JPH11507701A - ストリップ材料用偏向ローラ - Google Patents

ストリップ材料用偏向ローラ

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JPH11507701A
JPH11507701A JP9502732A JP50273297A JPH11507701A JP H11507701 A JPH11507701 A JP H11507701A JP 9502732 A JP9502732 A JP 9502732A JP 50273297 A JP50273297 A JP 50273297A JP H11507701 A JPH11507701 A JP H11507701A
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JP9502732A
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Inventor
ジャン ダヴェン
ストラートン ブリュノ ヴァン
Original Assignee
クヴェルネ メタル クレシム
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    • F16C13/00Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
    • F16C13/02Bearings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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Abstract

(57)【要約】 処理液体(10)を通して移動し、各々軸受(3、3′)と結合した2つのジャーナル(4、4′)上に回転自在に取付けた少なくとも1つの浸漬した偏向ローラの回りを通過するストリップ材料用の偏向ローラ。各軸受(3、3′)は全体的にセラミック部品から作られ、処理液体が入ることができるリング形状の案内軸受(5)内に収容され、前記案内軸受(5)は軸受(4)を支持する手段(8、63)に連結され、ジャーナル(4)と案内軸受(5)に対する軸受部品の膨張係数の差を補償して、作業温度で、セラミック部品が破損することなく軸受(3)を締め付けるようになす。

Description

【発明の詳細な説明】 ストリップ材料用偏向ローラ 本発明は表面処理に関し、更に、液状金属又は浸食性液体の如き処理浴に少な くとも部分的に浸漬した少なくとも1つの偏向ローラ上を通過するストリップ材 料を処理する設備に関するものである。しかし、本発明は液状金属、特に溶融亜 鉛の浴を通して金属を通過させることを含む電気メッキ設備に関するものである 。 電気メッキラインでは、処理する金属ストリップは液状の亜鉛ベースの浴中に 下降させ、一方ストリップは浴中に浸漬されかつストリップの走行方向に対して 直角をなす軸線を有する円筒形外装によって画成された少なくとも1つの偏向ロ ーラ上を通過する。該ローラはその端に置かれた2つのジャーナルによって支持 し、ローラ軸線上に心出しされた2つの軸受を介して2つの固定され離間したブ ラケット上に回転自在に据え付ける。 偏向ローラは実質上液状金属浴を含むタブの全幅にわたって延在する。 或る場合には、両ジャーナルはタブの側壁を通過し、シャフトの支持・心出し 軸受は浴の外側に置かれる。しかし開口がタブ側壁に穿孔されていて、ジャーナ ルを通過させるが、必要な緊密性を得るのは極めて困難である。更に、ローラ位 置は変更することができない。 偏向ローラのジャーナルを2つの離間したアームの端に取付けて処理浴に浸漬 するのが一般に好適であるのはこのためである。そのためタブの壁に開口を穿孔 する必要はなく、もし必要であれば、偏向ローラの位置を調節ことができる。 この場合、ジャーナルは浴中に浸漬され、通常、軸受内に処理液体の或る一定 量が侵入することは回避できない。 しかし、処理液体は特に電気メッキ設備では時には潤滑剤として働く。この設 備では、ストリップが亜鉛の如き液状金属浴を通過する。この場合、軸受内の金 属の循環が改善される。 例えば文献DE−A−1129796に記載した実施例によれば、ローラの各 ジャーナルは支持アームの端に配置した幅広い開口内に置かれ、金属の循環が容 易になるように互いに離間した一連の転動素子を介して支持アームに当接する。 これらの素子は腐食及び磨耗に耐えるようにセラミック材料から作られる。 