JPH115093A - 水質浄化装置 - Google Patents

水質浄化装置

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JPH115093A
JPH115093A JP16029797A JP16029797A JPH115093A JP H115093 A JPH115093 A JP H115093A JP 16029797 A JP16029797 A JP 16029797A JP 16029797 A JP16029797 A JP 16029797A JP H115093 A JPH115093 A JP H115093A
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motor
battery
batteries
power
solar cell
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JP16029797A
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Shoichi Tsuchiya
昭一 土屋
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Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/10Biological treatment of water, waste water, or sewage

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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Biological Treatment Of Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池による発電量がモータの駆動電力に
対し不足する場合においてもモータを十分な駆動力で駆
動することができる水質浄化装置を提供する。 【解決手段】 太陽電池16の発電力で充電されるとと
もに必要に応じて電力をモータ63へ供給するバッテリ
59,60を設けるとともに、洗浄装置82の運転時の
みバッテリ59,60をモータ63に対し接続させてバ
ッテリ59,60の電力をモータ63に供給させる制御
手段61を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば湖沼、池、
ダム、溜池、貯水池、河川、用水路、堀、運河、水槽等
において水を浄化する水質浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】湖沼、池、ダム、溜池、貯水池、河川、
用水路、堀、運河、水槽等の浄化対象において、水質汚
染対策として水を浄化する水質浄化装置を設置すること
が行われている。このような水質浄化装置として、フィ
ルタと、モータで駆動されるとともにフィルタを通過す
るよう水流を発生させるポンプと、モータで駆動される
とともにフィルタを洗浄する洗浄装置と、モータへ電力
を供給する太陽電池とを有し、太陽電池の発電力をモー
タへ供給させて該モータでポンプを駆動することによ
り、該ポンプによって生じる水流で水をフィルタに強制
的に通過させ浄化するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記水質浄
化装置においては、太陽電池による発電量がモータの駆
動電力に対し不足する場合には、モータの駆動力が低下
してしまうという問題があった。したがって、本発明の
目的は、太陽電池による発電量がモータの駆動電力に対
し不足する場合においてもモータを十分な駆動力で駆動
することができる水質浄化装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の水質浄化装置は、フィルタ
と、モータで駆動されるとともにフィルタを通過するよ
う水流を発生させるポンプと、モータで駆動されるとと
もにフィルタを洗浄する洗浄装置と、モータへ電力を供
給する太陽電池とを有するものであって、太陽電池の発
電力で充電されるとともに必要に応じて電力をモータへ
供給するバッテリを設けるとともに、洗浄装置の運転時
のみバッテリをモータに対し接続させてバッテリの電力
をモータに供給させる制御手段を有することを特徴とし
ている。これにより、太陽電池の発電力で充電されると
ともに必要に応じて電力をモータへ供給するバッテリを
設けたため、バッテリを太陽電池の発電力で充電しこの
バッテリの電力をモータに供給することにより、太陽電
池による発電量がモータの駆動電力に対し不足する場合
においてもモータを十分な駆動力で駆動することができ
る。しかも、洗浄装置の運転時のみバッテリをモータに
対し接続させて電力を供給させるため、バッテリの小型
化および長寿命化が図れる。
【0005】本発明の請求項2記載の水質浄化装置は、
