JPS61500192A - デ−タ・ベ−ス発生・会話型販売システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 データ・ベース発生・会話型販売システム関連出願への相互参照 本発明は、１９８３年１０月１４日付の特許願第５４１，９９８号の部分継続出 願であり、その出願の内容は、参考のために組込まれる。

発明の背景 待合室や飛行機その他の輸送システムでの旅行中に人々が多くの時間を持て余す ことから、旅行者に娯楽サービス又は教育サービスを与える大きな市場′が潜在 することが認識されるに至った。

この潜在的市場を開拓するーためにとられたあるアプローチでは、音楽や機内映 画に付随するオーディオを聞く際に用いるオーディオ・システムを、運輸業者の 航空機に装備する。典型的には、旅行者は、各座席につながるオーディオを個人 的に聞くためのヘッドセットを借りる。

航空機のフライト乗務員は、通路の間を移動してヘッドセットのためのレンタル 賃を集め、ヘッドセット及び必要な払い戻し証明書を配るのに長い時間を費し、 フライトの最後では、ヘッドセットを集めるのにより多くの時間を費す。

この市場の別の部分を開拓する別のアプローチでは、エアライン・ターミナルに 、待機中の乗客に気晴らしを与えるコイン作動のテレビ・セットを設ける。この 方法には種々の制限及び不利益がある。例えば、テレビ・セットは、盗難防止の ために床にしっかりと固定されねばならず、従ってその利用は′単一の場所に限 定される。

ここ数年の電子機器の発達により、ビデオ・ゲーム、訓練システム及びその類似 物のようなポータプルの教育娯楽電子機器を商業的に入手できるようになった。

そのような、教育・娯楽機器は、迷路ゲームからチェス等に亘る広い範囲の主題 のものを含む。この範囲の広さ故に、異なる感、覚及び需要をもった多くの異な る人々は、そのような機器を使うことが気晴らしになり、教育的であり、また楽 しめることを知り、そして、それらは非常にポピユラーになった。テレビ・セッ トとは反対に、これらの機器は、全くポータプルである。はとんどのテレビ・セ ットは幾分高張り、そして、その全ては、放送信号の受信が可能である地域でし か使えない。これは、航空機内でのケースではない。他方、娯楽・教有機器が高 度にポータプルでポピユラーであるという事実が、盗難のリスクを生み出す。

発明の要約 本発明は、ポータプルな教育・娯楽機器の能力を利用し、そのような能力を備え るレンタル・ユニットを提示すると共に、飛行機その他の輸送システムの乗客の ようなユーザ、待合室にいる人々、及び教育・娯楽ユニットが有用でおもしろい 気晴らしを与えるような状況にあるその他の人々によって一時的なレンタル用に そのようなユニットを分与する装置を提供する。

本発明の主題は全体システムを包含する。本発明を具体化した全体システムの利 点は、それが一般的にユーザの操作するものであり、そのレンタル・ユニットが 提供され使用されるという便益に対し一般的な責任を持つ乗務員から継続的な監 視の必要を無くすることである。その好ましい実施例では、本発明は、機内での 教育・娯楽用にユニットを借りたいと望むユーザ用にしである。

全体システムは、複数のレンタル・ユニットと、借り出しできる形でそれらユニ ットを収容する筐体とを含む。

レンタル・ユニットは、電子ゲーム又は、電子チェス・ゲーム、テープ・レコー ダ若しくはその類似物のような類似の教有機器である。重要なことに、各ユニッ トはポータプルであり、従って、それを借りたユーザは、単一の場所でそれを使 うように制限されない。筐体は、解除自在のロック手段を含む。分与モード動作 の間、解除自在のロック手段は、選択されたユニットを解放して筐体から運び出 され得るようにし、返却受領モード動作の間、解除自在のロック手段は、筺体内 に戻されるべきレンタル・ユニットを捕獲する。

ロック手段は、会話型アクセス制御手段の一部を構成する。アクセス制御手段が 会話型であるので、そのアクセス制御手段は、分与モード及び返却受領モードの どちらのモードでも、システムをユーザが操作するようにする場合に重要な役割 を演する。会話型アクセス制御手段表示手段は、ユーザが選択ユニットを借りる ステップを実行するのを案内するプロンプト・メツセージを提供する。このプロ ンプト・メツセージに案内されて、ユーザは、データ入力手段を使って２．３の 簡単なステップを実行し、そうする際に、入力データをデータ処理手段に供給す る。

データ入力手段は、分与されるべきユニットを選択する際に利用する手−操作の 入力手段と、個人同定データを記録部材から読み出す際に用いる電気制御の記録 部材読取手段とを含む。好ましくは、この読取手段は、通常の磁気クレジット・ カードから記録データを読み取る磁気読取手段を含む。

システムはメモリ手段を含み、データ処理手段は、レンタル・ユニットの貸出に 対する請求に用いるデータ・ベースを発生するためにデータをメモリ手段に記憶 する手段を含む。即ち、システムは、クレジット払いでユニットを貸し出し、現 金を扱う必要性を最小にしている。

以上要約した手段を具備するシステムは、上記したものに追加される利点をもた らす追加手段を組み込み且つこれと協働する枠組みを与える。

システムの在庫制御に関連する利点をもたらすため、各レンタル・ユニットは、 ユニット同定データを与える電子読取自在の手段を具備する。更に、システムは 、データ処理手段とレンタル・ユニットの電子読取自在の手段との間の通信を可 能にする通信手段を具備する。好ましくは、通信手段は、分与モード動作及び返 却受領モード動作の間に発生する赤外線（ＩＲ）信号によりデータの交信を行な う。通信手段を介して受信したデータに基づき、データ処理手段は、それが発生 したデータ・べ一スに、分与されたがまだ返却されていないレンタル・ユニット を同定するために用いるユニット同定データを記憶する。

別の追加的利点を与えるため、各レンタル・ユニットは、充電式バッテリと、バ ッテリを再充電する電流を受ける接点とを具備する。更に、システムは筐体中に 複数のインターフェースを含み、その各々は、接点を介して再充電電流を供給す る手段を含む。

本発明によるシステムはまた、ポータプルなレンタル・ユニットを分与し且つそ のレンタル・ユニットを使う人にそれを返却するよう伝えるようにした時定販売 システムとしても定義される。その時定販売システムは、マルチ・コンパートメ ントのディスペンサと複数のレンタル・ユニットとを具備し、各レンタル・ユニ ットは、レンタル・ユニットを利用する人と通信する制御出力手段を具備する。

各レンタル・ユニットは更に、タイミング手段と、このタイミング手段に応答し 、レンタル・ユニットに対し出力手段を不能化しもってレンタル・ユニットをデ ィスペンサに戻すようにユーザに伝える手段とを具備する。自由度を与えるため に、タイミング手段はセット自在であり、ディスペンサは、セラ１へ１益のタイ ミング手段をセットするように動作する手段を含む。

本発明はまた、複数のポータプルなレンタル・ユニットと、それぞれがデータ・ ベース発生会話型販売装置を含む複数のサブシステムと、データ収集装置とを含 む。

このシステムは、ユーザが成る販売装置からレンタル・ユニットを借りてそのシ ステムの別の販売装置にそれを返却することを許容する点で、自由度に富む。各 レンタル・ユニットは、メモリ手段と、当該メモリ手段にデータを書き込みそこ からデータを読み出す手段を含む。分与動作の間、会話型販売装置は、トランザ クション・データを受け、それを選択レンタル・ユニツ１へのメモリ手段に連絡 し、それから、ユーザが持って行しするように選択レンタル・ユニットを分与す る。返却受領動作の間、会話型、販売装置は、返却され！＝リレンル・ユニット からトランザクション・データを再生し、その再生トランザクション・データを 、発生したデータ・ベースに追加する。データ収集装置は、費用請求に必要なデ ータ・ベース情報の全てをデータ収集装置内のメモリ手段に組み合わせるため、 各サブシステムと連続的に交信する。この組み合わせられたデータ・ベースは、 ソート等を行なうために別のコンピュータに供給される。

本発明の主題はまた、レンタル・システム用のポータプルなレンタル・ユニット をも包含する。全体システムと同様、ポータプル・ユニットは種々の態様で定義 でき、特に、上述の種々の利点を与えるようにしたレンタル・ユニット中の素子 に関連して定義できる。その好ましい実施例では、レンタル・ユニットは、バッ テリの自動再充電、返却を促すことの時定不能化、在庫制御を容易にするための 自動ユニット同定データ通信、及び費用請求用のデータ・ベースの発生を容易に するトランザクション・データの記憶を含むユーザ操作のシステムに関連する幅 広い利点をもたらづ−ようにされたエレメントを含む。

本発明の主題はまた、レンタル・ユニットを貸し出す際に用いるデータ・ベース 発生・会話型販売装置を包含するうその装置は、内部にロッキング手段を具備す る筐体を有する。その好ましい実施例では、筐体は、いずれも標準サイズのレン タル・ユニットのどれをも収納できるように均一サイズに従って構成した複数の コンパートメントを具備する。好ましくは、ロッキング手段は、各コンパートメ ント当たり１個ずつ割り当てられた複数のロック機構を具備する。

