JPH11503981A - 放射状に拡張可能なテープ強化されたptfe血管移植片およびその製造方法 - Google Patents

放射状に拡張可能なテープ強化されたptfe血管移植片およびその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 拡張し、焼結したPTFEなどの、焼結したフルオロポリマーから成る、テープ強化されたチューブ状の血管移植片の、放射状の増大性および他の特性を向上させる方法である。概して、この方法は、移植片の強化テープ層、またはテープ強化された移植片全体を、焼結した後に放射状に収縮させる工程を含む。強化テープ層、または移植片全体の、このような放射状の収縮により、移植片の強化テープ層を裂くまたは破損することなしに、移植片が後に5%より多く放射状に増大可能となる。本発明の放射状に増大可能な移植片は、様々なタイプのステントまたは固着システムと組み合わせられ、それによって、ホストの血管の管腔内に管腔壁を通して挿入可能または移植可能である血管内移植片装置が形成され得る。あるいは、本発明の放射状に増大可能な移植片は、従来の外科的移植片移植技術によって、移植時にいかなる放射状の増大も起こさずに移植され得、それによって、本発明の放射状に収縮した、テープ強化された移植片の向上した強度特性および縫合保持特性が生かされ得る。

Description

【発明の詳細な説明】 放射状に拡張可能なテープ強化されたPTFE血管移植片およびその製造方法 発明の分野 本発明は、一般的に生物義装具である血管移植片に関し、より詳細には、放射 状(radially)に拡張可能で、チューブ状の、テープ強化された、ポリテトラフル オロエチレン(PTFE)血管移植片に関する。 発明の背景 ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)は、血管の疾患または損傷部分の取り換 え、あるいはバイパスに頻繁に利用されるタイプの、テープ強化されたチューブ 状の移植片を含む、様々なタイプの生物義装具である血管移植片の製造に使用さ れている。 拡張し、焼結したPTFEで、それからチューブ状のベース移植片および周囲の強 化テープが形成されるPTFEは、通常、「フィブリル」として知られる細長い線維 によって相互に接続される、「結節」として知られる高密度領域の存在によって 特徴づけられる微細構造を有する。フィブリルの方向的な配向は、主に、材料が 焼結する前に拡張した方向によって決定される。フィブリルの直径および間隔は 、主に、拡張の形態(すなわち、速度、頻度、および量)によって決定される。 拡張し、焼結したPTFE材料の空隙率は、拡張工程が完了した後の、フィブリル間 に存在する間隔の大きさによって決定される。 拡張したPTFEの焼結は、拡張した加工物を、結晶PTFEの融点を超える温度にま で加熱することにより達成される。典型的には、350〜370℃の温度にまで加工物 を加熱することにより達成される。この焼結プロセスは、PTFEポリマーの、高い 結晶形態からより非結晶の形態への遷移によって特徴づけられる。従って、時に 、この焼結プロセスは、PTFEポリマーの「非結晶ロッキング」と呼ばれる。焼結 プロセスは、PTFEポリマーマトリックスに対して、著しく向上した強度を与える 一方で、ポリマーマトリックスがより硬くなり、伸縮性がより低下する原因とな る。 従来技術のテープ強化されたPTFE血管移植片においては、PTFE強化テープがベ ース移植片の外面の回りにらせん状に巻き付いているのが典型的である。ベース 移植片の外面の回りの、比較的薄く、焼結したPTFE強化テープのこのような配向 および配置により、ベース移植片が受け得る放射状の伸張または放射状の拡張量 が実質的に防止される、または厳密に制限される。従って、従来技術の典型的な 、テープ強化されたチューブ状のPTFE血管移植片が、周囲の強化テープを裂くこ となしには、最小量(例えば、<5%)を超える放射状の伸張または放射状の拡 張を受けることは不可能である。 テープ強化されたPTFE血管移植片が、放射状の伸張または放射状の拡張を受け ることができないことにより、このような移植片の通常の外科的移植が妨げられ ることはない。その理由は、通常の外科的移植片移植手順において、移植片がホ ストの血管のサイズに合わされ、次に、ホストの血管内または血管上に吻合され るからである。従って、従来の外科的移植手順において、移植の際に、移植片の 放射状の伸張または放射状の拡張をもたらす必要は、ほとんどまたは全くなかっ た。 しかし、最近開発された血管内の移植手順により、かなりの量の放射状(radia l)の増大(すなわち、結果的に生じる、移植片の半径寸法の増大を伴う放射状の 拡張)を受けることが可能な、テープ強化されたチューブ状のPTFE血管移植片に 対する必要性が生じた。これらの血管内移植手順において、典型的には、チュー ブ状の血管移植片が、疾患のある血管の管腔内へとカテーテル内を通され、その 後、ホストの血管の管腔内で、開いた、または延長した状態へと展開する。移植 片はその後、周囲の血管壁に固着され、それによって、現存する血管の管腔内で 、移植片の所望の血管内配置が達成される。従って、初めに移植片を圧縮し、比 較的小型のカテーテルの管腔内を通し、次に、所望のサイズおよび配置へと移植 片を放射状に拡張することが必要であるので、現存する血管の管腔内で、インサ イチュの放射状の増大を受けることが可能な、テープ強化されたチューブ状の血 管移植片の開発に対する必要性が現在存在する。 発明の要旨 本発明は、テープ強化されたチューブ状移植片(例えば、拡張し、焼結したPT FEで形成されたチューブ状ベース移植片と、ベース移植片の外面の回りに巻き付 けられた、拡張し、焼結した、ある量のPTFE強化テープとを有する移植片)が、 裂ける、または破損することなしに、放射状の増大を受ける能力を増加させる、 または向上させる方法を包含する。 本発明によれば、放射状に増大可能なテープ強化されたチューブ状血管移植片 が、適切な製造方法に従って、テープ強化された移植片を初めに製造し、続いて 、テープ強化された移植片を、減少した半径寸法にまで放射状に収縮させること により形成され得る。テープ強化された移植片のこのような放射状の収縮は、漸 進的に、または漸増的な段階で達成され得、それによって、周囲の強化テープが 収縮するときの、チューブ状ベース移植片のパッカリングの可能性が最小限に抑 えられる。また、移植片のこのような放射状の収縮は、熱誘発性収縮または薬品 誘発性収縮を含む、適切なポリマー収縮技術によって達成され得る。 さらに、本発明によれば、1つまたは複数の剛性マンドレルが、収縮プロセス 中に、チューブ状ベース移植片の管腔内に挿入され得る。