少する。導体を含む材料 に対する電圧を変更する必要はないが、その理由は、電荷が結局は、加工物基板 32の背面に接している材料の頂部表面に移動するからである。移動時間が増大し ても人間には観察できないが、適切な措置を講じれば認識可能である。この移動 時間は導体中の抵抗のRC時間定数および誘電性加工物32の容量によって異なる。 本発明は、例えば上記と同じタイプのガラス製の非プラスチック製の誘電性基 板上に堆積された電界効果素子の処理に用いてもよい。このような場合、誘電性 基板32全体に印加される高電圧は、電界効果素子のゲート誘電体にはなんら実質 的な悪い影響を与えない。静電クランプ(ESC)電圧は、板36と基板32の間の小 さな真空ギャップと基板とさらに、基板表面上に形成された素子の誘電性層の間 に容量を基準として分割される。直流電源38の実質的にすべての電圧が基板全体 にわたって印加され、そのごく少量が電界効果素子の誘電性層に伝えられるが、 その理由は電界効果素子の誘電性層よりも基板の厚さがはるか に大きいからである。誘電定数が約6.5で端子40での電源電圧が-5kVである300nm 厚さの窒化物ゲートおよび厚さ1.1mmの基板32を有する電界効果素子の場合、ゲ ートに印加される電圧は1.2Vであり、これは非常に小さい値であって電界効果素 子を破損することはない。 高密度プラズマ・エッチングにおいては、基板32に対するイオン衝撃に起因す るチャンバ12内の熱流はかなりのものとなり、実際上の温度制御が必要となる。 ヘリウムによる背面冷却がないと、基板32の温度は安定しない。電源60がチャッ ク30に印加するバイアス電力がより高くおよび/または基板32の処理時間がより 長い場合は、基板温度は結局は150℃を越えて、基板32の抵抗が突然変化するこ とになる。冷却されると、基板温度は、電源60から板32に供給されるバイアス電 力に異なるが10秒から60秒で定常状態に達する。導管34に接続された供給源から の背面ヘリウムなしでチャック30によって基板32をクランプすることは、基板を 冷却させるには効果的ではない。モノポーラESCは、背面ヘリウム冷却と併用す れば、大型のガラス製パネルの温度制御には効果がある。 チャック30内の基板32からの熱伝導性は、導管34を介して基板背面に印加され るヘリウム圧力によって異なる。冷却されたチャック30に基板32をクランプする ことによって、さらに、導管34によって与えられた背面ヘリウム冷却を用いるこ とによって、基板からチャックに対して熱が良好に伝達される。基板32に対する この能動的な温度制御によって、チャンバ12の高密度プラズマ環境内で必要とさ れるように、抵抗の突然変化と基板32の制御不能処理変動が防がれる。 このモノポーラ静電クランプは、プラズマ環境内での大面積(例えば600x650m m)の誘電性基板などの場合には特に長所となる。このモノポーラ・クランプは 頑丈で製造が容易であり、比較的に費用も安い。本発明によるESCを用いて、-5k Vの電圧を有する電源38の端子40によって15Torrの背面ヘリウム圧力に対して最 大600x650mmのガラス製基板をクランプすることができる。大面積のガラス製基 板を能動的に制御することは、制御不能プロセスや抵抗の突然変化を防ぐために は、高密度プラズマ・エッチングにおいて重要であることが分か った。さらに、モノポーラ・チャック30は、背面ヘリウム冷却と併用すると、32 0x340mmのガラス製基板の温度を効果的そして均一に制御して、このような基板 の高密度プラズマ・エッチングを均一なものとすることが分かった。 本発明の特定の実施態様に付いて説明、図示してきたが、具体的に図示、説明 された実施態様の詳細にわたる変更が、添付クレームに記載される本発明の真の 精神と範囲から逸脱することなく可能であることが明瞭であろう。例えば、本発 明による静電モノポーラ・チャックにとって、単一電極を有する必要はない。