JPH08107638A - 電力貯蔵装置 - Google Patents

電力貯蔵装置

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JPH08107638A
JPH08107638A JP6241372A JP24137294A JPH08107638A JP H08107638 A JPH08107638 A JP H08107638A JP 6241372 A JP6241372 A JP 6241372A JP 24137294 A JP24137294 A JP 24137294A JP H08107638 A JPH08107638 A JP H08107638A
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JP
Japan
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flywheel
rotating shaft
housing
rotary shaft
fixed
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Pending
Application number
JP6241372A
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English (en)
Inventor
Hiromasa Fukuyama
寛正 福山
Shigeru Endo
茂 遠藤
Takeshi Takizawa
岳史 滝澤
Kazutoshi Sakaguchi
和利 坂口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08107638A publication Critical patent/JPH08107638A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/0408Passive magnetic bearings
    • F16C32/0436Passive magnetic bearings with a conductor on one part movable with respect to a magnetic field, e.g. a body of copper on one part and a permanent magnet on the other part
    • F16C32/0438Passive magnetic bearings with a conductor on one part movable with respect to a magnetic field, e.g. a body of copper on one part and a permanent magnet on the other part with a superconducting body, e.g. a body made of high temperature superconducting material such as YBaCuO
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2361/00Apparatus or articles in engineering in general
    • F16C2361/55Flywheel systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators
    • F16C2380/28Motor, generator coupled with a flywheel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/16Mechanical energy storage, e.g. flywheels or pressurised fluids

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小規模事業所や一般家庭にも設置可能な構造
を得る事で、余剰電力のより有効な活用を図る。 【構成】 ハウジング25内に回転軸34を、鉛直方向
に亙って配置し、この回転軸34の下端部にフライホイ
ール40を固定する。このフライホイール40の上面と
ハウジング25に固定の冷却ジャケット45下面の超電
導体44、44とを対向させる。上記回転軸34及びフ
ライホイール40を上昇させた状態で上記冷却ジャケッ
ト45内に冷却剤を送り込み、その後、上昇させていた
力を解除する。この結果フライホイール40は、引っ張
り方向の大きなピン止め力により浮上状態に支持され
る。発電機兼用モータ21は、外部からの通電に基づい
て上記回転軸34を回転させ、外部からの非通電時には
