JPH11503488A - 分散性ポリオレフィンを包含する洗濯添加剤組成物およびその使用法 - Google Patents

分散性ポリオレフィンを包含する洗濯添加剤組成物およびその使用法

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JPH11503488A JP9527874A JP52787497A JPH11503488A JP H11503488 A JPH11503488 A JP H11503488A JP 9527874 A JP9527874 A JP 9527874A JP 52787497 A JP52787497 A JP 52787497A JP H11503488 A JPH11503488 A JP H11503488A
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Abstract

(57)【要約】 洗濯添加剤組成物およびそれらの使用法を提供する。この組成物は、分散性ポリオレフィン、好ましくはポリエチレン、および染色固着剤、キレート化剤、染料移動抑制剤、塩素捕捉剤、遊離基捕捉剤、セルラーゼ酵素およびそれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも1種の化合物を包含する。好ましくは、組成物は、消費者の洗濯法のすすぎサイクルにまたは消費者の洗濯法の洗浄サイクル前の前処理サイクルに加える液体組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】 分散性ポリオレフィンを包含する洗濯添加剤組成物およびその使用法 技術分野 本発明は、分散性ポリオレフィンを包含する洗濯添加剤組成物およびその使用 法に関する。より詳細には、本発明は、色外観、しわ減少、適用される布帛の吸 水性の改善などの各種の性質を改善する分散性ポリオレフィンを包含する洗濯添 加剤組成物に関する。 背景技術 近年、デュラブルプレス(durable press)布帛(布地)ガーメント、特に綿布 帛ガーメントに対する消費者の要望が生じてきた。デュラブルプレスガーメント としては、着用時と洗濯プロセス時との両方に布帛のしわ形成に抵抗するガーメ ントが挙げられる。デュラブルプレスガーメントは、ガーメントのしわ形成を防 止するために時々必要なアイロン掛けを排除することによって洗濯と関連する手 仕事を大幅に減少できる。しかしながら、大抵の市販のデュラブルプレス布帛に おいては、ガーメントを繰り返して着用し且つ洗濯すると、しわ形成に抵抗する 布帛の能力は、経時的に減少される。 更に、着色ガーメントは、摩耗し且つ外観損失を示す傾向を有する。この色外 観損失の一部分は、特に自動洗濯機および自動洗濯乾燥機において、洗濯プロセ スにおいて摩耗に至ることがある。 洗濯添加剤組成物に対する消費者の要望も、生じてきた。洗濯添加剤組成物の 人気は、各種の望ましい性質を洗濯プロセス時に布帛に容易且つ迅速に付与した いという消費者の要望のため生じてきた。各種の成分は、布帛の外観および触感 を高めるために洗濯添加剤組成物で使用することが示唆されてきた。洗剤は、勿 論、基本的クリーニング機能を与える。布帛柔軟剤は、柔軟化上の利益と帯電防 止上の利益との両方を布帛に与える。より最近、セルラーゼ酵素は、着色ガーメ ントの外観を改善するために使用されている。香料は、心地よいにおいおよび鮮 度を与える。 布帛柔軟化成分は、帯電防止、柔軟性、色外観および防しわ上の利益を与える が、数種の欠点を有する。洗濯されたガーメントの布帛柔軟性は、典型的には、 第四級アンモニウム化合物を布帛の表面に供給することによって達成される。し かしながら、布帛柔軟剤として商業上使用されている第四級アンモニウム化合物 の多くの脂肪特性のため、これらの薬剤で処理された布帛の吸水能力は、減少す ることがある。吸水性のこの減少は、吸水性が重要な特徴であるテリータオルな どの特定の布帛物品に望ましくないことがある。 従って、色外観布帛を与え、一新するか復元し並びに防しわ性および布帛抗摩 耗性を与えることができる洗濯添加剤組成物、特にプレソークまたはリンス添加 洗濯添加剤のニーズがある。このニーズは、洗濯添加剤組成物を提供する本発明 によって満たされる。本発明の改良洗濯添加剤組成物は、分散性ポリオレフィン を包含し、そして、色外観、防しわ性および布帛抗摩耗性を組成物中で洗濯され たガーメントに与える。 米国特許第3,984,335号明細書および第4,089,786号明細書 は、布類布帛用のサワー/柔軟化組成物を開示している。米国特許第3,749 ,691号明細書は、洗剤相容性布帛柔軟化組成物を開示している。欧州特許第 118,611号明細書は、繊維状物質、特に布類布帛を柔軟化するための組成 物を開示している。米国特許第3,734,686号明細書は、カーペットおよ びパイル布帛を処理するための組成物を開示している。米国特許第3,822, 145号明細書は、タンブル乾燥機に噴霧する布帛柔軟化フォームを開示してい る。米国特許第5,019,281号明細書は、布類応用のためのソフトハンド (softhand)剤を開示している。日本特許出願JP第53035085号は、エ アゾールサイジング剤を開示している。インド特許出願第167973A号明細 書は、デュラブルプレス布帛を製造するための混合触媒系を開示している。欧州 特許第0535438A1号明細書は、布類を処理するためのポリエチレン溶液 を開示している。米国特許第4,474,668号明細書は、布類繊維用平滑化 剤を開示している。米国特許第4,252,656号明細書は、布帛用フォーム コンディショナーを開示している。米国特許第3,574,520号明細書は、 セルロース系ガーメントを処理するための溶液を開示している。米国特許第5, 019,281号明細書は、繊維状材料用親水性ソフトハンド剤を開示している 。 発明の開示 本発明は、色外観、防しわ、改善された吸水性および布帛抗摩耗性を与える洗 濯添加剤組成物に関する。本発明の第一のアスペクトによれば、洗濯添加剤組成 物が提供される。この組成物は、 組成物の約0.1〜約50重量%の分散性ポリオレフィンおよび (i)組成物の約0.1〜約15重量%の染色固着剤、 (ii)組成物の約0.1〜約15重量%のキレート化剤、 (iii)組成物の約0.1〜約15重量%の染料移動抑制剤、 (iv)組成物の約0.1〜約15重量%の塩素捕捉剤、 (v)組成物の約0.1〜約25重量%の遊離基捕捉剤、および (vi)組成物の約0.1CEVU/gから125CEVU/gのセルラーゼ酵 素、 (vii)それらの混合物 からなる群から選ばれる少なくとも1種の成分、および残部(担体物質)を含む 。 分散性ポリオレフィンは、好ましくは、ポリオレフィンの乳濁液または懸濁液 として加える。