収縮プロセスが、漸増 的または段階的に達成される、本発明の実施形態においては、調整可能な直径を 有する単一のマンドレルまたは漸増的に小さな直径を有する複数のマンドレルが 利用されることにより、移植片の、漸進的、漸増的、または段階的な所望の収縮 がもたらされ得る。 さらに、本発明によれば、テープ強化された移植片の所望の収縮が、テープ強 化された移植片をサイジングダイに通して、所望の放射状の収縮を達成すること により達成され得る。 さらにまた、本発明によれば、放射状に増大可能な、テープ強化されたPTFE血 管移植片は、拡張し、焼結したPTFE強化テープを、初めに剛性マンドレルの回り に巻き付け、それによって、どのようなチューブ状のベース移植片をも全く有さ ないテープ−チューブを生じさせることにより、代替的に形成され得る。テープ −チューブは、次に、本発明に従って、放射状に収縮され、放射状に収縮したテ ープ−チューブは、続いて、比較的小直径のチューブ状ベース移植片の外面に付 与される。チューブ状ベース移植片および周囲の収縮したテープ強化材は、次に 、本発明に従って、強化テープが裂ける、または破損されることなしに放射状に 増大され得る。 さらにまた、本発明によれば、本発明の放射状に増大可能なテープ強化された チューブ状のPTFE移植片のいかなる実施形態も、外部支持フィラメントまたはビ ーディングとともに提供され、それによって、移植片に対する構造的支持が提供 され、移植される際に、移植片の管腔の圧こん、またはもつれが防止される。こ のような支持フィラメントまたはビーディングは、PTFEまたは他の適切な材料で 形成され得る。 本発明のさらなる目的および利点は、以下の詳細な説明を読んで理解し、添付 の図面を考慮することにより、当業者に明白となるであろう。 図面の簡単な説明 図1は、本発明の、放射状に増大可能で、テープ強化されたチューブ状の血管 移植片を製造するための、現在の好ましい方法を示すブロック図である。 図2は、本発明の、放射状に増大可能で、テープ強化されたチューブ状の血管 移植片を製造するための、別の方法を示すブロック図である。 図3は、本発明のテープ強化された血管移植片の血管内移植およびインサイチ ュの放射状の拡張のための、現在の好ましい方法を示すブロック図である。 好ましい実施形態の詳細な説明 以下の詳細な説明およびそれが参照する添付の図面は、本発明の現在好ましい 実施形態を説明および図解する目的で提供されるものであり、本発明の範囲をど のようにも制限するものではない。 1.放射状に拡張可能な、テープ強化されたPTFE血管移植片の製造方法 図1のブロック図に示されるように、本発明のテープ強化された血管移植片の 好ましい製造方法は、a)拡張し、焼結した、チューブ状のPTFEベース移植片と b)拡張し、焼結したPTFE強化テープとを別々に作成することを伴う。PTFE強化 テープは、次に、チューブ状ベース移植片の外面の回りにらせん状に巻き付けら れ、その外面に積層または融合されることにより、所望のテープ強化された血管 移植片が形成される。 その後、本発明によれば、焼結し、テープ強化された、チューブ状血管移植片 は、移植片が続いて元の(収縮前の)半径寸法に、またはほぼ元の半径寸法に伸 張するまたは拡張し得るように、減少した半径寸法へと放射状に収縮する。 A.チューブ状ベース移植片の作成 拡張し、焼結したPTFEチューブ状ベース移植片の好ましい作成方法が、図1に 示される。 i.)ペーストの調製 チューブ状ベース移植片の製造は、後続の押し出しのための、PTFEペースト分 散液の調製工程10で始まる。このPTFEペースト分散液は、微細なバージンPTFEパ ウダー(例えば、F-104またはF-103バージンPTFE微細パウダー、Dakin America 、20 Olympic Drive、Orangebury、 NY 10962)が、無臭のミネラルスピリット (例 体潤滑剤と混合されることによって、所望の粘度のPTFEペーストを作る公知の方 法によって調製され得る。 ii)チューブの押出し PTFE-潤滑剤混合分散液は、次に、チューブ状の押出しダイに通され、それに よって、チューブ状の押出し物が形成される(工程12)。本方法のこの工程にお いて形成される押出し物は、本発明に従って移植され、インサイチュの放射状の 拡張に供された後の移植片の所望の最終直径または断面寸法とほぼ等しい直径ま たは断面寸法を有する。 iii.)乾燥 湿ったチューブ状の押出し物は、その後、液状潤滑剤が取り除かれる乾燥工程 14に供される。この乾燥工程14は、室温で、または、湿ったチューブ状押出し物 を、潤滑剤の乾点またはその乾点近くに上昇させた温度に維持されたオーブン内 に、実質的に全ての液体潤滑剤が蒸発するのに十分な時間入れておくことにより 達成され得る。 iv.)拡張 その後、乾燥されたチューブ状押出し物が、長手方向に拡張される(工程16) 、または、327℃より低い温度、典型的には、250〜326℃の範囲の温度で、長手 方向に延伸される。押出し物の長手方向の拡張16は、公知の方法を用いることに より達成され得、バッチ拡張器として知られる装置の使用により実現され得る。 典型的には、チューブ状の押出し物が、2対1を超える拡張比(すなわち、少な くとも元の長さの2倍)で長手方向に拡張する。 v.)焼結 長手方向の拡張工程を完了した後、PTFEポリマーの非結晶ロッキングをもたら すPTFEの焼結温度(すなわち、350〜370℃)を超える温度に押出し物が加熱され る焼結工程18に、チューブ状押出し物が供される。焼結工程の達成に用いられる 方法およびそのような方法の履行に用いられる装置は、当該分野において公知で ある。 焼結工程18の完了は、拡張し、焼結したPTFEベース移植片の作成完了を示す。 B.強化テープの作成 i.)ペースト分散液の調製 図1に示される好ましい方法によれば、拡張し、焼結したPTFE強化テープの作 成は、PTFEペースト分散液の最初の調製(工程20)を含む。工程20で調製される PTFEペースト分散液は、上記の、チューブ状ベース移植片の形成に使用されるPT FEペースト分散液の調製(工程10)と同様に調製され得る。 ii.)フィルムの押出し 次に、PTFEペースト分散液20は、フィルム押出しダイを通され、それによって 、湿フィルム押出し物を形成する(工程22)。湿フィルム押出し物は、回転コア に巻き取られる、または巻き付けられ、それによって、湿フィルム押出し物のロ ールを形成する。 iii.)カレンダー加工 次に、湿フィルム押出し物が巻外され、このフィルムを、調整可能なギャップ 厚みをその間に有する少なくとも1組の対向するステンレス鋼のカレンダーロー ラーに通すことにより、初めの冷(すなわち、<100℃)カレンダー加工工程24 に供される。