JPH11507427A - 蒸気シール排気装置 - Google Patents

蒸気シール排気装置

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JPH11507427A JP9502315A JP50231597A JPH11507427A JP H11507427 A JPH11507427 A JP H11507427A JP 9502315 A JP9502315 A JP 9502315A JP 50231597 A JP50231597 A JP 50231597A JP H11507427 A JPH11507427 A JP H11507427A
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エヌ レヴァッソー,グレン
エイチ チャップマン,ジョン
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Abstract

(57)【要約】 蒸気プラントで使用される、タービンの空気シール/復水器の空気除去装置が蒸気プラントの効率を向上させ、蒸気発生器に戻される復水中の酸素濃度を低下させ、装置の構造と保守を簡略化するように構成される。この装置はタービンシャフトの高圧グランドと低圧グランドに配された乾燥摺動シャフトシールを備えている。そのグランドは真空ポンプによって排気される真空ヘッダに接続される。復水器からの空気もその共通の真空ヘッダに排気される。弁棒シール等のタービン上の非回転シールは、これは直線運動のみを許容しなければならないが、蒸気通路への空気の漏れや環境への蒸気の漏れを防止するために金属ベローや従来のパッキンを備えていてもよい。またそのベローシールは、タービンの排気ダクトに接続されてベローの内部圧力を低下させるグランドを備えていてもよい。ベローの内部圧力を低下させることによって、ベローが高圧の蒸気で加圧されたときに生じ得る大破損を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 蒸気シール排気装置 発明の背景 本発明は、復水器から空気を抜くためのものでもある共通の真空ヘッダーにタ ービンの両端から排気を導くための、タービンのシールと排気の構造に関するも のである。さらに詳しくは、本発明は蒸気発生器に戻される復水中の酸素濃度を 低下させ、保守を軽減し、効率を上げ、装置の構成を簡単にすることができる、 蒸気タービン用のタービンのシールと排気の構造に関するものである。さらに本 発明は、金属ベロー弁棒シールを使用したタービンのシール空気除去装置であっ て、その金属ベロー弁棒シール内がタービンの排気ダクトに接続されてベローの 内部圧力が低下され、破局的な故障が発生しないようにした装置に関するもので ある。 従来の蒸気タービン用の空気シール/復水器排気装置のほとんどは、ラビリン ス式のタービンロータグランドシールと、タービングランドと復水器に漏れる空 気を排気するための蒸気ジェット式の空気エジェクタを使用している。その蒸気 ジェット式の空気エジェクタの蒸気消費を低減させるために、タービンロータと 復水器の空気を抜くのに、2つの別々な排気系が一般に使用される。復水気圧を できるだけ低く、例えば、0.5から10絶対インチHg(inches Hg Absolute) に維持しなければならず、同時に、タービンのケーシングから外に蒸気が漏れる のを防止するために最外のタービンロータグランド内を大気圧よりわずかに低く 維持しなければならないために、2つの別々な排気系が必要なのである。このよ うな系におけるタービングランドには始動時と低出力時にシール蒸気を供給する 必要があり、そのために余分な配管系を設置し、保守することが必要になる。こ の配管系および、蒸気ジェット空気エジェクタへ蒸気を供給する系には減圧弁な いし調圧弁が一般に必要であるが、そのような弁の絞り部材が水蒸気浸食されや すいという問題がある。このような圧力調整弁は予定外の保守やプラントの停止 の原因となることが多い。 また蒸気シール装置には、冷えた状態からタービンを始動する際および一時的 に運転を停止するときに、熱膨張差によってロータがそってしまうのを防止する ために、ロータをゆっくり回すためのロータ回転ギヤを使用する必要がある。