JPH11511066A - 乾燥散布性水分散性顆粒組成物の用途 - Google Patents
乾燥散布性水分散性顆粒組成物の用途Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は活性化チャーコール顆粒組成物であって、部位に乾燥散布し、そして「吸水」したときに、有害な有機化合物の所望されない生物活性を抑制するものの利用に関する。濡れたとき、これらの顆粒は元の顆粒直径比に対して広い分散面積で非常に迅速に分散する。これらの顆粒は高いチャーコール負荷、即ち約60〜約95重量%を有し、そして約5〜約40重量%の分散、再湿潤及び結合特性を発揮する界面活性系を含む。
Description
【発明の詳細な説明】
乾燥散布性水分散性顆粒組成物の用途
発明の背景
発明の分野
本発明は高度に分散性の組成物、及びそれらの所望されない化合物の吸着剤/
収着剤としての利用に関する。詳しくは、そして本発明の好適な例示として、本
発明は乾燥塗布性顆粒の形態における農業用途のための界面活性剤−活性化チャ
ーコール組成物に関連し、そして更に詳しくは除草剤残渣又はその他の有害な有
機化合物、例えば潤滑油で汚染された土壌及び芝生の処置におけるその用途に関
する。
従来の技術及び問題の説明
有機除草剤は一般消費者及び商業的作業者の双方により土壌及び芝生において
幅広く利用されており、そして刈り取り機、耕作機及びその他の農業用装置に由
来する油等の有機流出物及び漏出物と一緒になって著しい残渣問題を引き起こす
。
まず最初に、むろん農業用化学残渣が環境をひどく汚染する。例えば、ゴルフ
コースに大量に利用されている農業用除草剤は雨水を介して最終的に帯水層又は
貯水池の中に留まり、そして飲料水を汚染する可能性がある。農業化学品による
環境のこの残留的な汚染は大きな社会問題であり、従ってその長期的な影響を最
少限にしようとあらゆる努力が払われている。また、作物又はその他の植物生命
体、例えば草の即時的な変化を所望し、その結果一次植物生体体を化学的に排除
するといった状況が数多くある。二次的な植え込み又
は種まきは明らかに任意の有意な量の除草剤又は毒性化学残渣がないことを必要
とするであろう。
このような毒性有機残渣を不活性化するための数多くの方法が提案されている
。
米国特許第4,817,647号はセルロース材料の不織マットを含んで成る吸着カバ
ーを利用することによる、ゴルフコース上で油圧刈り取り装置からこぼれた油を
除去するための方法を提案している。このマットは洗浄剤洗浄の後に使用する。
活性化チャーコールはよく知られた吸着剤である。それは水及びその他の液体を
解毒するためのフィルター;空気の純化のためのガスマスク;並びに様々なその
他の用途に利用されている。従って、従来技術の農業用解毒方法のほとんどが何
らかの活性化チャーコール用法に基づくことも驚くべきことではない。一般に、
フィルターに用いたとき、チャーコールは固形状、即ち、汚染された液体又は蒸
気を通過させる粉末又は顆粒材料のベッドである。しかしながら、実用的な理由
のため、大面積を処理する場合、解毒を必要とする領域の上での広範で均一な分
布を許容する方法をさがさなくてはならない。
様々な除草剤の解毒のための活性化チャーコールの利用はかなり発表されてい
る(Jordan and Smith,Weed Source,Vol.19,Issue 5('71年9月)p 541-544)
。このWeed Source論文においては、その材料は芝生又は作物種の発生及び/又
は樹立を阻害しうる微量な除草剤残渣を吸収するために用いられている。残念な
がら、満足たる結果を得るために必要とされる報告された極度に高い割合いはそ
の利用を比較的高価なもの、そして数多くの広範散布用途にとって非現実的なも
のとしてしまう。他に、特異的な除草剤吸収能に相対して最も有効な活性化チャ
ーコールを決定する試みをいくつかの研究がなしており(Jordan and Smith,前
掲)、そして試験したチ
ャーコールでは優れた吸収選択がなされているにもかかわらず、吸収能に関して
、吸収効率と相関する粒状特性を特に同定することは不可能のようであった。換
言すれば、除草剤吸収効率は活性化チャーコールのその他の特性からは推定でき
ないことである。
活性化チャーコールを解毒すべき領域の上に均一に分散するために利用されて
いる現状の製剤は乾燥粉末;湿潤性粉末;液体懸濁物;フォーム;又は乾燥顆粒
の形態である。多少有効ではあるが、上記の現状の製品はそれぞれ著しい用途制
約を有する。
公共により避けられるに至ったゴルフコースのグリーン及びフェアウェーの如
き大面積上に散布されたドライカーボン粉末はゴルファーのくつ及びくつ下を黒
くする等の望ましくない美感的な問題を及ぼす。湿潤性粉末は通常水の中に懸濁
し、そしてスプレイヤーにより処理すべき部位又は箇所に適用される。その適用
の結果、これらの製品は落葉又は土壌の上層内での分散性を向上するように「吸
水」する。この乾燥粉末は非常に軽く、塵性であり、乱雑、即ち、表面から除去
し難く、そして湿りにくいものである。更に、一旦湿ると、この粉末は不安定な
懸濁物を形成し、そして沈降する。タンクの中での妥当な分散、その結果として
の前記箇所での均一な分布を維持するため、この水性懸濁物は強力に撹拌しなけ