ロッキング手段は、表示装置、データ入力装置及びデータ処理装置を更に含む会 話型アクセス制御手段の一部を構成する。アクセス制御手段は、分与モードを含 む複数の動作モードを具備し、その分与モードでは、表示手段は、選択レンタル ・ユニットを同定するためデータ入力手段の手操作を促し、データ処理手段はデ ータ入力手段に応答して、選択レンタル・ユニットを筐体から持ち出せるように ロッキング手段に選択レンタル・ユニットを解放させる。好ましい実施例では、 予め記録された個人同定（ＰＩＮ＞データを記憶する磁気ストライプを具備する 銀行うレジン１へ・カードのような記録部材から、予め記録されたデータを読み 出すカード読取器を設けである。

使用時、ユニットを借りたいと思う人は、表示手段により、手操作ステップの実 行を促される。これらのステップは、クレジット・カード又はその他の記録部材 をカード読取器に挿入すること、及び、望むレンタル・ユニットを手操作で選択 することを含む。特別の好ましい特徴によれば、表示手段はユーザに、彼が指示 を受け取りたい言語、例えば英語、フランス後等を選択するように促す。そのよ うな１つの言語の選択操作に応答して、その後、装置は、選択された言語でユー ザに指示を送る。

この特徴は、多くの乗客が異なる言語を話す商用航空機での本発明の好ましい利 用において、特に有益である。

アクセス制御手段は更に、レンタル・ユニットが筐体内に返却され、そこに固定 される返却受領モードを具備する。

筐体の好ましい特徴の一つは、それが、レンタル・ユニットが筐体内にある間に レンタル・ユニットにバッテリ再充電電力を供給する手９段を含むことである。

別の好ましい特徴は、通信インターフェースにあり、各インターフェースは、レ ンタル項目の軌跡を保持する際に利用する項目同定データを受信する手段を具備 する。

装置はまた、メモリ手段を含む。データ処理手段は、上述の銀行うレジット・カ ードのような記録部材から予め記録された（ＰＩＮ）データを引き出す読取手段 を具備し、データ処理手段は更に、レンタル・ユニットのレンタルに対し請求書 を発行するために用いるデータ・ベースを発生するため、メモリ手段中にデータ を記憶する手段、を具備する。

好ましい特徴によれば、装置は、分与モード動作中にデータ処理装置が問い合わ せるリアル・タイム・クロックを具備する。データ処理装置は、レンタル・ユニ ットが分与された時間に対応するデータ及び選択レンタル・ユニットを同定する 関連データ並びに関連ＰＩＮデータをメモリ手段に記憶する。後に、レンタル・ ユニットが返却されたとき、データ処理装置は再びリアル・タイム・クロックに 問い合わせ、そして、ユニットのレンタルに対する請求額を決定する計算を行な い、表示手段を使ってこの請求額を報告させる。

本発明の上述の及びその他の顕著な特徴は、以下の詳細な説明中に詳細に開示さ れ、添付請求の範囲で規定さ第１図は、本発明を具体化したシステムで用いる筐 体の斜視図であり、第１図に示した筐体はフロント・ロード方式を示し、＝ンタ 、°＝・ユニットを収容できる１０個のコンパートメントを具備する。

第２図は、本発明を具体化したシステムで用いる別の筐体の正面図であり、第２ 図に示した筐体はまＩζフロント・ロード方式を示し、レンタル・ユニットを収 容できる６個のコンパートメントを具備する。

第３図は、第２図に示した筐体の側面図である。

第４図は、第２図に示した筐体と同じ汎用構成を具備するが、僅かのコンパート メントしか持たない筐体の分解斜視図である。

第５図は、第４図に示した筐体の制御アセンブリ部分の分解斜視図である。

第６図は、本発明を具体化したシステムで用いる筐体を組立てる際に使う積み上 げ可能な分与セル構成の分解斜視図であり、本発明の実施例で用いる好ましい電 気機械式ロッキング構成を示す。

第７図は、第７Ａ図、第７Ｂ図及び第７Ｃ図からなり、第７Ａ図は、引込状態で 図示した電子機械式ロッキング機構の平面図であり、第７Ｂ図は、展開状態で示 す電子機械式ロッキング機構の斜視図であり、第７Ｃ図は、電子機械式ロッキン グ機構の分解斜視図である。

第８図は第８Ａ図、第８Ｂ図及び第８Ｃ図からなり、第８Ａ図は、壁装着構造に 組み付けられた筐体の別のフロント・ロード方式の正面図であり、第８Ｂ図及び 第８Ｃ図はその側面図及び平面図である。

第９図は、レンタル・ユニットのケースの平面図である。

第１０図は、レンタル・ユニットのケースの右側面図であり、レンタル・ユニッ トをディスペンサ筐体内に解除自在にロックする際に用いる四部を示す。

第１１図は、レンタル・ユニットのケースの正面図であり、分与動作の間でレン タル・ユニットを選択する際に人間を補助するために設けた証印を示す。

第１２図は、レンタル・ユニットのケースの底面図であり、動作説明を添付する ための挿入部分を図示した。

第１３図は、レンタル・ユニットのケースの左側面図である。

第１４図は、レンタル・ユニットのケースの端部口であり、ここでは正面端と呼 ぶケース部分を示ず。

第１５図は、レンタル・ユニツ［へ中に含まれる回路及び関連の電子制御入出力 手段のブロック・ダイアグラムである。

第１６図は、回路盤５１上でこれと関連する雪路を図示するブロック・ダイアグ ラムである。

第１７図は、制御モジュール２０にありこれと関連する回路を示すブロック・ダ イアグラムである。

詳細な説明のこの導入部分は、システムの主たる要素及びそれらの要素が作動す る様子を簡略且つ一般的に説明することによって、本発明の好ましい実施例を構 成するシステムの概論を示す。この導入部分に続き、詳細な説明の別の部分で、 主たる要素をより充分に且つ具体的に説明する。

システムは、好ましくは運輸業者の航空機で使用される。全体として、システム は、フライト乗務員がフライトの間システムの利用に、もし存在しても多くの注 意を払うことなしに、乗客自身で、乗客が選択し、フライト中に利用し、フライ ト終了前に返却等する携帯式のレン関与を最小にするこの特徴は、フライト中に ヘッドセットを貸し出すことが多い状況と比較する場合に、特に有利である。そ の状況では、フライト乗務員は、通路を通ってレンタル賃を集め、換金し、ヘッ ドセット及び必要なら払い戻し証明書を配るのに多大の時間を費し、フライトの 最後では、ヘッドセットが回収されなければならない。

このシステムでは、乗客の娯東又は教育のための電子作動ゲーム・ユニットや教 育ユニットのような、広い範囲に亘る種々のタイプのレンタル・ユニットを提供 できる。これらのレンタル・ユニットの代表的な１つの詳細説明に、この詳細な 説明の別の部分を割り当てた。この導入部の概論としては、そのような代表的な レンタル・ユニットは、ヘッドセットと比較するとかなり高価なものであると言 える。このシステムは、盗難のリスクを最少にするため、これらのレンタル・ユ ニットを保護する特に有益な特徴を備えている。そのような保護の特徴は、時間 的に自動的に各レンタル・ユニットを不能化づることにあり、従って、乗客は、 レンタル・ユニットを機外に持ち出したとしてもレンタル・ユニットが彼らにと って役に立たなくなることを知るだろう。このため、各レンタル・ユニットは好 ましくは、タイミング手段と、タイミング手段に応答し、レンタル・ユニツ１へ の意図された動作を不能化する手段とを具備する。システムは更に、乗客がタイ ムリーにレンタル・ユニットを返却する積極的な誘因を与える。この特徴はシス テムの全体的特徴からのものであり、これにより、乗客は通常のクレジット・カ ードを使ってレンタル・ユニットを得ようとし、そうする間に、システムに備え られた表示装置が、もしもレンタル・ユニットが返却されないならばクレジット ・カードの口座に請求される払い戻し可能な保証金の請求を乗客に掲示する。

上述の保護構成に加えて、レンタル・ユニットは、全体としてシステムに関連し て別の有益な構成を具備する。

そのような有益な構成の１つは、キーバッド及びディスプレイを具備する多数の タイプの電子ゲームを収容する標準化されたケースにある。標準化されたケース は、それを手に持って使用するのを容易にするように、また、その解除自在の収 容、分与及び返却を容易にするように、サイズ決めし形を決めである。

システムは少なくとも１つのディスペンサを具備し、本発明の好ましい特徴は、 多数のディスペンサのどの１つでも、レンタル・ユニットを返却する際に乗客に より交換的に利用されうるということである。明細書の別の部分でディスペンサ の詳細に言及した。この導入部の概論では、各ディスペンサは、それぞれが取り 出し自在に１個のレンタル・ユニットを収容する複数の収容コンパートメントを 規定する筐体を具備する。各ディスペンサは、データ処理サブシステムと、分与 モード動作を含む種々のモード動作の間にディスペンサ内に収容された各レンタ ル・ユニットと協働するようにデータ処理サブシステムを起動するインターフェ ース手段とを含む。

