JPH11512486A - 結合した非アスベストクロール−アルカリ隔膜 - Google Patents

結合した非アスベストクロール−アルカリ隔膜

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JPH11512486A JP9511241A JP51124197A JPH11512486A JP H11512486 A JPH11512486 A JP H11512486A JP 9511241 A JP9511241 A JP 9511241A JP 51124197 A JP51124197 A JP 51124197A JP H11512486 A JPH11512486 A JP H11512486A
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Abstract

(57)【要約】 1種以上の水湿潤化性材料および1種以上の耐薬品性材料を含む、結合した非アスベストクロール−アルカリ隔膜であって、平均隔膜厚さをミリメートル単位で測定したときに、マックミュリン値と平均隔膜厚さとの積が5〜30ミリメートルであるようなマックミュリン値および平均隔膜厚さを有し、且つ、0.1〜1ミクロンのメジアン孔径を有し、ここで、1種以上の耐薬品性材料は、イオン含有ポリマーの耐久性付着性被膜で被覆されており、前記被膜は耐薬品性材料上で隔膜に結合されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 結合した非アスベストクロール−アルカリ隔膜 本発明は隔膜をベースとするクロール−アルカリ電解槽における使用のための 電解槽隔膜タイプセパレータに関し、そしてより詳細には、厳しく規制された従 来のアスベスト繊維を使用しない、非アスベスト隔膜の開発に関する。 特に近年、今日まで隔膜タイプのクロール- アルカリ槽において使用されてき た、従来のアスベスト隔膜を代替する非アスベスト隔膜を開発し、そして商業化 しようとする多大な努力がなされてきた。従来のアスベスト隔膜は、性能、低コ ストおよび耐久性の望ましい組み合わせを有するが、健康上の危険および環境上 の危険があり、それ故、非常に規制されるようになってきた。不運にも、これま で開発されてきた非アスベスト隔膜は、アスベストに纏わる健康上の危険および 環境上の危険を呈することなく、結合アスベスト隔膜の性能と同等とするかまた はそれを越えるようにする時に1つ以上の欠点を有した。 当業界において知られまたは開示された非アスベスト隔膜は様々な材料を含む が、一般に、それは、耐薬品性が所望よりも低い水湿潤化性材料を1種以上、お よび、より適切な耐薬品性であるが低い水湿潤化性である材料を1種以上含むも のとして記載されうる。従って、これらの耐薬品性がより高い材料の湿潤化性を 改良しようとする様々な試みはなされており、ポリ(テトラフルオロエチレン) またはPTFEは典型的なこのような材料である。 幾つかのこれらの努力はPTFEの被覆並びに他の手段によりイオン交換性材 料を混入させることに集まっている。例はFangの 米国特許第4,169,024号に見ることができ、ここで、支持されていない 多孔質若しくは無孔質フィルム中、または不活性布帛上の被膜中、または、多孔 質の強化構造(即ち、隔膜)中において、粉末または繊維の形態でのPTFE( または同様のフルオロポリマー)は硫黄若しくはリン含有化合物との反応により 化学変性される。 Duboisらの米国特許第4,720,334号も代表的であり、そしてフ ィブリル化したフルオロカーボンポリマー、例えば、PTFEおよびフルオロカ ーボンアイオノマー(好ましくは、カルボン酸、スルホン酸、アルカリ金属カル ボン酸塩またはアルカリ金属スルホン酸塩の官能基を含む)を含み、そして所望 により、少量の湿潤化性無機粒状材料を含んでよい隔膜を記載している。隔膜は 、約225℃を提案された上限温度とする、PTFEの焼結温度よりも低い温度 に一定時間加熱することにより、下層のカソード上で乾燥されそして固定化され る。 アイオノマーは、固体、ゲルまたは溶液として含まれるアイオノマーとともに スラリーから同時付着されることによって、フルオロカーボンフィブリルおよび 無機粒状物のいずれかまたは両方の上に被覆され、次にスラリーから付着される ことによって、または、フィブリル化される前のフルオロポリマーとの混合物か ら押出されることによって、Duboisの特許の隔膜中に取り込まれることが できる。PTFEフィブリルを被覆するための特定の被覆法は記載されており、 それは、高い剪断条件下において、水混和性溶剤中のアイオノマー溶液とPTF E粉末とを混合し、次に、水および特定の界面活性剤とブレンドすることにより 被覆されたフィブリルを分散させることを含む。この後、材料は得られたスラリ ーからカソード上に付着される。 しかし、これらの以前の方法により製造される被膜および隔膜のいずれも完全 に満足できるものではなかった。 本発明は1種以上の水湿潤化性材料および1種以上の適切な耐薬品性材料を含 む、結合した非アスベストクロール−アルカリ隔膜の構造において有意な改良を 示し、ここで、3種の方法により、耐薬品性材料の一部または全ての上に、経済 的に薄い耐久性のイオン含有ポリマーまたはその熱可塑性前駆体の被膜を結合工 程の前に適用することによって、与えられるこのような隔膜中に使用されるまた は使用されようとする耐薬品性材料の一部または全部の湿潤化能力が上がり、そ して、時間経過に伴って隔膜が気体不透過化(gas blinding)および脱湿潤化する 傾向が下がる。 