JPH11509566A - 芳香剤の安定化 - Google Patents

芳香剤の安定化

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JPH11509566A JP9505587A JP50558797A JPH11509566A JP H11509566 A JPH11509566 A JP H11509566A JP 9505587 A JP9505587 A JP 9505587A JP 50558797 A JP50558797 A JP 50558797A JP H11509566 A JPH11509566 A JP H11509566A
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Abstract

(57)【要約】 揮発性の芳香剤であって、特に、カラジーナンゲル構造に芳香剤を封入する(カプセル化する)ことからなる芳香剤の安定化方法。封入された芳香剤は、安定化芳香剤の上昇温度への露呈でレリースされるだけである。

Description

【発明の詳細な説明】 芳香剤の安定化 本発明は芳香剤の安定化に関する。 芳香剤産業では、例えば食料品などに直接使用されるにはいくつかの芳香剤は 揮発性が強すぎたり、あるいは芳香性が高すぎることが知られている。この問題 を解決する1つの方法は、その揮発性を抑えるために芳香分子を封入する(カプ セル化する)ことである。 分子レベルの芳香剤カプセル化方法には封入剤としてβ-チクロデキシトリン の使用を含んでいる。例えば、ヨーロッパ特許出願公開番号第0503795A 2号を参照する。β−チクロデキシトリンを使用する芳香剤カプセル化方法は、 様々な工程条件のもとで行われ、以下はこのような方法の一例である。β−チク ロデキシトリン溶液を80℃近くまで加熱することにより、β−チクロデキシト リン分子は破壊(break open)する。さらに暖めた溶液に芳香剤を添加 して、残留混合物を冷却に呈する。混合物は芳香剤分子周囲にオープンされたβ −チクロデキシトリン環二次形成を冷却する。これにより、少なくとも1つの芳 香剤分子がβ−チクロデキシトリン環内部で安定化される。β−チクロデキシト リンカプセル化方法に伴う問題は、β−チクロデキシトリン環の内側キャビティ のサイズにより、芳香剤分子の限定数だけがβ−チクロデキシトリン環ごとに安 定化(カプセル化)され得ることである。ほとんどの場合、β−チクロデキシト リン環ごとに1芳香剤分子のみが安定化され得る。したがって、β−チクロデキ シトリンユニット量あたりの芳香剤積 載レベルは限られている。さらに、芳香剤が異なる芳香剤分子群との混合物であ る場合、β−チクロデキシトリンが他のものより特定タイプの芳香剤分子を選ら んでカプセル化することで、混合済芳香剤化合物をアンバランスにする。 英国特許番号第1163023号には、芳香剤分子周囲に素材壁を形成するこ とにより、芳香剤分子を安定化することが教示されている。この場合、カラジネ ート(carageenate)化合物を含む反応体混合物が、芳香剤分子周囲 にカプセル壁を生成する。 本発明は先行技術の問題点を解決しこれら先行技術に改良を加えたものを提供 するものである。 本発明は芳香剤の安定化方法を提供するものであり、カラジーナン(cara geenan)と前記芳香剤との両方からなる混合物であって、前記カラジーナ ンは少なくともゾル型であるところの、イオン溶液と混合物とが相互接触され、 ゾルに前記カラジーナンのゲル転位をせしめて、これによりカラジーナンゲル内 に前記芳香剤の封じ込みをなす。 本発明はさらに、カラジーナンに封じ込まれた前記芳香剤からなる、安定化芳 香剤を提供する。 (キャッラジーナン(carrageenan)、キャッジーニン(carr ageenin)、さらにキャッラゲーニン(carragheenin)など としても公知である)カラジーナンなる用語は、カラジーナン海草からのカラジ ーナンガムエキスを意味する。好ましくは、カラジーナンは事実上k−カラジー ナン型である。カラジーナン派生物も適している。 