乳濁液は、ポリオレフィン約10〜約35重量%および乳化剤を 含んでもよい。乳濁液中の乳化剤対ポリオレフィンの比率は、約1:5から約3 :1であってもよい。ポリオレフィンは、好ましくはポリエチレン、最も好まし くは酸化ポリエチレンである。乳化剤は、好ましくは、陽イオン界面活性剤、陰 イオン界面活性剤または非イオン界面活性剤である。ポリオレフィンの乳濁液ま たは懸濁液として加える時には、乳濁液または懸濁液は、好ましくは、組成物中 の分散性ポリオレフィン約1〜約35重量%を与えるのに十分な量で加える。 本発明の別のアスペクトによれば、液体プレソークまたはリンス添加洗濯添加 剤組成物が提供される。この組成物は、 組成物の約1〜約30重量%の分散性ポリオレフィン、 組成物の約0.25〜約10重量%の化合物染色固着剤、 組成物の約0.5〜約10重量%のキレート化剤、 組成物の約0.25〜約5重量%の塩素捕捉剤、および 残部(水、C1 〜4一価アルコール、C2 〜6多価アルコール、炭酸プロピレン、 液体ポリエチレングリコール、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる液 体担体) を含む。 分散性ポリオレフィンは、好ましくは、ポリエチレン乳濁液または懸濁液、よ り好ましくは酸化ポリエチレン乳濁液または懸濁液として加える。ポリオレフィ ンを乳濁液または懸濁液として加える時には、ポリオレフィンの乳濁液または懸 濁液は、好ましくは、組成物の約1〜約30重量%を与えるのに十分な量で加え る。この組成物は、セルラーゼ酵素、染料移動抑制剤および遊離基捕捉剤からな る群の少なくとも1種を更に包含してもよい。 本発明のなお別のアスペクトによれば、布帛の洗濯法が提供される。この方法 は、布帛を前記のような洗濯添加剤組成物少なくとも50ppmを含有する水性 媒体と接触することからなる。より好ましくは、洗濯添加剤組成物は、すすぎサ イクル時または洗浄サイクル前の前処理剤として加える。 従って、本発明の目的は、洗濯添加剤組成物を提供することにある。本発明の 別の目的は、液体プレソークまたはリンス添加洗濯添加剤組成物を提供すること にある。本発明のなお別の目的は、色外観、防しわ性、静電気制御、吸水性およ び布帛抗摩耗性を付与する液体プレソークまたはリンス添加洗濯添加剤製品を提 供することにある。これらの目的、特徴および利点、および他の目的、特徴およ び利点は、下記の詳細な説明および添付請求の範囲から明らかであろう。 ここですべての%、比率および割合は、特に断らない限り、重量基準である。 ここで引用のすべての文書は、ここに参考文献として編入する。 発明を実施するための最良の形態 本発明は、洗濯添加剤組成物および組成物の使用法を提供する。組成物は、分 散性ポリオレフィンなどの各種の成分を各種の他の洗濯添加剤成分との組み合わ せで包含する。本発明の洗濯添加剤組成物は、色外観、しわなし、改善された吸 水性および布帛抗摩耗性を含めて優れた布帛ケア性を与える。I.ポリオレフィン 本発明の洗濯添加剤組成物は、分散性ポリオレフィンを包含する。好ましくは 、ポリオレフィンは、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはそれらの混合物であ る。ポリオレフィンは、各種の官能基、例えば、カルボキシル、アルキルアミド 、スルホン酸またはアミド基を含有するように少なくとも部分的に変性してもよ い。より好ましくは、本発明で使用するポリオレフィンは、少なくとも部分的に カルボキシル変性し、換言すれば、酸化する。特に、酸化またはカルボキシル変 性ポリエチレンが、本発明の組成物で好ましい。 処方しやすさのために、ポリオレフィンは、好ましくは、乳化剤の使用によっ て分散されたポリオレフィンの懸濁液または乳濁液として導入する。ポリオレフ ィン懸濁液または乳濁液は、好ましくは、乳濁液中のポリオレフィン約1〜約 50重量%、より好ましくは約10〜約35重量%、最も好ましくは約15〜約 30重量%を有する。ポリオレフィンは、好ましくは、分子量約1,000〜約 15,000、より好ましくは約4,000〜約10,000を有する。 乳濁液を使用する場合には、乳化剤は、どのような好適な乳化剤または沈殿防 止剤であってもよい。好ましくは、乳化剤は、陽イオン界面活性剤、非イオン界 面活性剤、双性界面活性剤または陰イオン界面活性剤またはそれらの混合物であ る。大抵の好適な陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤または陰イオン界面 活性剤は、本発明の乳化剤として使用してもよい。本発明の好ましい乳化剤は、 陽イオン界面活性剤、例えば、脂肪アミン界面活性剤、特にエトキシ化脂肪アミ ン界面活性剤である。特に、陽イオン界面活性剤は、本発明で乳化剤として好ま しい。ポリオレフィンは、乳化剤対ポリオレフィンの比率約1:10から約3: 1で乳化剤または沈殿防止剤で分散させる。好ましくは、乳濁液は、ポリオレフ ィン乳濁液中に乳化剤約0.1〜約50重量%、より好ましくは約1〜約20重 量%、最も好ましくは約2.5〜約10重量%を包含する。本発明で使用するの に好適なポリエチレン乳濁液および懸濁液は、独国マイン河畔のフランクフルト のヘキスト株式会社から商品名ベルストロール(VELUSTROL)で入手できる。特に 、商品名ベルストロールPKS、ベルストロールKPAおよびベルストロールP −40で販売されているポリエチレン乳濁液は、本発明の組成物で使用してもよ い。 本発明の組成物は、ポリオレフィン約0.1〜約50重量%を含有してもよい 。より好ましくは、組成物は、ポリオレフィン約1〜約35重量%、最も好まし くは約1〜約30重量%を包含する。ポリオレフィンを本発明の組成物に乳濁液 または懸濁液として加える時には、乳濁液または懸濁液は、組成物中に前記量の 分散性ポリオレフィンを与えるのに十分な十分量で加える。II .染色固着剤 本発明の組成物は、染色固着剤も包含してもよい。染色固着剤、または「固着 剤」は、洗浄のため布帛からの染料の損失を最小限にすることによって染色布帛 の外観を改善するように設計される周知の市販の物質である。多くの染色固着剤 は、陽イオンであり且つ各種の第四級化またはさもなければ陽荷電有機窒素化合 物をベースとする。固着剤は、数種の供給者から各種の商品名で入手できる。代 表例としては、クロスフィールドからのクロスカラー(CROSCOLOR)PMF(19 81年7月、コードNo.7894)およびクロスカラーNOFF(1988年1 月、コードNo.8544);サンドズからのインドゾル(INDOSOL)E−50(19 84年2月27日、参照No.6008.35.84;ポリエチレンアミンをベー スとする);サンドズから入手でき且つここで使用するのに好ましいポリ陽イオ ン固着剤であるサンドフィックス(SANDOFIX)TPSおよびサンドフィックスS WE(陽イオン樹脂状化合物)、CHTバイトリッヒGMBHからのレウィン(R EWIN)SRF、レウィンSRF−OおよびレウィンDWRが挙げられる。 