請求項1記載のものに関して、前記制御手段は、夜間に
おける洗浄装置の運転時のみバッテリをモータに対し接
続させてバッテリの電力をモータに供給させることを特
徴としている。これにより、太陽電池の発電力がない夜
間における運転が景観上好ましい洗浄装置の運転時にの
みバッテリからモータに電力を供給させることになるた
め、バッテリを有効使用できる。
【0006】本発明の請求項3記載の水質浄化装置は、
請求項1または2記載のものに関して、前記バッテリを
複数設けるとともに、前記制御手段は、太陽電池の発電
力で充電される充電時に前記複数のバッテリを太陽電池
に対し並列に接続させ、電力をモータへ供給する運転時
に前記複数のバッテリをモータに対し直列に接続させる
ことを特徴としている。これにより、制御手段が太陽電
池の発電力で充電される充電時に複数のバッテリを太陽
電池に対し並列に接続させるため、日射量が少ないとき
でも充電ができる。加えて、制御手段が、電力をモータ
へ供給する運転時に複数のバッテリをモータに対し直列
に接続させるため、モータの駆動力を高めることができ
る。
【0007】本発明の請求項4記載の水質浄化装置は、
請求項1乃至3のいずれか一項記載のものに関して、前
記制御手段は、モータの運転に対し、バッテリへの充電
を優先させることを特徴としている。これにより、制御
手段が、モータの運転に対しバッテリへの充電を優先さ
せるため、バッテリが充電量不足に陥ることを防止でき
る。
【0008】本発明の請求項5記載の水質浄化装置は、
請求項1乃至4のいずれか一項記載のものに関して、前
記制御手段は、バッテリが充電過電流になると、負荷を
運転させることを特徴としている。これにより、制御手
段は、バッテリが充電過電流になると負荷を運転させる
ため、充電過電流を防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の水質浄化装置の第1の実
施の形態を図1〜図5を参照して以下に説明する。ま
ず、図1において符号11で示すものが水質浄化装置で
ある。この水質浄化装置11は、池あるいは湖沼等の浄
化対象の水域12に浮遊されて用いられるもので、水に
浮せるためのフロート13と、フロート13の下側に着
脱自在に支持されて水面12a下に配置されるフィルタ
カートリッジ(フィルタ)14と、フロート13の上側
に固定されて水面12a上に配置されるコントロールボ
ックス15と、該コントロールボックス15の上面に配
置された太陽電池16とを有している。
【0010】フィルタカートリッジ14は、略円筒状を
なすもので、フロート13で水面12a下に吊られた状
態において軸線が鉛直方向に沿わされるようになってい
る。そして、このフィルタカートリッジ14は、円筒状
に形成されるとともに多数の集水孔18が全面に形成さ
れた外円筒部19と、該外円筒部19の内側に同軸状に
配置されるとともに多数の流入孔21が全面に形成され
た内円筒部22と、内円筒部22より小径の取付孔24
が形成されるとともに外円筒部19および内円筒部22
の上端面に外円筒部19と内円筒部22との間の隙間の
上方向の開口を閉塞するよう固定された有孔円板状の閉
塞部材25と、外円筒部19および内円筒部22の下端
面にこれらのすべての下方向の開口を閉塞するよう固定
された円板状の閉塞部材27とを有している。
【0011】そして、閉塞部材25,27で閉塞される
外円筒部19と内円筒部22との間の隙間には、集水孔
18および流入孔21より径大の木炭等の濾過材が充填
されしかも有機物を分解する好気性の微生物が担持され
て処理部30が形成されている。上側の閉塞部材25の
取付孔24には、閉塞部材25,27および内円筒部2
2で画成される内部隙間部31内に延在する円筒状の揚
水管33が、内円筒部22と同軸をなしかつその外周面
が内円筒部22の内周面と所定の間隔をあけた状態で嵌
合固定されており、これにより、内部隙間部31は処理
部30または揚水管33を介する以外での外部への連通
が不可とされている。
【0012】揚水管33は、内部隙間部31内における
閉塞部材27の若干上側位置に下端開口部34を開口さ
せており、上端開口部35を、フィルタカートリッジ1
4とフロート13との間の外部に開口する隙間に連通す
るよう閉塞部材25から上方向に開口させている。揚水
管33には、円筒状のエア排出管37が隙間をもって挿
通されており、該エア排出管37は、下端開口の排出口
38が揚水管33内において下端開口部34より若干上
側の中間所定位置に位置され、上部側が揚水管33より
上方に延出されコントロールボックス15に導かれた状
態で設けられている。
【0013】閉塞部材27の上面位置には、円筒状のエ
ア噴出管40が先端側を該上面に沿わせて設けられてい
る。このエア噴出管40には、その内部を外部に連通さ
せるエア噴出孔41が、処理部30の下端位置すなわち
外円筒部19と内円筒部22との間に複数形成されてい
る。このエア噴出管40は、基端側がコントロールボッ
クス15に連結されている。なお、エア噴出管40を外