このような隔膜の製造法の第一の態様は、同一譲受人の係属中の米国特許出願 第08/404,476号(1995年3月14日出願)のProcesses for Forming Thin,Durable Coatings o f Ion−Containing Polymer on Selected Substrates”(’476号出願)に、より詳細に記載されている。 参照された被覆法の文脈において、被覆されるべき耐薬品性材料は、イオン含 有ポリマーのコロイド界面活性分散体と接触され、その後、分散体で濡らされた 材料(コロイド分散体または溶液で濡れたままであるが(過剰の分散体は耐薬品 性材料との接触から排除されうる))は高いイオン化性の酸または塩の溶液と接 触される。その溶液は、イオン含有ポリマーの好ましくは本質的に連続な付着性 被膜を耐薬品性材料の表面上を形成するのに十分な濃度である。 塩の接触工程は、この第一の態様において、分散体で濡らされた材料を含むN aCl若しくはNa2CO3をベースとする吸引スラ リー(draw slurry)の調製により好ましくは行われ、スラリーから吸引された隔 膜は乾燥され、そして被覆された材料のアニーリングを行う結合工程で結合され 、それにより、材料に対する被膜結合力はアニーリングされていない被覆された 材料と比較したときに向上している。 第二の、一般的により好ましい態様は、同一譲受人の係属中の米国特許出願第 08/404,480号(1995年3月14日出願)のSolventles s Process for Forming Thin, Durable Coatings of Perfluorocarbon Ionomers on Various Polymeric Materials(’480 号出願)に記載されるような被覆法を用いるであろう。この出願明細書も参照に より本明細書中に取り入れる。この取り入れられた出願明細書は無溶剤被覆法を 記載しており、その方法は、水中のペルフルオロカーボンアイオノマーのコロイ ド界面活性分散体および高いイオン化性の酸または塩を、PTFEのようなポリ マー耐薬品性基材を含む容器中に加えること、ここで、塩および酸は、溶液が、 高剪断または有意な攪拌条件下で、付着性の、好ましくは本質的に連続のペルフ ルオロカーボンアイオノマーの被膜を、粉末および/または繊維状のPTFEの 表面上に形成させるために十分なイオン濃度となる量で加えられる、および分散 体、塩若しくは酸およびPTFE材料を、ペルフルオロカーボンアイオノマーの 薄い耐久性の被膜をPTFE材料上に形成する条件に付すことを含む。 本発明の文脈において、従来のように、隔膜中に取り入れられる被覆されたP TFEまたは他の耐薬品性材料を含む吸引スラリーを形成するために用いられる 塩はNaClまたはNa2CO3であり、そして残りの隔膜成分は塩溶液/アイオ ノマー分散体/PTFE 混合物とともに取り込まれ、吸引スラリーが直接的に形成される。その後、スラ リーはフォラミナスサポート(foraminous support)を通して吸引され、その上 に隔膜を形成し、そして隔膜は第一の態様のように乾燥され、そして結合される 。 第三の最も好ましい態様において、クロール−アルカリ隔膜槽における使用の ための隔膜の製造方法は同一譲受人の米国特許出願第08/525,968号( これと同時に出願)のImproved Processes for For ming Thin, Durable Coatings of Perfl uorocarbon Ionomers on Various Subst rate Materialsにおいてより完全に記載されており、その方法は 、隔膜中に取り込まれようとする基材であって、その親水性の改良が望まれてい る基材(例えば、PTFE繊維若しくは粉末、または、PTFE繊維若しくはフ ィブリルを含む、Hruskaらの米国特許第4,853,101号に記載され ているタイプの繊維複合材)を、既知のペルフルオロスルホン酸の酸の形態およ びペルフルオロスルホン酸塩の形態のアイオノマーの熱可塑性スルホニルフルオ リド前駆体を含む水性界面活性分散体によって、前記前駆体で被覆すること、被 覆された基材と炭酸ナトリウムまたは塩化ナトリウムを含む水性吸引スラリーを 形成させること、隔膜支持体上で真空付着により吸引スラリーから隔膜を吸引す ること、隔膜を乾燥させること、次に、結合条件下で隔膜を結合させること、そ の後に始めて、結合した隔膜内のスルホニルフルオリド前駆体を水酸化ナトリウ ムとの接触により加水分解して、そのペルフルオロスルホン酸のナトリウム塩の 形態のアイオノマーとすることを含む。 本発明により含まれ、そしてこれらの3種の態様により製造された、結合した 隔膜は、1種以上の水湿潤化性材料および1種以上の 適切に耐薬品性の材料を基本的に含み、そして多孔性、捩じれおよび隔膜厚さの 特徴的組み合わせを有する。隔膜の面積1平方インチ当たり0.2アンペア(0 .30アンペア/平方センチメートル)から1〜2アンペア(0.15〜0.3 1アンペア/平方センチメートル)の範囲の電流密度のためには、このような隔 膜のマックミュリン値(Macmullin number)(Nmac、隔膜の捩じれと隔膜の多孔性 の無次元の比)およびミリメートルでの平均隔膜厚さ(t)の積は5〜30ミリメー トルであり、そしてメジアン孔径は0.1〜1ミクロンであり、Nmac x t 値は 、好ましくは5〜25ミリメートルであり、そしてメジアン孔径は好ましくは0 .1〜0.7ミクロンであり、そしてNmac x t 値は更に好ましくは8ミリメー トルより大きく、そしてメジアン孔径は0.1〜0.5ミクロンであり、ここで 、マックミュリン値は電気化学インピーダンススペクトロスコピーおよびCal dwellらの同一譲受人の米国特許第4,464,238号に提供されている 数学的関係の応用により決定される。 