JPH11507710A - 高温超電導体を用いた高性能磁気軸受システム - Google Patents

高温超電導体を用いた高性能磁気軸受システム

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JPH11507710A JP9500469A JP50046997A JPH11507710A JP H11507710 A JPH11507710 A JP H11507710A JP 9500469 A JP9500469 A JP 9500469A JP 50046997 A JP50046997 A JP 50046997A JP H11507710 A JPH11507710 A JP H11507710A
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Abstract

(57)【要約】 超電導磁気アセンブリ内の超電導磁気部材(14,46,84,104)に複数のドメイン(18,54,86,106)を提供し且つ少なくとも1つのドメインが、磁気アセンブリ内の磁気部材の基準軸(38,66,96,118)に対して角度を有して配置されたドメインC軸ベクトル配向(20,56,88,108)を有するような形で、前記超電導磁気部材を配置することによって、超電導磁気アセンブリ(12,42,82,102)及び磁気アセンブリ(30,60,92,112)を伴う磁気軸受構造内で少なくとも1つの安定化力を提供するための磁気軸受装置及び方法。

Description

【発明の詳細な説明】 高温超電導体を用いた高性能磁気軸受システム 発明の背景 本発明は、一般に磁気軸受(ベアリング)の設計に関する。より特定的に言う と、本発明は、磁気アセンブリの基準軸との関係において超電導アセンブリの少 なくとも1つのドメインC軸ベクトルが特定の方向に配向された受動的軸受シス テムに関する。ドメイン配向は、浮揚した軸受アセンブリの望まれる動きと平行 でない速度に対抗する安定化力を提供することができる。 磁気軸受構造は、1つの軸受アセンブリが少なくとも1つのその他の軸受アセ ンブリによって浮揚される受動軸受システムである。既知の磁気軸受構造として は、永久磁石及び高温超電導体(high-temperature superconductor)(HTS) の組合せを含む超電導磁気軸受がある。一般的なタイプの超電導磁気軸受には、 線形磁気軸受と回転磁気軸受が含まれる。線形磁気軸受は、第2の磁気アセンブ リ(案内路アセンブリ)により浮揚された第1の磁気アセンブリ(キャリヤアセ ンブリ)を含み、このキャリヤアセンブリは案内路アセンブリとの関係において 、かつこの案内路アセンブリに案内されて線形に動くことができる。キャリヤア センブリと案内路アセンブリのいずれにおいてもHTS材料を使用することがで きる。電気力学的浮揚(EDL)の磁気浮揚車両(Mag-Lev)においては、通常 キャリヤアセンブリがHTS材料を含んでいる(Moon,Francis C.,超電導浮揚 ,27(John Wiley & Sons Inc.1994))。第3ののタイプの超電導磁気軸 受は、軸受アセンブリ間の相対的動きを実質的に全く有していない軸受システム である。このタイプの軸受は、敏感な計器のための安定した浮遊型プラットホー ムを提供する。この第3のタイプの軸受の利用分野としては、光学機器用のプラ ットフォーム及び電子顕微鏡用のステージを提供するというものが含まれる。 線形磁気軸受の応用分野としては、クリーンルーム又は真空処理システムのた めの線形コンベヤパレットが含まれる。回転磁気軸受には、例えば、少なくとも 1つのその他の磁気アセンブリ(固定子)との関係において回転することのでき る、浮揚された磁気アセンブリが含まれる。一般に、回転磁気軸受には、ジャー ナル軸受とスラスト軸受が含まれる。ジャーナル軸受は、中空シリンダの形状を もちHTSで作られた固定子アセンブリの内側に浮揚された磁気アセンブリを含 むことができる。スラスト軸受は、HTS材料で作られた固定子アセンブリの上 に浮揚された磁気アセンブリを含むことができる。 回転磁気軸受の利用分野としては、はずみ車エネルギー貯蔵装置、ジャイロス コープ、高速工作機械、宇宙船用角運動量ホイール、光学及び赤外線デバイス用 の回転スキャナ、高速光学シャッター、遠心分離機、マイクロマシン、クライオ クーラータービン、ロケット用クライオポンプ、空間航行体、地上基地システム 、航空機エンジン軸受、地下ガスパイプラインポンプ、織物製造用高速スピンド ル、粒子ビームチョッパ及びコンピュータディスク記憶装置がある。軸受は、異 なる重心方位で作動できる。すなわち、スラスト軸受においては磁気アセンブリ は上述のとおり、固定子アセンブリの上に浮揚されてもよいし、或いは又固定子 アセンブリの下に懸垂されていてもよい。 高温超電導軸受は、寿命が長く信頼性が高く、寄生的軸受動力損失が低いこと で知られている。タイプIIの超電導材料が一般的に回転軸受システムのために用 いられている。