JP3095316B2 - 超電導磁気装置及びその運転方法 - Google Patents

超電導磁気装置及びその運転方法

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JP3095316B2
JP3095316B2 JP05264565A JP26456593A JP3095316B2 JP 3095316 B2 JP3095316 B2 JP 3095316B2 JP 05264565 A JP05264565 A JP 05264565A JP 26456593 A JP26456593 A JP 26456593A JP 3095316 B2 JP3095316 B2 JP 3095316B2
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宏和 鈴木
雅彦 遠藤
建哉 鈴木
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    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超電導磁気装置に関し、
特に高温超電導体を用いた磁気軸受を備えたフライホイ
ール発電機に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギー貯蔵の方式として、電気エネ
ルギーを慣性モーメントの大きな物体の回転エネルギー
に変換して電力の出し入れを行う方式をとるものがフラ
イホイール発電機である。従来のフライホイール発電機
は通常の突極形発電機にフライホイールを取付け、通常
の軸受を用いて運転する。
【0003】近年、磁気軸受を用いたフライホイール発
電機が設計され機械損を小さくとることができる構造が
提案された。さらに、磁気軸受部に高温超電導体を用い
る発電機が提案されたが、高温超電導体を冷却するため
の冷媒は高温超電導体部に流入するのみの構造であっ
た。この構造の例として、特開平4−178127 号公報を挙
げることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フライホイール発電機
の回転エネルギーは回転子の重量に比例し、回転速度の
2乗に比例する。このため、磁気軸受は大きな浮上力を
もち、大きな回転速度に耐えうる方が大きな回転エネル
ギーを貯蔵できる。
【0005】一方、高温超電導体の磁場排斥力、すなわ
ち磁気軸受の反発力は温度が上昇すると急激に減衰し、
温度が低い状態では大きくなる。このため、高温超電導
体は常に十分な冷却状態に保つ方が有利である。高温超
電導体の温度が、温度上昇に対し反発力が減衰する割合
の大きい領域に有るとき、回転子と共に浮上用マグネッ
トが回転することにより高温超電導付近で磁場の揺動が
生じ、高温超電導体表面に渦電流が流れたり、周囲構造
物に渦電流が流れ、冷媒が蒸発して、高温超電導体の温
度がわずかに上昇しても、回転子は浮上ギャップを保て
ず、落下してしまう。
【0006】また、冷媒が流入口近くの高温超電導体を
冷却し、蒸発して流出する場合、高温超電導体の冷却状
態に不均一を生じ、浮上力が場所により異なることによ
り、回転子は振動を生じることになる。
【0007】さらに、回転電機は機械的に安定に運転す
ることが必要である。本発明が対象とする磁気軸受を用
いた発電機は回転子を上下させる必要がある上、空間に
浮上した状態で回転するため、回転子を適切な位置に設
置しなければならない。
【0008】本発明の目的は、磁気浮上力が大きくな
り、フライホイール発電機が貯蔵する回転エネルギーを
大きく出来きると共に、回転子の振動が小さくなり、回
転が安定し且つ均一にすることができる高温超電導磁気
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の高温超電導磁気
装置例えばフライホイール発電機は、電力系統と接続し
ている固定子及びフライホイールと、フライホイールを
設置した浮上用マグネットに対向配置された高温超電導
体と、該高温超電導体に蒸気圧を1気圧以下にした冷媒
を供給して高温超電導体を過冷却にする手段を設けたこ
とにある。
【0010】
【作用】この結果、高温超電導体と浮上用マグネットと
