JPH11507703A - 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置 - Google Patents

繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置

Info

Publication number
JPH11507703A
JPH11507703A JP9502441A JP50244197A JPH11507703A JP H11507703 A JPH11507703 A JP H11507703A JP 9502441 A JP9502441 A JP 9502441A JP 50244197 A JP50244197 A JP 50244197A JP H11507703 A JPH11507703 A JP H11507703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn feeder
yarn
roll
feed roll
feed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9502441A
Other languages
English (en)
Inventor
シュパイヒ,フランツィスコ
Original Assignee
テクスティルマ・アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テクスティルマ・アクチェンゲゼルシャフト filed Critical テクスティルマ・アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JPH11507703A publication Critical patent/JPH11507703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H51/00Forwarding filamentary material
    • B65H51/02Rotary devices, e.g. with helical forwarding surfaces
    • B65H51/04Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements
    • B65H51/06Rollers, pulleys, capstans, or intermeshing rotary elements arranged to operate singly
    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • D03D47/36Measuring and cutting the weft
    • D03D47/368Air chamber storage devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 送りローラ(10)が設けられ、糸(26)を把持するために、押えローラ(12)が上記送りローラに押し付けられる。送りローラの速度を一定に保つとともに送り速度の調整を簡素化するために、胴(78)の外側に摩擦面(32)が設けられ、調整装置(66、72)により半径方向に拡張することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置 本案は請求項1の上位概念に挙げた種類の糸送り装置に関する。 糸送り装置の様々な実施態様が知られている。ドイツ特許第946177号に は丸編機へのゴム糸の供給に関連して、冒頭に挙げた種類の糸送り装置が記載さ れている。この公知の糸送り装置では糸送りに用いられる送りロールが摩擦車の 上にあり、アームに支えられ、送りローラの反対側のアームの端部は案内軸に旋 回可能に固定されている。案内軸は縦移動により送りローラと摩擦車の中心との 間隔を変えることができ、それによって送りロールの周速も変えられるるように 整列されている。摩擦車の反対側の送りロールの側面に押えロールが接している 。押えロールもレバーに支えられる。押えロールの反対側のレバーの端部は、送 りロールのレバーに枢着されている。負荷重量によって一方では摩擦車に対する 送りロールの押圧力を、他方では送りロールに対する押えロールの押圧力を変更 又は調整することができる。この公知の糸送り装置は比較的複雑な構造を有し、 摩擦車の使用により摩擦車の一方の半径しか利用できないのに残りの摩擦車のた めに場所をとらなければならないため比較的大きな場所を必要とするのが欠点で ある。更に一連の影響によって糸送り精度が否定的影響を受けるのが欠点である 。例えば機械の低温状態と温暖状態の間で使用温度が変化することにより摩擦係 数の変化が起こる。また湿度、温度及び空気の汚れに関する変化が摩擦係数の変 化、それと共に駆動力の変動を生じる。摩擦車又は送りロールの真円度及び変動 する押圧力が糸の送り精度に同じく悪影響を及ぼすことがある。それに加えて、 送られる糸が単に押えロールと送りロールの間にあるだけで送りロールの周囲に 巻回することができない難点がある。