カレンダーローラは、好ましくは、室温と60℃との間の温度に維持 される。湿押出し物の幅は、これらのカレンダーローラーを通される際に一定に 保たれる。湿フィルム押出し物の厚みは、フィルムの幅が一定に保たれる一方で 、所望の最終厚み(例えば、0.004〜0.005インチ)に減少される。フィルムの幅 が一定に維持されるので、フィルムがカレンダー加工機を通ることにより、フィ ルムの長手方向の延長が生じることが理解される。長手方向の延長量は、フィル ムがカレンダーローラー間を通るときに生じるフィルム厚さの減少の関数となる 。 この目的のために使用できる、市販のカレンダー加工機の一例は、小型のkill ion 2 Roll Stack(killion Extruders、Inc.、Cedar Grove、NJ 07009.)であ る。 iv)乾燥 その後、湿フィルムは乾燥工程26に供される。この乾燥工程は、液体潤滑剤が フィルムのマトリックスから蒸発することを可能とする、または蒸発させること により達成され得る。このような液体潤滑剤の蒸発は、液体潤滑剤をフィルムマ トリックスから完全に蒸発させるのに十分な高温度に維持されているドラムまた はローラーにフィルムを通すことにより促進され得る。 v)拡張 乾燥工程26と別々に、または同時に、フィルムは、拡張工程28に供される。こ のような拡張工程は、PTFEフィルムを少なくとも1方向(例えは、長手方向)に 拡張することを含む。フィルムのこのような拡張は、a)フィルムの空隙率を増 加させる、b)フィルムの強度を増加させる、およびc)PTFEフィブリルを拡張の 軸の方向に配向させる役割を果たす。拡張工程28は、典型的には、このような拡 張の間、フィルムを加熱しながら行われるが、このような加熱は、PTFEポリマー の結晶融点を超えない。 vi)焼結 乾燥工程26および拡張工程28が完了した後、PTFEの融点を超える温度にまでフ ィルムが加熱されることにより、PTFEポリマーの焼結または非結晶ロッキングが 達成される焼結工程30に、フィルムが供される。この焼結工程30は、フィルムの 所望の焼結をもたらすのに十分な時間の間、PTFEポリマーの融点を超えるPTFEフ ィルムの所望の加熱を生じさせる高表面温度(例えば、350〜420℃)に維持され ているドラムまたはローラーにフィルムを通すことにより行われ得る。C.ベース移植片上への強化テープの巻き付けおよび積層 焼結したPTFEベース移植片および焼結したPTFE強化テープが別々に作成された 後、テープ強化されたチューブ状移植片が、PTFE強化テープをチューブ状ベース 移植片の外面上にらせん状に巻き付けること(工程32)により作成される。その 後、テープは、移植片の外面上に積層または融合される(工程34)。 典型的には、これらの工程(すなわち、本方法のテープの巻き付け32および積 層34)を行う際に、焼結され、拡張したチューブ状押出し物(すなわち、ベース 移植片)の管腔直径と実質的に等しい外径を有する第1の剛性ステンレス鋼のロ ッドまたはマンドレルが、ベース移植片の管腔内に挿入される。その後、拡張し 、焼結したPTFE強化テープのストリップが、ベース移植片の外面上に置かれる一 方で、マンドレルを有した、焼結したPTFEチューブ状ベース移植片が、長軸の回 りで回転される、またはスピンされ、それによって、テープをベース移植片上に らせん状に巻き付け、所望のテープ強化された移植片構造が形成される。次に、 テープ強化された移植片の端部は、ワイヤの結びにより第1のマンドレルに固定 され、それによって、テープ強化された移植片が長手方向に縮むことが防止され る。 マンドレルを有した、テープ強化された移植片は、その後、オーブンに入れら れ、約355〜375℃の温度で、約10〜60分間加熱され、それによって、焼結したPT FE強化テープが、焼結したPTFEベース移植片の外面に積層される結果となる。 テープ強化された移植片の管腔内の第1の剛性マンドレルの存在により、テー プ強化された移植片が、この積層工程中に、放射状の収縮、または縮小を受ける ことが防止される。また、テープ強化された移植片の端部を、剛性マンドレルに 固定しているワイヤの結びにより、移植片が、この積層工程中に、長手方向の収 縮または縮みを受けることが阻止される。D.テープ強化された移植片の放射状の収縮 テープがベース移植片の外面上に積層されて、所望のテープ強化された移植片 構造を形成した後、テープ強化された移植片は、放射状の収縮(工程36)に供さ れる。この放射状の収縮工程36は、1つまたは複数のインクリメントまたは段階 で行われ得る。 好ましい方法によれば、移植片の放射状の収縮は、初めに、第1の剛性マンド レルに移植片を固定しているワイヤの結びを取り除き、第1の剛性マンドレルを 移植片の管腔から取り除くことにより行われ得る。 その後、第1の剛性マンドレルの外径より小さい外径を有する第2の剛性マン ドレルが、移植片の管腔を通して挿入され、移植片の端部が、ワイヤの結びによ り第2の剛性マンドレルに固定される。 次に、第2の剛性マンドレルと、その上に配置されるテープ強化された移植片 とが、355℃の温度で約10分間オーブンに入れられ、それにより、移植片の管腔 直径が第2の剛性マンドレルの外径と実質的に等しくなるまで、移植片が放射状 の収縮を受ける。 次に、ワイヤの結びが取り除かれ、第2の剛性マンドレルが、移植片の管腔か ら引き抜かれる。 第2の剛性マンドレルの外径より小さい外径を有する第3の剛性マンドレルは 、次に、移植片の管腔を通して挿入され、ワイヤの結びを用いて、移植片の端部 を第3の剛性マンドレルに固定する。 その後、第3の剛性マンドレルは、その上に配置されたテープ強化された移植 片と共に、355℃の温度のオーブンに約10分間入れられ、それにより、移植片の 管腔直径が第3の剛性マンドレルの外径と実質的に等しくなるまで、移植片がさ らなる放射状の収縮を受ける。 上記の収縮工程は、移植片の漸増的な(例えば、段階的に生じる)放射状の収 縮をもたらす、複数の段階的により小さな剛性マンドレルを用いて、継続的に繰 り返され得る。移植片の収縮の前に、移植片の端部が各剛性マンドレルに堅固に 固定されるように注意することにより、移植片が、放射状収縮プロセスの間に、 長手方向に収縮する、または長手方向に縮むことが防止される。 適切な数の漸増的な収縮工程が用いられ得るが、ほとんどの適用において、移 植片の所望の放射状の収縮が、段階的により小さな5つ以下の剛性マンドレルの 使用により達成されることが予期される。 例えば、完全に拡張したときに0.5インチの管腔直径を有する、テープ強化さ れたチューブ状移植片を製造することを望む場合、移植片の収縮が起こる前に、 このような0.5インチの管腔直径を有するように、テープ強化された移植片構造 を初めに製造することが望ましい。