の間の磁気浮上力が大きくなり、フライホイール発電機
が貯蔵する回転エネルギーを大きく出来きると共に、回
転子の振動が小さくなり、回転が安定し且つ均一にする
ことができる。
【0011】
【実施例】図1及び図2に本発明のフライホイール発電
機の実施例を示す。
【0012】1は高温超電導体で形状は塊状である。こ
の高温超電導体は第2種超電導体で、超電導状態では磁
力線を排除するような電流が流れ、磁場に対し反発力を
生ずる性質をもつ。一方、ピン止め点を内在し、強い磁
場の下では若干の磁力線がしみこみ、それを固定する性
質がある。1は以下バルクと記す。
【0013】2はバルク収納箱で、バルク1を収納して
いる密封容器であるが、冷媒流入口と蒸発した冷媒の排
出口をもつ。
【0014】3は冷媒用タンクでパイプによりバルク収
納箱2と接続されている。
【0015】4は冷媒で冷媒用タンク3からバルク収納
箱2に入り、バルク1を冷却する。バルク1は冷媒4に
より冷却され超電導状態になる。冷媒4としては例えば
液体窒素,液体ヘリウムなどが用いられる。
【0016】5は回転子でシャフト,フライホイール
7,磁極8,浮上用マグネット6から成り、バルク1の
反発力により空間に浮上し、回転する。
【0017】6は浮上用マグネットで、バルク1と対向
する位置にある。バルク1が超電導状態となった後はバ
ルク1との間で反発力を生じ、回転子5を浮上させる。
【0018】7はフライホイールで回転エネルギーの形
でエネルギーを貯える。図1の場合、ロータリムを兼ね
る。フライホイール7は図1のようにリング状とするこ
ともあるが、円盤状とすることもある。8は磁極でフラ
イホイール7に固定される。9は固定子コイルである。
10は固定子鉄心である。11は電源で、電動時は系統
12から電力を受け適切な周波数に変換し、固定子コイ
ル9に電流を流す。発電時は発電機からの電力を系統1
2の周波数に変換し、系統12へ電力を送る。12は電
力系統で本発電機と電力のやりとりを行う。13は真空
容器で、発電機を真空中に保つ。14は真空排気装置
で、真空容器13内の気体を排出する。15はバックア
ップガイド軸受である。
【0019】本発電機はバルク1のピン止め力により、
回転軸に垂直な方向の振動を抑える性質を利用している
が、振動が大きくピン止めによる抑止力を超える場合に
備え、ガイド軸受15をもつ。16は駆動装置で、回転
子5を上下させる。17は減圧装置で、冷媒用タンク3
を含む冷媒4の流路の圧力を下げる。
【0020】本発電機は基本的には次の手順で運転す
る。
【0021】 真空容器13中を真空排気し、回転子
5を駆動装置16で持ち上げた状態とする。
【0022】 冷媒4をバルク収納箱2に流入させ、
バルク1を超電導状態にする。
【0023】 駆動装置16を下げ、回転子5を下げ
る。ある時点で浮上用マグネット6とバルク1の間の反
発力と回転子5の重量がつりあい、回転子5が浮上す
る。
【0024】 電源11より電力を供給し、回転子5
を回転させ、回転エネルギーの形でフライホイール7に
エネルギーを貯える。
【0025】 系統の状態により回転数を変化させ、
エネルギーを系統12との間でやりとりを行う。
【0026】本発明の発電機では、冷媒用タンク3に減
圧装置17を設けた。減圧装置17を用いて冷媒用タン
ク3を減圧することにより、液体の冷媒を蒸発させ、蒸
発熱を奪うことにより冷媒4の温度を下げ、バルク1を
過冷却状態とすることができる。バルク1は温度を低減
すると、ピン止めが向上すると共に浮上力(磁場の反発
力)が大きくなる性質がある。
【0027】浮上力を大きくとるとフライホイル7の重
量を大きくとれ、より大きなエネルギーを貯えることが
できる。また、不均一な磁場分布をもつ浮上用マグネッ
ト6の回転によりバルク1またはその周辺に渦電流が生
じた場合でも、温度の上昇は小さく抑えられる。不均一
磁場がある場合、回転子の回転速度が大きいほど渦電流
は大きくなるが、冷却状態が保たれれば十分な浮上力は
保たれ、渦電流の影響は小さくなる。このため、過冷却
状態にすることは、貯蔵エネルギー増大と振動抑制に対
し、効果がある。
【0028】また、減圧を行わない場合、バルク1の冷
却は冷媒4の流入によって行われるが、流入口に近い部
分と蒸発した冷媒の排出口近くでは冷却状態が異なり、