ればならない。更に、かかる粉末懸濁物は導入装置、例えばスプレイヤーポンプ
及びノズルに過剰な消耗を及ぼす。即ち、粉末懸濁物は意図する最終使用者に著
しい利用のしにくさを供する。
活性化チャーコールの液体製剤は通常低濃度の懸濁物であり、即ち水の中で約
25重量%の活性化チャーコールである。これらの製剤は通常製剤化製品の安定性
を確保するために大量の懸濁剤を含む。これらの液体製品は粉末の使用に固有な
塵性、混合及び適用問題を回避することにより取り扱い易さの利点を供するが、
低濃度は大量
の水の輸送を必要とする。更に、これらの製剤は数回の温度変化、例えば凍結融
解を経て不安定になりがちである。従って、これらの液体製剤は最終使用者にと
って高価ともなる傾向にある。米国特許第4,585,753号(Scottら)は汚染された土
壌及び芝生を処理するための一般の液体活性化チャーコール製剤であって、220
ポンドのチャーコールを導入するために760ポンドの水及び60ポンドの界面活性
剤を必要とするものを開示している。
米国特許第3,960,763号(Lambouら)は農業用途、特に土壌の解毒のための活
性化チャーコールフォームの利用を開示する。これらのフォームは低価格であり
、作業し易く、毒性がなく、そして前記部位に対するチャーコールの均一な分散
を可能にすると記載されているが、チャーコール濃度は1〜6重量%のオーダー
であると記載されている。フォーム発生器を利用することとは別に、液体製剤に
付随する主要な問題、即ち、大量の水の輸送の必要性がこのフォームの用途にも
存在していることが容易に理解できうる。
活性化チャーコールの顆粒形態も当業界において公知であり、そして上記の粉
末、液体及びフォーム系の数多くの問題を解消する。しかしながら、顆粒製品は
土壌又は芝生表面の上に比較的簡単に散布されるが、粒子サイズに対する粒状化
面の表面積は非常に小さく、即ち、毒性化合物の有効な吸収のためには低すぎる
。その結果、特定の部位は顆粒を過剰負荷する必要があり、これは高価且つ往々
にしてめんどうな操作をもたらす。この低分散効率を解決するための努力は通常
試行錯誤を介する特定の毒素に対するチャーコール基材の最適化を図る試みの形
態をとる(Jordan and Smith,前記)。この手法は前記部位に対する総顆粒導入
量を多少低めうるが、所望の解毒効果を達成するのに必要な被覆の程度はこの手
順を商業的に非現実的なものにし続ける。
本発明の目的は乾燥散布性活性化チャーコール顆粒であって、ドライスプレッ
ダーにより標的領域に適用されることができ、そして例えば降雨又は灌漑を介し
て水に曝露されたとき、容易に分解するのみならず、今までに実現されたものよ
りも高い分散面積、対、顆粒直径の比が達せられるほどに活発に分散するであろ
うものの調製にある。このような乾燥散布性水分散性顆粒は製剤化、輸送、保管
及び適用し易い。これらの顆粒は非常に高い活性化チャーコール負荷も有する。
発明の概要
本発明は土壌又は芝生の中の除草剤の有機残渣を不活性化するための乾燥散布
性材料としての所定の水分散性活性化チャーコール顆粒の利用を開示する。この
顆粒組成物は、活性化チャーコールに加えて、顆粒に結合性、再湿潤性及び分散
性を供するようにデザインされた約5〜約40重量%の界面活性組成物を利用する
。
発明の詳細な説明
本発明は、水に曝露したときに、高い分散面積、対、顆粒直径の比を有する乾
燥散布性水分散性活性化チャーコール顆粒の発見に関する。その結果、本発明の
顆粒を乾燥散布して水と接触させると、顆粒製剤化により及ぼされる面積は従来
技術の乾燥散布性顆粒で実現されたものよりもはるかに高まる。この高まった分
散面積は従来達成されたものよりも小さい単位当りのチャーコールの利用を供す
る。水との「接触」とは当該顆粒を水性環境に、天然現象、例えば降雨を介して
、又は人間の誘導及び/もしくは計画のもとでの手段により、例えば人工灌漑系
を介して曝露せしめることを意味する。
活性化チャーコールとは単位容量当りの大表面積を特徴とするチ
ャーコールを意味する。これは構造内の莫大な数の微細孔の結果である。活性化
チャーコールは木、セルロース、アスファルト又は低級ランクの泥炭及びコール
から、大気、二酸化炭素又はスチームの中での短時間にわたる通常約900℃での
加熱によりそれをより多孔質且つ効率性にすることで誘導される。活性化チャー
コールの高まった吸収/収着特性は、非常に高い内部表面積、それ故土壌及び芝
生を除草剤及び/又は油の如き残留汚染物から解毒するその有効な能力に由来す
る。
本発明の有効な活性化チャーコールは300m2/gより大きい、好ましくは400
m2/gより大きい表面積と、100オングストローム未満、好ましくは50オングス
トローム未満の平均孔径を有する。
総顆粒組成物の約5〜約40重量%、好ましくは約10〜約25重量%、そして最も
好ましくは約15〜約20重量%で存在する本発明の界面活性組成物は、乾燥散布性
水分散性顆粒に本質的に3通りの特性を提供する。
当該界面活性組成物がもたなければならない第一の特性は、顆粒の一次調製に
おいて用いた加工及び凝集用水を除去した後に残留界面活性剤がバインダーとし
て働いて硬質で容易に取り扱うことのできる、即ち、乾燥散布性の顆粒が形成さ