円筒部19と内円筒部22との間の閉塞部材27の上面
位置で一つまたは複数の輪状に形成し、その円周方向に
エア噴出孔41を複数形成するようにしてもよい。
【0014】ここで、浄化処理を行う場合には、エア排
出管37にエアを供給させる。すると、供給されたエア
がエア排出管37のエア排出口38から噴出され、気泡
となって、揚水管33内で下から上へ移動し、よって、
揚水管33内に上方への水流が生じて、揚水管33の下
端開口部34から内部隙間部31内の水が汲み上げられ
上部開口部35から外部に排出される。これにより、強
制的にフィルタカートリッジ14の側部外側の水すなわ
ち特にアオコ等の藻類を多く含む水面12a近傍の水
が、外円筒部19の集水孔18から処理部30に至り該
処理部30を半径方向内方に通過して内円筒部22の流
入孔21から内部隙間部31に至る。そして、上記処理
部30通過時に、処理部30を構成する濾過材に担持さ
れた好気性微生物により、アオコ等の藻類や有機質浮遊
物質、溶解性有機物質等が分解されることで水が浄化さ
れる。このようにして、処理部30で浄化された水が揚
水管33から外部に再び排出され、このような水の環流
で水域12が浄化される。
【0015】また、上記のような浄化処理により処理部
30に目詰りが生じると、洗浄処理を実行するようエア
噴出管40にエアを供給させる。これにより、処理部3
0の下端部に設けられたエア噴出管40のエア噴出孔4
1からエアが噴出されることになり、該エアは、気泡と
なって、処理部30内を主として上方に移動する。この
気泡の移動による衝撃等で、処理部30を構成する濾過
材に振動が生じて付着したゴミが剥離等され、該ゴミが
気泡の移動で生じる水流で処理部30の外部に運搬され
る。このようにして処理部30内に溜まったゴミが除去
され、処理部30が洗浄される。
【0016】コントロールボックス15内には、図2に
示すように、太陽電池16に接続されたダイオード51
と、該ダイオード51に接続された、直流電力を交流電
力に変換するインバータ52と、該インバータ52とダ
イオード51との間に一側が接続されるとともに他側が
接地されたコンデンサ53と、コンデンサ53およびイ
ンバータ52よりダイオード51側に3つのスイッチ5
4,55,56を介して接続可能とされた蓄給電回路5
7と、該蓄給電回路57内に配置されるとともに該蓄給
電回路57内のスイッチ58により直列と並列とに接続
状態が切り換えられる二つのバッテリ59,60と、ス
イッチ54〜56のON・OFFの切り換えおよびスイ
ッチ58の接続状態の切り換え等を制御するコントロー
ラ(制御手段)61とを有する電源装置62が設けられ
ており、さらに、インバータ52で変換された交流電力
で内部の交流モータ(モータ)63が駆動されることに
より圧縮空気を発生させるコンプレッサ64と、コンプ
レッサ64のエア吐出側を、エア排出管37のみに連通
させる状態とエア噴出管40のみに連通させる状態とに
選択的に切り換え可能な電磁式の三方切換弁65とが設
けられている。なお、コントローラ61は、三方切換弁
65の切り換え制御およびインバータ52のON・OF
F制御をも行うようになっている。
【0017】電源装置62についてさらに各状態別に説
明する。浄化処理を行う場合、太陽電池16が発電した
発電力は、ダイオード51を通してコンデンサ53に充
電され、コンプレッサ64の交流モータ63を駆動する
インバータ52に供給される。このようにしてコンプレ
ッサ64を運転する。そして、コントローラ61は、浄
化処理時には、スイッチ55,56をOFF状態とする
とともにスイッチ58によりバッテリ59,60を並列
接続状態としおり、必要に応じてスイッチ54をON状
態とする。これにより、太陽電池16の電圧がバッテリ
59,60の電圧よりも高い場合には、ダイオード5
1、蓄給電回路57内のダイオード66および抵抗器6
7,68を通してバッテリ59,60の充電を行う。こ
こで、抵抗器67,68はバッテリ59,60の充電電
流のアンバランスを防止するものである。
【0018】また、バッテリ59,60の電力によりコ
ンプレッサ64の交流モータ63を駆動する場合、コン
トローラ61が、スイッチ56はOFF状態のままスイ
ッチ55をON状態としスイッチ58によりバッテリ5
9,60を直列接続状態とする。すると、バッテリ5
9,60の電力は蓄給電回路57内の抵抗器69を通し
てコンデンサ53に充電される。ここで、抵抗器69に
よりコンデンサ53への過大な突入電流が防止される。
次に、コントローラ61がスイッチ56をON状態とし
て、バッテリ59,60の電力をコンプレッサ64の交
流モータ63を駆動するインバータ52に供給させる。
このようにしてコンプレッサ64を運転する。
【0019】次に、この実施の形態の作動について図3
および図4に示すフローチャートを主に参照して説明す
る。浄化指令が入力されると、コントローラ61は、ス
イッチ55,56をOFF状態とするとともに(ステッ
プSA1)、スイッチ58でバッテリ59,60を並列