さらに、カラジーナンは好ましくは、ゾルのゲル転位に先駆けてスラリー型を なす。好ましくはカラジーナ ンスラリーは水溶液であり、特に好ましくは脱イオン水からなる。スラリー中の カラジーナン濃度を1重量%以下とすべきである。 カラジーナンがゾル化される前にカラジーナンは芳香剤と混合されてもよく、 またはゾルをなすために、芳香剤と混合される前に、カラジーナンが脱イオン水 と混合されてもよい。芳香剤はゾル液に溶解し、又は芳香剤はエマルジョンとし てゾル中に懸濁されてもよい。溶液の添加に比例するカラジーナンと芳香剤との 混合の順番と、芳香剤がゾル溶液に溶解するか否かは、芳香剤の性質による。 イオン溶液は好ましくは水性イオン溶液であり、前記水性イオン溶液は、最も 好ましくはカリウムイオン源を提供する。水性塩化カリウムは、適宜水性イオン 溶液である。好ましくは水性イオン溶液は飽和溶液である。 可能性のあるプロテイン芳香剤を除いて、ほとんどの芳香剤化合物、又はその 混合物は、本発明方法による使用に適している。プロテイン芳香剤の場合、プロ テイン芳香剤分子の高帯電性がゲル状カラジーナンを分裂する。しかし、上述の 発明方法により、変性プロテインとしてプロテイン安定化も可能である。タバコ 製品に使用される場合は、エッセンシャルオイル、自然エキス並びにブレンド済 み芳香剤成分などが特に適した芳香剤である。特に、タバコ産業用に適している のは、例えば、メンソール、バナリン(vanallin)、ベンズアルデヒド 、シナムアルデヒド(cinamaldehyde)、フラネオール(fura neol)、ハーブオイル、スパイスオイル並びにシトラスオイルなどである。 本発明の安定化芳香剤はカラジーナンマトリックスの形をなして、これを通じ て芳香剤が分散される。変更例として安定化芳香剤はカラジーナンケーシングに カプセル化された大量の芳香剤の形をなす。安定化芳香剤の形態はその生成方法 により決定される。 発明の方法を実行するにあたって、カラジーナン/芳香剤混合物がイオン溶液 水滴に添加される。この添加方法は、結果的に、安定化芳香剤分散粒の形をとり 、各粒が芳香剤を分散されたカラジーナンマトリックスを提供する。変更例とし て、ストランド式安定化芳香剤に縦長の粒を生成する方法で、カラジーナン/芳 香剤混合物をイオン溶液に注入できる。 さらに産業界では特に、カラジーナン並びに芳香剤混合物はイオン溶液に噴霧 手段によりスプレーされてもよい。このようにして生成された粒状安定化芳香剤 は、沈降もしくは浮遊によりイオン溶液から分離される。この添加方法は結果的 にフリーフローパウダーの形となる。 変更例として、イオン溶液にカラジーナンゾルを芳香剤と同時押出しする。同 時押出しの適宜方法は、アメリカンケミカルソサイエティ(American C hemical Society)発行の、リッヒ(Risch)並びにレイネッシ ウス(Reineccius)共著による、著書“食品材料の封入と管理レリー ス”(Encapsulation and Controlled Relea se of Food Ingredients)に“遠心押出し封入化”(Ce ntrifugal Extrusion Encapsulation)として 開示されている。この場合、安定化芳香剤を球面粒状のカプセル化芳香剤として 生 成する。 別の変更例は、カラジーナン並びに芳香剤混合物へのイオン溶液添加を含む。 この場合、カラジーナンゲルの一体型本体が、本体中で分散される芳香剤と一体 化する。一体成形本体は、その後、安定化芳香剤のシュレッド成形用に、スライ スされ、乾燥され、その後シュレッドされる。 生成途中では、生成済安定化芳香剤を空気中で乾燥する。粒状安定化芳香剤は 、粒からの水分ロスにより乾燥して、サイズを減少されることになる。 本発明方法により形成された安定化芳香剤の利点は以下の事実に存在する。す なわち、一例として、シュレッド、ストランド又は球面粒状形式の粒状安定化芳 香剤は、一例として上昇温度180℃以上まで安定可能である。さらに、カラジ ーナン内で分散された芳香剤は、粒を上昇加圧又は湿度にさらすことにより、通 常はレリースされない。 