クロール−アルカリ槽のための好ましい結合隔膜セパレータは隔膜の主要構成 成分として酸化ジルコニウムから構成され、繊維および粉末形態のPTFEは隔 膜の他の構成成分であり、そして片方または両方のPTFE材料(即ち、PTF E繊維または粉末化PTFE)は上記の特定の3種の方法のうちの1つにより配 置されたイオン含有ポリマーの薄い耐久性の被膜を有し、それにより、PTFE に対して、より高い親水性を付与し、そしてこの為、それを含有する隔膜の脱湿 潤化および気体不透過化に対する耐性が向上される。 上記で特定した範囲のNmac x t 値およびメジアン孔径を有し、そして特定し た範囲の電流密度での運転に適するZrO2/PTFE繊維/PTFE粒状物隔 膜を製造するための方法の好ましい第一の態様は、隔膜中にバインダーとして用 いられる、PTFE繊維お よびPTFE粒状物のいずれかまたは両方の上に、より低い当量のペルフルオロ スルホネートアイオノマーの薄い耐久性の被膜を配置するために、’476号明 細書中に記載された、無溶剤の本質的に水性の被覆法を用いるであろう。 この無溶剤の被覆法は、使用されるアイオノマーのタイプおよび使用されよう とする分散体の性質により、幾つかの方法で行われてよい。例えば、短い側鎖の (酸形態)の構造 (式中、a:b の比は通常、7 〜1 である)を有するThe Dow Chemical Companyによ り製造されたアイオノマーでは、統合された被覆法は、最初に、そして好ましく は以下の工程を含む。550〜1000の当量、特に550〜880の当量のペ ルフルオロスルホン酸の形態のアイオノマー1〜3重量%の水中の分散体を調製 する。選ばれたアイオノマーを170〜200℃の温度で、110ポンド/平方 インチ絶対圧(psia)(750キロパスカル)の圧力で、1〜3時間にわた って密閉容器内で攪拌することにより、800の当量の約70〜95%またはそ れ以上の分散したアイオノマーの固体分を提供する。好ましくは、所望の当量の 粉末のアイオノマーは密閉容器内で水と混合され、そして180℃〜185℃に 加熱されて約2時間攪拌され、圧力は約140〜165psia(1000〜1 150キロパスカル)である。または、使用可能なアルコール/水ベースの分散 体は従来のように処理され、アルコールが除去されることができる。 アイオノマーがNafion(商標)タイプのペルフルオロスルホン酸アイオ ノマーであるときには、最初に、Grotの米国特許 第4,433,082号に特定された方法および条件下で、550〜1500の 当量の10%までのアイオノマーの水中の分散体が調製されることができ、また は、より一般的には、市販のアルコール/水ベースの分散体が、ここでも、従来 のように処理され、アルコールが除去されるであろう。 得られた分散体を、その後、PTFE粉末に加え、ここで、例えば、このPT FE粉末は均質な径のPTFE粒子を得るために好ましくは水中での強力剪断に 付されたものであり、または、予備剪断されたPTFE繊維に加え、または、粉 末形態および繊維形態のPTFE混合物に加える。この混合物を、その後、使用 されるミキサーのブレード先端速度が一般に800ft/分(240メートル/ 分)以上に対応する高剪断条件に、アイオノマーでPTFE基材を被覆し、そし て均質スラリーを得るために十分な時間付す。ここで、過剰の混合/剪断により 、被覆されたPTFEが固まるほどの熱を生じないように注意がされる。PTF Eが水または分散体に加えられるのではなく、液体がPTFEに加えられること に特に注意することが重要である。 得られるアイオノマーのPTFE固体分に対する比は、一般に、重量比で0. 005:1またはそれ以上であり、好ましくは0.005:1〜0.015:1 であり、または、最も好ましくは0.015:1であり、固体分の十分な剪断お よびアイオノマーによるPTFEの被膜を得るために十分なアイオノマーおよび PTFEが所定の体積の水中に含まれる。この最小の固体分レベルは異なる先端 速度および異なる混合条件並びに異なる装置で変わることが合理的に期待されう るが、ルーチンの実験により決定されうる。 隔膜に関する当業者はこの点で以下のことを理解するであろう。 被覆されたPTFE材料から低級アルコールを除去するための濯ぎ 工程の必要がないので、アイオノマーで被覆したPTFEは、好ましくは、アイ オノマー被覆したPTFE材料および酸化ジルコニウムを含むNaCl若しくは Na2CO3ベースの水性吸引スラリーを調製するときに、非アスベスト隔膜を吸 引するための吸引バット中において必要な塩溶液と接触される。 好ましくは、この被覆法または以下に考えられる他の2種の被覆法を用いてこ れらの隔膜を製造するときに用いられる吸引スラリーは、190〜250グラム /リットルのスラリー固体分濃度を有し、より好ましくは250グラム/リット ル〜280グラム/リットルおよびそれ以上のスラリー固体分を有するであろう 。より高い濃度は、一般に、より高いカセイアルカリ電流効率を生じることが判 っている。スラリーは、一般に、60〜81重量%の酸化ジルコニウム(通常、 0.85〜1.7ミクロンの粒径を有する)を含み、14〜31重量%のPTF E粒状物(例えば、E.I.DuPont de Nemours & Company,Inc.