れるように、粒子にとってのバインダーとなる点にある。
当該界面活性組成物がもたなければならない第二の特徴は、当該顆粒を処理す
べき箇所に適用し、そして水に曝露されたときにこの界面活性組成物が水を個々
のチャーコール粒子のすき間にす早く浸透させる、即ち粒子の内部表面を「濡ら
す」ようにさせる良好な再湿潤能力にある。この内部表面のす早い再湿潤は粒子
内に当初捕捉された空気の置換をもたらし、それは結果として本発明の顆粒に追
加の分散メカニズムを供する。
当該界面活性組成物の有さなければならない第三の特性は、主に顆粒の中での
粒子の崩壊及びす早い分散に役立つ能力である。
まとめると、当該界面活性剤は良好なバインダー、再湿潤剤及び分散助剤の特
徴的な特性をもつべきである。これらの特性はむろん、単一成分界面活性組成物
では限界が認められ、好ましくは二成分組成物が利用される。以下から明らかな
通り、ポリマー又はかさ高い分散剤が往々にして許容されるバインダーとして機
能しうる。各界面活性剤が当該組成物の上記の所望の特性の一つのために最適化
されている三成分界面活性組成物が最も好ましい。
本発明の分散剤は通常顆粒組成物の総重量に基づき約3〜約20重量%;好まし
くは約6〜約10重量%で存在する。所定の非イオン剤、一般には高分子量材料、
即ちポリマーが分散剤として利用されるが、本発明の好適な分散界面活性剤は固
形(室温、即ち、24℃)での高分子量非イオン性界面活性剤である。
本発明の再湿潤剤は通常顆粒組成物の総重量に基づき約2〜約20重量%、好ま
しくは約2〜約3重量%で存在する。所定の非イオン剤、一般には低分子量材料
、即ち非ポリマーが再湿潤剤として機能しうるが、本発明の好適な再湿潤界面活
性剤は(室温で)低分子量のアニオン界面活性剤である。これらの界面活性剤は
、分散剤として用いられるアニオン剤よりも水性溶液の中です早く移動するその
能力について選定される。
顆粒組成物の総重量に基づき約0〜約10重量%、好ましくは約2〜約6重量%
で存在する本発明の顆粒のためのバインダーは当業界に公知の伝統的なバインダ
ー、例えばデンプン、糖等であってよいが、好ましくは本発明の顆粒は結合剤と
して本明細書に記載の分散剤及び/又は再湿潤剤の残留的な又は二次的な特徴を
利用する。
本発明の界面活性組成物において有用なアニオンにはアルキル及
びアルキルエーテルスルフェートが含まれる。これらの材料は対応の式ROSO3M及
びRO(C2H4O)xSO3Mを有し、ここでRは約8〜約22個の炭素原子のアルキル、アル
ケニル又はアルキルラウリル基であり、xは1〜10、好ましくは1〜4であり、
そしてMは水溶性カチオン、例えばアンモニウム、ナトリウム、カリウム、マグ
ネシウム、トリエタノールアミン(TEA)、等である。本発明において有用なアル
キルエーテルスルフェートはエチレンオキサイドと約8〜約22個の炭素原子を有
する一価アルコールとの縮合生成物である。上記のスルフェートの特定の例には
アンモニウムラウリルスルフェート、マグネシウムラウリルスルフェート、ナト
リウム2−エチル−ヘキシルスルフェート、ナトリウムアクチルスルフェート、
ナトリウムオレイルスルフェート、ナトリウムトリデシルスルフェート、トリエ
タノールアミンラウリルスルフェート、アンモニウム線形アルコール、エーテル
スルフェート、アンモニウムノニルフェノールエーテルスルフェート及びアンモ
ニウムモノキシノール−4−スルフェートが含まれる。
アニオン界面活性剤のその他の適当な例は次の一般式の水溶性塩である:
R1-SO3-M
(式中、Rは以下の群より選ばれる:
i)8〜24個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する直鎖又は枝分れ鎖の
飽和脂肪炭化水素基;
ii)モノ−、ジ−又はトリ−C1−C6アルキル置換化アリール(ここでアリ
ールは好ましくはフェニル又はナフチル基である);
iii)12〜24個の炭素原子、好ましくは14〜16個の直鎖炭素原子
を有するアルファーオレフィン、最も好ましくは1−ドデセン、1−テトラデセ
ン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン及び1−テトラコセ
ン;並びに
iv)ナフタレン−ホルムアルデヒド縮合生成物。
特定の例にはSupragil MNS/90(Rhone-Poulenc Inc.のアルキルナフタレンス
ルホネート−ホルムアルデヒド縮合物についての商標)及びSupragil WP(Rhone-
Poulenc Inc.のアルキルナフタレンスルホネートについての商標)が含まれる。
本発明の用語内に属するアニオン合成界面活性剤の更なる例はi)イセチオネ
ート、即ち、イセチオン酸でエステル化され、且つ水酸化ナトリウムで中和され
た脂肪酸の反応生成物(ここで、例えば脂肪酸はココナッツ油に由来する);及
びii)n−メチルタウレート、即ち、メチルタウリドの脂肪酸アミドのナトリウ
ム又はカリウム塩てあって脂肪酸が例えばココナッツ油に由来するものである。
この種のその他の合成界面活性剤は米国特許第2,486,921;2,486,922;及び2,39
6,278号に記載されている。
更なるその他のアニオン合成界面活性剤にはスルホスクシネート及びスルホス
クシナメートで命名されているクラスが含まれる。
