JPH1150710A - 錠装置 - Google Patents

錠装置

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Publication number
JPH1150710A
JPH1150710A JP22422997A JP22422997A JPH1150710A JP H1150710 A JPH1150710 A JP H1150710A JP 22422997 A JP22422997 A JP 22422997A JP 22422997 A JP22422997 A JP 22422997A JP H1150710 A JPH1150710 A JP H1150710A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
house
unlocking
control means
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP22422997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Toba
進一 鳥羽
Shinichi Hattori
真一 服部
Tamotsu Hirota
保 廣田
Hiromi Toyooka
洋美 豊岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOWA SONIA KK
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
KOWA SONIA KK
Hitachi Information Technology Co Ltd
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Publication date
Application filed by KOWA SONIA KK, Hitachi Information Technology Co Ltd filed Critical KOWA SONIA KK
Priority to JP22422997A priority Critical patent/JPH1150710A/ja
Publication of JPH1150710A publication Critical patent/JPH1150710A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作が極めて容易であり、保安上の問題点も
解消できる錠装置を提供する。 【解決手段】 郵便受箱1と、この郵便受箱1に設けら
れた施錠部と、郵便受箱1に対応したIDキー16と、
制御手段とから成り、この制御手段は、電磁波エネルギ
ーを発生し、当該電磁波エネルギーに基づいてIDキー
16から送信される所定の情報を読み取る読取部と、こ
の読取部にて読み取られた情報に基づいて施錠部の解錠
を制御する制御部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばマンション
などの家屋に設けられる郵便受箱の施錠・解錠を行う錠
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりマンションやアパートなどの集
合住宅(家屋)には、エントランスに複数の郵便受箱を
配した集合郵便受箱が取り付けられている。そして、各
郵便受箱は、各居住者が所持する当該郵便受箱用の鍵や
郵便受箱自体に設けられたダイヤル錠によって解錠を行
うものであった。
【0003】また、近年では電子技術の発達に伴い、テ
ンキーの入力操作によって施錠・解錠を行うものや、磁
気カードを挿入し、或いは、ワイヤレスリモコンによっ
て操作できるものも開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鍵やダ
イヤル錠にて解錠を行うものでは、操作が面倒であり、
特に、老人や視覚障害者には解錠操作は極めて煩雑なも
のとなる。また、テンキーや磁気カード、ワイヤレスリ
モコンにて操作するものでも、程度の差こそあれ、同様
の問題を内包しており、加えて鍵やダイヤル錠などでは
偽造される危険性も大きい。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、操作が極めて容易であ
り、保安上の問題点も解消できる錠装置を提供するもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の錠装置は、郵便
受箱と、この郵便受箱に設けられた施錠部と、郵便受箱
に対応したIDキーと、制御手段とから成り、この制御
手段は、電磁波エネルギーを発生し、当該電磁波エネル
ギーに基づいてIDキーから送信される所定の情報を読
み取る読取部と、この読取部にて読み取られた情報に基
づいて施錠部の解錠を制御する制御部とを備えているも
のである。
【0007】本発明によれば、郵便受箱と、この郵便受
箱に設けられた施錠部と、郵便受箱に対応したIDキー
と、制御手段を設け、この制御手段を、電磁波エネルギ
ーを発生し、当該電磁波エネルギーに基づいてIDキー
から送信される所定の情報を読み取る読取部と、この読
取部にて読み取られた情報に基づいて施錠部の解錠を制
御する制御部から構成しているので、使用者がIDキー
を読取部に近付けるだけで、当該IDキーに対応する郵
便受箱の施錠部を解錠することが可能となる。
【0008】従って、郵便受箱の解錠操作が極めて容易
となり、使用性が一段と向上する。また、IDキーは偽
造し難いので、保安上の問題も改善されるものである。
【0009】請求項2の発明の錠装置は、上記において
家屋の扉に設けられた家屋側施錠部と、この家屋側施錠
部の施錠・解錠を制御する家屋側制御手段とを備えてお
