JPH11505086A - Tdm受信器における復調装置および復調方法 - Google Patents

Tdm受信器における復調装置および復調方法

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JPH11505086A JP8533851A JP53385196A JPH11505086A JP H11505086 A JPH11505086 A JP H11505086A JP 8533851 A JP8533851 A JP 8533851A JP 53385196 A JP53385196 A JP 53385196A JP H11505086 A JPH11505086 A JP H11505086A
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Abstract

(57)【要約】 固定されたレングスのタイムフレーム内の予め決められたタイムスロット中に送信されたパケット中のデジタルデータを受信するための復調器を提供する。この復調器は、少なくとも一個のデータプロセッサを備え、それぞれが同期データを含むデータパケットを受信するように動作する。この復調器は、受信データパケットのデータを記憶するためのバッファと、同期データを受信した順序とこれとは反対の順序の両者において同期データの少なくとも一部分を読みだすための処理手段と、さらに同期データに依存してこのデータプロセッサまたは各データプロセッサをトレーニングするためのトレーニング手段を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】 TDM受信器における復調装置および復調方法 技術分野 本発明は、固定された長さの時間フレーム内で予め決められた時間スロット中 に送出されたパケット中のデジタルデータの受信器のための復調器に関する。 背景技術 通常のTDM/TDMA通信ネットワークにおけるデータパケットは、受信器 によってタイミングとキャリア(位相、周波数)同期のために使用されるように 指定された、予め決められた(同期)シンボル(記号)のシーケンスを含んでい る。顕著な多段経路妨害を受けやすいTDM/TDMAネットワークに対して、 同期シーケンスは、この技術分野において等化器(イコライザー)トレーニング として知られているものに対しても同様に使用される。例えば、DM Bals tonおよびMacario Editorsによる“セルラーラジオシステム ”Artech House Inc、1993年、167頁〜168頁参照。 トレーニングとは、初期のパラメータ値がより正確な値に向かって収束するよう に、予め決められたデータシーケンスに依存するデータプロセッサのパラメータ を反復して適応させるプロセスである。このパラメータは、データを処理するた めに使用される。等化器トレーニングの特別なケースにおいて、その目的は、等 化器フィルタ係数が多段経路妨害の影響を補償する周波数または時間ドメイン応 答を生成する値に収束するように、この等化器フィルタ係数を適応的に調整する 事である。し かしながらトレーニングは、キャリア位相回復、TDM/TDMAタイムスロッ トタイミング回復および/または自動利得制御のためのプロセッサのような、他 のデータプロセッサにも応用することが可能である。 通常の受信器では、復調は、受信された同期シーケンス中のデータからスター トし、次にパケットのメッセージデータ部分を介して順次進行する(シンボル対 シンボル)。これによって、復調器を構成するデータプロセッサが、メッセージ 内容の回復に先立ってトレーニングされることを確実にし、その結果メッセージ シンボル決定エラーの可能性を最小化する。 同期シーケンスの長さは、復調器の効率と適用された等化方法の複雑性に関連 している。短いシーケンスは、最小平均2乗法(LMS)のような単純な適応方 法よりもむしろ、通常高度に複雑な適応方法(例えば再帰的最小2乗法、RLS )を使用しなければならないことを暗に意味している。LMS、RLSおよび適 応技術の詳細については、一般的に、Simon Haykinによる“適応フ ィルタ理論”Prentice Hall Publishers、1991年 第2版、において示されている。長いシーケンスは、トレーニングのためにより 時間を提供して等化器の実行に対してより多くの選択肢を与えるが、しかしメッ セージデータに割り当てられるパケット部分を減少させる。 発明の開示 本発明は、以下に参照する、請求の範囲に定義されている。好ましい特徴は、 従属項に示されている。 本発明は、好ましくはTDM/TDMA通信ネットワークにおいて使用される 復調器を提供し、この復調器は少なくとも一個のデー タプロセッサを備え、かつそれぞれ同期データを含むデータパケットを受信する ように動作し、さらにこの復調器は受信されたデータパケットのデータを記憶す るためのバッファ手段と、同期データを受信した順序とその反対の順序の両者に おいてこの同期データの少なくとも一部分を読みだすための処理手段と、さらに この同期データに依存してこのデータプロセッサまたは各データプロセッサをト レーニングするためのトレーニング手段とを含んでいる。 復調器によって期待される同期データは、復調器がメッセージデータを正確に 処理することができるように、トレーニング手段によって処理される。データプ ロセッサは、適応型フィルタリング、キャリア位相回復、TDM/TDMAタイ ムスロットタイミング回復または自動利得制御のためのものである。 