他の陽イオン染色固着剤は、クリストファー・シー・クックによる「布類繊維 上での染料の堅牢度を改善するための後処理」(REV.PROG.COLORATION 第12 巻、1982年)に記載されている。本発明で使用するのに好適な染色固着剤は 、アンモニウム化合物、例えば、脂肪酸−ジアミン縮合物、例えば、塩酸塩、酢 酸塩、メト硫酸塩およびオレイルジエチルアミノエチルアミドのベンジル塩酸塩 、オレイルメチル−ジエチレンジアミンメタサルフェート、モノステアリル−エ チレンジアミノトリメチルアンモニウムメトサルフェートおよび第三級アミンの 酸化生成物;高分子アルキルジアミンの誘導体、ポリアミン−塩化シアヌル縮合 物およびアミノ化グリセロールジクロロヒドリンである。 本発明の組成物で使用すべき染色固着剤の量は、好ましくは、組成物の約0. 01〜約15重量%、より好ましくは組成物の約0.1〜約15重量%、最 も好ましくは約0.25〜約10重量%である。III .キレート化剤 本発明の組成物および方法は、1種以上の重金属(銅、鉄など)キレート化剤 (「キレーター」)を使用する。このような水溶性キレート化剤は、以下に定義 のようなアミノカルボキシレート、アミノホスホネート、多官能置換芳香族キレ ート化剤およびそれらの混合物からなる群から選ぶことができる。理論によって 制限しようとはしないが、これらの物質の利益は、一部分、可溶性キレートの生 成によって銅およびニッケルイオン(並びに他の陽イオン、例えば、マンガン、 鉄など)を水溶液から除去する格別の能力によると考えられる。驚異的なことに 、また、これらのキレート化剤は、洗濯法で銅またはニッケル陽イオンとの相互 作用によって既に望ましくない程影響されている布帛上で染料および光学増白剤 と相互作用するらしい(付随の色変化および/またはくすんだとび色影響がある )。本発明によって、このような影響を及ぼされた布帛の色、白色度および/ま たは増白は、実質上改善されるか復元される。 本発明のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートとしては、エチレ ンジアミンテトラアセテート(EDTA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジア ミントリアセテート、ニトリロトリアセテート(NTA)、エチレンジアミンテ トラプロピオネート、エチレンジアミン−N,N′−ジグルタメート、2−ヒド ロキシプロピレンジアミン−N,N′−ジスクシネート、トリエチレンテトラア ミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート(DETPA) 、およびエタノールジグリシン、例えば、それらのアルカリ金属塩、アンモニウ ム塩、置換アンモニウム塩などの水溶性塩およびそれらの混合物が挙げられる。 また、アミノホスホネートは、少なくとも少量の合計リンが洗剤組成物で許さ れる時には本発明の組成物でキレート化剤として使用するのに好適であり且つそ れらの例としてはエチレンジアミンテトラキス(メチレンホスホネート)、ジエ チレントリアミン−N,N,N′,N″,N″−ペンタキス(メタンホスホネー ト)(DETMP)および1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホネート(H EDP)が挙げられる。好ましくは、これらのアミノホスホネートは、約6個よ り多い炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基を含有しない。 キレート化剤は、典型的には、水溶液中の量約2ppm〜約50ppmを与え るために好ましい水性組成物で使用される。 ここで使用する好ましいEDDSキレート化剤(エチレンジアミン−N,N′ −ジスクシネートとしても既知)は、前記米国特許第4,704,233号明細 書に記載の物質であり且つ式(遊離酸形で示す) を有する。 特許に開示のように、EDDSは、無水マレイン酸およびエチレンジアミンを 使用して製造できる。EDDSの好ましい生分解性〔S,S〕異性体は、L−ア スパラギン酸を1,2−ジブロモエタンと反応させることによって製造できる。 EDDSは、重金属陽イオンをキレート化するのに有効であり、生分解性形で入 手でき且つリンを含有しないので、他のキレート化剤以上の利点を有する。ここ でキレート化剤として使用するEDDSは、典型的には、塩形である(即ち、4 個の酸性水素の1個以上はナトリウム、カリウム、アンモニウム、トリエタノー ルアンモニウムなどの水溶性陽イオンMで置換される)。前記のように、EDD Sキレート化剤は、典型的には、本発明の組成物および方法で約2ppm〜約5 0ppmを与えるであろう量で1分から数時間のソーキングの時間使用される。 前記のことからわかるように、各種のキレート化剤は、ここで使用できる。事 実、サイトレート、オキシジスクシネートなどの単純なポリカルボキシレートは 、重量基準でアミノカルボキシレートおよびホスホネート程有効ではないが、使 用できる。従って、使用量は、異なるキレート化有効度を考慮して調整してもよ い。本発明のキレート化剤は、好ましくは、銅イオンの場合に安定度定数(完全 にイオン化されたキレート化剤の安定度定数)少なくとも約5、好ましくは少な くとも約7を有するであろう。典型的には、キレート化剤は、本組成物の約0. 1〜約15重量%、より好ましくは約0.1〜約10重量%、最も好ましくは約 0.5〜約10重量%を占めるであろう。好ましいキレート化剤としては、DE TMP、DETPA、NTA、EDDSおよびそれらの混合物が挙げられる。IV .塩素捕捉剤 塩素は、水を消毒するために世界の多くの地域で使用されている。水が安全で あることを保証するために、少量の残留塩素、典型的には塩素約1〜2部/百万 (ppm)を水に残す。米国の家庭の少なくとも約10%は、時々水道水に塩素 約2ppm以上を有する。水道水中のこの少量の塩素は、布帛染料の退色または 色変化の一因となることもあることが見出された。このように、経時的な布帛色 の塩素誘起退色は、洗浄水またはすすぎ水中の残留塩素の存在から生ずることが ある。従って、本発明は、好ましくは、塩素捕捉剤も使用する。更に、このよう な塩素捕捉剤の使用は、布帛上の塩素臭を排除または減少する能力のため二次的 な利益を与える。 塩素捕捉剤は、塩素と反応するか次亜塩素酸塩などの塩素発生物質と反応して 塩素物質の漂白活性を排除または減少する物質である。