JPH11503971A - 焼結品のオイル処理のための装置 - Google Patents

焼結品のオイル処理のための装置

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JPH11503971A
JPH11503971A JP9528888A JP52888897A JPH11503971A JP H11503971 A JPH11503971 A JP H11503971A JP 9528888 A JP9528888 A JP 9528888A JP 52888897 A JP52888897 A JP 52888897A JP H11503971 A JPH11503971 A JP H11503971A
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シュルツェ−アイシング ハインツ
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ターボークリーン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、焼結品のオイル処理のための装置であって、回転可能に鉛直に支持された駆動可能なドラム(11、111)およびドラム外被(11′、111′)と、該ドラム(11、111)に軸方向に装入したり放出したりするための装入・放出装置と、底部開口部を前記ドラム外被(11′、111′)に対して密閉している底部(19、119)と、各処理段階を実施するために前記ドラム(11、111)内に通じている液相処理媒体および気相処理媒体のための接続部(28、29、30、31/128、129、130、131)と、前記ドラム(11、111)から処理液を導き出すための排液部とから成る形式のものに関する。本発明の課題は、処理工程が機械化されるだけでなく、常に一様に繰り返し実施できる装置を提供することである。この課題は、接続部(28、29、30、31/128、129、130、131)がドラム外被(11′、111′)を通って軸方向に装入開口部および排液部(35、135)内に通じるように配置されていることによって解決される。

Description

【発明の詳細な説明】 焼結品のオイル処理のための装置 本発明は、焼結品のオイル処理のための装置であって、回転可能に鉛直に支持 された駆動可能なドラムおよびドラム外被と、該ドラムに軸方向に装入したり放 出したりするための装入・放出装置と、底部開口部を前記ドラム外被に対して密 閉している底部と、各処理段階を実施するために前記ドラム内に通じている液相 処理媒体および気相処理媒体のための接続部と、前記ドラムから処理液を導き出 すための排液部とから成る形式のものに関する。 処理方式の1つは、滑り特性を改善するために、多孔性の加工品または多孔性 の皮膜を含んだ加工品、たとえば焼結品のオイル含浸を行う。JP072525 05Aにより、加工品を収容するために、垂直軸心を備えた回転および駆動可能 な穿孔内部ドラムを有しており、この内部ドラムが定置された中実外部ドラム内 に支持されているようにした含浸装置が公知である。上方にある装入・放出装置 は、外部ドラムに載せることができる蓋により、圧力密に閉じることができる。 外部ドラムには、排気と通気および含浸液と洗浄液の導入および導出のための接 続部が接続されている。回転中に内部ドラムの揺動を可能にするためには、外部 ドラムは半径方向に十分な間隔をもって内部ドラムを包囲しなければならないの で、内部ドラム内で焼結品を処理するために、外部ドラムの容積に相応した量の 含浸液および洗浄液が必要である。これに応じて、排気および通気、ならびに含 浸液および洗浄液の圧入および排出の時間が長くなり、総じて処理工程は多大な 時間と処理剤、すなわちコストを要する。装入は内部ドラムへの注入によって行 われるが、放出は持上げ手段によって内部ドラムを取り出して傾けるか、または 加工品を、場合によっては手で引き上げなければならないが、これにより必要な 時間とコストはさらに増える。特にこの放出工程により、焼結品の処理の流れが 中断されるので、このような含浸装置は自動的に作動する焼結品の処理ラインに 組み入れることはできない。 