に接続させる状態とする(ステップSA2)。そして、
バッテリ59,60の電圧を検出し(ステップSA
3)、バッテリ59,60が過電圧状態にあるか否かを
判定する(ステップSA4)。そして、バッテリ59,
60が過電圧である場合、スイッチ54をOFFさせ
(ステップSA5)、他方、バッテリ59,60が過電
圧でない場合、スイッチ54をONさせる(ステップS
A6)。この状態においては、上述したように、太陽電
池16が発電した発電力は、ダイオード51を通してコ
ンデンサ53に充電され、コンプレッサ64の交流モー
タ63を駆動するインバータ52に供給されてコンプレ
ッサ64を運転状態とする。
【0020】一方で、コントローラ61は、浄化指令が
入力されると三方切換弁65によりコンプレッサ64の
空気吐出側をエア排出管37に連通させる。すると、コ
ンプレッサ64から供給されたエアがエア排出管37の
エア排出口38から噴出され、気泡となって、揚水管3
3内で下から上へ移動し、よって、揚水管33内に上方
への水流が生じて、上述したように処理部30で浄化が
行われる。なお、このとき、コンプレッサ64、三方切
換弁65、エア排出管37および揚水管33がポンプ8
1を構成している。ここで、ステップSA6においてス
イッチ54がONされた状態においては、太陽電池16
の電圧がバッテリ59,60の電圧よりも高い場合に、
ダイオード51,66、抵抗器67,68を通して、並
列接続状態とされたバッテリ59,60に充電を行う。
【0021】洗浄指令が入力されると、コントローラ6
1は、インバータ52を停止させ(ステップSB1)、
スイッチ58でバッテリ59,60を直列に接続させる
状態とする(ステップSB2)。そして、スイッチ55
をONさせてコンデンサ53に充電を行う(ステップS
B3)。コンデンサ53の充電に要する所定の一定時間
が経過した後、スイッチ56をONさせて(ステップS
B4)、直列に接続されたバッテリ59,60の電力を
コンプレッサ64の交流モータ63を駆動するインバー
タ52に供給させるとともに、インバータ52を運転状
態とする(ステップSB5)。このようにして直列接続
されたバッテリ59,60の電力で交流モータ63を駆
動してコンプレッサ64を運転する。
【0022】一方で、コントローラ61は、洗浄指令が
入力されると三方切換弁65によりコンプレッサ64の
空気吐出側をエア噴出管40に連通させる。すると、コ
ンプレッサ64から供給されたエアが、処理部30の下
端部に設けられたエア噴出管40のエア噴出孔41から
噴出されることになり、該エアは、気泡となって、処理
部30内を移動しその洗浄を行う。なお、このとき、コ
ンプレッサ64、三方切換弁65およびエア噴出管40
が洗浄装置82を構成している。
【0023】以上に述べた水質浄化装置11によれば、
太陽電池16の発電力で充電されるとともに必要に応じ
て電力を交流モータ63へ供給するバッテリ59,60
を設けたため、バッテリ59,60を太陽電池16の発
電力で充電しこのバッテリ59,60の電力を交流モー
タ63に供給することにより、太陽電池16による発電
量が交流モータ63の駆動電力に対し不足する場合にお
いても交流モータ63を十分な駆動力で駆動することが
できる。よって、夜間において洗浄処理を行うことがで
き、該洗浄処理により水に濁りが発生しても景観上問題
を生じることがなくなる。加えて、コントローラ61
が、太陽電池16の発電力で充電される充電時に複数の
バッテリ59,60を該太陽電池16に対し並列に接続
させるため、日射量が少ないときでも充電ができる。ま
た、並列に接続されているために充電が過電流になりに
くく、小さなバッテリ59,60を用いる場合に特に効
果的である。
【0024】さらに、コントローラ61が、バッテリ5
9,60の電力を交流モータ63へ供給する運転時に複
数のバッテリ59,60を交流モータ63に対し直列に
接続させるため、交流モータ63の駆動力を高めること
ができる。その結果、洗浄のためのエア噴出管40から
の空気噴出量を多くすることができ、洗浄処理を効果的
に行うことができる。さらに、コントローラ61が、洗
浄装置82の運転時のみ複数のバッテリ59,60を交
流モータ63に対し接続させてこれらバッテリ59,6
0の電力を供給させるため、バッテリ59,60の小型
化および長寿命化が図れる。
【0025】ここで、浄化指令および洗浄指令を、コン
トローラ61内で作り出すことも可能であり、このよう
に構成すれば、自動で浄化処理と洗浄処理の切り換えを
行うことができる。例えば、コントローラ61の内部に
タイマを設け、該タイマにより、洗浄処理を行う周期の
設定時間の経過と、洗浄処理の実行時間の経過とを検知
するようにすればよい。この場合、タイマに時刻の設定
を行う等により、夜間においてのみ洗浄を自動的に行わ
せることも可能である(図示略)。
【0026】以下に、タイマを使用せずに、夜間のみ洗
浄を自動的に行う一例を図5を参照して説明する。クロ
ックを出力させるCR発振器等の発信器71に、一の浄
化処理開始時点からその浄化処理が行われる浄化時間に
