JPH11510978A - インターネットアクセス用のｕｒｌを受信するｔｖ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 ディスプレイシステムが、フレーム領域中に連続した画像フレームデータを、フレーム領域間のデータ領域中にインターネット・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）データと関連データを持つデータストリームを受信し（８３）、画像フレームデータから得られた連続するフレームをディスプレイモニタ上に表示する。関連データは、連続するフレーム中の１つ以上の画像エンティティを１つ以上のＵＲＬに関係付け、見ている人は表示中の関連した画像エンティティを選択することにより（９９）、システムをインターネットにアクセスさせて（１０３）、ＵＲＬと関係するインターネット上の情報源に接続させ、情報源からＷＥＢページをダウンロードさせ（１０９）、表示中にＷＥＢページを表示させる（１１１）。見ている人は表示されたＷＥＢページと相互対話してさらなる関連情報にアクセスしてもよい。隠れたＵＲＬとの関係を示すために、エンティティが表示中で強化されてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 インターネットアクセス用のＵＲＬを受信するＴＶ 発明の分野 この発明はマルチメディア装置および方法の領域に入り、特にインターネット アクセスをＴＶの送信および表示と統合して、ＴＶを見ている人に対して、表示 されたエンティティとこれに類するものに関する追加情報を提供することに関す る。 発明の背景 テレビとビデオの表示をエンドユーザに対して配信する新規でよりよい方法の 開発や、インターネットおよび関連するワールドワイドウェブ（ＷＷＷ）のよう なコンピュータ化情報システムの並列的な開発を継続することにより、さまざま なシステムを統合して強化された情報エンターテイメントシステムを提供する努 力に関心が向けられていた。例えば、開発者はＴＶとコンピュータサブシステム とを組合せた統合システムを紹介していることから、ＴＶはＷＥＢブラウザとし て使用されることがある。 ＣＰＵやメモリやこれらに類するもののようなシステムコンピュータ構成要素 の中には、ＴＶセットのありふれたシャーシ内に組込まれるものもある。このよ うなシステムでは、従来のＴＶ構成要素や回路はコンピュータ構成要素とともに 組込まれ、モードを切換える能力がユーザに対して提供されている。したがって 、適切に装備されたシステムにより、ユーザはアナログＴＶ番組や、デジタルＴ Ｖ番組や、従来のケーブルＴＶや、衛星ＴＶや、さまざまな情報源からのペイＴ Ｖを見るために選択を行い、同様にＷＷＷをブラウジングして、ＷＥＢページを 表示し、オンスクリーンフィールドと関連するシステムと相互対話して、関連情 報やデータベースや他のＷＥＢページにジャンプする。 いくつかの他のシステムでは、コンピュータ構成要素は技術的にセットトップ ボックスと呼ばれているＴＶとは離れた格納容器に設けられる。セットトップボ ックスシステムは、プロバイダが従来のテレビセットに接続されることから、エ ンドユーザがコンピュータ構成要素とともに新しいＴＶを購入する必要性がない 点においてプロバイダにとって利点がある。 このような統合システムでは、単一の格納容器中またはセットトップボックス システムとしてのいずれでも、ありふれたリモートコントローラと非常によく似 たハンドヘルドデバイスを通してユーザ入力が一般的に行われ、リモートコント ローラは通常セットトップボックスまたは統合ＴＶ中の受信機と赤外線通信を行 う。ＷＥＢブラウジングのようなコンピュータモードに対して、カーソルがＴＶ スクリーン上に表示され、カーソル操作はリモートコントローラ上のボタンによ りなされる。選択ボタンもリモートコントローラに設けられ、コンピュータユー ザにごくありふれたマウスやトラックボールのようなポインタデバイス上のボタ ンのようなありふれた機能を実行する。 先に説明したように適合されたセットトップボックスとコンピュータ統合ＴＶ は、一般的にＴＶアンテナ（アナログ）やケーブルＴＶ（アナログまたはデジタ ル）や最近のダイレクト衛星ＴＶ（デジタル）のような入力を持っており、ハー ドディスク駆動装置やＣＤ−ＲＯＭ駆動装置のような大容量記憶装置にも接続さ れ、このような駆動装置からビデオデータをアップロードし、ＴＶスクリーン上 の表示としてダイナミックな結果を表示する能力を提供する。 本発明者は、コンピュータ技術（デジタル）をＴＶと結合することにより、コ ンピュータユーザによく知られている多くの能力がＴＶユーザに対して利用可能 になっていることに気づいた。例えば、ＴＶ表示に対してテキスト注釈を提供す る能力がかなり強化されている。ピックスオンピックスのようなコンピュータ技 術が現在利用可能となっており、ピックスオンピックスでは、独立したＴＶ表示 が独立したウインドウあるいはディスプレイスクリーン上のオーバーレイウイン ドウになされる。独立したウインドウではまた、１つのウインドウにアナログＴ Ｖ番組、他のウインドウにコンピュータゲーム、第３のウインドウにテレビ会議 のように異なるデータ源からの表示をサポートしてもよい。 利用可能なすべてのデジタル技術によっても、コンピュータの世界とダイナミ ックなＴＶの世界との間に本質的な分離が未だ残っている。例えば、情報に対す るニーズや願いがエンドユーザに対してどの程度起こっているかを考える。ＴＶ 番組を見ている人は特定の役者を識別する。見ている人は役者の名前を覚えてい ないかもしれないが、名前を思い出したり、男優や女優についてさらに情報を収 集する時間に非常に関心があるかもしれない。 従来ではこの状況において、見ている人は、通常読取ることができない俳優表 示が一般的に表示される番組の終了まで待って、役者の名前をノートし、そして （統合システムを仮定して）モードをブラウジングに切換え、ＷＷＷにアクセス し、役者の名前やスタジオの名称や番組名や他の何らかの基準をサーチして、所 要の情報を探すことができた。ＷＥＢページまたは関連データベースのどこかで 所要の情報が利用可能である場合には、ユーザは何らかの努力の後、情報に対す る自己の要望を満足させることができる。 さらに１つの簡単な実施形態で十分である。ＴＶ広告を考えると、見ている人 は自動車のような特定のアイテムに対する広告によりすっかり惚れ込み、そのア イテムかあるいはこれによく似たものを購入したくなるかもしれない。