JPH11512211A - 記録媒体上の情報トラックを走査する装置 - Google Patents

記録媒体上の情報トラックを走査する装置

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JPH11512211A JP10504983A JP50498398A JPH11512211A JP H11512211 A JPH11512211 A JP H11512211A JP 10504983 A JP10504983 A JP 10504983A JP 50498398 A JP50498398 A JP 50498398A JP H11512211 A JPH11512211 A JP H11512211A
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ヨセフス アーノルダス ヘンリクス マリア カールマン
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フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ
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Abstract

(57)【要約】 走査ビームにより光テープのような記録媒体(1)上の情報トラックを電磁的に走査する装置について説明する。このテープ上に、情報トラック(47)を記録媒体の移送方向とほぼ直交する方向にほぼ平行に配置する。この装置には、平行な走査経路を常時追従するビームを用いて走査する走査ユニット(10、20、30)と、走査経路の移送方向の角度を傾き信号に応じて制御する制御装置とを設ける。本発明においては、この装置には、走査経路と情報トラックとの間の差異を表すトラッキングエラー信号に叔父テープ傾き信号を発生する角度測定手段を設ける。傾き信号に加えて、トラッキングエラー信号から速度信号を取り出すことができる。傾き信号及び速度信号は共に動作の捕捉状態及び非捕捉状態るトラッキングエラー信号から取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】 記録媒体上の情報トラックを走査する装置 本発明は、記録媒体上の走査経路に沿って情報トラックを電磁的に走査する装 置であって、情報トラックが記録媒体の移送方向に対して予め定めた角度で互い にほぼ平行に配置され、走査するための走査ユニットと、走査経路の前記移送方 向に対する角度を傾き信号に応じて制御する制御装置とが設けられている情報ト ラック走査装置に関するものである。 この情報トラックを走査する装置は、欧州特許第0229395号明細書から 既知である。この既知の装置は情報を記録及び再生するのに好適であり、この目 的のためテープ状の記録媒体上の情報トラックを光学的に走査する手段が設けら れ、このテープ状記録媒体は走査ユニットに対するテープの長手方向に対応する 移送方向に移送されている。情報トラックは記録媒体の長手方向と直交する予め 定めた角度に配置されている。この装置には記録媒体上に走査スポットを投射す ると共にこのスポットを検出器上に結像して情報を再生する光学装置が設けられ ている。この光学装置は走査スポットを平行な走査経路に沿って変位させる回転 可能なポリゴンミラーを具える。記録媒体の表面上に形成される走査スポットに より形成される直線的な軌跡により構成される走査経路は、記録媒体の移送方向 に対してある角度を有し、この角度は走査ユニットの角度位置、記録媒体の移送 速度及び走査スポットの変位速度により決定される。情報トラックを走査する場 合、走査経路の角度を情報トラックの角度にほぼ等しくする必要がある。走査ユ ニットの角度位置は、傾き信号により駆動されるアクチュエータを介してポリゴ ンを回転軸と直交する軸のまわりで傾けることにより調整することができる。こ の傾き信号は記録媒体の移送速度から取り出されるので、種々の移送速度及びポ リゴンの予め定めた回転速度において、走査経路の角度は情報トラックの角度に ほぼ等しくなる。 この既知の装置の課題は、装置ユニットの角度位置正確に調整して所望の角度 における信頼性のある走査を可能にすることである。この装置は、特に記録媒体 の移送の不正確性、機械的な外乱及び温度差に対して高い感度を有している。こ れは、同一の記録媒体を異なる装置で用いる場合に問題となってしまう。 本発明の目的は、外乱に対して影響をほとんど受けない記録媒体上の情報トラ ックを走査する装置を提供することにある。本発明によれば、この装置は、走査 経路と当該情報トラックとの間の差異を表すトラッキングエラー信号に応じて前 記傾き信号を発生する角度測定手段を設けたことを特徴とする。従って、走査経 路と情報トラックとの間の差は極めて小さいものに限定される。これは、特に種 々の記録媒体を装置についての調整を補正することなく一定の品質で走査するこ とができる利点がある。記録媒体の移送速度が不正確な場合、情報トラックの実 際の角度は、テープ状の記録媒体の傾きのような記録媒体の不所望な移動に起因 する全体的な移送方向に応じて変化する。本発明による傾き信号を用いることに より、記録媒体の不所望な移動にかかわらず、実際の差異は限られたものとなる 。これは、簡単な移送機構を用いることができ、記録媒体が過剰に磨耗すること なく極めて高速で巻き取ることができる利点がある。 本発明による装置の実施例は、前記角度測定手段を、情報トラックが走査され る際のトラッキングエラー信号の変化に応じて傾き信号を発生するように構成し たことを特徴とする。この構成は、角度誤差、すなわち装置経路と情報トラック との間の角度がこの変化から明確になる利点がある。 本発明による別の実施例は、前記角度測定手段を、情報トラックの第1の部分 及び第2の部分が走査される際のトラッキングエラー信号の積分された値間の差 異に応じて傾き信号を発生するように構成したことを特徴とする。これは、情報 トラックの長さにわたる差が傾き信号に寄与する利点がある。さらに、傾き信号 は、走査経路の移送方向の変位に対して感度を有していない。 本発明による別の実施例は、前記角度測定手段を、前記トラッキングエラー信 号と、走査経路と当該情報トラックとの間の距離との間の関係を表すトラッキン グ喪失信号とに応じて傾き信号を発生するように構成したことを特徴とする。走 査経路の一部が状態トラックから比較的遠く離れている動作状態において、この 部分のトラッキングエラー信号と距離との間の関係は例えば反転する。このトラ ッキッグ喪失信号は、トラッキングエラー信号がもはや有効でなくトラッキング エラー信号が用いることができず、例えば反転する必要があることを表す。トラ ッキングエラー信号とトラッキング喪失信号の結合は、傾き信号が上記動作状態 において角度誤差の満足できる目安となる利点がある。 本発明による別の実施例は、前記角度測定手段を、走査経路と種々の情報トラ ックとの交点の位置に応じて傾き信号を発生するように構成したことを特徴とす る。