JPH11504889A - ライダーローラアセンブリ - Google Patents

ライダーローラアセンブリ

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JPH11504889A
JPH11504889A JP8533017A JP53301796A JPH11504889A JP H11504889 A JPH11504889 A JP H11504889A JP 8533017 A JP8533017 A JP 8533017A JP 53301796 A JP53301796 A JP 53301796A JP H11504889 A JPH11504889 A JP H11504889A
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rider
roll
wheels
piston
roller assembly
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JP8533017A
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ドルフェル、ウォルター
ボーエム、ガストン
ゴルナー、ベルント
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ビロイト テクノロジーズ、インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 本願発明の目的は、一般的なライダーローラアセンブリにおいて、できるだけ多くのライダーロールホイールを備えることができるライダーローラアセンブリを提供することである。本願発明においては、薄膜部材からなるロールの直径に対応した負荷プログラムに対する応答性が正確さの面で改良されている。上記目的を達成するライダーローラアセンブリは、前記ロールの直径に応じ、このロールに対して実質的に鉛直に平行移動可能なビーム(16)と、前記ビームを移動するための駆動手段と、個々に枢動可能であり、かつ、接触線(ニップ線)(20)に沿って前記ロールに接触可能であるように前記ビーム(16)に設けられた複数のライダーロールホイールを有するライダーローラと、回転軸(18)を介して前記ビーム(16)に相対的に前記ライダーロールホイール(15’,15”,...)を支持し、かつ、これらを個別に枢動しうるように、前記ビームに関節状に連結された支持アーム(17’,17”,...)と、前記ライダーロールホイール(15’,15”,...)を流体圧力により、好ましくは液体圧力により前記少なくとも1つのロールに対して付勢するための手段と、前記ライダーロールホイール(15’,15”,...)及び支持アームの重量を相殺し、流体圧力により、好ましくは気体圧力により前記ライダーロールホイールを前記少なくとも1つのロールから上方に離間させるための手段と、を具備しており、前記各ライダーロールホイール(15’,15”,...)を付勢する手段及び上方に離間させる手段が、双方向ピストン/シリンダユニット(23’,23”,...)内において組み合わされており、これらユニットの各々がシングルサイド型ピストンロッド(22’,22”,...)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】 ライダーローラアセンブリ 発明の背景 1.発明の分野 本願発明は、巻取り装置による巻取り作業において、紙などの薄膜部材からな る少なくとも1つのロールに負荷を与えるためのライダーローラアセンブリに関 する。前記巻取り装置は、回転軸心回りに回転駆動される前記ロールを支持する ための少なくとも1つの支持ドラムを含んでいる。本願のライダーローラアセン ブリは、請求項1の前段に係る構成を有している。 2.従来技術の説明 一般に、ライダーローラアセンブリは、 ロールの直径に応じ、このロールに対して実質的に鉛直に平衡移動可能な支持 ビームと、 前記ビームを移動するための駆動手段と、 接触線(ニップ線)に沿って前記ロールに接触するように前記ビームに回転可 能に設けられた複数の個別ライダーロールホイールを含むライダーローラと、 回転軸を介して前記ビームに相対的に前記ライダーロールホイールを支持し、 かつ、これらを独立に枢動しうるように、前記ビームに関節状に連結された支持 アームと、 前記ライダーロールホイールを流体圧力により前記少なくとも1つのロールに 対して付勢するための手段と、 前記付勢手段との釣り合いをとり、付加選択的に前記ライダーロールホイール の重量を相殺する前記少なくとも1つのロールに対して、気体圧力により前記ラ イダーロールホイールの釣り合いをとり、あるいはこれを上方に移動させるため の手段と、を具備している。 