JPH11511537A - 迅速結合空調継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 本発明は、加圧された冷媒流れ配管の対向する端（１１，１１′および１２，１２′）どうしを一緒に接続するための継手に関する。この継手は迅速接続装備を使用する。継手は、ハウジング（２０）内に装架される第１構造体（３５）と弁（５８）を備え、該ハウジングは、第２構造体（３６）と弁（９５）を保持する迅速接続装備（１０８）を有する。配管の接続が行われるとき、第２構造体（３６）がハウジング（２０）内に挿入され、ハウジング内の軸方向固定位置に保持される。そして、この固定位置にある第２構造体（３６）と弁（９５）に対して第１構造体（３５）と弁（５８）が軸方向に動かされていく。そこで軸方向に延在する第１弁（５８）が軸方向に延在する第２弁（９５）に係合し、この第２弁をこれの構造体に対して動かして閉じ位置から開き位置にさせる。第１構造体（３５）の軸方向への動きは、ハウジング（２０）上に装架された回転ハンドル（１２０）により作動されるカム（１２１）によって行われる。

Description

【発明の詳細な説明】 迅速結合空調継手 関連出願の引照 本出願は、本出願人の１９９４年４月２９日出願の米国共願第０８／２３６， ２２６号の部分継続出願である。背景技術 本発明は、加圧されている冷媒の配管どうしの結合を、その結合または操作あ るいは貯蔵の際のシステムからの冷媒の損失またはシステムへの空気の侵入を最 少限にして、道具を使わずに迅速に行えるようにする冷媒継手に関する。この継 手は特に、蒸発コイルおよび圧縮器をもった屋内ユニットと凝縮コイルをもった 屋外ユニットとを有する可搬式分割型空調システムにおいて有用なものである。 このような型式のユニットは特にヨーロッパとアジアにおいて一般的になってい る。屋内ユニットは、屋外ユニットより高価であるが、部屋から部屋へと移動が でき、従ってアパートメントまた家屋の冷房を室ごとに選択できるので、中央集 中式空調の費用をかける必要がなくなる。そのようなシステムはフィリベルティ 社（Filiberti S.p.A.,Via Cadoma，２２−２１０４４ Cavaria（ＶＡ）Italy） からアルゴ（Argo）の商品名で発売されている。 そのようなシステムの屋内ユニットはしばしば部屋から部屋へと動かされるか ら、その屋外ユニットからの切離しと再結合に使用される継手は、その切離しと 再結合を迅速且つ容易に行うことができ、しかもその際システムへの空気の侵入 を可及的に少なくし、そして一方または両方のユニットの空調冷媒が高い圧力に されている場合でもいずれのユニットからの冷媒の損失を最少限に抑えて行うこ とができるように設計されていることが望まれる。さらにその結合と切離し操作 が道具を使用せずに行えることが望ましい。 そこで、本発明の目的は、高圧に維持された冷媒搬送システムの部分どうしの 結合と切離しを、そのシステムへの空気の侵入または冷媒の損失を最少限にして 、しかも道具を使わずに行えるようにする迅速接続冷媒継手を提供することにあ る。 周知のように、フレオン２２のような空調冷媒はエラストマ・シールに浸透し 、それを通して噴散することがある。そこで本発明の他の目的は、上述のように 迅速な接続ができ、そして冷媒の噴散を最少限にする最終シールを備えた冷媒継 手を提供することである。１つの実施形態においては金属−金属シールが提供さ れ、また別の実施形態では耐噴散（effusion resistant）シールが提供される。 上記のアルゴ・ユニットのような可搬式ユニットにおいては、２つの流体流れ 配管、すなわち、屋内ユニットの圧縮器から圧縮された気体の状態の冷媒を屋外 ユニットの凝縮コイルへ送る管と、屋外ユニットから液体の状態の冷媒を屋内ユ ニットへ送る管とが必要である。そこでそれら２つのセットの流体流れ配管の対 向する端どうしを単一の継手で一緒に接続できるような継手が望まれる。従って 本発明のさらに他の目的は、２つの配管の対向する端どうしを１回の操作で接続 し、しかも液体または気体冷媒の著しい損失やシステムへの空気の著しい侵入無 しにその接続を行うための、平行に並置された２つの弁を収納する迅速接続冷媒 継手を提供することである。 屋内ユニットが屋外ユニットから切離されるとき、一緒に接続されていたそれ ぞれの端部の中にある弁は閉じられ、そして冷媒を逃がさないように密封状態に 維持される。それら弁は相当に高い圧力、外気温度に応じて１２５psi から２０ ０psi の圧力を受ける。継手の相互に対向する端部どうしが一緒に接続されると き、弁を開いて冷媒を流通させる前に、それら端部は相互に密封係合するように される。その後で継手のカムが作動されて弁を開き、冷媒を配管に流通させる。 １つの実施形態において、拡大された頭部を有する弁ステムの環状溝内にエラ ストマＯリングが嵌着され、協働する環状スリーブのテーパ付き金属面にそのＯ リングが係合して配管内の冷媒を密封する。配管の対向する端どうしが接続され るとき、それら管内を高圧で流通する冷媒の流れが、ステム弁の拡大頭部の環状 溝からＯリングを吹き出す（bloW out）傾向をもっている。本発明の１つの実施 形態において、ステム弁は、環状溝内にＯリングを取付けた後でその弁の環状部 分が変形されるように設計され、この変形によりＯリングを溝内に堅く押付けて 固定し、これによって、弁が開いたときＯリングが高圧冷媒によって吹き出され るのを防止する。そこで本発明の他の目的は、環状溝からのＯリングの吹き出し を防止する新規な設計の弁ステムとこれを形成する新規な方法を提供することで ある。 本発明のその他の目的と長所が本発明の詳細な説明から容易に明らかになろう 。発明の開示 本発明は、複列の流れ通路を収容するハウジングを含んでいる。このハウジン グは、迅速接続摺動可能解放スリーブおよびピンによって容易にそれに接続する 。本発明はまた、１つの実施形態において、１対の弁を有する雄体部材、または 他の実施形態において、雌体部材の弁に係合する弁をそれぞれに有する１対のア ダプタを含んでいる。それぞれの弁は平らな合致面を有する。上記摺動スリーブ は、ハウジングの壁のスロット内に置かれるドニエルピン(dowel pin)と組合せ で操作する。摺動スリーブが後退させられると、そのスリーブの係合端の凸部が ドニエルピンを解放して外方へ動けるようにし、これにより雄体部材またはアダ プタがハウジングに係合できるようになる。摺動スリーブがこれの前方錠止位置 へ動かされると、ドニエルピンが内方へ押されて雄体部材のスロットまたはアダ プタの凹部内に係合し、その雄体部材またはアダプタをハウジング内に保持する 。解放スリーブは、このスリーブの後端を横断して横方向に延在するピンに対し て作用する２つの相互に離間した圧縮ばねによって前方位置の方へ押されている 。 それら圧縮ばねは上記横ピンから、ハウジングの軸心に対し実質的に直角にハ ウジング内に装架されるプレートまで延在する。このプレートは、ハウジングに 形成されたスロット内で、弁が閉じられる後退位置から弁を開き位置へ動かす前 方位置まで軸方向に動くことができる。雄体部材またはアダプタがハウジング内 に係合され、ドニエルピンによってそこに保持された後、雌体部材と雄体部材ま たはアダプタとの弁が、雌体部材の２つの弁を結合しているプレートにより軸方 向に動かされて開く。そのプレートの両端に回転可能ハンドル組立体の１対のカ ムが係合し、そしてハンドルが回わされるとそれらカムはプレートを雄体部材ま たはアダプタの方へ押し動かす。プレートのこの動きは雌体部材を前方へ動かし て雄体部材またはアダプタに密封係合させ、また雄体部材またはアダプタと雌体 部材との中の弁を閉じ位置から開き位置へと軸方向に動かす。これにより、冷媒 を少量とも逃がさない効果的な密封を維持しながら、空調システムの両ユニット に冷媒を流通させることができるのである。図面の簡単な説明 第１図は、２ユニット分割型空調システムを通る冷媒の１つの可能な流路を示 す概略図である。 第２図は開放位置にある本発明の冷媒継手の斜視図である。 第３図は、雌体部材とその弁を中に装架したハウジングに雄体部材が係合され 、そしてその雌体部材の弁と雄体部材の弁が閉じ位置になっているところを示す 断面図である。 第４図は第３図の４−４線における断面図である。 第５図は、第３図と同様な図面であるが、ハンドルとカムが回わされて弁を開 いて冷媒を流通させ、また雄体部材と雌体部材とが密封係合されているところを 示す。 第６図は第５図の６−６線における断面図である。 第７図と第８図は、雌体部材内に装架される弁の弁ステムの部分の、溝内にＯ リングを錠止するために変形される前（第７図）と後（第８図）の状態を示す該 部分の断片の断面図である。 第９図は１つの雌体部材の端面図である。 第１０図はハウジングの一部を破断して示す斜視図である。 第１１図は、１対のアダプタがハウジングに対し係合と切離しをするためにブ ラケットに装架される変更された実施形態で、それらアダプタが切離し位置にあ るところを示す断面図である。 第１２図は、第１１図と同様な図面であるが、１対のアダプタとブラケットが ハウジングに係合されているが継手の全ての弁が閉じ位置になっているところを 示す。 第１３図は、第１２図と同様な図面であるが、継手の全ての弁が完全開き位置 になっているところを示す。 第１４図は第１３図の１４−１４線における断面図である。 第１５図は変更された継手のアダプタとブラケットがハウジングから切離され ているところを示す斜視図である。 第１６図は継手が完全に接続されて開き位置になっているところを示す斜視図 である。発明の最適の実施形態 第１図と第２図において、継手が全体的に符号１０によって指示される。この 継手１０は、先述したように例えばアルゴという商品名で発売されているような 複ユニット分割型可搬式空調装置のユニットを迅速且つ簡単に接続できるように 設計されている。第１図に概略的に示されるように、そのような空調装置は屋内 ユニットＩと屋外ユニットＯを備え、これらユニットはそれぞれ１対の流体流れ 配管を有する。すなわち屋内ユニットＩは配管１１と１２、そして屋外ユニット Ｏは配管１１′と１２′を有する。管１１，１１′と１２，１２′は継手１０に より結合されて流体の流れを屋内ユニットＩと屋外ユニットＯとの間に通す。例 えば、図面に示されているように、屋内ユニットＩは、膨張装置Ｄから液体の状 態の冷媒を受取る蒸発器Ｅを備えている。その液体冷媒は屋外ユニットＯから配 管１１′、継手１０、および配管１１を通って膨張装置Ｄと蒸発器Ｅへ流れてく る。蒸発器Ｅは液体冷媒を気体状態へ変換する。この気体冷媒は蒸発器Ｅから流 体配管１３によって圧縮器Ｃへ送られる。この圧縮器は気体冷媒を加圧して配管 １２へ送り、そして継手１０と屋外ユニットＯの配管１２′に通して屋外ユニッ トＯの凝縮器Ｃ′へ流す。凝縮器Ｃは冷媒を再び液体へ戻し、そして流体配管１ ４により受容器Ｒへ送る。この受容器はその液体冷媒をまた配管１１′へ送り、 そして継手１０と屋内ユニット配管１１へ流通させる。先に述べたように屋内ユ ニットＩはしばしば屋外ユニットＯに結合され、また切離されるから、継手１０ はその結合と切離し操作を道具を使うことなく迅速且つ容易に行えることが望ま しい。 第２図−第６図に示されるように、継手１０は両端壁２１と両側壁２２を有す るハウジング２０を備える。それら端壁２１と側壁２２は協働して全体的に矩形 の外周形状を作る。しかし端壁２１は平らでなく、カーブを付けてもよい。ハウ ジング２０は軸心Ａに沿って第１軸方向端２３から第２軸方向端２４まで延在す る。第１軸方向端２３と第２軸方向端２４との間のほぼ中央部にウェブ２５が備 えられている。このウェブ２５は、一方の端壁２１と両側壁２２に接する第１の 拡大された円筒形通孔２６、および、反対側の端壁２１と両側壁２２に接する第 ２の拡大された円筒形通孔２７を有する。さらにハウジングは、第１拡大通孔２ ６と第２拡大通孔２７より直径が相当に小さい別の２つの通孔２８を備える。第 １拡大円筒形通孔２６の中心と第２拡大円筒形通孔２７の中心とは軸心Ａを通る 線上に置かれ、そして他の２つの通孔２８の中心は、第１および第２拡大通孔２ ６と２７の中心線に実質的に直角方向で軸心Ａを通る線上に置かれている。各端 壁２１は、第２軸方向端２４から少し離間したところに第１孔３１を備える。こ れらの孔３１は円筒形の断面を有する。各端壁２１はまた、ウェブ２５から第２ 軸方向端２４の方へ延在するより大きな矩形の第２孔３２を備える。各側壁２２ は、第１軸方向端２３から少し離間したところに、その第１端２３と全体的に平 行に延在する細長いスロット３３を備える。これらスロット３３は、側壁２２の 内側よりも外側で幅がより広くなるようなテーパが付けられている。 ハウジング１０の第１軸方向端２３の中に雄体部材３６が解放可能に受入され る。雄体部材３６は１対のアダプタ３４を有する。これらアダプタの一方には流 体流れ配管１１′が固定され、他方には流体流れ配管１２′が固定されている。 ハウジング１０の第２軸方向端２４の中に１対の雌体部材３５が恒久的に受入さ れる。 それら雌体部材３５は横並びに並置される。各雌体部材３５は、後端３８から 内方へ弧状に曲っていくノーズ部分３９まで延在する円筒形壁部分３７を有する 。ノーズ部分３９の先端４０は平らになっている。雌体部材３５のノーズ３９と これの隣接部分は第１および第２拡大円筒形通孔２６と２７の中に受入される。 後端３８から減径された円筒形壁４１が軸方向に延出する。この円筒形壁４１は 外向きの環状溝４２を有する。円筒形壁部分３７の後端３８は実質的に平らで、 環状肩部を形成する。 雌体部材３５は、先端４０から円筒形壁４１の開き端まで完全に貫通して延在 する中心通孔４３を有する。各円筒形壁４１はそれぞれに流体流れ配管１１と１ ２に結合されている。中心通孔４３内の、後端３８から先端４０の方へ少し離間 したところに、内方へ延在する環状肩部４４が備えられている。この環状肩部４ ４から通孔を横断する方向にウェブ４５が延出し、このウェブは、中心孔４６と この中心孔を全体的に取囲む３つの円弧形の孔４７とを有する（第９図参照）。 雌体部材３５の中心通孔４３の先端４０の中に円筒形スリーブ５０が設置され る。このスリーブ５０は、先端４０から突出する第１端５１と、中心通孔４３内 に置かれる第２端５２を有する。円筒形スリーブ５０は外向きの環状溝５３を有 し、この溝の中にエラストマＯリング５４が嵌められ、このＯリングは中心通孔 ４３の先端４０に近い個所の内壁に密封係合する。円筒形スリーブ５０の第１端 ５１の内壁は外方へラッパ状に拡がるテーパ５５を有する。中心通孔４３の中に 圧縮ばね５６が置かれ、このばねの一方の端は環状肩部４４に対して当たり、他 方の端は円筒形スリーブ５０の第２端５２に対して当たる。 各雌体部材３５の中にステム弁５８が装架される。このステム弁５８は、一方 の端の拡大された頭部６０から軸延長部５９′まで延在する細長い軸５９、およ びウェブ４５を超えて延出するスタブ軸６７を有する。拡大頭部６０は外方へラ ッパ状に拡がるテーパの付いた壁６１を有し、このテーパ壁６１の先端は平らな 面６２に交差する。ラッパ状壁６１の平らな面６２から少し離間した個所に外向 きの環状溝６３が形成されている。