JPH11508308A - 包装容器用の水性粉末ラッカー分散液 - Google Patents

包装容器用の水性粉末ラッカー分散液

Info

Publication number
JPH11508308A
JPH11508308A JP9504140A JP50414097A JPH11508308A JP H11508308 A JPH11508308 A JP H11508308A JP 9504140 A JP9504140 A JP 9504140A JP 50414097 A JP50414097 A JP 50414097A JP H11508308 A JPH11508308 A JP H11508308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
powder lacquer
aqueous
dispersion
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9504140A
Other languages
English (en)
Inventor
サッカルスキー ローレンス
ヴォルテリング ヨアヒム
クラーク ピーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF Coatings GmbH
Original Assignee
BASF Coatings GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF Coatings GmbH filed Critical BASF Coatings GmbH
Publication of JPH11508308A publication Critical patent/JPH11508308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G59/00Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
    • C08G59/18Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
    • C08G59/40Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
    • C08G59/62Alcohols or phenols
    • C08G59/621Phenols
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D163/00Coating compositions based on epoxy resins; Coating compositions based on derivatives of epoxy resins

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、エポキシド樹脂及びフェノール系硬化剤又はカルボキシル基含有ポリエステルをベースとする、包装容器の被覆用の水性粉末ラッカー分散液に関し、これは、粉末状の固体成分I及び水性成分IIより成り、この際、成分Iは、1)A)エポキシド当量300〜5500を有するエポキシド樹脂少なくとも1種及びB)1分子当たり1個より多いフェノール性ヒドロキシル基及びフェノール性OH−基に対して100〜500、有利に200〜300のヒドロキシル−当量を有する硬化剤少なくとも1種又はC)25〜120mgKOH/gの酸価及び>10mgKOH/gのOH−価を有するポリエステル少なくとも1種及びD)エポキシド当量400〜3000を有するエポキシド樹脂 少なくとも1種及び2)場合により触媒、助剤、粉末ラッカーに典型的な添加剤、例えば脱ガス剤、レベリング剤、ラジカル捕捉剤、酸化防止剤を含有する粉末ラッカーであり、かつ、この際、成分IIは、a)非イオン性又はアニオン性の増粘剤(ここで、非イオン性の増粘剤は、有利に非イオン性の会合性増粘剤である)少なくとも1種及びb)場合により触媒、助剤、消泡剤、湿潤化剤、分散助剤、有利にカルボキシル基含有分散剤、酸化防止剤、殺菌剤、少量の溶剤、レベリング剤、中和剤、有利にアミン及び/又保留剤を含有する、分散液の水性成分である。

Description

【発明の詳細な説明】 包装容器用の水性粉末ラッカー分散液 本発明は、殊に包装容器の被覆として好適である水性粉末ラッカー分散液に関 する。 現在、包装容器の被覆のためには、主に液体ラッカーが使用されている。これ は、その溶剤含分に基づき、多くの環境的問題の原因となっている。このことは 、水ラッカーの使用の場合にも当てはまる。 従って、これらのラッカーを溶剤の少ない又は溶剤不含のものに代えることが 強く望まれている。従って、例えば、缶溶接継ぎ目の被覆のためには、屡々、既 に、熱可塑性の粉末ラッカーが使用される。これらの生成物は、相応する熱可塑 性プラスチックから高価な冷却粉砕により製造される。 更に、欧州特許(Ep-B)第119164号明細書から、食料品又は飲み物を収 容するために使用される金属容器の溶接継ぎ目被覆のための熱硬化性粉末ラッカ ーが公知である。この熱硬化性粉末ラッカーは、結合剤として、1分子当たり平 均して最大2個のエポキシド基を有する芳香族エポキシド樹脂と1分子当たり平 均して2個より多いエポキシド基を有する芳香族エポキシド樹脂からの混合物を 含有する。硬化剤としては、ビスフェノール−A−ジグリシジルエーテルとビス フェノール−Aとの縮合生成物及び/又は無水トリメリト酸/脂肪族ポリオール をベースとする酸性ポリエステルが使用される。 