タイプIIの超電導材料のうちの1つの特定のタイプは、YBa2 Cu3xといったような1−2−3相イットリウム−バリウム−銅酸化物(YB CO)溶融集合組織化材料である。YBCOといったようなタイプIIの超電導材 料においては、各々の結晶ドメインは、3つのA,B,Cと記される直交軸に分 けられる(例えば Moon,Francis C.,超電導浮揚,90,図3−11(John.Wi ley & Sons Inc.1994)を参照)。標準的には、各平面内で超電導状態で支 持されうる最大電流は臨界電流又はJcと呼ばれる。このJcはドメイン平面、 温度そして幾分かは磁界の関数である。特定の超電導平面A−B、A−C又はB −C内のこの臨界電流は、基本的にいずれの方向においても同一である。磁気ベ クトルは、平面内の電流に直交しており、磁気学の「右手の法則」に従う。従っ て、磁気ベクトルの方向は、超電導電流に対し直交でかつ右手の法則に従った方 向として定義づけされる。最大磁界ベクトルは、ドメイン平面電流がJcにある 場合に起こるベクトルである。ドメインC軸ベクトルというのは、A−B平面内 のJcの超電流の結果としてもたらされるドメインのC方向に対して平行である 磁界ベクトルのことである。HTS YBCOといった材料は、A−C又はB− C平面に比べてA−B平面内においてJcの1ケタ分の改善を示す傾向にある。 磁気ベクトルは、超電流に対し直交していることから、最大磁気ミラーリング及 びピン止めは、C軸に沿って発生する。これは、C方向での磁界の加速的変化の 際に最大のエネルギー散逸を提供する方向でもある。従って、スプリング作動さ れる即ち減衰されるべき動きの方向に沿ってC軸を合わせることによって、最大 の減衰及びスティフネスを達成することができるという結論が下されることにな る。 現在、業界は、HTSドメインのC軸を軸受スラストの垂直方向と合せるべく (垂直配向方策)、YBCOといったようなHTS軸受固定子又は案内路材料の 製造に多大な研究努力を費してきている。例えば、1993年6月1日にWeinbe rger et al.に交付された米国特許第5,214,981号を参照のこと。この 研究努力は、典型的にには、溶融集合組織化製品の中に可能なかぎり大きな結晶 粒(グレイン)ドメイン(区分)を作り出すための研究努力と組合わされる。こ のアプローチの目的は、できるかぎり大きい揚力を提供することにあるが、これ は大部分のHTS軸受の応用が必要とされるスラスト荷重によって特定されるた めである。 この垂直配向方策が、これまで要求されてきた理由は、主として、利用可能な HTS材料のJcが低いことにある。より高い性能の材料が利用できるようにな るにつれて、潜在的な軸受スラスト能力の全てが揚力のために必要なわけではな くなる。さらに、数多くのHTS軸受の応用が、ゼロスティフネス永久磁石シス テムといったようなその他の非HTSサポートを伴って増加しつつある。付加的 なスラスト又は揚力マージンは、現在、動的回転子管理のために使用できる。こ れまでのところ、HTS軸受での高速実験はほとんどなかったことから、高速回 転子と共に使用するためのHTS軸受の動的必要条件は充分に評価されてきてい ない。 垂直配向方策の欠点としては、軸受の低い動的スティフネス、低い動的減衰、 及び単結晶粒方向性HTSの製造に付随するコスト面で不利がある。例えば、半 径r、質量Mの永久磁気回転子が超電導磁気固定子上で回転しているスラスト軸 受システムにおいては、式Iに示されているような成分をもつ振動力関数F(x ,φ)が座標x及びφに沿って存在する: F(x,φ)=(M/g)(d2x/dt2)+c1(dx/dt) +k1x+rφ(C2(dx/dt)+k2x) (式I) なお式中 g=重力 c1=固定子の軸方向減衰定数 k1=固定子の軸方向スティフネス定数 c2=固定子の半径方向減衰定数 k2=固定子の半径方向スティフネス定数 垂直配向方策は、幾分かの動的支援を提供できるかもしれないが、c1,k1, 及びc2の成分の値に対するその効果は最小である。このような振動の変位は、 軸受システムからのエネルギー損失を結果としてもたらす。 発明の要約 本発明は、浮揚した軸受アセンブリに望まれる動きと平行でない速度に対抗す る、安定化力を提供する磁気軸受構造の製造方法及び磁気軸受装置に関する。 本発明は、それぞれのドメインC軸ベクトルを含む複数のドメインを含み且つ 支持面を備えた少なくとも1つの超電導磁気部材を有する超電導アセンブリを含 む磁気軸受のための構造に関する。この磁気軸受構造はさらに支持面と対向する スラスト面を有し且つこのスラスト面に対し垂直な方向の基準軸を含む少なくと も1つの磁気部材を有する磁気アセンブリも含んでいる。超電導磁気部材は、少 なくとも1つのドメインC軸ベクトルが磁気部材の基準軸に対して角度を有して 配置されているような複数のドメインを含有する。この角度配置は、磁気部材の 振動変位に対する安定化力を提供する。 