実際に、溶融金属は高温であり、たとえ亜鉛の場合でも、多くの場合かなり浸 食性及び腐食性を有する。 ストリップは通常ローラの外装の下部を越えて通過するので、このローラは上 向きに応力を加わえられ、転動素子はジャーナル上で半円形支承面上に配置され るに過ぎない。 文献EP−A−0556833に記載された更に最近の実施例では、各ジャー ナルはセラミックから成りかつ取付けた小さいバー又は半円形素子を介して固定 したブラケット上に当接する円筒形スパンを備える。しかし、慣例型式の軸受を 使用することもでき、その軸受はジャーナル上に挿入した内側リングと、固定ブ ラケット上に取付けた外側リングを備え、転動素子を前記リング間に挿入する。 この文献では、軸受の活動部品は腐食と磨耗に耐えるように、焼結したセラミ ック材料と黒鉛の如き固体潤滑材料とからなる複合材料から作られる。 これら既知のすべての実施例では、軸受を作るために、セラミックベースの材 料が使用される。かかるセラミック部品は通常かなり高価で、脆い。 更に、軸受は腐食に曝される金属部品に取付けられる。従って、保守作業及び 磨耗部品の交換のためにローラ及びその軸受の分解を簡単になすことが必要であ る。 既知の実施例によれば、組立て、維持及び保守作業は比較的複雑で、繊細であ る。 更に、作業条件は色々な素子の変形や膨張を伴う重大な応力を生じ、ローラの 作業性を低下させる可能性がある。 特に、ローラの両ジャーナルは軸方向では各々タブの上を通過する横ビームか ら下方に延びる軸受の支持アームの両端に置いた止めによって支持しているが、 振動を完全に防止することは困難である。 更に、潤滑剤として使用する液体金属は各軸受内で自由に流動しなければなら ず、そのためにバックラッシュが軸受の色々な活動部品間に残されなければなら ず、その結果振動の危険性が増す。 更に、酸化物粒子又は鉄との組み合わせによって作った合金粒子が亜鉛内に蓄 積して、時間の経過と共に成長し、軸受を詰まらせ又は少なくともその動作を混 乱させる可能性があることは周知である。 これらの欠点を除くため、文献JP−A−4−83858によって既知の他の 実施例によれば、ローラは固定部品と回転部品間に挿入されたリング形状のガス ケットを備え、それは軸受内に液状金属が侵入するのを防止するように理論的に 設計されている。 ジャーナルがローラに連結されてこのローラと共に回転するとき、軸受は固定 ガスケットによって支持されそして両側にガスケットを備えなければならない。 また、ジャーナルは支持アーム上に固定され、ローラは管状外装から構成され 、この外装上に両固定ジャーナル上に挿入した軸受が取付けられる。 しかし両方の場合、必要な効率を得るために、ローラと固定ガスケット間に配 置する密封システムはジャーナルの或る一定の長さを覆う一連の取付けガスケッ トから作り、これによって固定ガスケット間に設けたスペースに対してローラの 活動部品の長さが限定される。 本発明の目的はこれらのすべての欠点を除去し、軸受に有害な影響を与えずに 振動を除去するために軸受を確実に締め付けるため、特に作業温度で、バックラ ッシュを自己補償させることにある。更に、色々なユニットを特に簡単に組み立 てるため、特に分解と維持のための保守作業は簡単化される。 従って、本発明は一般的に、前記ローラが縦の走行方向に対して直角をなす軸 線をもち、かつ一方が他方内で回転しかつ前記軸線上に心出しされた少なくとも 2つの部品、夫々ジャーナル上に取付けた内側部品と外側部品を含む軸受に各々 関連する2つのジャーナルを介して、2つの固定しかつ離間したブラケット上に 回転自在に取付けられた円筒形外装を含み、前記部品の1つは対応する固定ブラ ケットに連結されそして他方の部品はローラに連結されてこのローラと共に回転 するよう構成したタブ内の処理液体浴を通過するストリップ材料用の偏向ローラ に関する。 本発明によれば、両軸受の各々がジャーナルを囲みかつその中に処理液体が入 ることができるリング形状の案内軸受内に収容され、各軸受は磨耗並びに処理液 体による腐食に耐えるセラミック材料からなる素子から全体的に作られ、それに よって前記案内軸受は軸受を保持するための手段に連結されかつ案内軸受に対す る軸受の素子の膨張差を補償することができ、その結果、作業温度で軸受の両部 品が夫々案内軸受内に及びジャーナル上に、セラミック素子を破損することなし に、締め付けられる。 特に、案内軸受は軸受の素子を構成するセラミックの膨張係数より大きい膨張 係数をもつ金属から作られ、案内軸受中の軸受の外側部品を締め付けるために軸 受に対する案内軸受の膨張を補償するための手段に連結される。 