JPH0353190A - 案内システムおよびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野） この発明は、例えば航空機の搭乗等に際し、乗客が搭乗
する航空機の出発時刻近くになった際に、搭乗客に預け
た案内装置により、音声または信号等を発生させて出発
が間際であることを告知できるようにしたタイマー機能
を備えた案内システムおよびその装置に関するものであ
る。

〔発明の技術的背景〕

例えば、航空機の搭乗にあたっては、航空券を手続きカ
ウンターにおいて提示し、これを搭乗券に引き替えると
いう運用がなされており、搭乗客はこの搭乗券を所持し
て航空機に搭乗する。

航空会社はその航空機に搭乗する搭乗客の人数を、手続
きカウンターにおける各人の搭乗手続きによって把握し
ており、従って航空機の出発時刻において乗客が全員搭
乗しているか否かをチェソクした上で出発するようにし
ている。

ところが、搭乗客が出発時刻になっても航空機に搭乗し
ないため、航空機が出発できず、運行ダイヤに遅延また
は混乱を起こすことがある。そのため航空会社は場内ア
ナウンスまたは案内表示板等により出発の案内を行って
いるが、場内の騒音等により、乗客はよく開き取れない
こともあり、また乗客の忘れ、勘違い、うっかり等で集
合しないことが往々にしてある。

〔発明が解決しようとする課題〕

そこで、この発明はこれらの問題を解決するために成さ
れたものであり、例えば搭乗手続きの際に、タイマーと
、ブザー等の信号を発生させる報知装置とを内蔵した案
内装置を搭乗客に預け、搭乗すべき時刻が到来した際に
は、前記報知装置を動作させて搭乗客に対して出発時刻
であることを告知出来るようにした案内システムおよび
その装置を提供しようとするものである。

〔発明の概要〕

前記した課題を解決するために本発明により威された案
内システムおよびその装置は、例えば搭乗手続きの際に
、現在時刻と出発時刻との差に対応する時間を計算し、
これを案内装置のレジスターに対して格納させる登録機
と、この登録機によって残り時間に対応する数値情報が
格納されると共に、時間経過に応じて経過時間をカウン
トアップするタイマー手段と、このタイマー手段による
カウントアップ値と、格納された数値情報とを比較する
比較手段と、この比較手段の比較結果が予め定められた
状態に達したとき、信号を出力する報知手段を内蔵した
案内装置とを組み合わせた点に特徴を有する。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図は、この発明のシステム全体の概念
を示した機器の斜視図を示す。すなわち、第１図におい
てＡは登録機を示しており、この登録機Ａには、そのケ
ース前半部にキーボードＫおよびディスプレーＤ等が配
置されており、またケース後半部には、複数個の案内装
置Ｂを挿入するための挿入口Ａ′等が配置されている。

そして前記案内装置Ｂには、第２図に拡大して示したよ
うに、登録機Ａの挿入口Ａ′に挿入した状態で、登録機
Ａ側と電気的に接続される端子１〜４、スビー力５、搭
乗時刻に近づいた場合に点灯されるＬＥＤ等の表示素子
６，７および搭乗ゲート番号を表示する表示器８等が配
置されており、その裏面にはクリソプ等の取り付け金具
（図示せず）が設けられている。

そして第３図に電気的構或を示したとおり、前記登録機
Ａには、直流電源をもたらす電源回路９が内蔵されてお
り、各挿入口Ａ′に挿入された複数の案内装置Ｂに対し
て端子１，２を介して直流電源を供給する。従って、各
案内装置Ｂは、内蔵されている電池１０に対して充電状
態に威されている。

また、登録機Ａには現在時刻をカウントする時計１１が
内蔵されており、この時計１１からの現在時刻を示す数
値情報は、演算処理回路１２に印加されている。また、
この演算処理回路１２にはキーボードＫより出発予定時
刻に関する数値情報が人力される。

