JPH11510542A - 酸性クリーニング組成物 - Google Patents

酸性クリーニング組成物

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JPH11510542A JP9508577A JP50857797A JPH11510542A JP H11510542 A JPH11510542 A JP H11510542A JP 9508577 A JP9508577 A JP 9508577A JP 50857797 A JP50857797 A JP 50857797A JP H11510542 A JPH11510542 A JP H11510542A
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Abstract

(57)【要約】 マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸、またはそれらの混合物と、酸安定性増粘剤とを含んでなる、硬質表面上の石灰スケールを除去するための水性クリーニング組成物である組成物を記載する。前記組成物は、硬質表面を処理するとき、改良された石灰スケールの除去性能および改良された表面の安全性を示す。前記組成物は、大型設備、例えば、自動皿洗浄機および洗濯機中の石灰スケールを除去するために使用するとき、特に適する。

Description

【発明の詳細な説明】 酸性クリーニング組成物 技術分野 本発明は、水性酸性液状クリーニング組成物に関する。さらに詳しくは、石灰 スケール(limescale)の汚れの除去において最適な性能を与えると同 時に適当な表面の安全性を保証する、酸性組成物を記載するものである。本発明 における組成物は、浴室、トイレおよび台所の表面から種々の設備、例えば、自 動皿洗浄機および洗濯機に至る範囲の種々の表面について使用することができる 。 背景 水道水はある量の可溶化されたイオンを含有し、これらのイオンは水が蒸発し たとき、前記水としばしば接触する表面上に、究極的に塩、例えば、炭酸カルシ ウムとして析出し、このため前記表面の非審美的な問題が生ずる。この石灰スケ ールの形成および析出の現象は、水が特に硬質である場所において、極めて重大 である。 この分野においてよく知られているように、石灰スケールは酸性溶液で化学的 に除去することができ、そして極めて多種類の酸性クリーニング組成物がこの目 的のために記載されている。 しかしながら、多くの場合において、酸性組成物はそれで処理される表面に対 して障害をもたらすという問題を引き起こすことがある。事実、酸性組成物にお いて使用される酸、例えば、リン酸およびその他は処理されている表面を損傷す ることがある。特に、金属表面、例えば、アルミニウム、クロムめっき鋼をこの ような酸で処理するとき、腐蝕/汚れが起こることがある。 したがって、本発明の目的は、きわめてすぐれた石灰スケール除去能力を有す ると同時にそれで処理される表面に対して安全な、クリーニング組成物を提供す ることによって、この問題を解消することにある。 また、大型設備、例えば、自動皿洗浄機および洗濯機において石灰スケールを 除去するために適当である組成物を配合することが望ましい。事実、前記設備に おける石灰スケール析出物がヒーター要素上に沈着し、熱交換をいっそう困難に する。換言すると、前記設備における石灰スケール析出物は非審美的な問題を生 じさせるばかりでなく、またエネルギー消費をより高くし、機械の性能をいっそ う低下させ、究極的に機能障害を引き起こすことがあるので、石灰スケール析出 物は望ましくない。 したがって、本発明の他の目的は、大型設備における石灰スケールの除去に使 用するために適切なクリーニング組成物を配合することであり、前記組成物はき わめてすぐれた石灰スケール除去能力を有すると同時にそれで処理される表面、 特に加熱要素、壁、底部および任意の内部の部分のような金属表面に対して安全 である。 今回、酸安定性増粘剤と、特定の酸性系、すなわち、マレイン酸と、5を超え ない第1pKaを有する第2酸、またはそれらの混合物とを含んでなる液状組成 物を配合することによって、上記目的は達成されることが発見された。事実、マ レイン酸と、前記第2酸と、前記酸安定性増粘剤とを含んでなる本発明の組成物 は、前記酸安定性増粘剤を含まない同一組成物よりも、それで処理される表面に 対して著しく安全であると同時に、また、石灰スケールの除去において特に有効 であることが発見された。換言すると、マレイン酸と、前記第2酸とを含んでな る水性酸性液状組成物において酸安定性増粘剤を使用すると、前記組成物で処理 される表面の安全性が改良される。さらに、本発明の最も広い態様において、マ レイン酸を含んでなる水性酸性液状組成物において、酸安定性増粘剤を使用する と、石灰スケール除去性能が改良されることが発見された。 大型設備、例えば、自動皿洗浄機および/または洗濯機における石灰スケール の除去に特に適当な本発明の水性酸性液状組成物の1つの利点は、前記組成物が 前記自動皿洗浄機および/または洗濯機の中に存在する異なるタイプの石灰スケ ール析出物、例えば、温かい部分、例えば、加熱要素上に沈着した苛酷な石灰ス ケール析出物、ならびに壁のような広範囲にわたる表面上に沈着した均質な軽質 析出物に対して、きわめてすぐれた石灰スケール除去を提供することである。本 発明による水性酸性液状組成物によれば、市場において利用可能な粉末状/粒状 石灰スケール除去用組成物に比較して、より低い合計の酸レベルにおいて、より すぐれた石灰スケール除去性能を得ることができる。他の利点は、本発明による 水性酸性液状組成物によれば、エネルギー消費を増加させ、洗浄有効性を減少さ せ、そして機械を損傷することがある、強靭な石灰スケールの外皮形成物の沈着 を防止することができる。 