ネットワ ークテレビ広告の費用と、結果として広告時間の購入に課される必要な時間制限 を考えると、広告されたアイテムを購入するに際して提供される情報の深さは必 然的に制限される。ある顕著な特徴が提供される。一般的に広告主が考えるもの が購入者を引き寄せ、何らかの一般的な価格情報が同様に提供される。 例として自動車広告を仮定すると、オプション、モデル、有用性、価格、資金 調達の詳細の全詳細や、車のモデルを試験してテストドライブするために地域的 にどこに行けばよいかについて提供されない。さらに、全詳細が提供されても、 見ている人が将来使用するためにそれをすべて書き留めようとするには困難な時 間しかない。例えば自動車リース広告の立派な印刷物を見るとよい。 多くのケースでは、多くの者により信頼できると思われていないＴＶショッピ ングチャンネルの疑わしいケースを除いて、ＴＶ広告により売り込まれた視聴者 は、何らかの定められた努力をして、広告されたアイテムの購入を実際に完了し なければならない。さらに、多くの主要製造者は、従来の視聴者電話参加型のＴ Ｖショッピング技術により製品が売り込まれるようにしようとはしない。 明らかに必要とされているものは、ＷＥＢブラウジングとＴＶ送信の技術をさ らに統合して、ＴＶ放送番組で見られる興味対象のエンティティについての最大 情報を、見ている人が非常に早く蓄積するための方法および装置を提供すること であり、さらに一般的なレベルにおいて広告された製品や、ＴＶ放送番組で識別 された興味のある人々や物についての詳細情報に対して、見ている人が素早くそ して簡単にアクセスできるようにする方法である。 発明の要約 本発明の好ましい実施形態において、ディスプレイモニタ上に表示を提供する 変化信号が提供され、この変化信号は、表示用の単一フレームに対する画像情報 を含む第１の領域と、第１の領域の情報により提供される表示中のビジュアルエ ンティティをインターネット・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）に関係 付ける情報を含み、第１の領域から離れた第２の領域とを具備する。第２の領域 はまた、ビジュアルエンティティを単一フレーム表示の特定の位置に関係付ける 情報を含む。第１の領域の信号は、本質的にアナログまたはデジタルのいずれで もよい。第２の領域は、コントラスト、輝度または色の信号、あるいはこれらの いくつかの組合せを変化させることなどにより、ビジュアルエンティティを表示 中で視覚的に強化させる情報を含んでいてもよい。 代わりの実施形態では、テレビジョン番組のＴＶ放送送信と表示用のシステム が提供され、このシステムは、画像フレームデータを１つの領域に持ち、画像フ レームデータにより提供される表示中の画像エンティティに関係するダイナミッ ク・インターネット・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）を別の領域に持 つデータストリームを供給する情報源と、画像フレームを受信して、ディスプレ イモニタ上に表示するように適合され、インターネットブラウザも備えた受信表 示装置とを具備している。この実施形態では、受信表示装置は、画像フレームデ ータを含む領域から離れた領域からＵＲＬを取り除き、インターネットブラウザ を起動し、ＵＲＬに関係するワールドワイドウェブ・ホームページにアクセスし 、ホームページをディスプレイモニタ上に表示する。 いま説明したシステムの実施形態では、ＵＲＬは、画像フレームデータから表 示されたフレーム中の画像エンティティと関係していてもよく、１つより多いエ ンティティがそれぞれ異なるＵＲＬと関係していてもよい。また画像エンティテ ィが表示中で強化されて見ている人に画像エンティティがＵＲＬに関係している ことを示してもよい。強化は、輝度またはコントラストの調整の１つにより、色 の調整により、あるいはエンティティに輪郭を付加することにより行うことがで きる。 このようなシステムにおける情報源は、ＴＶ信号を放送する放送送信機や、ビ デオカセットレコーダ（ＶＣＲ）テープを再生するＶＣＲや、ＣＤ−ＲＯＭディ スクを再生するＣＤ−ＲＯＭ駆動装置や、ハードディスク駆動装置からデータス トリームを検索して送信するコンピュータ装置であってもよい。検索され表示さ れるＷＥＢページは表示全体を取り上げてもよく、あるいはディスプレイモニタ 上に移動可能で調整可能なウインドウとして表示されてもよい。 他の実施形態では受信表示装置が提供され、この受信表示装置は、コンピュー タ化制御回路と、データストリーム受信処理回路と、インターネットブラウザと 、ディスプレイ回路と、ディスプレイモニタとを具備する。受信処理回路は、画 像フレームデータとインターネット情報源を識別するインターネット・ユニバー サルリソースロケータ（ＵＲＬ）とを持つデータストリームを受信し、画像フレ ームデータをディスプレイ回路に、ＵＲＬを制御回路に供給する。ディスプレイ 回路は、画像フレームデータからディスプレイモニタ上に表示を提供し、制御回 路は、インターネットにアクセスし、ブラウザをインターネット情報源にアクセ スさせ、インターネット情報源からＷＥＢページをダウンロードして表示する。 この受信表示装置では、ＵＲＬは表示中の特定のエンティティ画像と関係して いる。それぞれ表示中の異なる特定のエンティティ画像と関係している複数のＵ ＲＬがあってもよい。検索されたＷＥＢページは、好ましい実施形態では表示中 に移動可能で調整可能なウインドウとして表示されるが、前の表示の代わりに表 示されてもよい。 本発明の他の観点では信号準備送信装置が提供され、この信号準備送信装置は 、シーンを監視し、シーンから画像フレームデータを含む信号データストリーム を準備する画像装置と、インターネット・ユニバーサルリソースロケータＵＲＬ をデータストリームに加え、１つ以上の画像フレーム中の画像エンティティにＵ ＲＬを関係付けるように適合された制御回路とを具備する。それぞれ異なる画像 エ ンティティと関係している１つより多いＵＲＬがあってもよい。データストリー ムにより提供される表示における画像エンティティの視覚的強化は、輝度、コン トラストまたは色の１つ以上を調整することなどにより同様に提供されてもよい 。 他の観点では、放送画像中のエンティティをインターネット・ユニバーサルリ ソースロケータ（ＵＲＬ）に関係付ける方法が提供され、この方法は、（ａ）シ ーケンシャルフレームデータを含むフレームデータ領域を持つデータストリーム をビジュアル画像装置を使用してシーンから準備し、（ｂ）フレームデータ領域 間の第２の領域にＵＲＬ用のデータを挿入し、（ｃ）フレームデータ領域間の第 ２の領域中に、隣接するフレームデータ領域中の特定のエンティティをＵＲＬに 関係付けるデータを挿入するステップを含む。 