対応するクロックのパルス数の積算値があらかじめ設定
されるプリセットカウンタ72が接続されており、この
プリセットカウンタ72は、発振器71から出力される
クロックのパルス数の積算値が設定値に達するとH信号
を出力する。プリセットカウンタ72の出力側には、該
プリセットカウンタ72からH信号が出力されるとH信
号を出力させるセット状態となるフリップフロップ回路
73が接続されている。また、フリップフロップ回路7
3の出力側には、該フリップフロップ回路73からの出
力と発振器71からのクロックとが入力されフリップフ
ロップ回路73がセットされた状態で発振器71からの
クロックを出力させるAND回路74が接続されてお
り、該AND回路74の出力側には、上記フリップフロ
ップ回路73がセットされた状態で該AND回路74を
介して発振器71から出力されるクロックが入力される
カウンタ75が接続されている。
【0027】ここで、カウンタ75のリセットには、太
陽電池16の電圧と一定電圧(REF)とを比較して太
陽電池16の電圧が一定電圧より高い場合にH信号を出
力するコンパレータ76の出力がOR回路77を介して
入力されている。これにより、カウンタ75は、太陽電
池16の電圧が前記一定電圧より以下の状態すなわち暗
い状態においてカウント可能となる。カウンタ75は、
夜間であることを判断するための時間に対応するクロッ
クのパルス数の積算値があらかじめ設定されるととも
に、上記フリップフロップ回路73がセットされた状態
で発振器71からAND回路74を介して出力されるク
ロックのパルス数の積算値が設定値に達すると夜間であ
ると判定してH信号を出力する。カウンタ75には、該
カウンタ75からH信号が出力されると洗浄指令である
H信号を出力させるセット状態となるフリップフロップ
回路78が接続されている。以上により、浄化処理の時
間が経過した後、さらに、夜間であると判定されると、
フリップフロップ回路78がH信号すなわち洗浄指令を
出力し洗浄処理を実行させる。なお、このフリップフロ
ップ回路78のH信号は、他方でプリセットカウンタ7
2とフリップフロップ回路73とに入力されており、こ
れらをリセットする。
【0028】フリップフロップ回路78は、さらに、A
ND回路79に入力されており、該AND回路79の入
力には、発振器71から出力されるクロックが入力され
ている。このAND回路79には、一の洗浄処理の実行
時間である洗浄時間に対応するクロックのパルス数の積
算値があらかじめ設定されるプリセットカウンタ80が
接続されており、このプリセットカウンタ80は、フリ
ップフロップ回路78からH信号すなわち洗浄指令が出
力されている間にAND回路79を介して発振器71か
ら出力されるクロックのパルス数の積算値が設定値に達
するとH信号を出力する。プリセットカウンタ80は、
上記OR回路77とフリップフロップ回路78とに接続
されている。そして、OR回路77に接続されたカウン
タ75およびフリップフロップ回路78は、プリセット
カウンタ80から出力されるH信号でリセットされるこ
とになり、このリセットによりフリップフロップ回路7
8は出力が浄化指令であるL信号となる。以上により、
洗浄指令が出力されてからの時間が設定された洗浄時間
分に達すると、フリップフロップ回路78がL信号すな
わち浄化指令を出力し浄化処理を実行させる。
【0029】このような回路を用いることにより、浄化
処理の時間が経過した後、さらに、夜間であると判定さ
れると洗浄処理を実行させ、太陽電池電圧が高い昼間に
おいては洗浄処理を実行させないようにする。これによ
り、太陽電池16の発電力がない夜間における運転が景
観上好ましい洗浄装置82の運転時にのみバッテリ5
9,60から交流モータ63に電力を供給させることに
なるため、バッテリ59,60を有効使用できる。
【0030】次に、本発明の水質浄化装置の第2の実施
の形態を主に図6〜図10を参照して以下に、第1の実
施の形態との相違部分を中心に説明する。なお、第1の
実施の形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明
は略す。第2の実施の形態においては、コントロールボ
ックス15内に、図6に示すように、コンデンサ53お
よびインバータ52よりダイオード51側に3つのスイ
ッチ54,55,56を介してバッテリ59が接続され
ており、コントローラ61は、スイッチ54〜56のO
N・OFFの切り換えを制御するようになっている。さ
らに、バッテリ59には電流検出器84が接続されてい
る。
【0031】コントローラ61の制御について説明す
る。浄化処理を行う場合、コントローラ61は、スイッ
チ55,56はOFF状態とし、スイッチ54は、その
ときのバッテリ59の電圧(すなわち充電状態)によっ
て切り換える。すなわち、バッテリ59の電圧を計測
し、電圧が所定値より高い過電圧であり満充電状態であ
ると判定できれば、スイッチ54をOFF状態とし、イ
ンバータ52に運転指令を出力する。すると、太陽電池