本発明の他の利点は、前記組成物が金属表面、例えば、アルミニウム、クロム めっき鋼ならびに、例えば、大型設備において見出される、合成材料、例えば、 ゴムホース、プラスチックトレーおよびポリマーの接続部を包含する、種々の硬 質表面に対して安全であることである。 欧州特許出願(EP−A)第0,496,188号明細書には、すぐれた石灰 スケール除去を提供する、非イオン界面活性剤と、マレイン酸とを含んでなる組 成物が開示されている。欧州特許出願(EP−A)第0,496,188号明細 書には任意の成分として増粘剤が一般に開示されているが、レベルは開示されて いない。 欧州特許出願(EP−A)第601,990号明細書には、20℃、60rp mの剪断速度において10cps〜700cpsの粘度を有し、そして有機酸ま たはそれらの混合物、好ましくはマレイン酸と、合計の組成物の0.5〜15重 量%の非イオン界面活性剤とカチオン界面活性剤との混合物を含んでなる増粘系 とを含んでなる、自己増粘酸性組成物が開示されている。さらに詳しくは、欧州 特許出願(EP−A)第601,990号明細書には、増粘剤化合物を使用しな いで増粘された組成物が開示されている。 米国特許第5,232,632号明細書には、双性イオン界面活性剤と非イオ ン界面活性剤との混合物と、疎水性溶剤と、ポリカルボン酸塩洗剤ビルダーと、 ポリマーの剪断減粘性増粘剤、例えば、キサンタンガムとを含んでなる、非エア ゾールスプレー送出パッケージにおいて包装するために適当な、泡の液状硬質表 面用洗剤組成物が開示されている。好ましい組成物は1〜5.5のpHを有する が、マレイン酸は開示されていない。 米国特許第4,891,150号明細書には、増粘された酸性クリーニングお よび脱スケール組成物が開示されている。種々の界面活性剤またはそれらの混合 物を添加することによって、増粘は得られる。精製増粘剤、例えば、キサンタン ガムは、米国特許第4,891,150号明細書に開示されている酸性組成物に おける使用に不適当であるとして、記載されている。マレイン酸は開示されてい ない。 英国特許(GB−A)第2,106,927号明細書には、pH2.2〜3. 5を有し、そして非揮発性水溶性有機酸、例えば、2〜3個の炭素原子を有する ジカルボン酸と、洗剤と、合計の組成物の0.5〜1.2重量%のセルロースエ ーテル増粘剤、好ましくはメチルヒドロキシプロピルセルロースとを含んでなる 、便器のクリーナーが開示されている。英国特許(GB−A)第2,106,9 27号明細書において、マレイン酸の使用は教示されていない。事実、マレイン 酸は固有の毒性を有するので、その溶解度についてスクリーニングされなかった と記載されている。 WO第95/07957号明細書には、硬質表面をクリーニングするための酸 性クリーニング組成物が開示されており、前記組成物はスプレー型ディスペンサ ーにより硬質表面に適用するために特に適する。前記組成物は強酸単独またはそ れと弱酸と組み合わせと、界面活性剤と、増粘量の有機ポリマーの増粘剤、例え ば、キサンタンガムとを含んでなる。弱酸としてマレイン酸およびスルファミン 酸が記載されており、そして強酸として硫酸が記載されている。しかしながら、 有機弱酸のレベルは開示されておらず、そしてマレイン酸の例は開示されていな い。 欧州特許出願(EP−A)第441,708号明細書には、洗剤と、2〜10 個の炭素原子を有する有機酸と、アミノアルキレンホスホン酸およびリン酸とを 含んでなる水性酸性液状組成物が開示されている。事実、コハク酸、グルタル酸 およびアジピン酸のような混合物の上部に、アミノアルキレンホスホン酸および リン酸を添加すると、エナメル表面上に使用する酸性組成物の安全性が改良され る。その中の組成物は、アルキルセルロースのような増粘剤の添加により増粘さ れる微小乳濁液である。しかしながら、所定のレベルのマレイン酸と、5を超え ない第1pKaを有する第2酸とを含んでなる本発明の酸性系は、欧州特許出願 (EP−A)第441,708号明細書中のどこにも記載されていない。 前述の先行技術の文献のいずれにも、石灰スケール除去性能が改良されかつそ れで処理される表面に対する安全性が改良される、本発明の組成物は開示されて いない。また、大型設備、例えば、自動皿洗浄機および/または洗濯機中の石灰 スケールを除去するための、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第 2酸、またはそれらの混合物とを含んでなる、増粘された水性酸性液状組成物の 使用は開示されていない。 発明の要約 本発明は、2より低いpHを有し、そして全組成物の0.05〜45重量%の マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸と、合計の組成物の0. 01〜5重量%の酸安定性増粘剤とを含んでなる、硬質表面から石灰スケー ル析出物を除去するために好適な水性酸性液状クリーニング組成物である。 本発明は、さらに、本発明による組成物をその純粋な形態または希釈された形 態で硬質表面上に適用し、次いで前記表面上に作用させて放置し、次いですすぎ により除去する、硬質表面を処理する方法を包含する。 また、本発明は、自動皿洗浄機および/または洗濯機中の石灰スケールを除去 するための、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸、またはそ れらの混合物とを含んでなる増粘された水性酸性液状組成物の使用を包含する。 また、本発明は、水性酸性液状組成物で処理される表面の表面安全性を改良す るための、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸とを含んでな る水性酸性液状組成物における、酸安定性増粘剤の使用を包含する。 