色忠実度目的で、一般に 洗濯浴中の塩素約1〜10ppmを中和するのに、典型的には洗濯浴中の少なく とも約1ppmを中和するのに十分な塩素捕捉剤を配合することが好適である。 洗浄水での塩素漂白剤の使用から生ずる布帛塩素臭の追加の排除または減少のた めに、組成物は、洗濯浴中の少なくとも約10ppmを中和するのに十分な塩素 捕捉剤を含有すべきである。 本発明に係るこのような組成物は、塩素捕捉剤約0.1ppm〜約40ppm 、好ましくは約0.2ppm〜約20ppm、より好ましくは約0.3ppm〜 約10ppmを平均洗濯浴に与える。本発明の組成物中の塩素捕捉剤の適量は、 全組成物の約0.01〜約15重量%、好ましくは約0.02〜約10重量%、 最も好ましくは約0.25〜約5重量%である。捕捉剤の陽イオンと陰イオンと の両方とも塩素と反応するならば(このことは望ましい)、量は、有効塩素の当 量と反応させるように調整してもよい。 塩素捕捉剤の非限定例としては、第一級および第二級脂肪アミンを含めて第一 級および第二級アミン;アンモニウム塩、例えば、塩化物、硫酸塩;アミン官能 重合体;アミノ基を有するアミノ酸単独重合体およびそれらの塩、例えば、ポリ アルギニン、ポリリシン、ポリヒスチジン;アミノ基を有するアミノ酸共重合体 およびそれらの塩;アミノ酸およびそれらの塩、好ましくは1分子当たり1個よ り多いアミノ基を有するもの、例えば、アルギニン、ヒスチジン(サルファイト 、ビサルファイト、チオサルフェート、ニトライトなどのリシン還元陰イオンを 含まない);アスコルベート、カルバメート、フェノール類などの酸化防止剤; およびそれらの混合物が挙げられる。塩化アンモニウムは、ここで使用するのに 好ましい安価な塩素捕捉剤である。 他の有用な塩素捕捉剤としては、低揮発性の水溶性低分子量第一級および第二 級アミン、例えば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ(ヒドロ キシメチル)アミノメタン、ヘキサメチレンテトラミンが挙げられる。好適なア ミン官能塩素捕捉剤重合体としては、水溶性ポリエチレンイミン、ポリアミン、 ポリビニルアミン、ポリアミンアミドおよびポリアクリルアミドが挙げられる。 好ましい重合体は、ポリエチレンイミン、ポリアミン、およびポリアミンアミド である。好ましいポリエチレンイミンは、分子量約2000以下、より好ましく は約200〜約1800を有する。V.染料移動抑制剤 本発明の組成物は、洗濯プロセス時に1つの布帛から別のものへの染料の移動 を抑制するのに有効な1種以上の物質も包含してもよい。一般に、このような染 料移動抑制剤としては、ポリビニルピロリドン重合体、ポリアミンN−オキシド 重合体、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールとの共重合体、マンガ ンフタロシアニン、ペルオキシダーゼ、およびそれらの混合物が挙げられる。使 用するならば、これらの薬剤は、典型的には、組成物の約0.1〜約15重量% 、好ましくは約0.1〜約10重量%、より好ましくは約0.5〜約5重量%を 占める。 より詳細には、ここで使用するのに好ましいポリアミンN−オキシド重合体は 、下記の構造式 R−Ax−Z〔式中、Zは重合性単位(それにN−O基が結合 でき、またはN−O基が重合性単位の一部分を構成でき、またはN−O基が両方 の単位に結合できる)であり;Aは下記の構造 −NC(O)−、−C(O)O −、−S−、−O−、−N=の1つであり;xは0または1であり;Rは脂肪族 、エトキシ化脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそれらの組み合わ せ(それにN−O基の窒素は結合でき、またはN−O基はこれらの基の一部分で ある)である〕を有する単位を含有する。好ましいポリアミンN−オキシドは、 Rが複素環式基、例えば、ピリジン、ピロール、イミダゾール、ピロリジン、ピ ペリジンおよびそれらの誘導体であるものである。 N−O基は、下記の一般構造 (式中、R1、R2、R3は脂肪族、芳香族、複素環式または脂環式基またはそれ らの組み合わせであり;x、yおよびzは0または1であり;N−O基の窒素は 結合するか前記基のいずれかの一部分を構成できる) で表わされる。ポリアミンN−オキシドのアミンオキシド単位は、pKa<10 、好ましくはpKa<7、より好ましくはpKa<6を有する。 生成するアミンオキシド重合体が染料移動抑制性を有する限り、いかなる重合 体主鎖も使用できる。好ましい重合体は、水溶性であるものである。好適な重合 体主鎖の例は、ポリビニル、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリエーテル、ポ リアミド、ポリイミド、ポリアクリレートおよびそれらの混合物である。これら の重合体としては、一方の単量体型がアミンN−オキシドであり且つ他方の単量 体型がN−オキシドであるランダムまたはブロック共重合体が挙げられる。アミ ンN−オキシド重合体は、典型的には、アミン対アミンN−オキシドの比率10 :1から1:1,000,000を有する。しかしながら、ポリアミンオキシド 重合体に存在するアミンオキシド基の数は、適当な共重合により、または適当な N−酸化度により変化できる。ポリアミンオキシドは、ほとんどいかなる重合度 でも得ることができる。典型的には、平均分子量は、500〜1,000,00 0、より好ましくは1,000〜500,000、最も好ましくは5,000〜 100,000の範囲内である。この好ましい種類の物質は、「PVNO」と称 することができる。 本発明のリンス添加組成物および方法で有用な最も好ましいポリアミンN−オ キシドは、平均分子量約50,000およびアミン対アミンN−オキシドの比率 約1:4を有するポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド)である。 N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾール重合体との共重合体(クラス として「PVPVI」と称する)も、ここで使用するのに好ましい。好ましくは 、PVPVIは、平均分子量範囲5,000〜1,000,000、より好まし くは5,000〜200,000、最も好ましくは10,000〜20,000 を有する〔平均分子量範囲はバース等のChemical Analysis,第113巻,「重 合体特性化の現代的方法」に記載のように光散乱によって測定する(その開示を ここに参考文献として編入)〕。PVPVI共重合体は、典型的には、N−ビニ ルイミダゾール対N−ビニルピロリドンのモル比1:1から0.2:1、より好 ましくは0.8:1から0.3:1、最も好ましくは0.6:1から0.4:1 を有する。これらの共重合体は、線状または分枝のいずれかであることができる 。 