のTeflon(商標) 7C、約30ミクロンの平均粒径を有する)を含み、そして5〜9重量%のPTFE 繊維(例えば、参照した同一の譲受人の出願明細書に示されるようなもので、ブ リーチ処理された0.25インチ長さ(6.35mm)の3.2 デニールのPTFE繊維)を含む。 より好ましく、そして通常には、75〜76重量%が酸化ジルコニウムであり、 14〜16重量%が粒状PTFEであり、そして6〜8重量%がPTFE繊維で ある。 炭酸ナトリウムは、水中で、通常に3〜20重量%の濃度で吸引キャリアとし て好ましくは用いられるであろう。懸濁剤も好ましくは使用されるであろう。懸 濁剤は好ましくは塩化アルミニウムまたはキサンタンガムであり、最も好ましく はキサンタンガムである。この懸濁剤の濃度は重要ではないようだが、酸化ジル コニウムを懸濁させ続けるために十分な濃度であり、例えば、1.0〜1.8グ ラム/リットルである。 隔膜は、例えば、従来のカーボンスチールカソードを約500℃に1時間加熱 することにより、所望により事前に応力が開放されたフォラミナスカソード上に 真空吸引される。好ましくは、吸引は、例えば、70〜100°F(21〜38 ℃)の温度で行われ、吸引バットの真空流れラインを通して残存のスラリーの流 量制御を行い、隔膜のピンホール形成を防止する。 その後、隔膜は、その上に真空を連続して課しそして炉乾燥することにより、 または単に炉乾燥することにより乾燥される。隔膜のブリスターを避けるために 40℃〜110℃の好ましい乾燥温度で、ゆっくりとした均一な乾燥が望ましく 、そして炉乾燥を用いるときには、好ましくは隔膜は、隔膜の周囲の空気流が比 較的に自由で且つ均一に流れる乾燥炉内の位置に配置される。 乾燥サイクルのの完了時に、隔膜は結合炉において330℃〜355℃の温度 で結合され、好ましい温度は330℃〜345℃であり、そして特に、ペルフル オロスルホン酸ナトリウム塩の形態のアイオノマー被膜を有するPTFEを含む 隔膜の結合のためには約335℃に制御される(考えられる隔膜の製造のための 第一および第二の方法で、以下に、第二の方法が記載される)。隔膜の焼結は望 ましい温度までゆっくりと上げ(例えば、約2℃/分で)、この温度に一定時間 、例えば、約30分間維持し、そしてその後、例えば、約2℃/分の速度で隔膜 をゆっくりと冷却することにより行われる。 得られた隔膜は、好ましくはNmac x t 値が11より大きく、且つ、メジアン 孔径が0.1〜0.3ミクロンであることを特徴とするであろう。そして隔膜は 上記のより低い電流密度での使用に特に良好に適するものであり、そして60〜 65℃で290グラム/リ ットルのNaClを含む飽和ブラインから、100〜130グラム/リットルの 範囲のカセイアルカリ含有分を有し、且つ、160〜200グラム/リットルの NaClを含む槽エフルエントを製造するために特に適するものであろう。 PTFE繊維および/または粒状材料上の薄い耐久性のアイオノマー被膜を含 まない、ここで考えられる様々な従来の隔膜は、隔膜を再湿潤化させるための界 面活性剤を加えるために周期的なシャットダウンを必要とする。しかしながら、 下記の実施例により示されるように、本発明により調製される結合隔膜は、製造 されるカセイアルカリ1トン当たり少なくとも30キロワット時の継続的な平均 の電力消費量の削減が可能であり、そして同様に製造されたが、隔膜中において 用いられるPTFE繊維および/または粒状物上に薄い耐久性のアイオノマー被 膜を含まない隔膜の使用における再湿潤の間隔の少なくとも2倍の再湿潤の間隔 にわたって、平均で少なくとも1.5%の電力効率の改良が可能である。より好 ましくは、上記の平均の電力消費量の削減および電力効率の平均の増加は少なく とも2.5倍である再湿潤化の間隔にわたって維持され、そして最も好ましくは 本発明のように耐久性の被覆された耐薬品性材料を含んでいない隔膜よりも少な くとも3倍である間隔にわたって維持される。 同時に、本発明の隔膜中にアイオノマーを取り込む上記の方法は、各々、かか る材料を含む隔膜が、例えば、PTFEのための焼結温度で結合することができ 、そして結合するであろうと考えられる。この特徴の結果として、本発明により 製造され、そしてPTFEおよび経済的に有利な最小量のアオイノマーを含む隔 膜は、Duboisらの米国特許第4,720,334号の教示により、約22 5℃以下の温度にしか加熱されていないか、または、より一般的に はPTFEの焼結温度で結合されていない、同等の隔膜と比較して、高い破裂強 さを有するであろうと期待される。この点に関して期待されうる正確な改良は、 与えられる隔膜中において用いられる材料および隔膜が製造される方法により、 幾分変化することが予期される。しかし、一般には、本発明の隔膜は、隔膜中の アイオノマーが隔膜に結合されていない同等の隔膜により示される破裂強さの少 なくとも5倍の破裂強さを有するであろう。より好ましくは同等の隔膜により示 される破裂強さの少なくとも10倍、そして最も好ましくは少なくとも15倍で あろう。 これらの隔膜のマックミュリン値は、Caldwellらの上記の米国特許第 4,464,238号において開発された数学的関係を用いて、電気化学インピ ーダンススペクトロスコピー、即ち、EISにより決定されるであろう。この点 に関して、マックミュリン値(Nmac)は飽和ブライン溶液のインピーダンス( Z1)および測定のために用いられる槽中に湿潤隔膜を挿入することにより生じ る高くなったインピーダンス(Z2)を測定することにより実験的に決定され、 これらのインピーダンスは以下の式の関係にある。 