安定化状態にある芳香剤の熱を安定させることによって、ノーマルな工程条件 のもとでは芳香剤がレリースされないことを当業者であれば熟知していることで ある。一例として、タバコ産業で使用される場合は、粒状安定化芳香剤は、芳香 剤をレリースさせないで、タバコ材料又は喫煙具の製造工程条件に耐え得る。し かし、一例として、喫煙具が喫煙される場合の高温において、カラジーナン構造 が破壊して芳香剤をレリースする。 本発明の別の利点は、ハイレベル芳香剤がカラジーナンのユニット量ごとに安 定化されることである。 芳香剤が異なるタイプの芳香剤との混合物からなる場合は、異なるタイプの芳 香剤混合物から特定タイプ 芳香剤を選択して安定化するよりは、カラジーナンは芳香剤同士の混合物として 芳香剤を安定できる。 一例として、バーガーに挟まれるカプセル化されたオニオンオイルなど、食料 品に本発明の安定化芳香剤が使用される。食料品に使用される場合は、安定化芳 香剤は調理によりレリースされる。 喫煙具に使用するために本発明安定化芳香剤をタバコにも添加する。一例とし て粒状安定化芳香剤を再生タバコの製造中に添加する(米国特許第354045 6号は再生タバコの適宜製造方法を開示している)。発明の安定化芳香剤の別途 利用例は喫煙具の外巻紙に安定化芳香剤を包含させる ことにある。喫煙具に発明の安定化芳香剤を使用する場合は、喫煙具の喫煙で芳 香剤がレリースされ、この時の燃えさしの熱がカラジーナンからの芳香剤レリー スを容易にする。 以下実施例は本発明をさらに例証するものである。その独特な化合物並びに工 程パラメータは典型的なものとして提示されるが、前述の開示に鑑みて様々な変 更がなされ得る。 実施例1 約20℃で脱イオン水にk−カラジーナンを添加して1重量%のk−カラジー ナンゾルを生成する。芳香剤としてイノンド種オイルを水性k―カラジーナンゾ ルに攪拌して添加する。パスツールピペットを使用して、ゾルを塩化カリウム飽 和溶液に添加する。塩化カリウム飽和溶液とカラジーナン/芳香剤混合物との接 触でゾルからゲルへの反応が起こる。離散粒をなして芳香剤が分散されているカ ラジーナンマトリックスを構成する。 塩化カリウム溶液の表面上澄みから粒を取り出し、90%エタノールにて水中 で洗浄する。洗浄済み粒を室温にて空気中で乾燥し、この乾燥工程途中で粒は本 来重量の約25%まで収縮し、固形化する。
【手続補正書】特許法第184条の4第4項 【提出日】1997年2月3日 【補正内容】 1.イオン溶液と混合物とが内部接触し、前記混合物は芳香剤とカラジーナンと からなり、カラジーナンのゾルからゲル転位をなし、これにより安定化芳香物質 を提供し、前記安定化芳香物質はその後タバコ材料及び/又は前記喫煙具の外巻 紙包含とされ、前記喫煙具の燃えさしの熱の影響により前記芳香剤が前記安定化 芳香物質からレリースされる芳香剤を包含する喫煙具を製造する方法。 2.前記カラジーナンはカッパーカラジーナンである請求項1に記載の方法。 3.前記イオン溶液は水性イオン溶液である請求項1もしくは請求項2に記載の 方法。 4.前記イオン溶液はカリウムイオン源を提供する先行する請求項のいずれか1 つに記載の方法。 5.前記イオン溶液は塩化カリウム溶液である請求項4に記載の方法。 6.芳香剤とカラジーナンとの前記混合物は前記イオン溶液に添加される先行す る請求項のいずれか1つに記載の方法。 7.芳香剤とカラジーナンとの前記混合物はアトマイザーのスプレー活動手段に より前記イオン溶液と包含される先行する請求項のいずれか1つに記載の方法。 8.安定化芳香物質はカラジーナンに封入された芳香剤からなり、前記安定化芳 香物質がタバコ材料及び/又は前記喫煙具外巻紙に包含される安定化芳香物質を 包含する喫煙具。 9.前記安定化芳香物質はカラジーナンに封入された芳香剤からなり、前記安定 化芳香物質は前記芳香剤 が前記食料品を調理する際に前記安定化芳香物質からレリースされるものである 安定化芳香物質を包含する食料品。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年5月12日 【補正内容】 載レベルは限られている。さらに、芳香剤が異なる芳香剤分子群との混合物であ る場合、β−チクロデキシトリンが他のものより特定タイプの芳香剤分子を選ら んでカプセル化することで、混合済芳香剤化合物をアンバランスにする。 