これは、走査経路が大きな角度誤差を有し1以上の情報トラックと交差する 動作状態において信頼性のある傾き信号を発生させることができる利点があり、 このような交差はトラッキングエラー信号から例えばゼロクロスにより容易に認 識することができる。 本発明による別の実施例は、移送速度を表す速度信号を前記トラッキングエラ ー信号に応じて発生する速度測定手段を設けたことを特徴とする。この速度信号 は、記録媒体の走査ユニットに対する相対的な移送速度を表し、この走査ユニッ ト本装置に対する瞬時速度を有することができる。これは、移送速度を速度信号 に応じて制御することができるので、走査経路の移送方向の変位を、走査経路が 当該情報トラックとできるだけ一致するように構成することができる。 本発明による別の実施例は、速度測定手段を、情報トラックが走査される際の トラッキングエラー信号の積分値に応じて速度信号を発生するように構成したこ とを特徴とする。この場合、速度は積分された値から走査経路毎に決定される変 位の導関数として決定することができる。これは、トラッキングエラー信号が情 報トラックの長さにわたって速度信号に寄与する利点がある。 本発明による装置の別の実施例は、速度測定手段を、種々の走査経路と情報ト ラックとの対応する交点の位置に応じて速度信号を発生するように構成したこと を特徴とする。これは、走査経路が角度誤差を有し、走査経路毎に1個又はそれ 以上の情報トラックと交差する動作状態において信頼性のある速度信号を発生さ せることができる利点があり、この交点は例えばゼロクロスによりトラッキング エラー信号から容易に認識することができる。この実施例は、対応する交点の情 報トラックのスタートに対する位置の変位が公称移送速度と実際の移送速度との 間のずれに目安となるという認識に基づいている。 本発明による別の実施例は、走査ユニットの角度位置に応じて、走査経路の前 記移送方向に対する角度が前記角度位置に依存する第2の傾き信号を発生する第 2の角度測定手段と、前記第2の傾き信号を前記傾き信号として選択するスイッ チィング手段とを設けたことを特徴とする。これは、例えば高速の巻き取り中又 はブランクの記録媒体に情報を書き込む場合のように情報トラックを走査するこ とができず又は走査する必要のない動作状態において第2の傾き信号をう選択す ることにより角度位置をチェックすることができる利点がある。 本発明による別の実施例は、第2の角度測定手段が、長手軸及び直交する軸に よりサブ検出器に分割されている伸長状の検出器と、前記角度位置及び走査ユニ ットの別の位置を検出する走査ユニットを介して位置測定ビームにより前記検出 器上に放射スポットを投射する手段とを有し、前記放射スポットの検出器の長手 軸に沿う放射スポットの位置が前記角度位置を表すことを特徴とする。これは、 走査ユニットの実際の角度位置にかかわらず、走査ユニットの別の位置を長手軸 と直交する走査スポットの位置に基づいてチェックできる利点がある。検出器の 伸長形状に起因して、この角度位置に対して広い作動範囲を得ることができる。 本発明のこれら及び他の概念を後述する実施例に基づき説明する。 図面として、 図1は光テープを走査する装置の回路図を示す。 図2はこの装置に用いられる放射源検出ユニットの実施例を示す。 図3はこの装置におけるポリゴンミラーの位置を検出する光検出システムの原 理を示す。 図4は情報トラック及び走査経路を示す。 図5は走査中におけるトラッキングエラー信号を示す。 図6は傾き信号又は速度信号を発生する手段を示す。 図7は複数の情報トラックと交差する情報トラック及び走査経路を示す。 図8はトラッキングエラー信号、トラッキング損失信号及び積分すべき値を示 す。 図9及び図10はメモリを介して傾き信号を発生する手段を示す。 図11は正の角度誤差並びに過剰な高速度及び過剰な低速の移送速度における 種々の経路の情報トラックとの対応する交点を示す。 図12は順次の走査経路のトラッキングエラー信号及び位相差を示す。 図13は負の角度誤差並びに過剰な高速度及び過剰な低速の移送速度における 種々の経路の情報トラックとの対応する交点を示す。 図14速度信号を発生させる手段を示す。 図面において、既に説明した素子と同一の素子には同一符号を付することにす る。 図1において、参照符号1はテープ状の記録媒体を示す。この記録媒体は供給 リール3から固定された案内素子4を経て巻き取りリール2に直接移送される。 この装置はいかなる別のテープ案内素子を必要としない。両方のリールは個別の モータ(図示せず)により駆動する。これらのモータはテープのテンションが一 定になるように駆動する。テープの移送方向は矢印5で示す。 この装置の走査手段は、走査ビームbを発生する放射源検出ユニット10と、 ビームをテープ上に放射スポットVとして集束させる対物レンズ30に向けて例 えば平行に反射する回転ポリゴンミラー20とを具える。ポリゴンミラーは例え ば10個のミラー面f1〜f10を有し、これらミラー面は例えばポリゴンミラー の回転軸に平行にする。動作中、このポリゴンミラーは矢印22の方向に回転す る。各ミラー面、図面上ではミラー面f2はビームの光路に沿って回動し、対物 レンズの出射瞳内でテープの走行方向5と直交する矢印25の方向にビームを傾 け、この出射瞳はポリゴンミラーの瞬間的な作用面の面内に位置する。従って、 対物レンズにより形成された放射スポットVが、方向5と直交する方向に延在す る情報トラックを走査することになる。第2、第3等の情報トラックはミラー面 f1,f2等により順次走査される。 ユニット10からミラー面に入射するビームはポリゴンミラーの回転軸と直交 する面内に位置し、走査ビームの中心位置に対して例えば38°の角度で延在し 、この走査ビームの中心位置は例えば48°の角度にわたって移動する。fθの 形態の対物レンズは、例えばZ25mmの有効焦点距離及び0.45の開口数を 有する。走査スポットは例えば1mmの距離だけ垂直方向に移動できる。このよ うに、テープ走行方向と直交する方向に1mmの距離を有する情報トラックに情 報を書き込み、書き込まれた情報を読み取ることができる。 垂直の情報トラックから成る複数の水平方向の細条をテープ上に書き込むこと ができる。このため、1mmの長さの情報トラックは、初めにスタート位置から テープの端部まで書き込まれる。次に、テープ走行方向が逆転し、テープと光学 系とが1mmに等しいか又はそれよりも若干長い距離にわたって互いに変位し、 垂直の情報トラックの次の水平方向の細条が書き込まれる。12.7mmの幅を 有するテープ上に12個の情報トラックの細条を設けることができる。この装置 は、異なる幅例えば8mmの幅を有するテープにも好適である。情報が書き込ま れたテープの読み取りは書き込みと同様に行う。従って、テープで反射したビー ムは、同一の光路を放射源検出ユニットに向かう反対の方向に沿って進行する。 このユニットにおいて、情報信号、フォーカスエラー信号及びトラッキングエラ ーは、光オーディオディスク(CD)の再生装置と同様な方法で得られる。