欧州特許(EP-B)第10805号明細書から、末端位カルボキシル基を有し、 10mgKOH/gより小さいOH−価を有するポリエステル及びエポキシド樹 脂を含有する、缶の内部被覆用の粉末ラッカーが公知である。この粉末ラッカー は、硬化触媒としてコリン誘導体を含有する。この粉末ラッカーは、20〜15 0μmの平均粒径を有する。しかしながら、この欧州特許第10805号明細書 は、どのようにして≦15μmの層厚でも閉鎖膜を生じる缶内部被覆を得ること ができるかに関する記載を有していない。更に、この粉末ラッカーは、−ポリエ ステルの低いOH−価により制限されて−低い架橋の欠点を有する。 相応して、この系は、実際のために受け入れ不可能な150〜220℃での1 0〜40分の乾燥時間を有し、一方で、最近の製造設備の乾燥時間は、対象温度 260〜280℃で最大20〜30秒である。 米国特許(US-PS)第4497837号明細書から、エポキシド樹脂及び芳香 族アミン、ルイス酸又は酸無水物を硬化剤として含有する、缶及び缶蓋の内部被 覆用の粉末ラッカーが公知である。この粉末ラッカーは、20〜150μm、有 利には30〜70μmの平均粒径を有する。この系における欠点は、高すぎない 孔隙率を有する被覆を得るための38μmの高い最低層厚である。更に、この粉 末ラッカーは、記載の系の硬化のためには5〜12分の炉内滞留時間が必要であ る欠点を有する。 更に、米国特許第3962486号明細書から、同様にエポキシド樹脂及び芳 香族アミン、エポキシ−アミン−付加生成物又は酸無水物を含有する缶の内部被 覆用の粉末ラッカーが公知である。プラズマ−スプレー被覆法の使用により、既 に13μmより薄い層厚で、食料品包装の内部被覆に通常課される要求を満足す る被覆が製造可能である。それを用いてプラズマスプレー法を用いる適用可能性 を確保するためには、≦100μmの最大粒径及び充分に低い融解粘度を有する 粉末ラッカーのみが使用できる。 しかしながら、アミン系硬化剤の使用は、生じる被覆の不充分な滅菌安定性を もたらす。更に、アミンで硬化されたエポキシド樹脂は脆化する傾向を有し、非 常に低い弾性を有する欠点を有する。酸無水物−硬化剤は、強い刺激性であり、 従って粉末ラッカーの形成時に特別な注意措置を必要とする欠点を有する。 最後に、米国特許第4183974号明細書から、エポキシド樹脂及びアミン 硬化剤を含有する、缶の内部被覆用の粉末ラッカーが公知である。この粉末ラッ カーは、1〜100μm、有利には1〜10μmの平均粒径を有する。生じる被 覆は、≦13μmの層厚で 既に、所望の低い孔隙率を有するが、生じる被覆はなお改善が必要である。 粉末ラッカーを用いる結果は、従来は、全体的には満足できるものではなく、 殊に一様な外観を得るためには、高い層厚が必要である。他方、粉末状のラッカ ーの使用は、他の適用技術を限定する。従って、液体ラッカー用に設計された装 置をこのために使用することできない。従って、液体塗装技術を用いて加工する ことのできる水性分散液の形の粉末ラッカーを開発する努力がなされている。 米国特許第4286542号明細書から、例えば、自動車の被覆のために好適 である粉末ラッカースラリを使用する方法が公知である。この場合には、まず、 慣用の粉末層を車体上に塗布し、第2層としてクリアラッカースラリを塗布する 。この方法では、相応して慣用の液体塗装技術を用いる塗布は達成できない。 以後、粉末ラッカー分散液の概念を、粉末ラッカースラリと同義語として用い る。 本発明は、包装容器の被覆のための、従来の液体塗装技術で塗布することので きる、エポキシド樹脂及びフェノール系硬化剤又はカルボキシル基含有ポリエス テルをベースとする水性粉末ラッカー分散液を提供することを課題としている。 この課題は、粉末状の固体成分I及び水性成分IIよりなる水性粉末ラッカー 分散液により解決され、こ の際、成分Iは、 1) A)エポキシド当量300〜5500を有するエポキシド樹脂 少なくとも1種 及び B)1分子当たり1個より多いフェノール性ヒドロキシル基及びフェノール性O H−基に対して100〜500、有利に200〜300のヒドロキシル−当量を 有する硬化剤 少なくとも1種 又は C)25〜120mgKOH/gの酸価及び>10mgKOH/gのOH−価を 有するポリエステル 少なくとも1種及び D)エポキシド当量400〜3000を有するエポキシド樹脂 少なくとも1種 及び 2)場合により触媒、助剤、粉末ラッカーに典型的な添加剤、例えば脱ガス剤、 レベリング剤、ラジカル捕捉剤、酸化防止剤を含有する、粉末ラッカーであり、 かつ、この際、成分IIは、 1)非イオン性の、有利には非イオン性の会合性増粘剤又はアニオン性増粘剤 少なくとも1種及び 2)場合により触媒、助剤、消泡剤、湿潤化剤、分散助剤、有利に、カルボキシ ル基含有分散剤、酸化防止剤、殺菌剤、少量の溶剤、レベリング剤、中和剤、有 利にアミン及び/又は水保留剤を含有する、分散液の水性分である。 更に、本発明は、この粉末ラッカーを適用する包装 容器の内部被覆法に関する。 最後に、本発明の課題は、包装容器の内部被覆のためのこの粉末ラッカー分散 液の使用にも関する。 本発明によるこの粉末ラッカーは、≦15μmの非常に薄い層厚を有する被覆 が缶製造者により内部被覆のために要求されている特性を有することにより優れ ている。殊に、この被覆そのものは、≦15μmの薄い層厚でも、所望の低い孔 隙率を有する。更に、この被覆は、良好な付着性、高い可撓性及び良好な低温殺 菌−および滅菌安定性により優れている。 次に、まず、本発明による粉末ラッカーの個々の成分を詳説する: 本発明の粉末ラッカー中で使用されるエポキシド樹脂(成分A)は、エポキシ ド当量300〜5500を有する固体エポキシド樹脂である。