こ の電極は、直流電源の1つの電極にすべて接続された間隔をおいて置かれた複数 の部品のパターンが任意な複雑なものとなってもよい。例えば、間隔をおいて置 かれた2つの電極を有する交差配置電極パターンを電極38の代わりに使用しても よい。これらの交差配置された電極を2つ共、単一の直流電源の例えば-4000Vの 同一電圧に接続される。このような構成は単一モノポーラ静電チャックであるが 、複雑な電極パターンを持ち、クランプするために誘電性加工物上のプラズマ誘 導の電荷を用いている。こうすることによって、既存の交差配置された静電チャ ックを、本発明を用いる誘電性加工物用のモノポーラ・チャックに変換できる。 また、本発明を、別の直流電圧に接続された複雑な電極配置にまで適用して、 個々のチャックが別々の電極を有する誘電性加工物用の分離局部モノポーラ静電 チャックを提供してもよい。このような例では、局部静電チャックがプラズマ誘 導電荷に依存して、誘電性加工物をクランプする。この場合の電圧は極性が同一 でも異なっていてもよい。電極電圧が負の場合、プラズマ中の陽イオンは負電圧 を有する電極の上の誘電性表面上に蓄積されてクランプ力となる。電極電圧が正 であれば、プラズマ中の電子および/または陰イオンが正電圧を有する電極の上 の誘電性表面上に蓄積されてクランプ力となる。 加工物は誘電性であるので、クランプ・メカニズムは、半導体や金属加工物用 の先行技術によるバイポーラ・チャックとはまったく異なる。誘電性加工物の場 合、電荷はプラズマから誘電性表面上に蓄積されてクランプ力となる。対照的に 、先行技術のバイポーラ・チャックの互いに逆の極性を有する電極の間に伸張す る電界線が半導体と金属か鉱物の充電されたキャリアによって結合さ れて、これら加工物のためのクランプ力を提供する。 電極を異なった2つの電圧で使用することによって、異なったクランプ力を誘 電性加工物の異なった領域に印加することが可能となる。別々の電極に印加され る直流電圧の値を適切に制御して、別々の可変の制御された力を誘電性加工物の 別々の空間領域に印加することができる。ある適当な電極構造には、平坦リング 電極と同軸でこれに囲まれさらにこれから離れて置かれている中心にある円形デ ィスク電極が含まれるが、ここでリング電極は中心電極よりも高い直流電圧に設 定されている。例えば、中心ディスク電極は-2500から+2800Vであり、リング電 極の上にありこれに隣接する誘電性加工物の端部は-5000Vである。この場合、リ ング電極の上にありこれと隣接する誘電性加工物の端部は、中心電極の上にあり これと隣接する加工物の中心より強くクランプされる。正電圧をリング電極に印 加するのは得策ではないが、その理由は、このような電極の場合はその外部周辺 の回りにかなりの量の絶縁体を与えて、静電圧電極からプラズマへの接触やアー クを防がなければならないからである。このリングを負の直流電圧に保持すると 、このような絶縁の必要性は実質的になくなる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年10月3日 【補正内容】 24.プラズマに曝露された加工物の表面にプラズマを印加し、それと同時に、 比較的高い電圧を保持器の電極に印加する工程であり、電極が、プラズマの電圧 とは実質的に異なる高い電圧に維持されるように物理的に配置され、プラズマに 曝露されていない加工物の表面に近接して置かれ、それによって、(1)電極がプ ラズマ電圧とは実質的に異なった電圧に維持され、(2)静電荷が曝露された加工 物表面にプラズマによって印加され、(3)導電性経路がプラズマを介して曝露さ れた加工物から電極に印加される電圧とは実質的に異なる電位にある端子まで達 しており、静電荷と導電性経路が、誘電性基板と保持器の間に静電力を発生させ るように存在する工程と有することを特徴とする、真空プラズマ処理チャンバ内 の保持器に誘電性の加工物をクランプする方法。 25.