それらはそれぞれ下記の一般式である:
(ここで、R2はC2−C20アルキル又はアルキルアミドである)。これらのク
ラスには界面活性剤、例えば二ナトリウムN−オクタデシルスルホ−スクシナメ
ート;四ナトリウムN−(1,2−ジカルボキシエチル)−N−オクタデシルス
ルホ−スクシナメート;スルホコハク酸ナトリウムのジアミルエステル;スルホ
コハク酸ナトリウムのジヘキシルエステル;及びスルホコハク酸ナトリウムのジ
オクチルエステル;が含まれる。
アニオン有機界面活性剤のその他のクラスはB−アルキルオキシアルカンスル
ホネートである。これらの化合物は以下の式を有する:
(式中、R3は6〜20個の炭素原子を有する直鎖アルキル基であり、R4は1
〜3個の炭素原子を有する低級アルキル基であり、そしてMは上記の水溶性カチ
オンである)。
B−アルキルオキシ−アルカン−1−スルホネート又は2−アルキルオキシ−
アルカン−1−スルホネートの特定の例には以下が含まれる:
カリウム−B−メトキシデカンスルホネート、
ナトリウム2−メトキシトリデカンスルホネート、
カリウム2−エトキシテトラデシル−スルホネート、
ナトリウム2−イソプロポキシヘキサデシルスルホネート、
リチウム2−t−ブトキシテトラデシルスルホネート、
ナトリウムB−メトキシオクタデシルスルホネート及び
アンモニウムB−n−プロポキシドデシルスルホネート。
更に界面活性剤のアニオンクラスに含まれるのは次の一般式のジ
スルホネートである:
(式中、R5はC8〜C20アルキル基であり、そしてMは上述の水溶性カチオン
である)。ジスルホネートクラスの好適なアニオンは二ナトリウムドデシルジフ
ェニルオキシドジスルホネート及びエトキシル化ノニルフェニルアンモニウムジ
スルホネートである。上記のアニオン界面活性剤及びその混合物は全て「R」単
位当り約1〜約10個のエチレンオキシドでエトキシル化されていても、されてい
なくてもよい。
更に本発明の顆粒のための分散界面活性剤として有用なのはリグノスルホネー
トのアルカリ及びアルカリ土類金属塩である。
本発明の界面活性剤において有用な非イオン剤の例には以下が含まれる:
A)アミド、例えば:
i)次式のアルカノールアミド
(式中、R′及びR″はそれぞれ−H、−CH2CH2OH又は
であってよい);
ii)次式のエトキシル化アルカノールアミド
iii)次式のエチレンビスアミド
B)エステル、例えば
i)次式の脂肪酸エステル
ii)次式のグリセロールエステル
iii)次式のエトキシル化脂肪酸エステル
iv)次式のソルビタンエステル
v)次式のエトキシル化ソルビタンエステル
C)エトキシレート、例えば:
i)次式のアルキルフェノールエトキシレート
ii)次式のアルコールエトキシレート
R-O-(CH2CH2O)nH;
iii)次式のトリスチリルフェノールエトキシレート
iv)次式のメルカプタンエトキシレート
R-S-(CH2CH2O)nH
D)エンドキャップ型及びEO/POブロックコポリマー、例えば
i)次式のアルコールアルコキシレート
ii)次式のエチレンオキサイド/プロピレンオキサイドブロックコポリマー
iii)次式のコポリマー
iv)次式の塩素キャップ型エトキシレート
R-(OCH2CH2)xCl; 及び
v)次式の四官能ブロックコポリマー
又は
(式中、
Rは脂肪アルキル基、好ましくはC6−C22脂肪アルキル基、最
も好ましくはC8−C18脂肪アルキル基であり;
R1は−H又は脂肪アルキル基、好ましくは−H又はC6−C22脂肪アルキル基
、最も好ましくは−H又はC8−C18脂肪アルキル基であり;
x、x′、y、y′及びnはそれぞれ独立してエチレンオキサイドのモル数、
好ましくは1〜300;最も好ましくは1〜150であり;そして
m、m′、1及び1′はそれぞれ独立してプロピレンオキサイドのモル数、好
ましくは1〜300;最も好ましくは1〜150である)。
とりわけ好適な分散剤はアルキルナフタレンスルホネート−ホルムアルデヒド
縮合物;ナトリウムリグノスルホネート、ジフェニルオキサイド、エトキシル化
トリスチリルフェノールエトキシレート、エトキシル化トリスチリルフェノール
ホスフェート、エチレンオキサイド/プロピレンオキサイドブロックコポリマー
、並びにポリアクリレートの酸、塩及びコポリマーである。
とりわけ好適な再湿潤剤はアルキルナフタレンスルホネート、ナトリウムメチ
ロレオイルタウレート、スルホスクシネート、カルボキシレート、アルキルアリ
ールスルホネート、エトキシル化アルキルフェノール及びエトキシル化アルコー
ルである。
静電性分散剤、例えばアニオンが好ましいが、立体性分散剤、例えばポリビニ
ルアルコールも使用してよい。
本発明の乾燥散布性水分散性顆粒は標準のパン顆粒化工程により調製できるが
、押出工程を介して顆粒を調製することが好ましい。この押出顆粒工程は下記の
通りである:まず各成分を秤量し、そしてダブルリボンブレンダーの中でドライ
ブレンドする。次いで水を連続混合しながら約15〜約25重量%、好ましくは約20
%の水分含量
となるまで加える。次いでこの混合物を低圧一軸押出機に供給し、そして十分な
量の更なる水、通常は混合物の総重量に基づき約10〜約40重量%、好ましくは約
10〜約13%の水を加えて押出に適する半凝集性湿潤塊を作る。この湿潤塊を約0.