成分Aとしては、 芳香族、脂肪族及び/又は脂環式エポキシド樹脂が好適である。ビスフェノール −A及び/又はビスフェノール−Fをベースとする芳香族エポキシド樹脂及び/ 又はノボラック−タイプのエポキシド樹脂を使用するのが有利である。特に有利 に使用されるビスフェノール−A又はビスフェノール−Fをベースとするエポキ シド樹脂は、エポキシド当量500〜2000を有する。特に有利に使用される ノボラック−タイプのエポキシド樹脂は、エポキシド当量500〜1000を有 する。この場合、ビスフェノール−A又はビスフェノ ール−Fをベースとするエポキシド樹脂は、一般に最大2の官能性を有し、ノボ ラック−タイプのエポキシド樹脂は、一般に最小2の官能性を有する。しかしな がら、ビスフェノール−A又はビスフェノール−Fをベースとするエポキシド樹 脂も、例えばトリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリット又は他 の分枝化試薬を用いる分枝化により、2よりも大きい官能性にすることができる 。 勿論、他のエポキシド樹脂、例えばアルキレングリコールジグリシジルエーテ ル又はその分枝された生成物も、ビスフェノール−A又はビスフェノール−F又 は類似物をベースとするアルキレングリコールで可撓性化されたエポキシド樹脂 を使用することもできる。更に、前記の種々のエポキシド樹脂の混合物も好適で ある。 好適なエポキシド樹脂は、例えば次の名称で市販されている製品である:Shel l-Chemie社のEpikote(R)154、1001、1002、1055、1004、1007、1009、3003-4F-10、Dow社 のXZ86795及びDER(R)664、667、669、662、642U及び672U及びCiba Geigy杜のAraldi t(R)、GT6064、GT7072,GT7203、GT7004、GT7304、GT7097及びGT7220。 この場合、FDA−許可されたエポキシド樹脂を使用するのが有利である。 硬化剤成分Bとしては、1分子当たり1より多くのフェノール性OH−基、特 に1.8〜4特に好ましく は≦3のフェノール性OH−基を有し、OH−基に対して100〜500、好ま しくは200〜300のヒドロキシル当量を有する全ての固体化合物が好適であ る。 硬化剤としては、ビスフェノール−A及び/又はビスフェノール−Fをベース とするものを使用するのが有利である。硬化剤としては、ビスフェノール−A叉 はビスフェノール−Fのジグリシジルエーテルとビスフェノール−A叉はビスフ ェノール−Fとの縮合生成物、殊にフェノール性ヒドロキシル基に対する当量2 20〜280を有する縮合生成物が特に有利である。これらの縮合生成物は、通 常は、適当な触媒の存在下での一般に過剰のビスフェノールとビスフェノール− ジグリシジルエーテルとの反応により製造される。この縮合生成物は、ジグリシ ジルエーテルとビスフェノールとの重量比0.5〜2での反応により製造するの が有利である。ビスフェノール−ジグリシジルエーテルとビスフェノールとの縮 合生成物をベースとするこの硬化剤は、一般に、最大2の官能性を有し、この際 、分枝化試薬の使用により更に高い官能性に調節することができる。 更に、硬化剤としては、ビスフェノールとノボラック−タイプのエポキシド樹 脂との反応生成物も好適である。この硬化剤は、適当な触媒の存在下でのエポキ シド樹脂とビスフェノールとの重量比0.5〜2での 反応により得るのが有利である。 例えばドイツ特許(DE-PS)第2312409号明細書5欄2行〜6欄55行 に記載のフェノール系硬化剤が好適である。これらのポリフェノールは、次の一 般式に相当する: [式中、Aは、炭素原子数1〜6を有する分枝鎖の炭 化水素基であるか、又は基Xは水素又は炭素原子数1〜4を有するアルキルであ り、nは、1〜9の平均値、好ましくは2〜7、yは1又は1の値である]。 更に、ドイツ特許(DE-OS)第3027140号明細書に記載のフェノール系 硬化剤も使用できる。 勿論、分枝化試薬で変性された硬化剤及び/又は可撓性化された硬化剤も好適 である。更に、前記の種々の硬化剤の混合物も使用できる。この場合、FDA− 許可された硬化剤を使用するのが有利である。 エポキシド成分Aは本発明の粉末ラッカー中で、通常は粉末ラッカーの総重量 に対してそれぞれ29〜80重量%、有利に39〜60重量%の量、好ましくは 39〜60重量%の量で使用される。 硬化剤成分Bは、本発明の粉末ラッカー中で通常は粉末ラッカーの総重量に対 して10〜50重量%、好ましくは15〜40重量%の量で使用される。 他の成分として、本発明の粉末ラッカーは少なくとも1種の硬化触媒を、通常 は粉末ラッカーの総重量に対して0.01〜5.0重量%、好ましくは0.05 〜2.0重量%の量で含有する。 この触媒は、イミダゾール、2−メチルイミダゾール、エチルトリフェニルホ スホニウムクロリド又はそれらの他の塩、例えば欧州特許(EP−B)第108 05号明細書中に記載のようなキノリン誘導体、1級、2級又は3級のアミノフ ェノール、アルミニウムア セチルアセトネート又はトルエンスルホン酸塩又は前記の種々の触媒の混合物が 有利である。 通常、市場で入手されるヒドロキシ基含有硬化剤は既に硬化触媒を含有してい る。 有利に使用されるこのような市販のヒドロキシル基含有硬化剤の例は、次に記 載の名称で市場で入手される製品である:Dow社のD.E.H.R81、D.E.H.R82及びD.E. H.R84、Ciba Geigy社のHaerter XB3082及びShell-Chemie社のEpikure(R)169及 び171。 