前記演算処理回路１２は、キーボードＫより入力される
出発予定時刻ド関する数値情報と時計１１から得られる
現在時刻を示す数値情報とを比較演算し、その差出力、
すなわち出発までの残り時間に対応する数値情報を出力
する。この演算処理回路ｌ２によって出力された数値情
報は、書き込み出力回路ｌ３に人力される。

また、登録ｍＡからは、キーボードＫによって乗客が搭
乗する航空機の搭乗ゲート番号等が入力され、この入力
情報は、表示書き込み回路ｌ４に入力される。

搭乗手続きにおいて、キーボードＫによって登録コマン
ドを入力すると、登録機六の挿入口Ａ′に差し込まれて
いる案内装置Ｂには、出発までの残り時間に対応する数
値情報が書き込み出力回路ｌ３より、また搭乗ゲート番
号に関する情報が前記した表示書き込み回路１４より、
それぞれ端子３および４を介して伝達される。

この様な処理が施された案内装置Ｂは、登録機Ａより引
き抜かれ、そのまま搭乗客に対して手渡たされる。

なお、前記した実施例は、登録機Ａが同一搭乗機用の案
内装置Ｂに情報を書き込む場合の説明であるが、１つの
登録機Ａによって複数の搭乗機用の情報を案内装置Ｂに
書き込む場合には、登録機Ａに付された番号から特定の
案内装置ＢをキーボードＫによって選択し、その特定の
案内装置Ｂに対して前記したと同様な情報を書き込むよ
うにすれば良い。

案内装置Ｂには、レジスタ１５が内蔵されており、この
レジスタ１５には、登録機Ａから出力された出発までの
残り時間に関する数値情報Ｘが、端子３を介して人力さ
れている。同時に登録機Ａからは、端子３を介してタイ
マースタート信号Ｙがタイマー回路１６に対して印加さ
れており、タイマー回路１６は案内装置内Ｂに内蔵され
た電池１０より供給される電源により、カウントが開始
される。

そしてそのカウント値は、比較回路ｌ７に印加されてお
り、この比較回路１７はレジスタｌ５に格納された出発
までの残り時間に関する数値情報Ｘと比較される。

所定時間が経過し、前記比較回路ｌ７が、数値情報Ｘと
タイマー回路ｌ６からの経過時間に関する数値情報との
一致を検出すると、比較回路１７からは制御出力が発生
し、その出力は発振器ｌ８にもたらされる。このため発
振器１８は電池ｌ０からの電源により駆動され、その発
振出力はスピーカ５を駆動する。

従って搭乗手続きを済ませた乗客に対し、案内装置Ｂの
スビーカ５より発生する発振音によって出発時刻が到来
したことが告知される。

なお前記比較回路１７には２つのＬＥＤ６　，７が接続
されている。第１のＬＥＤ６は、出発予定時刻の例えば
２０分前となったときに、比較回路ｌ７より出力がもた
らされて点灯し、搭乗客に注意を促し、また第２のＬＥ
Ｄ７は、出発予定時刻の例えば１０分前となったときに
、比較回路１７より出力がもたらされて点灯し、搭乗客
に出発時刻がより近付いたことを告知させる。

第４図は案内装置Ｂの他の実施例を示したものであり、
第３図と同一符号は同一部分を示し、その説明は省略す
る。

この第４図に示した実施例においては、新たにアンテナ
ｌ９と、受信書き替え回路２ｏとが備えられている。す
なわち航空ダイヤは往々にして変更される場合があり、
出発時刻に変更が有った場合には、第３図に示した実施
例のものにおいてはその対応がとれない。この第４図に
示した例は、飛行場内で発信される特定なＲＦ信号をア
ンテナ１９により受け、受信書き替え回路２０により、
レジスタ１５に格納されている出発までの残り時間情報
Ｘを書き替える機能を備えている。