本発明は、単一経路の同期シーケンスから可能なよりも遥に多い数の反復トレ ーニングを可能とし、これによってメッセージデータの処理において使用される パラメータに対してより正確な値を導出しそれによって、復調器効率を改善する 。その結果、最小平均二乗法(LMS)のような単純な適用方法が、長いトレー ニングシーケンスを必要とすること無しに使用され得る。 同期データは、データの最後に受信した部分が受信した順序で最初に読みださ れ、次に実質的に全ての同期データが反対の順序で読みだされるようにして、処 理される。あるいはまた、最初に受信した部分を反対の順序で読みだし、続いて 、受信した順序で実質的に全ての同期データを読みだすこともできる。同期デー タの更なる前進/後進処理は、より多くのトレーニング反復、従って収束のため のより長い時間の提供を補償する。この方法は、受信信号が、同期シーケンスと は相関しない付加的なノイズによって影響される場合に特に効果的である。 本発明はさらに、TDM/TDMA通信ネットワークにおいて使用される同期 データを含むデータパケットの復調方法に関し、この方法は、受信されたデータ パケットのデータを記憶し、さらに同期データの受信順序およびこれと反対の順 序の両方において少なくとも同期データの一部分を処理することを含んでいる。 同期データは好ましくは少なくとも一個のデータプロセッサをトレーニングする ために使用される。 本発明の好ましい実施例を添付の図面を参照して次に一例として示す。 図面の簡単な説明 図1は、基地局(基地終端装置BTE−Base Terminating Equipment)および加入者局(ネットワーク終端装置NTE−Netw ork terminating Equipment)を含むシステムを示す 概略図である。 図2は、二重リンクのためのフレーム構造とタイミングを示す図である。 図3は、基地局から加入者局へ(即ちダウンリンク)伝送されるデータパケッ トの異なるタイプを示す概略図である。 図4は、加入者ユニットにおける復調器のシンボルプロセッサを示す、機能ブ ロック図である。 図5は、使用した多段経路トレーニング方法を示す。 図6は、π/4−差分二次位相シフトキイ変調構造に従った等化器出力量子化 を示す。 発明を実施するための最良の形態基本システム 図1に示すように、好ましいシステムは、交換機から加入者へのローカルなワ イヤードループが、固定基地局(BTE)と固定加入者ユニット(NTE)間で 完全な二重無線リンクによって置き換えられた、電話システムの一部である。好 ましい実施例は、二重無線リンク(Air Interface)と、および必 要なプロトコルを実施するための送信器と受信器を含んでいる。この好ましいシ ステムと、この技術分野で周知のGSMのようなデジタルセルラー移動電話シス テムとの間には、類似点がある。このシステムは、特に次に示す階層:PHY( フィジカル・Physical)、MAC(媒体アクセス制御・Medium Access Control)、DLC(データリンク制御・DataLin k Control)、NWK(ネットワーク・Network)、の階層モデ ルに基づいたプロトコルを使用している。 GSMと比較した場合の相違点の一つは、好ましいシステムにおいて、加入者 ユニットが固定の位置にあり、ハンドオフ配置または移動性に関するその他の特 徴の必要性が無いことである。これは例えば、好ましい実施例において、指向性 アンテナおよび主電源装置を使用することができることを意味している。 好ましい実施例における各基地局は、近くの基地局間での妨害を最小化するた めに、周波数の全割当てから選ばれた12個の周波数において、6個の二重無線 リンクを提供する。二重リンクのためのフレーム構造とタイミングを図2に示す 。各二重無線リンクは、加入者ユニットから基地局へのアップリンクと、周波数 をずらした基地局から加入者ユニットへのダウンリンクとを備えている。ダウン リンクはTDMであり、アップリンクはTDMAである。全リンクに対する変調 は、π/4−DQPSKであり、全リンクに対する基本的フレーム構造は、25 60ビットのフレームについて10スロ ット、即ち1スロットについて256ビットである。ビット速度は、512kb psである。ダウンリンクは連続的に伝送され、さらに本質的なシステム情報に 対してブロードキャストチャネルを合体している。伝送すべきユーザー情報が無 い場合、ダウンリンク伝送は基本フレームとスロット構造を連続して使用し、さ らに適当な充填パターンを含んでいる。 アップリンクおよびダウンリンク伝送の両者に対して、2種類のスロット、即 ち発呼セットアップ後に使用される正規スロットと、発呼セットアップ中に使用 されるパイロットスロットが存在する。 各ダウンリンク正規スロットは、24ビットの同期情報とそれに引き続いて、 8ビットヘッダとこれに続く160ビットの指定されたD−フィールドとを含む 24ビットの指定されたS−フィールドを備えている。この次に、24ビットの 順方向エラー訂正(Forward Error Correction)と8 ビットの末尾が続き、さらに12ビットのブロードキャストチャネルが続く。ブ ロードキャストチャネルは、基地局によって伝送されるダウンリンク共通信号チ ャネルを構成する、フレームの各スロット中におけるセグメントから構成され、 さらにスロットリスト、多重フレームおよびスーパーフレーム情報のようなリン ク情報を含む制御メッセージ、コネクションレスメッセージおよびシステムの動 作に基本的な他の情報を含んでいる。 発呼セットアップの間に、各ダウンリンクパイロットスロットは、D−フィー ルド情報を伴わず短いS−フィールドのみを伴った、周波数訂正データと受信器 初期化のためのトレーニングシーケンスを含んでいる。 