8mm〜約1.6mm、好ましくは約1mmの直径を有する開口部をもつダイで押出する。
その押出品を振動流動床ドライヤーに供給し、水分含量を約4重量%未満、好ま
しくは約2.5重量%未満に下げる。重量%は工程における対応の段階での組成物
の総重量を基礎とする。次いでこの生成物を粒子分類器でふるい分けして大きす
ぎる及び小さすぎる顆粒を除去する。最終製品は10メッシュスクリーンは通るが
60メッシュスクリーンは通らないものが好ましい。
本発明の乾燥散布性水分散性チャーコール顆粒の特徴はこの顆粒の水に分散す
る速度にある。本発明の顆粒を例えばビーカーの中の低温水道水(約20℃)の表
面の上に静かに載せると、顆粒は機械的なエネルギーの入力抜きで、40〜100秒
以内に完璧に分散するであろう。ほとんどの慣用の水分散性顆粒は同程度の時間
をもたらす類似の結果を及ぼすのにビーカーの5〜30回の反転を必要とする。
本発明を以下の非限定例で詳しく説明する。
実施例1〜7
一連の乾燥散布性水分散性顆粒を7種類のチャーコールを利用して上記の通り
に調製した。使用した各チャーコールの表面積、孔容積及び平均孔径並びにその
種類を表1に記載する。7種の顆粒全てについての処方は下記の通りである:
* Reax 88BはWestvacoのナトリウムリグノスルホネートについての商標名。**
Geropon T-77はRhone-Poulenc Inc.のナトリウムメチルアルキルタウレート
についての商標名。
顆粒膨張試験を各サンプルについて下記の通りに行った:
1)10個の(1)の顆粒の直径をノギスセットで測定し、そして平均直径D1を
計算した。
2)10個の顆粒を多孔質水吸収基材、即ちペーパータオル上にまいた。
3)2滴の水を各顆粒に加え、そして1分間放置した。
4)湿潤顆粒の直径をノギスで測定し、そして平均直径D2を計算した。
5)膨張率をD2/D1として計算した。
上記の顆粒膨張試験の結果を以下の表1に示す。
上記結果から本発明の乾燥散布性水分散性活性化チャーコール顆粒、即ち、30
0m2/gを超える表面積及び100オングストローム未満の平均孔径を有するもの
は水環境に曝露されたときに予想外の優れた分散特性を有することが明らかであ
る。
本発明の範囲を限定するわけではないが、水を密着させたときの本発明の顆粒
の驚くべき分散性は下記のメカニズムが担いうるものと考えられる。結合材料の
溶解及び虚弱化に加え、顆粒を構成する粒子のすき間内、即ち、製剤化した顆粒
組成物の孔構造内に最初に捕捉された空気は液体が孔の中に侵入したときに放置
及び/又は置換される。これは湿潤顆粒内の容積を膨張又は圧力を高め、その崩
壊を助け、且つ分散性を高める。
この仮説に基づき、顆粒膨張はその内孔容積にほぼ比例するべきである。表1
のデーターは顆粒膨張結果が実際に表面積及び孔容量測定値と概して一致するこ
とを示している。
実施例8〜15
本発明の顆粒の脆砕性が、顆粒の総重量に基づき少量、即ち、8重量%以下、
好ましくは約1〜約6重量%、より好ましくは約2〜5重量%の非イオン界面活
性剤、好ましくはポリエチレングリコール/ポリプロピレングリコール(EO/PO
)ブロックコポリマーの添加を介し、水の中での顆粒の崩壊性及び/又は分散性
にほとんど影響を及ぼすことなく低下しうることも発見した。
一連の乾燥散布性水分散性顆粒を実施例1〜7の通りにして、様々なレベルの
Antarox P-104(Rhone-PoulencのEO/POブロックコポリマーについての商標)を
用いて調製した。ブロックコポリマーの重量%(x)を高めるに従い、当重量%
の第一分散剤Supragil MNS-90を除いた。
本シリーズにおける全ての例の処方は下記の通りである:
重量パーセント(%)
(総重量に基づく)
活性カーボン 85
Supragil MNS/90* 8-x
Supragil WP** 3
Soprophor S/40-P*** 4
Antarox P-104 x
脆砕性は500回転に設定したVan Kelフライアビレーターを用いて決定した。15
gの顆粒を使用した。以下の表2に報告の脆砕性は当初の15gのうち、試験中に
「良好」でなくなったもののパーセンテージである。
残留水分は水分てんびんを利用して決定した。
従って、顆粒の脆砕性は、もしそれを所望するなら、非イオン界面活性剤の利
用を介して大幅に消失させることができる。
実施例16−18
本発明の乾燥散布性水分散性顆粒は以下の処方により実施例1〜7において調
製したサンプルと同じようにして調製した。
この材料はここではClean Carbon 70 WDGと表示する。Clean CarbonはAquatro
ls Corporationの活性化チャーコール水分散性顆粒の商標である。P.アニュア
(P.annua)草を含むいくつかの試験鉢を特定の除草剤KERB 50 WP(Rohm and Ha
as Coの3,5−ジクロロ−N(1,1−ジメチル−2−プロピル)ベンズアミ
ドの商標:一般名プロナミド(WSSA)及びプロピザミド))で15日間処理し、次い
でその鉢に多年生ほそ麦(perennial ryegrass)ロリウム・ペレ