こ のロータ回転ギヤは頻繁な保守が必要であるとともに、例えばロータがそのギヤ で回転されているときに蒸気を供給してしまう等のオペレータのミスを招きやす い。ロータ回転ギヤの運転はタービンの軸受けの総磨耗の90%を超える原因で あると見なされている。なぜなら、通常の回転速度ならば軸受け面同士の接触を 防止するオイル膜の形成が、ロータを低速度で回転させると不十分になるからで ある。上記のような理由で、蒸気タービンを使用する発電所では、少なくとも一 人の熟練したオペレータの常駐が必要であった。これは、石油蒸留プラント等の 比較的無防備な環境で中小の装置を運転しなければならない遠隔蒸気力装置の場 合に特に問題となる。最近中小の熱電併給プラントが増加しており、時折の保守 のみで数ヶ月ないし数年無人で運転することができ、しかも設置時の投下資本の 小さい蒸気装置がますます必要になっている。発明の要約 上記のような事情に鑑みて、本発明は現在のものに比べて効率がよく、構造が 簡単で、設置および保守がより低コストでできる、蒸気回転動力装置用のタービ ン空気シール/復水器排気装置を提供することを目的とするものである。この装 置は復水器の排気とタービンのロータのグランドの排気に共通の真空ヘッダを使 用する。そのタービンのロータのグランドは、空気/蒸気が真空ヘッダに過剰に 漏れるのを防止する乾燥摺動シールを備えている。弁棒等における空気/蒸気の シールには保守の必要性の極めて小さいものであれば従来のパッキン、金属ベロ ー等を使用してもよい。 本発明の他の目的は、磨耗したときのシール部材の交換が容易な、タービンシ ャフトの乾燥摺動シールの構造を提供することである。 本発明のさらに他の目的は、ほぼ完全に長寿命で、ベローの故障が全く起きな い程度まで減圧される、金属ベロー式の弁棒シールを提供することである。 本発明の上記および他の目的は、ロータと、そのロータに沿って配された複数 のロータグランドを有するシール装置とをそれぞれ備えた少なくとも1個のター ビンに蒸気を供給する蒸気発生器、そのタービンからの蒸気を凝縮させる少なく とも1個の凝縮器、および共通の真空ヘッダからなる動力装置によって達成され る。その共通の真空ヘッダはロータグランドから空気を抜き取り、それによって 空気がタービン内の蒸気と混じって凝縮器に入るのを防止する。その真空ヘッダ は排気装置によって排気される。この系によって、蒸気発生器に戻される凝縮液 中の溶解気体の量が減らされる。 さらに本発明は、タービンのロータの円柱状部分と摺動可能に接触する、少な くとも1列の固定周辺シール部材を備えたタービンのロータのシール構造を提供 する。バネ構造がそのロータシールをロータに対して所定の位置に保持する。割 りハウジングがそのシール部材を取り巻くように配される。その割りハウジング はシール部材をロータと接触させたまま外すことができる。この構成によって、 シール部材の修理と交換が容易に行える。 さらに本発明は、高圧室から、少なくとも1個の小クリアランスブッシングお よび金属ベローシールを通って、その高圧室を取り巻く低圧ゾーンに延びる弁棒 を有する金属ベロー弁棒シールを提供する。その金属ベロー弁棒シールは、各結 合点において実効的に静止流体シールを形成するように弁棒および高圧室に結合 される。ベローの内部圧力は、前記少なくとも1個の小クリアランスバルブブッ シングを通って漏れる流体を排気する漏れ遮断結合(leak-off connection)によ って、前記高圧室内の圧力より低く減圧される。 本発明はさらに、少なくとも1個のラビリンスシールを含む、最外側のシール と内側シールを備えたタービンのロータグランドの構造を提供する。その内側シ ールと最外側のシールの間に形成されるグランド内は最外側のシールの外側の圧 力以下となるように減圧される。その際外側のシールは2列の周辺乾燥摺動シー ル部材を備えている。そのシール部材の外側の列はタービン内への空気の漏れを 防止し、内側の列はグランド内の圧力が最外側のシールの外側の圧力より高くな ったときに、タービン内から空気が漏れるのを防止する。図面の簡単な説明 本発明の他の目的や他の効果は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読 めば明らかになる。 