同様に、各ジャーナルは軸受の素子を構成するセラミックの膨張係数より大き い膨張係数をもつ金属から作られ、かつ軸受の内側部品が低温組み立てバックラ ッシュをもってジャーナルの平滑スパン内に挿入され、前記バックラッシュはセ ラミック軸受の及び金属ジャーナルの内側部品の膨張差によって作業中補償でき 、それによって前記バックラッシュは前記部品の寸法と材料に関連して決定され 、その結果、液体浴の温度で軸受の内側部品が破損を生じることなくジャーナル 上に締め付けられる。 本発明の他の特に有利な特徴によれば、リング形状の案内軸受は円筒形側壁と 、各々ジャーナルの通過用の開口を備えた2つのフランジを備え、軸受を支持す る手段は軸受の外側部品と案内軸受の側壁の間に単純な低温組み立てバックラッ シュをもって挿入されかつ案内軸受の膨張係数より大きい膨張係数をもつ金属か ら作られたロックリングを含み、前記リングは少なくとも1つの径方向スロット を備え、案内軸受と軸受間のバックラッシュを増大させずに、作業温度の膨張効 果の下でリングの周囲方向長さを増大させ、案内軸受中で軸受を締め付けるため にバックラッシュを補償する。 好適実施例によれば、環状ロックリングは各々円形セクタを覆いかつ軸受の外 側部品を完全に取り囲むために軸線の回りに角度的に分配された一連のピンから 作られ、各ピンはスペースによって隣接したピンから分離していて作業温度でリ ング組立体の周囲方向膨張を可能ならしめる。 特に、環状ロックリングはオーステナイトステンレス鋼から作られ、案内軸受 はフェライト又はマルテンサイトステンレス鋼から作られる。 好適には、各ピンは内曲がり内面をもつ実質上平行六面体形状をなし、前記内 曲がり内面は作業温度で軸受の外側部品の外径に一致する湾曲半径をもつ。 好適には、軸受は、ジャーナル内に挿入した内側リングと、案内軸受内に挿入 した外側リングと、内側リングと外側リング間に挿入した1組の転動素子を含む ローラ軸受とする。 更に、リング形状の案内軸受は少なくとも1つの円筒形側壁と、2つのフラン ジを備え、案内軸受内に軸受を支持する手段は、一側で軸受の外側セクションに よってそして他側で他方のフランジに対して軸受を当接させるために案内軸受の 1方のフランジによって軸方向に支持したばね座金を備える。 本発明の他の極めて有利な特徴によれば、リング形状の案内軸受は少なくとも 1つのリング形状のろ過用ガスケットに連結したジャーナルの通過用の開口を備 えて、所定限度より大きい寸法の酸化物又は汚染物の如き固体粒子を阻止すると 同時に案内軸受内への処理液体の侵入を許す。 好適には、各ろ過用ガスケットが互いに嵌め込まれた2つのリングと、ジャー ナル上に取付けた内側リングと、案内軸受上に取付けた外側リングから作られ、 それによって両リングは固体粒子通過の限界に一致する幅をもつリング形状のス ペースによって分離される。好適には、ろ過用ガスケットの両リングはセラミッ ク材料から作られる。 更に、ガスケットの外側リングは軸受の内側部品上に当接する軸方向支持用止 めとして役立つ。 好適実施例によれば、両ジャーナルは夫々両固定ブラケット上に固定され、両 案内軸受はローラの両端に配置した案内内に夫々挿入され、その結果、前記ロー ラは実際上両固定ブラケット間の全有効幅にわたって延在する。 各案内軸受は蓋によって囲まれかつ底及び円筒形側壁によって画成されたカッ プを備え、前記側壁は軸受用のハウジングを画成し、ローラ外装の対応する端に 配置した穴内にバックラッシュを持たずに挿入され、案内軸受は蓋に当接する間 に軸受をカップ底に弾性的に当接させる手段を備える。 好適には、ローラは剛性フレームを構成するために両支持アームを連結する固 定シャフトを包囲する単純な円筒形外装から作られ、軸受は固定シャフトの両端 に配置しかつ各々円筒形外装の対応する端に挿入した案内軸受内に各々置かれた 2つのジャーナル内に挿入される。 しかし本発明は両ジャーナルが夫々ローラの両端に取付けられて、ローラと一 緒に回転し、各案内軸受が対応する固定ブラケット上に取付けられる構成の実施 例にも適用できる。 本発明は処理液体が溶融金属、特に亜鉛である電気メッキラインに適用できる 。 しかし本発明は特に処理液体が比較的高温、例えば約250°C以上の腐食性 媒体である場合にも適用できる。 本発明の色々な他の利点や特徴は以下の実施例についての説明から明らかにな るだろう。 図1はストリップ材料処理用設備を示す概略図である。 図2は図1の設備の横断面図である。 図3は偏向ローラの1端の特定の実施例を示す軸方向断面図である。 