アップリンクスロットは、基本的に2個の異なるタイプのデータパケットを含 んでいる。パイロットパケットと呼ばれる第1のタイ プのパケットは、コネクションがセットアップされる前に、例えばALOHA発 呼要求に対して使用され、適応時間アライメントを許可する。正規パケットと呼 ばれるその他のタイプのデータパケットは、呼が確立された場合に使用され、か つ適応時間アライメントを使用するために大きなデータパケットである。 各アップリンク正規パケットは、4ビットの持続時間のランプによって先行、 後続される244ビットのデータパケットを含んでいる。このランプと256ビ ットスロットの残りのビットは、タイミングエラーによる隣接するスロットから の妨害に対してガードギャップを提供する。各加入者ユーザーは、信号が基地局 に達するまでに要する時間を補償するために、そのスロット伝送のタイミングを 調整する。各アップリンク正規データパケットは、24ビットの同期データと、 これに続いて、各ダウンリンク正規スロット中と同じビット数の、S−フィール ドおよびD−フィールドとを含んでいる。 各アップリンクパイロットスロットは、60ビットの拡大されたガードギャッ プを定義する4ビットランプによって先行されかつ後続される192ビット長さ のパイロットデータパケットを含んでいる。この大きなガードギャップは、利用 可能なタイミング情報が無く、かつこれが無いと伝搬遅延によって近傍のスロッ トが妨害を引き起こすと言う理由から、必要である。パイロットパケットは、8 ビットのヘッダによって始まり16ビットのサイクリックリダンダンシチェック で終わる104ビットのS−フィールドを伴う、64ビットの同期と、反転ビッ ト、14FECビットおよび8ビットの末尾を含んでいる。D−フィールドは存 在しない。 前述したデータパケット中のS−フィールドは2個のタイプのシグナリングに 使用することが可能である。第1のタイプはMACシ グナリングであり、基地局のMAC層と加入者ユーザーのMAC層間のシグナリ ングに使用され、そのためタイミングが重要である。第2のタイプは、連想シグ ナリングと呼ばれ、低速あるいは高速が可能であり、DLCまたはNWK層にお いて基地局と加入者ユーザー間のシグナリングに使用される。 D−フィールドは最も大きなデータフィールドであり、通常の電話の場合、デ ジタルスピーチサンプルを含んでいるが、しかし非スピーチデータサンプルをも 含むことができる。 チャレンジ応答プロトコルを用いた加入者ユニット認証の為の好ましいシステ ムにおいて、準備が成されている。音声またはデータを、伝送されたスーパーフ レーム番号に同期するキイストリーム生成器によって形成された予期しえないシ ーケンスの暗号文ビットと結合することによって、形成することができる。 さらに、dc成分を取り除くために、伝送された信号はスクランブルされる。加入者ユニット復調器 加入者ユニット復調器は、基地から加入者へのダウンリンク方向におけるデジ タル伝送の物理的な受信に関係している。 多段経路伝搬に基づく分散は、フレームからフレームへ大きく変化することは ない。これによって、以下に議論するように、一個のパケットの等化において決 定されたフィルタ係数を、次のTDMAフレーム中の対応するパケットの等化に 応用することを可能とする。 3タイプのダウンリンクパケットの2個を図3に示す。復調のつり合から第3 のパケットタイプ(アイドルパケット)は、DOWN−P−DATAフィールド が固定された充填パターンによって置き換えられることを除いて、図示されるパ イロットパケットと同じで ある。 パイロットパケットは、非トラフィックベアリングスロットを占領し、かつダ ウンリンクコネクション確立の一部分として加入者ユニットタイミング同期およ び等化器トレーニングのために特別に意図されたものである。音声およびデータ トラフィックは、スロット対スロット等化器トレーニングが必要でないため、同 期データにより少ないパケットを割り当てる事によってより効率的なバンド幅を 提供する、正規パケットによって搬送される。シンボルプロセッサ シンボルプロセッサとして知られる加入者ユニット復調器のサブセクションに よって、以下の機能が保証される。 同期訂正(スロットタイミング回復、デジタル利得制御および初期位 相回復); チャネル等化; キャリア位相トラッキング; スライシング(シンボル決定) シンボルタイミング回復、チャネルフィルタリングおよびアナログ利得制御は 、加入者ユニットのその他の成分によって取り扱われる。 一般的な表現において、シンボルプロセッサは、基本的な(非等化の)コヒー レント受信器;リニア等化器;または決定フィードバック等化器(DFE)、の 内の1個として動作する。ある特定の加入者ユニットに対してこれらのどれが最 適であるかは、RF伝搬経路の特徴に依存している。コヒーレント受信器は、多 段経路効果が重大でない場合に最適に動作し、リニア等化器は多段経路が存在す るがしかし厳密で無い場合に有益な性能を提示し、DFEは厳密に分散的である チャネルを介して動作する可能性を有している。シンボル処理 シンボルプロセッサによって実行される機能を図4の信号フロー図に示し、こ の図において二重エッジの矢印は複合(complex)データの経路を示す。 加入者ユニット受信器の無線周波数(RF)部分(図示せず)からの周波数は 、デジタル化され複合(complex)サンプルシーケンスとしてシンボルプ ロセッサに提供される。これらのサンプルは非リアルタイム処理を可能とするた めに、バッファされる。