この回転軸34の回転に伴って発電する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る電力貯蔵装置は、
例えば夜間の余剰電力を運動エネルギに変換して貯蔵
し、昼間にこの運動エネルギを電気エネルギに変換して
取り出すものである。
【0002】
【従来の技術】昼間に比べて夜間の電力消費量は少ない
が、火力発電所、原子力発電所での発電量を消費量に合
わせて細かく調節する事は技術的に難しい。この為に、
夜間には消費し切れない、所謂余剰電力が発生する。こ
の様な余剰電力を貯蔵しておく方法として従来から、揚
水型水力発電所が活用されている。揚水型水力発電所
は、ダムを挟んで高低二つのダム湖を設け、夜間には上
記余剰電力により低い側のダム湖の水を高い側のダム湖
に汲み上げ、昼間には高い側のダム湖から低い側のダム
湖に水を落として、水力発電を行うものである。
【0003】ところが、揚水型水力発電所の場合、極め
て大規模な設備になる為、小規模事業所や一般家庭への
設置は不可能であるだけでなく、設置できる地形が限ら
れる為、例えば我国に於いても、これ以上あまり設置場
所を増やせないのが現状である。この為、回転軸にモー
メントの大きなフライホイールを固定すると共に、この
回転軸に発電機兼用モータを組み付けた電力貯蔵装置が
研究されている。この電力貯蔵装置の場合、夜間には上
記発電機兼用モータに余剰電力を供給する事により、上
記回転軸及びフライホイールを回転させ、上記余剰電力
を機械エネルギに変換して、フライホイールの回転運動
として貯蔵する。そして昼間には、この回転運動に基づ
いて、上記発電機兼用モータにより発電し、電力を取り
出して使用する。
【0004】この様なフライホイールを使用した電力貯
蔵装置として、本発明者等は先に、超電導軸受装置を利
用した電力貯蔵装置を発明した(特開平6−23347
9号)。図4は、この先発明に係る電力貯蔵装置を示し
ている。大気圧ハウジング1は、円筒状に形成され、鉛
直方向に配置されている。この大気圧ハウジング1の上
端は開放されて、内部を大気圧としている。そして、こ
の大気圧ハウジング1の中心部に回転軸2を挿通してい
る。上記大気圧ハウジング1の下部内周面には、円筒状
のラジアル気体軸受3を固定している。このラジアル気
体軸受3の内径は、上記回転軸2の外径よりも僅かに大
きい。従って、回転軸2の外周面とラジアル気体軸受3
の内周面との間には、微小な軸受隙間5が形成される。
この軸受隙間5には電力貯蔵装置の運転時に、給気口4
からラジアル気体軸受3に送り込まれた圧縮空気が吹き
出し、この軸受隙間5内の圧力を上昇させる。この状態
で上記回転軸2のラジアル方向に加わる荷重は、上記圧
縮空気により支承される。上記軸受隙間5から流出した
用済の圧縮空気は、上記大気圧ハウジング1の上端開口
並びに排気口17を通じて排出される。
【0005】一方、上記大気圧ハウジング1の下方に隣
接して、真空ハウジング6が設けられ、この真空ハウジ
ング6と大気圧ハウジング1とでハウジングが構成され
る。この真空ハウジング6内は、図示しない真空ポンプ
の吸入口に接続する等により、真空としている。上記大
気圧ハウジング1の下端部は、上記真空ハウジング6の
蓋板7の中央部に形成した円孔8を貫通して、この真空
ハウジング6内に開口している。又、上記大気圧ハウジ
ング1の下端部内周面と回転軸2の下部外周面との間に
は、密封装置である周知の磁性流体シール装置9を設け
て、上記真空ハウジング6内の圧力上昇を防止してい
る。
【0006】上記回転軸2の下端部で上記真空ハウジン
グ6の内側に位置する部分には、フライホイール10を
固定している。このフライホイール10は、十分に大き
な回転モーメントを有する様に、比重の大きな金属材料
により造る。そしてこのフライホイール10の下面に、
それぞれが円環状に造られて軸方向(図1の上下方向)
に着磁された複数(図示の例では2個)の永久磁石1
1、11を、同心円上に配置固定している。
【0007】一方、上記真空ハウジング6の内側下半部
には、冷却装置を構成する冷却ジャケット12を、断熱
材13を介して設けている。上方開口をシールド板14
により塞いだ、この冷却ジャケット12内には、超電導
体15、15と、この超電導体を冷却させる為の冷却剤
16(液体窒素)とが設けられている。この冷却剤16
は、給排口18、18を通じて上記冷却ジャケット12
内に送り込まれ、送り込みに伴って各超電導体15、1
5を冷却する。これら各超電導体15、15は、それぞ
れの上面を上記永久磁石11、11の下面と対向させた
状態で、上記冷却ジャケット12内の支持板23上に支
持固定されている。これら超電導体15、15と永久磁
石11、11とは超電導スラスト軸受22を構成し、主
として上記回転軸2及びフライホイール10のスラスト
荷重を支承する。
【0008】更に、上記回転軸2の上端部にはロータ1