一般的なライダーローラアセンブリは、米国特許第5,320,299号によ り公知である。この言及により、当該文献の開示内容は、本願発明の開示内容に 完全に含まれたものとなる。 この公知のライダーローラアセンブリでは、協働する支持アームに支承された 各ライダーロールホイールの枢動は、ピストンロッドによって駆動される。当該 ピストンロッドの両端部には、ピストン/シリンダユニットが設けられている。 また、その中央部には、協働する支持アームと枢動可能にリンクするためのジョ イントが設けられている。これら公知のライダーローラアセンブリが、ロールの 巻き取りの改良において有意義な進歩を提示したことは明らかである。しかしな がら、同じピストンロッドの両端において作動する前記ピストン/シリンダユニ ットは、極めて正確に位置合わせされる必要がある。さらに、対応する支持アー ムは、その回転軸回りの枢動のために、前記ピストンロッドに対して横切り方向 の力を伝達する。 オーストリア特許第357,861号が開示するライダーローラアセンブリに は、各々がピストンロッドの一端に固定された複数のライダーロールホイールが 含まれている。これらのライダーロールホイールは、振動減衰器としても機能す る水圧式駆動装置によって前記ピストンロッドの軸心方向に移動する。 ドイツ特許第2147673号が開示するローラアセンブリは、レバー部材に よってビームに対して枢動可能に設けられ複数のライダーロールホイールを含ん でいる。互いに流動的に連結された同文献の圧力室は、前記ビームの内部に設け られている。前記ロールホイールを枢動させるべく、前記圧力室は、膜部材を介 して前記レバー部材にリンクしている。発明の概要 本願発明の目的は、一般的なライダーローラアセンブリにおいて、できるだけ 多くのライダーロールホイールを備えることができるライダーローラアセンブリ を提供することである。本願発明においては、薄膜部材からなるロールの直径に 対応した負荷プログラムに対する応答性が正確さの面で改良されている。 上記目的は、請求項1に記載する構成要件を具備するライダーローラアセンブ リによって達成される。 本願発明に基づくライダーローラアセンブリにおいては、負荷手段と、ライダ ーロールホイールに対する上昇又は釣り合い手段とが、双方向ピストン/シリン ダユニット内に組み合わされている。当該ユニットは、シングルサイド型ピスト ンロッドを有している。各ピストンロッドの自由端と、これに対応するライダー ロールホイールの支持アームとの間には、少なくとも1つの平衡手段が挿入され ている。当該手段により、前記ピストンロッドの軸方向運動とは独立した相対運 動が可能となる。この相対運動は、前記支持アームと前記ピストンロッドとの間 において当該ピストンロッドの半径方向に行われるものである。 本願発明に基づくライダーローラアセンブリにおいては、前記ピストンロッド の摩擦による負荷は非常に小さい。従って、圧縮力と、圧縮や平衡又はリフティ ングのための相殺力との間にわずかな差異があるだけでも、ライダーロールホイ ールと負荷されたロールとの間におけるニップ圧が変化する。 本願発明の要旨に対する実際的な改変例は、別の請求項に記載されている。こ れらによれば、高レベルの操作上の安全性が保証され、個々のライダーロールホ イール又は対応するピストン/シリンダユニットの取り替えが容易である。さら には、ライダーローラアセンブリの耐久寿命も長くなる。 上述した構成要素、及び/又はクレームされた構成要素、そして好適な実施例 の説明において言及した構成要素は、本願発明において使用されるものであり、 サイズや構成、材料の選択、又は技術的概念に関する特定の条件は設けない。従 って、これらは、周知の選択基準に限定されることなく、任意の応用分野におい て使用可能である。 本願発明の以上の、及びその他の目的、特徴及び利点は、添付の図を参照しつ つ行う好適な実施例の説明から、当業者には明らかであろう。図面の簡単な説明 図1は、ライダーローラアセンブリの第1実施例の概略を示すものであり、巻 取り装置の一端の側面から見た図である。 図2は、図1のA−A線方向に見た上記ライダーローラアセンブリの詳細を示 す正面図である。 図3は、図1と同じ構図におけるライダーローラアセンブリのまた別の実施例 を示しており、部分的な省略がある。 図4は、上記ライダーローラアセンブリに対して使用可能な水圧/気圧装置の 概略図である。好適な実施例の説明 図1について説明する。全体を参照符号10で示す巻取り装置は、鎖線で示す 支持ドラム11,12を有している。これらドラムの間の上部ニップ領域には、 巻取り領域13がある。この巻取り領域において、1つ、あるいは2以上の互い に位置合わせをされた紙等の薄膜材料からなるロール14が、コアや巻取りスリ ーブを軸にして巻かれる。これらのコアや巻取りスリーブは、各巻取り工程を始 める際に挿入される。 