JPH1151234A - 三方弁及びその製造方法 - Google Patents
三方弁及びその製造方法Info
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- JPH1151234A JPH1151234A JP22431797A JP22431797A JPH1151234A JP H1151234 A JPH1151234 A JP H1151234A JP 22431797 A JP22431797 A JP 22431797A JP 22431797 A JP22431797 A JP 22431797A JP H1151234 A JPH1151234 A JP H1151234A
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- JP
- Japan
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- shaft
- plunger
- core
- sleeve
- electromagnetic force
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 軸方向におけるガタを防ぐためのスプリング
が不要であり、かつ、製造する際にシムを必要としない
ようにする。 【解決手段】 スリーブ21に一体化したプランジャ2
2及びシャフト24を挿入し、シャフト24のうち、プ
ランジャ22の固定されていない部分をコア3に設けら
れた貫通穴に挿入させながら、コア3をスリーブ21に
圧入する。このとき、プランジャ22とコア3との間の
エアギャップagが予め設定された基準距離よりも小さ
くなるように、コア3をスリーブ21に圧入する。シャ
フト24を軸方向に移動させることによってプランジャ
22とコア3との間のエアギャップagを測定し、基準
距離との差分を求める。シャフト24を矢印βの向きに
押してシャフト24を求めた差分だけ移動させ、シャフ
ト24の先端部によってスリーブ21の先端部を塑性変
形させて、プランジャ22とコア3との間のエアギャッ
プagが基準距離となるようにする。
が不要であり、かつ、製造する際にシムを必要としない
ようにする。 【解決手段】 スリーブ21に一体化したプランジャ2
2及びシャフト24を挿入し、シャフト24のうち、プ
ランジャ22の固定されていない部分をコア3に設けら
れた貫通穴に挿入させながら、コア3をスリーブ21に
圧入する。このとき、プランジャ22とコア3との間の
エアギャップagが予め設定された基準距離よりも小さ
くなるように、コア3をスリーブ21に圧入する。シャ
フト24を軸方向に移動させることによってプランジャ
22とコア3との間のエアギャップagを測定し、基準
距離との差分を求める。シャフト24を矢印βの向きに
押してシャフト24を求めた差分だけ移動させ、シャフ
ト24の先端部によってスリーブ21の先端部を塑性変
形させて、プランジャ22とコア3との間のエアギャッ
プagが基準距離となるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3つの流入出口か
ら出入りする流体の流路を2段階で切り替えることが可
能な三方弁及びその製造方法に関するものである。
ら出入りする流体の流路を2段階で切り替えることが可
能な三方弁及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両におけるブレーキ用の油圧
回路中には、三方弁が設けられている。図2は従来にお
ける三方弁の縦断面を示す断面図である。
回路中には、三方弁が設けられている。図2は従来にお
ける三方弁の縦断面を示す断面図である。
【0003】図2に示す三方弁は、主として、磁性体か
ら成るコア3と、コア3に設けられた貫通穴に摺動自在
に挿入されたシャフト4と、シャフト4の一端に一体的
に固定され、磁性体から成るプランジャ2と、プランジ
ャ2及びシャフト4を覆うようにしてコア3に固定され
たスリーブ1と、プランジャ2とスリーブ1との間に配
置されたスプリング5と、シャフト4の他端に設けられ
たバルブサブアッシ12と、バルブサブアッシ12から
延びる駆動シャフト10の先端に取り付けられ、ボール
とハット状のリングとから成るボールサブアッシ8と、
ボールサブアッシ8とバルブサブアッシ12との間に設
けられたインナーシール6と、ボールサブアッシ8を間
に挟んでインナーシール6と反対側に設けられたアウタ
ーシール7と、コア3の端部に取り付けられたカップシ
ール9と、を備えている。
ら成るコア3と、コア3に設けられた貫通穴に摺動自在
に挿入されたシャフト4と、シャフト4の一端に一体的
に固定され、磁性体から成るプランジャ2と、プランジ
ャ2及びシャフト4を覆うようにしてコア3に固定され
たスリーブ1と、プランジャ2とスリーブ1との間に配
置されたスプリング5と、シャフト4の他端に設けられ
たバルブサブアッシ12と、バルブサブアッシ12から
延びる駆動シャフト10の先端に取り付けられ、ボール