その後、テープ強化された移植片構造は、以 下の実施例に示されるような、減少した直径の漸増的な収縮に供され得る。 実施例 0.3 インチの外径を有する放射状に拡張可能な移植片の作成 従って、上記5つの収縮マンドレルの外面上に、移植片を漸増的に収縮させる ことにより、移植片の管腔直径が、初めの0.5インチの管腔直径から、0.3インチ の最終的な管腔直径に減少される。 0.3インチの管腔直径を有する、上記のテープ強化された移植片は、次に、収 縮が起こる前の元の直径と同じ約0.5インチの完全に拡張した直径へと再拡張さ れ得る。 移植片の漸増的、または段階的な収縮は、大幅な放射状の収縮が1つの工程で もたらされる場合に起こり得る、移植片のパッカリングまたはしわを防止するた めである。上記においては、この漸増的または段階的な収縮が、移植片材料の個 々の部分が、段階的に小さな剛性マンドレルまたはロッド上に配置されるバッチ 製造方法に関して説明されたが、本発明の方法が、チューブ状ベース移植片の パッカリングまたはしわを起こさずに、移植片の放射状の収縮が徐々に起こるよ うな様々な連続的技術を用いても行われ得ることが理解される。例えば、連続的 な細長いチューブ状の、テープ強化された移植片は徐々にテーパー状にされた、 または徐々に狭められた剛性マンドレルの表面上に長手方向に延伸され得、それ と同時に、テーパー状にされた、または狭められた剛性マンドレルの外面上を通 る際に、移植片の所望の漸進的な放射状の収縮を生じさせるように熱が加えられ る。あるいは、テープ強化された、チューブ状の移植片材料の部分は、移植片の 直径が収縮する時にマンドレルの直径が減少する、または収縮するように、調整 可能または収縮可能な直径を有する単一のマンドレル上に初めに配置し得る。 以下に請求されるように、本発明は、本方法のこのような連続的実施形態およ び/または調整可能/収縮可能なマンドレルの実施形態、および上記特定のバッ チ製造方法の全てを包含する。上述の方法によって形成された、放射状に収縮し た、テープ強化されたチューブ状のPTFE移植片は、所望の長さに切断され、ガス または他の適切な滅菌法を用いて減菌され、販売および後続の哺乳類ホストへの 移植のためにパッケージされ得る。 本発明の、放射状に収縮し、テープ強化されたPTFE血管移植片は、これらの移 植片が、移植片の移植の際に放射状の拡張に供されることなしに、公知の開存性 外科技術によってホストの血管へと吻合される適用において使用され得ることが 理解される。これらの適用においては、放射状に収縮した移植片材料の使用によ って達成され得る1つの利点は、向上した縫合保持強度と、移植片の端部がホス トの血管に吻合される時に縫合が裂ける可能性が低いこととである。 また、本発明の放射状に収縮した、テープ強化されたPTFE移植片は、これらの 移植片が、移植の際に放射状に拡張する、または放射状に拡張する、様々な血管 内の適用に使用され得る。この点において、本発明の放射状に拡張可能な血管移 植片は、様々な現在公知の、または、今後発明される固着装置、ステント、また は、哺乳類の血管の管腔内の所望の位置に移植片を固定する、および保持する他 の支持システムと共に使用され得る。 F.追加外部強化材 ある適用においては、本発明の方法を用いて製造された移植片が、テープ強化 された移植片の外面の回りにらせん状に巻き付けられた、およびその外面上に融 合されたPTFEフィラメントなどの外部強化材を有することが望ましい。このよう な強化材の形成に使用されるPTFEフィラメントのタイプは、典型的には、テープ 強化された移植片の、望ましい量の放射状の拡張または放射状の伸張に適応し、 それを受けるのに十分な程伸張可能である。従って、テープ強化された移植片が 放射状に収縮した後に、従来の方法によって、このようなPTFEフィラメント強化 材を付与し、固定することが可能である。 本発明によれば、PTFE強化フィラメントを移植片の外面上に設けることが望ま しい実施形態においては、放射状の収縮工程36の最後に提供される、放射状に収 縮した、テープ強化された移植片が、移植片の管腔の収縮した内径に等しい外径 を有する剛性マンドレル上に配置され得る。その後、PTFEビーディングとして市 販されているもの(Zeus Industrial Products、Inc.、Orangeburg、S.C.)のよ うな、焼結したPTFEモノフィラメントビーズは,テープ強化されたチューブ状移 植片の外面の回りにらせん状に巻き付けられる(工程38)。 その後、移植片上にらせん状に巻き付けられたPTFEフィラメントを有する、マ ンドレルを有した、テープ強化された血管移植片は、オーブン内に入れられ、PT FE強化フィラメントをテープ強化された移植片の外面に融合する、または積層す るのに十分な温度に加熱される(工程40)。 移植片の外面にビーディングを融合する代替の方法も用いられ得ることが理解 される。 このように製造された場合、移植片の外面に付与されたPTFEフィラメントは、 本発明の上記の方法に従って作成された、テープ強化された移植片の残りの部分 と共に、放射状の拡張または放射状の伸張を受ける。 2.放射状に拡張可能なテープ強化された移植片を形成する代替の方法 テープ強化された移植片全体(すなわち、チューブ状ベース移植片と強化テー プとの組み合わせ)が放射状の収縮に供される上記の方法の代わりに、本発明の 、放射状に拡張可能なテープ強化された移植片は、強化テープのみが放射状の収 縮 に供され、ベース移植片と強化テープとの組み合わせが、強化テープを裂く、ま たは破損することなしに、後に放射状の拡張を受けることができるように、この ような放射状に収縮した強化テープが、続いて、比較的小さな直径の、チューブ 状ベース移植片に付与される代替の方法によっても製造され得る。 この代替の方法は、図2のブロック図に示されている。 i)小直径のベース移植片の作成 比較的小さな直径を有するチューブ状ベース移植片は、上記の工程10から18と 同様の工程により、拡張し、焼結したPTFE材料から作成される。しかし、この方 法においては、チューブ状ベース移植片は、放射状の収縮の最終的なテープ強 化された移植片の所望の直径に等しい直径を有する。チューブ状ベース移植片は 、好ましくは、裂ける、または破損することなしに、5%を超える放射状の拡張 を受けることが可能な、薄壁、または超薄壁を有する移植片である。 ii)PTFE 強化テープチューブの作成 また、この方法においては、拡張し、焼結した、ある量のPTFE強化テープが、 上記の工程20から30と同様の工程によって作成される。