本発明による粉末ラッカー中で使用されるポリエステル(成分C)は、25〜 120mgKOH/g、好ましくは30〜90mgKOH/g、特に好ましくは 60〜90mgKOH/gの酸価及び最低10mgKOH/g、好ましくは最低 15mgKOH/g、好ましくは30mgKOH/g以下のOH−価を有する。 ≧2の官能性を有するポリエステルを使用するのが有利である。このポリエステ ルの数平均分子量は、一般に1000〜10000、好ましくは1500〜50 00である。FDA−許可された(FDA:食品及び医薬品庁)ポリエステルを 使用するのが有利である。 この際、カルボキシル基−及びヒドロキシル基含有ポリエステルは、常法(例 えば、Houben Weyl,Methoden der organischen Chemie,4.Auflage、Band14/2 ,Georg Thieme Verlag,Stuttgart 1961)により製造可能である。 ポリエステルの製造のためのカルボン酸成分としては、脂肪族、脂環式及び芳 香族ジ−及びポリカルボン酸、例えばフタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、 トリメリト酸、ピロメリト酸、アジピン酸、コハク酸、グルタール酸、ピメリン 酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸等が好適である。この場合に、これ らの酸は、そのエステル化可能な誘導体(例えば無水物)又はそのエステル交換 可能な誘導体(例えばジメチルエステル)の形で使用することもできる。 ポリエステル製造のためのアルコール成分としては、通常使用されるジ−及び /又はポリオール、例えばエチレングリコール、プロパンジオール−1,2及び −1,3、ブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、 テトラエチレングリコール、ヘキサンジオール−1,6、ネオペンチルグリコー ル、1,4−ジメチロールシクロヘキサン、グリセリン、トリメチロールエタン 、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリット、ジトリメチロールプロパン、 ジグリセリン等が好適である。このように得られたポリエステルは、この場合に 単独で、又は種々のポリエステルの混合物として使用することができる。 更に、この固体粉末ラッカーは、場合によっては、なお助剤及び添加剤を含有 することができる。その例は、レベリング剤、酸化防止剤、ラジカル捕捉剤、流 動化助剤及び脱ガス剤、例えばベンゾインを含有する こともできる。 更に、本発明の粉末ラッカーは、なお、0〜55重量%、好ましくは15〜2 5重量%の填料を含有することもできる。FDA−許可されている填料を使用す るのが有利である。一般に、無機填料、例えば二酸化チタン、例えば、Kronos Titan 社のKuronos 2160、Du Pont 社のRutil R902及びSachtleben 社のRC 566、硫酸バリウム及びシリケートをベースとする填料、例えばタルク、カオリ ン、珪酸アルミニウムマグネシウム、雲母等が使用される。二酸化チタン及び珪 砂−タイプの填料を使用するのが有利である。 更に、本発明による粉末ラッカーは、場合によっては、粉末ラッカーの総重量 に対して0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜2重量%の他の助剤及び添 加剤を含有することができる。その例は、レベリング剤、流動化助剤、脱気剤、 例えばベンゾイン、顔料等である。 この粉末ラッカー分散液の水性成分Bは、更なる主成分として少なくとも1種 の非イオン性又はアニオン性の増粘剤a)を含有する。 非イオン性増粘剤a)としては、非イオン性の会合性増粘剤a)を使用するの が有利である。 このような会合性増粘剤a)の構造特徴は、次の通りである: aa)充分な水溶性を確保する親水性骨格及び ab)水性媒体中での会合性交換作用を可能にする疎水性基。 疎水性基としては、例えば長鎖状のアルキル基、例えばドデシル−、ヘキサデ シル−又はオクタデシル−基又はアルカリール基、例えばオクチルフェニル−又 はノニルフェニル基が使用される。 親水性骨格としては、好ましくはポリアクリレート、セルロースエーテル又は 特に好ましくはポリマー構成単位としての疎水性基を有するポリウレタンが使用 される。 親水性骨格として、構成単位としての特にポリエチレンオキサイドからのポリ エーテル連鎖を有するポリウレタンが特別に有利である。このようなポリエーテ ルポリウレタンの合成時には、ジ−及びポリイソシアネート、有利に脂肪族ジイ ソシアネート、特に有利に、場合によってアルキル置換基を有する1,6−ヘキ サメチレンジイソシアネートが、ヒドロキシル基末端ポリエーテル構成単位を相 互に結合するために、かつ、ポリエーテル構成単位を例えば1官能性のアルコー ル及び/又はアミンと既に記載の長鎖状のアルキル基又はアラルキル基を有する 1官能性のアルコール及び/又はアミンであってよい疎水性末端基構成単位との 結合のために役立つ。 被覆が食料品と直接接触する用途のためには、FDA−許可されたアクリレー ト−又はセルロース−ベー スの増粘剤のみが使用される。 固体粉末ラッカーの製造は、公知方法(例えばProdukt-Information der Fi rma BASF Lack + Farben AG,"Pulverlacke"1990参照)で、例えば押出機、 スクリュ混練機等を用いる均質化及び分散化により行う。この粉末ラッカーの製 造の後に、これは、粉砕及び場合によっては分級(Sichten)及び篩別により分 散のために準備される。 