さらに、WO82/03030A1により、軸方向垂直に移動する回転不能の 3つの鍋状の蓋が、搬送手段に載せられて3つの処理位置に移動できる加工品の 上に下降できるようにした、多孔性の加工品を含浸させる含浸装置が知られてい る。第1の位置では蓋の内部が圧力密に閉じられる。蓋は排気および通気、なら びに含浸液を注入および排出できる。第2の位置では回転させられ、第3の位置 では洗浄され、場合によって乾燥させさられる。この装置はそれぞれ少数の加工 品のみに適している。なぜならば、これらの加工品の ための収容バスケットが存在しないからである。排気、通気、注入および排出の ための接続部は、回転可能な部材に接続されていない。この公知の装置も高価な だけでなく、自動的に作動する処理ラインには使用できない。なぜならば、自動 的な装入および放出が設けられていないからである。最後に、均一な品質は保証 され得ない。なぜならば、含浸および洗浄は加工品が静止した状態で行われるか らである。 さらに、WO81/02699A1により、含浸すべき加工品の上から被せた 鐘形体が、含浸液を含んだ容器の上に圧力密に載ることができるようにした含浸 装置が公知である。鐘形体を排気することによって、含浸液が鐘形体内に送り込 まれる。鐘形体と容器との間を密封するために、両側でフランジに当たる2重シ ールを用い、鐘形体を持ち上げるときに一方のシールが外される。この2重シー ルは鐘形体の排気および放出には影響しない。この装置も、連続的に作動する処 理ラインに組み込むのには適さない。なぜならば、洗浄の後に、滴下段階もしく は乾燥段階を独立の洗浄トンネル内に設けなければならないからである。これは 、処理プロセスが許容できない程度に遅くなることを意味するであろう。 別のオイル処理として、オイルで濡らした加工品を脱油する方法を用いる。こ のために、DE4100414C1により、量産品、たとえば軸受スリーブを脱 油する装置が知られている。この装置では、穿孔したドラム壁を有するドラム内 で、装入された加工品を遠心分離させ、遠心分離されたオイルを捕集して、ただ ちに別の使用に供給する。ドラムは装入側の端面が開いており、底部は放出のた めに持ち上げることができる。ここでは遠心分離工程のみが行われる。事前に含 浸することは不可能である。 したがって本発明の課題は、処理工程が機械化されるだけでなく、常に一様に 繰り返し実施できて、一様にオイル処理された製品を生産するための処理方法が 生じる、焼結品または類似の加工品のオイル処理のための装置を提供することで ある。 この課題は本発明により、接続部がドラム外被を通って軸方向に装入開口部お よび排液部内に通じるように配置されていることによって解決される。 本発明によって達成される特別の利点は、ここでは後続の洗浄および保存も含 んだオイル処理の全工程のために、唯一の閉じた装置が設けられていることにあ る。この装置は、事実上連続法で作動し、個々の工程に対して手作業や独立の装 置は必要ない。したがって、焼結品を搬送するためのバスケットがなくなるだけ でなく、時間のかかる滴下時間も必要なくなる。含浸油に汚れが発生しないので 、遠心脱油された含浸油は直ちに再び使用できる。従来しばしば発生したいやな 臭いは、ほとんど避けられる。同様に、土壌汚染の危 険も排除されている。したがって、発明による装置を用いた焼結品のオイル処理 は、より迅速で精密、および作業者にとって従来より簡単に行われ、さらにオイ ル消費量が減るのでオイルを含浸した焼結品の環境に優しい生産が可能になる。 発明のその他の特徴が、従属請求項に記載されている。 以下に、本発明の実施例を図面に基づき詳しく説明する。 第1図は、装置の断面図を示しており、第2図は、装置の別の実施形態の断面 図を示しており、第3図は、さらに別の実施形態の概略図を示している。 本発明を、焼結品または類似の加工品のオイル含浸のための装置で説明する。 この装置は、第1図によればほぼ箱形のフレーム1からなり、フレーム1内では ほぼ中央で支柱2上に垂直軸心を有する中空シリンダ3が設置されている。中空 シリンダ3内ではピボット軸受4によって中空スピンドル5が支承されている。 この中空スピンドル5の中空シリンダ3から突き出した下端部には駆動輪6が配 置されている。