正規またはパイロットパケット或いは動作モードに依存 するブロードキャストデータフラグメントである復調ビットシーケンス(シンボ ルプロセッサ出力)は、フォーマットの解除およびビットレベルのプロトコル処 理のために、別の回路ブロックに送られる。 入力サンプル速度で動作する相関器2を除いては、処理はシンボル対シンボル を反復して実行される。タイミングは、獲得されたパケットの受信スロット同期 シーケンスが、相関器2によって使用される入力バッファの予め決められた領域 内に納まるように、組み立てられる。 予想同期シーケンスの記憶された表現との複合(complex)相関は、次 に、全体の入力サンプルセットをスケールし位相整合(即ち回転)するために後 で使用される瞬間キャリア位相と信号レベルの評価を形成する。スケーリングは 、自動利得制御(AGC)ブロック1の操作によりかつローテータブロック3に よる回転によって保証される。この位相回復技術は、同期シーケンスを介してキ ャリア位相中間地点を確立し、従ってシンボル対シンボル処理はこの点から始ま る。 位相および利得訂正サンプル(同期の中央に最も近いものからスタートする) は、メインの復調ループに導入され、このループは: シンボルスライシング(絶対位相デコード); キャリアトラッキング(位相ロックループPLL); 等化、 を実行する。 等化器は、4個の重要な部分において完成される: フィードフォーワードフィルタ2 フィードバックフィルタ4 量子化器8および フィルタアダプション機構。 2個のフィルタ部分は、それぞれ可変タップ重み(即ち係数)を持った複合タ ップ遅延線(即ち有限インパルス応答フィルタ)から構成されている。 シンボル期間に対して少なくとも1個の遅延エレメント/係数を有するフィー ドフォーワードフィルタ4は、AGCブロック1から入力データを得て、そのタ ップされた遅延線中に保持されたサンプルをカレント係数セットを用いて畳み込 み、さらに位相ロックループ(PLL)2のローテータ10にその出力を提供す る。 同様に、1シンボル期間に対して一個の遅延エレメント/係数しか有さないフ ィードバックフィルタ4は、量子化器8からの立体配座決定(constell ation decisions)を、さらなる係数セットを用いて畳み込む。 フィードフォーワードおよびフィードバックフィルタ4、6からの結合された出 力は、等化器出力を構成し、さらにフィルタ部分におけるこの特定の形状は一般 に決定フィードバック等化器(DFE)として言及される。 動作時において、等化器は、1シンボル期間に対して1(等化された)出力サ ンプルを生成し、これは量子化器8に供給される。量子化器8の機能は、次にそ の出力を変調構造を特徴付ける‘理想的 な’立体配座ポイントのセットと比較し、ユークリッドの概念に最も近い立体配 座ポイントを選択することである。この処理は図6において、π/4−DQPS K変調構造に対して示されており、これは可能な立体配座ポイントYに最も近い 立体配座ポイントY’を有するとして選択された等化器出力サンプルXを示して いる。 選択された立体配座ポイントY’はカレント受信シンボルに対する量子化器8 の決定を形成し、さらにそのままでフィードバックフィルタ4に対する次の入力 サンプルを形成する。連続した量子化器8の決定は、同様にシンボルデコード回 路に供給されそこで伝送ビットシーケンスを回復するように処理される。 等化器出力Xと選択された立体配座ポイントY間の相違は、カレントシンボル に対して決定エラーZを示し、このエラーZは係数適応(アダプション)機構に よってエラーZを時間を渡って0の方向に移動させるために使用される。等化器 は、フィードフォーワードおよびフィードバックフィルタ4、6中の係数がシン ボル間妨害の効果を適正に軽減する値に達した時、収束したと言われる。 等化器係数は、パイロットパケット処理(拡張トレーニングシーケンスETS を最初に等化器のトレーニングに使用する)に先立って定数(1にセットされた メインの‘タップ’を除いて0である)によって初期化される。その後、1スロ ット中の最終の係数値が、次のフレームの対応するスロットにおけるスタート値 として使用される。このスロット内係数トレーニング法について、以下にさらに 詳細に説明する。 2個の等化器フィルタ4、6の出力は、決定有向位相ロックループ(PLL) 12によって駆動される位相ローテータ10の量子化器側において結合される。 量子化器は位相エラー項を形成し、さらに位相ローテータ出力と最も近い立体配 座ポイント候補との間のベ クトルの相違から、等化器係数更新に適したシンボルエラーベクトルZが形成さ れる。 位相エラー項は、次のシンボル反復の準備においてカレントリファレンス位相 評価(キャリアトラッキングアルゴリズム内で可変な状態)を変更するキャリア トラッキングアルゴリズムに送出される。サインルックアップテーブル13が、 カレント位相評価を位相ローテータ10に適合する等価なカーテシアン(複素) 表現に変換するために使用される。各パケットのスタートの時点で、あるいは更 に特定すると同期データ(同期シーケンス中の中間のサンプル)の第1のサンプ ルに対して、初期位相回復が前述したように相関器2によって達成されるので、 位相リファレンスは0(度)にセットされる。 シンボルエラーの2個の表現、即ち、フィードバック更新のための未処理のエ ラーと、位相ロックループによって除去される位相オフセットを再導入するフィ ードフォーワード更新に対する‘反ローテート’エラーベクトル、が必要である 。デローテータ14による反ローテートは、決定エラーとフィードフォーワード フィルタ中の入力サンプル間に相関関係を再確立するために必要である。係数は 、全ての直接形式の適応アルゴリズムを使用することができるけれども、いわゆ る確率傾斜LMSアルゴリズムを使用して調整される。 