本組成物は、平均分子量約5,000〜約400,000、好ましくは約5, 000〜約200,000、より好ましくは約5,000〜約50,000を有 するポリビニルピロリドン(「PVP」)も、使用してもよい。PVPは、洗剤 分野の当業者に既知である。例えば、EP−A第262,897号明細書および EP−A第256,696号明細書(ここに参考文献として編入)参照。PVP を含有する組成物は、平均分子量約500〜約100,000、好ましくは約1 ,000〜約10,000を有するポリエチレングリコール(「PEG」)も含 有できる。好ましくは、洗浄液に供給されるPEG対PVPの比率(ppm基準 で)は、約2:1から約50:1、より好ましくは約3:1から約10:1であ る。 本組成物は、場合によって、染料移動抑制作用も与える或る種の親水性光学増 白剤約0.005〜5重量%も含有してもよい。使用するならば、本組成物は、 好ましくは、このような光学増白剤約0.1〜3.5重量%を含むであろう。 本発明で有用な親水性光学増白剤は、構造式 (式中、R1はアニリノ、N−2−ビス−ヒドロキシエチルおよびNH−2−ヒ ドロキシエチルから選ばれ;R2はN−2−ビス−ヒドロキシエチル、N−2− ヒドロキシエチル−N−メチルアミノ、モルホリノ、クロロおよびアミノから選 ばれ;Mはナトリウム、カリウムなどの塩形成陽イオンである) を有するものである。 前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ビス−ヒドロキシエチルであ り且つMがナトリウムなどの陽イオンである場合には、増白剤は、4,4′−ビ ス〔(4−アニリノ−6−(N−2−ビス−ヒドロキシエチル)−s−トリアジ ン−2−イル)アミノ〕−2,2′−スチルベンジスルホン酸および二ナトリウ ム塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー・コーポレーションによっ て商品名チノパール(Tinopal)−UNPA−GXで市販されている。チノパール −UNPA−GXは、本発明のリンス添加組成物で有用な好ましい親水性光学増 白剤である。 前記式中、R1がアニリノであり、R2がN−2−ヒドロキシエチル−N−2− メチルアミノであり且つMがナトリウムなどの陽イオンである場合には、増白剤 は、4,4′−ビス〔(4−アニリノ−6−(N−2−ヒドロキシエチル−N− メチルアミノ)−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕−2,2′−スチルベン ジスルホン酸二ナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバ−ガイギー ・コーポレーションによって商品名チノパール5BM−GXで市販されている。 前記式中、R1がアニリノであり、R2がモルホリノであり且つMがナトリウム などの陽イオンである場合には、増白剤は、4,4′−ビス〔(4−アニリノ− 6−モリホリノ−s−トリアジン−2−イル)アミノ〕2,2′−スチルベンジ スルホン酸のナトリウム塩である。この特定の増白剤種は、チバガイギー・コー ポレーションによって商品名チノパールAMS−GXで市販されている。 本発明で使用するために選ばれる特定の光学増白剤種は、前記の所定の高分子 染料移動抑制剤と併用する時に、特に有効な染料移動抑制性能上の利益を与える 。このような所定の高分子物質(例えば、PVNOおよび/またはPVPVI) とこのような所定の光学増白剤(例えば、チノパール−UNPA−GX、チノパ ール5BM−GXおよび/またはチノパールAMS−GX)との組み合わせは、 単独で使用する時にこれらの2種の成分のいずれよりも、水溶液中で有意に良い 染料移動抑制を与える。理論によって限定するわけではないが、このような増白 剤は、水溶液中で布帛に対して高い親和力を有するので、このように作動し、そ れゆえ布帛上に比較的迅速に付着すると考えられる。増白剤が溶液中で布帛上に 付着する程度は、「消耗(exhaustion)係数」と呼ばれるパラメーターによって 規定できる。消耗係数は、一般に、(a)布帛上に付着する増白剤物質対(b) 洗浄液中の増白剤初濃度の比率と定義される。比較的高い消耗係数を有する増白 剤は、本発明の文脈で染料移動を抑制するのに最も好適である。 勿論、他の通常の光学増白剤型の化合物は、場合によって、真実の染料移動抑 制効果よりむしろ、通常の布帛「増白」上の利益を与えるために本組成物で使用 できることが認識されるであろう。VI .セルラーゼ酵素 本発明の組成物は、全布帛外観改良にも寄与できるセルラーゼ酵素も包含して もよい。各種のセルラーゼ酵素は、洗浄、食品および製紙技術から既知である。 本発明の組成物および方法で使用できるセルラーゼは、いかなる細菌または真 菌セルラーゼであることもできる。好適なセルラーゼは、例えば、英国特許第2 075028号明細書、英国特許第2095275号明細書およびDE−OS第 2447832号明細書(全部ここに参考文献として編入)に開示されている。 このようなセルラーゼの例は、Humicola insolens の菌株(Humicola grisea v ar.thermoidea)、特にHumicola菌株DSM1800によって産生されるセルラ ーゼ、およびAeromonas 属に属するセルラーゼ212産生真菌類によって産生さ れるセルラーゼ、およびマリン軟体動物(Dolabella Auricula Solander)の肝膵 臓から抽出されるセルラーゼである。 本発明の組成物に加えるセルラーゼは、非ダスチング粒状物、例えば、「マル メ(marume)」または「プリル」の形、または液体の形であることができる(例 えば、セルラーゼは例えば、非イオン界面活性剤に懸濁されるか水性媒体に溶解 されたセルラーゼ濃縮物として与えられるもの)。ここで使用するのに好ましい セルラーゼは、洗濯試験液中のセルラーゼタンパク質25×10-6重量%でEP A第350098号明細書(全部ここに参考文献として編入)に記載のC14CM C法に従って固定化放射性標識カルボキシメチルセルロースの除去率少なくとも 10%を与えることを特徴とする。 最も好ましいセルラーゼは、国際特許出願WO第91/17243号明細書( 全部ここに参考文献として編入)に記載のようなものである。例えば、本発明の 組成物で有用なセルラーゼ製剤は、本質上、Humicola insolens DSM 180 0に由来する高精製43kDセルラーゼに対してレイズされた(raise)抗体と免 疫反応性であるか前記43kDエンドグルカナーゼに相同である均一なエンドグ ルカナーゼ成分からなることができる。 本発明のセルラーゼは、本発明の組成物で約0.1〜約125CEVU/組成 物gの活性〔CEVUは、例えば、WO第91/13136号明細書(全部ここ に参考文献として編入)に記載のようなセルラーゼ(相当)粘度単位である〕、 最も好ましくは約5〜約100CEVU/組成物gの活性に等しい量で使用すべ きである。