分与動作モードでは、乗客は、ディスペンサを調べ、可能な選択の表示を見る。

好ましくは、各レンタル・ユニットはそのケース上に、ゲームのタイトルの表示 や、ゲームの性質を示す記号を具備する。ディスペンサの筐体は、各収容コンパ ートメントの隣に、乗客が望みのレンタル・ユニットを選択するために押すこと のできるスイッチを備えている。ディスペンサの筐体はまた、レンタル・ユニッ トを取られないように、各収容洞あたり１つ、電子機械式ロック機構を具えてい る。

乗客を訪けるため、ディスペンサの筐体は、言語選択の構成を具備する。このた め、メツセージ・ディスプレイがあり、言語表記付の４個のスイッチがある。乗 客は、続くプロンプト指令をメツセージ・ディスプレイを介して受け取るために 望ましい言語を選択するために、これらの１個を押す。メツセージ・ナイスプレ イを介して送られたプロンプトに応答して、乗客は、ディスペンサのカード読取 器の口に形成したスロ、ットにクレジット・カードを挿入する。

ディスペンサ中のデータ処理ザブシステムは、カード読取器と協働して、クレジ ット・カード上に予め記録されたデータを読む。好ましくは、このデータは、挿 入されたカードが有効であることを確実にチェックする有効期限データを含む。

また、カードから個人同定番号（ＰＩＮ）を読んで確認し、それから、システム によって作られるデータ・ベースの一部として、データ処理システム内のメモリ に記憶する。このデータ・ベースは、後で、請求書発行のために使われる。好ま しくは、ＰＩＮデータが有効であることを確認するのに、チェック・サム手続が 含まれている。

もしも、挿入カードが有効ならば、データ処理システムにより、メツセージ・デ ィスプレイは、乗客のクレジット・カードの口座か、レンタル・ユニットの返却 の誘因を与えるために払い戻し可能な保証金を請求されていること、及び１、選 択されたレンタル・ユニットのレンタル料を請求されていることの掲示を表示す る。

データ処理サブシステムはまた、メツセージ・ディスプレイを使って、もしも乗 客が極めて短期間内に、例えば１５分内にレンタル・ユニットを返却するならば 、クレジット・カードの口座は上述のようには請求されないというように、乗客 には猶予期間が与えられていることを表示させる。分与モードの終わりに、デー タ処理システムは電子機械式ロック機構を解除させ、これにより、乗客はレンタ ル・ユニットを引き出し、それを座席のところに持って行き、フライトの間それ を使用する。この解除動作の前に、ディスペンサ中のデータ処理システムは、選 択されたレンタル・ユニット中のタイミング手段をプリセットするよう、インタ ーフェースを介して交信する。

このプリセット動作は、到着の予想時刻及び現在の時刻のような因子を考慮に入 れており、そして、予定到着時刻の１５分前というように、所定期間を終える最 大レンタル期間でレンタル・ユニット中のタイミング手段がタイム・アウトする ようにする。

Ｂ、ディスペンサの筐体 第１図は、本発明を具体化したシステムで用いる筐体の代表例を構成する筐体５ を示す。筐体５は１０個のコンパートメントを具備しその代表的な１つに符号７ を付した。１０個のコンパートメントの各々は、レンタル・ユニットを収容する ために設けられる。第１図に示ずように、８個のコンパートメントは空であり、 その２個にレンタル・ユニット１０ａ、１０ｂが収容されている。各レンタル・ ユニットは、どのコンパートメント７にも挿入でき、収容でき、そこから取り出 せるようにする標準構成に従い、形状及びサイズを決められたケースを具備する 。第９図乃至第１４図は、代表的なレンタル・ユニットのケースの種々の外観で ある。この代表例では、レンタル・ユニットはチェス・ゲームを含み、また、ケ ースの正面端１１とケースの中間部分１３との間に延在する而に置かれた表示ス クリーン１１を具備する。制御キーバッド１４は、中間部分１３から離れて延び る面に置かれる。

再び第１図を参照すると、筐体５は、フロント・ロード式の構成を具備する。即 ち、そのコンパートメントの各々は、レンタル・ユニットがコンパートメントに 挿入されるとき、レンタル・ユニットの正面端１２がまずコンパートメントに入 るように方向づけられている。筐体５は、飛行機の壁に掛けることができるが、 その全体構成は、大きな飛行機の横に延びる壁に沿って掛けられるように特に適 合させである。一般に、飛行機の側壁に垂直の遊隙よりも、そのような横方向の 壁に垂直の遊隙の方が大きい。筐体５は、各コンパートメントの最も長い辺が壁 から垂直に延びるようにすることによって、その遊隙の利用を最大にする。上述 の特許願第５４１，９９８＠の、第１図に示した、別のサイド・ロードの構成で は、各コンパートメントの最長辺は、掛けられる飛行機壁に平行に延びる。その 筐体のサイド・ロードの構成は、はとんど遊隙を占めないという利益をもたらす が、第１図の筺体のフロント・ロードの構成は、型空間の単位面積当たりの収容 コンパートメントの数を最大にするという利益をもたらす。もう１つの代替フロ ン１〜・ロード構成は、第２図及び第３図に図示した筐体に含まれ、もう１つの 代替フロント・ロード構成は第８図に示されている。第２図及び第３図の筐体、 第８図の５Ａの筐体では、レンタル・ユニットは、第１図の筐体と同様の方法で コンパートメントにロードされ、そこから取り出される。ただし、第２図及び第 ３図の筐体は、飛行機の側壁からぶら下げられるようにされているが、各コンバ ートメンｈの最長辺は壁に平行に延びている。筐体の全体サイズは勿論様々であ る。適切には、第２図及び第３図の筐体は、２．５フイートの高さで、側壁から 約８．５インチ突出し、壁に沿って約１フィー１−延びる。

第１図に図示した筺体５は、種々のビルディング・ブロック素子を囲むプラスチ ック・シェル１５からなる。そのようなビルディング・ブロック素子の１つは、 コンパートメント７ａの頂面及び当該コンパートメント７ａのすぐ上の別のコン パートメント７ｂの底を規定する積み上げ自在のトレイ１７である。

第４図に分解図で示すように、積み上げ自在のトレイ１７は、筐体の組立の間に フレーム１８内に組み付けられ、フレームの両側壁に沿って延びるチャネル１９ によってそこに支持される。積み上げ自在のトレイ１７に関する詳細は、第６図 を参照して後で説明する。もう１つのビルディング・ブロック素子は、第５図に より詳細に図示した制御アセンブリ２０である。第１図に示す制御アセンブリ２ ０の部分は、ディスプレイ２１、磁気カード、クレジット・カード読取器２３及 び４個の膜スィッチ２５のバンクを含む。膜スィッチ２５は、ディスプレイ２１ を介してプロンプト・メツセージを受ける４種の有効な言語の内の１つを乗客が 選択しうるようにするために設けられる。スイッチ２５には、有効な言語、例え ば英語、スペイン語、ドイツ語及びフランス詔を示すラベルを付しである。

適切には、ディスプレイ２１は、型番０３６００−２２−０４０でインダストリ アル・エレクトロニクス・エンジニアズ・インコーホレイテッドによって製造さ れ、商業的に入手可能な英数字螢光ディスプレイからなる。この表示デバイスは 、文字コード・データ信号に応答して、１行当たり２０文字までで２行までのメ ツセージを表示するためにドツト・マトリクスの形で英数文字を表示する。

ディスプレイ２１は、筐体内にデータ入力手段、データ処理手段及びロッキング 手段を含む会話型アクセス制御手段の一部を構成する。好ましい実施例では、デ ータ入力手段は、カード読取器２３及び膜スイッチ２７のバンクを含み、膜スィ ッチ２１の各々は、各コンパートメントに隣接して位置する。データ処理手段は 、下記の別のセクションで詳細に説明されているが、レンタル・ユニットを選択 するためにディスプレイ２１に膜スィッチ２７の利用を促させることによって、 また、カード読取器２３を使って通常の磁気カード式クレジット・カードのよう な記録部材からデータを引き出させることによって、分与モード動作の間に入力 データを受信、する。

制御アセンブリ２０の詳細について第５図を参照する。

好ましくは、制御アセンブリ２０は、フライト乗務員のような乗務員によって使 われることを意図される制御アレンプリ２０部分をカバーするヒンジ・ドア３０ を含む。この部分は、カード読取器３２及び数値キーバッド３４を含む。

これらのコンポーネントは、乗務員が日時やフライトの到着予測時間に関するデ ータをキー人力することを含んで種々の機能を実行しうるようにするために設け られる。

更に、本発明を具体化するシステムはデータ・ベースを発生し、これらのコンポ ーネントは、データ・ベースへのアクセスを得るために使われる。

制御アセンブリ２０は、データ処理手段及びメモリ手段に組込まれる電子部品を 支持する多数の印刷回路盤を含む。そのような印刷回路盤を配置する通常の方法 では、一群（全部で５個）の印刷回路盤があり、その各々は垂直に延びるスロッ ト３６に適合すると共に、一群の印刷回路盤に垂直に延びるマザー・ボード（図 示せず）に接続する。