キャリアトラッキング位相ロックループ12と等化器の適合特性は、パケット 期間中のキャリア位相変化(周波数オフセットを含む)が、等化器を多段経路チ ャネル変化に対して排除的に補償するように残したまま、位相ロックループ12 の行動によって確実に除去されるように、選択される。 スロット復調を完成するために、等化器係数が次のフレームの対 応するTDMAスロット中で使用されるために、記憶される。トレーニング 通常、等化器係数はチャネルインパルス応答の事前知識無しに初期化される。 これは普通、入力信号への全パス応答を提供するために、メインタップを1にさ らに全ての他の係数を0にセットすることを含んでいる。パケット復調の初期の 段階において、等化器が“逆チャネル”即ち多段経路伝搬の効果を除去するため に必要なフィルタ係数を‘学習’しようと試みる場合、立体配座決定エラーはス ローダウンし、極限のケースでは収束を妨げる。このような事態が確実に起こら ないようにするため、等化器は、(未知の)データ復調へのスイッチの前に、周 知のパケットシーケンス(スロット同期、フレーム同期およびパケットタイプに 依存するETS)から‘トレーニング’される。 トレーニングの期間中、位相量子化器8はバイパスされ、さらに同期の後、等 化器係数と位相ロックループ(PLL)12適応は、対応する等化器出力サンプ ルと周知の‘トレーニングシーケンス’からの対応するサンプル間で測定された エラーZに基づく。 シンボル対シンボル復調は、同期シーケンスの中間においてスタートする。多 段バックワード−フォーワードパスは、同期シーケンスを介して構成され、この 同期シーケンスは第1に同期の使用されていない他の半分へアクセスを提供する ことによって、第2により多くの反復を単純に許可することによって、周知のシ ンボルシーケンスを効果的に拡張する効果を有している。この効果は、等化器と 位相ロックループのために係数適応(アダプション)定数を増加させることに類 似しているが、しかし収束後残留エラーにおいて関連した増加を伴うことはない 。究極の性能は、同期レングスによって支配され、実施されたトレーニングの反 復の全回数によるものでは 無いことに注目すべきである。 図5は、正規およびパイロットパケットにおける等化器トレーニングに適用さ れた多重パス技術を示している。この同じプロセスは、データを介した移動方向 が逆であるけれども、ブロードキャストモードにおいても適用可能である。 図5において、矢印は、適応された等化器フィルタ係数におけるパワーを示し ている。最も大きな矢印がメインタップであり、そのままで復調/等化器のタイ ムリファレンスであることを除いては、図示した大きさに何ら特別の意味は無い 。最も左側の矢印は、1タップDFE中のフィードバックタップの相対位置を示 している。 図示するように、復調は、同期シーケンスの中間(サンプルS7)においてス タートし、年代的に第2(後者)半分を通ってメインタップが同期シンボル(S 12)の最後のサンプルに整合するまで、進行する。復調器は次に、等化器のタ イムリファレンスが(同じ)入力データを通ってメインタップが最も早い同期サ ンプル(S0)に整合するまで後ろ向きに移動するように、処理順序を逆転する 。ここで処理順序は再び逆転され、さらに等化器は、パケットの(未知の)デー タ部分(D0)に入っていく前に、時間順に全トレーニングシーケンスを介して トレーニングすることができる。 受信された同期サンプルの前進/逆進処理は、リニア記憶バッファ(図示せず )とプログラム可能なシーケンシャルアドレス発生器(図示せず)によって達成 される。好ましい実施例では、各アドレス発生器は、サンプルをアクセスするた めに、それらが受信された順序に対応する順序でカウントアップし、さらに時間 を逆転させてカウントダウンする。 サンプルを時間順とは逆に処理することによって、僅かな複雑性が発生する。 これはそれが全ての顕著なキャリアオフセットの周波 数反転を暗示するからである。従って、移動方向が反転する度毎に(第1および 最終の同期サンプルにおいて)、キャリアトラッキングループは、瞬間的な周波 数オフセットを示す可変内部状態の極性を反転させる。 好ましい復調器において、トレーニングは同期データの中央部分で停止し、こ の部分では量子化器のポイントが再イネーブルされさらに復調器は決定有向モー ドで進行する。このモードでは立体配座決定は完全に量子化器入力に基づき、予 め決められたデータシーケンスは全く使用されない。パケット中の復調すべき最 初の12ビットは従って正規およびパイロットパケットに対する同期の最後の1 2ビットであり、かつブロードキャストモードにおける同期(反対の時間順序に おいて)の最初の12ビットである。ダウンストリームプロトコル処理回路は、 同期エラーを検出するために同期の復調されたセグメントを記憶されたリファレ ンスと比較する。この情報は、好ましくは、等化器係数を間違いの多いデータパ ケットから保護するためあるいは音声経路停止機能を制御するために使用される 。 種々のタイプの受信データパケットに対して実際にどの様にしてトレーニング が適用されるかについて、以下にさらに詳細に説明する。パイロットフィジカルパケットのトレーニング 加入者ユニットの制御プロセッサモジュール(CPM)がパイロットパケット 受信に対して構成された復調器着呼処理モジュールを選択した場合、復調が開始 される。等化係数は、選択された復調器構造と一致するデータを用いて初期化さ れる。この手続きは従って次の通りである: 1)要求されたパイロットパケットをデジタル化しスロットバッ ファ中に獲得する(好ましい復調器同期処理とパケット獲得は、グループ遅延を 最小とするためにオーバーラップされている)。 