また、本発明は、石灰スケールの除去性能を改良するためのマレイン酸を含ん でなる水性酸性液状組成物における酸安定性増粘剤の使用を包含する。 発明の詳細な説明 本発明による組成物は、石灰スケールまたは必須成分として石灰スケールを含 んでなる汚れを除去するために考案された。すなわち、本発明による組成物は必 須成分としてマレイン酸を含んでなる。本発明による組成物は、全組成物の0. 01〜45重量%、好ましくは1〜25重量%、より好ましくは6〜20重量% のマレイン酸を含んでなる。この百分率は酸の形態の分子量に基づいて計算する が、無水マレイン酸は本発明による組成物において使用するために等しく好都合 である。事実、無水マレイン酸は一般により安価であり、水性媒質中に混入させ たとき、酸の形態に変換される。 本発明の組成物は、さらに、必須成分として、5を超えない第1pKaを有す る第2酸、またはそれらの混合物を含んでなる。前記第2酸は石灰スケール除去 性能を強化するために望ましい。好ましくは、多数の表面上の石灰スケールを除 去するために特に効率よい本発明において使用すべき第2酸は、4を超えない、 より好ましくは3を超えない、最も好ましくは2を超えない、それらの第1pK aを有する。本発明によれば、前記酸は有機酸または無機酸であることができる 。無機酸の例は、スルホン酸誘導体、スルファミン酸(pKa=0.1)、塩酸 (pKa<0)、硝酸(pKa<0)、リン酸(pKa=2.1)および硫酸( pKa=0.4)。有機酸の例はクエン酸(pKa=3.06)である。アルキ ルスルホン酸およびアリールスルホン酸を包含するスルホン酸誘導体は、本発明 において使用するために特に好適である。 本発明において使用するために好適なアルキルスルホン酸は、C1〜C6直鎖 状または分枝鎖状のアルキルスルホン酸またはそれらの混合物、例えば、メタン スルホン酸(pKa=1.9)[例えば、アルドリッヒ(Aldrich)、ウ ィリアム・ブライト・アンド・カンパニー・リミテッド(William Bl ythe & Co.Ltd.)またはエルフ・アトケム(Elf.Atoch em.)から商業的に入手可能である]である。 本発明において使用するために好適なアリールスルホン酸は、下記の式に従う アリールスルホン酸、またはそれらの混合物である: 式中、R1、R2、R3、R4およびR5の各々はHまたはSO3H、または直鎖状ま たは分枝鎖状のC0−C4アルキル鎖である。 本発明に従い使用すべき好ましいアリールスルホン酸は、アルキル鎖を含まな いか、またはただ1つのアルキル鎖を含んでなるものである。事実、前記アリー ルスルホン酸は石灰スケールの除去において特に有効であり、これはそれらの長 いアルキル鎖の同族体に適用されないことを我々は見出した。また、前記アリー ルスルホン酸はそれで処理する表面に対して特に安全であることを我々は見出し た。本発明において使用するために好適なアリールスルホン酸は、ベンゼンスル ホン酸(pKa=0.7)、トルエンスルホン酸およびクメンスルホン酸である 。これらの3つの中で、等しい重量%において、アルキル鎖がより短くなるほど 、アルキル鎖がまったくなくなるに至るまで、石灰スケール除去性能はよりすぐ れたものになることを我々は見出した。 本発明において使用される、5を超えない第1pKaを有する好ましい酸は、 スルファミン酸、硫酸、アリールスルホン酸、アルキルスルホン酸、またはそれ らの混合物であり、より好ましくはスルファミン酸、硫酸、ベンゼンスルホン酸 またはそれらの混合物であり、そしてベンゼンスルホン酸は高度に好ましい。事 実、ベンゼンスルホン酸は本発明において使用すべき5を超えない第1pKaを 有する最も好ましい酸である。なぜなら、それは5を超えない第1pKaを有す る他の酸よりも処理された表面について著しく安全であると同時に、前記酸の石 灰スケール除去性能において利点を有することが見出されたからである。 本発明の組成物は、全組成物の0.1〜20重量%、好ましくは0.1〜10 重量%、より好ましくは0.1〜7重量%の5を超えない第1pKaを有する第 2酸を含んでなる。 マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸、またはそれらの混合 物とを含んでなる本発明の酸性系は、この所定の接触時間において、マレイン酸 を含まない同一酸性系と比較して、きわめてすぐれた石灰スケール除去性能およ び改良された表面の安全性を提供することが見出された。さらに詳しくは、マレ イン酸/前記第2酸の重量比は、表面の安全性が改良されるような重量比である 。したがって、マレイン酸/5を超えない第1pKaを有する前記第2酸の重量 比は、3より大きく、好ましくは3〜50であり、より好ましくは3〜25であ る。 前記比は使用する特定の第2酸に依存し、したがって、使用する各第2酸または それらの混合物について異なる。 本発明による組成物は、さらに、必須成分として酸安定性増粘剤を含んでなる 。「酸安定性増粘剤」とは、本発明において、急速老化試験(RAT)において 酸性媒質中で50℃において10日間貯蔵したとき、前記酸性媒質がその初期粘 度の50%より多くを喪失させないようにしかつ前記媒質から分離しない増粘剤 を意味する。 本発明において使用すべき酸安定性増粘剤は、液状組成物、特に水性組成物を 増粘することがこの分野において知られている、任意の酸安定性増粘剤であるこ とができる。酸安定性増粘剤は本発明の組成物において望ましい。なぜなら、例 えば、同一粘度を得るために前記酸安定性増粘剤の不存在下に要求される酸安定 性増粘界面活性剤系のレベルと比較して、それらは低い全体の増粘化合物のレベ ルにおいて増粘された組成物を調製することをを可能とするからである。 