後述されるように、その環状溝６３の中でエ ラストマＯリング６４が圧縮されて積極的な密封係合状態を作る。 ステム弁５８の頭部６０の反対側の端に肩部６６が備えられ、ウェブ４５に当 てられる。その肩部６６から軸延長部５９′が延出し、中心孔４６に貫通する。 軸延長部５９′から短かいスタブ軸６７がウェブ４５を超えて延びる。ウェブ４ ５に隣接して保持リング６８が軸６７に係合する。 図面からよく解るように、圧縮ばね５６は円筒形スリーブ５０をステム弁５８ の拡大頭部の平らな端面６２の方へ押圧している。そこで内向きテーパ壁５５が 、この壁５５と実質的に同じ角度のテーパの付いた拡大頭部６０のテーパ壁６１ に係合する。弁５８が閉じ位置にあるとき、上記のような押圧によって内向きテ ーパ壁５５はＯリング６４に対して密封係合する。軸延長部５９′は中心孔４６ より少し小さな直径にされ、そこでステム弁５８は必要に応じて角運動すること ができ、これにより円筒形スリーブ５０の内向きテーパ壁５５と外方へラッパ状 にテーパの付いた壁６１との間には効果的な合致状態が作られる。 雌体部材３５は、軸心Ａに実質的に直角にハウジング２０を横断して延在する プレート７０によって、ハウジング２０内に保持される。プレート７０は、それ ぞれに１つの雌体部材３５の円筒形壁４１を受入する１対の孔７１、および、ハ ウジング２０の両矩形孔３２を貫通する１対の外方へ延出するタブ７２を有する 。外向きの溝４２に嵌着される保持リング７３が雌体部材３５の円筒形壁４１を プレート７０に保持する。ベルビル座金のようなばね座金７４が、保持リング７ ３の反対側のプレート７０の面と後端３８の肩部との間の個所で、円筒形壁４１ を取巻く。 それぞれの雌体部材３５とこれに担持されたステム弁５８は、プレート７０の 軸方向動きに応答して、それぞれの拡大された通孔２６と２７の中で軸心Ａと平 行な方向に動くことができる。 雄体部材３６は、容易にハウジング２０の第１軸方向端２３内に差込み、また これから引抜くことができるような寸法にされ、そしてその外側の断面形状は、 ハウジング２０の第１軸方向端２３の内側断面形状より少し小さいが同じ形状に される。図面に示されるように、ハウジング２０の第１軸方向端２３の側の内壁 部分は第２軸方向端２４の方向に凹まされ、そこでこの凹形壁部分で作られるよ り大きい断面の区域とハウジングの残余部分が作るより小さい断面の区域との間 に肩部２９が形成される。この肩部２９は、雄体部材３６がハウジング２０内に 挿入される幅を限定する。 ハウジング２０内に差込まれた雄体部材３６は、肩部２９に隣接する内端７８ から、ハウジング２０の第１軸方向端２３より外へ延出する外端７９まで延在す る。第４図と第６図で見られるように、雄体部材３６が挿入されたときハウジン グ２０の両側壁２２に隣接する雄体部材３６の両面にそれぞれ溝４８が形成され ている。これら溝４８はそれぞれのスロット３３と整合する区域に設置される。 雄体部材３６は、各雌体部材３５の中心通孔４３とそれぞれに整合する２つの同 等な通孔８０を備える。これら通孔８０は、外端７９から少し離間したところに 内ねじ条８１を付けられる。 既述したように、それぞれ外ねじ条８４を有する１対のアダプタ３４が雄体部 材３６に係合される。すなわち一方のアダプタ３４が一方の通孔８０に、そして 他方のアダプタ３４が他方の通孔８０にねじ係合される。各アダプタ３４は通孔 ８３を有する。これら通孔８３は、その一方の通孔が流体流れ配管１１′と１２ ′の一方から冷媒を受取し、そして他方の通孔が他方の配管へ冷媒を送出する。 外ねじ条８４から外端７９の方向へと環状溝８５と外方へラッパ条に拡がる壁８ ６がある。必要であればそのアダプタ３４の環状溝８５内にエラストマＯリング ７７を備えてもよい。このＯリング７７はこれに隣接する雄体部材３６の部分に 密封係合する。しかしＯリング７７は、これ無しでも有効な密封状態が得られる 場合には省略してよい。アダプタ３４のラッパ状壁８６は、雄体部材３６の外端 ７９の、それに対応するテーパが付けられた部分に係合する。 各アダプタ３４は内方へ突出する環状フランジ９２を有し、このフランジは雌 体部材３５の方へ向いた肩部９３を形成する。 各アダプタ３４はポペット９５を備える。このポペットは、アダプタ３４の通 孔８３内に受入される円筒形スリーブ９６を有する。この円筒形スリーブは、雌 体部材３５に近い側のアダプタ３４の端における外ねじ条８４の裏側の内壁部分 に、軸方向に摺動可能に係合する。円筒形スリーブ９６から雌体部材３５の方向 へ、３つまたはそれ以上の複数個の孔９８をもったスパイダ９７が延出する。こ のスパイダ９７から外方へテーパを付けて拡大された頭部９９が延出し、そして これの先端は平らな面１００にされる。この平らな面１００は、ステム弁５８の 平らな面６２と当接関係(abutting relationship)に維持される。頭部９９は、 平らな面１００からある角度をもって外方向へ且つステム弁５８から遠ざかる方 向へテーパを付けられる外向きの壁セクション１０１を有する。この外向き壁セ クション１０１のテーパは、通孔８０の狭隘部分を形成する壁セグメント８２の テーパと合致する。頭部９９に環状溝１０２が付けられ、この溝の中にエラスト マ環状シール１０３が嵌着されてテーパ壁セグメント８２に密封係合する。エラ ストマ環状シール１０３は環状溝１０２の中で圧縮されて吹出しを防止する。ア ダプタ３４の円筒形スリーブ９６の中に圧縮ばね１０４が置かれ、このばねの一 方の端は肩部９３に当てられ他方の端はスパイダ９７に当てられる。圧縮ばね１ ０４はポペット９５を、弁が閉じられているときそのポペットの環状シール１０ ３を雄体部材３６の内向きテーパ付き壁セグメント８２に密封係合させるような 位置へと弾性的に押す。 雄体部材３６の、通孔８０の狭隘部分を形成する内向きテーパ付き壁セグメン ト８２と内端７８との間の区域は、円筒形スリーブ５０の第１端５１に係合され る寸法の半径方向肩部８７を備える。環状溝８８内にエラストマＯリング９１が 保持され、スリーブ５０の外面に密封係合する。環状溝８８と内端７８との間に 第２の肩部８９がある。この第２肩部８９から、外方へテーパを付けられた密封 壁９０が内端７８まで直線的に延在する。密封壁９０は円錐の断面をもったもの になる。 雄体部材３６をハウジング２０に迅速に係合させるための迅速接続構造は、ハ ウジング２０を取囲み、これの上で軸方向に摺動可能な解放スリーブ１０８を含 む。ハウジング２０の両側壁２２に隣接する解放スリーブ１０８の両壁１１０に ピン１０９が恒久的に固定される。このピン１０９はハウジング２０のウェブ４ ５に設けられた細長いスロット１０７を貫通して延在する。ハウジングの両側壁 ２２に軸心Ａと平行に延在する細長い孔１１１が設けられている。ピン１０９は これらの長孔１１１も貫通する。長孔１１１は長スロット１０７と共に、ハウジ ング２０上の解放スリーブ１０８の軸方向動きの幅を限定する。 第４図と第６図に示されるように、２つの圧縮ばね１１２がハウジング２０の 中に備えられる。その一方の圧縮ばね１１２が２つの通孔２８の一方の中に置か れ、他方の圧縮ばねが他方の通孔２８の中に置かれる。それら圧縮ばね１１２の 一方の端部がピン１０９に対して当たり、他方の端部がプレート７０に対して当 たる。こうしてそれら圧縮ばね１１２は、解放スリーブ１０８を錠止位置の方へ 連続的に押圧し、また同時にプレート７０をハンドル組立体１２０のカム１２１ と接触させるように押圧している。解放スリーブ１０８の、ピン１０９が結合さ れている端の反対側の端に内向きの凹部１１３が形成されている。雄体部材３６ は、ハウジング２０の両側壁２２に明けられたスロット３３とそれぞれに整合す る２つの外向きの溝４８を備える。各スロット３３の中にドニエルピン１１４が 置かれる。これらドニエルピンはスロットの中で軸心Ａに対し近付いたり遠ざか ったりするように動くことができる。ドニエルピン１１４の直径はスロット３３ の外側の幅より小さいが、内側の幅より大きくされ、従って、雄体部材が引抜か れたときにドニエルピンが外へ落ちることはない。解放スリーブ１０８は、これ を手でつかんで後退させるのを容易にするため外方へ延出するフランジ１１５を 備える。解放スリーブ１０８が第４図に示される後退位置へ動かされたとき、そ の解放スリーブ１０８の内向き凹部１１３がスロット３３に整合し、そこでドニ エルピン１１４は軸心Ａから遠ざかった最外側位置へ動くことができる。従って それらドニエルピン１１４の最内側部分がハウジング側壁２２の内面に整合する か、あるいはこの内面より外側になることができるから、雄体部材３６をハウジ ング３０内へ差込むことができる。ドニエルピン１１４の直径は側壁２２の厚さ より大きくされる。そのような構成の結果、雄体部材３６をハウジング２０内に 係合させた後解放スリーブ１０８を放すと、このスリーブ１０８は圧縮ばね１１ ２の押圧力で雄体部材３６の方へ動かされ、ドニエルピン１１４を押して雄体部 材３６の外向き溝４８の中へ係合させる。これによって、平らな面１００がステ ム弁５８の平らな面６２に対しぴったり係合した状態で、雄体部材３６がハウジ ング２０に錠止される。 容易に理解されるように、第３図に示されるように雄体部材３６がハウジング ２０内に係合された初めのときは、雄体部材３６と各雌体部材３５とに担持され ている弁はそれぞれ閉じ位置に維持されている。すなわち両雌体部材３５のそれ ぞれのステム弁５８の頭部６０のＯリング６４は、それぞれの円筒形スリーブ５ ０のテーパ壁部分５５に密封係合している。同様に拡大頭部９９の環状シール１ ０３は雄体部材３６のテーパ壁セグメント８２に密封係合している。従って、雌 体部材３５に接続されている流体流れ配管１１，１２または雄体部材３６のアダ プタ８３に結合されている配管１１′，１２′内に高い圧力が掛かっていても、 雄体部材３６を容易且つ簡単にハウジング２０に挿入してステム弁５８の平らな 面６２に係合させることができる。 雄体部材３６がハウジング２０内に係合された後は、継手１０はもういつでも 、その雌体部材３５の中のステム弁５８と雄体部材３６の中のポペット弁９５を 開いてよいことになる。それら弁の開き操作はハンドル組立体１２０によって行 われる。ハンドル組立体は、ばね座金７４の反対側のプレート７０の側面に係合 する１対のカム１２１を備える。ハンドル組立体１２０は、ハウジング２０の両 端壁２１の孔３１に貫通して留められるボルト１２２によって枢動可能に装架さ れ る。カム１２１は拡大された部分１２５を有する。各カム１２１からアーム１２ ３が延び、そしてこれらアームはカム１２１と反対側の区域で横方向に延在する プレート部分１２４により相互に結合される。それぞれのアーム１２３に肩部１ ２６が設けられている。 オーバセンタ(over-center)作用をなすため、カム１２１の拡大部分１２５と アーム１２３との間の部分は拡大部分１２５より、ボルト１２２で形成されるピ ボットに近くされている。そのオーバセンタ作用によってハンドル組立体１２０ は、第２図、第５図、および第６図に示されるような弁を開く位置に回転された 後、その位置に維持されている。各カム１２１はまた外方へ延出する肩部１２９ を備え、これら肩部は、ハンドル組立体１２０が第４図の位置へ動かされたとき プレート７０に係合するストップとして働く。この係合はプレート部分１２４が 配管１１と１２に接触するのを防ぐ。 雄体部材３６がハウジング２０に係合され、解放スリーブ１０８がドニエルピ ン１１４を雄体部材３６の溝４８内に錠止すると、ハンドル組立体１２０がボル ト１２２のピボット周りで第３図と第４図の位置から第５図と第６図の位置へ回 わされる。この回転運動の結果、第４図に符号１２５で指示されるカムの拡大さ れた部分がプレート７０を押し、圧縮ばね１１２とばね座金７４に抗して、雄体 部材３６とこれの中の弁の方へ軸方向に押しやる。プレート７０のこの軸方向動 きは雌体部材３５を、これのノーズ３９のカーブの付いた外面が雄体部材３６の 外方へのテーパの付いた密封壁９０に係合し、そしてステム弁５８がポペット弁 ９５に対向する位置へと押す。これによってポペット弁９５は圧縮ばね１０４の 弾性作用に抗して、環状シール１０３が外向き壁８２から離れる位置へ押し進め られる。従って冷媒が流通できるようになる。同時に、上記の動きによってスリ ーブ５０の端５１が肩部８７に当たり、スリーブ５０のそれ以上の軸方向動きは 止められる。しかしステム弁５８はそのまま軸方向に第１軸方向端２３の方へ動 き続けるのでＯリング６４がテーパ壁５５との密封係合から外され、ステム弁５ ８が開かれる。弁の開きが完了した時点でノーズ３９のカーブ面がテーパ密封壁 ９０と金属−金属シールを作るように密封係合する。ばね座金７４は諸部品の製 作誤差を補償し、金属−金属シールの流体密、漏洩防止を確保する。容易に理解 できるように、カム１２１がプレート７０に対し作動するとステム弁５８とポペ ット弁９５は開き始めるが、弁のこの最初の開きは、ノーズ３９のカーブ面がテ ーパ密封壁９０に接触する前に始まる。その最初の開きから雌体部材３５のノー ズ３９がテーパ密封壁９０に接触するまでの期間、円筒形スリーブ５０の外面に 係合するＯリング９１だけが冷媒の漏洩を防ぐ唯一のシールである。 プレート７０に作用するカム１２１を備えるハンドル組立体１２０は、圧力の 掛かっている全ての弁を開かせ、そして流体密の金属−金属シールを作るのに必 要な力を出すための優れた機構を提供する。 第６図に示されるように、ハンドル組立体１２０が開き位置へと回転されると 、その両方の肩部１２６が解放スリーブ１０８の両端に対して当たり、スリーブ １０８を錠止する。この錠止によって解放スリーブ１０８が不測に動くことが防 止され、従って、ステム弁１５８とポペット弁９５が閉じる前にドニエルピン１ １４が外方へ動いて凹部へ入り、これにより雄体部材１３６が不適切に早く解放 されることが防止される。 第７図と第８図はステム弁５８の頭部６０と軸５９の一部を破断して示す拡大 図である。本発明の継手とそのステム弁５８は非常に高い圧力、１２５psi 以上 の圧力に維持されるシステムに使用するものとされているから、カム１２１がプ レート７０に対し回転してステム弁５８のＯリング６４とこれに隣接のテーパ壁 部分６１を円筒形スリーブ５０のテーパ面５５から離すことによりステム弁５８ が開かれたとき、Ｏリング６４が環状溝５３から吹き出される（blow out）危険 がある。そこでＯリング６４を環状溝６３の中に堅く係合させることが望まれる 。これは、ステム弁５８を第７図に示すように、その端面の中央部分６２′だけ を平らにし、そして軸５９から遠ざかる方向にテーパの付いた環状リング延長部 ６５を備えるように作ることによって行われる。環状リング延長部６５は、これ の外周縁部の厚さが拡大され、そして環状溝５３′のベースまたは底で厚さがよ り薄くなるようにテーパが付けられる。そこで第７図の断面図で見られるように 、環状リング延長部６５の前側面、すなわち溝５３′の反対側で端面の平らな中 央部分６２′から延出する部分が、その平らな中央部分６２′を通る平面に対し ２０°＋／−５°の角度になるようにされる。環状リング延長部６５の溝５３′ 側 の側面は、Ｏリング６４を溝５３′の底に接触するところまで容易に嵌込むこと ができるようにするため、溝の開き端の幅が少なくとも閉じ端の幅と同じになる ように形成される。 