2)同期ウインド上にスロット同期(スロット0におけるフレーム同期)に対 して相関させる。スロットバッファの同期領域をスケールしローテートするため に、ピーク相関器出力を使用する。PLL位相リファレンスを0°にリセットす る。 3)等化器およびPLLを、同期を通して前進/後進パスを走行させ、シーケ ンスの中間でスタートし停止することによって、トレーニングする。PLLは、 ノイズおよび周波数オフセットのような望ましくないキャリア変調効果を制御す る。等化器およびPLL更新は、早急な獲得を達成するために比較的大きな適応 定数によって実行される。 4)同期の後半を復調する。 5)遅延された同期ウインド上に拡張トレーニングシーケンス(ETS)を相 関させる。ETSとスロットバッファのダウンP−DATA領域をスケールしロ ーテートさせるために、ピーク相関器出力を使用する。PLL位相リファレンス を0°にリセットする。 6)等化器およびPLL12を、シーケンスの中間でスタートしダウンP−D ATAの直前で停止するようにETSを介して前進/後進パスを走行させること によって、トレーニングする。 7)ダウンP−DATAフィールドを復調し、立体配座決定から等化器および PLL12を更新する。これらの更新に対して、小さな適応定数は残留エラー、 従ってシンボルエラーレイト(SER)を最小化する。同期およびダウンP−D ATAフィールド間のデータは復調されないことに注意すべきである。 8)次のパイロットまたは正規パケットのための等化器係数を、次のフレーム の対応するTDMAスロット上に記憶させる。正規パケットのトレーニング 正規パケット復調へのスイッチは、通常、一旦等化器がパイロットパケットか らうまくトレーニングすると発生する。このスイッチは、統合二乗ベクトルエラ ー(位相量子化器からの)がしきい値以下に低下した場合、またはデコードされ たパケットが加入者ユニットのプロトコル処理モジュール(PPM)によってエ ラーフリーで受信された場合、トリガされる。この両方の場合において、パケッ ト処理は以下のものを含む: 1)要求された正規パケットをデジタル化しスロットバッファ中に獲得する( 好ましい復調器では、同期処理およびパケット獲得はグループ遅延を最小化する ためにオーバーラップされる)。 2)スロット同期(スロット0におけるフレーム同期)を同期ウインド上に相 関させる。スロットバッファの内容をスケールしローテートするためにピーク相 関器出力を使用する。PLL位相リファレンスを0°にリセットする。 3)等化器とPLLを、シーケンスの中央部分でスタートし停止するように同 期を介して前進/後進パス上を走行させることによって、トレーニングする。 4)データフィールドを伴う同期の後半を復調する。 5)次のパケットに対して用意された等化器係数を、後続のフレームの対応す るTDMAスロット上に記憶させる。ブロードキャストパケットのトレーニング ブロードキャストパケット処理に対して適用される一般的なストラテジーは、 受信が企てられる以前にCPMによってブロードキャスト等化器係数が初期化さ れる事および受信シンボルをアクセスする時間順序が反転される事を除いては、 正規パケットに対して用いられるストラテジーと同じである。その手続きは以下 の通りである : 1)ブロードキャストフラグメントをスロットN−1およびスロットNからの 直近の同期から獲得する。 2)スロット同期(フレーム同期はスロット0である)を同期ウインド上に相 関させる。獲得されたブロードキャストおよび同期サンプルをスケールしローテ ートするためにピーク相関器出力を使用する。PLL位相リファレンスを0°に リセットする。 3)等化器およびPLLを、シーケンスの中央部分でスタートし停止するよう に、同期を介して前進/後進パス上を走行させることによって、トレーニングす る。 4)スロットN−1のブロードキャストデータフィールドを伴うスロットNの 同期の最初の半分を(逆の時間順序で)復調する。 5)次のフラグメントに対して用意された等化器係数を記憶させる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月23日 【補正内容】 予想同期シーケンスの記憶された表現との複合(complex)相関は、次 に、全体の入力サンプルセットをスケールし位相整合(即ち回転)するために後 で使用される瞬間キャリア位相と信号レベルの評価を形成する。スケーリングは 、自動利得制御(AGC)ブロック1の操作によりかつローテータブロック3に よる回転によって保証される。この位相回復技術は、同期シーケンスを介してキ ャリア位相中間地点を確立し、従ってシンボル対シンボル処理はこの点から始ま る。 位相および利得訂正サンプル(同期の中央に最も近いものからスタートする) は、メインの復調ループに導入され、このループは: シンボルスライシング(絶対位相デコード); キャリアトラッキング(位相ロックループPLL); 等化、 を実行する。 等化器は、4個の重要な部分において完成される: フィードフォーワードフィルタ4 フィードバックフィルタ6 量子化器8および フィルタアダプション機構。 2個のフィルタ部分は、それぞれ可変タップ重み(即ち係数)を持った複合タ ップ遅延線(即ち有限インパルス応答フィルタ)から構成されている。 請求の範囲 1.