第1図は、本発明の一実施の形態の動力装置を示す概略図、 第2図は、本発明の金属ベローシールの断面図、 第3図は、タービンの高圧端と低圧端用の、本発明のタービンロータのシール 構造の断面図、 第4A図は、第3図のタービンの高圧端におけるタービンロータのシール構造 の拡大図、 第4B図は、第4A図のBーB線に沿った分解断面図、 第4C図は、第4A図のCーC線に沿った分解断面図、 第5図は、本発明の他の実施の形態のタービンロータのシール構造の断面図で ある。望ましい実施の形態 第1図に示す本発明の一実施の形態の動力装置においては、蒸気、例えば、水 蒸気がタービンに供給される。この動力装置は種々の分離弁2、トリップ絞り弁 3、および調速弁4を介して水蒸気をタービン5に供給する水蒸気発生器1を備 えている。タービン5からの排気は主復水器6に入り、凝縮されて、復水ポンプ 7および給水ポンプ15によって水蒸気発生器1に戻される。 第1図に示すような水蒸気プラントにおいては、弁棒での蒸気漏れや、タービ ンのロータがタービンのケーシングの高圧端を出るところでの蒸気漏れを防止す る構造が必要なのはいうまでもない。さらに、通常大気圧下20から29インチ Hgで作動する低圧のタービン排気や主復水器への空気漏れを防止する構造も組 み込まなければならない。これは、排気蒸気中の空気あるいは他の凝縮できない 気体が、空気と蒸気の混合気体内の水分が凝縮するときに復水器の管の周囲に溜 まって、境界層を形成し、その境界層が熱伝導を悪くし、復水器の全体的な性能 を低下させるのを防止するために必要である。復水器中の空気の量が過剰である と、空気中の酸素等の気体が高濃度で復水中に溶解するおそれがある。このよう な気体、特に酸素は給水化学添加剤や脱気タンクを使用して連続的に除去しなけ れば、蒸気発生器内等での腐食の問題を引き起こす。タービンのロータが通常の 運転条件下で低圧ケーシングから突き出しているところや大気圧より低い圧力が 存在する位置で空気がタービンの排気に侵入する可能性がある。従来の水蒸気シ ール装置は水蒸気の通路内での全ての機械的貫通部分、例えば、弁棒、タービン ロータ、における最外側のグランドに侵入する空気を追い出すためほとんど専用 に低圧排気装置を使用している。そのようなグランドからの空気/蒸気混合気は 最終的に補助復水器に送られ、そこで空気は復水器の管上の復水に気体を拡散さ せるのに好適な条件に曝される。復水に溶解しない空気は補助復水器の高い部分 近くに集まるので、この部分を大気に開放するか、あるいは何らかの排気方法で この部分の空気を追い出し、復水器が空気で取り囲まれるのを防止する必要があ る。 第1図に示すように、本発明によれば、共通の真空ヘッダ17に連結された排 気ライン16を介して、真空ポンプ8によって主復水器6から空気が抜かれる。 真空ポンプ8は真空ヘッダから水分分離器9に吸い込まれる空気/蒸気混合気体 を排出する。その水分分離器においては、空気/蒸気混合気体中の水分が分離さ れて集められ、比較的乾燥した空気が大気に放出される。集められた水分は通常 ドレンラインによって復水器の温水溜に戻される。そのドレンラインは水分分離 器中の液面が高くなったときにフロート弁によって開かれる。 他の実施の形態においては、蒸気ジェット式の空気エジェクタを使用して真空 ヘッダを排気する。この場合には、上述のように真空ヘッダは補助復水器に接続 され空気/蒸気混合気から水分を分離する。一般に蒸気ジェットエジェクタは真 空ポンプに比べてはるかに効率が悪く、真空ヘッダからの空気/蒸気混合気に相 当の熱と水分を加えてしまう。この加えられる熱と水分のために、簡単な水分分 離器でなく相当大きな補助復水器を使用して空気から水分を除去せざるを得なく なる。この大きな補助復水器は表面積の大きな管束を有するため、高濃度の酸素 等の凝縮できない気体と接触して復水が形成され、より大量の復水が主復水器に 戻されることになり、給水の酸素化が促進される。これに対して、真空ポンプ水 分分離器は、高濃度の酸素等の凝縮できない気体に凝縮した水分が曝される表面 積が極めて小さい。このような真空ポンプ水分分離器は、蒸気エジェクタと異な り、真空ポンプが空気/蒸気混合気に蒸気を加えることがないので、真空ヘッダ からの混合気に混じって入ってくる水分のみを除去すればよい。