この方法では、ステップ（ｂ）と（ｃ）は、予め記録された画像データを編集 する際に実行されるステップであっても、また代わりに、ビジュアル画像装置で 調整されるコンピュータ化装置によりライブ放送で自動的に実行されるステップ であってもよい。エンティティの表示を強化するために、第２の領域にデータを 挿入するステップが付加的にあってもよい。 さらに別の観点では、放送データストリームから表示された画像中のエンティ ティをインターネット・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）と関係付ける 方法が提供され、この方法は、（ａ）画像フレームデータを持つデータストリー ムから得られた画像フレームを表示し、（ｂ）画像フレームデータから離れてい るが画像フレームデータとインターリーブされているデータ領域からＵＲＬと関 連データとを獲得し、（ｃ）連続する画像フレーム中のエンティティを関連デー タにしたがって獲得されたＵＲＬと関係付けるステップを含む。 この方法において、表示中の色、輝度、またはコントラストの１つ以上のもの を調整することなどにより、連続する画像フレーム中のエンティティを視覚的に 強化するさらなるステップがあってもよい。 本発明のさらに他の観点において、ビデオディスプレイ中の画像エンティティ に関係する付加的情報にアクセスする方法が提供され、この方法は、（ａ）ビデ オディスプレイ用の画像フレームを含むデータストリーム中のフレーム間で送信 されるダイナミック・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）を画像エンティ ティと関係付け、（ｂ）ユーザ入力によりビデオディスプレイ中のエンティティ を選択し、（ｃ）ユーザ入力に応答してネットワークインターフェースモジュー ル（ＮＩＭ）を通してインターネットにアクセスし、ＵＲＬに関係するデータ情 報源に接続し、（ｄ）データ情報源からＷＥＢページをダウンロードし、（ｅ） ＷＥＢページをビデオディスプレイ中に表示するステップを含む。 この別の提供された方法では、ＷＥＢページは、移動可能で調整可能なウイン ドウとしてビデオディスプレイ中に表示されてもよく、あるいは表示全体を取り 上げてもよい。ユーザの選択は、ポインタデバイスを使用してカーソルの操作と 選択によりなされることが好ましい。複数の画像エンティティがそれぞれ独特な ＵＲＬに関係してもよく、１つより多いＷＥＢページが１つより多い画像エンテ ィティを選択することによりアクセスされ表示されてもよい。 多くの観点および実施形態における本発明は、非常にユーザフレンドリーな能 力を提供して、テレビジョンおよび他のビデオディスプレイで通常提供されない 情報にアクセスし、広告主とプロモータに対して新しいツールを提供する。この ことはまた、このような表示および表現から付加的な情報を欲する視聴者にとり 時間がかかって面倒なタスクを都合よく回避する。 図面の簡単な説明 図１は、本発明を実施するためのプラットフォームとして使用されるようなセ ットトップボックスのブロック図である。 図２Ａは、本発明の実施形態にしたがった例示的なＴＶディスプレイである。 図２Ｂは、図２Ａに示されているような本発明の実施形態においてＴＶ表示を 送信するためのデータストリームの表示である。 図２Ｃは、本発明を実施した結果として表されるようなＴＶディスプレイのウ インドウ中のＷＥＢページを示している例示的な表示である。 図３Ａは、本発明の実施形態にしたがったＴＶ放送番組を準備する際のステッ プを図示しているフロー図である。 図３Ｂは、本発明の実施形態にしたがった、ダイナミックＵＲＬでＴＶ放送を 受信し、ＷＥＢページへのアクセスを開始する際のステップを図示しているフロ ー図である。 好ましい実施形態の説明 本発明の実施形態では、人や物やこれに類するもののようなＴＶ表示中の個々 の画像は、見ている人がこのような画像を選択し、そのようにすることにより、 リンクされたＵＲＬを呼び出すような方法でユニバーサル・リソース・ロケータ （ＵＲＬ）とリンクされ、ＵＲＬを呼び出すことにより画像に関係する情報を提 供するＷＥＢ位置に導かれる。本発明の多くの実施形態では、ＵＲＬに関係する 画像は、特別な色や強化された輝度（ハロー）や輪郭のようなものによってディ スプレイにおいて強化される。他の形態の強化も同様に可能である。 図１は、本発明を実施するために使用されるようなセットトップボックス１１ のブロック図である。セットトップボックス１１は、いくつかの実施形態におい て本発明を実施するために要求されるものよりもさらに複雑であり、さらに機能 性があるが、使用されるプラットフォームの種類のよい例として役に立つ。 セットトップボックス１１では、デコーダ／チューナ１３が衛星リンク１５や ケーブルＴＶライン１７やＶＣＲ入力１６のようなさまざまな情報源から信号を 受信する。この実施形態における８０４８６ＣＰＵ１９は管理と計算の能力を提 供し、リンク２１によりデコーダ／チューナ１３に接続されている。他の実施形 態では、他のＣＰＵを使用してもよい。デコーダ／チューナ１３はリンク１５上 で衛星信号を、ライン１７上でケーブルＴＶ信号を、ライン１６上でＶＣＲビデ オ信号を受け入れてデコードする。 セットトップボックス１１中のＣＰＵとデコーダ／チューナに加えて、モーシ ョン・ピクチャー・エキスパート・グループ（ＭＰＥＧ）デコーダ２５があり、 ＭＰＥＧ ＩおよびＭＰＥＧ ＩＩフォーマットあるいは将来のフォーマットで セットトップボックス１１に供給されるデータを解釈し、データからの信号を供 給してＴＶまたはビデオモニタを駆動する。ＭＰＥＧはビデオデータに対する工 業標準プロトコルであり、技術的によく知られている。 ＭＰＥＧデコーダ２５はリンク２７によりＣＰＵ１９に、リンク２９によりデ コーダ／チューナ１３に結合されている。ＭＰＥＧデコーダ２５は、ビデオラム （ＶＲＡＭ）を含んでいるビデオグラフィックスアダプタ（ＶＧＡ）チップまた はチップセット３３への出力ライン３１を持っている。ＶＧＡチップセットは通 常の回路を通してＴＶスクリーンまたはコンピュータ・ディスプレイ・スクリー ンを駆動するように適合されている。他の種類のビデオ回路を使用してもよい。 アナログ電話モデム３５は電話回線３７とＣＰＵ１９とに接続しており、ペイ ＴＶトランザクションや診断とダウンロードのサービスのために遠隔地との通信 を提供する。