さもなければ送りロールの摩擦車への接触 が阻害されるからである。また送りロール又は押えローラに対する糸の比較的短 い接触行程によって、送りロールで糸のすべりが起こり、このため給糸もまた不 正確になるという欠点が生じる。 本案の課題は、先行技術の欠点が克服されるように冒頭に挙げた種類の糸送り 装置を一層改善することである。 課題は請求項1の特徴によって解決される。 回転数が一定ならば、送りロールの胴を拡張するだけで送り速度を変えること ができるから、糸送り装置の特に簡単な構造が生じる。なぜなら送りロールの直 径を変えることによって送り速度を極めて簡単に調整することができるからであ る。回転数が一定で送りロールの直径が増加すれば、送り速度の増加が生じる。 逆に送りロールの直径の減少は送り速度の減少をもたらす。糸送り装置ははなは だコンパクトに製作することができ、機械の中にごく僅かな取付け場所しか必要 としない。また装置の構造はすこぶる簡単であり、従って費用がかからない。 糸送り装置の有利な実施態様が請求項2ないし13に記載されている。 胴は多種多様な材料、例えば粗面化され、周方向に重なり合い、拡張可能な支 持装置によって保持された鋼帯条片からなることができる。特に安価であり、同 時に高い摩擦係数を有する胴表面を与える請求項2による実施態様が好ましい。 調整装置の実施態様のために同じく多種多様な可能性が生まれ、その場合請求 項3は極めて簡単で場所をとらない解決策を記載する。請求項4による実施態様 では調整操作を極めて簡単に行うことができるが、その場合は糸送り装置を停止 したときにだけ調整が可能である。 請求項5は調整装置の別の変型を記載する。調整のために不可欠な調整装置を 請求項6により構成することができる。この場合も調整は糸送り装置を停止した ときにだけ可能である。 糸送りロールの直径を運転中も変更可能にしようとするならば、請求項8によ る実施態様が好都合である。固定調整装置は、簡単な調整ねじから電動スピンド ル駆動装置を経て流体操作式ピストン・シリンダ装置に至るまで多種多様に構成 することができる。 請求項9は押えロールの特に簡単な構造と軸受装置を記載する。 送られる糸を送りロール及び押えロールに配列するために多種多様な可能性が 生じる。最も簡単な場合には、送られる糸と送りロール及び押えロールとの間の 接触が送りロールと押えロールの間の接触点に糸を通すだけで行われる。糸送り の精度と確実性が請求項10により改善される。なぜなら糸を押えロールの周囲 に部分的に巻き掛けることによって、かかる摩擦力が大幅に増加されるからであ る。 請求項11による糸送り装置の実施態様によって糸送り及び/又は糸消費の変 動が補償される。 場合によっては糸送りロールの直径の変更に原因する送り速度の変化を調整及 び補償目的のためにだけ使用し、より大きな駆動調整を請求項12による糸送り 装置の実施態様によって行うのが適当である。上述の利点は特に請求項13によ る糸送り装置の実施態様で効果がある。その場合は駆動可能な軸に2個以上の糸 送りロールを並置し、これらのロールの送り特性を一方では相互に、他方では糸 消費に合わせて調整しなければならない。 本案の主題の実施例を次に図面に基づいて詳述する。その場合 図1はリボン織機の糸送り装置の概略図、 図2は送りロールと押えロールの軸を通る断面図、 図3は変更された調整装置を有する図2の送りロールと押えロール、 図4は別の送りロール及び押えロールと別の調整装置の軸を通る断面図、 図5は共同の軸を有する糸送り装置の多重配列の概略図を示す。 図1は概略図で示すリボン織機4の糸送り装置2を示す。糸送り装置は糸送り ロール10の軸8と連結された駆動装置6を備えている。糸送りロール10と押 えロール12が相互作用する。押えロール12は軸16を介してレバー14に回 転可能に配設されている。押えロール12の反対側のレバー14の端部は、リン ク18を介して固定支え20に固定されている。ばね22は糸送りロール10へ の押えロール12の予圧のために使用される。 送り装置10は供給リール24から糸26を引き出す。糸26はまず糸制動装 置28と糸案内30を通過してから送りロール10の摩擦面32と接触する。糸 26は次に送りロール10の周囲の一部に沿って案内され、押えロール12の下 を通り、押えロール12によって取り出され、その際糸26は同じく押えロール 12の周囲の一部に沿って案内される。押えロール12の後に糸26は別の糸案 内34を通って空気式補償装置36に到達する。補償装置36は狭い通路38か らなり、糸は入口40と出口42を経てここに通される。糸が処理の過程で供給 過剰となれば、ノズル44が空気ジェットを通路38に吹き込み、糸ループ36 を作る。 糸は補償装置36から固定導糸孔48を経てヨコ入れニードル50に到達する 。ヨコ入れニードル50はヨコ糸ループ52をタテ糸56からなるひ口54に入 れる。ヨコ入れニードル50の反対側の織物のへりでは、ヨコ糸ループ52の結 縛のために編針58が使用される。おさ62によってヨコ糸ループが織成点64 に打ち付けられる。 図2は送りロール10及び押えロール12の第1の構造を示す。