真空ポンプは、 通常液体リングタイプであるが、その液体リングと水分分離器を低温に保つのに 小さな熱交換機10があればよい。 第1図に示す蒸気プラントの空気シール空気除去装置は2個のタービンロータ グランド11、12を備えている。これらのグランドはロータがタービンのケー シングから突出する部分に漏れの少ない空気シールを組み込むことによって形成 されている。両グランドはこれらのグランドを形成する漏れの少ない空気シール の直ぐ内側において排気ライン13、14にそれぞれ接続されている。その排気 ライン13、14は共通の真空ヘッダ17に接続されている。従来のタービンの 蒸気/空気シール装置はラビリンス型のシールを使用しているが、そのラビリン ス型のシールは相当量の空気を漏らすため専用のタービングランド排気装置を使 用せざるを得ない。専用のタービングランド排気装置を必要としない単純なカー ボンのパッキンリングを使用することもあるが、タービンのロータが小型な場合 に限られる。その単純なカーボンのパッキンリングは少量の蒸気が高圧グランド を通って外に漏れるのを許し、少量の空気が低圧グランドを通って中に漏れるの を許す。その空気が低圧グランドを通って中に漏れる空気はタービンの排気とと もに直接復水器にはいる。 上記のような漏れの少ない空気シールは、後に詳細に説明するが、少量の空気 がタービンのグランドに漏れるのを許す。高出力時には、タービン5の1段目か ら高圧グランド11に蒸気が漏れるのは普通である。タービンのグランドから排 気ライン13、14を介して空気/蒸気混合気を共通の真空ヘッダ17に排気し て、タービンのグランドに入った空気を主復水器に入ったり、復水に溶解したり 、熱伝達を悪くしたりする前に大気中に放出するのが望ましい。しかしながら、 タービン5の1段目からの蒸気の漏れが妥当な大きさの真空ポンプ8、水分分離 器9および熱交換器10に対して多量すぎ、タービンのグランドへの空気の漏れ が主復水器6の許容限度以内であるならば、タービングランドの排気ライン13 、14は別の排気ライン54あるいはタービンのケーシング構造内の通路を介し てタービンの排気53に直接接続してもよい。いずれにしても、従来の蒸気プラ ントにおいて必要であった、専用のタービングランドシールと排気装置が不要に なる。 第1図に示す装置の弁棒シールは従来のソフトパッキン型でよく、この場合は 排気ライン18、19、20が真空ヘッダ17に延びているのが望ましい。これ らの排気ラインは、排気ライン18、19について図示してあるようにタービン の排気にも接続されていてもよい。というのは、ほとんどの場合にこれらのライ ンを通る空気の漏れは無視できる程度だからである。ソフトパッキン型の弁棒シ ールを上記排気ライン18、19、20無しに使用してもよい。但し、この場合 にはパッキンが磨耗すればシールから蒸気が漏れる。 本発明によれば、金属ベローシール型の絶対空気シールが提供される。このシ ールは必要ならば内部蒸気圧力をシールするのにも使用することができる。金属 ベローシールは排気ライン18、19、20に接続して、内部圧力を低下させ、 それによってベローの疲労寿命を決定する機械的応力を減少させるようにしても よい。空気の漏れは生じないと考えられる。この場合には、排気ライン18、1 9による空気の寄与は存在せず、復水器の空気濃度が多少高くなり、場合によっ ては笛の鳴るような音が出る以外は、高い内部蒸気圧下で作動するベローシール に比べてベローシールの故障が少なくなる。 第2図は上述の蒸気プラントの空気シール空気除去装置と併用できる、本発明 の金属ベロー弁棒シールの断面図である。弁棒21は、ほとんどのルート弁(roo t valve)、トリップ絞り弁、調速弁棒がそうであるように、ブッシング22に対 して直線運動のみ可能で、回転はできない。ベローアセンブリ23と上下のフラ ンジ24がねじ締結具で弁帽に、ナット27で弁棒21に取り付けられている。 上フランジは弁棒のテーパ部分28に着座し、金属ー金属シールを形成している 。しかしながら上フランジと弁棒のテーパ部分28の接触面の表面仕上げが許容 範囲内に維持できなければ、圧縮可能なガスケットやパッキンを挟んで気密度を 高めてもよい。下フランジ圧縮可能なガスケットを挟んで弁帽に気密に接触して いる。この場合にも、接触面の表面仕上げが適切ならば金属ー金属シールとして もよい。