この実施形態におけるオプションのＩＳＤＮインターフェース３９ は、デジタル電話通信のために光デジタルデータケーブル４１とＣＰＵ１９とに 接続しており、これはアナログモデム３５の代わりにあるいはアナログモデム３ ５に加えて使用してもよい。コンパクトディスク・リードオンリーメモリ（ＣＤ −ＲＯＭ）駆動装置４３とハードディスク駆動装置４５のためにオプションのイ ンターフェースも設けられている。ここに図示されているモデムは便利であり、 インターネットアクセスのために使用されるネットワーク・インターフェース・ モジュール（ＮＩＭ）の例である。 セットトップボックス１１はＢＩＯＳ機能のようなもののためにＲＯＭ４７を 持ち、またダイナミック・ランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ）４９も持ってい る。ＤＲＡＭ４９に記憶されているオペレーティングコード４８は、本発明の実 施形態にしたがった機能性を提供し、ＣＰＵ１９によりアクセス可能で実行可能 な任意の通常の方法で記録される。オペレーティングコード４８にはＷＥＢブラ ウザと、以下にさらに説明する本発明の実施形態にしたがった特定の機能性用の ルーチンとが含まれている。ＷＥＢブラウザは、リンク３７に接続されて示され ているサーバ５４のようなＷＷＷ上のサーバにアクセスするように適合されてい る。サーバ５４は、図１のシステムと関係するモデムの１つを通してダイヤルア ップされる任意のＷＥＢサーバを表そうとしている。 コンピュータ分野の当業者には、セットトップボックス１１に対して図１に図 示されている通信リンクがデータフローの例示であり、特定のリンクのタイプま たは帯域幅を示そうとしているものではないことは明らかであろう。例えば、説 明されている種類のＣＰＵは、ＩＳＡバスやＥＩＳＡバスやこれらに類するもの のような工業標準スタイルのバスコントローラにより制御されるバスサイクルを 持つ並列バス上で通信することはよく知られている。ユニバーサル・シリアル・ バス（ＵＳＢ）や他のもののような、他の種類の通信リンクを使用してもよい。 図１のセットトップボックスでは、ＶＧＡ回路３３は、ＴＶ５１および／また はコンピュータ・ディスプレイモニタ５３を駆動するための出力リンク２０，２ ２を持ち、さまざまな実施形態においていずれかまたは両方で表示がなされる。 赤外線通信リモートコントローラ６３もあり、従来のリモート機能に対して、ま た方向ボタン６７と選択ボタン６９によるカーソルの制御と選択に対しても適合 さている。リモートコントローラ６３からの赤外線通信は、セットトップボック ス中の受信機６５に対するものである。 技術的によく知られているように、ディスプレイスクリーン上に画像を表示す るためになされるデータストリーム送信は、識別可能なフレームで送られる。こ れは、発信源が記憶された（予め記録された）データストリームまたはライブ送 信のいずれであっても、また送信がデジタルまたはアナログのいずれであっても 一般的に事実である。任意のケースにおける特定の技術は技術的に非常によく知 られており、この明細書中で詳細をカバーする必要はない。 フレームごとの送信において、技術的に知られているように、フレーム間のス ペースで情報が送られることが知られている。デジタル送信のフォーマットはこ のようなデータを見越しており、アナログＴＶ送信はフレーム間にブランクライ ンを持っており、これもあるスペースと時間の制限内でデータ送信に使用しても よい。黒と白のテレビ表示をカラー化するための情報は、例えば耳の不自由な者 に対する特別なキャプションのように、この方法でコード化される。 本発明のさまざまな実施形態において、送信フレーム中の１以上のエンティテ ィ画像がフレーム中の位置および範囲について識別され、ＷＷＷ ＵＲＬと関係 付けられる。簡単化した例として、自動車のあるブランドに対する広告において 、アイコンまたはエンブレムをフレーム中の特定の位置においてフレームごとに 表してもよい。例えばこのエンブレムは、よく知られたフォード、シボレー、Ｂ ＭＷエンブレムのような、自動車のブランドに対して使用される特定のエンブレ ムである。エンブレムは、技術的に知られている通常の方法の任意のもので広告 において提供される。図２Ａは、特定の面積範囲を持つ特定の位置のフレーム中 に ＢＭＷエンブレム５７を有して表示された簡単化されたフレーム５５の描画であ る。 この実施形態では、ＢＭＷの広告は何回か送信されて表示される予め記録され て広告であり、ちょうどＴＶ番組の一部の間に一般的に表示される広告のような ものである。広告の記録においてまたは既存の予め記録された広告に対する手順 の編集において、データはフレーム間で送信されるように記録され、隣接フレー ム中のＢＭＷエンブレムの位置と範囲を識別し、一般的なフォームhttp://www.b mw.comの特定のＷＷＷ ＵＲＬにエンブレムを関係付ける。ＵＲＬは、ＢＭＷに より維持されるＷＥＢサーバ上で提供されるホームページに対するＷＷＷ上のロ ケータであり、送信される広告において提供されたものに対して追加的な詳細情 報に対する収納場所である。 本発明の代わりの実施形態では、フレーム中の異なるエンティティは異なるＵ ＲＬと関係付けられてもよく、ＷＥＢ上の異なるホームページにまたは同じホー ムページ上の異なるデータ位置にユーザを向けるように機能してもよい。エンブ レムと同様に自動車自体が強調されてＵＲＬと関係付けられてもよく、自動車の ＵＲＬは最新モデルの情報に導き、この例ではおそらくhttp://www.bmw.com/lat estmodelである。 図２Ｂはデータストリーム５９の実例であり、第１フレーム６１および第２の 後続フレーム６５に対するデータはデータ領域６３により分離されており、この データ領域６３には、フレーム６１中のＢＭＷエンブレム５７の位置と範囲を識 別するデータが含まれている。次のデータ領域６７はフレーム６５に続き、同様 にそのフレーム中のＢＭＷエンブレムの位置と範囲を識別し、同様にエンブレム と関係するＵＲＬを伝える。このように、各フレームは画像の位置および範囲の データを持つ関連データ領域と関連ＵＲＬとを持っている。 コンピュータ能力が提供されず、ＴＶ能力と統合されていない通常の受信シス テムでは、データがフレーム間にあることから、ＵＲＬを含む付加的なデータは 利用されずにトランスペアレントに通過し、このような通常のＴＶだけのシステ ムではフレームデータだけが利用される。しかしながら、コンピュータ機能がＴ Ｖ機能と統合されている図１を参照して説明した種類のシステムでは、フレーム 間のデータは特別な方法で利用することができる。 