Nmac =((Z2−Z1)/R0)+1 (式中、R0=(ρxt)/Aであり、ρは飽和ブライン溶液の抵抗率であり、 または25℃において1.58オーム−インチ(4.01オーム−cm)であり 、tは隔膜の厚さであり、そしてAは挿入された隔膜試料の隔膜の断面積である 。) 下記に提供する例のために、Princeton Applied ResearchのEG&G電気化学イン ピーダンス装置(EG&G electrochemical impedance system)で、マイクロコンピ ュータに接続したソラートロンモデル 520 EC ロックインアンプリファイヤーお よびEG&Gのモデル273 ポテンシオスタット/ ガルバノスタットからなる装置をH- セルとともに 用いた。セルは2つのプレキシグラスコンパートメントを含み、1つのコンパー トメントは陽極液またはワーキング電極チャンバーとして作用し、そしてもう一 方のコンパートメントは陰極液または対電極チャンバーとして作用する。これら のコンパートメントはねじ込み連結によりつながれている。 最初に、飽和ブライン溶液の抵抗は100kHzの周波数から始めて5kHzまで下げて 、インピーダンス装置の単一の正弦実験により決定された。隔膜のなしの溶液の 抵抗は100kHzの周波数で得られたインピーダンスZ1に対応すると仮定した。溶 液の抵抗Rs(隔膜の挿入ありおよびなし)と直列の分極抵抗Rpからなり、この分極 抵抗Rpが電極- 溶液界面での二重層のキャパシタンスに相当するものとされたキ ャパシタンスC と並列のワーキング電極の抵抗と等しい等価回路を有するランド レスセル(Randles cell)とH-セルが等価であるとの仮定に基づく。インピーダン ス装置における数学的処理は、各隔膜についての様々な周波数における測定値か ら得られたインピーダンススペクトルからRp、C およびRsを決定した。 記載したように溶液のインピーダンスZ1を得た後に、隔膜をセル中に取り付 けた。セルは真空下または周囲条件下で少なくとも24時間、飽和ブライン溶液 中に浸漬されていた。隔膜のインピーダンスZ2は周波数100kHzで測定したもの である。このようにして得られるマックミュリン値は、この方法による問題のイ ンピーダンスの見積もり値の誤差が4 〜5%であることを基礎として、8 〜10% の 誤差がありうると見積もられる。比較として、引用したCaldwellらの米 国特許第4,464,238号は±15%の見積もり誤差であると記載している 。 好ましいZrO2/PTFE繊維/PTFE粒状物の隔膜の製造方法の第二の 、一般に、より好ましい態様は、’480号出願明細 書に記載されるようなバッチ形式の無溶剤の被覆法を用いるであろう。そしてそ れは、記載された、第一の態様の好ましい無溶剤被覆法と非常に類似している。 第二の態様は、PTFE繊維および/または粒状物を、塩の溶液、酸化ジルコ ニウム、キサンタンガム懸濁剤とともに含む吸引バットにアイオノマー分散体を 加え、そして恐らく更なる水を加えること、および、その後、得られた吸引スラ リーにバッチ形式で剪断力を強く加え、その中にあるPTFE材料を被覆するこ と、を本質的に含む。隔膜は、次に、第一の態様のように吸引され、乾燥されそ して結合され、そしてさもなければ、同一のアイオノマーおよびPTFE材料を 用いて、第一の態様と同様に製造し、好ましくは、本発明の隔膜の製造法の第一 の態様の記載との組み合わせを特徴とする。 第三の態様において、上記の最も好ましい態様、即ち、同一の譲受人の米国特 許出願第08/525,969号(これと同時に出願された)のImprove d Processes for Forming Thin, Durabl e Coatings of Perfluorocarbon Ionome rs on Various Substrate Materialsにおい てより完全に記載された態様において、ZrO2/PTFE繊維/PTFE粒状 材料の隔膜中に含まれるべきPTFE繊維および/または粒状材料は、所望のペ ルフルオロスルホン酸の形態のアイオノマーおよびペルフルオロスルホン酸塩の 形態のアイオノマーの熱可塑性のスルホニルフルオリド前駆体を含む水性(有機 溶剤を含まない)界面活性分散体により、前記前駆体で被覆され、被覆された基 材を炭酸ナトリウムまたは塩化ナトリウムとともに含む水性の吸引スラリーを形 成し、真空付着により吸引スラリーから隔膜を隔膜支 持体上に吸引し、乾燥し、そして結合条件において結合し、そして、その後、始 めて、結合した隔膜中にあるスルホニルフルオリド前駆体を、水酸化ナトリウム との接触によりペルフルオロスルホン酸のナトリウム塩の形態のアイオノマーに 加水分解する。この態様において用いられるアイオノマーは、好ましくは800 以下の当量を有し、そして最も好ましくは650以下の当量を有する。 取り入れた明細書に記載される通り、最も好ましくは、この方法は熱可塑性ス ルホニルフルオリド前駆体、PTFE繊維および粒状材料、酸化ジルコニウム、 懸濁剤、塩化ナトリウム若しくは炭酸ナトリウムをベースとする吸引キャリアお よび必要な追加の水を含む吸引バット中においてバッチ形式で行われ、未被覆の PTFEを吸引スラリー中において濡れたままにするための界面活性剤を吸引バ ット中で混合した、所望の吸引スラリー固体分濃度が得られる。添加の順序は重 要ではないと考えられるが、これらの材料の幾つかの予備混合が望まれるならば 、このような予備混合は考えられる。更に、このバッチ様式の方法において、前 の段落における、被覆された基材を含む吸引スラリーの形成という記載は、基材 が吸引スラリー中に含まれる前に、事前の別個の工程において被覆されることが 必ず必要であるものと解釈されるべきでないので、PTFEは吸引スラリーが形 成されている間に実際に被覆されてもよい。 