トラ ッキングエラーは、例えば補助ビームを介して、サブ検出器に対する時間及び/ 又は位相差により、又はプレグルーブのウオッブルを用いるサーボパターンを介 して得ることができる。 放射源検出ユニットは例えば780nmの波長を有する高パワーダイオードレ ーザを具える。対物レンズが0.45のNAを有する場合、コンパクトディスク 装置の解像力に匹敵する解像力が得られる。従って、1ビット/μmの情報密度 を得ることができ、幅12.7mm及び42mの長さを有するテープは50Gバ イトの情報を含むことができる。 トラック方向の情報密度は例えば0.6μm/ビットであるので、1個の情報 トラックは約1600ビットを含むことができる。ポリゴンミラーの公称回転周 波数は、例えば2000回転/秒である。この場合、10個のミラー面を有する ポリゴンミラーの走査周波数は20kHzとなる。情報トラック当たり1600 ビットの場合、32Mビット/秒のビットレートが得られる。トラックピッチは 、例えば1.6μmとする。この場合、20kHzの走査周波数において、書き 込み及び読み取り中のテープ速度は3.2cm/秒となり、比較的低くなる。 図2は放射源検出ユニット10の実施例の断面である。この実施例はコンパク トディスク装置で用いられるものに類似している。このユニットは発散性のビー ムを発生するダイオードレーザの形態の放射源11を具える。このビームは回折 格子12により、情報の書き込み及び読み取りに用いられる中央の主ビームと、 トラッキングエラー信号の発生に用いられる2本のサブビーム(図示せず)に分 割する。これらのビームは放射感知ビームスプリッタ13を通過し、コリメータ レンズ14により平行ビームに変換される。1/4波長板16を介して、このビ ームは図1に示すポリゴンミラー20に向く光路に沿って放射源検出ユニットを 出射する。コリメータレンズ14と1/4波長板16との間にユニットの長さを 短くするためのフォールディングミラー15を配置することができる。必要な場 合、1/4波長板16の背後に対物レンズ17とコリメータレンズ18とから構 成されるテレヒコピック光学系を配置して出射ビームbの直径を例えば1.1m mまで小さくすることができる。ポリゴンミラーで反射した後、ビームb及びサ ブビームは図1の対物レンズ30によりテープ上に集束し、主スポットすなわち 走査スポットV及び2個のサブスポットをテープ上に形成する。 対物レンズ30を通過した後、テープで反射したビームはポリゴンミラーによ りユニット10に向けて反射し、このユニットにおいてビームズプリッタ13ま で反対方向に進行する。ビームスプリッタにおいて、ビームは、進行ビームの光 路から紙面と直交する方向に反射し、放射感知検出系60に入射する。主ビーム に非点収差を与えるシリンドリカルレンズ19をビームスプリッタ13と検出系 60との間に配置することができる。このビームは4分割検出器に入射し、検出 面上に形成された主スポットの形状が決定され、この形状はテープ上でのビーム の集束度により決定される。トラッキングを行うため、本例では個別の検出器と 共働する2本のサブビームを用いる。この理由は、情報が書き込まれたテープの 情報トラックの情報ビットの性質にかかわらず、トラッキングエラー信号を得る ことができるからである。ポリゴンミラーのミラー面は、ポリゴンミラーの回転 軸に平行であるから、サブスポットは主スポットの移動経路に平行に移動する。 従って、コンパクトディスク装置で用いられている標準の3スポットトラッキン グシステムを用いることができる。 図2に示す放射源検出ユニットは採り得る実施例の1個にすぎない。このユニ ットはコンパクトディスク技術から既知の種々の形態に変更することができる。 例えば、フォーカス検出について、シリンドリカルレンズは、テープで反射した ビームを検出器対とそれぞれ共働する2本のサブビームに分割するルーフプリズ ムで置き換えることができる。この場合、各サブビームの関連する検出器対に対 する位置が集束度の目安となる。情報構造を位相構造とする場合、トラッキング エラー信号は2個のサブスポットを用いて発生させることができるだけでなく、 走査ビーム用の検出器を2個の部分に分割するだけで走査ビームから発生させる こともできる。この場合、トラッキングエラー信号は検出器部分の信号を互いに 減算することにより得られる。この方法はプッシュブル法として既知である。ビ ームスプリッタ13は、テープで反射したビームを検出系に向けて回折する回折 格子で置き換えることができる。この回折格子は2個の部分に分割でき、又は非 点収差を発生させる素子とすることができる。 対物レンズすなわち走査レンズ30はアクチュエータ(図示せず)内に配置し 、このレンズを2個の方向に移動させ、すなわち一方の移動を用いてフォーカス を設定し、他方の移動を用いてトラッキングを行うことができる。平均のフォー カス位置を規定するため、テープの移送は案丙素子4に沿って行う。一方、例え ばテープの厚さの変化に起因するテープ表面とレンズ30との間の距離の低周波 数の変化が発生する可能性がある。これは、レンズとテープ表面との間の距離う 変化させることができる前記第1の移動により補償することができるので、レン ズの焦点面はテープ表面に常時一致する。このフォーカス制御は走査周波数に対 して極めて微小な帯域幅を有することができる。レンズ30の焦点面がテープ表 面に対して傾いている場合、焦点傾き補正を行う必要がある。このため、案内素 子を傾けることができる。 ブランクのテープに情報を書き込む場合、対物レンズを固定した位置に固定す る。このシステムは、正確なトラックピッチで直線状の情報トラックを書き込む ことができる十分に高い安定性を有している。このシステムにおいては、走査周 波数程度の周波数を有する振動は生じない。 情報が書き込まれているテープを再生しようとする場合、走査スポットと走査 される情報トラックの不所望な相対移動が生ずるおそれがある。第1の不所望な 移動は情報トラック方向と平行な方向のテープの移動である。この移動は正確な テープの案内により又は走査ユニットのトラック方向と平行な方向の位置を制御 することにより補償することができる。一方、走査経路を情報トラックの長さよ りも長くなるように選択することも有益である。これにより、情報トラックを走 査エリア内に常時位置させることができる。この移動の唯一の効果は、読み取ら れた信号中に微小な遅延が存在であろうことである。第2の不所望な移動はテー プ走行速度の微小な変化により生ずる。これらの変化により平均のトラッキング エラーが生ずる。テープの読み取り及び再書き込み中に、このエラーはレンズア クチュウエータにより可能となるレンズの第2の移動により、すなわちこのレン ズの出射瞳に平行な好ましくはこの出射瞳内に位置する軸の回りのレンズの回動 により補償することができる。この軸はトラック方向に平行な方向を有する。こ のようにして、トラック方向と直交する方向の走査経路を変位させてトラッキン グエラーを補償することができる。従って、速度信号は、この変位及び/又はテ ープ走行速度を制御するために必要である。 