9を固定し、前記大気圧ハウジング1の上端部内周面に
はステータ20を固定して、このステータ20の内周面
と上記ロータ19の外周面とを対向させている。これら
ロータ19とステータ20とが発電機兼用モータ21を
構成する。そして、この発電機兼用モータ21が、外部
からのステータ20への通電に基づいて上記回転軸2を
回転させ、外部からの非通電時には、この回転軸2の回
転に伴い上記ステータ20部分で発電する。
【0009】上述の様に構成される先発明の電力貯蔵装
置の作用は、次の通りである。夜間等に余剰電力を貯蔵
する際には、発電機兼用モータ21のステータ20に余
剰電力を供給する事で、上記回転軸2及びフライホイー
ル10を回転させる。この際、前記ラジアル気体軸受3
に圧縮空気を送り込み、回転軸2をラジアル方向に亙っ
て支持すると共に、冷却ジャケット12内の超電導体1
5、15を冷却しておく。超電導体15、15が冷却さ
れ、超電導状態になると、永久磁石11、11から出た
磁束が各超電導体15、15内に拘束される、所謂ピン
止め効果により、永久磁石11、11が超電導体15、
15に対して軸方向及び半径方向に移動するのを阻止す
る力が作用する。この力によって、上記回転軸2とフラ
イホイール10とに作用する、スラスト方向の力及びラ
ジアル方向の力が支承される。この様に、ラジアル気体
軸受3と超電導スラスト軸受22とを機能させた状態
で、上記回転軸2とフライホイール10とは浮上状態で
支持される。従って、これら両部材2、10が回転する
事に対する抵抗は極く小さくなる。
【0010】回転軸2とフライホイール10との回転速
度は、上記ステータ20への通電に伴って徐々に上昇す
る。回転軸2と大気圧ハウジング1との間に設けられた
ラジアル気体軸受3の働きにより、これら回転軸2及び
フライホイール10を高速で回転させる事ができ、電力
を機械的運動に変換した状態で貯蔵できる。又、直径が
大きく、表面積が広いフライホイール10は、真空ハウ
ジング6内に設けられている為、このフライホイール1
0の表面と空気とが摩擦し合う事はなく、一度上昇した
フライホイール10の回転速度は、上記発電機兼用モー
タ21による電力取り出しを行なわない限り、殆ど低下
する事がなくなる。昼間等、貯蔵したエネルギを取り出
して使用する場合には、上記ステータ20を負荷(電気
設備)に接続する。この結果、上記フライホイール10
の回転運動に基づいて上記ステータ20に電力が惹起さ
れる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成される先発明に係る電力貯蔵装置の場合には、ラジ
アル気体軸受3に圧縮空気を送る事によるエネルギ損失
が大きく、電力貯蔵装置の効率が悪い。又、超電導スラ
スト軸受22の軸受剛性を十分に大きくする事が難し
く、多量の電力を貯蔵すべく、十分に大きな慣性質量を
有する(重い)フライホイール10を浮上させつつ高速
回転させる事が難しかった。即ち、図4に示した先発明
構造の場合には、永久磁石11、11と超電導体15、
15との間に作用する反発方向のピン止め力により、上
記フライホイール10を浮上状態に支持する様にしてい
る。
【0012】ところで、永久磁石11、11と超電導体
15、15との間に作用する反発方向のピン止め力が最
大となるのは、これら永久磁石11、11と超電導体1
5、15とを無限遠に離した状態で超電導体15、15
を超電導状態とし、そのまま密着状態にまで近づけた場
合である。これら永久磁石11、11と超電導体15、
15との距離が或る程度近い状態で超電導体15、15
を超電導状態とし、その後これら永久磁石11、11と
超電導体15、15とを近づけても、得られる反発方向
のピン止め力は小さなものとなる。即ち、この状態では
超電導体15、15が超電導状態になる以前に既にかな
りの磁束が超電導体15、15内に入り込み、そのまま
拘束される(ピン止めされる)為、新たに超電導体1
5、15内に打ち込める(送り込める)磁束は限られた
ものとなる。この結果、磁束を打ち込む事に対する抵抗
力に見合う、反発方向のピン止め力は小さくなる。実際
の電力貯蔵装置を構成する場合に、永久磁石11、11
と超電導体15、15との距離は限られたものとなる
為、ピン止め力も限られたものとなり、軸方向及び半径
方向の軸受剛性も小さくなる。
【0013】半径方向の軸受剛性が小さい事は、フライ
ホイール10を固定した回転軸2の半径方向に少しの荷
重が加わった場合にも、上記フライホイール10が大き
く半径方向に振れ回る事に結び付く。この結果、このフ
ライホイール10が半径方向に振動し易くなり、このフ
ライホイール10を高速回転する事が難しくなる。
【0014】この為、反発方向のピン止め力を利用した
超電導軸受装置を組み込んで電力貯蔵装置を構成する為
には、電磁石を有する制御型磁気軸受等の補助軸受を組
み込み、上記フライホイール10の半径方向及び上下方
向の振動を防止する必要がある。しかしながら、この様