浮上力に不均一を生ずる。冷媒とその蒸発気体が存在す
る部分を減圧する場合、冷媒が一方向に吸い込まれるこ
との無いよう、冷媒の流入側と流出側を同時に減圧する
必要がある。すると冷媒はその流路全体にわたって、均
一な減圧状態となり、磁気軸受を構成する範囲に広がり
をもつバルク1を均一に冷却することができ、均一な浮
上力が得られる。これにより、回転子5の振動を抑制す
ることができる。
【0029】本発明の別の実施例では、前記運転手順の
との間に減圧装置17を運転し、冷媒4の流路を減
圧する過程が入る。つまり、バルク1を過冷却状態と
し、大きな反発力を出しうる状態としてから回転子を駆
動装置16により運転開始の位置に設置する。これによ
り、重量が大きい回転子を確実に浮上させることができ
る。
【0030】本発明の別の実施例である図3には、重力
方向に駆動力が働く駆動装置16と、駆動装置16と回
転子5を結合、切離しを行う結合装置18を備えた。こ
れは例えばバルクを浮上用マグネットの上下に配した場
合に有利である。この場合の実施例を図2に示す。浮上
用マグネット6に対しバルク1を上下に取り付けた場
合、運転手順では回転子は上部のバルクに近く、下部
のバルクからは遠い位置にある。従って、上部のバルク
には浮上用マグネット6の磁場がしみこんでおり、下部
のバルクにはしみこんでいない。
【0031】運転手順では磁場はこの状態で固定され
るため、運転手順では、回転子5は上部バルクからは
引張力を、下部バルクからは反発力を受ける。このた
め、回転子5は上部バルクに接触したままとなるか非常
に近い位置に保たれ、回転不可能または高速回転する回
転子の位置としては安全上不適当な位置となる。本発明
の駆動装置16と結合装置18を用いれば上部バルク,
下部バルクから受ける力に抗して回転子5を適切な運転
位置に設置した後、浮上状態とすることができるうえ、
回転子5は上部バルク,下部バルクからの力を受けるた
め、重量を大きく取ることができ、貯蔵エネルギー増大
に効果がある。
【0032】さらに、振動に対しては運転状態の状態
で上部バルクにしみこんだ磁束と、駆動装置16の力で
下部バルク側に回転子5を押しつけることによりしみこ
んだ磁束により、より大きな振動抑制効果が発揮でき
る。振動抑制についてはバルク1が下部にのみ存在する
場合でも同様の理由で効果がある。
【0033】また、駆動装置16を真空容器13の外部
下側に取付け、その駆動力をベローズなどの伸縮機構を
介して回転子5に伝達する場合、その駆動力は伸縮機構
に加わる真空容器内外の気圧差と伸縮機構断面積との積
で表される力と回転子5の重量の差に相当する力で重力
方向に働かさねばならない。この駆動力が不足した場
合、気圧差による力により回転子5は持ち上げられたま
まの状態となり、運転不可能となる。発電機が大型化し
た場合、駆動機構も回転子の重量に対応して大きくせね
ばならない。すると断面積も大きくなり、気圧差による
力も大きくなる。従って、重力方向に駆動力が働く駆動
装置16は重要である。
【0034】図4,図5に本発明高温超電導体収納容器
2の実施例を示す。図4は図5のA−A断面を示す。図
5には密封容器の例を示すが、密封されない場合もあ
る。
【0035】20はバルク1を囲み、固定する部材で、
以後リブと記す。
【0036】21はバルク1と浮上用マグネットの間に
ある部材で、以後上板と記す。
【0037】22はベースで、バルク1を支える基礎と
なる。
【0038】23は第1支持材で、ベース22の上に乗
り、バルク1を押し上げる役目を持つ。
【0039】24は第2支持材で、始めバネ定数が小さ
く、バルク1を所定の位置に設置した後バネ定数が大き
くなる。
【0040】25は冷媒4の流路である。
【0041】26は第3支持材で、低温でも弾性を持
つ。
【0042】本発明のバルク収納箱2では複数のバルク
1を分離して収納した。前記したように、大きい浮上力
を得るためにバルク1を十分に冷却することが必要であ
る。このため、バルク1は冷媒4に接する面積を大きく
取る方がよい。従ってバルク1を平面的に配置した場
合、バルク1の冷却状態を保つためにはバルク1の間に
冷媒4の流路25を設け、冷媒4に接する面積を大きく
取るとともに、バルク1を冷却して、温度が上がった冷
媒4が排出されやすくする方が有利である。