この粉末から、引き続き水性成分IIと一緒に、湿式粉砕又は乾燥粉砕生成物 の導入により水性粉末ラッカー分散液を製造することができる。特に湿式粉砕が 有利である。 相応して、本発明は包装容器の被覆用の水性粉末ラッカー分散液の製法にも関 し、この方法では、粉末状の固体成分Iと水性成分IIとから水性分散液を製造 し、この際、成分Iは、 1) A)エポキシド当量300〜5500を有するエポキシド樹脂 少なくとも1種 及び B)1分子当たり1個より多いフェノール性ヒドロキシル基及びフェノール性O H−基に対して100〜500、有利に200〜300のヒドロキシル−当量を 有する硬化剤 少なくとも1種 又は C)25〜120mgKOH/gの酸価及び>10mgKOH/gのOH−価を 有するポリエステル 少な くとも1種及び D)エポキシド当量400〜3000を有するエポキシド樹脂 少なくとも1種 及び 2)場合により触媒、助剤、粉末ラッカーに典型的な添加剤、例えば脱ガス剤、 レベリング剤、ラジカル捕捉剤、酸化防止剤を含有する、粉末ラッカーであり、 かつ、この際、成分IIは、 1)非イオン性の、好ましくは非イオン性の会合性増粘剤又はアニオン性増粘剤 少なくとも1種及び 2)場合により触媒、助剤、消泡剤、湿潤化剤、分散助剤、有利にカルボキシル 基含有分散剤、酸化防止剤、殺菌剤、少量の溶剤、レベリング剤、中和剤、好ま しくはアミン及び/又は水保留剤を含有する分散液の水性分であり、 成分I及びIIから製造された分散液を、0〜50℃、有利に5〜30℃の温度 の保持下に粉砕し、この分散液のpH値を4〜10、有利に5〜9に調節する。 平均粒径は1〜20μm、好ましくは20μmより小さい。特に2〜12μm が有利である。水性粉末ラッカー分散液の固体含分は、10〜50%、好ましく は20〜40%である。この粉末ラッカーのガラス転移温度は、20〜70℃、 特に30〜60℃である。 この分散液は、湿式粉砕又は乾燥粉末ラッカーの水性成分II中への導入の前 又は後に、消泡剤混合物、アンモニウム及び/又はアルカリ塩、カルボキシル官 能性又は非イオン性分散助剤、網状化剤及び/又は増粘剤及び他の添加剤0〜5 重量%を添加することができる。本発明により、消泡剤、分散助剤、網状化剤及 び/又は増粘剤を先ずに水中に分散させるのが有利である。次いで、少量の粉末 ラッカーを撹拌導入する。引き続き、もう一度消泡剤、分散助剤、増粘剤及び網 状化剤を分散導入する。最後に、もう一度、少量の粉末ラッカーを撹拌導入する 。 pH値の調節は、本発明により有利にアンモニア又はアミンを用いて行う。こ の場合に、pH値は、先ず強塩基性分散液が生じることで上昇することができる 。しかしながら、このpH値は数時間又は数日以内に再び前記の値まで低下する 。 本発明による粉末ラッカー分散液は、包装容器の被覆として使用することがで きる。 本発明の粉末ラッカーで被覆される包装容器は、種々の材料より成っていてい よく、種々の大きさ及び形状を有し、かつ種々の方法で製造することができる。 しかしながら、殊に、本発明の粉末ラッカー分散液で金属容器が被覆される。こ の金属容器は、まず、金属板を巻き、次いで、縁部折り曲げ(Umkanten)により 結合させることにより製造することができる。こうして生じた円筒に、次いで端 部片を固定することができる。本発明による粉末ラッカーは、溶接継ぎ目の被覆 のためにも、一般に既に1つの底を有する缶胴体の内 部被覆のためにも使用される。更に、深絞り金属容器も内部で本発明の粉末ラッ カーで被覆することができる。勿論、この粉末ラッカーは、缶蓋及び缶底の被覆 のためにも好適である。 包装容器は、種々異なる材料、例えばアルミニウム、メッキしてない鉄板、錫 メッキ鉄板及び場合によりニッケル−、クロム−及び錫化合物をベースとする不 動態化層を有する種々の鉄合金から成っていてよい。このような容器は、通常、 食料品及び飲み物、例えばビール、ジュース、リモネード、スープ、野菜、肉料 理、魚料理、野菜料理及び例えば動物飼料用の容器として使用される。 適用は、例えば液体ラッカーの場合に使用されるような公知法で行う。 包装容器の内部被覆のためには、この粉末ラッカー分散液を、通常は、≦15 μm、有利には10〜14μmの層厚で施こす。この薄い層厚でも、この被覆層 は、通常このような膜に課される要求を満たす。勿論、この粉末ラッカー分散液 は、より厚い層厚で施すこともできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エポキシド樹脂及びフェノール系硬化剤又はカルボキシル基含有ポリエステ ルをベースとする、包装容器の被覆用の水性粉末ラッカー分散液において、これ は、粉末状の固体成分I及び水性成分IIより成り、この際、成分Iは、 1) A)エポキシド当量300〜5500を有するエポキシド樹脂 少なくとも1 種及び B)1分子当たり1個より多いフェノール性ヒドロキシル基及びフェノール性 OH−基に対して100〜500、有利に200〜300のヒドロキシル−当量 を有する硬化剤 少なくとも1種 又は C)25〜120mgKOH/gの酸価及び>10mgKOH/gのOH−価 を有するポリエステル 少なくとも1種及び D)エポキシド当量400〜3000を有するエポキシド樹脂 少なくとも1 種及び 2)場合により触媒、助剤、粉末ラッカーに典型的な添加剤、例えば脱ガス剤 、レベリング剤、ラジカル捕捉剤、酸化防止剤を含有する、粉末ラッカーであり 、かつ、 この際、成分IIは、 1)非イオン性又はアニオン性の増粘剤 少なくと も1種及び 2)場合により触媒、助剤、消泡剤、湿潤化剤、分散助剤、有利にカルボキシ ル基含有分散剤、酸化防止剤、殺菌剤、少量の溶剤、レベリング剤、中和剤、有 利にアミン及び/又は水保留剤を含有する、分散液の水性分であることを特徴と する、エポキシド樹脂及びフェノール系硬化剤又はカルボキシル基含有ポリエス テルをベースとする、包装容器の被覆用の水性粉末ラッカー分散液。 