ンネ(Lolium perenne;L.per)を植種(overseed)した。
P.アニュアを含む第2系列の鉢もロリウム・ペレンネの鉢に植種する前に15
日間Kerb除草剤で処理したが、更に植種の2日前に鉢をClean Carbon 70 WDGで
処理した。
上記の試験及び結果の詳細を発芽したロリウム・ペレンネのパーセンテージと
して表示し、以下の表3に示す。
* DAOは植種後の日数。**
DBOは植種前の日数。
未処理の結果は未処理の鉢の中で予測される正常L.per発芽率の指標となる。
上記の結果から、本発明の高分散性活性化チャーコール顆粒の適用により実現さ
れる有意な解毒効果がわかりうる。
むろん、本発明の水分散性顆粒は農業の業界において公知の方法のもとでタン
ク混合してよく、そしてその懸濁物は、適用装置に有害な影響を及ぼすことのな
い現状利用されている顆粒よりも優れる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
B01F 17/40 B01F 17/40
17/50 17/50
B01J 13/00 B01J 13/00 B
B09B 3/00 ZAB C09K 3/00 S
B09C 1/02 3/32 J
1/08 B09B 3/00 304K
C09K 3/00 ZAB
3/32
(31)優先権主張番号 08/651,289
(32)優先日 1996年5月22日
(33)優先権主張国 米国(US)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),AL,AM,AT,A
U,AZ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN
,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,
HU,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,L
K,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK
,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,
RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,T
R,TT,UA,UG,UZ,VN
(72)発明者 エインズィガー,マーク デビッド
アメリカ合衆国,ニュージャージー
07726,マナラパン,ハースストーン ド
ライブ 6
(72)発明者 フー,エドワード ジー.
アメリカ合衆国,ニュージャージー
07405,キネロン,チホウィー ドライブ
43
(72)発明者 スターン,アラン ジョゼフ
アメリカ合衆国,ニュージャージー
08536,プレインズボロ,ハンターズ グ
レン ドライブ 4304
(72)発明者 コストカ,スタンレー ジョン
アメリカ合衆国,ニュージャージー
08034,チェリーヒル,ボートンズ ミル
ロード 365
(72)発明者 ホルロイド,パトリック マイケル
アメリカ合衆国,ニュージャージー
08002,チェリーヒル,オーキッド レー
ン 6
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.乾燥散布性水分散性顆粒組成物であって、 a)60〜95重量%の、300m2/gより大きい内部表面積及び100オングストロ ーム未満の平均孔径を有する活性化チャーコール;並びに b)5〜40重量%の、非イオン、アニオン及びそれらの組合せより成る群から 選ばれる界面活性組成物 を含んで成り、ここで前記重量%は前記顆粒組成物の総重量を基礎とする、前 記組成物。 2.前記界面活性組成物が i)3〜20重量%の高分子量非イオン又はアニオン界面活性分散剤; ii)2〜20重量%の低分子量非イオン又はアニオン界面活性再湿潤剤;及び iii)0〜10重量%のバインダー; を含んで成る、請求項1記載の乾燥散布性水分散性顆粒組成物。 3.前記バインダーが: i)高分子量非イオン性又はアニオン性界面活性分散剤;又は ii)低分子量非イオン性もしくはアニオン性界面活性再湿潤剤; を含んで成る、請求項2記載の乾燥散布性水分散性顆粒組成物。 4.i)前記界面活性分散剤が高分子量のアニオンであり;そして ii)前記界面活性再湿潤剤が低分子量アニオンである; 請求項2記載の乾燥散布性水分散性顆粒組成物。 5.