図4は図3の線IV−IV上の断面図である。 図5は図4の軸受の部分正面図である。 図1はストリップ材料Aを処理する設備の概略図であり、これは処理液体浴1 0を充填したタブ1と、図示していない浴10内のストリップ材料Aの流量を制 御する手段を備える。 電気メッキラインの一般的なケースでは、浴10は亜鉛の如き溶融金属からな る。 ストリップ材料Aは浴10内に浸漬した偏向ローラ2上を通過し実質上垂直方 向に浴を去る。 ストリップAの両側で浴10の出口に配置したオフセットローラ12、13は その垂直流れ位置を固定している間ストリップを安定化することができる。 偏向ローラ2はローラの軸線20を中心とした2つの軸受3を介して2つのジ ャーナル4、4′上で回転するよう設ける。上記軸線はストリップ材料Aの流れ の長手方向Dに対して直角をなす。 一般に、ジャーナルはローラの両端に配置し、従って浴内に浸漬する両支持ア ーム11、11′の端によって支持された軸受内でローラと共に回転する。 しかし、図2に示す好適実施例では、両ジャーナル4、4′は両支持アーム1 1の端に固定するが、軸受3、3′は夫々ローラ2の両端に合体する。両ジャー ナル4、4′は好適には両支持アーム11、11′の端間に延在する固定シャフ ト40の端に配置する。 従って、タブ1の上に延在しかつシャフト40によって下方セクションに連接 されたビーム14に上方セクションで固定した両アーム11、11′からなる組 立体は剛性のフレームを形成する。それ故この配置は慣例の配置よりはるかに安 定している。 従って、偏向ローラ2は嵌め輪形の中空円筒形外装21からなり、上記外装は 両軸受3、3′を取付ける両ジャーナルをその両端4、4′が形成している固定 シャフト40内に挿入する。上記軸受の各々はローラ2の対応する端内に挿入し た案内軸受5、5′内に位置する。 その結果、ローラの活動面を成す円筒形外装21は両支持アーム11、11′ 間の全有効幅を実際上カバーする。 各案内軸受5は側壁51で画成する軸受3用のリング形凹所と2つのフランジ 52、53を形成し、前記フランジは夫々中心開口34、34′を穿孔されてジ ャーナル4を通過させる。 両開口34、34′はガスケット7、7′を備えるが、これらのガスケットの 目的は、後述する如く、案内軸受5内に液体が侵入するのを防止するのに十分な 緊密性を与えることではなく、それらは単に軸受の動作を乱す所定の限度以上の 寸法の固体粒子又は汚染物を保持するために備えるのである。 しかし、液状金属の場合でさえ、もし前記金属の軸受内への侵入が許されるな らば、この考えは潤滑の役割に委ねるべきでない。そのため、磨耗のリスクを防 止するために、軸受のすべての活動部品は適切なセラミック材料から作らなけれ ばならない。 しかし、組立体の他の部品は金属から作らなければならなず、たとえもしステ ンレス鋼を使用し、処理液体によって与えられる腐食に耐えることができても、 或る一定の磨耗は回避できず、損傷部品を簡単に迅速に取り替えることができな ければならない。 それ故、組立てバックラッシュを低温条件で一方では軸受3と案内軸受5間に 、他方では案内軸受5とローラ2間に備えなければならない。 軸線方向に軸受3は蓋6によって、他方では軸受3の外側リング31によって 一側に支持されたばね座金63によって案内軸受5の底53に対して当接させる 。 径方向では、逆に、セラミック軸受と金属部品間の膨張の差を考慮することが 重要であることが分かっている。 実際に、軸受の色々な素子を形成するセラミック材料は、高価で比較的脆いが 、ローラの色々な部品を作るために使用する金属の膨張係数よりかなり小さい膨 張係数を示す。 その結果、膨張差が金属部品と軸受間に期待される。 内側リング32を挿入するジャーナル4は前記リングより大きく膨張し、その 結果生じる径方向応力がリングを破損させる。 逆に、外側リング31はそれを取り囲むリング形案内軸受程には膨張せず、バ ックラッシュが増し、軸受からの分離のリスクを生じる。 処理液体を溶融液体とする更に一般的なケースでは、ローラ組立体5は比較的 高温度に曝される。例えば、亜鉛浴内に浸漬して行う電気メッキ処理法の場合、 温度は450°C程度となる。この温度は使用する金属に関連して変化し、錫メ ッキの場合にはより低くなる。しかし、すべての場合、温度パラメータは完全に 制御される要素であり、使用される材料の良好な熱伝導度が液体処理浴内に完全 に浸漬するローラ2のすべての要素の均質な温度分布を保証する。前記浴は開口 34、34′を通って案内軸受5内に流入し、ジャーナル4を通過する。 