本発明者は、第3の不所望な移動が情報トラックの走査経路に対する傾きによ り発生することを見出した。これは、例えば光テープの変形又は走査ユニットに 沿うテープの案内の差ににより発生する。テープに情報が書き込まれ又はテープ が別の方法で製造される場合、テープ移送速度及び回転速度と共に走査経路の実 際の位置を決定する走査ユニットの実際の角度位置は、対応する位置から偏移す るおそれがある。既知の装置において、この目的のため正確なテープの案内及び 角度位置の制御が必要となる。本発明において、対応する方法で走査経路を傾か せることによりこの傾きを補償することができ、これはポリゴンミラーを公称の 角度位置を中心にしてある角度範囲にわたって傾かせることにより実現される。 この傾きを制御するため傾き信号が必要である。従って、特に不規則なテープ移 動に起因する走査経路の情報トラックに対する全ての不所望な変化能動型のサー ボコントロールにより補償することができるので、微細な精度で作用する極めて 正確なテープ案内は不要である。これは、テープ移送機構が極めて簡単になると 共に極めて高速でテープを移送できる重要な利点である。テープは一方のリール から他方のリールへ1個の案内素子4だけで直接移送される。 ポリゴンミラーは電磁的に支持され、6個の自由度を以て移動することができ る。これらの移動は検出する必要があり、従って、必要な場合これらの移動を補 正することができる。このために、ポリゴンミラーの3個の軸の方向の変位及び これらの軸のうちの2個の軸の回りの傾きを検出できる位置検出装置を設ける。 この位置検出装置は、ポリゴンミラーのその軸の回りの回転を測定することもで きる。この位置検出装置は簡単な構造を有し、有用な測定放射が効率よく用いら れるので、最大強度の測定信号が得られる。 図3は位置検出装置の原理を図示する。この装置は球面素子23(図1参照) が存在するポリゴンミラーの側に設ける。図3において、符号33は放射ビーム 40を発生するダイオードレーザを示す。 この測定ビームはコリメータレンズ35により平行ビームに変換する。次に、 この平行ビームは、このビームの一部をサブ測定ビーム50としてポリゴンミラ ーに向けて反射する界面を有するスプリットキューブ36に入射する。このポリ ゴンは面31により図示され、この面は図1において明記された以下の説明にお いて基準面として示す。この面は反射性であり、その中心には図1にも図示され 同様に反射性の半凸状素子23を設ける。この基準面31は、回転速度を検出す るための異なる反射率を有する区域24を有することができる。スピリットキュ ーブにより反射しない平行な測定ビームの一部は反射器38に入射し、この反射 器によりその一部はサブ測定ビーム45として基準面21の球面素子23に向け て反射する。この第1のサブ測定ビームは対物レンズ39により球面素子23の 曲率中心に集束する。素子23により反射したサブ測定ビームは対物レンズ39 を通過し反射器によりビームスプリッタ36に向けて反射し、このビームスプリ ッタはビームの一部分45を複数の検出素子を有する放射感知検出系60に向け て反射する。サブ測定ビームを集束性ビームに変換するレンズ41をビームスプ リッタと検出系60との間に配置する。ポリゴンミラーが紙面内であるX方向及 び紙面と直交するY方向に変位している場合、第1のサブ測定ビームにより検出 面に形成された放射スポットは、検出系60の素子に対してZ及びY方向にそれ ぞれ変位する。この変位は検出素子の出力信号を既知の方法で組み合わせること により測定することができる。シリンドリカルレンズ34を放射器中に配置し、 紙面内のZ方向のポリゴンの変位を測定することができる。このレンズは、ダイ オードレーザビームを非点収差ビームに変換する。検出面の球面素子23により 反射した後、このビームは、形状が球面素子23の曲率中心に集束するビームの 量に依存する放射スポットを形成する。ビームがこの点に鮮明に集束する場合、 すなわち基準面位置検出装置に対して正しい位置にある場合、上記放射スポット はほぼ円形になる。基準面の位置が所望の位置から変位している場合、すなわち ビームが曲率中心に鮮明に集束していない場合、この放射スポットは楕円形にな る。放射スポットの形状、従ってポリゴンミラーの基準面のZ方向の位置は、検 出系60に組み込まれている4分割検出器により既知の方法で検出することがで きる。 放射源33とビームスプリッタ36との間に配置する代わりに、シリンドリカ ルレンズ34はビームスプリッタと検出系60との間に配置することができる。 ニュートラのビームスプリッタ36は、偏光感知ビームスプリッタと1/4波長 板との組合せにより置き換えることができる。原理的に、基準面31からの全て の放射は検出系60に入射する。偏光感知性又は不感知性のスプリットキューブ の代わりに、ビーム40の主光線に対して45°の角度で配置した偏光感知性の 又は偏光不感知性の分離層を有する平行平面板を用いることができる。この平行 平面板はビーム中に非点収差を導入するので、この場合シリンドリカルレンズ3 4は不要になる。 ビームスプリッタにより反射した第7のサブ測定ビーム50は基準面31の平 坦な部分に入射する。このビームは基準面で反射しその一部分はビームスプリッ タを通過して検出系60に入射し、このビームはレンズ41により集束性になる 。ポリゴンミラー及び基準面31がX軸及びY軸のまわりで傾いている場合、第 2のサブ測定ビームにより検出面に形成された放射スポットは検出系60の検出 素子を横切るように変位するので、これらの傾きを測定することができる。 上述した位置検出装置において、第1のサブ測定ビーム45を用いて3個の軸 X,Y及びZ方向に変位され、第2のサブ測定ビーム50を用いてこれら3本の 軸のまわりの回転を測定する。従って、ポリゴンミラーの相対的な回転角を測定 するための独立の検出装置はもはや不要である。 種々の測定信号について十分に大きな制御範囲を得るため、検出系60の検出 素子は所定のサイズを有する必要があり、放射スポット62及び63は十分に離 間する必要がある。図3に示すように、ビーム分割面37は測定ビーム放射路中 に斜めに配置され、すなわちこの分割面はビーム40の主光線に対して45°と は異なる角度で延在する。これにより、ビームスプリッタにより反射した第2の サブ測定ビーム50は基準面の平坦な部分に90°とは異なる角度で入射する。 反射したビーム50はこの装置を斜めに通過し、このビームはレンズ41により 放射スポット62として集束し、このスポットはこのシステムの軸の左側に位置 する。第1のサブ測定ビーム45は球面素子23に直交直交するように入射する 。反射したビーム45はビームスプリッタ36の分割面37に斜めに入射し、こ れにより右側に偏向し、このビームもレンズ41に斜めに入射する。このビーム により検出面に形成される放射スポット63はシステムの軸の右側に位置する。 放射スポット62及び63は、十分に大きな捕獲範囲が得られるように互いに離 間する。 図3の上側部分は検出系60を平面図として示す。