これにより、搭乗客に対し常に適切な案内を行うことが
できる。

以上のように構成された案内装置Ｂは、航空機への搭乗
ゲートにおいて回収することにより、反復して使用する
ことが可能である。

〔効　果〕

以上の説明で明らかなとおり、この発明によると、出発
の所定時間前にブザー等の報知手段によって搭乗客に対
し、注意を喚起させることができるため、搭乗客の勘違
い、或いはうっかり等で搭乗が遅れ、航空機の運行に支
障を来たす等の不都合の発生が防止できる。

なお以上の説明では、航空会社の搭乗案内としてこの発
明を利用した場合を例示したが、この発明の利用範囲は
、この様な特定のものに限られることはなく、例えばゴ
ルフ場のスタート時間の案内、或いは病院、役所、結婚
式場等にも利用することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示した全体斜視図、第２図
はこの発明の案内装置の実施例を示した斜視図、 第３図はこの発明の実施例を示したブロック図、第４図
はこの発明の他の実施例を示したブロック図である。 Ａ・・・登録機、Ｂ・・・案内装置、Ｄ・・・ディスプ
レーＫ・・・キーボード、ｌ〜４・・・端子、５・・・
スビーカ、６，７・・・ＬＥＤ、８・・・表示器、９・
・・直流電源、１０・・・電池、１１・・・時計、ｌ２
・・・演算処理回路、１３・・・書き込み出力回路、１
４・・・表示書き込み回路、１５・・・レジスタ、ｌ６
・・・タイマー回路、１７・・・比較回路、１８・・・
発振器、１９・・・アンテナ、２０・・・受信書き替え
回路。 第 Ｉ 図 第２ 図 第 ３ 図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）現在時刻と予定時刻との差に対応する時間を演算
   する演算手段と、この演算手段によって演算された前記
   時間に対応する数値情報を出力する出力手段と、ケース
   の挿入口に挿入された案内装置に対して動作電源を充電
   するための直流電源とを具備した登録機と、この登録機
   によって得られた数値情報を格納するレジスタ手段と、
   時間経過に応じて経過時間をカウントアップするタイマ
   ー手段と、このタイマー手段によるカウントアップ値と
   前記レジスタ手段に格納された数値情報とを比較する比
   較手段と、この比較手段の比較結果が予め定められた状
   態に達したとき、信号を出力する報知手段と、前記登録
   機の挿入口にセットすることで登録機からの動作電源が
   充電される電池とを具備した複数の案内装置との組み合
   わせから成り、前記複数の案内装置のそれぞれは、予定
   時刻において報知手段が動作するように成されたことを
   特徴とする案内システム。
2. （２）時間に対応する数値情報を登録機より受けて、こ
   れを格納するレジスタ手段と、時間経過に応じて経過時
   間をカウントアップするタイマー手段と、このタイマー
   手段によるカウントアップ値と前記レジスタ手段に格納
   された数値情報とを比較する比較手段と、この比較手段
   の比較結果が予め定められた状態に達したとき、信号を
   出力する報知手段と、登録機の挿入口にセットすること
   で動作電源が充電され、少なくとも前記タイマー手段と
   報知手段に対して動作電源を供給する電池とを具備して
   なる案内装置。
3. （３）時間に対応する数値情報を登録機より受けて、こ
   れを格納するレジスタ手段と、時間経過に応じて経過時
   間をカウントアップするタイマー手段と、このタイマー
   手段によるカウントアップ値と前記レジスタ手段に格納
   された数値情報とを比較する比較手段と、この比較手段
   の比較結果が予め定められた状態に達したとき、信号を
   出力する報知手段と、登録機の挿入口にセットすること
   で動作電源が充電され、少なくとも前記タイマー手段と
   報知手段に対して動作電源を供給する電池と、所定の周
   波数を受信し、受信情報に基づいて前記時間に対応する
   数値情報を書き替える書き替え手段とを具備してなる案
   内装置。