英国特許番号第1163023号には、芳香剤分子周囲に素材壁を形成するこ とにより、芳香剤分子を安定化することが教示されている。この場合、カラジネ ート(carageenate)化合物を含む反応体混合物が、芳香剤分子周囲 にカプセル壁を生成する。 本発明は先行技術の問題点を解決しこれら先行技術に改良を加えたものを提供 するものである。 本発明は芳香剤を包含する喫煙具を製造する方法を提供するものであり、イオン 溶液と混合物とが、前記混合物は芳香剤とカラジーナンとからなり、内部接触さ れてカラジーナンのゾルからゲル転位をせしめ、これにより安定した芳香物質を 提供し、前記安定化芳香物質はその後タバコ材料及び/または前記喫煙具外巻紙 と包含され、前記喫煙具の燃えさしからの熱の影響により、前記安定化芳香物質 から前記芳香剤がレリースされる。 本発明はさらに安定化芳香物質を包含する喫煙具を提供し、安定化芳香物質は 前記方法により得られるカラジーナンに封入された芳香剤からなり、前記安定化 芳香物質はタバコ材料及び/または前記喫煙具外巻紙に包含される。 本発明はこの外さらに安定化芳香物質を包含する食料品を提供し、前記安定化 芳香物質はイオン溶液と混合物とを内部接触させることにより得られるカラジー ナン内部に封入された芳香剤からなり、前記混合物は 芳香剤とカラジーナンとからなり、前記カラジーナンのゾルからゲル転位をせし めて、これにより前記安定化芳香物質を提供し、さらに前記安定化芳香物質は前 記芳香剤が前記食料品の調理の際に前記安定化芳香物質からレリースされるもの である。 (キャッラジーナン(carrageenan)、キャッラジーニン(carr ageenin)、さらにキャッラゲーニン(carragheenin)など としても公知である)カラジーナンなる用語は、カラジーナン海草からのカラジ ーナンガムエキスを意味する。好ましくは、カラジーナンは事実上k−カラジー ナン型である。カラジーナン派生物も適している。 さらに、カラジーナンは好ましくは、ゾルのゲル転位に先駆けてスラリー型を なす。好ましくはカラジーナンスラリーは水溶液であり、特に好ましくは脱イオ ン水からなる。スラリー中のカラジーナン濃度を1重量%以下とすべきである。 カラジーナンがゾル化される前にカラジーナンは芳香剤と混合されてもよく、 またはゾルをなすために、芳香剤と混合される前に、カラジーナンが脱イオン水 と混合されてもよい。芳香剤はゾル液に溶解し、又は芳香剤はエマルジョンとし てゾル中に懸濁されてもよい。溶液の添加に比例するカラジーナンと芳香剤との 混合の順番と、芳香剤がゾル溶液に溶解するか否かは、芳香剤の性質による。 イオン溶液は好ましくは水性イオン溶液であり、前記水性イオン溶液は、最も 好ましくはカリウムイオン源を提供する。水性塩化カリウムは、適宜水性イオン 溶液である。好ましくは水性イオン溶液は飽和溶液である。 可能性のあるプロテイン芳香剤を除いて、ほとんどの芳香剤化合物、又はその 混合物は、本発明方法による使用に適している。プロテイン芳香剤の場合、プロ テイン芳香剤分子の高帯電性がゲル状カラジーナンを分裂する。しかし、上述の 発明方法により、変性プロテインとしてプロテイン安定化も可能である。タバコ 製品に使用される場合は、エッセンシャルオイル、自然エキス並びにブレンド済 み芳香剤成分などが特に適した芳香剤である。特に、タバコ産業用に適している のは、例えば、メンソール、バナリン(vanallin)、ベンズアルデヒド 、シナムアルデヒド(cinamaldehyde)、フラネオール(fura neol)、ハーブオイル、スパイスオイル並びにシトラスオイルなどである。 本発明の安定化芳香剤はカラジーナンマトリックスの形をなして、これを通じ て芳香剤が分散される。変更例として安定化芳香剤はカラジーナンケーシングに カプセル化された大量の芳香剤の形をなす。安定化芳香剤の形態はその生成方法 により決定される。 発明の方法を実行するにあたって、カラジーナン/芳香剤混合物がイオン溶液 水滴に添加される。