本発明は同様に、複数のドメインを伴う超電導アセンブリ内の超電導磁気部材 を提供することによってそして磁気部材の基準軸に対して角度を有して配置され たドメインC軸ベクトル配向を少なくとも1つのドメインが有するような形で超 電導磁気部材を配置することによって、磁気軸受システムにおいて少なくとも1 つの安定化力を提供するための方法に関する。 本発明は、エネルギー貯蔵システムにおいて効率の良いエネルギー貯蔵を提供 するのに特に有用である。軸受システムに付随する損失が、典型的には、貯蔵用 機械を回転させる上での主要な損失メカニズムである。有用でない仕事に対する 貯蔵エネルギーの損失は、これらの装置を作動するためにコスト面で不利となる 。 本発明それ自体が、さらなる目的及び付随する利点と共に、添付図面に合わせ て以下の詳細な記述を参照することによって最も良く理解できることだろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明に従ったスラスト軸受構造の概略的断面図である。 図2は、図1の基準軸との関係におけるドメインC軸ベクトルの角度配置の概 略図である。 図3は、本発明に従ったエネルギー貯蔵システムのための軸受構造の概略断面 図である。 図4は、図3に記述されている軸受構造内のドメインC軸ベクトルの配向の5 つの様式の概略図である。 図5は、本発明に従ったジャーナル軸受構造の概略断面図である。 図6は、本発明に従った電気力学的浮揚(EDL)の磁気浮揚された車両(M ag−Lev)のための軸受構造の概略断面図である。 図7は、図1の軸受構造の断面図である。 好ましい実施形態の説明 本発明は、浮揚された軸受アセンブリに望まれる動きと平行でない振動変位又 は速度に対抗する安定化力を提供する磁気軸受構造を製造するための方法及び軸 受構造装置に関する。 図1に示されているように、本発明に従ったスラスト軸受構造10は、超電導 アセンブリ12及び磁気アセンブリ30を含んでいる。磁気アセンブリ30は、 スラスト軸受構造10の浮揚されたアセンブリ又は回転要素であり、固定子要素 として作用する超電導アセンブリ12により浮遊されている。超電導アセンブリ 12は、単数又は複数の超電導磁気要素16を含む超電導磁気部材14を含んで いる。各々の超電導磁気要素16は単数又は複数のドメイン18を含んでいる。 各ドメイン18は、ドメインC軸ベクトルの方向を示す矢印20を含んでいる。 磁気アセンブリ30は、永久磁石材料で作られた1つの磁気セグメント34を含 む磁気部材32を内含する。磁気セグメント34は同様に電磁部材で作られてい てもよいし或いは又永久磁石材料及び電磁部材の組合せで作られていてもよい。 磁気アセンブリ30は、磁気部材32の背面36が超電導磁気部材14の支持面 22と対向するような形で、超電導アセンブリ12により浮遊されている。磁気 部材32の基準軸38はスラスト面36に対し垂直である。図1に示されている スラスト軸受構造10において、基準軸38は、浮揚された磁気アセンブリ30 の回転軸に対して平行である。 超電導アセンブリ12は、超電導磁気部材14に加えて永久磁気部材又は電磁 部材(図示せず)を含むことができる。代替的には、超電導磁気部材14は、図 1に示されているように複数の超電導磁気要素16を含む代りに、複数のドメイ ン18を有する1つの超電導磁気要素を含むこともできる。第2の代替的構成は 、各々1つのドメインをもつ超電導磁気要素16を含む超電導磁気部材14とす ることができる。第3の代替的構成は、1つのドメイン18を有するいくつかの 超電導磁気要素16と複数のドメイン18を有するその他の超電導磁気要素16 を含む超電導磁気部材14とすることができる。 超電導磁気部材14は好ましくは、タイプIIの高温超電導材料で作られている 。一般にこれらの材料は30Kを上回る臨界温度(Tc)を有する。タイプIIの 高温超電導材料の例としては、バリウム−ランタン−銅酸化物(Ba−La−C uO)、ストロンチウム−ランタン−銅酸化物(Sr−La−CuO),イット リウム−バリウム−銅酸化物(YBCO)、水銀ベースの銅酸塩(Hg−Ba− Ca−CuO),タリウムベースの銅酸塩(Tl−Ba−Ca−CuO)及びビ スマス−ストロンチウム−カルシウム−銅酸化物(BSSCO)といったような 高温超電導酸化物が含まれる。従って、磁気部材14を作るのに使用できるタイ プIIの超電導材料は、基本的にLa1-xBaxCuO4、(La1-xBax2CuO4-y 、La2-xSrXCuO4、YBa2Cu37-delta、YBa2Cu3.57+x、 YBa2Cu48+x、Bi2(Sr,Ca)3-xCu2 9-y、Bi2(Sr,Ca)3-x、Cu29-y、Bi4(Sr,Ca)6Cu416 +x 、Bi2Sr3Ca3Cu28+x、Tl2Ba2CaCu210+delta、Tl2Ba2 CaCU38+delta及びHgBa2Ca2Cu36+deltaから成るグループの中か ら選択できる。好ましくは、超電導部材14は基本的にLa1.85Ba0.15CuO4 、La1.85Sr0.5CuO4、YBa2Cu37、Bi2Sr2CaCu28、Bi2 Sr2Ca2Cu310、Tl2Ba2CaCu28、Tl2Ba2Ca2Cu210及 びHgBa2Ca2Cu36+deltaから成るグループの中から選択された材料で作 られている。