この検出系は、検出素子7 1,72,73及び74並びに76,77,78及び79をそれぞれ有する2個 の4分割検出器70及び75を具える。検出素子71,72,73及び74から の信号をa,b,c及びdとして表し、検出素子76,77,78及び79の信 号をp,q,r及びsとして表すと、X,Y及びZ方向の変位Mx,My及びMz はそれぞれ以下の式で与えられる。 Mx=(p+s)−(q+r) My=(p+q)−(r+s) Mz=(p+r)−(q+s) また、X,Y及びZ軸まわりの回転φx,φy及びφzはそれぞれ以下の式で与 えられる。 φx=(a+b)−(c+d) φy=(a+d)−(b+c) φz= a+b+c+d 信号φzは、例えば反射が低下した細条がビーム50の下側を通過し又は反射が 低下した適当なパターンに起因するほぼシヌソイダル状の変化を有するジャンプ を示す。 この装置には、移送方向に対する走査経路の角度を傾き信号に応じて制御する 制御装置も設ける。この制御装置は、ポリゴンミラーの電磁ベアリングのような 走査ユニットの角度を制御する例えばアクチュエータを具え、適当な制御回路に よりポリゴンミラーの角度位置を制御することができる。 本発明の装置にはトラッキングエラー信号に応じて傾き信号を発生する家具と 測定手段を設ける。このトラッキングエラー信号は、装置経路と当該情報トラッ クとの間の差を表す。移送方向の情報トラックの位置に関する情報及び情報トラ ックと走査経路との間の角度に関する情報は上記差から取り出すことができ、第 1は速度信号SPを発生し第2は傾き信号TIを発生する。これらの信号を得る ための実施例については、図6等に基づいて説明することにする。 図4Aは、情報トラック47と1個のミラー面を介して走査中に記録媒体上の 走査スポットにより構成される走査経路46とを示す。走査経路46は情報トラ ック47に対して小さい角度エラー44を有する。この場合、走査経路46はほ ぼ中間の交点42において情報トラックと交差する。 図5Aは図4Aに示す走査経路についてのトラッキングエラー信号51を示し 、この図5Aにおいてトラッキングエラー信号を縦軸に沿ってプロットし走査コ ースSを水平軸に沿ってプロットする。交点42はトラッキングエラー信号の零 クロス52に対応する。 図4Bは情報トラック49と走査経路48を示す。走査経路48は同様に微小 な角度エラーを有し、情報トラックの中心に対して変位55が生じている。この 場合、走査経路48は交点43において情報トラック49と非対称に交差する。 次に、図5Bのグラフは図4Bに示す走査経路についてのトラッキングエラー 信号54を示す。交点43トラッキングエラー信号のゼロクロスに対応する。 図6はトラッキングエラー信号TEに基づいて傾き信号TI発生する手段を示 す。第1の実施例は、情報トラックが走査されたとののトラッキングエラー信号 の変化を決定する積分器61を具える。この積分器61は駆動回路64に結合さ れ、この駆動回路の入力部は走査経路毎の走査コースを表す走査信号Sを受信す る。積分器61の入力部はスイッチィング手段66を介してトラッキングエラー 信号TEに又はインバータ65により形成されるトラッキングエラー信号TEの 反転値に結合され、このスイッチィング手段は駆動有する64により駆動する。 これは以下のように動作する。走査経路のスタート前に、積分器を零にセットす る。走査経路のスタート時点及び半分の時点は走査信号Sから容易に決定するこ とができ、例えば走査周波数及び情報トラック又はポリゴンの制御信号から取り 出した同期情報から容易決定することができる。走査経路の第1の半部中に、駆 動回路64はインバータ65及びスイッチィング手段66を介して積分器61に トラッキングエラー信号の反転値を通過させ、第2の半部中にトラッキングエラ ー信号TEを通過させる。積分された値が角度エラー44の目安となる積分すべ き値Iは積分器61の入力部に発生する。走査経路の終端部において、傾き信号 TI1が積分器61の出力部に発生する。このセットアップは、図5Bに示すよ うな走査経路の起こり得る変位55が傾き信号TI1にいかなる影響も与えない 利点がある。この理由は、第1の半部のトラッキングエラー信号の変化分が第2 の半部の変化分と比較されるからである。走査経路の大部分においてトラッキン グエラー信号にに積分器を用いることは、引っかき等に起因するノイズ及び事故 的な外乱が積分された値に対してほとんど影響を与えない利点がある。勿論、積 分器は、その出力部に既知の方法によりサンプル−ホールドユニットを設けるこ とができるので、傾き信号は全ての時間にわたって発生させることができる。或 いは、トラッキングエラー信号は第2の半部で反転され第1の半部では反転され ないようにすることができ、或いはこのトラッキングエラー信号は走査経路中の 一部の期間だけにわたって積分して走査経路の開始時及び終端部における周縁効 果が傾き信号に影響を及ぼすのを防止することができる。 別の実施例において、傾き信号TI1は、走査経路の1個又はそれ以上の点の トラッキングエラー信号の導関数を決定する微分器によりトラッキングエラー信 号から取り出すことができる。この回路の一層簡単な実施例は、走査経路の少な くとも2個の測定点の差からトラッキングエラー信号の傾きを決定することがで きる。この場合、測定点を走査経路の開始時及び終端時に位置させて最大の傾き 信号を得ることが望ましい。 この装置の実施例において、情報トラックが走査されていない動作状態の角度 位置をチエックすることが望ましい。これは望ましいことであり、システムをセ ットアップしようとする時、ブランクのテープに情報が書き込まれ又は走査が一 時的に中断しポリゴンミラーが固定位置にある場合例えば高速移動中に望ましい ことである。このため、この装置には、走査ユニットの角度位置に応じて第2の 傾き信号を発生する角度測定手段を設ける。この走査装置には、例えば図3に基 づいて説明したような位置測定ビームを介するような測定システムのような位置 決め手段を設ける。この実施例において、光学的な形態は、ポリゴンミラーのX 軸回りの回転により走査経路の記録媒体の移送方向に対する傾きが生ずるように 選択する。さらに、この装置には、傾き信号として第2の傾き信号を選択するス イッチィング手段を設ける。第1の動作状態において、ポリゴンミラーのX軸ま わりの角度位置は傾き信号として信号φxを選択することにより制御することが できる。第2の動作状態において、ポリゴンミラーのX軸まわりの角度位置は、 トラッキングエラー信号TEに基づいて傾き信号TI1により制御することがで きる。これは、例えば既に状態が記録されているテープを読み取る場合又は既に 状態が記録されているテープ又は情報トラックの開始時及び/又は終端部に例え ばプレグルーブ又はマークから構成されるサーボパターンが形成されているプレ フォーマット化されているテープに書き込み又は再書き込みする場合に望ましい ことである。さらに、速度記録計(タコメータ)により決定されるテープ速度か ら傾き信号を取り出すことは欧州特許出願第0229395号から既知である。 