ＣＰＵとメモリを持ち、本発明の実施形態にしたがった特別な制御ルーチンも 備えられたシステムでは、ＢＭＷエンブレムは、アクセスＷＥＢページを使用す る人によく知られている方法で相互対話スクリーン領域として取扱われる。ＴＶ 回路が統合されたコンピュータシステムはスクリーン上にカーソル７０を表示し 、このカーソル７０は、ハンドヘルド・リモートコントローラ６３（図１参照） の位置ボタン６７を通してユーザにより位置付けられる。他のシステムでは、カ ーソル制御はポインタデバイスによりまたは他の便利な方法でなされる。 ＢＭＷ広告の例を続けると、ＢＭＷエンブレム５７を含んでいるＴＶフレーム が表示されるので、見ている人はカーソルを起動させてもよい（見ている人がボ タン６７の１つまたは他のものを操作するとカーソルが自動的に起動してもよい ）。本発明の実施形態にしたがった特別な制御ルーチンをたどると、フレーム間 のデータが取り除かれ、隣接フレームにおけるエンブレム５７の位置と面積範囲 、および関連ＵＲＬを識別するために制御ルーチンの実行において使用される。 見ている人が付加的な情報に興味がある場合には、カーソルを操作してエンブ レム５７の領域に触れ、リモートコントローラ上のボタン６９の１つを押下する などして選択信号を起動させる。カーソルがＢＭＷエンブレムに触れていて選択 信号を受信した時には、システムはブラウザルーチンを実行してＷＷＷにアクセ スし、ＷＷＷ上でＢＭＷにより維持されている先に説明したＷＥＢサーバ（図１ のサーバ５４とモデム３５または３９参照）をダイアルアップする。ＢＭＷエン ブレムと関係する、ＴＶ送信のフレーム間のデータ領域におけるＵＲＬは、ダイ ヤルアップ用のＷＷＷアドレスである。 見ている人がいったん本発明のシステムを起動すると、ＢＭＷのＷＥＢサーバ に対する接続がなされ、いくつかの方法の１つでアクションが生じる。１つの実 施形態では、ＴＶ表示が停止され、ＢＭＷサーバからダウンロードされた最初の ＷＥＢページが代わりに表示される。ＴＶ表示が継続し、図２Ｃに示されている ように、ダウンロードされるＷＥＢページがＴＶ表示に対するウインドウ７１お いて表示されることが好ましい。このようにして、ウインドウ７１は拡大または 縮小し、スクリーン上で移動し、見ている人が要求する時はいつでも閉じること ができる。付加的な情報または関連ＷＥＢページに関係するウインドウ中の相互 対話領域は、ちょうど、重ね合わされたウインドウ中のＷＥＢページが通常のＷ ＥＢブラウザを通してコンピュータモニタ上に表示されているページであるかの ように、カーソル７０と選択ボタン６９で起動させることができる。この能力に は、ＷＷＷ上のＷＥＢページで普通に提供されているように、スクロールバーや これに類するものを通してスクロールする能力が含まれる。いくつかの実施形態 では、表示用ウインドウにＷＥＢページをサイズ合わせするよりもむしろ表示に 対する面積的制限のために、ＷＥＢページはある最小サイズで維持され、すべて のＷＥＢページを示すのにはウインドウが小さすぎる場合には、ページ全体にア クセスするために技術的に知られているようなスキャンやパンの能力が提供され る。 図２Ｃのウインドウ７１に示されているＢＭＷ ＷＥＢページは、ＴＶを見て いる人にとってＷＷＷを通じて多量の情報にアクセスするための情報の入口であ り、元々のＴＶ広告では利用できないものである。このような情報には例えば（ 例を伴う）利用可能な色や、（絵を伴う）車体のスタイルや、性能データや、詳 細な価格構成や、利用可能な販売リース期間や、デモンストレーションのドライ ブをすることができて会社の販売者と会うことができる見ている人に近い場所や 、さらに多くのものが含まれる。システムにデモンストレーションビデオのよう な情報を表示する機能が備わっているのであれば、デモンストレーションビデオ をダウンロードして見ている人に対して再生することさえもできる。さらに、ま た重要なことは、予め埋められた注文用紙にアクセスできることである。ディー ラーの製品を購入するプロセスは、苦労なくそしてユーザ／バイヤーフレンドリ ーに行うことができる。 付加的な情報に単にアクセスすることに加えて、見ている人が自由に使えるシ ステムが少なくとも最小キーボードのようなテキスト入力能力をもちろん持つこ とを仮定すると、インターネットリンクの２方向能力は、見ている人がＷＥＢペ ージアクセスにより入力フィールドを通してサーバに情報を送ることを可能にす る。 ＢＭＷ自動車広告のここで提示した例は、しかしながら本発明の範囲における 特別な適用である。この実施形態の変形例では、ＵＲＬと関係する画像領域は、 ＢＭＷエンブレム以外の自動車の画像でもよい。アクティブ画像領域はＴＶ広告 の表示において動くことができ、フレーム間データはスクリーンの位置と範囲を 追跡することから、カーソルの動きはダイナミック画像でリアルタイムに調整す ることができる。 ダイナミック画像を追跡し調整することに加えて、ダイナミック画像がさらな る情報にアクセスするための関連領域であることを見ている人に示すような方法 で、ダイナミック画像が表示中で強化されてもよい。これは、スクリーン上に何 らかの方法で輪郭を描いたり、輝度および／またはコントラストの調整や色変化 やまたはこれらの何らかの組合せやあるいは他の技術によりなされる。 このように、ＴＶ放送番組の任意の画像は、本発明の実施形態にしたがって、 画像に関係する付加的な情報にアクセスするためのダイナミックＵＲＬと関係付 けられる。 最小限の実施形態では、先に説明したように、ＵＲＬはフレーム間領域におい て関係付けられ、画像の選択時には、見ている人が覚えるためまたはコピーする ためにＵＲＬはテキスト情報としてスクリーン上に表示される。ＵＲＬはまた、 後にプリントアウトしたりブラウジングに使用するためにメモリデバイスにダウ ンロードしてもよい。 本発明の適用および実施形態のほぼ無限のリストがある。ＢＭＷ広告の例は商 業的な適用であり、人は多数のこのような商業的広告の適用を想像するであろう 。 他の実施形態では、例えば広告以外のＴＶ番組において、男優と女優をＵＲＬ に関係付けてもよく、このＵＲＬは、他の映画や同じ人を特徴付ける表示のよう な情報や、伝記情報や、（エージェントやこれに類するものに対する）付加的な 作品に対する利用可能性や選択を持つＷＥＢページに導く。政治では、争点にお ける立場や次の集会や遊説の立寄所やこれらに類するものを、本発明にしたがっ たアクティブ領域を持つ政治スポットからアクセスしてもよい。