とハット状のリングとから成るボールサブアッシ8と、
ボールサブアッシ8とバルブサブアッシ12との間に設
けられたインナーシール6と、ボールサブアッシ8を間
に挟んでインナーシール6と反対側に設けられたアウタ
ーシール7と、コア3の端部に取り付けられたカップシ
ール9と、を備えている。
【0004】その他、スリーブ1の外側には、図示して
いないが、コイルとヨークによって構成される磁界発生
装置が設けられており、上記コイルに通電することによ
って、ヨークに磁界を発生させて、ヨークとプランジャ
2とコア3とで磁気回路を構成させる。
いないが、コイルとヨークによって構成される磁界発生
装置が設けられており、上記コイルに通電することによ
って、ヨークに磁界を発生させて、ヨークとプランジャ
2とコア3とで磁気回路を構成させる。
【0005】コア3には油の流入口Aと第1の流出口B
が設けられており、アウターシール7には第2の流出口
Cが設けられている。これらのうち、流入口Aはマスタ
ーシリンダ(M/C)側に接続されており、第1の流出
口Bはリザーバ(Res)に接続されており、第2の流
出口Cはホイールシリンダ(W/C)側に接続されてい
る。
が設けられており、アウターシール7には第2の流出口
Cが設けられている。これらのうち、流入口Aはマスタ
ーシリンダ(M/C)側に接続されており、第1の流出
口Bはリザーバ(Res)に接続されており、第2の流
出口Cはホイールシリンダ(W/C)側に接続されてい
る。
【0006】プランジャ2はシャフト4と一体的に固定
されているが、バルブサブアッシ12はシャフト4に固
定されていない。また、ボールサブアッシ8も、バルブ
サブアッシ12から延びている駆動シャフト10に固定
されていない。
されているが、バルブサブアッシ12はシャフト4に固
定されていない。また、ボールサブアッシ8も、バルブ
サブアッシ12から延びている駆動シャフト10に固定
されていない。
【0007】スプリング5は、軸方向に沿った矢印αの
向きに付勢力を与えており、シャフト4とバルブサブア
ッシ12との間やボールサブアッシ8と駆動シャフト1
0との間が離れて軸方向においてガタを生じるのを防い
でいる。
向きに付勢力を与えており、シャフト4とバルブサブア
ッシ12との間やボールサブアッシ8と駆動シャフト1
0との間が離れて軸方向においてガタを生じるのを防い
でいる。
【0008】また、スプリング11は、軸方向に沿っ
て、矢印αとは逆の矢印βの向きに付勢力を与えてお
り、上記コイルへの通電を停止した状態においては、プ
ランジャ2,シャフト4,駆動シャフト10及びボール
サブアッシ8が、図2に示した状態に戻るようにしてい
る。
て、矢印αとは逆の矢印βの向きに付勢力を与えてお
り、上記コイルへの通電を停止した状態においては、プ
ランジャ2,シャフト4,駆動シャフト10及びボール
サブアッシ8が、図2に示した状態に戻るようにしてい
る。
【0009】さて、以上のように構成された三方弁にお
いて、上記コイルに通電した場合には、プランジャ2に
電磁力が加わり、プランジャ2がコア3側に引きつけら
れるため、プランジャ2,シャフト4,駆動シャフト1
0及びボールサブアッシ8は、スプリング11による付
勢力に抗して、矢印αの向きに移動する。これにより、
ボールサブアッシ8の右側はアウターシール7に押しつ
けられて、流出口Cへの流路をふさぐことになる。一
方、ボールサブアッシ8の左側はインナーシール6から
離れるため、流出口Bへの流路を開くことになる。この
結果、流入口Aより流入された油はボールサブアッシ8
の左側よりインナーシール6に設けられた穴を通って流
出口Bより流出される。
いて、上記コイルに通電した場合には、プランジャ2に
電磁力が加わり、プランジャ2がコア3側に引きつけら
れるため、プランジャ2,シャフト4,駆動シャフト1
0及びボールサブアッシ8は、スプリング11による付
勢力に抗して、矢印αの向きに移動する。これにより、
ボールサブアッシ8の右側はアウターシール7に押しつ
けられて、流出口Cへの流路をふさぐことになる。一
方、ボールサブアッシ8の左側はインナーシール6から
離れるため、流出口Bへの流路を開くことになる。この
結果、流入口Aより流入された油はボールサブアッシ8
の左側よりインナーシール6に設けられた穴を通って流
出口Bより流出される。
【0010】一方、上記コイルへの通電を停止した場合
には、プランジャ2に加わっていた電磁力が無くなるた
め、スプリング11の付勢力によって、プランジャ2,
シャフト4,駆動シャフト10及びボールサブアッシ8
は、矢印βの向きに移動する。これにより、先ほどとは
逆に、ボールサブアッシ8の左側はインナーシール6に
押しつけられて、流出口Bへの流路をふさぐことにな
る。一方、ボールサブアッシ8の右側はアウターシール
7から離れるため、流出口Cへの流路を開くことにな
る。この結果、流入口Aより流入された油はボールサブ
アッシ8の右側よりアウターシール7に設けられた穴を
通って流出口Cより流出される。
には、プランジャ2に加わっていた電磁力が無くなるた