本発明において使用すべき特に好ましい酸安定性増粘剤は下記のものを包含す る:合成増粘剤、例えば、ポリウレタンまたはコ−ポリアクリレートまたはポリ アクリルアミド、多糖の増粘剤、例えば、置換セルロース材料またはカルボキシ メチルセルロースまたはヒドロキシメチルセルロースおよび天然に見出される増 粘剤、例えば、キサンタンガムまたはその誘導体、またはそれらの混合物。 本発明において使用すべき特に好ましい酸安定性増粘剤は、多糖の増粘剤、例 えば、キサンタンガムおよびその誘導体である。キサンタンガムおよびその誘導 体は、例えば、ケルコ(Kelco)から商品名Keltrol RDR、Ke lzan SRまたはKelzan TRで商業的に入手可能である。 キサンタンガムおよびその誘導体は、pHが1.5より低いことさえある、本 発明の組成物の酸性条件において物理的および化学的に安定であるので、本発明 において使用するために好ましい。また、本発明の酸性液状組成物は化学的に安 定であり、すなわち、異なる成分の間の反応のために異なる成分の化学的変化が 事実上存在せず、そして物理的に安定である、すなわち、50℃における10日 間の急速老化試験(RAT)において貯蔵したとき、相分離が起こらない。 本発明による組成物は、合計の組成物の0.05〜5重量%、好ましくは0. 05〜1重量%、より好ましくは0.05〜0.8重量%、最も好ましくは0. 1〜0.7重量%の酸安定性増粘剤、またはそれらの混合物を含んでなる。 したがって、本発明による組成物は、カリ−メドレオメーターCLSを使用し て7.5rpmにおいて測定したとき、20℃において30cps〜1500c ps、好ましくは40cps〜800cps、より好ましくは100cps〜6 00cpsの粘度を有する。 マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸と、酸安定性増粘剤と を含んでなる本発明の組成物は、酸安定性増粘剤を含まない同一組成物に比較し て、それで処理した表面に対して改良された表面の安全性を示すことが、今回、 見出された。この表面の安全性の利益は、5を超えない第1pKaを有する第2 酸が高いレベル、例えば、合計の組成物の3重量%より多いレベルで存在すると き、なおいっそう顕著である。したがって、本発明の1つの態様は、水性酸性液 状組成物で処理される表面の表面安全性を改良するための、マレイン酸と、5を 超えない第1pKaを有する第2酸とを含んでなる水性酸性液状組成物における 、酸安定性増粘剤の使用である。 「表面の安全性の改良」とは、所定の接触時間において、酸安定性増粘剤を含 まない同一組成物に比較して、本発明の組成物を使用して処理された表面に対す るより少ない損傷が観察されることであると理解される。表面の安全性を測定す るために適当な方法は、実施例において後述する視覚的等級づけ法である。 また、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸と、酸安定性増 粘剤とを含んでなる本発明の組成物は、処理される表面に純粋な形態で適用した とき、すなわち、それ自体を液体の形態で適用したとき、特にスプレーの形態で 適用したとき、酸安定性増粘剤を含まない同一組成物に比較して、改良された石 灰スケール除去性質を示すことが観察された。さらに、酸安定性増粘剤、または それらの混合物の添加は、前記第2酸の非存在においてさえ、水性酸性液状組成 物の石灰スケール除去性能を改良することが観察された。したがって、本発明の 他の面は、石灰スケール除去性能を改良するための、マレイン酸を含んでなる水 性酸性液状組成物における、酸安定性増粘剤の使用である。 異なる型の石灰スケールの汚れ、例えば、台所型の汚れおよび浴室型の汚れ、 すなわち、炭酸カルシウムばかりでなく、かつまたセッケンおよび/または油脂 を含有する汚れについて、改良された石灰スケール除去性能が観察された。また 、希釈した条件下にを使用するとき、きわめてすぐれた石灰スケール除去性能が 観察された。したがって、本発明の組成物は大型設備、例えば、自動皿洗浄機お よび/または洗濯機における石灰スケールの除去に特に適する。 自動洗浄機および/または洗濯機における石灰スケールの除去に使用するため に適当な本発明による組成物を使用する他の利点は、前記洗浄機/洗濯機の内部 の壁上に小出しするとき、前記洗浄機/洗濯機の底部への前記組成物の排出が遅 延し、これにより洗浄サイクルが開始する前において前記洗浄機/洗濯機の内部 から前記組成物が排除されることが回避されるか、または洗浄サイクルの間に前 記洗浄機/洗濯機の死隅(例えば、洗浄プロセスに関係しない洗濯機の部分、例 えば、洗濯機におけるポンプの前の排水ホース)に前記組成物が止まることが回 避される。したがって、本発明の組成物は、大型設備の脱スケールにを使用する とき、洗浄サイクルの間においてそれ以上の脱スケール作用を可能としそして、 サイクルが開始した後に洗浄機/洗濯機を開く必要なしにかつ組成物のコントロ ールされ/遅延された送出のために特別に設計された包装を必要としないで、非 常に簡単な使用説明書を可能とする。事実、組成物を純粋な形態で前記洗浄機/ 洗濯機の内部表面に直接適用し、ここで組成物は脱スケール作用を開始し、前記 脱スケール作用を洗浄サイクルの間に続けた後、洗浄サイクルの終わりにおいて 実施されるすすぎにより組成物は最終的に除去される。 本発明による組成物は、2より低い、好ましくは0〜1.5、より好ましくは 0.3〜1のpHを有する。 本発明による組成物は、さらに、任意の成分、例えば、界面活性剤またはそれ らの混合物を含むことができる。好ましくは、本発明による組成物は、合計の組 成物の30重量%まで、より好ましくは0.05〜10重量%、より好ましくは0 .1〜8重量%、最も好ましくは0.1〜3重量%の界面活性剤またはそれらの 混合物を含む。