トレイ１７を含む積み上げ自在の分与レル構成に関づる詳細について、第６図を 参照する。好ましくは、トレイ１７は、分割壁４０を具備するモールドされたプ ラスチック片で・あり、分割壁４０の上面はコンパートメントの床を規定し、そ の下面は別のコンパートメントの屋根を規定する。分割壁４０は、下方（＝傾い た一般的には平坦な部分Ａ１と、上方に傾いた一般的には平坦な部分４２とを具 備する。

分割壁のこの僅かにＶ字型となった構成は、返却受領モード動作の間、空のコン パートメント内にレンタル・ユニットをスライドさせ易くする。ユニットがコン バートメン１〜内にスライドする結果として、レンタル・ユニットの先端が、詳 細は第７Ａ図乃至第７Ｃ図を参照して説明する電子機械式ロッキング機構４４の ノーズ部分４３に衝突する。要約すると、ロッキング機構４４は、トレイ１７の 一般的には矩形のポケット部分４７内でトラック４５で支持されている。ポケッ ト４７は外側壁４８及び中間壁４９によって規定される。印刷回路盤５１はまた 、ポケット部分４７内に適合し、その場所で、トラック５２のようなトラックに よって保持される。非常に好ましい特徴に従い、印刷回路盤５１は、安定化され ていない４００１−１ｚの交流飛行機電力を受けて直流電源電圧を作り出す電源 回路を支持する。

交流電力は、各々両端にマルチ・ビンのコネルタを具備する標準長ケーブル・セ クションのディジー・チェン接続方式くケーブルは図示−せず）によって、各コ ンパートメントに供給される。各印刷回路盤５１は、２個のクープル・セクショ ンのマルチ・ビン・コネクタへの接続のために一対のマルチ・ビン・コネクタ５ す、５３０を具備する。

回路盤５１はコネクタ５３１及び同５３ｏを相互接続する印刷導体と、交流電力 を電源に印加するためのタップを実質的に構成する印刷導体とを具備する。電源 回路によって作られた直流電圧は、トレイ１７の後壁５６内のノツチで支持され る充電接点５４．５５に印加される。これらの接点は、レンタル・ユニットがコ ンパートメント内に収容されてイル間レンタル・ユニットの端壁上の対応接点と 接触し、収容されたレンタル・ユニット内の再充電可能なバッテリを再充電する ためにある。各コンパートメント毎に別々に印刷回路盤５１があり、従って、収 容された各レンタル・ユニットに対し別々の直流電源が有効であることが評価さ れるだろう。全体システムの電源のこのモジュラ−化は、実質的な利益をもたら す。もしも唯１ｍの電源が使われているならば、時として大きなピーク電流を供 給しうるようにされなければならず、従って、嵩張って重い部品を必要とするだ ろう。モジュラ−化により、各電源は、単一ユニットの再充電バッテリを急速充 電するのに必要な量だけピーク電流を供給できればよい。このモジュラ一方、式 の別の利点は、ディジー・チェン接続構成から得られる。標準長のケーブル・セ クションが用いられているので、ディスペンサの筐体により多い又（よより少な いコンパートメントを設けることは、交流電力をコンバーメントに分配すること に関して、何ら設計上の問題をひき起こさない。

上述の電源回路に加えて、各印刷回路盤５１はまた、赤外線（ＩＲ）通信を介し て収容されたレンタル・ユニットとの通信を可能にする回路を支持する。このた め、中間壁４９には、その通路の一間ＩＲが伝播する赤外線フィルタ４９Ｆがあ る。

電子機械式ロッキング機構４４の詳細について、第７Ａ図乃至第７Ｃ図を参照す る。

ロッキング機構４４は、壁４９のトラック４５に組み込まれるときに垂直方向に 向く一般には矩形の部分６２を具備する支持部材６０を有するアセンブリである 。支持部材６０は、同一面上に２つの水平方向を向いたタブ６３　、６４を具備 し、また、トレイ１７のポケット部分４７にそれぞれ突入する２つの垂直方向に 向いたタブ部分６５　、６６を具備する。

ロッキング機構４４は更に、タブ６３及び同６４の上に置かれるスライド・プレ ート６８を具備する。スライド・プレート６８は、同一直線上に一対のガイド・ スロット　７０　、７２を具備する。タブ６４に締着されたスクリュー７４は、 スロット７２を貫通して延びるガイド・ポストを規定する。ガイド・スロットは 、中間壁４９に対して約３０度の角度を向いている。即ち、中間壁４９に平行な うインに沿ってスライド・プレート６８のノーズ部分４９に作用する力は、スラ イド・プレート６８を、中間壁４９に対して約３０度の通路に沿ってその引込位 置く即ち、第７Ａ図に図示した位置）からスライドさせる。そのスライドの途中 で、スライド・プレート６８のデッドなボルト部分８０は更にコンパートメント に突入する。デッドふボルト部分は、レンタル・ユニットのケースの側壁の凹部 ８２（第１０図）に係合するように作られている。乗客がレンタル・ユニットを コンパートメントに挿入することによってそれを返却するとき、レンタル・ユニ ットは、その自重によって分割壁４０の傾斜部分４１（第６図）を下方にスライ ドし、レンタル・ユニットの正面端は、ノーズ部分４３を押してスライド・プレ ート６８をその引込位置から突出位置にスライドさせ、そして、デッドなボルト 部分が凹部８２との係合状態に移動する。

ロッキング機構４４はまた、一対のスプリング８４．８６、ソレノイド８８及び 軸支されたアーム９０を含み、スプリング８４は水平方向を向き、スライド・プ レート６８とタブ６４との間に連結され、スライド・プレート６８をその引込位 置に付勢する力を与える。スプリング８６は垂直方向を向き、タブ６６と軸支ア ーム９０のタブ部分９２との間に連結され、第７Ｂ図及び第７Ｃ図で見て軸支ア ーム９０を時計方向に回動させるパイアスカを与える。支持部材６０のビン部分 ９４は、軸支アーム９０のための回動軸を規定する。

軸支アーム９０は、スライド・プレートがその張出位置にある間に、それをその 位置に保つべく解除自在のストッパーとして作用する歯９６を具備する。その部 分では、歯９６は、スライド・プレート６８の＠９７と衝合する。ケーブル・ア センブリ９８を流れる電流パルスによりソレノイド８８が一時的に励起されると 、ソレノイド８８は、軸支アーム９０のタブ部分９２を付勢してスライド・プレ ート６８の＠９７から退避させ、それから、スプリング８４が、スライド・プレ ート８４をその引込位置にスライドさせる。そうする間に、スライド・プレート ・６８の底面が歯９６の上の屋根となる。即ち、ソレノイドが励起された後、ス ライド・プレート６８の底面が歯９６に当たるため、軸支アーム９０は、スプリ ング８６によって生じるパイアスカに応じて上に移動するのを妨害される。

ロッキング機構４４の上記構成は、実質的な利益をもたらす。デッドなボルト部 分８０をコンパ−１〜メントに及びそこから移動させて四部に係合及びそこから 脱外させるというデッド・ボルト型作用は、有益である。もしも誰かが、システ ムが分与しなかったレンタル・ユニットを引くことでシステムをこじあけようと するならば、その負荷をデッド・ボルト部分８０に印加し、他方１、スライド・ プレート６８の端９７は、水平方向の負荷を歯９Ｇにかける。

また、軸支アーム９０は、水平方向の負荷を支持部材６０のビン９４にかける。

即ち、もしあったとしても、ソレノイド８８にはほとんど負荷はない。ロッキン グ機構が返却されたレンタル・ユニットを捕まえる方法には、もう１つの利点が 内在する。この捕獲を行なうためには、何らの電力もソレノイド８８に印加され る必要がない。乗客は単に、レンタル・ユニットを空のコンパートメントに挿入 するだけであり、レンタル・ユニットはその自重でスライドして行き、スライド ・プレート６８をその張出位置に移動させると共に、スプリング８６に軸支アー ム９０を回転させ歯９６をその停止位置に移動させる。

ロッキング機構の更に望ましい特徴は、サポート・プレー１−６０に装着された マイクロスイッチ１００にある。スライド・プレート６８がその張出位置にある とき、軸支アーム９０は水平方向を向いており、従って、その底端１０２は、マ イクロスイッチ１００の感知アーム１０４の上方に離れて位置する。他方、スラ イド・プレート６８がその引込位置にあるとき、軸支アーム９０は水平線に対し ある角度を向いており、その下端１０２は、感知アーム１０４を押し下げる。即 ち、マイクロスイッチ１００は、スライド・プレート６８がその張出位置にある か又は引込位置にあるかのオン／オフ電気指示を与える。システムのデータ処理 手段は、マイクロスイッチ１００の状態に従い種々の制御機能を果たす。