セルラーゼのこのような量は、組成物が機械洗浄法のすすぎサイクル 時に外観増進および/または布帛柔軟化有効量のセルラーゼ約50CEVU以下 /すすぎ液リットル、好ましくは約30CEVU以下/リットル、より好ましく は約25CEVU以下/リットル、最も好ましくは約20CEVU以下/リット ルを与えるような量でここで好ましいセルラーゼ活性を与えるように選ばれる。 好ましくは、本発明の組成物は、すすぎサイクルで約1CEVU/すすぎ液リッ トル〜約50CEVU/すすぎ液リットル、より好ましくは約2CEVU/リッ トル〜約30CEVU/リットル、一層好ましくは約5CEVU/リットル〜約 25CEVU/リットル、最も好ましくは約5CEVU/リットル〜約15CE VU/リットルを与えるような量で使用される。 ケアザイムおよびバン(BAN)セルラーゼ、例えば、ノボから入手できるものは 、ここで特に有用である。使用するならば、このような市販の酵素製剤は、典型 的には、本組成物の約0.001〜約2重量%を占めるであろう。VII .遊離基捕捉剤 本発明は、日光および/または酸素漂白剤からの布帛の退色を減少するために 遊離基捕捉剤または酸化防止剤も包含してもよい。この組成物は、組成物の約0 .1〜約25重量%、好ましくは約0.1〜約15重量%、より好ましくは約5 〜約15重量%の非布帛汚染性の光安定な酸化防止剤化合物(好ましくは少なく とも1個のC8〜C22炭化水素脂肪有機部分、より好ましくは少なくとも1個の C12〜C18炭化水素脂肪有機部分を含有する)を含んでもよく、酸化防止剤化合 物は融点約80℃未満、好ましくは約50℃未満を有する固体または約40℃未 満、好ましくは約0℃〜約25℃の温度で液体である。 好ましくは、これらの酸化防止剤化合物は、 〔式中、R1およびR3はヒドロキシ、C1〜C6アルコキシ基(即ち、メトキシ、 エトキシ、プロポキシ、ブトキシ基)、分枝または直鎖C1〜C6アルキル基、お よびそれらの混合物から選ばれる同じか異なる部分、好ましくは分枝C1〜C6ア ルキル基、より好ましくは「t」−ブチル基であり;R2はヒドロキシ 基であり;R4は飽和または不飽和C1〜C22アルキル基または水素、好ましくは メチル基であり;R5は飽和または不飽和C1〜C22アルキル基(エトキシ化また はプロポキシ化基を含有できる)、好ましくは飽和または不飽和C8〜C22アル キル基、より好ましくは飽和または不飽和C12〜C18アルキル基、一層好ましく は飽和または不飽和C12〜C14アルキル基であり;R6は分枝または直鎖飽和ま たは不飽和C8〜C22アルキル基、好ましくは分枝または直鎖飽和または不飽和 C12〜C18アルキル基、より好ましくは分枝または直鎖飽和または不飽和C16〜 C18アルキル基であり;TはOまたは Wは Yは水素またはC1〜C5アルキル基、好ましくは水素またはメチル基、より好ま しくは水素であり;Zは水素、C1〜C3アルキル基(エステル、アミド、または エーテル基によって中断してもよい)、C1〜C30アルコキシ基(エステル、ア ミド、またはエーテル基によって中断してもよい)、好ましくは水素またはC1 〜C6アルキル基であり;mは0〜4、好ましくは0〜2であり;nは1〜50 、好ましくは1〜10、より好ましくは1であり;qは1〜10、好ましくは2 〜6である〕 からなる群から選ばれる。 式I、III、IVおよびVIのアミンが好ましいが、本発明の酸化防止剤は、式I 、III、IVおよびVIの第四級アンモニウム塩からなることもできる。 本発明の酸化防止剤化合物は、好ましくは、式I、II、IIIのアミン化合物、 お よびそれらの混合物からなる。 式(I)の好ましい化合物は、3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキ シ安息香酸2−(N−メチル−N−ココアミノ)エチルである。 式(II)の好ましい化合物は、チバ−ガイギー・カンパニーから入手できるイ 4−ヒドロキシヒドロケイ皮酸オクタデシルである。 式(III)の好ましい化合物は、N,N−ビス〔3′,5′−ジ−t−ブチル −4′−ヒドロキシ安息香酸エチル〕N−ココアミンである。 式IVの好ましい化合物は、2′,4′−trans,trans-ヘキサジエン酸2−(N −ココ−N−メチルアミノ)エチルである。 本発明の好ましい酸化防止剤としては、3′,5′−ジ−t−ブチル−4′− ヒドロキシ安息香酸2−(N−メチル−N−ココアミノ)エチル、3′,5′− ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシ安息香酸2−(N,N−ジメチル−アミノ) エチル、3′,4′,5′−トリヒドロキシ安息香酸2−(N−メチル−N−コ コアミノ)エチル、およびそれらの混合物、より好ましくは3′,5′−ジ−t −ブチル−4′−ヒドロキシ安息香酸2−(N−メチル−N−ココアミノ)エチ ルが挙げられる。これらの化合物のうち、ブチル化誘導体は、本発明の組成物で 好ましい。その理由は、トリヒドロキシベンゾエートが露光時に変色する傾向を 有するからである。 本発明の酸化防止剤は、本発明の組成物で光安定性を示す。「光安定な」は、 本発明の組成物中の酸化防止剤化合物が日光または模擬日光に約25℃〜約45 ℃の温度で約2〜60時間さらす時に変色しないことを意味する。 酸化防止剤化合物および遊離基捕捉剤は、一般に、先ず一重項酸素およびヒド ロキシ/ペルオキシラジカルの発生を防止した後、分解通路を停止することによ って、染料が分解することから保護することができる。理論によって限定するも のではないが、酸化防止剤および遊離基捕捉剤の作用形態の一般的議論は、カー ク・オスマーのジ・エンサクロペディア・オブ・ケミカル・テクノロジー第3巻 第128頁〜第148頁第3版(1978)(全部ここに参考文献として編入) に開示されている。 本発明の組成物は、酸化防止剤約0.5mg/布帛g〜約5mg/布帛gを付着し て布帛の日光退色を減少するか酸素漂白剤損傷に対して保護する。 繰り返して行われる本発明の組成物での布帛の処理は、より多い付着量を生ず ることがあり、このことは退色防止上の利益に一層寄与する。 通常の酸化防止剤は、一般に、布帛への適用にはそれ程好適ではない。その理 由は、それらが表面上にそれ程有効には付着せず、時々布帛を変色し、必ずしも 安定ではないか組成物中で他の成分と必ずしも相容性ではなく且つしばしば高価 であるからである。 好ましい酸化防止剤化合物およびそれらの製法は、1994年7月26日に出 願のシビックおよびセバーンズのP&Gの同時係属米国特許出願第08/280 ,685号明細書(ここに参考文献として編入)に開示されている。