この傾き信号は所定の動作状態に対して固定値を設定し、高速移動中のように、 この固定値にテープ速度を固定し又は走査ユニットの角度位置を固定する必要が ある。図6は、例えば位置測定手段から第2の傾き信号TI2を発生させる構成 を示す。通常の型式のシステム制御は、ユーザの要求に応じて動作状態を決定し 、トラッキングエラー信号TEに基づいて傾き信号TI1として傾き信号を選択 し位置測定信号に基づいて第2の傾き信号TI2として傾き信号を選択するスイ ッチィング手段67を制御する。 図3に基づいて説明した位置測定を有する本発明の実施例において、4分割検 出器70は第1の素子71と第2の素子72との間で延在する長手軸線を有する 伸長形状を有している。傾き信号として位置測定信号を選択する場合、回転信号 φxは検出器の4分割素子から取り出すことができる。トラッキングエラー信号 に基づいて傾き信号を選択する場合、ポリゴンミラーの角度位置は一層大きな範 囲にわたって変化し、回転信号φyは有用なものとして残存する。この理由は、 この場合測定スポットは長手軸の方向に変位しているからである。勿論、Y軸ま わりの回転が走査経路の角度を決定する対応する変形例をとることもできる。伸 長状の4分割検出器において、長手軸は第2の素子と第3の素子との間に延在す る。伸長状の4分割検出器の代わりに、走査ユニットの複数の固定された角度位 置を長手軸と直交する対応する複数の短いサブ軸に沿ってチェックできる多数分 割された検出器を用いることができる。第2の固定された角度位置は、異なる型 式のブランクテープに異なる書き込みプロセスにより情報を書き込む場合に有益 である。傾き信号をトラッキングエラー信号に基づいて選択する場合、長手軸の 一方の側の全ての検出器部分を結合することができる。 この装置の別の実施例において、トラッキングエラー信号TEに応じて移送速 度を表す速度信号SPを発生する速度測定手段68を設ける。この速度測定手段 68は、角度測定手段に対する積分器61と関連して制御ユニット64により制 御されて走査経路に対するトラッキングエラー信号TEを積分する制御可能な積 分器を具える。図4Aに示すような変位のない状態において、走査経路にわたっ て積分された値つまり速度信号SPは零になり、これに対して図4Bに示す変位 がある場合速度の変移の結果として零にならない速度信号が発生する。この実施 例において、速度信号SPは走査経路と情報トラックとの間の変移を表し、従っ て速度信号を移送手段に結合することによりこの変移を最小にすることができる 。数個の走査経路に対する速度信号のコースは、トラックピッチ及びポリゴンミ ラーの回転速度と関連する公称の移送速度と実際の移送速度と間の差を表す。こ れについては図11〜14に基づいてさらに説明する。ポリゴンミラーの回転速 度が比較的速いという観点において、固定値を用いることは有益である。この理 由は、この回転速度の変化はゆっくり発生し又は特別な大掛かりな駆動手段を必 要とするからである。従って、回転速度、トラックピッチ及びポリゴンミラーの 面数により決定される公称速度に対する記録媒体の移送速度を測定することが有 益である。あたかも一層大きなトラックピッチを用いる場合のように、1個又は そ れ以上の情報トラックをスキップすることにより、2倍、3倍又は多数倍の移送 速度に維持することができる。この場合、速度サーボコントルは公称速度のn倍 の速度の捕捉状態にあり、単一の移送速度(n=1)について前述したように、 走査された情報トラックは完全に走査され傾き信号はトラッキングエラー信号に 基づいて発生する。別の実施例において、速度信号はトラッキングエラー信号の 測定点又は数個の測定点の和から取り出す。移送速度の公称速度からの偏移は、 順次の走査経路の対応する点に位置する測定値の変化から決定する。 図7は情報トラック及び複数の情報トラックと交差する走査経路を線図的に示 す。この場合、ライン82で示す走査検経路は破線によって図示した情報トラッ クと第1の交点80において交差し次の情報トラックと第2の交点81で交差す る。また、この場合走査経路は情報トラックに対して角度誤差44を有する。 図8Aは走査経路82と関連するトラッキングエラー信号83を示す。情報ト ラックの走査中の交点に先行するトラッキングエラー信号の第1の部分を面Aで 図示し、これに続く第2の部分を面Bで示す。傾き信号を決定する際、情報トラ ックまでの距離がより長い場合トラッキングエラー信号はこの距離に対して同一 の関係を有していないことを考慮する必要がある。。トラッキングエラー信号を 発生させるために選択した原理に応じて、トラッキングエラー信号の増大に伴っ てこの関係は変化することができ、例えば図8Aの区域Dに示すようにこの距離 がトラックピッチの1/4よりも長い場合傾きは反転することができる。走査経 路とその情報トラックとの間の距離とトラッキングエラー信号との関係を表すト ラッキング喪失信号は通常の方法で放射源検出ユニットから取り出すことができ る。図8Bはトラッキング喪失信号TLを曲線84により示し、負の値は走査経 路が情報トラックから遠く離れていることを示す。この情報トラック間の区域に おいてトラッキングエラー信号の傾きが反転している。トラッキング喪失信号の 別の実施例は、関係がもはや線形でなく距離に対してある関係を有する多価信号 である。一般的に、トラッキング喪失信号は、トラッキングエラー信号が走査ス ポットと情報トラックとの間の実際の距離に対して有効か否かを表示する。 図6に基づいて説明した角度測定手段において、捕足された状態から、トラッ キング喪失信号は走査経路中の有効なトラッキングエラー信号を常時表している ものと想定した。トラッキングエラー信号が常時有効ではない状態においても信 頼性のある傾き信号を発生させるため、走査経路の有効部分中でトラッキングエ ラー信号だけを用いる必要がある。この場合、有効部分の半部の瞬時は走査経路 の中間点に等しくなく従って走査信号Sから直接取り出すことができない。この 瞬時は有効部分の平均長から取り出すことができる。この平均長は、例えば有効 瞬時から無効の瞬時までの期間を毎回決定することによりトラッキング喪失信号 から決定される。 図3に示すように、Y軸まわりで傾ける代わりに、ビームスプリッタ36をビ ーム40の主光線のまわりで傾けて放射スポット62及び63を十分離間させる ことができる。 情報トラックは、上述したポリゴンミラーを用いる方法以外の方法により、例 えばレーザビームを周期的に偏向することにより或いは情報トラック全体を証明 し同時に十分に多数の画素を有するライン状のアレイ上に結像することにより交 互に走査することができる。いかなる場合においても、走査経路と情報トラック とのなす角度はできるだけ小さくする必要があり、このために傾き信号を取り出 す必要がある。ライン状アレイの走査経路の角度は、例えばライン状アレイを回 転させることにより又は微小な時間差を以って画素を電子的に読み出すことによ り適合させることができる。ライン状のアレイにおいて走査経路は少なくともほ ぼ瞬時に発生するか、ポリゴンミラーを用いる場合のように、別の説明は時間変 化に基づいていることに注意されたい。