最も好ましくは、超電導磁気部材14は、YBa2Cu37で作ら れている。 磁気アセンブリ30は、永久磁石材料に加えて超電導磁気材料を含むことがで きる。磁気アセンブリ30は、スラスト軸受システム内に回転要素の従来のあら ゆる形態を有することができる。典型的には、磁気アセンブリ30は円筒形又は ディスク状である。超電導アセンブリ12は、磁気アセンブリ30の形態に対応 する形態を有することができる。例えば、ディスク状の磁気アセンブリ30は、 対応するディスク状の超電導アセンブリ12により浮揚される。 スラスト軸受構造10においては、振動変位には、式Iで表わされるもののよ うな振動変位が含まれる。換言すると、振動変位には、固定回転軸を中心とする 磁気部材32の回転に関係する角変位と平行でない磁気部材32の変位が含まれ る。従って、例えば、振動変位には、回転子の不釣合の結果としての変位が含ま れる場合がある。この不釣合は、回転子の歳差運動、振動又は揺動の形で現われ る可能性がある。 本発明に従うと振動変位を除去するための安定化力が、基準軸38に対して角 度を有して配置された少なくとも1つのドメインC軸ベクトル20をもつ超電導 磁気要素16によって提供される。図2に示されている通り、ドメインC軸ベク トル20は、3次元的配置角度αが−90°<α<90°という式を満たす場合 に、基準軸38に対して角度を有して配置されていることになる。 本発明は、エネルギー貯蔵システムのための効率の良い軸受構造を提供するた めに特に有用である。シリンダ及びディスク形態の両方において、はずみ車を利 用するエネルギー貯蔵システムには、高速運転のための高度の非線形減衰挙動が 必要とされる。このことは特に、超臨界速度での運転について言えることである 。この形態の軸受減衰はきわめて非線形のものとなり、変位が増大するにつれて エネルギーの散逸は連続的に増加する。 図3に示されている通り、エネルギー貯蔵システムのための軸受構造40は、 固定子アセンブリ42と回転子アセンブリ60を含む。回転子アセンブリ60は 、永久磁石材料で作られた磁気部材62を含むはずみ車である。固定子アセンブ リ42は、超電導磁気要素50又は52の円形アレイを形成するべく複数の超電 導磁気要素48を有する超電導磁気部材46を含む、HTS材料冷却用のクライ オチャンバ44を内含している。超電導磁気要素の第1のアレイ50は、固定子 アセンブリの全体的な厚み及び性能を増大させるべく第2の超電導磁気要素アレ イ52の上にタイル状に配置されている。このタイル配置は同様に、各ドメイン ベクトルの統計的変動を平滑化する効果も有している。 超電導磁気要素48は、第2の円形アレイ52上にタイル状に配置されている 超電導磁気要素の第1の円形アレイ50を形成するべく側方に位置づけすること ができる。代替的には、超電導磁気要素48は、第1のアレイ内の要素が第2の アレイ内の要素との関係において食い違い配置となるように位置づけされてレン ガ壁の断面形状を形成するようになっている複数のアレイを形成することができ る。アレイの数及び超電導磁気要素のレイアウトとは無関係に、超電導磁気部材 46の支持面58は、磁気部材62のスラスト面64と対向している。 回転子アセンブリ60はディスク形であり、永久磁石から成る磁気部材62を 有する。各々の超電導磁気要素48は単数又は複数のドメイン54を含むことが できる。好ましくは、超電導磁気要素48は複数のドメイン54を含む。超電導 磁気要素48内のより好ましいドメイン数は3〜10である。磁気部材62は単 数又は複数の磁気セグメント(図示せず)を含むことができる。 本発明によると、ドメインC軸ベクトル56が基準軸66に対して角度を有し て配置されるような形で超電導磁気部材46の中のドメイン54を配置すること により、安定化力が提供される。本発明の好ましい実施形態においては、超電導 磁気部材14は、或る範囲の角度配置を有するドメインC軸ベクトル20を含む 。 図4は、図3の軸受構造のためのクライオチャンバ44の中の単一アレイの超 電導磁気部材70、72、74、76又は78の中の角度配置の可能性のある5 つの組合せの代表標本を示している。図4に示されているような各々のドメイン C軸ベクトル56の角度配置は、基準軸66の−90°〜90°の間で変動し得 る。好ましくは、ドメインC軸ベクトル56の角度配置は、基準軸66から約− 30°〜約30°の間で変動する。角度配置の好ましい組合せは、第1、第2及 び第3の超電導磁気部材70、72、74によって表わされている。より好まし い組合せは、第3の超電導磁気部材74によって表わされている。ドメインC軸 ベクトル56の角度配置が二次元で記述されてきたが、ドメインC軸ベクトル5 6の角度配置が3次元内で多数の方向に拡がることができるということも理解す べきである。 図4に示されているように、ドメインC軸ベクトル56の配向は、超電導磁気 部材46の任意の半径に沿っての基準軸66に対する方位角は対称でも非対称で あってもよい。