前記電圧が直流であり、電極に印加される直流電圧と保持器に加工物を保 持するために曝露面にプラズマによって印加される電荷との電位差によって十分 な静電力が加工物の厚さ全体にわたって印加されることを特徴とする請求項24に 記載の方法。 26.複数の前記電極が存在し、同一の直流電圧が前記複数の電極に印加される ことを特徴とする請求項25に記載の方法。 27.複数の前記電極が存在し、異なった直流電圧が前記複数の電極に印加され ることを特徴とする請求項25に記載の方法。 28.前記電圧が同一極性を有することを特徴とする請求項27に記載の方法。 29.前記電圧が異なった極性を有することを特徴とする請求項27に記載の方法 。 30.前記複数の電極に印加される前記同一極性の異なった電圧の値を変更する 工程をさらに有することを特徴とする請求項27に記載の方法。 31.保持器を介して流体を供給することによって加工物の温度を制御する工程 をさらに有することを特徴とする請求項24に記載の方法。 32.前記流体が、イオンに曝露されていない加工物の部分に保持器を介して印 加されるガスであり、前記ガスが加工物を保持器から分離させるように湾曲させ る傾向を持ち、前記湾曲傾向が静電力によって克服されることを特徴とする請求 項31に記載の方法。 33.前記流体が、保持器を冷却するために保持器内を流れ、保持器の冷却によ った与えられる熱効果を保持器を介する熱伝導によって加工物に伝達する液体で あることを特徴とする請求項31に記載の方法。 34.誘電性基板を含む加工物の曝露された表面に基準電位に実質的に等しい電 位を有するガス状イオンを印加する真空プラズマ処理チャンバと; 加工物をチャンバ内の本来の位置に保持するチャンバ内の静電クランプであり 、前記静電クランプが電極と;基準電位とは実質的に異なった電位に電極を維持 する手段であり、電極が前記電位に維持され、さらに、曝露された加工物表面に プラズマが印加されている間に加工物表面を基準として位置付けされ、そのため 、曝露表面にプラズマによって印加される電荷が、プラズマを介して曝露表面か ら基準電位にある端子に至る導電経路の一部を形成し、これによって、前記表面 上の電荷が基準電位に実質的に等しい電位に維持され、電極と前記表面上の電荷 との間にかなりの電圧が発生し、前記かなりの電圧によって、加工物をクランプ 上の本来の位置に保持するために電極と基板の間に静電クランプ力が発生される 手段と;加工物の温度を制御するためにクランプを介して流体を供給する手段と を有する静電クランプと; の組み合わせ。 35.基板がガラス製板から成り、曝露された表面が実質的に平坦なガラス面で あり、基板が静電クランプにクランプされる背面を持ち、電極が基板の背面に対 面し、曝露表面に平行な平面上に位置する実質的に平坦な面を有する金属板を有 し、チャンバ内のイオンに電極が電気的に接触しないようにするために、基板の 背面に面している金属板の平坦面の部分を除く電極の表面を電気的絶縁物が囲ん でいることを特徴とする請求項34に記載の組み合わせ。 36.電極面および前記電極面の反対側にある誘電性板の面が接するように前記 電極面が露出していることを特徴とする請求項35に記載の組み合わせ。 37.電極面が保護コーティングによって覆われており、前記保護コーティング が、曝露表面の反対側にある加工物の面と接する面を有することを特徴とする請 求項36に記載の組み合わせ。 38.前記保護コーティングが半導体であることを特徴とする請求項37に記載の 組み合わせ。 39.前記保護コーティングが半金属であることを特徴とする請求項37に記載の 組み合わせ。 40.前記保護コーティングが薄い誘電性層であることを特徴とする請求項37に 記載の組み合わせ。 41.曝露表面の反対側にある基板の表面に接するように配置された面を電極が 持ち、前記面が、クランプされた加工物の温度を制御するためのガスを加工物に 印加するように配置されていることを特徴とする請求項35に記載の組み合わせ。 