そのようにＯリング６４を環状溝５３′内に嵌着した後、拡大頭部６０を広い プレートＰに対し押圧することによって環状リング延長部６５を第８図に示され るような状態に変形させる。この結果環状リング延長部６５の先端側面を含む端 面６２の全体が平らになる。環状リング延長部６５のそのような変形によって溝 の形状は第７図の５３′で指示されるものから第８図の５３で指示されるものへ と変化する。第８図で容易に理解されるように、そのような環状リング延長部６ ５の拡大された部分がＯリング６４を溝５３の中で変形させて堅く把持し、こう してステム弁５８が開くときのＯリング６４の吹き出しが防止されるのである。 それと共に端面６２は平らな状態に維持されているから継手の接続と切離し時の 冷媒の損失と配管内への空気の侵入が最少限に抑えられる。 ここに記述してきた本発明の弁は特に、同一の継手で結合される２つの平行な 流体流れ配管を備える分割ユニット型空調装置で使用されるように設計されてい るものであるが、加圧された配管で弁を開くということ、および冷媒の損失を無 くそうとする継手で金属−金属シールを成立させようとすることの原理はまた、 単一の流体流れ配管の端部どうしを結合するのにも適用できるものである。さら に、必要であれば、ハウジングと雄体部材は、冷媒用配管以外のその他のライン 、例えば電力ラインや凝縮物流れラインのようなラインの接続ができるように拡 大することができよう。 第１１図−第１５図は、継手の半部（halves）どうしを一緒に接続する際に空 調システムに侵入する空気の量を少なくするように設計された変更された実施形 態の継手を示す。さらにこの実施形態は、継手の接続のときに２つの冷媒配管が 相互に逆にならないように設計されたキー掛け構造を備える。第１図−第１０図 の実施形態の場合と同様に、この実施形態も、継手の２つの部分が一緒に接続さ れるときと接続された後の、およびそれらの間の流路が開かれるときと開かれた 後の冷媒の漏洩の可能性を無くすか、あるいは少なくとも最少限に減らすような 特に信頼性の高いシールを提供するように設計されている。 第１１図−第１５図において継手が全体的に符号２１０で指示される。継手２ １０はハウジング２２０を備える。このハウジングは先の実施形態のハウジング ２０と全体的に同様なものである。そこでハウジング２２０は１対の端壁２２１ と１対の側壁２２２を有し、これら端壁と側壁は協働して全体的に矩形の外周形 状を形成する。ハウジング２２０は軸心Ａに沿って第１軸方向端２２３から第２ 軸方向端２２４まで延在する。第１軸方向端２２３と第２軸方向端２２４との間 のほぼ中央部にウェブ２２５が設けられている。このウェブ２２５は、一方の端 壁２２１と両方の側壁２２２に接するかまたは少し離間する第１の拡大された円 筒形通孔２２６、および、他方の端壁２２１と両方の側壁２２２に接するかまた は少し離間する第２の拡大された円筒形通孔２２７を有する。さらにウェブ２２ ５は他の２つの通孔２２８を有する。これら他の通孔２２８はそれぞれに両側壁 ２２２の一方と他方とに近く、そして両方の通孔２２８ともに両端壁２２１間の 中央部に設けられる。通孔２２８の直径は、第１拡大通孔２２６と第２拡大通孔 ２２７より相当に小さい（第１４図参照）。各端壁２２１は、第２軸方向端２２ ４から少し離間したところに設けられた第１の円形の孔２３１、および、ウェブ ２２５から少し離間した個所より第２軸方向端２２４の方へ延在する第２のより 大きい矩形の孔２３２を有する。さらに両方ではなく一方の端壁２２１に、第１ 軸方向端２２３から延びるノッチ２２９が設けられる。このノッチは、継手の結 合の際に２つの冷媒配管が相互になすキー掛け構造の一部になる。側壁２２２は 、第１軸方向端２２３から少し離間したところでこの端に平行に延在する細長い スロット２３３を有する（第１４図参照）。これらスロット２３３は、これの幅 が側壁２２２の内側よりも外側でより広くなるようなテーパが付けられている。 ハウジング２１０の第１軸方向端２２３の中に１対のアダプタ２３４が切離し 可能に受入される。これらアダプタの一方には流体流れ配管１１１′が結合され 、他方には流体流れ配管１１２′が結合されている。ハウジング２１０の第２軸 方向端２２４の中に１対の雌体部材２３５が恒久的に受入される。これら雌体部 材２３５は相互に横並びに並置される。雌体部材２３５は、肩部２３８を形成す る平らな後端から先端２３９まで延在する。肩部２３８から軸方向に減径された 円筒形壁２４１が延出し、この円筒形壁は外向きの環状溝２４２を有する。各雌 体 部材２３５は、先端２３９から減径円筒形壁２４１の開き端まで完全に貫通して 延在する中心通孔２４３を有する。円筒形壁２４１にはそれぞれに１つの流体流 れ配管１１１または１１２が結合されている。 雌体部材２３５の環状肩部２３８から先端２３９の方へ行く部分は、ウェブ２ ２５の第１拡大通孔２２６または第２拡大通孔２２７にぴったりと、しかし摺動 可能に受入される寸法の円筒形外壁部分２４０を有する。雌体部材２３５は、そ の円筒形外壁部分２４０から延びる外側へより大きい直径の部分２０９を備える 。この外側大径部分２０９から外方へ半径方向フランジ２０８が延出する。この フランジは、これに隣接するハウジング２２０の内面の部分に摺動接触する寸法 にされる。 中心通孔２４３の中に案内２０７が設置され、この案内に弁２５８が装架され る。弁２５８は、これの一方の端の拡大された頭部２６０から短かいスタブ軸２ ６７まで延在する細長い軸２５９を有する。拡大頭部２６０は外方へ延出するフ ランジ２６１を有し、そしてその先端は平らな面２６２になっている。軸２５９ は、スタブ軸２６７から離間したところに設けられる拡大部２６９を有する。 案内２０７は、細長い軸２５９のスタブ軸２６７と拡大部２６９との間の部分 を受入する寸法の中心孔２４６を備える。この中心孔の周りを３つの円弧形の孔 ２４７が取囲む。保持リング２６８がスタブ軸２６７に係合して案内２０７を弁 ステム２５８に固定する。 雌体部材２３５の中心通孔２４３はこれの一部が、先端２３９から肩部２３８ の方へ延在する内向きの円筒形壁部分２０６によって画成される。通孔２４３は 、内方へ延在する肩部２０５のところで寸法を減小される。ステム弁２５８と案 内２０７との組立体は、この案内２０７が肩部２０５に当たることによって中心 通孔２４３の中で位置決めされる。弁２５８を取付けられた案内２０７は、壁部 分２４０を内方へ変形してアバットメント２０４を形成することにより雌体部材 ２３５の中に保持される。必要であれば、その他の手段によって案内２０７を内 向き円筒形壁部分２０６の中に固定することもできる。例えば、案内２０７の円 筒形外面と内向き円筒形壁部分２０６とに相互に螺合するねじ条を備えてもよい 。 雌体部材２３５の中に円筒形スリーブ２５０が置かれ、このスリーブは内向き 円筒形壁部分２０６と摺動係合して軸方向に動くことができる。スリーブ２５０ は外向き環状溝２５３を有し、この溝の中にエラストマＯリング２５４が設置さ れて内向き円筒形壁部分２０６に密封係合する。スリーブ２５０の先端にネオプ レン・シール２０３が接着される。第１１図と第１２図に示されるように圧縮ば ね２５６が軸２５９を取巻く。圧縮ばね２５６は、これの一方の端がスリーブ２ ５０の後端に当てられ、他方の端が案内２０７に当てられ、これによってスリー ブ２５０を案内２０７から遠ざける方向に弾性的に押し、弁２５８の拡大頭部２ ６０のフランジ２６１に密封係合させる。 雌体部材２３５は、軸心Ａに実質的に直角にハウジング２２０を横断して延在 するプレート２７０によってハウジング内に保持される。プレート２７０は１対 の孔２７１を備え、これら孔はそれぞれに、雌体部材２３５の肩部２３８から延 出する減径された円筒形壁２４１を受入する。プレート２７０はまた１対の外方 へ延出するタブ２７２を有し、これらタブはハウジング２２０の矩形孔２３２に 貫通する。外向き溝２４２に嵌められる保持リング２７３が雌体部材２３５をプ レート２７０に保持する。１対のベルビル座金のようなばね座金２７４が、プレ ート２７０の保持リング２７３の反対側の側面と肩部２３８との間で円筒形壁２ ４１を取巻く。 雌体部材２３５とこれに担持された弁２５８は拡大通路２２６と２２７の中で 、プレート２７０の軸方向動きによって、軸心Ａと平行な方向に動かされる。プ レート２７０のその動きを行わせる装備は先の実施形態におけるものと同様であ る。 ２つのアダプタ２３４は、これらを同時に容易にハウジング２２０に接続でき るようにするため、ブラケット２３６上に装架される。このブラケット２３６は 、第１５図と第１６図に示されるように、第１の平らな部分２８０と、これに実 質的に直角な第２の平らな部分２８１を備える。第１の平ら部分２８０は１対の 孔を有し、これら孔のそれぞれに１つのアダプタ２３４が受入される。第１の平 ら部分２８０から１つのタブ２８２が延出する。このタブはハウジング２２０の １つのノッチ２２９に嵌合する寸法にされている。ブラケット２３６に備えられ るタブ２８２は１つだけであり、そしてハウジング２２０に備えられるノッチ２ ２９も１つだけであるから、両アダプタがハウジング２１０に係合されるとき間 違 いなく配管１１１′は配管１１１に、そして配管１１２′は配管１１２に接続さ れる。 ２つのアダプタ２３４はハウジング２２０の第１軸方向端２２３に容易に出し 入れできる寸法にされる。ブラケット２３６に取付けられたそれらアダプタの外 部断面形状はハウジング２２０の第１軸方向端の内部形状と同様であるがそれよ り少し小さいものにされる。アダプタ２３４はこれの内端２７８から外端２７９ まで延在し、そしてこの外端は、アダプタがハウジング２２０の第１軸方向端２ ２３の中へ差込まれたとき、これから外方へ突出する。アダプタ２３４は、ハウ ジング２２０の両側壁２２２に対向する区域に溝２４８を形成されている。第１ １図−第１３図で見られるようにその溝２４８はまたハウジングの端壁２２１に 対向するアダプタの区域にも形成されている。側壁２２２に対向する溝２４８は 、アダプタがハウジングに結合されたとき、スロット２３３と整合する位置に設 けられる。 アダプタ２３４は、流体流れ配管１１１′または１１２′から流体を受取する 、またはそれへ流体を送出する通孔２８３を備える。この通孔２８３はアダプタ ２３４の内端２７８から外端２７９まで延在し、そして、外端２７９の区域にお いて内向き円筒形壁部分２８４により、また内端２７８の近傍において内方へテ ーパの付いた面２８５により画成される。内方テーパ面２８５は通孔２８３の寸 法を小さくする。減径された短かい円筒形セクション２８６がテーパ部分２８５ を半径方向外方向へ延在するアバットメント２８７へ結合する。この半径方向ア バットメント２８７はスリーブ２５０の端に取付けられたシール２０３と密封係 合する寸法にされる。アバットメント２８７より大きい寸法の第２の半径方向ア バットメント２８８がアバットメント２８７の軸方向外方位置に備えられる。第 ２アバットメント２８８に環状シール２８９が、これに整合する雌体部材２３５ に係合する位置で接着される。第１３図で見られるように、雌体部材２３５への 環状シール２８９のその係合は、継手が結合され、弁が完全に開かれたときの雌 体部材２３５とアダプタ２３４との間の主シールを形成する。従って環状シール ２８９は冷媒の噴散に耐える材料で作るのが望ましい。そこでシール２８９は例 えばナイロン、テフロン、軟かい銅合金、その他の適当な材料で作られよう。 アダプタ２３４はそれぞれステム弁２９０を備える。このステム弁は、外端２ ７９の区域の中になる細長い軸２９１を有し、この軸は円筒形の主部分と少し拡 大された端２９２をもっている。減径された円筒形セクション２８６の直径より 大きな直径の拡大された頭部２９３が円筒形部分２９１から軸方向に延出する。 拡大頭部２９３にネオプレンその他適当な密封材料で作られたシール２９４が接 着される。このシール２９４は、アダプタ２３４がハウジング２２０内に固定さ れそしてカムの作動により弁が開かれるとき雌体部材２３５の拡大頭部２６０の 端面に係合する寸法にされる。シール２９４はテーパを付けられた壁２９５を有 する。このテーパ壁２９５は、ステム弁２９０が閉じ位置にあるときテーパ部分 ２８５に係合する位置と寸法にされる。 中心孔２９７を有するスパイダ２９６がステム弁２９０の細長い円筒形部分２ ９１を受入する。細長い円筒形部分２９１の少し拡大された端２９２の寸法は中 心孔２９７より大きい。ステム弁２９０の拡大頭部２９３とスパイダ２９６との 間に圧縮ばね２９８が置かれ、ステム弁２９０を閉じ密封位置の方へ押す。この 閉じ位置において平らなシール２９４のテーパ部分２９５がテーパ部分２８５に 密封係合する。アダプタ２３４は、これの外端２７９にロウ付けその他の方法に よって密封結合される拡大端部分２９９を有する装備によって流体流れ配管１１ １′と１１２′に連結される。スパイダ２９６は、拡大端２９９を内方へ絞って 作られる内方へ延出するフランジ３００によってその拡大端２９９の中に保持さ れる。そのフランジ３００に対してスパイダ２９６の外周縁部分が当たる。スパ イダ２９６は、細長い円筒形部分２９１が差込まれる中心孔２９７を全体的に取 囲む複数個の、好適には３つの流れ開口３０１を有する。 アダプタ２３４とブラケット２３６をハウジング２２０に迅速に係合させるた めの迅速接続構造は、ハウジング２２０を取巻き、これの上で軸方向に摺動可能 な解放スリーブ３０８を備える。ピン３０９が解放スリーブ３０８に恒久的に係 合され、そしてハウジング２２０の両側壁２２２に隣接する対向の壁２１０に固 定される。ハウジングの両側壁２２２は軸心Ａに平行に延在する長孔３１１を有 する。ピン３０９はそれら長孔３１１に貫通する。長孔３１１はハウジング２２ ０上の解放スリーブ３０８の軸方向摺動の幅を限定する。 第１４図に示されるように、ハウジング２２０の２つのより小さい通孔２２８ の中にそれぞれ１つの圧縮ばね２１２が設置される。これら圧縮ばね２１２はそ の一方の端がピン３０９に当たり、他方の端がプレート２７０に当たって解放ス リーブ３０８を連続的に前方錠止位置の方へ押すと同時に、プレート２７０をハ ンドル組立体３２０のカム３１２と接触させるように押す。解放スリーブ３０８ はこれのピン３０９が挿入される端の反対側の端に内向きの凹部３１３を備える 。アダプタの外向き溝２４８はハウジング２２０の側壁２２２のスロット２３３ と整合する。ドニエルピン２１４がスロット２３３の中に置かれ、軸心Ａに対し 接近あるいは遠ざかる方向へ動くことができる。ドニエルピン２１４の直径はス ロット２３３の外側の幅より小さいが内側の幅より大きくされ、従ってアダプタ ２３４が抜かれたときにドニエルピンが外へ落ちることはない。解放スリーブ３ ０８は、これを手で把持して後退させるのを容易にするため、外方へ延出するフ ランジ３１５を有する。解放スリーブ３０８が後退位置へ動かされると、解放ス リーブ３０８の内向き凹部３１３がスロット２３３に整合し、従ってドニエルピ ン３１４は、これの最内側部分がハウジング側壁２２２の内面と整合するか、ま たはこれより外方になる、軸心Ａから遠ざかった最外方位置へ動くことができる ようになる。従ってアダプタ２３４をハウジング２２０内へ挿入することができ る。