め、スプリング11の付勢力によって、プランジャ2,
シャフト4,駆動シャフト10及びボールサブアッシ8
は、矢印βの向きに移動する。これにより、先ほどとは
逆に、ボールサブアッシ8の左側はインナーシール6に
押しつけられて、流出口Bへの流路をふさぐことにな
る。一方、ボールサブアッシ8の右側はアウターシール
7から離れるため、流出口Cへの流路を開くことにな
る。この結果、流入口Aより流入された油はボールサブ
アッシ8の右側よりアウターシール7に設けられた穴を
通って流出口Cより流出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した従来の三
方弁においては、次のような問題点があった。
方弁においては、次のような問題点があった。
【0012】即ち、従来の三方弁では、上記したよう
に、軸方向においてガタが生じるのを防止するために、
スリーブ1とプランジャ2との間にスプリング5を有し
ているため、その分、部品点数が多くなると共に、上記
した三方弁を製造する際にも工数が増加してしまう。ま
た、スプリング5は矢印αの向きに付勢力を加えている
ため、それに対抗するために、矢印βの向きに付勢力を
加えるスプリング11としては、その分、付勢力の大き
なものを用意しなければならない。さらに、このスプリ
ング11の付勢力に対抗するために、プランジャ2に加
える電磁力も大きくしなければならず、磁界発生装置と
しても、規模の大きなものを用意しなければならない。
に、軸方向においてガタが生じるのを防止するために、
スリーブ1とプランジャ2との間にスプリング5を有し
ているため、その分、部品点数が多くなると共に、上記
した三方弁を製造する際にも工数が増加してしまう。ま
た、スプリング5は矢印αの向きに付勢力を加えている
ため、それに対抗するために、矢印βの向きに付勢力を
加えるスプリング11としては、その分、付勢力の大き
なものを用意しなければならない。さらに、このスプリ
ング11の付勢力に対抗するために、プランジャ2に加
える電磁力も大きくしなければならず、磁界発生装置と
しても、規模の大きなものを用意しなければならない。
【0013】また、プランジャ2,コア3及びシャフト
4は、プランジャ2とコア3との間のエアギャップag
が予め設定された基準距離となるようにそれぞれ位置決
めする必要があるため、上記した三方弁を製造する際
に、まず、プランジャ2及びコア3にそれぞれシャフト
4を挿入し、次に、プランジャ2とコア3との間に上記
基準距離の厚みを持つシムを挟み込んで、エアギャップ
agが上記基準距離となるように、コア3に対しプラン
ジャ2及びシャフト4を位置決めした上で、プランジャ
2をかしめて、プランジャ2をシャフト4の一端に固定
し、その後、シムを取り外すようにしている。このた
め、三方弁を製造する際に、シムを挟み込む工程が必要
となるため、毎回同じシムを用いることによって、シム
が磨耗してしまうという問題があった。
4は、プランジャ2とコア3との間のエアギャップag
が予め設定された基準距離となるようにそれぞれ位置決
めする必要があるため、上記した三方弁を製造する際
に、まず、プランジャ2及びコア3にそれぞれシャフト
4を挿入し、次に、プランジャ2とコア3との間に上記
基準距離の厚みを持つシムを挟み込んで、エアギャップ
agが上記基準距離となるように、コア3に対しプラン
ジャ2及びシャフト4を位置決めした上で、プランジャ
2をかしめて、プランジャ2をシャフト4の一端に固定
し、その後、シムを取り外すようにしている。このた
め、三方弁を製造する際に、シムを挟み込む工程が必要
となるため、毎回同じシムを用いることによって、シム
が磨耗してしまうという問題があった。
【0014】従って、本発明の目的は、上記した従来技
術の問題点を解決し、軸方向におけるガタを防ぐための
スプリングが不要であり、かつ、製造する際にシムを必
要としない三方弁及びその製造方法を提供することにあ
る。
術の問題点を解決し、軸方向におけるガタを防ぐための
スプリングが不要であり、かつ、製造する際にシムを必
要としない三方弁及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明
の三方弁は、シャフトの一端にプランジャを一体的に固
定し、該シャフトのうち、前記プランジャの固定されて
いない部分を、コアに設けられた貫通穴に摺動自在に挿
入し、スリーブによって前記プランジャ及び前記シャフ
トの一端を共に覆うようにして、前記スリーブを前記コ
アに固定し、スプリングによって前記シャフトに対し間
接的に、前記シャフトの中心軸に沿った方向において前
記シャフトの他端から一端に向かう第1の向きに付勢力
を加えて成り、電磁力印加手段によって前記プランジャ
に対し、前記シャフトの中心軸に沿った方向において前
記シャフトの一端から他端に向かう第2の向きに電磁力
を印加した場合に、前記電磁力によって前記プランジャ
及びシャフトを前記スプリングの付勢力に抗して前記第
2の向きに移動させ、前記電磁力印加手段による前記プ
ランジャへの電磁力の印加を停止した場合には、前記ス