その後、拡張し、焼結し たPTFE強化テープが用いられて「テープ−チューブ」が作成され、このようなテ ープチューブは、続いて放射状の収縮に供され、次に、小直径の薄壁または超薄 壁のベース移植片の外面に付与される。 特に、図2に示されるように、テープ−チューブは、拡張し、焼結したPTFE強 化テープを、初めに、剛性マンドレルの回りに、重なる、または衝合する回旋に 巻き付け(工程80)、それによって、細長いチューブ状のテープ形態が形成され ることにより形成され得る。マンドレルを有するテープは、次に、オーブンに入 れられる、または、テープの回旋が互いに積層する、または融合する温度にまで 加熱され、それによって、テープ−チューブが形成される(工程82)。 また、テープ−チューブは、「METHOD FOR THE MANUFACTURE OF THIN TUBES O F FLUORINATED RESIN,PARTICULARLY OF POLYETRAFLUOROETHYLENE」というタイト ルの米国特許第5、207、960号(Moret de Rocheprise)に開示されている方法によ って作成され得る。 iii)テープ−チューブの放射状の収縮 テープ−チューブは、次に、本明細書中に記載の熱誘発性または薬品誘発性の 収縮方法のいずれをも含む、適切な方法によって、放射状の収縮に供される。テ ープ−チューブは、どのような内部ベース移植片も全く有さないので、上記の漸 進的または漸増的な収縮を用いることが不必要であり得る。その理由は、このよ うな前進的または漸増的な収縮が、主にベース移植片のパッカリングまたは折り たたみを避ける目的だからである。この点において、テープ−チューブは、小直 径のマンドレル上に単に配置され得、このようなマンドレルは、収縮後のテープ −チューブの予定した直径と実質的に等しい直径を有する。テープ−チューブの 端部は、マンドレルに固定され、それによって、収縮プロセス中のテープ−チュ ーブの長手方向の収縮または長手方向の縮みが防止され得る。その後、小直径の マンドレルおよびそれに固定されたテープ−チューブが、テープ−チューブがマ ンドレルの直径へと収縮することを引き起こす温度にまで加熱され得る。その後 、テープ−チューブは、小直径のマンドレルから取り除かれ、所望の、放射状に 拡張可能な、テープ強化された移植片の後続の製造に利用される。 iv)テープ強化された移植片の作成 放射状に拡張可能なテープ強化された移植片は、前もって作成された小直径の チューブ状ベース移植片を、放射状に収縮したテープ−チューブの管腔に挿入す ること(工程86)により作成される。 v)ベース移植片へのテープ−チューブの融合 次に、テープ−チューブとベース移植片の組み合わせは、テープ−チューブが ベース移植片の外面に融合されるように加熱、または処理される(工程88)。ベ ース移植片の外面へのテープ−チューブのこのような融合により、所望の、放射 状に拡張可能なテープ強化された移植片が形成される。 上記の代替方法のバリエーションでは、強化テープが、上記のようなテープ− チューブに形成されることなしに、長手方向に収縮され得る。このような長手方 向に収縮したテープは、次に、上記の巻き付けおよび積層方法に従って、比較的 小直径のベース移植片の回りにらせん状に巻き付けられ、その移植片に積層され 、それによって、放射状に拡張可能なテープ強化された移植片を形成し得る。 3.移植片の管腔内配置およびインサイチュの放射状の拡張方法 上述のような、放射状に拡張可能な本発明の血管移植片は、カテーテルまたは 他のチューブ状誘導物を通して血管の管腔内に配備可能で、続いて、移植片の管 腔が、移植片が配置される血管の管腔のサイズに近づき、移植片が、周囲の血管 壁に固着または固定されるように、放射状に拡張可能である血管内移植片系の製 造に利用され得る。 このような血管内の多くの適用において、移植片を周囲の血管壁に固着および 固定させるために、本発明の放射状に拡張可能で、テープ強化された血管移植片 を、1つ、または複数のa)固着機構、b)ステント、またはc)他の固定装置 と共に用いることが望ましいことが理解される。血管内移植片固定装置、ステン トおよび/または本発明の管腔内に配置されたチューブ状移植片の支持または固 定に用いられ得る他の手段の例は、以下の米国および外国の特許/特許公報:4、 733、665(Palmaz)、4、776、337(Palmaz)、5、037、392(Hillstead)、5、116、318(Hill stead)、5、135、536(Hillstead)、5、21、658(Clouse)、5、219、335(Parodi et al. )、5、275、622(Lazarus et al.)、5、282、824(Gianturco)、5、292、331(Boneau)、5、 330、500(Song)、5、354、308(Simon et al.)、5、360、443(Borone et al.)、5、015、 253(MacGregor)、5、171、262(MacGregor)、5、061、275(Wallsten et al.)、5、282、 860(Matsuno et al.)、5、290、305(Inoue)、5、304、200(Spaulding)、5、306、286( Stack et al.)、DT197808(Choudhury)、SU 1217-402-A(Khark)、EP 466-518-A(H arrison et al.)、EP 579523-Al(Cottenceau J.,et al.)、2、189、150-A(Medinv ent)およびWO 90/02641(Bowald et al.)に記載されている。 また、移植片をインサイチュで放射状に拡張させることが望ましい血管内の適 用においては、移植片の所望の放射状の拡張または放射状の伸張を生じさせるた めに、様々なタイプの拡張機器が使用され得ることが理解される。特に、概ね円 筒状のバルーンが、カテーテルの外面上に形成され、ホストの血管管腔内に移植 片を配置する間または配置した後に、収縮した移植片の管腔内に挿入され得る。 その後、バルーンを膨らませることにより、移植片の制御された放射状の拡張が 生じ得る。完全に放射状に拡張した後、移植片は、周囲の血管壁に固定または固 着され得る。 本発明の、放射状に拡張可能で、テープ強化されたチューブ状PTFE血管移植片 の血管内配置およびインサイチュの後期拡張のための、一般的な好ましい方法が 、図3に示される。 初めに、放射状に拡張可能な、テープ強化されたチューブ状血管移植片は、ス テントまたは移植片固着システム上に取り付けられ(工程50)、これによって、 ホストの血管の管腔内の所望の位置での移植片の固定または固着が促進される。 