ドニエルピン２１４の直径は側壁２２２の厚さより大きい。そこで、アダプ タ２３４をハウジング２２０内へ係合させた後解放スリーブ３０８を放せば、こ のスリーブ３０８は、ピン３０９を押す圧縮ばね２１２のばね力によって押返さ れるように動いていく。これによりドニエルピン３１４が押されてアダプタ２３ ４の外向き溝２４８内に係合する。こうしてアダプタはハウジング２２０に錠止 される。その係合がなされた時点で、拡大頭部２９３に接着されているシール２ ９４はステム弁２５８の拡大頭部２６０の平らな面２６２と整合するか、または これより少し離間している（第１２図参照）。 いうまでもなく、アダプタ２３４が第１２図に示されるように最初にハウジン グ２２０に係合されるとき、各アダプタ２３４に担持されている弁と各雌体部材 ２３５に担持されている弁とは閉じ位置に維持されている。すなわち、スリーブ ２５０が圧縮ばね２５６によってステム弁拡大頭部２６０の方へ押されることに より、そのスリーブの先端に接着されたネオプレン・シール２０３が拡大頭部の 外方延出フランジ２６１に密封係合している。同様に、拡大頭部２９３に取付け られたシール２９４のテーパ壁２９５がアダプタ２３４のテーパ部分２８５に密 封係合している。こうして、雌体部材２３５とアダプタ２３４に接続された流体 流れ配管１１１，１１１′，１１２，１１２′に高圧が掛かっていても、アダプ タ２３４とブラケット２３６をハウジング２２０に迅速且つ容易に係合させるこ とができるのである。 アダプタ２３４がハウジング２２０に係合された後、継手２１０はもういつで も、その雌体部材２３５内のステム弁２５８とアダプタ内のステム弁２９０の開 きを行うことができる。この弁の開きは、先の実施形態におけるハンドル組立体 ２２０と同様なハンドル組立体３２０によって行われる。このハンドル３２０の 回転によってカム３１２がプレート２７０を雌体部材２３５の先端２３９の方へ 押し、これによりその部材２３５が動かされてアダプタ２３４と２つの区域で密 封係合する。その第１はスリーブ２５０のシール２０３がアバットメント２８７ に係合することである。雌体部材２３５を続いてさらに動かしていくと、（１） スリーブ２５０が通孔２４３内に後退し、拡大頭部２６０から離れてステム弁２ ５８を開き、またこの弁２５８が変位してアダプタ２３４のステム弁２９０を開 かせ、そして（２）雌体部材２３５の金属部分がシール２８９に密封係合する。 なおその他の多くの変更された実施形態が当該技術者には容易に判明しよう。 そこで本発明は請求の範囲のみによって限定されるものである。

【手続補正書】 【提出日】１９９８年６月１７日 【補正内容】 請求の範囲 １．１対の冷媒流れ配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手にお いて、 （ａ）ハウジングであって、前記接続される配管に全体的に平行な軸方向に第 １軸方向端から第２軸方向端まで延在し、ウェブが前記ハウジングを横断して横 方向に延在し、該ウェブは両該配管と整合する第１および第２通孔を有する、該 ハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、各該第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前記 ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材 は、（１）前記ハウジング第２端の近傍で該冷媒配管と接続する取付け端から前 端まで延在中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有す る該中心通孔、および、（２）該中心通孔前端に隣接する外密封面を有する、本 体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、そして外円筒形面と外方へテーパを付けられ た内向き密封面を備える前記第２部分を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から面を有 する前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ密封面と密封係合するテー パを付けられた外向き密封面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前記本体部 材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架される、ス テム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外向き密封面に密封係 合させるばね を含む、前記１対の第１弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端で該ハウジングと切 離し可能に係合することができる第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材であって、前記ハウジングに係合されたときその中に位置す る内端、前記中心通孔とそれぞれに軸方向に整合する１対の流れ通孔を有し、前 記支持部材は、各前記流れ通孔ごとに、前記内端に隣接して備えられ、そして前 記本体部材が前方位置にあるとき前記本体部材外密封面と係合する位置に設けら れる内向き密封面、前記本体部材が前方位置にあるとき前記スリーブの第２部分 と係合する位置に設けられる環状肩部、前記内向き密封面と肩部との間に備えら れる環状エラストマ密封リングであって、前記スリーブ外円筒形面に密封係合す る寸法の前記エラストマ密封リングを有する支持部材、 （ii）１対の弁であって、それぞれの前記流れ通孔の中に１つずつ設置され て前記ステム弁と整合して前記第２弁組立体に装架され、前記弁は閉じ位置から 、前方位置へ動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる 、前記１対の弁 を含む第２弁組立体、および、 （ｄ）前記本体部材とこれらの前記ステム弁を軸方向へ動かすための手段であ って、この軸方向動きにおいて、前記支持部材環状肩部が前記スリーブの軸方向 動きを停止させるが前記本体部材とステム弁は停止されずに動き続け、この動き により両該ステム弁とこれらに整合している前記第２弁組立体の１対の弁が開か れ、この間前記フリーブ外面が前記環状エラストマ密封リングに密封係合し、そ してこの後で前記本体部材外密封面が前記支持部材内向き密封面と金属−金属密 封関係をもって係合する軸方向動かし手段、 を包含する継手。 ２．前記支持部材の内端に隣接の前記内向き密封面が前記内端から遠ざかる方 向で且つ軸心の方への内方向へテーパを付けられ、そして前記本体部材外密封面 の、前記支持部材内向き密封面と係合する区域がカーブを付けられている、請求 の範囲第１項記載の継手。 ３．１対の冷媒流れ配管の対向する端どうしを一緒に結合するための継手にお いて、 （ａ）ハウジングであって、前記結合される配管に全体的に平行な軸方向に 第１軸方向端から第２軸方向端まで延在し、ウェブが前記ハウジングを横断して 横方向に延在し、前記ウェブは両前記配管と整合する第１および第２通孔を有す るハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、前記第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前記 ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材 は、（１）前記ハウジング第２端の近傍で前記冷媒配管と接続する取付け端から 前端まで延在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面 を有する前記中心通孔、および、（２）該中心通孔前端に隣接する外密封面を有 する本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、そして外円筒形面と外方へテーパを付けられ た内向き密封面を備える前記第２部分を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から面を有 する前端まで延在し、該ステム弁は、前記スリーブ密封面と密封係合するテーパ を付けられた外向き密封面をもった頭部を有し、該ステム弁は、前記本体部材の 中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架されるステム弁 、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外向き密封面に密封係 合させるばね、 を含む１対の第１弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端で該ハウジングと切離 し可能に係合することができ、前記第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材であって、前記ハウジングに係合されたときその中に位置す る内端、前記中心通孔とそれぞれに軸方向に整合する１対の流れ通孔を有し、前 記支持部材は、各前記流れ通孔ごとに、前記内端に隣接して備えられ、そし て前記本体部材が前方位置にあるとき前記本体部材外密封面と係合する位置に設 けられる内向き密封面、前記本体部材が前方位置にあるとき前記スリーブ第２部 分と係合する位置に設けられる環状肩部、前記内向き密封面と肩部との間に備え られる環状エラストマ密封リングであって、前記スリーブ外円筒形面に密封係合 する寸法の前記エラストマ密封リングを有する支持部材、 （ii）１対の弁であって、それぞれの前記流れ通孔の中に１つずつ設置され て前記ステム弁と整合して前記第２弁組立体に装架され、前記弁は閉じ位置から 、前方位置へ動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる １対の弁、 を含む第２弁組立体、および、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に動か され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材とこれ らの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動きは前記支持部 材環状肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより両該ス テム弁とこれらに整合している前記第２弁組立体の１対の弁が開かれ、この間前 記スリーブ外面が前記環状エラストマ密封リングに密封係合し、そしてこの後で 前記本体部材外密封面が前記支持部材内向き密封面と金属−金属密封関係をもっ て係合する剛性プレート、 を包含する継手。 ４．前記支持部材の内端に隣接の前記内向き密封面が前記内端から遠ざかる方 向で且つ軸心の方へ内方向へテーパを付けられ、そして前記本体部材外密封面の 、前記支持部材と密封係合する区域がカーブを付けられている、請求の範囲第３ 項記載の継手。 ５．加圧された配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手において 、 （ａ）ハウジングであって、軸心に沿って開いた第１端から第２端まで延在す るハウジング、前記第１端に隣接して備えられ、前記開いた第１端内に構造体を 切離し可能に接続するためのコネクタ、 （ｂ）第１弁であって、前記配管の一方の端に係合する外方端から前記ハウジ ング第１端内の位置に置くことができる内方端まで延在し、前記第１弁は、 （ｉ）前記ハウジング・コネクタと係合できる係合アバットメント、 （ii）前記軸心に沿って延在し、そして部分的に前記内方端の区域の内方へ テーパを付けられた面によって画成される通孔、 （iii）前記内方端に隣接する密封面、 （iv）この密封面から前記軸心の方へ内方に設置される肩部、 （ｖ）弁頭部であって、第１軸方向位置のとき前記内方テーパ面に係合する 閉じ位置から前記外方端部の方へ動いた開き位置まで前記軸心に沿って動くこと ができる弁頭部 を有する第１弁、 （ｃ）第２弁であって、前記ハウジングの中に設置され、前記第２弁は、 （ｉ）本体部材であって、前記ハウジングの中に後退位置から前記ハウジン グの開いた第１端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材は、前 記配管の他方の端と接続する取付け端から前端まで延在する中心通孔であって、 そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有する前記中心通孔を有する本体部 材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中に設置され、そして、前記 内円筒形壁面に接触してこれに対し軸方向に摺動可能な外円筒形面を有し、前記 スリーブは、前記本体部材の外へ延出可能な前端および後端を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを 貫通して後端から前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ前端の区域と 密封係合する寸法の外方へ延在する面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前 記本体部材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架さ れるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外方延在面に密封係合 させるばね、 を含む第２弁、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記 本体部材とこれの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動き は前記第１弁肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより 前記ステム弁とこれに整合している前記第１弁の頭部が開かれる剛性プレート、 を包含する継手。 ６．前記本体部材が、前記第１弁の密封面に係合する位置に設けられるカーブ を付けられた外密封面を有する、請求の範囲第５項記載の継手。 ７．前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的に押す圧 縮ばね装備が設置される、請求の範囲第５項記載の継手。 ８．さらに、前記ハウジングを取巻く解放スリーブ、および、前記ハウジング を貫通して横方向に延在し、前記ハウジングの軸方向に延在するスロットの中に 置かれ、そして前記解放スリーブの対向する両部分に係合するピンを備え、この ピンは前記圧縮ばね装備と整合し係合して前記解放スリーブを前記ハウジング第 １端の方の第１錠止位置へ押し、また前記圧縮ばね装備のばね力に抗して前記ス ロット内で動いて前記解放スリーブが第２解放位置へ後退できるようにすること ができる、請求の範囲第７項記載の継手。 ９．加圧された配管の一方の端に係合される第１弁組立体と前記配管の対向す る端に係合される第２弁組立体とを一緒に接続するための継手において、 （ａ）前記第１弁組立体は、 （ｉ）外構造体であって、前記配管の一方の端に接続される第１端から第２ 端まで延在し、そして、（１）前記第１および第２端の間に軸心に沿って延在す る流れ通孔、（２）前記第２端に隣接する内向きのテーパ付き密封面、 （３）該テーパ密封面から軸方向内方へ離間した第１肩部、（４）前記テーパ密 封面と前記肩部との間の弾性環状シール、および（５）前記第１端の方向で且つ 前記軸心から遠くなる外方向にテーパを付けられた第２肩部を備える外構造物、 （ii）弁であって、前記構造体の流れ通孔の中に装架され、該弁は、前記第 ２肩部に密封係合する前方位置から後方開き位置へと軸方向に動くことができる 、該弁、 を含む、該第１弁組立体、 （ｂ）ハウジングであって、前記第１弁組立体を切離し可能に受入する開き第 １端から第２端まで延在するハウジング、 （ｃ）前記第２弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記ハウジングの中に後退位置から前記ハウジン グ開き第１端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材は、 （１）前記配管の対向の端に結合される取付け端から前端まで延在する中心通孔 であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有する中心通孔、および 、（２）該中心通孔前端に隣接し、そして、前記前方位置のとき前記第１弁組立 体の内向きテーパ密封面に係合する寸法にされている外密封面を有する本体部材 、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、該第２部分は外円筒形面を有し、また前記第 １弁組立体の第１肩部に係合する寸法にされている、前記第２部分を有するスリ ーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から面を有 する前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブと密封係合する外向き環状 シールをもった頭部を有し、前記ステム弁は、前記本体部材の中にこれと一緒に 前記後退位置から前方位置へ動けるように装架されるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁環状シールに密封係合 させるばね、 を含む第２弁組立体、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが 前記本体部材とこれの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向 動きは前記第１弁組立体第１肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム 弁の動きにより前記ステム弁とこれに整合している前記第１弁組立体の弁が開か れ、この間前記スリーブ外面が前記弾性環状シールに密封係合し、そしてこの後 で前記本体部材外密封面が前記第１弁外構造体の内向きテーパ密封面と係合する 剛性プレート、 を包含する継手。 10 ．先端面を有する拡大された頭部の外方へラッパ状に拡がる壁に前記先端面 と実質的に平行に設けられた環状溝の中に環状シールを締結する方法において、 （ａ）先端面を有する変形可能な頭部であって、（１）前記先端面の中央に設 けられる平らな部分、（２）この平らな中央部分から前方へ角度をもって外方へ 延出する周縁部分、および（３）この周縁部分の後方に設けられる環状溝であっ て、この環状溝は開いた外端から底まで延在し、前記開き外端の幅が前記底の幅 と少なくとも同じにされる、環状溝、を備えた前記変形可能頭部を作ること、 （ｂ）前記溝の中に環状シールを設置すること、および、 （ｃ）前記先端面周縁部分を変形することにより（１）実質的に平らな先端面 を形成し且つ（２）前記環状溝の中に前記環状リングを締結すること、 の諸段階を包含する方法。 11 ．結合のとき少なくとも一方の端が高圧に維持されている１対の流体流れ配 管の対向する端どうしを一緒に結合するための継手において、 （ａ）ハウジングであって、前記接続される配管に全体的に平行な軸方向に第 １軸方向端から第２軸方向端まで延在し、ウェブが前記ハウジングを横断して横 方向に延在し、前記ウェブは両前記配管と整合する第１および第２通孔を有する ハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、前記第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前 記ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部 材は、前記ハウジング第２端の近傍で前記配管と接続する取付け端から前端まで 延在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有する 前記中心通孔を有する本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中に設置され、そして前記内 円筒形壁面に接触してこれに対し軸方向に摺動可能な外円筒形面を有し、前記ス リーブは、前記本体部材の外へ延出する前端および後端を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを 貫通して後端から前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ前端の区域に 密封係合する寸法の外方へ延出する面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前 記本体部材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架さ れるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外方延出面に密封係合 させるばね、 を含む１対の第１弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端に切離し可能に係合す ることができ、前記第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材、 （ii）１対の弁であって、それぞれの流れ通孔の中に１つずつ設置されて前 記ステム弁と整合して前記支持部材に装架され、前記弁は閉じ位置から、前方へ 動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる１対の弁、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に動か され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材とこれ らの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動きは前記第２弁 組立体によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより両前記ステ ム弁とこれらに整合して前記第２弁組立体の１対の弁が開かれ、こ の間前記スリーブの前端の区域が前記第２弁組立体に密封係合し、そしてこの後 で前記本体部材が前記第２弁組立体に密封係合する剛性プレート、 を包含する継手。 12 ．前記支持部材とハウジングとが、接続される配管の対向する端の正当な端 どうしを間違いなく接続させるための相互に合致させる整合手段を備える、請求 の範囲第１１項記載の継手。 13 ．接続のとき少なくとも一方の端が高圧に維持されている流体流れ配管の対 向する端どうしを一緒に接続するための継手において、 （ａ）ハウジングであって、前記結合される配管に全体的に平行な軸方向に第 １軸方向端から第２軸方向端まで延在し、前記ハウジングは前記配管と整合した 通孔を有するハウジング、 （ｂ）弁組立体であって、前記通孔の中に設置され、前記弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記ハウジング通孔の中に後退位置から前記ハウ ジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように摺動可能に設置され、前記本 体部材は、（１）前記ハウジング第２端の近傍で前記流体配管と接続する取付け 端から前端まで延在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒 形壁面を有する中心通孔、および、（２）該中心通孔前端に隣接する外密封面を 有する、本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、そして外円筒形面と、前記本体部材から遠く なる方向で外方へテーパを付けられた内向き密封面を備える第２部分を有するス リーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から先端面 を有する前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ密封面と密封係合する テーパを付けられた外向き密封面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前記本 体部材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架される 、ステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記 取付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外向き密封面に密封 係合させるばね、 を含む弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端に切離し可能に係合す ることができる、前記第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材であって、前記ハウジングに係合されたときその中に位置す る内端、前記中心通孔と軸方向に整合する流れ通孔を有し、前記支持部材は、前 記内端に隣接して備えられ、そして前記本体部材が前方位置にあるとき前記本体 部材外密封面と係合する位置に設けられる内向き密封面、前記本体部材が前方位 置にあるとき前記スリーブ第２部分と係合する位置に設けられる環状肩部、前記 内向き密封面と肩部との間の軸方向位置に設けられる環状エラストマ密封リング であって、前記スリーブ外円筒形面に密封係合する寸法の該エラストマ密封リン グを有する支持部材、 （ii）軸方向に延在する弁であって、前記流れ通孔の中に設置されて前記ス テム弁と整合して該第２弁組立体に装架され、前記軸方向延在弁は閉じ位置から 、前方位置へ動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる 軸方向延在弁、 を含む第２弁組立体、および、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に動か され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材とこれ の前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動きは前記支持部材 環状肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより前記ステ ム弁とこれに整合している前記第２弁組立体の軸方向延在弁が開かれ、この間前 記スリーブ外面が前記環状エラストマ密封リングに密封係合し、そしてこの後で 前記本体部材外密封面が前記支持部材内向き密封面と金属−金属密封関係をもっ て係合する剛性プレート、 を包含する継手。 14 ．前記支持部材の内端に隣接の前記内向き密封面が前記内端から遠ざかる 方向で且つ軸心の方へ内方向へテーパを付けられ、そして前記本体部材外密封面 の、前記支持部材と密封係合する区域がカーブを付けられている、請求の範囲第１３ 項記載の継手。 15 ．さらに、前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的 に押す圧力ばねを備える、請求の範囲第１３項記載の継手。 16 ．１対の流体流れ配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手にお いて、 （ａ）ハウジングであって、軸方向に第１軸方向端から第２軸方向端まで延在 し、ウェブが前記ハウジングを横断して横方向に延在し、該ウェブは両該配管と 整合する第１および第２通孔を有するハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、前記第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前記 ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材 は、前記ハウジング第２端の近傍で前記流体配管と接続する取付け端から前端ま で延在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有す る該中心通孔を有する、該本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し後退位置から前方位置まで軸方向に摺動可能に設置され、後端と 先端を有し、この先端は、前記スリーブが前方位置のとき前記本体部材の外へ延 出するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から、拡大 された頭部を有し、その先端が面になる前端まで延在し、該頭部は前記スリーブ にと密封係合することができ、該ステム弁は、前記本体部材の中にこれに対して 前記後退位置から前方位置へ動けるように装架されるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁拡大頭部に密封係合さ せる該ばね、 を含む、１対の第１弁組立体、 （ｃ）１対の第２弁であって、前記ハウジングの第１端で該ハウジングと切離 し可能に係合することができ、該第２弁は前記ステム弁と整合し、該第２弁は閉 じ位置から、前方位置へ動く該ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くこと ができ、該第２弁は、前記本体部材が前方位置にあるときの前記スリーブ先端に 係合する位置に設けられる肩部を有する１対の第２弁、 （ｄ）前記本体部材とこれらの前記ステム弁を軸方向へ動かすための手段であ って、この軸方向動きにおいて、前記肩部が前記スリーブの軸方向動きを停止さ せるが前記本体部材とステム弁は停止されずに動き続け、この動きにより両該ス テム弁とこれらに整合している前記１対の第２弁が開かれる軸方向動かし手段、 を包含する継手。 