プリングの付勢力によって前記プランジャ及びシャフト
を前記第1の向きに移動させることより、前記シャフト
の他端側に設けられた流路切換手段を駆動して、前記コ
アに設けられた3つの流入出口から出入りする流体の流
路を2段階で切り替える三方弁であって、前記プランジ
ャが前記コアから予め設定された基準距離だけ離れた位
置にある場合に、前記スリーブの内面が前記プランジャ
の先端部または前記シャフトの一端の先端部に当接する
ように、前記スリーブが塑性変形されていることを要旨
とする。
記した目的の少なくとも一部を達成するために、本発明
の三方弁は、シャフトの一端にプランジャを一体的に固
定し、該シャフトのうち、前記プランジャの固定されて
いない部分を、コアに設けられた貫通穴に摺動自在に挿
入し、スリーブによって前記プランジャ及び前記シャフ
トの一端を共に覆うようにして、前記スリーブを前記コ
アに固定し、スプリングによって前記シャフトに対し間
接的に、前記シャフトの中心軸に沿った方向において前
記シャフトの他端から一端に向かう第1の向きに付勢力
を加えて成り、電磁力印加手段によって前記プランジャ
に対し、前記シャフトの中心軸に沿った方向において前
記シャフトの一端から他端に向かう第2の向きに電磁力
を印加した場合に、前記電磁力によって前記プランジャ
及びシャフトを前記スプリングの付勢力に抗して前記第
2の向きに移動させ、前記電磁力印加手段による前記プ
ランジャへの電磁力の印加を停止した場合には、前記ス
プリングの付勢力によって前記プランジャ及びシャフト
を前記第1の向きに移動させることより、前記シャフト
の他端側に設けられた流路切換手段を駆動して、前記コ
アに設けられた3つの流入出口から出入りする流体の流
路を2段階で切り替える三方弁であって、前記プランジ
ャが前記コアから予め設定された基準距離だけ離れた位
置にある場合に、前記スリーブの内面が前記プランジャ
の先端部または前記シャフトの一端の先端部に当接する
ように、前記スリーブが塑性変形されていることを要旨
とする。
【0016】このように、本発明の三方弁においては、
スリープが上記のように塑性変形されていることによっ
て、プランジャの先端部またはシャフトの一端の先端部
がスリーブの内面に当接する際には、必ず、プランジャ
とコアとの間の間隔は上記した基準距離となる。
スリープが上記のように塑性変形されていることによっ
て、プランジャの先端部またはシャフトの一端の先端部
がスリーブの内面に当接する際には、必ず、プランジャ
とコアとの間の間隔は上記した基準距離となる。
【0017】従って、本発明によれば、予め、上記した
基準距離を、流路切換手段が適正に動作することが可能
であり、かつ、軸方向においてできる限りガタが生じな
いような距離に設定しておくことによって、上記ガタを
防ぐためのスプリングが不要となる。従って、部品点数
が少なくて済み、三方弁を製造する際にも工数が少なく
て済む。また、シャフトに対し間接的に第1の向きに付
勢力を加えるスプリングとしても、付勢力の大きなもの
を用意する必要がなく、電磁力印加手段におけるコイル
などを小型化することができる。
基準距離を、流路切換手段が適正に動作することが可能
であり、かつ、軸方向においてできる限りガタが生じな
いような距離に設定しておくことによって、上記ガタを
防ぐためのスプリングが不要となる。従って、部品点数
が少なくて済み、三方弁を製造する際にも工数が少なく
て済む。また、シャフトに対し間接的に第1の向きに付
勢力を加えるスプリングとしても、付勢力の大きなもの
を用意する必要がなく、電磁力印加手段におけるコイル
などを小型化することができる。
【0018】また、本発明の三方弁製造方法は、(a)
シャフトの一端にプランジャを一体的に固定する工程
と、(b)該シャフトのうち、前記プランジャの固定さ
れていない部分を、コアに設けられた貫通穴に摺動自在
に挿入する工程と、(c)スリーブによって前記プラン
ジャ及び前記シャフトの一端を共に覆うようにして、前
記スリーブを前記コアに固定する工程と、(d)前記シ
ャフトに対し間接的に、前記シャフトの中心軸に沿った
方向において前記シャフトの他端から一端に向かう第1
の向きに付勢力を加えるように、スプリングを取り付け
る工程と、(e)前記プランジャに対し前記シャフトの
中心軸に沿った方向において前記シャフトの一端から他
端に向かう第2の向きに電磁力を印加することが可能な
電磁力印加手段を取り付ける工程と、(f)前記シャフ
トの他端側に流路切換手段を取り付ける工程と、を備
え、前記電磁力印加手段によって前記プランジャに電磁
力を印加した場合に、前記電磁力によって前記プランジ
ャ及びシャフトを前記スプリングの付勢力に抗して前記
第2の向きに移動させ、前記電磁力印加手段による前記
プランジャへの電磁力の印加を停止した場合には、前記
スプリングの付勢力によって前記プランジャ及びシャフ
トを前記第1の向きに移動させることより、前記シャフ
トの他端側に設けられた前記流路切換手段を駆動して、
前記コアに設けられた3つの流入出口から出入りする流
体の流路を2段階で切り替えることが可能な三方弁を製