2.pH値4〜10、好ましくは5〜9、ガラス転移温度20〜70℃、好まし くは30〜60℃及び固体含分10〜50、好ましくは20〜40%を有する、 請求項1に記載の水性粉末ラッカー分散液。 3.粉末ラッカーは、粉末ラッカーの平均粒径が3〜12μmであるような粒度 分布を有する、請求項1又は2に記載の水性粉末ラッカー分散液。 4.粉末ラッカーは、成分A又はDとしてビスフェノル−A及び/又はビスフェ ノール−Fをベースとする、有利にエポキシド当量500〜2000を有するエ ポキシド樹脂及び/又は有利にエポキシド当量500〜1000を有するノボラ ック−タイプのエポキシド樹脂を含有する、請求項1から3のいずれかに記載の 水性粉末ラッカー分散液。 5.粉末ラッカーは、成分Bとして、1分子当たり1.8〜4、好ましくは1. 8〜2.2個のフェノー ル性ヒドロキシル基を有する硬化剤を含有する、請求項1から4のいずれかに記 載の水性粉末ラッカー分散液。 6.粉末ラッカーは、成分Bとして、ビスフェノール−A及び/又はビスフェノ ール−Fをベースとする硬化剤を含有する、請求項1から5のいずれかに記載の 水性粉末ラッカー分散液。 7.粉末ラッカーは、 A)粉末ラッカーの総重量に対して29〜80重量%のエポキシド樹脂成分A 及び B)粉末ラッカーの総重量に対して10〜50重量%の硬化剤成分B 又は C)粉末ラッカーの総重量に対して19〜80重量%のポリエステル成分C及 び D)粉末ラッカーの総重量に対して19〜80重量%のエポキシド樹脂成分D を含有する、請求項1から6のいずれかに記載の水性粉末ラッカー分散液。 8.成分Bは 、非イオン性増粘剤a)として、 構造特徴として aa)親水性骨格及び ab)水性媒体中で会合性交換反応をすることのできる疎水性基を有する、非 イオン性の会合性増粘剤少なくとも1種を含有する、請求項1から7のいずれか に記載の水性粉末ラッカー分散液。 9.非イオン性の会性合増粘剤a)は、親水性骨格aa)として、ポリウレタン 連鎖を有する、請求項8に記載の水性粉末ラッカー分散液。 10.非イオン性の会合性増粘剤a)は、親水性骨格aa)としてポリエーテル 構成単位を有するポリウレタン連鎖を有する、請求項9に記載の水性粉末ラッカ ー分散液。 11.請求項1から10のいずれかに記載のエポキシド樹脂及びカルボキシル基 含有ポリエステルをベースとする包装容器の溶接継ぎ目被覆用の水性粉末ラッカ ー分散液において、これは、粉末状の固体成分I及び水性成分IIより成り、こ の際、成分Iは、 1)成分Cとして、25〜120mgKOH/g、好ましくは30〜90mg KOH/gの酸価及び>10mgKOH/g、好ましくは15〜30mgKOH /gのOH−価を有するポリエステル少なくとも1種及び 成分Dとして、エポキシド当量400〜3000、好ましくは600〜900 を有するエポキシド樹脂少なくとも1種を含有し、 2)場合により触媒、助剤、粉末ラッカーに典型的な添加剤、例えば脱ガス剤 、レベリング剤、ラジカル捕捉剤、酸化防止剤を含有する、粉末ラッカーであり 、かつ、この際、成分IIは、 1)非イオン性又はアニオン性の増粘剤少なくとも 1種及び 2)場合により触媒、助剤、消泡剤、湿潤化剤、分散助剤、有利にカルボキシ ル基含有分散剤、酸化防止剤、殺菌剤、少量の溶剤、レベリング剤、中和剤、有 利にアミン及び/又は水保留剤を含有する、分散液の水性分であることを特徴と する、包装容器の溶接継ぎ目の被覆のための水性粉末ラッカー分散液。 12.成分Cとして、テレフタル酸及び/又はトリメリト酸及びエチレングリコ ール及び/又はネオペンチルグリコールをベースとするポリエステルを含有する 、請求項1から11のいずれかに記載の水性粉末ラッカー分散液。 13.請求項1から12のいずれかに記載の水性粉末ラッカーを製造する場合に 、 −粉末状の固体成分I及び水性成分IIからの水性分散液を製造し、この際、 成分Iは、 1) A)エポキシド当量300〜5500を有するエポキシド樹脂 少なくとも1 種及び B)1分子当たり1個より多いフェノール性ヒドロキシル基及びフェノール性 OH−基に対して100〜500、有利に200〜300のヒドロキシル−当量 を有する硬化剤 少なくとも1種 又は C)25〜120mgKOH/gの酸価及び>10 mgKOH/gのOH−価を有するポリエステル 少なくとも1種及び D)エポキシド当量400〜3000を有するエポキシド樹脂 少なくとも1 種及び 2)場合により触媒、助剤、粉末ラッカーに典型的な添加剤、例えば脱ガス剤 、レベリング剤、ラジカル捕捉剤、酸化防止剤を含有する、粉末ラッカーであり 、かつ、この際、成分IIは、 1)非イオン性又はアニオン性の増粘剤 少なくとも1種及び 2)場合により触媒、助剤、消泡剤、湿潤化剤、分散助剤、有利にカルボキシ ル基含有分散剤、酸化防止剤、殺菌剤、少量の溶剤、レベリング剤、中和剤、有 利にアミン及び/又は水保留剤を含有する、水性分散液であり、 −成分IとIIから製造された分散液を、0〜50℃、好ましくは5〜30℃ の温度の保持下に粉砕し、かつ、 −この分散液のpH値を4〜10、好ましくは5〜9に調節することを特徴と する、水性粉末ラッカー分散液の製法。 14.請求項1から12のいずれかに記載の水性粉末分散液を<15μmの層厚 で施すことを特徴とする、包装容器の被覆法。 15.請求項1から3又は6から12のいずれかに記 載の粉末ラッカーを包装容器の内部被覆のために使用すること。