この駆動輪6は図示されていない回転数制御可能な電動機と駆動 結合している。中空スピンドル5の上端部には保持リング7が載せられており、 この保持リング7には、その外周にわたって均一に分配されて半径方向に延びた ほぼL字形の複数の支持アーム8が固定されている。 支持アーム8の自由端には、水平の支持リング9が載っている。この支持リング 9は、支持リング9からほぼ半径方向で内側に張り出したバルブリング10の定 置支持部材として働く。バルブリング10の上にドラム11が配置されている。 このドラム11は、下方に円錐形に拡張した、穿孔されていない、即ち中実の鋼 板から成るドラム外被11′を有している。その下端部は、バルブリング10上 に圧力密に載せることができるシールリング12によって包囲されている。他方 、上端部にはリングプレート13が載置されていて、さらにその上には充填ホッ パ14が載っている。この充填ホッパ14の上方に、同軸的に、円筒形の充填ボ ックス15がフレーム1に取り付けられている。充填ボックス15の下部排出口 はスライダ16で閉じることができる。スライダ16は圧力媒体で操作可能な操 作シリンダ17により閉鎖位置から開放位置に、およびその逆に運動できる。 中空軸18は中空スピンドル5を貫通している。中空軸18はその上端部で、 たとえば下方に開いた円錐形に形成された底部19を支持している。底部19は 図示の閉鎖位置では下方からバルブリング10に圧力密に当接している。中空軸 18の、下方に突き出した端部は、水平の調節アーム20に回転可能に支持され ており、この調節アーム20の他方の端部には中空軸18と平行に配置された操 作シリンダ21が係合して いる。中空軸18は操作ロッド22によって貫通されており、この操作ロッド2 2は、その上端部でやはり円錐形の蓋23を支持している。蓋23の外周は閉鎖 位置ではリングプレート13にドラム内側に取り付けたシール24に圧力密に当 接している。蓋23の中心に、回転スリーブ25が配置されており、この中には 定置供給管26が回転可能で、かつ軸方向に移動可能に、並びに圧力密に案内さ れている。供給管26の上端部にはバルブヘッド27を支持しており、このバル ブヘッド27には供給ユニット用の複数の接続部が開口している。したがって、 たとえば接続部28は真空装置に接続することができる。この真空装置は、後ろ に真空容器が接続された真空ポンプから成っていてよい。接続部29は、含浸油 を調量供給するための含浸油供給管に接続することができる。含浸油は希液性に 保つために絶えず加熱されている。接続部30は通気に用いられ、接続部31は 洗剤の導入に用いられる。接続部28〜31の各々に、供給管26内の管が配属 されていると有利である。ドラム11に装入するために、ホッパ15の上方で終 わっている装入シュート32が用いられる。操作ロッド22の下端部には、操作 アーム33が回転可能に接続されている。操作アーム33は操作シリンダ34に より昇降して、蓋23を開放位置および閉鎖位置に動かすことができる。 バルブリング10とシールリング12は一緒にバル ブ35を構成している。バルブ35は閉鎖状態ではドラム11を外側に向かって 圧力密にシールし、ドラム11が数ミリメートル持ち上げられている開放状態で は、外方に流出するようにギャップを開放する。バルブ35の流出範囲には、半 径方向外側に環状の捕集樋36が設けられている。図示の実施例では、捕集樋3 6はバルブ35の出口範囲にある下部捕集樋37と、下部捕集樋37から上方に 突き出している上部捕集樋38を有する2重捕集樋として形成されている。捕集 樋36は高さ調節できるように支持されており、操作シリンダ39によってそれ ぞれの捕捉位置に入れることができる。さらに、捕集樋36は斜めに配置されて いて、最も低い点でそれぞれ1つの排出管40および41を備えており、これら の排出管40,41にそれぞれ1つの捕集容器42および43が付属している。 含浸油を引き続き希液性に保つために、付属の捕集樋37に加熱器37′を設け ることができる。支持アーム8の下方および底部19の外縁の下方の環状範囲に は、フレーム1にリングホッパ44が定置されている。このリングホッパ44は リングシュート45に開口している。リングシュート45も斜めに配置されてい て、その最も低い箇所に流出シュート46を備えており、その下には収集容器4 7が置かれている。 