本発明は、走査経路として記録媒体上の 情報トラックを電磁的に走査する装置に適用することができる。走査経路は、例 えばレーザビームのような電磁放射を上述したポリゴンミラーを介して記録媒体 上に投射することにより構成される。情報トラックは主として平行であり、記録 媒体の移送方向に対して予め定めた角度で配置する。長手方向と直交する短い情 報トラックは、上述した光テープのようなテープ状記録媒体に用いられる。この 装置に例えば図1及び図2に示す走査ユニットを設ける。 走査ユニットの移送速度及び位置についての制御システムの機械的な時間定数 に関して走査経路及び交点が比較的多数になる観点において、この平均長はゆっ くりと変化する。例えば1/2の分割器により既知の平均長からこの値の半分の 値を決定することは容易である。この平均長の半分は、例えばワンショット(one -shot)により又はスイッチング手段66のスイッチング点を決定するカウンタに より開始点から有効部分を減算される。別の実施例において、走査経路の(有効 部分)は2個の半部に分割されるだけでなく、2個の等しい部分に分割される多 数の期間に分割される。走査経路は例えば100個の期間に分割することができ 、トラッキングエラー信号は、トラッキング喪失信号に応じてこれらの期間にお いて無視し又は積分することができる。これらの期間の第1の半部は毎回反転さ れ第2の半部は直接積分する(逆の場合も適用することができる。)角区域内に おいて、トラッキングエラー信号の信号成分は第1の半部の変位に起因して第2 の半部の等しい信号成分によりキャンセルされるので、角度に起因する信号成分 は角域毎に残存する。トラッキング喪失信号は任意の瞬時における無効のトラッ キングエラー信号を表し、最後の期間は中止され積分は直ちに停止する。この最 後の期間は傾き信号の微小部分だけを決定するので、中止による微小な誤差だけ が結果となる。或いは、最後の期間を終わせ、(完全に)有効でないトラッキン グエラー信号を部分的に積分することができる。この積分された値は、決定すべ き有効部分の中間瞬時を用いることなく走査経路の終端部において積分器から読 み出すことができる。さらに、情報トラックの開始時又は終端時において完全で はない有効な部分をこれらの期間を介して傾き信号中に含ませることができる。 図9は角度測定手段の別の実施例を示す。トラッキングエラー信号TEはメモ リ92に結合し、メモリ92の出力部を必要な場合インバータ93を介してスイ ッチング手段94を経て積分器95に結合し、この積分器95はその出力部にお いて傾き信号TIを発生する。トラッキング喪失信号TL及び走査信号Sは制御 ユニット91に結合し、この制御ユニット91を用いて積分器95及びスイッチ ング手段94を適切に制御し、トラッキング喪失信号がトラッキングエラー信号 TEが有効であることを指示する走査経路の部分が積分されるようにする。図8 Aは、この積分されるべき区域A及びBを有する部分を示す。無効なトラッキン グエラー信号において、スイッチング手段94を、積分器95の入力部が信号を 受信しない第3の状態に移行させる。図8Cは、第1の曲線85が零クロス89 を生ずる第1の交点80付近の区域と関係する場合に積分されるべき信号Iを示 し、第2の曲線86は零クロス90を生ずる第2の交点81付近の区域と関係す る。図示の非補足状態において、傾き信号は角度エラーに関連して発生する。こ の理由は、区域A及びBは1個又はそれ以上の交点付近で積分されるからである 。この場合交点毎の傾き信号を発生することができ、又は異なる区域を結合する 信号を積分することができる。この場合、傾き信号は記録媒体の移送速度から独 立してトラッキングエラー信号に基づいて取り出される。この理由は、多数の情 報トラックが交差するが傾き信号は交点毎に発生するからである。傾き信号は所 定の遅延を用いて利用できることに注意されたい。この理由は、トラッキングエ ラー信号ははじめにメモリ92に記憶されるからである。メモリ92からの信号 を処理する場合、制御ユニット91はトラッキング喪失信号TL及び走査経路の 有効部分の半部の瞬時を決定する走査信号のコースう知っており、交点付近のト ラッキング信号が完全に利用でできるか否かも決定する。走査経路の開始時及び 終端時における部分的に交点する点のトラッキングエラー信号は積分器95の入 力部到達しない。この理由は、この信号は積分に際し誤った傾き信号を発生する からである。 図10は角度測定手段の別の実施例を示す。トラッキングエラー信号TEをメ モリ102に供給し、メモリ102の出力部は、必要な場合2倍反転増幅器10 3を介して、スイッチング手段104を経て積分器105に結合する。本例では 、この積分器は、入力部が、出力部において結合された値を加算する加算器を介 して新しい値に結合されるレジスタとして構成する。積分器105の出力部はサ ンプリングホールドユニットに結合され、本例ではサンプリングホールドユニッ トは、スイッチング手段106を介して存在する内容を保持し又は入力部におい て新しい値を引き継ぎ並びに出力部において傾き信号TIを発生するレジスタ1 07として構成する。トラッキング喪失信号TL及び走査信号Sは制御ユニット 101に結合され、この制御ユニットはメモリ102、スイッチング手段104 、積分器及びサンプルホールドユニットを制御する。無効なトラッキングエラー 信号の場合、スイッチング手段104は積分器105の入力部が信号を受信しな い第3の状態に移行する。この動作は、図8Dの非補足状態について以下のよう になる。走査経路のスタートにおいて、積分器105を零にセットする。走査中 、 走査経路の一部はトラッキング喪失信号TL及び走査信号Sにより指示される有 効なトラッキングエラー信号TEを用いて友好手部分であると考えられ、その期 間中トラッキングエラー信号TEをスイッチング手段104を介して積分器の入 力部に供給する。図8Dにおいて、積分すべき区域A+Bを曲線87により示す 。走査経路の有効部分の終端部において、この有効部分の長さが知られ、つまり この有効部分の半部が位置する点は既知となる。この有効トラッキングエラー信 号の第1の半部は、図8Dの曲線88により区域−2Aで示されるようにメモリ から2倍反転増幅器103を介して積分器の入力部に供給される。高速で容易に 実行することができる。次に、サンプルホールドユニットが積分器の値を傾き信 号として引き継ぐ。従って、傾き信号は、僅かに制限された遅延で利用可能にな る。非補足状態において、積分器は数個の交点付近のトラッキングエラー信号を 結合することができる。走査経路全体が情報トラックの有効なトラッキングエラ ー信号を発生する補足された状態において、速度信号SPは、図6に基づいて説 明したように有効なトラッキングエラー信号の終端部において利用できる。この 信号は、第2のサンプルホールドユニット(図示せず)によりその瞬時において 引き継ぐことができる。この実施例は、積分器を1個だけ必要とする利点がある 。 