な補助軸受を運転する為のエネルギが必要になり、その
エネルギ分だけ、実際に電力貯蔵装置により貯蔵できる
電力が少なくなってしまう。本発明の電力貯蔵装置は、
この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0015】
【課題を解決する為の手段】本発明の電力貯蔵装置は、
固定のハウジングと、このハウジングの内側に鉛直方向
に配置された回転軸と、この回転軸と同心でこの回転軸
に固定されたフライホイールと、このフライホイールの
上面で上記回転軸を中心とする同心円位置に固定された
複数の永久磁石と、上記ハウジングの一部下面に固定さ
れて上記複数の永久磁石と対向する超電導体と、上記ハ
ウジング内に設けられてこの超電導体を冷却する冷却装
置と、電動機及び発電機としての機能を備え、上記ハウ
ジングの内周面と上記回転軸の外周面との間に設けられ
た発電機兼用モータと、上記回転軸を昇降自在な昇降装
置と、この昇降装置による上記回転軸の上昇に伴ってこ
の回転軸の芯出しを行わせる芯出し装置とを備えてい
る。
【0016】
【作用】上述の様に構成される本発明の電力貯蔵装置の
作用は、次の通りである。電力貯蔵装置の運転時には、
回転軸及びフライホイールを浮上状態に支持する。この
為に先ず、冷却装置を作動させず超電導体を超電導状態
にする以前に、昇降装置により回転軸を上昇させると同
時に、芯出し装置によりこの回転軸の芯出しを行う。こ
の様に回転軸を上昇させた状態では、フライホイールの
上面に固定した円環状永久磁石と、ハウジングの一部下
面に固定した超電導体とが、当接若しくは近接する。こ
の状態で上記超電導体内には、多くの磁束が入り込む。
そこで、回転軸を上昇させた状態のまま上記冷却装置を
作動させ、上記超電導体を超電導状態にする。この結
果、上記多くの磁束が超電導体内にピン止めされる。
【0017】次いで、上記昇降装置により回転軸に付与
していた上昇方向の力を解除する。この結果、上記回転
軸及びフライホイールが自重により下降する傾向とな
る。但しこの状態では、上記多くの磁束が超電導体内に
ピン止めされている事に伴い、上記超電導体と永久磁石
との間に引っ張り方向に亙る大きなピン止め力が作用す
る。永久磁石と超電導体との間に作用する引っ張り方向
のピン止め力は、これら永久磁石と超電導体とが当接し
た状態から離れようとする場合に最大となる。従って、
本発明の電力貯蔵装置を構成する永久磁石と超電導体と
の間に作用する上記引っ張り方向のピン止め力は十分に
大きなものとなる。この結果上記回転軸及びフライホイ
ールは浮上状態で、しかもスラスト方向及びラジアル方
向に亙って十分に大きな軸受剛性により回転自在に支持
される。
【0018】この様にして回転軸及びフライホイールを
浮上状態に保持した状態で、夜間等に余剰電力を貯蔵す
る際には、発電機兼用モータに余剰電力を供給する事
で、上記回転軸及びフライホイールを回転させる。上述
の様に、永久磁石と超電導体とによるスラスト方向及び
ラジアル方向の支持剛性は十分に大きい為、これら回転
軸及びフライホイールを高速で回転させる事ができ、十
分な電力貯蔵能力を発揮できる。昼間等、貯蔵したエネ
ルギを取り出して使用する場合には、上記フライホイー
ルの回転運動に基づいて、上記発電機兼用モータにより
発電し、電力を取り出す。
【0019】
【実施例】図1〜3は本発明の実施例を示している。例
えば地面を掘り下げて形成した凹孔24内にはハウジン
グ25を固定している。このハウジング25は、底部2
6と中間部27と上部28とを積み上げる様に結合して
成る。このうちの底部26は、円板状の底板29の上面
外周寄り部分に円筒形の立壁30を形成して成る。又、
上記中間部27は、全体が円輪状で上面を円錐凸面とさ
れている。更に、上記上部28は、上記中間部27の上
面中央部に結合される円環状の接続筒31と、この接続
筒31の上方に直列に接続される円筒状のモータハウジ
ング32と、このモータハウジング32の上端開口を塞
ぐ蓋板33とから成る。尚、図示は省略したが、これら
ハウジング25を構成する各部材は、ボルト等により強
固に結合されている。
【0020】上記ハウジング25の内部には回転軸34
を、鉛直方向に配置している。この回転軸34は、下端
の大径部35と中間の中径部36と上端の小径部37と
をそれぞれ段部を介して連続させている。又、上記小径
部37の上端部には、後述する芯出し装置を構成する為
の、円錐凸面状の上側テーパ面38を形成し、この上側
テーパ面38よりも上方に、小径の枢軸部39を突出さ
せている。
【0021】上記回転軸34の下端部にはフライホイー
ル40を、この回転軸34と同心に結合固定しており、
このフライホイール40を、上記立壁30の内側に配置
している。大きな慣性質量を得るべく比重の大きな鉄等
の金属により造られたこのフライホイール40の上面に
は、円輪状の凹部41を形成し、この凹部41内に複数