VIII .担体成分 液体担体などの担体は、本発明で使用してもよい。液体担体を本組成物で使用 するならば、担体は、好ましくは、低コスト、相対入手性、安全性および環境適 合性のため水である。液体担体中の水の量は、一般に、担体の約50重量%以上 、好ましくは約80重量%以上、より好ましくは約85重量%以上である。液体 担体の量は、一般に、約20%以上、好ましくは約40%以上、より好ましくは 約60%以上である。水と低分子量(例えば、<約100)有機溶媒、例えば、 エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノールなどの低級アルコー ル、炭酸プロピレン、および/またはグリコールエーテルとの混合物は、担体液 体として有用である。低分子量アルコールとしては、C1 〜4一価アルコールなど の 一価アルコール、二価アルコール(グリコールなど)、三価アルコール(グリセ ロールなど)、およびC2 〜6多価アルコールなどの多価アルコール(ポリオール )が挙げられる。 本発明の組成物は、噴霧可能なフォーム、スプレーまたは好ましくはプレソー クまたはリンス添加液体として使用してもよい。噴霧可能な組成物として使用す る時には、通常のスプレーディスペンサーは、使用してもよい。ディスペンサー は、エアゾール、自己加圧非エアゾール、非エアゾール、手動ポンプ−スプレー ディスペンサー、手動トリガースプレーディスペンサーであってもよい。市販の エアゾールスプレーディスペンサーの完全な説明は、1969年4月8日発行の ステビンズの米国特許第3,436,772号明細書および1971年8月17 日発行のカウフマン等の米国特許第3,600,325号明細書(それらの開示 をここに参考文献として編入)に出ている。自己加圧スプレーディスペンサーの 完全な説明は、1992年5月12日発行のウィナーの米国特許第5,111, 971号明細書および1993年8月3日発行のウィナーの米国特許第5,23 2,126号明細書(それらの開示をここに参考文献として編入)で見出すこと ができる。市販の手動ポンプ分与装置の完全な説明は、1990年1月23日発 行のシュルツの米国特許第4,895,279号明細書、1988年4月5日発 行のシュルツ等の米国特許第4,735,347号明細書および1981年6月 23日発行のカーターの米国特許第4,274,560号明細書(それらの開示 をここに参考文献として編入)に出ている。トリガースプレーディスペンサーの 完全な説明は、1978年4月4日発行のノザワの米国特許第4,082,22 3号明細書、1985年7月17日発行のマッキンニーの米国特許第4,161 ,288号明細書、1984年3月6日発行のサイトウ等の米国特許第4,43 4,917号明細書、1989年4月11日発行のタサキの米国特許第4,81 9,835号明細書および1994年4月19日発行のペターソンの米国特許第 5, 303,867号明細書(それらの開示をすべてここに参考文献として編入)に 出ている。 他の好ましい任意成分としては、限定せずに、高分子分散剤、抑泡剤、光学増 白剤または他の増白剤または白化剤、布帛柔軟化粘土、帯電防止剤、他の活性成 分、担体、ハイドロトロープ、加工助剤、染料または顔料、殺細菌剤、着色剤、 香料、防腐剤、乳濁剤、収縮防止剤、追加の防しわ剤、布帛ぱりぱり付与剤、ス ポッティング剤、殺菌剤、殺真菌剤、耐食剤などが挙げられる。 本発明の組成物は、従来技術の組成物と対立するものとして多数の利益を洗濯 されたガーメントまたは布帛に与えることができる。これらの利益としては、布 帛柔軟性、改善された吸水性、防しわ、改善された色外観および摩耗減少が挙げ られる。理論によって限定しようとはしないが、分散性ポリオレフィン、特に分 散性ポリエチレンの使用によって、改善された色外観、防しわ、吸水性、静電気 制御および布帛柔軟性の利益が与えられる。 本発明の組成物は、色外観上の利益を与える。即ち、本発明の組成物は、本発 明の組成物中で処理される布帛の全外観を改善できる。この改善された色外観は 、布帛の単純な全外観において、またはピリングの減少において示すことができ る。着色布帛は、多数回の洗濯の結果として色を失い且つ外観がより艶消しにな る傾向を有する。布帛が色を失う1つの機構は、摩耗である。互いに通り過ぎて 移動し且つ洗濯時に洗濯機タブに対して移動する布帛は、表面を「でこぼこにし 」、ガーメント中の繊維の表面上で見えるミクロフィブリルを生ずる傾向がある 。巨視的には、これは、アイテムの色の「けば立ち(fuzzing)」または「艶消(du lling)」として現われる。更に、布帛は、反復洗濯の結果として同様の機構によ って、特にシームの回りで、すり切れ始める(摩耗し始める)ことがある。 理論によって制限しようとはしないが、洗濯組成物に分散されたポリオレフィ ンなどの潤滑剤の使用は、洗濯プロセス時に布帛によって遭遇される摩擦力を 低下させ、それによって繊維のけば立ちおよびすり切れを減少させる。消費者に は、処理されたガーメントは、元の状態により忠実な色を有し且つ多数回の洗浄 後にそれ程「すり減らない」らしい。 本発明の組成物は、しわ減少性もガーメントまたは布帛に与えることがある。 本発明の組成物の使用によって、しわ減少性は、しわ減少剤で以前処理されてい ないガーメントに与えることができる。加えて、本発明の組成物は、しわ減少剤 で予め処理されたガーメントまたは布帛または換言すればデュラブルプレスガー メントにしわ減少性を復元するか一新することができる。布帛、特に綿は、洗濯 プロセス時にしわになる傾向を有する。しわ形成は、洗濯時に布帛にかけられた 応力に応答して互いに通り過ぎて容易にスリップする繊維の無能さによって繊維 レベルで生ずる。繊維は、悪い配置で「積み重なり」、このように巨視的レベル でしわをもたらすことがある。 理論によって制限しようとはしないが、ここに記載の組成物中のポリオレフィ ンは、繊維間で潤滑剤として役立ち、より容易に互いに通り過ぎてスリップする ことを可能にする。このように、洗濯時に、布帛は、減少されたしわ形成傾向を 有する。消費者には、最終結果は、洗濯イベントの終りにそれ程しわにならない ガーメントである。それゆえ、所望の最終結果を達成するために消費者にアイロ ン掛けが少なくてすむ。事実、衣類の若干のアイテムは、本組成物での処理の結 果としてもはやアイロン掛けをする必要がないことがある。依然としてアイロン 掛けをする処理アイテムの場合には、短時間ですみ且つ仕事はポリオレフィンの 潤滑性のためより容易にする。 加えて、本発明の組成物は、改善された吸水性上の利益を与えることができる 。即ち、本発明の組成物を布帛柔軟化組成物と併用することによって、布帛、特 にテリー型タオルにおける吸水減少の効果は、脂肪性状を有する布帛柔軟化成分 を包含する布帛柔軟化コンパウンドで処理された布帛中で生ずる吸水減少以上に 改 善されるか優れていることがある。