金属ベロー25は薄い金属シートの成形コンボリューションの溶接体で あるのが望ましい。金属ベロー25は長い管状材料から形成してもよいし、所望 の形状に電鋳してもよい。ベローのコンボリューションの材料はNiCrFe等のニッ ケル合金等の高温、高応力、高疲労条件に適合するものでなければならない。ま たベローのコンボリューションは、機械的損傷や、コンボリューションに挟まっ て ベローが圧縮されたとき高い応力を発生するような異物から保護しなければなら ない。そのために、伸縮自在のガード29が設けられる。このガード29は上下 のフランジ24に結合された2個以上の同軸の管状部材から形成される。ベロー の内部圧力は、漏れ遮断結合30を第1図に示すように真空ヘッダ17に接続す るかタービンの排気ケーシングに接続するかして、3気圧(絶対圧力)未満、望 ましくは大気圧以下、に減圧される。漏れ遮断結合30が無いと通常蒸気供給圧 、一般に数百PSI、に達するベローの内部圧力を低下させることによってベロー のコンボリューションに掛かる応力を小さくしてベローの疲労寿命を延ばすこと ができる。ベローはほぼ完璧な空気シールを形成するため、ベローの故障が発生 しない限り漏れ遮断結合30のために空気の漏れが増大する虞は無い。例え、増 大したとしてもその量はわずかである。漏れ遮断結合30を組み込むことによっ て、ほんの少量の漏れ空気しかベロー内に入らないため、ベローの故障の虞がほ とんど無くなる。漏れ遮断結合30が金属ベローに組み込まれていない場合に生 じるベローからの大量の蒸気漏れに比較すると前記空気の漏れは無視できる程度 である。 第3図は、第1図のタービンの空気シール/復水器空気除去装置に組み込まれ る典型的なタービンロータの空気シールの断面を示している。タービンロータ3 1の周囲に設けられた最外側のグランドは乾燥摺動空気シールアセンブリ32と ラビリンスシール33によって形成されている。その乾燥摺動シールはタービン ロータ31の周面に配された固定カーボンセグメント34を有するシール部材を 備えている。外部空気圧とガーター(garter spring)によってそのカーボンセグ メント34がタービンロータ31に押圧されるとともに、圧力逃がし溝35が環 状シール面への単位荷重を小さくする。これによってカーボンシール部材の磨耗 寿命が長くなる。またそのカーボンセグメントは外部圧力と圧縮スプリングと板 バネ38によって半径方向シール面37に軸方向に押圧されている。このような シール構造によって、正常運転時にシールの左側の大気からシールの右側のグラ ンドに空気が漏れるのを防止することができるとともに、復水器への冷却水が無 くなったときのような異常時にシールの右側のグランド内に形成される蒸気圧を 、蒸気が周囲に放出され危険を及ぼすことが無いようにシールすることができる 、 2重のシールが形成される。 第3図に示すようなシール構造がタービンロータの高圧端に適用される場合に は、タービンの1段目はラビリンスシール33の直ぐ右側になる。この場合は、 乾燥摺動シールアセンブリ32とラビリンスシール33の間に形成されるグラン ドは、第1図に示す真空ヘッダ17あるいはタービン排気53に排気管39を介 して接続される。ラビリンスシール33間に形成されるグランドは、1段目の領 域からラビリンスシール33の右側に漏れる高圧蒸気を利用するために、タービ ンの下段、例えば4段目または5段目に、パッキンリエントリー通路(packingre -entry passage)40を介して接続される。例えば、オリフィスのような流量制 限装置を排気管39に設けて、高出力運転時にグランド内の圧力を高めてもよい 。これによって乾燥摺動シール等の両側の圧力差が小さくなり、シール面の単位 荷重が小さくなり、したがって、シール部材の磨耗寿命が延びる。圧力差が小さ くなれば、パッキンリエントリーグランドからの蒸気の漏れや、ラビリンスを横 切る1段目の領域からの蒸気の漏れが少なくなり、蒸気プラントの効率が向上す る。 第3図に示すようなシール構造がタービンロータの低圧端に適用される場合に は、タービンの排気はラビリンスの直ぐ右側になる。この場合には、排気管39 は第1図に示す真空ヘッダ17に接続される。なお、乾燥摺動シールアセンブリ 32を通る空気の漏れが、第1図に示す復水器の排気管16が復水器内の空気濃 度を許容範囲内に維持するのに充分なほど少なければ、排気管39を使用しなく ともよい。