本発明の隔膜の製造法の第一の態様の記載に関連した特徴として、ここでも、 隔膜を提供する前に、吸引、乾燥および結合工程が行われるが、先行した2つの 隔膜製造法の態様においては、最適結合温度は、最大隔膜強度を得るためのPT FEの望ましい程度の焼結および流動を達成するためのアイオノマー被膜のない 従来から用いられている隔膜よりも若干低いが、熱可塑性スルホニルフルオリド 前駆体の被膜を用い、そしてその後、隔膜の結合または焼結の後に 始めて、この前駆体をペルフルオロスルホン酸のナトリウム塩の形態のアイオノ マーに転化させるときに、隔膜中の被覆されたPTFEの湿潤化性に悪影響を及 ぼさずに、ここでも、約350℃に達する温度を用いることができる。一般的な 条件において、結合炉は、焼結サイクルのピーク温度、約355℃を越える温度 を隔膜のいずれの領域にも生じない最高温度、一般に335〜350℃の温度で 制御されるであろう。 明らかに、ZrO2/PTFE繊維/PTFE粒状物の非アスベスト隔膜の構 造はここに記載されてきたが、当業者は、別個の従来の水湿潤化性隔膜成分材料 および耐薬品性であるが、より低い湿潤化性の材料の他の組み合わせが使用され 、そしてここに提供された教示により改良された隔膜を製造することができるこ と、および、無機粒状水湿潤化性材料および耐薬品性であるが、より低い湿潤化 性のポリマー材料の複合材を形成する、Hruskaらの米国特許第4,853 ,101号に記載されたタイプの複合材繊維は、本発明の方法により被覆される ことにより、または、別個の既知の隔膜材料と組み合わせることにより、それを 含む最終の隔膜においてより有効に用いられうることを認識するであろう。結果 的に、耐薬品性材料に加えて、1種以上の水湿潤化性材料の一部分が被覆された 隔膜も以下の請求項により規定されるように本発明に包含されることが意図され る。米国特許第4,853,101号の複合材繊維を製造するのに有用であり、 フィブリル化するであろう耐薬品性のポリマー材料は、また、このような複合材 繊維中の無機粒状材料と混合する前に、ここで記載した方法のいずれかにより被 覆されることができる。 例示の実施例 本発明は次の実施例によってより詳細に示される。 例1 吸引スラリーを調製した。100.23グラムの酸化ジルコニウム(メジアン 粒径0.85ミクロン)を、10.23グラムの1/4インチ長さ(6.35m m)の3.2デニールのPTFE繊維および51.3グラムのTeflon(商 標)7C粒状材料であって、800当量の短い側鎖の形態のペルフルオロスルホ ネートアイオノマーで被覆されたものを含む固体混合物に加え、その後、65℃ でアルカリブラインと接触させて、アイオノマーの薄い(例えば、100ナノメ ートル厚さ未満)膜を形成させた。500ミリリットルの5%Na2CO3および 3.1グラムのトリトンGR−5Mジオクチルナトリウムスルホスクシネートア ニオン界面活性剤(Rohm & Haas Co., Philadelph ia, PA)を固体混合物に加え、そして得られたスラリーを高剪断ウェアリ ングブレンダー(Waring blender)(20,000rpm)で3分間混合した。 混合後、スラリーを打抜きプレートカソード上に真空付着させ、濡れた隔膜を 取り出し、そして100℃で一晩乾燥し、そしてその後、約30分間、335℃ 〜345℃の温度で結合させた。結合後の隔膜の組成は、60.2重量%の酸化 ジルコニウム、30.8重量%のアイオノマー被覆したTeflon(商標)7 C粒状材料並びに9.0重量%の1/4インチ(6.35mm)PTFE繊維で あった。 この隔膜(下記表1の隔膜A)および未被覆のPTFEを用いたことを除いて は同様に製造した隔膜(隔膜B)のマックミュリン値および厚さを、隔膜のメジ アン孔径とともに上記のように決定した 。界面活性剤溶液に浸漬した25mm直径の隔膜片で、Coulter Scientific Ins truments,Hialeah,FloridaのCoulter Gas Flow Promoter IIを用いて測定され た。隔膜AおよびBはこの場合に、Nmac x t 値が約16.8ミリメートルであ り、メジアン孔径が0.25ミクロンであることが判った。 隔膜Aを実験室用セルに取り付け、そして最初に、Zonyl FSN フルオロ界面活 性剤溶液(E.I.DuPont de Nemours & Company,Inc.)に浸漬し、その後、アルカ リブラインに浸漬した。その後、実験室用セルを10.6アンペアで、75℃において 41日間、運転した。隔膜Bを同様に評価した。隔膜Aはスタート時の電圧から4 1日間にわたって10ミリボルトの電圧上昇を経験し、隔膜Bでは480ミリボ ルトの上昇を経験した。表1は、隔膜AおよびBについて、カセイアルカリ効率 並びに電力効率および電力消費量の差異を比較している。 (a)5日後に停止した。そのとき、電圧が有意に上がり、そしてカセイアルカ リのgplが208gplに上がり、完全な脱湿潤化を示した。 (b)100〜130gplの通常のカセイアルカリ含有分でのカセイアルカリ 電流効率である。 (c)製造するカセイアルカリ1トン当たりのキロワット時である。 例2 149グラムの酸化ジルコニウム(0.85ミクロンのメジアン 粒径)、10.9グラムの前実施例で用いたものと同一のPTFE繊維、および 、585グラムの12重量%Na2CO3水溶液を含むスラリーに、37.1グラ ムの例1で使用された被覆Teflon(商標)7C粒状物を加えた。