JPH11508003A - ラッゲージの自動式ロッカー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 施錠／解錠手段と、定置部材（７）とをもつ少なくとも一つのモジュールを備える携行ラッゲージのようなアイテムのための自動式ロッカー装置であって、前記定置部材（７）の一端または作動端部は、ラッゲージアイテム（１９）に通されて、施錠／解錠手段に安全に保持されるようになっており、前記手段は、鍵（２１）により動作される錠前（１５）によって作動されるものである。前記装置は、定置部材（７）の他端またはアッタチメント端部がハウジング（３）を形成する支持部材（５）に固定されることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 名称 ラッゲージの自動式ロッカー装置 本発明は、小荷物、特に、携行するラッゲージ（手荷物）のための自 動式ロッカー装置に関するものである。 自動式ロッカーは、旅行者の手荷物を一時的に保管するための特にス テーションで使用されているものが知られている。このようなロッカーは、一連 のボックスにより構成されているのが通常であって、これらの各々は、使用者が 使用料を支払った後、確実にロックし、ロックを解除できる手段を備えた扉によ って閉じられるものである。 これらのロッカーの形状と寸法とは、旅行者が使用するラッゲージの 大多数のものに合うようになっているが、前記ラッゲージがロッカーの容積にぴ ったり合うようなことは滅多にあるものではなく、ラッゲージの形状および／ま たは寸法によって、ロッカーにぴったりするものはない。一方ではロッカーに無 駄なスペースが生じてしまい、他方では、普遍性がない理由で、保管容積を全体 に使用しなければならない、特に列車のデッキのような場所に前記ロッカーが使 用できない。 本発明は、スペースを著しく無駄にせずに、どのような形状および寸 法のラッゲージでも、その安全性を確保する簡単で経済的な安全ロッカーシステ ムを提供することを目的とする。本発明によるロッカー装置は、列車の客車、バ スのようなラッゲージを置いておく場所に特に好適であるのみならず、図書館、 公会堂または集会場などのような各種の場所にも好適である。 本発明は、手荷物、特に携行するラッゲージのための自動式ロッカー 装置であって、施錠／解錠手段をもつ少なくとも一つのモジュールと、少なくと も一つのラッゲージ要素に通される定置部材とを備え、前記定置部材の一端また は作動端部は、前記施錠／解錠手段に固定され、前記手段は、鍵によって作動さ れる錠前により作動されるものであり、前記定置手段の他端またはアタッチメン ト端部が構造体の一部を形成する支持手段に確実に取り付けられる ことを特徴とするタイプの自動式ロッカー装置を目的とする。 発明の一つの実施形態においては、定置手段は、フレキシブルなケー ブルによって構成されていることが有利である。施錠／解錠手段もまた構造体に しっかり取り付けられた区分された要素にそって動くことができるように装着さ れている。 発明の一つの実施形態においては、前記装置は、単独のロック機構と 、前記単独のロック機構から異なる施錠／解錠要素を制御できる転換手段とを備 えている。 この単独のロック機構は、制御ボックス内に配置されており、該ボッ クスは、施錠／解錠されるロックの番号に相当する番号を表示する表示スクリー ンを備えている。さらに、施錠／解錠手段は、鍵として作用する磁気トラックに 記録されたデータを読み取る手段と、施錠／解錠手段の制御を確実にする電子イ ンターフェース手段とを備えることができる。興味を惹く点は、データ読み取り 手段が鉄道の切符の磁気トラックのコード化されたデータを読み取るようになっ ている点である。 前記データ読み取り手段は、前記磁気トラックで読み取れるデータを コレクトするようになっているメモリー、前記メモリーに記憶されたデータを前 記読み取り手段における磁気トラックの通過によって生ずる磁気トラックで読み 取られたものと比較するようになっている比較手段および前記二つの比較された データが一致している場合に前記定置手段の解除をコントロールするようになっ ているインターフェース手段に関連している。 