の円環状の永久磁石42、42を、円輪状のホルダ43
を介して支持固定している。これら各永久磁石42、4
2は、それぞれが軸方向(図1、3の上下方向)に亙っ
て着磁されており、上記回転軸34を中心とする同心円
位置に配置されている。
【0022】一方、上記中間部27の下面中央部には、
複数の超電導体44、44を、上記複数の永久磁石4
2、42と対向する状態で固定している。尚、この超電
導体44、44は、永久磁石と同様に円環状に形成する
事が好ましいが、実際には円環状のものを造る事は難し
く、仮に造れてもコストが嵩む。この為に図示の実施例
では、それぞれが断面凸字形で円板形に形成された超電
導体44、44を、次述する冷却ジャケット45の下面
に形成した凹部46、46に内嵌し、更に抑え板47に
より、この凹部46、46からの抜け止めを図ってい
る。
【0023】上記各超電導体44、44を冷却する冷却
装置は、上記冷却ジャケット45を含んで構成される。
この冷却ジャケット45は、銅、アルミニウム等の伝熱
性の良好な金属により、中空の断面L字形で全体を円輪
状に造られている。この冷却ジャケット45は前記中間
部27の下面中央部に形成された凹部48内に、断熱材
49、49を介して嵌合させ、円環状の抑え板50によ
りこの凹部48からの抜け止めを図っている。尚、この
抑え板50の上面と上記中間部27及び冷却ジャケット
45の上面との間にも、断熱材49a、49aを挟持し
ている。この様な冷却ジャケット45内には、上記中間
部27を貫通して設けた給排路51、51を通じて、液
体窒素等の冷却剤を給排自在としている。
【0024】又、前記小径部37の下部外周面と前記モ
ータハウジング32の下半部内周面との間には、発電機
兼用モータ21を設置している。電動機及び発電機とし
ての機能を備えた、この発電機兼用モータ21は、上記
モータハウジング32の下半部内周面に固定されたステ
ータ20と、上記小径部37の下部でこのステータ20
と対向する部分に固定されたロータ19とから成る。
【0025】又、前記回転軸34の中間部外周面と前記
中間部27の上端部並びに前記接続筒31の内周面との
間には、上記回転軸34及び前記フライホイール40を
昇降させる為の昇降装置52を設けている。この為に上
記中間部27の上端部内周面に形成された段部53と上
記接続筒31の下面とにより三方を囲まれるシリンダ空
間54を設け、このシリンダ空間54の内周開口を昇降
スリーブ55により油密に塞いでいる。又、この昇降ス
リーブ55の中間部外周面に形成したピストン部56の
外周縁を上記段部53の内周面に油密に摺接させてい
る。従って上記シリンダ空間54は、上記ピストン部5
6により上部室57と下部室58とに二分割されてい
る。これら各室57、58には、それぞれ図示しない給
排口を通じて圧油を給排自在とし、この給排に伴って上
記昇降スリーブ55が昇降する様にしている。
【0026】上記昇降スリーブ55の内側には持ち上げ
スリーブ59を、上下1対の深溝型(又はアンギュラ
型)の玉軸受60、60(或は上記回転軸34及びフラ
イホイールの重量が特に嵩む場合にはテーパころ軸受)
により、この昇降スリーブ55に対する回転のみ自在に
支持している。この持ち上げスリーブ59の上端部内周
面には、円錐凹面状の下側芯出し面61を形成してい
る。又、回転軸34の中間部で小径部37の下端部分に
は芯出しリング62を外嵌固定している。この芯出しリ
ング62の下面には円錐凸面状の下側テーパ面63を形
成している。この下側テーパ面63は、上記持ち上げス
リーブ59の上昇に伴って上記下側芯出し面61と密接
する。
【0027】一方、前記蓋板33の内側には受スリーブ
64を、やはり上下1対の深溝型の玉軸受60、60に
より、この蓋板33に対する回転のみ自在に支持してい
る。この受スリーブ64の下端部内周面には、円錐凹面
状の上側芯出し面65を形成し、この上側芯出し面65
と前記上側テーパ面38とを対向させている。この上側
テーパ面38は、上記持ち上げスリーブ59の上昇に伴
う上記回転軸34の上昇に伴って上記上側芯出し面65
と密接する。
【0028】又、前記回転軸34の下部を構成する大径
部35の外周面には、複数の円環状の永久磁石77、7
7を外嵌固定している。これら各永久磁石77、77
は、それぞれ軸方向に亙って着磁されている。又、前記
冷却ジャケット45の内周面でこれら各永久磁石77、
77と対向する部分には、複数の超電導体78、78を
固定している。この超電導体78、78も、前述した超
伝導体44、44と同様に、それぞれが断面凸字形で円
板形に形成されたものを、上記冷却ジャケット45の内
周面に形成した凹部79、79に内嵌し、更に円周方向
に亙って複数に分割された抑え板80により、この凹部
79、79からの抜け止めを図っている。但し、これら
超電導体78、78は、上記冷却ジャケット45の内周
面形状に合せて湾曲している。
【0029】又、図示の実施例の場合には、前記フライ