造する方法であって、前記工程(c)の後に、(g)前
記プランジャが前記コアから予め設定された基準距離だ
け離れた位置まで来るように、前記プランジャ及びシャ
フトを前記第1の向きに移動させながら、前記プランジ
ャの先端部または前記シャフトの一端の先端部によって
前記スリーブを塑性変形させる工程を、さらに備えるこ
とを要旨とする。
シャフトの一端にプランジャを一体的に固定する工程
と、(b)該シャフトのうち、前記プランジャの固定さ
れていない部分を、コアに設けられた貫通穴に摺動自在
に挿入する工程と、(c)スリーブによって前記プラン
ジャ及び前記シャフトの一端を共に覆うようにして、前
記スリーブを前記コアに固定する工程と、(d)前記シ
ャフトに対し間接的に、前記シャフトの中心軸に沿った
方向において前記シャフトの他端から一端に向かう第1
の向きに付勢力を加えるように、スプリングを取り付け
る工程と、(e)前記プランジャに対し前記シャフトの
中心軸に沿った方向において前記シャフトの一端から他
端に向かう第2の向きに電磁力を印加することが可能な
電磁力印加手段を取り付ける工程と、(f)前記シャフ
トの他端側に流路切換手段を取り付ける工程と、を備
え、前記電磁力印加手段によって前記プランジャに電磁
力を印加した場合に、前記電磁力によって前記プランジ
ャ及びシャフトを前記スプリングの付勢力に抗して前記
第2の向きに移動させ、前記電磁力印加手段による前記
プランジャへの電磁力の印加を停止した場合には、前記
スプリングの付勢力によって前記プランジャ及びシャフ
トを前記第1の向きに移動させることより、前記シャフ
トの他端側に設けられた前記流路切換手段を駆動して、
前記コアに設けられた3つの流入出口から出入りする流
体の流路を2段階で切り替えることが可能な三方弁を製
造する方法であって、前記工程(c)の後に、(g)前
記プランジャが前記コアから予め設定された基準距離だ
け離れた位置まで来るように、前記プランジャ及びシャ
フトを前記第1の向きに移動させながら、前記プランジ
ャの先端部または前記シャフトの一端の先端部によって
前記スリーブを塑性変形させる工程を、さらに備えるこ
とを要旨とする。
【0019】このように、本発明の三方弁製造方法にお
いては、スリーブによってプランジャ及びシャフトを覆
うようにして、スリーブをコアに固定した後、プランジ
ャがコアから予め設定された基準距離だけ離れた位置ま
で来るように、プランジャ及びシャフトを第1の向きに
移動させながら、プランジャの先端部またはシャフトの
一端の先端部によってスリーブを塑性変形させる。
いては、スリーブによってプランジャ及びシャフトを覆
うようにして、スリーブをコアに固定した後、プランジ
ャがコアから予め設定された基準距離だけ離れた位置ま
で来るように、プランジャ及びシャフトを第1の向きに
移動させながら、プランジャの先端部またはシャフトの
一端の先端部によってスリーブを塑性変形させる。
【0020】従って、本発明によれば、プランジャをコ
アから基準距離だけ離れた位置に位置決めする際に、シ
ムを必要としない。従って、三方弁を製造する際に、シ
ムを挟み込む工程が不要となるため、シムの磨耗の問題
も考慮しなくてよくなる。
アから基準距離だけ離れた位置に位置決めする際に、シ
ムを必要としない。従って、三方弁を製造する際に、シ
ムを挟み込む工程が不要となるため、シムの磨耗の問題
も考慮しなくてよくなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例として
の三方弁の順断面を示す断面図である。
例に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例として
の三方弁の順断面を示す断面図である。
【0022】図1に示すように、本実施例の三方弁が、
図2に示した従来の三方弁と構成的に異なる点は、左側
の先端部分である。即ち、本実施例の三方弁では、シャ
フト24の先端部がプランジャ22の先端部より突出し
ており、しかも、プランジャ22とコア3との間のエア
ギャップagが予め設定された基準距離となった場合
に、スリーブ21の先端部の内壁面がシャフト24の先
端部に当接するように、スリーブ21の先端部が予め塑
性変形されている点である。なお、本実施例の三方弁に
おける他の構成要素は、図2に示した従来の三方弁と同
様であるので、説明は省略する。
図2に示した従来の三方弁と構成的に異なる点は、左側
の先端部分である。即ち、本実施例の三方弁では、シャ
フト24の先端部がプランジャ22の先端部より突出し
ており、しかも、プランジャ22とコア3との間のエア
ギャップagが予め設定された基準距離となった場合
に、スリーブ21の先端部の内壁面がシャフト24の先
端部に当接するように、スリーブ21の先端部が予め塑
性変形されている点である。なお、本実施例の三方弁に
おける他の構成要素は、図2に示した従来の三方弁と同
様であるので、説明は省略する。
【0023】従って、エアギャップagの基準距離を、
ボールサブアッシ8のストロークsr(即ち、ボールサ
ブアッシ8の軸方向における移動可能距離)よりは長い