所定の直線的な圧力を、前記巻取りスリーブ及びこれに巻かれる薄膜部材に負 荷するために、巻取り領域13の上方においてライダーローラ15が支持ドラム 11,12の軸心に平行に配置されている。このライダーローラは、複数のライ ダーロールホイール15’,15”,...を含んでいる。これらホイールは、ライ ダーローラの長手延長方向に並置された構成をとるが、このようなホイールの詳 細は米国特許第5,320,299号により公知である。 支持ビーム16は上下方向に移動可能であり、薄膜部材が巻かれるロール14 の直径に依存して、周知の態様で当該ロールに対してほぼ鉛直方向に変位する。 前記支持ビームを移動させるための駆動手段は、従来技術によって周知であるの で図には示していない。前記ビームは、コンピュータプログラムによって制御可 能な曲線や、円弧に沿って移動させてもよい。 前記支持ビームには複数の支持アーム17’,17”,...が設けられている。 これら支持アームは、前記ライダーロールホイールの各々に対応しており、回転 軸心18を中心として互いに独立に枢動する。この枢動は前記ビーム16に相対 的に行われ、前記支持アームは、ライダーロールホイール15’,15”,...の 中間ストローク位置を基準に、適当な角度範囲(二重矢印19)を変位する。各 支持アームあるいは支持アームの各対は、前記ライダーロールホイール15’, 15”,...のうちの1つを支持する。各ライダーロールホイールは、対応する支 持アーム又は1対の支持アームに対して、軸心21’,21”,...を中心に回転 可能に設けられている。その結果、回転軸は一端のみを1つの支持アームに支持 されるか、両端を2つの支持アームに支持されるかのいずれかとなる。 支持アーム16を作動させることによっては、前記ライダーロールホイール1 5’,15”,...は、ロール直径の増大にともない同時に上下動しうるだけであ る。各ロールに対する個々の位置決めと負荷の付与は、当該ロールに対応する支 持アームに作用する(シングルサイド型)ピストンロッド22’,22”,...に より行う。上記シングルサイド型のピストンロッドは、双方向ピストン/シリン ダユニット23’,23”,...の一構成要素である。当該ユニットは、前記ビー ム16に対して(実質的に)固着されている。 各ピストンロッド22’,22”,...は、双方向ピストン24’,24”,... に固着されている。これらのピストンは、ダブルシリンダ25’,25”,...; 26’,26”,...の内部において前後になめらかに変位できる。このような円 滑な作動状態は、少なくとも1つ、好ましくは2つの隔膜27,28を用いるこ とにより維持される。当該隔膜は、図示された好適な実施例においては、いわゆ るロールメンブレン(roll membranes)の形態であり、前記ダブルシリンダの2つ のシリンダ室25’,25”,...;26’,26”,...を流体潤滑的に分離して いる。好ましい高バーストプレッシャー(burst-pressure)型隔膜はシリンダのサ イズの最小化に寄与し、これによりホイールあたりの幅が小さいアセンブリが実 現される。また、この双方向シリンダ24’,24”,...の圧力領域が小さくな る。 シリンダ室25’,25”,...は、好ましくは導管29’,29”,...を介し て作業液体を充填するが、他方のシリンダ室26’,26”,...は、好ましくは 圧力供給部材30’,30”,...を介し、逆の方向に圧縮気体を充填する。ロー ラーベアリング31により、ピストンロッド22は摩擦を受けない状態で支持さ れる。前記隔膜の装着/脱着を容易にし、かつ確実に固定するために、これと協 働する各ピストンハウジング32’,32”,32''',...(全体的は符号32 で示す)は、複数の部分からなっており、ボルト33で組み立て可能である。 対称的に構成されたばねワッシャーパッケージ34によって、前記ビーム16 とともに前記ピストンハウジング32は、前記シングルサイド型ピストンロッド 22’,22”,...の軸心に対して平行に配置できる。当該ピストンロッドは、 前記ばね座金パッケージ34の圧力に対抗する作用を有しており、このパッケー ジは、前記双方向ピストン/シリンダユニットを過負荷から保護している。 単一のあるいは複数の隣接する双方向ピストン/シリンダユニット23’,2 3”,...の下方には、漏れたオイルを溜めておくためのしずく受け35が設けら れており、これによって前記支持ドラム12及び薄膜部材を保護している。 ピストンロッド22の円滑な作動は、平衡手段36によりさらに確実となる。 この平衡手段はピストンロッド22’,2”,...と、ライダーロールホイール1 5’,15”,...の支持アーム17’,17”,...との間に設置されている。当 該平衡手段により、支持アーム17’,17”,...