Ｃ，レンタル・ユニットのケース 次に、・第９図乃至第１４図を参照して、レンタル・ユニットのケースの詳細に ついて説明する。第１１図に示すように、ケースの一端には、オーディオ・ジャ ック　１１０，１１２が設けられている。システムで使用されるレンタル・ユニ ットの全てである必要はないが、その幾つかについては、レンタル・ユニットの オーディオ・ジャックにヘッド・セットを接続するのが望ましい。チェスを遊ぶ ためのレンタル・ユニットでは、オーディオを備える必要がないが、標準化の目 的のために、各ケースにそのようなオーディオ・ジャックを装備するのが望まし い。テープ・レコーダや、迷路ゲーム等を容れたユニットのような他のレンタル ・ユニットについては、オーディオ・ジャックは、レンタル・ユニットの意図さ れた動作に含まれる。

第１４図に示すように、レンタル・ユニット・ケースの正面端には、レンタル・ ユニットがコンパートメントに収容されている間に接点５４．５５　（第６図） と電気的に接触して、レンタル・ユニット中の充電バッテリを再充電するための インターフェースを与える一対の接点１１４，１１６を設けである。

第１０図に示すように、レンタル・ユニット・ケースの右側には、赤外線フィル タ　１２０がある。レンタル・ユニットがコンバートメンｉに収容されていると き、ＩＲフィルタ　１２０は、中間壁４９の赤外線フィルタ（第６図）と整列す る。

Ｄ、データ処理及び制御システム 次に、回路及びその関連の電子制御入出力手段を含みケースに収容された手段１ ３０のブロック・ダイアグラムを示す第、１５図を参照する。ケース被収容手段 １３０はレンタル・ユニットに収容されている。好ましくは、回路は、レンタル ・ユニット・ケースの内側に通常の方法で支持された３枚の印刷回路盤によって 支持される。多数の商業的に入手可能でポータプルな電子教育デバイス及び娯楽 デバイスがあり、これらは、ディスプレイと、マイクロプロセッサ並びにランダ ム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ〉及び読取専用メモリ（ＲＯＭ）のような関連回 路を支持する印刷回路盤とを含む。これら商業的に入手可能なデバイスは、量産 される限り、それらの価格は量産の経済性を反映する。本発明を具体化するシス テムを製造する際には、そのような商業的に入手可能なデバイスを購入し、各デ バイスのケースからディスプレイ及び印刷回路盤を取り出して、それらを標準サ イズのレンタル・ユニット・ケースに組み込むのが好ましい。

第１５図のブロック・ダイアグラムでは、ブロック　１３１は、そのような、入 手しＩＣディスプレイ及び印刷回路盤を示す。ブロック　１３５は、レンタル・ ユニット中に収容される３枚の回路盤の２番目のものを表わす。この２番目の印 刷回路盤は、全レンタル・ユニツ１へで一様に採用されている回路を具備する。

ブロック　１３７は、一様に採用されている回路盤１３５の回路を回路盤１３１ の回路とつなぐために設けられた通常の回路を具備Ｊ−る第３の印刷回路盤を表 わす。ブロック　１３っは、レンタル・ユニットを使うために半制御の入力手段 として作用する触覚膜スィッチ・アセンブリを表わす。第９図乃至第１６図に示 したもののようなチェス・ゲームでは、スイッチ・アセンブリ　１３９は、４列 に配置した１３個のスイッチを具備する。

スイッチ・アセンブリのスイッチに割り当てられた数字及び機能は、レンタル・ ユニットの意図した動作に依存することが評価されるべきである。また、スイッ チ・アセンブリ　１３９のスイッチは、ブロック　１３１のディスプレイと共に 、レンタル・ユニットを使う人との会話通信のための入出力手段を構成すること が評価されるべきである。

第１５図に示すように、回路盤１３５は、制御マイクロプロセッサ及び充電回路 を具備する回路１４０、ランダム・アクセス・メモリ（ＲＡＭ＞　１４２、プロ グラマブル読取専用メモリ（ＰＲＯＭ）１４４並びにタイム・アウト・カウンタ 　１４５を支持する。回路盤１３５の構成の均一性を高めるためには、ＲＯＭで なくＰＲＯＭを用いるのがよい。

購入した異なる回路盤１３１との互換性のために必要となる種々のマイナーな特 別機能は、ＰＲＯＭ１４４のプログラミングを適合させることで容易に取り扱い うる。

重要なことには、各レンタル・ユニツ［〜が、好ましくはＩＲ通信送信機及び受 信機１５０からなるデータ通信インターフェース手段と、充電用接点１１４，１ １６とを含むインターフェース手段を収容することである。

レンタル・ユニットがコンパートメントに収容されているとき、充電用接点１１ ４，１１６を介して受ける充電電流が、充電バッテリ　１５２に印加される。

レンタル・ユニットがコンパートメントに収容されているとき、ＩＲ送信機及び 受信＠　１５０は、ケース中のＩＲフィルタ及びコンパートメントのトレイの中 間壁のＩＲフィルタを介してデータを送信及び受信する。分与モード動作の間、 種々のデータが選択レンタル・ユニットと交信される。そのようなデータは、請 求に関するデータ及びターン・オフ時間に関するデータを含む。請求に関するデ ータは、カード読取器２３（第１図）によって再生される個人同定番号を含む。

レンタル・ユニットに交信される請求データは、回路１４０のマイクロプロセッ サの制御の下でＲＡＭ１４２に収容される。即ち、請求データのコピーが、実質 的に乗客によって持ち運ばれ、そのコピーは、返却受領モード動作の間に、乗客 がレンタル・ユニットを返却する任意のディスペンサに、レンタル・ユニットか ら送信される。

ターン・オフ時間を制御することに関しては、タイム・アウト・カウンタ　１４ ５は、分与モード動作の間に受信したタイム・アウト・データに従いプリセット される。

通常の方法では、タイム・アウト・カウンタ　１４５は、通常のパルス源（別々 には図示せず）からのクロック・パルスをカウントする。適切には、そのような 各クロック・パルスは、カウンタ　１４５がオール・ゼロの値になるまでカウン タ　１４５をデクリメントさせ、そのとき、ユニットを返却するように乗客を促 すため、信号が発光ダイオード（Ｌ　Ｅ　Ｄ　）　１５３に印加される。また、 乗客がその意図した目的のためにユニットをもはや利用しえないように、通常は 回路盤１３１に印加されているバッテリ電力を切り、もって、乗客がレンタル・ ユニットを返却する積極的な刺激を与える。

次に、各回路盤５１（第６図）上でこれと連係する回路のブロック・ダイアグラ ムを示す第１６図を参照する。上記した如く、各コンパートメントに交流電力を 分配するため、ディジー・チェノ方式を用いる。このディジー・チェノ方式は、 電源ディジー・チェノ１６０として第１６図に表わされている。通常の電磁干渉 （ＥＭＩ）フィルタ１６２をディジー・チェノ１６０に接続するのが好ましい。

各コンパートメントには、入力コネクタ５３ｉ及び出力コネクタ５３０を具備す る回路盤５１、ディジー・チェノ１６０の形成部分、並びに、コンパートメント 間で一緒にディジー・チェノ１６０を相互接続する標準長ケーブル・セクション がある。ディジー・チェノ１６０によって運ばれる交流電力から安定化されてい ない直流電力を作り出すために、各回路盤５１に、ローカルな電源１６４がある 。このように作られた直流電力は、他のものの間で充電接点５４．５５にそれを 供給する制御電子回路１６６に印加される。

即ち、レンタル・ユニットがコンパートメントにある間、直流電力が、コンパー トメント内の接点５４．５５及びレンタル・ユニット・ケースの接点１１４，１ １６　（第１４図）を含むパスを介して、ローカルな電源から充電バッテリ　１ ５２（第１５図）に供給される。また、レンタル・ユニットがコンパ−１ヘメン トにある間、ＩＲ送信機及び受信機１５０（第１５図）は、回路盤５１のＩＲ送 信機及び受信機１６８と交信する状態にある。ＩＲにより交信されるデータは、 回路盤５１のデータ人力／出力回路１７０を含むパスを介して流れる。適切には 、筐体の各回路盤５１は、Ｉ１０回路１７０のＤＩＲ（デュアル・インライン・ パッケージ）スイッチ（図示せず）により通常の方法で適当に規定される固有の アドレスを具備する。各回路盤５１が別々のアドレスを具備するので、任意の回 路盤５１と、制御モジュール２０（第５図）に収容される中央データ処理回路と の間でデータを交信するためのシリアルなデータ流路を形成するデータ・ディジ ー・チェノ１７２を用いるのが実際的である。

分与モード動作の間、Ｉ１０回路１７０は、アドレス信号を含む信号をディジー ・チェノ１７２がら受信する。ＤＩＲスイッチで規定されたアドレスに対応する アドレス信号の受信により、データを分配するために回路盤５１を選択できる。