非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤 、両性界面活性剤または双性イオン界面活性剤を包含する、すべての型の界面活 性剤を本発明において使用することができる。また、本発明の精神から逸脱する ことなく、このような界面活性剤の混合物を使用することが可能である。 本発明において使用するために特に適当な非イオン界面活性剤は、この分野に おいてよく知られている縮合法により容易に製造できる、アルコキシル化アルコ ールの非イオン界面活性剤である。しかしながら、種々のこのようなアルコキシ ル化アルコール、特にエトキシル化および/またはプロポキシル化アルコールは 、また、好都合に商業的に入手可能である。非イオン界面活性剤を包含する、多 数の界面活性剤を列挙する、界面活性剤のカタログが入手可能である。 したがって、本発明において使用するために好ましいアルコキシル化アルコー ルは下記式に従う非イオン界面活性剤である:RO(E)e(P)pH、式中R は2〜24個の炭素原子の炭化水素鎖であり、Eはエチレンオキシドであり、P はプロピレンオキシドであり、そしてeおよびpは、それぞれ、エトキシル化お よびプロポキシル化の平均の程度を表し、0〜24である。非イオン化合物の疎 水性部分は、8〜24個の炭素原子を有する、第一級または第二級の、直鎖状も しく分枝鎖状のアルコールであることができる。本発明による組成物において使 用するために好ましい界面活性剤は、エチレンオキシドと6〜22個の炭素原子 を有する直鎖状アルキル鎖を有するアルコールとの縮合生成物であり、ここでエ トキシル化度は1〜15、好ましくは5〜12である。このような適当な非イオ ン界面活性剤は、シェル(Shell)から、例えば、商品名DobanolR で、またはシェルから商品名LutensolRで商業的に入手可能である。こ れらの非イオン界面活性剤は、安定剤またはハイドロトロープの添加を必要しな いで、安定な製品の配合を可能とするので、好ましい。他の非イオン界面活性剤 を使用するとき、ハイドロトロープ、例えば、クメンスルホン酸塩または溶剤, 例えば、ブチルジグリコールエーテルを添加することが必要であろう。 本発明において使用するために適当なアニオン界面活性剤は下記式に従う:R1 SO3M、式中R1は6〜24個の炭素原子を含有する直鎖状もしく分枝鎖状の アルキル基および6〜15個の炭素原子を含有するアルキルフェニル基から成る 群より選択される炭化水素基を表す。Mは典型的にはナトリウム、カリウム、ア ンモニウム、およびそれらの混合物から成る群より選択されるカチオンを形成す る塩である。 他の適当なアニオン界面活性剤は、アルキル硫酸塩またはアルキルポリエトキ シレートエーテル硫酸塩の水溶性塩により代表されることができ、ここでアルキ ル基は6〜24個の炭素原子を含有し、そしてアルキルポリエトキシレートエー テル硫酸塩について、好ましくは1〜30のエトキシ基を含有する。 本発明において使用するために適当なカチオン界面活性剤は、第四級アンモニ ウム、ホスホニウム、イミダゾリニウムおよびスルホニウム化合物の誘導体を包 含する。本発明において使用するために好ましいカチオン界面活性剤は下記式に 従う:R1234+-、式中Xは対イオンであり、R1はC8−C20炭化水素 鎖であり、そしてR2、R3およびR4は独立してHまたはC1-4炭化 水素鎖である。本発明の好ましい態様において、R1はC12−C18炭化水素鎖、 最も好ましくはC14、C16またはC18炭化水素鎖であり、そしてR2、R3および R4のすべての3つはメチルであり、そしてXはハロゲン、好ましくは臭化物ま たは塩化物、最も好ましくは臭化物である。カチオン界面活性剤の例は、臭化ス テアリルトリメチルアンモニウム(STAB)、臭化セチルトリメチルアンモニ ウム(CTAB)および臭化ミリスチルトリメチルアンモニウム(MTAB)で ある。 適当な双性イオン界面活性剤は、比較的広い範囲のpHにおいて、同一分子上 にカチオンおよびアニオンの双方の親水性基を含有する。典型的なカチオン基は 第四級アンモニウム基であるが、他の正に帯電した基、例えば、ホスホニウム、 イミダゾリニウムおよびスルホニウム基を使用することができる。典型的なアニ オン親水性基はカルボキシレートおよびスルホネートであるが、他の基、例えば 、サルフェート、ホスホネート、およびその他を使用することができる。いくつ かの好ましい双性イオン界面活性剤の一般式は下記の通りである: R1−N+(R2)(R3)R4- 式中R1は疎水性基であり、R2およびR3の各々はC1−C4アルキル、ヒドロキ シアルキルまたは他の置換アルキル基であり、また、これらは一緒になってNと 環構造を形成することができ、R4はカチオン性窒素原子を親水性基に結合する 部分であり、典型的にはアルキレン、ヒドロキシアルキレン、または1〜4個の 炭素原子を含有するポリアルコキシ基であり、そしてXは親水性基、好ましくは カルボキシレートまたはスルホネート基である。好ましい疎水性基R1は8〜2 2個、好ましくは18個より少ない、より好ましくは16個より少ない炭素原子 を含有するアルキル基である。疎水性基は不飽和および/または置換基および/ または結合基、例えば、アリール基、アミド基、エステル基およびその他を含有 することができる。一般に、簡単なアルキル基はコストおよび安定性の理由 で好ましい。 他の特定の双性イオン界面活性剤は下記の一般式を有する: R1−C(O)−N(R2)−(C(R32n−N(R22 (+) −C(R32n−SO3 (-)または R1−C(O)−N(R2)−(C(R32n−N(R22 (+) −C(R32n−COO(-) 式中各R1は炭化水素、例えば、8〜20個、好ましくは18個まで、より好ま しくは16個までの炭素原子を含有するアルキル基であり、各R2は水素(アミ ド窒素に結合しているとき)、1〜4個の炭素原子を含有する短鎖アルキルまた は置換アルキル、好ましくはメチル、エチル、プロピル、ヒドロキシ置換エチル またはプロピルおよびそれらの混合物から成る群より選択され、各R3は水素お よびヒドロキシから成る群より選択され、そして各nは1〜4、好ましくは2〜 3、より好ましくは3の数であり、いずれの(C(R32)部分においてもヒド ロキシは1以下である。