送りロール1 0は軸8上に準非圧縮性のエラストマー材料からなる調整ブロック66を有する 。この調整ブロックは2個の圧縮部材68、70の間に緊定され、第1の圧縮部 材68は軸8の上に固設され、第2の圧縮部材70は軸上で移動可能な円板70 からなる。円板70は調整ナット72により第1の圧縮部材68に締め付けるこ とができる。そのために調整ナット72は軸のねじ部分74に配設されている。 圧縮部材68、70を相互に押圧することによって、調整ブロック66が半径方 向に拡張され、例えば周方向に重なり合う端部を有する転動体又は割ったスリー ブの形の支持装置76を介して胴78に作用する。胴78は摩擦面32を形成す る。胴78は同じくエラストマー材料からなることが好ましい。圧縮部材68、 70により調整ブロック76を圧縮することによって胴78が半径方向外側へ押 圧されるから、直径Dが増加する。圧縮部材68、70により調整ブロック66 が弛緩されると胴78が収縮し、その結果直径Dの減少が生じる。胴78の摩擦 面32の上に糸26があり、押えロール12によって送りロール10に押し付け られる。押えロール12が軸16上にどのように配設され、ばね22で送りロー ル10に予圧されたレバー14にどのように保持されるかを図2に示唆した。 図3は図2と同様の送りロール10及び押えロール12の配列を示すが、調整 ナット72が固定調整装置80に替えられている。調整装置80は固定軸受台8 4に旋回可能に支えられた双腕連結部材82からなる。送りロール10の反対側 の連結部材82の端部は駆動手段88と連結されている。駆動手段88は簡単な 調整ねじから駆動軸を経て流体操作式シリンダ装置に至るまで任意に構成するこ とができる。圧縮部材70側のアーム90は二又状に形成され、圧縮部材70と 相互作用するから、駆動手段88の位置に応じて調整ブロック66をより多く又 はより少なく圧縮することができる。 図4は送りロール10a及び押えロール12の第2の配列を示す。送りロール 10aの胴78aは半径方向内側92が円錐形に形成され、軸8a上に固設され た逆円錐形の調整部材94と相互作用する。調整装置96は横から胴78aに作 用するスリーブ98を有する。スリーブ98は軸8aと同軸にい配設された調整 円板100に支えられる。そのために調整円板100は中心ねじ穴102を備え ている。ねじ穴102は軸8aのねじ部分104の上にねじ込まれる。調整装置 96は調整円板100によって円錐形調整部材94上の胴78aの軸方向位置を 決定し、それに応じて胴78aの直径Dが増減される。軸8a上でねじ込み及び ねじ戻し可能な調整円板100の代わりに、円板の操作のために図3で述べたよ うな外部の固定調整装置を設けることもできる。 図5は図1及び図2の糸送り装置と同様に構成された2個の糸送り装置2a及 び2bの配列を示す。これらの糸送り装置は共同の軸8bを有し、共同の駆動装 置6によって操作される。駆動装置6は駆動軸108を駆動するモータ106を 備えている。駆動軸108は変速装置110を介して糸送り装置の軸8bと連結 されている。モータ106の回転数の変更及び/又は変速装置110の変速比の 変更によってすべての糸送り装置2a、2bの回転数を共同で調整することがで きる。調整ナット72により送りロール10の直径を適応させることによって、 個々のリボン織機4a、4b即ち個々の織成点の糸送り速度を個別に精密に調整 し、適応させることができる。 このようにして本案に基づく糸送り装置により多数の決定的な利点が生まれる 。例えば正確な積極的絶対糸送り量及びその調整が下記により保証される。 a)糸送りロールへの糸の巻回及び押えロールによる糸の押 圧 b)糸送りロールの回転数を変えずに糸送りロールの直径の 増減による糸量 の調整及び/又は c)共通の駆動軸上に配設された複数個の糸送り装置の個別 調整 一方では送り装置の摩擦面に糸を巻回することにより、他方では押えロールに より糸を押圧することにより、温度、気候及び汚れのような外的影響を受けない 糸の強制案内と強制送りが生じる。最後に糸送り装置ははなはだ簡単な構造と調 整に基づき大変場所を取らず、従って極めて小さい場所で使用し、操作すること ができる。またごく少数の部品により低廉であるだけでなく、減少された摩耗発 生を有する。糸送り装置による糸の強制駆動により織機の始動と停止のときに事 実上すべりが生じないから、さもなければ頻繁に起こる織物欠陥が回避される。 ヨコ入れニードルに対する正確に制御された給糸に基づくリボン幅の正確な保持 にも同じことが当てはまる。 参照符号 2 糸送り装置 2a 糸送り装置 2b 糸送り装置 4 リボン織機 4a リボン織機 4b リボン織機 6 駆動装置 8 軸 8a 軸 8b 軸 10 糸送りロール 10a 糸送りロール 12 押えロール 14 レバー 16 軸 18 リンク 20 支え 22 ばね 24 供給リール 26 糸 28 糸制動装置 30 糸案内 32 摩擦面 34 糸案内 36 空気式補償装置 38 通路 40 入口 42 出口 44 ノズル 46 糸ループ 48 固定導糸孔 50 ヨコ入れニードル 52 ヨコ糸ループ 54 ひ口 56 タテ糸 58 編針 62 おさ 64 織成点 66 調整ブロック 68 固定圧縮部材 70 圧縮部材 72 調整ナット 74 ねじ部分 76 支持装置 78 胴 78a 胴 80 固定調整装置 82 連結部材 84 軸受台 86 82の端部 88 駆動手段 90 二又状のアーム 92 円錐形の内側 94 調整部材 96 調整装置 98 スリーブ 100 調整円板 102 ねじ穴 104 ねじ部分 106 モータ 108 駆動軸 110 変速装置