【0043】一方、浮上力は浮上用マグネット6に対向
するバルク1の面積が大きいほど大きくなるため、多数
のバルク1を敷き詰める方が有利である。浮上させる物
体の重量が浮上力に比べて小さく、浮上ギャップが十分
とれ、バルク1を十分冷媒4に浸すことができればバル
ク1を敷きつめても十分に冷却できる。しかし、磁気軸
受の性能を有効に用い、大重量の物体を支えるためには
必要となる浮上性能を発揮しうる対向面積をもつようバ
ルクをまとめて並べ、群とし、群の間に適切な冷媒4の
流路25を設けることが必要である。
【0044】図1に示すように真空中でバルク収納箱2
を用いる場合、バルク収納箱2は、内部と外部の気圧差
によって受ける力による変形を小さく抑えねばならな
い。バルク収納箱2を図5に示すような密閉容器とする
と、バルク1と浮上用マグネット6の間を仕切る上板2
1は、浮上力を有効に利用するため、変形を小さくでき
る範囲で薄くする方がよい。上板21にリブ20を接合
すると、変形を抑えると同時に上板21を薄くできる。
バルク1を分離して収納すればこのリブ20を設ける構
造とすることができ、浮上力を有効に利用できる。
【0045】本発明の別の実施例では、バルク1を固定
する部材のバルク1の最上部と同じ高さに冷媒4の流路
25を設けた。この構造を図6に示す。バルク1を固定
する部材は図5に示すようなリブ構造や、支柱などがあ
り、バルク収納箱2が必要とする強度により構造を選択
する。冷媒4の流路25はリブ20を切り欠くことや、
支柱に間隔をあけることで確保される。冷媒4はバルク
1の温度を下げるとバルク1から熱を奪い、温度が上昇
し、バルク収納箱2の上部に集まる。すると浮上力を発
揮すべきバルク1の上部の温度が下がらず、浮上力が得
られなくなる。従って温度が上昇した冷媒4をバルク収
納箱2の外部に排出する流路25が必要である。図1に
示すようなスラスト軸受の場合、構造的に軸受面が水平
である方が簡便である。この構造で強度を上げるため内
部にリブ20を設置した場合、リブ20に必要な厚さが
バルク1の厚さよりも大きいと温度の上がった冷媒4が
バルク1に接したままとなり、さらに水平構造のため外
部へ排出されず、バルク1が十分冷却されない。従って
本発明の構造とし、効率よくバルク1を冷却することは
大きな浮上力を得るために有効である。
【0046】本発明の別の実施例では、バルク1を所定
の位置に設置する際にはバネ定数が小さく、設置後にバ
ネ定数が大きくなる部材(第2支持材)24を用いバル
ク1を支えた。前記したように、上板21は浮上力を有
効に利用するため、薄板構造とする方が有効であり、バ
ルク1も上板21に接するように設置するのがよい。バ
ルク1は、ベース22に第1支持材23を立て、その上
に設置する。これは、冷媒4の流路25を確保するため
である。しかし、バルク1,第1支持材23ともに製造
上の寸法公差を有し、上板21にバルク1の角部が強く
押しつけられた場合、上板21は大きく変形し、十分な
浮上ギャップがとれなくなり、浮上用マグネット6がバ
ルク収納箱2に接触する可能性が生じる。この状態を図
7に示す。本発明では第1支持材23とバルク1の間に
第2支持材24を設けた。これを図8に示す。バルク収
納箱2の製造時、第1支持材23とバルク1の間にバネ
定数の小さい第2支持材24を挿入し、ベース22で押
し上げ、各部の寸法公差を吸収し、バルク1を上板21
に接するように設置する。この後第2支持材24のバネ
定数が大きくなり、バルク1に浮上物体の重量が加わっ
ても位置を変えることなく浮上物体の重量を支え、浮上
ギャップを保つことができる。
【0047】本発明の別の実施例では低温中で弾性を有
する部材(第3支持材)26を用いてバルク1を支持し
た。この例を図9に示す。前記したように、磁気軸受に
十分な浮上ギャップを持たせるため、バルク1は常に上
板21に接した状態に保つのがよい。バルク収納箱2を
製作する際、バルク1を上板21に接するように設置し
ても、冷却状態では各部に収縮が起こり、バルク収納箱
2の収縮と、バルク1と支持材の収縮の和が異なれば上
板21とバルク1との間にギャップを生じるか、バルク
1が上板21を押し上げ、バルク収納箱2に変形を生じ
る。このため、バルク1の支持材としてバネを用いて常
に上板21に接するようにしたい。しかし一般に金属は