この添加方法は、結果的に、安定化芳香剤分散粒の形をとり 、各粒が芳香剤を分散されたカラジーナンマトリックスを提供する。変更例とし て、ストランド式安定化芳香剤に引伸ばし粒を生成する方法で、カラジーナン/ 芳香剤混合物をイオン溶液に注入できる。 さらに産業界では特に、カラジーナン並びに芳香剤混合物はイオン溶液に噴霧 手段によりスプレーされてもよい。このようにして生成された粒状安定化芳香剤 は、沈降もしくは浮遊によりイオン溶液から分離される。 この添加方法は結果的にフリーフローパウダーの形となる。 変更例として、イオン溶液にカラジーナンゾルを芳香剤と同時押出しする。同 時押出しの適宜方法は、アメリカンケミカルソサイエティ(American C hemical Society)発行の、リッヒ(Risch)並びにレイネッ シウス(Reineccius)共著による、著書“食品材料の封入と管理レリ ース”(Encapsulation and Controlled Rele ase of Food Ingredients)に“遠心押出し封入化”(C entrifugal Extrusion Encapsulation)とし て開示されている。この場合、安定化芳香剤を球面粒状のカプセル化芳香剤とし て生成する。 別の変更例は、カラジーナン並びに芳香剤混合物へのイオン溶液添加を含む。 この場合、カラジーナンゲルの一体型本体が、本体中で分散される芳香剤と一体 化する。一体成形本体は、その後、安定化芳香剤のシュレッド成形用に、スライ スされ、乾燥され、その後シュレッドされる。 生成途中では、生成済安定化芳香剤を空気中で乾燥する。粒状安定化芳香剤は 、粒からの水分ロスにより乾燥して、サイズを減少されることになる。 本発明方法により形成された安定化芳香剤の利点は以下の事実に存在する。す なわち、一例として、シュレッド、ストランド又は球面粒状形式の粒状安定化芳 香剤は、一例として上昇温度180℃以上まで安定可能である。さらに、カラジ ーナン内で分散された芳香剤は、粒を上昇加圧又は湿度にさらすことにより、通 常はレリースされない。 技術分野において熟知するものにとって、好ましくは、安定化芳香剤の熱安定 性は、ノーマルな工程条件のもとでは芳香剤がレリースされないことを約束する 。一例として、タバコ産業で使用される場合は、粒状安定化芳香剤は、芳香剤を レリースさせないで、タバコ材料又は喫煙具の製造工程条件に耐え得る。しかし 、一例として、喫煙具が喫煙される場合の高温において、カラジーナン構造が破 壊して芳香剤をレリースする。 本発明の別の利点は、ハイレベル芳香剤がカラジーナンのユニット量ごとに安 定化されることである。 芳香剤が異なるタイプの芳香剤との混合物からなる場合は、異なるタイプの芳 香剤混合物から特定タイプ芳香剤を選択して安定化するよりは、カラジーナンは 芳香剤同士の混合物として芳香剤を安定できる。 安定化芳香物質を包含する食料品の一例はカプセル化されたオニオンオイルを 包含するバーガーである。 粒状安定化芳香剤を再生タバコ製造過程で添加してもよい(米国特許第354 0456号は再生タバコの適宜製造方法を開示している)。 以下実施例は本発明をさらに例証するものである。その独特な化合物並びに工 程パラメータは典型的なものとして提示されるが、前述の開示に鑑みて様々な変 更がなされ得る。 実施例1 約20℃で脱イオン水にk−カラジーナンを添加して1重量%のk−カラジー ナンゾルを生成する。芳香剤としてイノンド種オイルを水性k―カラジーナンゾ ルに攪拌して添加する。パスツールピペットを使用して、ゾルを塩化カリウム飽 和溶液に添加する。塩化カ リウム飽和溶液とカラジーナン/芳香剤混合物との接触でゾルからゲルへの反応 が起こる。離散粒をなして芳香剤が分散されているカラジーナンマトリックスを 構成する。 塩化カリウム溶液の表面上澄みから粒を取り出し、90%エタノールにて水中 で洗浄する。洗浄済み粒を室温にて空気中で乾燥し、この乾燥工程途中で粒は本 来重量の約25%まで収縮し、固形化する。 請求項の範囲 1.イオン溶液と混合物とが内部接触し、前記混合物は芳香剤とカラジーナンと からなり、カラジーナンのゾルからゲル転位をなし、これにより安定化芳香物質 を提供し、前記安定化芳香物質はその後タバコ材料及び/又は前記喫煙具の外巻 紙と包含され、前記喫煙具の燃えさしの熱の影響により前記芳香剤が前記安定化 芳香物質からレリースされる芳香剤を包含する喫煙具を製造する方法。 