本発明の好ましい実施形態においては、超電導部材46の任意の 半径に沿った「ベクトル和方向」は、軸受応答力が3次元で対称となるように、 方位角が対称である。ベクトル和方向は、超電導磁気部材46の半径に沿ったC 軸ベクトル56全ての和の合成方向である。従って、例えば、ベクトル和方向は 、超電導部材46が特定の半径に沿って唯一つのドメイン54しか含んでいない 場合、1つのC軸ベクトル58の方向とすることができる。本発明のより好まし い実施形態においては、方位角が対称なベクトル和方向は、支持面58と交差す る場所での磁気部材62の磁束(図示せず)の勾配と平行である。この形態は最 大のスティフネス及び減衰を提供する。 代替的には、超電導磁気部材14の半径の関数で角度配置が変動するようにド メインC軸ベクトル20を配向させることができる。さらに、磁気部材14は、 「ベクトル和角度」θ1を有ししかもドメインC軸ベクトル20の約90%は、 θ1−15°≦α≦θ1+15°という式を満たす角度配置αを有してして、実質 的にθ1に等しい平均分布値を有する統計学的に正規の分布を有する2つ以上の ドメインC軸ベクトル20を含むことができる。ベクトル和角度というのは、基 準軸38に対するベクトル和方向の角度である。好ましくは、ドメインC軸ベ クトル20の約90%が、式θ1−5°≦α≦θ1+5°を満たす角度的配置αを 有する。 別の代替例においては、ベクトル和角度θ2を有する2つ以上のドメインC軸 ベクトル20が、ランダムに分布していてよく、この場合、ドメインC軸ベクト ル20は、θ2−90°≦α≦θ2+90°という式を満たす配置角度αを有する 。好ましくは、ドメインC軸ベクトル20は、式θ2−10°≦α≦θ2+10° を満たす配置角度αを有する。 もう1つの代替的配列方法においては、超電導磁気部材46の任意の直径に沿 ってドメインC軸ベクトル56のベクトル和方向が、必要とされる制御力の方向 と平行となるような形に、ドメイン54を配置することができる。例えば、超電 導磁気部材76又は78は、ドメインC軸ベクトル56が1つの円錐を形成する ドメインベクトル配置を有するドメイン54を含むことができる。これらの設計 においては、回転子アセンブリ60は、最適なエネルギー形態を達成するべく磁 気井戸及び自己の位置に配置されている。ドメインC軸ベクトル56が略基準軸 66に平行である従来のアプローチとは異なり、本発明のアプローチは、軸受磁 石設計において考慮に入れなくてはならない軸受磁石に対する静的フープ(円周 )応力を付加する可能性がある。それでも、その他の非対称配向が可能であり、 或る種の場合には望ましいかもしれない。 通常、ドメインC軸ベクトル56を配向するためには、各々のHTSペレット が機械加工され、その完成した応答ドメインC軸ベクトル56に基づいて方向づ けされる。かくして、超電導磁気部材46中のドメイン54の配置には、最初、 各超電導磁気要素48内でのC軸ベクトル56の方向の分布を決定することが含 まれる。 この特徴づけの第1の方法は、各々の超電導磁気要素48のC軸ベクトルの個 々の測定である。第2の特徴づけ方法は、オーブン内の一定の温度範囲内で成長 させられた超電導磁気要素48がドメインC軸についての類似の分布を有する傾 向があることを理由とした、オーブンの異なる場所での超電導磁気要素48の代 表的標本の測定である。第3の特徴づけ方法には、バッチからの超電導磁気要素 48の標本を測定し、その標本から決定されるようなドメインC軸についての予 想される方向に基づいてバッチ内の全てのペレットを機械加工(又は取りつけ) することを含む。好ましい特徴づけ方法は、第2及び第3の方法である。複数の ドメインを含む超電導磁気要素の使用によって、単一ドメインの超電導磁気要素 が使用される場合に比べて特徴づけの精度は重要性がはるかに低くなる。その上 、より小さな結晶粒サイズ及び増大した数のドメインC軸ベクトルの分布を許容 することから、HTS材料の全体的製造コストは低減することになる。 かくして、固定子アセンブリ42の特定の区分において望まれるドメインC軸 ベクトル方向を得るための好ましい方法は、望まれるドメインC軸ベクトル方向 に中心をおく好適に選択された分布を提供することによるものである。これは、 方向に対するより高度な制御を提供するが、アセンブリ内での特徴づけ及び取扱 上の注意を必要とする。 好適に選択されたドメインC軸ベクトル56の分布に対する1つの代替例は、 望まれるドメインC軸ベクトル分布から規定の角度βで変動するドメインC軸ベ クトル56のランダムな分布を有する複数のドメインを選択し、ランダム分布の ベクトル和方向が望まれるドメインC軸ベクトル方向を近似するようにすること である。望まれる角度βは0°〜180°まで変動しうるが、好ましい角度βは 20°〜30°の間にある。 溶融集合組織化されたHTS材料を作る現行の方法については、今日の文献中 で充分に報告されている。研究努力の大部分は単結晶ペレットの成長に集中して いるが、ペレット内の付加的なドメインの自然発生的核形成を防ぐために多大な 努力が費やされている。