この装置の作用方式は、ある分量の焼結品が装入シュート32を通って充填ボ ックス15に落下し、そこ で貯蔵されるように行われるものである。含浸プロセスが開始できるようになる とすぐに、この分量の焼結品はスライダ16が空いた後に充填ホッパ14に入り 、蓋23が破線で示した装入位置23′に下降した後にドラム11内に達する。 この装入は、ドラム11が静止した状態またはゆっくり回転した状態で行うこと ができる。次に、蓋23を持ち上げることによりドラム11は再び圧力密に閉じ られる。それから、バルブヘッド27内で真空装置を接続するためのバルブが開 き、ドラム11が排気される。排気段階が終了すると、接続部29に対するバル ブが開いて、所定量の加熱された、したがって希液性の含浸油が供給管26を通 って、すべての焼結品が含浸油に浸潰されて、焼結材料の細孔に含浸油が充填さ れるまでドラム11内に流入する。この充填工程はドラム11内の負圧のみによ って行われる。この負圧は引き続き作動している真空装置によって維持される。 含浸油を注入して、開いている両方のバルブを閉めた後に、接続部30に対する バルブが開き、ドラム11に通気される。排気、含浸油の注入および通気は、静 止したドラム11で行われる。それから焼結品の大きさと形状に応じた回転数で 含浸油が遠心分離される。このとき、ドラム11を少し持ち上げることによって バルブ35が開く。この場合、ドラム11は支持リング9上に載せられた複数の 案内部材9′によって軸方向に案内され、持ち上げら れた位置で水平のストッパ9″によって固定される。遠心分離された含浸油はバ ルブ35に生じたギャップを通って外方に遠心分離されて、有利にはやはり加熱 された捕集樋37で捕集され、排出管40を通って捕集容器42内に案内される 。含浸油を遠心分離した後、洗剤を導入するための接続部31に対するバルブが 開かれる。同時にバルブ35が閉じられる。このとき、ドラム11の回転数を減 らすことができる。捕集樋36は下方に下げられ、上部捕集樋38はバルブ35 の流出範囲に位置する。再び開いたバルブ35から流出する含浸油・洗剤混合物 が、新たなドラム11の遠心分離回転数のもとで排出管41を通って捕集容器4 3内に集められる。洗浄段階の後、底部19は放出位置19′に下降して、焼結 品はドラム11から出て、リングホッパ44を通ってリングシュート45内に落 ち、ここから流出シュート46から集合容器47に入る。 第2図には、この装置の他の実施形態が示されている。ここでは、同じ部材に は100大きい参照番号が付されている。ここでも、フレーム101内に中空シ リンダ103が定置に固定されており、この中空シリンダ103内ではピボット 軸受104によって中空スピンドル105が回転可能に支持されている。中空ス ピンドル105の下端部には、電動機58によって駆動可能な駆動輪106が設 けられている。中空スピン ドル105の上端部に配置された支持アーム108上には、環状軸受板48が載 っており、その上にドラム111が固定されている。ドラム111は下方に円錐 状に拡張している中実ドラム外被111′の半径方向内側に、穿孔された内側外 被49を有している。ドラム外被111′の外側で、孔によってバルブ135が ドラム外被111′と内側外被49との間の空間に開口して軸受板48上に載っ ている。バルブ135はここではドラム外周に分布した複数の個別バルブ50か らなる。これらの個別バルブ50は、ばね51によってシール面に押し付けられ たボール栓52を有している。ばね力は、排気段階では付加的にドラム111内 の負圧によってバルブ135が閉鎖されているが、遠心分離段階では遠心力のた めにボール栓52が持ち上げられて、バルブ135が開くように調整されている 。その結果として、遠心分離された液体は、個別バルブ50の外側に設けた孔5 3を通って流出することができる。 上部ドラム開口部は蓋123で閉じられる。蓋123はここではカバープレー ト54として形成されており、供給管126に回転可能に支持されている。この ために設けられたピボット軸受55も圧力密に構成されている。外側範囲には、 ドラム111上に載せるためのリングシール56が配置されている。供給管12 6は、操作シリンダ57を貫通している。