17 ．さらに、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上に横方向に装架さ れる剛性プレートを備え、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に 動かされ、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材と これらの前記ステム弁を軸方向へ動かす、請求の範囲第１６項記載の継手。 18 ．前記ハウジングが、前記第１および第２通孔と平行な第３および第４通孔 を有し、これら第３および第４通孔の中にそれぞれ圧縮ばねが設置され、これら 圧縮ばねは前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的に押 す、請求の範囲第３、１１、１７項のいずれかの１項記載の継手。 19 ．さらに、前記ハウジングを取巻く解放スリーブ、および、前記ハウジング を貫通して横方向に延在し、前記ハウジングの軸方向に延在するスロットの中に 置かれ、そして前記解放スリーブの対向する両部分に係合するピンを備え、この ピンは両前記圧縮ばねと整合し係合して前記解放スリーブを前記ハウジング第１ 端の方の第１錠止位置へ押し、また前記圧縮ばねのばね力に抗して前記スロット 内で動いて前記解放スリーブが第２解放位置へ後退できるようにすることができ る、請求の範囲第１５項または第１８項のいずれかの１項記載の継手。 20 ．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれる弾性圧縮可能部材を 備える、請求の範囲第３、５、１１、１３、１７項のいずれかの１項記載の継手 。 21 ．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれるばね座金を備える、請 求の範囲第３、５、１１、１３、１７項のいずれかの１項記載の継手。 22 ．さらに、前記ハウジング上に装架され、そして前記プレートに係合するカ ムを備え、これらカムの第１位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１ 端の方へ押し、第２位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１端から遠 ざかる方へ動けるようにする、請求の範囲第８項または第１９項のいずれかの１ 項記載の継手。 23 ．前記カムがピボット点で回転するように装架され、そしてその各カムに連 結するアームを備え、これらアームはカムの反対側の端まで延在し、前記アーム の少なくとも一方は、前記カムが前記第１位置のとき前記解放スリーブに係合し て解放スリーブの後退を防止する肩部を有する、請求の範囲第２２項記載の継手 。 24 ．流体流れ配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手において、 （ａ）ハウジングであって、軸心に沿って第１端から第２端まで延在するハウ ジング、 （ｂ）第１弁であって、前記ハウジング第１端の中に受入されてハウジングに 対し軸方向動けるように装架され、前記第１弁は、拡大された頭部を有するステ ム弁、このステム弁を取巻き、そして前記拡大頭部に係合する閉じ位置から拡大 頭部より離間する開き位置まで前記ステム弁に対して動くことができる環状スリ ーブ、および、このスリーブを閉じ位置の方へ弾性的に押すばねを含み、前記相 互に反対側の両端の一方の端に係合される第１弁、 （ｃ）第２弁であって、前記第２端の中に切離し可能に受入され、前記第２弁 は、外向きの係合装備および前記両端の他方の端と接続しそして環状密封アバッ トメントを備える通孔を有する本体部、および、前記密封アバットメントに係合 する閉じ位置からその密封アバットメントより離間する開き位置まで動くことが できる拡大された密封頭部をもった弁ステムを含む第２弁、 （ｄ）解放スリーブであって、前記第２弁を前記ハウジングに対し係合およ び切離しできるようにする後退位置から前記第２弁をハウジングに係合させた状 態に維持する前方位置まで前記ハウジングに対し軸方向に動けるようにハウジン グに係合された解放スリーブ、 （ｄ）ばね装備であって、 （ｉ）前記解放スリーブを前記ハウジング第２端の方へ押すことと、 （ii）前記第１弁を前記ハウジング第１端の方へ押すこと の両方に作用するばね装備、および、 （ｅ）カムであって、前記第２弁が前記ハウジングに係合された後、前記第１ 弁を前記ハウジング第２端の方へ押して前記第２弁に係合させるように作動し、 この間前記環状スリーブは前記第２弁に当たって停止されるが、前記第１弁は第 ２弁の方へ動き続け、この動きによって前記拡大頭部が開き位置へ動くと共に前 記第２弁拡大密封頭部が開き位置へ動かされるカム、 を包含する継手。 25 ．前記ハウジングが、これの第１端の近傍の第１セットの孔および第２端の 近傍の第２セットの孔を有し、前記継手がさらに、（ａ）前記ハウジングに支持 され、前記第１セットの孔に貫通して延在するプレートであって、前記第１弁を 支持する該プレート、（ｂ）前記解放スリーブに装架されそして前記第２セット の孔を貫通して延在する支持部材を備え、前記ばね装備が前記プレートと支持部 材に対し作用して前記解放スリーブを前記プレートから遠くする方向へ弾性的に 押す、請求の範囲第２４項記載の継手。 26 ．前記ハウジングが、前記軸心に対し横方向に設置されるウェブを含み、該 ウェブは第１通孔と第２通孔を有し、前記第１弁が該第１通孔を貫通して延在し 、そして前記ばね手段が前記第２通孔を貫通して延在する、請求の範囲第２５項 記載の継手。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，Ｍ Ｃ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＪＰ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．１対の冷媒流れ配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手にお いて、 （ａ）ハウジングであって、前記接続される配管に全体的に平行な軸方向に第 １軸方向端から第２軸方向端まで延在し、ウェブが前記ハウジングを横断して横 方向に延在し、該ウェブは両該配管と整合する第１および第２通孔を有する、該 ハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、各該第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前記 ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材 は、（１）前記ハウジング第２端の近傍で該冷媒配管と接続する取付け端から前 端まで延在中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有す る該中心通孔、および、（２）該中心通孔前端に隣接する外密封面を有する、本 体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、そして外円筒形面と外方へテーパを付けられ た内向き密封面を備える前記第２部分を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から面を有 する前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ密封面と密封係合するテー パを付けられた外向き密封面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前記本体部 材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架される、ス テム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外向き密封面に密封係 合させるばね を含む、前記１対の第１弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端で該ハウジングと切離 し可能に係合することができる第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材であって、前記ハウジングに係合されたときその中に位置す る内端、前記中心通孔とそれぞれに軸方向に整合する１対の流れ通孔を有し、前 記支持部材は、各前記流れ通孔ごとに、前記内端に隣接して備えられ、そして前 記本体部材が前方位置にあるとき前記本体部材外密封面と係合する位置に設けら れる内向き密封面、前記本体部材が前方位置にあるとき前記スリーブの第２部分 と係合する位置に設けられる環状肩部、前記内向き密封面と肩部との間に備えら れる環状エラストマ密封リングであって、前記スリーブ外円筒形面に密封係合す る寸法の前記エラストマ密封リングを有する支持部材、 （ii）１対の弁であって、それぞれの前記流れ通孔の中に１つずつ設置され て前記ステム弁と整合して前記第２弁組立体に装架され、前記弁は閉じ位置から 、前方位置へ動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる 、前記１対の弁 を含む第２弁組立体、および、 （ｄ）前記本体部材とこれらの前記ステム弁を軸方向へ動かすための手段であ って、この軸方向動きにおいて、前記支持部材環状肩部が前記スリーブの軸方向 動きを停止させるが前記本体部材とステム弁は停止されずに動き続け、この動き により両該ステム弁とこれらに整合している前記第２弁組立体の１対の弁が開か れ、この間前記フリーブ外面が前記環状エラストマ密封リングに密封係合し、そ してこの後で前記本体部材外密封面が前記支持部材内向き密封面と金属−金属密 封関係をもって係合する軸方向動かし手段、 を包含する継手。 ２．前記支持部材の内端に隣接の前記内向き密封面が前記内端から遠ざかる方 向で且つ軸心の方への内方向へテーパを付けられ、そして前記本体部材外密封面 の、前記支持部材内向き密封面と係合する区域がカーブを付けられている、請求 の範囲第１項記載の継手。 ３．１対の冷媒流れ配管の対向する端どうしを一緒に結合するための継手にお いて、 （ａ）ハウジングであって、前記結合される配管に全体的に平行な軸方向に第 １軸方向端から第２軸方向端まで延在し、ウェブが前記ハウジングを横断して横 方向に延在し、前記ウェブは両前記配管と整合する第１および第２通孔を有する ハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、前記第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前記 ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材 は、（１）前記ハウジング第２端の近傍で前記冷媒配管と接続する取付け端から 前端まで延在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面 を有する前記中心通孔、および、（２）該中心通孔前端に隣接する外密封面を有 する本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、そして外円筒形面と外方へテーパを付けられ た内向き密封面を備える前記第２部分を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から面を有 する前端まで延在し、該ステム弁は、前記スリーブ密封面と密封係合するテーパ を付けられた外向き密封面をもった頭部を有し、該ステム弁は、前記本体部材の 中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架されるステム弁 、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外向き密封面に密封係 合させるばね、 を含む１対の第１弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端で該ハウジングと切離 し可能に係合することができ、前記第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材であって、前記ハウジングに係合されたときその中に位置す る内端、前記中心通孔とそれぞれに軸方向に整合する１対の流れ通孔を有し、前 記支持部材は、各前記流れ通孔ごとに、前記内端に隣接して備えられ、そして前 記本体部材が前方位置にあるとき前記本体部材外密封面と係合する位置に設けら れる内向き密封面、前記本体部材が前方位置にあるとき前記スリーブ第２部分と 係合する位置に設けられる環状肩部、前記内向き密封面と肩部との間に備えられ る環状エラストマ密封リングであって、前記スリーブ外円筒形面に密封係合する 寸法の前記エラストマ密封リングを有する支持部材、 （ii）１対の弁であって、それぞれの前記流れ通孔の中に１つずつ設置され て前記ステム弁と整合して前記第２弁組立体に装架され、前記弁は閉じ位置から 、前方位置へ動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる １対の弁、 を含む第２弁組立体、および、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に動か され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材とこれ らの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動きは前記支持部 材環状肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより両該ス テム弁とこれらに整合している前記第２弁組立体の１対の弁が開かれ、この間前 記スリーブ外面が前記環状エラストマ密封リングに密封係合し、そしてこの後で 前記本体部材外密封面が前記支持部材内向き密封面と金属−金属密封関係をもっ て係合する剛性プレート、 を包含する継手。 ４．前記支持部材の内端に隣接の前記内向き密封面が前記内端から遠ざかる方 向で且つ軸心の方へ内方向へテーパを付けられ、そして前記本体部材外密封面の 、前記支持部材と密封係合する区域がカーブを付けられている、請求の範囲第３ 項記載の継手。 ５．前記ハウジングが、前記第１および第２通孔と平行な第３および第４通孔 を有し、これら第３および第４通孔の中にそれぞれ圧縮ばねが設置され、これら 圧縮ばねは前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的に押 す、請求の範囲第３項記載の継手。 ６．