R1基は分枝鎖状および/または不飽和であることがで きる。R2基は、また、接続して環構造を形成することができる。この型の界面 活性剤はC10−C14脂肪族アシルアミドプロピレン(ヒドロキシプロピレン)ス ルホベタインであり、シェレックス・カンパニー(Sherex Compan y)から商品名「Varion CAS sulfobetaine」Rで入手 可能である。 適当な両性界面活性剤は、双性イオン界面活性剤に類似するが、第四級基を含 まない。しかしながら、それらは組成物の低いpHにおいてプロトン化してカチ オン基を形成するアミン基を含有し、また、それらはこれらのpHにおいてアニ オン基を有することができる。 本発明による組成物は水性である。したがって、本発明による組成物は合計の 組成物の10〜95重量%、好ましくは50〜90重量%、より好ましくは70 〜85重量%の水を含んでなる。 本発明による組成物は、さらに、種々の他の成分、例えば、香料、着色剤、殺 菌剤、染料、キレート化剤、顔料、溶剤、安定剤、腐蝕インヒビターおよびその 他を含むことができる。 本発明による組成物は、台所または浴室において見出すことができる硬質表面 を処理するために特に適当である。事実、本発明の組成物は台所型汚れおよび浴 室型汚れの双方に対して、すなわち、炭酸カルシウムばかりでなく、かつまたセ ッケンの浮き泡および/または油脂を含有する汚れに対して、すぐれた石灰スケ ール除去性質を示す。 したがって、本発明は、本発明による水性酸性液状組成物をその純粋な形態ま たは希釈された形態で硬質表面上に適用し、次いで前記表面上に作用させて放置 し、次いですすぎにより除去する、硬質表面を処理する方法を包含する。前記方 法は、また、浴室、台所または設備において見出される金属表面を処理するため に使用することができる。 表現「希釈された形態で使用する」は、本発明において、ユーザーによる希釈 を包含する。典型的な希釈レベルは組成物の0.5〜50重量%である。 表現「処理する」は、石灰スケールの析出物を除去すると同時に処理される表 面に対して安全であること、ならびに本発明による組成物が界面活性剤を含むと き、洗浄を包含する。 本発明による組成物は、また、大型設備、例えば、自動皿洗浄機および/また は洗濯機において見出すことができる金属表面を包含する硬質表面を処理するた めに特に適当である。今回、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第 2酸とを含んでなる、増粘された水性酸性液状組成物は、大型設備を脱スケール するために特に適当であることが見出された。したがって、本発明のより広い面 は、自動皿洗浄機および/または洗濯機中の石灰スケールを除去するための、マ レイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸とを含んでなる、増粘され た水性酸性液状組成物の使用である。前記増粘された組成物は、上記において既 に定義した粘度を有する。 前記増粘された組成物の性能および流動学的挙動は、皿洗浄機および洗濯機の サイクルに適合させ、そして消費者の習慣に衝撃を与えない(例えば、洗浄サイ クルが開始した後、機械を開くことを必要としない)使用方法により、組成物の 遅延したコントロールされた解放のために特別に設計された包装の実行を必要と しないで、最大性能を可能とする。事実、前記増粘された組成物は皿洗浄機およ び/または洗濯機の中に存在する石灰スケール析出物上に直接適用し、これによ り洗浄サイクルの前にそして、いったん皿洗浄機および/または洗濯機が始動さ れたとき、前記洗浄サイクルの間に、それらの作用を実行することができる。 したがって、本発明は、さらに、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有 する第2酸、またはそれらの混合物とを含んでなる増粘された水性酸性液状組成 物を処理すべき表面上にその純粋な形態で小出し、次いで前記設備(洗浄機/洗 濯機)を始動する前に、前記表面上に作用させて放置し、好ましくは2〜20分 間、より好ましくは5〜10分間放置する、自動皿洗浄機および/または洗濯機 のような大型設備における石灰スケールを除去する方法を包含する。この後者の 段階において、前記洗浄機/洗濯機は脱スケール作用を完結させる洗浄サイクル を行い、最後に前記組成物をすすぎにより除去する。 「始動」とは、前記洗浄機および/または洗濯機が予備的洗浄なしに洗浄サイ クルを行うことと、本発明において理解される。また、前記洗浄サイクルは洗剤 を添加しないで、いわゆる空の状態において、すなわち、装入物なしに(布を含 まないか、または皿を含まない)実施されることが理解される。 大型設備を処理する適用において使用すべき組成物は、存在する場合、低いレ ベル、合計の組成物の好ましくは1重量%より少ない、より好ましくは0.1〜 0.9重量%の界面活性剤を含有することが好ましい。大型設備を処理する適用 において、界面活性剤が存在する場合、界面活性剤として前述のカチオン界面活 性剤を使用することが好ましい。 本発明による組成物は、大型設備の使用条件下に、きわめてすぐれた石灰スケ ール除去性能を提供することが見出された、すなわち、前記組成物は希釈された 、熱い状態(90℃まで)において使用することができる。 本発明による組成物は、また、スプレー型ディスペンサーにより処理すべき表 面に適用するために特に適当であると同時に、ユーザーおよびそれで処理すべき 表面の双方に対して安全である。