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1997年5月30日 【補正内容】 明細書 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置 本案は請求項1の上位概念に挙げた種類の糸送り装置に関する。 糸送り装置の様々な実施態様が知られている。ドイツ特許第946177号に は丸編機へのゴム糸の供給に関連して、冒頭に挙げた種類の糸送り装置が記載さ れている。この公知の糸送り装置では糸送りに用いられる送りロールが摩擦車の 上にあり、アームに支えられ、送りローラの反対側のアームの端部は案内軸に旋 回可能に固定されている。案内軸は縦移動により送りローラと摩擦車の中心との 間隔を変えることができ、それによって送りロールの周速も変えられるるように 整列されている。摩擦車の反対側の送りロールの側面に押えロールが接している 。押えロールもレバーに支えられる。押えロールの反対側のレバーの端部は、送 りロールのレバーに枢着されている。負荷重量によって一方では摩擦車に対する 送りロールの押圧力を、他方では送りロールに対する押えロールの押圧力を変更 又は調整することができる。この公知の糸送り装置は比較的複雑な構造を有し、 摩擦車の使用により摩擦車の一方の半径しか利用できないのに残りの摩擦車のた めに場所をとらなければならないため比較的大きな場所を必要とするのが欠点で ある。更に一連の影響によって糸送り精度が否定的影響を受けるのが欠点である 。例えば機械の低温状態と温暖状態の間で使用温度が変化することにより摩擦係 数の変化が起こる。また湿度、温度及び空気の汚れに関する変化が摩擦係数の変 化、それと共に駆動力の変動を生じる。摩擦車又は送りロールの真円度及び変動 する押圧力が糸の送り精度に同じく悪影響を及ぼすことがある。それに加えて、 送られる糸が単に押えロールと送りロールの間にあるだけで、送りロールの周囲 に巻回することができない難点がある。さもなければ送りロールの摩擦車への接 触が阻害されるからである。また送りロール又は押えローラに対する糸の比較的 短い接触行程によって、送りロールで糸のすべりが起こり、このため給糸が同じ く不正確になるという欠点が生じる。 被駆動送りロールが摩擦面を有する円錐台形摩擦車からなる冒頭に挙げた種類 の別の糸送り装置が米国特許A第3339590号により知られている。円錐台 形摩擦車の母線に沿って調整可能なホルダーが摩擦車に配属され、U字形の二又 が摩擦車の軸を横切ってホルダーに整列され、母線と平行する軸の周りに旋回し 得るように配設されている。糸を摩擦車の胴に接線方向に接触させるために、二 又の端部は導糸孔を備えている。また二又の基部に押えロールが回転可能に支承 されており、ばねで摩擦車に予圧され、こうして糸を摩擦車の胴に押圧する。そ れによっておおむね前述の同じ欠点が生まれる。それに加えて、糸は糸の張りに 応じて、摩擦車の胴に沿った所定の位置から多かれ少なかれ小さな直径の方向に すべることが可能であり、それによって送り精度が一層悪化する。 本案の課題は、先行技術の欠点が克服されるように冒頭に挙げた種類の糸送り 装置を一層改善することである。 課題は請求項1の特徴によって解決される。 回転数が一定ならば送りロールの胴を拡張するだけで送り速度を変えることが できるから、糸送り装置の特に簡単な構造が生じる。なぜなら送りロールの直径 を変えることによって、送り速度を極めて簡単に調整することができるからであ る。回転数が一定で送りロールの直径が増加すれば、送り速度の増加が生じる。 逆に送りロールの直径の減少は送り速度の減少をもたらす。糸送り装置ははなは だコンパクトに製作することができ、機械の中にごく僅かな取付け場所しか必要 としない。また装置の構造はすこぶる簡単であり、従って費用がかからない。 糸送り装置の有利な実施態様が請求項2ないし13に記載されている。 胴は多種多様な材料、例えば粗面化され、周方向に重なり合い、拡張可能な支 持装置によって保持された鋼帯条片からなることができる。特に安価であり、同 時に高い摩擦係数を有する胴表面を与える請求項2による実施態様が好ましい。 調整装置の実施態様のために同じく多種多様な可能性が生まれ、その場合請求 項3は極めて簡単で場所をとらない解決策を記載する。請求項4による実施態様 では調整操作を極めて簡単に行うことができるが、その場合は糸送り装置を停止 したときにだけ調整が可能である。 請求項5は調整装置の別の変型を記載する。調整のために不可欠な調整装置を 請求項6により構成することができる。この場合も調整は糸送り装置を停止した ときにだけ可能である。 