更に、ローラ2の外装21は好適にはローラ内へ処理液体を流入させる開口2 4を備え、その結果、ローラ2、シャフト40及び軸受3から構成された組立体 は処理液体内に浸漬させられる。 色々な部品が曝される作業温度はかくして均質で、実質上一定となり、システ ムの色々な部品を製造するために異なった膨張係数をもつ材料を選択でき、また 、低温条件で適切なバックラッシュを与えて組立てを容易にするために部品の寸 法を正確に計算することができそして、これは、それが破壊することなくまた軸 受素子を破損することもなく作業中軸受を締め付けるために、作業温度で膨張差 に よって補償される。 それ故、材料の性質と部品の寸法が、一方ではセラミック素子を破損させる過 剰の締め付けを防止し、他方では軸受の締め付けを弛める大きなバックラッシュ を防止するために、選択される。 更に、振動のリスクを減少させるために、ケージ35に取付けかつ固定した内 側リング32と回転する外側リング31間に挿入されたローラ33又はボールの 如き転動素子を含むローラ軸受が好適には使用される。 その結果、膨張差による軸受の締め付けは回転部品の回転に必要な機能的バッ クラッシュを抑制すべきでない。 色々な装置を作る材料の選択がなされ、従って後者の寸法、特に組立体のため に低温条件で残存するバックラッシュは前記装置の位置と機能に依存する。 ローラ2の1端の軸方向断面を詳細に示す図3に示す如く、ローラ型式の実施 例の各軸受3はリング形状の案内軸受5内に挿入した外側リング31と内側リン グ32を含み、この内側リングはジャーナル4上に配置した平滑なスパン41内 に挿入され、シャフト40の肩42に当接して停止する。 案内軸受5は好適には、円筒形壁51と底53によって画成されたカップ54 からなる。これはローラ外装21の対応する端に配置されかつ側壁51の外径に 等しい直径をもつ穴22に挿入され、組立てバックラッシュを与えられる。更に 、カップ54はフランジ55を形成するリング形リムを備え、前記フランジはロ ーラの円筒形外装21の端23に当接する。 組立体はカップのフランジ55を覆う円形リム61と、組立体に単に必要なバ ックラッシュを適応条件でもつカップ54の対応する穴56に掛合する内側部分 62をもつ蓋6により閉鎖する。 こうして、全案内軸受5は外装21の端と一体にされ、蓋6の周囲リム61に よって支持されたねじ24により外装に着脱自在に固定される。 しかし、この締め付け様式は安全の目的でのみ備える。本発明によれば、膨張 差が、間に必要な組立てバックラッシュが低温条件で予知されている異なった部 品の高温条件での完全連結を保証するために使用される。 特に、外装21の穴22内に挿入される案内軸受5のカップ54は外装と同じ 金属、例えばフェライト又はマルテンサイトステンレス鋼で作ることができる。 逆に、その部品62がカップ54の穴56に挿入される蓋6は好適には、僅か に高い膨張係数をもつ金属、例えばオーステナイトステンレス鋼で作る。かくし て、膨張差が作業温度での外装21上の案内軸受組立体のロック効果を決定する が、低温条件では、アルミニウムバックラッシュを部品間に残し、組立てと分解 を容易ならしめる。 軸受3はジャーナル4のスパン41内に挿入される内側リング32を含む。こ のジャーナルはシャフト40と同様に、膨張係数がセラミックのそれより高いス テンレス鋼から作られる。かくして、スパン41の相対的直径と内側リング32 の内面の相対的直径は組立てを容易ならしめそしてジャーナル4の相対的膨張に よって浴10の温度で無効にされるバックラッシュから低温条件で利益を得るた めに決定されるが、このバックラッシュは温度及び材料の性質に関して計算され て、膨張から得られる締め付け応力が過剰でなく、内側リング32が破壊を起こ すリスクを生じない。 逆に、案内軸受5の膨張は軸受3の外側リング31の膨張より大きく、軸受締 め付け弛みと振動のリスクを生じるバックラッシュを決定する。 それ故、軸受3は外側リング31と側壁51間に挿入したロックリング8によ って案内軸受5のハウジング内に径方向に維持される。そしてその係数が案内軸 受のそれより高い金属、例えばオーステナイトステンレス鋼から作られるが、案 内軸受はフェライト鋼からなる。 従って、このリング8の厚さは軸受の締め付けを決定するときに、増しそして 側壁51の相対的膨張を補償する傾向にあり、この軸受はセラミック部品の破損 を防止し、軸受のローラに必要な機能的バックラッシュを保持するよう画成され る。 しかし、リング8は少なくとも1つのスロットを備え、リング8の膨張を吸収 できるようになし、前記膨張は実質上周囲方向に起こる。 