とピストンロッド22’,2 2”,...との間において、ピストンロッドの半径方向に相対運動が行うことが可 能となる。この相対運動は、前記ピストンロッド22’,22”,...の軸心方向 の動きとは独立である。図1に示す実施例では、平衡手段として球状のパッドを 使用している。このようなパッドは当分野では周知であり、ロック手段や固定手 段を使用せずとも、前記ピストンロッドの自由端に取り付けられる。言うまでも ないが、本願発明のライダーローラアセンブリは、このような平衡手段が無くと も進歩性を有している。 各ライダーロールホイール15’,15”,...及び対応する支持アーム17’ ,17”,...の重量は、図1の実施例では、圧力ばね37’,37”,...により 支持されている。これらのばねは、対応する支持アームを対応するピストンロッ ド22’,22”,...の自由端に対して付勢しており、調節可能なテンションロ ッド38’,38”,...及び保持エルボー39によって前記ビーム16に連結さ れている。この保持エルボー39は、2以上の双方向ピストン/シリンダユニッ トを、オプションとして設ける中間ショックアブソーバとともに支持できる(図 2参照)。 図に示すライダーローラアセンブリの機能により、負荷状態におけるシリンダ 室25’,25”,...の圧力は、前記ばね37’,37”,...の対向圧力よりも 大きくなる。この圧力差により、薄膜部材を巻かれるロールにかかるニップ圧が 決まる。前記作業液体の圧力が不意に下がった場合には、前記圧力ばね37’, 37”,...の作用により、対応するライダーロールホイールが上記ロールから自 動的に離れて上昇する。このためピストンロッド22’,22”,...の前記自由 端を、対応する支持アーム17’,17”,...に強固に連結する必要はない。 図示した実施例では、ピストンロッド22’,22”,...に対し、その軸心方 向に常に圧縮力が加えられている。前記圧力ばね37’,37”,...は非常に小 さいばね定数を有している。これは、前記支持ドラムと巻き取られる前記薄膜部 材との間のニップ圧を、前記支持アームの両方の枢動位置において可能な限り等 しくするためである。例えば、上記2つの位置における直径1mの紙のロールに 加わるニップ圧の差は、±1%の範囲である。前記圧力ばねは、支持面が図示さ れた前記支持アームの中間ストローク位置から±4°以上傾いた時でも、横方向 に座屈を起こさないような寸法を有している。 前記ショックアブソーバ34は、オーバーロードに対する保護部材として作用 し、各双方向ピストン/シリンダユニットに対する流体圧力貯蔵部を不要なもの にする。当該双方向ピストン/シリンダユニット23’,23”,...の気体用シ リンダ26’,26”,...は、個々のライダーロールホイールを薄膜部材のロー ルから上方に離間させ、隣接する2つの巻取り薄膜部材の間におけるスリット領 域に保持するためにのみ必要なものである。前記圧力ばね37’,37”,...の 圧縮力及び前記作業気体圧力の合計が、前記作業液体圧力よりも大きくなると、 関連するライダーロールホイールが上方に離間する。前記球状パッド36’,3 6”,...の中心は、支持アーム17’,17”,...の枢動軸のちょうど真上に位 置している。このため、前記シングルサイド型ピストンロッドとこれに協働する 支持アームとの間の相対的な半径方向の動きが最小化される。その結果、真空圧 が前記隔膜27に作用しない、換言すればピストンロッド22に引っ張り力が加 わらないようにできる。 図2から明らかなように、前記双方向ピストン/シリンダユニット23’,2 3”,...により、複数のライダーロールホイールを極めて隣接した位置関係に配 置することができる。 図3に示す別の実施例は、前記ライダーロールホイールと支持アームとの間に おいて重量に起因するトルクと平衡するあるいは過平衡する(overcompensating) 手段が設けられている点において、図1及び2に示す実施例とは異なる。また、 図3の実施例においては、必要な力の各成分は、シリンダ室26’,26”,... を介する気体圧により供給される。その結果、ピストンロッド22’,22”,. ..の前記自由端と支持アーム17’,17”,...との間には張力も発生する。こ のため、前記平衡手段36’,36”,...は、両サイドにおいて枢動可能に連結 された牽引及び伸張部材として構成されている。 前記ピストン24’,24”,...に前記隔膜27’,27”,...及び28’, 28”,...を固定するには、以下のようにすればよい。すなわち、前記ピストン 24’,24”,...の両端において円錐形状の中空部材41,42を互いに逆対 向きに配置し、この中空部材を前記ピストンロッド22’,22”,...の対応す る先端部にネジで固定する。各隔膜は、ワッシャー44,45(図3)を介して 各中空部材の底部外側面に固定する。 