42.加工物を保持するためのチャンバ内のチャックであり、前記チャックが電 極を含むチャックと; プラズマに曝露された加工物の表面にプラズマを印加する手段であり、比較的 高い単一極性電圧の電源がチャックの電極に接続されており、電極が、プラズマ の電圧とは実質的に異なる高電圧に維持されるように物理的に配置され、さらに 、プラズマに曝露されていない基板部分に近接して置かれ、これによって、(1) 電極がプラズマとは実質的に異なる直流電圧に維持され、(2)曝露された加工物 にプラズマによって直流静電荷が印加され、(3)プラズマを介して曝露された基 板表面から電極に印加される電圧とは実質的に異なる電位にある端子に至る導電 経路が存在し、静電荷および導電経路が、加工物とチャックの間に静電力が発生 するように存在し、電極に印加される直流電圧と加工物をチャック上に保持する ためにプラズマによって曝露面に印加される電荷との電位差によって静電力が基 板の厚さ全体にわたって印加される手段と; を有することを特徴とする、誘電性基板を含む加工物を真空プラズマ処理チャ ンバ内にクランプする装置。 43.複数の前記電極が存在し、同一の直流電圧が前記複数の電極に接続される ことを特徴とする請求項42に記載の装置。 44.複数の前記電極が存在し、同一極性の異なった直流電圧が前記複数の電極 に接続されることを特徴とする請求項42に記載の装置。 45.複数の前記電極が存在し、異なった極性の異なった直流電圧が前記複数の 電極に接続されることを特徴とする請求項42に記載の装置。 46.前記チャックがただ1つの電極を含むことを特徴とする請求項42に記載の 装置。 47.前記誘電体の存在の仕方により、さらに前記電圧が直流であり、曝露表面 上の電荷に対して十分高電圧であるため、電極と曝露表面上の電荷の間に変位電 流が流れることを特徴とする請求項24に記載の方法。 48.前記誘電体の存在の仕方により、さらに前記電圧が直流であり、曝露表面 上の電荷に対して十分高電圧であるため、電極と曝露表面上の電荷の間に変位電 流が流れることを特徴とする請求項34に記載の組み合わせ。 49.前記誘電体の存在の仕方により、さらに前記電圧が直流であり、曝露表面 上の電荷に対して十分高電圧であるため、電極と曝露表面上の電荷の間に変位電 流が流れることを特徴とする請求項42に記載の装置。 50.前記電極に印加される電圧が直流であり、プラズマを基準にして負の極性 だけを有することを特徴とする請求項24に記載の方法。 51.前記電極に印加される電圧が直流であり、プラズマを基準にして負の極性 だけを有することを特徴とする請求項35に記載の組み合わせ。 52.前記電極に印加される電圧が直流であり、プラズマを基準にして負の極性 だけを有することを特徴とする請求項42に記載の装置。 53.基板がガラス製であり; 加工物が電極にクランプされている間に加工物を処理する工程であり、前記処 理工程が、電界効果トランジスタ型素子を加工物上に形成する工程を含み、基板 と電圧と形成された電界効果トランジスタ型素子が、電界効果トランジスタ型素 子に印加される電圧が、電界効果トランジスタ型素子に損傷を与えないほど十分 に低いように存在する工程をさらに有する; ことを特徴とする請求項24に記載の方法。 54.前記加工物処理工程が、抵抗材料を加工物に加えてフラット・パネル・デ ィスプレイを形成する工程と;曝露表面の反対側の加工物の面に冷却流体を供給 することによって前記加工物を処理している間に加工物を冷却する工程であり、 前記冷却が抵抗の突然変化を防ぐに十分である工程とを含むことを特徴と する請求項53に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 バーンズ・マイケル・エス アメリカ合衆国、カリフォルニア州 94111、サンフランシスコ、ロムバード ストリート 101 アパートメント 119− E