この選択が生じた後、Ｉ１０回路１７０は、ディジー・チェノ１７２から請求デ ータを受け取り、ＩＲ送信機及び受信機１６８を使って、レンタル・ユニット中 のＲＡＭ１４２（第１５図）にそれを交信させる。それから、Ｉ１０回路１７０ により、制御電子回路１６６は、ロッキング機構のソレノイド８８に励磁電流を 送って選択レンタル・ユニットを解放させ、これにより、し“ンタル・ユニット をコンパートメントから引き出しうるようになる。

返却受領モード動作の間、マイクロスイッチ１００は、ロッキング機構がその張 出位置にあることを示す信号を制御電子回路１６６に送る。ロッキング機構が張 出位置であるという事実だけでは、レンタル・ユニットが返却されたと結論づけ るには充分ではない。換言すると、筐体をこじあけようとする誰かが何かをノー ズ４３（第７Ａ図）に押しつけてロッキング機構をその張出状態にすることがあ りうる。この理由から、本発明のシステムでは、好ましくは、レンタル・ユニッ トがコンパートメント内に置かれているかどうかのもう１つのチェックをする手 段を含む。ＩＲ通信を監視することによって、二重チェックを設け、直流充電イ ンターフェースを監視することによって、三重チェックとする。

レンタル・ユニットがコンパートメント内に挿入され終えると、レンタル・ユニ ットのＩＲ送信機がコンパートメント内のｒＲ受信機と交信し、レンタル・ユニ ットの接点１１４，１１６は、接点５４．５５から微少電流を引き出す。

中央データ処理回路は、ディジー・チェノ１１２を介してこれらの状態に関する データを受信する。

次に、第１７図を参照するが、第１７図は、制御モジュール２０（第５図）内で これに関連する回路手段のブロック・ダイアグラムを図示し、また、システムに よって発生されるデータ・ベースを再生するのに含まれる装置を示す。データ・ ベースは、一度にルコードで発生され、その各レコードは、不揮発性記憶装置２ ００に記憶される。

適切には、不揮発性記憶装置２００の機能を達成するため、バブル・メモリを用 いる。

データ・ベースのレコードは、通常の集積回路マイクロプロセッサ、ＲＯＭ及び ＲＡＭ　（個別的には図示せず）からなる主プロセツサ２１０の制御の下で記憶 装置２００に記憶される。主プロセツサ２１０は、プログラム制御の周知原理に 従いＲＯＭに記憶されたコンピュータ・プログラム命令に応答して、データの入 力、データの処理、データの記憶及びデータの出力を制御する。

入力データは、種々の通常の回路、並びにクレジット・カード読取器２２、数値 キー・パッド３４、サービス・カード読取器３２及びＴ／’Ｏ向路２２０を含む デバイスを介して与えられる。

主プロセツサ２１０は、水鶏明に従うシステムのアクセス制御手段の一部を構成 する。分与モード動作の間、乗客は記録部材をカード読取器２２に挿入づ−る。

記録部材は、通常の磁気カード式クレジット・カード（第１７図では磁気カード ２．３０として示ｔ）、又はフライト乗務員によって現金に対し発行される暫時 カード（この暫時カードを第１７図でＱま″スフリプ１〜″カード２４０と示し た）である。

スクリプト・カードの構成は、銀行うレジット・カードを持つには若すぎる子供 がレンタル・ユニットを借りることを望む状況を処理するには実際的方法である 。

銀行カードが使われるときには、主プロセツサ２１０はカード読取器２２と交信 して、Ｐ′ＩＮデータを得て不揮発性記憶装置２００にそのＰＩＮデータを収容 づる。上述の如く、そのようなＰＩＮデータは、影響を受けるレンタル・ユニッ トにも送られる。これはＩ１０回路２２０及びディジー・チェノ１７２を介して 達成される。どのレンタル・ユニットが（スイッチ２７により）選択されたかを 示すデ、−タは、Ｉ１０ライン２５０を介して与えられる。

フライトの間、はとんどの時間、主プロセツサ２１０は、分与動作か又は返却受 領動作の何れをスタートするかについての乗客側の動作を待つ理想モード動作に ある。そのような理想モードでは、主プロセツサ２１０により、プロンプト・デ ィスプレイ　２１０が、連環的に、それぞれ４つの言語の内の一つで一連のプロ ンプト・メツセージを提示する。即ち、例えばスペイン詔を話す人は、スペイン 語スイッチの選択を促す一部メッセージを見、その後には、有効な他の言語の各 々での同様のメツレージが続く。もしもその乗客が例えば英ＳＲを話し、英語ス イッチ２５を押すことで言語選択のプロンプト・メツセージに応答するならば、 ディスプレイ２１に表示されるメツセージは、続く分与モードに亘って英語であ ろう。

そのようなプロンプト・メツセージは、カードをカード読取器２２に挿入づ−る よう乗客を促す。乗客がそうしたときには、主プロセツサ２１０はカード読取器 ２２を使って、多め記録されたＰＩＮデータを挿入カードから再生させる。好ま しくは、プロセッサは、ＰＩＮデータの有効性を確認するため、チェック・サム ・アルゴリズムを実行する。もしもＰＩＮデータが有効ならば、分与動作を始め ることができる。

その動作の一部として、主プロセツサ２１０はディスプレイ２１を使って、好ま しくは警告を含む一連の命令メツセージを提示する。そのような警告は好ましく は、レンタル・ユニットが返却されな３い場合に負うことになる請求額や、一時 的に貸し出されずぐに返却されたレンタル・ユニットに対−９請求額について、 乗客に忠告する。

また、主プロセツサ２１０はディスプレイ２１を使って、レンタルパユニットを 選択するためにスイッチ２７の一つを押すように乗客を促すメツセージを提示す る。主プロセツサす２１０は、Ｉ／′０ライン２５０及びｉ１０回路２２０を介 してそのような選択に関するデータを受け取る。そのようなデータは、データ・ ベースに記憶されるレコードに含まれる。また、リアル・タイム・クロック２７ ０により有効に作られる時間データに基づき、レコード中に瑣在時刻に関するデ ータを、好ましくは標準形（グリニッジ標準時）でレコードに含める。リアル・ タイム・クロックからのデータのそのような記憶は、返却受領モード動作の間に も起こり、レンタルの経過時間を計算する基礎を与える。主プロセツサ２１０は レンタル賃を計算し、ディスプレイ２１を使って、その請求額に関するメツセー ジを提示する。

先に述べたように、数値キーバッド３４は、保守要員によって使用される。好ま しくは、システムを保守する権限を持つ各人は、特別の保安カードを具備し、そ の保安カードはザービス・カード読取器３２に挿入され、その読取器で、予め記 録された情報がカードから読み出される。

カード読取器３２は、そのような保守の間にプロセッサ２１０と交信し、数値キ ーバッド３４からキー人力されたデータを受けて、情報が通常のＲ８２３２デ一 タ通信ポート　３００を介して記憶装置２１０から携帯式のデータ収集ザブシス テム３１０にタン７されるようにテる。

携帯式データ収集システムは、Ｒ８２３２デ一タ通信ボート３２０、制御プロセ ッサ３３０及び不揮発性記憶装置３４０を具備する。適切には、携帯式データ収 集ザブシステムから延びるケーブルの対応電気接点を接続してアクセス制御サブ システムの使用中に発生したデータ・ベースからデータを受信できるように、筐 体のく底面のような）便利な箇所に電気コネクタを設ける。

データ収集サブシステムによって集められたデータは、適当にソートされ、通常 のデータ・ラインを介して主コンピユータ・システム４００に送られる。ソーテ ィングという特徴は、複数のアクセス制御サブシステムについてデータ収集サブ システムを使うという点で重要である。

即ち、特定の一乗客が幾つかの異なるザブシステムから幾つかの物を借りた場合 、その乗客に対する特定レコードが、ソーティング動作仲に集められる。

分与動作の別の観点は、ユニット同定データの再生を含む。即ち、ロッキング機 構を解除する前に、ＩＲ通信手段を使って、分与動作を制御する乗客により借り 出されたものを同定するデータを、選択レンタル・ユニットから再生する。その ようなユニット同定データは、データ・ベースに追加されるｌ＼きレコー１−に 含よγむる。レンタル・ユニットが遠隔での利用後に返却されたとき、ユニット 同定データが同様に再生され、データ・ベースは、レンタル・ユニットの返却を 示すために更新される。シン。タル・ユニットが外部にあるとき、データ・ベー スはその事実を反映する。好ましくは、フライトの終了近くで、主プロセツサは ディスプレイを使って、全レンタル・ユニットが返却されていることをＷＪ認す る際にフライト乗務員によって使用される情報を示させる。即ち、主プロセツサ は、記憶装置２００に記憶されたデータ・ベースからレコードを再生し、取り出 しを示すフィールドを持つか返却を示すフィールドを持たない各レコードについ て、プロセッサはディスプレイを使って、含まれるレンタル・ユニットに関する 情報を示させる。

国際調査報告

Claims (44)