JP9504140A 1995-06-26 1996-06-18 包装容器用の水性粉末ラッカー分散液 Pending JPH11508308A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1995123084 DE19523084A1 (de) 1995-06-26 1995-06-26 Wäßrige Pulverlack-Dispersion für Verpackungsbehälter
DE19523084.1 1995-06-26
PCT/EP1996/002619 WO1997001609A1 (de) 1995-06-26 1996-06-18 Wässrige pulverlack-dispersion für verpackungsbehälter

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11508308A true JPH11508308A (ja) 1999-07-21

Family

ID=7765225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9504140A Pending JPH11508308A (ja) 1995-06-26 1996-06-18 包装容器用の水性粉末ラッカー分散液

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0842233A1 (ja)
JP (1) JPH11508308A (ja)
BR (1) BR9609254A (ja)
CA (1) CA2224864A1 (ja)
DE (1) DE19523084A1 (ja)
WO (1) WO1997001609A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19540977A1 (de) 1995-11-03 1997-05-07 Basf Lacke & Farben Wäßrige Pulverlack-Dispersionen
DE19736920A1 (de) 1997-08-25 1999-03-04 Bayer Ag Wäßriges Beschichtungsmittel für Einbrennlackierung und Verfahren zu seiner Herstellung
AU6730398A (en) * 1998-03-11 1998-09-29 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Aqueous epoxy/phenolic codispersions usable for interior food can coating lacquers
DE19841842C2 (de) * 1998-09-12 2000-07-06 Basf Coatings Ag Strukturviskose, von organischen Lösemitteln und externen Emulgatoren freie Pulverklarlack-Slurry, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE10001442A1 (de) 2000-01-15 2001-10-18 Basf Coatings Ag Strukturviskose, von organischen Lösemitteln freie Pulverklarlack-Slurry, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung
DE10055464B4 (de) 2000-11-09 2006-06-14 Basf Coatings Ag Strukturviskose, von organischen Lösemitteln und externen Emulgatoren freie Pulverklarlack-Slurry und ihre Verwendung
DE102007059969A1 (de) * 2007-12-11 2009-06-18 Henkel Ag & Co. Kgaa Stabile wässrige Epoxid-Harz Dispersion enthaltend Phenolharze zur autophoretischen Beschichtung von Metallen
CN110079193A (zh) * 2019-05-07 2019-08-02 安徽美佳新材料股份有限公司 一种耐高温粉末涂料的制备方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1521354A (en) * 1977-04-12 1978-08-16 Reed International Ltd Coating compositions
JPS5499135A (en) * 1978-01-20 1979-08-04 Dainippon Toryo Co Ltd Production of slurry coating
US4549000A (en) * 1983-03-09 1985-10-22 Vernicolor Ag Thermosetting powder lacquer for covering weld seams
JPH0710958B2 (ja) * 1988-10-07 1995-02-08 ソマール株式会社 スロット絶縁に好適なエポキシ樹脂粉体塗料