発明の別の実施形態においては、前記構造体は、バーから構成され、 これに多数のリングが通され、ロックするケーブルそれ自体が一つのリングに通 され、一方では、このケーブルの作動端部が、他方では、施錠／解錠手段が、前 記バーと前記リングとの間の隙間を通り抜けできないような嵩になっている。 興味を惹く点は、前記装置は、各定置手段がそれぞれ巻き取られる巻 き取り手段を備え、それに各定置手段のアタッチメント端部が固定される。 この巻き取り手段は、巻き戻しスプリングが設けてあるドラムを備え、このドラ ムには、ヘリカルの溝が設けてあり、定置手段が該ドラムに巻き取られたとき、 それに嵌まるようになっている。 本発明の種々の実施例を添付の図面を参照しながら限定でない実施例 により以下に記載するもので、図面において： 図１は、発明による自動式ロッカー装置の第１の実施例の斜視図であ る。 図２は、図１に示したロッカー装置の変形実施例の縮小した斜視図で ある。 図２ａは、図１に示した装置の変形実施例の正面図である。 図３は、発明による装置に使用されるロッカー部材の詳細を示す斜視 図である。 図４は、発明による装置の他の実施例の斜視図である。 図５ａは、発明による装置の別の実施例の垂直方向断面図である。 図５ｂは、図５ａに示された装置に使用される安全ユニットの平面図 である。 図６ａは、発明による装置の別の実施例の平面図である。 図６ｂは、図６ａに示された装置の正面図である。 図６ｃは、後者のVIｃ−VIｃ線にそった図６ａから図６ｂに示された 装置の断面図である。 図６ｄは、図６ａの図VIｄ−VIｄ線にそった図６ａに示された装置の 一部の拡大断面図である。 図６ｅは、図６ａから図６ｄに示されたロッキング装置の一部の拡大 断面図である。 図６ｆは、図6aから図6eに示された発明の装置の斜視図である。 図６ｇは、図６ａに示された装置の一部の詳細を示す水平方向の断面 図である。 図１に示されたロッカー装置は、バー１によりエッセンシャルに構 成され、このバーは、両端部２の各端部がパーティション要素３に固定されてい る。複数のリング５がバー１に通されているが、図１には、一つのみが示されて いる。このケースにおいては、剪断抵抗をもつフレキシブルなケーブルによって 構成された定置部材７がバー１採りング５との間の隙間に通され、そのそれぞれ の端部の各々は、一方では、ロッカー部材９で、他方では、ロック頭部１１で終 わっている。 ロッカー部材９は、それ自体、二つの部材、即ち、コインで作動する 機構１３と錠前１５とから構成されている。コインで作動する機構は、既知のタ イプのもので、特に、駅で旅行者の使用のために配置されているロッカーに使用 されているタイプの投入機構によって構成されている。さらに詳しくは本装置に おけるコインで作動する機構は、使用者が移動できないようにしたいラッゲージ １９の把手１８とラッゲージ本体との間の隙間に施錠ヘッド１１を通した後、こ のヘッド１１を受けるのに適しているハウジング１７を備えている。コインまた は適当なトークン２０いずれかをコイン作動の機構１３の挿入孔に挿入した後、 使用者は、錠前１５に取り付けてある鍵２１を操作して、ロッカー部材９に施錠 ヘッド１１を固定させる。ついで、使用者は、その鍵２１を抜き取り、彼のラッ ゲージを受け取りたいときに前記の鍵で施錠ヘッド１１を解錠する。 本発明によるリング５は、二つの機能を果たす：第１の機能は、コイ ン作動による機構９と施錠ヘッド１１との二つのものがバー１とリング５との間 の隙間を通り抜けてしまうことを防ぐヴォリュウムになっていることによる安全 機能である。バー１に配置されたリング５の第２の機能は、別々のロッカー部材 ９と、それぞれの定置部材７とが並置されていても絡み合わないようにさせるこ とである。 