り、この家屋側制御手段は、郵便受箱用のIDキーから
読み取られた情報に基づいて家屋側施錠部の解錠を制御
するものである。
【0010】請求項2の発明によれば、上記に加えて家
屋の扉に設けられた家屋側施錠部と、この家屋側施錠部
の施錠・解錠を制御する家屋側制御手段とを備えてお
り、この家屋側制御手段は、郵便受箱用のIDキーから
読み取られた情報に基づいて家屋側施錠部の解錠を制御
するようにしたので、家屋の扉の開閉操作も改善される
と共に、家屋の扉の解錠と郵便受箱の解錠とを同一のI
Dキーにて行うことができるようになり、複数の解錠手
段を保有することによる煩雑さ、紛失の危険性を低減す
ることができるようになるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の錠装置が適用されたマ
ンションのエントランスの斜視図、図2は本発明の錠装
置の構成図、図3は郵便受箱(BOX)1の斜視図、図
4は本発明の錠装置の読取装置4の制御装置2のシステ
ム構成図である。
【0012】各図において、マンションのエントランス
の壁面には集合郵便受箱3が設置されており、この集合
郵便受箱3は図3に示される如き複数の郵便受箱1・・
から構成されている。集合郵便受箱3の中央部には読取
装置4が設置されている。また、エントランスには宅配
ボックス6や自動ドア7が設置されており、宅配BOX
6にも読取装置(4Aで示す)が設置され、自動ドア7
の近傍にも同様の読取装置(4Bで示す)が設置されて
いる。後述する居室のドア17も同様である。
【0013】前記各郵便受箱1は図3に示す如く前面に
開口した矩形状箱状の本体11と、この本体11の前面
を開閉自在に閉塞する扉12から成る。この郵便受箱1
には後述する施錠部としての電気錠13が取り付けられ
ている。そして、この電気錠13にて扉12は施錠・解
錠される。
【0014】次ぎに、図2において16はIDキーであ
る。このIDキー16は、内部に所定の情報を書き込ま
れたICパッケージと、コンデンサ及びアンテナが備え
られており、キーホルダー程の携帯可能な小寸法に設計
されている。そして、前記ICパッケージには当該ID
キー16を所持する使用者用の郵便受箱1の電気錠1
3、マンションの自動ドア7及び当該使用者の居室のド
ア17の解錠・開放に関する情報や、宅配BOX6を使
用する際の所定の情報(以下、これらをIDコードと云
う)が書き込まれているものとする。
【0015】次ぎに、図4において読取装置4の制御装
置2は、汎用マイクロコンピュータから成る制御部21
と、この制御部21に接続された読取部22、22と、
コネクタ23、23と、データ登録通信部24及び登録
データ記憶部26などから構成されている。そして、前
記コネクター23、23に各郵便受箱1・・・の前記電
気錠13・・・が接続されている。
【0016】データ登録通信部24は、卓上リーダライ
タ28などとの間で専用携帯端末29を介してデータの
送受を行い、制御部21は入力されたデータを登録デー
タ記憶部26に記憶する。このデータとしては、少なく
とも各郵便受箱1と前記IDキー16の照合用のデータ
が含まれている。
【0017】前記読取部22は、それに設けられたアン
テナから所定周波数のパワーパルスを発生し、読取装置
4の前方約20cmの範囲に電磁波エネルギーの領域を
生成する。そして、この前記IDキー16が読取装置4
に近付けられ、前記電磁波エネルギー領域内にIDキー
16が進入すると、IDキー16内のアンテナに起電力
が発生し、この電力が内部の前記コンデンサに蓄積され
る。前記ICパッケージはこのコンデンサに蓄積された
電力によって駆動され、書き込まれているIDコードを
前記アンテナから送信する。
【0018】読取部22はこのIDキー16から発信さ
れたIDコードを読み取り、制御部21に送信する。制
御部21は読取部22から送られたIDコードと登録デ
ータ記憶部26内のデータとを照合し、電気錠13の解
錠を制御するものである。
【0019】尚、前記読取装置4A、4Bも上記読取装
置4と基本的に同様の構成とされているものとする。
【0020】以上の構成で図5のフローチャートを参照
しながら本発明による郵便受箱1の施錠・解錠動作を説
明する。図5は制御装置2の制御部21のプログラムを
示している。制御部21は、ステップS1で使用者によ
りIDキー16が読取部22のアンテナに近付けられる
と、前述の如き読み取り動作によりIDキー16に書き
込まれているIDコードを読み取る。
【0021】次ぎに、制御部21はステップS2〜ステ
ップS4で当該IDキー16からのIDコードと登録デ
ータ記憶部26に記憶された照合データとを照合し、何
れの郵便受箱(例えばBOX−1〜BOX−100)1
にも当たらない場合には、ステップS5で図示しないL
ED表示器にNG表示を行う。
【0022】ステップS1〜ステップS4の過程で何れ
かの郵便受箱1(例えばBOX−2)との照合が取れた
場合、制御部21はステップS6に進んで前記LED表
示器にOK表示を行う。そして、ステップS7に進んで
当該郵便受箱1(BOX−2)の電気錠13を解錠す
る。
【0023】ステップS8で使用者が当該郵便受箱1
(BOX−2)の扉12を押して開放操作を行うと、制
御部21はステップS9で電気錠13の状態に基づき、
扉12が開放されたか否か判断する。そして、開放され
ない場合にはステップS9からステップS10に進んで
1分待ち、1分経過した場合にはステップS12で当該
電気錠13を施錠(ロック)する。
【0024】使用者が扉12を開放し(ステップS1
1)、再び閉じると(ステップS13)、制御部21は
ステップS14で扉12が閉じたか否か判断し、閉じら
れた場合にはステップS15に進んで30秒待つ。そし
て、扉12が閉じられてから30秒経過すると、制御部
21は当該郵便受箱1の電気錠13を施錠(ロック)す