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.プラズマに対して曝露された加工物の表面にプラズマを印加し、同時に比 較的高い電圧を保持器の電極に印加する工程であり、前記電極は、プラズマの電 圧とは実質的に異なる高電圧にあるように物理的に配置され、さらに、プラズマ に対して曝露されていない加工物の部分に近接して置かれ、それによって、(1) 前記電極がプラズマの電圧とは実質的に異なった電圧を持ち、(2)静電電荷が曝 露された加工物にプラズマによって与えられ、(3)電気的に導電性の経路が、プ ラズマによって加工物表面から、前記電極に印加された電圧とは実質的に異なる 電位にある端子に通じており、前記静電電荷および前記電気的導電性経路が、前 記加工物と前記保持器の間に静電力を発生させるようなものである工程を有する ことを特徴とする、真空プラズマ処理チャンバ内の保持器に誘電性の加工物をク ランプする方法。 2.前記電圧が直流であり、前記電極に印加される直流電圧と曝露された面に 対してプラズマによって印加された電荷の間の電位差によって前記加工物の厚さ 全体にわたって十分な静電力が印加され、それによって前記基板を前記保持器に クランプすることを特徴とする請求項1に記載の方法。 3.複数の前記電極が存在し、同じ直流電圧が前記複数の電極に対して印加さ れることを特徴とする請求項2に記載の方法。 4.複数の前記電極が存在し、別々の直流電圧を前記複数の電極に対して印加 することを特徴とする請求項2に記載の方法。 5.前記電圧が同じ極性であることを特徴とする請求項4に記載の方法。 6.前記電圧が異なった極性を有することを特徴とする請求項4に記載の方法 。 7.前記複数の電極に印加される前記同一極性の直流電圧の値を変更する工程 をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の方法。 8.前記保持器によって流体を供給することによって加工物の温度を制御する 工程をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の方法。 9.前記流体が、イオンに対して曝露されていない加工物の部分に保持器を介 して与えられるガスであり、前記付与ガスが、加工物を前記保持器から分離 するように湾曲させる傾向を持ち、前記湾曲傾向が静電力によって克服されるこ とを特徴とする請求項8に記載の方法。 10.前記流体が、前記保持器を冷却するために前記保持器中を流れ、保持器の 冷却によって与えられる熱効果を、前記保持器を介しての熱伝導によって加工物 に伝達する液体であることを特徴とする請求項8に記載の方法。 11.基準電位に実質的に等しい電位を有するガス状イオンを誘電性加工物の曝 露表面に印加する真空プラズマ処理チャンバと; 前記チャンバ内の本来の位置に加工物を保持するチャンバ内の静電クランプで あり、前記静電クランプが、電極と;前記電極を前記基準電位と実質的に異なっ た電位に維持する手段であり、前記電極が、誘電性加工物表面にプラズマが印加 されている間に加工物表面を基準にして位置付けられるようにこの電位に維持さ れ、これによって、プラズマによって曝露表面に印加された電荷が、曝露表面か ら前記基準電位にある端子までプラズマを介する導電性経路の一部を形成し、こ れによって前記表面上にある電荷が前記基準電位と実質的に等しい電位に維持さ れ、かなりの電圧が、前記電極と前記表面上の電荷との間に発生し、前記かなり の電圧によって、加工物をクランプ上の本来位置に保持するために前記電極と基 板の間に静電クランプ力が発生する手段と;加工物の温度を制御するために前記 クランプを通って流体を供給する手段とを有する静電クランプと; の組み合わせ。 12.加工物がガラス製基板板から成っていて、これによって、曝露表面が実質 的に平坦な面であり、前記基板が静電クランプにクランプされる背面を持ち、さ らに、電極が、加工物の背面に対面し加工物の曝露表面に平行な面上に位置付け されている実質的に平坦な面を有する金属を有し、前記電極がチャンバ内のイオ ンに電気的に接触することを防ぐために、加工物の背面に対面している金属板の 平坦面の部分をのぞき、前記電極の表面を絶縁物が囲っていることを特徴とする 請求項11に記載の組み合わせ。 