が、できる限りストロークsrに近い距離になるように
設定することによって、ボールサブアッシ8の軸方向の
移動による流路切り換えの適正な動作を保障すると共
に、軸方向においてガタが生じるのを抑えることができ
る。
ボールサブアッシ8のストロークsr(即ち、ボールサ
ブアッシ8の軸方向における移動可能距離)よりは長い
が、できる限りストロークsrに近い距離になるように
設定することによって、ボールサブアッシ8の軸方向の
移動による流路切り換えの適正な動作を保障すると共
に、軸方向においてガタが生じるのを抑えることができ
る。
【0024】即ち、一体化したプランジャ22及びシャ
フト24の軸方向における移動可能距離は、上記した基
準距離と等しくなるので、その基準距離がボールサブア
ッシ8のストロークsrよりも長ければ、ボールサブア
ッシ8は、プランジャ22及びシャフト24の軸方向に
おける移動動作によって何ら制限を受けることなく、軸
方向においてストロークsr分の距離を自由に移動する
ことができるので、ボールサブアッシ8に適正な流路切
換動作を行なわせることができる。
フト24の軸方向における移動可能距離は、上記した基
準距離と等しくなるので、その基準距離がボールサブア
ッシ8のストロークsrよりも長ければ、ボールサブア
ッシ8は、プランジャ22及びシャフト24の軸方向に
おける移動動作によって何ら制限を受けることなく、軸
方向においてストロークsr分の距離を自由に移動する
ことができるので、ボールサブアッシ8に適正な流路切
換動作を行なわせることができる。
【0025】また、磁界発生回路におけるコイルに通電
していない状態のときには、スプリング11の付勢力に
よって、ボールサブアッシ8はインナーシール6に押し
つけられているので、プランジャ22は、コア3の先端
部からボールサブアッシ8のストロークsr分だけ離れ
た位置に位置している。従って、このとき、シャフト2
4の先端部とスリーブ21の内壁面との間の距離は、上
記した基準距離からストロークsr分を引いた差となる
ため、上記した基準距離ができる限りストロークsrに
近い距離になるように設定されていれば、シャフト24
の先端部とスリーブ21の内壁面との間の距離はほぽ0
に近くなるため、軸方向において生じるガタは非常に少
なくなる。
していない状態のときには、スプリング11の付勢力に
よって、ボールサブアッシ8はインナーシール6に押し
つけられているので、プランジャ22は、コア3の先端
部からボールサブアッシ8のストロークsr分だけ離れ
た位置に位置している。従って、このとき、シャフト2
4の先端部とスリーブ21の内壁面との間の距離は、上
記した基準距離からストロークsr分を引いた差となる
ため、上記した基準距離ができる限りストロークsrに
近い距離になるように設定されていれば、シャフト24
の先端部とスリーブ21の内壁面との間の距離はほぽ0
に近くなるため、軸方向において生じるガタは非常に少
なくなる。
【0026】また、このように軸方向におけるガタが少
なくなるため、従来の三方弁において用いられていたガ
タを防ぐためのスプリング5が不要となる。従って、部
品点数が少なくて済み、三方弁を製造する際にも工数が
少なくて済む。また、矢印βの向きに付勢力を加えるス
プリング11としても、付勢力の大きなものを用意する
必要がなく、磁界発生回路におけるコイルなどを小型化
することができる。
なくなるため、従来の三方弁において用いられていたガ
タを防ぐためのスプリング5が不要となる。従って、部
品点数が少なくて済み、三方弁を製造する際にも工数が
少なくて済む。また、矢印βの向きに付勢力を加えるス
プリング11としても、付勢力の大きなものを用意する
必要がなく、磁界発生回路におけるコイルなどを小型化
することができる。
【0027】次に、本実施例の三方弁の製造方法につい
て説明する。まず、シャフト24の一端にプランジャ2
2に設けられた貫通穴にシャフト24を挿入し、シャフ
ト24の先端部がプランジャ22の先端部よりも突出す
るように位置決めした上で、プランジャ22をかしめ
て、シャフト24にプランジャを一体的に固定する。
て説明する。まず、シャフト24の一端にプランジャ2
2に設けられた貫通穴にシャフト24を挿入し、シャフ
ト24の先端部がプランジャ22の先端部よりも突出す
るように位置決めした上で、プランジャ22をかしめ
て、シャフト24にプランジャを一体的に固定する。
【0028】次に、スリーブ21に一体化したプランジ
ャ22及びシャフト24を挿入し、続いて、シャフト2
4のうち、プランジャ22の固定されていない部分をコ
ア3に設けられた貫通穴に挿入させながら、コア3をス
リーブ21に圧入する。このとき、プランジャ22とコ
ア3との間のエアギャップagが予め設定された基準距
離よりも小さくなるように、コア3をスリーブ21に圧
入する。
ャ22及びシャフト24を挿入し、続いて、シャフト2
4のうち、プランジャ22の固定されていない部分をコ
ア3に設けられた貫通穴に挿入させながら、コア3をス
リーブ21に圧入する。このとき、プランジャ22とコ
ア3との間のエアギャップagが予め設定された基準距