操作シリン ダ57により、蓋123は図面に示した持ち上げられた装入位置から、破線で示 した下降した閉鎖位置123′に動くことができる。供給管126は上端部に、 真空装置に対する接続部128、含浸油供給のための接続部129、通気のため の接続部130および洗剤供給のための接続部131を有するバルブヘッド12 7を付けている。すべての接続部128〜131は、蓋123が開いたときと閉 じたときの高さの差を補償するように構成されている。ここでも、各々の接続部 128〜131に、供給管126の端部まで延びている配管が付属していると有 利である。この装入には装入シュート132が用いられる。装入シュート132 は、132′を付して破線で示されているように、装入するために搬送方向に突 き出すことができる。 底部119は平板として示されているが、円錐形および/またはキャッチリブ を付けて形成されることもできる。底部119は操作ロッド122の上に固定し て載っており、中空シリンダ103から突き出した操作ロッド122の下端部に は、操作アーム133が回転可能に支持されている。操作アーム133は、した がって底部119も、操作シリンダ134によって昇降可能である。底部119 は、ドラム111内部で上部最終位置に持ち上げることができ、ここで底部11 9とドラム111の上縁は1平面上に位置している。これは放出位置119′で ある。放出の間、ドラムの 回転により加工品が側方に落ちるのを防止するために、ドラム111を包囲する 囲い57が設けられている。その開口部には、集合容器147に開口する流出シ ュート146が接続されている。大きい加工品および/または敏感な加工品を装 入しようとするときは、底部119の、上方から少し下がった中間位置119″ を設けることができる。これにより、落下高さが小さくなっている。次に装入の 間、底部119はゆっくり下部最終位置に下降し、ここで軸受板48の底部シー ル59に圧力密に載っている。バルブ135の流出範囲に、捕集リング136が 配置されている。捕集リング136はこの実施例では右側に2重捕集リング13 7、138として形成されており、高さが調節できる。第2図の左側では、捕集 リング136は固定した個別捕集リングからなる。この際に、遠心分離された含 浸油と含浸油・洗剤混合物は下に置かれた別々の容器に捕集される。含浸油を希 液性に保つために、この捕集樋136にも加熱器136′を設けることができる 。 第2図の実施形態の作用方式は、第1図について述べた作用方式に相応し、違 いは上方に放出されることである。 この装置の別の実施形態は、第3図に概略的に示されている。この実施形態は 第2図による実施形態と類似しているので、その参照符号を採用した。ドラム1 11は、ドラム外被に取り外せないように固定された底部119を有していて、 加工品を破線で示されているように放出するために、水平軸心を中心に旋回でき るように支持されている。ドラム111と一緒に、下部で連結された駆動ユニッ ト61と捕集樋136も旋回する。傾いた状態で液体がこぼれ落ちないように、 捕集樋136は内壁に、内側に向けられたフランジ62を有している。傾倒軸心 には、ドラム111の両側に軸端60が設けられていて、フレーム固定のラック 63に回転可能に支持されている。ラック63とドラム111との間には、軸端 に中間レバー64が固定されている。中間レバー64の他方の端部は駆動ユニッ トと結合している。図示されない傾倒装置は、軸端60に接続されている。蓋1 23は、供給管126に不動に固定されている。このことは、蓋123がドラム 111の排気と含浸油の注入の間だけ、静止したドラム111上に載っており、 その他の場合はわずかではあるが持ち上げられていることを意味する。蓋23お よび123をこのように回転しないように配置することは、含浸法が相応に調整 されていれば、第1図および第2図の構成においても考えられる。 清掃または含浸油の種類を交換する際は、洗剤をドラム11、111に注入し 、場合によってはドラム回転数を変えて洗浄運動を作り、次に遠心分離すること によって、装置を簡単に洗浄できる。さらに、保存中 の腐食を避けるために、含浸および遠心分離の後、別の供給管を通して保存剤を 注入することもできる。