その後、移植片(付随のステントまたは固着システムを有する)は、バルーン カテーテル上に形成される膨張可能なバルーン上に配置され得る(工程52)。バ ルーンの後続の膨張が移植片の所望の放射状の拡張を生じさせるように、バルー ンは、移植片および付随のステントまたは固着システムに対して、一定の大きさ に形成される。典型的には、概ね丸い円筒形形態の標準チューブ状血管移植片に 対しては、円筒形のバルーン形態が用いられる。 その後、ガイドカテーテルが血管系に挿入され(工程54)、ガイドカテーテル の遠位端が、予定された移植場所に近接して配置される地点にまで前進させられ る。このようなガイドカテーテルの挿入工程54は、Seldinger技術を用いた場合 のように、経皮的に達成され得る。 その上に配置される移植片(付随のステントまたは固着システムを備える)を 有するバルーンカテーテルは、a)ガイドカテーテルの管腔内に予め配置され、 ガイドカテーテルの挿入54と同時に挿入されるか、b)ガイドカテーテルが挿入 され(工程54)、血管系内の所望の位置へと進められた後に、ガイドカテーテル の管腔を通して前進させられるかのどちらかである。どちらの方法によっても、 バルーンカテーテル(その中に取り付けられた移植片および付随のステント/固 着機器を有する)は、ガイドカテーテルの管腔を通して前進させられる(工程56 )。 移植片(付随のステントまたは固着システムを備える)は、従って、ガイドカ テーテルの遠位端から出て前進し、血管系内の予定された移植場所に配置される (工程58)。 その後、バルーンを膨らまし、それによって、予定された移植場所において、 移植片の放射状の拡張が生じる(工程60)。また、移植片のこのような放射状の 拡張により、拡張した移植片が周囲の血管壁に固着されるように、ステントまた は固着システムの作動または配備が促進され得る。いくつかの例においては、固 着機器は、移植片が放射状に拡張するときに、周囲の血管壁に挿入される貫通部 材または突起から成る。他の例においては、固着システムは、ステントまたは移 植片が放射状に拡張するときに、血管壁に摩擦的に係合する他の装置から成り得 る。用いられる固着システムまたはステントの特定のタイプとは無関係に、バル ーンの膨張によって移植片を放射状に拡張させる行為により、予定された固着ま たは配置機構が同時に作動させられ、予定された移植場所に移植片が保持される 。 適切な放射線または他の位置決め装置または機器が、所望の移植場所における 移植片の配置の誘導および確認に使用され得る(工程58)。これを促進するため に、移植片が、1つまたは複数の放射状の不透明なマーカーと共に設けられ、そ れによって、移植片が放射線透過手段により容易に可視される。また、多くの適 用において、1つまたは複数の血管顕微鏡もまた、血管内で、移植片の予定され た移植場所に隣接して配置され、それによって、操作者が、予定された移植場所 において、移植片の配置58、拡張60、およびそれに伴う固着を、視覚によって誘 導し、確認することができる。移植片が、所望のサイズに放射状に拡張し、予定 された移植場所に適切に固着または移植された後、バルーンが膨らまされ、バル ーンカテーテルおよび付随のガイドカテーテルが引き抜かれ得る(工程62)。 上記の方法により、本発明の放射状に拡張可能な移植片は、血管の開存性の外 科的切開を必要とせずに、ホストの血管内に経皮的に、管腔壁を通して(translu minally)移植され得る。 上記では、本発明の放射状に拡張可能な移植片の、管腔壁を通した血管内配置 のための好ましい方法が説明されたが、本発明の移植片は、向上した強度および 縫合の引っ張りに対する向上した耐性を有する移植片を設けることが望ましい、 従来の開存性の外科的移植方法においても有用性があり得ることが理解される。 この点に関して、本発明の放射状に収縮した血管内移植片は、本発明の放射状に 収縮した血管移植片がホストの血管に吻合されることにより、血管の疾患または 損傷部分が取り替えられる、またはバイパスされる、従来の開存性の外科技術に よる外科的移植のために提供され得る。この点において、移植片の収縮したサイ ズは、ホストの血管のサイズに合わされ、移植片のどのような放射状の拡張もも たらすことなしに、移植片が適所に縫合される。製造プロセス中に起こる移植片 の放射状の収縮は、移植片の放射状の拡張が移植時に全く生じなかったとしても 、移植片の全体的な強度および縫合保持特性に顕著な向上を与える。 本明細書中では、本発明が、特定の好ましい実施形態を用いて説明されたが、 上記の実施形態が、本発明の意図する精神および範囲から逸脱することなしに、 様々に、変更、改変、または変えられ得ることが理解される。例えば、強化テー プまたはテープ強化されたチューブ状移植片全体の放射状の収縮は、本明細書中 に特定的に記載された、熱誘発性の収縮方法の他に、強化テープおよび/または テープ強化された移植片全体を特定の薬品に曝すことにより、強化テープおよび /またはテープ強化された移植片全体が所望の放射状の収縮を受ける適切な薬品 収縮技術の使用を含む、適切な方法によって達成され得る。上記の方法に対する このような全ての改変、変化、または変更が、以下の請求項の範囲に含まれるも のとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クオ,クリス アメリカ合衆国 カリフォルニア 92668, オレンジ,ダブリュー.テラー 4428 (72)発明者 マックコラム,クリス アメリカ合衆国 カリフォルニア 92714, アーバイン,イーストショア 72 (72)発明者 ピーターソン,ロバート アメリカ合衆国 カリフォルニア 92679, ドーブ カンヨン,モーニングスター 13

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.放射状に増大可能なテープ強化されたチューブ状血管移植片を製造する方法 であって、 a)i.外面と、その中を長手方向に延びる中空の管腔とを有するチューブ状 ベース移植片であって、実質的に焼結したフルオロポリマー材料で形成されてい るチューブ状ベース移植片と、 ii.該チューブ状ベース移植片の該外面の回りに巻き付けられた強化テープで あって、実質的に焼結されたフルオロポリマー材料で形成されたフィルムを有す る強化テープと、 を備える加工物を準備する工程と、 b)該加工物を放射状に収縮させ、それによって、該移植片が続いて放射状に 増大され得るような、放射状に収縮した状態を該移植片がおびる工程と、 を含む方法。 2.前記方法が、 c)前記加工物が前記工程bの前記放射状の収縮を受ける一方で、該加工物が 長手方向の縮みを受けることを防止する工程をさらに含む、請求項1に記載の方 法。 3.