16の発電力は、ダイオード51を通してコンデンサ5
3を充電し、インバータ52に供給され、コンプレッサ
64を太陽電池16の発電力に応じたレベルで運転する
ことになる。他方、バッテリ59の電圧が所定値より低
く充電が不充分であると判定した場合は、スイッチ54
をON状態とし、インバータ52に運転停止指令を出力
する。すると、太陽電池16の発電力は、コンプレッサ
64を運転させることなく、ダイオード51、スイッチ
54、ダイオード66を通してバッテリ59に充電され
る。
【0032】なお、以上の制御について、さらに説明す
る。コントローラ61は、内部タイマの計時時間または
運転量の積算値から浄化処理の指令信号と洗浄処理の指
令信号を作り、自動で浄化処理と洗浄処理とを切り換え
ることになるが、まず、浄化指令信号が入力された場合
について図7に示すフローチャートを参照して説明す
る。浄化指令信号が入力されると、コントローラ61
は、スイッチ55,56をOFF状態とするとともに
(ステップSC1)、バッテリ59の電圧を検出し(ス
テップSC2)、バッテリ59が過電圧状態にあるか否
かを判定する(ステップSC3)。そして、バッテリ5
9の電圧が所定値より高い過電圧状態である場合、スイ
ッチ54をOFFさせる(ステップSC4)。この状態
においては、上述したように、太陽電池16が発電した
発電力は、ダイオード51を通してコンデンサ53に充
電され、コンプレッサ64の交流モータ63を駆動する
インバータ52に供給されてコンプレッサ64を運転状
態とする。その一方で、コントローラ61は、浄化指令
が入力されると三方切換弁65によりコンプレッサ64
の空気吐出側をエア排出管37に連通させて浄化を行わ
せる。他方、ステップSC3においてバッテリ59が所
定値より高い過電圧状態でない場合、スイッチ54をO
Nさせる(ステップSC5)。この状態においては、上
述したように、太陽電池16の発電力は、コンプレッサ
64を運転させることなく、ダイオード51、スイッチ
54、ダイオード66を通してバッテリ59に充電され
る。
【0033】なお、この実施の形態では、バッテリ59
として容量が小さいものを用いる。すると、充電電流が
過電流になる場合があるため、これを防止するよう電流
検出器84により計測する。すなわち、図8のフローチ
ャートのように、充電を開始した後は、過電流状態にあ
るか否かを判定し(ステップSD1)、電流検出器によ
り計測される電流値が所定値を越えている場合、過電流
状態にあると判定して、インバータ52をONし(ステ
ップSD2)、バッテリ59の充電に加えて交流モータ
63へ電流を流すことにより、過電流を防止する。他
方、電流検出器84により計測される電流値が所定値を
越えていない場合、過電流状態にあると判定せず、スイ
ッチ54をON状態とする(ステップSD3)。ここ
で、インバータ52をONしバッテリ59の充電に加え
て交流モータ63へ電流を流すことにより過電流を防止
するため、太陽電池16の最大発電電流とバッテリ59
の最大充電電流とバッテリ電圧時のインバータ電流と
は、以下の条件を満足するようになっている。 太陽電池最大発電電流<(バッテリ最大充電電流+バッ
テリ電圧時のインバータ電流)
【0034】また、バッテリ最大充電電流>バッテリ電
圧時のインバータ電流の関係を満足させるようになって
おり、これにより、ステップSD2でインバータ52が
ONされた後、バッテリ59の電圧とコンデンサ53の
電圧(インバータ入力電圧)とを比較し(ステップSD
4)、バッテリ59の電圧よりコンデンサ53の電圧
(インバータ入力電圧)の方が低くなったとき、太陽電
池16の発電電流はバッテリ59の最大充電電流よりも
小さくなるため、インバータ52をOFFして(ステッ
プSD5)、充電を優先する。
【0035】次に、洗浄指令信号が入力された場合につ
いて図9に示すフローチャートを参照して説明する。浄
化指令信号が入力されると、コントローラ61は、イン
バータ52を停止させ(ステップSE1)、スイッチ5
5をONし(ステップSE2)、コンデンサ53に充電
を行う(ステップSE3)。コンデンサ53の充電に要
する所定の一定時間が経過した後、スイッチ56をON
させて(ステップSE4)、バッテリ59の電力をコン
プレッサ64の交流モータ63を駆動するインバータ5
2に供給させるとともに、インバータ52を運転状態と
する(ステップSE5)。このようにしてバッテリ59
の電力で交流モータ63を駆動してコンプレッサ64を
運転する。一方で、コントローラ61は、洗浄指令が入
力されると三方切換弁65によりコンプレッサ64の空
気吐出側をエア噴出管40に連通させて洗浄を行わせ
る。
【0036】以上の第2の実施の形態によれば、第1の
実施の形態の奏する効果に加えて、コントローラ61
が、交流モータ63の運転に対しバッテリ59への充電
を優先させるため、バッテリ59が充電量不足に陥るこ
とを防止できる。さらに、コントローラ61は、バッテ
リ59が充電過電流になると、負荷としての交流モータ
63を運転させるため、充電過電流を防止することがで