3.0グ ラムのトリトンGR−5Mジオクチルナトリウムスルホスクシネートアニオン界 面活性剤(Rohm & Haas Co., Philadelphia,P A)をこのスラリー混合物に加え、そして例1のようにスラリーを混合した。例 1のように、スラリーから隔膜を吸引し、乾燥し、そして結合させた。隔膜は、 結合後に、75重量%の酸化ジルコニウム、17重量%の7C粒状物および8重 量%のPTFE繊維を含んだ。隔膜のマックミュリン値、厚さおよびメジアン孔 径を例1のように測定し、この隔膜(隔膜C)を実験室用セル中でアルカリブラ イン中に一晩浸漬し、その後、10.6アンペアおよび75℃で42日間、運転 した。未被覆のPTFEを用いて同様に製造した隔膜(隔膜D)を比較のために 49日間運転した。隔膜CおよびDについて、Nmac x t 値は19.0ミリメー トルであることが判り、メジアン孔径は0.31ミクロンであった。隔膜Cはス タート時から120ミリボルトの電圧上昇を経験し、隔膜Dはスタート時から1 70ミリボルトの電圧上昇を経験した。実験室用セルにおいて、これらの隔膜の カセイアルカリ電流効率並びに電力効率および電力消費量の差異を下記の表2に 示す。 (a)100〜130gplの通常のカセイアルカリ含有分でのカセイアルカリ 電流効率である。 (b)製造するカセイアルカリ1トン当たりのキロワット時である。 例3 上記の例2と同一の材料および手順を用いたが、懸濁剤、AICl3・6H2O を結晶形態で6.8グラム/リットルの濃度でスラリーに加えた。被覆されたP TFE粒状材料および被覆されていないPTFE粒状材料を含むスラリーから製 造した隔膜を上記の例のように実験室用セルにおいて試験し、被覆されたPTF E粒状材料を含む隔膜を表3において隔膜Eと指定し、そして被覆されていない PTFE粒状材料を含む隔膜を隔膜Fと指定した。隔膜EおよびFのNmac x t 値は11.0ミリメートルであると決定され、メジアン孔径は0.96ミクロン であった。スタート時からの隔膜Eの電圧上昇は80ミリボルトであり、隔膜F はスタート時から140ミリボルトの増加を経験した。隔膜EおよびFのカセイ アルカリ電流効率並びに電力効率および電力消費量の差異は次のように表3に示 す。 (a)100〜130gplの通常のカセイアルカリ含有分でのカセイアルカリ 電流効率である。 (b)製造するカセイアルカリ1トン当たりのキロワット時である。 例4 この例において、0.5グラムのキサンタンガム、天然の高分子量の枝分かれ ポリサッカリドを402mlの水中に1分間ウェアリ ング(waring)高剪断ブレンダーを用いて分散させる。60グラムのNaClを加 え、そして溶解するま攪拌する。この混合物に、Cowles実験室用ミキサー で予備混合された12.83グラムの1/4インチ長さ(6.35mm)の3. 2デニールのPTFE繊維を加え、その後、25重量%のアイオノマー被覆した Teflon(商標)7C材料を25重量%のNaClとともに含む分散体14 9.6グラムを加えた。吸引スラリー中の合計の塩の濃度は、この点で150グ ラム/リットルであった。 全混合物をLightninタイプのミキサー中で3分間攪拌し、その後、175グラ ムの同一の酸化ジルコニウムを加え、そして混合物を再び3分間混合した。前の 例のようにして、しかし、中程度の規模で、このスラリーから隔膜を吸引し(隔 膜G)、そしてこのスラリーと同一であるが被覆されていないPTFE材料を用 いたスラリーから隔膜を吸引した(隔膜H)。100℃で一晩乾燥した後、隔膜 を340〜345℃で20分間結合させ、そして前の例のように試験した。隔膜 Gはスタート時の電圧から147日にわたって電圧上昇はないことを示し、そし て、隔膜Hはスタート時の電圧から80ミリボルトの電圧の上昇を示した。Nma c x t 値は13.0ミリメートルと決定され(ここで、隔膜の厚さtはミリメー トルで測定)、メジアン孔径は0.18ミクロンであった。実験室セルにおける 隔膜GおよびHのカセイアルカリ電流効率並びに電力効率および電力消費量の差 異を表4に示した。 (a)100〜130gplの通常のカセイアルカリ含有分でのカ セイアルカリ電流効率である。 (b)製造するカセイアルカリ1トン当たりのキロワット時である。 例5 結合またはアニール工程の前の650当量のペルフルオロスルホン酸ナトリウ ム塩の形態のアイオノマーの熱可塑性スルホニルフルオリド前駆体の被膜を含む 幾つかの隔膜の破裂強さを測定し、加熱工程において用いられる温度が隔膜の機 械強さに与える影響を評価した。各隔膜は上記に記載された、第三の最も好まし い態様の方法で製造され、そして、75重量%の酸化ジルコニウム、17重量% のTeflon(商標)7C粒状物および8重量%の、前の例において用いられ たのと同一のブリーチ処理されたPTFE繊維を含んだ。 隔膜を吸引し、100℃で一晩乾燥し、そして335℃、300℃または22 5℃に20分間、加熱した。当業界において標準的なものとして、Mullen(商標 )破裂強さ試験機を用いて隔膜の破裂強さを測定した。これらの隔膜の破裂強さ は加熱された温度の関数として示され、下記の表5に示す。温度(℃) 破裂強さ(psi) 225 8 300 10 335 120
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アイクマン,ロバート,イー.,ジュニア アメリカ合衆国,ルイジアナ 70809,バ トンルージュ,リジェリー ドライブ 10461 (72)発明者 マーチン,チャールズ,ダブリュ. アメリカ合衆国,サウスキャロライナ 29630,セントラル,セダー デイル ド ライブ 205