13.電極の面と曝露面の反対側の誘電性板の面が接するように前記電極面が露 出していることを特徴とする請求項12に記載の組み合わせ。 14.電極の面が保護コーティングによって覆われており、前記保護コーティン グが、曝露面の反対側の加工物の面に接する面を有することを特徴とする請求項 12に記載の組み合わせ。 15.前記保護コーティングが半導体であることを特徴とする請求項14に記載の 組み合わせ。 16.前記保護コーティングが半金属であることを特徴とする請求項14に記載の 組み合わせ。 17.前記保護コーティングが薄い誘電体の層であることを特徴とする請求項14 に記載の組み合わせ。 18.曝露表面の反対側の加工物の表面に接するように配置された面を前記電極 が持ち、前記面が、クランプされた加工物の温度を制御するためのガスを加工物 に印加するように配置されていることを特徴とする請求項12に記載の組み合わせ 。 19.加工物を保持するためのチャンバ内にある静電チャックであり、前記チャ ックが、電極と; プラズマに曝露されている加工物の表面にプラズマを印加する手段であり、比 較的に高い単一極性の電圧源がチャックの電極に接続されており、前記電極が、 プラズマの電圧とは実質的に異なる高い電圧に維持されるように物理的に配置さ れ、さらにプラズマに曝露されていない加工物の部分に近接して置かれ、そのた めに、(1)前記電極がプラズマの電圧とは実質的に異なる直流電圧に維持され、( 2)プラズマによって直流静電荷が加工物の曝露された表面に印加され、(3)導電 経路がプラズマによって加工物表面から電極に印加される電圧とは実質的に異な る電位に維持されている端子に達しており、前記静電荷および導電経路が、加工 物とチャックの間に静電力を発生させるように存在し、電極に印加される直流電 圧とチャック上に基板を保持するためにプラズマによって曝露面に印加される電 荷との電位差によって加工物の厚さ全体にわたって前記静電力が印加される手段 と; を有することを特徴とする、真空プラズマ処理チャンバ内に誘電性加工物をク ランプする装置。 20.複数の前記電極が存在し、同一の直流電圧が前記複数の電極に接続される ことを特徴とする請求項19に記載の装置。 21.複数の前記電極が存在し、同一の極性を有する異なった直流電圧が前記複 数の電極に接続されることを特徴とする請求項19に記載の装置。 22.複数の前記電極が存在し、異なった極性を有する異なった直流電圧が前記 複数の電極に接続されることを特徴とする請求項19に記載の装置。 23.前記チャックがただ1つの電極を有することを特徴とする請求項19に記載 の装置。
JP9513742A 1995-09-29 1996-09-30 真空処理装置における誘電性加工物の静電クランプ方法および装置 Ceased JPH11512692A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US53692395A 1995-09-29 1995-09-29
US08/536,923 1995-09-29
US08/542,959 1995-10-13
US08/542,959 US5847918A (en) 1995-09-29 1995-10-13 Electrostatic clamping method and apparatus for dielectric workpieces in vacuum processors
PCT/US1996/015630 WO1997012396A1 (en) 1995-09-29 1996-09-30 Electrostatic clamping method and apparatus for dielectric workpieces in vacuum processors