る。
【0025】尚、上記IDキー16は当該使用者がマン
ションに入り、居室に入る際にも使用される。その場合
には、前記読取装置4Bに当該IDキー16を近付け、
或いは、居室のドア17の図示しない読取装置に近付け
る操作だけで各自動ドア7やドア17が開くものであ
る。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、郵便
受箱と、この郵便受箱に設けられた施錠部と、郵便受箱
に対応したIDキーと、制御手段を設け、この制御手段
を、電磁波エネルギーを発生し、当該電磁波エネルギー
に基づいてIDキーから送信される所定の情報を読み取
る読取部と、この読取部にて読み取られた情報に基づい
て施錠部の解錠を制御する制御部から構成しているの
で、使用者がIDキーを読取部に近付けるだけで、当該
IDキーに対応する郵便受箱の施錠部を解錠することが
可能となる。
【0027】従って、郵便受箱の解錠操作が極めて容易
となり、使用性が一段と向上する。また、IDキーは偽
造し難いので、保安上の問題も改善されるものである。
【0028】請求項2の発明によれば、上記に加えて家
屋の扉に設けられた家屋側施錠部と、この家屋側施錠部
の施錠・解錠を制御する家屋側制御手段とを備えてお
り、この家屋側制御手段は、郵便受箱用のIDキーから
読み取られた情報に基づいて家屋側施錠部の解錠を制御
するようにしたので、家屋の扉の開閉操作も改善される
と共に、家屋の扉の解錠と郵便受箱の解錠とを同一のI
Dキーにて行うことができるようになり、複数の解錠手
段を保有することによる煩雑さ、紛失の危険性を低減す
ることができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の錠装置が適用されたマンションのエン
トランスの斜視図である。
【図2】本発明の錠装置の構成図である。
【図3】郵便受箱の斜視図である。
【図4】本発明の錠装置の読取装置の制御装置のシステ
ム構成図である。
【図5】制御装置の制御部のプログラムを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 郵便受箱 2 制御装置 4 読取装置 13 電気錠 21 制御部 22 読取部
フロントページの続き (72)発明者 服部 真一 群馬県太田市大字中根668−5 コーワソ ニア株式会社内 (72)発明者 廣田 保 神奈川県足柄上郡中井町境456 株式会社 日立インフォメーションテクノロジー内 (72)発明者 豊岡 洋美 神奈川県足柄上郡中井町境456 株式会社 日立インフォメーションテクノロジー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便受箱と、この郵便受箱に設けられた
    施錠部と、前記郵便受箱に対応したIDキーと、制御手
    段とから成り、この制御手段は、電磁波エネルギーを発
    生し、当該電磁波エネルギーに基づいて前記IDキーか
    ら送信される所定の情報を読み取る読取部と、この読取
    部にて読み取られた情報に基づいて前記施錠部の解錠を
    制御する制御部とを備えていることを特徴とする錠装
    置。
  2. 【請求項2】 家屋の扉に設けられた家屋側施錠部と、
    この家屋側施錠部の施錠・解錠を制御する家屋側制御手
    段とを備え、この家屋側制御手段は、郵便受箱用のID
    キーから読み取られた情報に基づいて前記家屋側施錠部
    の解錠を制御することを特徴とする請求項1の錠装置。
JP22422997A 1997-08-05 1997-08-05 錠装置 Pending JPH1150710A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22422997A JPH1150710A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 錠装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22422997A JPH1150710A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 錠装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1150710A true JPH1150710A (ja) 1999-02-23

Family

ID=16810533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22422997A Pending JPH1150710A (ja) 1997-08-05 1997-08-05 錠装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1150710A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231549A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Itoki Corp 格納システム、認証錠装置
JP2009050577A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 配達物受取システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007231549A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Itoki Corp 格納システム、認証錠装置
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