離よりも小さくなるように、コア3をスリーブ21に圧
入する。
【0029】次に、シャフト24を軸方向に移動させる
ことによってプランジャ22とコア3との間のエアギャ
ップagを測定し、上記した基準距離との差分を求め
る。続いて、シャフト24を矢印βの向きに押してシャ
フト24を求めた差分だけ移動させ、シャフト24の先
端部によってスリーブ21の先端部を塑性変形させて、
プランジャ22とコア3との間のエアギャップagが上
記した基準距離となるようにする。
ことによってプランジャ22とコア3との間のエアギャ
ップagを測定し、上記した基準距離との差分を求め
る。続いて、シャフト24を矢印βの向きに押してシャ
フト24を求めた差分だけ移動させ、シャフト24の先
端部によってスリーブ21の先端部を塑性変形させて、
プランジャ22とコア3との間のエアギャップagが上
記した基準距離となるようにする。
【0030】こうしてスリーブ21を塑性変形させた
ら、次に、コア3の貫通穴の中に、バルブサブアッシ1
2,インナーシール6,ボールサブアッシ8,スプリン
グ11,アウターシール7,カップシール9を順次組み
込みると共に、スリーブ21の外側には、コイルとヨー
クによって構成される磁界発生装置(図示せず)を取り
付ける。以上のようにして、図1に示す三方弁を製造す
ることができる。
ら、次に、コア3の貫通穴の中に、バルブサブアッシ1
2,インナーシール6,ボールサブアッシ8,スプリン
グ11,アウターシール7,カップシール9を順次組み
込みると共に、スリーブ21の外側には、コイルとヨー
クによって構成される磁界発生装置(図示せず)を取り
付ける。以上のようにして、図1に示す三方弁を製造す
ることができる。
【0031】従って、本実施例によれば、プランジャ2
2をコア3から基準距離だけ離れた位置に位置決めする
際に、シムを必要としない。従って、三方弁を製造する
際に、シムを挟み込む工程が不要となるため、シムの磨
耗の問題も考慮しなくてよくなる。
2をコア3から基準距離だけ離れた位置に位置決めする
際に、シムを必要としない。従って、三方弁を製造する
際に、シムを挟み込む工程が不要となるため、シムの磨
耗の問題も考慮しなくてよくなる。
【0032】なお、本発明は上記した実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様にて実施することが可能である。
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様にて実施することが可能である。
【図1】本発明の一実施例としての三方弁の順断面を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】従来における三方弁の縦断面を示す断面図であ
る。
る。
1…スリーブ 2…プランジャ 3…コア 4…シャフト 5…スプリング 6…インナーシール 7…アウターシール 8…ボールサブアッシ 9…カップシール 10…駆動シャフト 11…スプリング 12…バルブサブアッシ 21…スリーブ 22…プランジャ 24…シャフト A…流入口 B…第1の流出口 C…第2の流出口 ag…エアギャップ sr…ストローク
Claims (2)
- 【請求項1】 シャフトの一端にプランジャを一体的に
固定し、該シャフトのうち、前記プランジャの固定され
ていない部分を、コアに設けられた貫通穴に摺動自在に
挿入し、スリーブによって前記プランジャ及び前記シャ
フトの一端を共に覆うようにして、前記スリーブを前記
コアに固定し、スプリングによって前記シャフトに対し
間接的に、前記シャフトの中心軸に沿った方向において
前記シャフトの他端から一端に向かう第1の向きに付勢
力を加えて成り、 電磁力印加手段によって前記プランジャに対し、前記シ
ャフトの中心軸に沿った方向において前記シャフトの一
端から他端に向かう第2の向きに電磁力を印加した場合
に、前記電磁力によって前記プランジャ及びシャフトを
前記スプリングの付勢力に抗して前記第2の向きに移動
させ、前記電磁力印加手段による前記プランジャへの電
磁力の印加を停止した場合には、前記スプリングの付勢
力によって前記プランジャ及びシャフトを前記第1の向
きに移動させることより、前記シャフトの他端側に設け
られた流路切換手段を駆動して、前記コアに設けられた
3つの流入出口から出入りする流体の流路を2段階で切
り替える三方弁であって、 前記プランジャが前記コアから予め設定された基準距離
だけ離れた位置にある場合に、前記スリーブの内面が前
記プランジャの先端部または前記シャフトの一端の先端
部に当接するように、前記スリーブが塑性変形されてい
ることを特徴とする三方弁。 - 【請求項2】 (a)シャフトの一端にプランジャを一
体的に固定する工程と、 (b)該シャフトのうち、前記プランジャの固定されて
いない部分を、コアに設けられた貫通穴に摺動自在に挿
入する工程と、 (c)スリーブによって前記プランジャ及び前記シャフ
トの一端を共に覆うようにして、前記スリーブを前記コ
アに固定する工程と、 (d)前記シャフトに対し間接的に、前記シャフトの中