この場合はラビリンスシール33も除去してよい。しかしながらラビ リンスシールを少なくとも1個残しておけば、乾燥摺動シールアセンブリ32の シール部材34が大きく破損したときに復水器内の真空が完全に失われるのを防 止するバックアップシールが得られる。タービンロータの低圧端では、パッキン リエントリー通路40は何も作用しないので除去してよい。 非接触面シール、リップシール、種々の柔軟な環状シール等の他の形式の乾燥 摺動シールをタービンのロータグランドの空気シールに使用することができるが 、第3図に示す乾燥摺動シール構造が様々な理由で望ましい。図示するように、 乾燥摺動シールアセンブリ32は、従来の空気除去装置に使用されている従来の ラビリンスシールアセンブリ用に形成されたパッキンボックスに嵌め込まれてい る。 実際、最外側のラビリンスシールの歯を収容するようにタービンロータに設けら れた溝を取り除けば、既存のタービンに第3図の乾燥摺動シール構造を取り付け ることができる。また、このシールは、ロータとケーシングの熱膨張の差によっ て生ずることのある、ケーシングに対するロータの軸方向の運動をほとんど無制 限に許容することができる。 さらに第3図に示す乾燥摺動シールアセンブリ32はパッキンボックスの分解 を最小限にとどめてカーボンセグメントの交換をすることができる。パッキンボ ックスのキャップ41を外せば、シールアセンブリ全体に接近することができる 。第4図に示すように、キャップ41を外すとシールアセンブリの上半分42が 外せ、上半分を外すと、セグメント34に接近できる。ここでガータスプリング 36を外すと、ここのカーボンセグメントを交換できる。この交換は、磨耗した セグメントをタービンロータにそって回して外し、新しいセグメントをタービン ロータの下方に回しながら入れることによってシールアセンブリの下半分を外さ ずに行うことができる。 新しいセグメント34を装着し、ガータスプリング36を装着し直した後にシ ールアセンブリの上半分42を取り付ける。上部シールハウジングを下部シール ハウジング43上に降ろすとき、板バネ44がセグメント34とぶつからないよ うに、リテーナピン47をシールハウジング42、43に止めておくためのリテ ーナリング46の後ろにシム45が挿入される。そのシム45は板バネ44を広 げて、上部シールハウジング42が下部シールハウジング上に降ろされるときの クリアランスを作る。そのシム45は、上部シールハウジングが所定の位置に収 まった後にひも48を引っ張って外す。 各ピン47は一体的なリベット49によって対応する板バネ44に固定されて いる。リベット49は図示のように板バネ44と面一になるように削られる。ピ ン47はスプリング50を通って延び、シールハウジングを外したときにそのス プリング50が紛失しないように物理的に保持している。 下部シールハウジング43はドレイン通路51を備えており、そのシールハウ ジングの低い部分に溜まる水分を抜くようになっている。ソフトパッキン52を シールハウジングの周囲に取り付けて漏れがより少なくなるようにしてもよい。 このソフトパッキンは上部ハウジング42の取り外しができるように割れなけれ ばならない。 第5図はタービンの高圧端に適用するタービンロータのシール構造の他の実施 の形態を示している。この実施の形態では、高圧グランドはそのグランドの外側 に漏れの少ない空気シール32を備え、内側に漏れの少ない蒸気シール55を備 えている。その漏れの少ない空気シール32は上述のように、第1図の真空ヘッ ダ17あるいはタービンの排気53に漏れる空気の量を減らすのに使用される。 また漏れの少ない蒸気シール55はタービン5の1段目から高圧グランド内への 、したがって真空ヘッダ17への蒸気の漏れを減少させるのに使用される。この 蒸気流の減少によって、真空ポンプの熱交換器10によって凝縮するのに必要な 熱荷重が減少する。また、この蒸気流の減少によって、真空ポンプ8に要求され るキャパシティーが小さくなり、高出力時のタービンからの蒸気の漏れが少なく なり、蒸気プラントの効率が向上する。蒸気シールカーボンセグメントの保持方 法およびその装着と交換は空気シールアセンブリについて上記したのと同様であ る。 