本願発明に係るライダーローラアセンブリの感度が良いことにより、各ライダ ーロールホイールのわずかな枢動に対してさえ、本願発明のシステムが正確に対 応する。特に全てのライダーロールホイールに対して負荷が等しく分配される。 これにより、閉じた作業液体制御回路において、シリンダ25’,25”,...に 対する複合的な圧力付与が可能となる。 ホイールの手動選択が可能な気体圧/液体圧式初期設定システムの概略図を図 4に示す。当該ライダーローラアセンブリに含まれるライダーロールホイールの 数に応じ、少数の(例えば4あるいは5個の)ソレノイドバルブが用いられ、ラ イダーロールホイール15’,15”,...を初期状態、すなわち前記中間ストロ ーク位置に配置する。このとき、新しいロール設定パターンに対し、前記双方向 ピストンユニット23’,23”,...の作業液体式サイクルが満たされる。 図4に示すシステムは、液圧マニフォルド50を含んでいる。このマニフォル ドは、シリンダ室25’,25”,...の導管29’,29”,...どうしを互いに 連結し、さらに当該導管とリザーバ51とを連結する。このリザーバは、導管5 2及び遮断弁53を介して作業流体を供給するためのものである。 空気圧式サイクルは、5つの空気圧マニフォルド61A,61B,61C,6 1D,61Eを含んでいる。マニフォルド61A及び61Bは、手動式バルブ6 6’,66”,...と、安全弁67’,67”,...及び68’,68”,...とを介 して、協働する双方向ピストン/シリンダユニット23’,23”,...に連結し ている。マニフォルド61A,61C,61D,61Eには高圧空気が供給され る。この高圧空気はソレノイドバルブ71A,71B,71C,71Dによって 遮断可能である。その一方で、マニフォルド61Bの空気圧は、減圧弁72によ って低減され、既に述べたように、操作の際のライダーロールホイール15’, 15”,...の重量と釣り合う。 薄膜部材の巻取りロールに負荷を与えるために使用されるライダーロールホイ ールの数に応じて、ライダーロールホイール15’,15”,...は、グループご とに(図4においては各グループの1つのライダーロールホイールのみが描かれ ている)、個別のマニフォルド61A(全ホイール)、61C(半分のホイール )、61D(例えば3個のホイール)及び61E(例えば2個のホイール)に連 結される。 前記ライダーローラアセンブリを新しいロール設定パターン用に準備する際に は、マニフォルド61Aに圧力を負荷した後、この新しいロールの設定において 使用しないライダーロールホイール、すなわち隣接するロールのスリット領域に 位置するホイールの手動バルブ66’,66”,...を閉じる。これにより、不使 用のライダーロールホイールを移動させ、巻取りロールに接することのない最上 点に保持しておく。 他のホイールは全て、それぞれの中間ストローク位置に移動しておく必要があ る。これは、前記液体圧式システムを必要な量の作業液体で満たしておくためで ある。この初期設定ステップに際し、遮断弁53を開いて液体圧側シリンダ25 を前記レザーバ51に導通させる。その後、前記マニフォルド61A及び61B を、ソレノイドバルブ71A(閉じた状態)によって圧力の無い状態にセットす る一方、前記マニフォルド61C,61D,61Eの内の少なくとも幾つかは、 ソレノイドバルブ71B,71C,71D(開いた状態)によって圧力を負荷し た状態に設定される。これらマニフォルドは以下の手順に従って選択される。す なわち、巻取りに使用するライダーロールホイールのうちの約半数を最下点に留 める一方、使用するライダーロールホイールの残りの半数を最上点まで移動させ る。その後、遮断弁53を閉じ、液体圧式サイクルにおける作業液体の適量を維 持する。これにより、使用する全てのライダーロールホイールを中間ストローク 位置に配置する。 操作中においては、マニフォルド61Bの低減された圧力のみが、使用するラ イダーロールホイール15’,15”,...のシリンダ室26’,26”,...に負 荷され、これにより重量との平衡が行われる。マニフォルド61A,61C,6 1D,及び62Eは無圧状態である。 本願発明に対して選択的に使用可能な前記気圧式/液圧式システムは、従来技 術に比して単純化されており、設置が簡単で安価である。 本願発明に基づくライダーロールホイールの構成によれば、プログラムにより 完全に自動化された状況下において、巻取られているロールの直径の変化に応じ た適切な巻取り張力を付与することが可能である。また、このために新たなバル ブを追加する必要もない。