【特許請求の範囲】
1. １．各々が、ユニット同定データを与える電子的に読取可能な手段を有する複数 のポータブル・レンタル・ユニットと、 前記複数のレンタル・ユニットを収容する筐体と、表示手段、データ入力手段、 データ処理手段及び上記筐体のロック手段を含む会話型アクセス制御手段と、上 記データ入力手段が、取出すべきユニットを選択するために使用する手動操作入 力手段を含み、且つ記録部材の記録済み個人同定データを得るのに使用する電子 的に制御された記録部材読取手段を含んでいることと、上記会話型アクセス制御 手段が、表示手段を、レンタル・ユニットを選択する手動入力手段の使用を促進 するようにさせることと、記録部材読取手段を、個人同定データを得るようにさ せることでデータ処理手段が入力データを受け、且つ入力データに応答してロッ ク手段を選択されたレンタル・ユニットを解放して筐体から取出されるようにす る分与モードを含む複数の作動モードを有し、更に、レンタル・ユニットが筐体 に返却され且つロック手段で捕捉される返却受領モードを含むことと、データ処 理手段とレンタル・ユニットの電子的に読取自在な手段との間の通信を行なう通 信手段と、記憶手段と、 上記データ処理手段が、レンタル・ユニットのレンタルに関する料金請求に使用 する個人同定データを含み、更に、貸出されて未返却のレンタル・ユニットを同 定するのに使用するユニット同定データを含むデータ・ベースを発生すべくデー タを記憶手段に記憶する手段を含むこと、 とからなることを特徴とするシステム。
2. ２．上記筐体が、夫々１個のレンタル・ユニットを解放自在に収容する複数のコ ンパートメントを有していることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。
3. ３．上記通信手段が、各コンパートメントに付き１個当たりの複数のインターフ ェースであることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の装置。
4. ４．上記各インターフェースが赤外線通信手段を含むことを特徴とする請求の範 囲第３項に記載の装置。
5. ５．上記記録部材読取手段が従来の磁気カード式クレジット・カードから予め記 録されているデータを読取る磁気読取手段を含むことを特徴とする請求の範囲第 １項に記載の装置。
6. ６．上記データ処理手段が、クレジット・カードの有効性を証明するべく従来の 磁気カード式クレジット・カードに予め記録された満了日に応答する手段を含む ことを特徴とする請求の範囲第５項に記載のシステム。
7. ７．各レンタル・ユニットが更に、レンタル・ユニットの使用中に電力を供給す るための再充電可能なバッテリを含み、上記筐体が、レンタル・ユニットが筐体 中に収容されている間に該ユニットに再充電電力を供給する手段を含んでいるこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載のシステム。
8. ８．上記筐体が、レンタル・ユニットを夫々収容するように形状づけられた複数 のコンパートメントを有し、上記再充電電力供給部材が、各コンパートメントに １個当たりの複数の回路インターフェースを含むことを特徴とする請求の範囲第 ７項に記載のシステム。
9. ９．各レンタル・ユニットが、該レンタル・ユニットを使用する人と通信するた めの制御された出力手段と、該制御された出力手段を不能にする手段からなるレ ンタル・ユニットの筐体への返却を促進する促進手段とを含むことを特徴とする 請求の範囲第１項に記載のシステム。
10. １０．各レンタル・ユニットの促進手段が、設定自在な時定手段を含み、上記筐 体が時定手段を設定する設定手段を含んでいることを特徴とする請求の範囲第９ 項に記載のシステム。
11. １１．上記システムが、実時間データを与える手段を含み、上記データ・ベース が複数のトランザクション記録を含み、上記データ処理手段が、各トランザクシ ョン記録を個人同定データと共に実時間データも含むようにさせることを特徴と する請求の範囲第１項に記載のシステム。
12. １２．夫々、再充電可能なバッテリを収容し再充電電流を受ける接点を有するケ ースを含む、複数のポータブル電子レンタル・ユニットと、 上記複数のレンタル・ユニットを収容する複数のコンパートメントを有する筐体 と、 表示手段、データ入力手段、データ処理手段及び上記筐体のロック手段を含む会 話型アクセス制御手段と、上記データ入力手段が、取出すべきユニットを選択す るために使用する手動操作入力手段を含み、且つ記録部材の記録済み個人同定デ ータを得るのに使用する電子的に制御された記録部材読取手段を含んでいること と、上記会話型アクセス制御手段が、表示手段を、レンタル・ユニットを選択す る手動入力手段の使用を促進するようにさせることと、記録部材読取手段を、個 人同定データを得るようにさせることとでデータ処理手段が入力データを受け且 つ入力データに応答してロック手段を、選択されたレンタル・ユニットを解放し て筐体から取出されるようにする分与モードを含む複数の作動モードを有し更に レンタル・ユニットが筐体に返却され且つロック手段で捕捉される返却受領モー ドを含むことと、収容されているレンタル・ユニットのバッテリを再充電するた めに、夫々のコンパートメントに収容されているレンタル・ユニットのケースの 接点を介して再充電電流を供給する各コンパートメント内に設けられた手段と、 データ処理手段が、レンタル・ユニットのレンタル料金を請求するのに使用する 個人同定データを含むデータ・ベースを発生すべくデータを記憶装置に記憶する 手段を含んでいること、 とからなることを特徴とするシステム。
13. １３．ロック手段が、各レンタル・ユニットを解放自在にロックすべく各コンパ ートメントに設けられた手段からなることを特徴とする請求の範囲第１２項に記 載のシステム。
14. １４．記録部材読取手段が、従来の磁気カード式クレジット・カードから予め記 録されたデータを読取る磁気読取手段を含むことを特徴とする請求の範囲第１２ 項に記載のシステム。
15. １５．上記データ処理手段が、クレジット・カードの有効性を証明すべく従来の 磁気カード式クレジット・カードに予め記録された満了日に応答する手段を含む ことを特徴とする請求の範囲第１４項に記載のシステム。
16. １６．各レンタル・ユニットが、該レンタル・ユニットを使用する人と通信する ための制御された出力手段と、該制御された出力手段を不能にする手段からなる レンタル・ユニットの筐体への返却を促進する促進手段とを含むことを特徴とす る請求の範囲第１２項に記載のシステム。
17. １７．夫々が、通信インターフェース、記憶手段及び、該通信インターフェース と該記憶手段との間で二方向にデータを伝送する部材を有する複数のポータブル ・レンタル・ユニットと、 上記複数のレンタル・ユニットを収容する筐体と、表示手段、データ入力手段、 データ処理手段及び上記筐体のロック手段を含む会話型アクセス制御手段と、上 記データ入力手段が、取出すべきユニットを選択するために使用する手動操作入 力手段を含み、且つ記録部材の記録済み個人同定データを得るのに使用する電子 的に制御された記録部材読取手段を含んでいることと、上記データ処理手段間で の通信及びデータ処理手段と各レンタルユニットの通信インターフェースとの間 の通信を行なう通信手段と、 上記会話型アクセス制御手段が、表示手段をレンタル・ユニットを選択する手動 入力手段の使用を促進するようにさせることと、記録部材読取手段を、個人同定 データを得るようにさせることとでデータ処理手段が入力データを受け且つ入力 データに応答して個人同定データを選択されたレンタル・ユニットの記憶手段に 記憶されている同定データと通させ並びにロック手段を選択されたレンタル・ユ ニットを解放して筐体から取出されるようにする分与モードを含む複数の作動モ ードを有し、更に、レンタル・ユニットが筐体に返却され且つロック手段で捕捉 される返却受領モードを含むことと、記憶手段と、 上記データ処理手段が、レンタル・ユニットのレンタル料金を請求するのに使用 するために、返却モード動作中に各レンタル・ユニットの記憶手段から再生され た個人同定データを含むデータ・ベースを発生すべく大容量記憶手段にデータを 記憶する手段を含んでいることとからなることを特徴とするシステム。
18. １８．筐体が複数のコンパートメントを有し、各コンパートメントは１個のレン タル・ユニットを解放自在に収容することを特徴とする請求の範囲第１７項に記 載のシステム。
19. １９．通信手段が、各コンパートメント当たり１個の複数のインターフェースか らなることを特徴とする請求の範囲第１８項に記載のシステム。
20. ２０．各インターフェースが赤外線通信手段を含むことを特徴とする請求の範囲 第１９項に記載のシステム。
21. ２１．記録部材読取手段が、従来の磁気カード式クレジット・カードから予め記 録されたデータを読取る磁気読取手段を含むことを特徴とする請求の範囲第１７ 項に記載のシステム。
22. ２２．上記データ処理手段が、クレジット・カードの有効性を証明すべく従来の 磁気カード式クレジット・カードに予め記録された満了日に応答する手段を含む ことを特徴とする請求の範囲第２１項に記載のシステム。