本発明は、現在のところ最適なものより劣るとみなされ ているこれらの付加的なドメインをもつペレットの使用を可能にすることになる だろう。 その上、本発明の安定化力は、円錐形及び円筒形の歳差運動も妨げる。高さと 直径の比(H及びDはそれぞれ図3に示されている通り)が約3〜約6であるシ リンダ形状を有する回転子アセンブリ60を伴う軸受構造40においては、シリ ンダは、典型的には、スティフ剛体として作動するが、ジャイロ歳差運動を行な う傾向をもつ。これは、円錐形及び円筒形の両方の動き含むが、歳差運動の周波 数は回転子の角速度の関数であるので、円錐形の動きが優越している。円錐形歳 差運動の駆動機構は、回転子の不釣合の直接の結果である。本発明は、この駆動 機構に対する回転子の応答を実質的に減少させる安定化力を提供する。 本発明は、図5のジャーナル軸受構造80及び図6の線形軸受構造100内の 安定化力も提供する。図5を参照すると、ジャーナル軸受構造100は、略円筒 形の回転子アセンブリ92の対向する端部に2つの超電導磁気部材84を有する 固定子アセンブリ82を含む。超電導磁気部材84は、各々の磁気部材94のス ラスト面98が超電導磁気部材84の支持面90に対向するような形で、略円筒 形の回転子アセンブリ92内の2つの対応する磁気部材94を支持するように位 置づけされている。回転子アセンブリ92は、基準軸96に対して平行な回転軸 を有する回転運動を行なうことができる。ジャーナル軸受構造80においては、 回転子アセンブリ92が固定子アセンブリ82により浮遊されている間の固定回 転軸を中心にした回転子アセンブリ92の回転運動に付随する角変位と平行でな い回転子アセンブリ92の変位が振動変位に含まれる。従って、振動変位には、 磁気機械的不安定性、回転子不釣合又は貯蔵システムに対する外部衝撃の結果と しての変位が含まれる可能性がある。図5に示されているように、ドメイン86 内のドメインC軸ベクトル88のうちの少なくとも1つが基準軸96に対して角 度を有して配置されている状態にある超電導磁気部材84を提供することによっ て、これらの振動変位を妨げるための安定化力が提供される。 図6を参照すると、本発明の軸受構造は同様にEDL Mag−Levにおい ても利用することが出来る。この場合、キャリヤアセンブリ102は、超電導磁 気部材104を含み、案内路アセンブリ112は、電磁石である磁気部材114 を含む。キャリヤアセンブリ102は、磁気部材112のスラスト116が超電 導磁気部材102の支持面110と対向ような形で案内路アセンブリ112の上 に浮揚される。図6の軸受構造100においては、振動変位には、案内路アセン ブリ112の上のキャリヤアセンブリの線形運動に付随する側方変位と平行でな いキャリヤアセンブリ102の変位が含まれる。従って、例えば、振動変位には 、縦揺れ(ピッチング)及び上下揺れ振動の組合せ、側方及び片揺れ(ヨーイン グ)振動の組合せ及び横揺れ発散(ローリング)といった磁気機械的不安定性の 結果としてもたらされる変位が含まれている。図6に示されているように、ドメ イン C軸ベクトル108のうちの少なくとも1つがそれぞれの磁気部材114の基準 軸118に対して角度を有して配置されるような形で、超電導磁気部材104の 中にドメイン106を提供することによって、これらの振動変位を妨げるための 制御力が提供される。 ドメインC軸ベクトルの角度的配置の範囲の設計には、制御力によって制御さ れるべき振動変位ベクトルが考慮に入れられなくてはならない。例えば、図3, 5及び6を参照すると、振動変位ベクトルは、その軸受構造が図3に示されるよ うなスラスト軸受システムに適合されているのか、図5に示されるようなジャー ナル軸受システムか、図6に示されるような線形軸受システムに適合されている のかに応じて異なっている。基準軸66,96及び118に対しそれぞれ直交す る振動変位ベクトルの絶対値が増大するにつれて、望ましくない変位ベクトルを 停止するためにより大きな減衰を加えることが重要である。しかしながら、エネ ルギーがほとんど除去されない小さい変位は許容されるべきである。こうして回 転子には、回転子からエネルギーがほとんど又は全く除去され無いような変位窓 (領域)が具備されることになる。従って、正常な回転子の作動中の損失がきわ めて低い。 さらに、HTS材料の性能も設計に際し考慮すべきである。より低いJcをも つYBCOドメインが、望ましい減衰係数に合わせて軸受システムを作る上で有 用である場合がある。さまざまな強度のHTSペレットを単一のHTS固定子の 中で相互混合して所望の結果を達成することが可能である。 本発明の利点及びその他の特徴は、以下の計算によって最も良く例示される。 計算は、図1に示されたスラスト軸受における本発明の効果を例示するために 実施された。これらの計算は磁界の基準磁束線120に基づいていることから、 簡略化されたものである。実際のシステムにおいては、合計減衰及びスティフネ スはそれぞれ全磁束変化及び磁束密度勾配によって左右される。さらに、計算は 2次元システムに基づいている。 図7は、図1の超電導磁気部材14の一部分と磁気部材32の間の相互作用の クローズアップ図である。