さらに、前記ハウジングを取巻く解放スリーブ、および、前記ハウジング を貫通して横方向に延在し、前記ハウジングの軸方向に延在するスロットの中に 置かれ、そして前記解放スリーブの対向する両部分に係合するピンを備え、この ピンは両前記圧縮ばねと整合し係合して前記解放スリーブを前記ハウジング第１ 端の方の第１錠止位置へ押し、また前記圧縮ばねのばね力に抗して前記スロット 内で動いて前記解放スリーブが第２解放位置へ後退できるようにすることができ る、請求の範囲第５項記載の継手。 ７．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれる弾性圧縮可能部材を備 える、請求の範囲第３項記載の継手。 ８．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれるばね座金を備える、請 求の範囲第３項記載の継手。 ９．さらに、前記ハウジング上に装架され、そして前記プレートに係合するカ ムを備え、これらカムの第１位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１ 端の方へ押し、第２位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１端から遠 ざかる方へ動けるようにする、請求の範囲第６項記載の継手。 10．前記カムがピボット点で回転するように装架され、そしてその各カムに連 結するアームを備え、これらアームはカムの反対側の端まで延在し、前記アーム の少なくとも一方は、カムが前記第１位置のとき前記解放スリーブに係合して解 放スリーブの後退を防止する肩部を有する、請求の範囲第６項記載の継手。 11．加圧された配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手において 、 （ａ）ハウジングであって、軸心に沿って開いた第１端から第２端まで延在す るハウジング、前記第１端に隣接して備えられ、前記開いた第１端内に構造体を 切離し可能に接続するためのコネクタ、 （ｂ）第１弁であって、前記配管の一方の端に係合する外方端から前記ハウジ ング第１端内の位置に置くことができる内方端まで延在し、前記第１弁は、 （ｉ）前記ハウジング・コネクタと係合できる係合アバットメント、 （ii）前記軸心に沿って延在し、そして部分的に前記内方端の区域の内方へ テーパを付けられた面によって画成される通孔、 （iii）前記内方端に隣接する密封面、 （iv）この密封面から前記軸心の方へ内方に設置される肩部、 （ｖ）弁頭部であって、第１軸方向位置のとき前記内方テーパ面に係合する 閉じ位置から前記外方端部の方へ動いた開き位置まで前記軸心に沿って動くこと ができる弁頭部 を有する第１弁、 （ｃ）第２弁であって、前記ハウジングの中に設置され、前記第２弁は、 （ｉ）本体部材であって、前記ハウジングの中に後退位置から前記ハウジン グの開いた第１端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材は、前 記配管の他方の端と接続する取付け端から前端まで延在する中心通孔であって、 そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有する前記中心通孔を有する本体部 材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中に設置され、そして、前記 内円筒形壁面に接触してこれに対し軸方向に摺動可能な外円筒形面を有し、前記 スリーブは、前記本体部材の外へ延出可能な前端および後端を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを 貫通して後端から前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ前端の区域と 密封係合する寸法の外方へ延在する面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前 記本体部材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架さ れるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外方延在面に密封係合 させるばね、 を含む第２弁、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記 本体部材とこれの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動き は前記第１弁肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより 前記ステム弁とこれに整合している前記第１弁の頭部が開かれる剛性プレート、 を包含する継手。 12．前記本体部材が、前記第１弁の密封面に係合する位置に設けられるカーブ を付けられた外密封面を有する、請求の範囲第１１項記載の継手。 13．前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的に押す圧 縮ばね装備が設置される、請求の範囲第１１項記載の継手。 14．さらに、前記ハウジングを取巻く解放スリーブ、および、前記ハウジング を貫通して横方向に延在し、前記ハウジングの軸方向に延在するスロットの中に 置かれ、そして前記解放スリーブの対向する両部分に係合するピンを備え、この ピンは前記圧縮ばね装備と整合し係合して前記解放スリーブを前記ハウジング第 １端の方の第１錠止位置へ押し、また前記圧縮ばね装備のばね力に抗して前記ス ロット内で動いて前記解放スリーブが第２解放位置へ後退できるようにすること ができる、請求の範囲第１３項記載の継手。 15．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれる弾性圧縮可能部材を備 える、請求の範囲第１１項記載の継手。 16．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれるばね座金を備える、請 求の範囲第１１項記載の継手。 17．さらに、前記ハウジング上に装架され、そして前記プレートに係合するカ ムを備え、これらカムの第１位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１ 端の方へ押し、第２位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１端から遠 ざかる方へ動けるようにする請求の範囲第１４項記載の継手。 18．前記カムがピボット点で回転するように装架され、そしてその各カムに連 結するアームを備え、これらアームはカムの反対側の端まで延在し、前記アーム の少なくとも一方は、前記カムが前記第１位置のとき前記解放スリーブに係合し て解放スリーブの後退を防止する肩部を有する、請求の範囲第１７項記載の継手 。 19．加圧された配管の一方の端に係合される第１弁組立体と前記配管の対向す る端に係合される第２弁組立体とを一緒に接続するための継手において、 （ａ）前記第１弁組立体は、 （ｉ）外構造体であって、前記配管の一方の端に接続される第１端から第２ 端まで延在し、そして、（１）前記第１および第２端の間に軸心に沿って延在す る流れ通孔、（２）前記第２端に隣接する内向きのテーパ付き密封面、（３）該 テーパ密封面から軸方向内方へ離間した第１肩部、（４）前記テーパ密封面と前 記肩部との間の弾性環状シール、および（５）前記第１端の方向で且つ前記軸心 から遠くなる外方向にテーパを付けられた第２肩部を備える外構造物、 （ii）弁であって、前記構造体の流れ通孔の中に装架され、該弁は、前記第 ２肩部に密封係合する前方位置から後方開き位置へと軸方向に動くことができる 、該弁、 を含む、該第１弁組立体、 （ｂ）ハウジングであって、前記第１弁組立体を切離し可能に受入する開き第 １端から第２端まで延在するハウジング、 （ｃ）前記第２弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記ハウジングの中に後退位置から前記ハウジン グ開き第１端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材は、（１） 前記配管の対向の端に結合される取付け端から前端まで延在する中心通孔であっ て、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有する中心通孔、および、 （２）該中心通孔前端に隣接し、そして、前記前方位置のとき前記第１弁組立体 の内向きテーパ密封面に係合する寸法にされている外密封面を有する本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、該第２部分は外円筒形面を有し、また前記第 １弁組立体の第１肩部に係合する寸法にされている、前記第２部分を有するスリ ーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から面を有 する前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブと密封係合する外向き環状 シールをもった頭部を有し、前記ステム弁は、前記本体部材の中にこれと一緒に 前記後退位置から前方位置へ動けるように装架されるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁環状シールに密封係合 させるばね、 を含む第２弁組立体、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記 本体部材とこれの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動き は前記第１弁組立体第１肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の 動きにより前記ステム弁とこれに整合している前記第１弁組立体の弁が開かれ、 この間前記スリーブ外面が前記弾性環状シールに密封係合し、そしてこの後で前 記本体部材外密封面が前記第１弁外構造体の内向きテーパ密封面と係合する剛性 プレート、 を包含する継手。 20．先端面を有する拡大された頭部の外方へラッパ状に拡がる壁に前記先端面 と実質的に平行に設けられた環状溝の中に環状シールを締結する方法において、 （ａ）先端面を有する変形可能な頭部であって、（１）前記先端面の中央に設 けられる平らな部分、（２）この平らな中央部分から前方へ角度をもって外方へ 延出する周縁部分、および（３）この周縁部分の後方に設けられる環状溝であっ て、この環状溝は開いた外端から底まで延在し、前記開き外端の幅が前記底の幅 と少なくとも同じにされる、環状溝、を備えた前記変形可能頭部を作ること、 （ｂ）前記溝の中に環状シールを設置すること、および、 （ｃ）前記先端面周縁部分を変形することにより（１）実質的に平らな先端面 を形成し且つ（２）前記環状溝の中に前記環状リングを締結すること、 の諸段階を包含する方法。 21．結合のとき少なくとも一方の端が高圧に維持されている１対の流体流れ配 管の対向する端どうしを一緒に結合するための継手において、 （ａ）ハウジングであって、前記接続される配管に全体的に平行な軸方向に第 １軸方向端から第２軸方向端まで延在し、ウェブが前記ハウジングを横断して横 方向に延在し、前記ウェブは両前記配管と整合する第１および第２通孔を有する ハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、前記第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前記 ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材 は、前記ハウジング第２端の近傍で前記配管と接続する取付け端から前端まで延 在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有する前 記中心通孔を有する本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中に設置され、そして前記内 円筒形壁面に接触してこれに対し軸方向に摺動可能な外円筒形面を有し、前記ス リーブは、前記本体部材の外へ延出する前端および後端を有するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを 貫通して後端から前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ前端の区域に 密封係合する寸法の外方へ延出する面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前 記本体部材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架さ れるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外方延出面に密封係合 させるばね、 を含む１対の第１弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端に切離し可能に係合す ることができ、前記第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材、 （ii）１対の弁であって、それぞれの流れ通孔の中に１つずつ設置されて前 記ステム弁と整合して前記支持部材に装架され、前記弁は閉じ位置から、前方へ 動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる１対の弁、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に動か され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材とこれ らの前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動きは前記第２弁 組立体によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより両前記ステ ム弁とこれらに整合して前記第２弁組立体の１対の弁が開かれ、この間前記スリ ーブの前端の区域が前記第２弁組立体に密封係合し、そしてこの後で前記本体部 材が前記第２弁組立体に密封係合する剛性プレート、 を包含する継手。 22．前記支持部材とハウジングとが、接続される配管の対向する端の正当な端 どうしを間違いなく接続させるための相互に合致させる整合手段を備える、請求 の範囲第２１項記載の継手。 23．前記ハウジングが、前記第１および第２通孔と平行な第３および第４通孔 を有し、これら第３および第４通孔の中にそれぞれ圧縮ばねが設置され、これら 圧縮ばねは前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的に押 す、請求の範囲第２１項記載の継手。 24．