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.1種以上の水湿潤化性材料および1種以上の耐薬品性材料を含む、結合し た非アスベストクロール−アルカリ隔膜であって、 平均隔膜厚さをミリメートルで測定したときに、マックミュリン値と平均隔膜 厚さとの積が5〜30ミリメートルであるようなマックミュリン値および平均隔 膜厚さを有することを特徴とし、そして0.1ミクロン〜1ミクロンのメジアン 孔径を有することを特徴とし、ここで、少なくとも1種の耐薬品性材料はイオン 含有ポリマーまたはその熱可塑性前駆体の耐久性の付着性被膜により被覆されて おり、前記被膜は1種以上の耐薬品性材料上において隔膜に結合されており、そ れにより、前記熱可塑性前駆体を親水性のイオン含有ポリマーに転化し、そして 隔膜を使用するときに、この隔膜は、同様に製造した、このような被覆された材 料を含まない結合した隔膜と比較して、高い湿潤化性を持続し、且つ、脱湿潤化 しそして気体不透過化する傾向を低く維持するか、または、結合した隔膜は、イ オン含有ポリマーで被覆されているが、結合していない1種以上の耐薬品性材料 を含む隔膜と比較して、高い破裂強さを示す、隔膜。 2.前記隔膜中の1種以上の耐薬品性材料の被膜は、同様に製造したが、隔膜 中に用いられる耐薬品性材料上にアイオノマー被膜を含まない隔膜との関係にお いて、与えられた設定条件において、クロール−アルカリ槽中において隔膜を用 いることにより製造されるカセイアルカリ1トン当たり少なくとも30キロワッ ト時の持続的な平均電力消費量の削減を示し、且つ、再湿潤化のためのシャット ダウンの間隔にわたって電力効率を平均で少なくとも1.5%改良し、前記再湿 潤化のためのシャットダウンの間隔を少なくとも2倍にする、請求項1記載の隔 膜。 3.同様に製造したが、隔膜中に用いられる耐薬品性材料上にアイオノマー被 膜を含まない隔膜との関係において、示した持続性の平均電力消費量の削減およ び電力効率の改良は再湿潤化のためのシャットダウンの間隔にわたって実現され 、且つ、再湿潤化のためのシャットダウンの間隔は少なくとも2.5倍である、 請求項2記載の隔膜。 4.同様に製造されたが、隔膜中に用いられる耐薬品性材料上にアイオノマー 被膜を含まない隔膜との関係において、示した持続性の平均電力消費量の削減お よび電力効率の改良は再湿潤化のためのシャットダウンの間隔にわたって実現さ れ、且つ、再湿潤化のためのシャットダウンの間隔は少なくとも3倍である、請 求項3記載の隔膜。 5.平均隔膜厚さをミリメートル単位で測定したときに、マックミュリン値と 平均隔膜厚さとの積が5ミリメートル〜25ミリメートルであるようなマックミ ュリン値および平均隔膜厚さを有し、且つ、0.1〜0.7ミクロンのメジアン 孔径を有することを特徴とする、請求項1記載の隔膜。 6.平均隔膜厚さをミリメートル単位で測定したときに、マックミュリン値と 平均隔膜厚さとの積が8ミリメートルを越えるマックミュリン値および平均隔膜 厚さを有し、且つ、0.1〜0.5ミクロンのメジアン孔径を有することを特徴 とする、請求項5記載の隔膜。 7.繊維形態および粒状物形態のポリテトラフルオロエチレンおよび酸化ジル コニウムから本質的になり、繊維形態物および粒状物形態物の少なくともいずれ かが請求項1記載のように被覆されている、請求項1記載の隔膜。 8.前記被膜は、下記式 (式中、nは1以上であり、且つ、a:bの比は約7:1である)のイオン含有 ポリマーの被膜であるか、または、このようなイオン含有ポリマーの熱可塑性ス ルホニルフルオリドポリマー前駆体の被膜である、請求項7記載の隔膜。 9.PTFE上を被覆しているポリマー、または、熱可塑性スルホニルフルオ リド前駆体から形成されるポリマーは500〜1500の当量を有する、請求項 8記載の隔膜。 10.前記被膜は、下記式 (式中、a:bの比は約7:1である)のイオン含有ポリマーの被膜であるか、 または、このようなイオン含有ポリマーの熱可塑性スルホニルフルオリドポリマ ー前駆体の被膜である、請求項7記載の隔膜。 11.PTFE上に被覆されたポリマー、または、熱可塑性スルホニルフルオ リド前駆体から形成されるポリマーは550〜1000の当量を有する、請求項 10記載の隔膜。 12.PTFE上に被覆されたポリマー、または、熱可塑性スルホニルフルオ リド前駆体から形成されるポリマーは800以下の当量を有する、請求項11記 載の隔膜。 13.PTFE上に被覆されたポリマー、または、熱可塑性スルホニルフルオ リド前駆体から形成されるポリマーは650以下の当量を有する、請求項12記 載の隔膜。 14.隔膜が吸引される吸引スラリーは60〜81重量%の酸化ジルコニウム 、14〜31重量%のPTFE粒状材料、および、5〜9重量%の繊維形態のP TFEを含む、請求項13記載の隔膜。 15.隔膜が吸引される吸引スラリーは60〜81重量%の酸化ジルコニウム 、14〜31重量%のPTFE粒状材料、および、5〜9重量%の繊維の形態の PTFEを含む、請求項7記載の隔膜。 16.耐薬品性のポリマー材料のフィブリルに結合した無機の水湿潤化性粒状 材料を含む複合材繊維を含み、且つ、前記複合材繊維はイオン含有ポリマーまた はその熱可塑性前駆体の耐久性付着性被膜を、前記複合材繊維中の少なくとも耐 薬品性材料上に含む、請求項1記載の隔膜。
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