スボーツイベン トでは、特定の競技者についての情報を提供してもよく、スケジュールや近いコ ンテストや記録やプレイオフポジションにおけるチャンスやこれらに類するもの についての情報を提供してもよい。スポーツ協会はシーズンチケットの価格やこ れに類するものを提供してもよく、インターネットリンクを通して販売さえ行っ てもよい。 図３Ａは、本発明の実施形態に関連したダイナミックＵＲＬを含んでいるデー タストリームをともなう装置がしたがう手順を図示したフロー図である。 ステップ８３において、エンティティデータと画像フレームデータから離れた データ領域中の１つ以上のダイナミックＵＲＬとを伝えるデータストリームを受 信する。１つ以上のＵＲＬはタグにより画像エンティティにリンクされる。ＵＲ Ｌは画像（の前方）より前に送り、キャシュに記憶させることができる。したが って、多くの画像が同時に表示される場合に、ＵＲＬデータとは対照的に、より 多くの帯域幅をエンティティに割り当てることができる。 ステップ８５においてフレーム間データが取り除かれ、受信プラットフォーム （図１参照）中のコンピュータ構成要素に提供され、ステップ８７において本発 明の実施形態にしたがったダイナミックＵＲＬ制御ルーチンを実行するＣＰＵに 提供される。通常のＴＶ画像は、受信相互対話システムの通常のＴＶ構成要素に よりステップ８９においてフレームデータから提供される。 ステップ９１において、識別されたエンティティを強化するためにフレーム間 領域からのデータが処理され、強化はステップ９３においてなされる。ステップ ９５において、見ている人はポインタ入力を提供し、ＴＶスクリーン上のカーソ ルを起動して操作する。入力はステップ９７において処理され、ステップ９９に おいて、見ている人は強化されたエンティティ画像のエリアにカーソルを移動さ せる。ステップ１０１において、見ている人は選択入力を起動し、これはステッ プ１０３において処理され、ステップ１０５において強化されたエンティティが 選択される。この選択は、受信表示システムにおけるコンピュータ構成要素によ るＷＥＢアクセスを開始させる。 ステップ１０７において、ネットワーク・インターフェイス・モジュール（Ｎ ＩＭ）が初期化され、ダイヤルアップがなされ、受信システムに対するインター ネットアクセスが提供される。ＮＩＭはアナログまたはデジタルモデムや、ケー ブルモデムや、衛星モデムや、１０ｂＴ，１００ｂＴ，トークンリングのような コンピュータ・ネットワークカードの１つや、インターネットにアクセスするた めの他の多くの方法の内の任意のものでよい。 ステップ１０９において、強化されたエンティティと関係するダイナミックＵ ＲＬがインターネット上に提供され、関連するＷＥＢページがダウンロードされ る。ＷＥＢページはステップ１１１において、表示としてあるいは表示上のウイ ンドウとして表示される。ステップ１１３は見ている人がＷＥＢページでとるか もしれないさらなるアクションを表しており、当業者に知られている任意または すべての方法で一般的に、関連情報を選択し、ＷＷＷ上の関連サイトにジャンプ し、ＷＥＢページと相互対話する。ステップ１１５において、見ている人はＷＥ Ｂ表示を不活性にし、これはよく知られたクローズボックスを選択するか、また は他のいくつか存在する、見ている人の入力技術の任意のものによりなされる。 先の説明は、広告や遅延させ反復されるべき番組やこれらに類するもののよう な、ＴＶ表示に対して予め記録された表示に主として関係している。このような 素材では、隣接フレームにおける１つ以上の画像をＵＲＬに関連付けるために、 フレーム間において必要な数バイトの情報をフレームごとに加えることにより編 集がなされる。このような編集を成し逐げるための方法は、ＴＶやデータ送信技 術の当業者にとって明らかであろう。同様な技術をＶＣＲメディアやＣＤ−ＲＯ Ｍメディアとともに使用してもよい。後続する画像表示のためにスチルまたはダ イナミック画像を記録して伝達する既知の方法も何ら除外されるものではない。 ＭＰＥＧデータフォーマットには、例えばこのようなデータを含める手段が含ま れている。 図３Ｂは、本発明の実施形態にしたがったダイナミックＵＲＬを持つＴＶ放送 番組を準備するための一般的なステップを図示しているフロー図である。ステッ プ７３において、先の例におけるＢＭＷエンブレムのようなエンティティが、放 送されるべきで、ダイナミックＵＲＬと関係付けられるべきものとしてシーン中 で識別される。 ステップ７５において、識別されたエンティティがＵＲＬと関係付けられる。 ＵＲＬは、ほとんどのケースにおいて、識別されたエンティティに関連する付加 的な情報を提供する目的のために維持されているＷＥＢページに、あるいはさら に一般的な方法でＴＶ放送と関係付けられたＷＥＢページに対するものである。 ステップ７７において、識別されたエンティティの位置、および多くのケース において面積範囲が、フレームの幾何学的形状に関する放送フレームに対して識 別される。すなわち、ディスプレイスクリーン上のエンティティの位置と範囲で ある。 ステップ７９において、識別されたエンティティの位置および面積範囲を規定 するデータと、エンティティと関係付けられるべきＵＲＬが、放送用のデータス トリーム中の表示フレームに対する画像データから離れたデータ領域に記録され る。離れたデータ領域はフレームと関係付けられる。 ステップ８１において、エンティティがダイナミックＵＲＬと関係付けられる べきすべてのフレームに対してステップ１−４が反復される。多くのケースにお いて、比較的多くの数のフレームにおいて１つのエンティティが反復されるので 、見ている人にはダイナミックエンティティに反応して選択する時間がある。単 一の番組または放送では、したがっていくつかのエンティティを単一またはいく つかのＵＲＬと関係付けてもよい。 任意のエンティティが候補であり、多くの可能性がある。例えば人々を選択し たり、物体や人工品を選択したり、あるいは追加したアイコンや画像を選択して もよい。あるケースでは、識別されてＵＲＬと関係付けられるべきエンティティ は、ＵＲＬに対して使用されるのと同じ領域における追加データによってシーン に実際に追加される。ある実施形態では同様に、単一の（ポイント）位置がエン ティティに対して識別され、円形エリアや方形エリアのような一般的なエリアが エンティティと関係付けられ、この一般的な領域は、ダイナミックＵＲＬを開始 するために見ている人が選択するエリアであるべきものである。 本発明は予め記録され編集された画像データに限定されるものではない。