もちろん、発明の原理から逸脱することなく、装置の構 成を変えることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.焼結品のオイル処理のための装置であって、回転可能に鉛直に支持された駆 動可能なドラムおよびドラム外被と、該ドラムに軸方向に装入したり放出したり するための装入・放出装置と、底部開口部を前記ドラム外被に対して密閉してい る底部と、各処理段階を実施するために前記ドラム内に通じている液相処理媒体 および気相処理媒体のための接続部と、前記ドラムから処理液を導き出すための 排液部とから成る形式のものにおいて、 前記接続部(28、29、30、31/128、129、130、131)が 前記ドラム外被(11′、111′)を通って軸方向に装入開口部および排液部 (35、135)内に通じるように配置されていることを特徴とする、焼結品の オイル処理のための装置。 2.前記ドラム(11、111)が中実ドラム外被(11′、111′)によっ て形成されており、装入開口部が、前記ドラム(11、111)を圧力密に閉じ る閉鎖位置に軸方向に移動できる蓋(23、123)によって閉鎖可能である、 請求項1記載の装置。 3.前記接続部(28、29、30、31/128、129、130、131) が前記蓋(23、123 )を貫通して案内されている、請求項1または2記載の装置。 4.前記接続部(28、29、30、31/128、129、130、131) が供給管(26、126)内に回転不能に支持されていて、前記蓋(23、12 3)を軸方向に貫通して案内されており、前記蓋(23、123)が回転可能に 、または回転不能に前記供給管(26、126)に支持されている、請求項1ま たは3記載の装置。 5.前記底部(19、119)が軸方向に調節可能に支持されている、請求項1 記載の装置。 6.前記底部(19、119)が前記ドラム(11、111)内で移動可能であ り、その長手方向範囲で少なくとも1つの位置に調節可能である、請求項1また は5記載の装置。 7.前記排液部がドラム開口部を取り囲んでいるバルブリング(10)と定置の シールリング(12)とから成るバルブ(35)として構成されていて、前記シ ールリング(12)を開くために前記バルブリング(10)から持ち上げること ができる、請求項1記載の装置。 8.前記バルブリング(10)に前記底部(19)が圧力密に当接することがで きる、請求項1または7記載の装置。 9.前記蓋(23)がドラム内部で装入側の環状シー ル(24)に当接することができ、前記ドラム(11)が前記蓋(23)により 放出側のバルブリング(10)から持ち上がることができる、請求項1から8ま でのいずれか1項記載の装置。 10.前記ドラム(11)が放出側で案内部材(9′)によって軸方向で案内され ており、該案内部材(9′)が前記ドラム(11)の行程を制限するためのスト ッパ(9″)を有している、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。 11.前記排液部として、複数の個別バルブ(50)からなるバルブ(135)が 設けられており、前記個別バルブ(50)の弁体(52)が前記ドラム(111 )内の真空によってドラムのシール面に押し付けられることができ、ドラム回転 中は遠心力によって引き離されることができる、請求項1記載の装置。 12.前記ドラム(111)が半径方向内側にずれた穿孔内壁(49)を有してお り、前記バルブ(135)が前記ドラム(111′)と前記内壁(49)との間 の中間室に開口している、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。 13.バルブ(35、135)の出口範囲に外側で環状捕集樋(37、38/13 7、138)が付属しており、そのうち少なくとも1つは前記バルブ(35、1 35)の出口範囲から軸方向に遠ざけることが できる、請求項1から12までのいずれか1項記載の装置。 14.前記ドラム(111)が駆動ユニット(61)および捕集樋(136)と一 緒に傾倒可能に支持されている、請求項1から13までのいずれか1項記載の装 置。
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