図7では、超電導磁気要素16の上に磁気部材32が 浮遊されており、ここで「ランニングハイト」(y−run,超電導磁気要素 16から磁気部材32までの高さ)は1.5 である。磁気部材32に対する変位力 128の影響を、超電導磁気要素16のドメイン18が従来の仕方で磁気部材3 2と整列せされた時点で決定し、ドメイン18が本発明に従って配列された時の 変位力128の影響とそれを比較する。 磁気部材32は、図示した通りの北(N)及び南(S)極をもつ「馬蹄」形の 永久磁石である。磁気部材32からの磁束線122は、Y座標に垂直な平坦な表 面124を有する超電導磁気要素16の中へと流れる。基準束線120は、点1 26で表面124と交差する。角度θは、X座標を基準とした入射磁束角度、又 は表面124との関係における点126での基準磁束線120の正接角130を 表わす。θは、入射点における磁束勾配の逆正接に基づいて計算することができ る。 図7に示されているように、磁気部材32は、それぞれX及びY座標における 磁気力である成分Bx及びByを有する磁界を表わす。Y座標は、基準軸38に 対し平行であり、X座標は、磁気部材32の磁極平面内の線と一致し、そのため X及びY座標は図7の点(0,0)で交差するようになっている。磁束線122 は、点(0,0)に中心をもち、式II, x2/a2+y2/b2=1 (式 II) を満たすような第1の半径a及び第2の半径bをもつ楕円の一部分を構成すると いう仮定がなされている。 この計算は、y:=y_runを使用する。図7では、aの値は、Bxの値及 び磁気部材32の形状によって規定され、bの値はByの値及び磁気部材32の 形状によって規定される。図7では、a:=3.00,b:=3.75であると仮 定されている。 超電導磁気部材14の上を回転し始めたときの磁気部材32の初期位置は、( x1,0)により示されるX座標上のその南極及び(−x1,0)により示される 座標上のその北極の初期位置によって表わされる。振動に起因するX座標に沿っ た磁気部材32上の変位力128は、磁気部材32の変位(delta _x)を結果 としてもたらす。ここで時間的に最初の点において、X座標上の南極の位置は( x2,0)により記すことができ、又第2の時点において、X座標上の北極 の位置は(−x2,0)で記すことができる。磁気部材32の変位は、システム 全体の規模に比べて小さいものであると仮定されている。 超電導磁気要素16は、A軸及びC軸を伴う複数のドメインで構成されている 。図7では、1つのドメイン18のみが示されている。Y座標との関係における A軸及びC軸の従来の位置が示されている。換言すると、C軸はY座標に対して 平行である。角度αは、A軸との関係におけるC軸の角度配置の、Y座標を基準 にした角度を表わしている。 Bx及びByはxの変化によって規定されると仮定されている。さらに、A− B平面内の超電導磁気部材16の臨界電流Jcは、A−C平面内のものの10倍 である。これらの計算には、超電導磁気要素124による磁束の自己遮へいが考 慮されていない。 変位力128が delta_x=0.2を結果としてもたらすと仮定すると、X2は 次の式III によって決定できる: x2=x1−x_delta (式 III) 従って、 x2:=2.55 x変位の関数としての By(delta _By)の変化は、式IVにより決定できる: delta _By :=b/a((a2−x2 2)(1/2) −(a2−x1 2)(1/2)) (式 IV) 従って,delta _By:=0.476 C軸方向の超電導磁気要素16のための臨界磁界(B*)がB*<1という式を 満たすことが仮定されている。さらに、超電導磁気要素16が、通常の超電導モ ードひいてはC軸方向でその臨界磁界より下で作動しているという仮定もなされ ている。従って、超電導磁気要素16は、式Vにより近似される磁界変化(ref _damp)によってエネルギーを散逸させる: ref _damp:=(delta _By)3/Jc (式 V) 従って,ref _damp:=0.011 C軸ベクトルが点126における基準磁束線120の接線130に対して平行 であるような軸受内の磁束変化(delta _flux)についての値は、以下の式VIに より計算される: delta _flux:=delta _By/sin(θ) (式 VI) 従って,delta _flux:=0.505 従来の方法によって提供される減衰と本発明によって提供される減衰の比率(d amping-benefit)は以下の式 VIIによって表わされる。 damping benefit :=(delta_flux)3/(delta_By)3−1 (式 VII) 従って,damping benefit :=18.832% さらに、スティフネスの改善は、スティフネスが式 VIII で表わされるように スティフネスが線形挙動であると仮定することによって実証できる。 F=kX, (式 VIII) なお式中、kはスティフネス係数である。 