バー１が固定されている構造体３は、図１に示すように、鉄道で特に よく見られるようなパーティション（仕切り板）３により構成されているか、又 は、図２に示すように車２４の上に装着された脚２３で可動にされている架台枠 ２２によって構成されていてもよい。 発明による装置の一つの利点は、硬いラッゲージのみではなく、特に フレキシブルの定置部材７をジャケットの袖を通すことでジャケットのような衣 服を安全に保たせるように使用できる点である。 図３に示すように、ロッカー部材９は、電子式の錠前１５’からなる ものでもよい。この錠前１５’は、ボックス２５に内蔵されていて、このボック スの上部に、使用者が磁気トラック付きのカードを差し込む読み取りスロット２ ７が設けられ、ボックス２５に内蔵の通常のタイプの電子読み取り手段によって 磁気トラックが読み取られ、使用者が施錠ヘッド１１をハウジング１７内へ差し 込んめさえすれば、前記ヘッドが確実にロックされるようになっている。この電 子装置は、前記磁気カードに記録されたロッキングコードを記録するメモリー手 段を備えており、使用者がそのラッゲージを受け取るために前記ヘッド１１を解 錠したいとき、自分の磁気カードを読み取りスロット２７に挿入すれば、前記ロ ッキングコードを認識するようになっている。ボックス２５への電気供給は、給 電線２６により行われるか、又は、ボックス２５に内蔵され、定期的に交換され る再充電可能な電池により行われる。 図２ａに示すように、ロッカー部材に電子錠前をそれぞれ取り付ける 代わりに、多数のロッカー部材９と、それらに関連した定置部材７とに隣接のコ ントロールボックス３１にシングルの電子錠前１５ａを内蔵させることができる 。このためには、各ロッカー部材９を特定の配線でコントロールボックス３１に 内蔵の電子部品に接続する。コントロールボックス３１には、使用者が使用でき る装置の番号を使用者に示すデジタルのディスプレイ手段１４を備えさせること ができる。 図４に示す発明の別の実施例においては、レール３３を使用するもの で、これは、バー１を保持するパーティション要素３に両端が固定された要素に より構成されている。各ロッカー部材９には、動かないようにしたいラッゲージ をぴったり寄り添わせるようにするために、各部材がレール３３にそってスライ ドできるようにする適当な機構が設けられている。各ロッカー部材９の前面には 、視認できるインジケーター３７と共に該部材の番号を表示するデ ジタルのディスプレイスクリーン３５が設けられている。図４には、レール３３ に唯一つのみのロッカー部材９が示されているものであるが、構造体の２枚の壁 ３で仕切られる長さに応じて、レールには多数のロッカー部材が設けられること は当然である。図２ａに示した実施例におけると同じように、装置は、コントロ ールボックス３１に配置された唯一つの電子錠前１５ａを備え、これによって、 レール３３に配置されたロッカー部材９それぞれを確実にコントロールする。コ ントロールボックス３１には、磁気カード読み取り手段１５ａのほかに、ロッカ ー部材９各々とそれぞれ関連した視認できるインジケーター３９が備えられてい る。 図４ａに示すように、施錠ヘッド１１は、その端部近くに輪状の溝２ ８を備え、施錠位置にあるとき、これでボルト３０を受ける。また、該ヘッドは 、深さが浅い第２の輪状溝２９を備えており、これにボール３２がスプリング３ ４の作用で圧接する。施錠ヘッド１１を受けるハウジング１７の底部には、マイ クロスイッチ３６が設けてあり、施錠ヘッド１１がホール１７内に位置している とき、そのセンサー３８が施錠ヘッド１１の端部の作用で軽くタッチし、これに よって施錠ヘッドの位置を検知することができる。 発明による装置を使用するためには、使用者は、空いているロッカー 部材９と、これに関連の定置部材７とを選び、使用者のラッゲージのループに施 錠ヘッド１１を通してから、ロッカー部材９に設けられたハウジング１７内に前 記ヘッドを差し込む。施錠ヘッド１１がロッカー部材９に正しく押し込められれ ば、その上流部分がマイクロスイッチ３６のセンサー３８を押し、これによって 、例えば、ロッカー部材ならびにコントロールボックス３１にあるディスプレイ におけるロッカー部材９に関連の番号が消える。