前記アニオン性界面活性剤が: i)アルキル及びアルキルエーテルスルフェート; ii)次式の水溶性塩 R1-SO3-M (式中、R1は i)8〜24個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する直鎖又は枝分れした 飽和脂肪炭化水素基; ii)モノ−、ジ−又はトリ−C1−C6アルキル置換化アリール、ここで このアリールは好ましくはフェニル又はナフチル基で ある; iii)12〜24個の炭素原子、好ましくは14〜16個の直鎖炭素原子を有するア ルファーオレフィン、最も好ましくは1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘ キサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン及び1−テトラコセン; iv)ナフタレン−ホルムアルデヒド縮合生成物; より成る群から選ばれる); iii)イセチオネート; iv)N−メチルタウレート; v)スルホスクシネート; vi)スルホスクシナメート; vii)B−アルコキシアルカンスルホネート; viii)ジスルホネート; ix)リグノスルホネートのアルカリ又はアルカリ土類金属塩; x)上記アニオン界面活性剤のエトキシル化誘導体;並びに xi)それらの混合物; より成る群から選ばれる、請求項2記載の乾燥散布性水分散性顆粒組成物。 6.前記非イオン界面活性剤が A)アミド、例えば: i)次式のアルカノールアミド ここでR′及びR″はそれぞれ−H、−CH2CH2OH又は であってよい; ii)次式のエトキシル化アルカノールアミド iii)次式のエチレンビスアミド B)エステル、例えば: i)次式の脂肪酸エステル ii)次式のグリセロールエステル iii)次式のエトキシル化脂肪酸エステル iv)次式のソルビタンエステル v)次式のエトキシル化ソルビタンエステル C)エトキシレート、例えば: i)次式のアルキルフェノールエトキシレート ii)次式のアルコールエトキシレート R-O-(CH2CH2O)nH; iii)次式のトリスチリルフェノールエトキシレート iv)次式のメルカプタンエトキシレート R-S-(CH2CH2O)nH D)エンドキャップ型及びEO/POブロックコポリマー、例えば: i)次式のアルコールアルコキシレート ii)次式のエチレンオキサイド/プロピレンオキサイドブロックコポリマー iii)次式のコポリマー iv)次式の塩素キャップ型エトキシレート R-(OCH2CH2)xCl; v)次式の四官能ブロックコポリマー 又は E)それらの混合物; (ここで、 Rは脂肪アルキル基、好ましくはC6−C22脂肪アルキル基、最も好ましくは C8−C18脂肪アルキル基であり; R1は−H又は脂肪アルキル基、好ましくは−H又はC6−C22脂肪アルキル基 、最も好ましくは−H又はC8−C18脂肪アルキル基であり; x、x′、y、y′及びnはそれぞれ独立してエチレンオキサイドのモル数で あり、好ましくは1〜300;最も好ましくは1〜150であり; m、m′、1及び1′はそれぞれ独立してプロピレンオキサイドのモル数であ り、好ましくは1〜300;最も好ましくは1〜150である); より成る群から選ばれる、請求項2記載の乾燥散布性水分散性顆 粒組成物。 7.前記活性化チャーコールが400m2/gより大きい内部表面積及び50オング ストローム未満の平均孔径を有する、請求項1記載の乾燥散布性水分散性顆粒組 成物。 8.乾燥散布性水分散性顆粒組成物であって: a)80〜95重量%の、300m2/gより大きい内部表面積及び100オングストロ ーム未満の平均孔径を有する活性化チャーコール; b)3〜10重量%のアルキルナフタレンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合 物; c)1〜5重量%のアルキルナフタレンスルホネート;並びに d)1〜5重量%のトリスチリルフェノールエトキシレート; を含んで成り、ここで前記重量%は全て前記組成物の総重量%に基づくもので ある、前記組成物。 9.1〜6重量%の非イオンエチレンオキサイド/プロピレンオキサイドブロ ックコポリマーを更に含んで成る、請求項8記載の乾燥散布性水分散性顆粒組成 物。 10.乾燥散布性水分散性顆粒組成物を製造するための方法であって: i)a)60〜95重量%の、300m2/gより大きい内部表面積及び400オングス トローム未満の平均孔径を有する活性化チャーコールを b)50〜40重量%の、非イオン、アニオン及びそれらの組合せより成る群か ら選ばれる界面活性剤を含んで成る界面活性組成物と 配合する; ii)約15〜約25重量%の水分含量を有する混合物が形成されるのに十分な水を 連続混合しながら添加する; iii)半凝集湿潤塊が形成されるように前記混合物に約10〜40重量%の更なる 水を添加する; iv)前記湿潤塊を約0.8mm〜約2.0mmの直径を有する開口部をもつ押出機に押出 することによって押出品を形成する;そして v)水分含量が約4重量%未満となるように前記押出品を乾燥する; 工程を含んで成り、ここで前記重量%は全てこの方法における対応の工程での 前記組成物の総重量に基づくものである、前記方法。 11.有機化合物で汚染された部位の所望されない生物活性を抑制する方法であ って: i)a)60〜90重量%の、300m2/gより大きい内部表面積及び100オングス トローム未満の平均孔径を有する活性化チャーコール;並びに b)5〜40重量%の、非イオン、アニオン及びそれらの組合せより成る群から 選ばれる界面活性剤を含んで成る界面活性組成物; を含んで成る生物活性抑制有効量の顆粒組成物を前記部位に散布する工程を含 んで成り、ここで前記重量%は前記顆粒組成物の総重量に基づくものである、前 記方法。 