ホイール40の下面と前記底板29の上面との間に、反
発方向のピン止め力を利用した超電導軸受装置を設けて
スラスト方向の軸受容量(支承可能な重量)を大きくし
ている。即ち、上記フライホイール40の下面中央部に
円形の凹部66を形成し、この凹部66内にそれぞれが
円環状に造られた(或は多数の小さな永久磁石を円環状
に配置した)複数の永久磁石67、67を、円形のホル
ダ68を介して支持固定している。これら各永久磁石6
7、67は、それぞれが軸方向(図1、3の上下方向)
に亙って着磁されており、上記回転軸34を中心とする
同心円位置に配置されている。
【0030】一方、前記底板29の上面中央部には、複
数の超電導体69、69を、上記複数の永久磁石67、
67と対向する状態で固定している。尚、この超電導体
69、69も、前述した超伝導体44、78と同様に、
それぞれが断面凸字形で円板形に形成されたものを、次
述する冷却ジャケット70の上面に形成した凹部71、
71に内嵌し、更に抑え板72により、この凹部71、
71からの抜け止めを図っている。これら各超電導体6
9、69も、やはり上記回転軸34を中心とする同心円
位置に配置されている。
【0031】上記冷却ジャケット70は、伝熱性の良好
な金属により中空円板状に造られている。この冷却ジャ
ケット70は上記底板29の上面中央部に形成された凹
部73内に、断熱材74、74を介して嵌合させ、円環
状の抑え板75によりこの凹部73からの抜け止めを図
っている。この抑え板75の下面と上記底板29及び冷
却ジャケット70の上面との間にも、断熱材74a、7
4aを挟持している。この様な冷却ジャケット70内に
は、前記底部26を貫通して設けた給排路76を通じ
て、液体窒素等の冷却剤を給排自在としている。
【0032】更に、図示の実施例では、前記ハウジング
25の内周面と前記回転軸34の外周面との間に制御型
磁気軸受を設けて、回転軸34及びフライホイール40
がラジアル方向に振動した場合に、この振動を抑えられ
る様にしている。即ち、前記中径部36の下端部外周面
及び前記小径部37の上端部外周面には、それぞれ磁性
体81、81を外嵌固定し、前記中間部27の内周面及
び前記モータハウジング32の上部内周面にはそれぞれ
電磁石82、82を固定している。これら各電磁石8
2、82は、それぞれ円周方向に亙って複数(例えば4
個)の部分に分割されており、図示しない制御器からの
信号に基づいて各部分への通電が制御される。又、上記
回転軸34と上記ハウジング25との間には図示しない
変位センサを設け、この変位センサの検出信号に基づい
て、上記各電磁石82、82の各部分への通電を制御す
る。尚、この制御型磁気軸受は、通常時は停止したまま
とし(通電せず)上記回転軸34に以上振動が発生した
場合等、非常時にのみ運転する。
【0033】上述の様に構成される本発明の電力貯蔵装
置の作用は、次の通りである。電力貯蔵装置の運転時に
は、回転軸34及びフライホイール40を浮上状態に支
持する。この為に先ず、前記各冷却ジャケット45、7
0に冷却剤を送り込まず、冷却装置を作動させず前記各
超電導体44、69、78を超電導状態にする以前に、
昇降装置を構成する前記下部室58に圧油を送り込むと
同時に上部室57内の油を排出する。この結果、前記ピ
ストン部56を設けた昇降スリーブ55、並びに玉軸受
60、60によりこの昇降スリーブ55に支持された持
ち上げスリーブ59が上昇し、前記下側芯出し面61と
下側テーパ面63とが密接する。上記持ち上げスリーブ
59は、これら両面61、63同士が密接した以後も上
昇し続ける為、上記回転軸34が上昇し、この回転軸3
4の上端部に形成した上側テーパ面38と前記上側芯出
し面65とが密接する。この様に下側芯出し面61と下
側テーパ面63とが、上側テーパ面38と前記上側芯出
し面65とが、それぞれ密接する結果、これら各面6
1、63、38、65を形成した部材を含んで構成され
る芯出し装置により、上記回転軸34の芯出しが行われ
る。
【0034】又、この様に回転軸34の芯出しを行なう
べく、この回転軸34を上昇させた状態では、この回転
軸34と共に上昇する上記フライホイール40の上面に
固定した永久磁石42、42と、前記中間部27下面に
冷却ジャケット45を介して固定した超電導体44、4
4とが、当接若しくは近接する。この状態で上記各超電
導体44、44内には、多くの磁束(上記各永久磁石4
2、42から出た磁束の殆ど全部)が入り込む。又、前
記大径部35の外周面に固定した永久磁石77、77か
ら出た磁束が、上記冷却ジャケット45の内周面に固定
された超電導体78、78に入り込む。更に、上記フラ
イホイール40の上昇に伴って、このフライホイール4
0の下面に固定した永久磁石67、67と前記底板29
の上面に固定した複数の超電導体69、69とが離れ
る。そして、この様に両部材67、69が離れた状態
で、上記各永久磁石67、67から出た磁束が上記各超