DE4038681A1 (de) * 1990-12-05 1992-06-11 Basf Lacke & Farben Pulverlack und dessen verwendung zur innenbeschichtung von verpackungsbehaeltern und zur schweissnahtabdeckung
DE4310702A1 (de) * 1993-04-01 1994-10-06 Bayer Ag Verdickungsmittel-Zubereitung auf Polyurethanbasis und ihre Verwendung zur Verdickung wäßriger Systeme
US5387625A (en) * 1993-05-18 1995-02-07 The Dexter Corporation Waterborne coating composition for metal containers

Also Published As

Publication number Publication date
CA2224864A1 (en) 1997-01-16
EP0842233A1 (de) 1998-05-20
DE19523084A1 (de) 1997-04-03
BR9609254A (pt) 1999-05-18
WO1997001609A1 (de) 1997-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5714264A (en) Aqueous powder coating dispersion for packaging containers
US6177487B1 (en) Aqueous powder paint dispersions
EP2109644B1 (en) Aqueous coating binders for corrosion protection, wood and concrete
CA2096643C (en) Powdered varnish and its use for coating the insides of packaging containers and for covering weld seams
US6787188B1 (en) Coating composition
MXPA06003305A (es) Recubrimientos en polvo curados a baja temperatura y metodos para su utilizacion.
US5605985A (en) Powder coating and its use for internal coating of packaging containers
EP1066356B1 (en) Coating composition
JPH11508308A (ja) 包装容器用の水性粉末ラッカー分散液
JPH07258596A (ja) 水性一液性コーティング組成物およびプラスチック基質の補修ラッカーコーティングのための方法におけるその使用
JPH02127414A (ja) カソード析出形塗料組成物用顔料ペースト樹脂の製造法
JPH10219145A (ja) 粉体塗料組成物
AU600287B2 (en) Powdered lacquers, their production and application
US4788076A (en) Powdered lacquer, its manufacture and use
CA2377509A1 (en) Pigment pastes, production thereof and coating agents that can be cathodically deposited, containing said pigment pastes
AU720170B2 (en) Stable, one package coating compositions and process for coating
KR19990044235A (ko) 분말 코팅제 및 패킹 용기의 내부 코팅을 위한 그의 용도
GB1586911A (en) Water-based coating compositions and their use as coatings for beverage containers
JPH0710960B2 (ja) ヒドロシキル基でブロックされたポリイソシアネートを基礎とする架橋剤を含有する陰極析出可能な水性分散液の製法
WO1998029465A1 (en) Powder slurry container coating composition, method for coating a container and article obtained thereby
EP2147955A1 (en) Aqueous coating binders for corrosion protection, wood and concrete
AU595414B2 (en) Process for the preparation of carboxylated amide binders
JPH11193357A (ja) 粉体塗料組成物
US6713560B2 (en) Exposing carboxyl polymer-polyepoxide powder to amine for powder coating
CA1328322C (en) Process for cationic coating compositions

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250