心軸に沿った方向において前記シャフトの他端から一端
に向かう第1の向きに付勢力を加えるように、スプリン
グを取り付ける工程と、 (e)前記プランジャに対し前記シャフトの中心軸に沿
った方向において前記シャフトの一端から他端に向かう
第2の向きに電磁力を印加することが可能な電磁力印加
手段を取り付ける工程と、 (f)前記シャフトの他端側に流路切換手段を取り付け
る工程と、 を備え、 前記電磁力印加手段によって前記プランジャに電磁力を
印加した場合に、前記電磁力によって前記プランジャ及
びシャフトを前記スプリングの付勢力に抗して前記第2
の向きに移動させ、前記電磁力印加手段による前記プラ
ンジャへの電磁力の印加を停止した場合には、前記スプ
リングの付勢力によって前記プランジャ及びシャフトを
前記第1の向きに移動させることより、前記シャフトの
他端側に設けられた前記流路切換手段を駆動して、前記
コアに設けられた3つの流入出口から出入りする流体の
流路を2段階で切り替えることが可能な三方弁を製造す
る方法であって、 前記工程(c)の後に、 (g)前記プランジャが前記コアから予め設定された基
準距離だけ離れた位置まで来るように、前記プランジャ
及びシャフトを前記第1の向きに移動させながら、前記
プランジャの先端部または前記シャフトの一端の先端部
によって前記スリーブを塑性変形させる工程を、さらに
備える三方弁製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22431797A JPH1151234A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 三方弁及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22431797A JPH1151234A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 三方弁及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1151234A true JPH1151234A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16811863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22431797A Pending JPH1151234A (ja) | 1997-08-05 | 1997-08-05 | 三方弁及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1151234A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430585B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2004-05-10 | 주식회사 만도 | 브레이크장치용 솔레노이드밸브의 조립공정 |
KR100430586B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2004-05-10 | 주식회사 만도 | 브레이크장치용 솔레노이드밸브의 조립공정 |
JP2015190621A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | 日信工業株式会社 | 電磁弁及び車両用ブレーキ液圧制御システム |
JP2015194164A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日信工業株式会社 | 電磁弁及び車両用ブレーキ液圧制御システム |
-
1997
- 1997-08-05 JP JP22431797A patent/JPH1151234A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430585B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2004-05-10 | 주식회사 만도 | 브레이크장치용 솔레노이드밸브의 조립공정 |
KR100430586B1 (ko) * | 2000-11-10 | 2004-05-10 | 주식회사 만도 | 브레이크장치용 솔레노이드밸브의 조립공정 |
JP2015190621A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | 日信工業株式会社 | 電磁弁及び車両用ブレーキ液圧制御システム |
JP2015194164A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-05 | 日信工業株式会社 | 電磁弁及び車両用ブレーキ液圧制御システム |
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