要するに、本発明によれば、蒸気プラントにおいて、そのプラントの簡単な構 造、およびそのプラントからの蒸気漏れを防止し、そのプラントへの空気の侵入 を減らし、そのプラントから空気を除去する方法であって、従来の蒸気シール/ 空気抜き装置に比べてオペレータによる点検が少なくて済み、投下資本および保 守コストが大幅に少ないものが提供される。弁棒ベローシールは完璧な、長寿命 の空気/蒸気シールを提供し、しかも容易にベローに接近することができる。さ らにタービンロータシールは保守の容易なグランド構造を提供し、しかもそのグ ランドのシール部材は磨耗寿命を極めて容易に予測することができ、定期的に交 換することができる。 以上特定の実施の形態に基づいて本発明を説明したが、当業者は様々な変更例 を容易に考えることができるであろう。例えば、上述のタービンロータシール、 動力装置、金属ベロー等は水蒸気以外の流体を使用するタービンにも同様に使用 することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE, DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,IL,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,TJ,TR,TT,UA,UG ,UZ,VN (72)発明者 レヴァッソー,グレン エヌ アメリカ合衆国 コネティカット州 06415 コルチェスター ネルキン ロー ド 51 (72)発明者 チャップマン,ジョン エイチ アメリカ合衆国 コネティカット州 06340 グロートン バディングトン ロ ード 84−1 (72)発明者 リンク,ダニエル ジェイ アメリカ合衆国 コネティカット州 06359 ナンバー ストニングトン ジェ レミー ヒル ロード 60 (72)発明者 ダィドーナ,ケヴィン エム アメリカ合衆国 コネティカット州 06333 イースト ライム ブラック オ ーク ドライヴ 11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ロータと、そのロータに沿って配された複数のロータグランドを有するシー ル装置とをそれぞれ備えた少なくとも1個のタービン、 そのタービンに蒸気を供給する蒸気発生手段、 そのタービンからの蒸気を凝縮させる少なくとも1個の凝縮器、 前記凝縮器から空気を抜き取るとともに、空気が前記タービン内の蒸気と混 じって前記凝縮器にはいる前に前記複数のロータグランドの少なくとも1つから 空気を抜き取る共通の真空ヘッダ、および その真空ヘッダを排気して蒸気発生手段に戻される凝縮液中の溶解気体の量 を減らす排気手段、 からなる動力装置 2.前記タービンのロータグランドがそのタービンの排気にも接続されているこ とを特徴とする請求の範囲第1項記載の動力装置。 3.前記タービンのロータグランドへの空気の漏れを減少させる、クリアランス の小さな乾燥摺動シールを備えた最外側のロータグランドを有することを特徴と する請求の範囲第1項または第2項記載の動力装置。 4.前記タービンのロータグランドへの空気の漏れを減少させる、クリアランス の小さな乾燥摺動シールを備えた最外側のロータグランドと、前記真空ヘッダへ の蒸気の漏れを減少させる、クリアランスの小さな蒸気シールを備えたタービン の高圧グランドとを有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の動力装置。 5.前記共通の真空ヘッダが液体リング式の真空ポンプを備えていることを特徴 とする請求の範囲第1項または第2項記載の動力装置。 6.前記蒸気発生手段と前記タービンの間に配された弁棒を有する弁であって金 属ベローシールからなる弁を少なくとも1個有することを特徴とする請求の範囲 第1項または第2項記載の動力装置。 7.前記金属ベロー弁棒から延び、前記共通の真空ヘッダに接続され、その金属 ベローの内部圧力を大気圧以下に低下させる排気ラインを備えていることを特 徴とする請求の範囲第6項記載の動力装置。 8.