したがって、本発明による組成物は安全な方法 で容易に取扱うことができる。事実、酸安定性増粘剤、例えば、水性酸性液状組 成物中で剪断減粘性増粘剤、例えば、キサンタンガムは、また、スプレー型ディ スペンサーを介してスプレーするとき、前記酸性組成物のユーザーによる吸入を 防止し、こうして前記酸性液状組成物中の酸の存在のために潜在的健康の問題を 回避することができる。こうして、本発明の他の面はスプレー型ディスペンサー の中に包装された酸性組成物であり、前記酸性液状組成物は合計の組成物の0. 01〜45重量%のマレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸と、 酸安定性剪断減粘性増粘剤とを含んでなる。 本発明の他の利点は、酸安定性増粘剤、例えば、剪断減粘性増粘剤であるキサ ンタンガムを含んでなる本発明の水性液状クリーニング組成物をスプレー型ディ スペンサー、例えば、トリガー型スプレー装置を介して処理すべき表面上に容易 に小出しできることである。事実、前記組成物は小出しが容易である剪断減粘性 挙動を生ずる、すなわち、組成物はより高い剪断速度において粘度をより減少す る。こうして、前記組成物は剪断速度が高いスプレー型ディスペンサーのポンプ 輸送機構を容易に通過し、直後に増粘された特性を回復し、このとき処理すべき 表面に到達し、そこに接着する。また、スプレー型ディスペンサーのヘッドの寿 命は延長される、すなわち、前記組成物の剪断減粘性挙動は前記ヘッドの詰まり を防止する。 本発明に従い使用するために適当なスプレー型ディスペンサーは、例えば、ス ペシャルティ・パッケージング・プロダクツ・インコーポレーテッド(Spec ialty Packaging Products,Inc.)またはコンチ ネンタル・スプレイヤーズ・インコーポレーテッド(Continental Sprayers,Inc.)により販売されている、手動の泡トリガー型ディ スペンサーを包含する。これらの型のディスペンサーは、例えば、米国特許第4 ,701,311号(Dunnining et al.)および米国特許第4 ,646,973号および米国特許第4,538,745号(双方、Focar racci)明細書に記載されている。本発明において使用するために好ましい スプレー型ディスペンサーは、例えば、T8500R(コンチネンタル・スプレ イ・インターナショナル(Continental Spray Intern ational)から商業的に入手可能である)またはT8100R(カニオン (Canyon)、ノーザン・アイアランド、から商業的に入手可能である)で ある。このようなディスペンサーにおいて、液状組成物は微細な液滴に分割され てスプレーを生じ、このスプレーは処理すべき表面に向けられる。事実、このよ うなディスペンサーにおいて、前記ディスペンサーの本体の中に含有される組成 物は、ユーザーがポンプ輸送機構を活性化したときユーザーによりポンプ輸送機 構に伝わるエネルギーを介して、スプレー型ディスペンサーのヘッドを通して向 けられる。さらに詳しくは、前記スプレー型ディスペンサーのヘッドにおいて、 組成物は障害物、例えば、グリッドまたはコーンまたはその他に対して強制的に 向けられ、これにより液状組成物の噴霧化、すなわち、液滴の形成、を促進する 衝撃を提供する。 本発明の他の利点は、本発明の水性液状クリーニング組成物を処理すべき表面 の比較的大きい区域にスプレー型ディスペンサーを介して均一に適用することが でき、これにより、特に外皮を形成した汚れに対して、改良されたクリーニング 性能が保証されることである。 本発明のなお他の利点は、また、本発明による水性液状クリーニング組成物を スプレーするとき、眼の刺激および/または損傷が防止されることである。 下記の実験データおよび実施例により、本発明をさらに例示する。 1) 実験データ 記載した成分を記載した比率(特記しない限り、重量%)で混合することによ って、下記の組成物を製造した。 組成物IおよびIIは本発明の組成物の代表例であり、それらはマレイン酸と 、5を超えない第1pKaを有する第2酸と、酸安定性増粘剤、すなわち、KE LCOから商業的に入手可能であるキサンタンガムとを含んでなる。組成物II Iは、また、本発明の組成物の代表例であり、そして酸としてマレイン酸と、 酸安定性増粘剤とを含んでなる。組成物IVはマレイン酸と、5を超えない第1 pKaを有する第2酸とを含んでなり、そして酸安定性増粘剤を含まない。組成 物Vはマレイン酸を含んでなり、そして酸安定性増粘剤を含まない。 下記の試験を実施した: 表面の安全性の試験: 表面の安全性の試験法をアルミニウム表面について実施した。同様なアルミニ ウム棒を試験した組成物I、IIおよびIVの中に浸漬し、室温(25°)にお いて4時間浸漬して置いた。暴露時間の終わりにおいて、表面を軟水ですすぎ、 拭って乾燥した。前述の異なる組成物で処理した表面の間の比較を視的に実施し た。組成物VIで処理した表面を参照として採用し、組成物IおよびIIで処理 した表面と比較した。 B(よりすぐれる)=参照に比較して少ない表面損傷 石灰スケール除去の試験: 石灰スケール除去の試験を実施して、大理石のブロックの重量損失を測定した (6+/−0.2g)。組成物I、II、IIIおよびVを、参照として採用し た組成物IVと比較した。B(よりすぐれる)は、参照に比較して、大理石のブ ロックの多い重量損失を意味する。W(悪い)は、参照に比較して、大理石のブ ロックの少ない量損失を意味する。 3mlの組成物I〜Vの各々をブロックに対して90°(すなわち、垂直)の 平面上でピペットで適用し、10分間作用させて放置した。次いで、組成物をす すぎ、この方法を3回反復した。 