固定されたレングスのタイムフレーム内の予め決められたタイムスロット において送信されたパケット中のデジタルデータの受信器のための復調器であっ て、該復調器は、少なくとも一個のデータプロセッサを備え、かつそれぞれが同 期データを含むデータパケットを受信するように動作し、前記復調器は受信され たデータパケットのデータを記憶するためのバッファ手段と、前記バッファ手段 中に記憶された受信データパケットの同期データを読みだすための処理手段であ って、前記同期データの少なくとも一部分を該同期データを受信した順序とその 反対の順序の両者で読みだす処理手段と、および前記読みだされた同期データに 依存して前記または各データプロセッサをトレーニングするためのトレーニング 手段を含む、復調器において、前記処理手段は、前記同期データの少なくとも一 部分を第1の順序で読みだし、その後少なくとも実質的に全ての前記同期データ を第2の順序で読みだし、さらにその後少なくとも一部の前記同期データを前記 第1の順序で再び読みだすように動作し、前記第1の順序は前記データが受信さ れる順序とその反対の順序の一方であり、さらに前記第2の順序は前記データが 受信される順序とその反対の順序の他方である、復調器。 2.前記少なくとも一個のデータプロセッサは、適応型フィルタリング、キャ リア位相回復、タイムスロットタイミング回復、または自動利得制御のためのも のである、第1項記載の復調器。 3.一個のデータプロセッサは適応型デジタルフィルタである、第2項記載の 復調器。 4.前記少なくとも一個のデータプロセッサによってさらにデータを処理する ために使用されるべきパラメータに対してより正確な 値を提供すために、前記同期データの少なくとも一部分を該同期データを受信し た順序とその反対の順序の両者で読みだすように動作する前記プロセッサ手段に よって、前記同期データを介した単一の読出よりも遥に大きな回数のトレーニン グ反復を保証する、第1〜第3項の何れかに記載の復調器。 5.前記より正確な値を前記パラメータに提供するために、単純な反復適応方 法を使用する、第4項記載の復調器。 6.前記単純な反復適応方法は最小平均二乗(LMS)法である、第5項記載 の復調器。 7.前記処理手段は、前記同期データを、該データの後で受信された部分が受 信された順序で第1に読みだされ、その後少なくとも実質的に全ての同期データ が逆の順序で読みだされるようにして、読みだす、第1〜第6項の何れかに記載 の復調器。 8.前記処理手段は、前記同期データを、該データの先に受信された部分が逆 の順序で読みだされ、続いて少なくとも実質的に全ての同期データが受信された 順序で読みだされるようにして、読みだす、第1〜7項の何れかに記載の復調器 。 9.前記処理手段は、より多くのトレーニング反復を提供するために、さらに 前記同期データの順方向および/または逆方向の読みだしを保証する、第7また は8項に記載の復調器。 10.さらに、その後の処理において使用するために各データパケットにおいて 予め決められたシンボルにおけるキャリア位相を決定するために、受信された同 期データと期待される同期データ間の複合相関を実行するように動作する相関手 段を備える、第1〜第9項の何れかに記載の復調器。 11.第1〜第10項の何れかに記載の復調器を備える、固定レングスのタイム フレーム内で予め決められたタイムスロットにおいて 送信されたデジタルデータの受信器。 12.時間分割多重(TDM)データ信号を受信するように動作する加入者ユニ ットである、第11項に記載の受信器。 13.固定された位置を有する加入者ユニットである、第11または12項に記 載の受信器。 14.時間分割多重アクセス(TDMA)データ信号を基地局に伝送するように 動作する送信器を備える、第11、12または13項に記載の受信器。 15.無線によって送信されたデジタルデータを受信するように動作する、第1 1〜14項の何れかに記載の受信器。 16.固定レングスのタイムフレーム内の予め決められたタイムスロットにおけ るデータパケットを含むデジタルデータメッセージを基地局から受信するように それぞれが動作する複数の加入者ユニットと、および固定レングスのタイムフレ ーム内の予め決められたタイムスロットにおけるデータパケットを含むデジタル データメッセージを前記加入者ユニットから受信するように動作する前記基地局 とを備え、前記各加入者ユニットは復調器を含む受信器を備え、該各復調器は少 なくとも1個のデータプロセッサを備えかつそれぞれが同期データを含むデータ パケットを受信するように動作し、前記各復調器は、受信データパケットを記憶 するためのバッファ手段と、前記バッファ手段中に記憶された同期データの少な くとも一部分を、該同期データが受信された順序とそれとは反対の順序の両者に おいて読みだすための処理手段と、および前記読みだされた同期データに依存し て前記データプロセッサまたは各データプロセッサをトレーニングするためのト レーニング手段を含む通信手段において、前記処理手段は前記同期データの少な くとも一部分を第1の順序で読みだし、その後少なくとも実質的に全ての前記同 期データを第 2の順序で読みだし、さらにその後少なくとも一部の前記同期データを前記第1 の順序で再び読みだすように動作し、前記第1の順序は前記データが受信される 順序とその反対の順序の一方であり、さらに前記第2の順序は前記データが受信 される順序とその反対の順序の他方である、通信手段。 17.同期データを含む固定レングスのタイムフレーム内の予め決められたタイ ムスロット中に送信されたデータパケットを復調するための方法であって、前記 方法は、受信データパケットのデータを記憶し、前記同期データの少なくとも一 部分を該同期データを受信した順序とそれとは反対の順序の両者において読みだ すことを含み、前記同期データは少なくとも1個のデータプロセッサをトレーニ ングするために使用される復調方法において、前記同期データの少なくとも一部 分は第1の順序で読みだされ、その後少なくとも実質的に全ての前記同期データ が第2の順序で読みだされ、さらにその後少なくとも一部の前記同期データが前 記第1の順序で再び読みだされ、前記第1の順序は前記データが受信される順序 とその反対の順序の一方であり、さらに前記第2の順序は前記データが受信され る順序とその反対の順序の他方である、復調方法。 