電導体69、69内に入り込む。
【0035】そこで、上記回転軸34及びフライホイー
ル40を上昇させた状態のまま、前記各冷却ジャケット
45、70内に冷却剤を送り込み、これら各冷却ジャケ
ット45、70に添着固定された上記各超電導体44、
78、69を超電導状態にする。この結果、上記各永久
磁石42、77、67から多くの磁束が、上記各超電導
体44、78、69内にピン止めされる。
【0036】上記各超電導体44、78、69が完全に
超電導状態になったならば、前記上部室57に圧油を送
り込むと同時に前記下部室58内の油を排出する。この
結果前記持ち上げスリーブ59が下降し、上記回転軸3
4に付与されていた上昇方向に力が解除される。この結
果、上記回転軸34及びフライホイール40が自重によ
り下降する傾向となる。但し、この状態では上記各超電
導体44、78、69と永久磁石42、77、67との
間にピン止め力が作用し、このピン止め力が上記回転軸
34及びフライホイール40の変位を阻止する。
【0037】先ず、フライホイール40上面の永久磁石
42、42と冷却ジャケット45下面の超電導体44、
44との間には、引っ張り方向に亙る大きなピン止め力
が作用する。フライホイール40の上昇時に上記各永久
磁石42、42の上面と超電導体44、44とは、当接
若しくは近接している為、前述の様に各永久磁石42、
42から出る磁束の殆ど全部が上記各超電導体44、4
4内に入り込み、この超電導体44、44内にピン止め
されている。即ち、前述の様にこれら永久磁石42、4
2と超電導体44、44との間に作用する引っ張り方向
のピン止め力は、これら永久磁石42、42と超電導体
44、44とが当接した状態から離れようとする場合に
最大となる。従って、本発明の電力貯蔵装置を構成する
永久磁石42、42と超電導体44、44との間に作用
する上記引っ張り方向のピン止め力は十分に大きなもの
となる。この結果上記回転軸34及びフライホイール4
0は浮上状態で、しかもスラスト方向に亙って十分に大
きな軸受剛性により回転自在に支持される。即ち、フラ
イホイール40を少しだけ下降させる場合にも、大きな
ピン止め力が作用する為、スラスト方向の軸受剛性が大
きくなる。
【0038】しかも図示の実施例の場合には、上記フラ
イホイール40の下面に固定した永久磁石67、67と
前記冷却ジャケット70の上面に固定した超電導体6
9、69との間に突っ張り方向のピン止め力が作用す
る。この突っ張り方向のピン止め力は、上記引っ張り方
向のピン止め力に比べて小さいが、この引っ張り方向の
ピン止め力に付加される状態で、上記フライホイール4
0が下降するのを阻止する。従って、上記フライホイー
ル40及び回転軸34のスラスト方向の軸受容量はより
大きくなって、慣性質量が大きく重量の嵩むフライホイ
ール40を支承する。
【0039】又、前記大径部35外周面に固定した永久
磁石77、77から直径方向に出て前記冷却ジャケット
45内周面の超電導体78、78にピン止めされた磁束
により、上記回転軸34の直径方向に亙るピン止め力が
作用する。そして、このピン止め力により、上記回転軸
34がラジアル方向に亙る変位する事を防止する。
【0040】この様にして回転軸34及びフライホイー
ル40を浮上状態に保持した状態で、夜間等に余剰電力
を貯蔵する際には、前記発電機兼用モータ21のステー
タ20に余剰電力を供給する事で、上記回転軸34及び
フライホイール40を回転させる。上述の様に、永久磁
石42、67と超電導体44、69とによるスラスト方
向の支持剛性は十分に大きい為、これら回転軸34及び
フライホイール40を高速で回転させる事ができ、十分
な電力貯蔵能力を発揮できる。昼間等、貯蔵したエネル
ギを取り出して使用する場合には、上記フライホイール
40の回転運動に基づいて、上記発電機兼用モータ21
により発電し、上記ステータ20に接続した導線より電
力を取り出す。
【0041】地震等、何らかの原因で上記永久磁石7
7、77と超電導体78、78とで構成されるラジアル
方向超電導軸受の軸受剛性を越えるラジアル荷重が加わ
り、上記回転軸34がラジアル方向に振動した場合に
は、前記磁性体81、81と電磁石82、82とによる
制御型磁気軸受が作動し、この振動を抑え込む。但し、
この制御型磁気軸受へは普段は通電せず、電力消費を抑
える。
【0042】尚、前記持ち上げスリーブ59の内周面と
中径部36の外周面との間、並びに前記受スリーブ64
の内周面と前記枢軸部39の外周面との間の隙間の厚さ
寸法は、次の〜部分に存在する隙間の厚さ寸法の何
れよりも小さい。 それぞれ上下1対ずつ設けられた磁性体81、81
の外周面と電磁石82、82の内周面との間。 発電機兼用モータ21を構成するロータ19の外周
面とステータ20の内周面との間。 ラジアル超電導軸受を構成する永久磁石77、77
の外周面と超電導体78、78の内周面との間。
【0043】従って、地震等により上記回転軸34及び