低温で脆化し、弾性を失う。このため、通常の金属バネ
とは異なる低温中で弾性を有する第3支持材26を用い
てバルク1を支持した。第3支持材26は、例えばセラ
ミックス製である。
【0048】本発明の別の実施例では扇形のバルク1を
円周上に配置した。浮上用マグネット6が不均一な磁場
分布をもつ場合や、バルク1が円周上で不連続に配置さ
れている場合、浮上用マグネット6を含む回転子5の回
転によりバルク1またはその周辺に渦電流が生じ、温度
が上昇し、浮上ギャップを保てなくなる。渦電流は回転
子5の回転速度が大きいほど大きくなる。このため、互
いに対向するバルク1と浮上用マグネット6は同心円状
である方がよい。一方、前記したように、バルク1の配
置としてはバルク1の群ごとに間隔をおく方が、バルク
1の冷却されやすさとバルク収納箱2の強度の点から有
利である。従って、バルク1の形状は扇形とし、円周上
に配置すると十分な冷却状態が保たれ、渦電流による熱
発生も小さく、バルク収納箱2の強度も大きくとること
ができ、十分な浮上ギャップをとれ、有利である。
【0049】本発明の別の実施例では、リブ20を溶接
以外の方法で製作し、上板21をリブ20に局部的溶接
にて固定した。バルク収納箱2は回転子5との間の浮上
ギャップを十分に取るため、上板21の平面度を精度良
く製作する必要がある。上板21が接合されるリブ20
は柱を組み合わせ、接合した形であるが、溶接にて製作
した場合、熱による変形が大きく、寸法精度を高くとる
ことができない。また、低温で回転子5の重量とバルク
収納箱2の内外の気圧差による力を支えねばならず、リ
ブ20は十分な強度を持たねばならない。このため、本
発明ではリブ20を溶接以外の方法、例えば厚板からワ
イヤカットにてリブ20をくりぬく方法で製作した。上
板21は磁気軸受の浮上ギャップを大きくとるため薄板
を用いる。上板21はバルク収納箱2の内外の気圧差に
よる力による変形を小さく抑え、さらに真空シールの構
造とせねばならない。外周部のみの接合とすると、気圧
差により大きく変形し、必要な浮上ギャップをとること
ができなくなる。また、ボルトなどによる固定では真空
シールを行うことができない。このため、本発明では上
板21は多数箇所の局部的溶接にてリブ20に接合し変
形を最小限に抑えると共に、真空シールを行った。この
方法により、変形が少ないバルク収納箱2を製作するこ
とができ、十分な浮上ギャップをもつ磁気軸受を構成す
ることができた。
【0050】更に、本発明の別の実施例では、浮上物体
の位置を監視し、規定の範囲を越えた場合、超電導磁気
装置の運転を停止した。本発明の超電導磁気装置を磁気
軸受として用いる場合、浮上させる物体は回転運動をす
る。この場合、回転運動する物体は周囲と非接触の状態
で運動するため、機械的損失を低くできる特徴がある。
【0051】一方、前記したようにバルク1を十分な冷
却状態に保てない場合、浮上ギャップが小さくなり、バ
ルク1のもつピン止め力が低下し、振動が大きくなる。
この状態で運転を続行すると、回転する物体は周囲の構
造物に接触し、装置を破損する恐れが有る。このため、
周囲構造の位置に対応して安全範囲を定め、浮上物体の
位置を監視し、前記範囲を越えた場合、超電導磁気装置
の運転を停止することは安全に装置を運転する上で有用
である。
【0052】本発明の別の実施例で電力系統12と接続
している固定子コイル9と、浮上マグネット6に対向配
置されたバルク1を含む超電導磁気装置を0.7atmから
10torrまたは0.1torr 以下の雰囲気中で使用した。
バルク1を用いた磁気軸受を減圧して雰囲気中で用いる
ことは、低温に保ち必要があるバルク1に対して、周囲
と断熱状態とする上で有効である。また浮上状態で回転
する回転子5により生じる風損を低下する上で有効であ
る。
【0053】一方、減圧した気体中に電圧がかかった電
極があるとき、電極の距離と気圧の圧力と電圧がある条
件を満たすとき、電極間で火花が生じる。この条件は、
電極周囲に存在する気体の種類によっても異なる。火花
を生じるときの電極間の電圧を火花電極と言い、気体の
圧力と電極の距離の積の関数である。これをパッシェン
の法則という。火花電圧が最小になる電圧を最小火花電
圧と呼び、空気の場合は、気圧と電極の距離の積が5.