上記の結果が示すように、本発明の組成物は、硬質表面、例えば、金属表面を 処理するために使用するとき、それで処理された表面に対して改良された安全性 、ならびに改良された石灰スケール除去性能を示す(組成物IおよびII/IV を参照のこと)。したがって、本発明の組成物は、自動皿洗浄機および/または 洗 濯機のような大型設備をクリーニングするために特に適当であることが見出され た。また、上記の結果が証明するように、マレイン酸単独またはそれと第2酸と の組み合わせを含んでなる酸性組成物における酸安定性増粘剤の使用は、前記組 成物の石灰スケール除去性能を改良する(組成物II/組成物IVおよび組成物 III/組成物Vを参照のこと)。 2) 実施例 本発明による組成物の他の実施例は下記の通りである。記載した成分を記載し た比率(重量%)を含んでなる下記の組成物を製造した。 組成物 組成物1〜6は、きわめてすぐれた石灰スケール除去性能、ならびにそれで処 理された表面に対してきわめてすぐれた表面の安全性を提供することが見出され た。さらに。前記組成物は、自動皿洗浄機および/または洗濯機のような大型設 備を脱スケールするために特に適当であることが見出された。最後に、処理すベ き表面上にスプレー型ディスペンサーを介して適用するとき、前記組成物はユー ザーに対して安全である、すなわち、それらは酸性液体粒子をユーザーが吸入す ることを防止する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG, MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM ,TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 全組成物の0.01〜45重量%のマレイン酸と、5を超えない第1p Kaを有する第2酸と、全組成物の0.05〜5重量%の酸安定性増粘剤とを含 んでなる、硬質表面から石灰スケール付着物を除去するために好適な、2より低 いpHを有する、水性酸性液状クリーニング組成物。 2. 前記組成物が全組成物の1〜25重量%、好ましくは6〜20重量%の マレイン酸を含んでなる、請求項1に記載の組成物。 3. 全組成物の0.1〜20重量%、好ましくは0.1〜10重量%、より 好ましくは0.1〜7重量%の5を超えない第1pKaを有する前記第2酸また はそれらの混合物を含んでなる、前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。 4. 前記第2酸がスルファミン酸、硫酸、アルキルスルホン酸(ここで、ア ルキル鎖はC1〜C6直鎖状または分枝鎖状のアルキル鎖である)、下記式に従 うアリールスルホン酸: (式中R1、R2、R3、R4およびR5の各々はHまたはSO3H、または直鎖状ま たは分枝鎖状のC0〜C4アルキル鎖である)またはそれらの混合物からなる群か ら選択される、前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。 5. 前記第2酸がスルファミン酸、硫酸、ベンゼンスルホン酸またはそれら の混合物からなる群から選択され、好ましくはベンゼンスルホン酸である、前記 請求項のいずれか1項に記載の組成物。 6. 前記組成物が全組成物の0.05〜1重量%、好ましくは0.05〜0 .8重量%、より好ましくは0.1〜0.7重量%の前記酸安定性増粘剤、また はそれらの混合物を含んでなる、前記請求項のいずれか1項に記載の組成物。 7. 前記増粘剤が、ポリウレタン、コ−ポリアクリレートおよびポリアクリ ルアミドを包含する合成増粘剤、または置換セルロース材料、カルボキシメチル セルロース、ヒドロキシメチルセルロースおよび天然に見出される増粘剤を包含 する多糖、またはそれらの混合物であり、好ましくはキサンタンガムまたはその 誘導体またはそれらの混合物である、前記請求項のいずれか1項に記載の組成物 。 8. 前記組成物が、非イオン、アニオン、カチオン、双性イオン、両性の界 面活性剤またはそれらの混合物からなる群から選択される界面活性剤、好ましく は式R1234+-(式中Xは対アニオンであり、R1はC8〜C20炭化水素 鎖であり、そしてR2、R3およびR4は独立してHまたはC1〜C4炭化水素鎖か ら選択される)に従うカチオン界面活性剤をさらに含んでなる、前記請求項のい ずれか1項に記載の組成物。 9. pHが1.5より低く、好ましくは0.3〜1である、前記請求項のい ずれか1項に記載の組成物。 10. 前記請求項のいずれか1項に記載の組成物をその純粋な形態または希 釈された形態で硬質表面上に適用し、次いで前記表面上に作用させて放置し、次 いですすぎにより除去する、硬質表面を処理する方法。 11. 前記組成物をスプレー型ディスペンサーから分配する、請求項10に 記載の方法。 12. 自動皿洗浄機および/または洗濯機中の石灰スケールを除去するため の、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸とを含んでなる増粘 された水性酸性液状組成物の使用。 13. 全組成物の0.01〜45重量%のマレイン酸と、5を超えない第1 pKaを有する第2酸と、酸安定性剪断減粘性増粘剤とを含んでなる、スプレー 型ディスペンサー中に包装された酸性液状組成物。 14. 水性酸性液状組成物で処理される表面の表面安全性を改良するための 、マレイン酸と、5を超えない第1pKaを有する第2酸とを含んでなる水性酸 性液状組成物における、酸安定性増粘剤の使用。 15. 石灰スケールの除去性能を改良するためのマレイン酸を含んでなる水 性酸性液状組成物における酸安定性増粘剤の使用。 16. 前記組成物をスプレー型ディスペンサーを介して処理すべき表面に分 配する、請求項15に記載の酸安定性増粘剤の使用。
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