弁棒、 前記弁棒が通って延びるクリアランスの小さなブッシングを少なくとも1個有 する高圧室、 前記高圧室の外側に配された金属ベローシールであって、前記弁棒がその金 属ベローシールを通って、前記高圧室とその金属ベローシールの外面を囲む低圧 領域に延びるように配された金属ベローシール、および 前記ブッシングを通って漏れる流体を排気することによって前記ベローの内 部圧力を前記高圧室の圧力より低くする漏れ遮断結合、 を備えてなり、前記金属ベローシールが、各結合点において作用的に静止流 体シールを形成するように前記弁棒と高圧室に結合されていることを特徴とする 金属ベロー弁棒シール。 9.前記ベローを取り囲む伸縮自在のガードを有することを特徴とする請求の範 囲第8項記載の金属ベロー弁棒シール。 10.少なくとも1列に配列された、タービンロータの円柱状部分と摺動自在に接 触する固定周面シール部材、前記シール部材を前記タービンロータに対して所定 の位置に保持するスプリング手段、および前記シール部材を取り囲むとともにそ のシール部材を前記タービンロータに接触させたまま取り外すことのできる割シ ールハウジングからなるタービンロータシール構造。 11.前記シールハウジングが、そのシールハウジングと関連する全てのスプリン グ手段がそのシールハウジング内に物理的に捕らえられように構成されており、 その各スプリング手段が、そのシールハウジング装着の際には後退位置に仮に保 持されるようになっていることを特徴とする請求の範囲第10項記載のタービン ロータシール構造。 12.最外側の2方向シールを一方の側に、少なくとも1個のラビリンスシールか らなる内側シールを他方の側に備えたグランドと、そのグランド内を排気してそ のグランド内の圧力を前記最外側の2方向シールの外側の圧力以下に維持する手 段とからなり、 前記前記最外側の2方向シールが、2列の乾燥摺動周面シール 部材を備え、外側の列の前記シール部材がタービン内への空気の漏れを 防止し、内側の列の前記シール部材が、前記グランド内の圧力が前記最外側の2 方向シールの外側の圧力より高くなったときに前記タービンからの外側への漏れ を防止するようになっていることを特徴とするタービンのロータグランドの構造 。 13.前記内側のシールの少なくとも1個が、前記タービン内から前記グランド内 への漏れを防止する、クリアランスの小さな乾燥摺動シールを備えていることを 特徴とする請求の範囲第12項記載のタービンのロータグランドの構造。 14.動力装置における流体の漏れを減少させる方法であって、 ロータと、そのロータを取り巻くとともに、高圧の入口と低圧の出口を有す る蒸気通路を形成する固定部材と、前記ロータに沿って配された、少なくとも1 個のロータグランドを備えたロータシール装置とからなる少なくとも1個のター ビンを備えた動力装置を設け、 前記タービンに蒸気を供給し、 前記タービンからの蒸気を少なくとも1個の凝縮器内で凝縮させ、 前記ロータシール装置および前記凝縮器から漏れる空気を共通の真空ヘッダ に排気し、それによって前記動力装置における流体漏れを減少させることを特徴 とする方法。 15.前記タービンのロータグランドからの空気を前記タービンの排気に排気する ことを特徴とする請求の範囲第14項記載の方法。 16.クリアランスの小さい乾燥摺動シールを有する少なくとも1個のロータグラ ンドを設け、その乾燥摺動シールによってそのグランド内への空気の漏れを減少 させることを特徴とする請求の範囲第14項または15項記載の方法。 17.クリアランスの小さい乾燥摺動シールを有する少なくとも1個のロータグラ ンドを設け、その乾燥摺動シールによってそのグランド内への空気の漏れを減少 させるとともに、クリアランスの小さい蒸気シールを有する少なくとも1個のロ ータグランドを設け、その蒸気シールによって真空ヘッダ内への蒸気の漏れを減 少させることを特徴とする請求の範囲第14項または15項記載の方法。 18.液体リング式の真空ポンプからなる共通の真空ヘッダを設けることを特徴と する請求の範囲第14項または15項記載の方法。 19.蒸気発生手段と前記タービンの間に配される金属ベローシールを有する少な くとも1個の弁を設けることを特徴とする請求の範囲第14項または15項記載 の方法。 20.前記金属ベローシールと前記共通の真空ヘッダとの間に排気ラインを接続し て、前記金属ベローシールの内部圧力を絶対3気圧あるいは大気圧より低くする ことを特徴とする請求の範囲第19項記載の方法。
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