きる。
【0037】ここで、第2の実施の形態においても、浄
化指令および洗浄指令を、コントローラ61内で作り出
すことも可能であり、このように構成すれば、自動で浄
化処理と洗浄処理の切り換えを行うことができる。例え
ば、コントローラ61の内部にタイマを設け、該タイマ
により、洗浄処理を行う周期の設定時間の経過と、洗浄
処理の実行時間の経過とを検知するようにすればよい。
この場合、タイマに時刻の設定を行う等により、夜間に
おいてのみ洗浄を自動的に行わせることも可能である。
しかしながら、この水質浄化装置11は、太陽電池16
により動作するものであり天候により運転量が異なるこ
とになるため、第2の実施の形態においては、運転量を
計測した上で、夜間においてのみ洗浄を自動的に行わせ
る回路を用いる。
【0038】以下に、上記回路の一例を図10を参照し
て説明する。第2の実施の形態の回路は、第1の実施の
形態の発振器71に代えてV/F変換器85を用いてい
る。すなわち、ポンプ81の運転レベルは、太陽電池1
6の電圧と比例しているため、V/F変換器85によ
り、電圧に応じた数のパルスを発生させるのである。具
体的に、第1の実施の形態に対する相違部分を説明す
る。パルス数の積算値があらかじめ設定されるプリセッ
トカウンタ72は、V/F変換器85から出力されるパ
ルス数の積算値が設定値に達するとH信号を出力する。
また、フリップフロップ回路73の出力側には、該フリ
ップフロップ回路73からの出力とV/F変換器85か
らのパルスとが入力されフリップフロップ回路73がセ
ットされた状態でV/F変換器85からのパルスを出力
させるAND回路74が接続されている。さらに、カウ
ンタ75は、夜間であることを判断するための時間に対
応するパルス数の積算値があらかじめ設定されるととも
に、第1の実施の形態と同様に、上記フリップフロップ
回路73がセットされた状態で発信器71からAND回
路74を介して出力されるパルス数の積算値が設定値に
達すると夜間であると判定してH信号を出力する。つま
り、暗くなってから暗いまま一定時間が経過したことで
夜間であると判定する。以上により、浄化処理の時間が
経過した後、さらに、夜間であると判定されると、フリ
ップフロップ回路78がH信号すなわち洗浄指令を出力
し洗浄処理を実行させる。なお、このフリップフロップ
回路78のH信号は、他方でプリセットカウンタ72と
フリップフロップ回路73とに入力されており、これら
をリセットする。
【0039】フリップフロップ回路78の出力は、さら
に、AND回路79に入力されており、該AND回路7
9の入力には、V/F変換器85から出力されるパルス
が入力されている。このAND回路79には、一の洗浄
処理に対応するパルス数の積算値があらかじめ設定され
るプリセットカウンタ80が接続されており、このプリ
セットカウンタ80は、フリップフロップ回路78から
H信号すなわち洗浄指令が出力されている間にAND回
路79を介してV/F変換器85から出力されるパルス
数の積算値が設定値に達するとH信号を出力する。
【0040】以上のような回路により、設定された浄化
量を処理した後、さらに、夜間であると判定されると、
洗浄処理を実行させることになる。このような夜間の判
別は、タイマを用いた装置においても有効である。すな
わち、水質浄化装置の特性からタイマの時間合わせをす
ることは困難であるため、タイマにずれが生じても問題
にならない。
【0041】なお、第1および第2の実施の形態におい
てコントローラ61に、図11に示すように、外部操作
可能な外部スイッチ87を設けることも可能である(図
11は第1の実施の形態に適用したもの)。この外部ス
イッチ87は、浄化指令信号および洗浄指令信号を外部
操作で選択的に出力可能とされており、これにより、外
部スイッチ87の操作でバッテリ59,60の電力を用
いて運転を行うことにより、天候によらず、動作確認や
デモとして運転することが可能となる。ここで、第2の
実施の形態においては、一つのバッテリ59を用いる場
合を例にとり説明したが、第1の実施の形態と同様に並
列・直接を切り換える複数のバッテリ59,60を用い
てもよく、この場合、コントローラ61は、両バッテリ
59,60が共に満充電状態であると判定した場合、イ
ンバータ52に運転指令を出力する一方、バッテリ5
9,60が共には満充電状態でないと判定した場合は、
インバータ52に運転停止指令を出力して、交流モータ
63の運転に対しバッテリ59,60への充電を優先さ
せる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の水質浄化装置によれば、太陽電池の発電力で充電
されるとともに必要に応じて電力をモータへ供給するバ
ッテリを設けたため、バッテリを太陽電池の発電力で充
電しこのバッテリの電力をモータに供給することによ
り、太陽電池による発電量がモータの駆動電力に対し不
足する場合においてもモータを十分な駆動力で駆動する
ことができる。しかも、洗浄装置の運転時のみバッテリ