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11512692A true JPH11512692A (ja) 1999-11-02

Family

ID=27065313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9513742A Ceased JPH11512692A (ja) 1995-09-29 1996-09-30 真空処理装置における誘電性加工物の静電クランプ方法および装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5847918A (ja)
EP (1) EP0852808A1 (ja)
JP (1) JPH11512692A (ja)
KR (1) KR19990063844A (ja)
CN (1) CN1182575C (ja)
AU (1) AU7379796A (ja)
CA (1) CA2233612A1 (ja)
IL (1) IL123843A (ja)
WO (1) WO1997012396A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253703A (ja) * 2006-04-07 2006-09-21 Toto Ltd 静電チャック及び絶縁性基板静電吸着処理方法
JP2014033045A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Samco Inc 静電吸着方法及び静電吸着装置

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6108189A (en) * 1996-04-26 2000-08-22 Applied Materials, Inc. Electrostatic chuck having improved gas conduits
US6028395A (en) * 1997-09-16 2000-02-22 Lam Research Corporation Vacuum plasma processor having coil with added conducting segments to its peripheral part
JPH11111830A (ja) * 1997-10-07 1999-04-23 Tokyo Electron Ltd 静電吸着装置および静電吸着方法、ならびにそれを用いた処理装置および処理方法
US6125025A (en) * 1998-09-30 2000-09-26 Lam Research Corporation Electrostatic dechucking method and apparatus for dielectric workpieces in vacuum processors
US6790375B1 (en) 1998-09-30 2004-09-14 Lam Research Corporation Dechucking method and apparatus for workpieces in vacuum processors
US6965506B2 (en) * 1998-09-30 2005-11-15 Lam Research Corporation System and method for dechucking a workpiece from an electrostatic chuck
JP3805134B2 (ja) * 1999-05-25 2006-08-02 東陶機器株式会社 絶縁性基板吸着用静電チャック
JP2001035907A (ja) * 1999-07-26 2001-02-09 Ulvac Japan Ltd 吸着装置
US6201208B1 (en) * 1999-11-04 2001-03-13 Wisconsin Alumni Research Foundation Method and apparatus for plasma processing with control of ion energy distribution at the substrates
JP2001229512A (ja) * 2000-02-10 2001-08-24 Tdk Corp 薄膜磁気ヘッドおよびその製造方法
KR100890790B1 (ko) * 2001-08-27 2009-03-31 파나소닉 주식회사 플라즈마 처리 장치 및 플라즈마 처리 방법
JP3481233B1 (ja) * 2002-05-27 2003-12-22 沖電気工業株式会社 キャパシタ構造の製造方法及びキャパシタ素子の製造方法
JP4186536B2 (ja) * 2002-07-18 2008-11-26 松下電器産業株式会社 プラズマ処理装置
US7193173B2 (en) * 2004-06-30 2007-03-20 Lam Research Corporation Reducing plasma ignition pressure
US7126091B1 (en) 2005-03-23 2006-10-24 Eclipse Energy Systems, Inc. Workpiece holder for vacuum processing
US7511936B2 (en) * 2005-07-20 2009-03-31 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method and apparatus for dynamic plasma treatment of bipolar ESC system
US7683289B2 (en) * 2005-12-16 2010-03-23 Lam Research Corporation Apparatus and method for controlling plasma density profile
US20070211402A1 (en) * 2006-03-08 2007-09-13 Tokyo Electron Limited Substrate processing apparatus, substrate attracting method, and storage medium
TWI431681B (zh) * 2006-05-15 2014-03-21 Ulvac Inc 洗淨方法及真空處理裝置
DE102006051550B4 (de) * 2006-10-30 2012-02-02 Fhr Anlagenbau Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Strukturieren von Bauteilen unter Verwendung eines Werkstoffs auf der Basis von Siliziumoxid
US8389872B2 (en) * 2009-07-29 2013-03-05 Hermes-Epitek Corp. Electrode structure adapted for high applied voltage and fabrication method thereof
CN102939648B (zh) * 2010-06-01 2015-05-27 松下电器产业株式会社 等离子处理装置以及等离子处理方法
CN102023238B (zh) * 2010-11-04 2012-09-12 中国电子科技集团公司第十三研究所 用于SiC MESFET直流测试的夹具
KR102590964B1 (ko) * 2016-07-20 2023-10-18 삼성디스플레이 주식회사 정전척
KR102323877B1 (ko) * 2016-09-28 2021-11-10 한국전자통신연구원 전기 도금 장치
US11488852B2 (en) * 2019-05-31 2022-11-01 Applied Materials, Inc. Methods and apparatus for reducing high voltage arcing in semiconductor process chambers
CN117901432B (zh) * 2024-03-19 2024-07-05 成都骏创科技有限公司 一种可实时监测贴合压力和平面度的静电吸盘系统