フライホイール40に、ラジアル方向に亙る強い力が加
わった場合にも、上記〜の間部分には隙間が確保さ
れ、これら〜部分に存在する周面同士が擦れ合う事
がない。即ち、この場合には、前記各玉軸受60、60
がバックアップ軸受として機能し、上記回転軸34に加
わるラジアル荷重を支承しつつ、この回転軸34の回転
を許容する。従って、上記〜部分に存在する部材の
損傷防止を図れる。尚、ハウジング25内は真空ポンプ
によって真空雰囲気とされ、上記回転軸34及びフライ
ホイール40が回転する事に対する抵抗を少なくしてい
る。
【0044】
【発明の効果】本発明の電力貯蔵装置は、以上に述べた
通り構成され作用するが、超電導軸受装置のみで十分な
軸受剛性を確保できる為、フライホイールの安定回転に
要するエネルギが小さいもので済む。この結果、実際に
貯蔵可能な電力を増大させて、電力の有効利用を図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す縦断面図。
【図2】図1のA部拡大図。
【図3】同B部拡大図。
【図4】先発明装置の縦断面図。
【符号の説明】
1 大気圧ハウジング 2 回転軸 3 ラジアル気体軸受 4 給気口 5 軸受隙間 6 真空ハウジング 7 蓋板 8 円孔 9 磁性流体シール装置 10 フライホイール 11 永久磁石 12 冷却ジャケット 13 断熱材 14 シールド板 15 超電導体 16 冷却剤 17 排気口 18 給排口 19 ロータ 20 ステータ 21 発電機兼用モータ 22 超電導スラスト軸受 23 支持板 24 凹孔 25 ハウジング 26 底部 27 中間部 28 上部 29 底板 30 立壁 31 接続筒 32 モータハウジング 33 蓋板 34 回転軸 35 大径部 36 中径部 37 小径部 38 上側テーパ面 39 枢軸部 40 フライホイール 41 凹部 42 永久磁石 43 ホルダ 44 超電導体 45 冷却ジャケット 46 凹部 47 抑え板 48 凹部 49、49a 断熱材 50 抑え板 51 給排路 52 昇降装置 53 段部 54 シリンダ空間 55 昇降スリーブ 56 ピストン部 57 上部室 58 下部室 59 持ち上げスリーブ 60 玉軸受 61 下側芯出し面 62 芯出しリング 63 下側テーパ面 64 受スリーブ 65 上側芯出し面 66 凹部 67 永久磁石 68 ホルダ 69 超電導体 70 冷却ジャケット 71 凹部 72 抑え板 73 凹部 74、74a 断熱材 75 抑え板 76 給排路 77 永久磁石 78 超電導体 79 凹部 80 抑え板 81 磁性体 82 電磁石
フロントページの続き (72)発明者 坂口 和利 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定のハウジングと、このハウジングの
    内側に鉛直方向に配置された回転軸と、この回転軸と同
    心でこの回転軸に固定されたフライホイールと、このフ
    ライホイールの上面で上記回転軸を中心とする同心円位
    置に固定された複数の永久磁石と、上記ハウジングの一
    部下面に固定されて上記複数の永久磁石と対向する超電
    導体と、上記ハウジング内に設けられてこの超電導体を
    冷却する冷却装置と、電動機及び発電機としての機能を
    備え、上記ハウジングの内周面と上記回転軸の外周面と
    の間に設けられた発電機兼用モータと、上記回転軸を昇
    降自在な昇降装置と、この昇降装置による上記回転軸の
    上昇に伴ってこの回転軸の芯出しを行わせる芯出し装置
    とを備えた電力貯蔵装置。
JP6241372A 1994-10-05 1994-10-05 電力貯蔵装置 Pending JPH08107638A (ja)

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JP6241372A JPH08107638A (ja) 1994-10-05 1994-10-05 電力貯蔵装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5747426A (en) * 1995-06-07 1998-05-05 Commonwealth Research Corporation High performance magnetic bearing systems using high temperature superconductors
CN109660065A (zh) * 2019-02-27 2019-04-19 浙江羿天科技有限公司 磁悬浮磁力飞轮
CN110718987A (zh) * 2019-12-02 2020-01-21 北京泓慧国际能源技术发展有限公司 飞轮电池

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