実際上有利な方法では、ロックリング8は図4に示す如く連続配置した一連の ピン81から構成し、各ピンはスペース82によって隣接ピンから離間している 。 各ピン81は実質上平行六面体形状をなし、円形セクタを覆い、軸受3の外側 リング31及びカップ54の内面と接触する連続するピンの内曲がり面が接線方 向で出会い、環状リングを再構成し、その周囲長さはピン間に残存するスペース 83のお陰で変化する。ピンは夫々底53に配置した対応する穴に掛合するスタ ッド84によって案内軸受5の底53上で個別に心出しされる。 ピン81はカップ54内に保持し、外側リング31の回りに一様に分配する。 これらのピン24の低温組立ては作業温度での構成素子の膨張差と両立できるよ うに決定したバックラッシュをもって実施する。 好適には、すべてのピンの内曲がり内面85は外側リング31の外面によって 、作業温度で得られる湾曲半径と等しい湾曲半径を与えられる。膨張を考慮すれ ば、締め付け応力の等しい分配が軸受3の全周囲にわたって確保される。 内側リング32と外側リング31間に挿入した転動素子33は球形ボール又は ローラとすることができ、その形状は好適にはジャーナル4、4′とローラ2の 外装21間が不整列の場合に角度偏向を許すよう決定する。例えば、転動素子は その両端に円筒形状を示すか又は樽状形状を示す。 本発明の他の特別に有利な特徴よれば、ジャーナル4の通過を許す案内軸受5 の蓋6と底53上に夫々配置した開口34、34′は夫々ろ過用ガスケット7、 7′を備え、前記ガスケットは小さいバックラッシュをもって互いに嵌め込んだ 2つのリングからなり、前記バックラッシュはその厚さより大きくかつ所定の限 度に対応する寸法の固体粒子又は汚染物を保持すると同時に液体金属を通す。 外側には、ろ過用ガスケット7はジャーナル4のスパン41に挿入したリング 71と案内軸受の蓋6上に取付けたリング72を含む。 内側には、ろ過用ガスケット7′はシャフト40の肩42に挿入した固定リン グ71′とカップ54の底53上に配置した開口34′の周囲に取付けた回転リ ング72′を含む。 夫々両ろ過用ガスケット7、7′を構成する2対のリング71、72及び71 ′、72′は好適には軸受3と同じ性質のセラミック材料からなる。この軸受は ばね座金63によってカップ54の底53に当接し、前記座金は回転リング72 上で心出しされ、一側では案内軸受5の蓋6によって、他側では、軸受3の外側 リング31によって支持する。軸受3の内側リング32はシャフト40の肩42 に当 接する。 リング72はジャーナル4に対するローラの外装21の軸方向変位を限定する ことができ、かくして軸方向停止の機能を果たす。 更に、固定リング71と回転リング72間に残されたリング形スペース73は 案内軸受内で液状金属を循環させるが、酸化物及び金属中に含まれた汚染物を確 実にろ過するために極めて小さい厚さをもつ。 “ドロス”と称する鉄・亜鉛合金の案内軸受内への侵入はこうして防止される 。さもなければ、前記合金は軸受の活動部品間に沈着しがちであるからである。 更に、1実施例によれば、更に大きな利点がある。回転リング72、72′は 液体を軸受ハウジングから流出させるよう方向付けした螺旋形刻設溝をそれらの 内面に設けられる。 かくして、ハウジング内への亜鉛の抑留が回避され、そこに存在するかも知れ ない酸化物又は汚染物が寸法成長前に放出される。 従って詰まりを生じる危険性はすべて排除される。 前述の如く、ローラの固定及び回転部品は通常はステンレス鋼から作られる。 ローラ2の外装21、シャフト40及び案内軸受のカップ54はフェライト又 はマルテンサイトステンレス鋼から作られ、蓋6はオーステナイトステンレス鋼 とし、同様にピン23は締め付けリングを構成する。 軸受3のすべての素子及びガスケットを形成するすべてのリング71、72、 71′、72′はセラミックから作られる。 金属部品としては、チタンの如き特別の金属を使用する。 本発明の好適実施例では、設備は電気メッキをなすことができる。この場合、 処理浴は液状亜鉛をベースとし、作業温度はほぼ445°C乃至460°Cの間 とし、480°Cを越えるべきでない。 錫メッキの場合、処理浴は錫をベースとし、アルミナ化処理の場合、処理浴は 鉛をベースとして、温度範囲は330°C乃至350°C間の範囲とするか、又 はニッケルをベースとし、温度は450°C程度とするか、又はアルミニウムを ベースとし、温度は約650°Cとすることができる。 更に、本発明は前述の実施例の細部に限定されず、均等でありかつ請求の範囲 に規定した範囲内に包含される手段を使用する実施例も含む。 