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4078851A (en) * 1977-02-22 1978-03-14 Bell Telephone Laboratories, Incorporated Electrostatic optical fiber holder
JPH0697676B2 (ja) * 1985-11-26 1994-11-30 忠弘 大見 ウエハサセプタ装置
US5179498A (en) * 1990-05-17 1993-01-12 Tokyo Electron Limited Electrostatic chuck device
JPH0478133A (ja) * 1990-07-20 1992-03-12 Tokyo Electron Ltd プラズマ処理装置
US5255153A (en) * 1990-07-20 1993-10-19 Tokyo Electron Limited Electrostatic chuck and plasma apparatus equipped therewith
US5539609A (en) * 1992-12-02 1996-07-23 Applied Materials, Inc. Electrostatic chuck usable in high density plasma
US5310453A (en) * 1992-02-13 1994-05-10 Tokyo Electron Yamanashi Limited Plasma process method using an electrostatic chuck
US5460684A (en) * 1992-12-04 1995-10-24 Tokyo Electron Limited Stage having electrostatic chuck and plasma processing apparatus using same
KR100238629B1 (ko) * 1992-12-17 2000-01-15 히가시 데쓰로 정전척을 가지는 재치대 및 이것을 이용한 플라즈마 처리장치
US5478429A (en) * 1993-01-20 1995-12-26 Tokyo Electron Limited Plasma process apparatus
US5557215A (en) * 1993-05-12 1996-09-17 Tokyo Electron Limited Self-bias measuring method, apparatus thereof and electrostatic chucking apparatus
US5591269A (en) * 1993-06-24 1997-01-07 Tokyo Electron Limited Vacuum processing apparatus
US5529657A (en) * 1993-10-04 1996-06-25 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus
US5571366A (en) * 1993-10-20 1996-11-05 Tokyo Electron Limited Plasma processing apparatus
TW293983B (ja) * 1993-12-17 1996-12-21 Tokyo Electron Co Ltd
US5467249A (en) * 1993-12-20 1995-11-14 International Business Machines Corporation Electrostatic chuck with reference electrode
EP0668608A1 (en) * 1994-02-22 1995-08-23 Applied Materials, Inc. Electrostatic chuck with erosion-resistant electrode connection
US5459632A (en) * 1994-03-07 1995-10-17 Applied Materials, Inc. Releasing a workpiece from an electrostatic chuck
TW254030B (en) * 1994-03-18 1995-08-11 Anelva Corp Mechanic escape mechanism for substrate
US5491603A (en) * 1994-04-28 1996-02-13 Applied Materials, Inc. Method of determining a dechucking voltage which nullifies a residual electrostatic force between an electrostatic chuck and a wafer

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006253703A (ja) * 2006-04-07 2006-09-21 Toto Ltd 静電チャック及び絶縁性基板静電吸着処理方法
JP2014033045A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Samco Inc 静電吸着方法及び静電吸着装置

Also Published As

Publication number Publication date
IL123843A0 (en) 1998-10-30
CN1182575C (zh) 2004-12-29
AU7379796A (en) 1997-04-17
IL123843A (en) 2001-05-20
WO1997012396A1 (en) 1997-04-03
US5847918A (en) 1998-12-08
EP0852808A1 (en) 1998-07-15
CN1202275A (zh) 1998-12-16
CA2233612A1 (en) 1997-04-03
KR19990063844A (ko) 1999-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11512692A (ja) 真空処理装置における誘電性加工物の静電クランプ方法および装置
JP2610113B2 (ja) 静電チャック装置
US5996218A (en) Method of forming an electrostatic chuck suitable for magnetic flux processing
US6478924B1 (en) Plasma chamber support having dual electrodes
JP2610112B2 (ja) 静電チャック装置
US6074488A (en) Plasma chamber support having an electrically coupled collar ring
US5978202A (en) Electrostatic chuck having a thermal transfer regulator pad
KR100803253B1 (ko) 결합 전극을 구비한 플라즈마 챔버 지지 부재
KR100369106B1 (ko) 다층의정전식척및그제조방법
KR100511854B1 (ko) 정전 흡착 장치
US6781812B2 (en) Chuck equipment
US20030010292A1 (en) Electrostatic chuck with dielectric coating
JPH1174099A (ja) 自己クリーニングフォーカスリング
JP2000502837A (ja) 基板クランプ用リップシール付き静電クランプ
US5283087A (en) Plasma processing method and apparatus
US5982607A (en) Monopolar electrostatic chuck having an electrode in contact with a workpiece
JPH1064986A (ja) 汚染抑制層を有する基板支持チャック及びその製造方法
JP3296237B2 (ja) ウエハの製造方法
JP2767282B2 (ja) 基板保持装置
US6935038B2 (en) Gap gauge
JP2004531880A (ja) 二重電極を有する基板の支持体
US20030037879A1 (en) Top gas feed lid for semiconductor processing chamber
TW301787B (ja)
JPH05144929A (ja) 静電チヤツク及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061010

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070109

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070402

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070713

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070713

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070814

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070827

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070827

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070816

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070816

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080318

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080930