さらに、前記ハウジングを取巻く解放スリーブ、および、前記ハウジング を貫通して横方向に延在し、前記ハウジングの軸方向に延在するスロットの中に 置かれ、そして前記解放スリーブの対向する両部分に係合するピンを備え、この ピンは両前記圧縮ばねと整合し係合して前記解放スリーブを前記ハウジング第１ 端の方の第１錠止位置へ押し、また前記圧縮ばねのばね力に抗して前記スロット 内で動いて前記解放スリーブが第２解放位置へ後退できるようにすることができ る、請求の範囲第２３項記載の継手。 25．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれる弾性圧縮可能部材を備 える、請求の範囲第２１項記載の継手。 26．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれるばね座金を備える、請 求の範囲第２１項記載の継手。 27．さらに、前記ハウジング上に装架され、そして前記プレートに係合するカ ムを備え、これらカムの第１位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１ 端の方へ押し、第２位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１端から遠 ざかる方へ動けるようにする、請求の範囲第２４項記載の継手。 28．前記カムがピボット点で回転するように装架され、そしてその各カムに連 結するアームを備え、これらアームはカムの反対側の端まで延在し、少なくとも 一方の前記アームは、前記カムが前記第１位置のとき前記解放スリーブに係合し て解放スリーブの後退を防止する肩部を有する、請求の範囲第２７項記載の継手 。 29．接続のとき少なくとも一方の端が高圧に維持されている流体流れ配管の対 向する端どうしを一緒に接続するための継手において、 （ａ）ハウジングであって、前記結合される配管に全体的に平行な軸方向に第 １軸方向端から第２軸方向端まで延在し、前記ハウジングは前記配管と整合した 通孔を有するハウジング、 （ｂ）弁組立体であって、前記通孔の中に設置され、前記弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記ハウジング通孔の中に後退位置から前記ハウ ジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように摺動可能に設置され、前記本 体部材は、（１）前記ハウジング第２端の近傍で前記流体配管と接続する取付け 端から前端まで延在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒 形壁面を有する中心通孔、および、（２）該中心通孔前端に隣接する外密封面を 有する、本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し軸方向に摺動可能に設置される第１部分、および、前記本体部材 の外へ延出する第２部分であって、そして外円筒形面と、前記本体部材から遠く なる方向で外方へテーパを付けられた内向き密封面を備える第２部分を有するス リーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から先端面 を有する前端まで延在し、前記ステム弁は、前記スリーブ密封面と密封係合する テーパを付けられた外向き密封面をもった頭部を有し、前記ステム弁は、前記本 体部材の中にこれと一緒に前記後退位置から前方位置へ動けるように装架される 、ステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁外向き密封面に密封係 合させるばね、 を含む弁組立体、 （ｃ）第２弁組立体であって、前記ハウジングの第１端に切離し可能に係合す ることができる、前記第２弁組立体は、 （ｉ）支持部材であって、前記ハウジングに係合されたときその中に位置す る内端、前記中心通孔と軸方向に整合する流れ通孔を有し、前記支持部材は、前 記内端に隣接して備えられ、そして前記本体部材が前方位置にあるとき前記本体 部材外密封面と係合する位置に設けられる内向き密封面、前記本体部材が前方位 置にあるとき前記スリーブ第２部分と係合する位置に設けられる環状肩部、前記 内向き密封面と肩部との間の軸方向位置に設けられる環状エラストマ密封リング であって、前記スリーブ外円筒形面に密封係合する寸法の該エラストマ密封リン クを有する支持部材、 （ii）軸方向に延在する弁であって、前記流れ通孔の中に設置されて前記ス テム弁と整合して該第２弁組立体に装架され、前記軸方向延在弁は閉じ位置から 、前方位置へ動く前記ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くことができる 軸方向延在弁、 を含む第２弁組立体、および、 （ｄ）剛性プレートであって、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上 に横方向に装架され、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に動か され、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材とこれ の前記ステム弁を軸方向へ動かす間、前記スリーブの軸方向動きは前記支持部材 環状肩部によって停止されるが、前記本体部材とステム弁の動きにより前記ステ ム弁とこれに整合している前記第２弁組立体の軸方向延在弁が開かれ、この間前 記スリーブ外面が前記環状エラストマ密封リングに密封係合し、そしてこの後で 前記本体部材外密封面が前記支持部材内向き密封面と金属−金属密封関係をもっ て係合する剛性プレート、 を包含する継手。 30．前記支持部材の内端に隣接の前記内向き密封面が前記内端から遠ざかる方 向で且つ軸心の方へ内方向へテーパを付けられ、そして前記本体部材外密封面の 、前記支持部材と密封係合する区域がカーブを付けられている、請求の範囲第２ ９項記載の継手。 31．さらに、前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的 に押す圧力ばねを備える、請求の範囲第２９項記載の継手。 32．さらに、前記ハウジングを取巻く解放スリーブ、および、前記ハウジング を貫通して横方向に延在し、前記ハウジングの横方向に延在するスロットの中に 置かれ、そして前記解放スリーブの対向する両部分に係合するピンを備え、この ピンは前記圧縮ばねと整合し係合して前記解放スリーブを前記ハウジング第１端 の方の第１錠止位置へ押し、また前記圧縮ばねのばね力に抗して前記スロット内 で動いて前記解放スリーブが第２解放位置へ後退できるようにすることができる 、請求の範囲第３１項記載の継手。 33．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれる弾性圧縮可能部材を備 える、請求の範囲第２９項記載の継手。 34．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれるばね座金を備える、請 求の範囲第２９項記載の継手。 35．さらに、前記ハウジング上に装架され、そして前記プレートに係合するカ ムを備え、これらカムの第１位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１ 端の方へ押し、第２位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１端から遠 ざかる方へ動けるようにする、請求の範囲第３２項記載の継手。 36．前記カムがピボット点で回転できるように装架され、そしてその各カムに 連結するアームを備え、これらアームはカムの反対側の端まで延在し、前記アー ムの少なくとも一方は、カムが第１位置のとき前記解放スリーブに係合して解放 スリーブの後退を防止する肩部を有する、請求の範囲第３５項記載の継手。 37．１対の流体流れ配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手にお いて、 （ａ）ハウジングであって、軸方向に第１軸方向端から第２軸方向端まで延在 し、ウェブが前記ハウジングを横断して横方向に延在し、該ウェブは両該配管と 整合する第１および第２通孔を有するハウジング、 （ｂ）１対の第１弁組立体であって、前記第１および第２通孔の中にそれぞれ １つずつ設置され、前記第１弁組立体は、 （ｉ）本体部材であって、前記第１および第２通孔の中に後退位置から前記 ハウジング第１軸方向端に近い前方位置へ動けるように設置され、前記本体部材 は、前記ハウジング第２端の近傍で前記流体配管と接続する取付け端から前端ま で延在する中心通孔であって、そしてこの前端まで延在する内円筒形壁面を有す る該中心通孔を有する、該本体部材、 （ii）スリーブであって、前記本体部材前端の中で前記内円筒形壁面に接触 してこれに対し後退位置から前方位置まで軸方向に摺動可能に設置され、後端と 先端を有し、この先端は、前記スリーブが前方位置のとき前記本体部材の外へ延 出するスリーブ、 （iii）ステム弁であって、前記中心通孔の中に設置され、後端から、拡大 された頭部を有し、その先端が面になる前端まで延在し、該頭部は前記スリーブ にと密封係合することができ、該ステム弁は、前記本体部材の中にこれに対して 前記後退位置から前方位置へ動けるように装架されるステム弁、 （iv）ばねであって、前記中心通孔の中に設置され、前記スリーブを前記取 付け端から遠くする方向へ弾性的に押圧して前記ステム弁拡大頭部に密封係合さ せる該ばね、 を含む、１対の第１弁組立体、 （ｃ）１対の第２弁であって、前記ハウジングの第１端で該ハウジングと切離 し可能に係合することができ、該第２弁は前記ステム弁と整合し、該第２弁は閉 じ位置から、前方位置へ動く該ステム弁に係合されて開かれる位置まで動くこと ができ、該第２弁は、前記本体部材が前方位置にあるときの前記スリーブ先端に 係合する位置に設けられる肩部を有する１対の第２弁、 （ｄ）前記本体部材とこれらの前記ステム弁を軸方向へ動かすための手段であ って、この軸方向動きにおいて、前記肩部が前記スリーブの軸方向動きを停止さ せるが前記本体部材とステム弁は停止されずに動き続け、この動きにより両該ス テム弁とこれらに整合している前記１対の第２弁が開かれる軸方向動かし手段、 を包含する継手。 38．さらに、軸方向に往復動できるように前記ハウジング上に横方向に装架さ れる剛性プレートを備え、前記本体部材が前記プレートに係合されてこれと共に 動かされ、前記プレートの前記ハウジング第１端の方への動きが前記本体部材と これらの前記ステム弁を軸方向へ動かす、請求の範囲第３７項記載の継手。 39．前記ハウジングが、前記第１および第２通孔と平行な第３および第４通孔 を有し、これら第３および第４通孔の中にそれぞれ圧縮ばねが設置され、これら 圧縮ばねは前記プレートを前記ハウジング第１端から遠くする方向へ弾性的に押 す、請求の範囲第３８項記載の継手。 40．さらに、前記ハウジングを取巻く解放スリーブ、および、前記ハウジング を貫通して横方向に延在し、前記ハウジングの軸方向に延在するスロットの中に 置かれ、そして前記解放スリーブの対向する両部分に係合するピンを備え、この ピンは両前記圧縮ばねと整合し係合して前記解放スリーブを前記ハウジング第１ 端の方の第１錠止位置へ押し、また前記圧縮ばねのばね力に抗して前記スロット 内で動いて前記解放スリーブが第２解放位置へ後退できるようにすることができ る、請求の範囲第３９項記載の継手。 41．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれる弾性圧縮可能部材を備 える、請求の範囲第３８項記載の継手。 42．さらに、前記本体部材とプレートとの間に置かれるばね座金を備える、請 求の範囲第３８項記載の継手。 43．さらに、前記ハウジング上に装架され、そして前記プレートに係合するカ ムを備え、これらカムの第１位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１ 端の方へ押し、第２位置への動きが前記プレートを前記ハウジング第１端から遠 ざかる方へ動けるようにする、請求の範囲第４０項記載の継手。 44．前記カムがピボット点で回転するように装架され、そしてその各カムに連 結するアームを備え、これらアームはカムの反対側の端まで延在し、前記アーム の少なくとも一方は、前記カムが前記第１位置のとき前記解放スリーブに係合し て解放スリーブの後退を防止する肩部を有する、請求の範囲第４３項記載の継手 。 45．流体流れ配管の対向する端どうしを一緒に接続するための継手において、 （ａ）ハウジングであって、軸心に沿って第１端から第２端まで延在するハウ ジング、 （ｂ）第１弁であって、前記ハウジング第１端の中に受入されてハウジングに 対し軸方向動けるように装架され、前記第１弁は、拡大された頭部を有するステ ム弁、このステム弁を取巻き、そして前記拡大頭部に係合する閉じ位置から拡大 頭部より離間する開き位置まで前記ステム弁に対して動くことができる環状スリ ーブ、および、このスリーブを閉じ位置の方へ弾性的に押すばねを含み、前記相 互に反対側の両端の一方の端に係合される第１弁、 （ｃ）第２弁であって、前記第２端の中に切離し可能に受入され、前記第２弁 は、外向きの係合装備および前記両端の他方の端と接続しそして環状密封アバッ トメントを備える通孔を有する本体部、および、前記密封アバットメントに係合 する閉じ位置からその密封アバットメントより離間する開き位置まで動くことが できる拡大された密封頭部をもった弁ステムを含む第２弁、 （ｄ）解放スリーブであって、前記第２弁を前記ハウジングに対し係合および 切離しできるようにする後退位置から前記第２弁をハウジングに係合させた状態 に維持する前方位置まで前記ハウジングに対し軸方向に動けるようにハウジング に係合された解放スリーブ、 （ｄ）ばね装備であって、 （ｉ）前記解放スリーブを前記ハウジング第２端の方へ押すことと、 （ii）前記第１弁を前記ハウジング第１端の方へ押すこと の両方に作用するばね装備、および、 （ｅ）カムであって、前記第２弁が前記ハウジングに係合された後、前記第１ 弁を前記ハウジング第２端の方へ押して前記第２弁に係合させるように作動し、 この間前記環状スリーブは前記第２弁に当たって停止されるが、前記第１弁は第 ２弁の方へ動き続け、この動きによって前記拡大頭部が開き位置へ動くと共に前 記第２弁拡大密封頭部が開き位置へ動かされるカム、 を包含する継手。 46．前記ハウジングが、これの第１端の近傍の第１セットの孔および第２端の 近傍の第２セットの孔を有し、前記継手がさらに、（ａ）前記ハウジングに支持 され、前記第１セットの孔に貫通して延在するプレートであって、前記第１弁を 支持する該プレート、（ｂ）前記解放スリーブに装架されそして前記第２セット の孔を貫通して延在する支持部材を備え、前記ばね装備が前記プレートと支持部 材に対し作用して前記解放スリーブを前記プレートから遠くする方向へ弾性的に 押す、請求の範囲第４５項記載の継手。 47．前記ハウジングが、前記軸心に対し横方向に設置されるウェブを含み、該 ウェブは第１通孔と第２通孔を有し、前記第１弁が該第１通孔を貫通して延在し 、そして前記ばね手段が前記第２通孔を貫通して延在する、請求の範囲第４６項 記載の継手。