糸送りロールの直径を運転中も変更可能にしようとするならば、請求項8によ る実施態様が好都合である。固定調整装置は、簡単な調整ねじから電動スピンド ル駆動装置を経て流体操作式ピストン・シリンダ装置に至るまで多種多様に構成 することができる。 請求項9は押えロールの特に簡単な構造と軸受装置を記載する。 送られる糸を送りロール及び押えロールに配列するために多種多様な可能性が 生じる。最も簡単な場合には、送られる糸と送りロール及び押えロールとの間の 接触が送りロールと押えロールの間の接触点に糸を通すだけで行われる。糸送り の精度と確実性が請求項10により改善される。なぜなら糸を押えロールの周囲 に部分的に巻き掛けることによって、かかる摩擦力が大幅に増加されるからであ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.摩擦面(32)を備え、軸(8、8a、8b)に配設され、変化する周速 を有する駆動可能な送りロール(10、10a)と送られる糸(26)を挟んで 送りロール(10、10a)に予圧された押えロール(32)とを有する繊維機 械、特にリボン織機のための糸送り装置において、摩擦面(32)が調整装置( 66、68、70、72;80;92、94、96)により半径方向に拡張可能 な一体の胴(78、78a)からなることを特徴とする糸送り装置。 2.拡張可能な胴(78、78a)がエラストマー材料からなることを特徴と する請求項1に記載の糸送り装置。 3.調整装置が軸(8)と胴(78)の間に、好ましくは支持装置(76)を 介在して配設された準非圧縮性のエラストマー材料からなる調整ブロック(66 )を有し、調整ブロック(66)が2個の相対して作用する圧縮部材(68、7 0)の間に軸方向に緊定され、圧縮部材の少なくとも一方が調整可能であること を特徴とする請求項1又は2に記載の糸送り装置。 4.調整可能な圧縮部材(70)と相互作用する調整ナット(72)のための ねじ部分(74)が軸(8)に配設されていることを特徴とする請求項3に記載 の糸送り装置。 5.膨張可能な胴(78a)の半径方向内側が円錐形に形成され、送りロール (10a)の軸(8a)上の逆円錐形の調整部材(94)と相互作用し、胴(8 a)と逆円錐形の調整部材(94)が調整装置(96)により軸方向に相互に相 対的に調整可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の糸送り装置。 6.逆円錐形の調整部材(94)が送りロール(10a)の軸(8a)上に固 設され、調整装置(96)が横から胴(78a)に作用するスリーブ(98)を 有し、スリーブ(98)が調整円板(100)により送りロール(10a)の軸 (8a)に対して同軸に変位可能であることを特徴とする請求項5に記載の糸送 り装置。 7.調整円板(100)が中心ねじ穴(102)を有し、ねじ穴(102)が 送りロール(10a)の軸(8a)のねじ部分(104)に配設されていること を特徴とする請求項6に記載の糸送り装置。 8.連結部材(82)を介して圧縮部材(70)又は調整円板(100)と相 互作用する駆動手段(88)を備えた固定調整装置(80)を有することを特徴 とする請求項3又は6に記載の糸送り装置。 9.押えロール(12)が片側を枢支したレバー(14)の自由端に配設され 、レバー(14)が送りロール(10、10a)に予圧されることを特徴とする 請求項1ないし8のいずれか1つに記載の糸送り装置。 10.糸(26)が送りロール(10、10a)の一部に巻回し、押えロール (12)によって取り出すことができ、その際糸(26)が好ましくは押えロー ル(12)の一部にも巻回することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1 つに記載の糸送り装置。 11.送りロール(10、10a)と押えロール(12)に糸(26)のため の空気式補償装置(36)が後置されていることを特徴とする請求項1ないし1 0のいずれか1つに記載の糸送り装置。 12.送りロール(10、10a)の軸(8、8a、8b)が可変回転数の駆 動装置(106、108、110)と連結されていることを特徴とする請求項1 ないし11のいずれか1つに記載の糸送り装置。 13.少なくとも2個の糸送り装置(2a、2b)が共通の駆動可能な軸(8 b)に配設されていることを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1つに記 載の糸送り装置。
JP9502441A 1995-06-15 1995-06-15 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置 Pending JPH11507703A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CH1995/000134 WO1997000342A1 (de) 1995-06-15 1995-06-15 Fadentransportvorrichtung für eine textilmaschine, insbesondere für eine bandwebmaschine