特に、上記好適実施例では、ジャーナルは固定されるが、軸受はそれらの案内 軸受と共に、ローラ端内に一体化される。しかし本発明は逆配置に適用すること ができ、この場合ローラ両端に配置したジャーナルがローラと共に回転し、それ によって軸受が固定ブラケット上に締め付けられた案内軸受内に収容される。 更にもしローラ軸受の使用によって振動を防止することができるならば、本発 明は他の型式の軸受に例えば、互いにはめ込んで固定部品と回転部品間に液状金 属を循環させる手段に連結された2つのリングのみからなる平滑軸受に適用する ことができる。 更に、循環剤として処理液体を使用することを特に求めない限りは、本発明は 例えば酸洗い又は電解処理のために、処理液体に浸漬した1つ又は数個のローラ を含む他の設備に適用することができる。 請求の範囲に記載した技術的構成の後に記入した参照記号は発明の構成の理解 を助けるためのものであり、構成の範囲を限定するものではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.処理液体の浴(10)含む少なくとも1つのタブ(1)と、縦方向(D)に 延び、液体浴(10)中に浸漬した少なくとも1つの偏向ローラ(2)上を通過 するストリップ材料(A)の流れを制御する手段とを含み、縦方向流れ軸線(D )に直角をなす軸線(20)をもちかつ一方が他方内で回転する少なくとも2つ のセクションからなる軸受(3、3′)に各々連結されかつ上記軸線(20)上 に夫々心出しされた2つのジャーナル(4、4′)を経て2つの離間した固定ブ ラケット(11、11′)上に回転自在に取付られ、かつ対応するジャーナル( 4)上に取付けた内側部品(32)と、外側部品(32)を備えた円筒形外装( 21)を備え、前記セクションの1つが対応する固定ブラケット(11、11′ )に連結され、他方のセクションがローラ(2)に連結されて前記ローラと共に 回転して成る、ストリップ材料用処理設備中の前記材料用の偏向ローラにおいて 、両軸受(3、3′)の各々がジャーナル(4)を囲みかつその中に処理液体が 入ることができるリング形状の案内軸受(5)内に収容され、各軸受(3、3′ )は磨耗並びに処理液体(10)による腐食に耐えるセラミック材料からなる素 子から全体的に作られ、それによって前記案内軸受(5)は軸受(4)を保持す るための手段(8、63)に連結されかつ案内軸受(5)に対する軸受の素子の 膨張差を補償することができ、その結果、作業温度で軸受(3)の両部品(31 、32)が夫々案内軸受(5)内に及びジャーナル(4)上に、セラミック素子 を破損することなしに、締め付けられることを特徴とする偏向ローラ。 2.案内軸受(5)が軸受(3)の素子を構成するセラミックの膨張係数より大 きい膨張係数をもつ金属から作られ、案内軸受(5)中の軸受(3)の外側部品 (31)を締め付けるために軸受(3)に対する案内軸受(5)の膨張を補償す るための手段(8)に連結されることを特徴とする請求項1に記載の偏向ローラ 。 3.各ジャーナル(4、4′)は軸受(3)の素子を構成するセラミックの膨張 係数より大きい膨張係数をもつ金属から作られ、かつ軸受(3)の内側部品( 32)が低温組立てバックラッシュをもってジャーナル(4)の平滑スパン(4 1)内に挿入され、前記バックラッシュはセラミック軸受(3)の及び金属ジャ ーナル(4)の内側部品(32)の膨張差によって作業中補償でき、その結果、 液体浴(10)の温度で軸受(3)の内側部品(32)が破損を生じることなく ジャーナル(4)上に締め付けられることを特徴とする請求項2に記載の偏向ロ ーラ。 4.リング形状の案内軸受(5)は円筒形側壁(51)と、各々ジャーナル(4 )の通過用の開口を備えた2つのフランジ(52、53)を備え、軸受(3)を 支持する手段は軸受(3)の外側部品(31)と案内軸受(5)の側壁(51) の間に単純な組立てバックラッシュをもって挿入されかつ案内軸受(5)の膨張 係数より大きい膨張係数をもつ金属から作られたロックリング(8)を含み、前 記リング(8)は少なくとも1つの径方向スロット(82)を備え、案内軸受( 5)と軸受(3)間のバックラッシュを増大させずに、作業温度の膨張効果の下 でリング(8)の周囲方向長さを増大させることを特徴とする請求項2に記載の 偏向ローラ。 5.環状ロックリング(8)は各々円形セクタを覆いかつ軸受(3)の外側部品 (31)を完全に取り囲むために軸線(20)の回りに角度的に分配された一連 のピン(81)から作られ、各ピン(81)はスペース(82)によって隣接し たピンから分離していて作業温度でリング組立体(8)の周囲方向膨張を可能な らしめることを特徴とする請求項4に記載の偏向ローラ。 