をモータに対し接続させてバッテリの電力を供給させる
ため、バッテリの小型化および長寿命化が図れる。
【0043】本発明の請求項2記載の水質浄化装置によ
れば、制御手段が、夜間における洗浄装置の運転時のみ
バッテリをモータに対し接続させてバッテリの電力を供
給させるため、太陽電池の発電力がない夜間における運
転が景観上好ましい洗浄装置の運転時にのみバッテリか
らモータに電力を供給させることになり、よって、バッ
テリを有効使用できる。
【0044】本発明の請求項3記載の水質浄化装置によ
れば、制御手段が太陽電池の発電力で充電される充電時
に複数のバッテリを太陽電池に対し並列に接続させるた
め、日射量が少ないときでも充電ができる。加えて、制
御手段が、電力をモータへ供給する運転時に複数のバッ
テリをモータに対し直列に接続させるため、モータの駆
動力を高めることができる。
【0045】本発明の請求項4記載の水質浄化装置によ
れば、制御手段が、モータの運転に対しバッテリへの充
電を優先させるため、バッテリが充電量不足に陥ること
を防止できる。
【0046】本発明の請求項5記載の水質浄化装置によ
れば、制御手段が、バッテリが充電過電流になると負荷
を運転させるため、充電過電流を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の水質浄化装置の第1の実施の形態を
示す側断面図である。
【図2】 本発明の水質浄化装置の第1の実施の形態の
制御系を示す回路図である。
【図3】 本発明の水質浄化装置の第1の実施の形態の
浄化処理時の制御内容を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の水質浄化装置の第1の実施の形態の
洗浄処理時の制御内容を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の水質浄化装置の第1の実施の形態の
タイマの一例を示す回路図である。
【図6】 本発明の水質浄化装置の第2の実施の形態の
制御系を示す回路図である。
【図7】 本発明の水質浄化装置の第2の実施の形態の
浄化処理時の制御内容を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の水質浄化装置の第2の実施の形態の
充電電流の過電流防止の制御内容を示すフローチャート
である。
【図9】 本発明の水質浄化装置の第2の実施の形態の
洗浄処理時の制御内容を示すフローチャートである。
【図10】 本発明の水質浄化装置の第2の実施の形態
の運転量計測のための回路の一例を示す回路図である。
【図11】 本発明の水質浄化装置の第1の実施の形態
の制御系の変形例を示す回路図である。
【符号の説明】
12a 水面 14 フィルタカートリッジ(フィルタ) 16 太陽電池 59,60 バッテリ 61 コントローラ(制御手段) 63 交流モータ(モータ) 81 ポンプ 82 洗浄装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタと、モータで駆動されるととも
    にフィルタを通過するよう水流を発生させるポンプと、
    モータで駆動されるとともにフィルタを洗浄する洗浄装
    置と、モータへ電力を供給する太陽電池とを有する水質
    浄化装置において、 太陽電池の発電力で充電されるとともに必要に応じて電
    力をモータへ供給するバッテリを設けるとともに、 洗浄装置の運転時のみバッテリをモータに対し接続させ
    てバッテリの電力をモータに供給させる制御手段を有す
    ることを特徴とする水質浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、夜間における洗浄装置
    の運転時のみバッテリをモータに対し接続させてバッテ
    リの電力をモータに供給させることを特徴とする請求項
    1記載の水質浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記バッテリを複数設けるとともに、前
    記制御手段は、太陽電池の発電力で充電される充電時に
    前記複数のバッテリを太陽電池に対し並列に接続させ、
    電力をモータへ供給する運転時に前記複数のバッテリを
    モータに対し直列に接続させることを特徴とする請求項
    1または2記載の水質浄化装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、モータの運転に対し、
    バッテリへの充電を優先させることを特徴とする請求項
    1乃至3のいずれか一項に記載の水質浄化装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、バッテリが充電過電流
    になると、負荷を運転させることを特徴とする請求項1
    乃至4のいずれか一項に記載の水質浄化装置。
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