【図4】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.固定されたレングスのタイムフレーム内の予め決められたタイムスロット において送信されたパケット中のデジタルデータの受信器のための復調器であっ て、該復調器は、少なくとも一個のデータプロセッサを備え、かつそれぞれが同 期データを含むデータパケットを受信するように動作し、前記復調器は受信され たデータパケットのデータを記憶するためのバッファ手段と、前記バッファ手段 中に記憶された受信データパケットの同期データを読みだすための処理手段であ って、前記同期データの少なくとも一部分を該同期データを受信した順序とその 反対の順序の両者で読みだす処理手段と、および前記読みだされた同期データに 依存して前記または各データプロセッサをトレーニングするためのトレーニング 手段を含む、復調器。 2.前記少なくとも一個のデータプロセッサは、適応型フィルタリング、キャ リア位相回復、タイムスロットタイミング回復、または自動利得制御のためのも のである、第1項記載の復調器。 3.一個のデータプロセッサは適応型デジタルフィルタである、第2項記載の 復調器。 4.前記少なくとも一個のデータプロセッサによってさらにデータを処理する ために使用されるべきパラメータに対してより正確な値を提供すために、前記同 期データの少なくとも一部分を該同期データを受信した順序とその反対の順序の 両者で読みだすことによって、前記同期データを介した単一の読出よりも遥に大 きな回数のトレーニング反復を保証する、第1〜第3項の何れかに記載の復調器 。 5.前記より正確な値を前記パラメータに提供するために、単純 な反復適応方法を使用する、第4項記載の復調器。 6.前記単純な反復適応方法は最小平均二乗(LMS)法である、第5項記載 の復調器。 7.同期データは、該データの後で受信された部分が受信された順序で第1に 読みだされ、その後少なくとも実質的に全ての同期データが逆の順序で読みださ れるようにして、前記処理手段によって読みだされる、第1〜第6項の何れかに 記載の復調器。 8.前記同期データは、該データの先に受信された部分が逆の順序で読みださ れ、続いて少なくとも実質的に全ての同期データが受信された順序で読みだされ るようにして、前記処理手段によって読みだされる、第1〜7項の何れかに記載 の復調器。 9.より多くのトレーニング反復を提供するために、さらに前記同期データの 順方向および/または逆方向の読みだしを保証する、第7または8項に記載の復 調器。 10.さらに、その後の処理において使用するために各データパケットにおいて 予め決められたシンボルにおけるキャリア位相を決定するために、受信された同 期データと期待される同期データ間の複合相関を実行するように動作する相関手 段を備える、第1〜第9項の何れかに記載の復調器。 11.第1〜第10項の何れかに記載の復調器を備える、固定レングスのタイム フレーム内で予め決められたタイムスロットにおいて送信されたデジタルデータ の受信器。 12.時間分割多重(TDM)データ信号を受信するように動作する加入者ユニ ットである、第11項に記載の受信器。 13.固定された位置を有する加入者ユニットである、第11または12項に記 載の受信器。 14.時間分割多重アクセス(TDMA)データ信号を基地局に伝 送するように動作する送信器を備える、第11、12または13項に記載の受信 器。 15.無線によって送信されたデジタルデータを受信するように動作する、第1 1〜14項の何れかに記載の受信器。 16.固定レングスのタイムフレーム内の予め決められたタイムスロットにおけ るデータパケットを含むデジタルデータメッセージを基地局から受信するように それぞれが動作する複数の加入者ユニットと、および固定レングスのタイムフレ ーム内の予め決められたタイムスロットにおけるデータパケットを含むデジタル データメッセージを前記加入者ユニットから受信するように動作する前記基地局 とを備え、前記各加入者ユニットは復調器を含む受信器を備え、該各復調器は少 なくとも1個のデータプロセッサを備えかつそれぞれが同期データを含むデータ パケットを受信するように動作し、前記各復調器は、受信データパケットを記憶 するためのバッファ手段と、前記バッファ手段中に記憶された同期データの少な くとも一部分を、該同期データが受信された順序とそれとは反対の順序の両者に おいて読みだすための処理手段と、および前記読みだされた同期データに依存し て前記データプロセッサまたは各データプロセッサをトレーニングするためのト レーニング手段を含む、通信手段。 17.同期データを含む固定レングスのタイムフレーム内の予め決められたタイ ムスロット中に送信されたデータパケットを復調するための方法であって、該方 法は、受信データパケットのデータを記憶し、前記同期データの少なくとも一部 分を該同期データを受信した順序とそれとは反対の順序の両者において読みだす ことを含み、前記同期データは少なくとも1個のデータプロセッサをトレーニン グするために使用される、復調方法。
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