前記工程bが、 初めに、第1の増加量だけ前記加工物を放射状に収縮させることと、 続いて、少なくとも1つのさらなる増加量だけ該加工物を放射状に収縮させる ことと、 を含む、請求項1に記載の方法。 4.「続いて、少なくとも1つのさらなる増加量だけ該加工物を放射状に収縮さ せること」という前記工程は、 第2の増加量だけ該加工物を放射状に収縮させることを含む、請求項3に記載 の方法。 5.前記工程bが、 続いて、第3の増加量だけ前記加工物を放射状に収縮させることをさらに含む 、 請求項4に記載の方法。 6.前記工程bが、 続いて、第4の増加量だけ前記加工物を放射状に収縮させることをさらに含む 、請求項5に記載の方法。 7.前記工程bが、 続いて、第5の増加量だけ前記加工物を放射状に収縮させることをさらに含む 、請求項6に記載の方法。 8.前記工程aで準備された前記加工物の前記チューブ状ベース移植片の前記管 腔は、前記方法の前記工程bにおいて放射状の収縮を受ける前に第1の管腔直径 を有し、該方法の該工程bは、 該移植片の該管腔直径より小さい外径を有する第1の収縮マンドレルを準備す ることと、 該第1の収縮マンドレルを該加工物の該管腔へ挿入することと、 該加工物を加熱し、それによって、該加工物の該管腔直径が該第1の収縮マン ドレルの該外径と実質的に等しくなるまで、該加工物が放射状に収縮することと 、 を含む、請求項1に記載の方法。 9.前記方法の前記工程bは、 前記第1の収縮マンドレルを前記加工物の前記管腔から取り除くことと、 該第1の収縮マンドレルの前記外径より小さい外径を有する第2の収縮マンド レルを準備することと、 該第2の収縮マンドレルを該加工物の該管腔へ挿入することと、 該加工物を加熱し、それによって、該加工物の前記管腔直径が該第2の収縮マ ンドレルの該外径と実質的に等しくなるまで、該加工物が放射状に収縮すること と、 をさらに含む、請求項8に記載の方法。 10.前記方法の前記工程bは、 前記第2の収縮マンドレルを前記加工物の前記管腔から取り除くことと、 該第2の収縮マンドレルの前記外径より小さい外径を有する第3の収縮マンド レルを準備することと、 該第3の収縮マンドレルを該加工物の該管腔に挿入することと、 該加工物を加熱し、それによって、該加工物の前記管腔直径が該第3の収縮マ ンドレルの該外径と実質的に等しくなるまで、該加工物が放射状に収縮すること と、 をさらに含む、請求項9に記載の方法。 11.前記工程bは、 前記第3の収縮マンドレルの前記外径より小さい外径を有する第4の収縮マン ドレルを準備することと、 該第4の収縮マンドレルを前記加工物の前記管腔へ挿入することと、 該加工物を加熱し、それによって、該加工物の前記管腔直径が該第4の収縮マ ンドレルの該外径と実質的に等しくなるまで、該加工物が放射状に収縮すること と、 をさらに含む、請求項10に記載の方法。 12.前記工程bは、 前記第4の収縮マンドレルを前記加工物の前記管腔から取り除くことと、 該第4の収縮マンドレルの前記外径より小さい外径を有する第5の収縮マンド レルを準備することと、 該第5の収縮マンドレルを該加工物の該管腔へ挿入することと、 該加工物を加熱し、それによって、該加工物の前記管腔直径が該第5の収縮マ ンドレルの該外径と実質的に等しくまるまで、該加工物が放射状に収縮すること と、 をさらに含む、請求項11に記載の方法。 13.前記加工物の前記チューブ状ベース移植片は、拡張し、焼結したPTFEで形 成されている、請求項1に記載の方法。 14.前記加工物の前記強化テープは、拡張し、焼結したPTFEで実質的に形成さ れている、請求項1に記載の方法。 15.前記方法は、 c)前記加工物が前記工程bの前記放射状の収縮を受ける一方で、該加工物が 長手方向の縮みを受けることを防止する工程をさらに含む、請求項3に記載の方 法。 16.前記方法は、 c)前記加工物が前記工程bの前記放射状の収縮を受ける一方で、該加工物が 長手方向の縮みを受けることを防止する工程をさらに含む、請求項9に記載の方 法。 17.血管内移植片系であって、 請求項1の前記方法によって製造された、放射状に増大可能で、テープ強化さ れたチューブ状の血管移植片と、 該移植片が、i)管腔内に配置され、ii)血管の管腔内で放射状に拡張した後 に、該血管の壁に該移植片を固着する固着機器と、 を備える、血管内移植片系。 18.請求項17の前記血管内移植片系を哺乳類患者の血管へと血管内移植する ための方法であって、該方法は、 請求項17の血管内移植片系を準備する工程と、 該移植片の管腔内に拡張機器を配置する工程と、 該移植片を、その中に配置された該拡張機器と共に、該哺乳類患者の該血管系 に挿入する工程と、 該血管系を通して、予定された移植場所まで該移植片を前進させる工程と、 該拡張機器を用いることにより、該移植片の放射状の拡張を生じさせる工程と 、 前記固着機器を用いることにより、該放射状に拡張した移植片が、該移植片が その中に配置される該血管の壁に固着される工程と、 を含む。 19.前記工程bは、 前記加工物を放射状に収縮させることを含み、それによって、該加工物の半径 寸法が5%より多く減少する、請求項1に記載の方法。 20.前記工程bは、 前記加工物を放射状に収縮させることを含み、それによって、該加工物の半径 寸法が10%より多く減少する、請求項1に記載の方法。 21.前記工程bは、 前記加工物を放射状に収縮させることを含み、それによって、該加工物の半径 寸法が20%より多く減少する、請求項1に記載の方法。 22.前記工程bは、 前記加工物を放射状に収縮させることを含み、それによって、該加工物の半径 寸法が40%より多く減少する、請求項1に記載の方法。 23.焼結したPTFEで実質的に形成された、放射状に拡張可能で、テープ強化さ れた、チューブ状の血管移植片を製造するためのバッチ方法であって、該方法は 、 a)拡張し、焼結したPTFEで形成されたチューブ状ベース移植片であって、第 1の端部と、第2の端部と、外面と、その中を長手方向に延びる第1の直径を有 する管腔とを有するチューブを準備する工程と、 b)ある量のPTFE強化テープであって、0.0001〜0.003インチの厚みを有する 、拡張し、焼結したPTFEフィルムを備えたテープを準備する工程と、 c)第1の剛性マンドレルであって、該チューブ状ベース移植片の該第1の管腔 直径と実質的に等しい外径を有する第1の剛性マンドレルを該チューブ状ベース 移植片の該管腔に挿入する工程と、 d)該強化テープを、該チューブ状ベース移植片の該外面の回りにらせん状に 巻き付け、それによって、テープ強化された移植片を形成する工程と、 e)該テープ強化された移植片を、該強化テープが該チューブ状ベース移植片 の該外面に積層されるのに十分な期間の間、約327℃を超える温度にまで加熱す る工程と、 f)該第1のマンドレルを該テープ強化された移植片の該管腔から取り除く工 程と、 g)第2の剛性マンドレルであって、該テープ強化された移植片の該管腔の該 第1の管腔直径より小さい外径を有する第2の剛性マンドレルを、該テープ強化さ れた移植片の該管腔に挿入する工程と、 h)該テープ強化された移植片を、その管腔直径が該第2の剛性マンドレルの 該外径と実質的に等しくなるまで、該テープ強化された移植片が放射状に収縮す るのに十分な温度にまで再び加熱する工程と、 を含む。 