さらに、delta _Bはドメイン18の初期磁界との関係において比較的小さい ものであることが仮定されている。かくして、スティフネス比率(stiffness _b enefit)は、式IXによって表わすことができる。 stiffness _benefit :=1/sin(θ)−1 (式 IX) 従って stiffness_benefit :=5.92% 式VI及びVII により示されているように、本発明は、増大した減衰及びスティ フネスを提供する。減衰性能は、同じランニングハイトについてb/aの比率が 増大するにつれて著しく改善する。これは、より高いランニングハイト及びより 高い磁束勾配磁石についても言えることである。 一例として、より高い性能の軸受システムは、以下の入力の結果として得られ る: a:1.5; b:=0.75 y run :=0.50 delta _x :=0.20 計算の結果は、C軸ベクトルがY座標に平行であるようなドメイン18を用い た類似のシステムと比較した場合に760%の減衰比の改善及び105%のステ ィフネスの改善を表わしている。 当然のことながら、上述の好ましい実施形態に対して広範囲の変更及び修正を 加えることが可能であるということを理解すべきである。従って、上述の詳細な 説明は制限的な意味のない例示を目的としたものにすぎず、本発明の範囲を規定 することが意図されているのは、全ての均等物を含めた以下の請求の範囲あると いうことを理解すべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 支持面(22,58,90,110)を有し且つ少なくとも1つの超電導 磁気部材(14,46,84,104)を含む超電導アセンブリ(12,42, 82,102)と,前記支持面と対向するスラスト面(36,64,98,11 6)を有し且つこのスラスト面と垂直な方向の基準軸(38,66,96,11 8)とを含む少なくとも1つの磁気部材(32,62,94,114)を含む磁 気アセンブリ(30,60,92,112)を含む磁気軸受システムにおける少 なくとも1つの安定化力を提供するための方法が、 前記超電導磁気部材に複数のドメイン(18,54,86,106)を備 える段階; 少なくとも1つのドメインが前記基準軸に対して角度を有して配置された ドメインC軸ベクトル配向(20,56,88,108)を有するように前記超 電導磁気部材を配置する段階; を含んで成る方法。 2. 支持面(22,58,90,110)を有し且つそれぞれのドメインC軸 ベクトル(20,56,88,108)を含む複数のドメイン(18,54,8 6,106)を含有する少なくとも1つの超電導磁気部材(14,46,84, 104)を含んで成る超電導アセンブリ(12,42,82,102); 前記支持面に対向するスラスト面(36,64,98,116)を有し、 このスラスト面に対し垂直な方向の基準軸(38,66,96,118)を含む 少なくとも1つの磁気部材(32,62,94,114)を含んで成る磁気アセ ンブリ(30,60,92,112); を含んで成る磁気軸受用の構造において、 前記超電導磁気部材が前記基準軸に対して角度を有して配置された少なくと も1つのドメインC軸ベクトル配向を含んでいるような配置を有し、 この配置により少なくとも1つの安定化力が提供される構造。 3. 前記ドメインC軸ベクトルが、前記安定化力が最大値を有する少なくとも 1つの方向にあるベクトル和の方向を有している請求の範囲第1項に記載の方法 及び/又は請求の範囲第2項に記載の構造。 4. 前記超電導磁気部材が超電導磁気要素(16,48)を複数含んで成る請 求の範囲第1項に記載の方法及び/又は請求の範囲第2項に記載の構造。 5. 前記超電導磁気部材が複数の超電導磁気要素アレイを含み、第1のアレイ が第2のアレイの上に垂直方向に位置づけされている請求の範囲第1項に記載の 方法及び/又は請求の範囲第2項に記載の構造。 6. 任意の超電導磁気要素アレイに沿って、ドメインC軸ベクトルが前記安定 化力が最大値を有する少なくとも1つの方向に対して平行なベクトル和方向を有 する請求の範囲第1項に記載の方法及び/又は請求の範囲第2項に記載の構造。 7. ベクトル和方向が基準軸に対して平行である請求の範囲第1項に記載の方 法及び/又は請求の範囲第2項に記載の構造。 8. ドメインC軸ベクトルが、円錐形状のドメインベクトル配置を有する請求 の範囲第1項に記載の方法及び/又は請求の範囲第2項に記載の構造。 9. 前記ドメインC軸ベクトルの各々が基準軸に対して配置角度α1を有し、 前記配置角度α1が式−90°<α1<90°を満たしている請求の範囲第1項に 記載の方法及び/又は請求の範囲第2項に記載の構造。 10. 前記磁気アセンブリが回転子アセンブリであり; 前記超電導磁気アセンブリが前記回転子アセンブリを支持するように位置 づけされた固定子アセンブリである、 エネルギー貯蔵システム(40)における請求の範囲第1項に記載の方法及び /又は請求の範囲第2項に記載の構造。
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