67mmHg のとき、330Vである。固定しコイル9
にはその運転状態に応じた電圧がかかっているが、パッ
シェンの法則により定められている条件を満たすと、装
置は絶縁破壊を起し、電気的に装置が破壊される。これ
を避けるために、超電導磁気装置を0.7atmから10to
rrまたは0.1torr 以下の雰囲気中で使用することは有
効である。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、磁気軸
受の浮上力を大きく、安定且つ均一に取ることができ、
フライホイール発電機が貯蔵する回転エネルギーを大き
く取り、回転子の振動を小さく抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフライホイール発電機の側断面図であ
る。
【図2】図2は図1のフライホイール発電機の要部側断
面図である。
【図3】本発明の他の実施例であるフライホイール発電
機の要部側断面図である。
【図4】図4は図1のフライホイール発電機のバルク収
納箱の平面図である。
【図5】図4のフライホイール発電機のバルク収納箱の
側断面図である。
【図6】図4のバルク収納箱内に配置されたバルクの斜
視図である。
【図7】先行技術として示したバルク収納箱の側断面図
である。
【図8】図4のバルク収納箱の側断面図である。
【図9】本発明のバルク収納箱の側断面図である。
【符号の説明】
1…高温超電導体(バルク)、2…バルク収納箱、3…
冷媒用タンク、4…冷媒、5…回転子、6…浮上用マグ
ネット、7…フライホイール、8…磁極、9…固定子コ
イル、10…固定子鉄心、11…電源、12…電力系
統、13…真空容器、14…真空排気装置、15…バッ
クアップガイド軸受、16…駆動装置、17…減圧装
置、18…結合装置、20…リブ、21…上板、22…
ベース、23…第1支持材、24…第2支持材、25…
流路、26…第3支持材。
フロントページの続き (73)特許権者 000180368 四国電力株式会社 香川県高松市丸の内2番5号 (72)発明者 田中 昭二 東京都江東区東雲一丁目14番3 財団法 人 国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所内 (72)発明者 森本 博 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 八坂 保弘 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 鈴木 宏和 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 遠藤 雅彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 鈴木 建哉 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東京電力株式会社内 (72)発明者 村上 雅人 東京都江東区東雲一丁目14番3 財団法 人 国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所内 (72)発明者 高市 浩 東京都江東区東雲一丁目14番3 財団法 人 国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−20573(JP,A) 特開 昭63−310304(JP,A) 特開 平3−49579(JP,A) 特開 平4−178127(JP,A) 特開 平5−240246(JP,A) 特開 平5−248438(JP,A) 特開 平6−233479(JP,A) 特表 平4−501302(JP,A) 国際公開93/3292(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 15/30 - 15/315 F25D 1/00 - 9/00 F28C 3/06 - 3/08 H01F 6/04 H02J 15/00 H02K 1/27 H02K 7/00 - 7/20 H02K 9/00 - 9/28 H02N 15/04 H05K 7/20

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電力系統に電気的に接続された固定子と、
    フライホイールが設けられた浮上用マグネットを有する
    回転子と、該回転子の浮上用マグネットに対向配置され
    た高温超電導体と、蒸気圧1気圧以下にされた冷媒を
    該高温超電導体に供給して高温超電導体を冷却させ
    手段備えたことを特徴とする超電導磁気装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記冷媒を前記高温超
    電導体に供給して前記高温超電導体を冷却させる手段
    は、冷媒の流路に設けられた減圧装置によって前記冷媒
    の蒸気圧を1気圧以下に減圧することを特徴とする超
    導磁気装置。
  3. 【請求項3】電力系統に電気的に接続された固定子と、
    フライホイールが設けられた浮上用マグネットを有する