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005173805A Division JP2005320678A (ja) 2005-06-14 2005-06-14 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11507703A true JPH11507703A (ja) 1999-07-06

Family

ID=4549971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9502441A Pending JPH11507703A (ja) 1995-06-15 1995-06-15 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5947161A (ja)
EP (1) EP0833969B1 (ja)
JP (1) JPH11507703A (ja)
KR (1) KR100362835B1 (ja)
DE (1) DE59509852D1 (ja)
ES (1) ES2165914T3 (ja)
RU (1) RU2135658C1 (ja)
WO (1) WO1997000342A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019146286A1 (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 東レ株式会社 基布、ジェットルームおよび基布の製造方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29909105U1 (de) * 1999-05-25 1999-07-22 Textilma Ag Fadenfördervorrichtung
DE60315989T2 (de) * 2003-10-22 2008-05-21 Zorini, Luigi Omodeo, Cilavegna Textilmaschine und Steuerung dafür
EP1753904B1 (de) * 2004-06-03 2009-08-19 Textilma Ag Schussfadeneintragnadel für eine nadelbandwebmaschine
TW200825231A (en) * 2006-09-05 2008-06-16 Textilma Ag Ribbon needle loom
KR20180061905A (ko) 2016-11-30 2018-06-08 (주) 영인텍 마이크로 채널 튜브를 사용한 히트 펌프용 멀티플로 열 교환장치