6.各ピン(81)はスタッド(83)上で心出しされて、案内軸受(5)の底 (53)に配置した対応する穴に掛合することを特徴とする請求項5に記載の偏 向ローラ。 7.各ピン(81)は内曲がり内面(85)をもつ実質上平行六面体形状をなし 、前記内曲がり内面は作業温度で軸受(3)の外側部品(31)の外径に一致す る湾曲半径をもつことを特徴とする請求項5又は6に記載の偏向ローラ。 8.軸受(3)は、ジャーナル内に挿入した内側リング(32)と、案内軸受( 5)内に挿入した外側リング(3)と、内側リング(32)と外側リング(31 )間に挿入した1組の転動素子(33)を含むローラ軸受とすることを特徴 とする請求項1から7の何れか1項に記載の偏向ローラ。 9.環状ロックリング(8)はオーステナイトステンレス鋼から作られ、案内軸 受(5)はフェライト又はマルテンサイトステンレス鋼から作られることを特徴 とする請求項3から8の何れか1項に記載の偏向ローラ。 10.リング形状の案内軸受(5)は少なくとも1つのリング形状のろ過用ガスケ ット(7)に連結したジャーナル(4)の通過用の開口を備えて、所定限度より 大きい寸法の酸化物又は汚染物の如き固体粒子を阻止すると同時に案内軸受(5 )内への処理液体(10)の侵入を許すことを特徴とする請求項1から9の何れ か1項に記載の偏向ローラ。 11.各ろ過用ガスケット(7、7′)が互いに嵌め込んだ2つのリングと、ジャ ーナル(4)上に取付けた内側リング(71)と、案内軸受(5)上に取付けた 外側リング(72)から作られ、それによって両リング(71、72)は固体粒 子通過の限界に一致する幅をもつリング形状のスペースによって分離されること を特徴とする請求項10に記載の偏向ローラ。 12.ろ過用ガスケットの両リング(71、72)はセラミック材料から作られた ことを特徴とする請求項11に記載の偏向ローラ。 13.軸受(3)の回転部品の側に取付けたろ過用ガスケットの少なくとも第1リ ング(72)は第2リング(71)に向いた面上に螺旋形溝を備えて、第1リン グ(72)がローラ(2)と共に回転する間に前記リング内を流れる液体(10 )の一部の案内軸受(5)外に向かう循環方向におけるポンピング効果を生ぜし めることを特徴とする請求項11又は12に記載の偏向ローラ。 14.リング形状の案内軸受(5)は円筒形側壁(51)と、2つのフランジ(5 2、53)を備え、案内軸受(5)内に軸受(3)を保持する手段は、一側で軸 受(3)の外側セクション(31)によってそして他側で他方のフランジ(53 )に対して軸受(3)を当接させるために案内軸受(5)の1方のフランジ(5 2)によって軸方向に支持したばね座金(6)を備えたことを特徴とする請求項 1から13の何れか1項に記載の偏向ローラ。 15.両ジャーナル(4、4′)は夫々両固定ブラケット(11、11′)上に、 一方が他方に向かって延びた状態で、取付けられ、両案内軸受(5、5′)は ローラ(2)の両端に配置した案内(22)内に夫々挿入され、その結果、円筒 形外装(21)は実際上両固定ブラケット(11)間の全有効幅にわたって延在 することを特徴とする請求項1から14の何れか1項に記載の偏向ローラ。 16.両ジャーナル(4、4′)がローラ(2)の両端に夫々取付けられそして前 記ローラと共に回転し、そして各案内軸受(5)が回転を固定されて、対応する 固定ブラケット(11、11′)上に取付けられたことを特徴とする請求項1か ら14の何れか1項に記載の偏向ローラ。 17.各案内軸受(5)が蓋(6)により包囲された軸受(3)用のハウジングを 画成するカップ(51)を備え、前記カップ(51)は底(53)と、ローラ( 2)の外装(21)の対応する端に配置した対応する穴(22)内に挿入した円 筒形側壁(51)を備え、蓋(6)がカップ(51)に対して軸受(3)を弾性 的に当接させるための手段(63)に連結されたことを特徴とする請求項15に 記載の偏向ローラ。 18.カップ(54)の側壁(51)がフランジ(55)を形成するリング形状の リムを備え、前記フランジは円筒形外装(21)の端(23)に当接しそして蓋 (6)の周囲リム(61)によって覆われ、組立体がねじ(24)を用いて外装 (21)上に着脱自在に締め付けられたことを特徴とする請求項17に記載の偏 向ローラ。
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