    回転子と、該回転子の浮上用マグネットに対向配置され
    た高温超電導体と、蒸気圧が1気圧以下にされた冷媒を
    該高温超電導体に供給して該高温超電導体を冷却させる
    手段と、前記回転子を重力方向に駆動する駆動装置とを
    備えたことを特徴とする超電導磁気装置。
  4. 【請求項4】電力系統に電気的に接続された固定子と、
    フライホイールが設けられた浮上用マグネットを有する
    回転子と、該回転子の浮上用マグネットに対向配置され
    た高温超電導体と、蒸気圧が1気圧以下にされた冷媒を
    該高温超電導体に供給して該高温超電導体を冷却させる
    手段とを備え、前記高温超電導体は複数に分離されて収
    納容器に収納されていることを特徴とする超電導磁気装
    置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記複数に分離された
    高温超電導体は、冷媒流路が設けられた固定部材によっ
    て固定されていることを特徴とする超電導磁気装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記複数に分離された
    高温超電導体は、該高温超電導体を所定の位置に設置す
    る際にはバネ定数が小さく、所定の位置に設置した後バ
    ネ定数が大きくなる部材を介して固定されていることを
    特徴とする超電導磁気装置。
  7. 【請求項7】請求項4において、前記複数に分離された
    高温超電導体は、低温中で弾性を有する部材によって固
    定されていることを特徴とする超電導磁気装置。
  8. 【請求項8】請求項4において、前記複数に分離された
    高温超電導体の各々を扇形に形成してこれを円周上に配
    置したことを特徴とする超電導磁気装置。
  9. 【請求項9】請求項4において、前記収納容器を構成す
    る部材のうち、前記高温超電導体と前記浮上用マグネッ
    トの間に介在する部材以外の部材は、板材をくりぬいて
    製作されると共に、前記高温超電導体と前記浮上用マグ
    ネットの間に介在する部材は、前記板材をくりぬいて製
    作された部材に対して局部的溶接によって固定されるこ
    とを特徴とする超電導磁気装置。
  10. 【請求項10】電力系統に電気的に接続された固定子
    と、フライホイールが設けられた浮上用マグネットを有
    する回転子と、該回転子の浮上用マグネットに対向配置
    された高温超電導体と、蒸気圧が1気圧以下にされた冷
    媒を該高温超電導体に供給して該高温超電導体を冷却さ
    せる手段と、前記回転子の位置を監視し、前記回転子の
    位置が規定の範囲を外れた場合には装置の運転を停止さ
    せる手段とを備えたことを特徴とする超電導磁気装置。
  11. 【請求項11】電力系統に電気的に接続された固定子
    と、フライホイールが設けられた浮上用マグネットを有
    する回転子と、該回転子の浮上用マグネットに対向配置
    された高温超電導体と、蒸気圧が1気圧以下にされた冷
    媒を該高温超電導体に供給して該高温超電導体を冷却さ
    せる手段とを備え、前記固定子,前記回転子及び前記高
    温超電導体は、0.7atmから10torr又は0.1torr 以
    下の雰囲気中の真空容器内に設けられていることを特徴
    とする超電導磁気装置。
  12. 【請求項12】電力系統に電気的に接続された固定子
    と、フライホイールが設けられた浮上用マグネットを有
    する回転子と、該回転子の浮上用マグネットに対向配置
    された高 温超電導体と、蒸気圧が1気圧以下にされた冷
    媒を該高温超電導体に供給して該高温超電導体を冷却さ
    せる手段とを備える超電導磁気装置を運転する際に、蒸
    気圧が1気圧以下にされた冷媒を前記高温超電導体に供
    給して前記高温超電導体を冷却させた後、前記回転子を
    運転開始の位置に設置することを特徴とする超電導磁気
    装置の運転方法。
  13. 【請求項13】電力系統に電気的に接続された固定子
    と、フライホイールが設けられた浮上用マグネットを有
    する回転子と、該回転子の浮上用マグネットに対向配置
    された高温超電導体と、蒸気圧が1気圧以下にされた冷
    媒を該高温超電導体に供給して該高温超電導体を冷却さ
    せる手段と、前記回転子を重力方向に駆動する駆動装置
    とを備える超電導磁気装置を運転する際に、前記高温超
    電導体に与える前記浮上用マグネットの磁力の影響が小
    さくなる距離まで前記回転子を前記駆動装置によって離
    し、蒸気圧が1気圧以下にされた冷媒を前記高温超電導
    体に供給して前記高温超電導体を冷却させ、前記高温超
    電導体が超電導状態となった後、前記回転子を前記高温
    超電導体に接近させて運転することを特徴とする超電導
    磁気装置の運転方法。
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