2.前記カラジーナンはカッパーカラジーナンである請求項1に記載の方法。 3.前記イオン溶液は水性イオン溶液である請求項1もしくは請求項2に記載の 方法。 4.前記イオン溶液はカリウムイオン源を提供する先行する請求項のいずれか1 つに記載の方法。 5.前記イオン溶液は塩化カリウム溶液である請求項4に記載の方法。 6.芳香剤とカラジーナンとの前記混合物は前記イオン溶液に添加される先行す る請求項のいずれか1つに記載の方法。 7.芳香剤とカラジーナンとの前記混合物はアトマイザーのスプレー活動手段に より前記イオン溶液と内部接触される先行する請求項のいずれか1つに記載の方 法。 8.安定化芳香物質は請求項1の工程により得られるカラジーナンに封入された 芳香剤からなり、前記安定化芳香物質がタバコ材料及び/又は前記喫煙具外巻紙 に包含される安定化芳香物質を包含する喫煙具。 9.前記安定化芳香物質は、イオン溶液と混合物とを 内部接触することにより得られるカラジーナンに封入された芳香剤からなり、前 記混合物は芳香剤とカラジーナンとからなり、前記からのゾルからゲル転位をせ しめて、これにより前記安定化芳香物質を提供し、さらに前記安定化芳香物質は 前記芳香剤が前記食料品を調理する際に前記安定化芳香物質からレリースされる ものである、安定化芳香物質を包含する食料品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. カラジーナンと芳香剤の両方からなる混合物であって、さらに前記カラジ ーナンは少なくともゾル形式であるところの、イオン溶液と混合物とを内部接触 させることにより、前記カラジーナンのゾルからゲル転位をなし、これによりカ ラジーナンゲル内で芳香剤を封じ込める、芳香剤の安定化方法。 2. 前記カラジーナンはk―カラジーナン形式である請求項1記載の方法。 3. 前記カラジーナンゾルはスラリー形式である請求項1または2に記載の方 法。 4. 前記ゾルの水化合物は脱イオン水である請求項1、2または3に記載の方 法。 5. 前記ゾルにおけるカラジーナン濃度は約1%を超えない先行する請求項の いずれか1つに記載の方法。 6. 前記カラジーナンを前記ゾル化する前に、前記芳香剤を前記カラジーナン と混合する先行する請求項のいずれか1つに記載の方法。 7. 前記芳香剤を前記ゾルに添加する請求項1乃至5のいずれか1つに記載の 方法。 8. 前記イオン溶液は水性イオン溶液である先行する請求項のいずれか1つに 記載の方法。 9. 前記水性イオン溶液は水性カリウム塩溶液である請求項8に記載の方法。 10.前記カリウム塩は塩化カリウムである請求項9に記載の方法。 11.カラジーナンと芳香剤の前記混合物を前記イオン溶液に添加する先行する 請求項の何れか1 つに記載の方法。 12.カラジーナンと芳香剤の前記混合物を前記イオン溶液に注入する請求項1 1に記載の方法。 13.カラジーナンと芳香剤の前記混合物を噴霧手段により前記イオン溶液にス プレーする請求項11に記載の方法。 14.前記イオン溶液をカラジーナンと芳香剤の前記混合物に添加する請求項1 乃至9のいずれか1つに記載の方法。 15.カラジーナン内部に封じ込められた前記芳香剤からなる安定化芳香剤。 16.前記芳香剤が分散されたマトリックスを提供するカラジーナンの分散粒か らなる請求項15に記載の安定化芳香剤。 17.前記芳香剤が分散された一体化カラジーナン本体からなる請求項15に記 載の安定化芳香剤。 18.カラジーナンケーシングに封入された大量の芳香剤からなる請求項15に 記載の安定化芳香剤。 19.事実上、前述の実施例1による方法。 20.事実上、前述の実施例1による安定化芳香剤。
JP50558797A 1995-07-07 1996-07-05 芳香剤の安定化 Expired - Fee Related JP3790828B2 (ja)

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