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3224467A (en) * 1964-03-13 1965-12-21 Crompton & Knowles Corp Feeding mechanism for weft in looms
US3339590A (en) * 1965-10-14 1967-09-05 John D Riordan Mechanism for regulating filling feed
CS152234B1 (ja) * 1971-07-14 1973-12-19
US3757619A (en) * 1972-01-27 1973-09-11 Amf Inc Apparatus for feeding and cutting web material
DE2752094A1 (de) * 1976-11-24 1978-06-01 Rueti Ag Maschf Anordnung zum eintragen von schussfaeden
JPS5516944A (en) * 1978-07-18 1980-02-06 Yoshida Kogyo Kk Weft yarn lettoff motion
EP0059819B1 (de) * 1981-03-09 1984-07-18 GebràœDer Sulzer Aktiengesellschaft Vorrichtung zur Messung von fadenförmigem Material z.B. bei einer Webmaschine
US4383631A (en) * 1981-05-04 1983-05-17 Fairchild Wayne K Tensioning control device

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019146286A1 (ja) * 2018-01-26 2019-08-01 東レ株式会社 基布、ジェットルームおよび基布の製造方法
US11346024B2 (en) 2018-01-26 2022-05-31 Toray Industries, Inc. Base fabric, jet loom, and method of manufacturing base fabric

Also Published As

Publication number Publication date
DE59509852D1 (de) 2001-12-20
KR19990022957A (ko) 1999-03-25
EP0833969B1 (de) 2001-11-14
RU2135658C1 (ru) 1999-08-27
US5947161A (en) 1999-09-07
WO1997000342A1 (de) 1997-01-03
EP0833969A1 (de) 1998-04-08
ES2165914T3 (es) 2002-04-01
KR100362835B1 (ko) 2003-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5940744B2 (ja) 糸処理方法及び装置
KR100624997B1 (ko) 자체 보정형 필라멘트 인장력 제어 디바이스
US3912184A (en) Control of yarn tensions
US4377932A (en) Flexible belt yarn false twisting apparatus
US4068807A (en) Thread supply device
JPH11507703A (ja) 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置
US3799212A (en) Yarn feeding device for textile machines
US5052088A (en) Apparatus for controlled braking of a driven textile material engaging roll
US3945579A (en) Winding mechanisms with friction drive rollers
US4466576A (en) Metering drum for filamentary material
US4583355A (en) Process for the spinning of fibers and a device for carrying out the process
US5205140A (en) Sueding means in a textile fabric-producing machine
US3556369A (en) Apparatus for maintaining constant tension in a moving strand
US4916783A (en) Apparatus for controlled braking of a driven yarn engaging roll
JP2005320678A (ja) 繊維機械特にリボン織機のための糸送り装置
JPH05278939A (ja) 糸の取り出し装置
US4025026A (en) Apparatus and method for supplying constant tension material
US3341100A (en) Leading roller for rising twisting machines, especially two-for-one twisting machines
US3999724A (en) Yarn tensioning device
JPH0116599Y2 (ja)
US4067507A (en) Filament-winding mechanism
CN219585561U (zh) 一种丝线卷收装置
CN212684101U (zh) 一种用于切割经编织物的切割器
RU2095303C1 (ru) Устройство для мягкой намотки нитевидного материала
SU878714A1 (ru) Устройство дл размотки нитевидного материала

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050314

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050614

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20070117

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070117

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070117

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070219

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070417