隣接する薄膜部材の間の間隙あるいはスリットの位置 にライダーロールホイールを持ち上げるには、前記作業液体の圧力を上回るよう にバルブをいくつか操作するだけでよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,US,UZ,VN (72)発明者 ゴルナー、ベルント ドイツ、D−73235 ヴェイルヘイム、オ ーリッヒシュトラーセ 25 【要約の続き】 つのロールに対して付勢するための手段と、前記ライダ ーロールホイール(15’,15”,...)及び支持アー ムの重量を相殺し、流体圧力により、好ましくは気体圧 力により前記ライダーロールホイールを前記少なくとも 1つのロールから上方に離間させるための手段と、を具 備しており、前記各ライダーロールホイール(15’, 15”,...)を付勢する手段及び上方に離間させる手段 が、双方向ピストン/シリンダユニット(23’,2 3”,...)内において組み合わされており、これらユニ ットの各々がシングルサイド型ピストンロッド(2 2’,22”,...)を備えている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.巻取り装置によって巻き取られる紙等の薄膜部材からなる少なくとも1つの ロールにニップ圧を負荷するためのライダーローラアセンブリであって、前記巻 取り装置は、回転軸心周りに薄膜部材を巻かれた前記ロールを支持するための少 なくとも1つの支持ドラムを有しており、 前記ロールの直径に応じ、このロールに対して実質的に鉛直に平行移動可能 なビーム(16)と、 前記ビームを移動するための駆動手段と、 個々に枢動可能であり、かつ、接触線(ニップ線(20))に沿って前記ロ ールに接触可能であるように前記ビーム(16)に設けられた複数のライダーロ ールホイールを有するライダーローラと、 回転軸(18)を介して前記ビーム(16)に相対的に前記ライダーロール ホイール(15’,15”,...)を支持し、かつ、これらを個別に枢動しうるよ うに、前記ビームに関節状に連結された支持アーム(17’,17”,...)と、 前記ライダーロールホイール(15’,15”,...)を流体圧力により、好 ましくは液体圧力により前記少なくとも1つのロールに対して付勢するための手 段と、 前記ライダーロールホイール(15’,15”,...)及び支持アームの重量 を相殺し、流体圧力により、好ましくは気体圧力により前記ライダーロールホイ ールを前記少なくとも1つのロールから上方に離間させるための手段と、を具備 する構成のライダーローラアセンブリにおいて、 前記各ライダーロールホイール(15’,15”,...)を付勢する手段及び 上方に離間させる手段が、双方向ピストン/シリンダユニット(23’,23” ,...)内において組み合わされており、これらユニットの各々がシングルサイド 型ピストンロッド(22’,22”,...)を備えていることを特徴とする、ライ ダーローラアセンブリ。 2.前記ピストンロッドの自由端と前記ライダーロールホイール(15’,15 ”,...)の支持アーム(17’,17”,...)との間に挿入された平衡手段(3 6’,36”,...)により、前記ピストンロッド(22’,22”,...)の半径 方向において、当該ピストンロッドの軸方向の運動とは独立な相対運動が前記支 持アームと当該ピストンロッドとの間で行われることを特徴とする、請求項1に 記載のライダーローラアセンブリ。 3.前記双方向ピストン/シリンダユニット(23’,23”,...)の前記ピス トン(24’,24”,...)の両側における前記シリンダ室(25’,25”,. ..)を流体潤滑的に分離する少なくとも1つの隔膜(27’,27”,...;28 ’,28”,...)が設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の ライダーローラアセンブリ。 4.圧力ばね(37’,37”,...)などからなる少なくとも1つの手段が前記 ビーム(16)と前記支持アーム(17’,17”,...)との間に設けられてお り、当該手段が、重量に起因して前記ライダーロールホイール(15’,15” ,...)とそれらの支持アーム(17’,17”,...)との間で作用するトルクと 平衡し、好ましくは過平衡する作用を有していることを特徴とする、請求項1〜 3のいずれか1つに記載のライダーローラアセンブリ。 5.特にばねパッケージ(プレードばねパッケージ(34))の形態であり、前 記ピストンロッド(22’,22”,...)に対して同軸状に作用するとともに過 負荷に対する保護機能を有しているショックアブソーバが、前記ビーム(16) と前記双方向ピストン/シリンダユニット(23’,38”,...)との間に挿入 されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記載のライダーロ ーラアセンブリ。
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