23. ２３．夫々が、レンタル・ユニットを使用する人と通信するための制御された出 力手段を含んでいる複数のレンタル・ユニットと、 レンタル・ユニットを分与し且つ返却するために挿入する複数のコンパートメン トを有する筐体を含むディスペンサと、 ディスペンサが、レンタル・ユニットのレンタル料金を請求するのに使用するデ ータ・ベースを累積する手段を含んでいることと、 各レンタル・ユニットに設けられだ設定自在な時定手段及び該設定自在な時定手 段に応答してレンタル・ユニットの出力手段を不能にする手段を含み、且つ分与 されたレンタル・ユニット内の設定自在な時定手段を設定すべくディスペンサ内 に設けられた設定手段を含んで、レンタル・ユニットをディスペンサに返却する のを促進する手段、 とからなることを特徴とする時定販売システム。
24. ２４．上記設定手段が、マスター時定手段、所定値を記憶する手段並びに、マス ター時定手段及び所定値に応答して設定自在な時定手段を設定する手段を含むこ とを特徴とする請求の範囲第２３項に記載のシステム。
25. ２５．夫々がユニット同定データを与えるための電子的に読取可能な手段を有す る複数のボータブル・レンタル・ユニットのレンタルに使用するデータ・ベース 発生会話型販売装置であって、 上記複数のレンタル・ユニットを収容する筐体と、表示手段、データ入力手段、 データ処理手段及び上記筐体のロック手段含む会話型アクセス制御手段と、上記 データ入力手段が、取出すべきユニットを選択するために使用する手動操作入力 手段を含み、且つ記録部材の記録済み個人同定データを得るのに使用する電子的 に制御された記録部材読取手段を含んでいることと、上記会話型アクセス制御手 段が、表示手段を、レンタル・ユニットを選択する手動入力手段の使用を促進す るようにさせることと、記録部材読取手段を個人同定データを得るようにさせる こととでデータ処理手段が入力データを受け且つ入力データに応答してロック手 段を選択されたレンタル・ユニットを解放して筐体から取出されるようにする分 与モードを含む複数の作動モードを有し、更に、レンタル・ユニットが筐体に返 却され且つロック手段で捕捉される返却受領モードを含むことと、データ処理手 段とレンタル・ユニットの電子的に読取可能な手段との間の通信を行なう通信手 段と、記憶手段と、 データ処理手段が、レンタル・ユニットのレンタル料金の請求に使用する個人同 定データを含むデータ・ベースを発生すべく記憶手段にデータを記憶する手段を 含み、更に貸出されて未返却のレンタル・ユニットを同定するのに使用するユニ ット同定データを含んでいることとからなることを特徴とするデータ・ベース発 生・会話型販売装置。
26. ２６．筐体が、複数のコンパートメントを有し、各コンパートメントが１個のレ ンタル・ユニットを解放自在に収容することを特徴とする請求の範囲第２５項に 記載の装置。
27. ２７．通信手段が、各コンパートメントに１個当たりの複数のインターフェース からなることを特徴とする請求の範囲第２５項に記載の装置。
28. ２８．各インターフェースが赤外線通信手段を含むことを特徴とする請求の範囲 第２７項に記載の装置。
29. ２９．記録部材読取手段が、従来の磁気カード式クレジット・カードから予め記 録されたデータを読取るための磁気読取手段を含んでいることを特徴とする請求 の範囲第２５項に記載の装置。
30. ３０．上記データ処理手段が、クレジット・カードの有効性を証明するべく従来 の磁気カード式クレジット・カードに予め記録された満了日に応答する手段を含 むことを特徴とする請求の範囲第２９項に記載の装置。
31. ３１．上記装置が更に実時間データを与える手段を含み、データ・ベースが、複 数のトランザクション記録を含み、データ処理手段が、各トランザクション記録 が個人同定データと共に実時間データを含むようにすることを特徴とする請求の 範囲第２５項に記載の装置。
32. ３２．夫々が再充電可能なバッテリを収容し且つバッテリの再充電電流を受ける 接点を有するケースを含む複数のポータブル電子レンタル・ユニットのレンタル に使用するデータ・ベース発生・会話型販売装置であって、上記複数のレンタル ・ユニットを収容する筐体と、表示手段、データ入力手段、データ処理手段及び 上記筐体のロック手段を含む会話型アクセス制御手段と、上記データ入力手段が 、取出すべきユニットを選択するために使用する手動操作入力手段を含み、且つ 記録部材の記録済み個人同定データを得るのに使用する電子的に制御された記録 部材読取手段を含んでいることと、上記会話型アクセス制御手段が、表示手段を 、レンタル・ユニットを選択する手動入力手段の使用を促進するようにさせるこ とと、記録部材読取手段を個人同定データを得るようにさせることとでデータ処 理手段が入力データを受け且つ入力データに応答してロック手段を、選択された レンタル・ユニットを解放して筐体から取出されるようにする分与モードを含む 複数の動作モードを有し、更にレンタル・ユニットが筐体に返却され且つロック 手段で捕捉される返却受領モードを含むことと、収容されたレンタル・ユニット のバッテリを再充電するために夫々のコンパートメントに収容されているレンタ ル・ユニットのケースの接点を介して再充電電流を供給するために各コンパート メントに設けられた手段と、上記データ処理手段が、レンタル・ユニットのレン タル料金請求に使用するための個人同定データを含むデータ・ベースを発生すべ く記憶手段にデータを記憶する手段を含むこと とからなることを特徴とするデータ・ベース発生・会話型販売装置。
33. ３３．ロック手段が、各コンパートメントに１個のレンタル・ユニットを解放自 在にロックすべく各コンパートメントに設けられた手段からなることを特徴とす る請求の範囲第３２項に記載の装置。
34. ３４．記録部材読取手段が、従来の磁気カード式クレジット・カードから予め記 録されたデータを読取る磁気読取手段を含むことを特徴とする請求の範囲第３２ 項に記載の装置。
35. ３５．データ処理手段が、クレジット・カードの有効性を証明するべく従来の磁 気カード式クレジット・カードに予め記録された満了日に応答する手段を含むこ とを特徴とする請求の範囲第３４項に記載の装置。
36. ３６．レンタル・システムのディスペンサによって分与され、遠隔場所で使用さ れ、ディスペンサに返却されるレンタル・ユニットであって、 レンタル・ユニットをディスペンサに解放自在にロックするのに使用する係合手 段を有する手持ち可能なケースと、 上記ケースが、レンタル・ユニットを使用する人と会話型通信を行なう電子的に 制御された入力／出力手段を支持する手段と、該入力／出力手段を電子的に制御 する回路手段と、該回路手段を制御するマスター・データ処理サブシステムとを 含んでいることと、上記ケースが更にレンタル・ユニットがディスペンサ内にロ ックされている間にデータを通信するのに使用するためにマスター・データ処理 サブシステムに連結されたデータ通信インターフェースを形成する手段を有して いること、 とからなることを特徴とするレンタル・ユニット。
37. ３７．上記係合手段が、ロック部材を受容する凹部からなることを特徴とする請 求の範囲第３６項に記載のレンタル・ユニット。
38. ３８．上記ケースが、上記回路手段及びマスター・データ処理サブシステムの作 動電力を供給するのに使用する再充電可能なバッテリを保持する手段を含み、ケ ースが、外方向に向いている接点及び該接点で受けた再充電電流を再充電可能な バッテリへ導通する手段を有していることを特徴とする請求の範囲第３６項に記 載のレンタル・ユニット。
39. ３９．上記マスター・データ処理サブシステムが、ユニット同定データを記憶す る読取可能な手段及び該読取可能な手段を読取ってユニット同定データをデータ 通信インターフェースへ供給する手段を含むことを特徴とする請求の範囲第３６ 項に記載のレンタル・ユニット。
40. ４０．上記レンタル・ユニットが更に、受信した間隔限定データ信号に従って間 隔をタイミングするために、間隔限定データ信号を受信すべくデータ通信インタ ーフェースに接続された設定自在な時定手段と、回路手段を不能にするために時 定手段に応答するスイッチ手段とを含むことを特徴とする請求の範囲第３６項に 記載のレンタル・ユニット。
41. ４１．上記レンタル・ユニットが更に記憶手段を含み、マスター・データ処理サ ブシステムが、データ通信インターフェースによって受信されたデータに応答し てデータを記憶手段に書込む部材及び記憶手段からデータを受信してその再生さ れたデータを通信インターフェースに供給する手段を含むことを特徴とする請求 の範囲第３６項に記載のレンタル・ユニット。
42. ４２．レンタル・システムで使用する手持ち可能な電子娯楽ユニットであって、 回路インターフェースを形成する手段及びデータ通信インターフェースを形成す る手段を有するケースと、ユニットが再充電電力を受けるように回路インターフ ェースに接続された再充電可能なバッテリと、ユニットを借りる人と通信するた めに、再充電可能なバッテリで供給された電力によって作動する制御自在な出力 手段と、 上記間隔限定データ信号に従って間隔をタイミングするために、間隔限定データ 信号を受信すべく通信インターフェースに接続される設定自在な時定手段と、制 御自在な出力手段を不能にするために時定手段に応答する手段 とからなることを特徴とする手持ち可能な電子娯楽ユニット。
43. ４３．データ通信インターフェースが、赤外線信号を受信する手段を含んでいる ことを特徴とする請求の範囲第４２項に記載のユニット。
44. ４４．上記ユニットが更に、記憶手段及びデータ通信インターフェースと記憶手 段との間で連結されている手段を含むことを特徴とする請求の範囲第４２項に記 載のユニット。