ついでボール３２とスプリング ３４とにより構成された一時保持手段が偶発的な施錠ヘッドの抜け落ちに対し施 錠ヘッドを動けないようにし、最終的な施錠に備える。ついで使用者が適当な磁 気カードを錠前１５ａの読み取りスロットにスライドさせると、既知のタイプの 適切な電子機器を介してボール３０の移動が制御され、該ボルトは、施錠ヘッド １１の輪状の溝２８に入り込み、このようにして施錠 ヘッドを確実に保持する。ボルト３０が一旦その位置に納まれば、ロッカー部材 ならびにコントロールボックス３１におけるロッカー部材９の番号が消え、視認 できるインジケーター３７がロッカー部材９が使用中で、正しく機能しているこ とを示すために点灯する。 使用者が彼のラッゲージを釈放するためには、彼の磁気カードを電子 錠前１５ａに再び差し込めばよく、それによって、彼の磁気カードの番号が読み 取られ、その番号が電子手段に記憶された番号と一致していれば、ボルト３０が 引き抜かれ、その結果、施錠ヘッド１１は、釈放され、使用者は、彼のラッゲー ジを受け取ることができることになる。 交通切符の中には、シングルコードがレコードされている磁気トラッ クを備えているものが知られている。この特徴を発明の変形実施例に使用できる 。 この目的のために、コントロールボックス３１に装備した電子デヴァ イスが前記コードを読み取る回路と、それを記憶するメモリーとを備えている。 このような条件のもとで、使用者が彼のラッゲージを置き引きされないように望 む場合、ラッゲージのループ５に定置部材７を通し、該部材の施錠ヘッド１１を ロッカー部材９の錠前に差し込んでから、彼の切符の磁気トラックをロッカー部 材９に、その目的のために設けた読み取りスロットに通す。すると、読み取り手 段が切符のコードを読み取り、それをメモリーに記憶させ、ついで電子手段が施 錠ヘッド１１に、その目的のために、設けた前記溝内への前記ボルトの移動を制 御する。彼のラッゲージを受け取るためには、使用者は、彼の切符の磁気トラッ クを錠前１５ａの読み取りスロットに再び通すと、読み取り回路がそれに刻まれ たコードを読み、メモリーに記憶されたものと比較する。二つのコードが一致す れば、電子手段がインターフェースを制御し、ボルト３０が引き抜かれるように 作動させ、施錠ヘッド１１を釈放する。このようにして、発明による装置は、後 の使用に備える。 図５ａと図５ｂに示されるように、定置部材は、フレキシブルなケー ブル以外のもので構成されていてもよい。発明の此の実施例においてはロッ カー装置は、垂直の柱４１により主に構成されており、この柱に沿って安全ユニ ット４３が垂直方向にスライドする。安全ユニット４３には、アタッチメント手 段４４が設けてあり、これによって、安全を確保したいラッゲージ１９に対する 安全ユニットの高さ位置を決めることができる。安全ユニット４３は、リジッド のＵ形状の金属部材により構成され、その一方のアーム４５が該部材内をスライ ドするように装着されている。Ｕ形状部材の他方のアーム４７の端部は、施錠ヘ ッド１１’内で終わるようになっている。ラッゲージのはんどるにアーム４７の 施錠ヘッド１１’を通してから、該ヘッドを安全ユニット４３に設けた凹部に位 置させる。前記したように、機械式及び／又は電子式施錠手段が安全ユニット４ ３における施錠ヘッド１１’の保持と釈放とを確実に行う。 図６ａから図６ｇは、発明の実施例の特に有利な態様を示す。この実 施例においては、ロッカー装置は、接地固定された構造体の２枚の側壁３の間に 配置されており、フレキシブルなケーブルにより構成された定置部材７が該ケー ブルを巻き付ける円筒ドラム５０を介して前記構造体にしっかり取り付けられて いる。かくてドラム５０は、ドラム５０に内蔵のスパイラルスプリング５４によ り構成された戻り手段に抗しながら垂直軸５２まわりを回転するように装着され ている。 ドラム５０へフレキシブルな定置部材７を巻き付かせることを容易に するために、該ドラムには、ヘリカルな溝５６が設けてある。