12.前記有機化合物が除草剤である、請求項11記載の方法。 13.前記界面活性組成物が i)3〜20重量%の高分子量非イオン又はアニオン界面活性分散剤; ii)2〜20重量%の低分子量非イオン又はアニオン界面活性再湿潤剤;及び iii)0〜10重量%のバインダー; を含んで成る、請求項12記載の方法。 14.前記バインダーが: i)高分子量非イオン性又はアニオン性界面活性分散剤;又は ii)低分子量非イオン性もしくはアニオン性界面活性再湿潤剤; を含んで成る、請求項13記載の方法。 15.i)前記界面活性分散剤が高分子量のアニオンであり;そして ii)前記界面活性再湿潤剤が低分子量アニオンである; 請求項13記載の方法。 16.前記アニオン性界面活性剤が: i)アルキル及びアルキルエーテルスルフェート; ii)次式の水溶性塩 R1-SO3-M (式中、R1は i)8〜24個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する直鎖又は枝分れした 飽和脂肪炭化水素基; ii)モノ−、ジ−又はトリ−C1−C6アルキル置換化アリール、ここで このアリールは好ましくはフェニル又はナフチル基で ある; iii)12〜24個の炭素原子、好ましくは14〜16個の直鎖炭素原子を有するア ルファーオレフィン、最も好ましくは1−ドデセン、1−テトラデセン、1−ヘ キサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン及び1−テトラコセン;及び iv)ナフタレン−ホルムアルデヒド縮合生成物; より成る群から選ばれる); iii)イセチオネート; iv)N−メチルタウレート; v)スルホスクシネート; vi)スルホスクシナメート; vii)B−アルコキシアルカンスルホネート; viii)ジスルホネート; ix)リグノスルホネートのアルカリ又はアルカリ土類金属塩; x)上記アニオン界面活性剤のエトキシル化誘導体;並びに xi)それらの混合物; より成る群から選ばれる、請求項13記載の方法。 17.前記非イオン界面活性剤が A)アミド、例えば: i)次式のアルカノールアミド ここでR′及びR″はそれぞれ−H、−CH2CH2OH又は であってよい; ii)次式のエトキシル化アルカノールアミド iii)次式のエチレンビスアミド B)エステル、例えば: i)次式の脂肪酸エステル ii)次式のグリセロールエステル iii)次式のエトキシル化脂肪酸エステル iv)次式のソルビタンエステル v)次式のエトキシル化ソルビタンエステル C)エトキシレート、例えば: i)次式のアルキルフェノールエトキシレート ii)次式のアルコールエトキシレート R-O-(CH2CH2O)nH; iii)次式のトリスチリルフェノールエトキシレート iv)次式のメルカプタンエトキシレート R-S-(CH2CH2O)nH D)エンドキャップ型及びEO/POブロックコポリマー、例えば: i)次式のアルコールアルコキシレート ii)次式のエチレンオキサイド/プロピレンオキサイドブロックコポリマー iii)次式のコポリマー iv)次式の塩素キャップ型エトキシレート R-(OCH2CH2)xCl; v)次式の四官能ブロックコポリマー 又は E)それらの混合物; (ここで、 Rは脂肪アルキル基、好ましくはC6−C22脂肪アルキル基、最も好ましくは C8−C18脂肪アルキル基であり; R1は−H又は脂肪アルキル基、好ましくは−H又はC6−C22脂肪アルキル基 、最も好ましくは−H又はC8−C18脂肪アルキル基であり; x、x′、y、y′及びnはそれぞれ独立してエチレンオキサイ ドのモル数であり、好ましくは1〜300;最も好ましくは1〜150であり; m、m′、1及び1′はそれぞれ独立してプロピレンオキサイドのモル数であ り、好ましくは1〜300;最も好ましくは1−150である); より成る群から選ばれる、請求項13記載の方法。 18.前記活性化チャーコールが400m2/gより大きい内部表面積及び50オング ストローム未満の平均孔径を有する、請求項11記載の方法。 19.除草剤で汚染された部位の所望されない生物活性を抑制する方法であって 、 i)前記部位に、 a)80〜95重量%の、300m2/gより大きい内部表面積及び100オングストロ ーム未満の平均孔径を有する活性化チャーコール; b)3〜10重量%のアルキルナフタレンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合 物; c)1〜5重量%のアルキルナフタレンスルホネート;並びに d)1〜5重量%のトリスチリルフェノールエトキシレート; を含んで成り、ここで前記重量%は全て前記組成物の総重量%に基づくもので ある顆粒組成物を生物活性抑制有効量で散布し; ii)前記顆粒組成物を水と接触させる; 工程を含んで成る、前記方法。 20.1〜6重量%の非イオンエチレンオキサイド/プロピレンオキサイドブロ ックコポリマーを前記顆粒組成物が更に含んで成る、請求項19記載の方法。
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