スポ ーツイベントやこれに類するもののようなライブ放送において本発明の効果を提 供するために独特な方法を使用してもよい。ライブ放送では、画像と関係するＵ ＲＬを含むフレーム間データは、実質的にリアルタイムで挿入されるかあるいは 最小の遅延で挿入される必要がある。これは、カメラおよび関連する画像とデー タの処理装置を意味する送信装置が、描写されているどの物体または人がＵＲＬ 関連の物体または人であるべきかを知る方法を持たなければならず、装置がフレ ームごとに挿入されるべきデータを作り出さなければならないことを意味してい る。 ダイナミックＵＲＬを持つリアルタイムのライブ放送を達成するためには、Ｕ ＲＬに関係付けられるべき物体または人が単に、関係と位置の事実を独立した画 像装置に通知することができる装置を備えているだけで足りる。ある実施形態で は、この装置は赤外線送信機や無線ビーコン放送装置のような放送装置の形態を とる。 説明したような放送装置は、画像装置への送信の際に２つの本質的な目的を達 成する。第１のものは位置であるので、画像装置はこのような情報に当てられた フレーム間領域中に位置および面積範囲データを挿入し、第２のものはＵＲＬ自 体である。物体と人以外のイベントに対してはＵＲＬが共通であることから、実 施形態の中にはＵＲＬが自動的に挿入されてもよい場合がある。他の実施形態で は追跡された物体または人に対して特定のＵＲＬが加えられる。リアルタイムラ イブ放送のケースでは、ポイント位置が識別されて標準的な面積範囲が挿入され る先に言及した技術が便利な方法である。 ダイナミックＵＲＬを包含するために必要な情報が、ＴＶカメラのようなもの により描写される人と物体により提供される多くの便利な方法がある。赤外線と 無線ビーコンは多くの内の２つのものに過ぎない。実施形態の中には、プレーヤ の衣服の上にバーコードを使用してもよいものもあり、このバーコードは画像装 置により読取可能なものである。他の実施形態では、Ｘ線またはＵＨＦ放送送信 のような代わりの放送技術を使用してもよい。遠方へ情報を送信する任意の方法 を利用してもよい。 発明の精神および範囲を逸脱することなくここに説明された発明の実施形態に おいてなされる多くの代替実施形態があることも当業者に明らかであろう。例え ば、図１を参照して例として説明した装置の多くの明示があり、これらは本発明 を実施するのに適切である。すべての実施形態において本発明を実施するには、 図１のすべての構成要素が必ずしも必要ではなく、実施形態の中にはある選択さ れた構成要素のみが必要とされるものもある。例えば、示されているＣＤ−ＲＯ Ｍ駆動装置とハードディスク駆動装置はほとんどの実施形態において必要とされ ないが、いくつかの実施形態ではこれらの駆動装置を使用する。 先のことに加えて、いくつかの方法の内の任意の１つによる遠隔地からのＴＶ 放送は、ライブ放送または予め記録された放送いずれかであり、先に説明した実 施形態に対する例として主に使用されてきたが、本発明はディスプレイにＴＶ信 号を供給する他の方法や、ダイナミックＵＲＬに対して応答する統合された能力 も含む。例えば、ハードディスク駆動装置の１つに記憶されている信号により、 または図１に示されているＣＤ−ＲＯＭ駆動装置で再生されるべきＣＤ−ＲＯＭ ディスク上に提供される信号により、ＶＣＲで使用されるべきビデオテープに、 関連したＵＲＬを持つＴＶ番組を提供してもよい。本発明はＴＶディスプレイ用 の信号を提供する任意の手段を含む位に十分広く、ダイナミックＵＲＬと統合さ れた信号により、ユーザがインターネットＷＷＷをブラウジングし、結果として ＴＶディスプレイのフレームにおいて強化されたエンティティと相互対話できる ようになる。 さらに、フレーム間データを取り除き、ダイナミックＵＲＬに応答してブラウ ジングを実行するために、このような装置に必要な制御ルーチンの機能性を提供 する方法は多くある。さまざまな方法で書かれた制御ルーチンにより特定の機能 性が提供されることはコンピュータ技術においてよく知られている。独特である のはコードの特定の順序ではなく、むしろ装置に対してコードが提供する機能性 である。 ここでのいくつかの実施形態において説明された本発明に対して非常に多くの 潜在的な適用がある。このような適用はそれぞれ、新しい発明としてというより もむしろ本発明の新しい実施形態として考えられる。 さらに、ＴＶ番組の同時表示があるＷＥＢページの表示に対して多くフォーマ ットがあり、本発明の範囲を簡単に証明することができる多くの変形例がある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．表示用の単一フレームに対する画像情報を含む第１の領域と、 前記第１の領域の情報により提供される表示中のビジュアルエンティティをイ ンターネット・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）に関係付ける情報を含 み、前記第１の領域から離れた第２の領域とを具備するディスプレイモニタ上に 表示を提供する変化信号。 ２．前記第２の領域が、前記ビジュアルエンティティを前記単一フレーム表示の 特定の位置に関係付ける情報をさらに含む請求項１記載の変化信号。 ３．前記第１の領域にアナログテレビジョン信号を含んでいる請求項１記載の変 化信号。 ４．前記第１の領域にデジタルテレビジョンデータを含んでいる請求項１記載の 変化信号。 ５．前記ビジュアルエンティティを前記表示中で視覚的に強化させるように適合 された前記第２の領域の情報をさらに含む請求項１記載の変化信号。 ６．前記ビジュアルエンティティの強化は、輝度とコントラストの１つまたは両 方を変化させることによりなされる請求項５記載の変化信号。 ７．前記ビジュアルエンティティの強化は、前記ビジュアルエンティティの位置 における色信号を変化させることを含む請求項５記載の変化信号。 ８．画像フレームデータを１つの領域に持ち、前記画像フレームデータにより提 供される表示中の画像エンティティに関係するダイナミック・インターネット・ ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）を別の領域に持つデータストリームを 供給する情報源と、 前記画像フレームを受信して、ディスプレイモニタ上に表示するように適合さ れ、インターネットブラウザも備えた受信表示装置とを具備し、 前記受信表示装置は、前記画像フレームデータを含む領域から離れた領域から 前記ＵＲＬを取り除き、前記インターネットブラウザを起動し、前記ＵＲＬに関 係するワールドワイドウェブ・ホームページにアクセスし、前記ホームページを 前記ディスプレイモニタ上に表示する、テレビジョン番組のＴＶ放送送信と表示 用のシステム。 ９．前記ＵＲＬは、前記画像フレームデータから表示されたフレーム中の画像エ ンティティと関係している請求項８記載のシステム。 １０．前記表示中の１つより多いエンティティがＵＲＬと関係している請求項８ 記載のシステム。 １１．前記画像エンティティが前記表示中で強化されて見ている人に前記画像エ ンティティがＵＲＬに関係していることを示す請求項９記載のシステム。 １２．前記強化は、輝度またはコントラストの調整の１つにより、色の調整によ り、あるいは前記エンティティに輪郭を付加することによりなされる請求項１０ 記載のシステム。 １３．前記情報源は、ＴＶ信号を放送する放送送信機である請求項８記載のシス テム。 １４．前記情報源は、ビデオカセットレコーダ（ＶＣＲ）テープを再生するＶＣ Ｒである請求項８記載のシステム。 １５．前記情報源は、ＣＤ−ＲＯＭディスクを再生するＣＤ−ＲＯＭ駆動装置で ある請求項８記載のシステム。 １６．前記情報源は、ハードディスク駆動装置からデータストリームを検索して 送信するコンピュータ装置を備えている請求項８記載のシステム。 １７．前記ＷＥＢページは、前記ディスプレイモニタ上に移動可能で調整可能な ウインドウとして表示される請求項８記載のシステム。 １８．コンピュータ化制御回路と、 データストリーム受信処理回路と、 インターネットブラウザと、 ディスプレイ回路と、 ディスプレイモニタとを具備し、 前記受信処理回路は、画像フレームデータとインターネット情報源を識別する インターネット・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）とを持つデータスト リームを受信し、前記画像フレームデータを前記ディスプレイ回路に、前記ＵＲ Ｌを前記制御回路に供給し、 前記ディスプレイ回路は、前記画像フレームデータから前記ディスプレイモニ タ上に表示を提供し、 前記制御回路は、前記インターネットにアクセスし、前記ブラウザを前記イン ターネット情報源にアクセスさせ、前記インターネット情報源からＷＥＢページ をダウンロードして表示する受信表示装置。 １９．前記ＵＲＬは、前記表示中の特定のエンティティ画像と関係している請求 項１８記載の装置。 ２０．それぞれ前記表示中の異なる特定のエンティティ画像と関係している複数 のＵＲＬを含んでいる請求項１８記載の装置。 ２１．前記ＷＥＢページは、前記表示中に移動可能で調整可能なウインドウとし て表示される請求項１８記載の装置。 ２２．シーンを監視し、シーンから画像フレームデータを含む信号データストリ ームを準備する画像装置と、 インターネット・ユニバーサルリソースロケータＵＲＬを前記データストリー ムに加え、１つ以上の前記画像フレーム中の画像エンティティに前記ＵＲＬを関 係付けるように適合された制御回路とを具備する信号準備送信装置。 ２３．前記制御回路は、それぞれ異なる画像エンティティと関係している１つよ り多いＵＲＬを加える請求項２２記載の装置。 ２４．前記制御回路は、データを前記データストリームに加えて、前記データス トリームにより提供される表示中の前記画像エンティティを視覚的に強化する請 求項２２記載の装置。 ２５．前記強化は、輝度、コントラストまたは色の１つ以上を調整することによ りなされる請求項２４記載の装置。 ２６．放送画像中のエンティティをインターネット・ユニバーサルリソースロケ ータ（ＵＲＬ）に関係付ける方法において、 （ａ）シーケンシャルフレームデータを含むフレームデータ領域を持つデータ ストリームをビジュアル画像装置を使用してシーンから準備し、 （ｂ）前記フレームデータ領域間の第２の領域に前記ＵＲＬ用のデータを挿入 し、 （ｃ）前記フレームデータ領域間の前記第２の領域中に、隣接するフレームデ ータ領域中の特定のエンティティを前記ＵＲＬに関係付けるデータを挿入するス テップを含む方法。 ２７．ステップ（ｂ）と（ｃ）は、予め記録された画像データを編集する際に実 行されるステップである請求項２６記載の方法。 ２８．ステップ（ｂ）と（ｃ）は、前記ビジュアル画像装置で調整されるコンピ ュータ化装置によりライブ放送で自動的に実行される請求項２６記載の方法。 ２９．前記エンティティの表示を強化するために、前記第２の領域にデータを挿 入するステップをさらに含む請求項２６記載の方法。 ３０．放送データストリームから表示された画像中のエンティティをインターネ ット・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ）と関係付ける方法において、 （ａ）画像フレームデータを持つデータストリームから得られた画像フレーム を表示し、 （ｂ）前記画像フレームデータから離れているが前記画像フレームデータとイ ンターリーブされているデータ領域から前記ＵＲＬと関連データとを獲得し、 （ｃ）連続する画像フレーム中の前記エンティティを前記関連データにしたが って前記獲得されたＵＲＬと関係付けるステップを含む方法。 ３１．前記連続する画像フレーム中の前記エンティティを視覚的に強化するさら なるステップを含む請求項３０記載の方法。 ３２．前記強化は、前記表示中の色、輝度、またはコントラストの１つ以上のも のを調整することによりなされる請求項３１記載の方法。 ３３．ビデオディスプレイ中の画像エンティティに関係する付加的情報にアクセ スする方法において、 （ａ）前記ビデオディスプレイ用の画像フレームを含むデータストリーム中の フレーム間で送信されるダイナミック・ユニバーサルリソースロケータ（ＵＲＬ ）を前記画像エンティティと関係付け、 （ｂ）ユーザ入力により前記ビデオディスプレイ中の前記エンティティを選択 し、 （ｃ）前記ユーザ入力に応答してネットワークインターフェースモジュール（ ＮＩＭ）を通してインターネットにアクセスし、前記ＵＲＬに関係するデータ 情報源に接続し、 （ｄ）前記データ情報源からＷＥＢページをダウンロードし、 （ｅ）前記ＷＥＢページを前記ビデオディスプレイ中に表示するステップを含 む方法。 ３４．前記ＷＥＢページは、移動可能で調整可能なウインドウとして前記ビデオ ディスプレイ中に表示される請求項３３記載の方法。 ３５．前記ユーザの選択は、ポインタデバイスを使用してカーソルの操作と選択 によりなされる請求項３３記載の方法。 ３６．複数の画像エンティティがそれぞれ独特なＵＲＬに関係し、１つより多い ＷＥＢページが１つより多い画像エンティティを選択することによりアクセスさ れ表示される請求項３３記載の方法。