24.i)前記第2の剛性マンドレルを前記テープ強化された移植片の前記管腔 から取り除く工程と、 j)第3の剛性マンドレルであって、該第2の剛性マンドレルの前記外径より 小さい外径を有する第3の剛性マンドレルを、該テープ強化された移植片の該管 腔に挿入する工程と、 k)該テープ強化された移植片を、該テープ強化された移植片の前記管腔直径 が該第3の剛性マンドレルの該外径と実質的に等しくなるまで、該移植片のさら なる放射状の収縮を生じさせるのに十分な温度にまで再び加熱する工程と、 をさらに含む、請求項23に記載の方法。 25.l)前記第3の剛性マンドレルを前記テープ強化された移植片の前記管腔 から取り除く工程と、 m)第4の剛性マンドレルであって、該第3の剛性マンドレルの前記外径より 小さい外径を有する第4の剛性マンドレルを、該テープ強化された移植片の該管 腔に挿入する工程と、 n)該テープ強化された移植片を、その管腔直径が該第4の剛性マンドレルの 該外径と実質的に等しくなるまで、該移植片のさらなる放射状の収縮を生じさせ るのに十分な温度にまで再び加熱する工程と、 をさらに含む、請求項24に記載の方法。 26.o)前記第4の剛性マンドレルを前記テープ強化された移植片の前記管腔 から取り除く工程と、 p)第5の剛性マンドレルであって、該第4の剛性マンドレルの前記外径より 小さい外径を有する第5の剛性マンドレルを、該テープ強化された移植片の該管 腔に挿入する工程と、 q)該テープ強化された移植片を、その管腔直径が該第5の剛性マンドレルの 該外径と実質的に等しくなるまで、該テープ強化された移植片のさらなる放射状 の収縮を生じさせるのに十分な温度にまで再び加熱する工程と、 をさらに含む、請求項25に記載の方法。 27.前記工程dが、前記テープ強化された移植片の前記端部を、前記第1のマ ンドレルに固定することにより、後続の前記工程eにおいて該テープ強化された 移植片を加熱する間、該テープ強化された移植片が長手方向に縮むことが防止さ れることをさらに含む、請求項23に記載の方法。 28.前記工程gが、前記テープ強化されたチューブ状移植片の前記端部を、前 記第2の剛性マンドレルに固定することにより、前記工程hにおける後続の加熱 の間、該テープ強化された移植片が長手方向に縮むことが防止されることをさら に含む、請求項23に記載の方法。 29.前記工程jが、前記テープ強化された移植片の前記端部を、前記第3の剛 性マンドレルに固定することにより、前記工程kにおける後続の加熱の間、該テ ープ強化された移植片が長手方向に縮むことが防止されることをさらに含む、請 求項24に記載の方法。 30.前記工程mが、前記テープ強化された移植片の前記端部を、前記第4の剛 性マンドレルの外面に固定することにより、前記工程nにおける後続の加熱の間 、該テープ強化された移植片が長手方向に縮むことが防止されることをさらに含 む、請求項25に記載の方法。 31.前記工程pが、前記テープ強化された移植片の前記端部を、前記第5の剛 性マンドレルに固定することにより、前記工程qにおける後続の加熱の間、該テ ープ強化された移植片が長手方向に縮むことが防止されることをさらに含む、請 求項26に記載の方法。 32.放射状に増大可能な、テープ強化されたチューブ状血管移植片の製造方法 であって、 a)ある量の、拡張し、焼結したフルオロポリマーテープを剛性マンドレルの 回りに巻き付け、続いて、該テープを加熱することによりテープ−チューブを形 成する工程と、 b)該テープ−チューブを放射状に収縮させる工程と、 c)拡張し、焼結したフルオロポリマーで形成されたチューブ状ベース移植片 を、該テープ−チューブ内に同軸上に配置する工程と、 d)該ベース移植片への該テープ−チューブの固定を生じさせ、それによって 、該放射状に増大可能な、テープ強化されたチューブ状血管移植片が形成される 工程と、 を包含する方法。 33.前記方法が、 e)前記テープ−チューブが前記工程bの前記放射状の収縮を受ける一方で、 該テープ−チューブが長手方向の縮みを受けることを防止する工程をさらに含む 、請求項32に記載の方法。 34.前記工程cが、 0.15〜0.65mmの範囲の厚みを有する、薄壁のチューブ状ベース移植片を、前記 テープ−チューブ内に同軸上に配置することをさらに含む、請求項33に記載の 方法。 35.前記工程cが、 0.15mmより小さい厚みを有する、超薄壁チューブ状ベース移植片を、前記テー プ−チューブ内に同軸状に配置することをさらに含む、請求項33に記載の方法 。 36.前記工程aにおいて使用された前記テープが、拡張し、焼結したPTFEで形 成されている、請求項32に記載の方法。 37.前記工程cにおいて使用された前記チューブ状ベース移植片が、拡張し、 焼結したPTFEで形成されている、請求項32に記載の方法。 38.放射状に増大可能な、テープ強化されたチューブ状血管移植片を製造する 方法であって、 a)ある量の、拡張し、焼結したフルオロポリマーテープを準備する工程と、 b)該拡張し、焼結したフルオロポリマーテープを収縮させる工程と、 c)拡張したフルオロポリマーで形成され、管腔と外面とを有するチューブ状 ベース移植片を準備する工程と、 d)該収縮された、拡張し、焼結したフルオロポリマーテープを、該チューブ 状ベース移植片の該外面上に巻き付ける工程と、 e)該チューブ状ベース移植片の該外面への該テープの固定を生じさせ、それ によって、該放射状に増大可能な、テープ強化されたチューブ状血管移植片が形 成される工程と、 を包含する方法。 39.前記工程cが、 0.15〜0.65mmの範囲の厚みを有する薄壁のチューブ状ベース移植片を準備する ことをさらに含む、請求項38に記載の方法。 40.前記工程cが、 0.15mmより小さい厚みを有する超薄壁チューブ状ベース移植片を準備すること をさらに含む、請求項38に記載の方法。 41.前記工程aで準備された前記テープが、拡張し、焼結したPTFEで形成され ている、請求項38に記載の方法。 42.前記工程cで準備された前記チューブ状ベース移植片が、拡張し、焼結し たPTFEで形成されている、請求項38に記載の方法。
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