定置部材７の一端 は、例えばピン５８の手段によってドラム５０に連結つれており、此のピンは、 定置部材７の端部に接続のフォークジョイント６０内に位置している。５基の巻 き取りドラム５０は、平行六面体のケージング６２内に配置されており、該ケー シングは、スライドウエイ６３にスライド自由に設置され、一方では、構造体の 前面側へ引き出せるように、他方では、水平軸６５を軸として下向きにピボット 回動できるようになっており、このようにして、ケーシング６２に設けられてい る装置の機械要素及び電子要素に容易にアクセスできるようになっている。各定 置部材７の他端は、ケーシング６２の前面部分に通され、 前記実施例におけると同じように、先端が施錠ヘッド１１になっている。図面に 示された不使用の態勢にあっては、戻りスプリング５４により施錠ヘッド１１は 、ケーシング６２の前面部分に当接している。 図６ｃに詳しく示すように、ラッゲージの保管場所は、ケーシング６ ２の下側にある。施錠ヘッド１１は、二つの機能を果たすように意図されている ：一方では、その自由端部が使用者が掴みやすいようにされた定置部材を引っ張 り出すハンドルを構成しなければならず、他方では、施錠機能を果たすものでな ければならない。この施錠ヘッド１１は、有利なことに、外側が抉られている輪 状の溝２８’を有する環状体を備え、この溝に電子ロック５３で作動されるボル ト３０が係合する。既に示した実施例におけるように、ボール／スプリングシス テム３２，３４が施錠ヘッド１１に設けられた対応する溝２９と協働し、ボルト ３０がロックされていない場合でも施錠ヘッドを動かないようにする。前記した ように、本装置には、受け口１７における施錠ヘッド１１の存在を検知するエン ド−ストローク・マイクロスイッチ３６が設けられている。さらに、ボルト３０ には、第１の切頭ボス６８が設けてあり、ボルトがロック位置にあれば、これが マイクロスイッチ６６のセンサー６４に当たるようになっており、さらに、第２ の切頭ボス６９が設けてあり、ボルトがアンロック位置にあれば、これが第２の マイクロスイッチ７２のセンサー７０に当たるようになっている。 本発明の別々の態様においては、安全デヴァイスが設けてあり、これ によって、ロッキング手段全てをショートサーキットさせることが可能であり、 この結果、特に、事故発生のとき、本装置が例えば鉄道車両に装備されている場 合、本装置の施錠ヘッドすべてを釈放することができる。 当然なことであるが、コイン作動の機構は、必要に応じ、機能をモニ ターするために、別の施錠／解錠手段と組み合わせることができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ Ｇ０７Ｆ 17/10 Ｅ０５Ｂ 73/00 // Ｅ０５Ｂ 73/00 Ｇ０７Ｆ 7/08 Ｓ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 手荷物、特に携行するラッゲージのための自動式ロッカー装置であって 、施錠／解錠手段をもつ少なくとも一つのモジュールと、少なくとも一つのラッ ゲージ要素に通される定置部材（７，７’）とを備え、前記定置部材（７，７’ ）の一端または作動端部は、前記施錠／解錠手段に固定され、前記手段は、鍵（ ２１，１２）によって作動される錠前（１５，１５’，１５ａ）により作動され るものであり、前記定置手段（７，７’）の他端またはアタッチメント端部が構 造体（３３）の一部を形成する支持手段（５，３３，．４３，５０）に確実に取 り付けられることを特徴とするタイプの自動式ロッカー装置。 ２． 前記定置手段は、フレキシブルなケーブル（７）により構成されている ことを特徴とする請求項１による装置。 ３． 前記支持手段（５，３３，．４３，５０）は、施錠／解錠手段に共通の ものであることを特徴とする請求項１または請求項２による装置。 ４． 各定置手段（７）に関連の施錠／解錠手段は、構造体にしっかり取り付 けられた区分された要素（３３）にそって動くように装着されていることを特徴 とする請求項１から請求項３の一つによる装置。 ５． 単独のロック機構（１５ａ）と、前記単独のロック機構（１５ａ）から 別々の施錠／解錠要素を制御できる転換手段とを備えていることを特徴とする請 求項１から請求項４の一つによる装置。 ６． 単独のロック機構（１５ａ）は、制御ボックス（３１）内に配置されて おり、該ボックスは、施錠／解錠されるロック機構（１５ａ）の番号に相当する 番号を表示する表示スクリーン（３９）を備えていることを特徴とする請 求項５による装置。 ７． 前記施錠／解錠手段は、鍵として作用するカード（１２）の磁気トラッ クに記録されたデータを読み取る手段と、前記カード（１２）で読み取られたデ ータに応じて施錠／解錠手段の制御を確実にする電子インターフェース手段とを 備えていることを特徴とする前記請求項のいずれか一つによる装置。 ８． データ読み取り手段が交通切符の磁気トラックのコード化されたデータ を読み取るようになっていることを特徴とする請求項７による装置。 ９． 前記データ読み取り手段は、前記磁気トラックで読み取れるデータをコ レクトするようになっているメモリー、前記メモリーに記憶されたデータを前記 読み取り手段における磁気トラックの通過によって生ずる磁気トラックで読み取 られたものと比較するようになっている比較手段および前記二つの比較されたデ ータが一致している場合に前記定置手段（７，７’）の解錠をコントロールする ようになっているインターフェース手段に関連していることを特徴とする請求項 ７または請求項８による装置。 １０． 前記定置手段（７’）と、これに関連の施錠／解錠要素が構造体（３） に固定のセクションされた要素（３３）において位置調節できるようになってい ることを特徴とする請求項９による装置。 １１． 前記構造体（３）は、バー（１）から構成され、これに多数のリング（ ５）が通され、ロックするケーブルそれ自体が一つのリング（５）に通され、一 方では、このケーブルの作動端部が、他方では、施錠／解錠手段が、前記バー（ １）と前記リング（５）との間の隙間を通り抜けできないような嵩になっている ことを特徴とする請求項２から請求項１０の一つによる装置。 １２． すべての施錠／解錠手段の解錠をコントロールするようになっている中 央集中コントロール手段を備えていることを特徴とする前記請求項のいずれか一 つによる装置。 １３． 前記鍵がスマートなカードにより構成されていることを特徴とする前記 請求項のいずれか一つによる装置。 １４． 前記モジュールは、各定置手段（７）がそれぞれ巻き取られる巻き取り 手段（５０）を備え、それに各定置手段（７）のアタッチメント端部（１１）が 固定されることを特徴とする請求項２から請求項１３の一つによる装置。 １５。 前記巻き取り手段は、巻き戻しスプリング（５４）が設けてあるドラム （５０）を備え、このドラム（５０）には、ヘリカルの溝（５６）が設けてあり 、定置手段（７）が該ドラム（５０）に巻き取られたとき、それに嵌まるように なっていることを特徴とする請求項１４による装置。 １６． 前記ドラム（５０）は、保管体積の上部部分内にに、または、二つの隣 り合う保管体積を仕切る要素内に特に配置されたケーシング（６２）の内部に配 置されていることを特徴とする請求項１４または請求項１５による装置。 １７． 前記定置部材は、Ｕ状の形態である２本のアームによって構成されたリ ジッドな要素（７’）により構成されており、第１のアーム（４５）が施錠／解 錠手段を包含するボックス（４３）内にスライドするように装着され、他のアー ム（４７）の端部が定置部材（７’）の施錠ヘッド（１１）を構成することを特 徴とする請求項１による装置。 １８． ボックス（４３）は、構造体（３）に固定された案内部材（４１）に 垂直方向にスライドするように装着されていることを特徴とする請求項１７によ る装置。 １９． コイン作動の機構（１３）を備え、これの作動が施錠／解錠手段を動作 させるのに必要であることを特徴とする前記請求項のいずれか一つによる装置。