角度測定手段の別の実施例には、図8Aの交点用の期間Cにより示されるよう に、2個の交点間の時間持続に基づいて傾き信号を発生する手段を設ける。この 場合、トラッキング信号の2個の零クロス間の全走査経路に関する時間又は相対 距離が決定される。この場合、傾き信号も移送速度に依存し、この移送速度は別 の方法で制御する必要がある。これとは反対に、トラックピッチ、角度位置及び 走査ユニットの走査速度が既知の場合、移送速度は交点間の期間cから決定する ことができる。 図11Aは、正の角度誤差44を有し速すぎる移送速度における非補足状態の 種々の走査経路と情報トラックとの回追うする交点110,111を示す。移送 速度が速すぎる場合、交点は走査経路のスタート時から一層早い瞬時に発生する 。これらの交点を通るライン116は移送方向に対する正の位置角112を構成 し、この移送角112は、移送速度と所定のポリゴンミラー及びその回転速度に おける公称速度との間の速度差に比例する。図12A及び12Bは第1及び第2 の走 査経路のトラッキングエラー信号TE及びトラッキング喪失信号TLを示す。平 均値を決定することにより又はパルス/ポーズ比により、速度信号は、交点11 0と111との間のコースについてのライン122及び123を介して図12C のパルス120として示す位相差信号PHから簡単な方法で取り出すことができ る。この場合、正の値は移送速度の公称速度に対する正の速度差を示す。情報ト ラック間のトラッキングエラー信号の中間点の零クロス付近の移送差が位相差信 号PHにパルス126を発生することに注意されたい。 図11B及び12C,12D並びに12Eは、移送速度が遅すぎる場合におけ る関連する信号との対応する交点113,114を示す。ライン124及び12 5から明らかなように、位相差信号PHのパルス121は負であることを示し、 これは負の速度差を表している。移送差は角度誤差に依存し、小さな角度誤差に より大きな位相差信号が生じていることに注意されたい。走査経路当たり交点が 1個だけ存在するほぼ補足された状態において、この状態は既に図4B及び5B に基づいて説明した。 図13A及び13Bは負の移送角134で図示される移送速度が速すぎ負の角 度誤差44が生じている場合、及び正の移送角135により図示される移送速度 が低すぎる場合における種々の走査経路と情報トラックとの対応する交点130 ,131及び132,133を示す。これらの図面は、負の角度誤差44の場合 移送角と移送信号とが反転していることを表している。 図14は、図11,12及び13に基づいて説明した数個の対応する交点に基 づいて速度信号を発生させる手段を示す。トラッキングエラー信号TEはメモリ 141の入力部及び移送比較器142に結合する。メモリ141の出力部は、以 前の走査経路のトラッキングエラー信号を位相比較器142に供給する。位相比 較器142の出力部は位相差信号PHを発生し、この位相差信号は速度信号SP として出力部へ直接又はインバータ143及びスイッチング手段144を介して 供給される。制御ユニット140はトラッキング喪失信号TL、走査信号S及び 傾き信号TIを受信し、これらの信号を用いて走査経路を記憶するメモリ141 を制御し、スイッチング手段144を制御して負の傾き信号TIの入力に応じて 反転した位相差信号PHを通過させる。 この実施例の走査信号S及びトラッキング喪失信号TLは、走査中トラッキン グ喪失信号に等しい値を有し、1の走査経路から次の走査経路に移行する際の所 定の期間中は常時無効のトラッキングエラー信号を示す1個の信号に結合するこ とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.記録媒体上の走査経路に沿って情報トラックを電磁的に走査する装置であっ て、情報トラックが記録媒体の移送方向に対して予め定めた角度で互いにほぼ平 行に配置され、走査するための走査ユニットと、走査経路の前記移送方向に対す る角度を傾き信号に応じて制御する制御装置とが設けられている情報トラック走 査装置において、走査経路と当該情報トラックとの間の差異を表すトラッキング エラー信号に応じて前記傾き信号を発生する角度測定手段を設けたことを特徴と する情報トラック走査装置。 2.前記角度測定手段を、情報トラックが走査される際のトラッキングエラー信 号の変化に応じて傾き信号を発生するように構成したことを特徴とする請求項1 に記載の情報トラック走査装置。 3.前記角度測定手段を、情報トラックの第1の部分及び第2の部分が走査され る際のトラッキングエラー信号の積分された値間の差異に応じて傾き信号を発生 するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の情報トラック走査装置。 4.前記角度測定手段を、前記トラッキングエラー信号と、走査経路と当該情報 トラックとの間の距離との間の関係を表すトラッキング喪失信号とに応じて傾き 信号を発生するように構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情 報トラック走査装置。 5.前記角度測定手段を、走査経路と種々の情報トラックとの交点の位置に応じ て傾き信号を発生するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の情報ト ラック走査装置。 6.請求項1に記載の情報トラック走査装置において、前記移送速度を表す速度 信号を前記トラッキングエラー信号に応じて発生する速度測定手段を設けたこと を特徴とする情報トラック走査装置。 7.前記速度測定手段を、情報トラックが走査される際のトラッキングエラー信 号の積分値に応じて速度信号を発生するように構成したことを特徴とする請求項 6に記載の情報トラック走査装置。 8.前記速度測定手段を、種々の走査経路と情報トラックとの対応する交点の位 置に応じて速度信号を発生するように構成したことを特徴とする請求項6に記載 の情報トラック走査装置。 9.請求項1に記載の情報トラック走査装置において、前記走査ユニットの角度 位置に応じて、走査経路の前記移送方向に対する角度が前記角度位置に依存する 第2の傾き信号を発生する第2の角度測定手段と、前記第2の傾き信号を前記傾 き信号として選択するスイッチィング手段とを設けたことを特徴とする情報トラ ック走査装置。 10.前記第2の角度測定手段が、長手軸及び直交する軸によりサブ検出器に分 割されている伸長状の検出器と、前記角度位置及び走査ユニットの別の位置を検 出する走査ユニットを介して位置測定ビームにより前記検出器上に放射スポット を投射する手段とを有し、前記放射スポットの検出器の長手軸に沿う放射スポッ トの位置が前記角度位置を表すことを特徴とする請求項9に記載の情報トラック 走査装置。
JP10504983A 1996-07-03 1997-06-25 記録媒体上の情報トラックを走査する装置 Pending JPH11512211A (ja)

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