即ち、布帛柔軟化コンパウンドとの接触から の吸水性の予想される減少は、本発明の組成物を布帛柔軟化組成物と併用する時 程大きくはない。 従って、本発明は、布帛またはガーメントを本発明の組成物と接触することに よって布帛またはガーメントを洗濯するための方法も含む。最も好ましくは、方 法は、布帛またはガーメントをすすぎ部分時に、または洗浄工程とすすぎ工程と の両方とも含む洗濯法の洗浄サイクル前のプレソークまたは前処理部分で組成物 と接触することを包含する。このように、方法は、改善された色外観性、しわ減 少性および改善された吸水性を布帛またはガーメントに与えることもできる。組 成物は、適当な使用濃度の本発明の液体組成物、例えば、少なくとも約50pp m、より好ましくは約100〜約10,000ppmを与えるためにすすぎ浴に 直接添加できる。組成物は、リンス添加布帛柔軟剤を含めて他の洗濯製品と共に 添加してもよい。或いは、本発明の組成物は、洗濯法の洗浄サイクル前にプレソ ークまたは前処理段階に添加してもよい。そのようにする時には、組成物は、使 用濃度の本発明の液体組成物、例えば、少なくとも約50ppm、より好ましく は約100〜約10,000ppmを与えるのに適当な量で添加する。或いは、 組成物は、布帛上に噴霧してもよく、またはその他の方法でプレソークまたはリ ンス添加段階のいずれかで液体組成物として直接適用してもよい。 下記の例は、本発明の組成物を例示するものであるが、本発明を限定しようと するものではない。例I 本発明に係る洗濯添加剤組成物を、次の通り処方する。 (1)ヘキスト株式会社から入手できる陽イオンポリエチレン乳濁液 (2)サンドフィックスTP(活性成分53%) (3)ジエチレントリアミン五酢酸Na塩(活性成分41%) (4)ポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド) (5)3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシ安息香酸2−(N−メ チル−N−ココアミノ)エチル (7)微量成分は所望に応じてpH調整剤、香料および染料を包含する。例II 本発明に係る洗濯添加剤組成物を、次の通り処方する。 (1)ヘキスト株式会社から入手できる陽イオンポリエチレン乳濁液 (2)サンドフィックスTP(活性成分53%) (3)ジエチレントリアミン五酢酸Na塩(活性成分41%) (4)ポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド) (5)3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシ安息香酸2−(N−メ チル−N−ココアミノ)エチル (7)微量成分は所望に応じてpH調整剤、香料および染料を包含する。例III 例Iの処方物Aの液体洗濯組成物を、次の通り調製した。 濃塩酸溶液をpH 12.5を有するジエチレントリアミン五酢酸のナトリウ ム塩の水溶液(DTPA41%)に加えた。得られた溶液は、pH 5.4を有 し且つDTPA約38%を含有した。酸性化DTPA溶液6.6gをベルストロ ースPKS、陽イオンポリエチレン乳濁液50gに攪拌下に加えた。この混合物 に下記の成分を下記の順序で攪拌下に加えた:サンドフィックスTP(活性成分 53%)5.0g、PVNO重合体〔ポリ(4−ビニルピリジン−N−オキシド )〕の35%水溶液8.6g、塩化アンモニウムの25%溶液2.0gおよび蒸 留水27.8g。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フレデリック、アンソニー、ハートマン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ディアフィールド、ロード、10347 (72)発明者 アクセル、マシュレン ベルギー国ベー―1180、ウクル、ボワト、 4、リュ、ビクトル、アラール、50

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 洗濯添加剤組成物であって、 前記組成物の0.1〜50重量%の分散性ポリオレフィンおよび (i)前記組成物の0.1〜15重量%の染色固着剤、 (ii)前記組成物の0.1〜15重量%のキレート化剤、 (iii)前記組成物の0.1〜15重量%の染料移動抑制剤、 (iv)前記組成物の0.1〜15重量%の塩素捕捉剤、 (v)前記組成物の0.1〜25重量%の遊離基捕捉剤、および (vi)前記組成物のICEVU/洗濯液gから125CEVU/gのセルラー ゼ酵素、 (vii)それらの混合物 からなる群から選ばれる少なくとも1種の成分、および残部担体物質を含むこと を特徴とする、洗濯添加剤組成物。 2. 液体プレソークまたはリンス添加洗濯組成物であって 前記組成物の1〜30重量%の分散性ポリオレフィン、 前記組成物の0.25〜10重量%の化合物染色固着剤、 前記組成物の0.5〜10重量%のキレート化剤、 前記組成物の0.25〜5重量%の塩素捕捉剤、および 残部、水、C1 〜4一価アルコール、C2 〜6多価アルコール、炭酸プロピレン、 液体ポリエチレングリコール、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる液 体担体、 を含むことを特徴とする、液体プレソークまたはリンス添加洗濯組成物。 3. 前記分散性ポリオレフィンが前記組成物の1〜30重量%の分散性ポリ オレフィンを与えるのに十分な量でポリオレフィンの乳濁液または懸濁液として 加え、且つ前記乳濁液がポリオレフィン10〜35重量%を含む、請求項1また は2に記載の洗濯添加剤組成物。 4. 前記分散性ポリオレフィンがポリエチレン、好ましくは酸化ポリエチレ ンである、請求項1または2に記載の洗濯添加剤組成物。 5. 前記組成物が、セルラーゼ酵素、染料移動抑制剤および遊離基捕捉剤か らなる群の少なくとも1種を更に包含する、請求項4に記載の洗濯組成物。 6. 消費者の洗濯法において請求項1に記載の洗濯添加剤組成物少なくとも 50ppmと布帛を接触させる、布帛の洗濯法。 7. 消費者の洗濯法のすすぎサイクルにおいて、請求項2に記載の洗濯組成 物少なくとも50ppmと布帛を接触させる、布帛の洗濯法。 8. 消費者の洗濯法の洗浄サイクル前の前処理サイクルにおいて、請求項2 に記載の洗濯組成物少なくとも50ppmと布帛を接触させる、布帛の洗濯法。 9. 消費者の洗濯法において請求項1に記載の洗濯添加剤組成物少なくとも 50ppmと布帛を接触させる、洗濯された布帛にカラーケア上の利益を与える ための方法。
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